きらっと☆とよかわっ！愛知県豊川市平成 27 年３月 24 日豊川市政記者クラブ加盟社各位豊川市多文化共生推進プラン（2015-2019）を策定しました。平成 22 年 3 月に策定した「豊川市多文化共生推進プラン」の計画期間が終了することから、平成２６年５月に有識者や公募外国人市民などで構成する「策定委員会」と市役所内で組織する「ワーキンググループ」を設置し、策定を進めてきました「豊川市多文化共生推進プラン（2015-2019）」が、下記のとおり完成いたしました。プランの策定にあたっては、これまでのプランの取組の成果や課題、平成 25 年度に行った市民意識調査や平成２６年度に行った外国人市民意識調査、豊川市電子市政モニター「とよかわデジモニ」によるアンケート、パブリックコメント等による意見を踏まえ、これまでのプランの施策の継承や見直しを図り、今日の状況に即したより効果的なプランとなるように努めました。今後は、プランの内容を市民や関係機関、事業者等へ啓発を行い、協力しながら「多文化共生の社会づくり」の実現に向け、施策の推進を図って参ります。記１成果品・豊川市多文化共生推進プラン（2015-2019）本編 300 冊 A4 版 40 ページ（別添のとおり）・豊川市多文化共生推進プラン（2015-2019）概要版 2,000 冊 A3 版 2 つ折り（別添のとおり）２閲覧・配布市民館及び公民館、国際交流協会、市役所市民協働国際課など市ホームページからもご覧いただけます。３主な内容裏面のとおり【お問合せ先】豊川市役所市民部市民協働国際課国際係担当：辻・伊藤 TEL:0533-89-21５８ FAX:0533-89-2125 E メール：kyodokokusai@city.toyokawa.lg.jp きらっと☆とよかわっ！愛知県豊川市「多文化共生推進プラン（2015-2019）」について ● 基本目標（「多文化共生社会づくりの推進」としました）国籍や民族の違いに関わらず全ての市民の人権を尊重し、市民一人ひとりが活躍できる多文化共生社会は、短期間で形成できるものではなく、目指し続ける目標だと考え、前プランと同じ基本目標としました。 ● 行動目標及び施策（２つの行動目標と２５の施策を定めました）行動目標１:「円滑なコミュニケーション環境の実現」（全 8 施策）（主な施策）・「SNS を活用した情報発信・啓発」（新規）・「やさしい日本語の活用啓発」（新規）…県のプランなどでも進めるやさしく簡単な日本語の実践的な活用を市職員等に周知・啓発します。行動目標 2：「みんなで進める地域社会づくりの推進」 ①「教育環境の整備」（全 8 施策）（主な施策）・「不就学・不登校外国人児童生徒へのサポート」（拡充）…日本語が未熟で小中学校に不就学・不登校の外国人児童生徒が通う「こぎつね教室」が、より円滑に学校への転入が行えるようなサポート体制を確立します。・「小中学校の外国人児童生徒教育担当者の指導力の充実・強化」（拡充）・・ … ・研修会の充実を図り、外国人児童生徒教育担当者の指導力を強化します。・「外国人生徒を対象とした進路指導体制の整備」（新規）…中学校での高校進学や就職についての説明会を実施し、指導体制の整備を図ります。 ②「多文化共生の意識づくり」（全３施策）（主な施策）・「人権意識の啓発」を行います（新規）…人権に関する講演会や小中学校での人権教育、多文化共生に関する出前講座等を実施し、人権啓発活動を行います。 ③「地域社会への参加促進」（全 6 施策）（主な施策）・「外国人市民の地域社会活動への参加促進」を図ります（新規）…町内会や企業等の協力を得て、積極的に町内会への加入を働きかけ、地域社会への参加促進を図ります。・「外国人市民参加の防災講習会・防災訓練の実施」（拡充）、「外国人市民参加の交通安全講習会等の実施」（新規）を行い、地域社会で必要な情報提供を図ります。 ● プランの推進体制基本目標の達成に向け、地域社会や事業者、国際交流協会、行政機関が、それぞれの役割を果たし連携しながら、諸施策の取組を実施します。また、進行管理として市役所内で組織した「ワーキンググループ」を今後も活用し、事業の進捗状況の確認を行い、プランの着実な推進を図ります。 ● プラン概要版についてプラン本編をよりわかりやすく、多くの外国人市民にも周知できるように、漢字に全てふり仮名をふり、「施策の主な内容」を「やさしい日本語」で記載しました。また、ポルトガル語を始めとする外国語版の概要版を順次作成して、外国人市民への更なる周知を図ります。