セグメントバルブ - Metso.com

セグメントバルブ
RE2 シリーズ
取扱説明書
3 R 76 ja • 9/2009
2
3 R 76 ja
目次
1 概要 ......................................................................3
1.1 本書の範囲 ............................................ 3
1.2 バルブの構造 ......................................... 3
1.3 バルブの表示 ......................................... 3
1.4 技術仕様 ................................................ 4
1.5 バルブの認証 ......................................... 4
1.6 CE マーキング ...................................... 4
1.7 リサイクルと廃棄 ................................. 4
1.8 安全上の注意 ......................................... 5
2
輸送、保管 .......................................................5
3
設置と調整運転 ...............................................5
3.1 概要 ....................................................... 5
3.2 配管への実装 ......................................... 5
3.3 アクチュエーター ................................. 6
3.4 試運転 ................................................... 6
4
点検 .................................................................6
4.1 概要 ....................................................... 6
4.2 グランドパッキンの交換 ....................... 7
4.3 アクチュエーターの取り外し ............... 7
4.4 配管からのバルブの取り外し ............... 7
4.5 シートの交換 ......................................... 8
4.6 バルブの分解 ....................................... 10
4.7 取り外した部品の点検 ........................ 10
4.8 組立 ...............................................................10
5
バルブの試験 .................................................11
6
アクチュエーターの取付けと取り外し .........11
6.1 基本事項 .............................................. 11
6.2 EC および EJ アクチュエーターの
取付け ................................................. 11
6.3 EC および EJ アクチュエーターの
取り外し............................................... 12
6.4 B1C アクチュエーターの取付け ......... 13
6.5 B1J アクチュエーターの取付け .......... 13
6.6 B シリーズ・アクチュエーターの
取り外し .............................................. 14
7 不具合 ............................................................14
8
工具 ...............................................................14
9
交換部品の注文 .............................................14
10
分解図と部品リスト ......................................15
11
寸法と重量 .....................................................16
12
形式コード .....................................................19
はじめに説明書をお読みください。
本書にはバルブを安全に取り扱うための情報が書かれています。
ご不明な点がありましたら、メーカーまたは代理店までお問い合わせください。
住所と電話番号は裏表紙に記載しています。
本書はいつでも読めるように保管してください。
本書の内容は予告なく変更になることがあります。
記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。
3 R 76 ja
3
1 概要
1.3
1.1
本書の範囲
ボディのマーキングはボディ上に鋳造されています。
また、バルブには図 2 に示す銘板が取り付けられていま
す。
本書は RE2 シリーズのセグメントバルブについて基本
的な情報を提供するものです。アクチュエーターなど
の付属品については簡単な説明にとどめています。付
属品の取り扱いについては個別の説明書をご覧くださ
い。
バルブの表示
(1) (2)
(4)(5)(6)
INSTRUCTIONS BEFORE
ATTENTION: READ
INSTALLATION OR SERVICING.
備考:
BODY
TRIM
SEAT
No.
TYPE
バルブを具体的用途に対して選定・使用する際には、
細部について詳しく検討することが必要です。製品の
性質上、バルブ使用時の状況を本書がすべてカバーす
ることはできません。
バルブの用途やお使いの目的での適切性について不明
な点がありましたら、メッツォオートメーションまで
お問い合わせください。
1.2
バルブの構造
図2
XXXX
銘板
銘板には以下の内容が記されています。
本バルブはソフトシートまたはメタルシートタイプで
す。スプリングの力によってシートをセグメントに押
圧することで密閉性を実現しています。提供されるバ
ルブの構造はお客様の条件によって異なる場合があり
ます。詳しい構成は銘板に記載される形式コードによ
って示されます。形式コードについては 12 節で説明し
ています。
5. 最低動作温度
RE2 セグメントバルブの構造
ps
(3)(8) (7)
1. ボディ材質
図1
max
min
MADE BY
METSO AUTOMATION
RE2 シリーズのバルブは、フランジ式セグメントバル
ブです。バルブボディは一体であり、シャフトとセグメ
ントが別部品になっています。軸肩部に取り付けられ
るプレートによってシャフトの飛び出しが防止されて
います (図 1 参照)。
本バルブは、コントロールバルブとシャットオフバル
ブの両方に使用できるように設計されています。
t
t
2. トリム材質
3. シート材質
4. 最高動作温度
6. 最高締切差圧
7. 形式名
8. バルブ製造部品リスト番号
4
3 R 76 ja
1.4
技術仕様
1.5
面間長さ: JIS B 2002 付表 2-4 の系列番号 6
バルブの認証
ボディの定格: JIS 10K
本バルブは API 607(第 3 版)のファイヤーセーフ基準
を満たしています。
温度範囲: -40 ℃~ +260 ° C
1.6 CE マーキング
流れ方向: ボディに矢印で表示
本バルブは圧力装置に関する欧州指令 97/23/EC の要求
事項を満たしています。また、同指令に従ったマーキン
グが施されています。
寸法: 11 節参照
重量: 11 節参照
1.7 リサイクルと廃棄
バルブ部品の多くは材質に従って分別することでリサ
イクルが可能です。たいていの部品には材質の表示が
あります。材質の一覧はバルブとともに提供されてい
ます。また、メーカーにはリサイクルと廃棄に関する説
明書が用意されています。バルブを有料でメーカーに
返送してリサイクルと廃棄を依頼することもできま
す。
A 351 gr. CF8
圧力 , bar
Pressure,
bar
30,0
20,0
JIS K10
10,0
0,0
0
50,0
100,0
150,0
200,0
250,0
Temperature
温度 , ℃°C
図3
ボディの圧力定格
最高締切差圧力と最大スロットリング圧力は、周囲温
度における機械的な最大差圧に基づきます。使用に適
した圧力バルブを最終的に決定する際には、流体温度
とフランジ定格を必ず確認してください。また使用時
には、騒音レベル、キャビテーション強度、速度、アク
チュエーターの負荷率などを、Nelprof を用いてチェッ
クすることが必要です。
3 R 76 ja
1.8
5
安全上の注意
注意:
バルブの動作上限を超えて使用しないでください。
バルブに示された限界値を超えると、バルブが損傷し
たり、制御不能な圧力の放出を招いたりすることがあ
ります。損傷や傷害に至る恐れがあります。
2
輸送、保管
輸送中にバルブと付属の装置に生じた損傷がないか点
検します。
設置前のバルブは慎重に保管してください。できれば
乾燥した屋内に保管します。
注意:
バルブが加圧状態にある間は、バルブの分解や配管か
らの取り外しを行わないでください。
圧力がかかったバルブを分解または取り外しすると、
制御不能な圧力の放出を招きます。バルブの分解前
に、流体の関連部分の分離やバルブからの圧力解放、
ならびに媒体の除去を必ず実施してください。
使用されている流体の種類に注意してください。有害
・有毒物質から自分自身や環境を保護してください。
バルブの保守中に流体が配管内に入らないようにして
ください。
上記の注意を怠ると、損傷や傷害に至る恐れがありま
す。
注意:
セグメントの動きに注意してください。
手など身体の一部のほか、工具などの物体を開放状態
のフローポートに近づけないでください。また、配管
内に異物を放置しないでください。バルブの作動時、
セグメントは切断装置の働きをします。また、バルブ
の移動時にはセグメントの位置も変わることがありま
す。バルブの保守を行う際には、アクチュエーターへ
の圧力供給管を閉じて取り外してください。上記の注
意を怠ると、損傷や傷害に至る恐れがあります。
注意:
騒音対策を実施してください。
バルブによって管路内に騒音が発生することがありま
す。騒音レベルは使用状況によって異なります。騒音
レベルはメッツォの Nelprof ソフトウェアによって測
定または計算できます。騒音発生に関する作業環境規
則に従ってください。
注意:
バルブやバルブパッケージを扱う際には、その重量を
考慮に入れてください。
アクチュエーター、ポジショナー、リミットスイッ
チ、あるいはそれらの配管などを使ってバルブやバル
ブパッケージを吊り上げないでください。
吊り上げ時は、吊り上げロープをバルブボディにしっ
かりと取り付けてください (図 4 参照)、部品を落下
させると、危機が破損したり作業者がケガをしたりす
る恐れがあります。
図4
バルブの持ち上げ
バルブを目的位置に運ばないでください。また、フロー
ポートの保護部材はバルブの設置が完了するまで取り
外さないでください。
バルブは閉止状態で出荷されます。スプリングリター
ン・アクチュエーターを備えたバルブは、スプリング
によって決まる状態で出荷されます。
3
設置と調整運転
3.1
概要
フローポートの保護部材を取り外し、バルブ内部が正
常であることを確認します。
注意:
バルブまたはバルブパッケージの取り扱い時にはその
重さを考慮してください。
3.2
配管への実装
バルブを実装する前に設置を丁寧に水洗または通風し
ます。砂などの異物粒子や溶接電極の破片が残ってい
ると、セグメントのシーリング面やシートに損傷が生
じます。
バルブには流れ方向を示す矢印が記されています。配
管の流れ方向がバルブに記された方向と合うようにバ
ルブを配管に設置します。設置位置は、バルブ、アクチ
ュエーター、ポジショナーの動作が制約を受けない位
置とします。また、シャフトが下向きになるようなバル
ブの設置は避けてください。不純物が配管内を移動し
てボディキャビティに入り込むと、グランドパッキン
が損傷を受ける可能性があるためです (図 5 参照)。
動作条件に応じてフランジガスケットを選びます。
配管の位置ずれをフランジのボルト締めによって修正
することはしないでください。
配管振動によってバルブ内に生じる応力は、配管を正
しく支えることによって低減できます。
振動の低減はポジショナーの正しい動作にも役立ちま
す。
6
3 R 76 ja
閉
図5
I バルブの配管への実
バルブの支持が不要であれば保守作業も容易になりま
す。必要に応じて通常のパイプクランプやサポートを
使ってバルブのボディを支えるのも一つの方法です。
サポートはフランジのボルト部やアクチュエーターに
固定しないでください (図 6 参照)。
開
図7
閉位置と開位置
3.4
試運転
バルブまたは配管内に汚泥や異物が残らないようにし
ます。配管を丁寧に水洗します。水洗時はバルブを完全
に開いてください。
すべての継手、配管、ケーブルを点検します。
アクチュエーター、ポジショナー、リミットスイッチが
正しく調整されていることを確認します。それぞれの
取扱説明書を参照してください。
4
点検
注意:
作業を開始する前に、1.8 節の安全上の注意をよくお
読みください。
注意:
図6
バルブの支持
3.3
アクチュエーター
備考:
アクチュエーターの設置時には、バルブとアクチュエ
ーターが正しく連係動作するように注意してくださ
い。アクチュエーターの設置に関する説明は、本書の
6 節またはアクチュエーターの説明書に記載されてい
ます。
バルブの閉止位置と開放位置はバルブシャフトの先端
に刻まれた溝によって示されます。この溝は、フローポ
ートに対するセグメント位置を示します(図 7 参照)。
バルブの設置にあたっては、なるべくバルブを配管か
ら取り外さなくてもアクチュエーターが分離できるよ
うにします。
アクチュエーターは管路に触れないようにします。こ
れは管路振動によって損傷が生じたり、その動作が阻
害されたりする可能性があるためです。
たとえば大規模なアクチュエーターを使用する場合
や、管路振動がひどい場合などには、アクチュエーター
を支えることが推奨されます。詳しくは弊社オートメ
ーション部門までお問い合わせください。
バルブまたはバルブパッケージの取り扱い時にはその
重さを考慮してください。
4.1
概要
本シリーズのセグメントバルブは定期保守が不要で
す。ただし、グランドパッキンの密閉性については定期
的に点検してください。何らかの理由でバルブの保守
が必要になった場合、通常はいくつかの簡単な保守手
順で事足ります。この節では、ユーザーが実施できる保
守作業について説明します。
括弧内に示した数字は、部品リストおよび 10.1 節に示
したバルブの分解図に対応します。
注記
修理のためにバルブをメーカーに送る場合はバルブを
分解せずにお送りください。内部を含め、バルブを丁
寧に洗浄します。安全のため、バルブを送る際には媒
体の性質をメーカーに通知してください。
注記:
バルブが正しく機能するよう、必ず正規の交換部品を
使用してください。
3 R 76 ja
4.2
7
グランドパッキンの交換
4.3
アクチュエーターの取り外し
注意:
注意:
バルブが加圧状態にある間は、バルブの分解や配管か
らの取り外しを行わないでください。
バルブまたはバルブパッケージの取り扱い時にはその
重さを考慮してください。
❏
❏
❏
❏
❏
❏
❏
❏
バルブが加圧状態にないことを確認します。
4.3 節の説明に従ってアクチュエーターとサポー
トを取り外します。
キー (13)を取り外します。
六角ナット (25)、リテーナープレート (30)、
グランドフォロア (9)を外します。
・ナイフなどの鋭利な道具を用い、表面に傷を付
けないように注意しながらシャフトからパッキ
ンリング (20)を外します。
パッキンリングの座ぐりを清掃します。
新しいパッキンリング (20)をシャフト (11)
に取り付けます。リングを座ぐりに押し込む作業
にはグランドフォロアを使用することもできま
す。シャフトのキー溝に損傷を与えないように注
意してください (図 8 参照)。
UPSIDE の文字が上になるようにリテーナープレ
ート(30)を取り付けます(図 9)。ナット(25)
を 10 Nm で締めます。
注記:
パッケージが正しく組み立てられるよう、バルブとア
クチュエーターやポジショナー/リミットスイッチと
の位置関係を分解前によく観察してください。
❏
❏
4.4 配管からのバルブの取り外し
注意:
バルブが加圧状態にある間は、バルブの分解や管路か
らの取り外しを行わないでください。
❏
24
25
図8
❏
30
9
20
グランドパッキン
注意:
安全のため、リテーナープレートの取り付けは必ず上
記の説明に従って行ってください。
図9
❏
リテーナープレートの取り付け
バルブが加圧状態にあるときに漏れがないか点
検します。
一般に、バルブを管路から取り外す前にアクチュ
エーターとその付属部品を取り外しておくと、作
業がしやすくなります。バルブパッケージが小さ
い、またはアクセスが難しい場合は、パッケージ
全体をまとめて取り外すほうが実用的です。
アクチュエーターの具体的な取り外し方法につ
いては 6 節をお読みください。
配管が加圧状態になく、かつ空であることを確認
します。また、バルブの取り外し中または取り外
し後に媒体が配管に流れ込まないようにします。
吊り上げロープを慎重に取り付けた後、配管のフ
ランジのボルトを外し、ロープを用いてバルブを
配管から持ち上げます。正しい吊り上げ方法を用
いてください (図 4 も参照)。
8
3 R 76 ja
4.5 シートの交換
4.5.1 シートの取り外し
❏
❏
図 10
❏
図 11
❏
❏
❏
❏
4.5.2
❏
❏
❏
バルブは配管から取り外してください。
シートに接触しなくなるようにセグメント (3)
を回転させます (図 10)。
図 12
シートの分離
図 13
シートの取り出し
ボールセグメントの回転
DN 25 ~ 100 のバルブ (低 Cv タイプを除きま
す)では、盲フランジ (10)を外し、セグメン
トを後部に押し込みます (図 11)。
盲フランジの取り外し
DN 25 ~ 100 のバルブは 4.6 節で説明するように
分解できるため、シートの交換が容易に行えま
す。DN 25 バルブが低 Cv セグメントを備える場
合は、分解が必ず必要になります。
軟質の棒状工具を使ってシート (4)の全周を上
流側から軽くたたき、ボディに落下させます(図
12)。
バルブを回転させ、下流側のフローポートを通し
てボディからシートを取り出します (図 13)。
取り外した部品を清掃し、点検します。
シートの取付け
セグメントシート (4)のバックシール (6)は
通常はリップシールです。バックシールが事前圧
縮されていればシートの取付けは容易になりま
す。O リングシールは事前圧縮が不要です。
シートを収容するフローポートを清掃します。ば
りがあれば除去します。端部は目の細かい研磨紙
を使って角を取り、フローポートを丁寧に清掃し
ます (図 14 参照)。
バックシール (6)をシート (4)に取り付けま
す。
尖った角を丸めます
図 14
❏
❏
❏
❏
❏
❏
尖った角を丸めます
角取り
フローポート、シート(4)とバックシール(6)
ならびにロックスプリング (5)に Hyprez など
の揮発性潤滑剤を塗布します。潤滑剤が流体に適
合することを確認してください。
リップシールの場合のみ:シールをフローポート
に約 15 分間、慎重に押し込みます (図 15)。以
下に示す作業は事前圧縮状態が失われる前に完
了することが必要です。
ロックスプリング (5)をシート (4)に取り付
けます。
バルブが開いたときにスプリングの両端がV字型
に開くことが必要です (図 16)。
シートパッケージを図 17 と図 18 に示すようにし
てボディに取り付けます。
スプリングの角の部分が制御面に届いているこ
とを確認します。
3 R 76 ja
9
見えているスプリングの角に順番にドライバーを当て
てたたき、スプリングを溝の中に入れます(図 19)。 図 15
リップシールの事前圧縮
図 19
❏
図 16
❏
シートを回してからスプリングをたたく
プラスチック製の棒状工具を用い、シートが正し
く取り付けられ、自由に動くことができるように
します (図 21)。
シートをボディに滑り込ませる
図 21
図 18
セグメントを時計方向に 180 ° 回し、残ったスプ
リングの角をたたいて溝に入れます(図 20)。図
19 と図 20 の作業についてはメーカーが特殊な工
具を用意している場合があります。
シートの搭載
図 20
図 17
スプリングをたたいて溝に入れる
スプリングの角を制御面に押しつける
プラスチック製の棒状工具で確実に取り付け
る
10
3 R 76 ja
4.6
バルブの分解
❏
❏
4.8
バルブを回して閉止位置にします。
ピンによる固定を研削または棒状工具の使用に
よって除去します。ピン (14, 15)を穴開けによ
って外します (図 22)。
リテーナープレート (30)を外します。
グランドパッキン (20)を外します。
シャフト (11, 12)を取り外します (図 23)。
セグメントをボディから取り出します。
ベアリング (16, 17)を取り外し、ペアリング内
の空間を清掃します。
ボディ内でシートを均等に押して取り出します。
❏
❏
❏
❏
❏
❏
❏
❏
❏
マーカー線
円柱ピン
Cylindrical pin
品番
part14
no. 14
DN
~ 40
DN2525...40
円柱ピン
Cylindrical pin
品番
part15
no. 15
DN
~ 100
DN25
25...100
球面
A
L
A
組立
ベアリング (16, 17)をそれぞれの位置に取り付
けます。
4.5.2 節の説明に従ってシートを取り付けます。
閉止位置のボディにセグメントを取り付けます。
低 Cv タイプについてはドライブシャフト (11)
とセグメント(3)の間にフィリングリング(22)
を挿入します。セグメントを押し込んでシャフト
(12)に合わせます。
A-A
図 24
DN
25, 40
50
80, 100
ドリル径 DRILL ø (mm)
2,0
3,5
4,2
φL(mm)
(mm)
18
25
33
Cylindrical pin
part no. 14
DN 50...100
❏
❏
図 22
ピンの穴開け
図 23
シャフトの取り外し
4.7
取り外した部品の点検
❏
❏
❏
❏
取り外した部品を清掃します。
シャフト (11, 12)とベアリング (16, 17)に損
傷がないか点検します。
セグメント (3)とシート (4)のシーリング面
に損傷がないか点検します。
必要に応じて部品を新品と交換します。
図 25
❏
❏
セグメントとシャフトの位置
ドライブシャフト (11)を取り付けます。ピン
穴とキー溝の位置に注意してください (図 23 と
図 24 を参照)。
テーパーピンに対する穴の深さ (L)に注意して
ください(図 22)。低 Cv バルブのシャフト位置
が正しいことを、成形具を用いて確認します(図
25 参照)。ピン(14, 15)をそれぞれの位置に取
り付けて固定します(図 26)。両方のピンは、高
濃度パルプバージョンならびに標準および高濃
度チタンタイプの TIG 溶接によって固定します。
また、ドライブシャフトは高濃度タイプでセグメ
ントに溶接します。詳しくはメーカーにお問い合
わせください。
成形具を用いたシャフト位置の確認
ガスケット (19)を用いてブラインドフランジ
(10)を取り付け、ボルト (26)を 8 Nm で締め
付けます。
4.2 節の説明に従ってグランドパッキンを取り付
けます。
3 R 76 ja
11
六角レンチ
Loctite 225
たは類似品
図 26
ピンの固定
5
バルブの試験
図 27
円錐ブシュの取り付け
取り付け工具
H061904
注意:
圧力試験は、正しい圧力クラスに適合した装置を用い
て実施してください。
X
バルブの組立が完了したら、バルブボディの圧力試験
を実施することを推奨します。
圧力試験は、バルブの圧力クラスまたはフランジ穴に
対して必要となる圧力定格を用い、該当する規格に従
って実施します。試験中、バルブは開位置にあることが
必要です。
シートの密閉性試験も行いたい場合はメーカーにお問
い合わせください。
6
アクチュエーターの取付けと取り外し
6.1
基本事項
図 28
❏
取り付けの前にバルブにおける正しいキー溝を
確認します。ブシュには 4 つのキー溝があり、そ
のうちの 2 つは DIN キーを備えたバルブ向けで、
残りの 2 つは ANSI キーを備えたバルブシャフト
向けです。ANSI キー用の溝は一方のブシュ片の
中央にあり、DIN キー用の溝は両ブシュ片の分割
面にあります。アクチュエーターが閉止位置にあ
るときのキー溝の位置を図 29 に示します。
メッツォの各種アクチュエーターは適切な支持具と軸
継手を用いて取り付けできます。本バルブは、たとえば
E、B1、Quadra-Powr の各シリーズのアクチュエーター
によって動作可能です。
6.2
EC および EJ アクチュエーターの取
付け
円錐ブシュの締め付け
ブシュ片の分割面にあ
る DIN キー溝
注意:
セグメントの動きに注意してください。
アクチュエーターは、ISO 5211 規格の取り付けインタ
フェースを介してバルブに取り付けられます。アクチ
ュエーターは個別のブシュを用いてバルブシャフトに
適応します。ブシュ (II+II)はツーピースの円錐型ブシ
ュで、締め付けねじ (I)を使ってバルブシャフトにし
っかりと締め付けられます。
❏
図 27 のようにして、アクチュエーターの取り付
けインタフェース側からブシュと締め付けねじ
を取り付けます。ブシュのスロットに円柱ピン
(III)を挿入します。締め付けに際し、スロット
はアクチュエーターの対向スロットに合わせま
す。ブシュと締め付けねじを取り付ける前に、締
め付けねじのねじ山に残っている古いねじゆる
み止め剤などの汚染物を取り除き、Loctite 225 ま
たは同様のねじゆるみ止め剤を丁寧にねじ山に
塗布します (図 27 参照)。締め付けねじは、ア
クチュエーターシャフトの内側から適切な六角
レンチを使って回します (図 28)。
閉止位置のアクチュエーター
図 29
❏
両片ブッシグ中央にある
ANSI キー溝
アクチュエーターにおけるキー溝の位置
アクチュエーターが開放位置にあるか閉止位置
にあるかは、圧縮気の使用 (図 30 参照)、また
はドライブシャフトの先端にあるポインタの位
置を確認することによって特定できます。結合プ
レート上のポインタがアクチュエーターのメイ
ンシャフトの方向と直角を成す場合、アクチュエ
ーターは閉止状態です。
12
3 R 76 ja
閉止位置に対応する調
整ねじ
❏
閉放用圧力
開放位置に対応す
る調整ねじ
❏
開止用圧力
6.3
図 30
❏
❏
アクチュエーターの接
アクチュエーターをバルブに直接搭載するか、ま
たは 4 本のねじを使ってバルブ支持具に取り付け
ます。取り付け前にブシュの締め付けねじをゆる
め、シャフトがアクチュエーターに容易に収まる
ようにします。
アクチュエーターの構造により、ドライブシャフ
トは軸方向に移動できます。ねじを締める前にド
ライブシャフトが軸方向移動の上限位置にある
ことを確認します。それが通常位置 (図 28 に示
した搭載位置)です。この確認作業が重要なの
は、ねじを締めるとアクチュエーターシャフトが
若干降下するためです。ドライブシャフトの軸方
向移動はバルブの取り付け前に観察・測定でき
ます。アクチュエーターシャフトの上端面が表 1
の値を満たす場合、それは上限位置にあります
(図 28 も参照)。
表1
搭載面 ねじ レンチ Nm
EC/EJ05 F05
EC/EJ07 F07
EC/EJ10 F10
❏
❏
❏
M12 6
M16 8
M20 10
25
50
100
~X
上限位置
(mm)
4,0
1,5
2,5
EC および EJ アクチュエーターの取
り外し
アクチュエーターの取り外しは、取り付け手順を逆の
順番で行います。
アクチュエーターの取り外しにあたっては常に加圧の
ない状態とし、必ず事前に給気管を取り外します。
❏
❏
❏
搭載面、締め付けねじ、ドライブシャフトの
クリアランス
サイズ
りません。正しい位置にない場合はアクチュエー
ターの搭載をやり直します。
接続部の締め付けが適切に行われないと、バルブ
が正常に機能しないことがあります。
最後に、アクチュエーターの両端にある止めねじ
を用いてバルブの限界位置を調整します。バルブ
の閉止位置と開放位置を調整するねじの位置は、
アクチュエーターの筐体の両端に文字で記され
ています (図 30 参照)。
最初にポジショナーなどの付属品をアクチュエ
ーターから外したあと、ドライブシャフトから結
合プレートを取り外します。次に、締め付けねじ
を反時計回りに回し、ブシュをゆるめます。締め
付けねじは取り出し器具の働きもします。工具セ
ット H061544 の中の適切なブシュを、取り付け
ねじ (I)とドライブシャフトの間に用いること
を強く推奨します。ブシュの寸法を表 2 に掲載し
ます。
アクチュエーターをバルブに取り付けているね
じを取り外したら、最後にアクチュエーターをバ
ルブから取り外します。
取り外しを行う前に、アクチュエーターとバル
ブ、ならびにキーとキー溝の各位置に注意しま
す。それによってアクチュエーターの再設置が楽
に行えます。
~X
下限位置
(mm)
1
-2
-2
取り付け工具 H061904(図 28 参照)を使用する
と、ドライブシャフトが正しい位置を自動的に見
つけます。この取り付け工具は、M4 径のねじを
用いて結合プレートの代わりに取り付けます。ド
ライブシャフトは下限位置とします(バルブの取
り付け前)。工具がドライブシャフトを最上位置
に引き上げた状態になるように工具のナットを
締め付けます。位置は工具の側方から確認できま
す。
アクチュエーターをバルブに取り付け、バルブ搭
載ねじを手で軽く取り付けます。次に、締め付け
ねじ (I)を表 1 に従って締めます。必要なトル
クは、アクチュエーターの筐体のドライブシャフ
トに近いプレートにも記されています。取り付け
工具を外し、結合プレートを再度取り付けます。
最後に、バルブ搭載ねじを締めます。
ドライブシャフトの軸方向位置を確認します。シ
ャフトの位置は表 1 に示した上限位置や下限位置
X、あるいはそれらの値に近い位置にあってはな
図 31
表2
締め付けねじをゆるめてアクチュエーターを
取り外す
ブッシングの寸法
アクチュエーター
EC/EJ05
EC/EJ07
EC/EJ10
外径 (mm)
24,5
24,5
24,5
内径 (mm)
12,5
16,5
20,5
高さ (mm)
15
32,75
45
3 R 76 ja
6.4
13
B1C アクチュエーターの取付け
注意:
セグメントの動きに注意してください。
❏
アクチュエーターのピストンを最外位置にし、バ
ルブを閉止位置まで回します (図 32 参照)。
シャフト穴を清掃し、ばりがあればやすりで除去
します。軸穴に潤滑剤を塗布します。
アクチュエーターの軸穴とバルブシャフトの間
にブッシングが必要な場合は、ブッシングに潤滑
剤を塗布してアクチュエーターに取り付けます。
潤滑剤を塗布したねじを使って支持具をバルブ
に軽く固定します。
アクチュエーターをバルブシャフトに静かに押
し込みます。無理に押し込むとセグメントやシー
トの損傷につながるので注意してください。アク
チュエーターの搭載においてはシリンダーを上
向きにすることを推奨します。
バルブを目安に用いてアクチュエーターをでき
るだけ正確に位置合わせします。取り付けねじに
潤滑剤を塗布します。ワッシャをはめ、すべての
ねじを 8 Nm で締めます。
アクチュエーターの止めねじを用いてセグメン
トの開放位置と閉止位置(ピストン運動の限界位
置)を調整します (図 32 参照)。正しい開放角
度は 90 ° です。正確な位置はフローポートにお
いて見ることができます。黄色い矢印がセグメン
トの位置を示していることを確認します。
フローポートに手を近づけないでください。
❏
❏
❏
❏
❏
❏
閉位置に対応する
止めねじ
❏
エーターの動きを確認します(時計回り:閉、反
時計回り:開)。ピストンが最外位置にあるとき、
バルブは閉状態であることが必要です。
黄色い矢印がセグメントの位置を示しているこ
とを確認します。必要であれば矢印の位置を変更
します。
図 33
アクチュエーター位置の変更
6.5
B1J アクチュエーターの取付け
スプリングリターン・アクチュエーターは、給気停止
時にバルブの開または閉動作が必要となる用途に用い
られます。B1J タイプはスプリングクローズ動作に用い
られます。スプリングがピストンをシリンダー端部、す
なわち最外位置に押しつけます。それに対し、B1JA タ
イプはスプリングオープン動作に用いられます。スプ
リングはピストンとシリンダー端部の間にあって、ピ
ストンを筐体に押しつけます。
スプリングリターン・アクチュエーターの取付け手順
は B1C アクチュエーターとほぼ同様ですが、以下の点
を考慮に入れてください。
6.5.1
開位置に対応する
止めめじ
図 32
B1 アクチュエーターの開位置と閉位置
アクチュエーターを同じバルブに対して再設置する場
合、止めねじの調整は不要です。アクチュエーターのピ
ストンを筐体の端(開位置)まで移動します。バルブが
開位置になるまでアクチュエーターを手で回し(まだ開
状態でない場合)、アクチュエーターをその位置に固定
します。アクチュエーターに設けられている別のキー溝
を使えば、アクチュエーターをバルブに対して別の位置
に設置することができます (図 33 参照)。
❏
❏
シリンダーの動作時にシリンダー端部にある止
めねじの密閉性を確認します。ねじ部分は Loctite
225 などの適切な非硬化性シーラントを用いてシ
ールすることが必要です。
アクチュエーターが正しく機能していることを
確認します。アクチュエーターの設置後、セグメ
ントの流れ穴の位置とバルブに対するアクチュ
B1J タイプ
ピストンが最外位置に来るように取付けます。シリン
ダーは加圧のない状態とし、給気接続を開いた状態に
します。また、バルブは閉位置にします (図 7 参照)。
6.5.2
B1JA タイプ
ピストンが筐体側のシリンダー端部に来るように取付
けます。シリンダーは加圧のない状態とし、給気接続を
開いた状態にします。また、バルブは開位置にします
(図 7 参照)。
上記以外の取付け手順は B1C アクチュエーターと同じ
です。
14
6.6
❏
❏
❏
❏
3 R 76 ja
B シリーズ・アクチュエーターの取り
外し
アクチュエーターを電源から切り離し、給気管と
制御信号用ケーブルもしくは配管をその接続部
から取り外します。
支持具のねじを外します。
適切な取り出し器具を用いてアクチュエーター
を取り外します (図 34 参照)。工具はメーカー
に注文できます。
支持具および継手があれば取り外します。
7 不具合
長期使用時に発生する可能性のある不具合を表3にまと
めます。
図 34
B シリーズ・アクチュエーターの取り外し
表 3 不具合
現象
閉止状態のバルブからの漏れ
バルブの不規則な動き
グランドパッキンの漏れ
8
考えられる原因
ストッパースクリューによるアクチュエ
ーター調整の不備
ポジショナーのゼロ設定の不良
シートの損傷
セグメントの損傷
アクチュエーターに対するセグメント位
置の誤り
アクチュエーターまたはポジショナーの
不具合
推奨される措置
閉止位置に対応するストッパースクリュ
ーを調整する
ポジショナーを調整する
シートを交換する
セグメントを交換する
アクチュエーターにおいて正しいキー溝
を選択する
アクチュエーターとポジショナーの動作
を確認する
プロセス流体がセグメント表面に
堆積
セグメントまたはシートの損傷
結晶化した流体がベアリングの空間に侵
入した
グランドパッキンセットの摩耗または損
傷
セグメントを清掃する
工具
❏
アクチュエーターの取り外し
- 六角ソケットレンチセット
- ソケットレンチセット
- 取り出し工具
❏
シートの取り外し
- 取り外し工具
❏
シャフト位置の確認 (低 Cv バルブ)
成形具 H069564 (RE2 シリーズ)
これらはメーカーから入手できます。
9
セグメントまたはシートを交換する
ベアリング内の空間を水洗する
グランドパッキンセットを交換する
交換部品の注文
備考:
バルブが正しく機能するよう、必ず正規の交換部品を
使用してください。
交換部品を注文する際には必ず以下の内容をお知らせ
ください。
❏
形式コード、注文番号、シリアル番号(バルブボ
ディに刻印のもの)
❏
部品リストの番号、部品番号、部品の名称と必要
数量
上記情報は銘板または書類に記載されています。
3 R 76 ja
10
15
分解図と部品リスト
4
26 10 19 17
.EE
シート
SEAT
35
4 5 6
.S
S シート
SEAT
16
20
9
TTシート
SEAT
4 5 6
12 14 3 15
22
品番
1
3
4
5
6
9
10
11
12
13
14
15
16
17
19
20
22
24
25
26
30
35
数量
30
1
13
11
名称
ボディ
セグメント
シート
ロックスプリング
バックシール
グランドフォロワー
ブラインドフランジ
ドライブシャフト
シャフト
キー
シリンドリカルピン
シリンドリカルピン
ベアリング
ベアリング
シーリングプレート
パッキン
フィリングリング (新しい低 Cv タイプに
のみ使用)
スタッド
六角ナット
六角ボルト
リテーナープレート
銘板
交換部品カテゴリー
3
2
3
3
3
3
3
(サイズ 025 ~ 050 はカテゴリー 2)
(サイズ 025 ~ 050 はカテゴリー 2)
3
3
1
1
交換部品カテゴリー 1:推奨される軟材料部品。修理に必須です。セットで提供されます。
交換部品カテゴリー 2:シートの交換用部品。セットで提供されます。
交換部品カテゴリー 3:閉止要素の交換用部品。
一括オーバーホール用の交換品:交換部品カテゴリー 1 ~ 3 の全部品。
24
25
16
11
3 R 76 ja
寸法と重量
RE2 シリーズ
DN25...100
M
S
RE2_A DN25...100
(KEY)
(キー)
P
H
R
N
øO
E
(L)
C
øB
øD
DN
K
b1
A1
A
サイズ
DN
図中のバルブは閉止位置です
Valve is shown in closed position
寸法 , mm
A
A1
øB
b1
C
øD
K
S/S2
U
L
H
E
R
øO
M
P
N
重量
kg
25
127
63.5
125
18
56
33
182
70
M10
15.5
80
207
105
15
4.76
17
25
4
40
165
82.5
140
18
65
49
188.5
70
M10
15.5
80
213.5
105
15
4.76
17
25
5.4
50
178
89
155
18
91
60
199.5
70
M10
15.5
80
224.5
105
15
4.76
17
25
7.3
80
203
101.5
185
20
108
89
232
90
M12
16
90
267
125
20
4.76
22.2
35
11.7
100
229
114.5
210
20
120
113
241
90
M12
16
90
276
125
20
4.76
22.2
35
15.2
RE2 - EC
MOUNTING
POSITION: A-VU (STANDARD)
取り付け位置:A-VU
(標準)
F
E
G
x 1.5
信号SIGNAL
M20MX201.5
Supply
供給
G1/4"
G1/4”
X
VDI/VDE 3845
Imax
V
DN
C
øD
øB
H
K
J
b1
A1
A
寸法 , mm
A
A1
B
b1
C
øD
E
F
G
H
Imax
J
K
V
X
重量
kg
EC05
127
63.5
125
18
56
33
64
256
128
329
215
228
182
18
91
11.5
EC05
165
82.5
140
18
65
49
64
256
128
345
215
235
189
18
91
13
50
EC05
EC07
178
178
89
89
155
155
18
18
91
91
60
60
64
81
256
308
128
154
382
408
215
228
246
259
200
200
18
24
91
117
15
17.5
80
EC07
EC10
203
203
101.5
101.5
185
185
20
20
108
108
89
89
81
112
308
406
154
203
457
495
228
247
291
310
232
232
24
32
117
155
22
30
100
EC07
EC10
229
229
114.5
114.5
210
210
20
20
120
120
113
113
81
112
308
406
154
203
478
509
228
247
300
319
241
241
24
32
117
155
26
34
DN
アクチュエーター
25
40
3 R 76 ja
17
RE2 - EJ, EJA
取り付け位置:A-VU (標準)
MOUNTING POSITION: A-VU (STANDARD)
モデル EJ スプリングクローズ型
Model EJ spring to close
F
E
G
信号
PG13.5
SIGNAL PG
13,5
供給
Supply
G1/4"
G1/4”
VDI/VDE 3845
X
Imax
V
C
DN
øB
øD
H
K
J
b1
A1
A
寸法 , mm
DN
アクチュエ
ーター
A
A1
B
b1
C
øD
E
F
G
H
Imax
J
K
V
X
重量
kg
25
EJ05
127
63.5
125
18
56
33
64
363
235
329
215
228
182
18
91
13
40
EJ05
165
82.5
140
18
65
49
64
363
235
345
215
235
189
18
91
14.5
50
EJ05
EJ07
178
178
89
89
155
155
18
18
91
91
60
60
64
81
363
454
235
300
382
408
215
228
246
259
200
200
18
24
91
117
16.5
20.5
80
EJ07
EJ10
203
203
101.5
101.5
185
185
20
20
108
108
89
89
81
112
454
606
300
403
457
495
228
247
291
310
232
232
24
32
117
155
25
37
100
EJ07
EJ10
229
229
114.5
114.5
210
210
20
20
120
120
113
113
81
112
454
606
300
403
478
509
228
247
300
319
241
241
24
32
117
155
29
41
18
3 R 76 ja
RE2-B1C
取り付け位置:A (標準)
MOUNTING POSITION A (STANDARD)
NPT
X
øD
G
F
NPT
b1
供給
G1/4”
SUPPLY
G 1/4
A
信号 M20
1.5
SIGNAL
M20 XX1.5
DN
V
øB
C
I
J
H
流れ方向
FLOW DIRECTION
タイプ
DN
RE2_25-B1C6
RE2_40-B1C6
寸法 , mm
kg
A
øB
b1
C
øD
F
G
X
V
J
H
Imax
NPT
25
127
125
18
56
33
400
260
90
36
240
341
310
1/4
12.3
40
165
140
18
65
49
400
260
90
36
247
357
310
1/4
14.3
RE2_50-B1C6
50
178
155
18
91
60
400
260
90
36
258
394
310
1/4
16
RE2_80-B1C6
80
203
185
20
108
89
400
260
90
36
290
443
310
1/4
19
RE2_100-B1C6
100
229
210
20
120
113
400
260
90
36
299
464
310
1/4
23.5
RE2 - B1J, B1JA
取り付け位置:A (標準)
MOUNTING POSITION A (STANDARD)
NPT
X
øD
G
F
NPT
b1
供給
G1/4”
SUPPLY
G 1/4
A
信号 M20
1.5
SIGNAL
M20 XX1.5
DN
V
øB
C
I
J
H
流れ方向
FLOW DIRECTION
タイプ
DN
RE2_25-B1J8/B1JA8
RE2_40-B1J8/B1JA8
寸法 , mm
kg
A
øB
b1
C
øD
F
G
X
V
J
H
Imax
NPT
25
127
125
18
56
33
560
420
135
43
240
364
305
3/8
26
40
165
140
18
65
49
560
420
135
43
247
380
305
3/8
28
RE2_50-B1J8/B1JA8
50
178
155
18
91
60
560
420
135
43
258
416
305
3/8
30
RE2_80-B1J8/B1JA8
80
203
185
20
108
89
560
420
135
43
290
466
305
3/8
32
RE2_100-B1J8/B1JA8
100
229
210
20
120
113
560
420
135
43
299
487
305
3/8
37
3 R 76 ja
12
19
形式コード
セグメントバルブ (RE2 シリーズ)
1.
–
2.
RE2
3.
R
1.
QC005C015C05C152.
RE2
3.
R
4.
4.
A
5.
80
6.
A1
7.
J
9.
S
10.
V
/
トリムコード
標準 V ポート (記号なし)
低騒音およびキャビテーション防止トリム (DN 50 以上向け)
最大 Cv=0.5 (DN 25 専用)
最大 Cv=1.5 (DN 25 専用)
最大 Cv=5 (DN 25 専用)
最大 Cv=15 (DN 25 専用)
製品シリーズ
フランジ式のワンピースボディ、V ポートセグメントボール、面間
は JIS B 2002 付表 2-4 の系列番号 6 に準拠
圧力定格およびフランジ穴
JIS 10K フランジ
構造
標準、アクチュエーター用の ANSI キー溝を備えたドライブシャフ
ト
5.
6.
8.
J
サイズ
ボディおよびねじの材質
ASTM A351 Gr. CF8 / 1.4408
注:ボディの 2 カ所に材質表示があります
7.
J
S
セグメントの材質
AISI 329 +HCr
AISI 329
8.
シャフト、ピン、ベアリングの材質
AISI 329、およびステンレス鋼 316 のネットを備えた PTFE
9
シートの構造と材質
ステンレス鋼 316 +コバルト系の表面硬化処理、バックシールは
PTFE 製リップシール
ステンレス鋼 316 と PTFE + X-treme ®、バックシールは PTFE 製リ
ップシール
コバルト系合金、耐浸食タイプ、非密閉
S
T
E
10.
V
G
ステムパッキンとブラインドフランジシール
PTFE 製 V リング
グラファイトリング (耐火性)
11.
フランジ面
ASME B 16.5(Ra3.2-6.3/RMS 125-250)
カバー:
EN1092-1 タイプ B1
/-
11.
–
20
3 R 76 ja
Metso Automation Inc.
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