新製品紹介新製品紹介耐熱型細径コルゲート同軸ケーブル縁体に低損失フッ素樹脂，外部導体にスパイラル現在，携帯電話に代表される移動体通信では，伝送される情報の大容量化，高速化が進み，使用状波付無酸素銅パイプを適用することで，低損失する周波数の高周波化は進む一方である．アンテかつ高耐電力，さらに取扱いやすさを実現した．ナ内部や機器内配線についても，高周波数帯で低当社は今後も各種のニーズにこたえる高性能な損失，高耐電力，細径，取り扱い性に優れた同軸高周波同軸ケーブルを提供し，様々な分野の発展ケーブルの要求が高まりつつある．このようなに寄与していく考えである．ニーズにこたえるため，耐熱型 3D，5D コルゲート（メタルケーブル事業部技術部商品開発グループ大保）同軸ケーブルを開発・製品化した．本製品は，絶表１項目内部導体絶縁体外部導体シース構造特性 1.50 単位 3D-WFCH-LP 5D-WFCH-LP 材料 − 銀めっき銅被覆鋼線銀めっき軟銅線外径 mm 0.93 1.63 材料 − 低損失フッ素樹脂スパイラル状波付無酸素銅パイプ材料 − 標準外径 mm 材料 − 3.58 1.30 VSWR 1.20 1.10 6.35 1.00 ノンハロゲン難燃ポリオレフィン 0 仕上外径 mm 4.6 7.4 概算質量 kg/km 45 110 静電容量 pF/m 86 89 特性インピーダンス Ω 50±1 50±1 0.9GHz 0.34 0.19 1.50 1.5GHz 0.44 0.25 1.40 0.47 0.26 0.50 0.29 2.2GHz 0.53 0.30 5.0GHz 0.85 0.47 10 25 15 40 −40℃∼＋105℃ −40℃∼＋105℃ 1.7GHz 標準減衰量 2.0GHz 許容曲げ半径単一U字繰り返し dB/m mm 使用温度範囲 − 内部導体絶縁体外部導体 VSWR 3D-WFCH-LP 1m でのVSWR実測例コネクタ：両端SMA型 1.30 1.20 1.10 1.00 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 周波数（MHz）図３ 5D-WFCH-LP 2m でのVSWR実測例 5D-WFCH-LP 標 1 準減衰量 0.1 （dB/m,20℃） 3D-WFCH-LP 10,000 電 1,000 力容量計算 100 値（W） 3D-WFCH-LP 0.01 100 シース 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 周波数（MHz）図２ 10 5D-WFCH-LP コネクタ：両端SMA型 1.40 5D-WFCH-LP 10 10,000 1,000 周波数（MHz） ※電力容量は周囲温度40℃，VSWR=1.0，変調度0％の計算値 3D-WFCH-LP 図１図４周波数−減衰量・電力容量特性ケーブル外観［お問い合わせ］メタルケーブル事業部技術部 TEL： 03-5606-1272 FAX： 03-5606-1549 E-mail： sanden-info@fujikura.co.jp 67