三浦市防犯灯LED化事業 公募型プロポーザル実施要領 平成26年12月 三浦市 三浦市防犯灯LED化事業公募型プロポーザル実施要領 目次 1.事業の目的……………………………………………………………………1 2.事業概要………………………………………………………………………1 3.事業場所………………………………………………………………………2 4.契約者…………………………………………………………………………2 5.優先交渉権者決定からサービス開始までのスケジュール(予定)……2 6.応募条件………………………………………………………………………2 7.応募に関する留意事項………………………………………………………5 8.ESCO事業選定の流れ……………………………………………………5 9.ESCO事業全体スケジュール(予定)…………………………………6 10.審査および審査結果の通知…………………………………………………10 11.ESCO提案書における提示条件…………………………………………11 12.事業実施に関する事項………………………………………………………12 13.契約に関する事項……………………………………………………………15 14.ESCO提案提出書類・作成要領…………………………………………15 15.配布資料………………………………………………………………………18 16.防犯灯具仕様…………………………………………………………………18 17.工事仕様………………………………………………………………………19 18.工事計画………………………………………………………………………19 1.事業の目的 三浦市(以下「本市」という。 )では現在約4,500灯の防犯灯を設置しているが、近 年、電気料金をはじめとした防犯灯に係る経費は大幅に増加している。 このため、本市の財政負担及び維持管理業務の軽減、防犯灯の適切な管理、環境負荷の 軽減に寄与することを目的に、全ての防犯灯のLED化を図るため、LED化工事や維持 管理を包括的に実施できる防犯灯ESCO事業を導入する。 導入にあたっては、事業者から優れたノウハウを生かした施工及び維持管理等に関する 提案を受け、本市にとって最も優れていると考えられる事業提案を選定するため、公募型 プロポーザル方式により事業者を選定する。 審査の結果、最も優れている提案を行った応募者(以下「優先交渉権者」という。)は、 本市とESCO事業契約の締結に向け協議を行い、合意に至った場合、本事業に係るES CO事業契約を締結し、本事業を実施するものとする。 2.事業概要 (1) 事業名称 三浦市防犯灯LED化事業 (2) 契約方式及び契約期間 シェアード・セイビングス契約 (民間資金活用型) ESCO契約期間 10年間(平成27年3月下旬から平成37年6月30日まで) (3) 事業者が行う業務範囲 事業者が行う業務範囲は以下のとおりとする。 1)本事業における設備設置に関する設計、施工、施工監理、既存設備の撤去及び廃 棄処分及びその関連業務 2)現地調査 ①既設防犯灯(既設防犯灯には既設LED防犯灯を含む。以下同じ。 )の位置の調査 (設置場所、東電引込柱番号、NTT柱番号など設備管理上必要となる各種情報 の調査) ②既設防犯灯の設備の調査(灯具の種類など具体的な設備内容の調査) 3)電力契約の照合・申込 ①電力会社と緊密な連携のもと、既設防犯灯に係わる電力契約の調査照合 ②既設防犯灯に係わる電力契約の調査及び現地調査結果の突合 ③電力契約と既設防犯灯の数量相違の把握・整合を毎年実施(防犯灯設備があって 電力契約のないもの、電力契約があって防犯灯設置がないものを選別し、それら について電力会社及び本市と緊密な協議を行い、両者の整合を図る。 ) 1 ④LED化に伴う契約変更の申込み及び前項で把握した契約相違に係わる新設又は 減設申込みの実施 4)既設防犯灯の防犯灯管理システムの構築 5)ESCO契約期間内における業務(既設及び新設のLED防犯灯(開発行為等に よる新設を含む。 ) ) ①設備の維持管理業務・修繕業務 ア.本市からの防犯灯修繕等の依頼に基づき防犯灯の調査・修繕を行う。 イ.本市からの連絡受付のためにコールセンターを設置し、本市の依頼に基づい た防犯灯の修理等を迅速に行うものとする。 ウ.ESCO 設備について、事業者の負担で保険に加入することとする。但し、加 入する種類、内容は本市と協議のうえ定めるものとする。 ②防犯灯管理システムのデータ更新 ③エネルギー削減量の計測・検証業務及び保証業務 6)ESCO契約終了後の設備の所有権移転業務 7)上記以外、事業者が独自に提案する業務 3.事業場所 本市全域の防犯灯とする。 4.契約者 三浦市 5.優先交渉権者決定からサービス開始までのスケジュール(予定) (1)優秀交渉権者の決定 平成27年 2月上旬 (2)ESCO契約の締結 平成27年 3月下旬 (3)工事期間 平成27年 4月上旬~6月下旬 (4)ESCOサービス開始期日 平成27年 7月1日(水) 6.応募条件 (1)応募者の資格要件 1)ESCO事業を行う能力を有する単独企業あるいはグループ(複数の企業の共 同体)とする。 2)グループで応募する場合は、事業役割を担う代表者を1社選定し、その代表者 が本市との連絡窓口となり、事業の遂行の責を負うものとする。 3)参加表明時は、応募者の構成員全てを明らかにし、各々の役割分担を明確にす る。 2 4)応募者は、応募を含むそれ以降の提案にかかわる諸手続及び契約等にかかわる 諸手続を行う。 5)ESCO提案提出後において、事業運営を目的とした特定子会社等を設立する ことも可能とする。ただし、設立条件などに関しては、本市と協議したうえで 合意を得る必要がある。 (2)応募者の役割 1)応募者は、次の役割を全て担い、グループの場合は各構成員が以下の役割を 分担するものとする。 ①事業役割…本市の対応窓口となり、契約等諸手続を行い、事業遂行の責を 負う。 ②設計役割…設計・計画・監理に関する業務をすべて実施する。 ③施工役割…施工に関する業務をすべて実施する。 ④その他役割…上記①~③以外の維持管理、金融、ESCO設備供給、防犯 灯の設置状況の把握などに関する業務を各々実施する。 2)事業役割を担う応募者が複数の企業で構成される場合は、企業間の事業役割 に関する合意書を別途本市に提出すること。なお、その合意書には、事業役 割の構成企業全体が、本市に対し連帯責任を負う旨を示す条項を含むこと。 3)下請負業者又は協力事業者の選定にあたっては、本市内業者を優先して選定 すること。 (3)応募者の資格 応募者の資格要件は、次のとおりとする。なお、グループの場合、グループとし てこれらの要件を満たすこと。 1)応募者は、参加表明書及び資格確認書類により、本実施要領の内容を充分に 遂行できると認められる者であること。 2)応募者は、各種対策により対象設備のエネルギー削減量を提案できる者であ り、削減量が達成できない場合は、保証措置を講じることができる者である こと。 3)応募者は、ESCO設備導入後のエネルギー削減量及び削減金額を計測・検 証することができる者であること。 4)応募者は、事業運営、維持管理、システムサポートを円滑に行うため迅速に 対応ができる者であること。 (4)応募者の制限 次に掲げる者は、応募者の構成員となることはできない。 1)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当 する者 3 2)本募集要項の配布の日から、ESCO提案書提出日までの期間に「三浦市建 設工事請負契約に係る指名停止等措置要領」に基づく指名停止の措置を受け ている者 3)本募集要項の配布の日からESCO提案書提出日までの期間に建設業法(昭 和24年法律第100号)第28条第3項若しくは第5項の規定による営業 停止処分を受けている者 4)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律77号) 第3条又は第4条の規定に基づき都道府県公安委員会が指定した暴力団等の 構成員を、役員、代理人、支配人その他の使用人又は代理人として使用して いる者 5)三浦市暴力団排除条例(平成23年三浦市条例第2号)第7条の規定に該当 する者 6)民事再生法(平成11年法律第225号)第21条の規定による民事再生手 続開始の申し立てをしている者 7)会社更生法(平成14年法律第154号)第17条第1項又は第2項の規定 による更正手続開始の申し立て(同法附則第2条の規定によりなお従前の例 によることとされている更正事件(以下「更正事件」という。)に係わる同法 による改正前の会社更生法(昭和27年法律第172号。以下「旧法」とい う。 )第30条第1項及び第2項の規定による更正手続開始の申し立てを含む。 以下「更正手続開始の申し立て」という。)をしている者又は申し立てをなされ ている者。ただし、同法第41条第1項の更正手続開始の決定(旧更正事件に 係わる旧法に基づく更正手続開始の決定を含む。)を受けた者がその者に係る 同法第199条第1項の更正計画の認可の決定(旧更正事件に係わる旧法に基 づく更正計画認可の決定を含む。)があった場合にあたっては、更正手続開始 の申し立てをしなかった者又は更正手続の申し立てをなされなかった者とみ なす。 8)応募資格申請書に虚偽の記載をし、又は重要な事実について記載をしなかっ た者 9)不正な手段を用いて本事業を誹謗し、又は事業の公正な進行を妨げる者若し くは妨げた者 10)最近1年間の法人税、事業税、地方税を滞納している者 (5)市内業者の活用 応募者は、防犯灯の製品ならびに工事等において、可能な限り市内の業者の活用 を優先的に行い、地域への経済波及効果を図ること。 4 7.応募に関する留意事項 (1)費用負担 応募に関する全ての書類の作成および提出に係る費用は、応募者の負担とする。 (2)提出書類の取り扱い・著作権 提出書類の著作権は、それぞれの応募者に帰属するが、提出書類は返却しないも のとする。また、本市は、応募者に無断で本募集以外の目的で提出書類を使用し たり、情報を漏らすことは行わない。 (3)特許権 提案内容に含まれる特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の日本国及び日本国 以外の国の法令に基づき保護される第三者の権利の対象となっている意匠、デザ イン、設計、施工方法、工事材料、維持管理方法等を使用した結果生じた責任は、 応募者が負うものとする。 (4)本市からの提出書類の取扱い 本市が提供する資料は、応募者に係る検討以外の目的で使用してはならない。ま た、この検討の範囲内であっても本市の了解を得ることなく、第三者に対してこ れを使用させ、または、内容を提示することを禁止する。 (5)応募者の複数提案の禁止 応募者は、1つの提案しか行うことができない。 (6)複数の応募者の構成員等となることの禁止 応募者の構成員は、他の応募者の構成員となることはできない。 (7)構成員の変更の禁止 応募者の構成員の変更は認めない。ただし、やむを得ない事情が生じた場合は、 本市と協議を行い、本市がこれを認めたときはこの限りでない。 (8)提出書類の変更禁止 提出した書類の変更はできない。なお、本提出書類について後日参考資料を求め ることがある。 (9)虚偽の記載の禁止 参加表明書又はESCO事業提案書に虚偽の記載をした場合は、参加表明書又は ESCO提案書を無効とする。 8.ESCO事業選定の流れ (1)応募者の要件 本ESCO提案募集への応募者は、 「6.応募条件」で定める資格要件を満たす 者とする。 (2)応募資格要件の確認および提案要請 参加表明した者の応募資格要件を確認し、条件を満たした応募者に対し、提案 5 書の提出を文書で要請する。 (3)最優秀提案の選定 本市に三浦市防犯灯LED化事業契約候補者審査委員会(以下「審査委員会」 という。 )を設置し、審査委員会により提案内容を審査し、最優秀提案 1 者を選 定する。 (4)詳細協議 最優秀提案をした者は優先交渉権者となり、電気料削減等の詳細判断、最終提案 書作成および契約書を締結するまでの諸条件についての本市との詳細協議を進 めるものとする。 (5)事業者の選定 優先交渉権者は本市と協議を行い、協議が整えばESCO契約を締結し、契約 事業者となる。なお、契約までの費用については優先交渉権者の負担とする。 (6)事務局 本ESCO提案募集に係る事務局は、次のとおりとする 担当窓口 :三浦市 市民部 市民協働課 住 所 :神奈川県三浦市城山町1番1号 電 話 :046-882-1111(代) F A X :046-882-1160 電子メール :shiminkyodo0101@city.miura.kanagawa.jp ホームページ:http://www.city.miura.kanagawa.jp/ 9.ESCO事業全体スケジュール(予定) (1)ESCO事業は、次の日程(予定)で行う 項 目 日 程 ① 実施要領の配付(ホームページで公開) 平成26年12月25日(木) ② 実施要領に関する質問受付 平成26年12月25日(木)~ 平成27年1月9日(金) ③ 質問の回答 平成27年1月13日(火) ④ 参加表明書および資格確認書類の受付 平成27年1月14日(水)~16日(金) ⑤ 応募者資格確認結果、提案要請書の通知 平成27年1月20日(火) ⑥ 提案書の受付 平成27年1月21日(水)~23日(金) ⑦ プレゼンテーション、選考 平成27年1月下旬予定 最優秀および優秀提案の選出 ⑧ 優先交渉権者の決定、結果通知 平成27年2月上旬予定 ⑨ 詳細協議、事業計画書作成 平成27年2月上旬~3月下旬予定 ⑩ ESCO契約の締結 平成27年3月下旬予定 6 工事期間 ⑪ 平成27年4月上旬~27年6月下旬 調査・設備管理台帳作成 ⑫ ESCOサービス開始 平成27年7月1日(水) ⑬ ESCO設備の維持管理等 平成27年7月1日(水)~契約期間 (2)ESCO提案募集の手続き 1)実施要領の配布 実施要領は、本市のホームページにて公表する。 2)実施要領に対する質問受付・質問回答 本要領および資料に関する質問の受付及び回答は、次により行う。 ①質問の方法 質問は、質問書(様式第1号)を使用すること。なお、受付は電子メー ルのみとし、電話、FAX、持参等は不可とする。質問1件につき1枚 提出(送信)する。なお、電子メール送信の際は、件名を「三浦市防犯 灯LED化事業質問書」と記載することとし、メール送信後、電話でメ ールの到着を確認すること。 ②受付期間 平成27年1月9日(金)午後5時まで(必着) ※土日・祝日は除く 3)質問への回答 回答は、提出された質問を取りまとめて、平成27年1月13日(火)にホ ームページで公表することとし、口頭による個別対応は行わない。 なお、回答は本実施要領と一体のものとして同等の効力を持つものとする。 (3)参加表明書及び資格確認書類の提出 応募者は、次により参加表明書及び資格確認に必要な書類を持参する。 1)受付期間 平成27年1月14日(水)~1月16日(金) 受付時間は、各日の午前9時から正午及び午後1時から午後5時まで 2)受付場所 三浦市 市民部 市民協働課(三浦市役所第2分館1階) 3)参加表明時の提出書類 次の提出書類に各々書類符号を記した表紙とインデックスを付け、A4縦長 ファイルに綴じたものを2部(正1部、副1部)提出すること。 《参加表明作成要領》 ① 参加表明書(様式第2号) グループで参加の場合は、代表企業名で作成し提出すること。 7 ② グループ構成表(様式第3号) 応募者の構成員全てを明らかにし、各々の役割分担(事業役割、設 計役割、建設役割、その他役割(分担名を記載のこと) )を明確にす ること。グループとして応募する場合は、構成員の間で交わされた 契約書または覚書等の内容を添付すること。 ③ 履行保証書(様式第4号) 事業役割を担う応募者に、経営等の状況が良好である関係会社(親 会社等)がある場合、その関係会社による履行保証を明らかにする 書類を提出することができる。 ④ 印鑑証明書 所管法務局発行の証明書の正本で、受付日前3カ月以内に発行された もの。 ⑤ 商業登記簿謄本 現に効力を有する部分の謄本で受付日前3カ月以内に発行されたも のを綴じたもの。 ⑥ 納税証明書 最新決算年度の確定申告分の法人税、法人事業税の納税証明書を各1 通ずつ綴じたものとし、事務所が複数箇所ある場合には、本社所在 地の官公庁で発行する納税証明書を提出すること。 ⑦ 財務諸表 最新決算年度の賃借対照表、損益計算書、利益処分(損失処理)計 算書等の財務諸表を綴じたもの。なお、写しでも可とする。 また、本事業について、関係会社(親会社等)が履行保証を行う 場合は、その関係会社の財務諸表も添付すること。 ⑧ 会社概要 A4判の大きさの用紙を使用し、企業設立年から現在までの営業の 沿革および主要な営業経歴等、以下の項目を網羅したものを1部綴 じたもの。 ア.設立年、代表者役職および氏名、資本金、年間売上金額、営業所 一覧、従業員数(様式第5号の1) イ.企業状況表(様式第5号の2) ウ.有資格技術職員内訳表(様式第5号の3) エ.各役割の責任者業務実績表(様式第5号の4) オ.その他、本事業について、関係会社(親会社等)が履行保証を行 う場合は、その関係会社の会社概要も添付すること。なお、様式 を指定しているものであっても、上記の内容を含む応募者のパン 8 フレット等による代用も認める。 ⑨ 特定建設業の許可証明書 建設業法第 3条第1項に規定する「特定建設業」 、またはこれに類 する許可証明書を提出すること。なお、写しでも可とする。 ただし、担当業務内容により、審査を受ける必要のない場合はその 旨を明示すること。 ⑩ ESCO関連事業実績一覧表(様式第6号) 様式に従い、以下の項目を網羅した事業実績表を提出すること。 なお、事業実績には、有償の省エネルギー診断を含めることができ る。 ・事業件名:契約書上の正確な名称を記載すること。 ・発注者:発注者名を記入すること。 ・受注形態:単独またはグループの別を記入すること。 ・契約金額:消費税相当額を含む金額の総額を記入すること。 (千円単 位) ・契約年月日:契約締結日を記入すること。 ・契約期間:契約始期および終期を記入すること。 ・施設概要:施設の主な用途、構造・規模面積、改修工事完了年月を 記入すること。 ・主な契約内容:対象機器、省エネルギー率、パフォーマンス契約の 有無と種類(ギャランティード・セイビングスまた はシェアード・セイビングス) 、保証の有無、計測・ 検証の有無も明記すること。 ⑪ 各資格者免許証の写し 有資格技術職員のうち、各代表1名分の資格者免許証(表・裏)の 写しを提出すること。 ⑫ 監理技術者免許証の写し 施工役割会社における監理技術者免許証(表・裏)の写しを提出す ること。 (4)参加資格確認結果及び提案要請書の通知 参加資格の結果は、文書(電子メール)で本市から応募者(代表者)に通知す る。なお、提案書の提出者として資格が確認された者については、次のとおり 提案要請書及び資料を郵送する。 1)通知日 平成27年1月20日(火) 2)郵送日 平成27年1月20日(火)発送 (5)提案書の提出 9 提案要請書を通知された応募者は、本市が提供する配布資料に示す資料を基に 「14.ESCO事業提案提出書類・作成要領」に従い、ESCO事業提案書を 作成し、事務局へ持参する。 1) 受付期間 平成27年1月21日(水)~1月23日(金)必着 受付時間 各日の午前9時~午後5時まで(ただし正午から午後1時 を除く) 2)提出書類 「14.ESCO事業提案提出書類・作成要領」によるものとする。 (6)参加を辞退する場合 提案要請書を交付された応募者が以降の参加を辞退する場合は、ESCO事業 提案書受付の締切日の前日までに提案辞退届(様式第7号)を1部、事務局に持参 または郵送で提出すること。 10.審査および審査結果の通知 (1)審査 審査委員会は、事業資金計画、使用機器及び管理システム、維持管理、環境・ 安全性への配慮、本市経済への寄与、機器や省エネ保証などの観点から総合的 な審査を行い、最優秀提案1者を選定する。なお、審査においては次の事項を 重視する。 1)本市の計画どおり事業実行が可能か、具体的に確認できること。 2)本市内の経済への活性化に貢献できる提案があること。 3)ESCOサービス料の内訳が明瞭かつ妥当であること。 4)提案者の経営状況や資金調達計画が信頼できること。 5)ESCO事業以前及び以後に本市が独自にLED化した防犯灯の管理・保 証についても提案があること。 6)ESCO契約期間終了後の対応について提案があること。 7)提案に独自性があり、維持管理やデータ管理にも事業開始前および終了後 を見据えた工夫がなされていること。 8)既設防犯灯の現場調査の精度を高めることについて工夫又は独自の提案が あること。 9)本市で管理している既設LED防犯灯を含むすべての防犯灯に対し、本市 の管理情報、電力会社の契約情報、事業者による現地調査にてクロスチェ ックを行い、不整合を最小限とする提案があること。 10)廃棄物の処理・再利用計画が具体的且つ充分であること。 11)LED防犯灯の設置実績のある国内メーカーの製品であること。 10 12)ESCOサービス料総額(本市の支出)が少ないこと。 13)計画どおりに実行できない場合の光熱費削減保証が確実なこと。 14)工事着工後に寿命を迎えた蛍光灯の優先的なLED化について提案がある こと。 15)提案が全体としてバランスが良く優れていること。 ※ESCO締結のための詳細協議時には、平成25年度の修繕費用と直 近の光熱費単価を参考にベースラインを設定する。 (2)審査の流れ ESCO提案の審査にあたっては、以下の要領で行う。 1)応募者からの提案書類及びプレゼンテーションをもとに、提案内容の実行 能力を審査する。 2)審査結果、総合得点の最も大きい提案をした応募者を最優秀提案者とし、 ESCO事業契約に向けての優秀交渉権者とする。また次点を優秀提案者 とし、次選交渉権者とする。 (3)審査結果の通知 1)審査結果は、提案者に文書で通知する。電話等による問い合わせには応じ ない。 2)審査結果に対する異議を申し立てることはできない。 3)審査結果は講評としてまとめて本市のホームページに掲載する。 (4)失格 次のいずれかに該当する場合は、失格とする。 1)提案期限を過ぎて提案書類が提出された場合 2)提案書類に虚偽の記載があった場合 3)審査の公平性に影響を与える行為があった場合 4)本募集要項に違反すると認められる場合 11.ESCO提案書における提示条件 応募者は、以下の条件に基づき、ESCO提案書を作成する。 (1)ESCOシェアード・セイビングス契約を実施できること。なお、ここでいう シェアード・セイビングス契約とは、事業者の資金により省エネルギー改修を 行い、本ESCO事業によって得られた利益を契約で定めた方法によって、事 業者と本市で分かち合う契約のことを指す。 (2)事業者の資金により省エネルギー改修を行い、毎年のESCOサービス料が本 市の希望する金額以下であること。 (3)ESCO契約どおり光熱費削減が出来ない場合はその分を保証できること。 11 (4)本市が定めた防犯灯仕様に合った製品を使用すること。 (5)本市の計画に基づき工事を遂行できること。 (6) 「9.ESCO事業の全体のスケジュール」に示した工事期間内に工事が未完とな った場合、防犯灯LED化工事が完了するまで、電気料金の差額を事業者が負 担すること。 (7)防犯灯維持管理計画書を提出し、本市の承諾した維持管理計画に基づいて維持 管理を行う。維持管理にかかる経費は原則として事業者の負担とする。 (8)毎年新設予定の防犯灯についても、ESCO対象機器同様契約終了後まで維持 管理及び防犯灯管理システムへ登録すること。 (9)契約終了後、ESCO事業対象となるLED防犯灯を本市へ無償譲渡すること。 (10)その他、この要領に定めることのほか、ESCO提案の募集等の実施に当たって 必要な事項が生じた場合には、応募者に通知する。 12.事業実施に関する事項 (1)誠実な業務遂行 1)事業者は、実施要領、配付資料及び契約書に基づく諸条件に沿って、誠実に 業務を遂行すること。 2)業務遂行に当たって疑義が生じた場合には、本市とESCO事業者の両者で 誠意をもって協議することとする。 (2)ESCO契約期間中の事業者と本市の関わり ESCO事業者は、事業者の責により遂行され、本市はESCO契約に定められ た方法により、事業実施状況について確認を行う。 (3)本市と事業者との責任分担 1)基本的な考え ESCO提案が達成できないことによる損失は、原則として、事業者が負担 する。ただし、天災や経済状況・運営状況の大幅な変動など、事業者の責に 帰さない合理的な理由がある場合は別途協議を行うものとする。 2)予想されるリスクと責任分担 本市と事業者の責任分担は、原則として次表の「表―予想されるリスクと責 任分担」 (以下「分担表」という)によることとし、応募者は負担すべきリス クを想定したうえでESCO提案を行うものとする。なお、分担表に該当し ない事項が発生した場合には、別途協議を行うものとする。 3)事業の継続が困難となった場合における措置 優先交渉権者が詳細診断実施後、ESCO契約が締結される前に、以下の 措置を講ずものとする。 ① ESCO提案書と防犯灯維持管理計画書の内容が大きく乖離した場合な 12 ど、優先交渉権者の責により契約できない場合は、本市からそれまでに要 した費用を請求できるものとする。 ② 本市の指示により事業が中止された場合は、事業者は提案書で提示した金 額を上限に、本市と協議のうえ合意した金額を請求できるものとする。 ただし、三浦市議会において本事業の予算が承認されず、予算配当がなさ れない場合を除く。なお、ESCO契約後に事業の継続が困難をなった場 合の措置については、ESCOサービスに係わる契約書において定めるも のとする。 表-予想されるリスクと責任分担 負担者 リスクの種類 リスク内容 本市 事業 者 実施要領の誤り 実施要領の記載事項に重大な誤りのあるもの ESCO 提案の誤り ESCO事業の提案が達成できない場合 ○ 第三者賠償 調査・工事による騒音・振動等による場合 ○ 安全性の確保 工事・維持管理における安全性の確保 ○ 環境の保全 工事・維持管理における安全性の確保 ○ 制度の変更 法令・許認可・税制の変更 保険 維持管理期間のリスク保証をする保険 事業の中止・延期 画 ・ 設 計 段 階 物価 設計変更 資金調達 ○ ○ ○ 周辺住民等の反対による事業の中止・延期 ○ ○ 施設建設に必要な許可等の遅延によるもの ○ ○ 事業者の事業放棄、破綻によるもの の予算が承認されず、予算配当がなされない場合を除く) 負荷効力 ○ 本市の指示 本市の事業放棄、破綻によるもの(三浦市議会において本事業 計 ○ ○ ○ 天災などによる設計変更・中止・延期(詳細は契約書による) ○ 急激なインフレ・デフレ (設計費に対して影響のあるもののみを対象とする) 本市の提示条件、指示の不備によるもの ○ ○ 必要な資金の確保に関すること 工事における第三者への損害賠償義務 不可抗力 天災などによる設計変更詳細は契約書による 13 ○ ○ 事業者の指示・判断によるもの 第三者賠償 ○ ○ ○ ○ ○ 工 物価 急激なインフレ・デフレ ○ 事 用地の確保 資材置き場の確保 ○ 本市の指示条件、指示不備によるもの ○ 段 階 設計変更 工事遅延・未完工 工事費増大 性能 一般的改善 支 支払遅延・不能 払 事業者の指示、判断の不備によるもの 本市の責による工事遅延・未完工による引き渡しの遅延 ○ ○ 事業者の責による工事遅延・未完工による引き渡しの遅延 本市の指示、承諾による工事費の増大 ○ ○ 事業者の指示、判断によるもの ○ 要領仕様不適合 ○ 引き渡し前に工事目的物などに関して生じた損害 ○ 引き渡し前に工事に起因し施設に生じた損害 ○ 支払いの遅延・不能によるもの(下記以外) ○ 省エネ保証に係る省エネ保証行為の不履行 ○ ○ 関 金利 市中金利の変動 連 瑕疵担保 隠れた瑕疵等の担保責任 ※ ○ 用途の変更等、本市の責による事業内容の変更 ○ 計画変更 立ち入りの許可 持 計画変更以外の要因による維持管理費用の増大 ○ ESCO設備の 本市の故意・過失または施設に起因するESCO設備の損傷 ○ 損傷 事業者の故意・過失に起因するESCO設備の損傷 施設損傷 瑕疵担保 不可抗力 ○ の損傷 不可抗力以外のその他の原因による施設・設備の損傷 ○ ESCO設備に関する隠れた瑕疵の担保責任 火災・天災・戦争などの不可抗力による設備・ESCO設備等 の損傷 ○ ○ ○ 機器の不良 ESCO機器が所定の性能を達成しない場合 光熱費単価 光熱費単価の変動 ○ エネルギー消費 機器の使用状況・稼働率等の変動や運転管理方法の顕著な変更 ○ 量 上記以外の変動要因の場合 ○ 設備の不良 ESCO設備が所定の性能を達成しない場合 計 光熱費単価 光熱費単価の変動 ○ 測 ベースラインの 機器の使用状況、稼働率の変動や運転管理方法の変更 ○ ・ 調整 天候が大きく変動し、当初の機器仕様の動作温度を超えESC ○ 14 ○ ○ 事業者の故意・過失またはESCO設備に起因する施設・設備 関 連 ○ ○ 管 理 事業者が必要と考える計画変更 必要な施設への立ち入りの許可が下りない場合の事業未遂行 維持管理費の上昇 ○ ○ ○ ○ 検 O設備が所定の性能を達成しない場合 証 上記以外の変動要因の場合 保 要求仕様不適合(施工不良を含む) 証 関 ○ ○ ○ 仕様不適合による施設・設備への損害、施設運営・業務への 性能 ○ 障害 連 ※ESCO事業遂行に当たって障害となる、ESCO事業範囲外の不具合 13.契約に関する事項 (1)契約の手順 本市と優秀交渉権者は、三浦市議会において本事業の予算が承認された場合、ES CO契約締結のための手続きを行う。 (2)契約の時期 平成27年3月下旬(予定) (3)契約の概要 実施要領、防犯灯維持管理計画書に基づき、契約が成立した場合に締結するもので あり、事業者が遂行すべき工事および運転、維持管理に関する業務内容や省エネル ギー保証、支払方法などを定めるものとする。 また、本市と事業者の役割と責任および遵守事項を明確化し、相互の確認事項や方 法及び時期等について明記するものとする。 14.ESCO提案提出書類・作成要領 (1)ESCO事業提案時の提出書類 次の提出書類に各々の書類符号を記した表紙とインデックスを付け、A4縦長 ファイルにとじたものを12部(正1部、副11部)提出すること。 1)提案書提出届(様式第8号) 2)提案書類表紙の記載方法(様式第9号) 3)提案書類の体裁(様式第10号) 4)提案総括表(様式第11号の1、第11の2) 5)現地調査及び電力契約の調査・照合に関する提案書(様式第12号) 6)防犯灯管理システムに関する提案書(様式第13号) 7)使用機器提案書(様式第14号) 8)事業資金計画書(様式第15号の1~第15号の4) 9)維持管理等提案書(様式第16号の1~第16号の2) 10)工事中の対応・廃棄計画書(様式第17号) 11)計測・検証計画書(様式第18号) 15 12)契約終了後の対応(様式第19号) 13)本市への経済波及効果(様式第20号) (2)作成要領 1)一般的事項 ①使用言語は日本語、通貨は日本国通貨、単位は測量法に定めるものとし、 全てを横書きとする。なお、原則としてフォントはMS明朝体10.5ポ イントで統一すること。 ②各提案書類には、会社名、住所、氏名、ロゴマーク等、応募者を特定でき る表示は一切付してはならない。 ③提案書提出届(様式第8号)により提出書類の構成を示した上で、各提出 書類に提出書類表紙(様式第9号)をそれぞれ付し、A4縦長ファイルに とじたもので提出すること。なお、A4版以外の様式については、A4版 サイズに折り込むこと。 ③ エネルギーに関する換算値 エネルギーに関する計算においては、次の換算値で行うこと。 エネルギー種別 電気 一次エネルギー換算 CO2排出係数 9.76(MJ/kWh) 0.530(kg-CO2/単位) 2)提案書提出届(様式第8号) 3)提案書類表紙の記載方法(様式第9号) 4)提案書類の体裁(様式第10号) 5)提案総括表(様式第11号の1、第11号の2) ①改修提案項目一覧表(様式第11号の1) 省エネルギー実施の項目ごとに光熱費削減額、維持管理費削減額、年間削 減額、工事他投資額、単純回収年について記載すること。 ②ESCO契約内容提案書(様式第11号の2) 削減予定額、削減保証額、ESCOサービス料、ESCO事業契約期間に ついて記載すること。 6)現地調査及び電力契約の調査・照合に関する提案書(様式第12号) 既設防犯灯に係る位置や設備の調査方法、電力契約の照合方法等について 記載すること。 7)防犯灯管理システムに関する提案書(様式第13号) 防犯灯管理システムに使用する基本地図、管理項目等について記載するこ と。 8)使用機器提案書(様式第14号) 16 使用機器の詳細について、詳細検討に基づき使用する機器の図、当該機器 に関するエネルギー消費状況の評価内容、その他、灯具仕様に基づいた内 容説明、数値的根拠について記載すること。 9) 事業資金計画書(様式第15号の1~第15号の4) ①事業収支計画書(様式第15号の1) 契約期間中における、本市の事業全体に関する収支計画を作成する こと。(用紙はA3版横書き) ②事業者収支計画書(様式第15号の2) ESCO事業契約期間中の事業収支(事業者分)について記載すること。 (用 紙はA3版横書き) ③資金計画書(様式第15号の3) 資金調達に関する考え方、外部借入の内訳、金利設定、その他資金調達手 法として検討している事項を記入すること。 ④工事予算等経費計画書(様式第15号の4) 初期投資に係る費用を記入の上、内訳を添付すること。なお、詳細協議(防 犯灯設置調査費)には、ESCO事業計画書作成の費用も含める。 10)維持管理等提案書(様式第16号の1~第16号の2) ①維持管理計画書(様式第16号の1) ⅰ.維持管理計画 ESCO設備の維持管理業務に関する計画内容を記載すること。また、 既存LED防犯灯の保証、毎年新設予定の防犯灯についての提案、加 入する賠償保険など、コスト削減およびサービス水準の向上等の視点 で工夫している点があれば、併せてA4版1枚以内、かつ1,000 字以内で記載すること。 ⅱ.維持管理見積書 毎年要する費用と、その算定根拠を示すこと。なお、別途作成する内 訳がある場合は添付すること。 ②緊急時対応提案書(様式第16号の2) 提案の安全性・信頼性・災害時を含む緊急時対応方法の考え方につい て記載すること。 (A4版1枚以内、1,000字以内で記載) 11)工事中の対応・廃棄計画書(様式第17号) 工事施工にあたり、安全管理・工程管理などにおいて特に重要と判断する 事項及び品質管理、工事完了期限、ESCO設備の引き渡し、市内業者の 活用方法に関する内容、既存設備撤去後の処理方法を記載すること。また、 工事着工後に寿命を迎えた蛍光灯や劣化の著しい自立柱の建替えについて 提案がある場合は記載すること。(A4版3枚以内、3,000字以内で記 17 載) 12)計測・検証計画書(様式第18号) ⅰ.省エネルギー削減効果の測定・検証方法 ⅱ.エネルギー削減保証量が確実に達成されていることを証明するための、 適切な計測・検証方法を示すこと。 ⅲ.計測・検証見積書 毎年要する経費と、その算定根拠を示すこと。なお、別途作成する内 訳がある場合は添付すること。 ⅳ.その他 計測・検証業務を行う上で、コスト削減およびサービス水準の向上等の 視点で工夫している点があれば記載すること。(A4版1枚以内、1, 000文字以内で記載) 13)契約終了後の対応(様式第19号) ESCO事業契約期間終了後の対応、ESCO設備の取り扱いについて記 載すること。 (A4版1枚以内、1,000文字以内で記載)ESCO提案 時の提出書類 14)本市への経済波及効果(様式第20号) 本事業の調査、物品調達、工事、維持管理における本市への経済波及効果 を記載すること。 15.配布資料 参加表明書及び資格確認に必要な書類を提出した応募者に無償で本市の防犯灯に係 る資料を配布する。 (1)配布期間 平成27年1月14日(水)~1月16日(金) 受付時間は、開庁日の午前9時から正午及び午後1時から午後5時まで (2)配布場所 三浦市市民部市民協働課(三浦市役所第 2 分館1階) (3)資料の内容 1)既存防犯灯の概要 2)防犯灯電気料金の年度額(平成25年度分) 3)防犯灯修繕料金の年度額(平成25年度分) 16.防犯灯具仕様 (1)防犯灯具の仕様 自動点滅器が付いていること。 18 (2)LED灯の性能等 1)17m間隔で設置した場合にクラスB基準を満たすこと。 2)直下4.5mにおける初期照度が 10 ルクス以上であること。 3)照明は白色系とし、色温度は、4,500K から 8,000K までとする。 4)入力電圧 100Vに対応できること。 (入力電圧 200Vについては個別に協議 のうえ対応方法を検討) 5)消費電力は、10W/灯以下のもの(電力会社申請時の入力VAが10V A/灯以下のもの)又は20W以下のもの(電力会社申請時の入力VAが 40VA/灯以下のもの)とする。なお、安定器および電源装置を使用す る場合は、これによる消費電力も含む。 6)動作保証温度は-10℃~35℃を満たすこと。 7)定格寿命(光源の初期の光束が70%まで減衰するまでの時間)は 60,000 時間以上であること。 8)製品の製造業者は、ISO9001 認証を取得していること。 9)製品に形式・ロットナンバーが明記され、製品の管理がなされていること。 10)製品に使用されているLEDチップは、製造業者を明確にできること。 11)防水・防滴仕様はIP43基準を満たしていること。 12)フリッカーが発生しないこと、又はフリッカー対策をしていること。 (3)防犯灯具 1)通常の使用方法において、LEDの定格寿命期間は、安全な使用が可能で あること。 2)積雪があっても自動点滅器が正常に作動すること、又は積雪による自動点 滅器への影響があった場合であっても、形状など影響を最小限とする工夫 がなされていること。 3)電柱、防犯灯ポールなどに既存の防犯灯と置き換えて設置できること。ま た、外壁等に設置されている場合であっても、設置出来るもの。 17.工事仕様 (1)契約後、工事計画を速やかに作成し、本市と事前に調整を図ること。 (2)工事を行うに当たっては、本市の業者を優先的に使用すること。 (3)取り外した灯具の取扱いについては、本市が方法を指定した場合は、それに従 うこと。 (4)工事に係る瑕疵については契約に基づき、ESCO事業者の責任とすること。 18.工事計画 工事に当たっては、次の事項の基準で実施すること。なお、具体的な工事計画につ 19 いては工事着手前に本市と協議すること。 (1)工事の優先順位 1)既存の防犯灯で故障が発生した箇所 2)通学路の箇所 3)その他、本市が優先と判断した箇所 (2)工事方法 設置するLED防犯灯については、本市の指定する方法・仕様等を守りつつ、 照度において既設防犯灯の性能と同等のものに交換する。ただし既存防犯灯の 消費電力が40W以上のものについては、別途、本市と協議のうえ決定したL ED防犯灯に交換する。 以 20 上
© Copyright 2024 Paperzz