本市は、市制施行 60 周年の年にあたる平成 19 年 2 月に、 「桜」を「菊」に加えて市の花に追加制定しました。平安 時代、都の貴族が当地で桜を楽しみ和歌を詠んだゆかりから、短歌を通じて市民の皆様に市の花「桜」に親しんでい ただくために、市の花「桜」短歌会を開催します。ご応募いただいた作品の中から、選者と互選による選定を行い、 下記のとおり受賞作品の表彰式、及び選者による応募作品の講評会を開催します。また、本市の桜のゆかりや桜の名 所に関する「桜」講演会と落語家の桂塩鯛さんによる桜にまつわる落語を行います。 【表彰式・講評会】午後 1 時~午後 3 時(短歌応募者対象) 細馬 菊江 先生 ・遠山 和子 先生 【「桜」講演会・落語】午後 3 時 20 分~午後 3 時 50 分 ※要申込、先着 100 人 南場 正博 氏(枚方観光ボランティアガイド OB) 午後 3 時 50 分~午後 4 時 20 分 桂 塩鯛(かつら しおだい) 会場:枚方公園青少年センター3 階ホール (京阪「枚方公園駅」下車、西改札口より徒歩 3 分) 桂 塩鯛 日時:平成 27 年4月 18 日(土) ※「桜」講演会・落語については、短歌応募者以外の方もご入場いただけます。 【短歌講習会“短歌を詠んでみよう”】 短歌の講師を招いて短歌講習会を行います。初心者から経験者まで幅広くご参加ください。 会場:枚方市市民会館本館 1 階第 1・2 集会室 日時:①平成 27 年 3 月 19 日(木)午後 6 時~午後 7 時 ②平成 27 年 3 月 27 日(金)午後 2 時~午後 3 時 ※各応募・申込に関する詳細は裏面をご覧ください。 ろ っ か せ ん 「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」という有名な和歌は、平安時代の 六歌仙 の一人 ありわらのなりひら もんとくてんのう これたかしんのう なぎさのいん 在原業平が、文徳天皇の第 1 皇子惟喬親王らと、親王の別荘であった交野ヶ原(現在の枚方・交野周辺)の 渚 院(現 在の御殿山あたり)に桜狩りに来て花見をして楽しんだ時に詠んだ歌で、その場にいたある人は「散ればこそいと ど桜はめでたけれうき世になにか久しかるべき」と歌を返しました。業平のこの歌は「古今和歌集」や「伊勢物語」 に収載されたことにより、交野ヶ原・渚院・桜花は、強く結びつけられ、渚院は平安貴族の憧れの地となりました。 きのつらゆき じょう へ い 紀貫之の「土佐日記」には、 承 平5(935)年 2 月 9 日に、渚院を遠望しながら淀川を上り、古の華やかな交遊 としなり の舞台を偲んで、歌を詠んだことが記されています。また、新古今和歌集には、藤原俊成の「またやみむ交野のみ 野のさくらがり花の雪散る春のあけぼの」という秀歌が収載され、その後太平記などにも歌われ、交野ヶ原の桜は 後世の多くの歌人に好まれ、詠み継がれてきました。 題材・テーマ 「桜」 応募資格 枚方市内在住・在職・在学の方 ① 自作、未発表で一人一首に限ります。 応募作品 ② 特別な読み方をする語や地名には必ずふりがなを付けてください。 ③ 応募された作品は返却いたしません。 ④ 入賞作品は、後日枚方市のホームページ等に掲載させていただきます。 募集期間 平成 27 年 4 月 2 日(木)まで ※当日必着 郵便番号・住所(市外在住の方は勤務先、又は学校名・学年) ・氏名(ふりがな) ・年齢・電話番号・ 応募方法 かいしょ 作品を楷書でご記入の上、はがき・FAX・メールにて下記の枚方市地域振興総務課「市の花『桜』 短歌会」係までご応募ください。 賞 ① 入選歌(選者が選定)【桜大賞(最優秀作品)・桜賞(優秀作品)・若桜賞(20 歳未満対象)】 ② 互選歌(20 歳以上の応募者同士の投票で決定) 会場:枚方公園青少年センター3 階ホール(京阪「枚方公園駅」下車、西改札口より徒歩 3 分) 日時:平成 27 年 4 月 18 日(土) 【表彰式・講評会】午後 1 時~午後 3 時(短歌応募者対象) 細馬 菊江 先生 (「新アララギ」集一会員、元地域誌「まんだ」短歌選者) 遠山 和子 先生 (「創生」選者、市民短歌会「かぎろひ」講師) 【 「桜」講 演 会 】午後 3 時 20 分~午後 3 時 50 分 南場 正博 氏 【落 開催概要 (枚方観光ボランティアガイド OB) 語】午後 3 時 50 分~午後 4 時 20 分 桂 塩鯛 昭和 30 年 2 月 9 日生まれ、京都府京都市出身。 前名は桂都丸(かつら とまる) 昭和 52 年:桂朝丸(現ざこば)に入門。 〃 58 年:ABC 漫才・落語新人コンクール最優秀新人賞受賞 平成 10 年:平成 10 年度文化庁芸術祭優秀賞受賞 〃 14 年:平成 14 年度大阪舞台芸術奨励賞授賞 〃 22 年:4 代目桂塩鯛を襲名 ※「桜」講演会・落語については、短歌応募者以外の方もご入場いただけます。電話・FAX・メー ルにて下記の枚方市地域振興総務課「『桜』講演会・落語」係までお申込みください。 平成 27 年 3 月 2 日(月)午前 10 時から受付開始、先着 100 人、入場無料。 参加資格 申込方法 枚方市内在住・在職・在学の方 ※参加費無料 電話・FAX・メールにて下記の枚方市地域振興総務課「短歌講習会」係までお申込みください。 平成 27 年 3 月 2 日(月)午前 10 時から受付開始。各回先着 50 人。 初心者から、経験者の方まで広くご参加いただけます。 開催概要 会場:枚方市市民会館本館 1 階第 1・2 集会室(京阪「枚方市駅」下車、中央改札口より徒歩 3 分) 日時:①平成 27 年 3 月 19 日(木)午後 6 時~午後 7 時 ②平成 27 年 3 月 27 日(金)午後 2 時~午後 3 時 枚方市役所地域振興総務課 〒573-8666 枚方市大垣内町 2-1-20 【TEL】050-7102-3223【FAX】072-846-7952 【E-mail】chiikisoumu@city.hirakata.osaka.jp ※FAX の方は念のためご応募いただいた旨をお電話ください ※当日の会場の様子は、後日市ホームページ等に掲載させていただきます
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