無菌製品 GMP 委員会 研究成果報告会 開催案内

日本PDA製薬学会主催
2014 年 7 月 29 日
無菌製品 GMP 委員会 研究成果報告会 開催案内
委員長
片山
博仁
(バイエル薬品)
副委員長
原
芳明
(ザルトリウス・ステディム・ジャパン)
※【7/29 更新】座長・講演者情報を追加致しました。
1.概要
我が国の PIC/S 正式加盟が 7 月 1 日に加盟した中、PIC/S GMP の要求を踏まえて研究を続けてき
た「無菌製品 GMP 委員会」の報告会を開催します。当委員会は国内医薬品会社 25 社、供給者、
エンジニアリング会社、コンサルティング会社で構成され、無菌薬品関連の最新技術や法的要
求について掘り下げた研究を行っております。
現在 PIC/S 加盟決定のなかで、国内においてはバリデーション基準改定、設計時適格性確認の
要件化等々、無菌医薬品関係でも大きな動きがあります。
当委員会では 6 つの分科会が存在しますが、本報告会ではそのうち 3 つの分科会より成果報告
を行います。また招待講演として武蔵野大学(薬学部)客員教授
佐々木次雄先生のお話も大
いに期待できます。
2.開催日時
2014 年 8 月 27 日(水) 10:00-17:00
3.概略プログラム
招待講演
10:00-11:00
PIC/S GMP Guidance Annex1(無菌製品)の問題点
招待講師:佐々木 次雄先生
武蔵野大学(薬学部)客員教授
座長:テルモ 渡邊 英二氏、アステラス製薬 木村 亮氏
無菌医薬品の製造に関する PIC/S Guideline Annex 1 には 127 の要件項目がある。これらの
要件の中には、無菌医薬品製造の現状に照らすと非科学的な事項もある。また、解釈が曖昧
な要件もある。リスクマネジメントの主要原則「品質に対するリスクの評価は、科学的知見
に基づき、かつ最終的に患者保護に帰結されるべきである。」に照らしながら、演者の考えを
述べてみたい。GMP 査察等、規制当局対応の参考にしていただければと思う。
以降
本研究会分科会発表
11:00-12:30
PIC/S GMP Guidance Annex1 における GAP と提案
分科会リーダー:協和発酵キリン 芦川 信人氏
座長:メルク 矢吹 知佳子氏
講者:協和発酵キリン 芦川 信人氏
田辺三菱製薬
丸山
智之氏
PIC/S Guideline Annex 1 ではさまざまな要件が記されている。それらの中には記載内容とし
て不十分なものや、医薬品製造の実状や科学的な見解に対し少なからず GAP が存在する。当
グループでは、無菌製品製造関係者がどこのGAPに着目しているのか?実現が難しいもの
が無いのか?より合理的な別の方法が無いのか?等、いくつかピックアップし、それらに関
する見解を整理するとともに、可能なものについては科学的・合理的な妥当性をもつ各種対
応案を検討したので報告する。
13:30-15:00
無菌リスクを踏まえた URS の設定とクオリフィケーションの考え方
∼UR/URS 設定及び DQ 実施の具体的事例∼
分科会リーダー:大日本住友製薬㈱ 細川 利幸氏
座長:中外製薬 立石 伸男氏
講者:ニプロファーマ
油谷
直和氏
大日本住友製薬
細川
利幸氏
EU-GMP Annex15(Draft)では、URS 又は FS について明確化され、バリデーションライフサイク
ルの基準点にすべきと明記されている。又、昨年通知された改訂バリデーション基準では要
求事項として DQ が取り上げられており、設計段階における GMP 対応の重要度が高まってきて
いる。しかし、実際に URS を作成するには、どの様な内容をどの程度記載すべきか、更にそ
の URS をどのようにクオリフィケーションにつなげるのかといった点で悩んでいる実務担当
者は多い。
本演題では、まず UR/URS、DQ の意義や法的要件を分かり易く解説したのち、アイソレーター
を例にして、
リスクをどのように考慮して URS を設定し、それに対しどう DQ を実施するのか、
具体的な事例について報告する。
15:15-16:45
社会に貢献する無菌医薬品の製造・品質管理の在り方
∼無菌医薬品に係る歴史と、見直すべき管理事例の提示∼
分科会リーダー:サノフィ 古賀 裕香里氏
座長:サノフィ
古賀
裕香里氏
講者:清水建設 齋藤 敬則氏
澁谷工業 角田 匡謙氏
この 30 年程の間に大きく変化してきた国内の無菌医薬品の歴史を回顧し、問題点を交えて
コンセプトペーパーとしたものが、今年 6 月、日本 PDA ジャーナル vol.16 に掲載された。
当グループは、技術面、品質面、コストおよび法規制という 4 つの側面の歪な関係を踏ま
え、今日の無菌医薬品の製造・品質管理の現状は、患者さんに貢献する姿になっているで
あろうか、つまり、 非科学的な概念に基づき、過剰なあるべき姿を達成しようとしている
と言える事例があるのではないだろうか、と考えてきた。当セッションでは、はじめに無
菌管理の基本となる科学的根拠が何に由来しているか、その本質を改めて聴講者と考えて
みたい。次に、現在行われている無菌管理の事例の中から、リスク・ベネフィットの科学
的見地では過剰とも考えられる管理の実例をご紹介する。
16:45-17:00 パネルディスカッション
座長:テルモ 渡邊 英二氏、アステラス製薬 木村 亮氏
17:00
閉会(ディスカッション内容により少々延長)
4.開催場所:
場所: KFCホール(国際ファッションセンタービル)3F 会場地図
(〒130-0015 東京都墨田区横網1-6-1 KFCビル3階
5.参加費
TEL:03-5610-5801(代)
)
※何れも消費税含む
参加費:会員 25,000円
非会員
45,000円
行政関係者 5,000円
*非会員価格でのご参加の方は、セミナー当日のみにPDA会員に登録する資格が発生しま
す。一切追加費用が発生しません。当日、ご説明いたします。
・事前申込締切日:8月8日(金)
・事前登録で定員に達した場合は当日申込みを行いません。
★尚、参加者の皆様には終了後、
「修了証」を発行する予定です。
6.お申し込み方法
参加ご希望の場合は、日本PDA製薬学会ホームページ(下記「1.参加申し込み」より)または、
FAXにて研究成果報告会事務局クリックトライ宛に(FAX:03-5684-1022)、平成26年8月8日
(金)までにお申込み下さい。この締切日以降のお申し込みは、当日会場にて参加受付します
が、事前申込みで定員に達した場合は当日申込みは行いません。当日申込みの有無は予め日本
PDA製薬学会のホームページでご確認ください。
1.参加申込み
2.FAX 専用申し込み用紙
※行政関係者は、当日受付にてお支払いをお願いいたします。
※法人会員の代理出席の場合は、参加者様のお名前でお申込下さい。
(法人会員代理出席は参加枠定数を超える場合のみ、ご連絡させていただくことがあります。
)
※個人会員の代理出席の方が「非会員」の場合は、参加費の差額を頂戴致しますので、ご注意下さい。
※会員資格の不明な方は、日本 PDA 製薬学会事務局(担当:原田 03-3268-3084)までお問合せ下さい。
※参加者をご変更される場合は、なるべくお早目に下記事務局までご連絡をお願い致します。
7.参加費お振込について
お申込み後、請求金額・お振込み口座のご案内を、メール(自動返信)または FAX にてお送り
致します。下記口座へお振込下さい。請求書をご希望の方のみ請求書を送付致します。
(※申込
時に選択)
※行政関係者の方は、当日受付にてお支払いをお願いいたします。
【お振込先口座】
みずほ銀行 本郷支店 普通預金 2468486
日本PDA製薬学会会長 寺田 勝英
(ニホン PDA セイヤクガッカイカイチョウ テラダ カツヒデ)
・
参加費(事前申込)は事前振込み制でございます。
・
お振込みに際する振込み手数料は参加者のご負担でお願い致します。
・
参加費振込み後のご返金は申し受けできませんので予めご了承願います。
・
振込期限は、8月19日(火)迄となっております。
・
領収証は、当日受付の際にお渡し致します。
・
振込時は振込名義の先頭に受付番号をご記載下さい。記載が不可能な場合は、
振込日をご連絡頂けますようお願い致します。
【振込明細フォーム】
8.お問い合わせ先
【申し込み、会場など事務的内容に関するお問い合わせ】
クリックトライ
担当:大黒、白男川(しらおがわ)
、海野、野田、新井
Tel: 03-5840-8528
Mail: pda-japan.seminar@clicktry.jp
FAX: 03-5684-1022
【内容に関するお問い合わせ】
ザルトリウス・ステディム・ジャパン株式会社
日本PDA製薬学会 総務理事
Tel: 03-5639-9981
原 芳明
Mail: Yoshiaki.Hara@Sartorius-Stedim.com