事例カタログ 株式会社 佐賀電算センター 様 47 HyConnect / オープンパブリック 富士通F IP お客様事例 ○ 株式会社 佐賀電算センター 様 全方位クラウド HyConnect/ オープンパブリックを利用し、営業力向上と効率化を実現。 さらなる活用により、クラウドサービスの提供を目指す。 導入背景 導入効果 売上拡大に向けたパッケージの 全国展開のための営業効率の向上 クラウドによるデモサイトを活用し、 少ない訪問回数でも顧客満足度向上 導入プロセスの効率化・迅速化 構築と並行して教育や運用テストを実施でき、 効率的で迅速な導入が実現 課題は、全国展開に伴う営業やサポートにかかる手間やコストの削減。 「地域社会に貢献する」ことを企業理念に、 佐賀電算センターは 50 年 以上にわたり佐賀県を中心とする九州地方の情報化に貢献してきました。 近年は、 全国各地の道の駅で利用いただいている 「農産物直売所システム (ふるさと) 」などをはじめ、 積極的に販路を全国に拡大し、 県外売上シェアが しかし、 サービスを全国に展開するに連れて 4割近くと確実に広がっています。 営業やサポートの現場では、 お客様先に訪問して密な提案やサポートをする ことが難しくなり始めてきました。代表取締役社長の宮地氏は、 「 様々な サービスで全国展開を進めるために当社ではサービスのパッケージ化を 進め、 クラウドを活用してスピード感を持ってサービスを提供できる環境 整備をはじめています。 それによりサポート体制の強化や営業効率の向上 への効果を期待しています。 」 と語ります。そこで佐賀電算センターが採用 したのが、富士通エフ・アイ・ピー(以下富士通FIP)のパブリッククラウド サービス「 HyConnect/ オープンパブリック」です。 パートナーとして富士 通FIPを選 んだ理由に ついて「当初は、 外資系のクラウドを採用すること を 検 討していました。そんな 時 富 士 通FIPから を紹介され、 性能 「HyConnect/ オープンパブリック」 も価格もほぼ同等だということがわかり、 さらに 当社のシステムは多くの機密情報を扱っており、 お客様のなかには監査的な観点で、海外のどこに あるかわからないサーバーでシステム運 用する のでは導入が難しいなどとの声も聞こえてきて、 データセンターが国内にあることの安心感、 また 株式会社 佐賀電算センター 信 頼 度の高さが、 サービス導入の 決め手となり 代表取締役社長 宮地 大治氏 ました。」 ( 佐賀電算センター 宮地氏) 事例カタログ 株式会社 佐賀電算センター 様 伝えきれない機能や性能を、 顧客自身の生データを使って体感可能。 サービス自体のクラウド提供も視野。 さらなる協力関係により、共に成長を目指す。 従来、 営業やSEが環境を構築したPCを持参して お客様先でリベート管理システム 「SDC-PROFIT」 の デモを行っていました。 しかし、 リベートは一定期間 のデータを多彩な条件で処理するため、 訪問時に 仮のデータによる一過性のデモだけでは、 製品 の良さが伝わりにくいという課題がありました。 システム 2 部 の白武 氏は、 「 インターフェースも 日本語で使いやすく、 スムーズに利用開始できま 株式会社 佐賀電算センター した。大容量のデータを処理する際に求められる 産業事業部 システム2部 マネージャー 白武 達哉氏 リードタイムなど当社の技術力も存分にアピール できています。 また、 クラウドを活用することで、デモ実施の際にPCを持ち 出すリスクを回避できることや、 サーバー停止時には仮想マシンの費用が かからないなどのコストメリットもあります。」 と語ります。 さらに営 業 2 部 の原口 氏は、 「リベート管 理は複 雑なので、検 証には 生データが望ましいのですが、 我々の PCにお客様 のデータを入れるわけにはいきません。それが クラウドにすることで、 実際のデータでお試しいた だけるようになりました。また、 短時間のプレゼン では伝えきれない機能や性能を、 より深く体感 いただけてお客様に好評です。実際の導入時も 従来環境構築後にしかできなかった操作教育や 運用テストを、構築と並行して実施できるように なり、導入スケジュールの短縮やコストダウンに 株式会社 佐賀電算センター 産業事業部 営業2部 部長 原口 尚己氏 つながっています。」 と語ります。 現 在、佐 賀 電 算センターで は「 H y Connect / オープンパブリック」 をリベート管理システム 「 SDCPROFIT」のデモサイトで利用していますが、今後その 利用を拡大していくことを検討しています。 「今後は 他のパッケージを含め、 サービス自体のクラウド 提 供も考えています。その際は、 もう少し上位の インフラが必要になるかもしれません。お客様の 富士通エフ・アイ・ピー株式会社 クラウドサービス開発部 ご要望に応じてインフラに載せて提供するSaaS の ITアーキテクトスペシャリスト 下山 剛 ようなサービスも検討していきたい。 」 ( 佐賀電算 センター 白武氏)それに対して「当社のクラウドサービス 「HyConnect / オープンパブリック」 の他にマネージド、 プライベートと3種類で用意しており、 ご要望に応じて組み合わせてご利用いただけます。SaaSにも対応できます ので今後ご提案いたします。 ( 」 富士通F IP 下山) 今後の展開について、 「今回の導入によって当初想定以外の効果も多く みられるので、 クラウドサービス導入拡大の検討を加速し、 さらに成長して いきたいですね。 ( 」佐賀電算センター 宮地氏)それに対して「クラウドなど インフラに限らず、 アプリケーションや運用面、 場合 によってはプロモーションや営業を含め、 県内から 県外、全国へとシェアをさらに拡大させるための 協力もさせていただきます。 ( 」富士通F IP 山下) これからも佐賀電算センターのさらなる発展を、 富士通FIPがベストパートナーとしてサポートして いきます。 富士通エフ・アイ・ピー株式会社 九州支社長 山下 定利 サービスイメージ 利用者様 リベート管理システム 「SDC-Profit」 HyConnect/オープンパブリック 契約管理 Web/AP サーバー 実績管理 データベース サーバー 分配処理 未収金管理 会計連携処理 インターネットブラウザによる システムへのアクセス (オプション機能) 富士通F IPデータセンター お客様プロフィール 株式会社 佐賀電算センター 佐賀電算センターは、 創業以来「地域に貢献する」 ことを企業理念とし、 地域の情報化を積極的に支援してきました。近年は、 リベート管理 システムをはじめ、 直売所の販売管理システム、酒販管理システム、 美容院向け顧客管理システムなど、業界や目的を絞った特化型の 全国展開を進めており、 地域経済を牽引 アプリケーションを強みに、 する一翼を担っています。 http://www.sdcns.co.jp/ 所 在 地:〒849-0915 佐賀県兵庫町大字藤木 1427-7 設 立:1975 年(創業 1963 年) 資 本 金:8,000万円 売 上 高:43億7,500万円(2014年決算) 従業員数(佐賀電算センターグループ) : (2015年2月末) 単体233名(グループ392名) ◎本カタログに記載されている会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。本カタログに記載されているシステム名、製品名などには必ずしも商標表示( TM, ◎本カタログに記載の内容は2015年3月現在のものです。内容は予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。 ®)を付記していません。 お問い合わせ先 富士通エフ・アイ・ピー株式会社 九州支社 第二営業部 〒812-0016 福岡市博多区博多駅南2-1-9 ヤマエ博多駅南ビル TEL(092)473-6363 http://www.fujitsu.com/jp/fip/ Copyright 2015 FUJITSU FIP CORPORATION N47_01
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