九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ NO ECOLOGY.NO BUSINESS K-RIP情報 KYUSHU RECYCLE AND ENVIRONMENTAL INDUSTRY PLAZA vol.1 #2014 (一財)九州産業技術センター 九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ (K-RIP) 〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2丁目13-24 TEL 092-474-0042 FAX 092-472-6609 URL http://www.k-rip.gr.jp マレーシア・マラッカ州イドリス首席大臣と鶴田会長(歓迎レセプション) 《Contents》 《Page》 2~6 Ⅰ. 平成 26 年度K-RIP総会 Ⅱ. K-RIPプロジェクト Ⅲ. 新事業展開・市場開拓支援事業 Ⅳ. 九州-マレーシア環境産業交流事業 13~16 Ⅴ. 環境ビジネスの創出と人脈形成の場「エコ塾」 17~25 Ⅵ. K-RIPマネージャー・ASEANコミュニケーター紹介 Ⅶ. 平成 26 年度 K-RIP事業計画 7 8~12 26 27~28 1 ■ 平成 26 年度 K–RIP 総会 Ⅰ. 平成 26 年度 K-RIP 総会 平成 26 年 6 月 30 日、ホテルクリオコート博多におきまして、企業・自治体など 107 会員(委任状: 177 会員)の出席のもと、平成 26 年度九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ(以下「K-RIP」と いう。)総会を開催しました。 冒頭、鶴田会長の挨拶および九州経済産業局 折田憲一資源エネルギー環境部長の来賓挨拶の後、吉田副 会長を議長に選出し、平成 26 年度事業計画(案)など 6 議案について審議し、すべて異議なく承認されま した。 今回の役員改選におきましては、副会長 1 名、理事 3 名、監事 1 名が改選されました。 また記念講演では、日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所 環境・資源研究グループ長 小島 道一氏をお招きして、『ASEAN地域における環境問題とビジネス展開』という演題でご講演いただき、 大変興味深いお話を伺うことができました。 (総会議案)第 1 号議案 第 2 号議案 第 3 号議案 第 4 号議案 第 5 号議案 第 6 号議案 規約の改正(案)について 平成 25 年度事業報告(案)について 平成 25 年度収支決算報告(案)について 平成 26 年度事業計画(案)について 平成 26 年度収支予算(案)について 役員の改正(案)について 〔鶴田会長挨拶〕 〔議長を務めた吉田副会長〕 2 〔総会の様子〕 平成 26 年度 K–RIP 総会 ■ ■会長挨拶 鶴田 暁 氏【環境テクノス株式会社 代表取締役】 本日は皆様、大変お忙しい中、平成 26 年度K-RIP総会にご出席 を賜り、厚く御礼申し上げます。本年度はK-RIPが設立されまして 丁度 15 年を迎えて、節目の年となっております。この間、ネットワー クの形成を中心として、産学官連携の促進を図り、会員の皆様の積極的 な参加のもとに、ビジネスの拡大や事業創出に寄与するなど、一定の成 果を上げて参りました。 さて現在、我が国は少子化による人口減少や新興国などの経済成長に より、国内市場の伸びの鈍化が懸念されています。今後はこれまで以上 に機能の差別化や競争力のあるビジネスモデルの構築、新事業創出による市場の開拓が重要でござ います。そのためには、他地域の企業・機関との広域的な連携や、様々な分野で培われた技術シー ズの融合で、新たなイノベーションやビジネスモデルを創出する必要がございます。 そこでK-RIPでは、「新事業創出へのチャレンジ」 、「技術融合・既存技術の高度化」、「海外 展開への挑戦」を柱といたしまして、様々な事業を企画しております。詳細は後ほど各部会長から 説明がありますので、皆様のご理解を得られれば幸いでございます。 また、総会の後半に行われます講演では、開発途上国に関する研究を幅広く手がけている日本貿 易振興機構(JETRO)アジア経済研究所、環境・資源研究グループ長 小島 道一様より「AS EAN地域における環境問題とビジネス展開」と題してご講演を頂く予定でございます。今後AS EAN地域をはじめ、海外展開への挑戦を目指す会員の皆様には、大変有意義なものであると思い ます。新たなビジネスのヒントを探して頂ければ幸いでございます。 最後にK-RIP事務局のスタッフも一部入替わりがありました。この新しい体制で、会員の皆 様と共に今年も色々と事業に取り組んでいきたいと思っております。引き続き皆様の更なるご支援・ ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、私の挨拶とさせて頂きます。 ■来賓挨拶 折田 憲一 氏【九州経済産業局 資源エネルギー環境部長】 本日は鶴田会長をはじめ、会員の皆様、多数のご出席の下、平成 26 年度総会が盛大に開催されましたことを、心からお慶びを申し上げます。 また、皆様におかれましては、平素より経済産業省のエネルギー環境政 策に対しまして、格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 さて、ご案内の通りK-RIPは平成 11 年に設立され、今年で設立 15 周年を迎えますが、年々その存在感を増し、今では国内最大級の環境 ビジネスネットワークとなっております。K-RIPはこの間、九州の環 境ブランドを築き高めるために先導的な役割を果たしてきております。 これはひとえに会長をはじめとする役員の皆様、そして意欲のある会員の皆様のご努力の賜と高く 評価し、今後とも大いに期待しております。 会員の皆様の中には、研究開発に関わる外部資金を獲得したり、また新しいビジネスパートナー と連携して新事業を立ち上げたり、更には海外展開を図るなど多くの成果を生み出していると聞い ております。こうした活動を加速させるため今年度K-RIPでは、 「新事業創出へのチャレンジ」、 「技術融合・既存技術の高度化」、「海外展開への挑戦」を活動の三本柱として重点的に取り組んで いくと伺っております。九州経済産業局としましても、「産業クラスター計画」推進のために「も のづくり・商業・サービス革新補助金」や「公害防止技術の海外展開支援事業」などの助成制度に よる積極的な支援をして参りたいと考えております。 3 ■ 平成 26 年度 K–RIP 総会 ここで話が変わりますが、ご承知の通り九州管内の今夏の電力需給が大変厳しい状況でございま すので、一言、節電のご協力のお願いを申し上げたいと思います。先月の 16 日、政府の電力需給 に関する検討会で今夏の電力需給対策が決定され、九州管内では、数値目標は設けないことになっ ております。安定供給に必要な予備率 3 %は確保できる見通しでございますが、これは昨年ご協力 いただきました節電効果の実績を加味し、さらに東日本からの電力需給も織り込んだ数値でござい ますので、仮に火力発電所でトラブルなどが発生した場合には、非常に厳しい状況になることが予 想されております。節電協力期間でございますが、明日 7 月 1 日から 9 月 30 日までの平日で、朝 の 9 時から 20 時までになっており、昨年に引き続き節電のご協力をよろしくお願い致します。 最後になりますが、皆様方のビジネスがより一層拡大するとともに、K-RIPの活動が九州は もとより、広くアジアを取り込んだ活動へと展開し、引いては九州経済の活性化に寄与することを 祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。 ■記念講演 「ASEAN地域における環境問題とビジネス展開」 日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所 環境・資源研究グループ長 小島 道一 氏 (職歴) 1990 年 日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所 入所 1990 年度 一橋大学経済研究科 非常勤講師(夏学期のみ) 1996 年~ 1998 年 在バークレー海外派遣員 1998 年 アジア経済研究所 開発研究部 2003 年 10 月 アジア経済研究所 新領域研究センター 環境・資源研究グループ 【講演内容】 本日は、「マクロ統計で見るASEAN諸国」、「分野・市場規模の状況」、「環境問題への各国の 取り組み状況と環境規制」、「ビジネス展開」の 4 つの話をします。 まず、環境ビジネスの動向を作用する要因として、産業構造の変化が挙げられます。経済発展に よって環境問題が深刻化していき、そこで環境規制の整備・執行がどの様に行われるかによって環 境ビジネスの規模も変化します。その他にも、国際援助や環境問題の被害者が声を上げられるか、 汚職対策など、その国の様々な背景によって環境ビジネスの展開があると言えます。 1.マクロ経済でみるASEAN諸国 マクロ統計でASEAN諸国を比較すると、人口規模やGDP、規制の質、汚職制御、環境パフォ ーマンス、GDP成長率を見ることで、各国の状況を理解できます。 アジアにおける環境ビジネスの潜在市場規模を環境省が 2012 年にある対象分野で推計してい ます。2020 年と 2030 年の各国の市場規模を推計しているもので、それによると中国の「地球 温暖化対策」に関する 2020 年の市場規模は 43,262 億円と推定されていますが、ある推計では、 中国の再生エネルギーの投資額は 2012 年に 666 億ドルに達したというものもあります。つまり、 推計対象によって市場規模は大きく異なる可能性があるということがいえます。 4 平成 26 年度 K–RIP 総会 ■ 2.分野ごとの状況 工場の公害対策ですが、外資系企業や、海外の大手企業へ製品を供給している工場では、外国 からの指導もあり、公害防止への投資が進んでいます。しかし、現地の中小企業は排水などを垂 れ流している場合も少なくありません。具体的には、ベトナム・ハノイのメッキ工場を持つ中小 企業が、大学などと共同でその工場に排水処理施設を設置しましたが、ほとんど稼働していない という現実がありました。料金徴収をしっかり実施できなかったことが原因だと考えられます。 都市のごみ焼却施設に関しては、ランニングコストが高いことなどの理由から、比較的豊かな地 方都市(シンガポールやその他有名な観光地)でしか建設されていません。バンコクやクアラル ンプールでは建設が計画されていましたが、市民の反対運動で計画がストップしているという現 状もあり、なかなか進んでいません。廃棄物処分場に関しても、フィリピンやマレーシアは 10 年前から衛生埋立処分場の建設を国家目標としていますが、まだまだ進んでいない状況です。有 害廃棄物の処理・処分場に関して、東南アジアの主要国(タイ・マレーシア・インドネシア)で は整備が進んでいますが、カンボジアやラオス、ミャンマーはこれからという状況です。しかし、 再生可能エネルギーに関しては、バイオマス(籾殻、パーム空房など)を農園で活用するなど、 各国で重点的に取り組むものは異なっていますが、東南アジアでは、風力、地熱などの様々な再 生可能エネルギーの供給が進んでいます。また、省エネルギー機器がタイやマレーシアなどで普 及してきており、このような分野でもビジネスのチャンスがあるのではないかと考えられます。 3.環境問題への取り組みと環境規制 アジア諸国の環境関連法は、十分法整備ができているところと、できていないところがありま す。シンガポールはしっかりと法整備がされており、執行もできています。具体的に、来年から 約 250 のモールやホテルに対して、廃棄物の種類ごとの発生量、廃棄物の削減プランの提出を 求めるというものも執行されます。マレーシアでも法整備・法の執行は整備されています。 2009 年に、水・グリーン技術・エネルギー省が設立され、再生可能エネルギー法案が準備され るなど環境に関する取り組みが進んでいるといえます。タイでは、徐々に法整備・執行の強化が 行われており、中央政府が中心となって「グリーン調達」を本格化させています。政治的な混乱 の影響もあり進んでいませんが、地方にも拡大させていくことが計画されています。インドネシ アは、環境関連法案は整備されていますが、執行が不十分という状況です。大気汚染や水質汚濁 が問題となっており、特に農園開発をしてパームオイルのプランテーションを作る際の森林火災 が原因です。この際に、火入れをしない手法や、一度開拓して生産力が低下している土地の生産 力を向上させる手法がビジネスチャンスになるのではないかと考えられます。また、エネルギー 価格が高くなり、燃料補助金の支出が増加していることから、省エネルギー分野、エネルギー供 給に関する分野にもビジネスチャンスがあると考えられます。フィリピンでは、環境関連の法律 はありますが、執行に問題を抱えています。現在、環境天然資源省(DENR)は、環境に関す るラボの認証プログラムを実施している状況です。ベトナムでは、基本的に法令が整備されてい ます。2007 年に公安部門に環境警察の部局が設けられ、立ち入り検査を含め、水質汚濁などの 摘発が行われるようになってきています。摘発は大企業を対象とすることが多かったのですが、 近年、地方の工芸村での汚染が問題となっており、そこに対する対策を3年計画で進めることも 決定しています。また、2015 年から拡大生産者責任に基づく使用済み製品等の回収・リサイク ルを実施するために準備を進めている状況です。カンボジアでは、基本的な法令は整備されてい ますが、執行は十分ではありません。電気代が高く、製造業の立地は全般的に遅れています。ゴ ム農園開発が進み、水質汚濁が引き起こされているという状況もあります。しかし、カンボジア では、過去に廃棄物を外国から受け入れて健康被害が発生した経緯があり、投資に関する監督責 5 ■ 平成 26 年度 K–RIP 総会 任を負っているカンボジア開発評議会がリサイクルに関して慎重になっているという状況です。 ミャンマーは、民主化が進みインフラの建設に力点が置かれるようになり、鉱山開発が進み、環 境問題が発生しています。政府の改編が行われ、環境汚染の担当もできましたが、水質汚濁、大 気汚染の規制もまだ整備されていないという状況です。今後、JICAが専門家を派遣するなど の規制作りを支援する可能性があると考えられます。 4.ビジネス展開にあたって ASEAN諸国は、2015 年のASEAN経済共同体の設立を目指しており、その経済共同体 では関税、非関税障壁の撤廃、人の移動の自由化、投資自由化、貿易円滑化が掲げられています。 つまり、各国単位ではなく、ASEAN地域全体を意識した展開を視野に入れる必要があるとい えます。また、ASEANの国が他のASEAN地域の国へ環境分野で進出しようという動きも あり、そこにビジネス展開のチャンスがあると考えられます。更に、国による違いを理解するこ とが重要です。中央政府の担当省庁の相違や地方政府と中央政府の役割分担の相違、行政、立法、 司法の関係の相違を理解したうえで注意する必要があると言えます。それらと共に、法・規制、 工業規格、企業の自主的な取り組み、予算制約、コスト競争などの前提条件を理解することが重 要です。その様な意味では、現地のニーズを把握することと、自分たちの技術や製品を理解する ことが出発点ではないかと思います。自分たちの技術にあったニーズを探し続けること、ニーズ にあった技術を開発すること、技術が必要とされるような前提条件を整えること、現地にあった ビジネスモデルを考えることなどを留意するべきだと考えています。また、現地の情報を収集す ることも重要で、日本語より英語、英語よりも現地語でより多くの情報が発信されています。現 地の外国人向けに、現地で英字新聞が発行されているところもありますが、英語が公用語として 使われていない国もありますので、本格的に進出を考えるなら現地語を理解できる人材を確保す ることが重要です。 6 K–RIP プロジェクト ■ Ⅱ. K-RIP プロジェクト K-RIPプロジェクトは、K-RIP会員の環境・リサイクル関連分野における産業の振興や新事業の 創出を目的とし、①可能性調査事業、②製品開発事業、③既存製品改良事業、④その他事業について調査及 び研究に係る助成を行うものです。 平成 26 年度は 9 件の応募があり、4 件のプロジェクトが採択されました。 《審査日:平成 26 年 4 月 21 日(月)》 【提案者】 九州高圧コンクリート工業株式会社 【テーマ】 「コンクリートスラッジの有効活用」 【 概 要 】 コンクリートスラッジの排出量は全国で年間 300 万トンともいわれ、これといった活用 法がなく、大半が埋立て廃棄処分となっており、莫大な費用がかかりコンクリート業界の 大きな課題である。このコンクリートスラッジを排気ガスを利用し炭酸化処理を行い、脱 水した後、弱アルカリ性の固形物を有価物として商品化する。具体的には家畜の飼料(お が屑など)に混ぜて乾燥・除菌・脱臭を行う、環境衛生資材(商品名「床カラッと」)など を製造し販売する。 【提案者】 株式会社 日本リモナイト 【テーマ】 「脱硫化水素剤の再生拠点を東日本大震災被災地(宮城県岩沼市)に設置することに関する 事業システム構築の可能性調査」 【 概 要 】 東日本大震災被災地の復興に寄与すると考える弊社の「脱硫剤のリサイクル施設」を設 置するための課題等を抽出する。具体的には、使用済み硫化剤の処理・リサイクルに努力 している下水処理施設の特性や作業実態及び関連業者の動向・課題等を調査整理する。得 られた結果を取りまとめ、被災地の「持続可能な環境と経済の調和した街づくり」に寄与 することを主な目的に東北・北海道への脱硫化水素剤の販売拡大を目指す。 【提案者】 クリーンテックス・ジャパン株式会社 【テーマ】 「玄関マットリサイクルシステムから発生する『残渣物』のコークス代替燃料への利用検討 プロジェクト」 【 概 要 】 現在廃棄されている使用済みレンタル用玄関マットを、再びマットなどの商品へ利用す る完全リサイクルシステムの構築を目指し、これまで研究や調査を進めてきた。廃棄マッ トを再利用(一定量を原材料として使用)する「MAT to MAT」および「マット専 用油化技術」を確立してきた。本事業では、弊社以外の廃棄マットを油化した後の『残渣物』 のコークス代替燃料化としての評価(基準策定)を実施し、各地で活用できるシステムの 構築を目指す。 【提案者】 株式会社 シンコー 【テーマ】 「ゴム製品から排出されるバリゴム・スクラップゴムの再生及び再生システム構築の基礎研究」 【 概 要 】 ゴム製品製造工程から発生するバリゴム・スクラップゴムをゼロにする事は不可能であ る。現在、多くのバリゴム・スクラップゴムは産業廃棄物として処理しており、バリゴム・ スクラップゴムの再資源化は環境負荷の低減と、原材料の有効利用を図る理想的なマテリ アルループであると考える。そこで、ゴム製品製造工程で発生するバリゴム・スクラップ ゴムの再生化とそのシステムの構築のための基礎研究を本事業の目的とする。 7 ■ 新事業展開・市場開拓支援事業 Ⅲ. 新事業展開・市場開拓支援事業 K-RIP会員企業の優れた製品・技術などによる新事業展開や、新製品等の市場開拓を支援するため、 全国規模の環境見本市にK-RIPブースとして出展します。ブース内小間を提供し、複数のK-RIP会 員と同ブース内に共同で出展します。マネージャーのサポートによるアライアンス支援、会員企業の新事業 展開、製品・サービスの市場開拓をトータルで支援します。平成 26 年度は、エコテクノ 2014(北九州市)、 びわ湖環境ビジネスメッセ 2014(滋賀県長浜市)において展示、プレゼン、商談会を行う予定で、以下の 6 社の製品が採択されました。 1.エコテクノ 2014 【期 間】2014 年 10 月 8 日(水)~ 10 日(金) 【場 所】西日本総合展示場 新館(北九州市小倉北区浅野 3 丁目 8-1) 【開催概要】 地球環境時代にふさわしい環境保全・エネルギー技術を一堂に紹介し、環境・新エネルギー 技術交流を促進することで関係業界の技術革新、設備更新・導入を促し、地域産業界の環境 意識の高揚と環境ビジネスの健全な発展を目指します。 また、市民に紹介することにより、 家庭における省エネルギー技術等の導入を促進します。さらに、広くアジア地域を見据えた 国際交流の場として環境技術並びに製品の普及など、国際化の進展に寄与したいと考えます。 【提案者】 株式会社環境緑化保全コンサルタント 【製品名】 「くりんかロード工法舗装」 【用途】①ゲリラ雷雨対策 ②ヒートアイランド対策 ③防草対策 ④景観対策 ⑤法面保護対策 【 概 要 】 ①石炭火力発電所から排出される石炭灰をリサイクルした、透水・保水性を兼ね備えた二 層構造の舗装で、国交省NETIS登録された独自工法です。 ②最大舗装体積の 50%を保水します。一般的な保水性舗装は 8%~ 25%程度であり他社 の追随を許さないシステムです。 ③雨水を多量に「吸う」ことで洪水抑制効果を発揮し「あんしん」を提供、晴天になると 保水した雨水を「吐く」つまり蒸発させることで気温を下げ、ヒートアイランド現象抑 制に効果を発揮し「うるおい」を提供します(=自然状態の土地と同じ呼吸機能を提供)。 ④剰余水は緩やかに地中に浸透させることができ、機能的な雨水循環を育むことも可能です。 (地下水涵養=生物多様性への配慮) ⑤防草効果も優れ「豊かな住環境」にも貢献します。 ⑥近年の気象を鑑みると、特にゲリラ雷雨への対策が急務となっています。一方で猛暑日 も増加傾向、都市部ではヒートアイランドも加味され健康被害が問題となっています。 公共・民間問わず開発事業者は上記問題に対して、一層の対策が要求されると思われ、 「く りんかロード」により対策が同時に実現可能であると考えます。 ⑦原料である石炭焼却灰は、九州だけでも 60 万トン/年排出されており、持続可能な環 境舗装を広めることで、リサイクル促進=埋立抑制という社会的意義からも非常に有益 なシステムであると考えます。 8 新事業展開・市場開拓支援事業 ■ 施工例 製品例 【提案者】 株式会社 ティオシステムズ 【テーマ】 光触媒塗料(ティオスカイコート) 【 概 要 】 光触媒のコーティングには有機性結着剤が欠かせませんでしたが、光触媒は有機物を分 解する技術であることから当然有機性結着剤をも分解すると言う大きな矛盾を抱えていま した。ティオスカイコートは不可能とも言われた光触媒により分解されない結着剤(業界 初唯一の完全無機結着剤)を使った国際工法特許技術です。これにより、耐久性の大幅向上・ 基盤を問わない・分解性能の飛躍的向上を成し遂げました。この技術は光触媒業界永年の 念願とも言うべきもので、今後大きく飛躍して行く可能性を持っています。 塗料のラインアップ 光触媒空気清浄機 【提案者】 株式会社 ユニティクス 【テーマ】 ユビキタスモニタリングシステム ①計装・プロセス制御システムの構築 ②FA自動化・生産管理システムの構築 ③各種分散設備向け遠隔監視システムの構築 ④産業向けソフトウエア、電子機器の開発/販売 【 概 要 】 ①工場やプラントの監視・制御にインターネットを使ってもLAN内(場内)で使用する のと同じ感覚の監視(操業状態の把握)が遠隔地でも可能になります。 ②遠隔地において簡単な工場設備の自動制御(機器発停操作、自動操業の実行、緊急時の 非常停止など)も可能です。緊急時には、担当者へメールで知らせる機能があります。 ③帳票機能、データーロガー機能が標準装備されているため、1 ケ月の操業状況を集計し 今後の操業の計画を効率的に立てることが出来ます。また、弊社開発の無線バーコード リーダーを使用した在庫管理や生産管理システムを同時に運用する事で工場全体を管理 する事も可能です。 9 ■ 新事業展開・市場開拓支援事業 ④独自技術とノウハウをベースに汎用性が高い「リアルタイム監視システムパッケージ」 を開発しました。同パッケージをベースに工場設備の監視システムのほか、メガ ・ ソー ラー監視システム「MeMS」や風力発電監視システム「WiMS」など、用途別にハー ドも含めたソリューションを商品化し、工場設備にとどまらず幅広い市場での運用が可 能です。 ソフトウエア画面例 10 新事業展開・市場開拓支援事業 ■ 2.びわ湖環境ビジネスメッセ 2014 【期 間】2014 年 10 月 22 日(水)~ 10 月 24 日(金) 【場 所】滋賀県立長浜ドーム(滋賀県長浜市田村町 1320) 【開催概要】 びわ湖環境ビジネスメッセ実行委員会は、「環境と経済の両立」を基本理念に持続可能な経 済社会を目指し、環境産業の育成振興を図るため、環境負荷を低減する製品・技術・サービ ス等を対象とした商談・取引と情報発信・交流の場となる環境産業の総合見本市「びわ湖環 境ビジネスメッセ 2014」を開催します。 【提案者】 トータルケア・システム株式会社 【製品名】 紙おむつリサイクルシステム 【 概 要 】 当社は全国で唯一、使用済み紙おむつを水溶化分離し、再生パルプを取り出して販売す る紙おむつ専門のリサイクル業者です。病院・福祉施設や一部自治体(福岡県大木町)か ら回収した紙おむつは、当社プラントのリサイクル工程で水溶化分離し、再生パルプ、廃 プラスチック、汚泥、廃高吸水性樹脂とパルプの混合物の 4 種類に分けて回収します。回 収した再生パルプは建築資材(内壁材、外壁材)の原料として販売しています。その他、 廃プラスチックは固形燃料の原料、汚泥は土壌改良材の原料、廃高吸水性樹脂とパルプの 混合物は固形燃料および土壌改良材の原料としてそれぞれ再利用しています。紙おむつに 使用されているパルプは、主にアメリカやカナダから輸入される針葉樹系の良質なパルプ で、再生パルプに対する需要は極めて高くなっています。また、水溶化分離によるリサイ クルは、焼却処理に比べ発生するCO 2 が約 4 割削減できると評価されています。 紙おむつ水溶化分離後の回収物 再生パルプの再資源化物 11 ■ 新事業展開・市場開拓支援事業 【提案者】 株式会社 宮防 【製品名】 消波ブロック型枠専用塗料「F.B.X」 【 概 要 】 本製品はファームバリア※と同レベルの遮熱効果を維持し、水性塗料で 1 回塗りの仕様 が可能な画期的な製品です。更には、既存製品にはない水性シリコン樹脂に防錆効果を持 たせることに成功し、1 回塗り仕様で施工費、材料費が安くなる為、鋼製型枠分野での活 用に大いに貢献する塗料です。 ※ファームバリアとは、熱反射顔料・特殊セラミックを融合した高反射塗料です。 「F.B.X」を塗装した遮熱効果試験例 【提案者】 株式会社 ユニコン 【製品名】 ハイブリットDr . クロス S - 2カラーコート 【 概 要 】 酸化反応と還元反応を 1 つの触媒内で行うことにより、臭気成分や各種菌類等を酸化還 元分解し、消臭・抗菌・防カビ機能を持続させる機能と光のある所では、より高い抗菌・ 消臭作用を示す光触媒成分を独自の技術で融合させ、2 つの機能を兼ね備えたハイブリッ ト触媒の複合型内装塗料です。内装壁紙クロスを張り替えずに簡単に再生させることがで き、塗装後の臭いが無く、乾きが早く短時間での施工を実現出来る利便性があり、ホテル・ 飲食店・福祉関連施設・食品加工場・病院・学校・住宅等用途も幅広い製品です。 既存の製品とは異なり、温度差で生じるエネルギーにより、触媒内の電荷移動に基づく 酸化還元され、触媒に触れた物質を分解するため、光や水の存在といった環境条件に左右 されることがない、新しい技術です。 製品概要 12 九州−マレーシア環境産業交流 ■ Ⅳ. 九州-マレーシア環境産業交流 ASEAN地域への関心が高まるなか、K-RIPは昨年度、環境産業交流事業(ミッション団の相互派 遣など)の成果として、マラッカ・グリーンテクノロジー・コーポレーションと環境産業交流にかかるLO I(基本合意書)の締結を行いました。今年度は、このLOIをベースに、マレーシア・マラッカ州の環境ニー ズを深掘りし、九州企業のマレーシア進出(現地企業とのビジネスマッチングなど)を視野に入れた、具体 的な案件組成へ向けた協議を行うマラッカ・プロジェクト検討会の開催やマレーシア・マラッカ州政府団招 聘、現地ミッション団の派遣を計画しています。 1.第 2 回 マレーシア・マラッカPJ検討会開催(第 1 回は 25 年度開催) 【開催日時】平成 26 年 7 月 8 日(火)13:30 ~ 15:30 【開催場所】(一社)九州産業技術センター 3 F会議室 【プログラム】 ⑴ 13:30 ~ 13:35 九州経済産業局 環境対策課 竹内課長 開会挨拶 ⑵ 13:35 ~ 13:40 『マレーシア ・ マラッカPJ検討会』の進め方について ⑶ 13:40 ~ 13:50 3 月マラッカ協議及び MiGHT との意見交換の概要について ⑷ 13:50 ~ 14:00 マラッカ州政府団の招聘プログラム ⑸ 14:00 ~ 14:10 今後のスケジュール(九州ミッション派遣 など) ⑹ 14:10 ~ 14:30 具体的な案件組成に向けた方策の検討 ⑺ 14:30 ~ 15:30 意見交換 ⑻ 15:30 閉会 2.第 3 回 マレーシア・マラッカPJ検討会開催(※国際ビジネス部会として開催) 【開催日時】平成 26 年 9 月 24 日(水)13:30 ~ 15:30 【開催場所】(一社)九州産業技術センター 3 F会議室 【プログラム】 ⑴ 13:30 ~ 13:35 坂井国際ビジネス部会長 開会挨拶 ⑵ 13:35 ~ 13:40 九州経済産業局 環境対策課 竹内課長挨拶 ⑶ 13:40 ~ 14:00 マレーシア・マラッカ州ミッション団招聘の報告 ⑷ 14:00 ~ 14:50 マラッカPJに関する今後の進め方について ・環境産業調査チーム及びミッション団の派遣 ・マラッカPJの案件組成の進め方 ・マラッカPJに関するMOU締結について ⑸ 14:50 ~ 15:30 意見交換 ⑹ 15:30 閉会 3.マレーシア・マラッカ州政府団招聘事業報告 8 月 18 日~ 20 日の間でマラッカ州首席大臣を筆頭とする、マレーシア・マラッカ州政府団の招聘を 行いました。 13 ■ 九州−マレーシア環境産業交流 ⑴ 招聘メンバー マレーシア マラッカ州 ダトゥク ・ スリ・イドリス 首席大臣、ダトゥク・ユノス 担当大臣 マラッカ・グリーンテクノロジー ・ コーポレーション カマルディン 最高経営責任者 マレーシア ・ ハイテク産業政府グループ(MiGHT / マイト)ニック副社長 他(総勢 22 名) ⑵ 招聘プログラム概要 8 月 18 日(月)~ 20 日(水)、マレーシア・マラッカ州政府団を招聘し、以下の交流プログラム を実施しました。 ① 歓迎レセプション・名刺交換会…北九州市の環境関連企業とマラッカ州政府団との意見交換 ② 表敬訪問……………………………九州経済産業局長表敬・長崎県知事表敬 ③ 企業訪問(7 カ所)………………環境関連企業の先導的な事例の視察 ④ 企業プレゼン・意見交換会………九州経済産業局資源エネルギー環境部、K-RIPとの交流に ついて意見交換 K-RIP会員企業のプレゼンテーション 【18 日】午後 北九州エコタウンセンター、西日本家電リサイクル㈱、㈱ジェイ・リライツ視察 名刺交換会・歓迎レセプション(於:リーガロイヤルホテル小倉) 14 北九州エコタウンセンター 視察 西日本家電リサイクル㈱ 視察 ㈱ジェイ・リライツ 視察 名刺交換会(意見交換) 九州−マレーシア環境産業交流 ■ 【19 日】午前 三菱長崎機工㈱視察、長崎県知事表敬訪問 午後 協和機電工業㈱、ハウステンボス技術センター㈱視察 三菱長崎機工㈱ 長崎県知事表敬訪問 協和機電工業㈱ 視察 ハウステンボス技術センター㈱ 視察 【20 日】午前 福岡市クリーンパーク臨海視察 午後 九州経済産業局長表敬訪問、企業プレゼン会・意見交換会 福岡市クリーンパーク臨海 視察 九州経済産業局長表敬訪問 15 ■ 九州−マレーシア環境産業交流 企業プレゼン会 意見交換会 ⑶ 企業プレゼン会・意見交換会(20 日)の主な内容 ・マレーシアへ事業展開を検討中のマラッカPJ参加企業 6 社が、マレーシア・マラッカ州政府団に 対して、具体的な事業計画などマレーシアにおけるビジネス展開を具体化するプレゼンテーション を行いました。 ・意見交換会では、マレーシア・マラッカ州における環境プロジェクトの具体化に向けて、マレーシ ア側から、九州側からの提案(事業計画)を受け付けるプラットフォームを設立したことの説明や、 今後のミッション団派遣等の日程や、重点的に取り組んでいきたい環境課題(テーマ)に関する確 認などを行いました。 ⑷ 今後の計画 今回のマレーシア・マラッカ州政府団の訪日により、同政府団は、九州企業の高い環境技術を確認 し、マラッカ州での環境プロジェクトを具体的に進めていくことを再確認しました。 また、10 月にマラッカ州で今後のプロジェクトの具体化に向けた事前協議を行い、12 月に九州の 企業からなるミッション団を派遣することを今回の招聘事業でマレーシア側と合意しました。マレー シアにおける環境プロジェクトの具体的な案件組成のための企業間MOUの締結や協議を継続してい く予定になっています。 16 環境ビジネスの創出と人脈形成の場「エコ塾」 ■ Ⅴ. 環境ビジネスの創出と人脈形成の場 「エコ塾」 -毎月第 2 木曜日開催- K‐RIPでは九州経済産業局と連携して、環境分野の人的交流、企業間交流の活性化を目的とする「エ コ塾」を毎月 1 回開催しております。平成 19 年度に第 1 回を開催し、この度 80 回という節目を迎えました。 「エコ塾」は、環境関連ビジネスに取り組む企業や環境ビジネスを支援する団体などのプレゼンテーショ ン(毎回 2 社程度の講演)と講演会後に行います参加自由型の交流会(立食形式)の 2 部形式となってお ります。 また、平成 26 年度から試行的取組として、交流会内で企業や支援機関からの告知や各種PRを行える ショートプレゼンテーション(1 分間)の時間を設けています。気軽に企業PRができることもあり、参加 者との積極的な交流を図っていただきました。 今回は第 76 回~第 81 回までの概要を報告します。参加者アンケートでは、「とても参考になった」、「更 に詳しく知りたい」、「一緒に組んでビジネスをしてみたい」、「製品を購入してみたい」といった声もあり、 活発な質疑応答も行われ、「エコ塾」を通した今後のビジネス展開が期待されます。 1.第 76 回 エコ塾(FVM with エコ塾) 第 76 回のエコ塾は、通常開催している「エコ塾」と違い、フクオカベンチャーマーケット(FVM) 協会とコラボレーションして、FVM協会主催の「ビッグマーケット 2014」の中で「ビジネスプラン 発表会(FVM with エコ塾) 」という形で開催しました。 【開催日時】平成 26 年 2 月 20 日(木)10:30 ~ 【参加人数】発表会:212 名 /平均 26.5 名 【プレゼンテーション】 〔発表者〕㈱デコス 〔参加者〕27 名 〔テーマ〕新聞古紙を主原料とした断熱材「デコスファイバー」の販路拡大及びそれを活用した断熱施 工法「デコスドライ工法」のFC展開 〔発表者〕㈱ジオパワーシステム 〔参加者〕28 名 〔テーマ〕建物の省エネを可能にする地中熱システムで差別化を! 〔発表者〕㈱ユニティクス 〔参加者〕18 名 〔テーマ〕ユビキタスモニタリングシステムの拡販 〔発表者〕㈱宮防 〔参加者〕24 名 〔テーマ〕遮熱塗料による温度対策の推進 17 ■ 環境ビジネスの創出と人脈形成の場「エコ塾」 〔発表者〕㈱シー・アール・シー 〔参加者〕36 名 〔テーマ〕生ゴミ処理機シンクピア(家庭用・業務用)の販売 〔発表者〕楽しい㈱ 〔参加者〕23 名 〔テーマ〕新資源化システム(生ゴミ・廃プラ・バイオマスの堆肥化・油化リサイクルシステム) 〔発表者〕T・プラン㈱ 〔参加者〕26 名 〔テーマ〕自然エネルギー 100%の完全独立型充電ステーション 「青空コンセント」でエネルギーの地産地消(ゼロエミッション)を実現 〔発表者〕㈱トワード 〔参加者〕30 名 〔テーマ〕安全運転エコドライブ推進システム「ECO-SAM」−エコサム− 〔K-RIP 会員企業発表者〕 ㈱宮防 ㈱ユニティクス 矢野 氏 池田 氏 T・プラン㈱ 楽しい㈱ 松尾 氏 18 寺下 氏 発表会の様子 ㈱トワード ㈱シー・アール・シー 浦野 氏 古賀 氏 環境ビジネスの創出と人脈形成の場「エコ塾」 ■ 2.第 77 回 エコ塾 【開催日時】平成 26 年 3 月 13 日(木)17:00 ~ 【参加人数】講演会:77 名 / 交流会:49 名 【プレゼンテーション】 〔テーマ〕世界を救う小型海水淡水化装置と小型浄水器の御案内 〔発表者〕ワイズグローバルビジョン株式会社 代表取締役副社長 柳瀬 善史 氏 〔概 要〕 当社は小型の海水淡水化装置を販売しています。大手企業は大型の装置や数十億円もの淡 水化プラントなどを開発していますが、当社は持ち運べて家庭用電源でも使用可能な小型の 海水淡水化装置を開発しました。 小型化出来たがゆえに大きな市場が創造出来ています。それは例えば小型の船の他、沿岸 の自治体や施設など人が多く集まるところでの防災用途です。また、非常に小型で火も電気 も使わない手動ポンプ式の防災用浄水器も開発しました。こちらは河川やプールの水に使用 できます。 〔テーマ〕世界初、基盤の表面を 100%ナノレベルの酸化チタン結晶膜で皮膜する高性能光触媒技術の 原理と応用 〔発表者〕株式会社ティオシステムズ 顧問 小森 淳一 氏 〔概 要〕 光触媒は、有害有機物を完全に分解し無害化する抗菌・消臭・防汚・水質浄化を目的とし た環境浄化技術の切り札として、長い間期待されてきましたが、期待程は普及していないの が実情です。 光触媒の効果を発揮するためには建物等にコーティングする必要が有りますが、現状はバ インダーとして有機性接着剤及び塗料を使っているのが一般的です。しかし、光触媒は全て の有機物を酸化分解する技術ですので当然バインダーをも分解し、短期間で剥げ落ちると言 う大きな欠陥を抱えていました。 当社は釉薬の研究から偶然発見された、分解されない無機性接着剤を使い 、高耐久・高分 解力・速乾性常温施工などの機能を持つ、光触媒の国際特許を取得し、長年の懸案を克服し ました。 〔テーマ〕施策紹介 〔発表者〕九州経済産業局 産業部 中小企業課 / 地域経済部 技術振興課 〔概 要〕 25 年度補正予算及び 26 年度予算の内容より、参加企業の皆さまにご活用いただける施策 内容をご紹介。 ワイズグローバルビジョン㈱ ㈱ティオシステムズ 柳瀬 氏 小森 氏 講演会風景 交流会風景 19 ■ 環境ビジネスの創出と人脈形成の場「エコ塾」 3.第 78 回 エコ塾 【開催日時】平成 26 年 5 月 15 日(木)17:00 ~ 【参加人数】講演会:61 名 / 交流会:40 名 【プレゼンテーション】 〔テーマ〕『㈱エコウッドの環境事業とエコMウッドの変遷』 〔発表者〕株式会社エコウッド 営業部 西日本営業所 所長 長本 好政 氏 〔概 要〕 WPRC(木材・プラスチック再生複合材)は広い分野で「リサイクル材料」として製品 化されるとともに使用後には回収して繰返し原料として使用できる「多回リサイクル性」を もつことで廃棄物の削減や資源保護等環境配慮型素材として認知されてきました。 当社では創業から 11 年間で約 24,400t のWPRC(商品名:エコMウッド)を販売して、 地元福岡はもとより全国の公共・民間施設でデッキ・ルーバー・ベンチ・フェンス等の外装 用建材として幅広くご利用いただいております。 〔テーマ〕『間伐材や放置竹林などの未利用バイオマスから作り出す容器と再生エネルギーの可能性』 〔発表者〕バイオマス事業化協議会事務局 株式会社三井アール・ディー 代表取締役 迎井 直之 氏 特定非営利活動法人NPOふくおか 濵平 努 氏 〔概 要〕 地域課題の一つである放置竹林や間伐材(林地残材)等で自然災害時に被害を拡大させな いため、また鳥獣被害の軽減、C O 2 削減のために未利用バイオマスを有効利用していく事 が必要です。(株)三井アール・ディーでは、未利用のバイオマスを粉末化、加熱圧縮して発 泡スチロール、プラスティック容器などの石油製品の代替品をバイオマス比率 60%~ 100% で製造する手法を確立しました。生分解可能な容器をはじめ、製造可能な容器類は無数に考 えられますが、事業としていくにはパートナーを必要とします。本事業は農山漁村の雇用や 経済の活性化につながり、廃棄される容器で将来的に再生可能なエネルギーをとり出せる可 能性もあります。 〔テーマ〕施策紹介 〔発表者〕九州経済産業局 資源エネルギー環境部 エネルギー対策課 〔概 要〕 26 年度予算の内容より、参加企業の皆さまにご活用いただける施策内容をご紹介。 20 (株)エコウッド バイオマス事業協議会 長本氏 濵平氏 講演会風景 環境ビジネスの創出と人脈形成の場「エコ塾」 ■ 【ショートプレゼンテーション】(@交流会) ○篠田株式会社 〔発表者〕環境事業部 福岡事務所 所長 仁位 正博 氏 ○福岡市 〔発表者〕農林水産局 農林部 森林・林政課長 水落 啓介 氏 ○公益財団法人 西日本産業貿易コンベンション協会 〔発表者〕事業部 事業第二課 主任 高橋 洋 氏 交流会風景 ○フクオカベンチャーマーケット協会(FVM) 〔発表者〕ベンチャーサポートセンター マネージャー 奥田 麻衣子 氏 ○一般財団法人 九州産業コンサルタント協会 〔発表者〕理事長 齋藤 清美 氏 4.第 79 回 エコ塾 【開催日時】平成 26 年 6 月 12 日(木)17:00 ~ 【参加人数】講演会:69 名 / 交流会:49 名 【プレゼンテーション】 〔テーマ〕ある環境ベンチャーの挑戦 VOL .3 「除染作業で発生する汚染水の浄化及び減容化新技術を福岡から被災地に向けてキックオフ!」 〔発表者〕株式会社ファーストソリューション 代表取締役 高田 将文 氏 〔概 要〕 MC工法は当社が独自に開発した建設工事等で発生する汚泥の浄化~脱水~運搬までの作 業をワンストップで完結させる工法で、バキューム車での搬出・処分に比べ処理コストを 3 分の 1 に削減可能です。また、当社の製品は経済産業省の支援により研究開発され、国土交 通省のNETIS「新技術情報提供システム」にも登録された新しい環境技術です。 2012 年に環境省「除染関係ガイドライン」に適合した除染作業で発生する汚染水の脱水(減 容化)及び内容物の長期間保管に特化した脱水フレコンバック「エコポーチ Type 2 型」 の開発製品化を完了し、現在、福島市や桑折町をはじめ(独)日本原子力研究開発機構など への納入実績を持っています。 〔テーマ〕熊本環境(株)開発による安全性の高い消臭剤及び油分解剤の紹介 〔発表者〕熊本環境株式会社 開発室室長 石井 博貞 氏 〔概 要〕 当社開発の消臭剤は、食品添加物に使用されている材料を主成分としたより安全性の高い 商品です。トイレなどでの悪臭、アンモニア臭を一瞬に消して住環境を改善します。当社消 臭剤は、九州の大手鉄道会社においても高い評価を得られた商品です。また、油分解剤は油 分をナノレベルに寸断し、水分子より小さくしてから自然界の微生物の力で 98%以上生分解 していくもので、環境に与える負荷を軽減していく商品です。 21 ■ 環境ビジネスの創出と人脈形成の場「エコ塾」 〔テーマ〕『暗所でも温度変化エネルギーで悪臭、雑菌を分解する温度触媒機能と、光が当たると悪臭、 雑菌を分解する光触媒の二つの機能を兼ね備えたハイブリッド触媒ドクタークロス内装塗料 の開発』 〔発表者〕株式会社ユニコン 代表取締役 大西 哲也 氏 〔概 要〕 ハイブリッドドクタークロスとは、光触媒と C T触媒(温度触媒)を最高効率で融合させ たハイブリッド触媒です。これは、暗い所でも臭いの元を分解する温度触媒と光が当たると 臭いの元を分解する光触媒の 2 種類の機能を兼ね備えたハイブリッド触媒です。 黄色ぶどう球菌や大腸菌の分解、カビの発育抑制力に優れ、汗の臭い、加齢臭、ペットの臭い、 アンモニア、タバコ臭、ホルムアルデヒド臭、細菌の分解を持続する機能を持つ塗料を室内 のクロスにコーティングすることで、クロスの張替えをせずに、もともとの素材の色彩や風 合いといった美観を活かしたままのクロスリペア再生を簡単にすることができます。また、 張替えで出るゴミを軽減することで、温室ガスの削減にもなり、地球環境に貢献できる商品 です。 ㈱ファーストソリューション 高田 氏 熊本環境(株) (株)ユニコン 石井 氏 大西 氏 【ショートプレゼンテーション】(@交流会) ○株式会社 エコプラスワン 〔発表者〕代表取締役 林 俊祐 氏 ○株式会社 ワールドリンク 〔発表者〕営業課長 中村 斗志也 氏 ○福岡県商工部中小企業振興課 〔発表者〕主任主事 渋田 将武 氏 ○KICS(北九州環境ビジネス推進会) 〔発表者〕佐藤 信幸 氏 22 講演会風景 環境ビジネスの創出と人脈形成の場「エコ塾」 ■ 5.第 80 回 エコ塾 80 回記念の「エコ塾」として、『九州をリードする「エコ」なもの づくり企業』と題して、「ものづくり日本大賞」で受賞した企業様に プレゼンターとしてご登壇していただき活気ある会となりました。 【開催日時】平成 26 年 7 月 30 日(水)17:00 ~ 【参加人数】講演会:61 名 / 交流会:40 名 冒頭挨拶 (一財)九州産業技術センター 常務理事 村上 英治 【プレゼンテーション】 〔テーマ〕伝統の漆喰から最新のLIMIXまで、石灰のもたらすエコサイクル 〔発表者〕「第 2 回内閣総理大臣賞」受賞 田川産業株式会社 代表取締役 行平 信義 氏 〔概 要〕 石灰を用いる漆喰は世界中で数千年の昔から使われている技術であり、カルシウムとCO 2 の 循環という、極めて環境への負荷の少ないエコシステムです。エコというだけでは無く、漆 喰には調湿・消臭・抗菌という優れた機能性がある事が意外に認識されておらず、建築現場 でニッチにとどまっている原因となっています。 この漆喰から焼かないという省エネルギーな製法で大理石並みの強度の成型体を生み出し たのがLIMIX(ライミックス)技術であり、漆喰の機能性に加えて、デザイン性豊かな 新素材としての用途開発が可能となりました。 〔テーマ〕世界初!輻射式冷暖房と高性能エアコンの融合「ecowin HYBRID」の世界展開! エアコン(対流式)+輻射式(遠赤外線)による熱移動の原理をW応用! 〔発表者〕「第 3 回優秀賞」受賞 株式会社エコファクトリー 代表取締役 村上 尊宣 氏 〔概 要〕 当社は、本年 6 月 1 日、輻射式冷暖房と高性能エアコンを融合させた世界初!ハイブリッ ド型空調システム「ecowin HYBRID」 を発売いたしました。新築・リフォームはもとより、 戸建住宅、マンション、幼稚園、病院、老人介護施設など、健康・快適な空調が強く要望さ れる用途でのご利用に最適です。 夏本番を迎える今、プレスリリースで各メディアから注目を頂いている超省エネ性と健康 快適性を両立した「ecowin HYBRID」を、今まさに旬の話題としてエコ塾の皆様にご 紹介いたします。 「ecowin HYBRIDの魅力」 ① 輻射式の特徴、夏は蔵の中、冬は陽だまりの中にいるような最上の快適性! ② 対流式の爽快感、空気清浄機能等の多機能性、輻射式の健康快適性を両立! ③ 国内最新型高性能エアコン比 最大 34%の超省エネ ④ 同等の輻射式冷暖房システムの価格の約半分と大幅にプライスダウン! ⑤ 既存エアコンを熱源として利用可能。リフォーム対応可能!(経済産業省「グローバル 技術連携支援事業補助金」による開発実用化) 〔テーマ〕アジア地域用浄水機のご紹介 〔発表者〕「第 5 回特別賞」受賞 株式会社タカギ セントラル事業推進室セントラル浄水開発課 課長 丸木 祐治 氏 〔概 要〕 ㈱タカギは日本国内で蛇口一体型の浄水器、散水用品の開発製造販売を通して製品を送り 出してきました。蛇口一体型の浄水器においてはおかげさまで国内新築マンションの 60%を 超えるシェアを獲得、好評を得ております。 23 ■ 環境ビジネスの創出と人脈形成の場「エコ塾」 そのような経緯もあって、水を通して社会貢献したいという思いが我々にはありますが、 ベトナムに工場進出、現地の水事情を目の当たりにする中で蛇口から直接飲めない現状を知 り、何とかしたいという思いで装置開発に取り組むこととなりました。「アジア地域用の浄水 機」としてものづくり日本大賞に応募、幸運にも経済産業大臣特別賞をいただくことができ ましたのでこの機会に概要をご紹介させていただきます。 田川産業㈱ ㈱エコファクトリ― ㈱タカギ 行平氏 村上氏 丸木氏 講演会風景 【ショートプレゼンテーション】(@交流会) ○カメイ株式会社 〔発表者〕課長代理 吉田 巧 氏 ○銘健産業株式会社 〔発表者〕代表取締役 高田 和彦 氏 ○株式会社プリミティブドライブ 〔発表者〕菊地 勇太 氏 ○株式会社ティオシステムズ 〔発表者〕顧問 小森 淳一 氏 交流会風景 6.第 81 回 エコ塾 今年度よりK-RIPは、九州半導体・エレクトロニクスイノベーション協議会(以下「SIIQ」 という。)と連携を図り、今まで以上に幅広い分野とのビジネスマッチング、ビジネス創出を目指して いきます。そこで、第 81 回のエコ塾は、「エレクトロニクス ミーツ エコ」と題して、K-RIPとS IIQが連携して「エコ塾」を開催し、『環境』と『エレクトロニクス・半導体』の出会いの場の創出 を図りました。 【開催日時】平成 26 年 8 月 7 日(木)17:00 ~ 【参加人数】講演会:42 名 / 交流会:26 名 【K-RIPとSIIQの取組み紹介】 K-RIPは約 400、SIIQは約 150 の産学官の 会員を有し、各機関のマネージャー、コーディネーター が会員企業の支援をしながら、ビジネスマッチングや 新規ビジネスの創出を目指した取組をしています。 K-RIP 江口統括マネージャー 24 SIIQ 牧野コーディネーター 環境ビジネスの創出と人脈形成の場「エコ塾」 ■ 【プレゼンテーション】 〔テーマ〕『高効率反射笠Shine Bright』 〔発表者〕熊本電気工業株式会社 開発製造課・主任 福田 優太 氏 〔概 要〕 工場や体育館、倉庫、ショッピングモール、ホールなどに使用されている高天井HID照 明(水銀灯照明)用の反射笠です。従来の反射笠に比べ効率が非常に良いので反射笠の能力 で明るさが 1.5 倍~ 2 倍になります。反射笠の効率が良いためランプの容量を落としても照 度が変わりません。環境を変えずに大幅な省エネが出来る商品となっております。 〔テーマ〕直流連系による自律分散電源システムの開発と実証について 〔発表者〕株式会社アバール長崎 営業部企画課 永渕 弘典 氏 〔概 要〕 エネルギーを「創る」、「蓄える」、「賢く使う」をコンセプトに拡張性のある、且つ、自律 的なエネルギー制御を可能にするため、自律分散型双方向電源装置を開発します。複数のエ ネルギーソース、負荷をDCバスで接続し自律的にエネルギーを相互交換可能なエネルギー システムを実現し、国内実証へ複数のシステムを投入し稼働させました。 異なったエネルギー規模、複数の発電リソース、負荷を接続しエネルギーミックスとバラ ンスを考慮した自律分散型エネルギーシステムの実例を紹介します。 熊本電気工業㈱ ㈱アバール長崎 福田 氏 永渕 氏 講演会風景 【ショートプレゼンテーション】(@交流会) ○フクオカベンチャーマーケット協会 〔発表者〕マネージャー 奥田 麻衣子 氏 ○銘健産業株式会社 〔発表者〕代表取締役 高田 和彦 氏 交流会風景 25 ■ K–RIP マネージャー・ASEAN コミュニケーターの紹介 Ⅵ. K-RIPマネージャー・ ASEANコミュニケーターの紹介 K-RIPの各事業を効果的・効率的に進めるため、統括クラスターマーネジャー 1 名、クラスターマネー ジャー 1 名、ASEANコミュニケーター 1 名を配置し、それぞれ活動しています。 御用の際、お気軽にご相談ください。 統括クラスターマネージャー 江口 博(出身 長崎県) □経歴:長崎大学大学院環境科学研究科環境保全設計課程修了 財団法人 長崎県産業振興財団 □趣味:自転車、音楽鑑賞 環境クラスターに携わるにようになり 6 年目を迎えました。 皆様と会話することが、全ての始まりであり、顔が見える関 係を続けたいと願っております。九州発の環境ビジネスの一 助となれますよう努めて参りますので、お気軽にお声掛けく ださい。 クラスターマネージャー 嶋田 駿一(出身 福岡県) □経歴:西南学院大学大学院文学研究科国際文化専攻博士後期課程修了 中日ビジネスサポート㈱(アジアビジネスコンサルティング) □趣味:旅行、お酒 K-RIPで 2 年目を迎えましたが、環境分野においても人 と人の出会いから新たなビジネス、新たな市場が生まれること を実感しています。ネットワーク組織ならではの強みを活かし、 九州から全国、そしてアジアへ、皆様のビジネス拡大の支援に 努めます。 (リム ウィー イー) ASEANコニュニケーター W.Y.LIM(出身 マレーシア) □経歴:九州工業大学大学院情報工学研究科情報システム専攻修了 JM Singapore IT Solutions Pte. Ltd. □趣味:世界中の友達を作ること 元マレーシア政府派遣留学生(ルックイースト政策)として来日。 日本語、英語、中国語、マレー語をビジネスレベルで自由に話せま す。ASEANの国々の文化・習慣、土地勘、中華系・日系のメン タリティに精通していることもあり、日本とASEANの大動脈と して、域内に足を運び、生きた市場情報を肌感覚で伝えていきます。 26 平成 26 年度 K–RIP 事業計画 ■ Ⅶ. 平成 26 年度K-RIP事業計画 平成 26 年度の事業計画は、以下の通りです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。 日 時 事業名 場 所 連携団体 福岡合同 庁舎 (本館) 平成 26 年 5 月~ 平成 27 年 3 月 異業種交流・ネットワーク拡大事業 エコ塾(毎月第二木曜日開催) 平成 26 年 4 月~ 平成 27 年 3 月 K-RIPプロジェクト (審査会:4 月 21 日、4 件採択) 平成 26 年 6 月 30 日 K-RIP役員会、総会 平成 26 年 7 月~ 平成 27 年 2 月 専門家派遣事業 平成 26 年 7 月 10 日 海外ビジネス・新事業創出PJ研究会 (第 2 回マラッカPJ検討会) 平成 26 年 8 月 18 日~ 20 日 マレーシアとの環境産業交流事業 (マレーシア・マラッカ州政府機関 の招聘) 福岡市 北九州市 長崎県 平成 26 年 9 月 10 日 アジア環境ビジネスセミナー (環境ビジネス海外展開セミナー) 福岡市 福岡アジアビジネスセンター 福岡県 福岡市 フクオカ・ベンチャー・ マーケット協会 北九州市 環境ビジネスアライアン スマッチングセミナー運 営協議会 平成 26 年 9 月 26 日 異業種交流・ネットワーク拡大事業 (第 82 回エコ塾 with FVM) 福岡市 K-RIP専門家など 平成 26 年 10 月 8 日~ 10 日 環境ビジネスアライアンス・市場開拓 支援事業 (新事業展開・市場開拓支援事業: エコテクノ 2014) 平成 26 年 10 月 22 日~ 10 月 24 日 環境ビジネスアライアンス・市場開拓 支援事業 滋賀県 (新事業展開・市場開拓支援事業: 長浜市 びわ湖環境ビジネスメッセ 2014) 環境ビジネスアライアン スマッチングセミナー運 営協議会 27 ■ 平成 26 年度 K–RIP 事業計画 日 時 平成 26 年 11 月 25 日 平成 26 年 12 月 11 日 事業名 ビジネスマッチング交流会事業 (環境ビジネス交流会) 異業種交流・ネットワーク拡大事業 (拡大版エコ塾 in くまもと) マレーシアとの環境産業交流事業 平成 26 年 12 月(予定) (マレーシア環境ビジネスミッション 団派遣) 平成 27 年 2 月 ビジネスマッチング交流会事業 (環境イノベーションフォーラム) 場 所 連携団体 九州経済連合会 S IIQ 福岡市 くまもと技術革新・ 融合研究会(R I S T) 熊本市 熊本大学イノベーション 推進機構(KICO) マレーシア マラッカ州 九州経済連合会 EPO九州 S IIQ 宮崎県 宮崎県太陽電池・半導体 関連産業振興協議会 宮崎県 九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ(K-RIP)事務局 〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2丁目13-24 (一財) 九州産業技術センター内 ● 都市高速 博多駅東ランプ 交通センター JR 博多駅 西日本シティ銀行 ● 筑紫口 ● ● カメラのドイ ● 都ホテル 博多スターレーン ● ● NTT ● 福岡合同庁舎 (一財)九州産業 技術センター ● 第二合同庁舎 通り 紫 筑 至鹿 児島 TEL 0 9 2 - 4 7 4 - 0 0 4 2 FAX 0 9 2 - 4 7 4 - 6 6 0 9 URL http://www.k-rip.gr.jp/ e-mail info@k-rip.gr.jp 川 笠 御 至小 倉 【Kyushu Recycle and Environmental Industry Plaza】 ( K-RIP) ● 八仙閣 ● 西日本シティ銀行 レストラン・カーサ ● ※本情報誌は経済産業省の委託事業「新産業集積創出基盤構築支援事業」として作成しています。 28 地下鉄 ● 東比恵駅 西日本シティ銀行 ● 百年 り 橋通
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