平成26年度 災害ボランティア養成研修会 「災害にも強い地域づくりをめざして」 ―― 地域での助け合いが被害を最小限にとどめる ―― 全国各地で災害が頻発しており、どの地域においても災害への事前の備えが必要です。 「災害に強いまち」とは、街の施設や環境が安全で快適に整備されていることと同時に、地域 の人々が助け合えるような関係が構築されていることが不可欠だといわれています。 “いざ”というときに支え合えるためには、日頃から協力し合う関係づくりが大切であり、実 際、昨年11月に発生した長野県北部地震では、地域での助け合いが被害を最小限にとどめた事 例もあります。 今回の研修会では、全国各地で発生している災害の状況や支援活動の様子を紹介しながら、災 害時における地域での助け合いについて理解を深めていただくことを目的に開催します。 ◆主 催 鹿角市ボランティア連絡協議会 社会福祉法人鹿角市社会福祉協議会 ◆日 時 平成27年 ◆会 場 鹿角市福祉保健センター 2階 研修室 〒018-5201 鹿角市花輪字下花輪50番地 ◆日 程 9:00 10:00 受付 ◆講 師 3月 10:10 開会 1日(日) 12:00 講 義 ワークショップ 10:00~15:30 13:00 休憩 15:30 ワークショップ 閉会 李 仁 鉄 氏(にいがた災害ボランティアネットワーク事務局長) テーマ「災害時に発揮される地域の力」 ◆参 加 費 600円(昼食代) ※希望者のみ ◆参加申込 参加を希望する方は、2月25日(水)まで鹿角市社会福祉協議会へお申し 込みください。 《申込先・問合せ先》 社会福祉法人鹿角市社会福祉協議会(担当:菅原) 〒018-5201 鹿角市花輪字下花輪50番地(鹿角市福祉保健センター内) TEL 0186-23-2165 FAX 0186-23―2850 MAIL info@kazunoshishakyo.or.jp 【講師プロフィール】 氏 名:李 仁鉄(り・じんてつ) 氏 出 ⾝:1974年⼭形県⼭形市⽣まれ(現在は新潟県三条市に在住) 現 職:にいがた災害ボランティアネットワーク理事兼事務局⻑ 内閣府防災ボランティア活動検討会委員(2009〜 ) 災害ボランティア支援プロジェクト会議委員(2010〜 ) 新潟県災害ボランティア調整会議副座⻑(2010〜 ) 主な活動:新潟県⻑岡市(中越大震災)、新潟県柏崎市(中越沖地震)、宮城県栗原市・岩⼿県奥州市 (岩⼿宮城内陸地震)、⻑野県岡⾕市(諏訪湖周辺水害)、⽯川県輪島市(能登半島地震)、 ⼭口県防府市(⼭口県水害)、兵庫県佐用町(兵庫県水害)、静岡県小⼭町(台風9号水害)、 福島県全域(東日本大震災)、新潟県三条市(7.29水害) など ⼀般のサラリーマンだった2004年。7月13日に地元で発⽣した水害で被災し『災 害ボランティア』を初めて⾝近に感じる。3ヶ月後に発⽣した中越大震災の際には会 社を休職していたこともあり、1ヶ月ほどボランティア活動(新潟県⻑岡市にて)に参加。 その後、中越地震で知り合ったボランティア仲間に誘われ『にいがた災害ボランテ ィアネットワーク(*1)』に、ボランティアスタッフとして参画する。その後、会の 法人化などもあり常勤の職員となり、2008年5月より事務局⻑に。 平時には会の事務局業務に加え、全国各地で⾏政・社協・NPOのスタッフや地域住 民への講演・研修、そして各種マニュアル作成や事業計画⽴案の助⾔などを⾏ってい る。最近の主なテーマは『子どもの防災教育』、『平常時の地域活動と災害支援』、 『災害ボランティアセンターの人材育成』。 災害時には被災地への救援スタッフとして、被災された⽅の⼀日も早い⾃⽴に向け たボランティアセンター設置運営の支援を中⼼に活動を⾏っている。また、各地の災 害復興時のボランティア活動支援も⼿がけている。 (*1) 2004年7月、三条市災害ボランティアセンターに集った有志が、平常時から 『常設』で『専門』の災害ボランティア団体の必要を感じ設⽴。2005年にNPO法 人格を取得。2009年度防災担当大⾂表彰を受賞。
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