贈賄 & 汚職防止ポリシー

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タイトル: UL 贈賄 & 汚職防止ポリシー
文書番号: 00-LE-P0030 – 2.0 号
贈賄 & 汚職防止ポリシー
タイトル: UL 贈賄 & 汚職防止ポリシー
文書番号: 00-LE-P0030 – 2.0 号
1.0
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目的と適用範囲
グローバル企業として UL は、米国海外汚職行為防止法(“FCPA”) や英国贈賄防止法など、UL が操業する各国の贈賄および汚
職防止法規を遵守する必要があります。 これらの基準は、全社員、UL の理事会、UL の社長兼 CEO、UL 管理チームの全メン
バー、UL を代表して、または UL と関連して業務を行うあらゆる人物に適用される、最低基準です。
2.0
贈賄 & 汚職防止ポリシー
本ポリシーは UL の贈賄に対するゼロ容認を宣言し、贈賄と汚職の防止を促進する指示を与えるために作成されました。
UL の役員、社員、エージェント、サプライヤー、請負業者、またはコンサルタントは、責務もしくは職務の不適切な遂行を確保するた
め、または公的機関の場合には事業の遂行に便宜を図ってもらう意図で、公人、私人、法人を問わず、いかなる人物または会社に
も、いかなる金額の金銭、金銭同価物、贈与またはその他価値あるものの支払い、支払いの提供/約束、または支払いの承認を行
ってはなりません。当局者(公務員)とは、すべての選出されたまたは任命された役人、行政官庁の候補者、国有のまたは国が統制
する会社の顧問、政党の当局者、または国際的公共組織(国連など)の代表として行動する人物と定義されます。
UL の役員、社員、エージェント、サプライヤー、請負業者、またはコンサルタントは、UL の利益のためにサービスを遂行することに関連
し、提供されるサービスのために契約により定められた代金およびかかるサービスの遂行に関連して償還される合法的経費以外に、い
かなる人物または会社からも、いかなる金額の金銭、金銭同価物、贈与またはその他の有価物を受け取ったり、または支払いの受け
取りを懇願してはなりません。
その他のガイダンスについては、UL の『業務行為基準』および『グローバル サプライヤー行動基準』を参照してください。
2.1
関係人物、エージェント、サプライヤー、コンサルタント、請負業者およびその他のサードパーティ仲介業
者との協力
UL は、公的または私的機関または公人と事業取引を行うにあたり、UL のため、およびその利益のために仲介業者として活
動するサードパーティの行為に対する責任を保持する可能性があります。UL は、賄賂の受け取りまたは贈与を行うかかる
仲介業者に対する責任、またかかる仲介業者が贈賄に関与しないよう適切な手続きを取らなかったことに対する責任を保
持する可能性があります。UL は、贈収賄なしで商務を行うことを誓約しないサードパーティとは、取引を行いません。UL の
利益のために商行為を行ういかなるサードパーティも、UL の高いレベルの高潔性を維持しながら商行為を行う必要があり、
商行為を公正に、正直に、そして公明に遂行する必要があります。
UL のためにサードパーティと事業関係を結ぼうとするいかなる UL の社員も、サードパーティとの契約に先立ち、本ポリシーで
定義される以下のようなプロセスに従う必要があります。
2.1.1 2.2 で定義されるリスク分析の実行
2.1.2 リスク分析によって定められるレベルに応じた適正評価の実行
2.1.3 実行される適正評価とリスク査定について、書面による適切な文書化を準備して維持
2.1.4 適切な署名のある契約書や贈賄防止証明書の取得等、サードパーティとの関係を文書化
2.1.5 サードパーティへの支払いを定期的に監視
この徹底的点検を行う方法の詳細については、以下の手順を参照してください。サードパーティと締結された契約書および
完成した適正評価の記録は、追跡のために ethics@us.ul.com まで送付してください。
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2.2 サードパーティ用リスク査定およびリスク 適正評価の実行方法
必要とされる適正評価のレベルは、サードパーティの仲介業者が UL のために引き受けるリスクにより異なります。従って、
サードパーティとの契約の前に、リスクレベルについて決定がなされる必要があります。リスクレベルの種類は、低リスク、中リス
ク、高リスクの 3 種類です。適切なリスクレベルの決定には次のような多くの因子が関与する場合があります。
 サードパーティの地理的所在地または商行為の遂行および汚職の記録や評判の追跡を行う場所1
 業界経験およびその汚職の追跡記録/評判
 サードパーティの規模、名声、高潔性についての評判
 そのサードパーティと UL の関係における以前の履歴/経験
 UL がそのサードパーティについてよく知らない場合、信用照会先が提供されているか?
 取引規模
 サードパーティが元または現在の公人とみなせるかどうか
 政府または公的資金の分配が行われる可能性があるかどうか
 サードパーティが既存顧客を有する地位を確立した大企業であるか、または新会社もしくはベンチャーで
あるか
 オーナーの身元が、通常とは異なる企業構造の陰に隠されているかどうか
 料金や経費詳細についての適切な明細書が提供されるか
 提案される料金が、提供されるサービスの種類に相応しいものであるか
 サードパーティに充分な資格があり、懸案のサービスについて資格を有すると認知されているか
 報酬の基本が手数料またはコミッション/成功報酬型であるか?
 書面による契約書が締結されるか、またその期間は有限であるか無限であるか
 サードパーティが UL の利益のために公務員と取引を行うかどうか
 サードパーティによって提供されるサービスが、取引に関連して贈賄を提案したり懇請したりする機会を顕
著に提供するか
 普通の商務プロセスに従わないかもしれない取引を示唆する可能性のあるその他の因子が存在するか
 また、付録 3 に添付された『警告サイン』を参照してください。
リスク査定は以下に明記された上級マネジメントに提出するか、または彼らが実行する必要があります。
販売エージェント。UL の利益のために販売に従事する人。または UL と現顧客もしくは見込み顧客との間で、事業を安定
させる目的で、仲介業者として活動するその他の人々。
最高商務責任者(CCO)またはその指名者
現場監査人、フォローアップ サービス業務の遂行者、またはその他の調査、監視もしくは監査活動を現場で行うその他の
人々。
最高 FUS 責任者またはその指名者
検査研究所または UL の利益のために検査を行うその他の人々
事業部門長またはその指名者
サードパーティ関連のその他すべての事項は次のアドレスへメールしてください。
ethics@us.ul.com.
上記の指名者は、リスクレベルの決定の際に E&C 運営委員会と調整を行います。これらの指名者はまた、サードパーティ
の最終承認を付与する責任を有します。
2.3. エージェント、サプライヤーその他のサードパーティを検討する手順
1
トランスペアレンシー・インターナショナルは、毎年「腐敗認識指数」(www.transparency.org/cpi)を発表し、公的機関の汚職認知度に応じて国をランク付けしてい
ます。国は 10(非常に清廉)から 0(非常に腐敗している)の範囲で点数を付けられています。
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リスクの指定を行った上で、以下の手順を踏んで適切な適正評価を確保する必要があります。エージェント、サプラ
イヤーおよびその他のサードパーティに関する適正評価を実行する際、そのデューディリジェントを実行する UL の従
業員は、実施される手順について書面による文書/確認書を保持する必要があります。サードパーティが、承認の
ために 2.5.1 で示された指名者に提出される場合、この文書に提案された契約内容を含めてください。
低リスク:
「低リスク」と特定されたサードパーティについては、以下を実施してください。
1. UL の『商務行為基準』、2.2 に記載されている上記リスク査定因子、および本ポリシーの付録 3 にある『警
告サイン』をあなた自身でよく読んで理解してください。
2. UL のグローバル サプライヤー行動基準(00-LE-P0027) をサードパーティに送付してください。
3. サードパーティと UL が署名した書面による契約書の存在を確認してください。これはグローバル サプライヤー
行動基準に準拠していなけらばなりません。
4. サードパーティ適正評価証明書(付録 1)について、当該サードパーティに記入、署名、返送してもらってくださ
い。
5. 『サードパーティ適正評価証明書』に記載されたサードパーティおよび従業員名が、特別指定国リスト
(http://www.treasury.gov/resource-center/sanctions/SDN-List/Pages/default.aspx)に含まれていな
いことを確認してください。
6. リスク査定に関連する定期的かつ妥当な手順を踏み、UL の利益のために製品またはサービスについてサード
パーティが行った取引やサードパーティになされた支払いについて監視してください。
中リスク:
「中リスク」と指定されたサードパーティについては、低リスクの手順および以下を実行してください。
1. サードパーティ適正評価アンケート(付録 2)を使用して、サードパーティの適格性を評価し、文書化してくださ
い。
2. サードパーティが参加することの業務上の根拠を評価して文書化してください。
3. オンライン メディア検索を行って文書化してください。
4. サードパーティに提供された信用照会先に連絡し、連絡の結果を文書化してください。
5. サードパーティのコンプライアンス コードの写しを取得してください。
高リスク:
「高リスク」と指定されたサードパーティについては、低および中リスクの手順および以下を実行してください。
1.
2.
3.
4.
サードパーティおよび(適切な場合は)関連業界に関する詳細な調査報告書を取得してください。その
際、資格を有する内部関係者(例:法務部)または 経験豊富な外部の研究調査機関を活用してくださ
い。
サードパーティに関する公的記録の検索を行ってください。(犯罪記録や、保安、労働およびその他業務
の代行者の記録)
サードパーティに関する財務記録をリクエストしてください。
地元の大使館に連絡し、サードパーティについて彼らがもっている情報を入手してください。
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2.4
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便宜を図ってもらうための支払金
たとえ米国法の下では合法であっても、便宜を図ってもらうための支払いまたはいわゆる「円滑化」のための支払いは行わな
いことが UL のポリシーです。 「円滑化」または「迅速化」のための支払いとは、別名「賄賂」とも呼ばれる、一部の国で下級
の政府当局者に渡される小額の支払いを指します。例えば、許可、免許、ビザ、作業命令、警察の保護、郵便サービス、
電話サービス、電気、水、運送、検査といった、該当する当局者が裁量権を持っていない日常的行政措置を迅速化する、
または実施を確保するために支払われます。
2.2.1.
個人的リスクに関する特例
UL 社員の生命および物理的安全性が脅かされる状況下では、それ以外の状況下では本ポリシーで禁止されて
いる支払いを行うことができます。
2.5
贈答 & 娯楽および旅費の償還
すべての UL 社員は、「UL 商務行為基準」の「UL 贈答および娯楽ポリシー」に従う必要があります。すべてのサードパーティ
仲介業者は、「UL グローバル サプライヤー行動基準」に従う必要があります。
2.6
慈善事業への寄付
外国ベースの(例: 非米国の) チャリティーへの慈善寄付は、腐敗防止法、反テロリズム法、およびその他刑法の違反の隠
れ蓑として利用される場合があります。UL は、外国ベースのチャリティーへの寄付が政府当局者への違法支払いの隠れ蓑
ではないことを明白にする必要があります。またそのチャリティーが、米国および国際的なマネーロンダリング防止法の違反であ
る不法行為に資金を注ぐパイプ役を果たしていないか確認しなければなりません。倫理・コンプライアンス局に問い合わせて、
提案された寄付が UL の会社寄付ガイダンスおよび手順に沿ったものであるか指示を仰いでください。
2.7
販売促進とマーケティング
公人または私人に関する特定のマーケティングおよび販売促進費用は、適切な承認の下で許可される場合があります。販
売促進活動の一環として公人が贈答品、娯楽または経費の償還に関わる場合、UL 上級マネジメントまたは UL 倫理&コ
ンプライアンス オフィスから、該当する承認を得る必要があります。承認される経費は、可能ならば常に UL から直接提供者
に支払われる必要があり、UL またはそのサービスのプロモーションと直接的に関連していなければなりません。また 慎重に文
書化されるべきです。詳細なガイドについては、『UL 商務行為基準』を参照してください。
3.0
質問 & 事件または懸念事項の報告
すべての UL 社員は、本ポリシーについて質問することが奨励されています。全社員はいかなる贈収賄、不適切な支払いや
便宜の懇願または提供について、速やかに報告しなければなりません。UL 倫理 & コンプライアンス オフィスへは
ethics@us.ul.com のアドレス経由で質問し、マネージャーまたは上司に報告を行うことができます。UL 機密グローバル倫
理ヘルプライン(北米:1-800-715-7482)へ電話するか、UL グローバル倫理 ウェブサイトを訪問して、その他の情報を取得
することもできます。 UL グローバル倫理ヘルプラインは通話料無料です。またあなたが希望すれば、匿名で通話することも
可能です。
4.0
ポリシーに違反した場合の結果
UL は贈収賄および汚職に対して非常に厳しい処置をとります。本ポリシーに違反したことが発覚した従業員は、最大で解
雇を含む、懲罰の対象となります。
本ポリシーに違反したことが発覚したサプライヤーは、UL との事業関係が破棄されるだけでなく、UL が使用可能なその他の
法的権利の利用や救済措置が取られる可能性があります。詳細については、UL グローバル サプライヤー行動基準
(00-LE-P0027) を参照してください。
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文書番号: 00-LE-P0030 – 2.0 号
5.0
その他のリソース
以下は、汚職防止法と国際協定に関するその他のリソース一覧です。
 FCPA (連邦海外腐敗行為防止法)の一般者向けガイド
http://www.justice.gov/criminal/fraud/docs/dojdocb.html
 国際連合腐敗防止条約
http://www.unodc.org/unodc/en/treaties/CAC/index.html#textofthe
 欧州評議会腐敗防止条約
http://conventions.coe.int/treaty/en/treaties/html/173.htm
 経済協力開発機構(OECD)贈賄防止条約
www.oecd.org/daf/nocorruption/convention
 国際検査機関連盟(IFIA)
http://www.ifia-federation.org/html/compliance.html
 英国贈収賄防止法
http://www.legislation.gov.uk/ukpga/2010/23/contents
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付録 1
贈賄 & 腐敗防止
サードパーティ適正評価証明書
作業手順:
エージェントまたはサードパーティの正式に委任された代表者は、本証明書に記入した後、UL
の倫理&コンプライアンスオフィスに ETHICS@US.UL.COM 経由で返信する必要があります。
UL ポリシー:
UL は、事業を公平、誠実、かつオープンに行うことを公約しています。UL のために、またはいかなるUL 従業員、請負
業者もしくはその他の UL の代理人のために、業務を不適切に保証または保持する、または商務行為において不適切な便宜を取得、
保持もしくは保証し、UL の利益のための任意のサービスまたはその他の活動の遂行に関連するかかる支払いまたはその他の利得を懇
請する、または受け取る目的で、公人、私人または法人であるかによらず、いかなる人物または会社に対しても、直接的または間接的
に、賄賂、娯楽、便宜を図ってもらうための支払金、見返り手数料または任意の利得が含むが、これらに限定されない、金銭、贈答品
または有価物を提供する、支払う、約束する、または支払いを許可することは、Underwriters Laboratories Inc. の贈賄&汚職防止
ポリシーに違反します。少なくとも、UL との関係を確立することを望むすべてのサードパーティは、本適正評価証明書に記入し、署名し
て UL に返送する必要があります。
サードパーティの属性(1つチェックしてください)
個人
会社
パートナーシップ
サードパーティ名(もしあれば企業名や商号を含めてください。)
住所:
国:
Eメール:
電話:
ファックス:
会社の所有者: ________________________________________________________
(提案されたサードパーティについて10%を超えて所有する個人または法人名を明記してください)
会社の説明(会社の簡単な沿革、資格および提供されるサービスについて記入してください)
サードパーティの利益のために正式に委任された代表者となる役員および重要な社員名をフルネームで記入してください。
証明書
上記名のサードパーティ(「以下サードパーティ」)から正式に委任された、署名済みの代表者は、ここに以下を証明する。
1. サードパーティは業務を贈収賄なく行うことを約束する。サードパーティは、業務を不適切に保証もしくは保持する
、または UL のために商務行為を行ううえで不適切な便宜を取得、保持もしくは保証する目的で、任意の関係
者に対して、またはそのために、現金であるか現物支給であるかによらず、直接的または間接的に、金銭、贈答
品または有価物を提供する、支払う、支払いの約束をする、または支払いを許可することは、これを行わない。
2. 業務遂行の過程において書面による契約内容に従う支払いを除き、 サードパーティは、UL のための、またはそ
の利益のためのサービスまたはその他の活動の遂行に関連して、現金であるか、現物支給であるか、またはその
他の利得であるかによらず、直接的または間接的に、金銭、贈答品または有価物を懇請する、または受け取る
ことはなく、その従業員または関係者に対しても、これを許可しない。
3. サードパーティの各役員、指揮者、株主、従業員、代表者または代理人を含むがこれらに限定されないサードパ
ーティは、米国連邦海外腐敗防止法「FCPA」、英国贈収賄防止法、または汚職もしくは贈収賄に関連するそ
の他の法規の違反により、起訴、告訴または有罪判決を受けたことはない。
4. サードパーティは、UL のグローバル サプライヤー行動基準およびその贈賄および汚職防止ポリシーを受け取って
いる。さらに、サードパーティは UL のグローバル サプライヤー行動基準およびその贈賄および汚職防止ポリシーを
読んで理解し、従うことに同意した。
5. サードパーティは、彼らが事業を行ういかなる国においても、政府との契約入札において妨げを受けていない。
6. サードパーティは、財務的に安定しており、国際的に受け入れられている会計基準に従ってその帳簿記録を保
持している。
7. サードパーティは政府、公務員または政党によって全体的にも部分的にも保有されておらず、また直接的にも間
接的にもコントロールされていない。
8. サードパーティが上記の禁止活動のいずれかについて認識した場合、またはサードパーティの所有もしくは管理に
おいて変更があった場合、UL に直ちに通知がさなれるものとする。
正規代理人氏名:
_______________________________
正規代理人の所属会社:
_______________________________
正規代理人の肩書き:
_______________________________
正規代理人の署名
日付
付録2
サードパーティ適正評価質問事項
作業手順:
本フォームは、UL のために、または UL の利益のためにサービスを提供する代理人またはサードパ
ーティを評価する UL の担当者により記入されるものです。記入された質問事項には、当該代理
人またはサードパーティとの最終契約書が添付されている必要があります。
1.
サードパーティの情報
•
名称
•
主たる事業所が存在する都市および国
•
上記と異なる場合、市民権を有する国(個人の場合)または法人化を行った国(法人の場合)
2.
契約関係
•
当該サードパーティとの提案中の/現行の契約が存在しますか? その場合、契約書を添付してください。
•
提案された書面による契約書が存在しない場合、その理由を説明し、提案中の/現行の関係を説明する何ら
かの文書を添付してください。
3.
資格/技術的能力
•
本プロジェクトまたは職位のための、サードパーティの資格は何ですか?
•
サードパーティは、証明書、学位、ライセンス等の技術的信用証書を有していますか? これらの信用証書は確
認済みですか?
4.
サードパーティの背景情報
•
サードパーティが事業を開始してから何年経過していますか?
•
サードパーティの主な顧客は誰ですか?
•
サードパーティの株主、所有者または主な従業員のいずれかは UL における重要な役割において関連がありま
すか?
o
UL における?
o
現在または見込みの UL 顧客?
5.
信用紹介先確認
•
誰かが当該サードパーティをあなたに推奨した場合、それは誰ですか?
•
サードパーティの信用紹介先を確認したことがありますか? 各信用紹介先は、倫理的行為に対するサードパー
ティの完全性と評判について好ましい発言をしましたか?
•
信用紹介先が確認されなかった場合、なぜその信用紹介先が確認されなかったか理由を説明してください。
•
信頼できるインターネット上のデータベースやその他一般に公開されている情報(例:ニュース記事、プレス発表)
など、あなたが確認したその他のソースを列挙してください。そしてサードパーティが汚職行為の噂を立てられてい
るか、または過去に汚職行為があったか示してください。
6.
サービス
•
サードパーティが提供するのはどのようなサービスですか?
•
販売またはサービスを提供するサードパーティは、主に単一の顧客または見込み客と関係していますか? その場
合、サードパーティの顧客との関係の性質はどのようなものですか?
•
サードパーティが UL の利益のために、公務員に対して販売を行う、ライセンス、許可もしくは自由裁量の承認を
得る、または交流をする可能性が高いですか? その場合、具体的に説明してください。
•
サードパーティが UL のために業務を行う国を列挙してください。
•
サードパーティが、副代理人、コンサルタントまたは営業担当者などの追加のサードパーティを雇う予定ですか?
7.
報酬
•
サードパーティに対する提案中の/現行の報酬体制はどのようなものですか?
•
サードパーティは特別なコミッションまたは成功報酬を支払われますか?
•
提案中の/現行の報酬はその国において公正、合理的かつ妥当なものですか?
•
提案中の/現行の報酬は提案されたサービスに対して公正、合理的かつ妥当なものですか?
•
サードパーティは経費の償還も受けますか(受ける予定ですか)?
•
サードパーティは、すべての大型経費の会計報告と受領書を提供することに同意しますか?
•
サードパーティはどこで支払いを受けますか?(既知であれば銀行の国と所在地を明記してください。)
8.
公務員、政党員または行政官庁の職員候補との関係
•
サードパーティと UL との関係により、公務員が何らかの利得を得る可能性があると知っている、またはそう信じる
に足る理由がおありですか?
•
サードパーティが以下にあてはまると知っている、またはそう信じるに足る理由がおありですか?
o
現在公務員である、または昨年公務員であった。
o
現在公務員である、または昨年公務員であった近縁の家族がいる。
o
公務員と親しい関係を築いている。
o
現在公務員である者、または昨年公務員であった者を雇用している。
o
公務に影響を与える目的で、公務員に対し、直接的または間接的に、有価物(贅沢な接待または贈答品な
ど)を与えた、または与える約束をしたことがある。
o
現在公務員である者、または昨年公務員であった者により、直接的または間接的に、部分的な所有または管
理を受けている。
9.
贈賄防止コンプライアンス
•
サードパーティが、UL グローバル サプライヤー行動基準の写しを受け取りましたか?
•
サードパーティが、サードパーティ適正評価証明書(付録 1)に記入しましたか?
本フォームの記入を終えた UL 従業員のために、以下の情報を提供してください。
氏名:
______________________________________
肩書き:
______________________________________
署名:
______________________________________
付録 3
警告サイン
サードパーティと協力する際、「警告サイン」に留意するようにしてください。警告サインは、米国および
国際贈収賄&汚職防止法の下で潜在的な問題を示す可能性のある状況です。以下のリストに
は、警告サインの例が記載されています。すべてが含まれているわけではありません。疑わしい場合に
は、UL 法務部の倫理およびコンプライアンス オフィスに問い合わせてください。
資格 & 評判
プロジェクトまたは業務についての資格の欠如
知識の豊富なスタッフではなく、政治家や公務
員に深く依存すること
商務慣行
国内の代表者または代理人の真の身元を隠匿
する文書
接待、広告または庶務活動に対する異常または
過剰な経費
公務員に関わる関係または利得についての質
問に対する回答の拒否
コミッション金額が、「現行歩合」よりも高い
公務員との関係
支払いの説明が、適切な額と一致していない。
贈収賄および汚職防止法の遵守証明の拒否
記録されない勘定科目または取引がある
国、地域または業界において、汚職や贈収賄
の噂が絶えない
記録された支払いに曖昧で、具体的でない説明
が付されている
会社の長や下請け業者など、会社の所有構
造に関する質問に対して回答を拒否する、また
は回避的な回答をすること。
サードパーティに対する、「現金」または追跡不能
な資金による、第三国での支払いのリクエスト、ま
たはオフショア口座への支払いのリクエスト
虚偽のまたは不正確な経費アカウント報告