総合総務ソリューション “コト”のコスト削減 ~最後の聖域へのコスト削減~ 背景・課題提起 2000 年代前半より、選択と集中の経営手法に伴う購買戦略の一つとして、集中購買によ るコスト削減手法が多くの企業に導入された。しかしその際に導入されたのは、主に研究・ 製造用資材、事務・オフィス用品、オフィス機器等のいわゆる“モノ(=財)”に対する手 法であり、施設運用・管理、設備メンテナンス、ユーティリティに関連する “コト(=サ ービス)”に関するものは少なかった。 株式会社ジェネラル・サービシーズ(GSI)は、最後の聖域となっている“コト”のコス ト削減を実現するため、自社の持つ専門知識とノウハウを「包括管理・戦略的ソリューシ ョン」として提案する。 スコープ 本ソリューションの対象範囲は、各領域における建物の維持・管理に関連する支出項目 (施設運用・管理、設備メンテナンス、ユーティリティ、厚生施設運用、その他サービス) である。高度な専門性が必要な分野であり、これまで企業が行ってきた集中購買戦略での 対象とは全く違った領域をスコープとしている。 1 包括管理・戦略的ソーシングソリューションとは 建物の維持・管理に関連するサービスは、業務委託先との契約を拠点ごとに締結すると、 個別にコスト削減施策を実行することは可能なものの、施策の範囲が限定されることでコ スト削減効果も限定的になる。また各拠点が委託先を管理することにより、サービスの仕 様とコスト等の情報のブラックボックス化を招いている可能性が高い。 これらの課題に対しては、複数拠点における業務をパッケージ化し、複数年契約による 維持管理業務の効率化を通じて、維持管理の質の確保・向上、コスト削減の最大化を実現 する。また、ブラックボックス化していた情報は全拠点で一元化し、予防保全型の中長期 修繕計画を策定できる体制を構築する。なお、情報の一元管理は包括管理会社が行い、各 拠点の業務負担にならないようなオペレーションを設計する。 ソリューションアプローチ “コト”の品質とコストの最適化を実現するために、GSI では現状調査・分析から運用ま でを 5 つのフェーズに分け、それぞれにおいて施策を実行する。コスト構造分析(調査・ 分析)からサプライヤー管理(運用)に至るまで一貫したコンサルテーションを展開でき るのが GSI の強みである。 2 ソリューション導入効果のステップ 本ソリューション導入によるコスト削減効果は二段階で現れる。まずは包括管理体制導 入によるもので、これはコスト構造分析~計画実行フェーズにより実現するものである(下 図 STEP1)。一般的にはコスト削減を意識すると品質が低下する傾向にあるが、仕様を標準 化することによって、サービスの品質レベルを維持(最適化)した上でのコスト削減が可 能となる。 次はサプライヤー管理フェーズにおけるコスト削減である(下図 STEP2)。包括管理体制の もと、運用におけるパフォーマンスの監視・品質改善の PDCA サイクルを回すことにより、 継続的なコスト削減を行なう。 3 包括管理・戦略的ソーシングソリューション導入事例 A 社及び管理会社は、全国十数拠点における運営維持業務(設備・清掃・警備)を拠点ご とに行っていたが、ビルメンテナンス会社に包括委託を行うプロジェクトを実行し、3 年間 で 25%(200 百万円)の委託費削減を実現した。また、包括管理体制の導入は、内部統制強 化、および BCP(事業継続計画)実現にも寄与している。 お問合せ先 株式会社ジェネラル・サービシーズ 〒102-0084 東京都千代田区二番町 3 番地麹町スクエア 1F 電話:(03)3288-6661 FAX:(03)3288-6662 MAIL: kitamae@gsij.co.jp 担当: 北前 4
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