XG-3358 ハードウェアマニュアル

XG Series
XG-3358
Cortex-A8 AM3358 CPU BOARD
Hardware Manual
Rev 1.0
ALPHA PROJECT
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Copyright©2014 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
XG-3358
XG Series
ご使用になる前に
このたびは XG-3358 をお買い上げいただき誠にありがとうございます。
本製品をお役立て頂くために、このマニュアルを十分お読みいただき、正しくお使い下さい。
今後共、弊社製品をご愛顧賜りますよう宜しくお願いいたします。
梱包内容
本製品は、下記の品より構成されております。梱包内容をご確認のうえ、万が一、不足しているものがあれば
お買い上げの販売店までご連絡ください。
XG-3358 梱包内容
●XG-3358
1枚
●CD-ROM
1枚
●電源ハーネス
1本
●保証書
1枚
■本製品の内容及び仕様は予告なしに変更されることがありますのでご了承ください。
取り扱い上の注意
●本製品には、民生用の一般電子部品が使用されています。宇宙、航空、医療、原子力、運輸、交通、各種安
全装置などで人命、事故に関わる特別な品質、信頼性が要求される用途でのご使用はご遠慮ください。
●極端な高温下や低温下、または振動の激しい環境での使用はご遠慮ください。
●水中、高湿度、油の多い環境でのご使用はご遠慮ください。
●腐食性ガス、可燃性ガス等の環境中でのご使用はご遠慮ください。
●基板の表面が水に濡れていたり、金属に接触した状態で電源を投入しないでください。
●定格を越える電源を加えないでください。
■ノイズの多い環境での動作は保証しかねますのでご了承ください。
■発煙や発火、異常な発熱があった場合には、すぐに電源を切ってください。
■本書に記載される製品および技術のうち、「外国為替および外国貿易法」に定める規制貨物等(技術)に該当するものを輸
出または国外に持ち出す場合には同法に基づく輸出許可が必要です。
■本製品に付属するマニュアル、回路図の著作権は(株)アルファプロジェクトが保有しております。これらを無断で転用、
掲載、譲渡、配布することは禁止します。
保証
■本製品は万全の注意を払って製作されていますが、万一初期不良品であった場合、お買い上げ頂いた販売店へ保証書を
添えてご返却ください。(弊社より直接お買い上げのお客様については、出荷時に全て登録済みとなっております。)
■万が一、本製品を使用して事故または損失が発生した場合、弊社では一切その責を負いません。
■本製品を仕様範囲を越える条件において使用された場合については、動作は保証されません。
■製品を改造した場合、保証は一切適用されません。
■他社製品との接続互換性および相性問題は保証いたしません。
■故障品の修理は、故障箇所の修理または新品もしくは同等品との交換をもって対応とします。
個々の故障原因の解析および搭載デバイスの調査解析についての報告はおこなっておりませんのでご了承ください。
■保証内容、免責等につきましては、添付の保証書をご覧ください。
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参考資料
本製品に付属している CD-ROM には、下記の参考資料が収録または入手先が紹介されておりますので、本マニュアルと
合わせてご覧ください。
■AM3358 Sitara ARM Mocroprocessors
TEXAS INSTRUMENTS
■その他各社デバイスデータシート
参考URL
デバイスの最新資料につきましては、各メーカーのホームページよりご参照ください。
■TEXAS INSTRUMENTS
http://www.tij.co.jp
■TEXAS INSTRUMENTS Processor Wiki
http://processors.wiki.ti.com
TEXAS INSTRUMENTS Processor Wiki(英語ページ)には、非常に多くの技術情報が掲載されています。
マニュアルなどに掲載されていない情報もありますので、是非ご利用ください。
XG -3358 ハードウェアマニュアル
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XG Series
目
1.
2.
3.
4.
次
概要
1
1.1
製品概要.............................................................. 1
1.2
機能及び特長 .......................................................... 1
1.3
仕様概要.............................................................. 3
1.4
外形仕様.............................................................. 5
1.5
回路構成.............................................................. 7
1.6
メモリマップ .......................................................... 8
1.7
ピンアサイン ......................................................... 10
機能
14
2.1
ブートモードの設定 ................................................... 14
2.2
FlashROM ........................................................... 16
2.3
SPI FlashMemory .................................................... 17
2.4
SDRAM.............................................................. 18
2.5
電源回路............................................................. 19
2.6
LED ................................................................. 22
2.7
RTC(リアルタイムクロック) ........................................... 23
2.8
EEPROM ............................................................ 25
2.9
リセット............................................................. 26
外部インタフェース
27
3.1
イーサネットインタフェース ........................................... 27
3.2
USB インタフェース .................................................. 29
3.3
LCD インタフェース .................................................. 30
3.4
シリアルインタフェース ............................................... 31
3.5
CAN インタフェース .................................................. 32
3.6
microSD カードスロット .............................................. 33
3.7
無線 LAN モジュールインタフェース .................................... 34
3.8
XBee モジュールインタフェース ....................................... 36
3.9
AUDIO インタフェース................................................ 37
3.10
JTAG インタフェース ................................................ 39
3.11
拡張コネクタ ....................................................... 40
テクニカルデータ
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42
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5.
4.1
外形寸法............................................................. 42
4.2
回路図............................................................... 43
4.3
外部回路との接続方法 ................................................. 43
関連製品のご案内
44
5.1
無線 LAN モジュール .................................................. 44
5.2
Linux 開発キット ..................................................... 45
5.3
周辺拡張アダプタ ..................................................... 46
5.4
CAN トランシーバアダプタ ............................................ 47
5.5
タッチパネル LCD キット .............................................. 48
5.6
AC アダプタ.......................................................... 48
5.7
拡張コネクタセット ................................................... 48
5.8
JTAG 変換基板 ....................................................... 49
6.
製品サポートのご案内
50
7.
エンジニアリングサービスのご案内
51
XG -3358 ハードウェアマニュアル
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1.
概要
1.1
製品概要
XG-3358 は、CPU コアに ARM Cortex-A8 を採用したマイクロプロセッサ「AM3358」(TEXAS INSTRUMENTS)を搭載し
た汎用 CPU ボードです。
多様なインタフェースを搭載し、標準 OS に Linux を採用しているので、高度な組み込みアプリケーションを容易に構築する
ことができます。また、外部接続コネクタへ外部拡張に必要な信号を引き出してありますので、各種試作用途及び小ロットの
製品への適用など、幅広い対応が可能です。
1.2
機能及び特長
■
TEXAS INSTRUMENTS 社製
Cortex™-A8 マイクロプロセッサ「AM3358」を搭載
AM3358 は CPU コアに ARM Cortex-A8 を採用し、多様なインタフェースを内蔵した高性能マイクロプロセッサです。
動作周波数は最大 1GHz で、高度な通信処理や演算処理等を実現することができます。
また、周辺機能として、Ethernet 、USB、microSD、CAN、UART、SPI、I2C、RTC、LCD、AUDIO 等を搭載し、ネッ
トワーク機器、医療機器、産業機器など、幅広い分野に利用することができます。
■
標準OSにLinuxを採用
標準OSにLinuxを採用することにより、高度なネットワーク機能や、ヒューマンインタフェースを備えた機器を容易に開
発することができます。また、世界中のプログラマによって日々開発される膨大なオープンソースソフトウェア資産をロ
イヤリティフリーで利用することができます。
■
NOR FlashROM 32MByte、DDR3 SDRAM 128MByte搭載
■
多様なインタフェースを搭載
- Ethernet 10/100/1000BASE-TX
- USB2.0ホストインタフェース(Hi-Speed対応)
- USB2.0ホスト/ファンクションインタフェース(OTG Hi-Speed対応)
- microSDカードインタフェース
- UARTインタフェース
- CANインタフェース
- 無線LANモジュールインタフェース
- Xbee無線モジュールインタフェース
- リアルタイムクロック(外部バックアップ可能)
- LCDインタフェース
- AUDIO入出力インタフェース
- 外部拡張バス
-EMIFバス、UARTインタフェース、I2Cインタフェース、MCASPインタフェース、GPIO etc
- JTAG インタフェース
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1
ALPHAPROJECT
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■
外部拡張が容易
外部接続用コネクタ(60Pin×2 未実装)へ拡張に必要な信号線を引き出してありますので、外部拡張が容易です。
■
回路図を全て公開
回路図は全て公開されていますので、回路動作の確認やデバッグにお役立ていただけます。
また、教育や研修用途にも最適です。
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2
ALPHAPROJECT
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XG-3358
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1.3
仕様概要
XG-3358 仕様
機能
仕様
CPU
AM3358ZCZ100
クロック
ベースクロック 24MHz 水晶振動子
CPU クロック 最大 1GHz
GPMC バスクロック
DDR クロック
100 MHz
400 MHz
メモリ
NOR FlashROM 32MByte(S29GL256 Spansion 相当品)
DDR3-SDRAM 128MByte(MT41J64M16 Micron 相当品)
Serial Flash 16M~64Mbyte(N25Qxxx 未実装)
EEPROM 1Kbit(24LC01 相当品)
シリアル I/F
調歩同期式 4チャネル
UART0 はシリアルインタフェースコネクタに接続(TTL レベル)
他チャンネルは GPIO 端子と兼用
USB I/F
USB2.0 Host/Function(OTG、HIGH-SPEED 対応) 1 チャネル
USB2.0 Host(HIGH-SPEED 対応) 1 チャネル
※ Host、Function は排他使用
Ethernet I/F
CPU 内蔵イーサネットコントローラ
10/100/1000Base-TX 1チャネル
Ethernet トランシーバ KSZ9021RN(Micrel)
SD/MMC カード I/F
SD/MMC インタフェース 2チャネル
MMC0は microSD カードコネクタに接続
CAN I/F
CAN インタフェース 2チャネル
DCAN0 は CAN インタフェースコネクタに接続(TTL レベル)
SPI
Slave/Host 選択式 2 チャネル
SPI0 は SPI FLASH(未実装)に接続
SPI1 は SPI インタフェースコネクタに接続(無線 LAN モジュール接続用)
タイマ
32bit 汎用タイマ 8チャネル
ウォッチドッグタイマ 1 チャネル
RTC
カレンダ機能 外部 32.768KHz(20ppm) 水晶振動子接続 最大日差±2 秒
電気二重層コンデンサによるバックアップ
外部バックアップ電源によるバックアップ可能
パラレル I/O
49 本(兼用端子を含む)
リセット
リセット SW 搭載
外部拡張コネクタ(未実装)からのリセットも可能
CPU 内蔵 LCD コントローラ
LCD コネクタに接続(RGB565)
タッチパネル LCD キット(オプション)に対応
AUDIO I/F
ライン入力 1 チャネル
ヘッドフォン出力 1 チャネル
LED
モニタ LED 2 個(I/O ポートに接続)
電源 LED 1 個
オプションモジュール
無線 LAN モジュール
XBee モジュール
*無線 LAN モジュールと XBee モジュールは排他使用
JTAG
JTAG インタフェース
14pin FPC コネクタ
電源
DC 5.0V±5%
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3
※
ALPHAPROJECT
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消費電流
Typ 約 4.0W (1000Base 接続、外部ストレージ未使用時)
Typ 約 2.0W (100Base 接続、外部ストレージ未使用時)
Max 約 5.0 W
使用環境条件
温度 0℃ ~ 60℃ (結露なし)
寸法
100×80 mm(突起物を除く)
Table 1.3-1
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4
仕様概要
ALPHAPROJECT
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1.4
外形仕様
CN2
CN6
CN8
CN3
CN12
J2
CN7
J1
CN11
CN5
PJ1
CN4
CN1
Fig 1.4-1
ボード外観
部品面
CN10
CN9B
SD1
CN9A
Fig 1.4-2
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ボード外観
5
裏面
ALPHAPROJECT
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コネクタ番号
用途
コネクタ型番/メーカー
備考
CN1
バス、I/O 拡張コネクタ
HIF3H-60PB-2.54DSA(71)/ヒロセ
未実装
CN2
I/O 拡張コネクタ
HIF3H-60PB-2.54DSA(71)/ヒロセ
未実装
CN3
LAN コネクタ
0826-1X1T-23-F/BelFuse
CN4
USB A コネクタ
CU01SAH1S00/CVILUX
CN5
USB micro AB コネクタ
ZX62-AB-5PA(11)/ヒロセ
CN6
シリアルインタフェースコネクタ
B6P-SHF-1AA/日圧
CN7
CAN コネクタ
B5B-EH/日圧
CN8
無線 LAN モジュールコネクタ
DF12(3.0)-20DP-0.5(86)/ヒロセ
CN9A/9B
Xbee モジュールコネクタ
2mmx10pin / 不問
CN10
LCD
XF2M-4015-1A/OMRON
CN11
電源コネクタ
B2B-EH/日圧
CN12
JTAG コネクタ
XF2M-1415-1A/OMRON
J1
J2
AUDIO ヘッドフォン出力コネクタ
SJ-3523-SMT/FCI
(ステレオミニジャック)
AUDIO ライン入力コネクタ
SJ-3523-SMT/FCI
(ステレオミニジャック)
PJ1
電源コネクタ(DC-JACK)
PJ-002AH/CUI
SD1
microSD スロット
DM3BT-DSF-PEJS/ヒロセ
Table 1.4-3
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未実装
使用コネクタ一覧
6
ALPHAPROJECT
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1.5
回路構成
GPMC_A
CN2
GPIO
MPU
拡張コネクタ
MMC0
SD1
microSD
SPI1
CN8
GPIO
拡張コネクタ
AM3358
Cortex-A8
GPMC_ALE
Max 1GHz
GPMC_nCS0
NOR
FLASHROM
32MByte
LATCH
DDR_BA[2..0]
WiFi Module
DDR3
SDRAM
128MByte
DDR_A[14..0]
UART0
CN6
DDR_D[15..0]
Serial
DDR_nCS0
DCAN0
CN7
SPI
FLASH
SPI0
CAN
UART1
CN9
A/B
XBee
CN1
GPMC_D[15..0]
未実装
GRMII
I2C
RTC
Ethernet
10/100/1000BASE
CN3
PHY
Ethernet
32.768K
25MHz
USB1
CN4
EEPROM
USB A
USB0
CN11
DC5V
CN5
+1.1V
PMIC
USB Micro AB
+1.32V
電源コネクタ
LCDC
CN10
+1.5V
PJ1
I2C
+1.8V
LCD
DC ジャック
AUDIO
CODEC
MCBSP1
+3.3V
SW-REG
J1
AUDIO IN
J2
SYS_BOOT
SW
CN12
MONITOR
LED
AUDIO OUT
JTAG
JTAG
RESET SW
24MHz
Fig 1.5-1
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XG-3358 構成ブロック図
7
ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
1.6
メモリマップ
1.6.1 AM3358 メモリマップ
AM3358 L3 Memory Map
ブロック名
スタートアドレス
エンドアドレス
サイズ
GPMC
0x0000_0000
0x1FFF_FFFF
512MB
Boot ROM
0x4000_0000
0x4001_FFFF
128KB
内容
8-/16-bit External Memory(Ex/R/W)
0x4002_0000
0x4002_BFFF
48KB
32-bit Ex/R – Public
SRAM internal
0x402F_0400
0x402F_FFFF
63KB
32-bit Ex/R/W
L3 OCMC0
0x4030_0000
0x4030_FFFF
64KB
32-bit Ex/R/W OCMC SRAM
L3F CFG Regs
0x4400_0000
0x443F_FFFF
4MB
L3Fast configuration registers
L3S CFG Regs
0x4480_0000
0x44BF_FFFF
4MB
L3Slow configuration registers
L4_WKUP
0x44C0_0000
0x44FF_FFFF
4MB
L4_WKUP
McASP0 Data
0x4600_0000
0x463F_FFFF
4MB
McASP0 Data Registers
McASP1 Data
0x4640_0000
0x467F_FFFF
4MB
McASP1 Data Registers
USBSS
0x4740_0000
0x4740_0FFF
20KB
USB Subsystem Registers
USB0
0x4740_1000
0x4740_12FF
USB0 Controller Registers
USB0_PHY
0x4740_1300
0x4740_13FF
USB0 PHY Registers
USB0 Core
0x4740_1400
0x4740_17FF
USB0 Core Registers
USB1
0x4740_1800
0x4740_1AFF
USB1 Controller Registers
USB1_PHY
0x4740_1B00
0x4740_1BFF
USB1 PHY Registers
USB1 Core
0x4740_1C00
0x4740_1FFF
USB1 Core Registers
USB CPPI DMA
0x4740_2000
0x4740_2FFF
USB CPPI DMA Controller Registers
USB CPPI DMA
0x4740_3000
0x4740_3FFF
USB CPPI DMA Scheduler Registers
USB Queue Manager
0x4740_4000
0x4740_4FFF
USB Queue Manager Registers
MMCHS2
0x4781_0000
0x4781_FFFF
64KB
MMCHS2
L4_PER
0x4800_0000
0x48FF_FFFF
16MB
L4 Peripheral
TPCC
0x4900_0000
0x490F_FFFF
1MB
EDMA3 Channel Controller Registers
TPTC0
0x4980_0000
0x498F_FFFF
1MB
EDMA3 Transfer Controller 0 Registers
TPTC1
0x4990_0000
0x499F_FFFF
1MB
EDMA3 Transfer Controller 1 Registers
TPTC2
0x49A0_0000
0x49AF_FFFF
1MB
EDMA3 Transfer Controller 2 Registers
L4_FAST
0x4A00_0000
0x4AFF_FFFF
16MB
DebugSS_DRM
0x4B16_0000
0x4B16_0FFF
4KB
Debug Subsystem: Debug Resource Manager
DebugSS_ETB
0x4B16_2000
0x4B16_2FFF
4KB
Debug Subsystem: Embedded Trace Buffer
EMIF0
0x4C00_0000
0x4CFF_FFFF
16MB
EMIF0 Configuration registers
GPMC
0x5000_0000
0x50FF_FFFF
16MB
GPMC Configuration registers
ADC_TSC DMA
0x54C0_0000
0x54FF_FFFF
16MB
ADC_TSC DMA Port
Fig 1.6-1
L4_FAST
メモリマップ
各ブロックの詳細なメモリマップにつきましては、TI 社より発行されている「AM335x ARM® Cortex™ -A8
Microprocessors Technical Reference Manual」を参照してください。
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8
ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
1.6.2 外部バスメモリマップ
GPMC CS0 Area Memory Map
スタートアドレス
エンドアドレス
サイズ
デバイス
0x0000 0000
0x01FF FFFF
32MByte
NOR FlashROM 16MByte
備考
EMIF0 SDRAM Area Memory Map
スタートアドレス
エンドアドレス
サイズ
デバイス
0X8000 0000
0x87FF FFFF
128MByte
DDR3-SDRAM 128Mbyte
Fig 1.6-2
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備考
外部バスメモリマップ
9
ALPHAPROJECT
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XG Series
1.7
ピンアサイン
AM3358 は、多くの端子が複数の機能の兼用端子となっており、内部の Mux でピンの機能を設定します。
XG-3358 では AM3358 のピンを下表のようにアサインしています。
ボード上で使用する機能。必ず設定してください。
無線 LAN などのオプションデバイスを機能させる場合に使用する機能。デバイスを使用しない場合には他機能で使用できます。
MODE
0
GPMC_AD0
GPMC_AD1
GPMC_AD2
GPMC_AD3
GPMC_AD4
GPMC_AD5
GPMC_AD6
GPMC_AD7
GPMC_AD8
GPMC_AD9
GPMC_AD10
GPMC_AD11
1
GPMC_A2_MUX0
GPMC_A3_MUX0
MMC1_DAT2_MU
X2
MMC1_DAT3_MU
X2
MMC1_DAT4_MU
X2
MMC1_DAT5_MU
X2
MMC1_DAT6_MU
X2
MMC1_DAT7_MU
X2
LCD_DATA23
LCD_DATA22
LCD_DATA21
LCD_DATA20
LCD_DATA17
LCD_DATA16
GMII2_TXEN
GMII2_RXDV
GMII2_TXD3
GMII2_TXD2
MMC1_DAT0_MU
MMC2_DAT4_MU
EHRPWM2A_MU
PR1_MII_MT0_C
X0
X1
X1
LK_MUX0
MMC1_DAT1_MU
MMC2_DAT5_MU
EHRPWM2B_MU
X0
X1
X1
MMC2_DAT6_MU
X1
MMC1_DAT3_MU
MMC2_DAT7_MU
EHRPWM0_SYNC
PR1_MII0_TXD3
X0
X1
O_MUX1
_MUX0
MMC1_DAT4_MU
MMC2_DAT0_MU
EQEP2A_IN_MU
PR1_MII0_TXD2
PR1_PRU0_PRU_
X0
X1
X1
_MUX0
R30[14]
MMC1_DAT5_MU
MMC2_DAT1_MU
EQEP2B_IN_MU
PR1_MII0_TXD1
PR1_PRU0_PRU_
X0
X1
X1
_MUX0
R30[15]
MMC1_DAT6_MU
MMC2_DAT2_MU
EQEP2_INDEX_
PR1_MII0_TXD0
PR1_PRU0_PRU_
X0
X1
MUX1
_MUX0
R31[14]
MMC1_DAT7_MU
MMC2_DAT3_MU
EQEP2_STROBE
X0
X1
_MUX1
RGMII2_TCTL
RMII2_TXEN
RGMII2_RCTL
RGMII2_TD3
RGMII2_TD2
GPMC_A18_MUX
X0
0
MMC2_DAT2_MU
GPMC_A19_MUX
X0
0
GPMC_A6_MUX0
GMII2_TXCLK
RGMII2_TCLK
GPMC_A9_MUX0
GPMC_A10_MUX
0
GPMC_A11_MUX
0
GPMC_WAIT0
GMII2_RXD2
GMII2_RXD1
GMII2_RXD0
GMII2_CRS
RGMII2_RCLK
RGMII2_RD3
RGMII2_RD2
RGMII2_RD1
RGMII2_RD0
GPMC_CSN4
LK
MMC2_DAT1_MU
RMII2_TXD0
GPMC_A20_MUX
0
GPMC_A21_MUX
0
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PR1_MII1_TXD3
PR1_MII1_TXD2
PR1_MII1_TXD1
PR1_MII1_TXD0
PR1_MII1_RXD3
PR1_PRU0_PRU_
R31[15]
ZONE_INPUT_M
EHRPWM0_SYNC
O_MUX1
EHRPWM1A_MU
X1
EHRPWM1B_MU
X1
EQEP1A_IN_MU
X1
EQEP1B_IN_MU
X1
GPMC_A22_MUX
0
MMC2_DAT5_MU
GPMC_A23_MUX
X0
0
MMC2_DAT6_MU
GPMC_A24_MUX
X0
0
MMC2_DAT7_MU
GPMC_A25_MUX
PR1_MII_MR1_C
MCASP0_FSX_M
X0
0
LK
UX3
RMII2_RXD1
RMII2_RXD0
RMII2_CRS_DV
GPMC_A26_MUX
0
GPMC_A27_MUX
0
MMC1_SDCD_M
UX0
PR1_MII1_RXD1
PR1_MII1_RXD0
PR1_MII1_RXDV
PR1_MII1_RXER
PR1_MII1_COL
拡張
コネクタ
ボード
使用機能
gpio1[0]
CN1.28
GPMC
gpio1[1]
CN1.27
GPMC
gpio1[2]
CN1.26
GPMC
gpio1[3]
CN1.25
GPMC
gpio1[4]
CN1.24
GPMC
gpio1[5]
CN1.23
GPMC
gpio1[6]
CN1.22
GPMC
gpio1[7]
CN1.21
GPMC
gpio0[22]
CN1.20
GPMC
gpio0[23]
CN1.19
GPMC
gpio0[26]
CN1.18
GPMC
gpio0[27]
CN1.17
GPMC
gpio1[12]
CN1.16
GPMC
gpio1[13]
CN1.15
GPMC
gpio1[14]
CN1.14
GPMC
gpio1[15]
CN1.13
GPMC
gpio1[16]
CN2.20
gpio1[17]
CN1.1
GPMC
gpio1[18]
CN1.2
GPMC
gpio1[19]
CN1.3
GPMC
gpio1[20]
CN1.4
GPMC
gpio1[21]
CN1.5
GPMC
gpio1[22]
CN1.6
GPMC
gpio1[23]
CN1.7
GPMC
gpio1[24]
CN1.8
GPMC
gpio1[25]
CN1.9
GPMC
gpio1[26]
CN1.10
GPMC
gpio1[27]
CN2.21
gpio0[30]
CN2.18
UX1
X0
PR1_MII1_RXD2
7
EHRPWM1_TRIP
MMC2_DAT4_MU
Table 1.7-1
XG -3358 ハードウェアマニュアル
P_CAPIN_APWM
PR1_MII_MT1_C
0
RGMII2_TD0
PR1_ECAP0_ECA
0
GPMC_A17_MUX
GMII2_TXD0
_MUX0
GPMC_A16_MUX
X0
GPMC_A5_MUX0
PR1_MII0_TXEN
_O_MUX0
MMC2_DAT0_MU
RMII2_TXD1
GMII2_RXD3
ZONE_INPUT_M
UX1
RGMII2_TD1
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X0
GMII2_TXD1
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EHRPWM2_TRIP
MMC1_DAT2_MU
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GPMC_A7_MUX0
6
X2
LCD_DATA18
GPMC_A1_MUX0
5
MMC1_DAT1_MU
GPMC_AD13
GPMC_A0_MUX0
4
X2
LCD_DATA19
GPMC_AD15
3
MMC1_DAT0_MU
GPMC_AD12
GPMC_AD14
2
EQEP1_INDEX_
MUX1
EQEP1_STROBE
_MUX1
MCASP0_ACLKX
_MUX3
MCASP0_AXR0_
MUX3
MCASP0_AXR1_
MUX3
UART4_RXD_MU
X2
ピンアサイン(1/4)
10
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3358
XG Series
MODE
0
GPMC_WPN
GPMC_BE1N_
MUX0
1
2
3
4
5
6
MMC2_SDCD_
PR1_MII1_TXE
UART4_TXD_
MUX0
N
MUX2
PR1_MII1_RXL
MCASP0_ACLK
INK
R_MUX3
GPMC_CSN2
Ether
gpio1[28]
CN2.22
LCD
gpio1[29]
CN1.31
GPMC
gpio1[30]
CN2.23
gpio1[31]
CN2.24
gpio2[0]
CN2.25
gpio2[1]
CN2.26
TIMER4_MUX3
gpio2[2]
CN1.29
GPMC
TIMER7_MUX3
gpio2[3]
CN1.32
GPMC
TIMER6_MUX3
gpio2[4]
CN1.30
GPMC
gpio2[5]
CN2.27
LED2
gpio2[6]
CN1.35
LCD *1
gpio2[7]
CN1.36
LCD *1
gpio2[8]
CN1.37
LCD *1
gpio2[9]
CN1.38
LCD *1
gpio2[10]
CN1.39
LCD *1
gpio2[11]
CN1.40
LCD *1
gpio2[12]
CN1.41
LCD *1
gpio2[13]
CN1.42
LCD *1
gpio2[14]
CN1.43
LCD *1
gpio2[15]
CN1.44
LCD *1
gpio2[16]
CN1.45
LCD *1
gpio2[17]
CN1.46
LCD *1
gpio0[8]
CN1.47
LCD *1
gpio0[9]
CN1.48
LCD *1
gpio0[10]
CN1.49
LCD *1
gpio0[11]
CN1.50
LCD *1
gpio2[22]
CN1.51
LCD *1
gpio2[23]
CN1.52
LCD *1
gpio2[24]
CN1.53
LCD *1
gpio2[25]
CN1.54
LCD *1
GMII2_COL
GPMC_CSN6
RMII2_RXER
MMC2_DAT3_
MUX0
GPMC_CLK_M
MMC1_CLK_M
PR1_EDIO_DA
UX1
UX0
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PR1_EDIO_DA
MUX1
UX0
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LCD_MEMORY
UX0
_CLK_MUX0
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ALE
GPMC_OEN_R
EN
GPMC_WEN
GPMC_BE0N_C
GPMC_DIR
LCD_DATA0
LCD_DATA1
LCD_DATA2
LCD_DATA3
LCD_DATA4
LCD_DATA5
LCD_DATA6
LCD_DATA7
LCD_DATA8
LCD_DATA9
LCD_DATA10
LCD_DATA11
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LCD_DATA15
LCD_VSYNC
LCD_HSYNC
LCD_PCLK
GPMC_WAIT1
PR1_EDIO_DA
TA_OUT6_MU
X0
PR1_EDIO_DA
TA_OUT7_MU
X0
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
U_R30[12]
U_R31[12]
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
U_R30[13]
U_R31[13]
MMC2_CMD_M
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PR1_MDIO_DA
UX0
_MUX0
TA
MMC2_CLK_M
PR1_MII1_CRS
PR1_MDIO_M
MCASP0_FSR_
UX0
_MUX0
DCLK
MUX3
EMU4_MUX0
TIMER5_MUX3
LE
GPMC_A0_MU
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EHRPWM2A_M
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
X1
_CLK_MUX1
UX0
U_R30[0]
U_R31[0]
GPMC_A1_MU
PR1_MII0_TXE
EHRPWM2B_M
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
X1
N_MUX1
UX0
U_R30[1]
U_R31[1]
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
U_R30[2]
U_R31[2]
EHRPWM2_TR
GPMC_A2_MU
PR1_MII0_TX
X1
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GPMC_A3_MU
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EHRPWM0_SY
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
X1
D2_MUX1
NCO_MUX0
U_R30[3]
U_R31[3]
GPMC_A4_MU
PR1_MII0_TX
EQEP2A_IN_M
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
X1
D1_MUX1
UX0
U_R30[4]
U_R31[4]
GPMC_A5_MU
PR1_MII0_TX
EQEP2B_IN_M
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
X1
D0_MUX1
UX0
U_R30[5]
U_R31[5]
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
U_R30[6]
U_R31[6]
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
U_R30[7]
U_R31[7]
IPZONE_INPU
T_MUX0
GPMC_A6_MU
PR1_EDIO_DA
EQEP2_INDEX
X1
TA_IN6_MUX1
_MUX0
GPMC_A7_MU
PR1_EDIO_DA
EQEP2_STROB
X1
TA_IN7_MUX1
E_MUX0
GPMC_A12_M
UX0
EHRPWM1_TR
IPZONE_INPU
T_MUX0
PR1_EDIO_DA
TA_OUT6_MU
X1
PR1_EDIO_DA
TA_OUT7_MU
X1
MCASP0_ACLK
UART5_TXD_
PR1_MII0_RX
UART2_CTSN_
X_MUX1
MUX2
D3
MUX1
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EHRPWM0_SY
MCASP0_FSX_
UART5_RXD_
PR1_MII0_RX
UART2_RTSN_
UX0
NCO_MUX0
MUX1
MUX2
D2
MUX1
GPMC_A14_M
EHRPWM1A_M
MCASP0_AXR0
PR1_MII0_RX
UART3_CTSN_
UX0
UX0
_MUX1
D1
MUX1
GPMC_A15_M
EHRPWM1B_M
MCASP0_AHCL
MCASP0_AXR2
PR1_MII0_RX
UART3_RTSN_
UX0
UX0
KR_MUX1
_MUX2
D0
MUX1
GPMC_A16_M
EQEP1A_IN_M
MCASP0_ACLK
MCASP0_AXR2
PR1_MII0_RXL
UART4_CTSN_
UX1
UX0
R_MUX1
_MUX3
INK
MUX1
GPMC_A17_M
EQEP1B_IN_M
MCASP0_FSR_
MCASP0_AXR3
PR1_MII0_RXE
UART4_RTSN_
UX1
UX0
MUX1
_MUX3
R
MUX1
GPMC_A18_M
EQEP1_INDEX
MCASP0_AXR1
UART5_RXD_
PR1_MII_MR0
UART5_CTSN_
UX1
_MUX0
_MUX1
MUX1
_CLK
MUX1
GPMC_A19_M
EQEP1_STROB
MCASP0_AHCL
MCASP0_AXR3
PR1_MII0_RX
UART5_RTSN_
UX1
E_MUX0
KX_MUX1
_MUX2
DV
MUX1
GPMC_A8_MU
PR1_EDIO_DA
PR1_EDIO_DA
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
X1
TA_IN2
TA_OUT2
U_R30[8]
U_R31[8]
GPMC_A9_MU
PR1_EDIO_DA
PR1_EDIO_DA
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
X1
TA_IN3
TA_OUT3
U_R30[9]
U_R31[9]
GPMC_A10_M
PR1_MII0_CRS
PR1_EDIO_DA
PR1_EDIO_DA
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
UX1
_MUX1
TA_IN4
TA_OUT4
U_R30[10]
U_R31[10]
LCD_AC_BIAS
GPMC_A11_M
PR1_MII1_CRS
PR1_EDIO_DA
PR1_EDIO_DA
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
_EN
UX1
_MUX1
TA_IN5
TA_OUT5
U_R30[11]
U_R31[11]
GPMC_A20_M
UART4_CTSN_
UART1_DCDN
PR1_PRU0_PR
PR1_PRU0_PR
UX1
MUX0
_MUX1
U_R30[8]
U_R31[8]
GPMC_A21_M
UART4_RTSN_
UART1_DSRN_
PR1_PRU0_PR
PR1_PRU0_PR
UX1
MUX0
MUX1
U_R30[9]
U_R31[9]
GPMC_A22_M
UART5_CTSN_
UART3_RXD_
UART1_DTRN_
PR1_PRU0_PR
PR1_PRU0_PR
UX1
MUX0
MUX2
MUX1
U_R30[10]
U_R31[10]
GPMC_A23_M
UART5_RTSN_
UART3_TXD_
UART1_RIN_M
PR1_PRU0_PR
PR1_PRU0_PR
UX1
MUX0
MUX2
UX1
U_R30[11]
U_R31[11]
GPMC_A24_M
UART3_CTSN_
UART2_RXD_
DCAN1_TX_M
PR1_PRU0_PR
PR1_PRU0_PR
UX1
MUX0
MUX2
UX2
U_R30[12]
U_R31[12]
GPMC_A25_M
UART3_RTSN_
UART2_TXD_
DCAN1_RX_M
PR1_PRU0_PR
PR1_PRU0_PR
UX1
MUX0
MUX2
UX2
U_R30[13]
U_R31[13]
MMC0_DAT3
MMC0_DAT2
MMC0_DAT1
MMC0_DAT0
MMC0_CLK
MMC0_CMD
ボード
使用機能
CN2.19
GPMC_CSN5
GPMC_CLK_M
拡張
コネクタ
gpio0[31]
GMII2_RXER
GPMC_CSN0
GPMC_CSN1
7
TIMER5_MUX0
TIMER6_MUX0
Table 1.7-1
XG -3358 ハードウェアマニュアル
Copyright©2014 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
LED1
gpio2[26]
microSD
gpio2[27]
microSD
gpio2[28]
microSD
gpio2[29]
microSD
gpio2[30]
microSD
gpio2[31]
microSD
ピンアサイン(2/4)
11
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3358
XG Series
MODE
0
GMII1_COL
GMII1_CRS
GMII1_RXER
GMII1_TXEN
GMII1_RXDV
GMII1_TXD3
GMII1_TXD2
GMII1_TXD1
GMII1_TXD0
GMII1_TXCLK
GMII1_RXCLK
GMII1_RXD3
GMII1_RXD2
GMII1_RXD1
GMII1_RXD0
RMII1_REFCLK
MDIO_DATA
MDIO_CLK
SPI0_SCLK
SPI0_D0
SPI0_D1
SPI0_CS0
SPI0_CS1
1
2
3
4
5
6
SPI1_SCLK_M
UART5_RXD_
MCASP1_AXR2
MMC2_DAT3_
MCASP0_AXR2
UX1
MUX0
_MUX1
MUX2
_MUX4
RMII1_CRS_D
SPI1_D0_MUX
I2C1_SDA_MU
MCASP1_ACLK
UART5_CTSN_
UART2_RXD_
V
1
X0
X_MUX1
MUX2
MUX1
SPI1_D1_MUX
I2C1_SCL_MU
MCASP1_FSX_
UART5_RTSN_
UART2_TXD_
1
X0
MUX1
MUX2
MUX1
MCASP1_AXR0
EQEP0_INDEX
MMC2_CMD_M
_MUX1
_MUX1
UX2
UART5_TXD_
MCASP1_ACLK
MMC2_DAT0_
MCASP0_ACLK
MUX1
X_MUX0
MUX2
R_MUX2
UART4_RXD_
MCASP1_FSX_
MMC2_DAT1_
MCASP0_FSR_
MUX0
MUX0
MUX2
MUX2
UART4_TXD_
MCASP1_AXR0
MMC2_DAT2_
MCASP0_AHCL
MUX0
_MUX0
MUX2
KX_MUX2
MCASP1_FSR_
MCASP1_AXR1
EQEP0A_IN_M
MMC1_CMD_M
MUX1
_MUX0
UX1
UX1
MCASP1_AXR2
MCASP1_ACLK
EQEP0B_IN_M
MMC1_CLK_M
_MUX0
R_MUX0
UX1
UX1
MMC1_DAT0_
UART1_DCDN
MCASP0_ACLK
MUX1
_MUX0
X_MUX2
MMC1_DAT1_
UART1_DSRN_
MCASP0_FSX_
MUX1
MUX0
MUX2
MMC1_DAT2_
UART1_DTRN_
MCASP0_AXR0
MUX1
MUX0
_MUX2
MMC1_DAT3_
UART1_RIN_M
MCASP0_AXR1
MUX1
UX0
_MUX2
MCASP1_AXR3
MCASP1_FSR_
EQEP0_STROB
MMC2_CLK_M
_MUX0
MUX0
E_MUX1
UX2
MCASP1_AHCL
MCASP1_AHCL
MCASP1_ACLK
MCASP0_AXR3
RMII2_REFCLK
RMII1_RXER
RMII1_TXEN
LCD_MEMORY
_CLK_MUX1
DCAN0_TX_M
UX0
DCAN0_RX_M
UX0
RMII1_TXD1
RMII1_TXD0
UART2_RXD_
MUX0
UART2_TXD_
MUX0
UART3_RXD_
MUX0
UART3_TXD_
MUX0
RMII1_RXD1
RGMII1_TCTL
RGMII1_RCTL
RGMII1_TD3
RGMII1_TD2
RGMII1_TD1
RGMII1_TD0
RGMII1_TCLK
RGMII1_RCLK
TIMER4_MUX0
MMC0_DAT7
MMC0_DAT6
RGMII1_RD3
MMC0_DAT5
RGMII1_RD2
MMC0_DAT4
RGMII1_RD1
RMII1_RXD0
RGMII1_RD0
KX_MUX0
KR_MUX0
R_MUX1
_MUX4
XDMA_EVENT
SPI1_CS0_MU
UART5_TXD_
MCASP1_AXR3
MMC0_POW_M
MCASP1_AHCL
_INTR2_MUX0
X1
MUX0
_MUX1
UX0
KX_MUX1
UART5_RXD_
UART3_CTSN_
MMC0_SDCD_
MMC1_CMD_M
MMC2_CMD_M
MUX3
MUX2
MUX2
UX2
UX1
UART5_TXD_
UART3_RTSN_
MMC0_SDWP_
MMC1_CLK_M
MMC2_CLK_M
UX1
TIMER6_MUX2
TIMER5_MUX2
MUX3
MUX2
MUX2
UX2
UART2_RXD_
I2C2_SDA_MU
EHRPWM0A_M
PR1_UART0_C
PR1_EDIO_SO
MUX3
X2
UX1
TS_N_MUX0
F
UART2_TXD_
I2C2_SCL_MU
EHRPWM0B_M
PR1_UART0_R
PR1_EDIO_LA
MUX3
X2
UX1
TS_N_MUX0
TCH_IN
MMC1_SDWP_
I2C1_SDA_MU
PR1_UART0_R
PR1_EDIO_DA
PR1_EDIO_DA
MUX0
X3
XD_MUX0
TA_IN0
TA_OUT0
MMC2_SDWP_
I2C1_SCL_MU
EHRPWM0_SY
PR1_UART0_T
PR1_EDIO_DA
PR1_EDIO_DA
MUX0
X3
NCI_MUX1
XD_MUX0
TA_IN1
TA_OUT1
MMC0_POW_M
XDMA_EVENT
MMC0_SDCD_
UX1
_INTR2_MUX1
MUX0
SPI1_SCLK_M
MMC0_SDWP_
XDMA_EVENT
UX0
MUX0
_INTR2_MUX2
UART3_RXD_
MUX1
ECAP1_IN_PW
M1_OUT_MUX
0
EHRPWM0_TR
IPZONE_INPU
T_MUX1
PR1_ECAP0_E
EMU4_MUX1
UART4_TXD_
DCAN1_RX_M
I2C1_SCL_MU
SPI1_D1_MUX
SPI1_CS0_MU
PR1_EDC_SYN
MUX1
UX0
X1
0
X2
C1_OUT
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
U_R30[14]
U_R31[14]
PR1_PRU1_PR
PR1_PRU1_PR
U_R30[15]
U_R31[15]
UART1_RTSN
UART1_RXD
UART1_TXD
I2C0_SDA
I2C0_SCL
PR1_EDC_SYN
C0_OUT
SPI1_CS0_MU
DCAN0_TX_M
I2C2_SDA_MU
X3
UX1
X1
SPI1_CS1_MU
DCAN0_RX_M
I2C2_SCL_MU
X3
UX1
X1
DCAN0_TX_M
I2C2_SDA_MU
SPI1_CS0_MU
PR1_UART0_C
PR1_EDC_LAT
UX2
X0
X0
TS_N_MUX1
CH0_IN
DCAN0_RX_M
I2C2_SCL_MU
SPI1_CS1_MU
PR1_UART0_R
PR1_EDC_LAT
X0
TIMER6_MUX1
TIMER5_MUX1
UX2
X0
TS_N_MUX1
CH1_IN
MMC1_SDWP_
DCAN1_TX_M
I2C1_SDA_MU
PR1_UART0_R
PR1_PRU1_PR
MUX1
UX1
X2
XD_MUX1
U_R31[16]
MMC2_SDWP_
DCAN1_RX_M
I2C1_SCL_MU
PR1_UART0_T
PR1_PRU0_PR
MUX1
UX1
X2
XD_MUX1
U_R31[16]
TIMER4_MUX2
TIMER7_MUX2
UART2_CTSN_
MUX0
UART2_RTSN_
MUX0
ECAP2_IN_PW
M2_OUT_MUX
ECAP1_IN_PW
M1_OUT_MUX
gpio0[16]
Ethernet
gpio0[17]
Ethernet
gpio0[21]
Ethernet
gpio0[28]
Ethernet
gpio3[9]
Ethernet
gpio3[10]
Ethernet
gpio2[18]
Ethernet
gpio2[19]
Ethernet
gpio2[20]
Ethernet
gpio2[21]
Ethernet
gpio0[29]
EHRPWM0A_M
SPI1_SCLK_M
MMC0_SDCD_
PR1_PRU0_PR
PR1_PRU0_PR
UX0
UX2
MUX1
U_R30[0]
U_R31[0]
Table 1.7-1
CN2.35
無線 LAN
gpio0[0]
Ethernet
gpio0[1]
Ethernet
gpio0[6]
microSD
gpio0[7]
CN2.17
LCD
gpio1[8]
CN2.49
Serial I/F
gpio1[9]
CN2.50
Serial I/F
gpio1[10]
CN2.52
Serial I/F
gpio1[11]
CN2.51
Serial I/F
gpio0[12]
CN2.47
XBee I/F
gpio0[13]
CN2.48
XBee I/F
gpio0[14]
CN2.46
XBee I/F
gpio0[15]
CN2.45
XBee I/F
gpio3[5]
CN2.40
gpio3[6]
CN2.39
gpio3[14]
CN2.33
2
X_MUX0
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Ethernet
2
MCASP0_ACLK
XG -3358 ハードウェアマニュアル
gpio3[4]
SPI Flash
0
UART1_CTSN
Ethernet
CN2.41
SPI1_D0_MUX
1
gpio3[3]
gpio0[5]
X1
M1_OUT_MUX
無線 LAN
SPI Flash
I2C1_SDA_MU
ECAP1_IN_PW
CN2.36
CN2.42
UX0
UART0_TXD
gpio3[2]
gpio0[4]
DCAN1_TX_M
0
無線 LAN
SPI Flash
MUX1
M2_OUT_MUX
CN2.38
CN2.44
UART4_RXD_
UART0_RXD
gpio3[1]
SPI Flash
X1
ECAP2_IN_PW
無線 LAN
CN2.43
SPI1_CS1_MU
UART0_RTSN
CN2.37
gpio0[3]
MUX1
TIMER7_MUX0
gpio3[0]
EMU3_MUX1
UART3_TXD_
UART0_CTSN
ボード
使用機能
gpio0[2]
M0_OUT
PWM_O_MUX1
拡張
コネクタ
EMU2_MUX1
ECAP0_IN_PW
CAP_CAPIN_A
7
ピンアサイン(3/4)
12
ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
MODE
0
1
MCASP0_FSX_
MUX0
MCASP0_AXR0
_MUX0
2
3
4
5
6
EHRPWM0B_M
SPI1_D0_MUX
MMC1_SDCD_
PR1_PRU0_PR
PR1_PRU0_PR
UX0
2
MUX1
U_R30[1]
U_R31[1]
SPI1_D1_MUX
MMC2_SDCD_
PR1_PRU0_PR
PR1_PRU0_PR
2
MUX1
U_R30[2]
U_R31[2]
PR1_PRU0_PR
PR1_PRU0_PR
U_R30[3]
U_R31[3]
EHRPWM0_TR
IPZONE_INPU
T_MUX0
ECAP2_IN_PW
MCASP0_AHCL
EHRPWM0_SY
MCASP0_AXR2
SPI1_CS0_MU
KR_MUX0
NCI_MUX0
_MUX0
X4
MCASP0_ACLK
EQEP0A_IN_M
MCASP0_AXR2
MCASP1_ACLK
MMC0_SDWP_
PR1_PRU0_PR
PR1_PRU0_PR
R_MUX0
UX0
_MUX1
X_MUX2
MUX1
U_R30[4]
U_R31[4]
MCASP0_FSR_
EQEP0B_IN_M
MCASP0_AXR3
MCASP1_FSX_
PR1_PRU0_PR
PR1_PRU0_PR
MUX0
UX0
_MUX1
MUX2
U_R30[5]
U_R31[5]
MCASP0_AXR1
EQEP0_INDEX
PR1_PRU0_PR
PR1_PRU0_PR
_MUX0
_MUX0
U_R30[6]
U_R31[6]
MCASP0_AHCL
EQEP0_STROB
MCASP0_AXR3
MCASP1_AXR1
PR1_PRU0_PR
PR1_PRU0_PR
KX_MUX0
E_MUX0
_MUX0
_MUX1
U_R30[7]
U_R31[7]
XDMA_EVENT
_INTR0
XDMA_EVENT
_INTR1
MCASP1_AXR0
_MUX2
TIMER4_MUX1
TCLKIN
CLKOUT1
CLKOUT2
M2_OUT_MUX
1
EMU2_MUX2
EMU3_MUX2
EMU4_MUX2
SPI1_CS1_MU
PR1_PRU1_PR
X2
U_R31[16]
TIMER7_MUX1
PR1_PRU0_PR
U_R31[16]
7
拡張
コネクタ
gpio3[15]
CN2.30
gpio3[16]
CN2.31
ボード
使用機能
gpio3[17]
VTT EN
gpio3[18]
無線 LAN
gpio3[19]
USB
gpio3[20]
CN2.32
gpio3[21]
CN2.29
CAN
EMU2_MUX0
gpio0[19]
CN2.23
Ethernet
EMU3_MUX0
gpio0[20]
CN2.34
AIN0
CN2.7
AIN1
CN2.8
AIN2
CN2.9
AIN3
CN2.10
AIN4
CN2.11
AIN5
CN2.12
AIN6
CN2.13
AIN7
CN2.14
*1 RESET 期間中は SYS_BOOT 端子として機能します。
Table 1.7-1
ピンアサイン(4/4)
TI 社より提供される「Pin Mux Utility for ARM MPU Processors」で簡単に AM3358 のピンアサインの確認ができます。
「Pin Mux Utility for ARM MPU Processors」は、TI 社の HP よりダウンロードできます。
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ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
2.
機能
2.1
ブートモードの設定
AM3358 のブート機能は、XIP、UART、MMC、SPI、EMAC など、さまざまなデバイスをサポートしています。
XG-3358 では、XIP ブート(NOR FLASH)と MMC ブート(SD カード)を標準でサポートしています。
設定は、設定用スイッチで、使用するブートモードに合わせて設定します。
SS1
ブートモードの設定
SS1
SD - NOR
Fig 2.1-1
動作設定スイッチ(表面)
SS1 設定
Boot Mode
備考
1st
2nd
3rd
4th
NOR
XIP(NOR FLASH)
UART0
EMAC1
MMC0
SD
MMC0(SD)
SPI0
UART0
USB0
Table 2.1-2
出荷時設定
ブートモードの設定
ブートするデバイスは、モード毎に 1st~4th まで優先順位が決まっていて、1st から順番にアクセスされます。
例えば、SPI フラッシュから起動する場合は、SS1 の設定を SD とし、MicroSD を抜いておけば SPI フラッシュから起動す
ることができます。
XG-3358 は出荷時に NOR FlashROM に Linux がプリインストールされています。出荷時にプリインストールされ
た Linux を動作させる場合、スイッチは出荷時設定のままで動作します。
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ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
ブートモード設定端子(SYSBOOT[15..0])は、GPIO 端子と兼用となっており、RESET 期間中はブートモード設定端子と
して機能します。
VDD_3V3
BUS SW
AM3358
GPIO/SYS_BOOT[15..0]
SYSRESETn
使用するモードに合わせて実装
BUS SW
GPIO
Table 2.1-3
ブートモード設定部回路概略図
標準のブートモード以外を使用する場合は、チップ抵抗の実装と取り外しによって任意のモードに設定することが
できます。詳細は回路図を参照してください。
また、各ブートモードの機能詳細については、TI 社より発行されている「AM335x ARM® Cortex™-A8
Microprocessors Technical Reference Manual」を参照してください。
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ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
2.2
FlashROM
XG-3358 には標準で 32MByte の NOR Flash(S29GL256(Spansion)相当品)が搭載されています。
AM3358 の GPMC の CS0 空間に 16bit バスで接続されています。
AM3358
S29GL256
D[15..0]
GPMC_AD[15..0]
A[15..0]
LACTH
GPMC_ALE
A[25..16]
GPMC_A[10..1]
GPMC_nCS0
nCS
GPMC_nRE
nOE
GPMC_nWE
nWE
Fig 2.2-1
NOR Flash 接続図
GPMC の Multiplexing Options は「Multiplexed Address Data 16-Bit Device」の設定で使用します。
詳細については、TI 社より発行されている「AM335x ARM® Cortex™ -A8Microprocessors Technical
Reference Manual」を参照してください。
2.2.1 FlashROM の書き込み
FlashROM の書き込みについては、XG-3358 用 Linux 開発キットで、SD カードを使用したプログラムの書き込み方法を
紹介しておりますので、参考にしてください。
2.2.2 FlashROM を使用しない場合
ボード上の NOR FlashROM は CS0 空間に接続されていますが、使用しない場合は切り離すことができます。
JP1
JP1
説明
短絡
ボード上の NOR FlashROM を使用する
未短絡
ボード上の NOR FlashROM を使用しない
Fig 2.2-2
XG -3358 ハードウェアマニュアル
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備考
出荷時設定
FlashROM の設定
16
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XG Series
2.3
SPI FlashMemory
XG-3358 には、SPI FlashMemory(IC10)が実装できます。(標準は未実装)
SPI ブートのほか、パラメータの保存領域などで使用することができます。
AM3358
N25Q128A(Micron)
SPI0_CS0
S
SPI0_D1
DQ0
SPI0_D0
DQ1
SPI0_CLK
Fig 2.3-1
Fig 2.3-2
部品番号
IC10
パッケージ
16 ピン SOIC
(300mil)
SO16
C
SerialFlashMemory 接続図
SerialFlashMemory (IC10)実装位置
電圧
3.3V
容量
対応デバイス
128Mbit
N25Q128A13ESFxxx
256Mbit
N25Q256A13ESFxxx
512Mbit
N25Q512A13GSFxxx
メーカー
Micron
他互換品
Table 2.3-3
SerialFlashMemory (IC10)
対応デバイス
お客様が SerialFlashMemory を実装したことが原因で製品が故障した場合には、保証範囲外となります。
SerialFlashMemory を実装する場合には、IC の向きや短絡などに十分にご注意ください。
弊社より SerialFlashMemory を実装した状態で出荷することも可能です。ご希望の場合は弊社営業までご相談
ください。
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ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
2.4
SDRAM
XG-3358 には標準で 128MByte の DDR3-SDRAM(MT41J64M16 (Micron)相当品)が搭載されています。
AM3358 の EMIF コントローラに 16bit バスで接続されています。
DDR3 SDRAM
AM3358
MT41J64M16
D[15..0]
DDR_D[15..0]
VTT Pull-up
DDR_A[15..0]
A[15..0]
DDR_BA[2..0]
A[25..16]
DDR_CSN0
CSn
DDR_RASN
RASn
DDR_CASN
CASn
DDR_WEn
WEn
UDQS
DDR_DQS1
UDQSn
DDR_DQSN1
LDQS
DDR_DQS0
LDQSn
DDR_DQSN0
DDR_DQM1
UDM
DDR_DQM0
LDM
DDR_CKE
CKE
DDR_ODT
ODT
RESETn
DDR_RESETn
VREF_SSTL
VTT(VDDS_DDR/2)
VREF
VTT_REG
GPIO3_17
VDDS_DDR
パラメータ
VDDS_DDR
仕様
DDR3 SDRAM
MT41J64M16JT-15E
DDR1333 tRCD-tRP-CL : 9-9-9
8Meg x 16bit x 8banks (128Mbyte)
DDR クロック
Min 300MHz Max400MHz
DDR 電源
1.5V
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相当品
VDDS_DDR
Fig 2.4-1
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備考
SDRAM 仕様
18
ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
2.5
電源回路
XG-3358 の電源回路構成を以下に示します。
AC アダプタ
DC-JACK 仕様
センタープラス
外径: φ 5.5mm
内径: φ 2.1mm
PJ1
DC5V
PMIC
TPS650250
AM3358
1.32V
1.1V
CN11
VDD_CORE
1.5V
VDDS_DDR
1.8V
VDDS_PLL_DDR
VDDS_PLL_MPU
VDDS_SRAM_MPU
・・
B2B-EH(日圧)
1.8V
CN2
SW-REG
VDD_MPU
3.3V
VDDS_RTC
VDD_SHV
VDDA_3P3V_USB
3.3V 周辺デバイス
DDR3 SDRAM
Fig 2.5-1
電源回路構成
PJ1 には、弊社オプションの AC アダプタのほか、市販の AC アダプタを接続することができます。
なお、市販の AC アダプタを利用する場合には、スイッチングタイプで電源が安定化されたものを使用してください。
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ALPHAPROJECT
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XG Series
2.5.1 電源供給
XG-3358 は、単一 5V で動作します。電源を供給する方法として、以下の 3 通りがあります。
①電源コネクタ CN11 から電源を供給する
電源コネクタ CN11 から電源を供給する場合は、付属の電源ハーネスを接続して、安定化電源等から DC5V 電源を供給し
てください。
安定化電源等
DC5V
電源ハーネス
(付属)
②DC ジャック(PJ1)から電源を供給する
DC ジャック PJ1 から電源を供給する場合は、PJ1 に DC5V の AC アダプタを接続してください。AC アダプタは外形Φ
5.5mm、内径Φ 2.1mm のセンタープラスのものを選定してください。AC アダプタは XG-3358 Linux キット「LK3358-A01」に付属しています。また、AC アダプタ単体でも販売しております。詳細は「5.関連製品のご紹介」を参照し
てください。
DC-JACK 仕様
センタープラス
外径: φ 5.5mm
内径: φ 2.1mm
AC アダプタ
DC+5V
③拡張コネクタ(CN2)から電源を供給する
拡張コネクタ CN2 から電源を供給する場合は、拡張コネクタ CN2 の1番ピン、2 番ピンから DC5V 電源を供給してくだ
さい。
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ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
2.5.2
外部への電源供給
XG-3358 から VDD_3V3 電源を外部へ供給する場合は、CN1 または CN2 から供給します。
供給する電流は以下の外部供給可能電流を超えないようにしてください。
電源
外部供給可能電流
VDD_3V3(+3.3V)
最大 0.5A(目安)
VDD_1V8(1.8V)
最大 0.1A(目安)
Table 2.5-2
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外部への電源供給
21
ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
2.6
LED
2.6.1 モニタ LED
XG-3358 には、モニタ用として 2 個の LED が I/O ポートに接続されています。
AM3358
LD1
GPIO2_0
GPIO の出力
LD1、LD2
LOW
消灯
HIGH
点灯
LD2
GPIO2_5
Fig 2.6-1
モニタ LED 回路
2.6.2 電源 LED
XG-3358 に搭載されている電源 LED は、電源を投入し、PMIC から各電圧が出力されると自動的に点灯します。
電源 LED は CPU から制御することはできません。
VDD_3V3
LD3
Fig 2.6-2
XG -3358 ハードウェアマニュアル
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電源の状態
LD3
OFF
消灯
ON
点灯
電源 LED 回路
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XG-3358
XG Series
2.7
RTC(リアルタイムクロック)
2.7.1 RTC 回路構成
XG-3358 は、時計用として RTC 専用 IC を使用しています。AM3358 からは I2C でアクセスします。バックアップ回路
を搭載しており、電源を遮断しても計時動作を維持することができます。
VDD_3V3
BATT(CN2.55p)
S-35390
AM3358
I2C0_SDA
SDA
I2C0_SCL
SCL
VCC
VSS
0.33F
XIN
XOUT
EEPROM
32.768KHz
I2C ADDRESS:0110xxxx
Fig 2.7-1
RTC 回路構成
2.7.2 バックアップ
RTC は、ボード上に搭載された電気二重層コンデンサでバックアップされます。充電時間とバックアップ時間は次のとおり
です。
項目
性能
充電時間
約 300 秒(室温約 20℃ 実測値)
バックアップ時間
約 226 時間
計算式: t=C(V0-V1) / (I+IL)
C=0.33F
V0=3.0V
V1=1.1V
t:放電時間[S] C:静電容量[F]
I=0.27uA(0.25uA+20nA)
V0:初期電圧[V]
IL = 0.5uA とした場合
V1:t 秒後の端子電圧[V]
S-35390 消費電流 Typ0.25uA コンデンサ漏れ電流:0.5uA
I:定電流負荷[A]
IL: 漏れ電流
ダイオードリーク電流:20nA
バックアップ時間は参考です。使用環境温度等によって変動しますのでご注意ください。
電気二重層コンデンサの漏れ電流を規定することは困難であるため、上記の計算式ではメーカー公表のグラフより
近似値を採用しています。
外部電池によるバックアップ
外部に一次電池等のバックアップ電源を接続することで、長期のバックアップが可能になります。
バックアップ期間の目安は、次の数値から算出してください。
項目
BATT 電圧
S-35390 の消費電流
ダイオードリーク電流
ダイオード電圧降下
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パラメータ
VCC ≧ BATT ≧ 1.1V
Typ0.25uA
約 20nA(25℃)
約 0.3V
23
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計算例)
CR2012 公称容量 3.0V/55mAh の場合
終止電圧 2.1V(BATT 電圧 + ダイオード電圧降下)の場合の効率を 80%とした場合、
(55mA×0.8)÷(0.25uA+0.02uA) = 約 162962 時間
電池の特性は使用する周囲温度や経年変化などで大きく変動します。
実際に使用する際は、使用する電池の特性データと使用環境を考慮してください。
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XG Series
2.8
EEPROM
XG-3358 にはパラメータ保存用として 1Kbit(16bit × 64word)の EEPROM が I2C バスに接続されています。
ネットワークの設定の保存や、各種パラメータの保存に利用できます。
24LC01
AM3358
I2C0_SDA
SDA
I2C0_SCL
SCL
RTC
I2C ADDRESS:1010xxxx
機能
EEPROM
仕様
24LC01 (16bit × 64word)
書き換えサイクル 1,000,000 回
データ保存期間 200 年以上
Table 2.8-1
EEPROM 仕様
出荷時の EEPROM について
XG-3358 に搭載されている EEPROM の先頭3word には、出荷時に弊社で割り当てた Ethernet の MAC アドレスが
書き込まれています。
MAC アドレスにつきましては、
「3.1.2 MAC アドレス」を参照してください。
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2.9
リセット
XG-3358 のリセット動作には以下の 2 種類があります。
1)電源投入時及び電圧降下時のリセット動作
電源投入時、PMIC TPS650250 の PWRFAIL 信号と AM3358 内部の POR 回路により、一定時間 NRESET_INOUT リセ
ット信号がアサートされ、AM3358 は COLD リセットされます。
2)リセットスイッチによるリセット動作
リセットスイッチ SW1 を押すか、または SYS_nRESWARM 信号(CN1 56 ピン)を LOW にすることで AM3358 は
WARM リセットされます。
VDD_3V3
SW1
周辺回路へ(SYS_RESETn)
AM3358
NRESET_INOUT
(SYS_WARMRESETn)
CN1
55
56
VDDS_RTC
TPS650250
PORZ
PWRFAIL
Fig 2.9-1
リセット回路構成
VDD_3V3
約 10ms
SYS_RESETn
約 50ms
SW1
▲SW1 押下
Fig 2.9-2
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リセット信号タイミング
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3.
外部インタフェース
3.1
イーサネットインタフェース
XG-3358 は、10/100/1000BASE-TX 対応の Ethernet インタフェースを1ポート備えています。
XG-3358 内蔵のイーサネットコントローラを使用します。
機能
仕様
ポート構成
10/100/1000BASE-TX 1 ポート
コネクタ(CN3,4)
RJ-45 コネクタ 8pin
MAC 層コントローラ
AM3358 内蔵コントローラ
PHY 層コントローラ
KSZ9021RN(Micrel)
通信速度(参考値)
実測値 約315Mbps (1000Base接続時)
Linux(Kernel3.2)上で弊社テストプログラム(HTTP)にて測定した参考値
使用環境やソフトウェアによって変動します。
Table 3.1-1
イーサネットインタフェース仕様
3.1.1 イーサネットインタフェースの構成
AM3358 と外部 PHY コントローラは、RGMII で接続されます。
CN3
AM3358
KSZ9021RN
(PHY)
RGMII1_TD[1..0]
RGMII1_RD[1..0]
RGMII1_TCTL
MAC
RGMII_RCTL
RJ-45
(With PT)
LED1
GLED
LED2
YLED
RGMII_TCLK
RGMII_RCLK
MDIO_D
DIO_CLK
25MHz
Fig 3.1-2
イーサネットインタフェース接続概略図
橙色 LED
緑色 LED
8
1
Fig 3.1-3
XG -3358 ハードウェアマニュアル
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No
信号
No
信号
1
TRD1+(TX+)
5
TRD3-
2
TRD1-(TX-)
6
TRD2-(RX-)
3
TRD2+(RX+)
7
TRD4+
4
TRD3+
8
TRD4-
LAN ポートコネクタ(CN3 正面)
27
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XG-3358
XG Series
1000BASE で接続した場合、回路周辺およびコネクタ周辺の回路の温度が 20℃~40℃程度、高くなりますので
ご注意ください。
3.1.2 MAC アドレス
XG-3358 には弊社で割り当てた MAC アドレスが出荷時に EEPROM に書き込まれています。MAC アドレスは基板上の
シールに記載されています。
MAC アドレス
:
00-0C-7B-XX-XX-XX
ベンダ ID(固定)
個別に割り当てられた番号
MAC アドレスの変更について
XG-3358 に搭載されている EEPROM の先頭3word には、出荷時に弊社で割り当てた Ethernet の MAC アドレスが書き込
まれています。MAC アドレスは、弊社が米国電気電子学会(IEEE)より取得したアドレスです。
MAC アドレスを変更される場合には、お客様にて IEEE より MAC アドレスを取得し、IEEE より割り当てられた MAC アド
レスを使用してください。
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XG-3358
XG Series
3.2
USB インタフェース
XG-3358 は、USB Host1 ポート(USB1)と USB OTG 1 ポート(USB0)を搭載しています。
USB0,USB1 とも、USB2.0 HIGH-SPEED に対応しています。
以下に USB インタフェースの構成を示します。
AM3358
USB POWER
USB1_DRVVBUS
ENA
VIN
+5V
______
GPIO2_23
FLGA
USB0_DRVVBUS
ENB
______
FLGB
OUTA
OUTB
IC19
VBUS
USB1_VBUS
CN4
USB-A
コネクタ
USB1_DP/DM
CN5
VBUS
USB0_VBUS
USB-MicroA/B
コネクタ
USB0_DP/DM
Fig 3.2-1
USB インタフェース回路構成
USB0(OTG)
信号名
入出力
USB0_VBUS
入力
USB0_DN/DP
入出力
機能
動作
VBUS 接続検出
VBUS 検出
USB データ
USB データ
USB0_ID
入力
USB_ID 入力
USB ID 検出
GPIO3_19
入力
VBUS 過電流検出
Low:過電流検出有 (USB1 と共用)
USB0_DRVVBUS
出力
VBUS 供給制御
High: VBUS ON
USB1(HOST)
信号名
入出力
USB1_VBUS
入力
USB1_DN/DP
入出力
機能
動作
VBUS 接続検出
VBUS 検出
USB データ
USB データ
GPIO3_19
入力
VBUS 過電流検出
Low:過電流検出有
USB1_DRVVBUS
出力
VBUS 供給制御
High: VBUS ON
Table 3.2-2 USB インタフェース
XG -3358 ハードウェアマニュアル
Copyright©2014 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
29
(USB0 と共用)
信号機能
ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
3.3
LCD インタフェース
XG-3358 は LCD 接続用のインタフェースコネクタを備えています。RGB565 フォーマットの LCD 接続用信号と、制御
用 I2C 信号などが引き出されており、弊社製タッチパネル LCD キットを接続して使用することができます。
ディスプレイコントローラは AM3358 内蔵の LCD コントローラ(LCDC)を使用しています。
タッチパネル LCD キットにつきましては「5.関連製品のご紹介」を参照してください。
CN10
AM3358
LCD
コネクタ
LCD_DATA[15:0]
LCD_HSYNC
LCD_VSYNC
LCD_AC_BIAS_EN
LCD_PCLK
SYS_RESETn
GPIO0_7
GPIO1_28
I2C0_SDA
I2C0_SCL
Fig 3.3-1
No.
信号名
LCD インタフェース回路構成
No.
信号名
1
VDD_3V3(3.3V)
2
VDD_3V3(3.3V)
3
VDD_3V3(3.3V)
4
GND
5
GND
6
LCD_DATA4
7
LCD_DATA0
8
LCD_DATA1
9
LCD_DATA2
10
LCD_DATA3
11
LCD_DATA4
12
GND
13
LCD_DATA5
14
LCD_DATA6
15
LCD_DATA7
16
LCD_DATA8
17
LCD_DATA9
18
LCD_DATA10
19
LCD_DATA15
20
LCD_DATA11
21
LCD_DATA12
22
LCD_DATA13
23
LCD_DATA14
24
LCD_DATA15
25
GND
26
LCD_AC_BIAS_EN
27
LCD_HSYNC
28
LCD_VSYNC
29
GND
30
LCD_PCLK
31
GND
32
+5V
33
+5V
34
+5V
35
N.C
36
I2C0_SDA
37
I2C0_SCL
38
GPIO0_7
39
GPIO1_28
40
SYS_RESETn
Table 3.3-2
XG -3358 ハードウェアマニュアル
Copyright©2014 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
LCD インタフェースコネクタ CN10 ピンアサイン
30
ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
3.4
シリアルインタフェース
XG-3358 は、シリアルインタフェースコネクタを 1 ポート備えています。シリアルインタフェースコネクタは、AM3358 内
蔵の UART0 信号に直接接続されています。
シリアルインタフェースコネクタに、オプション製品の周辺拡張アダプタを接続することで、RS232 や USB などのインタフ
ェースや SD カードリーダなどの機能を追加することができます。
周辺拡張アダプタについては「5 関連製品のご案内」を参照してください。
AM3358
CN6
1
UART0_RXD
2
UART0_TXD
3
UART0_RTS
4
UART0_CTS
VDD_3V3
5
6
Fig 3.4-1
シリアルインタフェース回路構成
No.
Fig 3.4-2
XG -3358 ハードウェアマニュアル
Copyright©2014 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
信号名
1
UART0_RXD
2
UART0_TXD
3
UART0_RTS
4
UART0_CTS
5
VDD_3V3
6
GND
シリアルインタフェースコネクタ CN6 ピンアサイン
31
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3358
XG Series
3.5
CAN インタフェース
XG-3358 は CAN インタフェースコネクタを備えています。AM3358 内蔵の CAN モジュールを使用しています。
弊社製 CAN トランシーバアダプタ(PC-CAN-02)を接続することで、容易に CAN システムを構築することができます。CAN
トランシーバアダプタにつきましては「5 関連製品のご紹介」を参照してください。
AM3358
CN7
1
DCAN0_TX
2
DCAN0_RX
3
GPIO3_21
VDD_3V3
Fig 3.5-1
XG -3358 ハードウェアマニュアル
Copyright©2014 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
5
CAN インタフェース回路構成
No.
Table 3.5-2
4
信号名
1
DCAN0_TX
2
DCAN0_RX
3
GPIO3_21
4
VDD_3V3
5
GND
シリアルインタフェースコネクタ CN7 ピンアサイン
32
ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
3.6
microSD カードスロット
XG-3358 は、microSD カードスロットを 1 ポート備えています。AM3358 内蔵の MMC/SD インタフェースを使用してい
ます。以下に microSD カードコネクタのピンアサインを示します。
AM3358
microSD-SLOT
7,8,1,2
MMC0_DAT[3..0]
3
MMC0_CMD
5
MMC0_CLK
9
GPIO0_6
VDD_3V3
4
6
Fig 3.6-1
No.
microSD インタフェース回路構成
信号名
機能
1
MMC0_DAT2
SD データ[2]
2
MMC0_DAT3
SD データ[3]
3
MMCSD1_CMD
SD コマンド
4
VDD_3V3
SD 電源 3.3V
5
MMC0_CLK
SD CLOCK
6
GND
GND
7
MMC0_DAT0
SD データ[0]
8
MMC0_DAT1
SD データ[1]
9
GPIO0_6
カード検出
Low = カード検出
High = カード未検出
Fig 3.6-1
XG -3358 ハードウェアマニュアル
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SD カードインタフェース回路構成
33
ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
3.7
無線 LAN モジュールインタフェース
XG-3358 は、オプションで無線 LAN モジュールを搭載することができます。無線 LAN モジュールは AM3358 内蔵 SPI と接
続されています。
CN8
WM-RP-04S/05S
AM3358
SPI1_D1
SPI_MOSI
SPI1_D0
SPI_MISO
SPI1_CS0
SPI_CS
GPIO3_18
INTR
SPI1_CLK
SPI_CLK
SYS_RESETn
RESETn
Fig 3.7-1
No.
無線 LAN インタフェース接続図
信号名
No.
信号名
1
VDD_3V3
2
VDD_3V3
3
SPI1_D1
4
SPI1_DO
5
GND
6
GND
7
SPI1_CS0
8
GPIO3_18
9
GND
10
SYS_RESETn
11
SPI1_SCLK
12
GND
13
GND
14
GND
15
4.7K Pull Down
16
UART1_RXD
17
UART1_TXD
18
NC
19
GND
20
GND
Table 3.7-2
無線インタフェースコネクタ CN8 ピンアサイン
Fig 3.7-3
XG -3358 ハードウェアマニュアル
Copyright©2014 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
無線 LAN モジュール搭載時外観
34
ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
型番
WM-RP-04S
TCP/IP スタック
搭載
アンテナ
オンボード
共通仕様
IEEE802.11b/g/n 準拠
国内技術基準適合認証済み
WM-RP-05S
搭載
外部
Table 3.7-4
SPI インタフェース
モジュール寸法:31mmx25mm
対応無線 LAN モジュール仕様
XG-3358 用 Linux 開発キットでは、WM-RP-04S/05S の内蔵 TCP/IP プロトコルスタック機能を使用せず、Linux
でプロトコルの処理をおこないます。その場合、WM-RP-04S/05S の TCP/IP スタックバイパス機能を有効にして
使用します。
XG -3358 ハードウェアマニュアル
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35
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3358
XG Series
3.8
XBee モジュールインタフェース
XG-3358 は、ディジ インターナショナル社の無線モジュール XBee を搭載することができます。XBee と接続するため
のコネクタ(CN9)は標準で未実装となっていますが、コネクタを実装することで各種 XBee モジュールを接続できるようにな
ります。XBee モジュールとは UART のみで接続されておりますので、SPI モードで接続することはできません。XBee モ
ジュールは、裏面に配置するように設計されていますので、XBee モジュールコネクタ(CN9)は裏面に実装してください。
CN9
AM3358
XBee モジュール
UART1_RXD
DOUT
UART1_TXD
DIN
nRESET
SYS_RESETn
Fig 3.8-1
CN9A
XBee
1
1
2
3
XBee モジュールインタフェース回路構成
信号名
CN9B
XBee
VDD_3V3
1
11
NC
2
UART1_RXD
2
12
NC
3
UART1_TXD
3
13
NC
4
4
NC
4
14
NC
5
5
SYS_RESETn
5
15
NC
6
6
NC
6
16
NC
7
7
NC
7
17
NC
8
8
NC
8
18
NC
9
9
NC
9
19
NC
10
10
10
20
NC
GND
信号名
Table 3.8-2 XBee モジュールインタフェースコネクタ CN9 ピンアサイン
Table 3.8-3 XBee モジュール搭載時外観(裏面)
XG -3358 ハードウェアマニュアル
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36
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3358
XG Series
3.9
AUDIO インタフェース
XG-3358 は、AUDIO 入出力のサウンドインタフェースを備えています。
以下に AUDIO インタフェースの構成を示します。
AM3358
AUDIO CODEC
TLV320AIC3106
J1
ステレオジャック
LINE IN(L/R)
AUDIO IN
BCLK
MCBSP0_CLKX
WCLK
MCBSP0_FSX
MCBSP0_DX
DIN/MFP1
MCBSP0_DR
DOUT/MFP2
J2
SCL/SDA
I2C0_SCL/SDA
Head-Phone(L/R) OUT
OSC
ステレオジャック
AUDIO OUT
12MHz
Fig 3.9-1
AUDIO インタフェース回路構成
3.9.1 AUDIO 入力
XG-3358 はステレオの AUDIO 入力を 1CH 備えています。以下に回路構成を示します。
AUDIO CODEC
TLV320AIC3106
R
IN1_R
IN1_L
ステレオ
T
ジャック
S
AUDIO IN
ステレオ(ミニ) Φ 3.5mm
オーディオプレイヤー等
J2
Fig 3.9-2
AUDIO 入力インタフェース回路構成
項目
min
入力信号レベル(プログラマブル 0dB)
typ
0.707
入力インピーダンス(プログラマブル)
20K
Table 3.9-3 AUDIO 入力インタフェース
XG -3358 ハードウェアマニュアル
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max
37
単位
Vrms
80K
Ω
入力特性
ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
3.9.2 AUDIO 出力
XG-3358 はステレオの AUDIO 出力を 1CH 備えています。
ヘッドフォン出力に対応しています。以下に回路構成を示します。
AUDIO CODEC
TLV320AIC3106
HPL
HPR
R
ステレオ
T
ジャック
S
AUDIO OUT
ステレオ(ミニ) Φ 3.5mm
ヘッドフォン
J1
スピーカー(アンプ内蔵)
Fig 3.9-4
AUDIO 出力インタフェース回路構成
項目
min
負荷インピーダンス
typ
16
出力レベル(プログラマブル 0dB)
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0.707
38
単位
Ω
Table 3.9-5 AUDIO 出力インタフェース
XG -3358 ハードウェアマニュアル
max
Vrms
出力特性
ALPHAPROJECT
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XG-3358
XG Series
3.10
JTAG インタフェース
XG-3358 はエミュレーションデバッグ用に JTAG インタフェースコネクタを備えています。AM3358 は、エミュレーション
ロジックを内蔵しており、JTAG インタフェースに JTAG エミュレータを接続することで、プログラムのデバッグを行うこと
ができます。JTAG インタフェースコネクタは、14 ピンの FFC コネクタとなっておりますので、TI 社標準の 14 ピンコネク
タと接続するためには、弊社製「JTAG-CNV-01」を接続する必要があります。
14pin JTAG エミュレータを
接続
JTAG-CNV-01
FFC
Fig 3.10-1
No.
信号名
JTAG 接続
No.
信号名
1
JTAG_TMS_TMSC
2
JTAG_nTRST
3
JTAG_TDI
4
GND
5
VDD_3V3
6
N.C
7
JTAG_TDO
8
GND
9
JTAG_RTCK
10
GND
11
JTAG_TCK
12
GND
13
JTAG_EMU0
14
JTAG_EMU1
Table 3.10-2
JTAG インタフェースコネクタ CN12 ピンアサイン
「JTAG-CNV-01」は XG-3358 Linux キット「LK-3358-A01」に付属しています。
また、
「JTAG-CNV-01」単体でも販売しております。詳細は「5.関連製品のご紹介」を参照してください。
XG -3358 ハードウェアマニュアル
Copyright©2014 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
39
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3358
XG Series
3.11
拡張コネクタ
XG-3358 は外部拡張に必要な信号を CN1~CN2 に引き出してあります。
以下に拡張コネクタのピンアサインを示します。
ボード上の機能またはオプションデバイスの機能としても使用されています。詳しくは、「1.7 ピンアサイン」をご覧ください。
CN1
No.
信号名
備考
No.
信号名
備考
1
GPMC_A1
10K PD
2
GPMC_A2
10K PD
3
GPMC_A3
10K PD
4
GPMC_A4
10K PD
5
GPMC_A5
10K PD
6
GPMC_A6
10K PD
7
GPMC_A7
10K PD
8
GPMC_A8
10K PD
9
GPMC_A9
10K PD
10
GPMC_A10
10K PD
11
GND
12
GND
13
GPMC_AD15
14
GPMC_AD14
15
GPMC_AD13
16
GPMC_AD12
17
GPMC_AD11
18
GPMC_AD10
19
GPMC_AD9
20
GPMC_AD8
21
GPMC_AD7
22
GPMC_AD6
23
GPMC_AD5
24
GPMC_AD4
25
GPMC_AD3
26
GPMC_AD2
27
GPMC_AD1
28
GPMC_AD0
29
GPMC_ADVn_ALE
30
GPMC_WEn
31
GPMC_CS0
32
GPMC_OEn_REn
33
GND
34
GND
35
LCD_DATA0
36
LCD_DATA1
37
LCD_DATA2
38
LCD_DATA3
39
LCD_DATA4
40
LCD_DATA5
41
LCD_DATA6
42
LCD_DATA7
43
LCD_DATA8
44
LCD_DATA9
45
LCD_DATA10
46
LCD_DATA11
47
LCD_DATA12
48
LCD_DATA13
49
LCD_DATA14
50
LCD_DATA15
51
LCD_VSYNC
52
LCD_HSYNC
53
LCD_PCLK
54
LCD_AC_BIAS_EN
55
SYS_RESETn
56
SYS_WARM_RESETn
57
VDD_3V3
58
VDD_3V3
59
GND
60
GND
*
PU : Pull-Up PD : Pull-Down
(内蔵 PU,PD は含まない)
Table 3.11-1
XG -3358 ハードウェアマニュアル
Copyright©2014 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
拡張コネクタ CN1 ピンアサイン
40
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3358
XG Series
CN2
No.
信号名
備考
No.
信号名
備考
1
+5VIN
2
+5VIN
3
VDD_1V8
4
VDD_1V8
5
GND
6
GND
7
AIN0
8
AIN1
9
AIN2
10
AIN3
11
AIN4
12
AIN5
13
AIN6
14
AIN7
15
GND
16
GND
17
GPIO0_7
18
GPIO0_30
19
GPIO0_31
20
GPIO1_16
21
GPIO1_27
22
GPIO1_28
23
GPIO1_30
24
GPIO1_31
25
GPIO2_0
26
GPIO2_1
27
GPIO2_5
28
GPIO3_18
29
GPIO3_21
30
MCASP0_FSX
31
GND
32
MCASP0_AXR1
33
MCASP0_AXR0/GPIO3_16
34
GPIO0_20/CLKOUT2
35
SPI1_CS0/GPIO0_29
36
SPI1_D1
37
SPI1_SCLK/GPIO3_0
38
SPI1_D0
39
I2C0_SCL
1K PU
40
I2C0_SDA
41
SPI0_CS0
10K PU
42
SPI0_D1
10K PU
43
SPI0_SCLK
10K PU
44
SPI0_D0
10K PU
45
UART1_TXD/DCAN1_RX/GPIO0_15
46
UART1_RXD/DCAN1_TX/GPIO0_14
47
UART1_CTSN/GPIO0_12
48
UART1_RTSN/GPIO0_13
49
UART0_CTSN/GPIO1_8
50
UART0_RTSN/GPIO1_9
51
UART0_TXD/GPIO1_11
52
UART0_RXD/GPIO1_10
53
GND
54
GND
55
BATT
56
NNMI
57
VDD_3V3
58
VDD_3V3
59
GND
60
GND
10K PU
Table 3.11-2
XG -3358 ハードウェアマニュアル
Copyright©2014 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
10K PD
1K PU
拡張コネクタ CN2 ピンアサイン
41
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3358
XG Series
4.
テクニカルデータ
15.50
11.50
1.6
2.0
J2
CN5
CN1,CN2ランド形状
Φ0.9
3.50
CN1
100.00
Fig 4.1-1
Copyright©2014 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
1.50
1
2
59
60
XG -3358 ハードウェアマニュアル
CN3
with
Inductor
CN9
1
2
CN8
▲
CN4
PJ1
27.50
13.00
TLV320
3106
1
9.50
2.50
FLASH ROM
2.00
2.00
J1
21.00
▲
EH2P▲
CN11
13.50
CN6
40
EH5P ▲
CN7
AM3358
10.00
KSZ
9021RN
CN9B
DDR3
128MB
68.58
Gigabit
Ether
▲
19
20
▲
SD1
CN12
80.00
NH6P
SC1
11.50
1
2
ALPHA PROJECT
CN9A XG-3358
17.50
3.50
12.00
3.50
CN2
3.50
Φ3.2 NT
4.0-6.5 GNDランド(両面)
59
60
5.71
4.1 外形寸法
XG-3358 外形寸法図
42
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3358
XG Series
4.2
回路図
回路図は、付属の CD-ROM に収録されています。
4.3
外部回路との接続方法
外部に回路を拡張する場合には、スタッキング接続が最も一般的な方法です。ケーブルで接続する場合には、材質や長さに比
例して信号が劣化しますので注意してください。本ボードの拡張コネクタは全て 2.54mm ピッチで配置されているので、拡
張基板には一般的な市販ユニバーサル基板が使用できます。
スタッキングコネクタ(ヘッダ)
XG-3358
スタッキングコネクタ(レセプタクル)
スペーサ(M3x14mm)
拡張基板
Fig 4.3-1
外部回路との接続例
種類
型 番
ヘッダ
HIF3H-60PB-2.54DSA(ヒロセ)
レセプタクル
HIF3H-60DA-2.54DSA(ヒロセ)
Table 4.3-2
※
拡張コネクタ適合型番
CN1~CN2 用のコネクタは CPU ボードオプション品(拡張コネクタセット)として取り扱いしております。
XG -3358 ハードウェアマニュアル
Copyright©2014 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
43
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3358
XG Series
5.
関連製品のご案内
5.1
無線 LAN モジュール
XG-3358 は標準で無線 LAN モジュールに対応しています。
本製品は国内電波法認証(工事設計認証)のほか、FCC(米国)、IC(カナダ)、CE(欧州)の各認証も取得済みですので、お客様
は認証手続きが不要で、製品にそのまま組み込んでお使いいただくことができます。
WM-RP-04S
型番
WM-RP-05S
TCP/IP スタック
アンテナ
WM-RP-04S
搭載
オンボード
WM-RP-05S
搭載
外部
共通仕様
IEEE802.11b/g/n 準拠
国内技術基準適合認証済み
SPI インタフェース
モジュール寸法:31mmx25mm
Table 5.1-1
XG -3358 ハードウェアマニュアル
Copyright©2014 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
対応無線 LAN モジュール仕様
44
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3358
XG Series
5.2
Linux 開発キット
OS Kernel
Linux3.2
BootLoader
U-Boot
デバイスドライバ
LAN
デュアル LAN 対応
USB HOST
マスストレージ
HID クラス
USB Function
コミュニケーションクラス
SD-CARD
FlashROM
シリアルインタフェース
SPI
無線 LAN モジュール制御
ファイルシステム
EXT2、EXT3、FAT、JEFS2
ネットワーク
TCP/IP(IPv4/v6)、UDP、HTTP、FTP、SNMP、NTP、
DNS、NFS 他
ライブラリ
BusyBox
開発環境
Ubuntu、VirtualBox
付属品
DVD-ROM(開発環境一式)、LAN ケーブル、USB ケーブル、
AC アダプタ、microSD カード、JTAG-CNV-01、PC-USB-04
LK-3358-A01 は、XG-3358 の Linux 開発環境です。XG-3358 での Linux システム開発に必要なものがセットになって
いますので、すぐに開発に取りかかることができます。開発環境に VirtualBox を採用しており、Windows 上で開発を
行うことができます。
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XG Series
5.3
周辺拡張アダプタ
シリアルインタフェースコネクタ(CN7)に周辺拡張アダプタを接続することで、さまざまな機能を用意に追加できます。
仮想 COM
シリアルインタフェース
USB ケーブル
付属ケーブルで接続
PC-USB-04
PC
XG-3358
Fig 5.4-1
PC-RS-04
PC-WiFi-01
製品名
USB(仮想 COM)の接続例
PC-USB-04
PC-SDRW-01A
PC-BLE-01
PC-AOA-01
機能
機能詳細
PC-RS-04
RS232C コンバータ
シリアルインタフェースを RS232 レベルに変換するアダプタです。
PC-USB-03
USB コンバータ
シリアルインタフェースを USB ファンクション(仮想 COM ポート)に変換す
るアダプタです。
PC-WiFi-01
無線 LAN アダプタ
無線 LAN ドライバ、TCP/IP プロトコルスタックを搭載した無線 LAN アダ
プタです。簡単なコマンドだけで無線 LAN 通信を行うことができます。技術
基準適合認証を取得済みなので、製品にそのまま組み込むことができます。
PC-BLE-01
Bluetooth
Bluetooth4.0 BLE に対応したシリアルインタフェース接続の Bluetooth アダ
プタです。簡単なコマンドで Bluetooth 通信ができます。
PC-AOA-01
Android USB アダプタ
シリアルインタフェースを Android 端末の USB インタフェースに接続するア
ダプタです。簡単なコマンドで Androdi 端末と通信ができます。
PC-SDRW-01A
SD カードリーダライタ
ファイルシステムを搭載した SD ライセンス不要の SD カードリーダライタで
す。簡単なコマンドだけで SD カードの読み書きができます。
PC-LAN-02
LAN コンバータ
シリアルインタフェースを Ethernet に変換するアダプタです。
簡単なコマンドで Ethernet 通信ができます。
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5.4
CAN トランシーバアダプタ
CAN I/F コネクタ(CN8)に CAN トランシーバアダプタを接続することで、CAN バスシステムを構築できます。
CAN インタフェース
CAN インタフェース(TTL)
付属ケーブルで接続
PC-CAN-02
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Fig 5.4-1
CAN ドライバの接続例
PC-CAN-02
製品名
PC-CAN-02
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製品機能
CAN トランシーバアダプタ
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備考
3.3V 対応
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5.5
タッチパネル LCD キット
LCD コネクタ(CN8)に LCD-KIT-B01 または LCD-KIT-C01 を接続することで、タッチパネルシステムを構築できます。
製品名
製品機能
備考
LCD-KIT-B01
7 インチ WVGA 静電容量式タッチパネル搭載 LCD キット
マルチタッチ対応(2 ポイント)
LCD-KIT-C01
7 インチ WVGA 抵抗膜式タッチパネル搭載 LCD キット
シングルタッチ
※2014年1月現在の状況となっており、予告なしに変更される場合があります。
5.6
AC アダプタ
XG-3358 で使用できる AC アダプタです。
項目
入力
AC 100V ~ 200V 50/60Hz
出力
DC 5.0V 2.0A
その他
5.7
仕様
RoHS 対応、PSE 認定取得
拡張コネクタセット
XG-3358 の拡張コネクタ CN1、CN2 用のコネクタセットです。ヘッダコネクタ、レセプタクルコネクタが各 2 個セットにな
っています。
項目
名称
製品型番
内容
仕様
XG シリーズ 拡張コネクタセット 4
XG-EXCN-04
ヘッダ:HIF3H-60PB-2.54DSA(ヒロセ) 2 個
レセプタクル:HIF3H-60DA-2.54DSA(ヒロセ) 2 個
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5.8
JTAG 変換基板
XG-3358 の JTAG コネクタは 14pin の FPC コネクタとなっておりますので、TI 社 XDS100 などの各社 JTAG エミュレータ
と接続するためにはピンを変換する必要があります。弊社 JTAG-CNV-01 は 14pin の FPC コネクタを TI 社標準の 14pin コ
ネクタに変換する基板です。
項目
名称
JTAG 変換基板
製品型番
JTAG-CNV-01
内容
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仕様
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14pin FPC / 14pin Mil コネクタ変換基板
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6.
製品サポートのご案内
●ユーザ登録
ユーザ登録は弊社ホームページにて受け付けております。ユーザ登録をしていただきますと、バージョンアップや
最新の情報等を E-mail でご案内させていただきまので、是非ご利用ください。
弊社ホームページアドレス http://www.apnet.co.jp
●修理の依頼
修理をご依頼いただく場合には、お名前、製品名、シリアル番号、詳しい故障状況を弊社製品サポートへご連絡ください。
弊社にて故障状況を確認のうえ、修理の可否、修理費用等をご連絡いたします。ただし、過電圧印加や高熱等により製品全
体がダメージを受けていると判断される場合には、修理をお断りする場合もございますので、ご了承ください。
なお、弊社までの送料はお客様ご負担となります。
修理・故障に関するお問い合わせ
E-MAIL
repair@apnet.co.jp
●製品サポートの方法
製品サポートについては、FAX もしくは E-MAIL でのみ受け付けております。お電話でのお問い合わせは受け付けておりま
せんので、ご了承ください。なお、お問い合わせの際には、製品名、使用環境、使用方法、問題点などを詳細に記載してく
ださい。
技術的なお問い合わせ
E-MAIL
query@apnet.co.jp
以下の内容に該当するお問い合わせにつきましては受け付けておりませんのであらかじめご了承ください。
■本製品の回路動作及び CPU および周辺デバイスの使用方法に関するご質問
■ユーザ回路の設計方法やその動作についてのご質問
■関連ツールの操作指導
■その他、製品の仕様範囲外の質問やお客様の技術によって解決されるべき問題
●ソフトウェアのサポート
ソフトウェアに関する技術的な質問は、受け付けておりませんのでご了承ください。
サポートをご希望されるお客様には、個別に有償にて承りますので弊社営業までご相談ください。
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7.
エンジニアリングサービスのご案内
弊社製品をベースとしたカスタム品やシステム開発を承っております。
お客様の仕様に合わせて、設計から OEM 供給まで一貫したサービスを提供いたします。
詳しくは、弊社営業窓口までお問い合わせください。
営業案内窓口
TEL
FAX
E-MAIL
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053-401-0033(代表)
053-401-0035
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改定履歴
版数
Rev1.0
日付
2014/03/10
改定内容
新規作成
XG-3358
XG Series
参考文献
「AM335x Sitara ARM Microprocessor」
その他
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・本文書の内容に基づき、アプリケーションを運用した結果、万一損害が発生しても、弊社では一切責任を負いませんのでご了承下さい。
商標について
・ ARM および Cortex TM は、ARM Limited の登録商標です。
・ Sitara TM は、TEXISAS INSTRUMENTS の登録商標です。
・その他の会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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〒431-3114
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E-MAIL : query@apnet.co.jp