Dディスクロージャー誌 - 三菱UFJフィナンシャル・グループ

三
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ディスクロージャー誌
プロフィール(連結ベース)
(平成13年3月31日現在)
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ
○
平成13年4月2日
総資産
108兆5,258億円
○
設立日
Mitsubishi Tokyo Financial Group, Inc.
預金・譲渡性預金
59兆9,962億円
資本勘定
3兆8,494億円
経常利益
△1,142億円
当期純利益
△1,245億円
○
○
従業員数(単体) 90名
○
○
東京、大阪、ニューヨーク、ロンドン
業務純益(単体合算)
3,691億円
自己資本比率
10.15%
○
○
○
○
○
上場証券
取引所
49兆2,474億円
貸出金(含む信託勘定)49兆3,823億円
○
1兆1,465億円
○
資本金
信託財産額
○
○
東京都千代田区有楽町一丁目10番1号
(有楽町ビルヂング)
○
本社所在地
東京都千代田区丸の内二丁目7番1号
資本金
7,859億円
店舗網
国内313(本支店279、出張所32、代理店2)
総資産
89兆8,435億円
貸出金
38兆8,841億円
預金・譲渡性預金
48兆7,020億円
○
大正8年8月25日(明治13年創業)
本店所在地
○
○
駐在員事務所18)
○
○
(13年6月現在)
三菱信託銀行株式会社
△1,236億円
当期純利益
△1,389億円
業務純益(単体)
2,739億円
○
A2(Moody's)、A−(S&P)、A+(FITCH)
自己資本比率
9.69%
The Mitsubishi Trust and Banking Corporation
昭和2年3月10日
本店所在地
東京都千代田区永田町二丁目11番1号
資本金
2,927億円
総資産
18兆6,822億円
信託財産額(単体)
36兆4,440億円
貸出金(銀行勘定)
9兆1億円
貸出金(信託勘定)
1兆4,849億円
○
国内54(本支店50、出張所4)
(13年6月1日現在) 海外 8
(支店5、駐在員事務所3)
11兆2,941億円
資本勘定
9,569億円
経常利益
93億円
当期純利益
143億円
業務純益(単体)
802億円
自己資本比率
12.06%
○
○
○
○
○
(13年6月現在)
A3(Moody's)、BBB+(S&P)、
A+(FITCH)
預金・譲渡性預金
○
長期格付
○
○
従業員数(単体)5,451名
○
○
店舗網
○
○
○
○
○
設立日
○
長期格付
2兆8,925億円
経常利益
○
従業員数(単体)18,979名
資本勘定
○
(13年6月1日現在) 海外076
(支店44、出張所14、
○
○
○
○
設立日
○
The Bank of Tokyo-Mitsubishi, Ltd.
○
株式会社東京三菱銀行
昭和2年6月2日
本店所在地
東京都中央区日本橋三丁目1番8号
資本金
677億円
店舗網
国内15(本支店8、出張所7)
総資産
9,362億円
信託財産額(単体)
7兆5,690億円
貸出金(銀行勘定)
5,810億円
貸出金(信託勘定)
預金・譲渡性預金
130億円
4,291億円
353億円
経常利益
5億円
○
資本勘定
当期純利益
△42億円
業務純益(単体)
149億円
自己資本比率
○
○
○
○
○
(13年6月現在)
A3(Moody's)
○
長期格付
○
従業員数(単体)933名
○
○
○
(13年6月1日現在)
○
○
○
○
○
○
設立日
Nippon Trust Bank Limited
○
日本信託銀行株式会社
※三菱東京フィナンシャル・グループの総資産等の計数は、東京三菱銀行および三菱信託銀行各行の連結財務諸表等の単純合算計数を記載しています。
※三菱東京フィナンシャル・グループの信託財産額は、三菱信託銀行、日本信託銀行および東京信託銀行の合算計数です。
※東京三菱銀行、三菱信託銀行および日本信託銀行の従業員数は、海外の現地採用者を含み、嘱託および臨時従業員等を含んでいません。
8.17%
○
○
○
16
問題債権の状況
32
41
日本信託銀行
138
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
141
三菱信託銀行
196
日本信託銀行
259
開示項目一覧
310
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
東京三菱銀行
○
○
○
財務データ
○
○
○
○
○
○
○
135
○
○
○
○
○
○
○
○
132
三菱信託銀行
○
東京三菱銀行
○
130
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
三菱東京フィナンシャル・グループ
(連結合算の業績)
○
○
○
○
業績の概要
○
○
○
129
○
業績の概要・財務データ
○
124
○
日本信託銀行
○
117
○
107
三菱信託銀行
○
○
○
○
○
東京三菱銀行
○
○
○
79
○
○
○
○
○
○
三菱東京フィナンシャル・グループ
○
○
○
○
コーポレートデータ
○
○
○
○
○
○
○
73
○
○
○
○
○
○
○
日本信託銀行
○
58
○
42
三菱信託銀行
○
○
○
○
○
○
○
○
○
東京三菱銀行
○
○
○
○
経営戦略と業務戦略
○
○
○
業務の概要
○
40
○
○
○
○
○
38
三菱東京フィナンシャル・グループの株式について
○
社会貢献活動 ・社会環境活動
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
リスク管理/コンプライアンス/内部監査
○
14
○
12
業績サマリー
○
ト ピックス
○
8
10
○
○
○
○
○
○
○
○
○
役員一覧
○
○
沿革
○
○
○
4
○
2
三菱東京フィナンシャル・グループの発足
○
ごあいさつ
○
○
○
○
○
○
○
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目次
1
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ごあいさつ
ご
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つ
取締役会長 内海 暎郎
(三菱信託銀行 社長)
取締役社長 三木 繁光
(東京三菱銀行 頭取)
皆さまには、平素より私ども三菱東京フィナンシャル・グループをお引き立て
いただきまして誠にありがとうございます。このたび、当グループの平成13年
3月期のディスクロージャー誌を作成いたしました。皆さまの私どもに対するご
理解を一層深めていただくために、グループの現況、傘下子銀行の業況、トピッ
クス等についてご紹介いたします。
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループは、平成13年4月2日、株式会社
東京三菱銀行、三菱信託銀行株式会社および日本信託銀行株式会社の3行を子会
社とする銀行持株会社として発足いたしました。都市銀行と信託銀行という異な
る業態の経営を統合するに際し、お互いの企業文化の相違性を尊重しながらシナ
ジー効果を追求するために持株会社による経営統合方式を採用したものです。
また、本年10月1日には、傘下の3つの信託銀行である、三菱信託銀行株式会
社、日本信託銀行株式会社および東京信託銀行株式会社が、三菱信託銀行株式会
社を存続会社として合併いたします。この合併は、信託業務の専門性の一層の高
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度化と業務の効率化を目的としたものであり、これにより経営統合の全体が完成
いたします。
さて、わが国では、IT革命の急激な進展や日本版ビッグバンの本格化により銀
ご
あ
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さ
つ
行経営の選択肢が拡大する一方、合従連衡や異業種からの新規参入が相次ぐな
ど、銀行を取り巻く環境は大きく変化しております。こうしたなか、私どもは、
個々のお客さまのニーズに迅速、的確にお応えするのみならず、多様化・複雑化
するリスクに対応できる強い経営基盤をもつことで、お客さまに評価され、信頼
される金融サービス・グループを創り上げたいと考えております。
そのために、傘下の東京三菱銀行、三菱信託銀行が、それぞれの事業戦略、
「Mission21」
「リーディングトラストバンク21」を着実に実施し、個々の専門
性の高度化を図り、競争優位性を一層強化いたします。両行は、こうして強化し
た強み、専門性をそれぞれの顧客基盤において相互に活用することにより、収益
力を一層高めてまいります。
さらに、さまざまな業務分野で子会社間の協働体制を構築し、シナジー効果の早
期実現に力を入れてまいります。具体的には、年金、遺言信託、不動産などの信託
業務における協働をはじめ、個人向けアセットマネジメント業務、資産管理業務
等、今後成長が見込まれる戦略業務にお互いの経営資源を集中してまいります。
このように、私どもはグループとして総力を結集し、多角的で質の高い金融
サービスを国内外のお客さまに提供し、また企業価値を高めてまいります。
引き続き、株主の皆さまにご支持いただき、またお客さまに末長くご愛顧いた
だけるよう努力してまいりますので、今後とも一層のご支援を賜りますようお願
い申し上げます。
平成13年7月
取締役会長
取締役社長
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三菱東京フィナンシャル・グループの発足
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループは、平成13年
4月2日、商法第364条に定める株式移転により株式会社
東京三菱銀行、三菱信託銀行株式会社および日本信託銀行
株式会社の3行を子会社とする銀行持株会社として設立さ
れました。
また、三菱東京フィナンシャル・グループ株式を4月1日
には東京証券取引所と大阪証券取引所に、4 月2 日には
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の
発
足
ニューヨーク証券取引所に、4月11日にはロンドン証券取
引所に上場いたしました。
現状の三菱東京フィナンシャル・グループ
株主の皆さま
持株会社の設立(平成13年4月2日)
●
株式移転方式により持株会社を設立し、
東京三菱、三菱信託、日本信託はその傘
下の完全子会社となる
●
東京三菱、三菱信託、日本信託が同一の
持株会社の傘下に入ることにより、東京
三菱、三菱信託、日本信託、東京信託の
お客さまに、各社の専門性を生かした商
品・サービスを提供
●
東京三菱、三菱信託、日本信託の株主の
皆さまは同一持株会社の株主となること
により、シナジー効果やリスク分散効果
といった統合のメリットを享受
三菱東京フィナンシャル・グループ
100%
三菱信託
100%
100%
日本信託
東京三菱
100%
東京信託
お客さま
Ⅰ.統合の理念
三菱東京フィナンシャル・グループは、以下の5つの考
え方に基づき設立されました。三菱東京フィナンシャル・
グループは3行のノウハウ、人材、インフラ、顧客基盤を
三菱東京フィナンシャル・グループの
ワードマーク
有機的に一体化するとともに、それぞれの専門性を背景
に、ひとつの持株会社のもとで、多角的で質の高い金融
サービスを国内外のお客さまに迅速かつ的確にご提供して
(MTFGは「三菱東京フィナンシャル・グループ」
の略称です)
まいります。
1. 業態を超えた多角的金融サービス・グループ
2. 柔軟性と発展性を備えた組織体制
3. 強い相互信頼関係に基づく統合効果の早期実現
4. 信託業務の一体化による専門性の高度化と業務の効率化
5. 高度なリスク対応力を有する信頼の金融サービス・グ
ループ
4
ワードマークは、三菱東京フィナンシャ
ル・グループの略称であるMTFGを図案化
したもので、
「グループとしての総合性、伝
統と未来の融合、コミュニケーション」を
テーマとしたデザインです。
ワードマークのカラーはMTFGの積極性
や温かなサービスの象徴として「赤」を採用
しました。
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Ⅱ.3信託銀行の合併
三菱信託銀行、日本信託銀行および東京信託銀行は、13
た債権流動化や有価証券信託等におけるノウハウを、三菱
年10月1日に三菱信託銀行を存続会社として合併いたしま
信託銀行として一体化し、お客さまに、よりきめ細かく、
す。この合併によりこれまで日本信託銀行が培ってきた東
より専門性の高い信託サービスをご提供する体制を構築い
京三菱銀行との協働関係や、東京信託銀行が強みとしてき
たします。
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発
足
3信託銀行合併後の三菱東京フィナンシャル・グループ
株主の皆さま
3信託銀行の合併(平成13年10月1日)
●
三菱信託、日本信託、東京信託が三菱信
託を存続会社として合併
●
グループ内信託機能の三菱信託への集
中・一本化により、お客さまの利便性を
向上させ、一層高度化・専門化した商品
サービスをご提供
●
持株会社の株主の皆さまは、3信託銀行の
合併により、一層のシナジー効果やリス
ク分散等に伴う株主価値の上昇を享受
三菱東京フィナンシャル・グループ
100%
100%
三菱信託
東京三菱
さらなる拡大
お客さま
Ⅲ.三菱東京フィナンシャル・グループの機関と組織
三菱東京フィナンシャル・グループは、リスク管理や監
などにより、株主価値を最大化する役割を担います。ま
査などを含む経営管理機能を担うスタッフ組織を有し、グ
た、経営の透明性・公正性を確保するため、社外取締役2
ループ戦略の立案・実施や子会社間の戦略・業務等の調整
名を招聘するとともに、社外の有識者からなる業務監査委
を担当し、傘下子会社間のシナジー効果を発揮させること
員会ならびにアドバイザリーボードを設けております。
株主の皆さま
三菱東京フィナンシャル・グループ
業務監査委員会
取締役会
監査役会
社外取締役
アドバイザリー
ボード
総合管理部
経営会議
経営政策部
財務政策部
各種委員会
リスク統括部
監査部
5
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Ⅳ.三菱東京フィナンシャル・グループの5つの強み
三菱東京フィナンシャル・グループは、以下の5つの強
みを生かすことで、グローバル・トップクラスの金融グ
ループをめざし、欧米の競合先と比較して遜色ない利益・
資本水準を早期に達成いたします。
■ 平成15年度に連結ROE12%程度達成
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発
足
統合効果の早期実現
■ 少ない統合コストで早期にシナジー効果享受
■ 強固な信頼関係に基づく異業態の統合
優良な顧客基盤・充実した内外ネットワーク
■ バランスのとれた事業ポートフォリオ
■ グローバルネットワークの活用
■ 不良債権に対する十分な備え
強固な財務基盤
■ 質の高い自己資本
■ 邦銀唯一の米国会計基準による開示
■ 成長分野における競争優位の確立
資産運用・管理業務トップ
■ 高度な専門性と総合力
■ 戦略調整型持株会社の選択
戦略的発展性
■ 業態・業界・国境を超えたさらなる拡大
Ⅴ.財務目標
三菱東京フィナンシャル・グループは、統合効果の早期
実現により3年後の平成15年度に、以下の財務目標の達成
をめざします。
1. 財務目標
2. 平成15年度の統合効果(平成11年度比)
(金額:億円)
(金額:億円)
平成15年度目標
連結業務粗利益
20,800
連結営業利益*1
10,300
連結当期利益
経費率
*2
連結ROE
BIS自己資本比率
(Tier1比率)
4,900
44%
12%程度
12%程度
(7.5%程度)
*1:各行の業務純益(信託勘定償却前、一般貸倒引当金繰入前)とグループ企業の
営業利益の単純合計
*2:東京三菱銀行(単体)および三菱信託銀行(単体、信託勘定償却前)の業務粗利
益の合計を分母、経費の合計を分子としたもの
6
金額
統合効果
400
粗利益の増加
320
経費削減の効果
110
統合コスト
△30
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Ⅵ.事業戦略
三菱東京フィナンシャル・グループは、以下の考え方に
「リーディングトラストバンク21」
により、専門性の高度化
基づき統合効果の極大化と早期実現を図ってまいります。
を図り、競争優位性を一層強化してまいります。両行は、
こうして強化した強み、専門性をそれぞれの顧客基盤にお
1.専門性の高度化による競争優位性の一層の強化
三菱東京フィナンシャル・グループは、傘下の東京三菱
いて相互に活用することにより、収益力を一層高めてまい
ります。
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発
足
銀行と三菱信託銀行が、それぞれの事業戦略
「Mission21」
専門性の高度化
成長分野におけるシナジー効果
両行の強みを最大限発揮
競争優位性の強化
東京三菱銀行
三菱信託銀行
成長分野中心に
シナジー発揮
リーディング
トラストバンク21
資産運用・管理
富裕層ビジネス
● 法人向けソリューション・
ビジネス
●
Mission 21
●
戦略分野での積極的IT投資
2.成長分野における人材・ノウハウの集中と協働に
よる取引基盤の強化
3.東京三菱銀行と日本信託銀行との間で培った協働
の仕組みの発展的継承による統合効果の早期実現
資産運用・管理業務、富裕層ビジネス、法人向けソリュー
東京三菱銀行と日本信託銀行は、東京三菱銀行の顧客基
ション・ビジネスといった成長性の高い業務に、人材・ノ
盤に日本信託銀行の信託機能を効率的にご提供するさまざ
ウハウを集中し、商品開発を行うことによって、顧客利便
まな仕組みを構築し、大きな実績を上げてまいりました。
性を高め、取引基盤の拡充、強化を図ります。
こうした協働の仕組みを、日本信託銀行から三菱信託銀行
に継承・強化することにより、統合効果を早期に実現して
まいります。
お客さま
大企業の
お客さま
中堅・中小
企業の
お客さま
東京三菱銀行
三菱信託銀行
本部・法人専門拠点
営業本部
大阪支社
支社
年金営業第1〜3部
証券代行部
不動産情報開発部
大阪不動産部
大阪年金営業部
不動産・グループ営業部
首都圏中心に全国に11部(16カ所)を設置
支店
個人の
お客さま
新設・増強する組織(予定)
PB室
FP業務室
本部・個人特化店
※
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推
進
部
個人資産相談部
PB第2グループ※
首都圏中心に全国24カ店に設置
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沿革
東京三菱銀行
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東京銀行、東京銀行として
発足後、初めての海外支店
をニューヨーク、ロンドン
に開設
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三菱銀行、米国バンク・オ
ブ・カリフォルニアを買収
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8
三菱銀行、内外取引を一体
化した総合ディーリング
ルームを設置
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平成11年6月
ユニオンバンカル・コーポ
レーションが株式をニュー
ヨーク証券取引所に上場
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上場
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Mitsubishi Trust & Banking Corporation (U.S.A.)
(米国三菱信託銀行株式会
社)を資本金1,000万米ド
ルにて設立
昭和61年3月
○
○
○
Mitsubishi Trust International Limited(三菱トラス
トインターナショナル株式
会社)を資本金1,000万英
ポンドにて設立
昭和61年3月
○
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昭和63年1月 株式会社エムティービーイ
ンベストメントテクノロ
ジー研究所を資本金25億円
にて設立
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ロンドン証券取引所に株式
を上場
平成元年6月
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Mitsubishi Trust Finance
(Ireland) Limited
(三菱信託
ファイナンス<アイルラン
ド>株式会社)
をMitsubishi
Trust Finance (Ireland)
PLCにステータス変更
平成3年9月
○
平成5年9月
○
Mitsubishi Trust Finance
(Ireland) Limited(三菱信
託ファイナンス<アイルラ
ンド>株式会社)を資本金
5,000万米ドルにて設立
平成2年6月
開始
○
○
昭和36年10月 大 阪 証 券 取 引 所 に 株 式 を
平成10年12月 証券投資信託の窓口販売を
○
○
朝日信託銀行株式会社の商
号を三菱信託銀行株式会社
に改称
昭和27年6月
○
○
東京証券取引所に株式を
上場
昭和24年5月
○
○
普通銀行業務を併営するこ
ととし、三菱信託株式会社
の商号を朝日信託銀行株式
会社に改称
オンラインシステムを統合
平成9年5月
○
○
○
信託業法に基づき、資本金
3,000万円(うち払込資本
金750万円)をもって三菱
系の信託会社として、三菱
信託株式会社の商号で設立
される
昭和23年8月
○
昭和60年9月
○
○
三菱銀行と東京銀行が合
併、東京三菱銀行となる。
バンク・オブ・カリフォル
ニアとユニオン・バンクを
統合、ユニオン・バンク・
オブ・カリフォルニアおよ
びその持株会社ユニオンバ
ンカル・コーポレーション
として新発足
平成8年4月
○
三菱銀行、邦銀初の転換社
債を発行
昭和60年7月
○
○
○
三菱銀行、日本信託銀行を
子会社化
平成6年11月
○
○
○
三菱銀行、新本館完成
○
昭和59年6月
○
○
○
昭和2年3月
三菱銀行、三菱ダイヤモン
ド証券
(現:東京三菱証券)
を設立
平成6年10月
東京銀行、新本館完成
昭和55年7月
○
○
○
三菱銀行、情報センター稼
働開始
平成5年10月
ニア・ファースト・バンク
として新発足
昭和54年4月
○
東京銀行、東京信託銀行を
設立
昭和50年10月 加州東京銀行がカリフォル
○
○
三菱銀行、株式をニュー
ヨーク証券取引所に上場
平成5年8月
○
三菱銀行、本邦初のオンラ
インCD機を設置
昭和46年8月
○
○
東京銀行、東京銀行債券
(利
付債券)
第1回発行
昭和37年7月
○
○
○
東京銀行、外国為替銀行法
施行に伴い、外国為替専門
銀行として新発足
昭和29年8月
○
○
○
平成元年9月
千代田銀行、三菱銀行の名
称に復帰
昭和28年7月
○
○
○
三菱銀行、株式をスイスの
3証券取引所、パリ証券取
引所に上場
平成元年2月
認可取得
昭和27年9月
○
○
昭和24年11月 東京銀行、外国為替銀行の
○
○
ト・バンクがユニオン・バ
ンクを買収合併し、名称を
ユニオン・バンクとして新
発足
○
称
○
○
昭和63年11月 カリフォルニア・ファース
昭和23年10月 三菱銀行、千代田銀行と改
○
○
証券取引所に上場
商号のもとに再発足
○
○
昭和63年10月 三菱銀行、株式をロンドン
昭和21年12月 横浜正金銀行、東京銀行の
○
○
東京銀行、第3次オンライ
ンシステム稼働開始
昭和63年9月
○
三菱銀行、第百銀行を合併
昭和18年4月
○
○
三菱合資会社銀行部を分離・
独立させ、三菱銀行設立
大正8年8月
○
○
○
バンク・オブ・カリフォルニ
アと加州三菱銀行が合併、
名称をバンク・オブ・カリ
フォルニアとして新発足
昭和63年8月
三菱合資会社銀行部を創立
明治28年7月
○
○
○
ンシステム稼働開始
○
明治26年12月 三菱合資会社設立
○
○
昭和62年10月 三菱銀行、第3次オンライ
三菱為換店開設、三菱銀行
創業
明治13年4月
沿
革
○
横浜正金銀行
(東京銀行の前
身)
開業
明治13年2月
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三菱信託銀行
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三菱信証券株式会社を資本
金150億円にて設立
○
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
日本信託銀行
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平成10年3月 「金融機能の安定化のための
○
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緊急措置に関する法律」
に基
づき、第1回無担保コーラ
ブル変動利付永久社債
(劣後
特約付)
500億円を発行
○
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平成11年3月 「金融機能の早期健全化のた
○
めの緊急措置に関する法律」
に基づき、第2 回無担保
コーラブル変動利付永久社
債
(劣後特約付)
1,000億円
および第1回第1種優先株
式2,000億円を発行
○
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沿
革
国民年金基金信託の取扱
開始
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株式会社三菱銀行
(現株式会
社東京三菱銀行)
を引受先と
する第三者割当増資を行
い、同行の子会社となる
銀行業務認可
○
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平成6年11月
○
○
第3次オンラインシステム
(BEST)
稼働
平成3年5月
○
○
証券投資信託の受託業務
開始
平成3年1月
社名を日本信託株式会社と
改称
○
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平成元年5月
本店を東京都中央区へ移転
○
社名を日本信託銀行株式会
社と改称、同年7月21日か
ら普通銀行業務を開始
昭和23年7月
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新年金管理システム稼働
平成9年9月
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信託主業化方針を決定
昭和30年2月
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貸付信託の取扱開始
昭和27年6月
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昭和31年12月 銀行主業化転換を決定
○
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平成12年5月5日設定分以
降の貸付信託の新規募集停
止を決定
平成12年3月
○
東京証券取引所に株式を
上場
昭和24年5月
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適格退職年金信託の取扱
開始
昭和37年4月
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宅地建物取引業登録
昭和32年9月
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昭和41年10月 厚 生 年 金 基 金 信 託 の 取 扱
開始
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信託主業化に再転換
昭和47年4月
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証券代行業務開始
昭和48年2月
株式会社整理回収機構が保
有する当社第一回第一種優
先株式2 , 0 0 0 億円につい
て、同機構が全株式を第三
者に売却
平成13年1月
○
○
○
○
○
○
有する第1回無担保コーラ
ブル変動利付永久社債(劣
後特約付)500億円および
第2回無担保コーラブル変
動利付永久社債(劣後特約
付)1,000億円の買入消却
を実施
○
○
昭和23年6月
平成12年12月 株式会社整理回収機構が保
○
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三菱信託銀行株式会社、株
式会社東京三菱銀行、
日本信
託銀行株式会社および東京
信託銀行株式会社の4行間
で、
「株式移転及び合併等に
関する覚書」
を締結
平成12年4月
○
○
○
昭和22年8月
平成11年10月 三菱信証券株式会社を清算
○
○
昭和12年3月
○
三菱信証券株式会社から東
京三菱証券株式会社への営
業譲渡により、両証券を統合
平成11年7月
○
○
○
○
信託業法に基づいた信託会
社として、資本金1,000万
円、本店を京都市下京区に
置いて川崎信託株式会社の
商号で設立され、同年7月
18日から営業開始
昭和2年6月
○
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公共債のディーリング業務
開始
昭和59年6月
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土地信託業務開始
昭和59年4月
○
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公共債窓口販売業務開始
昭和58年4月
○
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貸付信託(収益満期受取型)
「ビッグ」の取扱開始
昭和56年6月
○
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新本店完成
平成元年5月
三菱東京フィナンシャル・グループ
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平成13年4月 株式会社東京三菱銀行、三菱信託銀行株式会社および日本信託銀行株式会社は株式移転により、完全親会社 株式会社三菱東京
フィナンシャル・グループを設立、3行は株式会社三菱東京フィナンシャル・グループの完全子会社となる
9
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
役員一覧
(平成13年7月1日現在)
三菱東京フィナンシャル・グループ
取締役
取締役会長
専務取締役
取締役
内海 暎郎(うつみ あきお)
藤野 忠彦(ふじの ただひこ)
永易 克典(ながやす かつのり)
高垣 嘉一(たかがき よしかず)
取締役社長
役
員
一
覧
監査役
財務担当
三木 繁光(みき しげみつ)
取締役
専務取締役
渡辺 宏(わたなべ ひろし)
取締役
今川 達功(いまがわ たつのり)
企画担当
杉崎 肇(すぎざき はじめ)
専務取締役
取締役
宇野 節生(うの せつお)
浜川 雅春(はまかわ まさはる)
常勤監査役
取締役
常勤監査役
樋口 公啓(ひぐち こうけい)
芹澤 洋介(せりざわ ようすけ)
取締役
監査役
金子 亮太郎(かねこ りょうたろう)
宇野 隆(うの たかし)
監査役
南 光雄(みなみ みつお)
監査役
リスク管理担当
今井 健夫(いまい たけお)
東京三菱銀行
取締役
監査役
取締役会長
岸 曉(きし さとる)
常勤監査役
大野 龍一(おおの りゅういち)
執行役員
金融法人、公務法人、特定法人担当
リテール営業部長
玉井 泉(たまい いずみ)
取締役副会長
吉澤 建治(よしざわ けんじ)
常勤監査役
長谷川 裕(はせがわ ゆたか)
執行役員
執行役員
三好 幸彦(みよし ゆきひこ)
冨岡 明(とみおか あきら)
*頭取
大阪支社副支社長兼法人第一部長
ストラクチャードファイナンス部長
三木 繁光(みき しげみつ)
常勤監査役
宇野 隆(うの たかし)
執行役員
執行役員
*副頭取
常勤監査役
村田 隆一(むらた りゅういち)
江上 博(えがみ ひろし)
志村 哲男(しむら てつお)
和田 孝夫(わだ たかお)
本部賛事役(法人営業部門 融資・審査担当)
IT事業部長兼新総合金融ダイレクト室長
グローバル企業部門長
監査役
執行役員
執行役員
*専務取締役
山田 匡通(やまだ まさみち)
高垣 嘉一(たかがき よしかず)
大西 由辰(おおにし よしのぶ)
樫沢 利博(かしざわ としひろ)
為替資金部長
審査第一部長
投資銀行部門長兼インベストメントバン
キング第一本部長兼ストラクチャード
ファイナンス本部長
監査役
南 光雄(みなみ みつお)
執行役員
執行役員
安田 正太(やすだ しょうた)
内藤 整治(ないとう せいじ)
監査役
本部賛事役(人事室担当)
資金証券部長
執行役員
執行役員
岩田 哲夫(いわた てつお)
田中 達郎(たなか たつお)
法人営業企画室長
香港総支配人兼香港支店長(キンチェン
東京ファイナンス出向兼務)
*常務取締役
五味 康昌(ごみ やすまさ)
永石 一郎(ながいし いちろう)
法人営業部門長
*常務取締役
今川 達功(いまがわ たつのり)
執行役員
執行役員
常務執行役員
畔柳 信雄(くろやなぎ のぶお)
経営企画室長
米州本部長
柳澤 匡(やなぎさわ ただし)
コーポレートセンター担当
*常務取締役
森口 隆宏(もりぐち たかひろ)
トレジャリー部門長兼EC推進部門長
*常務取締役
田中 將介(たなか まさゆき)
リテール部門長
*常務取締役
浜川 雅春(はまかわ まさはる)
コーポレートセンター担当
*常務取締役
寺東 一郎(てらとう いちろう)
オペレーションサービス部門長兼システ
ムサービス部門長
*常務取締役
金成 憲道(かなり のりみち)
大森 京太(おおもり きょうた)
執行役員
常務執行役員
大井 卓雄(おおい たくお)
営業第二本部営業第六部長
アジア本部長
秋草 史幸(あきくさ ふみゆき)
常務執行役員
中西 泰比古(なかにし やすひこ)
営業第二本部長
執行役員
営業審査部長
執行役員
田中 努(たなか つとむ)
常務執行役員
木村 治雄(きむら はるお)
財務開発部長
欧州本部長
西澤 豊(にしざわ ゆたか)
執行役員
常務執行役員
システム部長
三宅 朝太郎(みやけ あさたろう)
執行役員
名古屋支社長
佐野 三郎(さの さぶろう)
U N B C 部門長(ユニオン・バンク・オ
ブ・カリフォルニア出向兼務)
常務執行役員
小幡 尚孝(おばた なおたか)
人事室長兼キャリア開発センター所長
*常務取締役
徳田 俊一(とくだ しゅんいち)
営業第一本部長
竹内 昇(たけうち のぼる)
資産運用部門長
常務執行役員
片柳 彰(かたやなぎ あきら)
大阪支社長
10
常務執行役員
渡辺 喜宏(わたなべ よしひろ)
執行役員
ニューヨーク支店長兼ケイマン支店長
(東京三菱銀行信託会社出向兼務)
執行役員
豊泉 俊郎(とよいずみ としろう)
京都支社長
執行役員
原沢 隆三郎(はらさわ りゅうさぶろう)
融資企画室長
執行役員
平野 信行(ひらの のぶゆき)
営業第一本部営業第二部長
執行役員
内藤 明(ないとう あきら)
市場企画室長
執行役員
生野 雄一(しょうの ゆういち)
投資銀行企画室長
執行役員
杉山 勉(すぎやま つとむ)
渋谷支店長
* の取締役は執行役員を兼務しております。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
三菱信託銀行
取締役
執行役員
取締役会長
*常務取締役
中野 豊士(なかの とよし)
足立 勲一郎(あだち くんいちろう)
*取締役社長
内海 暎郎(うつみ あきお)
*取締役副社長
山口 典義(やまぐち のりよし)
統括補佐、営業統括部、個人・受信部門
(個人業務推進部、投資商品部、法人業
務部)、本店営業部、財務相談部担当
*専務取締役
法人・金融仲介部門(企業金融部、資産
金融部)
、証券代行部、不動産部門
(不動
産企画部、不動産部、不動産管理部、不
動産鑑定部、不動産情報開発部)担当
*常務取締役
岡田 康(おかだ やすし)
掛川 洋(かけがわ ひろし)
執行役員
執行役員
越智 貞介(おち ていすけ)
システム企画部長
執行役員
執行役員
執行役員
檜垣 不二夫(ひがき ふじお)
津川 治(つがわ おさむ)
大阪営業第1部長
営業第4部長
執行役員
執行役員
星野 通夫(ほしの みちお)
岡内 欣也(おかうち きんや)
京都支店長
営業第2部長
執行役員
執行役員
監査役
梅村 正信(うめむら まさのぶ)
芹澤 洋介(せりざわ ようすけ)
鈴木 祐二(すずき ゆうじ)
経営管理部長
名古屋営業部長
監査役
執行役員
執行役員
w木 丈太郎(たかぎ じょうたろう)
小野 伸一(おの しんいち)
松田 雄司(まつだ ゆうじ)
企業金融部長
経営企画部長
監査役
常勤監査役
大野 伊史(おおの よしふみ)
中嶋 弘明(なかじま ひろあき)
監査役
松井 一彦(まつい かずひこ)
役
員
一
覧
投資企画部長
東京営業第1〜6部、東京西営業第1〜2
部、東京西営業第4部、神奈川営業部、
名古屋営業部担当
*専務取締役
市場国際 部門(市場国 際部、総合資金
部、証券投資部、資金為替部、国際営業
開発部)担当
常務執行役員
藤井 章(ふじい あきら)
常務執行役員
花水 範明(はなみず のりあき)
常勤監査役
石塚 正(いしづか ただし)
大橋 雄治(おおはし ゆうじ)
ロンドン支店長
受託財産運用部門
(投資企画部、年金運
用部、公的年金運用部、公的資金運用
部、投資顧問部、資産運用第1〜2部、
パッシブ運用部)担当
経営企画部、統合準備室、事業企画部、
金融法人部担当
*常務取締役
営業第1〜6部、営業第8部、本店法人
営業部担当
矢ケ崎 隆二郎(やがさき りゅうじろう)
総務部、人事部、社員相談室、審査部、
市場国際部門(国際事務管理部)担当
経営管理部、信用リスク統括部、資産監
査部、検査部、お客さまサービス室、シ
ステム・事務部門(システム企画部、事
務管理部、システム開発部、システム管
理部)担当
執行役員
大阪営業第1〜2部、大阪年金営業部、
大阪不動産部、九州営業部担当
上原 治也(うえはら はるや)
*専務取締役
杉崎 肇(すぎざき はじめ)
常務執行役員
鉢呂 哲雄(はちろ てつお)
開発 光治(かいほつ こうじ)
証券投資部長
執行役員
鎌田 良樹(かまだ よしき)
不動産企画部長
*常務取締役
執行役員
小山 登志雄(こやま としお)
中村 明(なかむら あきら)
受託財産企画部長委嘱、年金業務部、年
金営業第1〜2部、証券営業部、受託財
産管理部門(年金信託部、資産管理第1
〜2部)担当
総務部長
* の取締役は執行役員を兼務しております。
日本信託銀行
取締役
監査役
取締役会長
常務取締役
取締役
常勤監査役
平野 友明(ひらの ともあき)
桃井 吉彦(ももい よしひこ)
大貫 峯男(おおぬき みねお)
齊木 孝一(さいき こういち)
取締役社長
糸賀 勲(いとが いさお)
総務部、検査部、お客様サービス室、市
場リスク管理室、営業統括部、個人財務
部担当
証券信託営業部長
専務取締役
常務取締役
森尾 祐三(もりお ゆうぞう)
市川 純一(いちかわ じゅんいち)
与信監査室、不動産企画部、不動産部、
受託運用部担当
受託運用部副担当、年金信託部、年金営
業部担当
常務取締役
常務取締役
中筋 哲也(なかすじ てつや)
永易 克典(ながやす かつのり)
証券信託営業部、受託資産管理部、証券
代行部担当
総合企画部、事務部、事務管理部、人事
部、法務コンプライアンス室、運用リス
ク管理室、審査部、資金証券部担当
取締役
森 善樹(もり よしき)
本店長
取締役
住田 淳(すみた じゅん)
本部賛事役
(不動産企画部、不動産部副担当)
常勤監査役
鈴木 俊廣(すずき としひろ)
監査役
土志田 實(どしだ みのる)
監査役
福間 啓之(ふくま けいし)
11
三
菱
東
京
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グ
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プ
トピックス
三菱東京フィナンシャル・グループ
東京、大阪、ニューヨーク、およびロンドンの
証券取引所に上場
13年4月、株式会社三菱東京フィナンシャル・グループは、東京証
券取引所、大阪証券取引所、ニューヨーク証券取引所およびロンドン証
券取引所に上場しました。特にニューヨーク証券取引所は、邦銀持株会
社としては初めての上場となります。これからも、グローバルな市場で
より一層評価されるために全力を尽くしてまいります。
ト
ピ
ッ
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ニューヨーク証券取引所上場セレモニー
2000年
5月
東京三菱銀行
第二次長期経営計画を策定
三菱信託銀行
日本マスタートラスト信託銀行株式会社の
営業開始と資産管理業務統合についての基本合意
12年5月、三菱信託銀行、日本生命保険、東洋信託銀
行、明治生命保険、ドイツ銀行の共同出資による、日本マ
スタートラスト信託銀行は営業を開始し、同年6月よりオ
ンライン情報統合サービスをスタートさせました。また、
13年2月、三菱信託銀行と東洋信託銀行の資産管理業務を
同社を通じて統合することについて上記5社は基本合意い
たしました。なお同社における資産管理業務は、関係当局
の認可を前提に、14年3月をめどに開始する予定です。
8月
三菱信託銀行
東京三菱銀行は、12年9月、平成14年度までの経営戦
略である
「第二次長期経営計画」
を策定いたしました。本計
画のもと、
「変革への果敢な挑戦」
をスローガンに、21世紀
におけるグローバル・トップクラスの金融機関をめざし、
抜本的な自己変革に果敢に挑戦してまいります
(詳細は42
ページ「経営戦略」をご参照ください)。
三菱信託銀行
森トラスト大和不動産投信株式会社に資本参加
三菱信託銀行は、森トラストと大和SBキャピタル・マー
ケッツが設立した不動産ファンドの組成・運用にかかわる
森トラスト大和不動産投信株式会社に資本参加しました。
今後大きく成長が見込まれる不動産投信市場において、三
菱信託銀行は、信託ノウハウと情報力を活用し、新たな事
業展開を行ってまいります。
トランジション・マネジメントのサービス開始
三菱信託銀行は、運用資産の移管に際して発生する取引
コストを最小化し、より効率的な資産移管を実施すること
を支援するトランジション・マネジメントのサービスを開
始いたしました。最近注目されているマスタートラストの
付加価値をご提供することにより、受託財産の拡大等に努
めてまいります。
9月
東京三菱銀行
三菱信託銀行
日本信託銀行
ATM・CDの相互開放を実施
12年9月、ATM(現金自動預払機)・CD(現金自動支払
機)
について現金引き出しの相互開放を実施いたしました。
これにより、3行のお客さまは、全国932カ所、3,592
台
(13年6月1日現在)
のATM・CDネットワークで無料で
現金をお引き出しいただけるようになりました。
(注)平日:8:45〜18:00、土曜日:9:00〜14:00以外の時間帯のご利用については、時
間外手数料が必要となります。またコンビニATM「E-net」は相互開放から除きます。
11月
東京三菱銀行
国際証券グループとの業務運営および
国際証券株式取得
東京三菱銀行、東京三菱証券、国際証券は、11年12月
に業務提携契約を締結し、今日にいたるまで、さまざまな
分野において大きな成果を上げてきました。
12年11月、東京三菱銀行が国際証券の株式をさらに
取得したことで(1 3 年3 月末時点の発行済株式数の約
32.63%を保有)、国際証券は東京三菱銀行の関連会社と
なりました。
2001年
1月
東京三菱銀行
「『メインバンク』総合サービス」の取り扱いを開始
東京三菱銀行は、13年1月より、お取引状況に応じてさ
まざまな特典をご提供する
「『メインバンク』総合サービス」
12
の取り扱いを開始いたしました。
本サービスは、お客さまのライフステージごとに発生す
る金融ニーズ
(資産形成、資産運用、住宅購入による借り入
れニーズなど)
に総合的にお応えし、お取引状況に応じて金
利・手数料優遇などの特典をご提供するサービスです。
本サービスは、毎日の最終残高に応じて有利な段階金利
が適用される新型普通預金
「スーパー普通預金」
をお申し込
みいただいたすべてのお客さまにご提供いたしておりま
す。お客さまの生涯にわたる金融取引に大きく役立つ商品
として、ご好評をいただいております。
東京三菱銀行
三菱信託銀行
ITを活用した国内リテール向け共同事業の
展開について
東京三菱銀行、三菱信託銀行、明治生命保険、東京海上
火災保険の三菱グループ金融4社および三菱商事、ディー
シーカードは、インターネットをはじめとする先端のITを
活用した国内リテール向け事業を共同展開するために、13
年1月、株式会社ネットパートナーズを設立いたしました。
本事業では、共通ブランドの設定、インターネット上の
金融・非金融にまたがる多機能サイトの構築、会員データ
ベースを活用した「ONE TO ONE」の情報提供やインセン
ティブプランのご提供などを展望しております。上記各社
がそれぞれ業界トップクラスの企業として提供する優れた
金融サービスと付加価値の高い非金融サービスを、ITを活
用して有機的に結びつけることにより、個人のお客さまの
生活全般にわたるトータルなサポートを行うことをめざし
て、現在、事業化のための調査・企画および事業計画の策
定を行っております。
サービス提供を通じて、企業のお客さまや加入者の皆さま
の幅広いニーズにお応えしてまいります。
4月
東京三菱銀行
総合保険代理店「エムティー・インシュアランス・
サービス株式会社」を設立し、営業を開始
ト
ピ
ッ
ク
ス
東京三菱銀行、明治生命保険、東京海上火災保険は、生
命保険商品および損害保険商品を販売する総合保険代理店
「エムティー・インシュアランス・サービス株式会社(略
称:MTIS)
」を共同で設立し、13年4月より営業を開始い
たしました。
MTISでは、商品・サービスの品揃えのみならず商品開
発力にも優れた三菱グループの各保険会社のノウハウを生
かした保険サービスを提供いたしております。
また、東京三菱銀行では、お客さまのご要望に基づき、
さまざまな保険ニーズにお応えできるよう、MTISをご紹
介しております。
日本信託銀行
財産管理システムの稼働
日本信託銀行では、財産管理システムが13年3月に完成
し、4月から稼働しました。このシステムにお客さまから
の財産に関する情報を登録することにより、お客さまの
ニーズに即したご提案ができるなど豊富なシミュレーショ
ン機能を活用した顧客サービスのご提供が可能となりま
した。
日本信託銀行
6月
総合リスク管理体制の拡充
東京三菱銀行
13年1月、日本信託銀行は、事務管理部を創設および運
用リスク管理室をそれまでの受託運用部の部内室から独立
室化することにより、管理体制の強化および牽制機能の強
化を行いました。また、13年1月から3月にかけて信用リ
スク、市場リスクほか、リスク管理に関する社内諸規定の
新設、改訂等の整備を実施し、総合リスク管理体制を大き
く拡充しました。
3月
東京三菱銀行
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
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シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
三菱信託銀行
コーポレート・ガバナンス強化のために
経営体制を改革
東京三菱銀行は、現在、お客さまに最適なチャネルで最
適なサービスをご提供するための抜本的な組織改革、三菱
信託銀行との経営統合による株主体制改革、部門別人事制
度導入による人事制度改革を推進しております。これらの
改革の確実な実現を期すため、13年6月、取締役数の削減
や執行役員制度導入などの経営体制の改革を行いました。
三菱信託銀行
日本確定拠出年金コンサルティング株式会社を設立
執行役員制度の導入
13年秋に制度スタートが予定されている確定拠出年金に
いち早く対応するため、13年3月、東京三菱銀行、三菱信
託銀行、明治生命保険、東京海上火災保険の4社は、確定
拠出年金制度における運営管理業務を行う共同事業会社
「日
本確定拠出年金コンサルティング株式会社(略称:DCJ)」
を設立いたしました。三菱グループ金融4社がもつノウハ
ウと機能を活用し、確定拠出年金制度導入・移行における
的確なコンサルティング、魅力ある運用商品の提示、イン
ターネットやコールセンター等による正確かつ迅速な情報
提供、加入者の皆さまに対するきめ細かい投資教育等の
三菱信託銀行は、経営統合を踏まえたコーポレート・ガ
バナンスの強化、分社的経営のさらなる推進、責任体制の
一層の明確化の観点から、執行役員制度を導入いたしまし
た。これにより、全社的経営に責任を負う取締役を限定
し、分社的経営のなかで担当業務執行に、より専念できる
体制を構築してまいります。
13
三
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京
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グ
ル
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プ
業績サマリー
(連結合算)
三菱東京フィナンシャル・グループは株式移転により平成 13 年 4 月 2 日に設立いたしましたので、平成 12 年度の決算実績
はありません。業績サマリーの計数ならびに記述は、東京三菱銀行および三菱信託銀行各行の連結財務諸表等の単純合算計数
(日本信託銀行の計数については、東京三菱銀行の連結財務諸表等に含まれています)
を記載しています。
金融経済環境
平成12年度につきましては、
まず海外経済は、年度前半は米国
経済の内需拡大を中心に拡大基調をたどりましたが、秋以降は米
国経済の減速が鮮明となり、アジア経済や欧州経済の回復テンポ
も鈍化しました。一方、わが国経済も、年度前半は輸出や設備投資
を中心に緩やかな回復傾向をたどりましたが、年度末にかけては、
輸出の減少や株価下落に伴う企業の投資マインドの冷え込みも
あって、調整局面に転じました。
金融情勢に目を転じますと、米国では昨年5月の引き上げ以降
据え置かれていた政策金利が今年1月から3度にわたり引き下げ
られました。
また、ユーロ圏では、10月までに数度にわたり政策金利
が引き下げられました。一方、わが国では、日銀は8月にいわゆる
「ゼロ金利政策」
を解除しましたが、今年2月以降は再度金融緩和に
転じました。
また、株式市況は低下基調で推移しました。
この間、円・
ドル相場は、年度前半は概ね1ドル=100円〜110円程度で推移
しましたが、年度末にかけて円安が進行しました。
業
績
サ
マ
リ
ー
業績の概要
平成12年度の連結合算決算につきましては、資金利益が、平成
11年度
(以下、前年)
と比較して699億円
(6.9%)
減少して9,309
億円となりましたが、信託報酬と役務取引等利益が前年比それぞれ
150億円
(15.3%)
、966億円
(46.3%)
増加し、資金利益の減少
をカバーしました。役務取引等利益の増加は、前年末に東京三菱銀
行の連結子会社となった
(株)
ディーシーカードの収益が平成12年
度からフルに貢献したことが主因です。市場性取引である特定取引
利益やその他業務利益も好調に推移し、前年比それぞれ379億円
(6 1 . 6%)
と6 0 7 億円(1 1 1 . 9%)増加しました。営業経費は
9,250億円となり、前年比709億円
(8.3%)
増加しましたが、
これ
も
(株)
ディーシーカードの連結子会社化による増加が主因です。
与信関係費用
(含む信託勘定償却)
は8,433億円と引き続き高
水準で推移する一方、株式等売却益の減少により株式等関係損益
は前年比5,980億円減少して843億円となりました。以上の結果、
連結合算の経常損失は1,142億円、当期純損失は1,245億円の
赤字決算となりました。
総資産は、円安による外貨建資産の円換算額の増加、債券現先
取引に係る会計処理基準の変更、
その他有価証券に対する時価会
計導入等により、前年比17兆1,683億円(18.7%)増加して
108兆5,258億円となりました。なお、連結合算の自己資本比率
(国際統一基準)
は、自己資本額の減少とリスク・アセット等の増加
により前年比1.27%減少し、10.15%となりました。
利益総括表[連結合算]
(単位:億円)
平成11年度
資金利益
信託報酬
うち信託勘定償却
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
平成12年度
10,008
983
816
2,084
615
542
9,309
1,134
429
3,051
995
1,150
営業経費
8,540
9,250
与信関係費用
一般貸倒引当金繰入額
貸出金償却
個別貸倒引当金繰入額
共同債権買取機構関連費用
特定海外債権引当勘定繰入額
その他の与信関係費用
7,673
396
1,467
3,028
1,306
△ 70
1,542
8,003
1,562
2,375
3,687
46
0
330
株式等関係損益
うち株式等償却等
6,823
2,158
843
1,165
その他経常損益
△ 197
△ 372
経常利益(△は経常損失)
4,647
△ 1,142
660
301
税金等調整前当期純利益(△は税金等調整前当期純損失)
法人税等
少数株主利益
5,307
3,577
0
△ 841
221
182
当期純利益(△は当期純損失)
1,730
△ 1,245
特別損益
資産・負債・資本等の状況[連結合算]
(単位:億円)
平成11年度
資産
913,575
1,085,258
負債
875,018
1,044,891
1,546
1,872
少数株主持分
資本
14
平成12年度
37,009
38,494
負債、少数株主持分及び資本合計
913,575
1,085,258
信託財産額(三菱信託銀行・日本信託銀行・東京信託銀行合算)
470,892
492,474
自己資本比率(国際統一基準)[連結合算]
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
自己資本比率
11.42%
Tier 1 比率
5.97%
5.32%
68,884
36,008
33,069
63,677
33,392
31,503
602,894
627,158
自己資本額
Tier 1
Tier 2
リスク・アセット等
10.15%
(注) 東京三菱銀行にTier 1を上回るTier 2がありますが、本表ではその超過額をTier 2 に算入していません。
部門別収益状況
業
績
サ
マ
リ
ー
平成 12 年度の内部管理上の区分けを基準とした部門別収益状況は、次のとおりです。
●東京三菱銀行(連結)
東京三菱銀行は、平成 12 年 7 月より事業部門制(ビジネス・ユニット制)をスタートしていることから、新しい事業部門をベースとした開示を行っています。
(単位:億円)
リテール部門
法人営業部門
グローバル企業部門
投資銀行部門
資産運用部門
オペレーション
サービス部門
トレジャリー部門
その他部門
合計
部門別粗利益
資金収益
手数料収益
その他収益
子会社収益
3,020
1,978
197
122
722
2,866
2,151
396
228
90
2,782
1,413
604
226
538
949
△ 12
278
222
461
462
△ 39
64
△ 22
460
223
13
35
13
160
1,081
613
△ 29
482
14
2,412
13,799
部門別経費等
2,317
1,304
1,244
721
329
181
254
2,786
9,138
1,562
(39)
1,537
(15)
228
(△ 59)
133
(△ 50)
△ 374
(△ 400)
4,661
(△ 687)
部門別営業純益
(前年比)
703
(119)
42
(8)
827
(△ 359)
連結修正等
(注) 1. その他部門の部門別粗利益からは、ダブルカウント額 341 億円* を控除しています。
*
ダブルカウントとは、顧客取引から発生する収益を効率的に把握できるよう、特定の業務から上がった
収益を 2 つの部門で同時に認識する考え方です。
2. 部門別経費等は単体、子会社合算ベースです。
3. その他部門の部門別経費等には、単体での一般貸倒引当金繰入額 1,150 億円が含まれています。
4. 資産運用部門の部門別経費等には、日本信託銀行の一般貸倒引当金戻入額 56 億円が含まれています。
5. その他部門はユニオンバンカル(UNBC)部門を含んでいます。
6. 連結修正等には、親子間の内部取引の相殺、少数株主への損益配分に係る調整等が含まれています。
525
その他経常収益
2,448
その他経常費用
8,870
連結経常利益
△ 1,236
●三菱信託銀行(単体)
三菱信託銀行は、平成 13 年 4 月からスタートした「新第 7 次中期経営計画」で、組織区分を従来の 3 事業(バンキング事業、受託財産事業、市場国際事業)か
ら 4 事業体制(信託バンキング事業、受託財産事業、不動産事業、市場国際事業)に再編しましたが、平成 12 年度実績につきましては、従来の 3 事業をベース
とした開示を行っています。
(単位:億円)
業務粗利益(信託勘定償却前)
資金収益
貸信・合同報酬(信託勘定償却前)
その他信託報酬・手数料収益
その他収益
経費
信託勘定償却前業務純益(一般貸倒引当金繰入前)
(前年比)
バンキング事業
受託財産事業
市場国際事業
1,266
758
191
313
2
499
ー
ー
499
ー
1,010
592
324
2
91
300
150
146
ー
3
3,076
1,501
661
815
97
739
267
165
272
1,445
526
(57)
231
(19)
28
(△ 30)
1,630
(△ 146)
(注) 1. その他信託報酬・手数料収益には、年金等の受託財産運用・管理業務に係る報酬、証券代行業務や不動産業
務等の手数料が含まれています。
2. その他収益には、特定取引収益、国債等債券損益、外国為替売買損益等が含まれています。
3.「その他」欄の業務粗利益(信託勘定償却前)には、保有株式の配当収入、貸信・合同勘定の償却債権取
立益等が含まれています。
その他
845
(△ 194)
合計
信託勘定償却(信託勘定不良債権処理額)
373
一般貸倒引当金繰入額
454
業務純益
802
有価証券への時価会計導入について
「金融商品に係る会計基準」
いわゆる時価会計の導入に伴い、
額は資本の部を増減させることになります。
また、評価差額がマ
平成13年度より
「売買目的有価証券・満期保有目的の債券・子
イナスの場合には、自己資本比率上の自己資本額
(Tier 1)
や
会社株式および関連会社株式以外の有価証券」
(以下、
「その他
配当可能利益が減少することになります。
有価証券」
という)
については、財務諸表において時価評価を行
「その他有価証券」の時価評価は、平成13年度から適用を
うこととされ、取得原価と期末時価との差額
(評価差額)
を、税効
義務づけられていますが、三菱東京フィナンシャル・グループ
果を調整のうえ、資本の部において他の剰余金と区別して記載
では、財務の健全性の観点から、1年前倒しで平成12年度よ
することとされています。
り適用しています。
この結果、
「その他有価証券」
に区分される有価証券の評価差
15
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
三菱東京フィナンシャル・グループのリスク管理/コンプライアンス/内部監査
持株会社の機能
リスク管理
リ
ス
ク
管
理
持株会社は、グループにおけるリスク認識の共通化、リ
経済・金融のグローバル化、日本版ビッグバンの本格
スク管理体制や手法の統一化・高度化、適正なリスクキャ
化、e-コマースの進展などを背景に、業態間の垣根や国境
ピタルの配分、特定リスクへの集中排除などを推進してい
を超えた内外の金融機関による競争はますます熾烈になっ
ます。リスク管理に関するグループ全体の基本的な方針
ています。業務の多様化、機械化、金融技術の革新等に伴
は、持株会社において決定され、グループ各社は、その方
い、拡大する多種多様なリスクを抱えて、業務を行い、お
針に則り、それぞれリスク管理を行います。
客さまのニーズに合致するサービスをご提供するととも
グループ全体のリスク運営の基本方針は、リスク運営規
に、経営の健全性を確保するためには、リスクをコント
則のほか、主要なリスク別に信用リスク管理規則、市場リ
ロールできる範囲内に制御し、リスクに見合った収益を上
スク管理規則、流動性リスク管理規則、事務リスク管理規
げていくことが不可欠です。
則、情報資産リスク管理規則に定めています。
三菱東京フィナンシャル・グループは、高度なリスク対
応力を備えたお客さまから最も信頼される金融サービスグ
●リスク管理体制
ループをめざしています。
グループ各社が抱えるさまざまなリスクを、統合的に管
理する部署として、持株会社リスク統括部内にリスク総括
グループを設置するとともに、信用リスクの統括部署とし
リスク運営方針
て投融資管理室、市場リスクの統括部署として市場リスク
グループ各社
(東京三菱銀行、三菱信託銀行、日本信託銀
グループを設置しています。
行)
は、信用リスク、市場リスクをはじめ、流動性リスク、
グループ全体の抱える各種リスクを定性・定量の両面か
事務リスク、情報資産リスクなど多種多様なリスクを抱えて
ら能動的に総合管理するため、総合リスク管理委員会が3
業務運営を行っていますが、当グループでは、これらのリス
カ月に1回開催されています。そこでは、リスク管理の方
クについて統一的な尺度で総合的に把握、運営する総合リス
針およびリスク管理体制整備に関する重要事項や、信用リ
ク運営をリスクマネジメントの基本方針としています。
スク運営、市場リスク運営、および資産・負債運営等につい
総合リスク運営の目的は、すべてのリスクを特定・計
ての重要事項を審議しています。委員会で審議された結果
測・コントロール・モニタリングすることにより、リスク
を踏まえ、取締役会、経営会議において、グループ全体の
に見合った収益の安定的向上や、適正な経営資源の配分を
リスク管理方針の策定が行われています。
行うことにあります。
三菱東京フィナンシャル・グループのリスク管理/コンプライアンス/内部監査体制
持株会社(MTFG)
監査役
取締役会
監査役会
業務監査委員会
経営会議
監査委員会
リスク管理
総合リスク管理委員会
リスク統括部
信用リスク
市場リスク
投融資管理室
市場リスク
グループ
起案・付議・報告
東京三菱銀行
16
流動性リスク
事務リスク
リスク総括
グループ
情報資産リスク
コンプライアンス
監査部
コンプライアンス
グループ
基本方針策定・指導・監督・管理
三菱信託銀行
日本信託銀行
監
査
監
査
部
モ
ニ
タ
リ
ン
グ
グ
ル
ー
プ
割当資本制度
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
実績データの整備を進めていきます。
当グループでは、収益目標・業務戦略と整合した高度な
これに加えて、個別与信先の格付、産業間の連関要因、
リスク運営を行うため、各種リスクを統一的な尺度で算定
債権ごとに異なる回収率などをシミュレーションする高度
した経済資本を、自己資本の範囲内で、子会社別、リスク
な計算が必要となります。当グループでは、この分野で実
別、業務別等の各セグメントに割り当てる割当資本制度を
績のあるニューメリカルテクノロジーズ株式会社ととも
運営しています。
に、高度な金融技術を駆使した計量モデルを開発して、信
持株会社では、グループ全体の割当資本運営に係る基本
用リスクの計量化に活用しています。
リ
ス
ク
管
理
的な方針の策定、および運営体制の整備、高度化を行うほ
か、グループ全体の割当資本の計画策定、および使用状況
政策投資株式リスク管理
のモニタリングを行い、グループ各社においては、その方
政策的な株式保有は、銀行と親密取引先との中長期にわ
針に則り、よりきめ細かいレベルでの経済資本配分を行っ
たる取引関係のなかで長期保有を前提として行われてきた
ています。
ものであり、取引親密化に伴う総合的な取引収益の拡大に
信用リスク管理
加え、株価上昇による含み益の形成という経済効果ももた
らしてきました。13年3月末時点(TOPIX 1,277.27ポイ
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等によ
ント、日経平均 12,999.70円)で、グループ全体の政策投
り、資産の価値が減少ないし消失し、損失を被るリスクを
資株式(上場銘柄)の評価益は4,674億円
(うち東京三菱銀行
いいます。
4,143億円、三菱信託銀行726億円、日本信託銀行△195
当グループでは、グループ全体の資産の健全性を確保す
億円)となっています。
るため、グループ各社のポートフォリオの状況について、
その一方で、株式は時価が変動するリスクを抱えてお
定期的にモニタリングを行うとともに、グループ共通の信
り、当グループでは、株価変動リスクの削減を重要課題と
用格付、自己査定制度によって問題債権の早期把握に努め
して取り組んでいます。具体的には、グループ全体で、13
ています。問題債権の圧縮は経営の最重要課題のひとつで
年4月からの3年間で1兆2,000億円の売却を計画してお
あり、グループ各社において積極的な圧縮策を実施してい
り、平成13年度は東京三菱銀行で2,000億円、三菱信託
ます。
銀行で1,000億円程度の売却を計画しています。
下図は、過去1年間のTOPIX(東証株価指数)の変動とグ
信用格付
ループ全体の政策投資株式(上場銘柄)の時価総額について
信用リスクを統一的な尺度で評価し、簡潔な記号で分類
回帰分析を行ったものですが、TOPIXが1ポイント変化す
表示するのが信用格付です。信用格付は、信用リスク管理
ると時価総額はグループ全体で約33億円
(うち東京三菱銀
の根幹を成す重要な制度であり、当グループでは、格付付
行約23億円、三菱信託銀行約9億円、日本信託銀行約1億
与におけるグループ各社間での尺度統一、外部格付との整
円)変動するという分析結果が出ています。
合性確保といった客観性の強化のため、グループ共通の制
当グループでは、こうしたシミュレーション等をもとに
度を導入し、平成13年度中の新格付への移行完了をめざし
リスク量が自己資本と比べて適正かどうか、リスクに見
ています。グループ各社は、早期是正措置制度に伴う自己
合った収益を総合的に確保できているかどうかといった観
査定も、グループ統一の信用格付をベースとした自己査定
点から、政策投資株式保有の適切性を検討し、リスクの削
統一基準により円滑に実施し、適切な貸倒引当金の計上お
減に努めていきます。
よび償却を行っていきます。
政策投資株式の時価総額とTOPIXの関係
この新しい信用格付では、各格付段階に見合うデフォル
(平成12年4月〜平成13年3月)
ト率をベンチマーク化することで、新BIS規制案への対応
85,000
も図っていきます。また、客観性・実証性を確保するた
め、取引先の財務データとデフォルトデータの相関につい
て統計分析し、推定デフォルト率を算出する業種別財務定
量評価モデルを開発しました。
信用リスクの計量化
グループ全体の与信ポートフォリオを分析・管理するた
めには、信用リスクの計量化が不可欠です。計量化には、
時
価
総
額
︵
億
円
︶
80,000
75,000
70,000
65,000
60,000
55,000
1,000
1,100
1, 200
1,300
1,400
1,500
1,600
1,700
1,800
TOPIX(ポイント)
与信金額、デフォルト率、回収率のデータが必要となりま
すが、持株会社においては、グループ各社の過去における
17
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
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シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
(2)バンキング業務
市場リスク管理
グループ全体の13年3月末のバンキング業務(長期安定
市場リスクとは、金利、有価証券の価格、為替等のさま
保有を目的とした政策投資株式の市場リスクは除く)
のリス
ざまな市場の変動によって、保有する資産や負債の価値が
ク量をトレーディング業務同様にVaRで計測すると285億
変動し損失を被るリスクをいいます。
円となります。
当グループの市場リスク管理では、実際に市場業務を行
リ
ス
ク
管
理
うグループ各社でこれまでに築き上げられた強固な市場リ
●用語解説
スク管理体制を引き続き生かし、一層の整備高度化に努め
VaR
ています。さらに持株会社では、グループ各社のリスク管
理状況やグループ全体の市場リスクの状況を日次で管理す
る体制を整えています。
リスク管理手法
当グループの市場リスク管理は、トレーディング業務、
トレーディング業務以外の市場業務(以下、バンキング業
市場リスクは、市場全体の変動により損失を被るリスクである
「一般
市場リスク」
と、特定の債券や株式の価格が市場全体の動きと異なって
変動することにより発生する「個別リスク」に区別できます。VaRと
は、一般市場リスク計測のため、過去の市場変動を統計的に分析し、
ポートフォリオの市場価値が今後一定期間でどの程度増減し得るかを
推計したものです。たとえば
「このポートフォリオは、今後1日の間に
生じ得る最大損失は99%の確率で1億円以内に収まる」
といった形で
表現します。
ストレステスト
社でそれぞれ実施してきた高度な手法を継続します。具体
予想することが困難な通常では考えられない状況や統計的に極めて
発生しにくい状況などを想定し、こうしたシナリオのもとでポート
フォリオが被る損失を推計することです。
的には、VaRによる市場リスク量の計測・管理に加え、ス
バックテスティング
トレステストを実施します。また、バックテスティングを
推計されたリスク量と実際の市場変動による損益とを比較すること
により、リスク量算出モデルの信頼性を検証するテストのことです。
務)
を対象としています。管理手法は、これまでグループ各
行い、B I S マーケットリスク規制への対応を整えていま
す。VaRは、持株会社におけるグループ全体のリスク量計
測にも用います。
なお、グループ各社ではリスク量の上限ならびに損失限
度をあらかじめ定め、日次で管理する体制としています
が、持株会社でもその遵守状況をモニタリングしています。
BISマーケットリスク規制
自己資本の算出に市場リスクを加味すべく、10年3月末より導入さ
れた規制です。この規制への対応として、東京三菱銀行、三菱信託銀
行とも、一般市場リスクにつき
「内部モデル方式」
を、個別リスクにつ
き
「標準的方式」
を採用しています。内部モデル方式の採用に際し、一
定の定量的・定性的基準の充足が必要ですが、両行のリスク計測・管
理体制がこうした厳しい基準に十分適合していることは、内部監査、
外部監査で検証されています。
リスク管理システム
持株会社では、グループのリスク管理強化の観点から、
市場リスク管理システム(通称HOMER)
を独自に開発しま
した。このシステムでグループ各社から吸い上げたデータ
を用い、グループ各社それぞれのリスクの状況に加えて、
グループ全体のリスクの状況を管理しています。
流動性リスク管理
流動性リスクとは、財務内容の悪化等により必要な資金
が確保できなくなり、資金繰りがつかなくなる場合や、資
金の確保に通常より著しく高い金利での資金調達を余儀な
平成12年度末の市場リスク量の状況
くされることにより損失を被るリスク
(資金繰りリスク)
、
および市場の混乱等により市場で取引ができなかったり、
(1)トレーディング業務
グループ全体のトレーディング業務のVaR
(平成13年3月末)
(単位:億円)
リスクカテゴリー
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
コモディティ
(分散効果)
全体
(注)VaRは保有期間1日、信頼区間99%、観測期間3年。
18
通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされるこ
とにより損失を被るリスク
(市場流動性リスク)
をいいます。
持株会社では、グループ全体の流動性リスク管理に係る
リスク量(VaR)
基本的な方針の策定、流動性リスク管理体制の整備等を行
17.8
8.4
7.5
4.3
9.6
3.3
(3.5)
うとともに、グループ各社の流動性リスク管理の状況をモ
31.5
ニタリングし、問題があれば必要な調整を行います。一
方、グループ各社では、持株会社の策定した基本方針に則
り、流動性リスク管理に係る方針を策定し、資金繰りの管
理部署、逼迫度に応じた区分方法、各区分に応じた管理体
制等を定め、必要に応じて資金繰りリミットを設定する
等、実際の流動性リスク管理を行います。
ALM管理
ALM管理とは、金利リスクを適切に管理し、流動性を確
保しつつ、収益を安定的かつ持続的に増加させることを目
的として、バランスシートの総合的な管理を行うことをい
三
菱
東
京
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シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
新BIS規制案(第二次市中協議案)
13年1月、バーゼル銀行監督委員会は、自己資本比率規制に関する
第二次市中協議案
(いわゆる新BIS規制案)を発表しました。新BIS規
制案では、信用リスクに対して標準的手法と各行の行内格付に基づく
内部格付手法による所要資本の算定を選択肢として挙げているほか、
オペレーショナルリスクに対しても資本賦課の対象としています。
います。金融商品の多様化、金融技術の高度化といった環
境の変化に加え、景気低迷に伴う資金需要の減退、時価会
計の導入等により、バランスシートは大きく変化してきて
おり、ALM管理の重要性は高まっています。持株会社で
コ
ン
プ
ラ
イ
ア
ン
ス
/
内
部
監
査
コンプライアンス(法令等遵守)
は、グループ全体のバランスシート構造の分析、グループ
当グループでは、コンプライアンス(法令等遵守)の徹底
各社のALM運営のモニタリング等を行い、問題があれば改
をグループ経営の最重要課題のひとつと考え、体制の整備
善策を講じます。
とグループ全体への浸透に取り組んでいます。内部者から
構成される監査委員会に加えて、社外のメンバー
(弁護士、
事務リスク管理
公認会計士)
を委員とする業務監査委員会を設置し、グルー
プ全体のコンプライアンス体制の整備・強化を図るため適
事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは
切なモニタリングを行い、コンプライアンスに関する透明
事故・不正などを起こすことにより、損失を被るリスクで
性を確保しています。持株会社監査部内にはグループ全体
す。持株会社では、事務リスク管理に関する基本方針を定
の統括機能としてコンプライアンスグループが置かれ、企
めるとともに、グループ各社における管理状況のモニタリ
画立案や指導を推進、各部室ごとに任命されたコンプライ
ングを行い、グループ全体の事務リスク管理のレベルアッ
アンス担当者が社内コンプライアンス体制の中核を担って
プを推進していきます。
います。また、企業倫理を定めた倫理規則、遵守すべき法
令やルールを取りまとめたコンプライアンス・マニュアル
情報資産リスク管理
を制定し、勉強会・研修等を通して全社員への徹底を図っ
ています。
情報資産リスクとは、情報の喪失・改ざん・不正使用・
外部への漏洩、および情報システムの破壊・停止・誤作
内部監査
動・不正使用等により損失を被るリスクをいいます。情報
資産は、利便性の高い金融サービスをご提供するうえで、
当グループでは内部監査部門の統括部署として持株会社
金融機関にとって重要な経営資源であることから、これま
監査部内にモニタリンググループを設置しています。内部
でも西暦2000年問題の対応等適切な管理に努めてきまし
監査の目的は、経営目標を遂行するための内部管理体制が
たが、近年の情報通信関連技術の発達やプライバシー意識
有効に機能しているかを検証し、問題点の改善に関する提
の高まりとともに、情報資産リスクを適切に管理すること
言を行うことにありますが、監査部は、グループ各社のモ
が、ますます重要になっています。
ニタリングを通じ、このような役割を果たしていきます。
当グループでは、持株会社においてグループ全体の情報
また、業務の有効性・効率性、財務情報の信頼性、法令
資産リスク管理の基本方針
(セキュリティポリシー)を策定
等遵守を柱とする、いわゆるCOSO基準に基づくプロセス
するとともに、グループ各社の管理状況等のモニタリング
チェック型監査の確立等をめざし、グループ全体の内部監
等を行い、適切な情報資産リスク管理体制を整備していき
査の企画立案機能を担います。
ます。
内部監査体制・法令等遵守の状況については、グルー
プ各社を含めた関係役員により構成される監査委員会が3
オペレーショナルリスクへの対応
オペレーショナルリスクとは、内部プロセス・人・シス
カ月に1回開催され、グループ全体の内部監査・コンプラ
イアンス体制の整備、基本方針に関する重要事項が審議
されています。
テムが不適切であることもしくは機能しないこと、または
外生的事象が生起することから生じる直接的または間接的
損失に係るリスクで、信用リスク、市場リスク以外のリス
クがその対象となります。
当グループでは、新BIS規制案への対応を進めつつ、グ
COSO基準
C O S O 基準とは、米国トレッドウェイ委員会組織委員会(略称
COSO)が1992年に公表した内部統制のフレームワークに関する考
え方です。その後に発表されたバーゼル銀行監督委員会のペーパー
や、各国監督官庁の金融検査の手法などに多大な影響を与えています。
ループ全体のオペレーショナルリスク管理・計測方法の確
立・高度化を推進していきます。
19
三
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東京三菱銀行のリスク管理 /コンプライアンス/内部監査
■委員会
リスク管理体制
東京三菱銀行では、経営陣によって構成される各種委員
●基本方針
会が開催され、リスク管理に係る方針について審議が行わ
東京三菱銀行では、三菱東京フィナンシャル・グループ
リ
ス
ク
管
理
︵
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京
三
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銀
行
︶
れています。
のリスク運営方針に則り、取締役会において、リスク管理
東京三菱銀行および東京三菱銀行グループが抱えるさま
体制に関する基本方針をリスク運営規則として定めている
ざまなリスクを総合的に把握・管理する体制の整備を進め
ほか、今後のリスク管理に係る方針をリスク管理委員会の
るため、経営陣によって構成されるリスク管理委員会が半
審議を踏まえて決定しています。
年に1回開催され、リスク管理に係る基本方針に基づき、
体制整備のためのアクションプランの策定と、その実施状
●リスクの特定
況について審議しています。
東京三菱銀行では、各業務において発生するさまざまな
市場リスク・流動性リスク・資産負債運営方針について
リスクを、リスク管理の対象としています。そのうち
は、ALM委員会を毎月開催し、市場リスク・流動性リスク
MTFGリスク運営規則に定義している信用リスク、市場リ
の管理・運営方針、銀行のすべての資産・負債各項目のリ
スク、流動性リスク、事務リスク、情報資産リスクに加え
スク運営方針、最適構成等について審議しています。
て法務リスクを個別に管理しています。
信用リスクについては、投融資委員会を半年に1回程度
開催しています。与信ポートフォリオ全体の運営、融資政
●リスク管理体制
策(クレジット・ポリシー)、カントリーリスク管理・運営
東京三菱銀行では、総合リスク管理室がリスク運営・管
等、信用リスク管理・運営の見地から重要な事項等につい
理の総括部署として、すべてのリスクを総合的に管理して
て審議しています。
おり、個々のリスクについては、リスクごとに管理部署を
情報資産リスクについては、情報セキュリティ管理委員
設置しています。具体的には、信用リスクについては融資
会を半年に1回開催し、情報資産に関するリスク管理体制
企画室、市場リスク、流動性リスクについては総合リスク
の整備などについて審議しています。
管理室、事務リスクについてはオペレーションサービス企
これらの委員会で審議された結果を踏まえ、取締役会、
画室、情報資産リスクについては総合リスク管理室
(情報セ
経営会議において、リスク管理方針を策定しています。
キュリティ管理室)
、法務リスクについては法務室がそれぞ
れ管理しており、これらの部署が一体となり、各種リスク
を総合的に管理運営しています。
東京三菱銀行のリスク管理/コンプライアンス/内部監査体制
監査役
取締役会
監査役会
経営会議
格付監査委員会
投融資委員会
リスク管理委員会
ALM委員会
情報セキュリティ管理委員会
総合リスク管理室
リスク管理
信用リスク
与
信
監
査
室
与
信
監
査
融資企画室
市場リスク
流動性リスク
総合リスク
管理室
リスク運営・管理総括部署
事務リスク
オペレーション
サービス
企画室
情報資産リスク
総合リスク
管理室
(情報セキュリティ
管理室)
営業店・業務推進部署(子会社・関連会社)
20
コンプライアンス委員会
法務リスク
法務室
コンプライアンス
検
査
・
コンプライアンス室 監
査
検
査
室
信用リスク管理
リスク管理体制
東京三菱銀行の事業部門制においては、事業特性に応じ
たビジネス展開のために可能な限り事業部門への分権化を
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
さらに、与信先に関する外部情報の共有化・行内格付の
タイムリーな検証・見直しを推進することを目的に、外部
格付やKMV LLC.が提供するEDFTM 等の与信先に関する外
部情報を営業拠点と与信所管部・与信監査室に配信する、
格付情報アラートシステムを開発・導入しました。
進めています。個別審査、与信管理についても、部門内の
事項については、部門内に設置された審査担当部が決定・
信用リスクの計量化
管理を行います。各部門は業務推進と審査の分離を図り、
信用リスクを定量的に計測するために、東京三菱銀行で
両者の間で互いにチェック&バランス機能を発揮する体制
は、過去における信用格付ごとのデフォルト実績、遷移確
をとっています。
率実績、担保種類ごとの回収実績などの整備を進め、内部
一方、コーポレート・マネジメントは、そのスタッフ機
リ
ス
ク
管
理
︵
東
京
三
菱
銀
行
︶
データに基づくリスク計量を行っています。
能であるコーポレートセンターのサポートを受けて、全行
東京三菱銀行では、この分野で実績のあるニューメリカ
レベルの審査企画、信用リスク管理、経営に影響の大きい
ルテクノロジーズとともに、新BIS規制にも先行する高度
案件の事前協議を行います。コーポレートセンターに設置
な金融技術を駆使した計量モデルを開発して、信用リスク
された融資企画室は、全行レベルの審査制度、与信運営を
管理に使用しています。
担当し、融資プロセスの合理化・効率化を推進します。ま
た、総合リスク管理室と協力しながら、信用格付制度の定
期的見直しや信用リスク量の把握等の整備を進め、経営管
理に資する体系を構築します。
プライシング運営への反映
こうした信用リスク量の計測結果は、各種のポートフォ
リオ運営や施策に反映させています。
全行レベルの委員会として、信用リスクについては、関
東京三菱銀行では、信用リスクに見合ったリターンを得
係役員等による投融資委員会を半年に1回程度開催し、①
る収益体質を構築するため、10年1月より予想損失を軸と
与信ポートフォリオ全体の運営に関する事項、②融資政策
したプライシング運営を実施し、さらに平成12年度より資
(クレジット・ポリシー)に関する事項、③カントリーリス
本コストの概念を導入して貸出スプレッドの運営に反映さ
ク管理・運営に関する事項、④内外の個別取引先宛与信の
せています。
取り組み方針に関する事項、⑤その他全行的信用リスク管
理・運営の見地から重要な事項等について審議しています。
貸倒引当金計上方法への反映
また、13年2月に新たに与信監査室担当役員を委員長と
東京三菱銀行は、平成12年度中間決算より要管理債権に
する格付監査委員会を設置しました。同委員会では、信用
対する割引現在価値法を導入し、与信先ごとに見積もる
格付制度の正確性向上・透明性維持のため、与信所管部に
キャッシュ・フローに基づき引当金を算定しています。ま
よる対象与信先格付付与の妥当性を審議しています。
た、正常先および要管理先以外の要注意先に対しては、従来
の貸倒実績率方式から倒産確率方式での引当金計上方法に変
信用格付制度
東京三菱銀行は、平成8年4月に現行の信用格付制度を導
更し、信用リスクの計量化により算出される与信先ごとの予
想損失額に基づき一般貸倒引当金を計上しています。
入し、また平成9年度中間決算より、資産自己査定も信用
格付制度をベースに実施し、適切な貸倒引当金の計上を
市場リスク管理
行っています。
東京三菱銀行では、新BIS規制の動きをにらみながら、
リスク管理体制
平成12年度より信用格付制度の全面的な改定作業に着手
東京三菱銀行における市場リスク管理は、経営レベル、
し、平成13年度中の新制度リリース、新格付への全面的移
業務の所管部署・市場業務取扱拠点でのマネジメントレベ
行の完了をめざしています。その目的は、新BIS規制案へ
ル、および実際に市場操作を行うトレーダーレベルの
「三層
の対応を図ると同時に、格付付与における事業部門間での
構造」
を基本フレームワークとしています。総合リスク管理
尺度統一、外部格付との整合性確保といった客観性の強化
室は、こうした構造を有機的に結ぶ役目を担っており、業
にあります。
務の所管部署におけるリスクテイクや損益状況を把握・分
新しい信用格付制度では、新BIS規制案においても内部
析する機能
(本部ミドルオフィス機能)
、海外支店や海外子
格付手法の中心に位置づけられているデフォルト率を共通
会社を含めたグローバル・連結ベースのリスク量・損益を
尺度とし、各格付段階に見合うデフォルト率をベンチマー
一元的に管理・運営し各種リスク情報を経営情報として発
ク化します。また、与信先の財務データとデフォルトデー
信する機能
(リスクマネジメント機能)
を併せ有し、各事業
タの相関について統計分析し、推定デフォルト率を算出す
部門からの独立性を確保する見地から、コーポレートセン
る業種別財務定量評価モデルを開発しました。
ター内に設置されています。
21
三
菱
東
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ィ
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ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
東京三菱銀行では、経営会議において、半期ごとに自己
値は19.2億円でした。なお、グローバル・連結ベースの
資本や収益力等を総合的に勘案のうえ、取り得る市場リス
VaI(保有期間1日、信頼区間97.7%)は、日次平均で5.1
ク量を定め、市場業務所管部門長に対して権限として付与
億円、最大値は8.2億円、最小値は3.3億円でした。
しています。部門長は、付与された権限を上限として各業
次表は、こうしたトレーディング業務のVaRをリスクカ
務所管部長へ権限を委譲し、各業務所管部長は委譲された
テゴリー別に分解したものです。リスクカテゴリーごとの
市場リスク量の範囲内で権限と責任を有し、当該業務の運
VaRの単純合計がトレーディング全体のVaRに一致しない
*
リ
ス
ク
管
理
︵
東
京
三
菱
銀
行
︶
営を行っています 。また、市場業務の全行収益に与えるマ
のは、リスクカテゴリー間の相関を考慮しているためで、
イナスの影響を一定範囲に抑えることを目的に、事前に損
これをポートフォリオの分散効果と呼んでいます。
失限度額を決める、いわゆるロスカットルールを定めてい
トレーディング業務のVaR
ます。
*
(平成12年4月〜平成13年3月)
平成12年度より割当資本制度を導入し、割当資本に市場リスク量をリン
(単位:億円)
クさせた運営を行っています。
リスクカテゴリー
リスク管理手法
東京三菱銀行では、市場リスクとして、VaRに加えVaI
(Idiosyncratic Risk:特定のイベントやデフォルトが生
じていない状態で、個別銘柄が需給関係・流動性等により
市場全体の動きとはずれた値動きをするリスク)とV a E
(Event-Default Risk:特定のイベントやデフォルトが生
じ た と き の 値 動 き の リ ス ク )を 定 義 し 、 個 別 リ ス ク
(Specific Risk)を計測しています。
従来、東京三菱銀行では、権限付与の対象をVaRに限っ
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
コモディティ
(分散効果)
全体
日次平均
最大
最小
18.0
11.1
7.1
4.1
9.6
2.4
(4.2)
29.5
20.2
16.0
8.4
21.3
5.4
—
9.6
5.1
2.6
1.3
4.7
0.7
—
29.9
41.1
19.2
平成13年
3月末
(参考)
平成12年
3月末
15.0
6.8
6.4
3.0
8.2
2.9
(2.4)
9.1
5.2
3.0
6.6
4.9
2.7
(4.4 )
26.7
18.9
(注)VaRは保有期間1日、信頼区間97.7%。
最大および最小欄は、各々実現した日が異なる。
てきましたが、クレジットデリバティブをはじめ取り扱う
商品が多様化・高度化しているなかでは、個別リスクにつ
市場リスク管理を行ううえでは、リスクに見合った収益
いても明示的に計測・管理する必要性が強まっており、平
が得られているかも重要なポイントです。次図は、そうし
成12年度よりVaR+VaIで権限付与を行う体系に変更しま
た視点から、損益とリスク量の割合
(日次損益/VaR)
を頻
した。また、VaEについても定期的に計測するとともに、
度別に表示したヒストグラムです。統計的に算出される正
割当資本の一部として各部門に配賦する体系としています。
規分布曲線に比べると、取引実績は中心がやや右方向にず
なお、VaRは、過去3年
(観測期間)
の統計データに基づ
れており、分布の形も正規分布よりとがっていることがわ
いた約650個のリスクファクターからなる分散共分散マト
かります。すなわち、トレーディングスキルを反映する形
リクス(リスクファクター間の相関を考慮。ただし、オプ
でリスク対比で見た日ごとの収益は安定的に推移したこと
ション性リスクについては、シナリオ法を採用)
をもとに算
が読み取れます。
出しています。
トレーディング業務のリスク対応収益率
(平成12年4月〜平成13年3月)
リスク管理システム
40
総合リスク管理室では、東京三菱銀行が独自に開発した市
35
場リスク情報システム(MARS)を中核システムとして、
30
日々、金利・為替などのリスクカテゴリーごと/業務ごと/
地域ごとに銀行全体の市場リスク量を集計・計測し、損益や
権限遵守状況と合わせて直接経営陣に報告しています。
発
生
頻
度
25
20
15
10
平成12年度の市場リスク量の状況
(1)トレーディング業務
平成12年度のトレーディング業務に伴うVaR
(保有期間
1日、信頼区間97.7%)は、グローバル・連結ベースで日
次平均が29.9億円と平成11年度平均の22.1億円よりも
増加しました。VaRの平成12年度の推移を3カ月ごとの日
次平均で示すと、順に24.5億円・26.9億円・33.9億
円・34.5億円で、年間を通じた最大値は41.1億円、最小
22
5
0
−1.00 −0.80 −0.60 −0.40 −0.20
0.00
0.20
0.40
0.60
リスク対応収益率(日次損益/VaR)
0.80
1.00
バックテスティング
平成12年度は対象となる259営業日のうち損益の絶対値がVaRを
上回った日はありませんでした。こうした結果から見て、東京三菱銀
行の採用するVaRモデルは、十分な精度により市場リスクを計測し得
ているものと考えられます。
バックテスティングの状況
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
結果、平成12年度末の金利リスクは、リスク量比で米ド
ル・円・ユーロの順になっています。なお、業務別の内訳
については、有価証券投資に伴うリスクが約7割、ALM運
営に伴うリスクが約3割で、前年度とほぼ同水準でした。
ストレステスト
(平成12年4月〜平成13年3月)
(単位:億円)
50
VaRやVaIなどのいわば 通常時 のリスク量以外に、通
リ
ス
ク
管
理
︵
東
京
三
菱
銀
行
︶
常では考えられない状況を想定したストレステストの活用
を行う必要があります。MARSでは、市場環境に応じてシ
40
日
次
損
益
︵
絶
対
値
︶
ナリオを機動的に設定することにより、リスクの所在や収
30
益への影響等の的確な把握・分析が可能です。
ストレステストの運用面では、総合リスク管理室が逐次
20
相場状況を踏まえたシナリオを設定することに加え、平成
12年度より、実際に取引を行っているフロント部署の想定
10
するシナリオをMARSに設定することで、銀行全体のポジ
0
0
10
20
30
40
50
VaR(保有期間1日、信頼区間97.7%)
ションをさまざまな角度から分析することが可能となりま
した。また、こうした体制とすることで、フロント部署と
総合リスク管理室のコミュニケーションの一層の強化を実
現しています。
(2)バンキング業務
バンキング業務では、市場リスクの99%が金利の変動に
伴うリスクとなっています。残りは主に株式リスクです
が、ここにはいわゆる政策投資株式は含んでいません。
平成12年度のバンキング業務に伴う金利リスク量をト
レーディング業務同様にV a R(保有期間1 日、信頼区間
97.7%)
で計測すると、グローバル・連結ベースで日次平
均は173億円と平成11年度平均の154億円から約19億
円増加しました。年間の推移を3カ月ごとの日次平均で見
ると、順に157億円・193億円・188億円・155億円
で、年間を通じた最大値は228億円、最小値は128億円
でした。なお、グローバル・連結ベースのVaI(保有期間1
日、信頼区間97.7%)は、日次平均で12億円、最大値は
21億円、最小値は6億円でした。
そうした金利リスクを通貨別に分解し前年度と比較した
のが次図です。平成12年度は平成11年度に比べて米ドル
フロント部署が想定するシナリオ
ストレステストに使用するシナリオは、総合リスク管理室は統計的
な可能性や過去の相場激変時のデータ等をもとにした中立的な観点か
ら、フロント部署は自らのもつポジションの特性を踏まえた観点か
ら、それぞれ設定します。このようなストレステストの結果は、
MARSを通じ経営陣を含めて関係部署に相互に提供されます。ストレ
スシナリオとテスト結果の例を示すと次のとおりです。
総合リスク管理室シナリオ1:
1週間後のドル金利が、統計的に0.003%程度の確率で大幅
に上昇する
総合リスク管理室シナリオ2:
1週間後のユーロ金利が、統計的に0.003%程度の確率で大幅
に上昇する
フロント部署シナリオ1:
日本国債大量発行で長期金利上昇、金利は中期で約0.1%・長
期で約0.25%上昇する
フロント部署シナリオ2:
金融不安再燃により、日本国債とスワップ金利のスプレッドが
短期で約0.2%・長期で約0.3%拡大する
とユーロの金利リスクが増加し、円は低下しました。その
ストレステスト結果
バンキング業務の金利リスク内訳
(単位:億円)
通貨別
(単位:%)
100
ストレスシナリオ
総合リスク管理室シナリオ1
総合リスク管理室シナリオ2
フロント部署シナリオ1
フロント部署シナリオ2
80
60
40
損益変化額
△ 247
△ 110
△ 228
△ 60
(注)
「トレーディング業務」
「バンキング業務」を含めた市場業務全体(連結ベース)を
対象。平成13年5月11日現在(一部海外拠点は平成13年5月10日)
20
0
平成12年3月末
円
米ドル
シンガポールドル
平成13年3月末
ユーロ
ポンド
カナダドル
その他
(注)VaRは保有期間1日、信頼区間97.7%の通貨別構成比。
23
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
流動性リスク管理
東京三菱銀行は国内外の店舗網と顧客層のひろがりを
ベースとした調達網、主要邦銀のなかでも良好な格付に表
じるとともに、情報管理の手続厳正化等も実施し、情報資
産リスクの低減に努めています。さらに、情報セキュリ
ティ管理委員会を半年に1回開催し、全行的な情報資産リ
スク管理の体制整備などについて審議しています。
象される信用度の高さに裏打ちされた調達力を有し、資金
流動性確保のための強力な基盤を築いています。また日々
法務リスク管理
の管理から緊急時の対応策まで、さまざまなレベルで円
リ
ス
ク
管
理
︵
東
京
三
菱
銀
行
︶
貨、外貨を含めた資金流動性リスク対策を策定、ALM委員
東京三菱銀行は、法務リスクを管理するために、業務を
会での報告・審議等を行っています。具体的には、各種の
遂行するにあたって遵守すべき法令などを行内手続などで
切り口による調達構成管理、資金流動性ギャップ管理、コ
明確化するとともに、必要に応じて法律専門家の意見を聴
ミットメントラインなど資金流動性供給商品の管理、資金
取する体制をとっています。法務室は、法律問題に対する
流動性維持のためのバッファー・アセット(準備資産)の管
調査・研究・行内指導、知的財産権に関する企画・管理、
理等を日常的に行っています。市場環境・市場外の政治経
国内外における訴訟の管理、外部の法律専門家利用の管理
済環境等の急変といった事態に際しては、全行的に機動的
などを行っており、行内の法務リスク管理をサポートして
な対応がとれるように、
「コンティンジェンシープラン」を
います。
策定し、万全を期しています。
なお、牽制機能確保のために、流動性リスクのモニタリ
ングをリスク管理部署が担当し、商品流動性と合わせて、
独自に経営陣に報告を行っています。
決済リスク管理
決済リスクは決済業務に付随するリスクで、信用リス
ク、流動性リスク、事務リスク等の側面があり、これらの
ALM管理
東京三菱銀行では、市場リスク・流動性リスク・資産負
債運営方針等を審議する場としてALM委員会を毎月開催し
リスクを横断的に管理する必要があります。
日銀ネットのRTGS
(即時グロス決済)
化が13年初頭より
実現、順調に稼働を開始し、決済における信用リスクやシ
ステミックリスクの削減につながりました。
ています。具体的には①市場リスク・流動性リスクの管
また、主として国をまたがる決済の時差に起因する外為
理・運営方針、②バンキング勘定のポジション運営方針、
決済リスクについては、金融の国際化、自由化の進展に伴い
③ファンダメンタルズに基づいた金利見通し、④その他銀
外為決済が増大していることから、外為決済リスクの与信
行のすべての資産・負債各項目のリスク運営方針、最適構
としての管理体制を強化すると同時に、ネッティングの推
成等について審議しています。
進などにより決済リスク量の削減を進めていく方針です。
加えて、外為決済リスク削減のためにCLS(Continuous
事務リスク管理
東京三菱銀行は、事務リスクを軽減し、お客さまからの
信頼性向上を図るために、計量化手法を活用するなど事務
Linked Settlement)Bankという外為決済専門銀行の開
業が13年10月末に予定されており、異種通貨の同時決済
を実現すべく東京三菱銀行も積極的にこのCLSプロジェク
トに取り組んでいます。
リスクをより一層適切に評価するとともに、手続・権限
の厳正化、機械化・システム化による手作業事務処理の削
減、現金・現物の管理体制の強化、内部検査などによる牽
制機能の確保、事務指導の充実などを通じて、事務処理に
おける正確性の確保に努めています。
オペレーショナルリスクへの対応
東京三菱銀行では、オペレーショナルリスクを計測する
方法として、平成11年度より部門ごとに自己査定制度を導
入しました。自己査定では、オペレーショナルリスクを数
情報資産リスク管理
東京三菱銀行は、システムの安定稼働に万全を期して障
24
十種類の項目に分類し、経営に与える影響が大きいと思わ
れるシナリオを特定し、損失金額、発生頻度、管理体制を
それぞれ評価します。
害等の発生を未然に防止するとともに、万一発生した場合
オペレーショナルリスクの自己査定は、各部門が査定実
の影響を極小化し早期の回復を図るために、災害対策シス
施とリスク管理体制等の企画推進、各リスクを横断的に担
テムの準備・各種インフラの二重化や障害訓練の実施等の
当している部署が各部門の自己査定結果のチェックと銀行
必要な対策を講じています。また、情報通信技術の発展に
全体のリスク管理体制の企画立案、検査室・与信監査室が
伴い利便性が増す半面、情報保護に対する必要性も高まっ
各部門の自己査定結果とリスク管理状況の監査、総合リス
ており、システムへの外部からの不正侵入の防止対策を講
ク管理室がポリシー・自己査定基準の策定を行う体制とし
ています。銀行全体のオペレーショナルリスクのリスク量
いての合法性チェックをコンプライアンス室に依頼する体
は部門ごとの自己査定結果に基づくリスクスコアにリスク
制をとり、個別の諸問題の随時相談と併せて、コンプライ
単価を掛けて算出します。オペレーショナルリスクの計測
アンスの徹底を図っています。
方法については、今後引き続き高度化を図ります。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
また、国内関連会社については、それぞれの業務内容に
応じたコンプライアンス体制が敷かれており、海外につい
コンプライアンス(法令等遵守)
ても、銀行本体のコンプライアンス体制に組み込まれた運
営が行われています。
コ
ン
プ
ラ
イ
ア
ン
ス
/
内
部
監
査
︵
東
京
三
菱
銀
行
︶
(1)銀行全体のコンプライアンス体制
東京三菱銀行では、グループ全体の方針を踏まえ、コン
内部監査
プライアンス
(法令等遵守)の徹底を経営の最重要課題のひ
とつと考え、体制の整備と行内への浸透に鋭意取り組んで
います。
内部監査とは、被監査部門等におけるリスク管理・コン
プライアンスを含む内部管理態勢等の適切性、有効性を検
まず、行内のコンプライアンス体制に関する重要事項の
証するプロセスです。東京三菱銀行は、グループ全体の方
審議等を行うコンプライアンス委員会が3カ月に1回開催さ
針を踏まえ、各業務部門から独立した検査室が被監査部署
れ、国内外を問わずコンプライアンス体制・状況全般につ
の事務処理状況、内部管理態勢等の適切性・有効性を検
いての報告の聴取・審議を行うとともに、重要な法令等違
証・評価し、問題点の改善等の指導ならびに提言を行い
反が発生した場合の是正・勧告措置を行います。併せて、
ます。
同委員会の事務局を務め、行内のコンプライアンスを統括
また、各業務部門から独立した与信監査室は、信用格
する部署としてコンプライアンス室を設置しています。さ
付、資産自己査定に関する各部門審査担当部の決定内容を
らに、銀行の企業倫理を定めた倫理規則、遵守すべき法
厳正にチェックし、加えて各部門内の与信管理プロセス全
令・行内ルールなどを取りまとめたコンプライアンス・マ
体の監査を実施しています。
ニュアルを制定し、各種集合研修や各部店での勉強会など
を通じて全行員への徹底を図っています。また、行内のコ
ンプライアンス体制の整備状況や役職員の法令・諸規則の
遵守状況については、社外の法律・会計などの専門家によ
る第三者の評価や助言を受けています。12年7月の事業部
門制移行後は、コンプライアンス室が銀行全体のコンプラ
イアンス体制を統括する一方、各部門でも各々の所管業務
のコンプライアンスに関する立案・監督を実施する体制と
し、より一層の実効性を確保しています。
(2)各本部・営業店等のコンプライアンス体制
まず、国内外を問わず、各部店ごとにコンプライアンス
責任者・担当者が任命され、各部店でのコンプライアンス
体制の中核を担っています。両者は、部店内で勉強会を実
施するなどの啓蒙活動を行うとともに、コンプライアン
ス・チェックリストに基づくコンプライアンス項目の遵守
確認を3カ月ごとに実施し、コンプライアンス室に報告し
ています
(検査室監査・与信監査室監査の事後チェックによ
り実効性を確保しています)
。また、勉強会の計画や違反事
由発生時の再発防止策のフォローなどをまとめてコンプラ
イアンス・プログラム
(実践計画)
を作成し、コンプライア
ンス室へ提出しています。さらに、個別に発生したコンプ
ライアンス上の事案に関し、コンプライアンス室への報
告・相談を行います。
特に、本部においては、所管する業務に関する法令等の
改廃状況をフォローするとともに、銀行の公共性・社会性
の観点から、作成された文書に問題がないかどうかの
チェックを行っています。加えて、経営上の重要事項につ
25
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
三菱信託銀行のリスク管理 /コンプライアンス/内部監査
三菱信託銀行では、経営管理部をリスク管理統括部署と
リスク管理体制
し、経営管理部はすべてのリスクを統合的に管理・統括し
●基本方針
リ
ス
ク
管
理
︵
三
菱
信
託
銀
行
︶
ています。
三菱信託銀行では、三菱東京フィナンシャル・グループ
主要リスクについては、それぞれリスク主管部署を定
のリスク運営方針に則り、取締役会において、リスク管理
め、個別にリスク管理を行う体制をとっています。具体的
体制に関する基本方針をリスク管理規則にて定めているほ
には、信用リスクは信用リスク統括部、市場リスク、流動
か、今後のリスク管理に係る方針を中期経営計画において
性リスクは経営管理部(市場リスク評価室)、事務リスクは事
定めています。
務管理部、情報資産リスク、業務運営リスクは経営管理部
(管理企画グループ)
、法務リスクは経営管理部(法務室)がそ
●リスクの特定
れぞれ主管しています。各リスク主管部署は、リスク管理
三菱信託銀行では、各業務において発生するさまざまな
規則や中期経営計画に基づき、各主要リスク管理に関する
リスクをリスク管理の対象としていますが、そのうち、
基本方針や規則・規程を定める等、管理を行っています。
MTFGリスク運営規則に定義している信用リスク、市場リ
スク、流動性リスク、事務リスク、情報資産リスクに加え
●中期経営計画における方針
て、法務リスク、業務運営リスクを主要リスクと特定し、
三菱信託銀行では、12年4月からスタートした第7次中
個別に管理しています。
期経営計画において、
「リスク管理体制の拡充」
を重点課題
に掲げ、これまで整備してきた体制を定着させ、実効性を
●リスク管理体制
高めるため、リスク管理の徹底を図ってきました。
三菱信託銀行では、取締役会が、リスク管理規則や経営
第7次中期経営計画を刷新し、本年4月からスタートした
計画により、リスク管理体制に関する基本方針および各主
新第7次中期経営計画においても、引き続き
「リスク管理の
要リスクの規則を決定し、管理を行っています。取締役会
拡充、内部監査機能の拡充」
を重点課題に掲げ、さらにリス
は、投融資審議会およびALM審議会にそれぞれ権限を委譲
ク管理の徹底を図っていきます。具体的施策として、①事
しており、投融資審議会は信用リスク管理に関する重要事
後的検証に耐え得る経営システムの確保と実効性のある牽
項を、ALM審議会は市場リスク・流動性リスク管理に関す
制体制の拡充、②定期的なリスク評価の実施によるリスク
る重要事項を、協議決定しています。
管理プロセスの継続的見直しと業務監査の拡充およびリス
三菱信託銀行のリスク管理/コンプライアンス/内部監査体制
取締役会
監査役
監査役会
経営会議
投融資審議会
ALM審議会
(信用リスク管理に
関する重要事項の
協議決定)
リスク管理
リスク管理統括部署
リスク管理に関する企画立案・統括
コンプライアンス委員会
(市場リスク管理・
流動性リスク管理に係る
重要事項の協議決定)
(コンプライアンス体制の
整備・充実に関する
事項等の調査・審議)
コンプライアンス統括部署
経営管理部
コンプライアンスの統括・推進 (コンプライアンス室)
経営管理部
コンプライアンス
主要リスク
信用リスク
市場リスク
流動性リスク
事務リスク
情報資産リスク
法務リスク
業務運営リスク
経営管理部
経営管理部
主要リスク
主管部署
資
産
監
査
部
︵
与資
信産
管査
理定
状・
況償
の却
監引
査当
︶・
26
信用リスク
統括部
経営管理部
(市場リスク評価室)
事務管理部
経営管理部
(管理企画
グループ)
社内情報
総務部
(法務室)
システム資産
システム
企画部
各営業推進部署/営業店
(管理企画
グループ)
検
査
部
ク情報共有等による効率性確保、③三菱東京フィナンシャ
開発・実装化しました。このモデルを用いて、マクロ・業
ル・グループ全体のリスク管理に係る基本方針に沿った運
種要因や系列要因等による債務者・保証人の信用力の変
営の確保、を実行していきます。
動、不動産・株式等の担保価値の変動、大口先・業種と
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
いったポートフォリオ集中等の要因により、信用リスク量
がどの程度まで変動する可能性があるかについて保有資産
信用リスク管理
のシミュレーションを行っています。
リスク管理体制
これらの信用リスク量や大口信用供与先の状況について
三菱信託銀行では、営業推進部門の影響を受けない審査
管理体制構築のため、営業推進部門と審査管理部門を組織
リ
ス
ク
管
理
︵
三
菱
信
託
銀
行
︶
は、信用リスク管理部門が投融資審議会のほか経営会議お
よび取締役会に半期ごとに報告しています。
上明確に分離しています。また、信用リスク管理に係る権
また、信用リスク管理上、取引先に対する企業判断の巧
限が適正に行使され、信用リスク管理を実効性のあるもの
拙が最も重要な要素となりますが、この点についても、エ
とするために、与信監査部門が自己査定、償却・引当、信
ムティービーインベストメントテクノロジー研究所との共
用格付等の検証を行うほか、信用リスク管理部門が連結対
同研究により、過去の取引先財務データの統計分析に基づ
象子会社および持分法適用会社を含めたポートフォリオの
き、デフォルト判別力、監査性、頑健性に優れた財務分析
適切性について定期的にモニタリングを実施する等、相互
モデルを開発し、実態評価を織り交ぜた企業判断を行って
牽制機能が十分に発揮される体制を構築しています。
います。
また、信用リスクに関する協議決定機関として、社長主
今後とも、新BIS規制の施行をにらみ、信用リスク管理
宰による投融資審議会を定期的に開催しています。投融資
の高度化に注力し、リスクに見合ったリターンの追求を目
審議会では、重要な個別案件に係る決裁のほか、政策投資
的とするポートフォリオの適切な運営へ活用の幅を拡大し
の決定、上位格付の決定、国別与信限度額の決定、業種
ていく予定です。
別・信用格付別与信状況等ポートフォリオの定期的レ
ビュー等についても行われています。
市場リスク管理
このような決裁権限体系や信用リスク管理体制を定めた
クレジットポリシーについても、今後の金融機関をめぐる
リスク管理体制
環境変化に応じた整備を行い、適切な信用リスク管理の維
持・確保を図っていきます。
ALM審議会
定例報告
権限付与
投融資審議会
審査部
審査管理
部署
与信監査
部署
取引結果報告
資産監査部
経営管理部
市場リスク評価室
リスク量等監視
フロントオフィス
三菱信託銀行では、市場運用に関してトップマネジメン
トによる迅速な意思決定を行うために、毎月ALM審議会が
企業金融部
証券投資部
営業部店
子会社等
開催されます。ここで全社ベースの市場リスク量、損益状
営業推進
部署
信用リスク
管理部署
信用リスク
統括部
況に従って、市場リスクの許容上限の決定をはじめ市場リ
スク管理にかかわる経営判断が行われます。
経営管理部市場リスク評価室は、フロントオフィスおよ
びバックオフィスから完全に独立したミドルオフィスとし
ポートフォリオ運営
個別取引の執行とは別に、全社ベースの与信資産全体を
て、以下のようなチェックを行います。
①フロントオフィスの監視
ひとつのポートフォリオとしてとらえて統一的に把握し、
フロントオフィスのリスク量や損益の状況を監視し、リ
業種別・与信格付別・国別等により区分される特定のカテ
ミット*の遵守状況について日次で経営陣に報告します。
ゴリーに対するリスク偏重の回避、信用リスクの分散を図
*リスク量については自己資本をベースに市場リスクに割り当てられた市場
ることも信用リスク管理上重要なポイントです。
三菱信託銀行では、グループ統一の計量モデルとは別
に、銀行独自のポートフォリオに適した信用リスク計測の
リスク限度額が、損失については損失額上限が、それぞれリミットとして
設けられており、市場運用業務のリスクや損失を一定範囲に抑える運営を
行っています。
②情報の精度維持
ために、子会社のエムティービーインベストメントテクノ
経営陣が受ける情報の精度が低いとリスクを看過して損
ロジー研究所との共同研究によるモデルを、リスク計量の
失を拡大させる可能性があります。このため、市場リスク
分野で実績のあるニューメリカルテクノロジーズとともに
評価室はフロントオフィスやバックオフィスで使用してい
27
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
るシステム間のデータ整合性の定期的チェックを行いま
トレーディング業務のリスク対応収益率
す。また、フロントシステムに使用されているリスク量計
(平成12年4月〜平成13年3月)
測モデルの検証を行います。
50
40
リスク管理手法
市場リスク管理体制を一層充実させるためには、その計
測手法の高度化は欠かせません。
リ
ス
ク
管
理
︵
三
菱
信
託
銀
行
︶
一例として、株式リスクについて、①個別銘柄の価格変
動性を反映し、②東証業種別株価指数等を利用して個別銘
発
生
頻
度
30
20
10
0
−0.3
−0.2
−0.1
柄間の相関を再現する、マルチファクター・モデルを12年
0
0.2
0.1
0.3
リスク対応収益率(日次損益/VaR)
10月に導入しました。算出されるリスク量の精度を高める
ことにより、精緻なリスク管理を実現しています。
リスク管理システム
収益効率を高めるためには、リスクに見合った収益が上
バックテスティング
信頼区間99%で算出したVaRと実際の市場変動に基づく損益を過
去250営業日で比較したものが下図です。損益の絶対値がVaRを上
回った日はなく、三菱信託銀行が採用するVaR計測モデルは十分な精
度により市場リスクを計測し得ているものと考えられます。
げられているかどうかを評価・分析すること(リスク/リ
バックテスティングの状況
ターン分析)が重要なポイントです。VaRは三菱信託銀行
(平成12年4月〜平成13年3月)
で開発した市場リスク統合管理システム(通称CORE)
を用
(単位:億円)
20
いて計測しています。
また、市場運用収益管理システム(通称NOVA)を開発
し、13年4月より海外拠点を含めた市場運用業務に係る収
益データ等の全社的一元管理をスタートさせました。
これらのデータをもとに、時系列分析や組織間の競合比
較を通じ、効率的な資産運用を追求します。
日
次
損
益
︵
絶
対
値
︶
15
10
5
平成12年度の市場リスク量の状況
(1)トレーディング業務
0
次表は、平成12年度のトレーディング業務のVaRにつ
0
5
いて、リスクカテゴリーごとに表示したものです。
トレーディング業務のVaR
15
20
(2)バンキング業務
(平成12年4月〜平成13年3月)
(単位:億円)
日次平均
最大
最小
平成13年
3月末
(参考)
平成12年
3月末
金利
外国為替
株式
2.7
2.7
0.0
7.3
10.6
0.0
0.8
0.2
0.0
1.0
0.9
0.0
1.0
0.4
0.0
全体
5.4
12.3
1.4
1.9
1.4
リスクカテゴリー
10
VaR(保有期間1日、信頼区間99%)
(注) VaR は保有期間 1 日、信頼区間 99%
12年4月から13年3月末までのバンキング業務のVaR
(保有期間1日、信頼区間99% )の日次平均は168 億円
で、年間を通じた最大値は205億円、最小値は134億円
でした(政策投資株式の価格変動リスクは除く)。
次図は市場リスクのうち約7割を占める金利リスクにつ
いて、通貨ごとの1%金利感応度**を示したものです。 昨
年度比で円資産の占める割合が低下しています。
** すべての期間に対する金利が 1%上昇した場合に、保有するポジション
の価値がどれだけ変化するかを示した値。
また、次図のヒストグラムは保有したリスク量に対する
バンキング業務1%金利感応度推移
収益性を分析したものです。リスク対応収益率の分布にお
いて平均はプラスであり、かつ正規分布と比べ中心がと
がっていることから、収益力のあるトレーディング手法が
ユーロ
10%
その他
1%
その他
1%
安定的に維持されていることを示しています。
ユーロ
17%
米ドル
27%
日本円
62%
平成12年3月末
28
米ドル
27%
日本円
55%
平成13年3月末
ストレステスト
事務リスク管理
下表は、13年3月末における三菱信託銀行のポートフォ
リオに対して
「過去5年間に実際に生じた各市場の最大変動
三菱信託銀行では、信託銀行として、預金・貸出・為替
が銀行にとって不利な方向で再現する」
という保守的なシナ
等の銀行業務のほか、貸付信託・金銭信託等の受託をはじ
リオによりシミュレーションした結果です。ストレステスト
め、年金・証券・国際・不動産・証券代行・債権流動化等
を行うことで、通常の市場変動では予測できないような急激
の幅広い業務を展開しています。
な市場変動も考慮したポートフォリオ運営を行っています。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
これらの業務およびその事務は専門化・多様化し、事務リ
リ
ス
ク
管
理
︵
三
菱
信
託
銀
行
︶
スクも複雑・多岐にわたっていることから、それぞれの業務
ストレス金額の推移
ごとに事務リスク責任部署を定めて事務リスクの的確な把
(トレーディング業務)
(単位:億円)
リスクカテゴリー
平成12年
3月末
平成12年 平成12年 平成12年
6月末
9月末
12月末
平成13年
3月末
握・管理・ミス防止等に努めるとともに、事務管理部が事務
リスク主管部署として全社的な見地から事務リスクの統合管
理を行う体制としています。具体的には、マニュアル等の継
金利
外国為替
株式
7
13
0
8
2
0
9
24
0
33
29
0
12
6
0
続的な整備・拡充、事務処理を行う際の権限・ルール等の遵
全体
20
10
33
62
19
システム化および事務センターでの集中処理化等により、ミ
守徹底、定期的な事務研修・指導の実施等により、事務水準
の向上や不適切な事務処理の防止に努めています。さらに、
スの少ない効率的な事務を推進しています。
流動性リスク管理
情報資産リスク管理
三菱信託銀行では、海外拠点を含めた全社ベースでの資
金繰りについて、資金調達状況および市場環境に応じ、平
情報資産リスクには、お客さまとの取引情報など銀行が
常時・懸念時・危機時に区分のうえ管理することとしてお
保有する社内情報の管理に係るものと、コンピュータシス
り、総合資金部がその運営を担っています。懸念時・危機
テムを構成するハードウェア、ソフトウェア、ネットワー
時の認定はALM審議会が最終決定を行い、資産圧縮などの
ク等のシステム資産のセキュリティに係るものがありま
対策が実行されます。これらの管理体制は、流動性リスク
す。経営管理部の統括のもと、社内情報については総務部
管理規則等に定められており、経営管理部市場リスク評価
が、システム資産についてはシステム企画部がそれぞれ管
室が運営状況を監視しています。なお、資金調達状況およ
理しています。
び市場環境については、資金ギャップのほか、格付状況、
社内情報管理については、社内規則に役職員の秘密保持
株価変動、ジャパンプレミアム等が多面的に分析され、そ
義務を規定しているほか、各部室店長を社内情報管理責任
の結果が定期的に経営陣およびALM審議会に報告されてい
者と定め、情報の機密性に応じた取り扱いを行い、社内情
ます。 また、資金繰りの環境が急変した場合でも、具体的
報文書等を開示対象者以外の者が容易に知り得ることのな
なアクションプランが危機管理マニュアルおよび流動性リ
いよう管理保管を行っています。
スク管理規則等に規定されており、全社的な対応が機動的
に実施できる体制となっています。
システム資産のセキュリティについては、万一の災害や
障害に備え、コンピュータやネットワークの重要な機器に
ついて二重化を図るなどの対策を講じており、営業店オン
ALM管理
ラインに関しては関西(大阪)と関東(栃木)の2 つのコン
ピュータセンター間でのリアルタイム・バックアップシス
銀行として健全なバランスシート構造を維持し、収益体
テムを構築しています。インターネットなどオープンネッ
質を強化していくためには、市場リスク、流動性リスク等
トワークにおけるリスクに対しては、ファイアーウォール
のリスク管理に加えALM管理
(資産・負債の総合管理)
が必
や暗号化、電子署名等の技術を導入し、リスクの低減に努
要です。
めています。
三菱信託銀行では、預貸、市場運用業務を行っている各
各部室店には、システムセキュリティ管理責任者等を設
部門での管理に加えて、その活動により変化する資産・負
置し、システム資産の適切なセキュリティ管理に努めてい
債の構造を経営企画部で統合的にモニターし、運用・調達
ます。
の中長期的なボリュームコントロールを行うことで、安定
した収益を生み出すバランスシートの構築をめざしてい
ます。
法務リスク管理
法務リスクとは、法律関係に不確実性があることにより
損失もしくは得べかりし利益の逸失を被るリスク、および
29
三
菱
東
京
フ
ィ
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シ
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ル
・
グ
ル
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プ
法令遵守が十分に行われないことにより損失を被るリスク
をいいます。
コ
ン
プ
ラ
イ
ア
ン
ス
/
内
部
監
査
︵
三
菱
信
託
銀
行
︶
■コンプライアンス実現のための具体的活動
三菱信託銀行は、コンプライアンスを着実に実現し、維
三菱信託銀行における法的問題の検討については、各業
持するため、半年ごとにコンプライアンス・プログラムを
務の主管部で十分な検討
(一次チェック)
を行ったうえで、
策定し、その進捗・実施状況を定期的(3 カ月ごと)に
法務リスク主管部署である経営管理部(法務室)が二次
チェックしています。13年上期の同プログラムでは、コン
チェックを行う体制をとっています。必要に応じて、外部
プライアンス・マニュアルの改訂、法令遵守状況自主点
の法律専門家に相談・協議を行い、また、上記のチェック
検、各種研修・勉強会の実施等や重点課題について、それ
体制を徹底することにより、法務リスクの低減を図ってい
ぞれ実施時期・担当部署を決めて計画的に実践することと
ます。
しています。さらに、各部室店では毎期アクション・プロ
グラムを策定して着実に実施することとしており、併せ
業務運営リスク管理
業務運営リスクとは、不適切な業務運営を行うことによ
り損失を被るリスクをいいます。
て、検査部がこれらの実施状況を検査し、実効性を確保す
る体制としています。
このうち、法令遵守状況自主点検については、国内部室
店では業務内容別の点検項目を月次で点検し、一方、海外
事務リスクや情報資産リスクのように、すでにリスクと
支店では現地法令に基づく法令遵守状況を定期的に本部に
して特定した部分を除き、各業務ごとに権限等の業務運営
報告することにしています。また、研修については、コン
体制の整備を図っていくことを目的としています。
プライアンス責任者研修(原則半年に1回)、階層別・業務
別の集合研修や各部室店での研修を通じて、遵守すべき事
オペレーショナルリスクへの対応
項の理解・周知徹底を図っています。
なお、国内関連会社や海外拠点に関しても、それぞれ同
新BIS規制案では、オペレーショナルリスクへの資本賦
様のコンプライアンス体制を整備しており、コンプライア
課の枠組みが提示され、今後対応が必要となる分野です。
ンスに関する行動計画の策定、法令遵守状況自主点検等を
三菱信託銀行では、12年4月より事故等に係る報告の電子
通じて、その実現を図っています。
文書化によりデータ蓄積を開始しており、今後の動向を見
さらに予防法務の観点からは、契約書のチェックのほ
据え、オペレーショナルリスクに係るデータ整備・活用、
か、重要な案件については弁護士を積極的に活用しつつ、
管理手法等の高度化を行っていきます。
経営管理部法務室が助言、検証を行うことにより、適切な
業務運営に努めています。
コンプライアンス(法令等遵守)
三菱信託銀行では、グループ全体の方針を踏まえ、コン
30
内部監査
プライアンス
(法令等遵守)を経営の最重要課題のひとつと
企業収益の獲得および適切なリスク管理を行ううえで、
して、コンプライアンス体制整備とその定着化に取り組ん
内部監査体制の整備は必要不可欠なものとなっています。
でいます。
三菱信託銀行では、グループ全体の方針を踏まえ、内部監
まず、コンプライアンスに関する最も基本的な考え方を
査規則に基づき、各業務部門から独立した検査部がその機
企業倫理行動基準として、また、コンプライアンス実現の
能を担っています。内部監査は、リスク管理部門を含む各
ための具体的手引書をコンプライアンス・マニュアルとし
業務部門における内部管理プロセスの適切性・有効性を検
てそれぞれ作成し、役職員に周知徹底しています。同マ
証・評価し、問題点を経営に報告すると同時に、改善・是正
ニュアルは、銀行法・商法・信託法等での遵守事項を解説
を提案することを目的としています。
した共通編と受信・与信・年金・証券・不動産等の業務内
検査部は、内部監査の実施にあたって、被監査部署のリ
容に沿った業務編から構成されていますが、法令等の改廃
スク管理体制を把握し、対象部署・対象業務ごとにリスク
に対応して、常時見直し拡充に努めています。
の種類・程度を評価・認識したうえで、手法・頻度・深度
さらに、コンプライアンス規則を制定し、コンプライア
に配慮した監査計画を策定し、効率的かつ実効性ある内部
ンスに関する役職員の役割・責務、報告体制等を明らかに
監査の実現に努めています。特に、業務遂行上必要とされ
しています。海外支店を含む全部室店にコンプライアンス
る規則・規程の整備状況、および業務運営の適切性・有効
責任者を配置し、経営管理部を統括部署とする実践体制、
性の検証を目的として実施している業務監査については、
モニタリング体制を構築し、また、副社長を委員長とする
その充実を図っています。
コンプライアンス委員会を開催し、法令等遵守状況を
金融機関を取り巻く環境の変化に適時に対応するため
チェックするとともに、コンプライアンスに関する重要な
に、明確なリスク認識のもと、自己責任原則を踏まえた実
施策を審議しています。
効ある内部監査体制の構築を、今後とも推進していきます。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
日本信託銀行のリスク管理 /コンプライアンス/内部監査
リスク管理体制
●基本方針
事務リスク
事務リスクについては、責任部署である事務管理部の統
括のもとで、各業務ごとの事務リスク所管部署が、事務リ
日本信託銀行では、三菱東京フィナンシャル・グループ
スクの所在認識・評価および対応策策定、事務規程等の制
のリスク運営方針に則り、リスク管理の基本方針をリスク
定・改廃、事務指導・研修実施等を行うことにより、リス
運営規則に定めています。
クの軽減に努めています。
●管理体制
情報資産リスク
日本信託銀行においては、総合企画部総合リスク運営グ
情報資産リスクについては、システムの安定稼働に向け
ループが銀行全体のリスク管理を統括しており、その下
た安全対策を推進するとともに、情報セキュリティに係る
に、各リスクごとのリスク統括・所管部を設置していま
社内管理体制を強化し、リスク軽減に向けた全社的な取り
す。具体的には、信用リスクについては審査部、市場リス
組みを図っています。
ク・流動性リスクは市場リスク管理室、事務リスクは事務
管理部、情報資産リスクは総合企画部、法務リスクは法務
コンプライアンス室がそれぞれ統括・所管しています。こ
れら部署が一体となり、各種リスクを総合的に管理運営し
ています。
コンプライアンス(法令等遵守)
日本信託銀行では、グループ全体の方針を踏まえ、法令
内リ
部ス
監ク
管
査
︵理
日/
本コ
信ン
託プ
銀ラ
行イ
︶ア
ン
ス
/
および社内規定を遵守した業務運営を最重要課題として位
置づけ、次のとおり、コンプライアンス(法令等遵守)体制
●リスク管理運営
を整備し、法務リスクを管理する体制をとっています。
日本信託銀行では、各業務において発生するさまざまな
①コンプライアンス体制を整備するため毎月コンプライ
リスクの把握とその管理を目的とした総合リスク運営委員
アンス部会を、3カ月に1回コンプライアンス委員会を開催
会を10年3月に設置しています。この委員会は年2回以上
し、コンプライアンス・プログラムなどについての協議を
随時開催しており、銀行の抱えるリスクの洗い出し、問題
行っています。また、法務コンプライアンス室をコンプラ
点等の現状把握、改善に向けたアクションプランの策定と
イアンス委員会の事務局として機能させています。
その実施状況について審議しています。
②各部室店のコンプライアンスについては、全部室店に
コンプライアンス担当者を任命し、部室店ごとのコンプラ
信用リスク
イアンス・プログラムを策定するとともに、コンプライア
信用リスクについては、投融資委員会が半年に1回開催
ンス・チェックリストに基づく定期的な遵守状況の確認を
され、①大口与信先に対する与信残高目処値の検討、②大
行っています。さらに、各部室店のチェック状況について
口与信先等に対する今後の取り組み方針等につき審議して
は検査部などによる検証も実施しています。
います。
③経営上の重要事項についての合法性チェックは、法務
コンプライアンス室で行うとともに、必要に応じて法律専
市場リスク、流動性リスク
市場リスク、流動性リスクについては、毎月ALM部会
を、3カ月に1回ALM委員会を開催しています。日本版
門家の意見を参考とする体制としています。また、コンプ
ライアンスに関する相談・指導も法務コンプライアンス室
で行っています。
ビッグバンによる自由化の進展に伴い、金融環境の変化に
対して迅速かつ適切に対応するために、資産/負債を総合
的に管理するALMの重要性が一層増大しています。日本信
内部監査
託銀行のALMの基本方針は、金利・株価・為替レートなど
日本信託銀行では、グループ全体の方針を踏まえ、内部
の変動が期間収益や純資産価値に影響を及ぼす市場リスク
監査部門として他の業務部門から独立した検査部が、各部
を抑制しつつ、金融環境に最適な資産/負債を構築するこ
室店への内部監査を実施することにより、業務の管理運営
とにより、長期的かつ安定的に収益を確保することです。
(法令等の遵守・リスク管理を含む)が所定の規則、規程、
今後とも、ALM運営により資産/負債に内在する金融市場
諸手続に則り正確になされているか、また管理体制が十分
リスクを適切にコントロールし、常に経営資源の有効活用
に機能しているか、リスク管理体制が業務の実態に即して
を図ることにより、強固な経営基盤の確立に努めていき
適切であるかを客観的に検証しています。
ます。
31
三
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東
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・
グ
ル
ー
プ
問題債権の状況
問
題
債
権
の
状
況
問題債権の処理については、金融庁の金融検査マニュア
度比1兆5,067億円増加いたしました。これはデフレ環境
ルならびに日本公認会計士協会実務指針等に基づいた資産
を反映して取引先の業況悪化傾向が続いていることに加
の自己査定基準および償却・引当基準に則り、自己査定に基
え、要管理債権の認定基準に関する運用の厳格化を行った
づいた償却・引当を実施しております。
ことにもよります。
特に平成12年度においては、厳しい経済環境を勘案し、
平成12年度の与信関係費用は連結合算ベースで8,433
債務者の再建・業績回復の可能性を従来より厳しく評価した
億円となり、前年度比56億円の減少となりました。このう
うえで資産自己査定を実施いたしました。
ち、一般貸倒引当金繰入額については、要管理債権の増加
この結果、13年3月末現在での単体合算ベースの金融再
生法に基づく開示債権合計は4兆5,321億円となり、前年
と、要管理債権に対する引当率の向上等により前年度比
1,165億円増加しています。
1. 各種基準の比較(銀行勘定・信託勘定合計)
(単位:億円)
自己査定
債務者区分
金融再生法
(単体合算ベース)
破綻先
貸
1,578
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
実質破綻先
3,841
リスク管理債権(注)
(単体合算ベース)
リスク管理債権(注)
(連結合算ベース)
破綻先債権
破綻先債権
1,578
1,725
延滞債権
延滞債権
21,363
21,942
3カ月以上延滞債権
3カ月以上延滞債権
275
285
貸出条件緩和債権
貸出条件緩和債権
19,361
19,475
42,579
43,429
2,263
出
金
破綻懸念先
危険債権
19,098
19,098
貸出金以外の資産
2,742
要管理債権
要注意先
合計
19,640
45,321
上表は「自己査定」「金融再生法に基づく資産査定」「リスク
管理債権」の対比表となっております。金融再生法に基づく
資産査定は、現行の自己査定における「破綻先」および「実質
破綻先」が「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」と対応
し、「破綻懸念先」が「危険債権」に対応します。また、資産
査定の「要管理債権」は、リスク管理債権の「3カ月以上延滞
債権」および「貸出条件緩和債権」に対応します。
(注)上表では、信託勘定についても銀行勘定と同様に、自己査定基準を前提とした場合の銀行勘定・信託勘定合算計数を掲載しております。信託勘定における「リスク管理債権」のうち、「延滞債権」につ
いては、兼営法(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律)に基づき、延滞期間(6カ月以上)基準により開示することが義務づけられており、銀行勘定における基準とは異なる開示区分となって
います。上表ではこれを横並び比較するために銀行勘定の定義に合わせています。
32
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プ
2. リスク管理債権/業種別(銀行勘定・信託勘定合計、単体合算ベース)
(単位:億円)
破綻先債権
延滞債権
3カ月以上延滞債権
貸出条件緩和債権
合計
平成11年度比
国内
製造業
建設業
卸売・小売、飲食業
金融・保険業
不動産業
サービス業
その他
消費者
1,502
165
166
380
298
173
109
156
46
19,885
994
1,845
1,899
1,923
9,409
2,292
226
1,284
251
8
0
14
2
81
19
1
119
18,475
2,780
1,495
4,756
937
4,685
2,311
583
917
40,112
3,949
3,509
7,053
3,162
14,352
4,736
970
2,371
13,254
2,498
977
2,498
637
3,309
891
614
1,826
74
27
46
0
1,478
40
1,248
187
24
ー
11
13
884
92
744
47
2,465
159
2,053
250
466
△8
454
19
1,578
21,363
275
19,361
42,579
13,722
海外
金融機関
商工業
その他
合計
問
題
債
権
の
状
況
(注) 「国内」・「海外」は債務者の所在地により区分しています。
上表では、信託勘定についても銀行勘定と同様に、自己査定基準を前提とした場合の銀行勘定・信託勘定合算計数を掲載しています。信託勘定における「リスク管理債権」のうち、「延滞債権」に
ついては、兼営法(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律)に基づき、延滞期間(6カ月以上)基準により開示することが義務づけられており、銀行勘定における基準とは異なる開示区分となっ
ています。上表ではこれを横並び比較するために銀行勘定の定義に合わせています。
3. 不良債権のオフバランス化の実績(銀行勘定・信託勘定合計、3 行単体合算ベース)
問題債権のうち、破綻懸念先以下のオフバランス化につ
11年度下期以前に破綻懸念先以下となった2兆4,528億
いても積極的に取り組んでおり、平成12年度には、平成
円のうち、1兆864億円をオフバランス化いたしました。
(1)平成 11 年度下期以前分(既存分)
破綻懸念先以下(金融再生法基準)の債権残高
(単位:億円)
平成11年度下期末
平成12年度上期末
平成12年度下期末
破産更生等債権
危険債権
4,260
20,268
3,526
12,251
2,245
11,419
△ 2,015
△ 8,849
合計
24,528
15,777
13,664
△ 10,864
対平成11年度下期末比
(2)平成 12 年度分(新規分)
(ご参考)
平成12年度下期のオフバランス化の実績
(単位:億円)
(単位:億円)
平成12年度下期
平成12年度
破産更生等債権
危険債権
1,741
10,275
合計
12,016
(注)平成12年度上・下期に新規に破綻懸念先以下となった債
権額を記載しています。
清算型処理
再建型処理
債権流動化
直接償却
その他
△2
△ 422
△ 153
△ 1,450
△ 2,100
合計
△ 4,129
(注)「その他」には、回収された債権額、業況改善した債務者あ
ての債権額等が含まれています。
平成 12 年度下期末の破綻懸念先以下の債権残高
(単位:億円)
平成12年度下期末
破産更生等債権
危険債権
3,985
21,694
合計
25,680
33
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
問題債権の削減を今後とも経営の最重要課題と認識し、
破綻懸念先債権以下の不良債権に関しては、早期のオフバ
ランス化をめざしてまいります。
問
題
債
権
の
状
況
切な経営アドバイス等を行うことにより、お取引先の経営
健全化を図り、正常化するよう努めてまいります。
なお、三菱東京フィナンシャル・グループは、平成13年
また、要注意先債権の管理も強化してまいります。具体
度上期からグループ各社統一の自己査定基準および償却・
的には、個社別に経営状況をよく把握したうえで明確な方
引当基準を導入し、適切な償却・引当を実施してまいり
針を設定し、それに基づく業績改善計画の策定といった適
ます。
Q&A
Q
グループ各社の自己査定の基準はどのようにな
るのですか?
A
グループ各社では、従来より金融検査マニュアルに
準拠した自己査定基準に基づいて査定しております
が、運用ルールの細かい部分での相違はありました。運用
Q
最終処理はこれまでどのくらい実施したのです
か?(最終処理額:部分直接償却・債権放棄・
その他貸出金償却・債権売却の合計)
A
平成10年度以降の最終処理累計額は東京三菱銀行で
Q
要注意先債権とはどのような債権ですか?
残高を開示しないのですか?
A
要注意先債権とは、貸出条件・債務履行状況に問題は
約3兆円。三菱信託銀行では1兆円を超えています。
ルールは統一化し、平成13年度上期より新ルールに基づい
た自己査定を実施いたします。
Q
グループ各社の引当金の算定基準はどのように
なるのですか?
A
引当についても基本的な算定基準は統一します。た
内容に何らかの問題がある債務者に対する債権などを含め
ないが、業況が低調ないしは不安定な債務者、財務
だし、引当率算定にあたってはグループ各社におけ
た、与信管理上の幅広い概念です。したがって、要注意先
る貸倒実績等の相違により、同じ債務者区分でも引当率が
債権のすべてがいわゆる「不良債権」に該当するわけではな
異なることがあります。たとえば、破綻懸念先(危険債権)
く、開示についても一律に実施すべき性格のものではない
についての引当率の算定は個別債権ごとの回収不能見込み
と考えております。ただし、要注意先債権のうち、貸出条
額の見積もり額に基づくことから、破綻懸念先全体の平均
件・債務履行状況に問題のある債権については要管理債権と
引当率は各行で差異が生じることがあります。
して開示しております。
なお、トレンドとして要注意先債権の残高は減少してい
ます。
34
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
株式会社東京三菱銀行
1. リスク管理債権合計額(単体・連結ベース)
(単位:億円)
単体
平成11年度
貸出金に
占める比率
連結
平成12年度
貸出金に
占める比率
平成11年度
貸出金に
占める比率
平成12年度
貸出金に
占める比率
破綻先債権
延滞債権
3 カ月以上延滞債権
貸出条件緩和債権
786
12,983
466
2,986
0.22%
3.66%
0.13%
0.84%
852
14,813
229
16,046
0.24%
4.30%
0.06%
4.66%
1,040
14,240
622
3,213
0.26%
3.61%
0.15%
0.81%
1,145
16,488
252
16,326
0.29%
4.24%
0.06%
4.19%
リスク管理債権合計
17,223
4.86%
31,941
9.27%
19,117
4.84%
34,212
8.79%
354,036
100.00%
344,338
100.00%
394,477
100.00%
388,841
100.00%
貸出金
問
題
債
権
の
状
況
︵
東
京
三
菱
銀
行
︶
2. 金融再生法基準に基づく資産査定額・保全状況(平成 12 年度単体ベース)
(単位:億円)
開示残高(a)
うち担保・
保証等による
回収見込額(b)
貸倒引当金(c)
保全額
(b+c)
引当率
{c/(a−b)}
保全率
(b+c)
{
/a}
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
(平成 11 年度比)
危険債権
(平成 11 年度比)
要管理債権
(平成 11 年度比)
2,512
2,255
256
2,512
100.00%
100.00%
(+ 65)
(+ 69)
(△ 3)
(+ 66)
(0.00%) (0.00%)
15,802
7,264
5,167
12,431
60.52%
78.67%
(+ 3,291) (+ 2,706)
(△ 209) (+ 2,497) (△ 7.08%) (△ 0.73%)
16,275
6,760
1,531
8,291
16.09%
50.94%
(+ 12,822) (+ 5,637) (+ 1,330) (+ 6,966) (+ 7.46%)(+ 12.59%)
小計
(平成 11 年度比)
34,590
16,280
6,956
23,237
37.99%
67.17%
(+ 16,179) (+ 8,411) (+ 1,118) (+ 9,530)(△ 17.38%) (△ 7.27%)
正常債権
(平成 11 年度比)
376,313
(△ 27,626)
合計
(平成 11 年度比)
410,904
(△ 11,446)
開示債権比率
(平成 11 年度比)
8.41%
(+ 4.05%)
(注)貸倒引当金は正常債権に対する一般貸倒引当金を除いて計上しています。
3. 不良債権のオフバランス化の実績(単体ベース)
(1)平成 12 年度上期以前分(既存分)
破綻懸念先以下(金融再生法基準)の債権残高
(2)平成 12 年度下期分(新規分)
(単位:億円)
(単位:億円)
平成12年度下期
平成12年度上期末 平成12年度下期末
増減
破産更生等債権
危険債権
2,743
10,535
1,443
9,449
△ 1,300
△ 1,085
合計
13,278
10,892
△ 2,385
オフバランス化の実績
(単位:億円)
平成12年度下期
清算型処理
再建型処理
債権流動化
直接償却
その他
△2
△ 205
△ 126
△ 1,300
△ 751
合計
△ 2,385
(注)「その他」には、担保処分により回収された債権額、
業況改善した債務者あての債権額等が含まれてい
ます。
破産更生等債権
危険債権
1,068
6,353
合計
7,421
(注)平成12年度下期に新規に破綻懸念先以下となっ
た債権額を記載しています。
(ご参考)
平成12年度下期末の破綻懸念先以下の
債権残高
(単位:億円)
平成12年度下期末
破産更生等債権
危険債権
2,512
15,802
合計
18,314
35
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
三菱信託銀行株式会社
1. リスク管理債権合計額(単体・連結ベース)
(単位:億円)
単体
平成11年度
破綻先債権
うち銀行勘定
信託勘定
延滞債権
うち銀行勘定
信託勘定
3 カ月以上延滞債権
うち銀行勘定
信託勘定
貸出条件緩和債権
うち銀行勘定
信託勘定
リスク管理債権合計
うち銀行勘定
信託勘定
貸出金
うち銀行勘定
信託勘定
問
題
債
権
の
状
況
︵
三
菱
信
託
銀
行
︶
583
454
128
6,981
6,632
349
44
16
28
2,016
1,811
205
9,626
8,914
711
102,376
85,855
16,520
貸出金に
占める比率
連結
平成12年度
0.56%
0.52%
0.77%
6.81%
7.72%
2.11%
0.04%
0.01%
0.17%
1.96%
2.10%
1.24%
9.40%
10.38%
4.30%
100.00%
100.00%
100.00%
568
459
109
5,288
5,065
223
38
21
17
3,328
2,929
399
9,226
8,476
750
102,161
89,624
12,536
貸出金に
占める比率
平成11年度
0.55%
0.51%
0.87%
5.17%
5.65%
1.78%
0.03%
0.02%
0.14%
3.25%
3.26%
3.19%
9.03%
9.45%
5.98%
100.00%
100.00%
100.00%
455
455
ー
6,605
6,605
ー
17
17
ー
1,811
1,811
ー
8,888
8,888
ー
86,061
86,061
ー
貸出金に
占める比率
平成12年度
0.52%
0.52%
ー%
7.67%
7.67%
ー%
0.02%
0.02%
ー%
2.10%
2.10%
ー%
10.32%
10.32%
ー%
100.00%
100.00%
ー%
470
470
ー
5,044
5,044
ー
21
21
ー
2,929
2,929
ー
8,466
8,466
ー
90,001
90,001
ー
貸出金に
占める比率
0.52%
0.52%
ー%
5.60%
5.60%
ー%
0.02%
0.02%
ー%
3.25%
3.25%
ー%
9.40%
9.40%
ー%
100.00%
100.00%
ー%
2. 金融再生法基準に基づく資産査定額・保全状況(平成 12 年度銀行勘定・信託勘定合計、単体ベース)
(単位:億円)
開示残高(a)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
(平成 11 年度比)
危険債権
(平成 11 年度比)
要管理債権
(平成 11 年度比)
小計
(平成 11 年度比)
正常債権
(平成 11 年度比)
合計
(平成 11 年度比)
開示債権比率
(平成 11 年度比)
1,105
(△ 269)
5,011
(△ 1,574)
3,184
(+ 1,231)
9,301
(△ 611)
99,596
(+ 2,254)
108,897
(+ 1,643)
8.54%
(△ 0.70%)
うち銀行勘定(a')
うち担保・
保証等による
回収見込額(b)
798
(△ 157)
4,801
(△ 1,478)
2,951
(+ 1,123)
8,550
(△ 511)
87,810
(+ 6,138)
96,360
(+ 5,627)
8.87%
(△ 1.12%)
1,001
(△ 264)
2,454
(△ 679)
1,185
(△ 13)
4,640
(△ 957)
うち銀行勘定(b')
貸倒引当金(c)
695
(△ 151)
2,275
(△ 628)
1,009
(△ 80)
3,979
(△ 859)
保全額
(b+c)
引当率
{c/(a−b )}
103
1,104
100.00%
99.93%
(△ 5)
(△ 270) (0.00%) (+ 0.03%)
1,944
4,398
76.99%
87.77%
(△ 692) (△ 1,371) (△ 1.09%) (+ 0.17%)
446
1,631
22.96%
51.23%
(+ 335)
(+ 322) (+ 7.96%)(△ 15.82%)
2,494
7,134
54.55%
76.70%
(△ 361) (△ 1,318)(△ 13.06%) (△ 8.57%)
(注)貸倒引当金・引当率は銀行勘定に対する計数を表しています。信託勘定においては、別途、特別留保金・債権償却準備金を平成13年3月期に187億円計上しています。
3. 不良債権のオフバランス化の実績(単体ベース)
(1)平成 12 年度上期以前分(既存分)
破綻懸念先以下(金融再生法基準)の債権残高
(2)平成 12 年度下期分(新規分)
(単位:億円)
(単位:億円)
平成12年度上期末 平成12年度下期末
平成12年度下期
増減
破産更生等債権
危険債権
合計
オフバランス化の実績
1,979
4,243
6,223
(単位:億円)
平成12年度下期
清算型処理
再建型処理
債権流動化
直接償却
その他
合計
ー
△ 180
△ 26
△ 110
△ 1,215
△ 1,532
(注)「その他」には、回収された債権額、業況改善した債
務者あての債権額等が含まれています。
36
1,002
3,688
4,691
△ 977
△ 555
△ 1,532
保全率
(b+c)
{
/a}
破産更生等債権
危険債権
合計
102
1,322
1,425
(注)平成12年度下期に新規に破綻懸念先以下となっ
た債権額を記載しています。
(ご参考)
平成12年度下期末の破綻懸念先以下の
債権残高
(単位:億円)
12年度下期末
破産更生等債権
危険債権
合計
1,105
5,011
6,116
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
日本信託銀行株式会社
1. リスク管理債権合計額(単体・連結ベース)
(単位:億円)
単体
平成11年度
破綻先債権
うち銀行勘定
信託勘定
延滞債権
うち銀行勘定
信託勘定
3 カ月以上延滞債権
うち銀行勘定
信託勘定
貸出条件緩和債権
うち銀行勘定
信託勘定
リスク管理債権合計
うち銀行勘定
信託勘定
貸出金
うち銀行勘定
信託勘定
208
151
57
1,349
900
448
58
55
3
252
104
147
1,869
1,212
657
7,726
5,426
2,300
貸出金に
占める比率
連結
平成12年度
2.70%
2.79%
2.48%
17.47%
16.60%
19.50%
0.76%
1.01%
0.17%
3.27%
1.93%
6.41%
24.19%
22.34%
28.56%
100.00%
100.00%
100.00%
157
157
ー
1,074
1,074
ー
13
13
ー
166
166
ー
1,411
1,411
ー
5,817
5,817
ー
貸出金に
占める比率
2.70%
2.70%
ー%
18.47%
18.47%
ー%
0.23%
0.23%
ー%
2.86%
2.86%
ー%
24.25%
24.25%
ー%
100.00%
100.00%
ー%
平成11年度
151
151
ー
896
896
ー
55
55
ー
104
104
ー
1,208
1,208
ー
5,418
5,418
ー
貸出金に
占める比率
平成12年度
2.80%
2.80%
ー%
16.55%
16.55%
ー%
1.02%
1.02%
ー%
1.94%
1.94%
ー%
22.30%
22.30%
ー%
100.00%
100.00%
ー%
157
157
ー
1,069
1,069
ー
13
13
ー
166
166
ー
1,406
1,406
ー
5,810
5,810
ー
貸出金に
占める比率
2.71%
2.71%
ー%
18.41%
18.41%
ー%
0.23%
0.23%
ー%
2.86%
2.86%
ー%
24.21%
24.21%
ー%
100.00%
100.00%
ー%
問
題
債
権
の
状
況
︵
日
本
信
託
銀
行
︶
2. 金融再生法基準に基づく資産査定額・保全状況(平成 12 年度銀行勘定・信託勘定合計、単体ベース)
(単位:億円)
開示残高(a)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
(平成 11 年度比)
危険債権
(平成 11 年度比)
要管理債権
(平成 11 年度比)
小計
(平成 11 年度比)
正常債権
(平成 11 年度比)
合計
(平成 11 年度比)
開示債権比率
(平成 11 年度比)
368
(△ 70)
881
(△ 290)
180
(△ 140)
1,429
(△ 501)
4,554
(△ 1,498)
5,984
(△ 1,999)
23.89%
(△ 0.30%)
うち担保・
保証等による
回収見込額(b)
貸倒引当金(c)
327
(△ 48)
457
(△ 79)
75
(△ 38)
860
(△ 166)
41
(△ 22)
312
(△ 191)
44
(△ 34)
398
(△ 248)
保全額
(b+c)
引当率
{c/(a−b)}
保全率
(b+c)
{
/a}
368
100.00%
100.00%
(△ 70)
(0.00%)
(0.00%)
770
73.96%
87.49%
(△ 271) (△ 5.60%) (△ 1.44%)
119
42.60%
66.54%
(△ 73) (+ 4.08%) (+ 6.15%)
1,259
70.07%
88.08%
(△ 415) (△ 1.57%) (+ 1.36%)
(注)貸倒引当金は正常債権に対する一般貸倒引当金を除いて計上しています。なお、13年3月末時点で信託勘定の開示対象残高はありません。
3. 不良債権のオフバランス化の実績(単体ベース)
(1)平成 12 年度上期以前分(既存分)
破綻懸念先以下(金融再生法基準)の債権残高
(2)平成 12 年度下期分(新規分)
(単位:億円)
(単位:億円)
平成12年度下期
平成12年度上期末 平成12年度下期末
増減
破産更生等債権
危険債権
合計
オフバランス化の実績
412
1,023
1,436
△ 59
△ 151
△ 210
破産更生等債権
危険債権
合計
15
9
24
(注)平成12年度下期に新規に破綻懸念先以下となっ
た債権額を記載しています。
(単位:億円)
平成12年度下期
清算型処理
再建型処理
債権流動化
直接償却
その他
合計
353
871
1,225
ー
△ 37
△0
△ 39
△ 133
△ 210
(注)「その他」には、回収された債権額、業況改善した債
務者あての債権額等が含まれています。
(ご参考)
平成12年度下期末の破綻懸念先以下の
債権残高
(単位:億円)
平成12年度下期末
破産更生等債権
危険債権
合計
368
881
1,249
37
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
社会貢献活動・社会環境活動
三菱東京フィナンシャル・グループでは、国内外において社会貢献活動・社会環境活動に取り組むなど、
「良き企業市
民」としての幅広い活動を推進しています。
社会貢献活動
行員のボランティア活動
行員がボランティア活動に参加しやすくするために、各
種ボランティア情報の提供、休暇・資金面での支援制度を
導入しています。平成12年度は、延べ600名の行員がさ
○
まざまなボランティア活動に参加しました。また、常日ご
ろより行員ボランティアの輪を広げること、行員への啓蒙
活動を目的として、各種ボランティア講演会、高齢者・障
害者などの擬似体験会を実施しています。こうした活動を
○
通じて、社会に貢献できる心豊かな社会人の育成をめざし
ています。
○
○
○
海外拠点における社会貢献活動
各拠点所在地においても、銀行として、また行員個人と
して、地域の実情に応じた地域貢献活動を行っています。
海外支店独自の奨学金制度、現地公共施設などへの寄付、
○
○
行員個人の公益的寄付に東京三菱銀行も同額の寄付を上乗
せする
「マッチング・グランツ・プログラム」
、各種ボラン
ティアイベントへの行員の参加など、さまざまな活動を
行っています。
○
「ボランティア普通預金」の取り扱い
普通預金の税引後お利息の50%を、ご指定の団体に寄付
させていただく、
「ボランティア普通預金」
を取り扱ってい
ます。東京三菱銀行もお客さまの寄付額と同額を寄付させ
ていただいています。
財団による社会貢献活動
○
3つの財団では、国際交流・学術研究の分野においてき
め細やかな社会貢献活動を実施しています。(財)三菱銀行
国際財団では、わが国の若い人々の国際意識を育て、外国
の若い人々の日本に対する理解を促進する諸事業への助成
○
を行っています。
(財)清明会では、わが国の金融その他産
業に関しての調査・学術の研究に対して助成を行っていま
す。
(財)国際通貨研究所では、世界の金融経済社会の安定
と発展に寄与し、わが国と諸外国の相互理解を深めるため
アジアの奨学生との交流会
38
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
ます。
○
○
生を対象に、計340名の学生に対して奨学金を支給してい
○
○
中国、フィリピン、ベトナム、インドなどの地元大学の学
○
学院に在学するアジアからの留学生を対象に、海外では、
○
アジア諸国の人材育成を支援するために、国内では、大
○
○
アジアの学生を対象とした奨学金制度
○
○
○
○
第9回「スマイルメイト」
スキー教室
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
けて全国約850の全施設に寄贈する予定です。
○
活動は、平成11年度から二巡目を開始しており、10年か
○
○
始した
「施設が一番ほしい物品をさしあげよう」
というこの
○
や電化製品、遊具などを寄贈しました。平成4年度から開
○
を深めました。また、平成12年度は85の施設にパソコン
○
でスキーというスポーツを介し、子どもたちとの心の交流
○
○
ランティアを含む58名のスタッフが参加し、大自然のなか
○
杉スキー場にご招待し、恒例の
「スマイルメイト」スキー教
室
(第9回)
を開催しました。東京三菱銀行からは48名のボ
○
日で、施設の子どもたちと職員の方109名を越後湯沢一本
○
○
まな形で支援を行っています。13年1月5日〜7日の2泊3
○
全国の児童養護施設や母子生活支援施設に対し、さまざ
○
児童福祉施設への支援
○
○
○
○
まざまな活動を行いました。
○
設への備品寄贈、地域の文化活動支援、集団献血など、さ
○
実施しています。平成12年度は、地元の公共施設や福祉施
○
○
各営業店がそれぞれの地元地域に貢献する活動を企画・
○
○
国内営業店の地域社会に対する貢献活動
○
○
○
社
会
貢
献
活
動
・
社
会
環
境
活
動
○
○
東京三菱銀行
の調査研究に対する助成を行っています。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
ます。平成12年度は46件、総額5,000万円の助成を行
社
会
貢
献
活
動
・
社
会
環
境
活
動
い、設立以来14年間の助成累計額は9億3,250万円に達し
ています。
○
役職員による主な活動
●「小さな積み重ねが大切である」
という精神のもと、三菱
信託銀行の役職員と家族が集めた書き損じハガキや未使
用切手を、発展途上国の子どもたちの救援活動や骨髄バ
○
○
ンク活動などに役立てています。
● 三菱信託銀行の制服の切り替え時期に、不要となった制
服を有効に活用していただくため、海外のボランティア
団体に寄贈しています。
○
● 社員のボランティア活動がより活発化するように、各種
ボランティア情報を提供するとともに、ボランティア休
暇制度等の支援制度を導入しています。
○
で、設立以来47年間に給付を受けた学生数は4,129名に
○
○
平成12年度の給付奨学生は、留学生56名を含む361名
○
から推薦を受けた学生に対して奨学金を給付しています。
○
とした奨学事業を主な設立目的としており、全国37大学
○
○
より昭和28年に設立されました。前途有為な若者を対象
○
○
ける輝かしい業績を記念して、三菱信託銀行の基金拠出に
○
(財)
三菱信託山室記念奨学財団は、三菱信託銀行の社長
および会長を務めた故山室宗文氏の学術および産業上にお
○
○
日本人学生および留学生を対象とした奨学金給付
○
○
○
に「社会貢献活動推進室」を新設しました。
○
「社会貢献活動推進委員会」を設置するとともに、総務部内
○
○
平成4年2月、社会貢献活動の積極的推進を図るため、
○
○
社会貢献活動推進に向けた組織体制の整備
○
○
○
社会貢献活動
○
○
三菱信託銀行
社会環境活動
新第7次中期経営計画
三菱信託銀行は、
「循環型社会」
の実現を目指した
「環境問
題」
への取り組みを、企業の社会的責任であると認識すると
ともに、平成13年4月にスタートさせた新第7次中期経営
計画において、経営の重要課題のひとつとして位置づけ、
社員一人ひとりが環境活動に積極的に取り組むことを定め
ています。
社会環境活動推進に向けた組織体制の整備
平成12年4月、副社長を委員長とする「エコロジー推進
委員会」
を発足させるとともに、環境活動の推進組織として
○
○
主な社会環境活動
● 社内における再生紙の利用を推進するため、三菱信託銀
○
行の標準コピー用紙を
「上質紙」
から
「古紙率100%・白
色度70%の再生紙」に変更しています。
● 廃棄文書のトイレットペーパーへのリサイクルを推進し
ており、平成12年度については、約7,500箱の廃棄文
書を約60万個のトイレットペーパーにリサイクルしま
○
した。
● 事務用品を環境に優しい製品
(エコ商品)
に切り替えるな
ど、「グリーン購入」を積極的に推進しています。
○
○
り、経済的支援が必要だと認められるものに助成を行ってい
○
○
オーケストラ等が主催する公演のなかから、一定水準を上回
○
年12月に設立されました。この財団は、日本のオペラや
○
年を記念して、芸術や文化の発展・振興を目的に、昭和62
○
○
(財)
三菱信託芸術文化財団は、三菱信託銀行の創立60周
○
○
芸術文化活動への支援
○
○
○
団体に合計1,100万円を寄付しました。
○
るため寄付を行っています。平成12年度は22の社会福祉
○
○
め、全国各地の社会福祉団体等に対し、その活動を支援す
○
信託銀行の役職員、退職者および家族の有志から会費を集
総務部内に「社会環境室」を新設しました。
○
して、昭和52年3月に設立されました。この基金は、三菱
○
「菱の実愛の基金」
は、三菱信託銀行の創立50周年を記念
○
○
社会福祉の向上に関する事業への支援
○
○
○
○
(財)三菱信託山室記念奨学財団採用式
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
及んでいます。
39
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
三菱東京フィナンシャル・グループの株式について
三菱東京フィナンシャル・グループは、平成13年4月2
日、商法に定める株式移転の方法により株式会社東京三菱
株式事務のご案内
決算期
3月31日
定時株主総会
6月中
配当金受領
3月31日および中間配当金を支払うと
株主確定日
きは9月30日
銀行、三菱信託銀行株式会社および日本信託銀行株式会社
の3行を子会社とする銀行持株会社として設立されました。
上場証券取引所について
株
式
に
つ
い
て
(注)前記のとおり平成13年度の中間配
三菱東京フィナンシャル・グループの普通株式は日本国
当は実施いたしません。
内では東京証券取引所ならびに大阪証券取引所に上場され
ており、海外ではニューヨーク証券取引所ならびにロンド
公告掲載新聞
東京都において発行する日本経済新聞
株式事務
株式の名義書換、端株の買取り等の株式
取扱場所
事務は名義書換代理人が受付・取り扱い
ン証券取引所に上場され取引されております(12ページを
ご参照ください)
。なお、三菱東京フィナンシャル・グルー
プの優先株式は証券取引所に上場されておりません。
いたします。
また、三菱東京フィナンシャル・グループの設立により
株式会社東京三菱銀行、三菱信託銀行株式会社および日本
信託銀行株式会社は非上場会社となりました。
名義書換代理人
三菱信託銀行株式会社
同事務取扱場所
東京都千代田区永田町二丁目11番1号
三菱信託銀行株式会社証券代行部
平成13年度中間配当について
同取次所
三菱信託銀行株式会社国内の支店
に設立され、商法第293条ノ5第3項による中間配当の限
お問い合わせ先
〒171-8508
度額の算出を行えないことから、平成13年度の中間配当を
郵便物送付先
東京都豊島区西池袋一丁目7番7号
三菱東京フィナンシャル・グループは平成13年4月2日
実施することができません。そのため、平成14年3月31
三菱信託銀行株式会社証券代行部
日の最終の株主名簿に記載された株主または登録質権者の
電話(03)5391−1900
(代表)
方に対しまして平成13年度の利益配当を一括して行わせて
いただく予定です。
お知らせ
端株のお取り扱いについて
三菱東京フィナンシャル・グループは端株制度適用会社
株買取請求に必要な各用紙および株式の相続手続
であります。1株の100分の1の整数倍に相当するものを
依頼書のご請求は、名義書換代理人の
端株、この所有者を端株主といいます。端株主は、法律上
フリーダイヤル【0120−86−4490】
株主総会における議決権は与えられていません。利益配
で24時間承っておりますので、ご利用ください。
当、新株引受権等の権利は、端株主に付与させていただく
旨を三菱東京フィナンシャル・グループ定款に規定してい
ます。三菱東京フィナンシャル・グループは、端株につい
ては端株原簿に記載し、端株券は発行いたしません。
また、端株は譲渡することができませんので、売却を希
望される場合は三菱東京フィナンシャル・グループに買取
りを請求していただくことになります。端株の買取請求に
つきましては、名義書換代理人事務取扱場所・取次所で受
付させていただいております。
40
株主名簿の住所変更、配当金振込指定・変更、端
*プッシュホン式、ダイヤル式電話どちらからでもご利用でき
ますが、携帯電話、PHSはお受付できませんのでご了承願い
ます。
○
○
○
○
○
○
コーポレートデータ
○
三菱東京フィナンシャル・グループ
79
経営戦略
42
業務内容
79
89
海外ネットワーク
95
投資銀行部門
50
連結子会社・主な関連会社(国内)
98
資産運用部門
52
連結子会社・主な関連会社(海外)
101
UNBC部門
54
オペレーションサービス部門
55
システムサービス部門
55
東京三菱銀行
107
トレジャリー部門
56
EC推進部門
57
コーポレートセンター
57
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
組織図/事業系統図
125
商品・サービス
126
○
○
73
経営戦略
73
73
76
財産管理業務
77
証券代行業務
78
○
○
○
○
不動産業務
○
75
○
74
証券業務
○
受託資産運用業務
○
73
○
年金業務
○
○
業務戦略
○
○
○
○
日本信託銀行
○
○
○
○
○
○
72
○
○
○
○
○
市場国際事業
○
業務内容
○
70
○
○
124
不動産事業
○
○
124
○
69
○
受託財産管理業務
○
○
○
○
○
○
67
○
○
日本信託銀行
65
受託財産運用業務
○
○
受託財産事業
120
○
63
119
商品・サービス
○
証券代行業務
事業系統図
○
61
○
法人・金融仲介業務
118
○
60
117
組織図
○
個人・受信業務
業務内容
○
○
○
○
○
○
○
60
○
信託バンキング事業
○
○
○
○
○
60
○
58
業務戦略
○
経営戦略
○
○
○
○
○
○
○
○
○
117
○
三菱信託銀行
○
111
○
110
商品・サービス
○
事業系統図
○
○
○
58
○
○
○
○
108
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
107
組織図
○
○
業務内容
○
三菱信託銀行
○
○
○
○
○
○
○
○
○
E-net ATM店舗
48
○
46
グローバル企業部門
○
法人営業部門
○
80
○
79
国内ネットワーク
○
○
○
○
○
○
○
○
○
組織図
リテール部門
○
○
43
43
業務戦略
○
○
○
42
○
東京三菱銀行
○
○
○
○
経営戦略と業務戦略
○
○
○
○
○
○
○
業務の概要
41
経営戦略
第二次長期経営計画について
東京三菱銀行は、12年9月、平成14年度までの経営戦略である
「第二次長期経営計画」
を策定いたしました。同計画では、
東京三菱銀行グループ全体として共有すべき基本的価値=経営理念、めざすべき銀行像を、第一次長期経営計画
(平成9年度
〜11年度)を基本的に踏襲して、以下のとおりといたしました。
経営理念
東京三菱銀行グループは、常にお客さま本位、信用第一に徹し、内外社会の繁栄と発展に貢献する
めざすべき銀行像
1. 国内経営基盤を核として、世界を舞台に質の高い多角的な金融サービスを提供する銀行
2. お客さまにとって頼りがいがあり、株主、行員、社会にとって魅力的な銀行
第二次長期経営計画では、全行戦略として5つの柱を設定し、21世紀におけるグローバル・トップクラスの金融機関をめ
東
京
三
菱
銀
行
ざし、抜本的な自己変革に果敢に挑戦してまいります。
1. 新事業戦略「Mission 21」の遂行
強固な商業銀行業務の基盤を一段とグローバルに充実し、単独でも競争力のある投資銀行業務・資産運用業務を展開し
ます。それぞれの分野で
「選択と集中」を行い、多様な分野で多様な専門性を発揮する銀行「ハイブリッドバンク」
を実現し
経
営
戦
略
ます。また、お客さまに応じて最適なサービスを最適なチャネルを通じて提供する銀行「Bank for You
(お客さまごとの
銀行)
」
をめざします。以上を実現するため、12年7月に導入した事業部門制を通じて、専門性の強化と意思決定の迅速化
を推進してまいります。
2. 三菱信託銀行との経営統合
三菱信託銀行との経営統合のシナジー効果を早期かつ最大限に発揮するために、これまで日本信託銀行との間で培って
きた協働の仕組みを参考に、戦略分野についてお客さまのニーズに即応した専門性の高いサービスを提供できる体制を構
築してまいります。また、業態の異なる両行のノウハウを複合的に組み合わせた新しい商品・サービス、新種ビジネスを
共同して開発し、収益基盤を拡大してまいります。
3. 財務・資本戦略の推進
低採算資産の削減等によりROAの向上を図るとともに資本の強化に努め、強固な財務基盤を確立いたします。また、各
事業部門の財務収益、資本コスト控除後収益、割当資本、業務戦略などに関する情報の開示に努め、信用リスク(格付別
のデフォルト率、予想損失)、マーケットリスク(金利変動の収益への影響度)に係る開示内容を拡充してまいります。
4. 経営インフラのさらなる整備
新しい経営管理システムの開発を早急に行い、統一的な業績評価基準として部門別割当資本制度や資本コスト控除後収
益等を導入します。また、リスクに見合った収益の計上や適正な経営資源の配分を行うために、従来のリスク管理ツール
のさらなる高度化を図ることに加え、オペレーショナルリスク管理、情報セキュリティ管理、コンプライアンス体制、監
査体制といった内部管理のレベルアップに全行を挙げて取り組んでまいります。
5. ローコストオペレーションの徹底的追求
営業上の関係や従来の慣習にとらわれない抜本的な経費削減を進めます。また、事業部門制のもと、予算運営権限の委
譲を進めると同時に、各部門に計画どおりの投資効果の実現、責任の履行を義務づけます。これにより、さらなる収益拡
大のために経営資源を柔軟に投入できるコスト構造を実現いたします。
コーポレート・ガバナンス強化のための経営体制の改革について
東京三菱銀行は、13年6月、取締役会を改革し執行役員制度を導入いたしました。また、取締役会の議論の活性化と経営
のさらなるスピードアップを図るため、取締役数を3月末時点の42名から13名に削減いたしました
(定員は20名)
。これに
より、取締役会機能(意思決定機能・業務執行の監督機能)と業務執行機能の充実を図ってまいります。
42
○
○
○
○
○
○
○
○
○
リテール部門
○
リテール部門は個人および中小企業のお客さまを担当しております。
○
○
当部門では、お客さまの「快適なくらし」と「豊かな未来」をテーマに、さまざまな商
○
○
品、サービス、提供チャネルをご用意しております。
○
○
具体的には、支店、出張所、ローンプラザなどの有人チャネルと、店舗外ATM、コン
○
ビニATM、東京三菱ダイレクト、メールオーダー、各種カードといったダイレクトチャ
○
○
ネルとの組み合わせ(マルチチャネル)により利便性の高いサービスをご提供し、資産運
○
○
用や住宅ローンなど相談ニーズのあるお客さまにはコンサルティングアドバイスを中心
○
○
とした高付加価値サービスをご提供します。企業のお客さまには、EBサービスの充実
○
や、中小企業向け融資を専門とするビジネスローン営業部に融資プロセスを集中するこ
○
○
とによる審査の迅速化などを図ってまいります。また商品のパッケージ化とお取引状況
○
○
に応じた取引優遇サービス等により、お客さまの
「価格性」
ニーズについても追求してま
○
○
いります。
東
京
三
菱
銀
行
○
このような取り組みを通じて、リテール部門は従来の「金融業」
から「金融サービス業」
○
○
○
への進化をめざします。
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
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○
○
○
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○
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○
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○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
東京三菱ダイレクト
主な商品・サービス
○
業
務
戦
略
もきめ細かくお応えします。インター
スをご利用いただけるよう、お客さまの
ネットバンキングでは、投資信託の投資
『快適なくらし』に役立つサービスをご提
ケーススタディなど資産運用サポートメ
供しています。
○
○
○
○
○
○
ニューもご用意しています。
○
○
○
○
ます。住宅ローンや資金運用のご相談に
くても、さまざまな方法で商品・サービ
○
モード、J-スカイ)等でお取引いただけ
銀行の店舗や窓口にお越しいただかな
○
電話 ・インタ ーネット・ 携帯 電話(i
○
快適なくらしを
○
○
ご自宅やお勤め先、外出先からでも、
○
For Your Smart Life
コンビニATM網の充実
○
○
○
○
○
○
○
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○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
For Your Life Design
○
豊かな未来を
○
○
○
○
お客さまの大切な資産をより有利に運
スリーエフ、ミニストップ、サンクス、
用していただき、また、住まいに関する
セーブオン、ポプラ、コミュニティ・ス
さまざまなプランのお役に立つよう、お
トア、生活彩家のコンビニエンスストア
客さまの『豊かな未来』をお手伝いする商
等1,674カ所(13年6月1日現在)に設
品やサービスをご提供しています。
○
○
○
○
○
○
○
○
府県のファミリーマート、サークルK、
○
○
○
コンビニATM「E-net」を、全国18都
○
置しています。今後、
「E-net」
のATMで
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
日常のATMのご利用等から、金融資産
の形成、資産運用、住宅購入やリフォー
コンビニATMを展開する予定です。コ
ム時のお借り入れなど、お客さまのさま
ンビニATMでは、お引き出しや残高照
ざまなライフステージでお役に立つメイ
会はもちろん、東京三菱銀行のカードで
ンバンクとして、ご活用いただける商品
のお預け入れやお振込を、平日、土・日
です。お預かりしている資産残高、住宅
曜祝日を問わず最大24時間ご利用いた
ローンや投資信託・外貨預金のつみたて
だけます。
プランのご利用実績などのお取引状況に
© Disney Enterprises, Inc.
○
○
○
○
間外利用手数料無料などの、金利・手数
○
○
応じて、住宅ローンの金利優遇やATM時
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
また、13年秋以降、コンビニエンス
ストア
「ローソン」
の全国約4,000カ所に
○
○
○
○
『メインバンク』総合サービス
は全国約5,000カ所の設置を予定してい
ます。
料の特典をご提供します。
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
43
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
住まいに関するプラン
○
○
○
○
○
○
ライフプラン相談デスク
○
ローン
ク」を展開します。ライフプラン相談デ
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
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スクでは、生涯にわたる収支の分析や夢
お客さまのお借り入れの目的や、金
を実現するための資金計画など、各種シ
額、期間に応じてさまざまなローン商品
ミュレーションが可能です。
をご用意しています。
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13年7月より「ライフプラン相談デス
スーパー住宅ローン
「ライフデザイン」
は
「変動金利」
「固定金利」
「変動金利(上限
ご提案します。
金利付)」の3つの金利タイプからお選び
いただけます。さらに「東京三菱ダイレ
○
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住宅購入やセカンドライフの資金な
ど、お客さまのご計画にかなうプランを
クト」を併せてご利用いただくと、一部
○
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資産の有利なご運用
繰り上げ返済を電話で手軽にお申し込み
○
東
京
三
菱
銀
行
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定期預金・外貨預金・投資信託
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できます。
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また、増改築や改修・修繕資金などリ
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フォーム資金全般には、リフォームロー
ン
「ライフデザイン」
をご用意しているほ
可能になります。リスク分散の観点か
か、「住宅の品質確保の促進等に関する
ら、投資対象や運用スタイル別に21本
法律」に基づく優良物件に対しては、お
+1プログラムのファンドを厳選してご
借り入れ利率を優 遇する「住宅性 能保
用意しています。さらに、1カ月の据置
証・評価対応型住宅ローン」もご利用い
期間経過後はお引き出しが自由な「外貨
ただけます。
○
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○
ご預金の運用に投資信託を加えること
で、長期的な視野に立った資産の運用が
貯蓄預金」など、各種預金商品も取り揃
ホームガード保険・
ローン返済支援保険
えていますので、お客さまの運用計画に
かなう商品をお選びいただけます。
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業
務
戦
略
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住宅ローン・リフォームローンをご利
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投資信託「MV」
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いただけるよう、国内外の株式への投資
援保険」
にご加入いただけます。
「ホーム
割合を変えた3タイプのファンドをご用
ガード保険」は、火災や爆発・落雷によ
意しています。
る災害や盗難・破損などからご自宅の建
○
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て「ホームガード保険」と「ローン返済支
○
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用のお客さまは、ローン手続きと合わせ
お客さまの投資計画に合わせてお選び
物と家財をしっかり守る新しい保険で
の低減を図るために、資産区分ごとに設
す。さらに「地震保険」にもご加入いただ
定した5本のファンドを主要投資対象と
けます。
「ローン返済支援保険」
は、ローンご利
するファンド・オブ・ファンズです。
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「MV」は、分散投資により投資リスク
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用中のお客さまが、けがや病気で31日
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以上、入院または自宅療養を余儀なくさ
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れた場合に、ローン返済額の100%また
長期的な視野で複数の資産に分散投資
は50%を保険金としてお受け取りいた
しながら、無理なく着実に資産形成をめ
ざすつみたてプランもご用意していま
す。毎月一定額(1万円以上)を外貨貯蓄
預金にお振替する外貨貯蓄預金「継続預
入プラン」
、毎回一定額
(1万円以上)
の投
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つみたてプラン
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資信託を継続購入していく投資信託「継
続購入プラン」をご利用いただけます。
だける保険です。
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13年3月より、インターネットバンキ
ングでの外貨預金取引サービスと投資信
います。お客さまのグローバルな活躍を
託の情報提供サービスを開始しました。
応援する商品やサービスをご用意してい
今回のメニュー拡大により、ご利用が急
ます。
速に拡大しているインターネットバンキ
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の作成・解約が可能となりました。ま
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た、投資信託については、取り扱いファ
ンドの価額推移、パフォーマンスの照
会、投資シミュレーションなど充実した
クと20種類の外貨現金を取り揃えてい
情報を24時間ご活用いただけます。
○
では最大10種類のトラベラーズチェッ
○
○
全国41カ店にある
「トラベルコーナー」
○
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○
●インターナショナルカード
日本国内に加え、海外でも、東
京三菱銀行の普通預金(総合口
座)から現地通貨でのご預金の
お引き出しと残高照会ができる
カードです。世界100カ国以上
に約64万台(13年6月現在)設
置されているP L U S マーク
(VISAインターナショナルが運
営する国際ネットワーク)のあ
るATM・CDでご利用いただけ
ます。
○
トラベルコーナー
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ングで外貨普通・貯蓄預金やホット定期
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海外旅行にお出かけになったり、海外
で生活されるお客さまがますます増えて
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『東京三菱ダイレクト』の機能を拡充
海外旅行・海外赴任に
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ビスは、テレフォンバンキングのコミュ
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お仕事などで海外に赴任される方のた
るだけで返済手続きが完了する便利な
サービスです。
業
務
戦
略
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めに、
「東京三菱ダイレクト」
の機能に加
ニケーターがご返済内容をおうかがいす
○
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東京三菱グローバルダイレクト
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よる住宅ローンの一部繰り上げ返済サー
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東
京
三
菱
銀
行
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そのほか、13年1月に開始した電話に
○
ます。
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13年4月より銀行での保険販売が一部
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12年12月より、新型投資信託
「MV」
援保険の
「ローン返済支援保険」
「海外旅行
傷害保険」の3商品で、販売開始当初は東
京海上火災保険の商品を取り扱います。
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新型投資信託
「MV」
の取り扱いを開始
○
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の「ホームガード保険」
および債務返済支
○
プは、住宅ローンに関する長期火災保険
トピックス
○
口販売を開始しました。商品ラインナッ
○
解禁になったことを受け、損害保険の窓
がご利用いただけます。
○
○
よる取引依頼の受け付けなどのサービス
○
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○
損害保険商品の窓口販売開始
知)サービスのご提供や、インターネッ
トによる外国送金依頼、ファクシミリに
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え、ワンステートメント(お取引総合通
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の取り扱いを開始しました。本商品は、
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12年10月より、会計システム開発大
公的年金・企業年金の資産運用コンサ
手の株式会社TKCと提携し、TKCの会計
ルタントとして世界的に優れた実績をも
システムを利用している企業向けの事業
○
○
いを開始しました。
○
性貸出
「TKC戦略経営者ローン」
の取り扱
使した長期的な資産形成に適した商品
「TKC戦略経営者ローン」
は、TKCのイ
入プランなら毎月1万円からのご利用が
ントラネットを経由してお借り入れの申
可能です。
し込みができる商品で、12年7月にビジ
なお、13年6月からは、TKCの会計
MV20、MV40、MV80)
から、お客さ
システムを導入している、さらに多くの
まの投資計画に合わせてお選びいただけ
企業のお客さまに利用していただくため
ます。
に、よりお申し込みしやすい「TKC戦略
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しました。
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経営者ローン(ワイド)」
の取り扱いを開始
○
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ファンド
(国内外の株式組入比率に応じ、
○
ネスモデル特許を出願しています。
○
また、資産配分比率が異なる3種類の
○
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で、都度購入なら10万円から、継続購
○
○
つ、フランク・ラッセルのノウハウを駆
○
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京三菱投信投資顧問が設定・運用します。
○
信託
(ファンド・オブ・ファンズ)
で、東
○
わせ、ひとつのファンドにまとめた投資
○
TKC戦略経営者ローンの
取り扱いを開始
異なる資産区分のファンドを複数組み合
45
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法人営業部門
○
法人営業部門は、大企業から中堅・中小企業まで幅広い層の企業のお客さまを担当し
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ております。当部門では、預金、為替、融資取引といった商業銀行業務はもとより、お
○
○
客さまの財務戦略や事業戦略そのものにかかわるようなバランスシートコントロール、
○
○
M&Aといった専門性の高い分野のご要望にいたるまで、的確かつスピーディーにお応え
○
していきたいと考えております。そこで、企業のお客さまとの取引に特化した支社と本
○
○
部の専門家部隊がお客さまのニーズに合わせてチームを組み、多種多様なご要望に対し
○
○
迅速かつきめ細かくお応えできる体制を整え、取引を推進しております。
○
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今後とも、これらの本部専門家チームや邦銀随一の海外ネットワーク、グループ各社
○
の総合的機能を活用することで、お客さまへのさまざまなご提案、魅力的な商品やサー
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ビスのご提供に努めてまいります。
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資金調達・資金運用サポート
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東
京
三
菱
銀
行
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決済業務サポート
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オフィスにいながら、国内振込や外国
送金、輸入信用状の開設受付など、さま
ています。たとえば、デリバティブを活
ざまな取引を処理することができるエレ
用したローンや社債・CPによる調達、
クトロニック・バンキング(EB)サービ
さらにアセットバックCPほか資産証券
スを、お客さまの目的に合わせてご用意
化取引やシンジケート・ローンを通じた
しています。
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お客さまの資金調達に際し、ニーズに
合わせたメニューをきめ細かくご提案し
資金調達のご提案などを行っています。
また、国際的な業務展開をされている
また、資金運用についても、デリバ
お客さまのために、高い操作性とセキュ
ティブを内包した定期預金などを含む当
リティ機能を備えたグローバル・キャッ
行預金商品はもとより、グループ会社と
シ ュ マ ネ ジ メ ン ト サ ー ビ ス( B T M -
のネットワークを生かし、公共債や事業
G C M S )をはじめ、プーリング、ネッ
債、投資信託などお客さまのニーズに
ティングといった高度な資金管理システ
沿った幅広い商品をご提供しています。
ムや、グループ会社間の資金・為替の効
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業
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率化をサポートするトレジャリーステー
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海外進出・海外業務展開サポート
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ションまで、総合的なサービスをご提供
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しています。
海外における事業計画の策定や工場用
リスクマネジメントサポート
地の選定、資金調達などについて、豊富
な業務経験をもとに、一貫したきめ細か
いアドバイザリーサービスを行ってい
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為替リスクや金利リスクといった財務
ます。
リスクや売上高変動リスクといった事業
特に日本企業の進出が著しいアジア地
リスクなど、企業を取り巻くさまざまな
域に関しては、アジア各国の事情に精通
リスクをマネジメントしたいというお客
したスタッフとアジア地域を幅広くカ
さまに、マネーデスクを通じてスワッ
バーする強力なネットワークを通じて築
プ、オプションほか最新の金融技術を駆
いた豊富なノウハウを生かし、さまざま
使したリスクヘッジスキームをご提案し
なサポートを行っています。また、海外
ています。
進出後の業務展開、たとえば、海外での
マネーデスクには、ディーリングルー
生産拠点設立に際して必要となる設備資
ムと同様の機能を備えた各種先端システ
金などについては、グローバル企業部門
ムとリスクマネジメントのプロフェッ
などと連携し、各国の制度金融などを踏
ショナルを配置し、お客さまの相場観に
まえた有利な金融サービスをご提供して
応じた最適な商品をご提供しています。
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います。
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率化機能、認証機能等をフルに生かす金
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お客さまのニーズに合わせてご提供して
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M & A、事業承継、株式公開などの経
融ソリューションスキームに関しても、
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経営戦略・財務戦略サポート
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まいります。
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営戦略に係るさまざまなサポート、アド
業界がもつ固有の問題に精通した専門
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バイスを行っています。また、各業種・
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トピックス
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み合わせに応じて選べるエレクトロニッ
ク・バンキング(EB)サービス「らくらく
目的に合った総合的な財務戦略にかかわ
バンク」
「せるふバンク」
「なんでもバンク」
るご提案も行っています。
の3 商品を、「スーパーバンクブラザー
東
京
三
菱
銀
行
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版)」の取り扱いを開始しました。
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本商品は、企業のお客さま向けEB主力
活力向上に大きくつながります。たとえ
商品である「せるふバンク」の機能や操作
ば、企業提携住宅ローンは、社員の方の
性を継承しつつ、そのサービス内容に、
持家取得をお手伝いするとともに、社員
外国送金受付・被仕向送金到着案内・外
の方をご推薦いただくだけで、社内融資
貨預金入出金明細照会・外国為替公表相
制度で企業の担当者の方が従来行ってい
場照会の4つの外為メニューを追加した
た事務手続きを最小限にとどめること
ものです。
○
福利厚生制度の導入や拡充は、企業の
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1 月、新たに「せるふバンク(外為対応
ど、豊富な商品・サービスをご用意して
の幅広いお客さまに対し、その多様な
います。
ニーズにお応えできるよう、ラインナッ
○
ズ」は、大企業から中堅・中小企業まで
○
拠出年金制度導入に向けたお手伝いな
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これにより「スーパーバンクブラザー
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ができます。このほか、社内預金や確定
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福利厚生制度導入・拡充サポート
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ズ」として取り扱ってきましたが、13年
○
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導入による手形レス化など、お客さまの
○
有不動産の証券化、一括ファクタリング
○
客さまがご利用になりたい銀行取引の組
○
の設定や売掛債権のオフバランス化、保
○
東京三菱銀行では、操作性に優れ、お
○
構築の観点から、コミットメントライン
○
○
す。さらに、バランスシートの戦略的再
○
営者のアドバイザーとして活動していま
○
略にいたるまで、企業経営全般に関し経
エレクトロニック・バンキングサービス
「せるふバンク(外為対応版)」
の取り扱いを開始
○
のノウハウからマーケティング・財務戦
○
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チームを設置し、個々の業務一つひとつ
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証協会保証付私募債において、東京三菱
ご提供とお客さまとのeコミュニティ実
銀行は、平成12年度年間で国内リーグ
現に向けて準備を進めています。
テーブルトップクラスとなる315件、発
○
「特定社債保証制度」に基づく東京信用保
は、B2B分野における新しいサービスの
○
成長するといわれており、東京三菱銀行
○
12年4月より取り扱いが開始された
業
務
戦
略
務、EBのWeb化、ならびに貿易業務の
融機関に先駆け、当該私募債の機関投資
電子化について、早期の実用化をめざし
家あて流動化にも取り組み、中堅・中小
て積極的に取り組んでいます。また、IT
企業のお客さまの資金調達の多様化を積
を活用した決済・信用補完機能、貿易効
極的にサポートしています。
○
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また、12年12月より、全国の取扱金
○
行総額323億円の受託を行いました。
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まず、今後のB2Bマーケットにおいて
必須の業務基盤といわれる、電子認証業
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には約110兆円規模に達する巨大市場に
○
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国内のB2Bマーケットは、平成17年
○
信用保証協会保証付私募債の
関連業務に注力
○
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B2B(企業間電子商取引)
ビジネスへの取り組み
○
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プがさらに充実しました。
●東京三菱DBC情報クラブ
(MIX)のサービスを
レベルアップ
東京三菱銀行の子会社で、各種
セミナーの開催や経営コンサル
ティングを行うダイヤモンドビ
ジネスコンサルティング株式会
社
(DBC)
は、お客さまの「必要な
情報をタイムリーに手に入れ、
迅速な意思決定と的確な経営判
断に活用したい」 とのニーズに
お応えするため、インターネッ
トによる会員制総合情報サービ
ス「東京三菱DBC情報クラブ
(略
称:MIX)」を展開しています。
本サービスでは、東京三菱銀行
の国内外にわたる豊富な情報
ネットワークを駆使して収集・
分析した、経済・産業・経営情
報やマーケット情報、海外情報
など実践的な情報を中心にご提
供していますが、12年12月、
経営者の皆さまに向けた経営関
連情報の充実や、お客さまごと
のオリジナルメニューを設定で
きる「マイメニュー機能」の追加
など、サービスのレベルアップ
を行いました。
(ホームページアドレス
http://btm.dbc.ne.jp/)
47
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グローバル企業部門
○
グローバル企業部門は、営業本部が担当している大企業とその海外子会社を中心とす
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るお客さま、法人営業部門が担当する企業の海外子会社のお客さま、グローバルに事業
○
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展開している企業を中心とする非日系企業とその子会社のお客さまを担当しております。
○
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当部門では、資金の運用・調達はもちろん、海外進出や国際的な業務展開のサポー
○
ト、企業の買収や業務提携、財務・資金面での効率化など、邦銀随一の国内外ネット
○
○
ワークはもとより、投資銀行部門やトレジャリー部門、資産運用部門などと協働し、ま
○
○
た東京三菱証券などの東京三菱銀行グループ各社と連携して、お客さまのあらゆるビジ
○
○
ネス機会にお役に立つことをめざしています。
○
また、多くの欧米マルチナショナル企業からはアジアや日本での資金調達や円資金の
○
○
効率的な調達・運用サポートを期待されており、欧米拠点では、日本、アジア拠点と協
○
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働する形で、グローバルCMSやコミットメントラインの設定などのサービスをご提供し
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ています。
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東
京
三
菱
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欧州・ロシア・
中近東・アフリカ地域
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米州地域
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ると同時に、同地域において東京三菱銀
欧州・ロシア・中近東・アフリカ地域
行は最大の規模をもつ外国銀行のひとつ
におけるネットワークは、支店、出張
でもあります。多くのグローバルプレー
所、駐在員事務所を合わせて15カ国21
ヤーが最先端の金融技術を競い、金融市
拠点にひろがっています。
場がますますダイナミックな動きを見せ
そのうち欧州では1999年の欧州通貨
るなか、東京三菱銀行はお客さまのニー
統合を経て2002年初頭の流通貨幣統合
ズにスピーディーに対応できるよう、
を目前に、域内マーケットをひとつの経
ニューヨークにある米州本部を中心に、
済領域として位置づける動きが加速する
地域全体の一体的運営をめざすととも
一方、EU域外の中東欧各国もEUの新規
に、金融商品・サービスの多角化・高度
加盟をめざしていることから、経済圏が
化、およびリスク管理などのインフラの
東方に拡大していく動きも活発化してい
整備・向上に努めています。
ます。このような環境下、欧州は日系企
北米地域のネットワークは、支店・出
業にも魅力的なマーケットになってお
張所・駐在員事務所を合わせて11拠点
り、日系企業関連の欧州への投資は増加
のほか、銀行業務を行う子会社として、
傾向にありますが、通貨統合を背景とし
カナダ東京三菱銀行、東京三菱銀行信託
たEU諸国内でのダイナミックな産業再
会社
(ニューヨーク)
をもち、お客さまの
編も見られます。
グローバルなニーズにお応えしていま
東京三菱銀行では、欧州各拠点のみな
す。また、米国西海岸地域には、総資産
らず国内においても、お客さまの多様な
で全米35位以内にランクされる銀行子
ニーズに合った金融アドバイスを行うと
会社のユニオン・バンク・オブ・カリ
ともに、ユーロ建取引の良質な決済サー
フォルニアがあり、サンフランシスコ本
ビスをご提供できるよう、システムのレ
店および約250の支店網を通じて、さま
ベルアップに取り組んでいます。
ざまな金融サービスを地元密着型でご提
供しています。
また、ロシア・中近東・アフリカ地域
においても、各地域における環境の変化
中南米地域においても、8地域にネッ
にすばやく対応し、証券子会社や投資顧
トワークを有し、近年脚光を浴びている
問関連会社などを含めた各拠点と連携し
エマージングマーケットのなかで、新た
ながら、お客さまの事業展開のご相談に
なビジネスチャンスに対応するために、
応じています。
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48
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業
務
戦
略
北米地域は最大の海外マーケットであ
積極的な業務展開を行っています。
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外資系企業向けソリューション
提供業務の強化
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アジア地域で幅広く業務展開を行って
図ってきました。アジア・オセアニア地
いる欧米の外資系企業に対し、本邦での
域におけるネットワークは、支店・出張
資金管理効率化に関するサービスを強化
所・駐在員事務所を合わせて12カ国36
しています。すでに数多くの日系大企業
拠点にのぼります。アジア・オセアニア
のお客さまに販売し好評を得ているプー
地域は多様な国々により構成されてお
リングシステム、ならびに企業内銀行シ
り、地域内の各国が連携し、あるいは競
ステム(トレジャリーステーション)をご
い合って発展してきましたが、これまで
提供し、本邦固有の決済システムや日本
高い成長を遂げてきただけに、国によっ
語の問題なども含めた広範な項目につい
ては環境の変化への対応を迫られる状況
てきめ細かなサービスを行っています。
●天津支店開設
12年4月、中華人民共和国天
津市に天津支店を開設しまし
た。これにより、東京三菱銀行
の中国拠点は5支店(北京、上
海、大連、深 および天津)、
3駐在員事務所(広州、成都、
無錫)となり、中国国内主要地
域におけるネットワークが一層
充実しました。
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大・発展に伴い拠点網の強化・拡充を
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東京三菱銀行は、アジア各国経済の拡
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アジア・オセアニア地域
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携に関し、基本的な枠組みについて合意
資活動に伴うさまざまな情報・サービス
しました。その主な内容は、以下のとお
のご提供はもとより、キャッシュマネジ
りです。
メントサービス、地域資源開発、インフ
1. あさひ銀行がその海外支店で行ってい
ラ整備、工場建設関連等のプロジェクト
るお客さまとの取引(貸出金、預金、
ファイナンス等にも積極的に対応してい
為替等)は、お客さまのご意向を第一
ます。
に尊重し、両行協議のうえで、原則、
○
さひ銀行は、海外業務にかかわる業務提
機能面の充実では、拡大する貿易・投
業
務
戦
略
○
い金融サービスのご提供に努めています。
○
13年5月、東京三菱銀行と株式会社あ
月末までをめどとして移管すること。
○
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さひ銀行の依頼に基づいて、以下の支
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行のお客さまが希望する場合には、あ
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へのサポート、アドバイス
②お客さまが海外へ進出した後のファ
イナンスなどに関する支援
(デリバティブ取引、外貨資金調達等)
○
に伴い、あさひ銀行が必要とする機能
シドニー・メルボルンにてサービス提供
を東京三菱銀行が提供すること。
さまが現地での口座情報照会や送金指示
本基本合意にしたがって、具体的手続
を、パソコンを通じてWeb方式で手軽に
き等を13年9月末をめどに実施できるよ
行えるもので、13年5月末現在ご利用者
う、引き続きあさひ銀行と協議していき
数は約600社に達しています。また本商
ます。
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ます。
○
○
資金効率化のためにご活用いただいてい
○
客さまも約200社を数え、地域横断的な
○
にクロスボーダーでご利用されているお
○
品を、遠隔地の口座情報照会や送金指示
○
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を開始しました。本商品は、海外のお客
○
○
て8月にソウル・プサン、13年2月には
○
3. そのほか、あさひ銀行の海外支店廃止
○
ル・マニラ・台北)
およびロンドン、続い
○
○
(ジャカルタ・バンコク・クアラルンプー
○
○
だくために、12年5月よりアジア5拠点
①お客さまの海外での調査・スタディ
○
GCMSを海外のお客さまにもご利用いた
援を行うこと。
○
東京三菱銀行のグローバル・キャッ
シュマネジメントサービスであるBTM-
○
○
○
は、海外進出ニーズを有するあさひ銀
○
2. 東京三菱銀行およびそのグループ会社
国際キャッシュマネジメント
サービスの海外展開
○
○
トピックス
○
東京三菱銀行の海外拠点に、13年12
○
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し、お客さまのニーズに対してきめ細か
○
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あさひ銀行との業務提携
域でもトップクラスのネットワーク、専
門性の高い人材、高い情報収集力を駆使
東
京
三
菱
銀
行
○
も出てきました。東京三菱銀行は、同地
49
○
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投資銀行部門
○
投資銀行部門では、従来の商業銀行の間接金融業務とは異なる、直接金融に近い業務
○
○
すべてを担当しております。具体的には、銀行本体および東京三菱証券などの子会社を
○
○
通じて、デリバティブ業務、証券化業務、シンジケートローン業務、ストラクチャー
○
○
ド・ファイナンス業務、コーポレート・アドバイザリー業務、証券の受託業務、債券・
○
株式の引き受け・販売業務、ベンチャーキャピタル業務などの幅広い金融商品やサービ
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スを東京三菱銀行グループのお客さまにご提供しています。
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官公庁向け債権の流動化案件として、防
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衛庁向け売掛債権約200億円の証券化を
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アレンジ、また、東京三菱銀行グループ
の証券子会社である東京三菱インターナ
のサポートと、パソコ
戦略的提携
(M&A)
ショナルにおいては、日系金融機関とし
ン・モデルを駆使した短期から中長期に
て初めて英国の住宅ローン1億5,000万
わたる経営計画サポートサービス
ポンドの証券化マンデートを取得するな
(MAPS、CAFS)
をご提供しています。
どの実績を上げています。不動産証券化
○
お客さまの最適な企業戦略の策定のお
手伝いをするため、国内外の企業買収・
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関連では、自社ビル、オフィスビル、店
デリバティブ業務
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舗、サービスステーション、社宅、寮と
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を通じて、財務・事業のパフォーマンス
応用も行われています。東京三菱銀行は
向上をお手伝いしています。東京三菱銀
これらの新しい不動産証券化を幅広くア
行は本業務をグローバルに展開してお
レンジしており、平成12年度は13件、
り、お客さまの全世界ベースの事業展開
総額で約3,000億円の実績を上げてい
ニーズにお応えしています。クレジッ
ます。
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か、証券化技術の保有不動産再開発への
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いった対象物件の多様化が進んでいるほ
お客さまの財務・事業リスクのヘッジ
ストラクチャード・
ファイナンス業務
が70億ドルを超えており、日本のクレ
ジット・デリバティブ市場におけるリー
ダーとして認知されています。また、
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12年3月に取り組みを開始した天候デリ
各拠点において、民営化プロジェクト
バティブなどの新しい分野や、邦銀とし
やインフラ整備、資源開発などに広く活
ては最大の取引実績を誇るコモディ
用されているプロジェクト・ファイナン
ティ・デリバティブ、その他の事業リス
ス、大型設備投資関連の資金調達として
クのヘッジなどにも積極的に取り組んで
有効なリース関連ファイナンス、不動産
います。
ファイナンスなど幅広い分野において、
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ト・デリバティブについては、元本金額
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フィナンシャル・アドバイザーや幹事行
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として革新的で個性的な金融サービスを
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ご提供しています。海外でのプロジェク
お客さまの資産
(金銭債権、不動産等)
ト・ファイナンスの豊富なノウハウを国
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証券化業務
○
の流動化を通じて、資金調達と財務の効
内で活用した例として、12年7月に調印
率化を図ります。金銭債権の流動化で
された、木更津、君津、富津、袖ヶ浦の
は、日本、米州でABCP業務を推進、そ
千葉県内の4市と新日本製鐵株式会社な
の資産買い取り残高は世界でも最大級
どが、千葉県内に最新鋭の溶融炉をもつ
で、平成13年度は欧州への展開を予定
廃棄物処理施設を建設するプロジェクト
しています。また不動産の流動化は日本
があります。 東京三菱銀行がフィナン
で急拡大しており、東京三菱銀行として
シャル・アドバイザー兼アレンジャーを
も強化している業務です。東京三菱銀行
務め、資金調達総額100億円に関して日
は新しいタイプの資産証券化に注力して
本政策投資銀行との協調融資の調印にい
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50
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売掛債権、リース債権などを
対象とした証券化である
ABCPプログラムにおいて、
国内・海外ともに邦銀トップ
の資産買い取り実績(13年3
月末で約1兆7,800億円)を
有しています。
○
●
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○
デリバティブ専門誌のなか
で、最も権威ある雑誌のひと
つ、
『Risk Magazine』
のアジ
ア版『Asia Risk』
の平成12年
国内金融機関ランキングで、
東京三菱銀行は、通貨関連デ
リバティブ商品・金利関連デ
リバティブ商品分野の双方に
おいて、2位以下に得票率で
20%以上の差をつけ第1位に
ランクされています。
○
●
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M&Aの実績を示す最も権威の
あるランキングである、トム
ソン・フィナンシャル・セキュ
リティーズ・データ社のM & A
アドバイザリー・ ランキング
で、東京三菱銀行は、平成12
年の日本市場において第4位
(日系金融機関ではトップ)に
輝きました。
●
○
○
○
○
証券業務拠点:
東京、ロンドン、ニューヨーク、
シンガポール、香港、フランクフ
ルト、チューリッヒ、マドリッド
○
シンジケートローン
業務拠点:
東京、香港、シンガポール、
ロンドン、ニューヨーク
○
○
○
業
務
戦
略
○
○
ストラクチャード・
ファイナンス業務拠点:
東京、香港、シンガポール、
ロンドン、ニューヨーク、
ボストン
○
○
○
証券化業務拠点:
東京、ロンドン、シンガポール、
香港、ニューヨーク
○
○
東
京
三
菱
銀
行
○
おり、平成12年度には、SPCを用いた
○
デリバティブ業務拠点:
東京、シンガポール、香港、
ロンドン、ニューヨーク
コーポレート・アドバイザリー・
サービス
○
○
コーポレート・アドバイザリー・
サービス拠点:
東京、ニューヨーク、
シンガポール
○
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○
会社となり、ホールセールおよびリテー
資としては、日本で初めての調印案件で
ル証券両面において総合的な証券業務の
あり、東京三菱銀行の海外での経験が十
強化をめざしています。また、海外にお
分に生かされた案件です。
いては、ロンドンの東京三菱インターナ
○
設向けのプロジェクト・ファイナンス融
○
11月に国際証券が東京三菱銀行の関連
○
た社会資本整備(PFI)方式で建設する施
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ス、スペイン、香港、シンガポールなど
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シンジケートローン形態による資金調
○
○
の証券子会社において、債券業務および
株式業務等を行っています。
○
○
○
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○
○
ショナルをはじめ、米国、ドイツ、スイ
シンジケートローン業務
○
○
達は国内外において一層のひろがりを見
せており、こうしたお客さまのグローバ
○
○
トピックス
○
ルな資金調達ニーズにお応えするため、
○
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東
京
三
菱
銀
行
ケートローンにおいて主幹事に就任、ま
レードワン・システムズ」
を設立しました
た、フランステレコムに対する300億
( 東京三菱銀行グループ持株比率3 3 . 3
ユーロの買収ファイナンスにおいても共
%)。トレードワン・システムズは、13
同主幹事に就任しました。また、米州で
年10月をめどに、主としてオンライン証
は、AT&Tに対する250億ドルのリボル
券会社向けに低コストで柔軟性・拡張性
ビングクレジットの共同主幹事に就任し
に優れた新たな証券バックオフィスシス
ています。日本においても、三菱自動車
テムをベースとしたシステムサービス等
工業株式会社に対する1,700億円のグ
のご提供を開始する予定です。
○
式会社との共同出資により、
「株式会社ト
○
レコムに対する165億ポンドのシンジ
○
13年3月、国際証券、日本フィッツ株
○
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としては、欧州では、ブリティッシュテ
○
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開しています。平成12年度の主な案件
12年11月、国際証券の株式を
さらに取得し、国際証券は東京
三菱銀行が32.63%(13年3月
末現在)を出資する関連会社と
なりました。今後は、東京三菱
銀行、東京三菱証券ならびに国
際証券が有する投資銀行業務や
ホールセール証券業務の一体感
のある運営、両グループの海外
証券子会社における協働、さら
には国際証券と東京三菱パーソ
ナル証券のリテール証券業務で
の協働等を強力に推進してまい
ります。
○
トレードワン・システムズを設立
主要拠点でシンジケートローン業務を展
●国際証券グループとの
業務運営および国際証券
株式取得について
○
行っています。この2社に加え、12年
○
たりました。本件は、民間資本を活用し
国内普通社債の主幹事実績にお
いて業界第3位、シェア13.3%
となったほか、政府保証債主幹
事実績で第1 位、シェア1 3 . 9
%、ブックランナー実績でも第
1位、シェア26.3%を達成しま
した。また、株式の引き受けに
おいては、銀行系証券会社初の
株式新規公開の主幹事を務め、
計6 件の主 幹 事 実 績 を収めま
した。
業
務
戦
略
○
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ローバルファシリティにおいて主幹事に
●東京三菱証券の
引き受け実績
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1 2 年3 月に米国T D ウォーターハウ
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ス・グループ・インクとの合弁で設立し
理業務を行っています。平成12年度に
た東京三菱ティーディーウォーターハウ
おいて、公募・私募債合わせて419件、
ス証券は、12年7月より、オンライン証
5,209億円の代表社債管理会社(または
券業務サービスを開始しました。同社
財務代理人)に就任し、業界トップクラ
は、さまざまなラインナップの商品を、
スの実績を残しました。
インターネット、NTTドコモの「iモード」
○
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のコールセンターなどを通じて、幅広く
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個人投資家のお客さまにご提供します。
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証券業務
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対応携帯電話、365日24時間有人対応
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国内外企業の債券発行における社債管
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証券関連業務
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東京三菱ティーディー
ウォーターハウス証券が営業開始
就任しています。
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券会社として主に企業・機関投資家のお
より「静銀ティーエム証券株式会社」を設
客さま向けに債券・株式の引き受け・販
立しました(東京三菱銀行持株比率2 0
売・トレーディングを行っています。一
%)。静銀ティーエム証券は、13年7月
方、東京三菱パーソナル証券は、主とし
より、静岡県内において、主として個人
て個人のお客さま向けの証券会社として
投資家のお客さま向けの証券リテール業
債券、株式、投資信託等の販売業務を
務を展開しています。
○
12年12月、静岡銀行との共同出資に
○
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ます。東京三菱証券は、ホールセール証
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静銀ティーエム証券を設立
○
○
が緊密に連携しつつ業務運営を行ってい
○
○
国内の証券業務は、東京三菱証券、東
京三菱パーソナル証券、および国際証券
51
○
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○
資産運用部門
○
資産運用業務は、3つの主要業務、すなわち、年金運用・投資信託等の運用業務、証券
○
○
受託業務・不動産・遺言信託・証券代行などの信託業務、グローバルカストディ・円カ
○
○
ストディ等を行う資産管理(カストディ)業務から成り立っていますが、当部門ではこれ
○
○
らのすべてを担当しております。
○
現在、当部門では、基本戦略の企画・立案とカストディ業務などを銀行本体で行い、
○
○
運用業務は日本信託銀行と東京三菱投信投資顧問を中核として業務を行っています。ま
○
○
た、日本信託銀行では遺言信託をはじめ各種信託業務を、東京信託銀行では受託証券の
○
○
セキュリティーズレンディング業務などを行っています。日本信託銀行、東京信託銀行
○
は13年10月に三菱信託銀行と合併いたしますが、東京三菱銀行は、今回の合併を資産
○
○
運用業務強化の大きな布石と位置づけ、今後、
「資産運用業務分野での総合的サービスプ
○
○
ロバイダー」としてマーケットリーダーをめざしつつ、部門の強化を図ってまいります。
○
○
具体的には、三菱信託銀行との協働をより実のあるものとしていく一方、既存業務の
一層の強化やローコストオペレーションのための投資を継続するとともに、確定拠出年
○
東
京
三
菱
銀
行
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○
金業務、ウエルスマネジメント業務など、市場成長性と収益性が高いと見込まれる新規
○
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業務に対しても積極的に取り組んでまいります。
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遺言信託
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業
務
戦
略
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●三菱信託銀行との
○
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○
協働体制構築について
しておきたいというお客さまのニーズに
12年4月に三菱信託銀行との経営
お応えし、遺言書の作成に係るご相談か
統合を発表して以来、東京三菱銀行は
ら、遺言書の保管、遺言の執行まで、遺
信託業務において最大限のシナジー効
言に関する業務をお引き受けします。
果を上げられるよう、さまざまな検討
を行ってきました。
○
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円満な遺産相続実現のために、遺言を
その結果、日本信託銀行や東京信託
○
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カストディ業務
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ら、投資されている証券の保管・管理を
化することとし、組織対応を含めた具
お引き受けする業務です。グローバルカ
体的な仕組みづくりを進めております。
○
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を、三菱信託銀行においても継承・強
ストディは、日本のお客さまの外国証券
また、13年4月の三菱東京フィナ
投資に係る業務、非居住者円カストディ
ンシャル・グループ発足後は、三菱信
は、外国人のお客さまの本邦証券投資を
託銀行へもお客さまの紹介を始めるな
対象とする業務です。
どの協働を一部開始しております。
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銀行との間で培ってきた協働の仕組み
有価証券投資を行われるお客さまか
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13年10月の三菱信託銀行、日本信
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託銀行、東京信託銀行の合併後は、協
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信託・カストディ業務でお預かりした
お客さまの有価証券を、ほかのお客さま
にお貸し出しする業務です。有価証券を
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セキュリティーズレンディング
お持ちのお客さまは、お持ちの有価証券
の利息、配当金に加えて、有価証券の品
貸料を取得することができます。
働の仕組みをフル稼働させ、シナジー
効果を最大限追求してまいります。
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トピックス
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新型投資信託「MV」を開発
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12年12月、新型投資信託
「MV」を開
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発しました。
「MV」
は、東京三菱投信投
○
○
資顧問が、公的年金・企業年金の資産運
○
○
用コンサルタントとして世界的に優れた
○
実績をもつ、フランク・ラッセルのノウ
○
○
ハウを駆使して設定・運用する商品で、
○
○
異なる資産区分のファンドを複数組み合
○
○
わせ、ひとつのファンドにまとめた投資
東
京
三
菱
銀
行
○
信託
(ファンド・オブ・ファンズ)
です。資
○
○
産配分比率の異なるMV20、MV40、
○
○
MV80の3種類のファンドを設定しまし
○
○
た。なお、45ページ、リテール部門の
○
トピックス 新型投資信託「MV」の取り
○
扱いを開始 もご参照ください。
○
○
○
業
務
戦
略
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
事 業 主
○
B
U
S
I
N
E
S
S
○
○
運営管理機関
日本確定拠出年金コンサルティング
○
確定拠出年金の制度設計・導入コンサルティングから、
東京三菱銀行
○
制度のスムーズな導入・運営の実現を
一貫してサポートいたします。
三菱信託銀行
明治生命保険
制度設計・
導入コンサルティング
加入者教育
出 資
○
を設立しました
(13ページをご参照くだ
運営管理業務
○
コンサルティング
加入者教育
確定拠出年金の
トータルコンサルティング
運営管理機関としての運営管理業務サービスまで、
出年金コンサルティング株式会社
(DCJ)
」
(従業員)
○
の3社との共同出資により、
「日本確定拠
加 入 者
○
13年3月、東京三菱銀行は、三菱信託
銀行、明治生命保険、東京海上火災保険
企 業
○
○
○
○
○
○
○
日本確定拠出年金
コンサルティングの設立
運用関連運営管理業務
さい)。
○
東京海上火災保険
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
加入者教育
○
D E S I G N & C O N S U L
制度設計・
導入コンサルティング
○
○
資 産 管 理 機 関
業務内容
(運用指図に基づく)売買・契約
I N V E S T M E N T
A D M I N I S T R A T I O
N
○
○
K N O W L E D G E
S U P P O R T
○
運用指図
新グローバルカストディシステムの
開発について
○
○
記録関連運営管理業務
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
定です。
○
た資産管理サービスをご提供していく予
○
ループとして邦銀で唯一、国内外一貫し
○
○
携により、三菱東京フィナンシャル・グ
○
に、三菱信託銀行の資産管理機能との連
○
加価値サ−ビスをご提供します。さら
○
受領、権利処理や関連するさまざまな付
○
○
ス、有価証券決済、保管、利金・配当金
○
○
証券口座と資金口座の一元管理サービ
○
カストディアン機能を移し、お客さまの
○
のルクセンブルグ東京三菱銀行にメイン
○
○
年中に稼働予定)。稼働後は、海外子会社
○
○
ルカストディシステムを開発中です(13
記録関連運営管理業務
○
ないサービス提供をめざし、新グローバ
運用関連運営管理業務
R E C O R D
K E E P I N G
○
欧米の一流金融機関と比べても遜色の
運 用 商 品 提 供 機 関
53
○
○
○
○
○
○
○
○
○
UNBC部門
○
○
UNBC部門は、東京三菱銀行出資の米国銀行持株会社であるユニオンバンカル・コー
○
ポレーション
(UnionBanCal Corporation、略称:UNBC)
、およびその傘下の銀行子
○
○
会社であるユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア(Union Bank of California、略
○
○
称:UBOC)で構成されています。UBOCは、カリフォルニア州に本店を置く銀行とし
○
○
ては総資産規模で2位、全米でも35位以内にランクされる商業銀行で、サンフランシス
○
コ本店のほか、カリフォルニア、オレゴン、ワシントン各州および海外13カ国に約250
○
○
の店舗、従業員約9,000人を擁し、個人リテール取引から日系企業のお客さまを含む法
○
○
人取引まで、さまざまな金融サービスを地元に密着した形でご提供しています。なお、
○
○
UNBCはニューヨーク証券取引所に上場していますが、同時に発行済株式の約66%を保
○
有する東京三菱銀行の連結対象子会社です。
○
個人リテール取引では、預金、貸出に加え、投資信託の販売、証券取次、個人信託な
○
ユニオン・バンク・オブ・
カリフォルニア本店
○
○
ど幅広い商品をご提供しています。また、テレフォンバンキング、インターネットバン
キング、ビデオキオスクといった新しいチャネル・ネットワークの開発にも積極的に取
○
○
○
金口座「カリフォルニア・アカウント」をご用意しています。
○
○
法人取引では、地場中堅企業を中心に、一部業種については全米で、商業貸出やプロ
○
ジェクト・ファイナンスなどのさまざまなファイナンスや、CMS(キャッシュマネジメ
○
ントサービス)を利用した資金決済サービスをご提供しています。日系企業のお客さまに
は、専門の部署をロスアンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴほかに設置し、当
○
○
業
務
戦
略
り組んでいます。なお、日本の個人のお客さま専用の商品として、米ドル建非居住者預
○
●ビデオキオスク
口座開設などのご相談につい
て、双方向ビデオを使ってコー
ルセンターからお応えする無人
店舗。その場で口座開設やロー
ンのお申し込みなどができます。
○
○
東
京
三
菱
銀
行
○
○
地での資金調達や運用のお手伝いなど、各種金融商品のご提供を行っています。また、
○
信託部門では投資顧問、401(k)をはじめとする企業年金、カストディ、コーポレー
○
○
ト・トラストなどのサービスを幅広くご提供しています。
○
○
国際部門では、カリフォルニア州内の企業のお客さまに貿易決済商品のご提供を行っ
○
○
ているほか、14の海外拠点を擁し、主としてアジアの地場中堅銀行への米ドル建貿易決
○
済関連商品のご提供を中心としたコルレス業務を展開しています。
○
○
UNBC部門では、今後とも幅広い商品ときめ細かいサービスで地域社会に貢献してま
○
○
いりますが、同時に、さまざまな業務で日本のお客さまとの接点をひろげていきたいと
○
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考えています。
○
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きた結果、12年10月、銀行として、ま
○
○
「Opportunity 2000」を受賞
○
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○
た米国における外資系企業として、初め
○
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○
て「Opportunity 2000」を受賞する栄
カリフォルニア州はヒスパニック系、
誉を 受けまし た。「 O p p o r t u n i t y
アフリカ系等のマイノリティーが人口の
2000」
は、米国労働省が21世紀におけ
半数を超えており、各企業ともマイノリ
るあり得べき雇用機会均等を具現する企
ティーへの機会均等を強く要請される環
業に対する表彰プログラムの賞のひとつ
境にありますが、UBOCでは、社内体制
で、昭和63年に創設されたものです。
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54
の整備・各種活動に積極的に取り組んで
トピックス
○
○
●UNBCの業績等
(12年12月末)
総資産:35,162百万ドル
貸出金:26,010百万ドル
預金残高:27,283百万ドル
資本勘定:3,211百万ドル
業務純益:1,085百万ドル
当期純利益:439百万ドル
BIS自己資本比率:12.07%
○
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○
オペレーションサービス部門
○
国内の預金・債券・為替・貸出・外国為替・個人ローン、および決済業務に関する事
○
○
務サービスを、リテール・法人営業・グローバル企業などの各部門に対して部門横断的
○
○
に提供します。また、国内事務に関連する物流業務や外国為替業務、決済業務などの対
○
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○
搬送・手形交換・行内書類等の物流業務
の共同化を順次実施し、平成12年度は9
テムへの更改を実施し、帳票をOCR(光
行と業務提携を結び地域ごとの相互補完
学文字読取装置)
により直接記帳処理する
を進めました。
また、12年6月からは、三菱信託銀行
た。加えて、電子印影化された印鑑票を
と事務集中部門の共同化を開始し、経営
全国どの支店からも検索できるシステム
統合効果の早期実現を図りました。
した。また、12年7月より、専門知識を
(A S S I S T )や外国送金の事務代行業務
必要とする相続・諸届業務を特化型セン
(GOAL)
なども積極的に展開しています。
○
○
してお客さまへのサービス向上に努めま
○
このほか、邦銀トップの円コルレス口
座数を基盤に、外為円決済の受託業務
●決済関連サービス
13年1月からスタートした日銀
ネット決済のR T G S 化(R e a l
Time Gross Settlement 即時
グロス決済)に伴い、生命保険会
社・損害保険会社・外資系金融機
関に対して決済代行サービスの
提供を開始しました。また、今
後の導入が見込まれるCLS決済
(Continuous Linked Settlement 異種通貨同時決済)
におい
ても、直接CLS決済に参加でき
る株主行としての立場を生かし
たサービスを展開していく予定
です。
東
京
三
菱
銀
行
業
務
戦
略
○
○
○
○
○
を装備し、事務の効率化・迅速化を実現
○
○
○
○
○
ことで、手入力項目を大幅に削減しまし
○
○
○
○
○
12年11月より、次世代の営業店シス
○
○
○
○
12年5月より、各有力地方銀行と現金
IT活用による事務サービスの効率化
○
○
○
○
事務受託業務を積極展開
トピックス
○
ターに集中し、一部の店舗ではテレビ電
○
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横浜銀行、綜合警備保障などが出資する
ンバーとして参加するなど、積極的に関
ATM総合メンテナンス会社である「株式
与しています。
会社 ジェイ・ エフ・エル 」に業務 委託
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
ともに、情報セキュリティ管理・システムリスク管理の強化など、安全性のさらなる向
○
○
した。同時に、サービス部門としてコスト対効果を重視した効率的な運営を徹底すると
○
言語、異種システム間の連携技術をはじめ数多くの新技術を各種システムに取り入れま
○
か、検証を積み重ねたうえで、進展するネットワーク化に適した新しいプログラミング
○
○
まず、最新ITの積極的な導入です。どういった技術をどう活用するのが最も効果的
○
○
ような取り組みを強化しています。
○
こうしたなか、当部門では、東京三菱銀行のITリーダーシップ確立に向けて、以下の
○
システムの更改に向けた大規模な開発を進めました。
○
充、新しい営業店システムの導入・レベルアップなどを実現するとともに、市場・海外
○
○
12年度は急拡大しました。お客さまの利便性向上に向けた東京三菱ダイレクトの機能拡
○
○
開発実績は、積極的なIT投資を背景に年々増加傾向をたどってきましたが、特に平成
○
タシステムの企画・開発・保守・運用を担当しています。
○
システムサービス部門は、東京三菱銀行のIT戦略を支える原動力として、コンピュー
○
○
○
システムサービス部門
○
○
○
○
○
○
○
し、合理化を図りました。
○
○
ても、SWIFTが出資するBoleroや経済
産業省主導のTEDIプロジェクトに主要メ
○
13年5月より、埼玉・神奈川地区の店
舗外ATMの保守・管理を、あさひ銀行や
○
Electronic Data Interchange)
につい
○
○
また、貿易取引の電子化(貿易EDI:
○
ンフラを構築しました。
○
店舗外ATMの保守・管理業務を
外部委託
話によりお客さまが直接ご相談できるイ
上に努めています。
○
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外的な業務受託を行っています。
55
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○
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○
「メッセージブローカ」
、勘定処理だけで
○
トピックス
○
○
なく市場系フロント業務など多目的に利
用可能な「営業店サーバ」、営業店サーバ
○
○
営業店システムを刷新
○
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○
の稼働状況やプログラムを総合管理する
○
○
○
○
「ネットワーク運用管理システム」
で構成
ムを全店に展開してきました。「新営業
された画期的なシステムです。営業店に
店システム」は、先端のW e b 技術やイ
おける事務のスピードアップを実現する
メージ処理技術等を駆使した
「新端末」に
とともに、新しい業務にも柔軟に対応可
加え、既存のホストコンピュータと新し
能な拡張性を備えています。
○
○
○
○
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○
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○
○
平成12年度より新しい営業店システ
○
○
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○
○
い業務システムとの連携を可能とする
○
東
京
三
菱
銀
行
○
○
○
○
トレジャリー部門
○
○
トレジャリー部門は、東京三菱銀行がお客さまにご提供する貸出・預金・外国為替・
○
債券などの金融商品の流動性供給と価格決定を行っています。お客さまと金融市場をつ
○
なぎ、お客さまのニーズにマッチした商品を競争力のある価格でお届けするとともに、
○
業
務
戦
略
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市場参加者として国内外の金融市場の発展に貢献しています。
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○
「多様なリスクヘッジ手段のご提供」
為替リスクヘッジにかかわるお客さまの
○
●
幅広いニーズにお応えするため、多種通貨
預金・借り入れニーズへの対応
による多様なヘッジスキームをご提案する
お客さまとの預金・貸出等の資金取引
ほか、通貨オプション等を活用した新しい
は、銀行全体の資産・負債の金利リスク
商品の開発・提供を行っています。
○
充実したマーケット情報のご提供
間・金額で市場調達・運用を実施しま
す。このような操作をALM(Asset Li-
○
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時々刻々と変化する最新のマーケット
ability Management)といいます。
ヘッジ機能付きローンのご提供
情報を確かな目でお伝えするために、内
お客さまのお借り入れにかかわる金利
外主要市場に駐在する市場分析の専門家
リスクヘッジのニーズにお応えするた
が、付加価値の高い情報を各種レポート
め、スワップ等のデリバティブを組み込
の形でお客さまにご提供しています。
●
○
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○
○
や流動性リスクを見ながら、最適な期
○
○
○
○
東京三菱銀行は銀行間・業
者間等のホールセール市場
でも高いプレゼンスを有して
います。平成12年9月に業界
誌『EUROMONEY』
が発表し
た東京外国為替市場調査で
は、総合評価とドル/円為替
の顧客投票で第1位にランキ
ングされました。
○
○
○
トピックス
「マネーデスク」の機能充実化
○
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為替関連商品のご提供
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「24時間ディーリングサービス」
12年7月の部門制移行後、それまで各
東京三菱銀行では、東京外国為替市場
支店に属していた
「マネーデスク」
は、東
終了後も、ロンドン、ニューヨーク等の
京三菱銀行全体の為替・外貨資金操作を
主要海外拠点で日本人スタッフが直接為
受け持つ為替資金部の前線組織となり、
替取引をお取り扱いする「2 4 時間為替
より多くのお客さまに、より付加価値の
ディーリングサービス」をご提供し、海
高い情報・商品をお届けできるようにな
外市場での相場変動にも的確に対応して
りました。13年7月には新システムを導
います。
入し、32拠点に配置された各エリアの為
○
○
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56
意しています。
○
○
東京三菱銀行は、国内・海外
の債券・株式を対象とした証
券純投資ポートフォリオを、
東京・ロンドン・ニューヨー
クの3 極体制で運用してお
り、リスク管理の高度化を図
りつつ邦銀のなかでも極めて
優れた国際分散投資体制を構
築しています。
○
●
んだ多様なヘッジ機能付きローンをご用
○
○
普通社債の発行に際しては、
邦銀で唯一3・5年の各年限の
債券を定例発行、また7 ・
10・20年債をスポット発行
し、各種年限ニーズに対応し
たものとして投資家の皆さま
から高い評価を得ています。
○
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資金調達・運用と
ALM(資産・負債の総合管理)
替・外貨資金専任スタッフが、全国約
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お客さまや機関投資家の皆さまを中心に
○
約定、アフターケアを総合的に行います。
○
れ、グローバルに事業を展開されている
○
す。13年7月のサービス開始が予定さ
場性商品やリスクヘッジ商品のご提案、
○
180支社すべてのお客さまに、最適な市
○
為替取引マルチバンクサイト「FXall」
○
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24時間リアルタイムに複数の金融機関
○
と同時にコンタクトすることで、各金融
機関が提示する売買価格などを比較した
え、邦銀では唯一東京三菱銀行が出資行
うえで外国為替取引を実施できるほか、
として参加する「FX Alliance」社が運営
外国為替に関する調査資料や市況情報な
する為替取引のマルチバンクサイトで
どもオンラインで参照できます。
○
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○
「FXall」とは、欧米主要金融機関に加
○
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ご紹介しています。インターネット上で
○
東
京
三
菱
銀
行
○
○
○
○
EC推進部門
○
○
EC推進部門は、IT関連の事業機会を創造し、東京三菱銀行がITビジネスや金融eビジ
○
ネスの分野で積極的にリーダーシップを発揮していくために設けられた、コーポレート
○
○
マネジメント直轄の組織です。
○
○
当部門は、規制緩和やグローバリゼーションといった経済社会環境の変化、企業の経営
○
○
環境の変化等、一連の
「業務プロセスの変化」
に対応しながら、ITにかかわる調査・研究を
○
徹底的に行い、最新のIT技術を積極的に活用して、既存業務のサービス改善、コスト圧縮
○
○
を図るだけでなく、ITを通じ個人・法人の分野を問わず新たな業務分野、ビジネスチャン
○
○
スを創造・実現していく事業創造集団です。IT関連のビジネスチャンスを、戦略企画・立
業
務
戦
略
○
○
案からビジネスプロセス、システムインプリメンテーションにいたるまで一貫して創造・
●「eペイメント」を開発
1 2 年1 0 月、「東京三菱ダイ
レクト」の契約があれば新たな
お手続きなしですぐに使える、
安全、簡単、便利なインター
ネット上の代金決済サービス
「 e ペ イメ ン ト 」を開 発 し まし
た。すでに大手航空会社をはじ
め、旅行会社や証券会社などの
インターネットサイトでの代金
決済でご利用いただいています。
○
○
実現し、お客さまのニーズにマッチしたサービスをスピーディーかつ柔軟にご提供します。
○
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定の把握を通じたグループ全体の資金計
○
○
画の策定も可能です。本商品とEBサー
ビス、プーリング、資金集中管理システ
ム等、東京三菱銀行がご提供している既
銀行サポートシステム「トレジャリース
存のキャッシュマネジメントサービスと
テーションWeb」の取り扱いを開始しま
の組み合わせにより、グループ全体の資
した。
金・財務の効率化を実現することがで
グループ企業が導入を決めています。
○
○
○
○
○
○
○
○
室、法務室、検査室、経営監査室、与信監査室、コンプライアンス室)。
○
○
書室、総務室、人事室、経営企画室、広報室、調査室、総合リスク管理室、融資企画
○
コーポレートマネジメントの狭義のサポートスタッフ機能と、東京三菱銀行全体のリ
スクマネジメント機能を担うため、部門から独立した次の13の室を設置しています
(秘
○
○
○
コーポレートセンター
○
○
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○
○
算,与信限度管理といった基本機能を備
き、すでに鉄道会社をはじめとする大手
○
グループ企業内の貸借管理,金利計
○
○
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○
13年3月、国内での資金・財務効率化
を進める企業グループに対する、企業内
○
○
○
○
○
○
○
○
受け付け・実施、各子会社の資金繰り予
○
したグループ企業間の貸付・借り入れの
「トレジャリーステーションWeb」
の取り扱いを開始
○
えていることに加え、ネットワークを介
トピックス
○
○
○
○
○
なお、リスクマネジメントにつきましては、20ページの
「東京三菱銀行のリスク管理/
コンプライアンス/内部監査」の項をご参照ください。
○
○
○
○
○
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○
○
○
○
○
○
○
○
57
経営戦略
21 世紀における「信託」への期待と三菱信託銀行の役割
新世紀を迎え、日本の社会・経済の構造が大きく変化しようとしているなかで、個人の資産
形成ニーズや法人の事業再構築・バランスシートの改善ニーズをはじめとする種々の高度かつ
複雑なお客さまのニーズ、
ひいては社会全体のニーズに対応できる信託機能に期待と注目が集
まっています。
近年、信託機能を担う金融機関が着実に増えてきましたことは、金融サービスとしての「信
託」の今後の可能性を示しており、リーディングトラストバンクとして、三菱信託銀行が果た
していく役割は将来においても非常に大きなものがあると考えています。
三菱信託銀行は、昭和 2 年の創業以来、70 年有余にわたって、信託銀行の機能を通じて社
会に貢献することを企業としての目標に掲げ、努力してまいりました。
今後とも、グローバルなレベルにおける競争という大変革期のなかで、三菱東京フィナン
シャル・グループの一員として、グループとしての幅広いお客さまの基盤と充実した内外の拠
点ならびに強固な財務力を背景に、高度な専門性に裏づけられた信託機能と、お客さまを座標
軸の中心に据えた特色あるバンキング機能をご提供していくことで、21世紀の社会に貢献す
る金融機関をめざしてまいりたいと考えています。
三
菱
信
託
銀
行
経
営
戦
略
新第 7 次中期経営計画
三菱信託銀行は、従来より、経営戦略の方向性を定めるものとして 3 年ごとの中期経営計
画を策定しており、12 年 4 月には第 7 次中期経営計画「変化への挑戦」をスタートさせまし
た。しかしながら、この 1 年間に金融グループの結成の動きなど大型の金融再編や外資・異
業種の参入が相次いで起こり、
金融機関の競争環境も従前とは異なる新たなステージに入って
います。こうした金融界あるいは経済・産業界の動向や状況を踏まえて、第 7 次中期経営計
画をスピードアップ、グレードアップするという観点から見直し、「新第 7 次中期経営計画
リーディングトラストバンク 21 〜 Trust & Trust‐Banking 〜」
(期間:13 年 4 月〜 16
年 3 月)を策定し、スタートいたしました。
この新経営計画により、三菱信託銀行は、年金・不動産・証券代行あるいは相続関連業務等
といった「信託固有業務= Trust」と、貸出や資産流動化といったトータルファイナンスでの
サポート、
あるいは中長期の預金や投資商品をご提供することによって資産運用のお手伝いを
する信託銀行らしい銀行(バンキング)業務、すなわち「特色ある信託型金融サービス=
Trust‐Banking」を併せもつ独自のビジネスモデルの確立をめざします。そして、三菱東京
フィナンシャル・グループの一翼を担い、お客さまや市場から評価される「21世紀のリーディ
ングトラストバンク」となることをめざしてまいります。
● 分社的経営の推進
三菱信託銀行では、第 7 次中期経営計画から「分社的経営」を導入しています。分社的経
営とは、三菱信託銀行がもつコア業務を、業務特性・顧客特性にしたがい事業ごと(ビジネス
ユニット)に区分し、各業務の専門性強化と責任体制の明確化を図り、それによって三菱信託
銀行全体の経営基盤の強化を図ろうとする経営システムです。
13 年 4 月よりスタートした新第 7 次中期経営計画においては、この「分社的経営」をさら
に進めるため、以下の改革を実施し、経営システムの一層の高度化を図っています。
I. ユニット区分を「4 事業・7 業務」に再編
1. 「信託バンキング事業」を新設
三菱信託銀行独自の特色ある信託型金融サービスを「信託バンキング」としてより明確化
2. 「不動産事業」を新設
従来、
「業務」であった不動産ビジネスを「事業」に格上げし、飛躍的拡大を図る
58
3. 「法人・金融仲介業務」を新設
事業法人等のファイナンス構造変化に対応するため、従来の「事業法人・与信業務」と
「市場金融業務」をひとつの「業務」として統合
新第 7 次中期経営計画における「4 事業・7 業務」
4 事業
7 業務
(1)信託バンキング事業
①個人・受信業務
②法人・金融仲介業務
③証券代行業務
(2)受託財産事業
④受託財産運用業務
⑤受託財産管理業務
(3)不動産事業
⑥不動産業務
(4)市場国際事業
⑦市場国際業務
三
菱
信
託
銀
行
II. 執行役員制の導入
コーポレート・ガバナンスの強化と意思決定の迅速化、責任体制の明確化の観点から、執行
役員制を導入することとし、13 年 6 月 27 日より実施しています。
経
営
戦
略
III. 新人事システムの導入
社員の専門性強化や人材育成の観点から、人事権限を「事業」レベルに一部委譲するなど、
分社的経営に即した人事面での施策を実施しています。
● 経営統合による顧客基盤拡大と「信託合併」による機能強化
三菱信託銀行の独自のビジネスモデルである「信託銀行ビジネスモデル」をスピード感を
もって確立し、三菱東京フィナンシャル・グループのなかで役割を果たしていくために、特に
以下の点につき取り組みを進めてまいります。
1. 経営統合による顧客基盤拡大と統合効果の早期実現
三菱信託銀行は、この経営統合を機に、東京三菱銀行等の顧客基盤への信託機能の提供を行
い、信託固有業務のさらなる拡大をめざします。東京三菱銀行との協働の仕組みを構築し、三
菱信託銀行内に専門セクションを設置するなど、統合効果の早期実現に努めてまいります。
2. 日本信託銀行、東京信託銀行との合併による機能強化
不動産や相続関連業務に強みのある日本信託銀行および流動化業務に特徴・定評のある東京
信託銀行と 13 年 10 月 1 日に合併することによって、信託スキル・経営資源の拡充を図って
まいります。合併後の三菱信託銀行は、不動産業務や相続業務において、業界トップクラスの
業容となる見込みです。
3. 融合営業の実践
三菱信託銀行では、お客さまごとの担当者が信託バンキングを本務として推進しつつ、信託
固有業務全般をコーディネートし推進していく「融合営業」をさらに実践してまいります。こ
うした営業推進体制を確立する観点から、新人事システムにおいて、
「各業務の高度なプロ」
を育成するとともに、「融合営業を担うプロ」の育成を行ってまいります。
4. 非金利収入の積み上げによる収益の安定化
上記、経営統合による顧客基盤拡大や合併による機能強化を踏まえ、信託固有業務を中心と
した非金利収入比率の引き上げによる収益の一層の安定化を図ってまいります。
59
○
○
○
○
○
○
お客さま一人ひとりの資産運用ニーズに合わせた、
きめ細かなご提案
資産運用に関する考え方は、お客さまによってさまざまです。三菱信託銀行では全店に
専門スタッフを配置し、お客さまの資金ニーズをお聞きしながら、貯蓄商品と投資商品を
組み合わせた最適のポートフォリオをご提案しています。また、信託銀行だから可能な、
託業務を併せもつ強みを十分に生かし、資産運用・資産承継に関するきめ細かなコンサル
また、11 年 11 月にスタートした「エクセレント倶楽部」は、選りすぐりのサービス
をご提供する会員制倶楽部としてご好評をいただいており、すでに20万世帯以上の方に
ご入会いただいています。さらに、
「テレホンバンキング」
、コンビニ ATM「E-net」
、郵
金(元金保証)です。300 万円未満、
○
○
○
豊富な商品ラインナップ
利に連動して6カ月ごとに利率を見直
貨定期)
の3つに区分し、それらの組み合
わせによって、ご要望にお応えしていま
(ヒット、普通預金)
、「安定性」
を重視し
す。100%子会社である三菱信アセット
た商品
(スーパー定期、大口定期、スプリ
マネジメント株式会社が組成した投資信
ング、グローイング、ビッグ)
、
「収益性」
託の商品ラインナップも年々充実し、運
を重視した商品(29種類の投資信託、外
用でも着実な成果を上げています。
○
○
○
お客さまの運用ニーズにお応えするた
め、金融商品を
「流動性」
を重視した商品
実践的な専門知識と専門技能のプロを養成
三菱信託銀行では、各種研修を通じて
投資信託など、資産運用に係る多様な商
金融・税務・法務などの専門知識の習得
品を適切にご説明しご相談に対応するた
を図り、財務コンサルタントなどの社内
め、投資商品専任者、投資商品推進者を
有資格者を多く養成してきました。また
社内研修で育成しています。
利便性の高い銀行サービス
○
○
て入出金や振込などの取引の利便性を高
在)
のATM・CDネットワークから無料で
めるため、「テレホンバンキング」
などの
現金をお引き出しいただけるようになり
サービスを行っています。また、コンビ
ました(注)。このほか電話による「ご相談
ニATM「E-net」を、全国18都府県のコ
ダイヤル」
では、相続対策や遺言、不動産
ンビニエンスストア等1,674カ所
(13年
の売買や有効利用、各種ローンなどのご
6 月1 日現在)に設置しています。今後
相談もお受けしています。
○
○
「E-net」のATMは全国約5,000カ所の
○
○
○
60
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
9:00〜17:00
○
○
平日・ 土・日
(祝日等を除く)
○
0120-37-5314
○
○
フリーダイヤル
○
9:00〜17:00
●
「ご相談ダイヤル」
○
○
平日(土・日・祝日等を除く)
○
0120-00-9891
国932カ所・3,592台
(13年6月1日現
○
○
フリーダイヤル
三菱信託銀行はIT
(情報技術)
を活用し
○
●
「テレホンバンキング」
等に
関する資料のご請求先
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
間利息受取型」があります。
○
と、6カ月ごとに利息を受け取る「中
○
一括して受け取る「満期一括受取型」
○
○
します。
半年複利で増やして満期時に
○
れ額に応じて利率が設定され、
長期金
○
3 0 0 万円以上 1 , 0 0 0 万円未満、
1,000万円以上の3段階のお預け入
○
○
業
務
戦
略
○
お預け入れ期間5年の変動金利定期預
便局との ATM 提携などのサービスも展開しています。
○
●変動金利定期預金
「グローイング」
(長期金利連動型)
○
○
○
のサービスも充実しています。
○
サービス、
会報誌発行などの非金融面
三
菱
信
託
銀
行
○
○
特別旅行、
キャッシュカード盗難保険
ティングを行ってまいります。
○
なく、健康・医療・介護相談サービス、
○
の優遇といった金融サービス面だけで
○
○
だいています。金利やATM手数料等
不動産の売買・有効活用に関するご相談や、遺言信託などの相続業務まで、銀行業務と信
○
1,000 万円以上」の方にご入会いた
○
お客さまで「世帯のお取引残高が
○
○
三菱信託銀行と2年以上お取引のある
○
●
「エクセレント倶楽部」
○
○
○
行が責任をもってお引き受けします。
○
さらにその執行手続きまで、
三菱信託銀
○
○
遺言に関するご相談から遺言書の保管、
○
●遺言信託
○
○
○
○
○
○
信託バンキング事業
個人・受信業務
設置を予定しています。さらに、東京三
菱銀行および日本信託銀行との間で12
年9月よりATM(現金自動預払機)・CD
(現金自動支払機)
の相互開放を行い、全
(注)平日:8:45〜18:00、土曜日:9:00〜14:00
以外の時間帯のご利用については、時間外手数
料が必要となります。またコンビニATM「E-net」
は相互開放から除きます。
○
○
○
○
○
○
○
部を設置し、本部とも有機的に連携しながらお客さまのご要望にお応えしています。さら
○
カ所と大阪・名古屋・九州の各拠点には、お客さまを担当する法人部と信託業務の各専門
○
○
また、三菱信託銀行は他銀行に先駆けて法人営業部門の統合・集約を実施し、首都圏 4
○
○
ご提供する「信託バンキング」によって、常に最適な問題解決策をご提供しています。
○
○
を的確につかみ、年金・不動産などの信託固有のサービスと多様なファイナンスを融合し
○
○
銀行は長年にわたって培ってきたお客さまとの強固なリレーションをもとに、経営ニーズ
○
○
る減損会計も、企業の財務・事業戦略に大きな変化をもたらそうとしています。三菱信託
○
○
リオの再構築と、それに伴うファイナンス手法の多様化にあります。また、今後予定され
○
○
会計ビッグバンに直面する各企業の最重要課題は、
バランスシートおよび事業ポートフォ
○
○
○
事業法人のニーズを先取りし、問題解決型サービスをご提供
○
○
○
○
○
法人・金融仲介業務
○
○
三
菱
信
託
銀
行
○
に販売するセクションと統合し、資産金融部を新設しました。これにより、営業部店と一
○
○
務、その他ストラクチャードファイナンスを扱うセクションを、市場性金融商品を投資家
○
○
年3月に不動産の流動化アレンジャー業務、金銭債権の流動化アレンジャー・信託受託業
○
○
にお客さまの多様化・高度化するファイナンスニーズに迅速・的確に対応するため、13
○
業
務
戦
略
○
決に向けて、三菱信託銀行はワンストップ・ソリューション・プロバイダーとして一層注
○
○
メント、または市場型間接金融機能を必要とするお客さまのさまざまな経営課題・問題解
○
○
体となったトータルファイナンスアレンジ体制がさらに強化され、
バランスシートマネジ
し、専門スタッフが万全のオペレーショ
○
利益率)などを重視する企業が増えてい
ンを行っています。また、資金調達のお
ます。三菱信託銀行は、資産・資本を有
手伝いに関しても、お客さまの財務戦略
効活用しようとするお客さまのご要望に
に応じて、シンジケートローンやコミッ
お応えするため、お客さまのバランス
トメントライン、ABL(アセット・バッ
シートを独自のツールで詳しく分析し、
クド・ローン:資産担保貸出)
、ABS
(ア
本社ビルや営業拠点等の不動産、売掛債
セット・バックド・セキユリティー:資
権・手形債権などの金銭債権の流動化に
産担保証券)などオーダーメードでファ
よるバランスシートのスリム化をご提案
イナンスをご提案しています。
企業財務の透明化に向けた動きのひと
つが減損会計の導入です。
企業の資産
を厳格に時価評価し、
取得時よりも大
いうものです。
事業用不動産や生産設
備などの固定資産に評価損がある場合
はそれを減損会計で正しく開示するこ
とが義務づけられる可能性があります。
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
幅に下落した資産を強制評価減すると
これにより企業は社宅・厚生施設の売
却による固定費削減や過剰の設備を自
社で抱え込むというリスクを回避する
動きが顕著になると思われます。
オフ
バランス化の動きに一段と拍車がかか
ルテーションを展開しています。たとえ
す。そのため多くの企業では収益の圧迫
ば、余資運用を目的とした新しい「退職給
が懸念されています。保有株式の含み益
付信託」や年金制度設計の変更、確定拠出
を利用した「退職給付信託」
は激変緩和効
年金、不動産活用の各スキームが、全体
果がありましたが、三菱信託銀行は、積
としてバランスシートにどう影響するか
立不足問題を根本的に解決するために、
など、積立不足問題へのベストソリュー
退職給付信託にとどまらず、年金・企業
ションをご提供しています。
○
「積立不足」
の費用処理を義務づけていま
りそうです。
○
ウを結集させたバランスシートのコンサ
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
金融・不動産業務で蓄積した専門ノウハ
○
○
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○
○
○
○
○
○
○
新会計基準では、年金・退職金制度の
○
○
○
保有する有価証券の信託で退職給付の積立不足を解消へ──退職給付信託
●減損会計に伴う企業財務の
透明化
○
○
○
○
○
ROA
(総資産利益率)
・ROE(株主資本
○
○
○
バランスシートのコンサルテーション
○
○
○
○
○
力してまいります。
61
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
信託バンキング事業
コア事業の強化、ノンコア・非本業撤
通した専門家とM& A案件に豊富な経験を
退など、お客さまの事業ポートフォリオ
もつ弁護士を顧問に擁し、東京・ニュー
戦略に沿って、企業買収・売却、営業譲
ヨーク
(米国)・ロンドン
(英国)
に配置し
渡・譲り受け、事業・資本提携などのご
たM& A専門スタッフや三菱信託銀行の欧
提案を行っています。情報開発室を核と
州における提携先であるM & A専門の有力
する三菱信託銀行のM & Aチームは、化
ブティック、エルムガッセン社とも連携
学、医薬品、バイオ、通信等の分野に精
し、国内外の案件にお応えしています。
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
企業買収・売却などのアドバイザリー業務を拡充
○
○
○
成長企業の支援
■ ABCP
■ ABL
(単位:億円)
○
○
21,000
○
■ 信託受益権
行まで、株式公開に係る総合的なサービ
は、子会社のエムティービーキャピタル
スをご提供しています。また、オーナー
を通じてベンチャーキャピタルの機能も
企業の事業承継に関しても専門スタッフ
発揮し、資本政策の立案から株式事務代
が連携してご相談に応じています。
○
○
18,000
株式公開をめざす成長企業に対して
○
○
● 債権流動化取扱額の推移
○
○
三
菱
信
託
銀
行
業
務
戦
略
高齢化社会が抱える問題に対応
○
○
15,000
○
○
12,000
○
○
○
9,000
○
0
○
平成
平成
平成
平成
9年度 10年度 11年度 12年度
者マーケットにいち早く着目し、専門部
では、平成27年には4人に1人が高齢者
署を設けてノウハウの蓄積を図ってきま
で占められると予想されています。高齢
した。当分野に進出を検討する企業のお
社会を視野に入れた事業進出はいまや各
客さまへの情報提供に加え、事業のパー
企業共通の課題になっています。三菱信
トナー探しもバックアップしています。
託銀行は、金融機関のなかではこの高齢
債権流動化への取り組み
○
○
○
貸付・割賦ほか
847億円
住宅ローン債権
1,016億円
○
平成12年度 合計 1兆9,038億円
○
○
● 債権流動化取扱額の内訳
○
○
○
平成
8年度
○
○
3,000
○
○
6,000
国立社会保障・人口問題研究所の推計
最近は、手形や売掛債権のプールを裏
づけとする信託受益権に格付を付与し投
流動化スキームをアレンジしています。
資家に売却するプール型流動化スキー
お客さまのニーズに対応する各種スキーム
ム、クレジット債権の流動化など受託案
は、委託者の調達と投資家の運用という両
件の大型化が進んでいます。また将来債
面のニーズを結び付けるため、信託方式だ
権などの新たな債権の流動化スキームも
けでなく、ABCP、ABL方式などをご用意
登場し、債権流動化業務の可能性はさら
し、取扱額も着実に伸長しています。
にひろがりを示しています。
○
三菱信託銀行は、資金調達・資産のオ
フバランス化を望まれるお客さまに債権
●信託方式による債権流動化商品(プール売掛債権の例)
住宅金融公庫の住宅ローン債権を500
○
○
○
○
○
62
○
評価された一例といえるでしょう。
○
○
行の信託受託・プロセッシング能力が
債
務
者
債権を
取得
お
客
さ
ま
︵
債
権
者
・
委
託
者
︶
売掛債権信託
信託受益権(優先・劣後)
優先受益権代金
優先受益権譲渡
格付取得に必要な
データを提供
三
菱︵
信受
託
託者
銀︶
行
優先受益権代金
優先受益権譲渡
優先受益権に格付を付与
投
資
家
︵
受
益
者
︶
格付機関
○
決定しています。本件は、三菱信託銀
○
第5回債まで計2,000億円の受託が
○
○
億円受託しました。
すでに第2回以降、
債
務
者
○
年 3 月の第 1 回債で三菱信託銀行は
○
る住宅金融公庫債を発行しました。
13
○
信託受益権を担保に資産担保証券であ
○
○
公庫は住宅ローン債権を信託し、
その
○
ります。その先駆けとして、住宅金融
債
務
者
○
関債等により資金調達を行うことにな
○
○
改革を背景に、
各種特殊法人が財投機
○
平成13年度より本格実施される財投
○
○
●住宅金融公庫債
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
リース債権
3,293億円
売掛債権
12,103億円
○
○
○
○
手形債権
1,779億円
お客さまがお取引先に対して有する債権を三菱信託銀行に信託し、支払い順位が高い優先受益権とこれに劣後する劣後受益権を取得
します。優先受益権は格付を取得し、三菱信託銀行を通じて投資家に譲渡します。これによってお客さまは資金調達を行うと同時に
債権をオフバランス化することが可能となります。
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
国の商業施設まで、多様な不動産のアレ
は大きく、バランスシートの再構築を行
ンジに実績を積み上げています。今後も
ううえで、不動産の流動化・証券化は改
不動産事業部門と連携しながら、証券化
善策として非常に有効です。三菱信託銀
スキームの組成からノンリコースローン
行は長年の不動産仲介・鑑定・管理業務
(返済原資を限定したローン)などのファ
のノウハウ・実績を踏まえ、不動産の流
イナンスアレンジメント、不動産管理信
動化・証券化アレンジに取り組んでまい
託受託までパッケージでトータルコー
りました。対象資産も都心部のオフィス
ディネートを行ってまいります。
●J-REIT
(リート:Real Estate
Investment Trust)
13年度に公募・上場が始まるJ-REIT
は、
不動産市場の活性化への波及効果
が期待されています。
三菱信託銀行は
社型不動産投資信託における、
投資主
管理・資産保管・一般事務受託の各事
○
○
○
務について一括で受託するべく、
体制
を整備しています。
不動産投資信託管
理用のシステム開発を行っており、
効
率的かつ堅確性の高い業務で投信運営
をバックアップします。
三
菱
信
託
銀
行
○
○
○
○
ビルなどから有力小売企業の保有する全
各運用会社が立ち上げを進めている会
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
企業の保有資産に占める不動産の割合
○
○
○
○
不動産の流動化・証券化
計に関する実務指針」に基づき商品化し
す。すでに電力事業会社、一般事業会社
たものです。これは、税務会計上社債の
より多数の受託実績があります。
○
的な資金運用を実現する方策のひとつで
○
ス化によるバランスシートの圧縮、効率
○
○
デット・アサンプション信託は、12
年1月の日本公認会計士協会
「金融商品会
○
○
○
○
専門性を発揮するデット・アサンプション信託
○
証券代行業務
○
(単位:社)
600
500
○
新たに公開をめざす企業数は増える傾向にあり、三菱信託銀行の会社法務と株式実務のプ
400
○
コンサルテーションサービスにより、発行会社から高い信頼をいただいています。近年、
○
○
三菱信託銀行の証券代行業務は、高度にシステム化した確実な事務処理能力と充実した
○
○
○
公開企業と公開予定企業をトップクラスの株式実務でバックアップ
● 受託会社数の推移
○
○
○
○
○
○
○
○
期前償還と同様な経済効果、オフバラン
○
○
○
業
務
戦
略
○
○
300
○
企業のお客さまに対しても、間近に迫った商法の大幅な改正に備えて、今後の株式実務へ
○
○
0
平成
8年度
平成
平成
平成
平成
9年度 10年度 11年度 12年度
○
○
○
コンサルテーションも活発に行っています。
100
○
の対応についての研究会などを重ねるとともに、IRやコーポレート・ガバナンスに対する
200
○
築や株式実務に対するきめ細かなアドバイスを行っています。一方、すでに公開している
○
ロが、公開をめざす企業のお客さまからのご相談を受け、公開に向けた内部管理体制の構
● 管理株主数の推移
(単位:万名)
500
400
300
○
○
○
○
○
○
○
○
600
200
100
○
平成
8年度
平成
平成
平成
平成
9年度 10年度 11年度 12年度
○
○
○
○
0
○
株主総会
招集通知/決議通知
○
○
○
○
○
主
○
国証
内券
本代
支行
店部
株
○
各種コンサルティング
サービス
・手続完了株券など
・諸届の受理通知
・配当金などの支払い
○
株式事務代行委託契約
・名義書換請求など
・各種届出
○
株
式
の
発
行
会
社
三
菱
信
託
銀
行
○
○
○
○
○
○
○
● 証券代行業務取り扱いの仕組み
63
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
証券代行業務は、商法上の名義書換
④ 配当金の計算・支払い
代理人としての業務であり、その業務
⑤ 単位未満株式の買取り
内容は、
⑥ 株式分割・転換社債の株式転換等に係
① 株式の名義書換
る新株発行、ストックオプションの名簿
② 株主名簿および実質株主名簿の作成
管理
③ 株主総会関係書類の封入・発送
など実に多岐にわたっています。
管理株主数は約550万名
○
○
○
○
○
○
○
○
代理人に委託する必要があります。
○
を申請するまでに株式事務を名義書換
○
○
人の設置を義務づけており、
株式公開
○
新規公開の要件として、
名義書換代理
○
び日本証券業協会の規則では、
株式の
○
○
証券取引所の上場審査基準第4条およ
○
●名義書換代理人
○
○
○
○
名義書換代理人業務とは
既存の公開企業の受託に加え、新たに
主数は約550万名となっています。13
公開をめざす企業への取り組み強化によ
年10月に予定している日本信託銀行と
り、受託会社数・管理株主数とも順調に
の合併により、受託会社数・管理株主数
拡大しています。13年3月末には管理株
とも、さらに拡大する計画です。
○
○
○
○
○
○
○
○
○
三
菱
信
託
銀
行
新規の公開企業支援
株式公開は、 信用力の強化・従業員
をめざす企業のお客さまに対して、
の活性化・資金調達の容易化 などの利
① 公開に向けた内部管理体制の構築
点をもたらすと同時に、最近では公開企
② 株式実務
(定款の整備、株券の発行等)
業としての社会的責任を求める声も確実
などについて、きめ細かなアドバイスを
に強まっています。三菱信託銀行は公開
行っています。
コンサルテーションサービス
ビジネス環境の変化に伴い、企業形態
とともに、株式実務に精通した専門家の
の改編を後押しする株式交換・移転、会
不足が指摘されています。三菱信託銀行
社分割などの新しい制度が次々と誕生し
は、このようななか、企業のお客さまを
ています。企業の株式ご担当者には、こ
支援するため、会社法務のプロによるア
れまで以上に高い専門知識と経験が求め
ドバイスやコンサルテーションを一層強
られています。一方、公開企業数の増加
化しています。
外国人株主の議決権行使促進に向けたサービスを開始
株主重視の経営に関心が高まるなか、
ント・コーポレーション(MIDC)代表の
外国人株主の持ち株比率の高い上場企業
酒井雷太氏を顧問に迎えて、同社のネッ
では、株主総会に向けて議決権行使を促
トワークと三菱信託銀行が培ってきた議
進する動きが高まっています。三菱信託
決権行使集計等の株式実務ノウハウを融
銀行はIRやコーポレート・ガバナンスの
合し、実務直結型のコンサルテーション
先進国である米国等の動向も踏まえ、世
サービスを開始しています。また、次期
界最大の機関投資家である米国カリフォ
商法改正では、株主総会のIT化対応も課
ルニア州公務員退職年金基金(カルパー
題に挙げられており、グローバルスタン
ス)などともパイプをもつマルチラテラ
ダード化する株式実務においても着実に
ル・ インベストメント・ディベロップメ
ノウハウを蓄積しています。
○
○
○
64
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
業
務
戦
略
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
6
三
菱
信
託
銀
行
○
三菱銀行との経営統合に加え、13 年 10 月の日本信託銀行、東京信託銀行との合併によ
12
○
○
て、お客さまのニーズに的確にお応えしてまいります。併せて、すでに始まっている東京
18
○
○
盤の確立」を掲げています。これまで培ってきた運用・管理の専門性を高めることを通じ
24
○
○
次中期経営計画では、経営目標のひとつに「信託固有業務を中核としたゆるぎない事業基
30
○
○
上げてきたノウハウに大きな信頼をいただいています。13 年 4 月にスタートした新第 7
(単位:兆円)
36
○
○
32 兆円となっています。受託財産事業は信託銀行ならではの業務であり、これまで積み
■ 合計 ■ うち運用残高 ■ うち管理残高
○
○
財産事業の役割です。13 年 3 月末現在、三菱信託銀行がお預かりしている受託財産は約
● 受託財産の推移
○
○
企業年金や公的資金などの大切な資産をお預かりし、安定的に運用・管理するのが受託
○
○
○
お客さまの大切な資産を
国内トップクラスの専門性と総合力で運用・管理
○
○
○
受託財産事業
○
0
平成
10年度
平成
11年度
平成
12年度
マーケット別業務
証券業務
○
○
年金業務
○
○
受託財産事業グループの新第7次中期経営計画について(平成13年4月〜平成16年3月)
○
○
○
るシナジー効果を最大限に発揮し、営業基盤の強化をさらに図っていきます。
業
務
戦
略
○
○
○
受託機関寡占化の流れを契機として、
わが国の資産管理におけるトップ機関
をめざします。
機能別業務
【 資産管理業務 】
○
○
【 資産運用業務 】
○
○
○
○
企業年金の預かり資産トップシェア20
%をめざすべく、お客さまのコアパー
トナー化を推進します。
○
○
○
基 本 目 標
○
○
○
○
○
○
○
○
○
資産管理業務4つのQ「弊社の差別化戦略 」
Quick:
お客さまのニーズにスピー
ディーに対応します。
Quality: 正確かつ高品質、高付加価
値をめざします。
Quotation:価格競争力を高めます。
Quantity: 大量事務への処理能力を高
めていきます。
○
○
○
お客さまの多様なニーズに対応でき
るマルチプロダクトマネージャーを
めざします。
● プロセス・体制整備による運用力の
定量・定性両面の強化を行います。
● 投資信託ビジネスのさらなる拡大を
めざします。
●
○
○
○
基 本 目 標
管 理
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
・年金制度管理
制度財政コンサルティングの
さらなる強化
(年金制度改革対応)
○
○
○
○
○
○
お客さまのストラテジックパートナーとして有効なソリューションをご提供します
○
○
○
○
○
・充実した運用スタッフ陣
経験豊かなファンドマネージャー、
ポートフォリオマネージャーによる
強固な体制
・資産管理
管理機能の活用による運用効率の向上
日本版マスタートラストへの対応
(日本マスタートラスト信託銀行)
○
・マルチプロダクトの提供
バランス運用から特化型・
パッシブ運用まで
○
○
○
運 用
○
○
○
○
営 業
○
・年金営業、証券営業の専門セールス体制の整備
・専門性を発揮したコンサルテーションセールスの強化
・MTFGとしてのシナジー効果を最大限発揮した営業基盤の強化
○
○
○
●受託財産事業グループ業務戦略
65
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
●年金ビジネス
始まって、資産の安定的な運用・管理、加入者への確実な給付金の支払いまでを一括して
行っています。高齢化社会の到来により、年金への関心が高まるなか、資産運用における
(1) 数理業務(掛金の計算、財政
規制が撤廃され、年金資金の運用手法も一段と多様化しつつあります。これまで以上に運
(1) 制度の設計や財政の相談
○
(3)基金制度の事務運営に関する
管理面でも先進技術により利便性の向上に努めています。
確定給付企業年金法ならびに確
定拠出年金法の施行により、
企業年金の制度設計にかかわる選択肢も確実に増えつつあり
ます。
また企業会計制度の変更に伴う退職給付債務(PBO)対策などお客さまからのご相談
●主な年金制度
業
務
戦
略
適格退職年金制度
○
三
菱
信
託
銀
行
も多くなっており、
年金業務全般に及ぶ三菱信託銀行のコンサルティング力に大きな期待
○
○
○
相談
す。
また、
委託されたお客さまのデータを取りまとめてインターネットでご提供するなど、
○
○
(2) 年金 ALM
用商品の品揃えと運用力の強化に力を注ぎ、お客さまの大きな信頼にお応えしてまいりま
○
○
3. コンサルティング業務
○
(3) 年金・一時金の給付業務
○
(2) 企業年金加入員の管理
○
○
○
の決算事務)
○
○
○
○
1. 資産の運用・管理
2. 制度管理
三菱信託の年金ビジネスは、
企業年金制度の導入をご検討されるお客さまのご相談から
○
○
●三菱信託銀行の主な企業年金
ビジネス
が高まっています。
三菱信託の企業年金信託とは
○
企業年金で、
税制上の優遇措置を受け
○
うことにより実施する社外積み立ての
○
○
事業主が信託銀行などと年金契約を行
12年度末の三菱信託銀行の適格退職年
金および厚生年金基金の受託状況は、そ
度」
「厚生年金基金制度」のいわゆる企業
れぞれ1兆7,903億円、4兆5,069億円
年金制度の資産をお預かりする業務で
に達しています。
す。日本の企業年金資産は、現在80兆円
(注) 上記適格退職年金および厚生年金基金の金額
は、年金特金を除く残高です。なお、計上基準
の違いにより、受託状況と信託財産残高中の年
金信託残高は一致しません。当ページのグラフ
○
○
られる年金制度です。
三菱信託銀行が行う企業年金信託は、
企業や団体が実施する「適格退職年金制
○
○
○
○
金・共済年金の 3 種類があります。
○
年金制度のことで、国民年金・厚生年
○
法律により加入が義務づけられている
○
○
○
公的年金
を超える規模となっており、うち三菱信
託銀行は1割を超える10.9兆円(年金特
金を含む)をお預かりしています。平成
も同様です。
多角化するコンサルティング業務
○
○
○
付を付加する年金制度です。
○
民間で代行し、
その上に企業独自の給
○
○
ド・標準報酬の再評価部分を除く)を
○
厚生年金の報酬比例部分
(物価スライ
○
厚生年金基金という公法人を設立し、
○
○
○
厚生年金基金制度
(単位:兆円)
グ業務に期待が高まっています。また、
三菱信託銀行の
「年金ALM」
は、企業の従
か、退職者にどのような条件でどのくら
業員構成や労務方針に基づき将来の支払
いの支給を行うのかなど、各企業の労務
額を勘案しつつ、効率的に資産運用を図
政策に深くかかわっています。退職給付
る年金資産・負債の総合的な管理手法で
債務の表面化や新たな年金制度(確定給
すが、ご自身で運用方針を策定されるお
付企業年金・確定拠出年金)の導入は、
客さま向けのサポートサービスとしても
お客さまが年金制度を見直す転機となっ
注目されています。
○
○
7.2
年金の制度設計は、退職金のどの部分
を移行するか、また移行割合をどうする
○
○
適格退職年金・厚生年金基金
○
○
● 企業年金受託状況
○
○
6.0
○
○
4.8
○
○
3.6
○
○
2.4
ており、三菱信託銀行のコンサルティン
平成
平成
平成
平成
9年度 10年度 11年度 12年度
○
平成
8年度
年金数理業務の高度化
○
○
○
0
○
○
○
1.2
(単位:兆円)
○
4.8
○
○
○
4.0
託業務の重要性が一層高まっています。
開示する必要がなかった退職給付の積立
三菱信託銀行は、他社に先駆けて動態型
不足も貸借対照表に表示することが義務
数理計算システムを構築するなど、常に
づけられました。これにより、数理業務
先進のシステム投資を行い、年金数理業
の一環である三菱信託銀行の会計計算受
務の高度化に取り組んでいます。
○
○
3.2
新会計基準の導入により、これまでは
○
○
○
年金特金
○
○
2.4
○
○
1.6
○
○
○
平成
平成
平成
平成
9年度 10年度 11年度 12年度
○
66
平成
8年度
○
0
○
○
○
0.8
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
導入に必要な環境整備を他社に先駆けて
確定給付型および確定拠出型双方のメ
取り組んできています。具体的には、す
リットを併せ持つ「キャッシュバランス
でに制度管理に必要なシステム整備を完
型年金制度」の実現が見込まれて いま
了させているほか、お客さまに対して従
す。この制度は、給付型に経済実態の変
来の確定給付型から衣替えする場合のコ
動が反映される仕組み(注)のものであり、
ンサルテーションをご提供し、注目を集
すでに米国においては大企業を中心に普
めています。
中間的な存在であるキャッシュバランス
○
○
○
○
○
○
○
○
○
●日本確定拠出年金コンサル
ティング株式会社を設立
13 年 3 月、三菱信託銀行は、東京三
菱銀行、明治生命保険、東京海上火災
三
菱
信
託
銀
行
保険の3社との共同出資により、
日本
確定拠出年金コンサルティング株式会
社(DCJ)を設立しました。
(13 ページをご参照ください)
○
○
○
○
型年金制度の必要性を早くから認識し、
○
かで、確定給付型・確定拠出型に加えて
(注)
給付額が、経済実態を表すものとしてあらかじ
め定めた指標(たとえば長期国債、物価上昇な
ど)に連動して変動します。この制度の導入に
よって、企業側には確定給付型と比較して債
務・費用が安定するメリット、従業員側には確
定拠出型よりも給付額が安定するメリットを得
ることができます。
○
まのニーズがますます多様化していくな
企業年金業務で信託銀行中トップのシェ
アと実績を誇る三菱信託銀行は、年金
制度の運営に欠かせない年金アクチュ
アリーなどの資格保有者数でもトップ
クラスを誇り、常に先進的なサービス
をご提供します。
○
及しています。三菱信託銀行は、お客さ
○
○
○
○
○
○
○
確定給付企業年金法の施行に伴って、
○
○
○
ハイブリッド型年金制度のご提案
○
○
受託財産運用業務
○
○
○
○
○
○
ます。また海外運用機関との連携により、特化型運用商品、ヘッジファンドなどのオルタ
○
○
○
○
○
○
年金基金等が資産構成割合や、
運用機
関を変更する場合に、
資産の移受管コ
スト
(売買手数料、
市場インパクト等)
を最小化することを目的として採用す
るサービスをいいます。
その実現方法
のひとつとして、
有価証券の現物移管
が注目されています。
●オーバーレイ管理
て、組織的・効率的な運用体制を確立し
ンドマネジメント業務、ポートフォリオ
ています。(次ページの「受託財産運用部
マネジメント業務、企画・リサーチ業務
門の業務フロー」をご参照ください)
○
つの部からなっています。大きくはファ
○
に分かれており、各部間の連携を密にし
年金基金等の資産全体について、
資産
構成割合や、
為替のリスク管理などを
横断的にコントロールする運用形態で
オーバーレイ・マネージャーといいま
す。
全体調整の機能を専門性の高い運
用機関に集約化して行うことで、
運用
の効率化に貢献することが期待されて
います。
析して高度な投資理論を駆使し、運用手
法の高度化・多様化をめざすものです
トテクノロジー研究所
(MTEC)
は、高度
が、開発された運用モデルは、クオンツ
な投資理論研究で知られています。クオ
運用にとどまらず、マネージャーアク
ンツ運用は、マクロ経済データ、マー
ティブ運用のリスク管理ツールとしても
ケットデータ、企業財務データなどを分
活用されています。
●クオンツ運用
計量的手法により、リスクをコント
ロールしながら最適なポートフォリ
オを構築する投資手法です。大量の
資金を安定的・効率的に運用するこ
とに適しており、良好な運用収益を
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
三菱信託銀行の100 %出資の戦略子会
社であるエムティービーインベストメン
○
○
○
MTECによる高度なクオンツ運用
す。
このような役割を狙う運用機関を
○
○
○
○
○
○
○
○
三菱信託銀行の受託財産運用部門は8
○
○
○
三菱信託銀行の運用体制
○
○
○
○
トやオーバーレイ管理などのご要望にもお応えしています。
○
上に加えて、運用に伴うコスト削減を求めるニーズが高く、トランジション・マネジメン
●トランジション・マネジメント
○
ます。また日本でもマスタートラスト制度の導入が迫っていますが、パフォーマンスの向
○
ナティブ投資についても体制を整え、顧客ニーズに多角的にお応えする体制を整備してい
○
ているパッシブ運用についても、専門部署を新設するなど、質の高い商品をご提供してい
○
施してきました。一方、資産のリスクコントロールの観点からお客さまのニーズが高まっ
○
オンツ運用とリサーチ重視のマネージャー運用とを組み合わせたアクティブ運用手法を実
○
に運用を行っています。従来からより高い収益率をめざし、独自の運用モデルを有するク
○
まざまな運用ニーズをもつ資産をお預かりし、マルチプロダクトマネジメントを基本方針
○
三菱信託銀行は、企業年金、公的年金、公的資金、企業の余裕資金、個人資金など、さ
○
○
○
お預かりした資産にふさわしいパフォーマンスを追求
○
○
○
業
務
戦
略
上げるには、地道な基礎研究や先端
的な知識の取得が不可欠です。
67
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
プロセスの整備・高度化を図るため、
運用部は、各商品のパッシブ運用の専門
う資産運用第1部・第2部を、成長性を
家を集約して、シナジー効果をめざして
重視するグロース投資、割安株を発掘す
いきます。
○
○
は、株式・債券など個別資産の運用を行
海外投資商品の強化
○
○
○
○
度の高い運用を実現しています。
してきました。新しく生まれたパッシブ
○
市場の動きを正確に反映する、
より精
チーム制に編成し、高い付加価値を追求
ケットの分析にあります。三菱信託銀行
○
に運用手法の高度化、効率化を行い、
も、基本はファンダメンタルズとマー
○
○
せました。専門部の新設により、さら
○
シブ運用にかかる機能を分離・独立さ
るバリュー投資など運用スタイル別の
○
パッシブ運用の専門家を統合して、
パッ
クオンツ運用・マネージャー運用と
○
○
これまで各資産ごとに配置されてきた
○
パッシブ運用に対する運用体制および
○
●パッシブ運用部の新設
○
○
○
○
運用スタイルチーム制による運用力の強化
国際分散投資に不可欠な海外における
より、地域特化型運用商品をご提供して
情報収集力の強化を図るため、運用部門
います。加えて、オルタナティブ投資商
のリサーチ担当者がニューヨークとロン
品につきましても、米国ノーザントラス
ドンに常駐しています。グローバル運用
ト社との共同開発によるヘッジファンド
ではカントリーアロケーション、個別銘
商品のご提供を開始しました。これらの
柄選択、為替ヘッジなどカバーすべき範
海外投資商品について、三菱信託銀行は
囲も広く、データベースの活用による定
国内顧客のニーズを踏まえ、常にリスク
量的なアプローチが不可欠です。また、
を考慮しながら商品アレンジを行ってい
英国モーリーファンドマネジメント社、
ます。
○
○
○
○
○
○
○
○
○
三
菱
信
託
銀
行
米国ノーザントラスト社などとの連携に
○
○
○
○
○
○
○
○
○
業
務
戦
略
三菱信託銀行は、リスクを分散しリター
ご要望にお応えしています。さらに、ディ
ンを向上させるため、アセット・アンド・
スクロージャー
(情報開示)
、アカウンタビ
ライアビリティー・マネジメント
(ALM)
の
リティー
(説明責任)
、コンプライアンス
手法を採用するとともに、お客さまからの
(法令遵守)
の機能強化にも努めています。
リスク管理に関するコンサルテーションの
● 受託財産運用部門の業務フロー
金融経済、市場等の調査分析
PLAN
投資企画部
●金融、マクロ経済、有価証券などの調査分析
●受託財産運用業務に関するシステムの企画立案および導入支援と、制度・商品の調査研究
ポートフォリオの策定
年金運用部
公的年金運用部
公的資金運用部
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
リスクマネジメントの強化
投資顧問部
DO
●ファンド・トラスト、実績配当型商品などの
資金のポートフォリオの策定と運用管理
●各種有価証券の運用
各種有価証券の運用
SEE
運用結果の評価分析
投資企画部
○
○
○
○
資産運用第1部・第2部
●受託財産運用結果の評価分析
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
68
パッシブ運用部
●年金運用部、公的年金運用部、公的資金運用部の資金の各種有価証券による運用
○
○
○
○
○
○
○
○
●企業年金資金、
年金資金運用基金の年金資金、
公的資金のポートフォリオの策定と運用管理
運用結果の評価分析をフィードバック
○
○
○
○
○
○
○
○
○
受託財産管理業務
三
菱
信
託
銀
行
○
みならず、投信投資顧問会社などからも三菱信託銀行の高付加価値サービスが評価されて
○
○
テーションの体制整備に努め、受託財産の運用・管理をお任せいただいているお客さまの
○
○
ているトランジション・マネジメントや為替オーバーレイ管理につきましてもコンサル
○
○
信託銀行の資産管理業務が信頼と評価を得ております。また、お客さまのご要望が高まっ
○
○
うになり、各国の会計・税務・法務などの専門知識を有し、高度なシステム力を誇る三菱
○
○
どに向けられていたお客さまの目は、管理業務の対応力やサービスの品質にも注がれるよ
○
○
ら取引参加者には従来以上に厳格な運用・管理が求められています。これまで運用実績な
○
○
決済期間の短縮化(「T+1」)が世界的な流れとなり、また、コンプライアンスの観点か
○
○
います。資金・証券取引の増大に伴う決済リスクの軽減のため、証券決済制度の見直し、
○
○
グローバルな分散投資が進むなか、
各種有価証券等の管理業務がますます重要になって
○
○
○
○
○
○
○
高度化・グローバル化する投資ニーズに応える
質の高い資産管理
○
○
○
○
います。
○
業
務
戦
略
銀行を通じて三菱信託銀行と東洋信託銀
険、東洋信託銀行、明治生命保険および
行が互いのノウハウを融合し、証券決済
ドイツ銀行は共同出資により、日本マス
制度改革や日本版マスタートラスト業務
タートラスト信託銀行を設立しました。
への対応を含め、より高度化・多様化す
12年6月にはインターネットによるオン
るお客さまのニーズにスピーディーかつ
ライン情報サービスのご提供を開始し、
的確に対応するとともに、効率的に業務
13年4月からは厚生年金基金向けの統合
を推進できると考えています。12年9月
レポートサービスを加え、情報統合サー
末時点で三菱信託銀行と東洋信託銀行の
ビス
「マイネット」
をお客さまにご提供し
受託財産(年金信託、特定金銭信託、証
ています。
券投資信託等)の合計は約6 0 兆円です
●決済制度改革の流れ
資金・証券決済の標準化、効率化、リ
○
○
○
預かり資産残高をめざします。
す。米国は平成16年6月から「T+1
決済」の開始を予定しており、日本や
他の主要国もそれに追随するといわれ
○
○
○
○
○
○
理業務では、日本マスタートラスト信託
テムの整備、
改革が急速に進んでいま
ています。日本では、13 年 1月から
日銀における資金・国債の RTGS 決
済、5月から東京証券取引所等の会員
間の DVP 決済がスタートしました。
8月には証券保管振替機構(保振)の
○
○
業務の開始以降、早い段階で100兆円の
○
です。主に有価証券を対象とする資産管
○
タートラスト信託銀行における資産管理
○
が、生保資産管理業務を含め、日本マス
要国ではさまざまな法制度、
決済シス
「決済照合システム」
の稼働により、
こ
れまで市場参加者が相対で確認してい
た取引内容を、
集中かつ効率的に照合・
○
○
○
三菱信託
日本マスタートラスト信託
東洋信託
顧客営業
資産管理業務
に付随した
銀 行 業 務
○
その他の
サービス
可能になります。また11月からは転
換社債の保振預託が開始され、
これま
での現物授受に代えて、
保振帳簿上の
口座残高振替による決済が開始される
予定です。海外においては、三菱信託
銀行を含む世界の主要金融機関が加盟
する GSTPA や、Omgeo 社により、
クロスボーダー取引
(各国間の証券取
○
資産管理
サービス
引)の照合・確認システムの準備が進
められています。
○
○
イムかつ1件ごとにグロスで決済する
○
出資
○
出資
RTGS: 証券と資金の授受をリアルタ
仕組み
DVP: 証券の受け渡しと資金の支払い
○
出資
GSTPA、
Omgeo社: クロスボーダー
取引の効率化を目的に設立された組織。
各々国際的な取引照合システムを構築
中
○
○
○
○
とを相互に条件づけて決済する仕組み
○
○
ドイツ銀行
○
明治生命
○
銀行業務
日本生命
○
年金総幹事
○
○
資産運用
○
○
業務企画
商品企画
○
資 産 管 理
○
○
○
○
その他の
サービス
○
○
○
スポンサー(公的資金・金融法人・事業法人・企業年金等)
および取引報告書のペーパーレス化が
○
○
○
日本マスタートラスト信託銀行における資産管理業務開始後の業務運営体制
確認することや、
信託財産運用指図書
○
○
○
○
今後は関係当局の認可を前提に14年3
月をめどに資産管理業務を開始する予定
スクの削減を目的として、
日米欧の主
○
○
○
○
○
12年5月に三菱信託銀行、日本生命保
○
○
○
日本マスタートラスト信託銀行株式会社における資産管理業務の開始
69
○
○
○
○
○
豊富なノウハウと幅広い情報ネットワークにより、
お客さまの不動産を活用した事業・財務戦略をご提案
○
信託銀行ならではの専門性を発揮する三菱信託銀行の不動産コーディネート力は、
東京
(単位:億円)
○
4,000
○
3,000
○
2,000
三菱銀行との経営統合をきっかけに、一段と大きな飛躍の機会を得ています。不動産事業
グループでは、さらにひろがる顧客基盤を背景に、売買を中心とした仲介業務に力を注ぐ
一方、不動産流動化・証券化、不動産開発、不動産管理、鑑定などの豊富なノウハウによっ
て、お客さまの幅広いご要望にお応えしています。今後、時価・減損会計や連結決算重視
の新会計制度の導入が検討されるなか、
多くの企業は保有する不動産の有効活用策を探っ
ています。三菱信託銀行は不動産を活用した自己資本比率や資産収益率などのバランス
○
○
○
○
○
5,000
○
○
6,000
○
○
○
● 不動産の分譲・仲介実績額
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
不動産事業
不動産事業
○
1,000
シートの改善による企業の財務・事業戦略の再構築をご提案する不動産ファイナンシャル
平成
平成
平成
平成
9年度 10年度 11年度 12年度
アドバイス業務にも注力しています。
○
平成
8年度
● 不動産総合コンサルティングの概要
企業ニーズ
業
務
戦
略
(単位:件)
○
2,000
○
○
○
2,500
○
○
3,000
○
○
○
● 不動産の分譲・仲介実績件数
○
○
○
○
0
○
○
三
菱
信
託
銀
行
収益強化
・本業の「営業基盤拡充」
活用スキーム
「不稼働資産」を
「本業用資産」または
「収益資産」へ
・本業支援のため、
「安定収益」を確保
「不稼働資産」で
不動産賃貸事業
資産の組み替え
有効利用
新規取得
○
○
1,500
事
業
戦
略
の
再
構
築
○
○
1,000
平成
平成
平成
平成
9年度 10年度 11年度 12年度
○
平成
8年度
財
務
戦
略
の
再
構
築
資産圧縮・抑制
(ROA・ROEの向上)
不動産証券化
資金調達
売却
(設備資金・年金積立不足改善)
取得
有利子負債の圧縮
○
○
○
○
○
○
○
0
○
○
○
500
不動産管理部では、土地信託等でお預
I S O 9 0 0 1 とは、国際標準化機構
かりしたお客さまの大切な不動産を適切
(International Organization for
に維持管理し、またテナントの皆さまに
Standardization)による品質保証シス
より満足していただくため、国際的な品
テムの国際規格のひとつで、「当該組織
質マネジメントシステムであるI S O
が、顧客に満足を与える一定レベルの
9001の認証を取得しました。
サービスを提供する仕組み・能力をもっ
ていることを保証するもの」です。
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
不動産管理業務でISO 9001を取得
経営統合に伴い、従来の三菱信託銀行
加えて、菱信住宅販売および三菱地所
の顧客基盤に加え、東京三菱銀行のお客
住宅販売の3社で業務全般にわたる提携
さまへのサービス提供の機会がひろがり
を行い、ネットワークを拡充していま
ます。不動産事業グループでは、豊富な
す。この結果、住宅販売子会社も含め、
不動産ノウハウを生かし、お客さまから
不動産収益300億円、不動産仲介業界の
の不動産情報の一層の拡大に加え、未取
トップをめざします。平成12年度の分
引先からの独自情報拡大により、強力な
譲・仲介の取扱実績額および件数はそれ
情報ネットワークを構築し、成約力を強
ぞれ4,469億円、1,576件となってい
化していきます。
ます。
○
○
○
70
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
不動産仲介業におけるトップをめざす
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
ノウハウと強力な情報ネットワークを駆
化・証券化、有効利用、管理のアウト
使し、お客さまの多様なニーズにお応え
ソーシングなど)財務・事業戦略を再構
する不動産ファイナンシャルアドバイス
築するためには、不動産および金融に係
業務
(不動産コンサルティング業務)に積
る専門的なノウハウをはじめ、情報の収
極的に取り組んでいます。
○
た不動産および金融に係る豊富な専門的
○
○
○
○
○
○
○
○
係る大切な財産です。不動産を活用して
(不動産処分、取 得、組み替え、流動
○
必要です。三菱信託銀行では長年蓄積し
○
不動産は、企業にとって経営の根幹に
○
○
○
不動産ファイナンシャルアドバイス業務
(不動産コンサルティング業務)
○
○
○
集力とそこから生まれる企画・提案力が
○
○
三
菱
信
託
銀
行
式会社生駒データサービスシステムと
の提携により「MTB-IKOMA不動産投
63ページをご参照ください)等の不動産
資インデックス」を開発し、不動産投資
流動化・証券化商品の拡大に備え、不動
のためのインフラ整備に努めていま
産管理業務でISO 9001を取得するとと
す。さらに不動産投資市場を活性化さ
もに、関連システムを開発中です。
せるため住友生命保険・三井不動産と
○
○
○
○
三菱信託銀行は今後拡大することが見
込まれている不動産投資信託(J-REIT:
○
○
○
不動産流動化・証券化業務の拡大に向けたインフラ整備
い不動産インデックスも検討中です。
○
にも注力しており、オフィス市場調
○
パフォーマンスの評価基準となる新し
○
も、投資インフラの整備に向けた運用
○
○
○
また、不動産流動化・証券化商品の
普及に欠かせない情報インフラの整備
○
○
○
○
○
業
務
戦
略
リジェンスに係る評価など、多彩な鑑定
○
○
対しても積極的に取り組んでいます。
○
産の減損会計等に伴う最新の鑑定手法に
し、保有資産の把握、担保提供の際の鑑
○
信託銀行は、多数の不動産鑑定士を擁
○
また現在導入が検討されている固定資
○
ニーズにお応えします。
る見方や考え方が激変しています。三菱
○
て、不動産をはじめとする
「資産」
に対す
○
○
昨今の企業会計基準の見直し等によっ
○
○
○
多彩なニーズに応える不動産鑑定業務
○
○
○
○
査・コンサルティングの大手である株
約締結・代金授受・物件の受け渡しま
代へと引き継いでいく大切な資産でもあ
で、三菱信託銀行および三菱信託銀行グ
ります。三菱信託銀行では、不動産のプ
ループの住宅販売子会社の経験豊かな専
ロとして長年培ってきた経験とノウハ
門スタッフが一貫してお手伝いします。
ウ、幅広いネットワークで、お客さまに
また、相続・遺言、住宅ローンなどの不
とって何が有益となるかという視点か
動産に関するさまざまなご相談について
ら、さまざまなご相談にお応えしていま
も、三菱信託銀行は頼れるパートナーと
す。一戸建てやマンションなどご希望に
してトータルにお役に立ちます。
○
かりではなく、収益を生み、また次の世
○
の価格査定、売買に係る価格交渉から契
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
沿った物件のご紹介から、ご所有不動産
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
不動産は毎日の暮らしの基盤であるば
○
○
○
個人のお客さまに向けたサービス
○
○
○
○
○
定評価のほか、工場財団評価、デューデ
71
○
○
○
○
○
米・欧・アジアの 3 極を軸にビジネスをサポート
運用という 2 つの側面をもっています。いずれにおいても米・欧・アジアの 3 極をカバー
○
する拠点網の効率的な運営を通じて、高い収益性を維持し、三菱信託銀行の重要な事業の
○
ニューヨーク、
グリニッジ、
ロンドン、
企業の投資ニーズも高まっています。
市場国際部門は他事業部門の海外展開をサポートす
る社内商社機能を担い、
グローバルな事業展開にも信託銀行である三菱信託銀行の専門性
○
○
○
や海外支店・海外子会社などによる運用業務やカストディ業務を通じて、お客さまに対す
るコンサルティング機能と三菱信託銀行自身の運用ノウハウをさらに高めています。
三菱信託銀行は主要国を中心に 5 支店、3 駐在員事務所に加え、海外子会社を海外拠点
います。また、このほかにもアジアを中心に主要大手銀行などと業務提携を進める一方、
中国に現地金融機関と合弁でリース会社を設立するなど、
機能を重視した業務展開を行っ
○
海外の投資家に日本の不動産投資を呼びかける
産事業部門のもつ長年の実績とノウハウ
スチャンスと考える投資家に国境はあり
を活用し、今後も海外のさまざまな地域
ません。三菱信託銀行では、13年1月に
での投資説明会を開催していく予定
シンガポールで現地の投資家を集め、不
です。
○
幅に下落した東京の地価。いまがビジネ
動産投資説明会を開催し、すでに成約実
航空機ファイナンスのパイオニア
グ・ビジネスならではのビジネスモデ
○
○
○
○
○
72
○
○
待されます。
○
サービス契約は順調で今後の成長が期
○
特許を出願しています。
お客さまとの
高度な為替管理ニーズにお応えする
為替変動による影響をいかに回避する
が実現できるだけでなく、コストの観点
かは、運用成果に直結する重大な関心事
からも効率的な運営が可能となります。
となっています。為替オーバーレイ商品
三菱信託銀行は為替オーバーレイサー
とは、従来各運営機関が個別に行ってい
ビ ス で 実 績 を もつ 、 英 国 パ レ ー ト ・
た為替ヘッジ取引を資産運用から切り離
パートナーズ社と提携し、受託財産運
し、専任のプロフェッショナルが統合し
用に係る高度な為替管理ニーズにお応
てご提供するサービスです。これによっ
えしています。
○
○
で、
三菱信託銀行初のビジネスモデル
○
が連携してすべて独自に開発したもの
○
○
理第 1 部、資金為替部、市場国際部
○
のシステムはシステム開発部、
資産管
○
幅な事務負担の軽減が実現します。
こ
リットを結びつけています。
○
○
もちろん、
三菱信託銀行にとっても大
造航空機購入意欲と投資家の投資メ
設定をはじめ、さまざまな資金調達に
○
つ煩雑な約定処理に比べ、
お客さまは
○
○
従来の電話やファックスによる大量か
成や新造航空機購入における融資枠の
○
可能なデータ形式で還元できるため、
○
す。また、約定取引情報を電子処理が
法を活用し、さまざまな航空会社の新
○
○
ルを構築し、
他社との差別化を図りま
ペレーティング・リースと呼ばれる手
ザーとして、シンジケートローンの組
○
体化させることで、
トラストバンキン
ウェイズのファイナンシャルアドバイ
○
外貨資産情報と為替約定サービスを一
レッジド・リースやジャパニーズ・オ
○
定をネット上で自動化するものです。
○
○
お客さまからの為替取引発注および約
○
ネットを介してお客さまにご提供し、
深くかかわってきました。また、レバ
○
金繰り情報や利金予定表をインター
三菱信託銀行は、世界的な航空会社
のひとつであるブリティッシュ・エア
○
○
グシステムです。
外貨資産に関する資
○
ド為替取引)
に特化したトレーディン
○
○
投信ファンドに係る為替取引
(ファン
○
信・投資顧問会社を顧客とする特金や
○
WFTS は、年々取引量が拡大する投
○
○
S e r v i c e ) をスタートしました。
績も上げています。三菱信託銀行は不動
○
Forex Trading Total Support
○
○
サービスWFTS (Website for Fund
○
ターネットを利用した新外国為替総合
○
三菱信託銀行は、13 年 3 月にイン
バブル期の地価高騰時に比べると、大
○
○
●自社開発の新外国為替総合
サービス
「WFTS」
がスタート
○
○
○
○
○
○
フィリピンナショナルバンク
ています。
○
フィリピン
○
バンクネガラインドネシア
○
○
インドネシア
○
インドステイト銀行
業
務
戦
略
として展開しており、
これらを通して国際事業に係るお客さまの各種ニーズにお応えして
○
○
インド
○
バンコック銀行
○
○
タイ
○
中国工商銀行
中国国際信託投資公司(CITIC)
を発揮しています。また、ニューヨークやロンドンに常駐するアナリストによる情報提供
○
三
菱
信
託
銀
行
○
●現地金融機関との業務提携
中国
○
○
○
フランクフルト、ダブリン、アルーバ
や海外における資金調達・運用ニーズはもちろん、最近では国内の不動産に対する非日系
○
主な海外子会社
核のひとつとなっています。お客さまにおいては、今や常識となりつつある国際分散投資
○
○
フランクフルト、北京、上海
○
駐在員事務所
○
○
ニューヨーク、ロンドン、香港、
シンガポール、ケイマン
三菱信託銀行の市場国際事業は、国内業務の延長線上にある国際金融業務と自社の市場
○
○
支店
○
●三菱信託銀行の海外拠点
○
○
○
○
○
○
○
○
○
市場国際事業
て為替変動の影響を極力抑えた資産運用
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
経営戦略
○
1.専業信託部門の強化
○
○
専門信託銀行として、不動産、証券、年金、証券代行ならびに財産管理の主要5業務に経営資源を集中投入す
○
○
○
ることにより、お客さまの多様なニーズに的確にお応えし、質の高いサービス・商品を提供してまいります。
○
○
2.財務体質の健全化と効率化
○
新規の不良債権の未然防止、不稼働債権の回収など資産の健全化に努めるとともに、合理化と経営資源の再配
○
○
○
分を進めることで効率化の徹底を図ります。
○
○
3.リスク管理およびコンプライアンスの徹底
○
○
信用リスク、市場リスクをはじめとした各種リスク管理および法令、社内規則・規程遵守の徹底を推進してま
○
○
いります。
○
4.信託業務における協働体制の構築
○
日
本
信
託
銀
行
○
○
13年10月の三菱信託銀行、東京信託銀行との合併を控え、日本信託銀行が東京三菱銀行との間で培ってきた
○
○
○
○
○
○
協働の仕組みを合併後の三菱信託銀行に継承・強化することにより、統合効果の早期実現をめざしてまいります。
○
○
○
経
営
戦
略
/
業
務
戦
略
○
○
○
年金業務
解決のための幅広いアドバイスをご提供
○
務関連計算サービスや退職給付債務問題
り巻く環境は大きく変動しています。
○
バランス化をはじめ、企業年金制度を取
○
ルティング業務等に加えて、退職給付債
○
新会計基準導入に伴う年金債務のオン
○
○
○
○
○
企業年金のベストパートナーをめざします
○
しています。
○
日本信託銀行は、これらの動向を的確
○
多様な選択肢を提供してまいります。
○
ニーズにお応えすべく、信託銀行の高度
引き続きお客さまのニーズに合わせて
○
にとらえ、多様化・高度化する企業年金
日本信託の年金信託業務
ング、年金資産の運用・管理、加入・受
1. 適格退職年金信託
○
○
適格退職年金制度は、事業主が信託銀
行などとの間で締結する年金契約により
○
供しています。
○
給者の管理など総合的なサービスをご提
○
○
じめ、制度の運営に関するコンサルティ
○
○
○
な専門性を生かし、年金制度の設計をは
○
う税制上の優遇措置が受けら
れます。
適格退職年金信託の仕組み
用モデルのご提供など多様化
する委託者の皆さまのニーズ
すます高まっています。また、平成12
にお応えしており、また、投
年度から導入された新会計基準に基づ
資顧問会社へ運用委託する場
き、退職給付債務のオンバランス化が義
合の年金資産の管理を行う「年
務づけられています。
金特定
(金銭)
信託」もご用意し
(年金規約)
(委託者)
従業員/受給者
従業員掛金
(受益者)
○
○
○
○
○
○
○
(受託者)
年
金
・
一
時
金
給
付
○
○
○
○
○
○
日本信託銀行
○
ています。
︵
年
金
信
託
契
約
︶
○
日本信託銀行では、従来の年金コンサ
企
業
・
従
業
員
掛
金
○
○
営に関するコンサルティングニーズもま
企業
○
化に合わせて、お客さまの制度設計や運
○
日本信託銀行では、各種運
○
動きなど、年金制度を取り巻く環境の変
○
○
年金導入による企業年金制度の見直しの
○
○
確定給付企業年金法の制定・確定拠出
○
主が払い込む掛金は損金算入されるとい
○
税庁長官の承認を受けた制度です。事業
コンサルティングサービス
○
制度設計や退職給付債務問題に関する
変化に迅速に対応できる
資産管理体制
日本信託銀行では、変化の激し
い年金信託業務に柔軟かつ迅速
に対応すべく、システム投資を
重点的に行っています。約定か
ら決済までの自動処理化
(STP)
、電子媒体によるデータ
提供、年金資産管理システムの
さまざまな機能拡充等を実施し
たほか、さらなるSTP機能の向
上、時価会計・証券決済制度変
更への対応等を行いました。今
後もより一層ご満足いただける
サービスを提供してまいります。
○
税法上の適格要件を満たすものとして国
○
○
○
実施する社外拠出型の企業年金で、法人
日本信託のコンサルティング
●日本信託の資産管理体制
73
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
2. 厚生年金基金信託
○
厚生年金基金信託の仕組み
の変化などを踏まえ、平成9年に財政運
や同種同業の団体等を母体として
営基準の見直しが実施され、基金制度運
厚生労働大臣の認可を得て設立さ
営の弾力化が図られています。
○
○
政府
年
金
・
一
時
金
給
付
(受託者)
れる特別法人たる厚生年金基金
日本信託銀行は財政面におけるコンサ
が、公的年金である厚生年金保険
ルティングはもとより、基金制度運営の
の老齢厚生年金の一部を代行す
ベストパートナーとして委託者の皆さま
るとともに、基金独自の年金給付
のお役に立ちたいと考えています。ま
を上積みしてより手厚い給付を行
た、投資顧問会社に運用委託する場合の
い、老後の所得保障の充実を図る
年金資産の管理を行う「年金特定(金銭)
年金制度です。
信託」もご用意しています。
○
○
○
○
(年金信託契約)
○
日本信託銀行
(委託者兼受益者)
○
政府負担金
企業・従業員掛金
従業員/
受給者
○
○
○
○
負
担政
金府
厚生年金基金
○
○
○
○
○
従業員掛金
○
企
業
・
従
業
員
掛
金
○
企業
基金の成熟度の多様化、社会経済環境
厚生年金基金制度は、民間企業
受託資産運用業務
多様化・高度化する資金運用ニーズにお応えします
○
○
○
○
○
○
○
○
○
日
本
信
託
銀
行
受託運用機関としてその受託者責任を
十分に生かした情報収集体制を確立して
十分に認識しながら、企業年金における
います。
資産運用の規制緩和に対応し、年金資金
の性格に合った運用方法をご提供するこ
2. 多様な運用ニーズへの対応
とによりお客さまの多様な資金運用ニー
お客さまの運用に対するニーズはます
ズにお応えします。
ます多岐にわたっています。日本信託銀
また、日本や海外主要国の経済情勢や
行では、運用内容や運用に対する考え方
市場動向を的確に分析することにより、
をよくご説明し、最適な運用方法をご提
お客さまによりご満足いただける運用成
供することにより、お客さまの多様な運
果を上げるよう努めています。
用ニーズに的確にお応えします。
日本信託の受託資産運用の特徴
3.リスクコントロールを基本とする運用
1. 強固な運用情報ネットワーク
日本信託銀行では、あらかじめ決定さ
運用の成否は、運用に係る情報ルート
れたリスクの許容範囲を超えないよう、
が確立されているか否かにかかっている
厳密なリスクコントロールのもと、すべ
といっても過言ではありません。日本信
ての運用を行っています。
託銀行は、国内外の情報ネットワークを
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
業
務
戦
略
受託運用部
運用リスク管理室
公的資金の
ポートフォリオマネージメント
エコノミストチーム
○
○
○
○
○
○
○
外国債券・株式に関する投資の実行
○
○
○
○
○
○
○
74
リスク管理・各種運用情報
プレゼンテーション資料作成
外国証券チーム
○
年金営業への運用現場からの支援
ミドル事務チーム
国内債券に関する投資の実行
○
営業支援チーム
運用評価・受託運用業務全般の企画
立案
公社債チーム
○
マクロ経済分析・市場予測
企画チーム
○
公的資金チーム
事務・企画グループ
株式チーム
○
適格退職年金の
ポートフォリオマネージメント
○
適格年金チーム
ファンド
マネージャーグループ
国内株式・転換社債に関する投資の
実行
○
厚生年金基金の
ポートフォリオマネージメント
○
厚生年金チーム
○
ポートフォリオ
マネージャーグループ
○
○
○
○
○
日本信託の受託資産運用体制
受託運用業務に係る各種
基準等の遵守状況の管理
○
○
○
○
○
○
○
○
日本信託銀行では、総合スタイルマ
ついて詳細な分析を行った後、次の運用
ネージメント
(Manager of Managers)
計画に反映する
「PLAN-DO-SEE」
の運用
により、お預かりした資産の運用に対し
プロセスを基本としています。
てポートフォリオマネージャーとファン
○
○
○
○
○
○
○
○
なっています。
○
貫して運用に対して責任をもつ体制に
○
○
離し、ポートフォリオマネージャーが一
○
○
ドマネージャーの役割・責任を明確に分
○
○
○
○
は事前の計画を前提に行い、運用結果に
○
○
(Manager of Managers)
○
5. 総合スタイルマネージメント
○
日本信託銀行では、すべての運用行動
○
4. 管理された運用プロセス
○
日
本
信
託
銀
行
のリレーションシップが極めて重要であ
本の個人金融資産 1,200 兆円をめぐっ
り、さらに複雑かつ高度な運用と管理の
て、内外の金融機関はさまざまな商品に
ノウハウが要求されます。また、高い収
よる獲得競争を繰り広げています。
益性が期待できる商品として、現在日本
○
業
務
戦
略
○
○
○
において最も注目されている信託商品の
ひとつです。
○
力とますます多様化・高度化し、複雑化
○
○
まさに、金融機関には、真の資産運用
○
○
○
○
「金融ビッグバン」の進展とともに、日
○
○
○
あらゆる証券関連ニーズに的確にお応えします
○
○
○
○
証券業務
まで培ってきました証券運用と受託財産
を、投資家もしくは代理人の特定する運
管理の経験を生かして、お客さまのさま
用指図に基づき、日本信託銀行が運用事
ざまなニーズに的確にお応えしてまいり
務と財産管理を行います。また、この商
ます。
品は委託者(投資家)
の保有する有価証券
効率的な資金運用が可能です。
○
○
○
4. 有価証券信託
信託財産の配当金、利息、償還金の取立
託で、投資家の皆さまからお預かりした
て、増資新株払込み等有価証券に関する
信託金の運用から運用財産の管理まで、
管理事務を目的とした有価証券管理信託、
日本信託銀行が責任をもって行います。
さらに有価証券の貸付等による運用を目
これは実績に応じて収益が支払われる
「完
的とする有価証券運用信託を行います。
○
全実績配当」
の信託商品で、まさに日本信
日本信託銀行がこれまで培ってきたノウ
託銀行の資金運用能力と財産管理ノウハ
ハウをもとに、お客さまに代わって有価
ウをご提供できるものと考えています。
証券に係る煩雑な事務処理を行います。
2. 証券投資信託
5. 証券代理業務
● 単独運用指定金銭信託
受託残高の推移
○
○
○
○
有価証券への直接投資を目的とした信
○
○
ファンド・トラスト
○
1. 単独運用指定金銭信託、
○
○
の簿価と分離した管理ができますので、
日本信託の証券業務
○
○
○
○
○
○
○
○
○
投資家の皆さまからお預りした信託金
○
3. 特定金銭信託、特定金外信託
こうしたなか、日本信託銀行は、これ
○
問われる時代になってきています。
○
する金融商品についての受託管理能力が
○
○
○
(単位:億円)
15,000
9,000
6,000
○
の支払いなど、証券に関する代理事務に
づいて有価証券の運用・管理を行います。
ついてお取り扱いしています。
○
用指図を行い、日本信託銀行はこれに基
○
支払いや払込金の受入れ、公共債元利金
平成
8年度
平成
平成
平成
平成
9年度 10年度 11年度 12年度
○
ついて、投信委託会社が委託者として運
0
○
有価証券売買の取次ぎ、株式配当金の
○
○
○
○
○
○
この商品は、投信委託会社と信託銀行と
○
○
○
○
投資家の皆さまから集められた資金に
3,000
○
○
○
○
○
○
○
○
12,000
75
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
日本信託銀行では、このほかにも公共
行う常任代理人業務など各種証券業務を
行っています。
債の窓口販売業務、有価証券の管理等を
不動産業務
不動産のエキスパートが豊富な情報量でお役に立ちます
不動産に対するお客さまのニーズはま
は専門家の鑑定評価が必要となります。
験を経た不動産鑑定士および不動産鑑定
が必要となります。
士補のみが行うことができる業務です。
○
○
○
○
日本信託銀行では、豊富な経験と知識を
と実績に裏づけられた知識と信頼、そし
有する多くの不動産鑑定士および不動産鑑
て日本信託銀行のネットワークを生かし
定士補のうち、熟練した専任のスタッフが
た豊富な情報量をもって、お客さまのさ
鑑定評価業務を担当しています。
○
○
○
○
○
○
○
日本信託銀行では、長年にわたる経験
まざまな不動産に係るご要望にお応えし
ていきたいと考えています。
○
○
日本信託の不動産業務
るなかで、信託機能を活用して信託銀行
1. 不動産の売買・賃貸借の仲介
が土地の所有者に代わって事業を行う土
日本信託銀行では不動産の売買・賃貸
借に際して、双方の仲立ちを行う仲介業
地信託業務が注目されています。
土地信託は、お客さまがご所有の土地
務が不動産業務の主軸となっています。
を日本信託銀行に信託されることによっ
各拠点には不動産担当者がおり、
事務所・
て、不動産や不動産事業に関する専門知
工場・倉庫用地等の事業用不動産仲介を
識と事業資金が少なくても、日本信託銀
はじめとして、店舗・マンション・住宅
行が事業計画のプランニングから資金の
等あらゆる用途の不動産の売買・賃貸借
調達、建設会社との折衝やテナント募
ニーズにお応えできるように日本信託銀
集、建物の管理・運営まで、一切の業務
行のネットワークを生かし、常に新しい
を代行します。お客さまにとっては、わ
情報入手を心がけています。
ずらわしい手間が省け、安定収入の確保
購入物件の紹介・売却物件の調査・契
など多くのメリットがあります。
約書の作成・重要事項の説明・引き渡し
など不動産取引のあらゆる段階を日本信
4. 不動産の証券化・流動化、不動産投資
託銀行が一貫してお手伝いすることによ
り、
安心して取引を行っていただけます。
に関するコンサルティング
企業による資産の証券化・流動化ニー
また、マンション・一戸建等の住宅仲
ズが高まるなかで、日本信託銀行は不動
介については、住宅仲介専門の関連会社
産管理処分信託を利用した不動産の証券
である「日信住宅販売」各店との連携によ
化・流動化スキームをご提案し、お客さ
り、きめ細かいサービスに努めています。
まのニーズにお応えします。
また、不動産証券化商品や不動産に対
2. 不動産の鑑定評価
するお客さまの投資ニーズについても、
○
○
○
76
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
3. 土地信託
土地の有効利用に対するニーズが高ま
○
業
務
戦
略
不動産の鑑定評価は国家試験と実務経
高度な能力と経験、そして豊富な情報量
○
日本信託銀行では、オンライン
による全社的な不動産情報シス
テムにより、保有する全不動産
情報を各拠点において検索・活
用することができます。
これにより、どの拠点において
も、お客さまへの不動産情報提
供を迅速に行うことができる体
制を整えています。
○
日
本
信
託
銀
行
すます多様化し、これにお応えするには
○
●日本信託の
不動産情報システム
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
6. その他の証券業務
不動産の売買や資産・担保評価に際し
て、不動産の適正な価格を調べるために
きめ細かく対応します。
○
○
○
○
○
○
○
○
財産管理業務
遺言信託には、遺言書をお預かりし、
「遺言」という気配りをしておくことによ
遺言によるご指定に基づいた財産の引渡
● 遺言信託受託累計件数の推移
○
○
○
遺産配分に係る問題の多くは、生前に
○
○
○
○
○
「遺言信託」
は財産に関する遺言者の意思を実現します
トを配置し、「遺言信託」をはじめ信託機
があります。
○
実にお渡しする遺言信託(保管)の2種類
○
りした遺言書をご指定いただいた方に確
(単位:件)
5,000
4,000
3,000
○
○
○
日本信託銀行では、各拠点に法務・税
務の専門知識を備えた財務コンサルタン
○
しまでを行う遺言信託(執行付)
とお預か
○
り解決できます。
2,000
相続が開始された際に、ご遺族のご心
より確実なものとなるようお手伝いして
情にもかかわらず、種々の問題が出てく
いきたいと考えています。
る場合があります。まず、遺産調べから
○
1,000
○
○
○
○
つ「愛する人への思いやり」のお気持ちが
○
2. 遺産整理
○
提供していくことにより、お客さまのも
○
能を生かした多彩な商品・サービスをご
1. 各拠点に経験豊富な財務コンサルタン
き、さらには所得税・相続税の納付等が
日
本
信
託
銀
行
○
○
や有価証券、預貯金等の名義変更手続
平成
平成
平成
平成
9年度 10年度 11年度 12年度
関し、お忙しい方々、あるいは、不
対応を行っています。
慣れな相続人の方々の不動産や預貯
○
さまのさまざまなご要望にきめ細かな
○
銀行ではこういった遺産整理業務に
○
岐にわたるのが通例です。日本信託
ミュレーション機能を活用して、お客
遺言信託(執行付)
遺言信託(保管)
○
○
2
○
○
○
事前のご相談
お申し込み
資産家や篤志家または企業のお客
○
遺言公正証書の作成
4
遺言公正証書の保管引受
び事務運営の一切をお引き受けし、
○
○
本信託銀行が基金の管理・運用およ
をお手伝いします。
○
たがい、相続人に代わって相続手続き
6
○
のための財産を信託するもので、日
遺言書の保管
異動変更の定期照会
○
議・作成された
「遺産分割協議書」
にし
5
7
○
成、福祉事業への援助など公益目的
遺言者ご逝去の通知
○
3.「 遺言書」がなくても、相続人間で協
○
さまが、奨学金の支給、学術研究助
○
○
思」を実現します。
3
3. 公益信託
○
を行い、財産に関する遺言者の「ご意
○
当者が遺言書にしたがって相続手続き
○
○
します。
○
1
金等の財産の相続手続きをお手伝い
2. 相続発生時には、相続手続き専門の担
業
務
戦
略
遺言信託業務の仕組み
○
した財産管理システムによる豊富なシ
○
必要になります。これらは問題が多
○
トを配置し、また13年4月から稼働
○
○
日本信託のコンサルティング体制
平成
8年度
○
評価、遺産分割協議とそれに伴う不動産
0
遺言執行の開始
9
遺言執行の完了
遺言書の返却
○
○
○
4. 特定贈与信託
特別障害者の皆さまの将来の生活
○
専門の担当者が対応しています。
8
○
不動産の有効利用、売買等に関しても
○
8
○
主務官庁の許可を得て発足します。
4. 財産のなかで大きなウエートを占める
○
や療養のために、親族や篤志家など
るもので、日本信託銀行が信託財産
を管理・運用し、障害をお持ちの方
ておきたいというお客さまのニーズにお
の生活費や医療費などを定期的に給
応えし、日本信託銀行が遺言書の作成に
付いたします。この特定贈与信託を
係るご相談から、遺言書の保管、遺言の
ご利用になると、6,000万円までの
執行まで、遺言に関するご依頼をお引き
贈与財産について贈与税が非課税と
受けします。
なります。
1
遺産整理に関する
基本のお打ち合わせ
遺産整理委任契約
○
○
○
2
○
○
円満な遺産相続実現のために遺言をし
○
1. 遺言信託
○
○
遺産整理業務の仕組み
○
の個人のお客さまが金銭等を信託す
○
日本信託の財産管理業務
相続人の確認、
遺産調査と財産目録の作成
財産の評価
○
○
4
○
○
○
○
3
遺産分割のアドバイス
遺産分割手続きの実施
○
○
相続財産の管理・運用・処分
○
○
○
○
○
7
○
○
○
6
○
○
○
5
77
○
○
○
○
○
○
○
煩雑な株式事務をサポートします
○
○
○
○
○
証券代行業務
2. 予備株券等の保管などは日本信託銀行
最近の株券保管振替制度の普及、度重な
が責任をもって行いますので、株券の
る法令改正の実施等への迅速な対応が求
保管・管理事務から解放されるととも
められるなど、ますます煩雑なものに
に保管スペースの有効利用が図れ
なっています。
ます。
○
○
○
○
○
○
○
○
日本信託の証券代行業務
一層膨大で複雑なものとなります。
1. 名義書換事務
日本信託銀行では、証券代行機関とし
新しく株式を取得されたお客さまが株
て安心して株式事務をお任せいただける
主権を行使できるように、発行会社の株
よう、独自の証券代行システムを導入
主名簿に名義を登録し、株券の名義を書
し、発行会社の株式事務を正確・迅速に
き換えます。
処理する体制を整え、発行会社および株
主の皆さまの信頼にお応えしたいと考え
2. 単位未満株式の買取請求事務
ています。
○
日本信託のコンサルティング体制
事務を代行します。
○
○
○
○
○
○
単位未満株式の保有株主からの請求に
応じて、その株式の買取・代金の支払い
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
特に株式を公開している企業のお客さ
まにおいては、株主数も取引量も多く、
日本信託銀行では、20年余の証券代
行業務経験と実績に培われたノウハウや
3. 株主総会関係事務
実務に精通した専門スタッフを揃え、委
株主宛の郵便物の封入・発送事務や株
託会社であるお客さまに対し的確なアド
主総会の企画・開催から円滑な運営ま
バイスを行っています。また、経験豊か
で、幅広くお手伝いします。
○
○
○
○
○
○
○
業
務
戦
略
○
膨大かつ多岐にわたる株式事務
を、正確かつ迅速に処理するた
めには、コンピュータシステム
の構築は不可欠です。
日本信託銀行では、株主名簿の
コンピュータ・ファイル化をは
じめ、株主印鑑票のイメージ処
理システムやOCR(光学文字読
取装置)の導入など、大量の株
式事務をより円滑に処理するこ
とで、事務の正確性と効率化を
図っています。また、日本信託
銀行が独自に開発した議決権行
使書集計システムにより、株主
総会当日の受付事務や株主総会
の運営も積極的にサポートして
います。
各種システムのバックアップ体
制も完備しており、株主一覧表
のCD-ROM化対応・インター
ネットによる名義書換・諸届書
類の請求など、最新のシステム
管理体制で委託会社のニーズに
確実にお応えしています。
日
本
信
託
銀
行
株式の発行会社における株式事務は、
○
○
●日本信託の
証券代行システム
に実施しており、各種セミナー等を通じ
株式実務に関する各種情報の提供を行っ
4. 配当金の計算・支払いに関する事務
配当金の計算、支払明細表の作成や領
(単位:社)
ています。
株式発行会社の株式公開ニーズに対し
収証の作成、指定口座への振込手続きな
どの事務を代行します。
ては、株式発行スケジュールに沿って、
○
○
○
300
○
○
○
○
● 委託会社数の推移
な専門家が株主総会のサポートを積極的
実務面から法務面にいたる問題まで幅広
5. 新株発行に関する事務
○
○
240
くアドバイスしています。
○
○
180
○
○
○
120
発行会社のメリット
作成・集計、株券の発送等の事務を代行
1. 株式事務ご担当者の事務負担の軽減が
します。
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
78
実現され、繁忙時における人員確保負
○
平成
平成
平成
平成
9年度 10年度 11年度 12年度
○
平成
8年度
○
0
○
○
○
60
割当日現在の株主とその所有株式数の
確定、新株式の割当計算、株式申込証の
担も軽減できます。
6. その他の事務
住所変更、改印届など諸届出に関する
事務、株主優待の事務などを行います。
業務内容
1. 銀行、信託銀行、証券専門会社、保険
会社その他銀行法により子会社とする
ことができる会社の経営管理
2. その他上記の業務に附帯する業務
組織図
(平成13年7月1日現在)
株主総会
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
監査役
監査役会
取締役会
アドバイザリーボード
総合管理部
経営政策部
経営会議
財務政策部
業務監査委員会
業
務
内
容
/
組
織
図
各種委員会
リスク統括部
監査部
79
国内ネットワーク
947(国内店舗 382、無人化店舗 565)
(平成 13 年 6 月 1 日現在)
黒色は東京三菱銀行、緑色は三菱信託銀行、茶色は日本信託銀行を表しています。
弁護士会館
公 は住宅金融公庫業務取扱店、 □
債 は債券取扱店、 □
ト はトラベルコーナー設置店、
□
Ⅰ は外貨両替取扱店Ⅰ、 □
Ⅱ は外貨両替取扱店Ⅱ、 □
Ⅲ は外貨両替取扱店Ⅲ、
□
法政大学
弁護士会館内
55 年館通路脇
ホテルニューオータニ
旧館地下1階アーケード街
クイックコーナーは無人化店舗(除く、企業内設置分)
公 は住宅金融公庫業務取扱店、□
平 はATMの平日時間延長店 8:00〜8:45 19:00〜21:00、
□
日 は ATM の日曜日稼働店 9:00 〜 17:00、 □
祝 は ATM の祝日稼働店 9:00 〜 17:00
□
公 は住宅金融公庫業務取扱店です。なお、出張所には ATM を設置していません。
□
(注)店舗外現金自動設備(無人 ATM コーナー)が、錦糸町支店亀戸出張所(江東区
亀戸 6-25-1)と中野支店阿佐ヶ谷出張所(杉並区阿佐ヶ谷北 2-1-9)としてあ
ります。
[外貨両替のお取り扱いについて]
(T/C =トラベラーズチェック) ○:お取り扱いします ×:お取り扱いしません
取引種類
ト□
Ⅰ
□
Ⅱ
□
Ⅲ
□
○
○
○
日本円現金→外貨現金・外貨 T/C・円 T/C
外貨現金・外貨 T/C・円 T/C →日本円現金、円預金・外貨預金へのご入金
○
○
×
外貨預金・円預金→外貨現金・外貨 T/C・円 T/C でのお引き出し
○
×
×
中央区
本店・支店
公
日本信託銀行本店
□
公□
債□
ト 東京営業部
□
Ⅰ
大伝馬町支店
□
債□
ト
□
京橋支店
Ⅰ
銀座支店
□
Ⅰ
新川支店
□
Ⅰ
□
築地支店
Ⅰ
東京駅前支店
□
公□
Ⅰ
日本橋支店
□
日本橋支店
日本橋L島屋筋向い
日銀前・三越隣り
地下鉄日比谷線・小伝馬町駅、人形町通り
銀座通り、銀座一丁目交差点角
銀座通り、資生堂パーラー前
鍛冶橋通り、永代橋交差点手前 200m
電通本社ビルそば
八重洲北口、国際観光ホテル前
日本橋交差点そば
日本橋L島屋前
債□
ト
人形町支店
人形町交差点角
□
Ⅰ
馬喰町支店
JR・馬喰町駅前
□
債□
ト
□
八重洲通支店 八重洲通り、昭和通り交差点角
(03)3245–8111
(03)3245–1131
(03)3661–2121
(03)3535–2311
(03)3573–3251
(03)3297–0171
(03)3541–2151
(03)3281–8811
(03)3272–5151
(03)3271–1481
(03)3669–7111
(03)3661–7581
(03)3567–6161
* トラベルコーナー設置店では、最大 10 種類の T/C と 20 種類の外貨現金をお取り扱い
しています(支店によって取扱通貨が異なります。また在庫のない場合もございます。
クイックコーナー
詳しくは各支店にご照会ください)。
茅場町駅前
* トラベルコーナー設置店以外での外貨両替の取扱通貨につきましては、各支店にご照会
ください。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
地下鉄東西線・茅場町駅、11 番出口横
銀座松屋
銀座松屋隣り
銀座四丁目
銀座四丁目交差点
新富町
地下鉄有楽町線・新富町駅、新大橋通り沿い
新日本橋駅前
JR・新日本橋駅前
水天宮前
東京都
水天宮前交差点角
聖路加国際病院
千代田区
本店・支店・出張所
公□
債□
ト 東京三菱銀行本店 旧都庁前
□
公□
平
三菱信託銀行本店 永田町、山王パークタワー 3F
□
公□
Ⅰ
秋葉原支店
JR・秋葉原駅電気街口、日本通運ビル内
□
公□
Ⅰ
□
市ヶ谷支店
JR・市ヶ谷駅、九段方面
公□
債□
ト 内幸町支店
飯野ビル
□
Ⅰ
神田支店
JR・神田駅北口、中央通り北 100m
□
Ⅰ
□
神田橋支店
本郷通り、美土代町交差点そば、東京天理ビル内
Ⅰ
麹町支店
地下鉄有楽町線・麹町駅西 200m、麹町大通り
□
公□
債□
ト 新丸の内支店 東銀ビル
□
債□
ト
□
神保町支店
神保町交差点角
Ⅰ
東京海上ビル出張所 東京海上ビル本館地下1階
□
公□
債□
Ⅰ 丸の内支店
JR・東京駅丸の内南口前三菱ビルヂング 1・2 階
□
公
□
丸の内支店
丸ビル隣り、三菱ビル
ト
有楽町支店
JR・有楽町駅、東京交通会館
□
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
月島駅前
病院内
地下鉄有楽町線・月島駅、区立月島スポーツプラザ前
東京ダイヤビル
(03)3240–1111
(03)3212–1211
(03)3253–2211
(03)3262–4111
(03)3506–3811
(03)3256–5111
(03)3294–1811
(03)3265–6261
(03)3211–2473
(03)3263–1221
(03)3211–2301
(03)3212–1551
(03)3212–1661
(03)3216–1951
3 号館1階商店街
八丁堀駅前
JR・八丁堀駅東口
八丁堀センタービル
1階
宝町駅前
港区
支店・出張所
債□
ト
青山支店
□
Ⅰ
赤坂支店
□
Ⅰ
赤坂見附支店
□
Ⅱ
麻布支店
□
Ⅲ
御成門支店
□
地下鉄浅草線・宝町駅、A 6 出口前
地下鉄・表参道駅、A1出口前
地下鉄・青山一丁目駅前、青山ツインタワービル 1 階
赤坂見附、田町通り
麻布二ノ橋交差点角
地下鉄三田線・御成門駅そば、日比谷通り沿い、
御成門BNビル
Ⅰ
品川駅前支店 JR・品川駅高輪口、秀和品川ビル
□
債□
ト
新橋支店
日比谷通り、第 27 森ビル
□
本店新橋出張所 日比谷通り、西新橋交差点
クイックコーナー
秋葉原駅東口
JR・秋葉原駅、昭和通口前
飯田橋
JR・飯田橋駅東口、目白通り南 300 m
飯田橋駅前
JR・飯田橋駅西口、体育館角
市ヶ谷駅前
JR・市ヶ谷駅前
岩本町
地下鉄新宿線・岩本町駅南、岩本町三丁目交差点そば
大手町ビルヂング
お茶の水駅前
債□
ト
田町支店
JR・田町駅前、森永プラザビル内
□
Ⅰ
田町東口支店 JR・田町駅東口、芝浦工大正門前
□
公□
債□
ト 虎ノ門支店
虎ノ門交差点角
□
パーソナルプラザ虎ノ門 西新橋 1 丁目交差点角
JR・神田駅南口、中央通り沿い
九段下駅前
地下鉄半蔵門線・九段下駅、5 番出口そば
新東京ビル
山王パークタワー地下1階エントランスロビー
新東京ビル 1 階
水道橋駅前
JR・水道橋駅西口、水道橋西通り沿い
駿河台下
JR・御茶ノ水駅、明大通り駿河台下バス停前
大丸東京店
大丸東京店地下1階、和洋酒売場斜め前
鉄鋼ビル
東京駅丸の内南口
東京国際フォーラム
(本店虎ノ門出張所)
Ⅰ
□
Ⅰ
□
広尾支店
地下鉄日比谷線・広尾駅、明治屋前
六本木支店
六本木交差点角
赤坂駅前
ATT 新館
神谷町駅前
北里研究所病院
グランパークタワー
慶應義塾大学三田
呉服橋交差点角
慈恵大学病院中央棟 1 階
JR・東京駅丸の内南口改札口前
慈恵大学病院中央棟 8 階
東京国際フォーラム地下1階
品川駅東口
日本歯科大学歯学部
校舎内
新赤坂
病院内
新橋駅前
日比谷国際ビル
(03)3442–8111
(03)3408–8111
クイックコーナー
日本歯科大学附属病院
半蔵門駅前
(03)5473–9626
(03)3441–9181
(03)3502–4324
(03)3591–1108
(03)3454–0451
(03)3454–7371
(03)3580–6411
(03)3501–2211
JR・御茶ノ水駅、お茶の水橋口
神田駅南口
山王パークタワー
80
地下鉄丸ノ内線・大手町駅、大手町ビル 1 階
(03)3499–0871
(03)3475–1211
(03)3505–4611
(03)3455–8391
地下鉄半蔵門線・半蔵門駅 3 番出口、FM東京半蔵門ビル1階
地下鉄三田線・内幸町駅、日比谷国際ビル地下1階
高輪第一京浜
東京慈恵会医科大学
地下鉄千代田線・赤坂駅、赤坂通り
ATT 新館地下 1 階
地下鉄日比谷線・神谷町駅、飯倉方面 30 m
北里学園白金キャンパス正門脇
JR・田町駅東口、グランパークタワー1階
慶應義塾大学三田キャンパス第1校舎前
慈恵大学病院中央棟 1 階
慈恵大学病院中央棟 8 階
JR・品川駅東口、中日新聞社駐車場
アメリカ大使館前
JR・新橋駅、第一ホテル前
第一京浜、泉岳寺交差点、品川寄り 30 m
病院内
浜松町駅前
JR・浜松町駅北口、世界貿易センタービル斜め前
公□
Ⅰ
錦糸町支店
□
六本木明治屋前
錦糸町支店
六本木明治屋前
新宿区
支店・出張所
Ⅰ
神楽坂支店
□
公□
Ⅰ
□
新宿支店
公□
平□
日□
祝 新宿支店
□
公□
Ⅰ
本所支店
□
Ⅰ
□
向島支店
(03)3260–8251
(03)3352–4111
(03)3342–6401
(03)3344–3114
(03)3346–3271
(03)3342–6511
(03)3342–1711
(03)3360–0331
JR・飯田橋駅西口西 400 m、神楽坂上
伊勢丹本館前
京王百貨店向い、京王モール中央
本店新宿出張所 京王百貨店向い、京王モール中央
公□
Ⅰ
□
債□
ト
□
Ⅰ
□
Ⅰ
□
Ⅰ
□
新宿新都心支店 新宿第一生命ビル
新宿中央支店 JR・新宿駅西口、朝日生命ビル向い
新宿西口支店 小田急百貨店本館
高田馬場支店 JR・高田馬場駅、早稲田通り西口
東京都庁
東京都庁第二本庁舎 5 階
第二本庁舎出張所
(03)5320–7575
西早稲田支店 西早稲田交差点角
(03)5272–5601
(03)3353–0171
(03)3207–5171
四谷支店
地下鉄丸ノ内線・四谷三丁目駅、四谷見附方面
若松町出張所 若松町交差点、プラザ小島屋ビル
清澄通り、両国緑一丁目交差点南
水戸街道、東向島交差点角
菊川駅前
地下鉄新宿線・菊川駅前
曳舟駅前
東武伊勢崎線・東武曳舟駅、曳舟川通り沿い
江東区
支店・出張所
公□
Ⅰ
亀戸支店
□
公□
Ⅰ
深川支店
□
地下鉄東西線・門前仲町駅(出口 3)
クイックコーナー
大島駅前
地下鉄新宿線・大島駅A 4 出口横
江東住吉
地下鉄新宿線・住吉駅北口
東陽町駅前
地下鉄東西線・東陽町駅、四ツ目通り側出入口
西大島駅前
地下鉄新宿線・西大島駅A 2 出口明治通り沿い
森下駅前
地下鉄新宿線・森下駅
JR・飯田橋駅東口、大久保通り沿い
市ヶ谷田町
市谷田町、外堀通り沿い
大久保
大久保二丁目交差点を新宿方面 20m
小田急新宿駅
小田急線・新宿駅中央口改札前
北新宿
JR・大久保駅南口、小滝橋通り北新宿百人町交差点
信濃町駅
品川区
支店
公□
Ⅰ
大井支店
□
債□
ト
五反田支店
□
五反田支店
JR・信濃町駅、改札口正面
JR・新宿駅南口、甲州街道西 500m、オークラビル1階
Ⅰ
小山支店
□
公□
Ⅰ
品川支店
□
西武新宿駅、改札口前
戸越支店
名店ビル1階
公□
Ⅰ
目黒支店
□
新宿御苑前
地下鉄丸ノ内線・新宿御苑前駅ビル1階
新宿南口
西武新宿駅
高田馬場駅前
中井駅前
早稲田駅前
JR・五反田駅西 100 m
JR・五反田駅西口前
目黒線・武蔵小山駅前
京浜急行線・新馬場駅前
地下鉄浅草線・戸越駅前
JR・目黒駅東口
JR・四ツ谷駅、アトレ四谷エスカレーター下
クイックコーナー
地下鉄東西線・早稲田駅、3 B出口横
青物横丁駅前
文京区
支店
公□
Ⅰ
江戸川橋支店 地下鉄有楽町線・江戸川橋駅前
□
Ⅰ
春日町支店
白山通り、春日町交差点角、文京区役所前
□
本郷支店
大井町線・荏原町駅前、荏原町商店街
ゲートシティ大崎
JR・大崎駅、ゲートシティ大崎西棟 3 階
五反田駅東口
(03)3260–8111
(03)3814–7311
地下鉄千代田線・千駄木駅、団子坂下
(03)3824–2781
地下鉄丸ノ内線・本郷三丁目駅、消防署前通り沿い (03)5800–0661
JR・五反田駅東口、ソニー通り沿い
昭和大学病院中央棟
病院中央棟1階
スフィアタワー天王洲
高輪台
東京モノレール・天王洲アイル駅前
地下鉄浅草線・高輪台駅、桜田通り沿い、五反田方面 150 m
立会川駅前
京浜急行線・立会川駅前
戸越銀座駅西口
クイックコーナー
地下鉄三田線・白山駅西口
文京女子短大
文京学園文京女子短大前
本郷三丁目駅前
地下鉄丸ノ内線・茗荷谷駅改札口前
JR・浅草橋駅、江戸通り北 200 m
JR・御徒町駅北口、昭和通り、春日通り交差点角
上野支店
JR・御徒町駅、松坂屋新館隣り
上野支店
JR・上野駅前、昭和通り際
雷門支店
浅草雷門通り
(03)3851–5101
(03)3831–1211
(03)3831–0116
(03)3831–8171
(03)3841–8241
上野支店
雷門前
浅草特別出張所
(03)3844–5161
竹町支店
春日通り、元浅草一丁目バス停前
三ノ輪支店
地下鉄日比谷線・三ノ輪駅前
(03)3831–9191
(03)3873–2151
地下鉄日比谷線・入谷駅東 400m、言問通り
上野中央通り、ナガフジビル
鴬谷駅前
JR・鴬谷駅南口、言問通り沿い
東秋葉原
蔵前橋通り沿い、昭和通り交差点東 200m
自由ヶ丘支店 東横線・自由が丘駅前ロータリー
自由が丘支店 東横線・自由が丘駅前
都立大学駅前支店 東横線・都立大学駅前、目黒通り角
中目黒支店
東横線・中目黒駅前、山手通り沿い
クイックコーナー
洗足駅前
目黒線・洗足駅前
学芸大学駅西口
東横線・学芸大学駅西口、構内
駒場東大前
井の頭線・駒場東大前駅西口
西小山駅前
目黒線・西小山駅西側、西小山商店街ニコマ通り
祐天寺駅前
大田区
支店・出張所
公□
Ⅲ
池上支店
□
公□
Ⅰ
大森支店
□
公□
債□
ト 蒲田支店
□
公
久が原支店
□
目黒通り、油面交差点角
東横線・祐天寺駅前、ロータリー側本通り商店街
池上線・池上駅前
JR・大森駅山王西口、蒲田方面 100 m
JR・蒲田駅東口
池上線・久が原駅前
田園調布駅前出張所 東横線・田園調布駅西口
墨田区
支店
公□
Ⅰ
押上支店
□
公
□
Ⅰ
□
京成線・押上駅、浅草通り、四ツ目通り交差点角
(03)5721–6751
(03)3718–2131
(03)3718–5111
(03)3718–5181
(03)3760–4001
学芸大学駅前支店 東横線・学芸大学駅、東口商店街
公□
Ⅰ
□
日
□
公□
Ⅰ
□
Ⅲ
□
目黒通
クイックコーナー
上野広小路
目黒区
支店
地下鉄丸ノ内線・本郷三丁目駅前通り
茗荷谷駅前
入谷
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
目黒線・不動前駅、北口商店街
1階
白山駅前
Ⅰ
□
Ⅰ
□
大井町線・地下鉄浅草線・中延駅、中延駅前通り
不動前
本郷キャンパス安田講堂、大学生協前
日中友好会館
大井町線・戸越公園駅前
中延駅前
地下鉄有楽町線・護国寺駅前
東京大学本郷
公
□
Ⅰ
□
戸越銀座商栄会通り
戸越公園駅前
護国寺駅前
台東区
支店・出張所
債□
ト
浅草橋支店
□
債□
Ⅰ
□
上野支店
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
京浜急行線・青物横丁駅東口 50 m
荏原町駅前
千駄木支店
(03)3774–1511
(03)3492–7151
(03)3492–1411
(03)5722–8141
(03)3474–1151
(03)3784–0451
(03)3445–2011
JR・大井町駅中央西口
西武新宿線・中井駅前
四ツ谷駅ビルアトレ
Ⅰ
□
(03)3683–3141
(03)3521–5015
(03)3641–8301
JR・亀戸駅北口、十三間通り商店街
新木場出張所 地下鉄有楽町線・京葉線・新木場駅前
地下鉄新宿線・曙橋駅前
飯田橋駅東口
(03)3635–1411
(03)3631–1111
(03)3611–5171
江東橋 3 丁目、丸井隣り
クイックコーナー
クイックコーナー
曙橋駅前
JR・錦糸町駅南口、四ツ目通り南へ 300 m、三井生命ビル内 (03)3634–2471
長原支店
池上線・長原駅前
羽田支店
産業道路、北糀谷バス停前
(03)3751–2145
(03)3771–0161
(03)3732–2231
(03)3756–6011
(03)3722–8211
(03)3720–0171
(03)3741–1115
(03)3622–2171
81
クイックコーナー
代々木駅前
石川台駅前
池上線・石川台駅、駅前商店街
大岡山駅前
大井町線・目黒線・大岡山駅、北口商店街
大森駅北口
大森駅北口、ララビル入口
京急蒲田駅前
京浜急行線・京急蒲田駅前
糀谷駅前
池上線・洗足池駅前
田園調布駅東口
東横線・田園調布駅東口
羽田空港
ターミナルビル 2 階出発ロビーJALカウンター前
パークハウス多摩川
多摩川線・鵜の木駅西 500 m、パークハウス多摩川内
平和島駅前
地下鉄千代田線・代々木公園駅前、代々木八幡商店会通り
中野区
支店
京浜急行羽田空港線・糀谷駅前
洗足池駅前
JR・代々木駅西口、代々木教会1階
代々木公園駅前
中野支店
平□
日□
祝 中野支店
□
公□
Ⅰ
中野駅前支店
□
公□
Ⅲ
野方支店
□
公□
Ⅲ
□
東中野支店
JR・中野駅南口前
JR・中野駅南口
西武新宿線・野方駅前
JR・東中野駅、山手通り
京浜急行線・平和島駅西口
南馬込
スーパーキタムラ店内
武蔵新田駅前
クイックコーナー
多摩川線・武蔵新田駅環八通り沿い
矢口渡駅前
新井薬師前
多摩川線・矢口渡駅前
六郷
西武新宿線・新井薬師前駅南口
落合
雑色通り商品街、バス通り
早稲田通り沿い、地下鉄東西線・落合駅、桜山口そば
鷺ノ宮駅前
西武新宿線・鷺ノ宮駅北口前
都立家政駅前
世田谷区
支店
小田急線・経堂駅北口
中野坂上交差点、ハーモニースクエアービル内
中野新橋駅前
地下鉄丸ノ内線・中野新橋駅、駅前通り沿い
沼袋駅前
西武新宿線・沼袋駅前、中野沼袋郵便局隣り
杉並区
支店・出張所
公□
Ⅲ
阿佐ヶ谷支店 JR・阿佐ヶ谷駅北口
□
公□
Ⅰ
荻窪支店
□
クイックコーナー
JR・荻窪駅南口前
上北沢支店
京王線・上北沢駅北口商店街、甲州街道沿い
池ノ上駅前
久我山支店
井の頭線・久我山駅前、人見街道沿い
高円寺支店
JR・高円寺駅北口
井の頭線・池ノ上駅前
上町駅前
世田谷線・上町駅前
奥沢駅前
目黒線・奥沢駅南口、大脇病院1階
上北沢駅前
京王線・上北沢駅北口
喜多見駅前
小田急線・喜多見駅前
経堂駅南口
小田急線・経堂駅南口、農大通り
九品仏駅前
大井町線・九品仏駅前
Ⅱ
□
新高円寺支店 地下鉄丸ノ内線・新高円寺駅前、青梅街道沿い
公□
Ⅱ
西荻窪支店
□
方南町支店
田園都市線・桜新町駅西口、バス停前
桜上水駅前
京王線・桜上水駅北口前
荻窪駅北口
成城学園前駅南口
小田急線・成城学園前駅南口
上井草駅前
祖師ヶ谷大蔵駅前
小田急線・祖師ヶ谷大蔵駅前
上荻
京王線・代田橋駅南口
千歳船橋駅前
小田急線・千歳船橋駅前
等々力駅前
大井町線・等々力駅前
日本大学生物資源科学部
学内
日本大学文理学部
明大前
用賀駅前
渋谷区
支店・出張所
Ⅰ
恵比寿支店
□
公□
Ⅰ
□
笹塚支店
公□
ト
渋谷支店
□
公
渋谷支店
□
井荻駅前
西武新宿線・井荻駅、大丸ピーコック隣り
JR・荻窪駅北口、青梅街道沿い
西武新宿線・上井草駅北口
青梅街道、四面道交差点より西へ 200m
下井草駅前
西武新宿線・下井草駅前
下高井戸駅前
京王線・世田谷線・下高井戸駅前
中野富士見駅前
地下鉄丸ノ内線・中野富士見駅前、本郷通り
西永福駅前
井の頭線・西永福駅前
東高円寺駅前
地下鉄丸ノ内線・東高円寺駅前サマリヤマンション1階
研究棟1階
富士見ヶ丘駅前
井の頭線・富士見ヶ丘駅前
京王線・井の頭線・明大前駅前
南阿佐ヶ谷駅前
地下鉄丸ノ内線・南阿佐ヶ谷駅上、青梅街道沿い
田園都市線・用賀駅北口、世田谷ビジネススクエア地下1階
(03)3463–3211
京王線・笹塚駅、甲州街道沿い
(03)3376–5141
JR・渋谷駅南口、バスターミナル前
(03)3463–1811
宮益坂入口
(03)3400–3131
本店渋谷出張所 東京三菱銀行渋谷支店および東急プラザ裏手 (03)3496–1515
債□
ト
渋谷明治通支店 宮益坂下明治通り、ポーラ渋谷ビル
(03)3407–9733
□
代々木上原支店 小田急線・代々木上原駅、高架下
(03)3467–2321
JR・地下鉄日比谷線・恵比寿駅前
クイックコーナー
豊島区
支店
公□
Ⅰ
池袋支店
□
平□
日□
祝 池袋支店
公□
□
公
□
池袋支店
債□
ト
池袋東口支店
□
Ⅰ
大塚支店
□
Ⅰ
□
駒込支店
東長崎支店
目白支店
(03)3986–5111
(03)3984–8211
JR・池袋駅東口、西武百貨店南寄り筋向い (03)3982–3171
JR・池袋駅東口、グリーン大通り東 300 m (03)3984–7311
JR・大塚駅南口
(03)3983–9121
JR・駒込駅北口
(03)3910–1111
西武池袋線・東長崎駅南口
(03)3951–5421
JR・目白駅、目白通り西 200 m
(03)3565–2001
JR・池袋駅西口
JR・池袋駅西口、東武百貨店前目白寄り
クイックコーナー
恵比寿駅前
JR・恵比寿駅東口
小田急サザンタワー
参宮橋駅前
JR・新宿駅南口、小田急サザンタワー 1 階
小田急線・参宮橋駅改札正面
渋谷駅
渋谷中央街
渋谷東口
地下鉄丸ノ内線・方南町駅、方南通り沿い、方南陸橋そば
(03)3338–1141
(03)5300–2001
(03)3393–5111
(03)3303–3211
(03)5370–3101
(03)3337–1101
(03)3317–8821
(03)3390–3121
(03)3306–1311
(03)5378–2481
クイックコーナー
小田急線・豪徳寺駅前
桜新町駅前
京王線・千歳烏山駅東口、烏山区民センター前
JR・西荻窪駅北口
浜田山出張所 井の頭線・浜田山駅東 100m
豪徳寺駅前
千歳烏山
千駄ヶ谷駅前
新本部・大学教室棟
要町駅前
要町交差点より千川方向 100m
椎名町駅前
西武池袋線・椎名町駅北口、中央通り商店街
巣鴨駅前
白山通り、千石方面 150m
渋谷中央街・渋谷支店横
千川駅前
地下鉄有楽町線・千川駅前、大丸ピーコック向い
立教大学池袋キャンパス
立教大学 5 号館前
新宿マインズタワー1階
JR・千駄ヶ谷駅前、津田塾会角
初台
京王新線・初台駅北口、甲州街道沿い
原宿
明治通り、北参道交差点、原宿駅方面 200 m
広尾ガーデンヒルズ
学習院
東横線・渋谷駅東口、東急定期券うりば横
JR・渋谷駅東口、明治通り、並木橋方面 200m 先右へ入る
新宿マインズタワー
H棟地下1階
北区
支店
公□
Ⅰ
赤羽支店
□
公□
Ⅰ
□
王子支店
滝野川支店
82
井の頭線・永福町駅前
池尻大橋駅前 田園都市線・池尻大橋駅、国道 246 号線沿い、池尻歩道橋そば
代田橋駅前
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
JR・中野駅北口、中野通り沿い、中野サンプラザ前
中野坂上駅前
永福町支店
三
菱
東
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ル
ー
プ
西武新宿線・都立家政駅南口前
中野駅北口
(03)5477–5751
駒沢大学駅前支店 田園都市線・駒沢大学駅前、駒沢公園出口
(03)5430–7311
下北沢支店
下北沢駅南口、茶沢通り沿い、北沢タウンホール向い (03)5453–0931
公□
Ⅰ
□
成城支店
小田急線・成城学園前駅北口
(03)3482–4311
公□
Ⅰ
世田谷支店
玉川通り、三軒茶屋交差点南
(03)3411–0181
□
公□
Ⅰ
玉川支店
玉川L島屋前
(03)3700–7131
□
経堂支店
(03)3384–5221
(03)3383–2711
(03)3383–0171
(03)3330–1131
(03)3371–8101
地下鉄丸ノ内線・新中野駅、鍋横交差点角
JR・赤羽駅東口
JR・王子駅前
地下鉄三田線・西巣鴨駅前
(03)3901–5121
(03)3911–3921
(03)3916–3511
クイックコーナー
東武北千住駅
赤羽駅西口
JR・赤羽駅、アピレ1階
赤羽台
東武伊勢崎線・北千住駅、自由通路前
西新井駅前
東武伊勢崎線・西新井駅西口正面
赤羽台団地 21 号棟
コモディイイダ滝野川店
コモディイイダ滝野川店入口
北赤羽駅前
JR・北赤羽駅浮間口
駒込駅東口
JR・駒込駅東口、中里商店街
十条
JR・十条駅、北区役所通り
田端
JR・田端駅、田端駅商店街、デニーズ隣り
東十条駅前
JR・東十条駅北口、東方面出口すぐ
葛飾区
支店
公
金町支店
□
公□
Ⅰ
□
亀有支店
JR・亀有駅南口前
クイックコーナー
青砥駅前
荒川区
支店
Ⅰ
日暮里支店
□
京成線・青砥駅北口北ウィング青砥商店街
綾瀬駅前
(03)3891–4135
尾竹橋通り、東日暮里三丁目交差点角
JR・綾瀬駅、東口前
お花茶屋駅前
京成線・お花茶屋駅、プロムナードお花茶屋商店街
京成高砂駅前
京成線・京成高砂駅前、マクドナルド隣り
京成立石駅前
クイックコーナー
JR・日暮里駅前
町屋駅前
公□
Ⅰ
□
志村支店
公□
Ⅰ
下赤塚支店
□
JR・新小岩駅南口、ショッピングプラザリブ駐車場前
JR・地下鉄千代田線・西日暮里駅、尾久橋通り沿い
日暮里駅前
上板橋支店
京成線・京成立石駅、立石通り商店街
新小岩駅前
西日暮里駅前
板橋区
支店・出張所
Ⅰ
板橋支店
□
公□
Ⅱ
大山支店
□
京成線・京成町屋駅前
中仙道、北園高校前
川越街道、大山商店街
東武東上線・上板橋駅北口
地下鉄三田線・志村坂上駅前
東武東上線・下赤塚駅南口、地下鉄有楽町線・営団赤塚駅
帝京大病院出張所 帝京大学病院正面玄関隣り
(03)3961–1631
(03)3956–1101
(03)3550–3241
(03)3966–4181
(03)3931–3161
(03)3579–6391
江戸川区
支店
公□
Ⅰ
小岩支店
□
公□
Ⅰ
小松川支店
□
公□
Ⅱ
西葛西支店
□
JR・小岩駅北口
船堀街道、東小松川一丁目バス停前
地下鉄東西線・西葛西駅南口
船堀支店
地下鉄新宿線・船堀駅南口、船堀街道沿い
瑞江支店
地下鉄新宿線・瑞江駅前
クイックコーナー
一之江駅前
都営新宿線・一之江駅東口、ロータリー前
篠崎駅前
地下鉄新宿線・篠崎駅北口
東武東上線・大山駅北口
上板橋駅南口
高島平駅
地下鉄三田線・志村三丁目駅改札前
地下鉄三田線・高島平駅、西高島平駅寄改札前
東京家政大学
学内
東武練馬駅前
東武東上線・東武練馬駅北口前
ときわ台駅前
東武東上線・ときわ台駅北口
中板橋駅前
東武東上線・中板橋駅、中板橋商店街入口
西高島平
地下鉄三田線・西高島平駅前
日大板橋病院
新患受付カウンター前
蓮根
地下鉄三田線・蓮根駅西口、西 100 m
(03)3953–4111
西武池袋線・江古田駅南口
西武池袋線・大泉学園駅北口、大泉通り沿い妙延寺前 (03)5387–1801
西武池袋線・石神井公園駅南口西
西武池袋線・練馬駅北口
練馬平和台支店 地下鉄有楽町線・平和台駅、環八通り沿い
西武池袋線・保谷駅南口
(03)3904–5321
(03)3994–5711
(03)5399–3271
(03)3924–7111
クイックコーナー
江古田駅北口
西武池袋線・江古田駅北口、日大通り
大泉学園駅南口
西武池袋線・大泉学園駅南口、西 200m
上石神井駅前
光が丘
西武新宿線・上石神井駅北口
西武池袋線・桜台駅南口、千川通り沿い
西武池袋線・中村橋駅南口、駅前通り商店街沿い
都営地下鉄大江戸線・光が丘駅、光が丘IMA入口
富士見台駅前
西武池袋線・富士見台駅南口
武蔵関駅前
足立区
支店
公□
Ⅰ
千住支店
□
日
千住支店
□
東京都下
東武東上線・上板橋駅、上板南口銀座、ショッピングセンターイイダ前
志村三丁目駅前
中村橋駅前
西武新宿線・武蔵関駅南口
日光街道、都バス千住車庫隣り
北千住駅前通り・イトーヨーカドー並び
(03)3887–3121
(03)3888–6411
支店・出張所
(042)542–1601
(0422)22–3731
JR・吉祥寺駅北口前
(0422)22–1711
JR・国立駅北口
(042)576–8211
西武新宿線・久米川駅南口前
(042)395–9111
JR・武蔵小金井駅、小金井街道沿い
(042)383–2111
JR・国分寺駅、北口通り
(042)321–0345
本店国分寺出張所 JR・国分寺駅、北口商店街
(042)321–6115
仙川支店
京王線・仙川駅南、京王ストア前
(03)5313–4111
公□
債□
ト 立川支店
JR・立川駅北口
(042)524–4121
□
平□
日□
祝 立川支店
L島屋立川店 1 階
(042)524–1481
□
公
田無支店
西武新宿線・田無駅北口、武蔵境通り沿い
(0424)66–5531
□
公□
Ⅰ
多摩支店
京王線・聖蹟桜ヶ丘駅前
(042)374–1411
□
公□
Ⅱ
多摩センター支店 京王線・小田急線・多摩センター駅前、イトーヨーカドー隣り (042)372–1311
□
公□
Ⅱ
調布支店
京王線・調布駅南口
(0424)81–5241
□
公
鶴川支店
小田急線・鶴川駅前、小田急マルシェ
(042)735–7691
□
公
豊田支店
JR・豊田駅北口
(042)587–9111
□
公
□
成瀬支店
JR・成瀬駅北口
(042)720–5111
西八王子出張所 JR・西八王子駅北口
(0426)65–3111
公□
Ⅰ
八王子支店
甲州街道・八日町1丁目バス停前
(0426)22–6271
□
平□
日□
祝 八王子支店
□
JR・八王子駅北口、西放射線通り入口
(0426)42–1311
公
日野市役所支店 日野市役所隣り
(042)584–2311
□
公□
Ⅰ
府中支店
京王線・府中駅、けやき並木通り南 100 m
(042)364–8181
□
公□
ト
□
町田支店
小田急線・町田駅南口前
(042)722–5033
平□
日□
祝 町田支店
丸井 1 階
(042)728–1211
□
本店町田出張所 町田駅東口、踏切際
(042)725–4145
公□
Ⅰ
□
三鷹支店
JR・三鷹駅南口
(0422)47–3101
南大沢出張所 京王線・南大沢駅前
(0426)75–6861
公□
Ⅲ
武蔵境支店
JR・武蔵境駅南口
(0422)32–5121
□
昭島支店
公□
Ⅰ
吉祥寺支店
□
平□
日□
祝 吉祥寺支店
□
公
国立支店
□
公
久米川支店
□
公□
Ⅲ
小金井支店
□
公□
Ⅰ
国分寺支店
□
JR・昭島駅南口前
JR・吉祥寺駅北口
秋津駅前
小田急永山駅
クイックコーナー
東武伊勢崎線・梅島駅前
五反野駅前
東武伊勢崎線・五反野駅前
竹ノ塚駅前
東武線・竹ノ塚駅東口、公団 5 号棟前
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
クイックコーナー
亜細亜大学
梅島駅前
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
板橋区役所前、仲宿(体育館通り)飯田ビル
大山駅北口
桜台駅前
JR・平井駅南口
JR・板橋駅西口、板橋駅前本通り商店街
板橋区役所前
公□
Ⅰ
保谷支店
□
JR・葛西臨海公園駅前、東京ベ・マルシェ内
平井駅前
板橋駅前
(03)3658–2151
(03)3652–7131
(03)3680–2101
(03)5605–7831
(03)3698–1131
クイックコーナー
東京ベ・マルシェ
練馬区
支店
公□
Ⅰ
江古田支店
□
Ⅱ
大泉支店
□
公
石神井公園支店
□
公
練馬支店
□
(03)3608–9041
(03)3601–4151
JR・金町駅北口、イトーヨーカドー前
吉祥寺駅南口
清瀬駅前
国立駅南口
国立富士見通り
西武池袋線・秋津駅南口
大学構内 8 号館・1 階
小田急線・小田急永山駅、改札口横
JR・吉祥寺駅南口
西武池袋線・清瀬駅北口エレベーター横
JR・国立駅南口、東西書店1階
富士見通り、国立学園前
83
京王高尾駅前
京王線・京王高尾駅前、京王ストアー 2 階
京王八王子駅前
京王線・京王八王子駅1階南側通路隣り
京王堀之内駅前
京王線・京王堀之内駅前、コリナス長池1階
国際基督教大学
学内
国分寺ターミナルビル
小平駅前
狛江駅
宮前平駅前
1階ロビー
聖蹟桜ヶ丘駅北口
西武新宿線・西武柳沢駅北口
創価大学
厚生棟地下1階
高倉
高倉町南交差点そば
鷹の台駅前
西武国分寺線・鷹の台駅前
高幡不動駅前
京王線・高幡不動駅南口、京王ストアー向い
玉川学園前
小田急線・玉川学園前駅東口
多摩市役所
1階ロビー
多摩南部地域病院
病院内
つくし野
柳谷戸バス停
田園都市線・つくし野駅前、東急ストア第1駐車場角
津田塾大学
学内
つつじヶ丘駅前
京王線・つつじヶ丘駅北口、ロータリー前
帝京大学八王子校舎
図書館東1階
帝京大学八王子校舎 13 号館前
八王子校舎 13 号館前
都立府中病院
正面入口横
東京学芸大学
学生食堂正面入口横
東京経済大学
飛田給駅前
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
学内
京王線・飛田給駅前
西国分寺駅前
JR・西国分寺駅南口、西国分寺レガ1階
八王子駅ビル
JR・八王子駅・八王子駅ビル北側1階
花小金井駅前
西武新宿線・花小金井駅改札口前
東小金井駅前
東村山駅前
日野駅前
JR・東小金井駅南口
西武新宿線・東村山駅東口
JR・日野駅前、日野駅前通り沿い
日野市庁舎内
ひばりヶ丘駅前
府中駅
日野市役所内
西武池袋線・ひばりヶ丘駅前
分倍河原駅前
西東京市役所保谷庁舎
町田駅北口
南大沢三丁目
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
南町田駅前
明星大学日野キャンパス
武蔵小金井駅南口
市役所内
武蔵溝ノ口駅コンコースより入る、ホテルメッツ 2 階入口
小田急線・百合ヶ丘駅南口、小田急マルシェ百合ヶ丘 1 階
横浜市
支店
公□
Ⅱ
青葉台支店
□
田園都市線・青葉台駅南口、青葉台交差点角
青葉台支店
田園都市線・青葉台駅北口、バスターミナル前
(045)985–0131
(045)982–0011
公
荏田支店
港北ニュータウン、荏田南バス停前
(045)941–1511
□
公
□
大倉山支店
東横線・大倉山駅、レモンロード東 100 m
(045)544–1011
公
金沢文庫支店 京浜急行線・金沢文庫駅西口西 200 m
(045)785–1711
□
公□
Ⅰ
上大岡支店
京浜急行線・上大岡駅、鎌倉街道南 300 m、三越隣り (045)841–2111
□
日
□
上大岡支店
ゆめおおおかオフィスタワー 2F
(045)845–0621
公
上永谷支店
地下鉄・上永谷駅南口
(045)842–9771
□
公□
Ⅲ
港南台支店
JR・港南台駅前
(045)832–5661
□
公□
Ⅰ
□
新横浜支店
JR・新横浜駅北口
(045)476–0461
公□
Ⅰ
たまプラーザ支店 田園都市線・たまプラーザ駅北口
(045)901–1331
□
公□
Ⅰ
鶴見支店
JR・鶴見駅東口
(045)501–6531
□
公□
Ⅲ
□
戸塚支店
JR・戸塚駅西口西 200 m、西友前
(045)881–7451
東戸塚支店
JR・東戸塚駅東口前
(045)826–1331
公
藤が丘支店
田園都市線・藤が丘駅前
(045)971–2201
□
公□
Ⅲ
二俣川支店
相鉄線・二俣川駅北口、厚木街道西 100 m
(045)363–2111
□
Ⅱ
みなとみらい支店 横浜ランドマークタワー「ランドマークプラザ」内 (045)224–1211
□
債□
ト
横浜支店
本町通り、本町四丁目バス停前
(045)201–2511
□
平□
日□
祝 横浜支店
ランドマークプラザ 2F
(045)222–5111
□
公□
債□
ト 横浜駅前支店 JR・横浜駅西口、横浜ベイシェラトンホテル先 (045)311–1751
□
公□
平□
日□
祝 横浜駅西口支店
□
JR・横浜駅西口前
(045)311–6981
公
横浜西口支店 JR・横浜駅西口より岡野方向・山田照明並び (045)322–8001
□
横浜中山支店 JR・中山駅北口、中山コラル内
(045)933–2541
クイックコーナー
青葉台駅
学内
法政大学多摩キャンパス1号館
1階市民ホール西側
小田急線・町田駅北口
南大沢商業センター
田園都市線・南町田駅前、グランベリーモール内
あざみ野駅前
市が尾駅前
江田駅前
ガーデン山
田園都市線・青葉台駅内
田園都市線・あざみ野駅バスターミナルそば
田園都市線・市が尾駅前
田園都市線・江田駅北口、東急マインズ隣り
ガーデン下商店街入口
金沢シーサイドタウン 金沢シーサイドタウン、センターシーサイド 4 号棟内
上星川駅前
相鉄線・上星川駅北口
鴨居駅前
JR・鴨居駅南口
JR・武蔵小金井駅南口、南一番街 50 m
菊名駅前
東横線・菊名駅前、旧綱島街道沿い
市役所内
JR・武蔵境駅南口、武蔵野赤十字病院内
京王線・めじろ台駅ロータリー前
シーアイハイツ町田、スーパー三和内
希望ヶ丘駅前
弘明寺駅前
京急富岡駅前
港北東急百貨店 S.C.
JR・新横浜駅、団体待合室前
京浜急行線・杉田駅、杉田商店街中ほど
相鉄ジョイナス第二
綱島駅前
鶴ヶ峰駅前
(044)549–7200
(044)244–8541
(044)755–6641
(044)952–1220
(044)922–2131
(044)733–9565
(044)411–6171
横浜市営地下鉄・センター北駅構内改札口横
相鉄ジョイナス 1 階、JR側エレベーターホール横
相鉄ジョイナス 1 階、五番街側ヤマハミュージック横
東横線・綱島駅徒歩 1 分
相鉄線・鶴ヶ峰駅前
鶴見駅西口
フーガ 2 号棟1階
戸塚駅東口
JR・戸塚駅東口、ラピス戸塚 3
長津田駅
仲町台駅前
JR・田園都市線・長津田駅
横浜市営地下鉄・仲町台駅北口
生麦駅前
京浜急行線・生麦駅西口
根岸駅前
JR・根岸駅、駅前第二ビル
能見台駅前
東神奈川駅前
日吉駅前
クイックコーナー
京浜急行線・京急富岡駅前
東急百貨店ショッピングセンター 2 階エレベーター前
杉田駅前
相鉄ジョイナス
川崎市
支店
公□
Ⅰ
川崎支店
JR・川崎駅西口、徒歩 5 分ソリッドスクエア東館内
□
日
川崎支店
川崎市役所向い
□
公□
Ⅰ
新城支店
JR・武蔵新城駅北口、西友隣り
□
公□
Ⅲ
□
新百合ヶ丘支店 小田急線・新百合ヶ丘駅、小田急アコルデⅡ内
公
登戸支店
JR・登戸駅南 200 m
□
公
武蔵小杉支店 東横線・JR・武蔵小杉駅北口
□
公□
Ⅰ
□
元住吉支店
東横線・元住吉駅西口隣り
相鉄線・希望ヶ丘駅北口
京浜急行線・弘明寺駅、銀星商店街入口
新横浜駅
センター北駅
神奈川県
京浜急行線・能見台駅改札口横
JR・東神奈川駅西口サティ前
東横線・日吉駅西口、日吉中央通り
生田駅前
小田急線・生田駅南口
二俣川駅南口
相鉄線・二俣川駅南口、西友そば
柿生駅前
小田急線・柿生駅、ロータリー前
保土ヶ谷駅前
JR・保土ヶ谷駅西口 100 m
鹿島田駅前
川崎新川通り
84
田園都市線・青葉台駅、メゾン 1 階
明星大学日野キャンパス大学会館 2 階
JR・武蔵境駅北口前
山崎
東横線・JR・武蔵小杉駅南口
百合ヶ丘駅
青葉桂台
武蔵野市役所
めじろ台駅前
武蔵溝ノ口駅
京王線・JR・分倍河原駅改札口前
武蔵境駅北口
武蔵野赤十字病院
田園都市線・宮前平駅前
武蔵小杉駅南口
西武多摩川線・多磨墓地前駅東側
法政大学小金井
法政大学多摩キャンパス
田園都市線・宮崎台駅前
京王線・府中駅改札口横
府中市役所
府中多磨
世田谷街道沿い、NTT前
京王線・聖蹟桜ヶ丘駅北口
西武柳沢駅前
つくし野駅前
田園都市線・鷺沼駅前、ケンタッキーフライドチキン内
多摩区役所前
西武新宿線・小平駅南口
成蹊大学学生会館前
京王線・稲田堤駅改札前
鷺沼駅前
宮崎台駅前
慈恵第三病院
川崎駅東口、川崎たちばな通り、ヌマヤ1階
京王稲田堤駅
JR・国分寺駅、国分寺ターミナルビル1階
小田急マルシェ狛江 1 階
成蹊大学
川崎たちばな通り
JR・鹿島田駅東 100m
川崎駅東口、新川通り 100m
三ツ境駅
横浜商科大学
相鉄線・三ツ境駅改札口前
6 号館
公□
Ⅲ
□
行徳支店
公
五香支店
□
公□
Ⅱ
佐原支店
□
神奈川県下
支店・出張所・代理店
公□
Ⅰ
□
厚木支店
小田急線・本厚木駅北口
日
パーソナルプラザ厚木 小田急線・本厚木駅前、有隣堂向い
□
公
□
公□
Ⅰ
□
公
□
公□
Ⅰ
□
公
□
公□
Ⅰ
□
公
□
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅰ
□
日
□
公□
Ⅰ
□
Ⅰ
□
小田急線・海老名駅東口
(0478)52–3111
(043)279–2661
(047)350–3335
JR・佐原駅東 900 m、上仲町
新浦安出張所 JR・新浦安駅南口
ト
□
(046)231–6211
梶原山出張所 梶原口バス停、シヅオカヤ鎌倉店隣り
(0467)46–1151
鎌倉支店
JR・鎌倉駅東口
(0467)22–2390
北鎌倉出張所 JR・北鎌倉駅前
(0467)23–3811
相模大野支店 小田急線・相模大野駅、伊勢丹相模原店前
(042)740–3571
相模原支店
JR・相模原駅前
(042)753–1305
湘南台支店
小田急江ノ島線・湘南台駅東口
(0466)43–9521
逗子出張所
JR・逗子駅前
(0468)71–5511
茅ヶ崎支店
JR・茅ヶ崎駅北口、エメロード茅ヶ崎入口 (0467)85–2531
東海大大磯代理店 東海大学大磯病院入口
(0463)72–2135
東海大学病院出張所 東海大学病院正面玄関前
(0463)93–8331
橋本支店
JR・橋本駅北口、千代田平安閣隣り
(042)779–3990
平塚支店
JR・平塚駅北口前、MNビル内
(0463)21–6200
藤沢支店
JR・藤沢駅南口
(0466)23–2511
藤沢支店
JR・藤沢駅南口、小田急デパート向い
(0466)26–5911
本店藤沢出張所 JR・藤沢駅南口
(0466)50–7881
大和支店
小田急線・相模線・大和駅東側
(046)261–9631
横須賀支店
京浜急行線・横須賀中央駅北 350 m、さいか屋前 (0468)26–1311
海老名支店
新京成線・五香駅西口、駅前商店街、イトーヨーカドー隣り (047)384–3780
新稲毛出張所 JR・稲毛海岸駅南口
(046)223–1821
(046)221–4411
(町田支店厚木出張所)
(047)396–1131
地下鉄東西線・行徳駅前
新東京国際空港 新東京国際空港第 1 旅客ターミナルビル内 1 階
出張所(両替所) 入国口
公
□
新松戸支店
公□
Ⅰ
千葉支店
□
(0476)33–0960
JR・新松戸駅、けやき通り西 500 m、ダイエー前 (047)345–1321
(043)222–0131
(043)224–4111
公
□
千葉支店
千葉三越立体駐車場並び
(043)222–0151
公□
Ⅰ
銚子支店
本通り、NTT並び
(0479)22–2411
□
公□
Ⅱ
津田沼支店
JR・津田沼駅北口、パルコビル
(047)475–3151
□
平□
日□
祝 津田沼支店
□
JR・津田沼駅北口、イトーヨーカドー前
(047)478–3131
債□
ト
成田空港支店 新東京国際空港第 1 旅客ターミナルビル 4 階出発階 (0476)32–5711
□
千葉支店
債□
ト
成田空港第 2 ビル
□
出張所
西船橋支店
公□
Ⅰ
船橋支店
□
公□
Ⅰ
松戸支店
□
JR・千葉駅東口
千葉パルコ隣り
新東京国際空港第 2 旅客ターミナルビル本館 2 階
(0476)34–8851
JR・西船橋駅南口
(047)435–8411
(047)422–2131
(047)362–2115
(047)365–4155
(047)482–2111
(047)334–3301
JR・西船橋駅南口南 500 m、本町通り
JR・松戸駅西口南 200 m、伊勢丹前
本店松戸出張所 JR・松戸駅、伊勢丹デパート隣り
公□
Ⅰ
八千代支店
□
公□
Ⅲ
八幡支店
□
京成線・八千代台駅東口
JR・本八幡駅北口
クイックコーナー
我孫子駅南口
クイックコーナー
厚木アクスト
JR・我孫子駅南口
アイワールドセンタープラザ食品生活館1階
稲毛駅前
JR・稲毛駅東口
東名厚木インター側厚木アクストメインタワー 2 階
浦安駅前
地下鉄東西線・浦安駅南口、西友そば
アイワールド相模原店
厚木市役所
本厚木駅北口、厚木市役所駐車場沿い
伊勢原
伊勢原駅南口
海老名市役所
市役所内
大和田
京成ストア君津店正面玄関入口
勝田台駅前
北柏駅前
JR・北柏駅前
小田急相模大野駅
小田急相模大野駅 3 階駅ビル正面入口
北小金駅前
JR・北小金駅北口すぐ
小田急相模原駅前
小田急線・小田急相模原駅北口、バスターミナル前
北松戸駅前
JR・北松戸駅東口東 150 mマルエツ前
小田急東海大学前
小田急線・東海大学前駅、小田急マルシェ 1 階
国府台駅前
上溝
上溝高校入口
北里大学中央
学内
北里大学東病院
病院地下1階
北里大学病院
病院前バス停横
北里大学病院外来棟
1階
京王橋本駅
京王線・橋本駅改札口そば
相模大野ミロード
西友大船店
小田急相模大野ミロード 7 階
西友大船店松竹通側入口横
相武台前
小田急線・相武台前駅北口前
ダイエー相模原店
ダイエー相模原店内
茅ケ崎駅南口
ジョイ茅ケ崎パート 2 内
辻堂駅前
帝京大学薬学部
日本大学生物資源科学部藤沢校舎
長谷駅前
秦野駅
けやき通り、マツモトキヨシ中央店前
新八柱駅前
JR・新八柱駅前
千葉工業大学芝園校舎
6 号館1階
千葉工業大学津田沼本校舎
本校舎内
津田沼駅南口
ホテルメッツ津田沼隣り
天王台駅前
JR・天王台駅南口
東京エアカーゴ・シティ・ターミナル
東京エアカーゴ・シティ・ターミナル内
東武ストア新柏店
東武ストア新柏店東入口前
東京理科大学
新京成線・常盤平駅前
JR・西船橋駅北口前
日本大学理工学部
廣池学園
小田急線・秦野駅 1 階
船橋駅前
JR・小田急線・藤沢駅北口商店街トポス前
JR・藤沢駅南口、藤沢支店駐車場内
南門前
小田急線・南林間駅、小田急 OX3 階
京浜急行線・横須賀中央駅構内1階
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
野田校舎
西船橋駅前
藤沢駅北口
横須賀中央駅
病院内
新松戸けやき通り
常盤平駅前
小田急線・東林間駅、小田急マルシェ1階
南林間駅
慈恵医大柏病院
江ノ電・長谷駅北口 50 m
三菱電機鎌倉製作所南門前
JR・下総中山駅、駅前通り商店街北 100 m
JR・辻堂駅南口
東林間駅前
藤沢南
京成線・国府台駅前
下総中山
1 号館事務室隣り
校舎内
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
京成線・勝田台駅北口、成田街道沿い
13 号館前
廣池学園東門
ときわ書房ビル1階
幕張テクノガーデン
JR・海浜幕張駅北口、幕張テクノガーデン D 棟 2 階
幕張本郷駅前
JR・幕張本郷駅南口
南柏駅前
JR・南柏駅南口
南行徳
地下鉄東西線・南行徳駅北口、秋山駅前ビル1階
実籾駅前
京成線・実籾駅前
妙典駅
地下鉄東西線・妙典駅、コンコース内
八千代中央駅前
東葉高速鉄道・八千代中央駅、ロータリー前
千葉県
埼玉県
支店・出張所・代理店
(0471)84–2021
(047)322–3531
市川八幡支店 JR・本八幡駅北口前、国道交差点角
(047)333–7111
公□
Ⅰ
浦安支店
地下鉄東西線・浦安駅、やなぎ通り沿い東 800 m (047)354–3341
□
公□
Ⅰ
柏支店
JR・柏駅東口、丸井隣り
(0471)66–1101
□
日
柏支店
JR・柏駅西口(L島屋側)前
(0471)45–1121
□
鎌ケ谷特別出張所 新京成線・初富駅南 200 m、イトーヨーカドー隣り (047)445–2451
公□
Ⅰ
□
木更津支店
JR・木更津駅東口
(0438)25–4111
北柏出張所
東急柏ビレッジショッピングセンター
(0471)32–5121
君津代理店
新日鐵君津製鐵所サービスセンター内
(0439)55–6411
我孫子出張所 東急我孫子ビレッジショッピングセンター
公□
Ⅱ
市川支店
□
JR・市川駅北口、千葉街道十字路東
支店・出張所
公□
Ⅰ
上尾支店
□
公□
Ⅰ
□
浦和支店
日
浦和支店
□
公□
Ⅰ
大宮支店
□
平□
日□
祝 大宮支店
□
公
大宮支店
□
公□
Ⅰ
春日部支店
□
公□
Ⅱ
□
越谷支店
公□
Ⅰ
坂戸支店
□
JR・上尾駅西口前
JR・浦和駅西口、明治生命浦和ビル
JR・浦和駅西口前
JR・大宮駅東口、L島屋東向い、旧中仙道
JR・大宮駅西口、丸井・ダイエー並び
JR・大宮駅西口、大宮そごう向い
東武伊勢崎線・春日部駅東口
東武伊勢崎線・越谷駅東口
東武東上線・坂戸駅北口、サンロード商店街
(048)773–0511
(048)822–7751
(048)829–2761
(048)641–4411
(048)645–2171
(048)648–2631
(048)752–0211
(0489)66–3232
(0492)82–1211
85
Ⅰ
□
狭山出張所
井戸窪バス停、スーパーマルエツ内
新所沢出張所 西武新宿線・新所沢駅西口、パルコ前
公□
Ⅰ
□
公□
ト
□
日
□
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅰ
□
公
□
公
□
草加支店
東武伊勢崎線・草加駅東口
所沢支店
西武線・所沢駅西口
所沢支店
プロペ通り
新座志木支店 東武東上線・志木駅南口、駅前通り
西川口支店
JR・西川口駅西口前
南浦和支店
JR・南浦和駅東口
吉川支店
JR・吉川駅北口
和光支店
東武東上線・和光市駅南口
(042)958–5731
(042)921–1811
(0489)22–1181
(042)923–2131
(042)925–7811
(048)472–2211
(048)253–4503
(048)883–3451
(0489)83–1221
(048)468–7141
クイックコーナー
上尾駅東口
JR・上尾駅東口、まるひろ百貨店東側出入口向い
朝霞駅前
東武東上線・朝霞駅北口前
入間市駅前
JR・大宮駅西口
上福岡駅前
東武東上線・上福岡駅東口前
JR・東武東上線・川越駅西口
川越新富町
JR・川越駅東口、新富町商店街通り
北浦和駅前
JR・北浦和駅西口
越谷駅
西武池袋線・小手指駅北口、西友ストアー駐車場
指扇駅前
JR・指扇駅南口、ロータリー前
狭山ヶ丘駅前
西武池袋線・狭山ヶ丘駅南口
新河岸駅前
東武東上線・新河岸駅舎隣り
新越谷駅
せんげん台駅前
東武伊勢崎線・草加駅西口、セブンイレブン隣り
ダイエー志木店
東武東上線・志木駅北口前1階エスカレーター横
鶴瀬駅前
東武東上線・鶴瀬駅東口
所沢駅東口
西武線・所沢駅東口
所沢市水道部
所沢市水道部内
所沢市民医療センター
支店
公□
Ⅰ
新潟支店
□
(025)223–5161
クイックコーナー
日本歯科大学新潟歯学部
長野県
支店
公
長野支店
□
JR・長野駅前、東急百貨店向い
(026)223–2121
香林坊バス停前
(076)221–4181
JR・静岡駅北口
(054)252–6131
(054)253–3111
(053)454–5311
石川県
支店
公□
Ⅰ
金沢支店
□
静岡県
支店
公□
Ⅰ
静岡支店
□
公□
日
□
静岡支店
公
浜松支店
□
西武百貨店北隣り
JR・浜松駅北口前
市役所内
戸田駅前
JR・戸田駅東口
戸田公園駅前
愛知県
JR・戸田公園駅西口、ロータリー前
西所沢駅前
西武池袋線・西所沢駅改札口前
日本大学芸術学部所沢校舎
校舎内
東浦和駅前
JR・東浦和駅、ロータリー前
東大宮駅前
JR・東大宮駅東口、ロータリー前
東川口駅前
JR・東川口駅北口、ロータリー前
ふじみ野駅前
東武東上線・ふじみ野駅西口、ロータリー前
文京学園埼玉
学内
松原団地駅前
東武伊勢崎線・松原団地駅東口、駅前通り
みずほ台駅前
東武東上線・みずほ台駅西口、ロータリー前
宮原駅前
JR・宮原駅東口、ロータリー前
武蔵浦和駅前
JR・武蔵浦和駅西口、ラムザビル向い
谷塚駅前
東武伊勢崎線・谷塚駅東口、交番並び
柳瀬川駅前
東武東上線・柳瀬川駅西口駐輪場前
与野駅前
JR・与野駅東口商店街
与野本町駅前
支店・出張所
公□
Ⅰ
熱田支店
金山総合駅前、沢上交差点角
□
Ⅰ
中村支店
大門通りバス停前
□
公□
債□
ト 名古屋支店
□
テレビ塔通り、松坂屋本店北隣り
公□
平□
日 名古屋支店
中日ビル向い明治生命ビル
□
公□
Ⅰ
名古屋駅前支店 毎日名古屋会館1階
□
名古屋駅前支店 名鉄百貨店筋向い菱信(りょうしん)ビル
債□
ト
名古屋東出張所 赤塚交差点南 100 m東側
□
(052)671–2131
(052)481–1231
(052)241–1111
(052)951–4711
(052)541–8431
(052)581–6811
(052)935–1251
クイックコーナー
JR セントラルタワーズ JR セントラルタワーズ 1 階、スカイシャトルキャッシュコーナー
名古屋ダイヤビル
伏見駅前
名古屋ダイヤビルヂング 2 号館
広小路長島町角、名古屋広小路ビル 1 階
JR・与野本町駅東口正面
立教大学武蔵野新座キャンパス
大学キャンパス内
三重県
支店
公□
Ⅰ
□
四日市支店
茨城県
国道 50 号線、泉町三丁目バス停前
京成百貨店並び
(029)221–4121
(029)224–2141
北海道
大通り、道新ビル
JR・札幌駅南口、札幌西武前
(011)221–1174
(011)261–1211
クイックコーナー
札幌駅前通り、北海道ビル
国道1号線、諏訪バス停前
(0593)52–4121
京都府
支店
公□
債□
ト 京都支店
□
公□
日
京都支店
□
Ⅰ
西院支店
□
Ⅰ
□
七条支店
Ⅰ
出町支店
□
公□
Ⅰ
伏見支店
□
(075)221–7161
(075)211–7161
西大路四条交差点角
(075)311–5361
七条大宮交差点角
(075)371–5171
河原町今出川交差点角
(075)231–2345
京阪線・伏見桃山駅、伏見大手筋商店街西 400 m (075)611–3101
綾小路通沿い、滋賀銀行隣り
四条通り大丸西並び
クイックコーナー
京都ファミリー
四条富小路
ジェイアール京都伊勢丹
同志社女子大学
86
学内
所沢市民医療センター内
所沢市役所
札幌駅前
古町十字路、明治生命ビル内
新潟県
フラワーヒルショッピングセンター内
東武伊勢崎線・せんげん台駅西口、くすのき通り入口
草加駅西口
支店
公□
債□
ト 札幌支店
□
公□
日
札幌支店
□
(022)225–5311
(022)262–8111
東武伊勢崎線・新越谷駅ビル 「ヴァリエ」 1 階
新所沢フラワーヒル
支店
公□
Ⅰ
水戸支店
□
公
□
水戸支店
青葉通り・藤崎東並び
青葉通り、東四番丁角
東武伊勢崎線・越谷駅、ファイン越谷 1 階西口
小手指駅前
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
支店
公□
Ⅰ
仙台支店
□
公□
日
仙台支店
□
西武池袋線・入間市駅南口、ロータリー前
大宮駅西口
川越駅前
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
宮城県
京都ファミリー正面入口前
四条富小路角、たち吉前
ジェイアール京都伊勢丹 2 階
学内
大阪府
兵庫県
大阪市
支店
公□
Ⅰ
阿倍野橋支店 あべの筋、近鉄百貨店南隣り
□
(06)6621–1151
阿倍野支店
近鉄百貨店西側、アポロビル隣り
(06)6649–2601
Ⅰ
□
今里支店
地下鉄中央線・緑橋駅 5 番出口上、緑橋交差点 (06)6971–3251
公□
Ⅰ
上六支店
近鉄線・上本町筋向い
(06)6762–5631
□
公□
ト
梅田支店
JR・大阪駅正面向い、第一生命ビル
(06)6345–2251
□
梅田支店
富国生命ビル 1 階、阪急百貨店東側
(06)6313–2581
公□
債□
ト 大阪支店
京阪電鉄・地下鉄御堂筋線・淀屋橋駅 3 番出口
(06)6209–7501
□
公□
平
大阪支店
御堂筋本町角
(06)6252–1341
□
公
□
大阪支店
御堂筋本町角
(06)6244–1451
Ⅰ
大阪西支店
地下鉄四つ橋線・本町駅 23 番出口西 300 m
(06)6531–7051
□
Ⅰ
北畠支店
あべの筋、播磨町交差点角
(06)6673–1001
□
Ⅰ
□
京阪京橋支店 京阪本線・京橋駅中央口、ホテル京阪京橋向い
(06)6881–0561
公□
Ⅰ
新大阪支店
JR・新大阪駅北口、住友生命新大阪北ビル (06)6399–0861
□
公□
Ⅰ
心斎橋支店
御堂筋・大丸筋向い
(06)6211–8931
□
債□
ト
□
船場支店
地下鉄堺筋線・堺筋本町駅 10 号出口
(06)6261–0071
Ⅰ
鶴橋支店
JR・鶴橋駅、千日前通り東へ 100 m北角
(06)6974–1212
□
Ⅰ
寺田町支店
JR・寺田町駅東 100 m
(06)6731–6931
□
Ⅰ
□
天満支店
南森町交差点角
(06)6352–1231
Ⅰ
なにわ筋支店 地下鉄長堀鶴見緑地線・西大橋駅 3 号出口前 (06)6539–0151
□
公□
Ⅰ
難波支店
南梅本線・難波駅東、L島屋向い
(06)6641–4771
□
日
□
難波支店
新歌舞伎座向い、地下鉄 11 号出口前
(06)6633–0721
公
都島支店
地下鉄谷町線・都島駅前
(06)6921–2341
□
Ⅰ
森小路支店
京阪本線・森小路駅西口
(06)6952–3101
□
OAP タワー
OAP タワー 2 階、高層エレベーター前
大阪国際ビル
蒲生四丁目駅上、キリンド城東店 1 階
千林
京阪線・千林駅東口
大丸梅田店
大丸梅田店地下1階西北入口
堂島浜
御堂筋大江橋北詰、大阪三菱ビル
土佐堀通
土佐堀 1 丁目バス停前
中之島インテス
中之島インテスビル1階入口脇
長堀橋
地下鉄堺筋線・長堀橋駅 6 号出口、南 250m 大和ビル 1 階
西田辺駅前
地下鉄御堂筋線・西田辺駅 3 号出口、西田辺駅前交差点そば
博労町
難波神社隣り、ヨドコウ第 2 ビル 1 階
阪急梅田駅茶屋町口
御堂筋、本町三丁目交差点東 50 m
松屋町
松屋町筋沿い・東高麗橋
阪急京都線・茨木市駅、駅ビル
地下鉄御堂筋線・江坂駅北口東側
京阪交野線・交野市駅西、ジャンボニチイ隣り
公□
Ⅰ
門真支店
京阪線・古川橋駅南口
□
債□
ト
関西空港出張所 旅客ターミナルビル 2 階、国内線ロビー内
□
関西国際空港
旅客ターミナルビル内
出張所(両替所)
公□
Ⅰ
□
堺支店
(0726)24–5431
(06)6330–6311
(072)893–1213
(06)6901–1212
(0724)56–7051
(0724)56–7001
(0722)22–2701
(0722)21–6131
南海本線・堺駅ビル
パーソナルプラザ堺 堺東、L島屋正面
(難波支店堺出張所)
公□
Ⅱ
□
高槻支店
公□
Ⅰ
豊中支店
□
公□
Ⅰ
□
東大阪支店
阪急宝塚線・豊中駅東口
近鉄奈良線・河内小阪駅北口
近鉄線・近鉄八尾駅前
(0726)81–0111
(06)6855–1041
(06)6782–2831
(0727)29–1531
(0729)98–1212
クイックコーナー
江坂駅西
門真市役所
関大前
千里中央駅前
阪急高槻市駅前
枚方市駅前
布施駅
芦屋駅前
JR・芦屋駅前
苦楽園口駅前
阪急甲陽線・苦楽園口駅前
三田ゆりのき台
ウッディタウンゆりのき台二丁目
住吉駅前
JR・住吉駅北口
大丸神戸店
大丸神戸店 8 階催事場入口
ポートピアプラザ
H棟ショッピングプラザ1階
奈良県
支店
公
□
近鉄学園前支店 近鉄奈良線・学園前駅前
(0742)41–5591
島根県
松江支店
JR・松江駅前
(0852)21–9811
岡山シンフォニーホール斜め向い
(086)223–9211
(086)231–6111
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
岡山県
支店
公□
Ⅰ
岡山支店
□
公
□
岡山支店
JR・岡山駅前、L島屋隣り
クイックコーナー
岡山駅前
JR・岡山駅前、桃太郎大通り城下方面約 80m
広島県
支店
公□
債□
ト 広島支店
□
公
広島支店
□
公□
Ⅰ
□
福山支店
JR・福山駅前
(082)248–0111
(082)221–2137
(0849)21–3311
JR・徳山駅前
(0834)21–1050
本通電停前
八丁堀・福屋前
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
山口県
支店
公□
Ⅰ
徳山支店
□
クイックコーナー
下関駅
JR・高槻駅南口
箕面船場出張所 新御堂筋線東・船場繊維団地COM 3 号館
公□
Ⅰ
八尾支店
□
クイックコーナー
阪急梅田駅茶屋町口、阪急三番街北館 1 階
御堂筋本町
ト
□
阪神本線・尼崎駅北 100 m
大阪国際ビル 1 階
蒲生四丁目
交野支店
(0797)23–4411
(06)6411–1161
トアロード、大丸東向い
(078)391–8141
大丸南西カド
(078)391–6621
JR・三田駅南口
(0795)59–2571
JR・住吉駅北口、有馬道商店街北 300 m、山手幹線 (078)854–5011
JR・姫路駅北、大手町通り
(0792)23–3641
地下鉄・新開地駅前
(078)576–5101
岩園橋交差点角、いかりスーパー前
支店
クイックコーナー
大阪府下
支店・出張所
公□
Ⅰ
茨木支店
□
Ⅰ
江坂支店
□
支店
公
□
芦屋支店
公□
Ⅰ
尼崎支店
□
公□
債□
ト 神戸支店
□
公□
日
□
神戸支店
公
三田支店
□
公
住吉支店
□
公□
Ⅰ
□
姫路支店
Ⅰ
兵庫支店
□
JR・下関駅、改札口並び
香川県
支店
公□
Ⅰ
高松支店
□
公
□
高松支店
中央通り、紺屋町バス停前
南新町商店街北口
(087)851–1101
(087)833–2151
北大阪急行・江坂駅西、東急ハンズ隣りロンヂェビル
門真市役所内
阪急千里線・関大前駅北、関大前通り
北大阪急行・千里中央駅、大丸ピーコック隣り
阪急京都線・高槻市駅南口
京阪線・枚方市駅徒歩 2 分ビブレ向い
近鉄奈良線・布施駅、コンコース内
福岡県
支店
債□
ト
北九州支店
□
公
北九州支店
□
JR・小倉駅前、平和通り
JR・小倉駅南口前
(093)521–7011
(093)521–5681
87
公□
債□
ト 福岡支店
□
公□
日
福岡支店
□
天神交差点、福岡ダイヤモンドビル
岩田屋向い福岡ビル
(092)751–0731
(092)741–3031
クイックコーナー
博多駅前
JR・博多駅前、博多ビル 1 階
長崎県
支店
公□
Ⅰ
長崎支店
□
公
長崎支店
□
浜町商店街
ステラ横入り、ダイエー銅座店前
(095)823–2231
(095)822–0151
信託代理店制度とは、信託銀行と地域金融機関が相互に協力し、地域金
融機関が信託代理店となり、地域へ信託サービスをより広く普及させ、地
域の信託ニーズに応えていく観点から導入された制度です。
各地域のお客さまの信託ニーズに的確にお応えすることを目指し、信託
代理店制度による地域金融機関とのネットワーク構築に積極的に取り組ん
でおります。
13 年 7 月 2 日現在、三菱信託銀行および日本信託銀行は各々以下の金
融機関と信託代理店契約を結んでいます。
三菱信託銀行(契約締結先合計 55 金融機関)
熊本県
支店
公□
Ⅰ
□
熊本支店
信託代理店
政府系金融機関
新市街入口、産業文化会館前
(096)352–5144
商工組合中央金庫
地方銀行
北海道銀行、青森銀行、北都銀行、山形銀行、岩手銀行、七十七銀行、東邦銀行、
群馬銀行、足利銀行、常陽銀行、千葉銀行、横浜銀行、第四銀行、山梨中央銀行、
鹿児島県
八十二銀行、北陸銀行、福井銀行、静岡銀行、十六銀行、百五銀行、滋賀銀行、
支店
公
鹿児島支店
□
京都銀行、近畿大阪銀行、南都銀行、山陰合同銀行、中国銀行、広島銀行、山口銀行、
(099)222–8411
いづろ通り電停前
阿波銀行、百十四銀行、伊予銀行、四国銀行、福岡銀行、佐賀銀行、十八銀行、親和
銀行、宮崎銀行、鹿児島銀行、琉球銀行、西日本銀行
第二地方銀行
その他
公
□
札幌銀行、京葉銀行、大光銀行、富山第一銀行、愛知銀行
(03)3245–9955
(03)3346–1741
(03)3591–6261
(042)769–6111
(03)3412–2299
(03)3500–0880
(045)562–8048
(042)356–1725
(03)3580–6411
(03)3650–6251
(03)3463–1821
(03)3245–9465
(03)3345–9321
(03)3240–4881
グローバルサービスバンキング部
本店公務部
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
虎ノ門公務部
振込第一支店
イーネット支店
虎ノ門ローンプラザ出張所
日吉ローンプラザ出張所
ビジネスローン営業部
虎ノ門第一出張所
小岩ローンプラザ出張所
法人新規室渋谷営業所
融資業務室日本橋営業所
融資業務室新宿営業所
本店第一出張所
下記支店・出張所のトラベルコーナーでは、外貨両替について年中無休で営業し
ております。
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
/
信
託
代
理
店
営業時間
成田空港支店
9:00 〜 18:00
成田空港第 2 ビル出張所
9:00 〜 18:00
新東京国際空港出張所
① 06:00 〜 19:00
② 12:00 〜 23:00
(①と②の営業時間を 1 日ごとに繰り返します)
関西空港出張所
8:30 〜 18:00
関西国際空港出張所
8:30 〜 20:30
ATM の 24 時間稼働営業店
田町支店
高田馬場支店
池袋支店
町田支店
六本木支店
渋谷支店
吉祥寺支店
藤沢支店
新宿支店
中野駅前支店
立川支店
*以下の日時はご利用になれません。
● 毎月第 2・第 3 土曜日の 21:00 〜翌日曜日 7:00
● 1 月 1 日 0:00 〜 1 月 4 日 07:00
● 5 月 3 日 0:00 〜 5 月 5 日 24:00(ただし、日曜日と重なる場合を除く)
88
信用金庫
同栄信用金庫、静清信用金庫、浜松信用金庫、蒲郡信用金庫、京都中央信用金庫、
八光信用金庫、尼崎信用金庫、広島信用金庫、呉信用金庫
日本信託銀行(契約締結先合計 25 金融機関)
地方銀行
青森銀行、北都銀行、山形銀行、岩手銀行、東北銀行、七十七銀行、足利銀行、
常陽銀行、千葉銀行、武蔵野銀行、第四銀行、山梨中央銀行、八十二銀行、静岡銀行、
十六銀行、百五銀行、滋賀銀行、南都銀行、山陰合同銀行、広島銀行、百十四銀行、
福岡銀行、親和銀行、大分銀行
信用組合
茨城県信用組合
E-net ATM は東京三菱銀行・三菱信託銀行の
E-net ATM店舗 ( 提携する共同 ATM です。企業内設置分は除く。)
東京都
千代田区
生活彩家
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
サンクス
ミニストップ
サークルK
ミニストップ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
生活彩家
サンクス
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
一番町本店共同出張所
外神田六丁目共同出張所
岩本町二丁目共同出張所
紀尾井町共同出張所
九段北一丁目共同出張所
上智大学前共同出張所
神田錦町一丁目共同出張所
神田小川町共同出張所
神田錦町三丁目共同出張所
神田佐久間町共同出張所
神田神保町二丁目共同出張所
神田須田町一丁目共同出張所
神田和泉町共同出張所
西神田二丁目共同出張所
KDD大手町共同出張所
神田今川橋共同出張所
東神田二丁目共同出張所
内神田一丁目共同出張所
神田駅北共同出張所
内神田三丁目共同出張所
飯田橋二丁目共同出張所
飯田橋4丁目共同出張所
中央区
ファミリーマート
コミュニティ・ストア
ファミリーマート
ポプラ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ミニストップ
スリーエフ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
京橋二丁目共同出張所
宝町 ぬ利彦共同出張所
銀座六丁目共同出張所
汐留共同出張所
銀座八丁目共同出張所
新川二丁目共同出張所
東日本橋二丁目共同出張所
東日本橋3丁目共同出張所
日本橋共同出張所
日本橋かぶと町共同出張所
マルイチ人形町共同出張所
人形町駅前共同出張所
日本橋本町共同出張所
八丁堀二丁目共同出張所
築地明石町共同出張所
港区
サンクス
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
サンクス
ファミリーマート
ファミリーマート
ポプラ
ファミリーマート
ファミリーマート
サンクス
サンクス
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ミニストップ
ポートストア芝浦共同出張所
虎ノ門一丁目共同出張所
三田一丁目共同出張所
三田二丁目共同出張所
芝金杉橋共同出張所
芝公園共同出張所
芝五丁目共同出張所
西新橋三丁目共同出張所
赤坂TBS前共同出張所
赤坂九丁目共同出張所
お台場海浜公園共同出張所
お台場東京ビーチ共同出張所
アクアシティお台場共同出張所
南青山一丁目共同出張所
北青山二丁目共同出張所
一の橋共同出張所
六本木4丁目共同出張所
新宿区
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
コミュニティ・ストア
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ポプラ
コミュニティ・ストア
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
サークルK
コミュニティ・ストア
ミニストップ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
西武新宿駅前共同出張所
中瀬早稲田駅前共同出張所
中瀬高田馬場1丁目共同出張所
四谷 やまとや共同出張所
四谷四丁目共同出張所
市谷台町共同出張所
市谷田町共同出張所
市谷田町共同出張所
上落合 むさしや共同出張所
上落合二丁目共同出張所
新宿御苑駅前共同出張所
新宿五丁目共同出張所
神楽坂三丁目共同出張所
西新宿一丁目共同出張所
西新宿3丁目共同出張所
西新宿六丁目共同出張所
西新宿七丁目共同出張所
西新宿小滝橋通共同出張所
タカノ西新宿共同出張所
早稲田大隈通り共同出張所
西落合共同出張所
早稲田鶴巻町共同出張所
伊勢元中落合共同出張所
東榎町共同出張所
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
サンクス
成田屋大久保駅前共同出張所
百人町二丁目共同出張所
片桐弁天町共同出張所
北新宿共同出張所
文京区
ファミリーマート
ファミリーマート
ミニストップ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ポプラ
ファミリーマート
音羽二丁目共同出張所
関口一丁目共同出張所
文京後楽共同出張所
渋木向丘共同出張所
伝通院前共同出張所
春日白山通り共同出張所
小石川二丁目共同出張所
小石川四丁目共同出張所
小石川五丁目共同出張所
清水屋千石共同出張所
千駄木三丁目共同出張所
大塚一丁目共同出張所
たけや大塚六丁目共同出張所
お茶の水共同出張所
湯島三丁目共同出張所
本郷1丁目共同出張所
東大正門前共同出張所
台東区
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
根岸一丁目共同出張所
根岸二丁目共同出張所
加藤根岸共同出張所
根岸うぐいす通り共同出張所
三の輪駅前共同出張所
上野駅入谷口前共同出張所
西浅草三丁目共同出張所
千束一丁目共同出張所
浅草千束三丁目共同出張所
台東一丁目共同出張所
吉のや日本堤共同出張所
入谷二丁目共同出張所
墨田区
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
コミュニティ・ストア
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
亀沢一丁目共同出張所
亀沢四丁目共同出張所
菊川一丁目共同出張所
吾妻橋 にしざわ共同出張所
銀鈴堂吾妻橋共同出張所
向島二丁目共同出張所
向島四丁目共同出張所
江東橋四丁目共同出張所
千歳三丁目共同出張所
坪田リバーサイド共同出張所
八広四丁目共同出張所
坪田しらひげ共同出張所
伊勢源鐘ヶ渕共同出張所
たかはし本所共同出張所
前田立花共同出張所
本所立川三丁目共同出張所
両国駅西口共同出張所
山川緑共同出張所
江東区
ファミリーマート
コミュニティ・ストア
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
コミュニティ・ストア
ファミリーマート
ミニストップ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
生活彩家
ファミリーマート
牡丹一丁目共同出張所
亀戸 なばきや共同出張所
亀戸十三間通り共同出張所
亀戸二丁目共同出張所
亀戸四丁目共同出張所
亀戸七丁目共同出張所
亀戸九丁目共同出張所
堀田深川佐賀共同出張所
枝川二丁目共同出張所
ヤマキ千田共同出張所
鈴屋大島二丁目共同出張所
西大島共同出張所
大島五丁目共同出張所
大島八丁目共同出張所
潮見一丁目共同出張所
東雲橋共同出張所
東雲一丁目共同出張所
ぬ利彦 東雲共同出張所
東砂三丁目共同出張所
東砂共同出張所
よしの葛西橋共同出張所
東陽一丁目共同出張所
南砂一丁目共同出張所
いせよし南砂共同出張所
江東境川共同出張所
岡田白河二丁目共同出張所
豊島屋伊東平野共同出張所
豊洲センタービル共同出張所
北砂五丁目共同出張所
ファミリーマート
ファミリーマート
(平成 13 年 6 月 1 日現在)
山城屋木場共同出張所
門前仲町一丁目共同出張所
品川区
スリーエフ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
スリーエフ
ファミリーマート
サークルK
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
サンクス
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
コミュニティ・ストア
ファミリーマート
スリーエフ
コミュニティ・ストア
スリーエフ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
荏原共同出張所
旗の台東口共同出張所
荏原町共同出張所
旗の台五丁目共同出張所
戸越公園共同出張所
戸越公園駅前共同出張所
小山三丁目共同出張所
上大崎二丁目共同出張所
上大崎三丁目共同出張所
不動前共同出張所
田中屋西大井共同出張所
大井三ツ又共同出張所
ゲートシティ大崎共同出張所
常盤大崎共同出張所
荏原中延共同出張所
中延駅前共同出張所
天狗屋中延共同出張所
五反田駅東口共同出張所
東五反田一丁目共同出張所
東五反田五丁目共同出張所
伊勢彦鮫洲共同出張所
立会川共同出張所
さめず マルマス共同出張所
東大井共同出張所
東品川共同出張所
東品川 ツインクル共同出張所
南大井共同出張所
山王大森駅前共同出張所
南品川共同出張所
戸越銀座共同出張所
まつや戸越共同出張所
北品川共同出張所
目黒区
ファミリーマート
サンクス
コミュニティ・ストア
ファミリーマート
ファミリーマート
スリーエフ
ファミリーマート
スリーエフ
ファミリーマート
サークルK
ファミリーマート
原町一丁目共同出張所
祐天寺駅前共同出張所
茶屋坂上 あいはん共同出張所
代官山南共同出張所
上目黒二丁目共同出張所
目黒青葉台共同出張所
学芸大学駅前共同出張所
学芸大学前共同出張所
東山三丁目共同出張所
碑文谷一丁目共同出張所
目黒緑ケ丘共同出張所
大田区
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
スリーエフ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
サークルK
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
スリーエフ
コミュニティ・ストア
ファミリーマート
スリーエフ
ファミリーマート
サークルK
ファミリーマート
ファミリーマート
スリーエフ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
サークルK
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
コーエイ下丸子共同出張所
太田屋梅屋敷共同出張所
信濃屋久が原共同出張所
久が原五丁目共同出張所
山王三丁目共同出張所
川崎屋新蒲田共同出張所
西蒲田一丁目共同出張所
大田蓮沼駅前共同出張所
西馬込二丁目共同出張所
雨宮高畑共同出張所
雨宮西六郷共同出張所
野口大鳥居共同出張所
大田千鳥共同出張所
かわだ多摩川共同出張所
大森西五丁目共同出張所
大森南共同出張所
モア大森南共同出張所
かわだ大森北共同出張所
池上仲通り共同出張所
池上 MIZUGUCHI 共同出張所
池上徳持共同出張所
大田中央共同出張所
観音通り共同出張所
中馬込共同出張所
仲池上共同出張所
雑色駅前共同出張所
田園調布本町共同出張所
栄屋石川台共同出張所
東雪谷共同出張所
東六郷三丁目共同出張所
南蒲田共同出張所
タケウチ萩中共同出張所
大田萩中共同出張所
大岡山駅北共同出張所
武蔵新田共同出張所
武蔵新田駅前共同出張所
世田谷区
ファミリーマート
スリーエフ
ファミリーマート
スリーエフ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
サークルK
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
スリーエフ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
スリーエフ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ロイヤル自由が丘共同出張所
自由が丘共同出張所
世田谷鎌田三丁目共同出張所
喜多見駅前共同出張所
きぬた共同出張所
経堂駅北共同出張所
玉川台二丁目共同出張所
駒沢一丁目共同出張所
駒沢自由通り共同出張所
駒沢二丁目共同出張所
駒沢三丁目共同出張所
駒沢四丁目共同出張所
経堂駅西共同出張所
経堂五丁目共同出張所
弦巻一丁目共同出張所
桜一丁目共同出張所
桜丘三丁目共同出張所
桜上水南口共同出張所
桜新町共同出張所
桜新町一丁目共同出張所
三軒茶屋一丁目共同出張所
松陰神社駅前共同出張所
上馬一丁目共同出張所
駒沢大学駅前共同出張所
ツヅキ上馬共同出張所
上北沢駅前南口共同出張所
上北沢四丁目共同出張所
上用賀一丁目共同出張所
大竹千歳船橋共同出張所
世田谷船橋共同出張所
祖師谷大蔵駅前共同出張所
代沢五丁目共同出張所
新代田駅前共同出張所
浅間下北沢駅西口共同出張所
大蔵六丁目共同出張所
烏山交番横通り共同出張所
まるいし八幡山共同出張所
北烏山七丁目共同出張所
池ノ上駅北口共同出張所
北沢二丁目共同出張所
上馬交差点前共同出張所
野沢二丁目共同出張所
用賀二丁目共同出張所
用賀共同出張所
東
京
三
菱
銀
行
・
三
菱
信
託
銀
行
渋谷区
ファミリーマート
サークルK
サンクス
コミュニティ・ストア
ミニストップ
ファミリーマート
ファミリーマート
ポプラ
スリーエフ
スリーエフ
ファミリーマート
ファミリーマート
コミュニティ・ストア
ファミリーマート
ファミリーマート
スリーエフ
渋谷円山町共同出張所
恵比寿一丁目共同出張所
恵比寿3丁目共同出張所
元代々木 ますや共同出張所
渋谷桜丘共同出張所
田中笹塚共同出張所
渋谷一丁目共同出張所
初台共同出張所
原宿共同出張所
渋谷神泉共同出張所
柴崎千駄谷共同出張所
代々木一丁目共同出張所
幡ヶ谷共同出張所
皆川富ヶ谷共同出張所
初台駅北口共同出張所
渋谷本町二丁目共同出張所
イ
ー
ネ
ッ
ト
A
T
M
店
舗
中野区
ファミリーマート
ファミリーマート
ミニストップ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
中野松が丘共同出張所
新井薬師共同出張所
中野坂上共同出張所
正直や鍋横共同出張所
新中野共同出張所
サンプラザ北共同出張所
中野駅北共同出張所
中野南台共同出張所
神谷中野本町共同出張所
野方早稲田通り共同出張所
杉並区
ファミリーマート
サークルK
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
サークルK
ファミリーマート
阿佐谷南共同出張所
阿佐ヶ谷南共同出張所
阿佐谷駅東共同出張所
阿佐谷中杉通り共同出張所
阿佐谷北共同出張所
荻窪一丁目共同出張所
浜田山駅北共同出張所
高円寺陸橋共同出張所
高円寺南共同出張所
高円寺駅東共同出張所
89
ファミリーマート
スリーエフ
スリーエフ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
スリーエフ
ファミリーマート
ファミリーマート
上井草一丁目共同出張所
杉並上荻一丁目共同出張所
杉並成田西三丁目共同出張所
塚本西荻南共同出張所
西荻女子大通り共同出張所
天沼三丁目共同出張所
天沼八幡通り共同出張所
杉並方南町共同出張所
方南町西口共同出張所
東高円寺駅前共同出張所
豊島区
ファミリーマート
ミニストップ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ポプラ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
スリーエフ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
東
京
三
菱
銀
行
・
三
菱
信
託
銀
行
丸越高松共同出張所
上池袋1丁目共同出張所
上池袋四丁目共同出張所
池袋北口共同出張所
要町駅前共同出張所
巣鴨三丁目共同出張所
新川屋巣鴨地蔵通り共同出張所
ときわ通り共同出張所
ピソ池袋共同出張所
池袋2丁目共同出張所
西池袋共同出張所
池袋四丁目共同出張所
池袋五小前共同出張所
北池袋共同出張所
丸萬椎名町北口共同出張所
西武東長崎駅前共同出張所
池袋グリーン大通り共同出張所
東池袋一丁目共同出張所
東池袋向原共同出張所
サンシャインシティ共同出張所
東池袋三丁目共同出張所
サンシャイン南共同出張所
大塚駅南共同出張所
南大塚通り共同出張所
南池袋二丁目共同出張所
南池袋三丁目共同出張所
北大塚共同出張所
テツイ千川駅前共同出張所
北区
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
スリーエフ
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
イ
ー
ネ
ッ
ト
A
T
M
店
舗
王子栄町共同出張所
赤羽平和通り共同出張所
野田屋赤羽共同出張所
マサキ上十条共同出張所
西ケ丘一丁目共同出張所
赤羽一丁目共同出張所
赤羽一番街共同出張所
赤羽二丁目共同出張所
赤羽2丁目共同出張所
赤羽南共同出張所
ヒナタヤ滝野川共同出張所
東十条三丁目共同出張所
ヒナタヤ東十条共同出張所
浮間舟渡駅前共同出張所
豊川通り共同出張所
荒川区
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
町屋共同出張所
新三河島駅前共同出張所
西尾久二丁目共同出張所
東日暮里六丁目共同出張所
南千住六丁目共同出張所
板橋区
ファミリーマート
サンクス
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
コミュニティ・ストア
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
90
富沢高島平共同出張所
高島平北共同出張所
高島平八丁目共同出張所
大野志村共同出張所
蓮根駅前共同出張所
坂下三丁目共同出張所
宝田桜川共同出張所
板橋四葉共同出張所
四葉二丁目共同出張所
志村一丁目共同出張所
志村三丁目共同出張所
小豆沢共同出張所
小豆沢二丁目共同出張所
小竹向原共同出張所
小茂根四丁目共同出張所
常盤台北口共同出張所
成増 こみや共同出張所
成増一丁目共同出張所
成増駅南口共同出張所
板橋清水町共同出張所
赤塚二丁目共同出張所
三園共同出張所
下赤塚駅南口共同出張所
板橋淑徳学園前共同出張所
金井窪山手通り共同出張所
大山町共同出張所
大谷口タンク前共同出張所
スリーエフ
ファミリーマート
サンクス
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
板橋大谷口北町共同出張所
板橋仲町共同出張所
徳丸3丁目共同出張所
徳丸五丁目共同出張所
丸萬板橋本町共同出張所
板橋本蓮沼共同出張所
練馬区
ファミリーマート
ファミリーマート
ファミリーマート
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91
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いて、平日・土曜日・日曜日・祝日とも24時間(注)
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・ 1 月 1 日 0:00〜 1 月 4 日 07:00
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イ
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T
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店
舗
藤田屋知立共同出張所
西春日井郡
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1-312-696-4500
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OR 97204, U.S.A.
1-503-222-3661
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ヒューストン支店ダラス出張所
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Elizabethan Square Grand Cayman, Cayman Islands
パナマ
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Republic of Chile
アルゼンチン
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C. Correo 5494, Correo Central, 1000 Capital Federal,The Argentine Republic)
メキシコ
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de Miranda, Los Palos Grandes, Caracas, Bolivarian Republic of Venezuela
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ブラジル
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United Kingdom
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44-20-7929-2323
ロンドン支店バーミンガム出張所
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44-121-633-7953
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三
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56-2-203-1180
54-11-4348-2001
52-5540-7912
海
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58-212-283-3076
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イタリア
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スペイン
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Russian Federation
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Bahrain (mailing address: P.O. Box 5850, Manama, State of Bahrain)
トルコ
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Istanbul Representative Office
Maya-Akar Center, Buyukdere Caddesi, No.101-102, B Blok D.79,
Esentepe 80300, Istanbul, Republic of Turkey
エジプト
カイロ駐在員事務所
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Cairo, Arab Republic of Egypt
イラン
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Tehran Representative Office
4th Floor, 239 Ostad Mottahari Avenue, P.O. Box No. 15875-1383,
Tehran 15876, Islamic Republic of Iran
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4th Floor, International House, P.O.Box 30441, 00100 Nairobi, Kenya)
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2196, Republic of South Africa (mailing address: P.O.Box 78519, Sandton, 2146)
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ラブアン支店クアラルンプール出張所
Kuala Lumpur Marketing Office
5th Floor, Wisma Hamzah Kwong Hing, No. 1 Leboh Ampang, 50100
Kuala Lumpur, Malaysia
マレーシア
シンガポール
96
49-40-34990
49-30-2096-3037
39-02-669931
351-21-351-4550
7-501-797-4501
973-227518
90-212-288-5645
20-2-394-5647
254-2-220951
95-1-664416
66-2-266-3011
60-87-410487
60-3-201-3149
シンガポール支店
Singapore Branch
9 Raffles Place, #01-01 Republic Plaza, Singapore 048619,
Republic of Singapore
65-538-3388
シンガポール支店
Singapore Branch
50 Raffles Place, Singapore Land Tower #42-01/06,
Singapore 048623, Republic of Singapore
65-225-9155
シンガポール支店ジュロン出張所
Jurong Sub-Branch
6 International Business Park, The Atrium #01-10,
Singapore 609918, Republic of Singapore
65-560-9660
インドネシア
ジャカルタ支店
Jakarta Branch
Midplaza Building 1F-3F, Jl. J. Sudirman Kav. 10-11, Jakarta,
Republic of Indonesia
62-21-570-6185
ジャカルタ支店スラバヤ出張所
Surabaya Sub-Branch
Graha Bumi Modern, Jl. Jenderal Basuki Rakhmat 106-128,
Surabaya 60271, Republic of Indonesia
62-31-531-6711
ジャカルタ支店バンドン出張所
Bandung Sub-Branch
Graha Internasional Jl. Asia Afrika No.129, Bandung 40112,
Republic of Indonesia
62-22-424-1870
ジャカルタ支店ブカシ出張所
Bekasi Service Point
c/o EJIP Administration Building EJIP Industrial Park, Plot 3A
Lemahabang, Bekasi 17550, Republic of Indonesia
62-21-897-0510
フィリピン
マニラ支店
Manila Branch
15th Floor 6788 Ayala Ave., Makati City, Philippines
63-2-886-7371
ベトナム
ホーチミン支店
Ho Chi Minh City Branch
8th Floor, The Landmark, 5B Ton Duc Thang Street, District 1,
Ho Chi Minh City, Socialist Republic of Vietnam
84-8-8231-560
ハノイ支店
Hanoi Branch
601 Metropole Centre, 56 Ly Thai To Street, Hanoi,
Socialist Republic of Vietnam
84-4-8244-855
北京支店
Beijing Branch
Beijing Fortune Building, 5 Dong Sanhuan Bei-Lu,
Chaoyang District, Beijing, People's Republic of China
北京駐在員事務所
Beijing Representative Office
Room 304, 3rd Floor, Chang Fu Gong Office Building, No. Jia 26,
Jianguomenwai Dajie, Chaoyang-qu, Beijing 100022, People’s Republic of China
天津支店
Tianjin Branch
21F Tianjin International Building, 75 Nanjing Road, Tianjin,
People's Republic of China
86-22-2311-0088
上海支店
Shanghai Branch
20F, HSBC Tower, 101 Yin Cheng Dong Lu, Pudong New Area,
Shanghai, People's Republic of China, 200120
86-21-6841-1515
上海駐在員事務所
Shanghai Representative Office
24-04, Rui Jin Building, 205 Mao Ming Road (South),
Shanghai, People's Republic of China
大連支店
Dalian Branch
11F, Senmao Building, 147 Zhongshan Road, Xigang District,
Dalian, People's Republic of China
86-411-360-6000
境支店
深訓
Shenzhen Branch
16th Floor, Shenzhen International Financial Building, 2022 Jianshe Road,
Luohu District, Shenzhen, Guangdong Province, People's Republic of China
86-755-222-3060
広州駐在員事務所
Guangzhou Representative Office
Room 28-02, Citic Plaza, 233 Tianhe North Road, Guangzhou,
People's Republic of China
86-20-3877-0268
成都駐在員事務所
Chengdu Representative Office
Room 451, Jinjiang Hotel, No.36 Section 2, Ren Min Nan Ave.,
Chengdu, Sichuan Province, People's Republic of China
86-28-614-2169
無錫駐在員事務所
Wuxi Representative Office
Room No.1903, People's Bank of China Building,33 Wuai Road,
Wuxi, Jiangsu, People's Republic of China
香港支店
Hong Kong Branch
1F Far East Finance Centre, 16 Harcourt Road,
Central, Hong Kong, People's Republic of China
852-2862-7888
香港支店
Hong Kong Branch
38th Floor, Gloucester Tower, 11 Pedder Street,
Central, Hong Kong, People’s Republic of China
852-2844-8000
九龍支店
Kowloon Branch
15F Peninsula Office Tower, 18 Middle Road, Kowloon,
Hong Kong, People's Republic of China
852-2315-4333
九龍支店イーストチムサツイ出張所
East Tsim Sha Tsui Sub-Branch
Rooms 127-130, 1st Floor East Ocean Centre, 98 Granville Road,
Kowloon, Hong Kong, People's Republic of China
852-2369-5407
台湾
台北支店
Taipei Branch
9th Floor, Union Enterprise Plaza, 109,
Min Sheng East Road Sec.3, Taipei 105, Taiwan
韓国
ソウル支店
Seoul Branch
4th Floor Young Poong Bldg., 33 Seorin-Dong, Chongro-ku,
Seoul, Republic of Korea
プサン支店
Busan Branch
Kyobo Life Building 12F, 88-7, 4Ka, Chungang-Dong,
Chung-Ku, Busan, Republic of Korea
中国
86-10-6590-8888
86-10-6513-9016/7
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
86-21-6472-6270/3963
86-510-275-2005
海
外
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
886-2-2514-0598
82-2-399-6400
82-51-463-0927
97
(平成13年3月31日現在)
連結子会社・主な関連会社
(国内)
黒色は東京三菱銀行、緑色は三菱信託銀行の連結子会社・主な関連会社です。紫色は両行が出資する主な関連会社です。
連結子会社
会社名
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
国
内
︶
98
(平成11年6月1日現在)
所在地・電話
事業の内容
設立年月日・
資本金又は
出資金
議決権に対する
所有割合
議決権に対する
緊密者及び
同意者の所有割合
(3.14) %
41.30
8.12 %
株式会社ディーシーカード
東京都渋谷区道玄坂1-3-2
03-3464-6611
クレジットカード業、 昭和42年12月23日
ローンの保証業
7,600百万円
菱信ディーシーカード株式会社
東京都渋谷区渋谷2-20-12
03-3498-3591
クレジットカード業
昭和58年04月11日
50百万円
(37.6)
61.3
18.7
株式会社東京クレジットサービス
東京都千代田区一ツ橋2-6-3
03-5275-7600
クレジットカード業、 昭和56年07月03日
外貨両替業
100百万円
(21.50)
26.50
45.50
ダイヤモンド信用保証株式会社
東京都文京区本郷3-18-14
03-3817-8211
個人ローン保証業
昭和50年02月28日
16,885百万円
99.99
菱信保証株式会社
東京都品川区西五反田1-2-10
03-5487-3718
ローン保証業
昭和52年04月20日
248百万円
(40.12)
65.92
32.06
株式会社ディーシー債権回収
東京都渋谷区道玄坂1-3-2
03-3464-6007
債権管理回収業
平成12年04月25日
500百万円
(100)
100
ー
株式会社ディー・シー・サービス
東京都渋谷区恵比寿4-1-18
03-5420-8400
会員向け保険代理業、 昭和55年06月05日
旅行代理業等
100百万円
(100)
100
ー
株式会社ティーシーサービス
東京都千代田区一ツ橋2-6-3
03-5275-3455
旅行代理・保険代理業
昭和63年10月05日
10百万円
(40.00)
40.00
60.00
株式会社ディーシーカード・
トレーディング
東京都渋谷区道玄坂1-3-2
03-5420-8232
会員向け物販・発送
代行業
平成 元 年07月26日
100百万円
(100)
100
ー
ジャパンクーポンサービス株式会社
東京都渋谷区恵比寿1-11-13
03-5421-3510
ファクタリング業
平成10年04月27日
90百万円
(51.00)
51.00
ー
株式会社ディーシーフードサービス
東京都渋谷区道玄坂1-3-2
03-5420-8232
社員向け厚生施設の
受託業
平成03年11月25日
50百万円
(100)
100
ー
株式会社ディー・シー・
ビジネスサポート
東京都渋谷区恵比寿4-1-18
03-5420-7008
人材派遣業
平成02年07月05日
30百万円
(100)
100
ー
君津ダイヤモンドエージェンシー
株式会社
千葉県君津市君津1番地
0439-55-6411
銀行代理店業
昭和59年12月03日
10百万円
100
ー
東京ダイヤモンド・マーケティング 東京都新宿区西新宿3-7-1
サービス株式会社
03-5322-1284
ダイレクトマーケ
ティング業
平成09年05月08日
10百万円
100
ー
ダイヤモンドビジネス
コンサルティング株式会社
東京都新宿区四谷3-2-1
03-3226-4222
セミナー・コンサル
ティング業
昭和55年10月01日
260百万円
(60.38)
65.38
19.62
株式会社東京リサーチ
インターナショナル
東京都中央区日本橋本石町1-2-2
03-3278-7461
セミナー・コンサル
ティング業
昭和54年07月20日
600百万円
(10.00)
25.00
75.00
エムティービー アップル
プランニング株式会社
神奈川県川崎市川崎区藤崎3-6-1
044-287-3120
研修受託業、経営コ
ンサルティング業
平成03年07月01日
100百万円
エムティービーキャピタル
株式会社
東京都台東区上野3-23-6
03-3834-2121
ベンチャー
キャピタル業
平成08年04月01日
100百万円
(55.00)
60.00
40.00
ダイヤモンド抵当証券株式会社
東京都中央区八丁堀4-6-1
03-5541-5200
抵当証券業
昭和58年06月01日
6,865百万円
(0.15)
99.75
0.08
ダイヤモンドファクター株式会社
東京都千代田区神田佐久間町1-10
03-3251-8351
ファクタリング業
昭和52年06月01日
500百万円
(11.00)
63.50
4.00
東銀ファクター株式会社
東京都中央区日本橋2-1-21
03-3279-6171
融資業
平成 元 年06月30日
300百万円
(45.00)
50.00
50.00
東京ダイヤモンド債権回収
株式会社
東京都新宿区西新宿2-4-1
03-3345-2050
サービサー業
平成12年10月03日
500百万円
100
ー
ダイヤモンド総合管理株式会社
東京都文京区本郷3-18-14
03-5689-3181
担保不動産の競落業
平成07年04月05日
300百万円
100
ー
ダイヤモンド不動産調査株式会社
東京都中央区日本橋本石町1-2-2
03-5200-6535
不動産担保書類保
管・調査業
昭和61年01月27日
30百万円
100
ー
東京三菱証券株式会社
東京都千代田区丸の内2-5-2
03-5223-6010
証券業
平成06年10月19日
85,000百万円
90.71
ー
東京三菱パーソナル証券株式会社
東京都中央区日本橋1-17-12
03-3206-6611
証券業
大正15年10月01日
11,778百万円
(39.69)
52.55
0.78
東京三菱ティーディー
ウォーターハウス証券株式会社
東京都港区六本木1-7-27
03-3505-8989
証券業
平成12年03月03日
2,750百万円
(6.00)
49.00
6.00
100
ー
ー
会社名
設立年月日・
資本金又は
出資金
議決権に対する
所有割合
議決権に対する
緊密者及び
同意者の所有割合
所在地・電話
事業の内容
日本信託銀行株式会社
東京都中央区日本橋3-1-8
03-3245-8111
信託業、銀行業
昭和02年06月02日
67,730百万円
東京信託銀行株式会社
東京都千代田区丸の内1-4-2
03-5223-2511
信託業、銀行業
平成05年08月24日
10,000百万円
東京三菱投信投資顧問株式会社
東京都千代田区丸の内3-2-3
03-5223-5700
投資信託委託・投資
顧問業
昭和60年08月01日
2,000百万円
三菱信アセットマネジメント
株式会社
東京都港区北青山1-2-3
03-5411-6026
投資信託委託・投資
顧問業
平成12年02月15日
495百万円
菱信住宅販売株式会社
東京都千代田区神田神保町2-13
03-3237-3761
住宅仲介業
昭和62年02月20日
100百万円
(50.00)
55.00
45.00
※
東京都中央区日本橋3-1-4
03-3245-8095
不動産管理業
平成 元 年02月22日
200百万円
(100)
100
ー
※
東京都中央区日本橋3-1-2
03-3275-2360
不動産仲介業
昭和63年06月14日
100百万円
(35.00)
35.00
65.00
※
東京都中央区日本橋3-1-2
03-3548-1316
信用保証業
昭和54年06月29日
50百万円
(45.00)
45.00
45.00
東京都中央区日本橋3-1-4
03-3412-6221
事務受託業
昭和59年07月04日
30百万円
(100)
100
ー
東京ダイヤモンド・エージェンシー
株式会社
東京都世田谷区池尻3-1-12
03-3412-4132
事務受託業
平成06年02月23日
30百万円
100
ー
ダイヤ印刷株式会社
東京都千代田区丸の内2-7-1
03-3240-4573
印刷業
昭和49年01月23日
10百万円
100
ー
東京ダイヤモンド・グローバル
サービス株式会社
東京都中央区日本橋本石町1-3-2
03-3245-9500
銀行事務代行業
平成09年12月12日
30百万円
100
ー
東京ダイヤモンド・ビジネス
株式会社
東京都中央区日本橋1-5-3
03-3276-2621
消費者ローンの受付・
相談、担保管理業
平成08年09月05日
10百万円
100
ー
ダイヤモンドネットワークサービス 東京都世田谷区池尻3-1-12
株式会社
03-3411-6251
ATM管理業
平成06年06月27日
10百万円
100
ー
東京三菱インフォメーション
テクノロジー株式会社
東京都目黒区青葉台4-8-6
03-3481-8866
コンピュータ・システ
ム開発業
昭和63年06月30日
181百万円
100
ー
ダイヤモンド・ビジネス・
エンジニアリング株式会社
東京都中央区日本橋本石町1-2-2
03-3245-9291
システムソフト
販売業
昭和62年11月28日
200百万円
菱信データ株式会社
東京都港区港南2-9-8
03-5462-2610
電子計算機へのデータ
入力管理・保管業
昭和54年06月30日
10百万円
100
ー
三菱信情報システム株式会社
東京都港区港南2-9-8
03-5462-2600
コンピュータ・システ
ムの開発・運用管理業
昭和59年12月12日
100百万円
100
ー
コンピュータ・ソフト
ウエアの研究・開発業
昭和63年01月14日
2,500百万円
100
ー
日信ビル管理株式会社
日信住宅販売株式会社
日信信用保証株式会社
日信ビジネスサービス株式会社
※
株式会社エムティービー
東京都港区芝2-5-6
インベストメント テクノロジー研究所 03-3457-1977
(0.78) %
83.04
100
(11.18)
52.51
100
(25.00)
30.00
0.03 %
ー
5.48
ー
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
27.00
ダイヤモンド不動産株式会社
東京都千代田区有楽町2-10-1
03-3214-6151
不動産管理・賃貸業
昭和60年03月20日
490百万円
100
ー
永楽実業株式会社
東京都千代田区永田町2-11-1
03-3519-3400
不動産賃貸管理業、
物品販売業
昭和31年12月25日
50百万円
100
ー
ダイヤモンドテクノサービス
株式会社
東京都豊島区西池袋1-22-8
03-5950-6571
建物設備の保守・運
転管理業
昭和47年10月07日
20百万円
100
ー
東銀ビジネスサービス株式会社
東京都中央区日本橋本石町1-2-2
03-3245-9680
銀行事務代行業
昭和59年04月03日
30百万円
100
ー
ダイヤモンドスタッフサービス
株式会社
東京都千代田区神田佐久間町1-10
03-5295-2131
人材派遣業、職業紹
介業
昭和60年02月01日
20百万円
100
ー
三菱信ビジネス株式会社
東京都豊島区西池袋1-7-7
03-5391-3431
三菱信託銀行業務の
事務代行・人材派遣業
昭和50年04月01日
50百万円
100
ー
東京ダイヤモンド・厚生サービス
株式会社
東京都千代田区丸の内2-7-1
03-3240-2723
銀行福利厚生業
昭和60年08月14日
15百万円
100
ー
東京ダイヤモンド・キャリア開発
株式会社
東京都千代田区丸の内2-7-1
03-3240-5378
銀行福利厚生業
平成 元 年06月30日
10百万円
100
ー
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
国
内
︶
(注) 1. 議決権に対する所有割合の欄の上段( )内は、各行の間接所有割合(内書き)です。
2. 議決権に対する緊密者及び同意者の所有割合は「自己と出資、人事、資金、技術、取引等において緊密な関係があることにより自己の意思と同一の内容の議決権を行使すると認め
られる者」および「自己の意思と同一の内容の議決権を行使することに同意している者」による所有割合です。
3. ダイヤモンド信用保証株式会社は特定子会社に該当します。
4. ※印は、日本信託銀行の連結子会社でもあります。議決権に対する日本信託銀行の所有割合は以下のとおりです。なお、( )内は日本信託銀行の子会社による間接所有の割合(内書
き)、[ ]内は議決権に対する緊密者及び同意者の所有割合(外書き)です。日信ビル管理株式会社100%、日信住宅販売株式会社35.00%(30.00%)
[65.00%]、日信信用保証
株式会社45.00%(40.00%)
[45.00%]、日信ビジネスサービス株式会社100%
99
主な持分法適用関連会社(国内)
会社名
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
国
内
︶
100
(平成11年6月1日現在)
所在地・電話
事業の内容
設立年月日・
資本金又は
出資金
議決権に対する
所有割合
議決権に対する
緊密者及び
同意者の所有割合
ダイヤモンドリース株式会社
東京都千代田区丸の内3-3-1
03-3287-6451
リース業
昭和46年04月12日
16,440百万円
(13.01)%
18.05
東銀リース株式会社
東京都中央区日本橋室町2-4-3
03-3270-5261
リース業
昭和54年10月06日
5,050百万円
(8.72)
13.72
20.27
ダイヤモンドキャピタル
株式会社
東京都千代田区神田鍛冶町3-6-3
03-3252-4591
ベンチャー
キャピタル業
昭和49年08月01日
750百万円
(10.00)
18.00
2.00
国際証券株式会社
東京都中央区新川2-27-1
03-3297-2111
証券業
昭和23年03月04日
65,254百万円
(0.06)
32.69
ー
静銀ティーエム証券株式会社
静岡県静岡市追手町1-13
054-254-6111
証券業
平成12年12月22日
2,000百万円
20.00
ー
株式会社トレードワン・
システムズ
東京都中央区日本橋本町3-7-2
03-5652-5611
情報処理業
平成13年03月22日
3,600百万円
(64.23)
66.66
ー
エイミック投信投資顧問
株式会社
東京都千代田区有楽町1-5-1
03-3593-5300
投信投資顧問業
昭和61年11月17日
1,000百万円
50.00(注1)
ー
日本マスタートラスト信託銀行
株式会社
東京都港区芝浦1-2-1
03-5441-3300
銀行業、信託業
平成12年 5月 9日(注2)
10,000百万円
29.00
ー
日本確定拠出年金コンサルティング
株式会社
東京都千代田区有楽町2-10-1
03-3287-0251
確定拠出年金運営
管理業
平成13年03月16日
3,000百万円
東京三菱
35.00
35.00
ー
三菱アセット・ブレインズ
株式会社
東京都千代田区丸の内3-2-3
03-5220-3250
平成10年12月25日
480百万円
東京三菱
投資信託調査評価業
25.00
25.00
ー
ダイヤモンドコンピューター
サービス株式会社
東京都千代田区五番町4-7
03-3265-6681
情報処理業
昭和45年07月10日
6,059百万円
(注) 1. エイミック投信投資顧問株式会社につきましては、平成13年6月に出資関係を解消しました。
2. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社につきましては、平成12年5月に営業を開始しました。
三菱信託
三菱信託
(35.00)
39.95
7.15 %
6.61
(平成13年3月31日現在)
連結子会社・主な関連会社
(海外)
黒色は東京三菱銀行、緑色は三菱信託銀行の連結子会社・主な関連会社です。
連結子会社
会社名
所在地
事業の内容
設立年月日・
資本金又は
出資金
議決権に対する
所有割合
議決権に対する
緊密者及び
同意者の所有割合
東京三菱銀行信託会社
Bank of Tokyo-Mitsubishi
Trust Company
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
金融業
トーリース・コーポレーション
Tohlease Corporation
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
リース業
スペクトラム・キャピタル
Spectrum Capital, Ltd.
アメリカ合衆国コネチカッ
ト州グリーンウィッチ市
金融業
1985/7/10
10,000千米ドル
SPC ネバダ
SPC Nevada, Inc.
アメリカ合衆国ネバダ州
カーソン市
金融業
1989/9/12
0.1千米ドル
(100)
100
—
スペクトラム・コロナ
Spectrum Corona, Inc.
アメリカ合衆国デラウェ
ア州ウィルミントン市
金融業
1987/9/22
1,190千米ドル
(100)
100
—
スペクトラム・コロナ・
コジェネレーション
Spectrum Corona
Cogeneration, Ltd.
アメリカ合衆国デラウェ
ア州ウィルミントン市
金融業
1987/7/29
348千米ドル
(100)
100
—
スペクトラム(CSW)
Spectrum (CSW) Inc.
アメリカ合衆国デラウェ
ア州ウィルミントン市
金融業
1993/4/22
3,354千米ドル
(100)
100
—
スペクトラム(チャイナSW)
Spectrum (China SW) Ltd.
アメリカ合衆国デラウェ
ア州ウィルミントン市
金融業
1993/4/22
33千米ドル
(100)
100
—
ウイングスパンⅡ
Wingspan ll. Inc.
アメリカ合衆国ネバダ州
カーソン市
金融業
1995/12/29
1千米ドル
(100)
100
—
ボロ
Volo Inc.
アメリカ合衆国ネバダ州
レノ市
金融業
1994/12/22
0.1千米ドル
(100)
100
—
スペクトラム・アビエーション
サービシーズ
Spectrum Aviation
Services Inc.
アメリカ合衆国バージニア
州レストン市
航空機鑑定
評価業
1998/4/17
0.1千米ドル
(100)
100
—
BTMアドミニストレーターズ
BTM Administrators, Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
(100)
100
—
BTMファンディング・
コーポレーション
BTM Funding Corporation
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
(100)
100
—
BTMファイナンシャル・
アンド・リーシングB3
BTM Financial & Leasing
Corporation B-3
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
(100)
100
—
BTMファイナンシャル・
アンド・リーシングB4
BTM Financial & Leasing
Corporation B-4
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
(100)
100
—
BTMファイナンシャル・
アンド・リーシングB6
BTM Financial & Leasing
Corporation B-6
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
(100)
100
—
BTMファイナンシャル・
アンド・リーシングB11
BTM Financial & Leasing
Corporation B-11
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
(100)
100
—
U.B. ビークル・リーシング
U.B. Vehicle Leasing, Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
(100)
100
—
BTMファイナンシャル・
リソーシズ
BTM Financial Resources,
Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
(100)
100
—
BTMファイナンシャル・
サービシズ
BTM Financial Services,
Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
(100)
100
—
BTMサービス・
コーポレーション
BTM Service Corp.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
(100)
100
—
BTMファイナンシャル・アンド・
リーシング・ポートフォリオ
BTM Financial & Leasing
Portfolios, Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
(100)
100
—
BTMファイナンシャル・アンド・
リーシング・コーポレーション
BTM Financial & Leasing
Corporation
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
10千米ドル
(100)
100
—
NPMMリアルティー
NPMM Realty, Inc.
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
不動産管理業
1990/10/30
0千米ドル
(100)
100
—
1955/10/3
132,921千米ドル
1974/3/12
200千米ドル
100 %
(100)
100
75
— %
—
—
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
(注) 1. 議決権に対する所有割合の欄の上段( )内は、各行の間接所有割合(内書き)です。
2. 議決権に対する緊密者及び同意者の所有割合は「自己と出資、人事、資金、技術、取引等において緊密な関係があることにより自己の意思と同一の内容の議決権を行使すると認め
られる者」および「自己の意思と同一の内容の議決権を行使することに同意している者」による所有割合です。
3. UnionBanCal Corporation は特定子会社に該当します。
101
(平成11年6月1日現在)
会社名
102
設立年月日・
資本金又は
出資金
議決権に対する
所有割合
議決権に対する
緊密者及び
同意者の所有割合
Spire Apartments Realty
Holding Corporation
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
不動産管理業
1992/11/25
0千米ドル
(100)%
100
— %
グラント・リアルティー・ホール
ディング・コーポレーション
Grant Realty Holding
Corporation
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
不動産管理業
1992/12/18
0千米ドル
(100)
100
—
ダッチェス・ターンパイク・リアルティー・
Dutchess Turnpike Realty
Holding Corporation
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
不動産管理業
1993/12/28
0千米ドル
(100)
100
—
C.K.M.B.
コーポレーション
C.K.M.B. Corporation
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
不動産管理業
1985/9/18
0千米ドル
(100)
100
—
135カウンティー・リアルティー・
コーポレーション
135 County Realty
Corporation
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
不動産管理業
2001/1/31
0千米ドル
100
—
米国三菱信託銀行
Mitsubishi Trust & Banking
Corporation (U.S.A.)
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
銀行業、信託業
1986/3/19
40,000千米ドル
100
—
ユニオンバンカル・
コーポレーション
UnionBanCal Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
持株会社
1953/2/2
1,256,085千米ドル
66.57
—
ユニオン・バンク・オブ・
カリフォルニア
Union Bank of California,
N.A.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
金融業
ユニオン・バンク・オブ・
カリフォルニア・リーシング
Union Bank of California
Leasing, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
インランド・プロパティー
Inland Property Company
カル・ファースト・プロパティーズ
ホールディング・コーポレーション
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
事業の内容
ホールディング・コーポレーション
スパイアー・アパートメント・リアルティー・
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
所在地
1864/7/5
604,576千米ドル
(100)
100
—
リース業
1973/2/28
250千米ドル
(100)
100
—
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
不動産管理業
1971/11/3
0千米ドル
(100)
100
—
Cal First Properties, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
不動産管理業
1971/5/21
1千米ドル
(100)
100
—
UBOC コムストックⅠ
UBOC ComstockⅠ
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
システム開発
1983/1/3
25千米ドル
(100)
100
—
UBOC インベストメント・
サービシズ
UBOC Investment
Services, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
金融業
1983/10/7
25千米ドル
(100)
100
—
ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア・
インターナショナル
Union Bank of California
International
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
金融業
1965/4/5
2,000千米ドル
(100)
100
—
ユニオン・バンク・オブ・カリフォル
ニア・セルビソス(ブラジル)
Union Bank of California
Cerviços Limitada
ブラジル連邦共和国サン
パウロ州サンパウロ市
金融業
1982/6/4
1,661千ブラジルレアル
(100)
100
—
スタンコ・プロパティーズ
Stanco Properties, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
金融業
1969/5/23
45千米ドル
(100)
100
—
バンカーズ・コマーシャル・
コーポレーション
Bankers Commercial
Corporation
アメリカ合衆国カリフォ
ルニア州サンディエゴ市
リース業
1969/8/14
50千米ドル
(100)
100
—
ユニオンバンカル・コマーシャル・
ファンディング・コーポレーション
UnionBanCal Commercial
Funding Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
金融業
1988/9/13
500千米ドル
(100)
100
—
ユニオンバンカル・
エクイティーズ
UnionBanCal Equities, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
投融資業
1974/7/1
0千米ドル
(100)
100
—
ユニオンバンカル・
ベンチャー・コーポレーション
UnionBanCal Venture
Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
ベンチャー
キャピタル業
1967/8/21
2,000千米ドル
(100)
100
—
UNBCリーシング
UNBC Leasing, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
リース業
1974/10/28
1千米ドル
(100)
100
—
ユニオンバンカル・
リーシング・コーポレーション
UnionBanCal Leasing
Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
リース業
1970/11/25
25千米ドル
(100)
100
—
ユニオンバンカル・
モーゲージ・コーポレーション
UnionBanCal Mortgage
Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
金融業
1979/7/30
500千米ドル
(100)
100
—
SBSリアルティー
SBS Realty Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
不動産管理業
1968/10/11
25千米ドル
(100)
100
—
UNBC(ケイマン)
UNBC (Cayman), Ltd.
英領西インド諸島グランド
ケイマン島
保険業
1985/3/3
50千米ドル
(100)
100
—
会社名
所在地
事業の内容
設立年月日・
資本金又は
出資金
議決権に対する
所有割合
議決権に対する
緊密者及び
同意者の所有割合
ミルズ・ラルストン
Mills-Ralston, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
金融業
1985/12/27
100千米ドル
(100)%
100
— %
ハイマーク・キャピタル・
マネジメント
HighMark Capital
Management, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
投資顧問業
1987/7/9
5,000千米ドル
(100)
100
—
ユニオンバンカル・
ファイナンス・トラストⅠ
UnionBanCal Finance
Trust Ⅰ
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
貸出業
1999/2/19
10,824千米ドル
(100)
100
—
BCC OX 1
BCC OX Ⅰ, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
リース業
1979/5/10
10千米ドル
(100)
100
—
BCC OX 2
BCC OX Ⅱ, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
投資業
1980/2/7
10千米ドル
(100)
100
—
セマ OP 8
SEMA OP8 LLC
アメリカ合衆国デラウェ
ア州デラウェア市
リース業
2000/12/19
19,788千米ドル
(100)
100
—
セマ OP 9
SEMA OP9 LLC
アメリカ合衆国デラウェ
ア州デラウェア市
リース業
2000/12/19
31,556千米ドル
(100)
100
—
モルガンタウン OL 5
MORGANTOWN OL5 LLC
アメリカ合衆国デラウェ
ア州デラウェア市
リース業
2000/12/19
10,054千米ドル
(100)
100
—
ディッカーソン OL 4
DICKERSON OL4 LLC
アメリカ合衆国デラウェ
ア州デラウェア市
リース業
2000/12/19
9,733千米ドル
(100)
100
—
モルガンタウン OL 6
MORGANTOWN OL6 LLC
アメリカ合衆国デラウェ
ア州デラウェア市
リース業
2000/12/19
14,025千米ドル
(100)
100
—
モルガンタウン OL 7
MORGANTOWN OL7 LLC
アメリカ合衆国デラウェ
ア州デラウェア市
リース業
2000/12/19
17,531千米ドル
(100)
100
—
コッパー・マウンテン・フィナンシャル・
グループ・インク
Copper Mountain
Financial Group, Inc.
アメリカ合衆国オレゴン
州ポートランド市
持株会社
2001/1/31
0千米ドル
(100)
100
—
コッパー・マウンテン・トラスト・
コーポレーション
Copper Mountain Trust
Corporation
アメリカ合衆国オレゴン
州ポートランド市
カストディー業、
信託業、投資顧問業
2001/1/31
─
(100)
100
—
Tokyo-Mitsubishi
Securities (USA), Inc.
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
証券業
1987/1/23
69,000千米ドル
100
—
BTMノースアメリカ・
インターナショナル
BTM North America
International, Inc.
アメリカ合衆国デラウェ
ア州ドーバー市
持株会社
1995/3/1
22,567千米ドル
100
—
メキシコ東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Mexico) S.A.
メキシコ合衆国メキシコ・
シティ市
金融業
BTMキャピタル・
コーポレーション
BTM Capital Corporation
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
29千米ドル
100
—
ニュー・ボストン・パートナーズ
New Boston Partners
Ltd.
英国ロンドン市
リース業
1991/5/3
2千英ポンド
(100)
100
—
BFCアセット
BFC Assets, Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1994/11/16
1千米ドル
(100)
100
—
エンジン・リース・ファイナンス・
コーポレーション
Engine Lease Finance
Corporation
アイルランド共和国
シャノン市
リース業
1993/9/24
1千米ドル
(95.00)
95.00
—
BTMCCサービス・
コーポレーション
BTMCC Service Corp.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1997/6/3
1千米ドル
(100)
100
—
エイビエーション・リース・
ファイナンス
Aviation Lease Finance
L.L.C.
アイルランド共和国
シャノン市
リース業
1998/3/30
21,598千米ドル
(51.00)
51.00
—
Mitsubishi Trust Finance
(Ireland) PLC
アイルランド共和国
ダブリン市
金融業
1990/6/11
50,000千米ドル
Oak Grove Traincars, Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
Tokyo-Mitsubishi Futures
(USA), Inc.
アメリカ合衆国イリノイ
州シカゴ市
金融先物取次業
東京三菱セキュリティーズ
(USA)
三菱信託ファイナンス
(アイルランド)
オーク・グローブ・
トレインカーズ
東京三菱フューチャーズ
(USA)
1995/3/1
193,793千メキシコペソ
1998/9/15
1千米ドル
1987/12/18
0千米ドル
(99.00)
100
—
100
—
(100)
100
—
100
—
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
103
会社名
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
設立年月日・
資本金又は
出資金
議決権に対する
所有割合
議決権に対する
緊密者及び
同意者の所有割合
BTM Information
Services, Inc.
アメリカ合衆国
ニュージャージー州
ジャージー・シティー市
事務処理
サービス業
BTMリーシング・アンド・
ファイナンス
BTM Leasing & Finance,
Inc.
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
リース業
カナダ東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Canada)
カナダ・オンタリオ州
トロント市
金融業
BTMリーシング(カナダ)
コーポレーション
BTM Leasing (Canada)
Corporation
カナダ・オンタリオ州
トロント市
リース業
ブラジル東京三菱銀行
Banco de TokyoMitsubishi Brasil S/A
ブラジル連邦共和国
サンパウロ州サンパウロ市
金融業
1933/10/18
186,911千ブラジルレアル
97.47
—
BTMパルティシパソン・エンプレエン
ディメントス(ブラジル)
BTM Participações e
Empreendimentos S/A
ブラジル連邦共和国
サンパウロ州サンパウロ市
投資業
1989/9/13
2,931千ブラジルレアル
99.99
—
Empreendimentos BTM
S/C Ltda.
ブラジル連邦共和国
サンパウロ州サンパウロ市
不動産管理業
1973/9/17
41千ブラジルレアル
99.99
—
BTMリーシング(ブラジル)
BTM Leasing do Brasil S/A
Arrendamento Mercantil
ブラジル連邦共和国
サンパウロ州バルエリ市
リース業
1985/2/1
7,000千ブラジルレアル
(99.99)
99.99
—
JTAMパブリック・
ペンション
JTAM Public Pension
(Jersey) Ltd.
英領チャネル諸島ジャー
ジー島セントヘリア
投資顧問業
1996/3/15
1千米ドル
(100)
100
—
BTMキュラソー・
ホールディング
BTM (Curaçao) Holdings
N.V.
オランダ自治領アンティール
BTMファイナンス
(キュラソー)
BTM Finance (Curaçao)
N.V.
オランダ自治領アンティール
BTM(ヨーロッパ)
BTM (Europe) Limited
BTMリーシング(英国)
1988/12/30
4,000千米ドル
100%
— %
1988/7/26
0千米ドル
100
—
1981/7/31
182,573千カナダドル
100
—
(100)
100
—
1983/7/29
3,090千カナダドル
貸出業
1972/5/3
1,664千米ドル
100
—
貸出業
1990/12/11
200千米ドル
100
—
英国ロンドン市
金融業
1967/12/6
37,600千英ポンド
100
—
BTM Leasing (UK) Ltd.
英国ロンドン市
リース業
(100)
100
—
東京三菱インターナショナル
Tokyo-Mitsubishi
International plc.
英国ロンドン市
証券業
100
—
TMI(ノミニーズ)
TMI (Nominees) Ltd.
英国ロンドン市
証券代理業
1997/2/19
0千英ポンド
(100)
100
—
東京三菱アセット・
マネジメント(UK)
Tokyo-Mitsubishi Asset
Management (UK) Ltd.
英国ロンドン市
投資顧問業
1984/8/20
2,000千英ポンド
(51.00)
100
—
三菱トラストインターナショナル
Mitsubishi Trust
International Limited
英国ロンドン市
証券業
1986/3/14
40,000千英ポンド
BTM Securities (Spain)
S.A., S.V.B.
スペイン王国
マドリッド市
証券業
MTBC(ヨーロッパ)
MTBC (Europe) S.A.
ベルギー王国
ブラッセル市
オランダ東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Holland) N.V.
BTMトラスト(オランダ)
キュラソーウィレムスタット市
キュラソーウィレムスタット市
1972/9/12
0千英ポンド
1983/6/15
333,480千英ポンド
100
—
1986/11/26
750,000千スペインペセタ
(100)
100
—
金融業
1976/8/12
145百万ベルギーフラン
100
—
オランダ王国
アムステルダム市
金融業
1972/6/1
130,481千オランダギルダー
100
—
BTM Trust (Holland)
B.V.C.
オランダ王国
アムステルダム市
マネジメント
サービス業
(100)
100
—
MTBC Finance (Aruba)
A.E.C.
オランダ領アルーバ
オランジェスタド
金融業
1992/9/7
10千米ドル
100
—
ルクセンブルグ
東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Luxembourg) S.A.
ルクセンブルグ大公国
ルクセンブルグ市
商業銀行業、
信託業
1974/4/11
35,300千米ドル
100
—
BTMルクス・マネジメント
BTM Lux Management
S.A.
ルクセンブルグ大公国
ルクセンブルグ市
投資信託委託業
1995/1/14
15,000千ルクセンブルグフラン
(99.99)
99.99
—
BTMユニット・マネジメント
BTM Unit Management
S.A.
ルクセンブルグ大公国
ルクセンブルグ市
投資信託委託業
1992/6/15
5,000千ルクセンブルグフラン
(100)
100
—
BTMセキュリティーズ
(スペイン)
MTBCファイナンス
(アルーバ)
104
事業の内容
BTMインフォメーション・
サービシズ
BTMエンプレエンディメントス
(ブラジル)
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
所在地
1988/3/25
50千オランダギルダー
会社名
所在地
事業の内容
設立年月日・
資本金又は
出資金
議決権に対する
所有割合
スイス東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Switzerland) Ltd.
スイス連邦
チューリッヒ市
商業銀行業、
証券業
1981/12/29
200,990千スイスフラン
ドイツ東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Deutschland) AG
ドイツ連邦共和国
フランクフルト市
商業銀行業、
証券業
BTMリース(ドイツ)
BTM Lease (Deutschland)
GmbH
ドイツ連邦共和国
デュッセルドルフ市
パートナーシップ(BTMリース)
マザ フリードベルク1
MASA Gesellschaft fur Beteillgungen und Grundstucksverwaltungen mbH Objekt 1 Fridberg 1
パートナーシップ(BTMリース)
マザ フリードベルク2
議決権に対する
緊密者及び
同意者の所有割合
100%
— %
1977/7/4
167,900千独マルク
100
—
リース業
1985/10/30
1,000千独マルク
95.00
5.00
ドイツ連邦共和国
デュッセルドルフ市
リース業
1991/8/7
0千独マルク
(99.00)
99.00
—
MASA Gesellschaft fur Beteillgungen und Grundstucksverwaltungen mbH Objekt 2 Fridberg 2
ドイツ連邦共和国
デュッセルドルフ市
リース業
1991/8/18
0千独マルク
(99.00)
99.00
—
BTM Finanziaria (Italia)
S.p.A.
イタリア共和国
ミラノ市
金融業
東京三菱インター
ナショナル(ホンコン)
Tokyo-Mitsubishi
International (HK) Limited
中華人民共和国・香港
MFHKノミニーズ
MFHK Nominees Limited
BTMファイナンス
(イタリア)
1984/3/5
1,000,000千イタリアリラ
100
—
投資銀行業
1973/3/30
80,000千米ドル
100
—
中華人民共和国・香港
証券代理業
1992/10/6
0千香港ドル
(100)
100
—
BTM Asset Management
(HK) Limited
中華人民共和国・香港
投資顧問業
1995/11/21
11,000千香港ドル
(100)
100
—
BTM Trustee (HK)
Limited
中華人民共和国・香港
投資顧問業
1995/11/30
33,000千香港ドル
(100)
100
—
BTMフューチャーズ
(シンガポール)
BTM Futures (Singapore)
Pte. Ltd.
シンガポール共和国
シンガポール市
金融先物取次業
1985/8/6
200千シンガポールドル
100
—
東京三菱インターナショナル
(シンガポール)
Tokyo-Mitsubishi International (Singapore) Ltd.
シンガポール共和国
シンガポール市
投資銀行業
1985/11/1
11,200千シンガポールドル
100
—
BTMノミニーズ
(シンガポール)
BTM Nominees (Singapore)
Pte. Ltd.
シンガポール共和国
シンガポール市
証券代理業
1993/1/14
0千シンガポールドル
(100)
100
—
マレーシア東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Malaysia) Berhad
マレーシア
クアラルンプール市
金融業
1994/6/21
千マレーシア
200,000 リンギット
100
—
豪州東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Australia) Ltd.
オーストラリア
シドニー市
金融業
1985/11/28
152,899 千オーストラリア
100
—
BTMファイナンス
(オーストラリア)
BTM Finance (Australia)
Ltd.
オーストラリア
シドニー市
金融業
1985/10/15
20,000 千オーストラリア
(100)
100
—
BTMホールディング
(オーストラリア)
BTM Holding (Australia)
Ltd.
オーストラリア
シドニー市
持株会社
1982/6/21
20,000 千オーストラリア
ドル
(100)
100
—
BTMプロパティーズ
(オーストラリア)
BTM Properties (Australia)
Pty. Ltd.
オーストラリア
シドニー市
不動産管理業
1986/12/11
0千オーストラリアドル
(100)
100
—
BTMノミニーズ
(オーストラリア)
BTM Nominees (Australia)
Pty. Ltd.
オーストラリア
シドニー市
証券事務代行業
1987/12/8
0千オーストラリアドル
(100)
100
—
BTMスーパーアニュエーション
(オーストラリア)
BTM Superannuation
(Australia) Pty. Ltd.
オーストラリア
シドニー市
信託業
1997/7/20
0千オーストラリアドル
(100)
100
—
BTMIT (Europe) Ltd.
英国ロンドン市
システム保守・
開発・販売業
1998/2/16
20千英ポンド
(100)
100
—
BTM Nominees (HK) Ltd.
中華人民共和国・香港
証券事務代行業
1982/11/5
0千香港ドル
50.00
50.00
MBLインターナショナル
ファイナンス(バミューダ)トラスト
MBL International Finance
(Bermuda) Trust
英国領バミューダ
貸出業
1995/8/30
0千米ドル
100
—
東京トラスト・
ノミニーズ
Tokyotrust Nominees Ltd.
英国ロンドン市
証券代理業
1972/10/12
0千英ポンド
—
100
BTMアセット・マネジメント
(ホンコン)
BTMトラスティー(ホンコン)
BTMIT(ヨーロッパ)
BTMノミニーズ
(ホンコン)
ドル
ドル
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
105
持分法適用非連結子会社(海外)
会社名
所在地
事業の内容
設立年月日・
資本金又は
出資金
議決権に対する
所有割合
議決権に対する
緊密者及び
同意者の所有割合
パール・アビエーション
Pearl Aviation Limited
英国ロンドン市
金融業
1988/4/26
0.1千英ポンド
(100 )%
100
— %
スペクトラム・エアクラフト
Spectrum Aircraft
Limited
英国ロンドン市
金融業
1989/4/25
0.1千英ポンド
(100 )
100
—
主な持分法適用関連会社(海外)
会社名
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
106
所在地
事業の内容
MTBCバンク・ドイチュランド
MTBC Bank Deutschland
GmbH
ドイツ連邦共和国
フランクフルト市
銀行業
BTMファイナンス・アンド・
セキュリティーズ(タイランド)
BTM Finance and
Securities (Thailand) Ltd.
タイ・バンコク市
金融業、証券業
BTM Holding (Thailand)
Co., Ltd.
タイ・バンコク市
キンチェン東京
ファイナンス
Kincheng-Tokyo Finance
Company Limited
光大国際リース
設立年月日・
資本金又は
出資金
1988/10/3
20,451千ユーロ
議決権に対する
所有割合
50.00 %
議決権に対する
緊密者及び
同意者の所有割合
— %
1971/12/30
150,000千バーツ
(4.08 )
14.08
25.49
投資業
1984/10/4
5,000千バーツ
(3.10 )
13.10
36.88
中華人民共和国・香港
金融業
1980/6/6
100,000千香港ドル
50.00
—
光大国際租賃有限公司
中華人民共和国・北京
リース業
1987/12/31
6,000千米ドル
30.00
—
南京国際リース
Nanjing International
Leasing Co., Ltd.
中華人民共和国・南京
リース業
1989/3/29
5,000千米ドル
25.00
25.00
RS・リーシング
RS Leasing Limited
英国チャンネル諸島
ジャージー島
金融業
1994/11/24
6千米ドル
(50 )
50
—
オパール・リーシング
Opal Leasing Limited
英国バミューダ諸島
ハミルトン市
金融業
1989/4/10
12千米ドル
(20 )
20
—
トルービル・リーシング
Trouville Limited
英国チャンネル諸島
ジャージー島
リース業
1992/9/17
1.5千米ドル
(50 )
50
—
クロプストン
Cropston Limited
英国チャンネル諸島
ジャージー島
リース業
1992/6/26
1千米ドル
(50 )
50
—
ベーボー・リーシング
Baborr Leasing Limited
英国バミューダ諸島
ハミルトン市
金融業
1986/9/26
12千米ドル
(20 )
20
—
アメジスト・リーシング
Amethyst Leasing Ltd.
英国バミューダ諸島
ハミルトン市
金融業
1992/3/26
4千米ドル
(49 )
49
—
トパーズ・リーシング
Topaz Leasing Ltd.
英国バミューダ諸島
ハミルトン市
金融業
2000/11/27
4千米ドル
(49 )
49
—
BTMホールディング
(タイランド)
業務内容
7. 外国為替業務
<事業内容の変更等>
外国為替公認銀行として、輸出、輸入およ
平成13年4月より国内において保険商品
(住
当座預金、普通預金、貯蓄預金、
通知預
び外国送金その他外国為替に関する各種
宅ローン関係の長期火災保険、
債務返済支援保
金、定期預金、定期積金、別段預金、納
業務を行っております。
険、
海外旅行傷害保険)
の窓口販売業務を開始
1. 預金業務
(1)預金
しております。
税準備預金、非居住者円預金、外貨預
金等を取り扱っております。
(2)譲渡性預金
8. 社債受託および登録業務
担保附社債信託法による社債の受託業務、
譲渡可能な定期預金を取り扱ってお
公社債の募集受託および登録に関する業
ります。
務を行っております。
2. 債券の発行
9. 金融先物取引等の受託等業務
利付東京三菱銀行債券、
割引東京三菱銀行
金融先物・オプション取引、
証券先物・オプ
債券の発行を行っております。
ション取引の受託および金利先渡取引・為
替先渡取引業務を行っております。
3. 貸出業務
(1)貸付
手形貸付、証書貸付および当座貸越を
取り扱っております。
(2)手形の割引
10. 付帯業務
(1)代理業務
① 日本銀行代理店、日本銀行歳入代
理店および国債代理店業務
銀行引受手形、商業手形および荷付為
② 地方公共団体の公金取扱業務
替手形の割引を取り扱っております。
③ 勤労者退職金共済機構等の代理店
業務
4. 商品有価証券売買業務
④ 株式払込金の受入代理業務および
国債等公共債の売買業務を行っており
株式配当金、公社債元利金の支払
ます。
代理業務
⑤ 中小企業金融公庫等の代理貸付
5. 有価証券投資業務
預金の支払準備および資金運用のため、
国
債、地方債、社債、株式、その他の証券に投
資しております。
東
京
三
菱
銀
行
業
務
内
容
業務
(2)保護預りおよび貸金庫業務
(3)有価証券の貸付
(4)債務の保証(支払承諾)
(5)金の売買
6. 内国為替業務
送金為替、
当座振込および代金取立等を取
り扱っております。
(6)公共債の引受
(7)
国債等公共債、
証券投資信託および保
険商品の窓口販売
(8)
コマーシャル・ペーパー等の取り扱い
(9)有価証券の私募の取り扱い
金利、通貨、商品等のデリバティブ取引
(10)
107
(平成13年7月1日現在)
組織図
リテール部門
マーケティング部
ダイレクトバンキング部
リテール営業部
個人ローン営業室
職域営業室
リテール拠点
リテール融資室
プライベートバンキング部
ビジネスローン営業部
法人営業部門
法人営業部
法人拠点
営業開発部
融資部
企業融資室
臨店指導室
審査第一部
融資業務室
法人EB室
CAMSセンター
国際業務推進室
経営相談室
法人新規室
審査第二部
金融法人部
公務法人部
グローバル企業部門
海外拠点
米州審査部
米州企画室
欧州審査部
欧州企画室
欧州事務システム室
アジア審査部
アジア企画室
欧州業務部
海外拠点
東
京
三
菱
銀
行
組
織
図
お
客
さ
ま
営業第一部
営業第三部
営業第二部
営業第四部
営業第五部
営業第六部
米州法務室
米州本部
欧州本部
アジア本部
営業第一本部
営業審査部
営業第二本部
投資銀行部門
財務開発部
証券市場部
インベストメント
バンキング第一本部
投資銀行営業室
欧州投資銀行部
米州投資銀行部
ストラクチャードファイナンス部
シンジケーション室
金融商品開発部
トレーディング室
デリバティブアセアン室
証券化営業室
ストラクチャード
ファイナンス本部
資産運用部門
資産運用事業部
年金・信託室
証券管理部
UNBC部門
ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア
オペレーションサービス部門
事務部
東京事務センター・大阪事務センター
グローバルサービスバンキング部
オペレーションセンター
ローン業務センター
決済企画室
経済協力室
システムサービス部門
システム部
108
システム企画室
電子計算センター
情報センター
トレジャリー部門
リテール企画室
リテール人事室
カスタマーサービス室
市場企画室
資金証券部
情報企画室
為替資金部
為替資金部
為替資金部
為替資金部
為替資金米州室
為替資金欧州室
為替資金アセアン室
為替資金東アジア室
証券投資部
市場事務部
法人営業企画室
法人営業人事室
EC推進部門
IT事業部
ITソリューション室
T事業部
T事業部
グローバル企業企画室
グローバル企業人事室
グローバル企業情報企画室
国際業務部
国際業務推進室
コーポレートマネジメント
経
営
会
議
投資銀行企画室
投資銀行管理部
新総合金融ダイレクト室
法人EB室
投資銀行人事室
投資銀行事務システム室
監 監
査 査
役 役
会
株
主
総
会
取
締
役
会
委員会
リスク管理委員会
ALM委員会
コンプライアンス委員会
人権啓発推進委員会
社会貢献委員会 等
東
京
三
菱
銀
行
組
織
図
コーポレートセンター
秘書室
総務室
人事室
資産運用企画室
関西総務室
キャリア開発センター
経営企画室
広報室
社会貢献室
調査室
総合リスク管理室
融資企画室
オペレーションサービス企画室
文書センター
法務室
検査室
経営監査室
与信監査室
情報セキュリティ管理室
欧州検査室
米州検査室
欧州与信監査室
米州与信監査室
コンプライアンス室
109
(平成13年7月1日現在)
事業系統図
リテール部門
主な関係会社
本店・支店・出張所
法人営業部門
主な関係会社
支社
グローバル企業部門
主な関係会社
ダイヤモンド信用保証株式会社
(個人ローン保証業務)
株式会社ディーシーカード
(クレジットカード業務)
ダイヤモンド抵当証券株式会社
(抵当証券業務)
ダイヤモンドファクター株式会社
(ファクタリング業務・代金回収受託業務)
ダイヤモンドリース株式会社
(リース業務)
東銀リース株式会社
(リース業務)
東京三菱銀行信託会社
(一般商業銀行業務・信託業務)
東京三菱証券株式会社
(証券業務)
東京三菱インターナショナル
(証券業務)
東京三菱パーソナル証券株式会社
(証券業務)
国際証券株式会社
(証券業務)
東京信託銀行株式会社
(信託業務・銀行業務)
東京三菱投信投資顧問株式会社
(投資顧問業務・投資信託委託業務)
ユニオンバンカル・コーポレーション
(銀行持株会社)
支店・出張所・駐在員事務所
投資銀行部門
東
京
三
菱
銀
行
事
業
系
統
図
東
京
三
菱
銀
行
資産運用部門
UNBC部門
主な関係会社
主な関係会社
主な関係会社
ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア (一般商業銀行業務・信託業務)
オペレーション
サービス部門
システムサービス部門
主な関係会社
ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社 (情報処理業務)
トレジャリー部門
EC推進部門
コーポレートセンター
110
は連結子会社、
は持分法適用会社
(平成13年6月1日現在)
東京三菱銀行の商品・サービス
総合口座商品
種
類
しくみと特色
貸越限度額
定期預金合計金額
総合口座
普通預金に定期預金・保護預り金融債・保護預り公共債を担保とする当
座貸越機能を組み込んだ口座です。「貯める」
「使う」
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つの機能を1冊の通帳に兼ね備えた便利でお得な商品です。急なご入用
の際には、定期預金や東京三菱銀行債券等を解約することなく必要額を
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極度400万円までご利用いただけます
(ただし、東京三菱銀行債券を組
み込んだ総合口座を開設いただける店舗は限られます)。
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合計で最高200万円=①
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ワリトー保護預り額面金額
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割引国債保護預り額面金額
×90%
×80%
×80%
×60%
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種
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しくみと特色
預け入れ期間
預け入れ金額
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小切手・手形の支払いのために開設していただく口座です。当座預金専用のキャッ
シュカードをご利用いただけます。
出し入れ自由
1 円以上
普通預金*
出し入れが自由で、公共料金の自動支払いやキャッシュカードなどの各種サービスも
ご利用いただけます。暮らしの財布としてお使いください。
出し入れ自由
1 円以上
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(最大7段階)
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円の口座手数料が無料となります。
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10万円以上の残高があれば、毎日の残高に応じて段階的
(10万円・30万円・50万円・
100万円・300万円・1,000万円)
に金利が適用される出し入れ自由な口座です。
利息は毎月お受け取りいただけます。
(ただし、金融情勢によっては金額段階ごとの金利に差がつかない場合があります)
出し入れ自由
1 円以上
短期間の運用に便利です。お引き出しの2日前までにご通知ください。
1週間以上
5 万円以上
1円からご利用いただける自由金利型定期預金です。
1・2・3・6カ月、1・2・3・4・5・
300万円からは、スーパー定期300をご利用いただけます。金利はお預け入れ時の
市場金利を参考に決めさせていただきます。
6・7・8・9・10年または1カ月
超5年未満の満期日指定
自由金利型定期預金*
大口の資金運用に適した商品です。
金利はお預け入れ時の市場金利を参考に決めさせていただきます。自動継続扱いもご
利用いただけます。
1・2・3・6カ月、1・2・3・4・5・
6・7・8・9・10年または1カ月
超5年未満の満期日指定
1,000万円
以上
期日指定定期預金*
お預け入れ日から1年経過後であれば、ご希望の日にお引き出しすることができる1
年複利の定期預金です。
最長3年
1 円以上
300万円未満
自動つみたて定期預金*
毎月一定額を指定口座から引き落とし、自動継続扱いの定期預金として積み立てま
す。必要の際には一部の引き出しもでき、たいへん便利です。
特に定めません
毎月もしくは
3カ月ごと
1万円以上
お勤め先の財形制度を通じ、給料やボーナスから天引きで、着実に財産形成を図るこ
とができます。財形住宅預金と財形年金預金については、合わせて元本550万円まで
利息非課税扱いの特典があります。一般財形預金と財形住宅預金については運用定期
を期日指定定期・スーパー定期・5年物定期からお選びいただけます。
一般3年以上、
住宅・年金5年以上
毎月1 円以上
スーパー貯蓄
*
通知預金*
スーパー定期
*
(自由金利型定期預金「M型」)
定
期
預
金
財形預金
*
外貨預金
ホット定期
外貨貯蓄預金
中長期外貨定期預金
(2年物)
納税準備預金*
*
1 円以上
東
京
三
菱
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
米ドル、ユーロ、英ポンド、スイス・フランなど、主要外国通貨の普通預金、定期預金など各種の預金を取り扱っています。定期預金の
金利は、お預け入れ時の海外金融情勢、通貨、期間などにより個別に決めさせていただきます
(一部出張所等ではお取り扱いできない場
合があります)
。
満期日に自動継続扱いをする個人のお客さま専用の外貨定期預金です。取扱通貨は米
ドル、ユーロ、オーストラリア・ドル、ニュージーランド・ドル、英ポンド、独マルク*、
スイス・フラン、
スペイン・ペセタ*の8種類です。 *欧州通貨統合に伴いユーロに統合されます。
お預け入れ日から1カ月たてばお引き出し自由な外貨建ての貯蓄預金です。毎日の最
終残高に応じて段階的に金利が適用されます。また、毎月1万円からの自動預け入れ
が可能な
「継続預入プラン」もご利用いただけます。(通貨は8種類)
(ただし、金融情勢によっては金額段階ごとの金利に差がつかない場合があります)
1カ月、3カ月、6カ月、1年
2,000米ドル
相当以上
お預け入れ日から1カ月後の
応答日の前営業日よりお引き
出し自由
10万円相当以上
(継続預入プラン
は毎月1万円以上)
中長期的に確定利回りで運用したい、外貨のまま少しでも長く有利に運用したい、と
お考えの方に適した個人のお客さま専用の2年物外貨定期預金です。取扱通貨は米ド
ルの1種類です。
2年
1万米ドル
以上
納税資金専用の預金です。
原則納税目的のみの
お引き出し
1 円以上
預金保険制度の対象となる商品です。
111
東京三菱銀行債券
東京三菱銀行が法令に基づき発行する債券です。国内債券取引店舗にてご購入いただけます(平成14年3月後半債をもって発行を終了させていただきます)。
商品名
しくみと特色
預け入れ期間
ワリトー
(割引東京三菱銀行債券)
利息に相当する割引料を購入時に受け取れる債券です。元金安全、確定利回り、
しかも源泉分離課税18%とおトクです。本券で保有する場合、無記名式です。
1年
1万円以上
1万円単位
3年リットー
(三年利付東京三菱銀行債券)
元金安全、確定利回りで半年ごとに利息が受け取れる利付債券です。1万円単位で、
個人のお客さま向けの債券
(売出形式)
と、1,000万円単位で企業のお客さま向けの債
券(募集形式)の 2 種類があります。
3年
1万円以上
1万円単位
ないし、
1,000万円以上
1,000万円単位
ハイジャンプ*
(東京三菱銀行債券[利子一括払])
確定利回り、保護預り専用の個人のお客さま向けの債券です。利息を半年複利で計算
し、満期時に一括してお受け取りいただけます。税金も満期時一括支払いです。
3年
1万円以上
1万円単位
米ドル相場に連動して利回りが決まる払込元本保証の貯蓄です。ドル高予想型、
ドル安予想型の 2 種類があります。目標収益率を設定することもできます。
1年
100万円以上
100万円単位
ワリトーEXコース
*
預け入れ金額
預金保険制度の対象となる商品です。
投資信託
商品名・運用会社
東
京
三
菱
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
申し込み金額
メロディA号・メロディB号・メロディC号
東京三菱投信投資顧問株式会社
わが国の公社債および短期金融資産を主な投資対象とします。元本の安全性を第一に、金利変動リスク・信用リスク・為替リ
スクを最小限に抑え、安定した収益の確保と信託財産の着実な成長を目標として運用を行います。
10万円以上
1円単位
日興米国短期債オープン[NK POP]
日興アセットマネジメント株式会社
米国の多種多様な公社債・モーゲージ証券を主な投資対象とし、幅広く分散投資を行い、安定した収益の確保をめざします。
ピムコ・ジャパン・リミテッドに運用を委託しています。
10万円以上
1円単位
東京三菱 バランスオープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
わが国の株式、内外の公社債および短期金融資産に適切かつバランスよく資産配分することにより、リスクを抑えつつ安定的
な収益をめざします。
10万円以上
1円単位
東京三菱/ドレイファス
グローバルボンド
東京三菱投信投資顧問株式会社
世界主要国(わが国を除く)の高格付債券に投資し、利息収入と売買益の獲得を図りつつ為替リスクの低減に努め、中長期的な
成長をめざします。ドレイファス/メロン銀行グループのパレートパートナーズの助言を受けるとともに、同社に運用指図に
関する権限の一部を委託しています。
10万円以上
1円単位
東京三菱 グローバルバランス
東京三菱投信投資顧問株式会社
世界各国(わが国を含む)の株式、債券および短期金融資産を主な投資対象とします。投資収益機会を広く世界に求めるととも
に、精緻なリスク管理と分散投資によるリスク低減効果も享受します。運用にあたっては、ドレイファス/メロン銀行グルー
プのドレイファス・コーポレーションの助言を受けます。
10万円以上
1円単位
フィデリティ・USハイ・イールド・
ファンド フィデリティ投信株式会社
米ドル建ての高利回り事業債(ハイ・イールド債)を中心に分散投資を行い、高水準の利息等収入の確保と値上がり益の追求に
より、信託財産の成長をめざします。銘柄選択では綿密な企業調査と個別の信用分析を重視して優良債券を厳選します。
10万円以上
1円単位
東京三菱/ドレイファス
グローバルエクイティ
東京三菱投信投資顧問株式会社
世界各国(わが国を含む)の株式を主要投資対象とし、外国通貨への投資については為替予約取引などを利用し、為替リスクを
抑えた運用を行います。ドレイファス/メロン銀行グループの助言を受けます。
10万円以上
1円単位
東京三菱 欧州株オープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
欧州主要15カ国の株式の中から、「国別分析」と「産業別分析」を組み合わせ、資産配分を決定します。東京三菱アセットマネ
ジメント(UK)社の助言を受けます。Aコース(為替ヘッジあり)とBコース(為替ヘッジなし)から選択できます。
10万円以上
1円単位
東京三菱 米国株オープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
米国の株式の中から、定量的な割安株分析および投資タイミング分析をベースに個別企業の定性的な判断を加えて銘柄の選択
10万円以上
を行います。東京三菱銀行グループのハイマーク・キャピタル・マネジメント社の助言を受けます。Aコース(為替ヘッジあり)
1円単位
とBコース(為替ヘッジなし)から選択できます。
東京三菱 インデックス225オープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
わが国の株式を主な投資対象とします。日経平均株価(日経225)に連動する投資成果をめざして運用を行います。
10万円以上
1円単位
東京三菱 トピックスオープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
わが国の株式を主な投資対象とします。東証株価指数(TOPIX)に連動する投資成果をめざして運用を行います。
10万円以上
1円単位
わが国の株式を主な投資対象とします。クオンツ(定量分析)モデルで算出した個別企業の理論株価と現在の株価を比較した割
安度「α」に注目して投資銘柄を選択します。また、運用にあたっては、業種・運用スタイルに偏らないように留意します。
10万円以上
1円単位
東京三菱 日本株クオンツオープン
[GREαT(グレイト)]
東京三菱投信投資顧問株式会社
112
主な投資対象と特色
東京三菱/シュローダー 日本株
リサーチ
[ロイヤルセレクト]
東京三菱投信投資顧問株式会社
わが国の株式を主な投資対象とします。GARP(グロース・アット・リーズナブル・プライス)手法を用いて、企業調査に基づ 10万円以上
いて選定した成長性のある銘柄の中から、割安感を兼ね備えたものに投資することにより、中長期的に東証株価指数(TOPIX) 1円単位
を上回る投資成果をめざします。シュローダー投信投資顧問株式会社に運用を委託しています。
東京三菱 日本株アクティブオー
プン
[ファーブル先生]
東京三菱投信投資顧問株式会社
わが国の株式を主な投資対象とします。株式投資=事業のオーナーになることという考えに基づき、徹底した企業分析を行い、
株主価値の観点から合理性のある銘柄に絞って投資することにより、長期的に安定した成長をめざします。
10万円以上
1円単位
東京三菱 日本成長株オープン
[ブルーム]
東京三菱投信投資顧問株式会社
わが国の株式を主な投資対象とします。運用チームによる企業訪問も含め自ら徹底的に企業を分析し、企業の成長基盤・質・
要因を見極めたうえで、ボトムアップ・アプローチを基本としたアクティブ運用を行うことにより、長期的に安定した運用を
めざします。
10万円以上
1円単位
東京三菱 グロースオープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
わが国の株式を主な投資対象とします。徹底的な企業分析を通じ、企業の成長力に着目したアクティブ運用(ボトムアップ・
アプローチ)を行います。東京三菱グロースマザーファンド受益証券へも投資し、運用の効率化を図ります。
10万円以上
1円単位
東京三菱 バリューオープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
わが国の株式を主な投資対象とします。バリュエーション分析により株価の割安度を検討しつつ、綿密な企業調査を行い割安な株価が 10万円以上
修正される可能性を判断して投資銘柄を選定します。東京三菱バリューマザーファンド受益証券へも投資し、運用の効率化を図ります。 1円単位
日興 エコファンド
日興アセットマネジメント株式会社
わが国の株式を主な投資対象とします。環境への取り組みから企業価値を判断し、明確なビジョンと実行力をもつ、日本の「エ
コ・エクセレントカンパニー」に積極的に投資します。
10万円以上
1円単位
MV
(MV20・MV40・MV80)
東京三菱投信投資顧問株式会社
世界各国(わが国を含む)の株式および公社債に投資する5つの投資信託(設定:フランク・ラッセル投信)を主要な投資対象と
します。資産区分、運用手法、運用会社の3段階で分散投資を行い投資リスクの低減に努めます。
10万円以上
1円単位
M・CUBETM(エムキューブ)
投信プログラム
フランク・ラッセル投信株式会社
東京三菱投信投資顧問株式会社
世界各国(わが国を含む)の株式、公社債および短期金融資産を主な投資対象とします。フランク・ラッセルが永年にわたり世
界中の公的年金・企業年金の運用コンサルティングを通じて培ってきたノウハウを投資信託の形でご提供する7つの専用ファ
ンドからなる投信プログラムです。マルチアセット(資産区分の分散)・マルチスタイル(運用手法の分散)・マルチマネージャー
(運用会社の分散)という3段階で分散投資を行い、投資リスクの低減に努めます。
(注)投資信託の設定・運用は各運用会社が行っています。
初回お申し込み時
は、7ファンド
合計で5百万円
以上1円単位
保険商品
商品名
容
引受保険会社
ホームガード保険
火災や爆発・落雷による災害や盗難・破損などから、ご自宅の建物と家財の安心をしっかりと守る新しい保険で
す。住宅ローン・リフォームローンご利用のお客さまにご加入いただけます。
内
東京海上火災保険
株式会社
ローン返済支援保険
ローンご利用中のお客さまが、けがや病気で31日以上、入院または自宅療養を余儀なくされた場合、ローン返済
額の100%または50%を保険金としてお受け取りいただける保険です。住宅ローン・リフォームローンご利用の
お客さまにご加入いただけます。
東京海上火災保険
株式会社
海外旅行傷害保険
海外旅行中の病気・けが・携行品の盗難・賠償責任など幅広い損害を補償する保険です。
東京海上火災保険
株式会社
(注)東京三菱銀行は引受保険会社との委託契約に基づき、保険契約の締結、保険料の領収などの代理業務を行っています。
各種商品等
項
目
国債(窓口販売)
内
容
安全性・信用度の高い国債を、窓口で販売しています。
普通預金と組み合わせて、総合口座としてもご利用いただけます。また、利付国債は、マル優・特別マル優枠がご利用いただけます。期
間は、超長期利付国債が20年、長期利付国債が10年、中期利付国債が 2・5年、割引国債が 3年となっています。
特約付き外貨預金
「スーパーフォレックス」
米ドル建て定期預金に円転特約を組み合わせることにより、為替変動リスクを軽減しつつ、円ベースでの高い利回りをめざす商品です。
一定範囲以上に為替相場が変動した場合には、円転特約が消滅し、満期日に米ドルでのお受け取りとなります。期間は3カ月、6カ月、
金額は10万米ドル以上補助通貨単位です。(個人のお客さま向け)
「協会保証型輸入金融
パッケージ」“ K I P ”
東京信用保証協会と提携した輸入金融商品です。L /C開設をはじめとするユーザンス、はね金融など一連の輸入金融取引に、極度内で何
度でもご利用いただけます。
海外口座ご紹介サービス
「CALIFORNIA ACCOUNT」
東京三菱銀行の米国子会社であるユニオン・バンク・オブ・カリフォルニアへの口座開設のお申し込みをメールオーダーにてお取り次
ぎします。
(個人のお客さま向け)
当座貸越(外貨)
米ドル普通預金に貸越機能をセットした商品です。100万米ドルを限度として、その範囲内であれば何度でも繰り返しお借り入れが可
能です。また、資金が必要な当日でもお借り入れが可能です。(企業のお客さま向け)
東京三菱グローバルアカウント
国内本支店を通じて、東京三菱銀行の海外拠点あてに口座開設を取り次ぐサービスです。作成した口座は国内本支店を経由して管理でき
ます。(企業のお客さま向け)
BTM–Trade Supporter
貿易業務の効率化をサポートするシステムです。輸出書類作成や輸入原価管理を簡単に行うことができます。
東
京
三
菱
銀
行
各種個人ローン(担保付)
次のローン(除くアパートローン)をご利用いただく場合には、原則として、お客さまの不動産を東京三菱銀行の子会社であるダイヤモンド信用保証株式会
社(D H C 社)に、担保として差し入れていただき、同社の保証によりご融資させていただきます。
商品名
使いみちと特色
スーパー住宅ローン
「ライフデザイン」
「固定金利」
「変動金利」
および
「変動金利
(上限金利付)
」
を何度でも選択できる住宅ローン
です。住宅の新築、中古・建売住宅やマンションの購入、居住用土地の購入など、マイ
ホームの夢を実現するお手伝いに加え、さまざまな特典をご用意し、豊かな暮らしを
トータルに応援します。お借り替えやお建て替え、お買い替えの際に、現在お借り入れ
中の住宅ローン残高が持家の担保評価額
(あるいは売却金額)
を上回っている担保割れの
状態であっても、保証会社の担保評価額の200%以内でのご融資が可能です。
「ローン
返済支援保険」
や「ホームガード保険」
にもご加入いただけます。
リフォームローン
「ライフデザイン」
融資金額
融資期間
30万円〜5,000万円
2年〜35年
家の増改築から水回りの修繕工事、インテリアの購入まで、リフォームにかかわるあら
ゆる資金にお使いいただけます。スーパー住宅ローン
「ライフデザイン」同様「ローン返
済支援保険」
や「ホームガード保険」
にもご加入いただけます。
30万円〜5,000万円
2年〜35年
ビッグローン
まとまった資産の購入、教育・結婚資金、相続税のお支払いなど、ご自由にお使いいた
だけます
(事業資金にはお使いになれません)。
30万円〜1億円
2年〜30年
アパートローン
税制面のメリットを生かし、また長期安定収入を確保できる、アパート・マンション
経営をお手伝いします。土地の有効利用や、将来のためのゆとりづくりにご活用くだ
さい。
100万円〜3億円
2年〜30年
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
※
※ 資金使途が住宅の場合の融資期間は最長35年。
113
各種個人ローン(無担保)
次のローンをご利用いただく場合には、東京三菱銀行の関連会社である株式会社ディーシーカード(D C 社)の保証が必要となります。それ以外に担保設定な
どの手続きは必要ありません。ご利用に際しては、計画的なご活用をおすすめしています。
商品名
使いみちと特色
融資金額
融資期間
マイカード
キャッシュカードにお立替機能がついたとても便利なカードです。ご利用限度額の範囲内で
何回でも自由にご利用いただけるうえ、家計の口座をバックアップする自動融資機能もご利
用いただけます(30万円型は郵便や東京三菱ダイレクトでもお申し込みいただけます)。
30万円〜500万円
1年ごとに
自動更新
マイカード〈ゴールド〉
郵便やインターネットでお申し込みいただける低金利、大型、担保不要のカードローン
です。ご利用限度額の範囲内で繰り返しご利用になれるので、教育資金やリフォーム資
金などさまざまな資金にご活用いただけます。
50万円〜200万円
1年ごとに
自動更新
お子さまの教育資金から、マイカー購入資金まで、目的に合わせて自由に選べるローンをご用意しています
(郵送やインターネット
でも簡単にお申し込みいただけます)。
教育進学ローン
変動金利型
1年〜10年
リフォーム・リビングローン
目的別ローン
マイカーローン
10万円〜300万円
固定金利型
1年〜7年
ウェディングローン
フリーローン
住宅諸費用ローン
住宅取得時の各種諸費用にご利用いただける無担保ローンです。東京三菱銀行のスー
パー住宅ローン、リフォームローンと併せてご利用ください。
1年〜10年
10万円〜500万円
主なデリバティブ内包型貸出商品
商品名
東
京
三
菱
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
使いみちと特色
融資金額
融資期間
リバティローン
貸出と金利オプションを組み合わせた上限金利付変動金利型貸出商品です。
金利上昇リスクを回避し、かつ金利低下メリットも享受することが可能となります。
1億円以上
1,000万円単位
2年以上
10年以内
サブマリーン
固定金利貸出と金利オプションを組み合わせた貸出商品です。市場金利が一定の水準以
下であれば、通常の固定金利貸出に比べて有利な金利となります。一方、市場金利が一
定の水準を超えて上昇した場合は、変動金利に転換され金利上昇リスクを負いますが、
その場合でも通常の変動金利貸出に比べて有利な金利となります。
1億円以上
1,000万円単位
2年以上
10年以内
スペシャルファンド
中堅・中小企業のお客さま向けの金利スワップを活用した中・長期の固定金利型貸出商
品です。
(募集形式)
2,000万円以上
1,000万円単位
2・3・5年
7年
ツーウェイローン
変動金利貸出をベースに、貸出期間の一定期間のみ固定金利への変更が可能な貸出商品
です。お借り入れ後の金利環境の変化に迅速に対応することが可能となります。
特に定めません
固定金利適用期間は、
1回につき1年超10年以内
フォワードローン(*1)
短期フォワードローン(*2)
お借り入れ日より3営業日以前の先スタートでも固定金利貸出の約定が可能な貸出商品
です。先スタートの金利を現時点で確定できますので、金利変動リスクを回避できま
す。「短期フォワードローン」は1年以内のお借り入れにご利用いただけます。
特に定めません
ハイブリッドローン
貸出期間のうち、前半1年間は短期プライムレートに連動した変動金利、後半残り期間
は固定金利を組み合わせた中・長期の貸出商品です。将来の金利上昇リスクを回避し、
かつ短期低金利メリットも享受することが可能となります。
1,000万円以上
100万円単位
2・3・5年
7年
地震特約付きローン
あらかじめ設定した地域・深さを震源とする地震が発生した場合、地震規模(マグニ
チュード)に応じて、原則、貸出返済期日に給付金を支給する特約付貸出商品です。地
震による物的損害発生・営業上の損害発生の双方を回避することができます。
1,000万円以上
100万円単位
1年
ニューミックスローン
貸出期間のうち、前半期間は東京三菱銀行TIBOR金利に連動した変動金利、後半残り期
間は、固定金利を組み合わせた中・長期の貸出商品です。将来の金利上昇リスクを回避
し、かつ短期低金利メリットを享受することが可能となります。
1億円以上
1,000万円単位
2年以上
10年以内
(*1)
1年超10年以内
(*2)
1年以内
主なデリバティブ単体商品
種
114
類
使いみちと特色
金利スワップ
異なる 2 種の金利を交換する取引です。「固定金利」と「変動金利」の交換が一般的で変動金利の指標としては、主に L I B O R(London
Interbank Offered Rateの略)やTIBOR(Tokyo Interbank Offered Rateの略)が使われます。この取引はオフバランス取引で、既
存の銀行借入など、原負債または原資産はそのまま存置しながら、その負債あるいは資産の内容を変更したのと同じような経済効果をあ
げることが可能となります。
金利オプション
ある決められた時点で確実に利益が出るときにのみ「固定金利」と
「変動金利」
を交換できる権利で、その権利の取得には費用(オプション
料)
を要する取引です。この取引もオフバランス取引で、主にお借り入れのコストに上限を設けたり、運用の利回りに下限を設けたりす
る目的で使われます。
通貨スワップ
金利スワップが同種通貨における金利の交換であるのに対し、通貨スワップはドルの債務を円の債務に交換するなど、異種通貨どうしで
債務もしくは債権を交換する取引です。円と外国通貨の交換だけでなく、米ドルとユーロといったように外国通貨どうしのスワップも可
能です。
通貨オプション
特定の期日
(期間)
に当初約定した特定の為替相場で特定の外国通貨を
「買う権利」
または
「売る権利」
を売買する取引です。また、これらの
権利の取得には費用
(オプション料)がかかります。
その他の貸出商品
商品名
ビジネスカードローン
〈協保付〉
使いみちと特色
信用保証協会の保証により、最高1,000万円(無担保の場合は500万円)までのお借り入
れが可能です。専用のカードで、全国の東京三菱銀行本支店のA T M ・C D で手軽にお借
り入れいただけます。
融資金額
融資期間
100万円〜1,000万円
1・2年
各種サービスと手数料
項
目
東京三菱キャッシュカード
東京三菱カード
給料振込
配当金自動受け取り
年金自動受け取り
サービス内容
カード1枚でATM・C D による現金のご入金、お引き出し、お振込などをご利用いただ
けます。なお、土・日曜日・祝日は現金お引き出し、残高照会ならびに振込予約のみのご
利用となりますので、ご注意ください。また、店舗によっては営業日・営業時間帯が異な
る場合があります。
手数料(消費税含む)
現金お引き出し
当行でのご利用
平日
08:45〜18:00
無料
〃
00:00〜08:45
105円
〃
18:00〜24:00
105円
土曜
09:00〜14:00
無料
〃
00:00〜09:00
105円
〃
14:00〜24:00
105円
日曜・祝日
00:00〜24:00
105円
世界の 2 大ブランド「 V I S A 」
「マスターカード」
と提携し、世界中の加盟店でご利用になれるクレジットカードです。
(株)
ディーシーカードと(株)
東京クレジットサービスが東京三菱銀行に決済口座をご指定いただいた方に対し、発行しています。
リボルビング払専用カードやゴールドカードなど幅広い商品ラインナップをご用意しています。
毎月の給料やボーナス、株式の配当金、公的年金
(厚生年金、国民年金、共済組合、船員保険)
などを、お客さまご指定の口座に自動的に
入金します。なお、給料振込については、勤務先企業との契約により、あらかじめご指定いただいた最大3 口座に分割入金するサービス
もあります。
公共料金等自動支払い
電気・ガス・電話・水道・NHK受信料などの公共料金、クレジットカードや信販の利用代金、各種税金・保険料、ローンの返済金、日
本育英会返還金、公団家賃などを、お客さまご指定の口座から自動的に引き落とします。
振込
お客さまのご指示にしたがい、お受取人の預金口座へ資金を送金します。東京三菱銀行以外の金融機関の口座へも送金することができます。
代金取立
お客さまに代わり、手形や小切手などのお取り立てをします。取り立てた代金は、
お客さまご指定の口座に入金します。
普通
至急
同地内
735円
同地外(東京三菱銀行本支店あて) 840円
同地外(他行あて)
945円 1,050円
貸金庫
土地・家屋の権利証、有価証券、貴金属、実印など、重要書類や貴重品を保管し
ます。
金庫の大きさなどにより料金が異なります。
金積立
毎月一定額をお客さまの指定口座から引き落とし、金を購入して積み立てる、簡単で安
全・確実な金購入システムです。
金地金、金貨
金地金、メイプルリーフ金貨の売買を取り扱っています。
金
外国送金
外
貨
両
替
外国への送金や、海外からの送金を取り扱っています。送金には、電信送金のほか、外貨建の銀行小切手を作成し、お客さまから受取人
へ直接郵送していただく方法もあります。
外貨現金
日本円を米ドルなど主要外国通貨に、また、お持ちの外貨を日本円に交換します。
トラベラーズチェック(T/C)
東京三菱マスターカード・トラベラーズチェック
(米ドル)を発行・販売しています。また、他発行体の外貨建・円建トラベラーズチェッ
クの代理販売も行っています。未使用のトラベラーズチェックは日本円に交換します。
トラベルコーナー
全国41カ店にある、外貨現金とトラベラーズチェック(T/C)
の種類を豊富に取り揃えた窓口です。最大20種類の外貨現金と10種類の
T/Cをご用意しています。
A T M の定期預金サービス
東京三菱銀行
スーパーダイヤル
情
報
・
相
談
サ
ー
ビ
ス
金積立手数料 1口(1万円)あたり毎月210円
保管手数料
保管グラム数に応じて料金を計
算します。
取扱手数料
売買記帳1回あたり2,100円
売買手数料
バー1本売買あたり5,250円
東京三菱ダイレクト
ご案内ダイヤル
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
定期預金通帳があれば、ATMで金利と期間を見ながら、定期預金のお預け入れができます。また、定期預金の満期のお取り扱いを、元
金と利息を合算して同期間継続する方法や、利息のみ受け取り同期間元金を継続する方法に随時変更できます。また、総合口座定期預金
については、定期預金通帳と総合口座普通預金のキャッシュカードがあれば、自動つみたて定期から普通預金へのお振り替え、据置期間
経過後の「期日指定定期預金」などのご解約、
「スーパー定期」
などの満期解約のご予約ができます。お取り扱いは、平日18時までとなっ
ています。
東京三菱銀行の商品・サービスについてのご質問やご相談・資料請求をフリーダイヤルでお受けしています。
<債券情報ダイヤル>
<各種商品・サービス>
0120-508639
0120-860777
<ローン>
0120-523939
※お取り扱い時間:祝日を除く 月〜金曜日の9:00〜18:00、土曜日の9:00〜17:00
東京三菱ダイレクトについてのご質問やご相談・資料請求をフリーダイヤルでお受けしています。
0120-583234
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ベストパートナー
ディズニーキャラクターズ
プラン
東
京
三
菱
銀
行
スーパーパック通帳に、給与振込もしくは年金の自動受け取り、公共料金の自動支払い、自動つみたて定期預金を毎月 2 万円以上セット
いただいたお客さまに、かわいいディズニーキャラクターの人形をさしあげるサービスです。お申し込みいただいたお客さまには、半年
ごと( 2 万円以上の自動つみたて6 回ごと)
に6 個ずつ、全部で18個をご用意しています。
115
項
目
サービス内容
ワンステートメント
(お取引総合通知)
サービス
普通預金や定期預金をはじめ、外貨預金、投資信託、債券、ローンの残高、普通預金のご利用明細など、お取引を一覧にしたステートメ
ントを、毎月ご送付するサービスです。
インターナショナルカード
日本国内はもちろん、海外では現地通貨でATM・CDから預金のお引き出しができる便利なカードです。世界100カ国以上、約64万台
のATM、CDでご利用いただけます。
東京三菱ダイレクト
インターネット、モバイル(
「iモード」
「J-スカイ」)
、電話、テレビ(
「WebTV」
「わくわくステーション」
)を使って24時間、いつでもどこ
でも銀行のサービスをご利用いただけます。
東京三菱グローバル
ダイレクト
東京三菱ダイレクトの機能に加え、ワンステートメントサービス、インターネットによる外国送金依頼、納税代行サービス、外国向け定
額自動送金、ファクシミリによる取引依頼の受け付けなどのサービスをご利用いただけます。
東京三菱の
メールオーダーサービス
住所変更の手続きのほか、普通預金の口座開設、公共料金の自動支払い、普通預金から定期預金への預け替えなどを郵送でお申し込みいた
だけるサービスです。また、「マイカード」
「マイカード<ゴールド>」
「目的別ローン」の仮申し込みもできます。
給与トータルサービス
東京三菱キャッシュカードをタイムカードとして利用し、
「出退勤管理」
が行えるとともに
「給与計算」
「給与振込」
まで連動して行うことが
できる事務合理化に最適な一体型サービスです。
スーパーパック
口座集計サービス
普通預金をご利用の個人のお客さまを対象に、毎月、月末に1カ月間のお取引を自動的に集計して通帳に記載するサービスです。
エレクトロニック・バンキング(E B )サービス
項
目
サービス内容
手数料等
(消費税除く)
パソコンサービス
(
「らくらくバンク」
「せるふバンク」
「せるふバンク
(外為対応版)
「なんで
」
もバンク」
)
は、お客さまのパソコンと東京三菱銀行のコンピュータを電話回線で直接接続
することにより、内国為替や外国為替など、各種サービスをご提供しています
(Windows
95・98・Me、Windows NT・2000に対応)
。
CAMS
「らくらくバンク」
では、残高照会や入出金明細照会、振込・振替サービスがご利用いただ
パソコンサービス
けます。
「せるふバンク」
は
「らくらくバンク」
の機能に、総合振込や給与振込などの機能が
「らくらくバンク」
加わったサービスとなっており、
「せるふバンク
(外為対応版)
」
では、
「せるふバンク」
の機
「せるふバンク」
「せるふバンク(外為対応版)」 能に加え、外国送金受付などの機能がご利用できます。また、「なんでもバンク」は、「せ
るふバンク(外為対応版)
」
の機能に輸入信用状の開設依頼などの機能を加え、さらに幅広
「なんでもバンク」
いサービスをご提供しています。
これらのパソコンサービスのほかに、資金集中管理や売掛金総合管理などのサービスもご
提供しています。
東
京
三
菱
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
〈一般サービス〉
契約料(「せるふバンク」
「せるふバンク(外為対応版)」
「なんでもバンク」のみ)
25,000円
月間手数料
1,000円〜
従量料金(「なんでもバンク」のみ)※
5,000円〜
※ ご利用サービスおよびご利用件数により
料金が異なります。
〈資金集中管理サービス〉
契約料
100,000円
月間手数料
10,000円
CAMS
コンピュータサービス
お客さまと東京三菱銀行のコンピュータを電話回線で接続し、預金・内国為替・外国為替
などのお取引明細をご連絡します。また、データ伝送サービスにより総合振込・給与振
込・外国送金・輸入信用状開設などをご利用いただけます。また、I N S ネット64による
高速データ通信もご利用いただけます。
契約料
100,000円
月間手数料
2,000円〜
従量料金※
5,000円〜
※ ご利用サービスおよびご利用件数により
料金が異なります。
C A M S 専用機サービス
液晶画面によるタッチパネル方式を採用した高性能な専用端末機を利用した サービスで
す。お取引明細の照会や都度の資金移動、データ伝送サービスによる総合振込・給与振込
がご利用いただけます。
月間手数料
5,000円
ハード/ソフト代金
99,500円※
※他行の専用機ご利用の場合は不要。
C A M S ファクシミリサービス
C A M S テレホンサービス
お客さまのお手持ちの機器で振込入金などの通知を受けたり、照会ができるサービスで
す。なお、ファクシミリサービスでは、ファクシミリによる総合振込・給与振込もご利用
いただけます。
ご利用サービスにより料金が異なります。
公共料金支払管理サービス
ファーム・バンキングのCAMSを活用して、公共料金の口座振替請求明細を事前にお知
らせするサービスです。公共料金の支払事務の合理化や支払資金の効率的運用をお手伝い
します。
契約料
50,000円
月間手数料
10,000円
従量料金 配信データ1件あたり60円
BTM-GCMS
海外で業務展開されているお客さまが、オフィスのパソコンから世界各地の拠点にある口
座情報をご照会したり、資金移動ができるサービスです。また、進出されている各国でも
国内と同じように E B サービスをご提供しています。
ご利用サービスにより料金が異なります。
●住宅ローン
(変動金利)の金利変動ルールについて
●目的別ローン
(変動金利型)の金利変動ルールについて
新規にローンをお借り入れの方
年2回、3月1日・9月1日時点の
「東京三菱銀行の長期基準金利+0.5%」
を基準
に、それぞれ4月1日・10月1日からの適用利率を決定します。基準日以降、次
回基準日までに、長期基準金利が0.5%以上乖離した場合には、1カ月後の応答
日より適用利率を見直しさせていただきます。
新規にローンをお借り入れの方
東京三菱銀行の長期基準金利に連動して、そのつど適用利率を決定します。
すでにローンをお借り入れの方
毎月1日
「東京三菱銀行の長期基準金利に連動した利率」
を基準として、翌月の返
済日翌日
(=2カ月後の返済分)
より適用利率を見直しさせていただきます。
すでにローンをお借り入れの方
毎年、4月1日・10月1日の
「東京三菱銀行の長期基準金利+0.5%」
を基準とし
て、それぞれ6月の返済日翌日(=7月返済分)
、12月の返済日翌日(=1月返済
分)より適用利率を見直しさせていただきます。
金融商品の勧誘に関する方針
金融商品の販売等に関する法律第8条(勧誘方針の策定)に則り、商品の勧誘にあたっては下記の方針といたします。
・勧誘の基本姿勢について
1. お客さまの知識、経験、財産等の状況に照らして、適切な商品を勧誘するように努めます。
2. 商品の選択・購入については、お客さまご自身の判断と責任でお決めいただけますよう、お客さまが判断されるために必要な商品内容やリスク
内容などの適切な情報を提供するよう努めます。
・勧誘の方法について
3.「不確実な事項について断定的判断を提供しない」、「重要事項等について事実と異なる情報は提供しない」、「重要事項等についてお客さまに不
利益となる情報であっても提供する」など、お客さまの誤解を招かない説明に努めます。
4. お客さまにとって意思に反する不都合な時間帯・方法・ご迷惑な場所での勧誘や、執拗かつ迷惑な勧誘は行いません。
・その他の関連事項について
116
5. お客さまに適切な勧誘を行いますよう、行内規定等を整備の上、本勧誘方針を徹底し、関係法令を遵守すると共に、東京三菱銀行の役職員は商
品知識の習得に努めます。
6. 販売・勧誘に関するお客さまからのご照会等については、適正な対応に努めます。
業務内容
1. 信託業務
ア. 金銭信託
信託引受の際信託財産として金銭を受け入れ、こ
れを貸付金・有価証券等に運用し、信託終了の際金銭
をもって受益者に交付する信託であります。
信託財産たる金銭の運用方法を貸付あるいは公社
債への投資等契約により委託者が指定するもの(指
定金銭信託)、信託財産たる金銭の運用方法及び目的
物を何会社への貸付金あるいは何会社株式への投資
等契約により委託者が特定するもの(特定金銭信託)
があります。
金銭信託で受託した信託金の効率的な運用を図る
ため、金銭投資基金信託に再信託し、運用を行うこと
もあります。
イ. 年金信託
年金信託契約に基づき、企業、厚生年金基金又は国
民年金基金より拠出される掛金を信託財産として受
け入れ、これを契約により委託者が予め指定するも
のに運用することによって退職者等に年金又は一時
金を支給する信託であります。
年金信託で受託した信託金の効率的な運用を図る
ため、年金投資信託に再信託し、貸付、株式、公社債等
に投資運用することもあります。
ウ. 財産形成給付信託
財産形成給付金信託契約に基づき、企業より拠出さ
れる掛金を信託財産として受け入れ、これを契約によ
り委託者が予め指定するものに運用することによっ
て従業員等に給付金を支給する信託(財産形成給付金
信託)と、財産形成基金信託契約に基づき、勤労者財産
形成基金より拠出される掛金を信託財産として受け
入れ、これを契約により委託者が予め指定するものに
運用することによって基金の加入員等に給付金を支
給する信託(財産形成基金信託)であります。
財産形成給付金信託及び財産形成基金信託で受託
した信託金の効率的な運用を図るため、財産形成投
資基金信託に再信託し、貸付、公社債等に投資運用す
ることもあります。
エ. 貸付信託
貸付信託法に基づき、受益証券の発行により集めた
資金を信託財産として受け入れ、これを国民経済の健
全な発展に必要な分野に長期投資し、信託終了の際は
金銭をもって受益者に交付する信託であります。
オ. 投資信託
投資信託及び投資法人に関する法律に基づき、投
資信託委託業者が受益証券の発行によって集めた資
金を信託財産として受け入れ、これを委託者の指図
に従って株式、公社債等に投資運用し、信託終了の際
は金銭をもって受益者に交付する信託であります。
カ. 金銭信託以外の金銭の信託
信託引受の際信託財産として金銭を受け入れ、こ
れを委託者の指図に従って投資運用し、信託終了の
際は、信託財産を現状のまま受益者に交付する信託
であります。
現在では従業員持株信託、ファンドトラスト及び
金信託等がこの形態で利用されています。
キ. 有価証券の信託
信託引受の際、有価証券を受け入れる信託で、信託
財産として受け入れた有価証券の管理を目的とし、
公社債の利札や償還金の取立、株式配当金の受取、株
式の払込、株主権の行使等一切の処理を代行する信
託(管理有価証券信託)と、信託財産として受け入れ
た有価証券の運用を目的とし、有価証券本来の所得
(利札金、配当金等)の他に運用利益をあげる信託(運
用有価証券信託)があります。
ク. 金銭債権の信託
金銭債権の取立、管理、処分及びこれに関連する担
保権の保全等を目的とする信託であります。貸付債
権・リース債権・売掛債権等の信託がこの形態で利用
されております。
ケ. 動産の信託
車両その他の輸送用設備、機械用設備の管理又は
処分を目的とする信託であります。賃貸料の取立、租
税公課、修繕費用の支払その他一切の管理事務を行
うほか売却等処分に関する事務を代行する場合に利
用されています。
コ. 土地及びその定着物の信託
不動産信託ともいわれ、土地、建物等の管理又は処
分を目的とする信託であります。受託不動産の地代、
家賃の取立、租税公課、修繕費用の支払その他一切の
管理事務を行う場合や適当な改良を加えた住宅地を
公正妥当な価格で分譲する場合に多く利用されてお
ります。土地を有効利用し、収益をあげることを目的
とした土地信託もこれに含まれます。
サ. 地上権の信託
地上権の保全活動を目的とする信託であります。
シ. 土地の賃借権の信託
土地の賃借権の保全活動を目的とする信託であり
ます。
ス. 包括信託
信託引受の際信託財産として財産の種類(金銭、有
価証券、金銭債権など)を異にする二つ以上の財産を
一信託契約により受け入れる信託であります。
2. 普通銀行業務
ア. 預金業務
(ア)預金
当座預金、普通預金、通知預金、定期預金、別段預
金、納税準備預金、非居住者円預金及び外貨預金など
を取り扱っております。
(イ)譲渡性預金
譲渡可能な定期預金を取り扱っております。
イ. 貸付、手形の割引
手形貸付、証書貸付、当座貸越並びに銀行引受手形、荷
付為替手形、商業手形の割引を行っております。
ウ. 内国為替
送金為替、当座振込及び代金取立等を取り扱って
おります。
エ. 外国為替
輸出、輸入及び外国送金その他外国為替に関する
各種業務を取り扱っております。
オ. 商品有価証券の売買
国債等公共債の売買業務を行っております。
カ. 有価証券への投資
預金の支払い準備及び資金運用のため国債、地方
債、社債、株式及びその他の証券に投資しております。
キ. 貸付有価証券
顧客が取引保証等として差し入れる公社債等を貸
し渡すものであります。
3. 担保附社債に関する信託業務
担保附社債信託法に基づき社債に対し付せられた担保
権の信託に関する業務であります。
4. 金融先物取引等の受託等業務
金融先物・オプション取引、証券先物・オプション取引
の受託及び金利先渡取引・為替先渡取引業務を行ってお
ります。
5. その他併営業務
ア. 保護預り
(ア)開封預り
公社債、株式等の寄託物を封かんせず現品のまま
預り保管の責に任ずるものであります。
(イ)封かん預り
寄託者自身が密封した有価証券、その他貴重品を
預り保管の責に任ずるものであります。
(ウ)貸金庫
金庫室に大小多数の保護函を備え、これを顧客に
貸し渡すものであります。
イ. 債務の保証
顧客の依頼により銀行等に対し手形保証又は保証
書等の形式により保証料を徴して保証するものであ
ります。
ウ. 不動産売買の媒介
エ. 不動産貸借の媒介
オ. 不動産の鑑定評価
カ. 金銭貸借の媒介
キ. 国債、地方債及び政府が元本の償還及び利息の支払
について保証している社債その他の債券の引受、売
出又は募集若しくは売出の取り扱い
ク. 株式の払込金等の受入
ケ. 公社債の元利金、株式配当金及びその他の証券に対
する収益分配金の支払
コ. 財産に関する遺言の執行
サ. 会計の検査
シ. 次の事項に関する代理事務
(ア)財産の取得、管理、処分又は貸借
有価証券等の売買代理のほか、顧客に対して投資
に関する情報提供、投資相談などを行う投資顧問業
務があります。
(イ)財産の整理又は清算
(ウ)債権の取立
(エ)債務の履行
ス. 証券代行業務
(ア)名義書換代理人事務
当社が商法上の「名義書換代理人」として、委託会
社に代わり株式の名義書換、配当金の支払、株主総会
の招集通知状の発送、増資に伴う事務、株主からの諸
届の受理等株式事務一切を行うものであります。
(イ)外国株式事務
国内上場外国株式の保管、実質株主への配当金の
支払い並びに諸通知の発送等を行うものでありま
す。
セ. 社債等登録法による登録機関として行う公社債の登
録事務
ソ. 日本銀行国債代理店及び歳入代理店事務並びに地方
公共団体の公金収納事務等
タ. 中小企業金融公庫、住宅金融公庫及び年金資金運用
基金代理貸付等
チ. 国債等公共債及び証券投資信託の窓口販売
ツ. コマーシャル・ペーパー等の取り扱い
三
菱
信
託
銀
行
業
務
内
容
<事業内容の変更等>
平成13年4月より国内において住宅ローン関係の長期
火災保険の窓口販売業務を開始しております。
117
組織図
監
査
役
(平成13年7月1日現在)
経営企画部
統合準備室
事業企画部
総務部
人事部
社員相談室
監査役室
経営管理部
信用リスク統括部
資産監査部
審査部
検査部
お客さまサービス室
監
査
役
会
システム・事務部門
システム企画部
事務管理部
システム開発部
システム管理部
信託バンキング事業グループ
営業統括部
金融法人部
個人・受信部門
株
主
総
会
三
菱
信
託
銀
行
組
織
図
取
締
役
会
経
営
会
議
個人業務推進部
投資商品部
法人業務部
法人・金融仲介部門
企業金融部
資産金融部
証券代行部
受託財産事業グループ
不動産情報開発部
受託財産企画部
年金業務部
投融資審議会
受託財産運用部門
投資企画部
年金運用部
公的年金運用部
公的資金運用部
投資顧問部
資産運用第1部
資産運用第2部
パッシブ運用部
ALM審議会
受託財産運用審議会
受託財産管理部門
年金信託部
資産管理第1部
資産管理第2部
不動産事業グループ
不動産部門
不動産企画部
不動産部
不動産管理部
不動産鑑定部
市場国際事業グループ
市場国際部門
市場国際部
総合資金部
証券投資部
資金為替部
国際営業開発部
国際事務管理部
118
年金営業第1部
年金営業第2部
証券営業部
本店営業部
財務相談部
本店法人営業部
営業第1部
営業第2部
営業第3部
営業第4部
営業第5部
営業第6部
営業第8部
東京営業第1部
東京営業第2部
東京営業第3部
東京営業第4部
東京営業第5部
東京営業第6部
東京西営業第1部
東京西営業第2部
東京西営業第4部
神奈川営業部
名古屋営業部
大阪営業第1部
大阪営業第2部
大阪年金営業部
大阪不動産部
九州営業部
国内支店
国内出張所
海外支店
海外駐在員事務所
事業系統図
(平成13年7月1日現在)
<事業>
信託バンキング事業
<主な関係会社>
個人の
お客さまへ
のサービス
法人の
お客さまへ
のサービス
受託財産事業
三
菱
信
託
銀
行
<業務内容>
菱信保証株式会社
(ローン保証業務)
菱信ディーシーカード株式会社
(クレジットカード業務)
菱信住宅販売株式会社※
(住宅仲介業務)
エムティービーキャピタル株式会社
(ベンチャーキャピタル業務)
日本確定拠出年金コンサルティング株式会社 (確定拠出年金の制度設計、導入コンサルティングおよび運営管理業務)
株式会社エムティービー インベストメント テクノロジー研究所 (投資理論研究・コンピュータソフトウェアの研究開発業務)
三菱信アセットマネジメント株式会社
(投資信託委託業務)
三菱アセット・ブレインズ株式会社
(投資信託評価業務)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(日本版マスタートラスト業務・有価証券資産管理業務)
不動産事業
菱信住宅販売株式会社※
(住宅仲介業務)
市場国際事業
三菱トラストインターナショナル株式会社 (証券業務)
米国三菱信託銀行株式会社
(銀行業務および信託業務)
三菱信託ファイナンス(アイルランド)株式会社 (金融業務)
その他(アウトソーシング)
永楽実業株式会社
(不動産賃貸管理・物品販売業務)
三菱信ビジネス株式会社
(事務代行・人材派遣業務)
菱信データ株式会社
(データ入力管理・保管業務)
三菱信情報システム株式会社
(コンピュータシステムの開発・運用管理業務)
三
菱
信
託
銀
行
事
業
系
統
図
エムティービーアップルプランニング株式会社 (研修受託業務)
※菱信住宅販売株式会社は信託バンキング事業および不動産事業の両事業に関わる関係会社です。
119
(平成13年6月1日現在)
三菱信託銀行の商品・サービス
主な手数料一覧
1. 振込手数料等
7. 自己宛小切手発行手数料
(1) 振込手数料
(5%の消費税を含む)
当社本・支店宛 他行宛(電信扱) 同左(文書扱)
1万円未満1件につき
1万円以上3万円未満1件につき
3万円以上1件につき
105円
210円
420円
420円
525円
735円
(2) 振込組戻料
315円
420円
630円
1口 630円
(1)ファームバンキングの振込手数料
(5%の消費税を含む)
当社本・支店宛 他行宛(電信扱)
105円
105円
315円
(2)ATM の振込手数料
315円
420円
630円
(5%の消費税を含む)
当社本・支店宛 他行宛(電信扱) 同左(文書扱)
1万円未満1件につき
1万円以上3万円未満1件につき
3万円以上1件につき
105円
105円
315円
315円
420円
630円
210円
315円
525円
3. 送金手数料等
(1) 送金手数料
(5%の消費税を含む)
1件につき
三
菱
信
託
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
当社本・支店宛
他行宛
420円
630円
(2) 送金組戻料
1口 630円
(1) 隔地間取立手数料
(5%の消費税を含む)
当社本・支店宛 他行宛(至急扱) 同左(普通扱)
1件につき
420円
840円
(2)同地間取立手数料
630円
(5%の消費税を含む)
1件につき
当社本・支店宛
他行宛
210円
210円
(注) 割引手形・担保手形および小切手の取立は無料です。
(3) 不渡手形返却料
(4) 取立手形組戻料
(5) 店頭呈示料
1通 630円
1通 630円
1通 630円
5. 貸金庫使用料(金庫の大きさにより料金は異なります)
(5%の消費税を含む)
寸法(mm)
第一種
第二種
第三種
第四種
当社カードによる引き出し
提携金融機関カードによる引き出し
高さ
幅
奥行
57
77
137
237
246
246
246
246
448
448
448
448
6. 通帳・カード・残高証明書 等 発行手数料
種類
残高証明書発行手数料
(監査法人用)
120
無料
105円
平日
土曜
8:45〜18:00
9:00〜14:00
105円
210円
平日
土曜
日曜
祝日
稼働時間
8:00〜08:45
18:00〜21:00
14:00〜17:00
9:00〜17:00
9:00〜17:00
9. 不動産の仲介手数料
依頼者の一方につき
200万円以下の場合
本体価額の5%
①売買・交換の媒介
400万円以下の場合
本体価額の4%+2万円
400万円を超える場合 本体価額の3%+6万円
①の手数料の2倍以内。ただし、相手方からも報酬を
②売買・交換の代理
受け入れる場合は合計額で2倍以内。
依頼者の双方合計で借賃の1ヵ月相当額以内。ただ
③賃貸借の媒介
し、居住用建物については、依頼者の承諾を得ている
場合を除き借賃の1ヵ月の1/2以内。
借賃の1ヵ月以内。ただし、相手方からも報酬を受け
④賃貸借の代理
入れる場合は合計で1ヵ月分以内。
③、④にかかわらず、権利金の額を売買代金とみなし、
⑤権利金の授受のある場合
①、②の規定によることができる。
(注) 1. 本体価額とは、売買価格から建物に係る消費税および地方消費税を引いた金額をいいます。
2. 上記手数料に係る消費税および地方消費税(5%)を別途ご負担いただきます。
10. 不動産鑑定基本報酬
完全所有権価額
類型
年間使用料
06,000円
08,400円
15,000円
24,000円
500万円迄
500万円超1,000万円迄
1,000万円超4,000万円迄
4,000万円超8,000万円迄
8,000万円超1億5,000万円迄
1億5,000万円超3億円迄
3億円超6億円迄
6億円超12億円迄
12億円超25億円迄
25億円超100億円迄
100億円超300億円迄
300億円超
11. 遺言信託の手数料
遺言書の基本保管料
遺言書の年間保管料
遺言執行報酬
(5%の消費税を含む)
料金
通帳
証書・証券
キャッシュカード
ローンカード
1冊につき525円
1通につき525円
1枚につき525円
1枚につき525円
1通につき210円
(1通につき2,100円)
224,000円
1.12%+168,000円
0.56%+224,000円
0.28%+336,000円
0.16%+432,000円
0.074%+561,000円
0.072%+567,000円
0.039%+765,000円
0.024%+945,000円
0.016%+1,145,000円
0.013%+1,445,000円
0.01%+2,345,000円
(注) 完全所有権価額とは、対象不動産にその所有権を制限する権利が存しないとした場合にお
ける当該不動産の所有権の鑑定評価額をいいます。
(注) 上記料金は、当社本店貸金庫の標準的な料金です。詳しくは窓口でおたずねください。
再発行手数料
(5%の消費税を含む)
建物および敷地(消費税および地方消費税を除く)
4. 取立手数料等
種類
8. 現金自動預入支払機(ATM)利用手数料
(注) 店舗により取り扱い時間帯が異なります。詳しくは窓口でおたずねください。
2. ファームバンキング・ATM の振込手数料
1万円未満1件につき
1万円以上3万円未満1件につき
3万円以上1件につき
1枚 525円
52,500円
保管料には5%の
毎年3,150円
消費税が含まれます。
基本報酬額
300,000円
財産比例報酬額
(相続税評価額による執行対象財産額に
下記の率を乗じた額の合計)
1. 当社預け入れ
信託・預金財産に対して
0.5%
2. その他の財産に対して
3億円以下の部分
1.0%
3億円超10億円以下の部分
0.9%
10億円超の部分
0.7%
(上記執行報酬に係る消費税〈5%相当額〉
を別途申し受けます)
}
貯蓄商品
信託商品
項
目
しくみと特色
預け入れ期間
預け入れ金額
ビッグ※
半年複利で増やし、満期時に元本と収益金をまとめて受け取る収益満期受取型貸付信託で
す。1年以内の解約はできません。
2年もの
5年もの
1万円以上
1万円単位
貸付信託※
元本保証、安全・有利な信託の代表的貯蓄で、金融情勢に応じた変動金利による収益金を半
年ごとに受け取る便利な商品です。1年以内の解約はできません。
2年もの
5年もの
1万円以上
1万円単位
ヒット
1ヵ月たてばいつでも、いくらでも自由に使える便利な貯蓄です。収益配当率はその時の金
融情勢に応じて毎月1回見直されます。元本補てん契約はありません。ヒット・スーパープ
ラス1
(ワン)サービスのご利用により、ATM・CDからも引き出しができます。
1ヵ月据置
1万円以上
1円単位
金銭信託※
元本補てん契約のある貯蓄です。これを使った商品には
「青い通帳」
「みどりの通帳」
等があり
ます。
2年以上、
5年以上
5,000円以上
1円単位
(注)ビッグ2年もの、貸付信託2年ものについては、平成14年4月20日設定分をもって募集をとりやめさせていただきます。
主な預金商品
種
類
しくみと特色
預け入れ期間
預け入れ金額
当座預金※
主として営業用の決済に使われるもので、払い出しには小切手・手形が利用されます。
出し入れ自由
1円以上
普通預金※
カード1枚でお預け入れ、お引き出しのできるおサイフ代わりの便利な預金です。公共料金
の自動支払、給料・年金の自動受取に適しています。
出し入れ自由
1円以上
通知預金※
まとまったお金を一時的に預けるのに適しています。お引き出しの2日前までにご連絡くだ
さい。
7日以上
5万円以上
1円単位
納税準備預金※
税金を納付するための預金です。納税のためのお引き出しには利息に税金がかかりません。
入金は自由、
引き出しは原則納税時
1円以上
譲渡性預金
譲渡可能の預金で、金利は発行時により異なりますので、ご相談ください。短期の余裕資金
を有利に運用いただけます。
2週間以上
2年以内
5,000万円以上
1,000万円単位
大口定期預金※
1,000万円以上のまとまった資金を預けるのに適しています。金利はお預け入れ時により異
なりますので、ご相談ください。
1ヵ月以上
5年以内
1,000万円以上
1円単位
スーパー定期※
信託総合口座ならATMでお預け入れもできる便利な預金です。また、1年たてば必要額を一
部解約することができます。金利はお預け入れ時により異なりますので、ご相談ください。
3ヵ月以上
5年以内
1円以上
1円単位
6ヵ月ごとに利率を見直す変動金利型の預金です。6ヵ月たてば、固定金利定期預金へ振り替
えることができます。利率は市場実勢を反映して変動します。
2年以上
3年以内
1円以上
1円単位
5年
1円以上
1円単位
長期金利に連動し6ヵ月ごとに利率を見直す変動金利型の預金です。
5年
1円以上
1円単位
利率は毎日の市場金利の動向に応じて決定します。為替変動リスクがあります。
1ヵ月、3ヵ月
6ヵ月、1年
1万米ドル以上
1万ユーロ以上
変動金利定期預金※
「スプリング」
(個人向け)
変動金利定期預金※
長期金利に連動し6ヵ月ごとに利率を見直す変動金利型の預金です。
「グローイング」
(個人向け)
※
変動金利定期預金
「5年もの」
(法人向け)
外貨預金
自動継続外貨定期預金
財産形成貯蓄
項
財形貯蓄
目
※
しくみと特色
お勤め先の財形制度を通じて財産づくりができます。給料・ボーナスから天引きによって積み立てる使途自由な財形貯蓄です。
※
財形年金貯蓄
給料・ボーナスから天引きによって積み立て、法定要件を満たした年金方式にて受け取る財形貯蓄です。財形住宅貯蓄と合わせて元金550
万円までの収益金は非課税扱いが適用されます。
財形住宅貯蓄※
給料・ボーナスから天引きによって積み立て、法定要件を満たした住宅の取得や増改築等のための資金づくりにご利用いただく財形貯蓄
です。財形年金貯蓄と合わせて元金550万円までの収益金は非課税扱いが適用されます。
三
菱
信
託
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
※預金保険制度の対象となる商品です。
金融商品の勧誘方針
私たちは、金融商品の勧誘にあたっては、法令及び以下の方針を遵守致します。
一. お客さまの知識、経験や財産の状況に照らし、商品の適切な勧誘に努めます。
一. お客さまに商品内容やリスクの内容などの重要な事項を説明し、十分に理解していただくよう努めます。
一. お客さまに、断定的な判断や事実でない情報を提供するなど誤解を招くような勧誘は行いません。
一. お客さまのご希望・ご了解のない限りは、早朝や深夜などの不適切な時間帯に電話や訪問による勧誘は行いません。
一. お客さまから帰って欲しい、または、お帰りになりたいとのお申し出を受けた場合は、そのご指示にしたがいます。
一. お客さまに対し適切な勧誘ができるよう商品知識の習得に努めます。
<以上の方針は、
「金融商品の販売等に関する法律」
(平成12年5月31日法律第101号)に基づく勧誘方針です。>
121
投資信託
商品名・運用会社
主な投資対象と特色
申し込み金額
わが国の国債を中心に、地方債、政府保証債等に投資を行い、原則として満期まで保有することにより信託財
産の安定的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
国内外の公社債を中心に投資し、安定した収益の確保をめざして安定運用を行います。
10万円以上
1円単位
国内株式・国内債券・短期金融資産への分散投資によりリスクを軽減し、信託財産の長期的かつ安定的な成長
をめざします。
10万円以上
1円単位
国内株式・国内債券・短期金融資産への分散投資によりリスクを軽減し、信託財産の長期的かつ安定的な成長
をめざします。
10万円以上
1円単位
国内株式への分散投資により、信託財産の長期的な成長をめざします。アクティブ運用により、市場を中長期
的に上回る投資成果をめざします。
10万円以上
1円単位
ザ・ジャパン・キャピタリスト
AIG投信投資顧問株式会社
わが国の証券取引所に上場
(これに準ずるものを含みます。)
されている株式を投資対象とし、真に資本を効率
的に事業へ投下し、収益を伸ばしている企業、
また、
その可能性を多分に秘めた企業に焦点を当てて投資する
ことにより、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
三菱信 システムバリューオープン
三菱信アセットマネジメント株式会社
わが国の株式を主要投資対象とし、本来あるべき価格
(理論株価)
に対する割安度に注目した銘柄選定を行う
バリュー型のファンドです。
10万円以上
1円単位
AIG 日本株式・オープン
AIG投信投資顧問株式会社
わが国の株式
(主として東証第1部上場銘柄)
の中から、独自のスクリーニングモデルにより銘柄・セクターの
実質価値を分析し、選定した組入候補銘柄の中から、
さらに企業訪問等を中心としたファンダメンタルズ分析
を行い厳選した銘柄に投資することにより、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
フィデリティ・日本成長株・ファンド
フィデリティ投信株式会社
わが国の株式を主要な投資対象とします。個別企業分析により、成長企業
(市場平均等に比較し成長力があり、 10万円以上
その持続が長期的に可能と判断される企業)
を選定し、利益成長性等と比較して妥当と思われる株価水準で投 1円単位
資を行います。
フィデリティ・日本小型株・ファンド
フィデリティ投信株式会社
主としてわが国の株式のうち、小型株に投資を行います。個別企業分析により、比較的規模の小さい高成長企
業
(市場平均等に比較し成長力があり、その持続が長期的に可能と判断される企業)
を選定し、利益成長性等
と比較して妥当と思われる株価水準で投資を行います。
日本国債ファンド(3年・無分配型)
日興アセットマネジメント株式会社
チャンス(3ヵ月決算型)
日興アセットマネジメント株式会社
三菱信 バランスオープン 株式20型
三菱信アセットマネジメント株式会社
三菱信 バランスオープン 株式40型
三菱信アセットマネジメント株式会社
三菱信 日本株式オープン
三菱信アセットマネジメント株式会社
三
菱
信
託
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
小型成長株オープン
わが国の証券取引所第2部上場株式および店頭登録株式、
ならびに第1部上場株式のうち発行済株式総数が
(愛称:ザ・プレジデンツ)
6,000万株未満の株式を中心に、高成長が期待できる企業に投資します。
日興アセットマネジメント株式会社
三菱信 トピックスオープン
わが国の株式を投資対象とし、
TOPIX
(東証株価指数)
に連動した投資成果をめざします。
三菱信アセットマネジメント株式会社
わが国の証券取引所に上場されている株式を主要投資対象とします。わが国の長期的成長と株式市場の動き
インデックスファンド225
をとらえることを目標に、日経平均株価
(225種・東証)
に連動する投資成果をめざします。
日興アセットマネジメント株式会社
SGフロア確保型日本株ファンド(愛称:ボーグ) わが国の株式および内外の短期金融資産で運用する外国投資信託を主な投資対象とします。最低保証価額
(フロア価額)
を確保しつつ、日経平均株価のパフォーマンスを反映した収益の確保をめざします。
エスジー山一アセットマネジメント株式会社
国内株式・海外株式・国内債券・海外債券および短期金融資産への分散投資により、信託財産の長期的な成
三菱信 グローバルバランスオープン株式20型
長をめざします。
三菱信アセットマネジメント株式会社
国内株式・海外株式・国内債券・海外債券および短期金融資産への分散投資により、信託財産の長期的な成
三菱信 グローバルバランスオープン株式40型
長をめざします。
三菱信アセットマネジメント株式会社
ニッセイ/パトナム・フルヘッジ短期外債
主として米ドル建ての米国国債、モーゲージ証券、社債、ハイイールド債および外国債を投資対象とし、為替を
オープン(愛称:ステディ)
原則フルヘッジすることで、中長期的に安定した収益の獲得をめざします。
ニッセイアセットマネジメント株式会社
世界の主要先進国の国債等を中心に分散投資し、利子等安定収益の確保に努め、信託財産の安定的な成長
AIG ワールド・ソブリン・オープン
をめざします。
AIG投信投資顧問株式会社
日本を含む世界主要国の公社債を主な投資対象として分散投資します。債券と為替は異なる資産としてそれ
メリルリンチ・ワールド債券ファンド
ぞれ独立した運用を行います。円での収益の確保をめざし、原則として為替ヘッジを行いますが、機動的に為
(為替変動低減型)
替ヘッジをはずすことによって収益の向上をねらいます。
メリルリンチ・インベストメント・マネジャーズ株式会社
メリルリンチ・ワールド債券ファンド(為替変動型) 日本を含む世界主要国の公社債を主な投資対象として分散投資します。債券と為替は異なる資産としてそれ
ぞれ独立した運用を行います。基本的には円に対する為替ヘッジは行いません。
メリルリンチ・インベストメント・マネジャーズ株式会社
三菱信 海外債券オープン
わが国を除く世界主要国の公社債への分散投資により、信託財産の長期的な成長をめざします。
三菱信アセットマネジメント株式会社
米ドル建ての債券に分散投資し、原則為替ヘッジを行わないことで、日本に比べて相対的に高い金利収入を確
ニッセイ/パトナム・インカムオープン
保し、かつ中長期的な収益の獲得をめざします。
ニッセイアセットマネジメント株式会社
10万円以上
1円単位
10万円以上
1円単位
10万円以上
1円単位
10万円以上
1円単位
10万円以上
1円単位
10万円以上
1円単位
10万円以上
1円単位
10万円以上
1円単位
10万円以上
1円単位
10万円以上
1円単位
10万円以上
1円単位
10万円以上
1円単位
AIG ワールド・バランス・オープン
AIG投信投資顧問株式会社
エマージング・カントリーを含む世界各国の証券市場を対象として、
グローバルに投資機会の発掘に努め、信託
財産の長期的な安定運用をめざします。株式および公社債への投資配分ならびに各地域別、各国別の資産配
分は適宜調整等を行い、バランス運用を行います。
10万円以上
1円単位
三菱信 海外株式オープン
三菱信アセットマネジメント株式会社
わが国を除く世界主要国の株式への分散投資により、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
AIG ワールド株式・オープン
AIG投信投資顧問株式会社
世界各国
(エマージング・カントリーを含みます。)
の株式市場を対象として、バリューアプローチによって、本源的
価値を下回った価格で取引されている割安銘柄の発掘に努め、厳選して投資することにより、信託財産の長期的
な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
世界各国の株式を主要投資対象とします。企業の成長の持続性を重視した銘柄選択を行います。
10万円以上
1円単位
米国の株式を主要な投資対象とします。個別企業分析により、国際的な優良企業や将来の優良企業に投資し
ます。
10万円以上
1円単位
欧州主要国の株式を主要な投資対象とすることによって、長期的な信託財産の成長をめざします。
10万円以上
1円単位
主として日本を除くアジア諸国の株式に投資し、長期的な信託財産の成長をめざします。成長性があり、
かつ合
理的な株価水準と判断される企業に分散投資を行います。
10万円以上
1円単位
グローバル・グロース・オープン
野村アセットマネジメント株式会社
フィデリティ・米国優良株・ファンド
フィデリティ投信株式会社
コメルツ・ヨーロッパ株式ファンド
コメルツ投信投資顧問株式会社
AIG アジア株式・オープン
AIG投信投資顧問株式会社
(注)平成13年7月1日現在における当社取り扱いの個人向け投資信託を掲載しています。
122
10万円以上
1円単位
各種個人ローン
住宅関連資金
商品名
使いみちと特色
融資金額 融資期間
ご自宅を担保としてその購入・新築・増改築あるいは修繕、
キッチン・バス・
トイレ等のリフォーム資金としてご利用い
ただけます。
「変動金利」
と
「固定金利」
があります。変動金利には短期金利連動型と長期金利変動型があり、毎年4
月1日および10月1日に利率の見直しを行います。4月1日の新利率は7月の返済分から、10月1日の新利率は 50万円〜
翌年の1月返済分から適用します。固定金利は、3年、5年、10年の特約期間の3つのパターンがあり、それぞれご 5,000
融資時の利率で固定します。各固定期間が終了する際に固定金利または変動金利のいずれかの方式を選択いただ 万円
きます
(利率はその時の水準になります)
。ご返済方法は、毎月元利均等返済
(ボーナス返済併用も可)
払いですの
で、将来に向けて計画的な生活設計がたてられます。住宅金融公庫等の公的融資と併用してご利用いただけます。
5(GO)
サインα
1年〜
35年
多目的資金
商品名
使いみちと特色
融資金額 融資期間
ご自宅を担保として、いろいろ自由なお使いみちにご利用いただけます
(ただし、事業性資金は除きます)
。毎年1回
(12月31日)
、
ご融資利率を見直す変動金利です。ご子弟の教育、結婚資金、別荘購入、相続・贈与税のお支払い
等にご利用いただけます。ご返済は、毎月元利均等返済ですので、計画をたててご利用いただけます。
個人ローン3000
100万円〜
3,000
万円
2年〜
20年
その他
商品名
使いみちと特色
賃貸マンション・アパートローン
融資金額 融資期間
賃貸用のマンション・アパートの新築、購入、増改築、修繕資金としてご利用いただけます。三菱信託銀行所定の長
期プライムレート・短期プライムレートで毎年2回
(4月および10月の1日)
利率を見直す変動金利です。ご融資期
間中、3年・5年・10年の固定期間を、自由に何回でもお選びいただけます。
ご返済方法は、毎月元利均等返済です
ので、将来に向けて計画的な設計がたてられます。
100万円〜
1億円
1年〜
30年
ローンの上手な利用方法
豊かな生活を送るためには、
ローンを上手に利用することも必要なことです。それには、計画的に無理なく返済できる範囲内でローンを利用することが肝要です。
返済計画は、生活を極端に切り詰めることなく、
また病気など不慮の事故も考慮して、余裕のある計画をたてるようにしてください。
公益信託の受託一覧
公益信託とは、個人や企業から、ある公益活動の助成を目的として信託された金銭や有価証券などを、信託銀行が運用・管理し、さらにその助成事業を代行
するものです。
信託目的
基金名称
交通遺児や地域の学
生に対し、奨学資金
を援助して、人材の
育成を図るもの
● 三菱自動車奨学基金
● 清水羽衣ライオンズクラブ交通災害等遺児奨
学基金
● 高橋記念草加市交通遺児奨学基金
● 佐藤時彦記念奨学基金
● 松栄奨学基金
● 東京青少年育英奨学基金
● 信越化学少年スポーツ振興基金
● 伊藤アヤ奨学基金
● フォレストヒルズ奨学基金
● 細川正助記念基金
● 宮川交通遺児育英基金
● 西濃運輸教育振興援助基金
● 安田トヱ交通遺児奨学基金
● 相馬・小田奨学基金
● 溝口たけ子奨学基金
● 三代奨学基金
● 新原守奨学基金
●
●
●
●
●
●
●
学術・医学研究、芸
術・文化・福祉・地
域振興活動などに対
して助成を行うもの
● 高橋記念耳鼻咽喉科学研究奨励基金
● 菱の実がん研究助成基金
● 東京府中ロータリークラブ教育振興基金
● 成茂神経科学研究助成基金
● 沢野記念中学校生徒育成基金
● 荒井公平記念和菓子製造技術振興基金
● 平澤貞二郎記念基金
● ヨコハマ中区まちづくり本牧基金
● 現代詩人賞沢野起美子基金
● 全遊協少年非行防止活動助成基金
● 甘粕記念信託研究助成基金
● 大畠記念宗教史学研究助成基金
● 全国果樹研究連合会技術振興基金
● あだちまちづくりトラスト
● エム・アイ・ユー財団記念基金
● 菅原医学振興基金
● 土木学会学術交流基金
● ルイ・グレーラー記念室内楽基金
● 時実利彦記念脳研究助成基金
● サントリー世界愛鳥基金
● 三菱油化化学研究奨励基金
● ひまわり児童養護施設助成基金
● 内田健康長寿者顕彰基金
● 横浜野毛地区まちづくりトラスト
● 西宮機能系基礎医学研究助成基金
● 栗田静枝診療録管理普及基金
● 小坂臨床麻酔学振興基金
● 成茂動物科学振興基金
● 五峯ライフサイエンス国際基金
● 天皇陛下御即位記念国民公園保存基金
● 杉田記念脳研究助成基金
● しまね文化ファンド
● 家政学研究助成基金
● 福原記念英米文学研究助成基金
● 永井研究助成基金
● 日野山英語教育振興助成基金
● 渡邉曉雄音楽基金
● しまね女性ファンド
● エコーいばらき環境保全基金
● 京都紫明ライオンズクラブ高齢者福祉基金
● 沖縄文化協会賞基金
● 京葉銀行ホームヘルパー助成基金
● しずぎんふるさと環境保全基金
● 太子町聖和台まちづくり基金
● 溝江ちよ記念老人福祉振興基金
● 原群馬県文学振興基金
● ヨコハマポートサイドまちづくりトラスト
● 字流麻福祉基金
● ふくぎん少年野球振興基金
● 道志水源基金
● 岩田記念戸籍制度研究助成基金
● 國井誠海書奨励基金
● 源河朝明記念那覇市社会福祉基金
● 永尾武難病研究基金
● 富山ファーストバンク社会福祉基金
● コベルコ自然環境保全基金
国際協力・国際交流促進
活動などに対して助成を
行うもの
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
今井記念海外協力基金
アジア・コミュニティ・
トラスト
菱の実特殊教育助成基金
菱の実ジャパントラスト
三菱信託ジャパントラスト
天皇陛下御在位60年記念ジャパントラスト
永井幸喜学術・教育・国際交流基金
橋本泰彦アジア・アフリカ留学生奨学基金
正田記念アジア留学生奨学基金
滝崎記念アジア留学生奨学基金
石森記念北米友好奨学基金
京都葵ライオンズクラブ留学生奨学基金
高羅記念留学生奨学基金
田中記念留学生奨学基金
阪神・淡路大震災遺児育英基金
阪神・淡路大震災遺児就学援助基金
杉の子奨学基金
ニヤクコーポレーション介護福祉士奨学基金
高松信用金庫育英基金
青木均一記念介護福祉士奨学基金
三
菱
信
託
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
向坂正男記念日中経済研究交流基金
地球環境日本基金
蓮見留学生育英奨学基金
本田弁二郎留学生技術者育成奨学基金
大槻記念アジア・アフリカ留学生奨学基金
123
業務内容
日
本
信
託
銀
行
業
務
内
容
124
1. 信託業務
ア. 金銭信託
信託引受の際、信託財産として金銭を受け入れ、こ
れを貸付金・有価証券等に運用し、信託終了の際、金銭
をもって受益者に交付する信託であります。
信託財産たる金銭の運用方法を貸付あるいは公社
債への投資等契約により委託者が指定するもの(指
定金銭信託)、信託財産たる金銭の運用方法及び目的
物を何会社への貸付金あるいは何会社株式への投資
等契約により委託者が特定するもの(特定金銭信託)
があります。
金銭信託で受託した信託金の効率的な運用を図る
ため、金銭投資基金信託に再信託し、運用を行うこと
もあります。
イ. 年金信託
年金信託契約に基づき、企業、厚生年金基金又は国
民年金基金より拠出される掛金を信託財産として受
け入れ、これを契約により委託者が予め指定するも
のに運用することによって退職者等に年金又は一時
金を支給する信託であります。
年金信託で受託した信託金の効率的な運用を図る
ため、年金投資基金信託に再信託し、貸付、株式、公社
債等に投資運用することもあります。
ウ. 財産形成給付信託
財産形成給付金信託契約に基づき、企業より拠出さ
れる掛金を信託財産として受け入れ、これを契約によ
り委託者が予め指定するものに運用することによっ
て従業員等に給付金を支給する信託(財産形成給付金
信託)と、財産形成基金信託契約に基づき、勤労者財産
形成基金より拠出される掛金を信託財産として受け
入れ、これを契約により委託者が予め指定するものに
運用することによって基金の加入員等に給付金を支
給する信託(財産形成基金信託)であります。
財産形成給付金信託及び財産形成基金信託で受託
した信託金の効率的な運用を図るため、財産形成投
資基金信託に再信託し、貸付、公社債等に投資運用す
ることもあります。
エ. 証券投資信託
投資信託及び投資法人に関する法律に基づき、投
資信託委託業者が受益証券の発行によって集めた資
金を信託財産として受け入れ、これを委託者の指図
に従って株式、公社債等に投資運用し、信託終了の際
は金銭をもって受益者に交付する信託であります。
オ. 金銭信託以外の金銭の信託
信託引受の際、信託財産として金銭を受け入れ、こ
れを委託者の指図に従って投資運用し、信託終了の
際は、信託財産を現状のまま受益者に交付する信託
であります。
信託財産たる金銭の運用方法を貸付あるいは公社
債への投資等契約により委託者が指定するもの(指
定金外信託)、信託財産たる金銭の運用方法及び目的
物を何会社への貸付金あるいは何会社株式への投資
等契約により委託者が特定するもの(特定金外信託)
があります。
カ. 有価証券の信託
信託引受の際、有価証券を受け入れる信託で、信託
財産として受け入れた有価証券の管理を目的とし、
公社債の利札や償還金の取立、株式配当金の受取、株
式の払込、株主権の行使等を代行する信託(管理有価
証券信託)と、信託財産として受け入れた有価証券の
運用を目的とし、有価証券本来の所得(利札金、配当
金等)の他に運用利益をあげる信託(運用有価証券信
託)があります。
キ. 金銭債権の信託
金銭債権の取立、管理、処分及びこれに関連する担
保権の保全等を目的とする信託であります。貸付債
権・リース債権・売掛債権等の信託がこの形態で利用
されております。
ク. 動産の信託
車両その他の輸送用設備、機械用設備の管理又は
処分を目的とする信託であります。賃貸料の取立、租
税公課、修繕費用の支払等の管理事務を行うほか売
却等処分に関する事務を代行する場合に利用されて
おります。
ケ. 土地及びその定着物の信託
不動産信託ともいわれ、土地、建物等の管理又は処
分を目的とする信託であります。受託不動産の地代、
家賃の取立、租税公課、修繕費用の支払等の管理事務
を行う場合や不動産の流動化に多く利用されており
ます。
コ. 地上権の信託
地上権の保全活用を目的とする信託であります。
サ. 土地の賃借権の信託
土地の賃借権の保全活用を目的とする信託であり
ます。
シ. 包括信託
信託引受の際、信託財産として財産の種類(金銭、有
価証券、金銭債権など)を異にする二つ以上の財産を
一信託契約により受け入れる信託であります。
ス. 特定持分の信託
資産の流動化に関する法律に基づき特定目的会
社の発起人が有する出資持分を管理する信託であり
ます。
2. 普通銀行業務
ア. 預金業務
(ア)預金
当座預金、普通預金、通知預金、定期預金、別段預
金、納税準備預金、非居住者円預金及び外貨預金等を
取扱っております。
(イ)譲渡性預金
譲渡可能な定期預金を取扱っております。
イ. 貸付、手形の割引
手形貸付、証書貸付、当座貸越並びに銀行引受手形、荷
付為替手形、商業手形の割引を行っております。
ウ. 内国為替
送金為替、当座振込及び代金取立等を取扱ってお
ります。
エ. 外国為替
外国為替公認銀行として輸出、輸入及び外国送金
その他外国為替に関する各種業務を取扱っておりま
す。
オ. 商品有価証券の売買
国債等公共債の売買業務を行っております。
カ. 有価証券への投資
預金の支払準備及び資金運用のため国債、地方債、
社債、株式及びその他の証券に投資しております。
キ. 貸付有価証券
顧客が取引保証等として差し入れる公社債等を貸
し渡すものであります。
3. 担保附社債に関する信託業務
担保附社債信託法に基づき、社債に対し付せられた担
保権の信託に関する業務であります。
4. その他併営業務
ア. 保護預り
(ア)開封預り
公社債、株式等の寄託物を封かんせず現品のまま
預り保管の責に任ずるものであります。
(イ)封かん預り
寄託者自身が密封した有価証券、その他貴重品を
預り保管の責に任ずるものであります。
(ウ)貸金庫
金庫室に大小多数の保護函を備え、これを顧客に
貸し渡すものであります。
イ. 債務の保証(支払承諾)
顧客の依頼により銀行等に対し保証書等の形式に
より保証料を徴して保証するものであります。
ウ. 不動産売買の媒介
エ. 不動産貸借の媒介
オ. 不動産の鑑定評価
カ. 金銭貸借の媒介
キ. 国債、地方債及び政府が元本の償還及び利息の支払
について保証している社債その他の債券の引受、売
出又は募集若しくは売出の取扱い
ク. 株式の払込金等の受入
ケ. 公社債の元利金、株式配当金及びその他の証券に対
する収益分配金の支払
コ. 財産に関する遺言の執行
サ. 会計の検査
シ. 次の事項に関する代理事務
(ア)財産の取得、管理、処分又は貸借
有価証券等の売買代理のほか、顧客に対して投資
に関する情報提供、投資相談等を行う投資顧問業務
があります。
(イ)財産の整理又は清算
(ウ)債権の取立
(エ)債務の履行
ス. 証券代行業務
当社が商法上の「名義書換代理人」として、委託会
社に代わり株式の名義書換、配当金の支払、株主総会
の招集通知状の発送、増資に伴う事務、株主からの諸
届の受理等株式事務一切を行うものであります。
セ. 社債等登録法による登録機関として行う公社債の登
録事務
ソ. 日本銀行国債代理店及び歳入代理店事務並びに地方
公共団体の公金収納事務等
タ. 中小企業金融公庫、住宅金融公庫及び年金資金運用
基金代理貸付等
チ. 国債等公共債の窓口販売
(平成13年7月1日現在)
組織図
総合企画部(広報室)
関連事業室
事務部
事務管理部(事務リスク管理室)
総務部(秘書室)
人事部(人材開発室)
検査部
法務コンプライアンス室
監 監
査 査
役 役
会
お客様サービス室
与信監査室
市場リスク管理室
運用リスク管理室
審査部
債権管理室
株
主
総
会
取
締
役
会
社 常
長 務
会
資金証券部
営業統括部
ローンセンター
本店
支店
日
本
信
託
銀
行
個人財務部
不動産企画部(不動産鑑定室)
不動産部
不動産投資開発室
受託運用部
組
織
図
/
事
業
系
統
図
年金信託部(年金コンサルティング室)
年金営業部
証券信託営業部
受託資産管理部
証券代行部
(平成13年7月1日現在)
事業系統図
日本信託銀行
連結子会社
日信ビジネスサービス株式会社
(銀行事務代行業務)
日信ビル管理株式会社
(店舗・厚生施設等の管理業務)
日信信用保証株式会社
(信用保証業務)
日信住宅販売株式会社
(不動産仲介業務)
125
(平成13年6月1日現在)
日本信託銀行の商品・サービス
信託商品
項
目
しくみと特色
預け入れ金額
預け入れ期間
少額の資金から預け入れ可能ですので、お客さまのプランに合わせてご利用いただけ
ます。金融情勢により半年ごとに配当率(利回り)が上下する変動制の商品です。
5,000円以上
1円単位
1年以上、2年以上、
5年以上
1カ月の据置期間経過後は、いつでも必要な額だけを自由にお引き出しができる便利
な商品です。金融情勢により毎月、配当率
(利回り)が上下する変動制の商品です。
10万円以上
1万円単位
1カ月以上
パピーラブ信託*
積立期間5年の積立型金銭信託です。信託総合口座からの自動積み立てが便利です。
5,000円以上
1,000円単位
5年
信託総合口座
貸付信託・ヒット・スーパーヒット・国債等公共債・普通預金・自動融資を1冊にセッ
ト、
「増やす、支払う、借りる」の3機能を備えた便利な通帳です。自動融資は、貸付
信託およびヒット・スーパーヒットを担保に最高500万円、国債等公共債を担保に最
高200万円、合計700万円までご利用いただけます。
ヒットスウィング
サービス
普通預金の残高が、公共料金のお支払いやATMからのお引き出しなどにより不足した
場合に、ヒット満期金を自動的に解約し不足分を補うサービスです。さらに、毎月1
回のご指定日に普通預金に一定額以上の余裕金があるときはヒットを自動的に作成す
るサービスとの2つの機能を併せもつセットサービスです。
金銭信託*
ヒット
(金銭信託・1カ月据置型)
(注)平成12年5月5日設定分から貸付信託の新規募集を停止いたしました。なお、すでにお預け入れいただいている貸付信託は、預金保険制度の対象となります。
預金商品
種
日
本
信
託
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
類
しくみと特色
預け入れ期間
当座預金*
1円以上
自由
普通預金*
出し入れ自由の最も一般的な預金です。年金・給与などの自動受取、公共料金の自動
支払いやキャッシュカードのサービスなどもご利用になれます。
1円以上
自由
通知預金*
払い出しの2日前に予告が必要です。利率は普通預金より高く、まとまったお金を一
時的に預けるときに便利です。
5万円以上
7日以上
譲渡性預金
満期の前に資金が必要なときは譲渡することにより換金できます。
5,000万円以上
1,000万円単位
1日以上
2年以内
自由金利型定期預金
(M型)
*
「スーパー定期」
金利は、お預け入れ時の市場実勢に応じて設定します。
100円以上
1円単位
1カ月、3カ月、6カ月、1年、2年、
3年、4年、5年、および1カ月超
5年未満で満期日を自由に
指定できる期日指定方式
自由金利型定期預金
*
「大口定期」
金利は、お預け入れ時の市場実勢に応じて設定します。
1,000万円以上
1円単位
1カ月、3カ月、6カ月、1年、2年、
3年、4年、5年、および1カ月超
5年未満で満期日を自由に
指定できる期日指定方式
払い出しは納税目的の場合に限られますが、利息は非課税です。
1円以上
自由
納税準備預金*
財産形成信託商品
商品の種類
しくみと特色
財産形成信託*
勤労者財産形成促進法に基づく勤労者のための貯蓄で、給与から天引きされた積立金を貸付信託あるいは金銭信託で安全・確実に運用し
ます。(平成12年5月5日より貸付信託型財産形成信託の取り扱いを中止しています)
財産形成年金信託*
目的型財産形成信託であり、550万円の非課税枠が利用できます。60歳以降5年以上20年以内の期間にわたって、年金払いによる受給
となります。(平成12年5月5日より貸付信託型財産形成年金信託の取り扱いを中止しています)
財産形成住宅信託*
目的型財産形成信託であり、550万円の非課税枠がご利用できます。住宅の取得・新築・一定の増改築等の資金に充当することが条件
となります。
財産形成給付金信託
事業主が、一定の資格要件を満たした財形貯蓄の加入者に対し、毎年定期的に金銭を拠出し、7年間の運用後、元利合計額を勤労者に給
付するものです。事業主にとっては拠出金が損金扱いになり、受給する勤労者にとっては一時所得扱いになります。
*
126
預け入れ金額
主として営業用取引の決済に利用され、払い出しには小切手または手形を使用する預
金です。
預金保険制度の対象となる商品です。
各種個人ローン
商品名
使いみちと特色
融資金額
融資期間
ジャンボライフローン
ご融資枠の範囲内で何度でも繰り返しご利用いただけます。(変動金利)
100万円〜
1億円
1年〜30年
グランドプライベートローン
賃貸マンションやアパートの新築・増改築などにご利用いただけます。(変動金利)
100万円〜
1億円
1年〜30年
10万円〜
1億円(変動)
10万円〜
3,000万円
(固定)
1年〜35年
(変動)
1年〜25年
(固定)
ジャンボ住宅ローン
マイホームの購入・新築・増改築や居住用土地の購入にご利用いただけます。
※同居する親子が二世代にわたってご利用いただける親子二世代型もございます。
(変動金利または固定金利)
リフォームローン
マイホームの増改築、システムキッチン・バス・トイレ・インテリアの購入など住宅
関連設備資金にご利用いただけます。(固定金利)
10万円〜
500万円
1年〜7年
進学教育ローン
お子さまのご入学・進学時に学校あてに納付する入学金・授業料などにご利用いただ
けます。(固定金利)
10万円〜
300万円
1年〜10年
カードローン
ご利用限度額内でいつでも何回でも繰り返しご利用いただけます。(変動金利)
50万円〜
300万円
1年
(自動更新)
その他のサービス
項
目
サービス内容
内国為替
日本信託銀行の本支店間または他の銀行へのご送金、お振込み、および手形・小切手のお取り立てなどの業務を取り扱っております。
貸金庫
信託・預金などの証書や通帳、有価証券、貴金属などを保管します。
保護預り
信託証書、預金証書、公社債、株券などをお預かりいたします。お客さまのご依頼により債券などの元利金のお取り立てサービスもいた
します。
(注)上記のサービスには所定の手数料を申し受けます。
公益信託の受託一覧
昭和
日
本
信
託
銀
行
02.07.05
荒木信次記念交通遺児育英基金
54.11.07
アジア・コミュニティ・トラスト*
02.11.13
横浜野毛地区まちづくりトラスト*
57.04.02
友末洋治記念奨学基金
03.05.09
武井記念奨学基金
57.07.14
大木ナカ記念奨学基金
03.05.27
大野奨学基金
57.08.26
田村清蔵記念奨学基金
03.07.01
地球環境日本基金*
59.07.20
斎藤六三郎記念数学教育助成基金
03.07.10
團生物科学国際基金
59.10.31
松岡記念県民医療研究助成基金
03.08.01
天皇陛下御即位記念国民公園保存基金*
61.03.19
荒木信次記念京都府養護学校援助基金
03.12.24
前多豊吉記念消化器病学振興基金
61.04.28
天皇陛下御在位 60 年記念ジャパントラスト*
04.09.01
小野音響学研究助成基金
61.06.06
日本信託ジャパントラスト
04.11.20
佐藤記念癌研究助成基金
62.03.31
京都府立農芸高等学校国際交流育成基金
06.05.13
小澤・吉川記念エレクトロニクス研究助成基金
63.04.05
あだちまちづくりトラスト*
06.09.21
花塚豊太郎記念奨学基金
63.04.22
土浦ロータリー大塚記念奨学基金
06.12.27
土川記念哺乳動物研究助成基金
63.09.20
中村奨学基金
07.03.31
ヨコハマポートサイドまちづくりトラスト*
63.10.31
田沼多喜男記念奨学基金
07.06.13
今井記念尾瀬・日光自然保護基金
07.10.18
阪神・淡路大震災遺児育英基金*
平成
01.04.04
旧オカヤ工業労働組合教育振興援助基金
07.10.26
阪神・淡路大震災遺児就学援助基金*
01.12.26
西田記念基礎有機化学研究助成基金
10.03.16
ミカミまちづくり育英基金
01.12.26
西田記念東洋陶磁史研究助成基金
12.05.11
齊藤 KTC 奨学援助基金
02.02.28
あがしん地域文化振興基金
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
受託件数 37 件
*印は他社との共同受託
127
主な手数料一覧
1. 振込手数料
(消費税・地方消費税を含む)
当社本・支店宛 他行宛(電信扱) 他行宛(文書扱)
1万円未満1件につき
1万円以上3万円未満1件につき
3万円以上1件につき
105円
210円
420円
420円
525円
735円
2. 代金取立手数料
315円
420円
630円
(消費税・地方消費税を含む)
当社本・支店宛 他行宛(至急扱) 他行宛(普通扱)
1件につき
420円
840円
3. 現金自動預入支払機(ATM)利用手数料
日本信託銀行カードによる引き出し
SOCS提携カードによる引き出し
MICS提携カードによる引き出し
稼働時間
平日
土曜
(消費税・地方消費税を含む)
無料
105円
105円
210円
8:45〜18:00
9:00〜14:00
4. 国債等公共債保護預り手数料
平日
土曜
日曜
18:00〜19:00
14:00〜17:00
9:00〜17:00
(消費税・地方消費税を含む)
年間
日
本
信
託
銀
行
630円
1,260円(1カ月 105円)
5. 不動産売買の媒介手数料
売買価額(消費税・地方消費税を除く)
規定手数料
200万円以下の場合
200万円を超え400万円以下の場合
400万円を超える場合
売買価額×5%
売買価額×4%+2万円
売買価額×3%+6万円
6. 遺言書保管手数料
初年度保管料
次年度以降保管料
執行報酬は次の(1)と(2)の合計額です。
(1)基本報酬
(2)財産比例報酬
財産価額に次の率を乗じた額の合計
①当社の預金・信託
②その他の積極財産
・3億円以下の部分
・3億円超〜5億円以下の部分
・5億円超〜10億円以下の部分
・10億円超の部分
(注)財産価額は相続税評価額によります。
(注) 不動産売買の媒介手数料、遺言書保管手数料、遺言執行手数料には、消費税・地方消費税が含まれておりませんので、消費税・地方消費税を別途ご負担いただきます。
上記以外にも、業務・サービスに関連した種々の手数料をいただいております。詳細につきましては、最寄りの本・支店窓口にお問い合わせください。
金融商品の勧誘方針
1. お客様の知識、経験、財産等の状況を考慮し、適切な金融商品の勧誘を行います。
2. お客様に商品内容やリスクの内容などの重要な事項を十分にご理解いただけるよう努めます。
3. 勧誘を行うに際しては、法令、諸規則を遵守します。
4. お客様に断定的な判断を示したり、事実と異なる情報を提供するなど、お客様の誤解を招くような勧誘は行いません。
5. お客様からのご要請またはご了解のない限り、早朝や深夜などの不適当な時間帯には電話や訪問による勧誘を行いません。
6. お客様から勧誘を拒絶する旨のお申し出があった場合には、速やかに勧誘行為を中止します。
7. お客様に対して常に適切な勧誘を行うことができるように、商品知識およびマナーの向上に努めます。
128
50,000円
5,000円
7. 遺言執行手数料
日本信託銀行役職員がお客様に金融商品の勧誘を行う場合には、以下に掲げる事項を遵守致します。
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
年間
300,000円
0.3%
1.0%
0.6%
0.3%
0.2%
○
○
○
○
130
132
135
138
東京三菱銀行
141
主要な経営指標等の推移
(連結)
連結財務諸表
連結情報
主要な経営指標等の推移
(単体)
財務諸表
単体情報:営業の概況
単体情報:銀行業務の状況
単体情報:その他業務の状況
店舗・人員の状況
資本・株式の状況
141
142
160
166
167
180
183
192
193
194
三菱信託銀行
196
主要な経営指標等の推移
(連結)
連結財務諸表
連結情報
主要な経営指標等の推移
(単体)
財務諸表
単体情報:営業の概況
単体情報:信託業務の状況
単体情報:銀行業務の状況
単体情報:その他業務の状況
店舗・人員の状況
資本・株式の状況
196
197
215
220
221
233
236
243
254
256
257
日本信託銀行
259
主要な経営指標等の推移
(連結)
連結財務諸表
連結情報
主要な経営指標等の推移
(単体)
財務諸表
単体情報:営業の概況
単体情報:信託業務の状況
単体情報:銀行業務の状況
単体情報:その他業務の状況
店舗・人員の状況
資本・株式の状況
259
260
270
275
276
285
288
295
304
306
307
三菱東京フィナンシャル・グループ
309
資本・株式の状況
309
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
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○
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○
○
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○
○
○
○
○
○
○
○
三菱東京フィナンシャル・グループ
(連結合算の業績)
東京三菱銀行
(連結・単体)
三菱信託銀行
(連結・単体)
日本信託銀行
(連結・単体)
○
130
○
業績の概要
○
○
○
○
○
○
○
業績の概要・財務データ
129
連結合算の業績
三菱東京フィナンシャル・グループは株式移転により平成 13 年 4 月 2 日に設立いたしましたので、平成 12 年度の決算実績
はありません。連結合算の業績の計数は、東京三菱銀行および三菱信託銀行各行の連結財務諸表等の単純合算計数を記載し
ています。(日本信託銀行の計数については、東京三菱銀行の連結財務諸表等に含まれています)
連結合算貸借対照表[連結合算]
(単位:百万円)
平成11年度
連結合算損益計算書[連結合算]
平成12年度
資産の部合計
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
連
結
合
算
の
業
績
8,271,742
1,636,675
3,037,144
323,332
6,028,006
394,003
23,595,993
△ 73
47,884,359
813,007
10,535,165
1,054,595
1,514
602,958
ー
5,931,052
△ 1,583,649
51,323,825
2,988,773
4,545,012
3,393,442
ー
251,956
1,832,766
1,682,566
666,766
2,646,975
253,428
4,308,983
7,561,655
77,436
ー
94,502
94
25,162
135,424
5,713,070
負債の部合計
87,501,843 104,489,182
(少数株主持分)
少数株主持分
56,215,047
3,781,234
3,412,249
3,183,179
6,843,387
448,776
3,130,222
1,543,558
432,923
3,076,297
201,464
3,672,717
12,260,864
ー
141,547
42,618
363
41,509
130,169
5,931,052
187,212
(資本の部)
資本金
資本準備金
再評価差額金
連結剰余金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
1,078,763
842,303
215,779
1,564,160
ー
ー
1,078,763
842,303
212,561
1,368,120
452,772
△ 104,690
計
3,701,007
3,849,830
△ 14
△0
△ 77
△ 315
3,700,991
3,849,436
負債、少数株主持分及び資本の部合計
資金運用収益
(うち貸出金利息)
(うち有価証券利息配当金)
信託報酬
91,357,513 108,525,831
4,574,576
3,602,993
2,681,394
2,404,033
(1,371,039)
(1,468,337)
(393,106)
(396,670)
98,384
役務取引等収益
113,451
277,467
369,127
62,632
171,587
その他業務収益
356,648
225,391
その他経常収益
1,098,047
319,401
特定取引収益
経常費用
資金調達費用
(うち預金利息)
(うち債券利息及び債券発行差金償却)
役務取引等費用
4,109,850
3,717,283
1,680,545
1,473,117
(540,214)
(781,456)
(51,733)
(32,248)
69,020
63,992
1,064
72,083
その他業務費用
302,372
110,375
営業経費
854,086
925,047
1,202,761
1,072,666
464,725
△ 114,289
特定取引費用
その他経常費用
経常利益(△は経常損失)
特別利益
169,921
53,630
特別損失
103,900
23,525
530,746
△ 84,185
税金等調整前当期純利益
(△は税金等調整前当期純損失)
法人税、住民税及び事業税
還付法人税等
法人税等調整額
少数株主利益
当期純利益(△は当期純損失)
207,411
108,998
ー
△ 12,649
150,317
△ 74,246
11
18,290
173,007
△ 124,578
信託財産額[連結合算]
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
(平成12年3月31日現在)(平成13年3月31日現在)
信託財産額*
154,678
資本の部合計
経常収益
91,357,513 108,525,831
(負債の部)
預金
譲渡性預金
債券
コールマネー及び売渡手形
売現先勘定
コマーシャル・ペーパー
特定取引負債
借用金
外国為替
社債
転換社債
信託勘定借
その他負債
退職給与引当金
退職給付引当金
債権売却損失引当金
特別法上の引当金
繰延税金負債
再評価に係る繰延税金負債
支払承諾
自己株式
子会社の所有する親会社株式
130
7,238,822
1,772,377
ー
171,062
5,176,779
460,714
16,288,821
△ 630
48,053,864
864,530
5,159,531
1,066,532
1,516
800,178
8,187
5,713,070
△ 1,417,845
平成12年度
平成11年4月 1 日から 平成12年4月 1 日から
( 平成12年3月31日まで
) ( 平成13年3月31日まで )
(平成12年3月31日現在)(平成13年3月31日現在)
(資産の部)
現金預け金
コールローン及び買入手形
買現先勘定
買入金銭債権
特定取引資産
金銭の信託
有価証券
投資損失引当金
貸出金
外国為替
その他資産
動産不動産
債券繰延資産
繰延税金資産
連結調整勘定
支払承諾見返
貸倒引当金
(単位:百万円)
平成11年度
*
47,089,238
連結合算対象範囲[連結合算]
(単位:社)
平成11年度
連結子会社
持分法適用会社
*
49,247,417
三菱信託銀行、日本信託銀行ならびに東京信託銀行各行の信託財産額の単純合算計数を記載
しています。
記載金額は単位未満を切り捨てて表示しています。
169
40
平成12年度
179
40
自己資本比率(国際統一基準)[連結合算]
(単位:億円)
平成11年度
(1)自己資本比率
(2)Tier 1
(3)Tier 2
(イ)うち自己資本に計上されたその他有価証券含み益
(ロ)うち自己資本に計上された再評価差額
(ハ)うち劣後ローン・劣後債券残高
(4)控除項目
(5)自己資本額 (2)+(3)−(4)
(6) リスク・アセット等
平成12年度
11.42%
36,008
33,069
5,524
1,580
24,102
193
68,884
602,894
10.15 %
33,392
31,503
3,373
1,542
23,795
1,219
63,677
627,158
(注) 東京三菱銀行にTier 1 を上回るTier 2 がありますが、本表ではその超過額をTier 2 に算入していません。
有価証券の評価損益[連結合算]
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
評価損益
評価損益
評価益
評価損
満期保有目的
その他有価証券
株式
債券
その他
前期比
16,948
748,642
560,099
111,350
77,192
合計
株式
債券
その他
評価益
評価損
17,045
1,205,038
966,365
113,412
125,259
96
456,396
406,266
2,062
48,067
1,643,608
1,739,993
96,385
765,590
△ 878,017
1,222,083
456,492
1,544,901
45,818
52,888
1,617,320
51,662
71,010
72,419
5,843
18,122
560,099
122,554
82,936
△ 984,801
76,736
30,047
966,365
124,618
131,099
406,266
2,063
48,162
(注) 1. 平成12年度には、
「有価証券」のほか、
「現金預け金」中の譲渡性預け金、ならびに「買入金銭債権」中の商品投資受益権等が含まれています。
2.「その他有価証券」については、時価評価していますので、上記の表上は、貸借対照表価額と取得原価との差額を 計上しています。
退職給付関連[連結合算]
●退職給付費用
(単位:百万円)
平成12年度
退職給付費用
勤務費用
利息費用
期待運用収益
会計基準変更時差異処理額
その他
49,389
25,669
30,240
△ 32,627
18,137
7,968
(単位:百万円)
平成12年度
(A)
973,222
(割引率)子銀行及び国内連結子会社 2.5 〜 3.2%、
生により、
企業年金等に関する情報の重要性が高まってき
たこと、さらに会計基準の国際的調和を図ること等を背景
にして、平成 12 年 4 月 1 日以後開始される営業年度か
(B)
(Aー B)
(C)
(D)
(Aー B + Cー D)
退職給付会計により、
営業年度末までに発生している退
職給付債務(退職金、企業年金等に係る債務)を、一定の
割引率および従業員の残存勤務期間等に基づき計算し、
こ
の退職給付債務に未認識過去勤務債務等を加減した額か
海外連結子会社 7.5 〜 7.75%
年金資産時価総額
未積立退職給付債務
前払年金費用
退職給付引当金
要償却残額
会計基準変更時差異未処理額
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務
退職給付会計は、年金資産の運用利回り低下や含み損発
ら実施されています。
●退職給付債務残高
退職給付債務残高
退職給付会計について
636,482
336,739
12,833
141,547
208,026
72,537
134,922
565
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
ら、年金資産額を控除した金額を退職給付引当金として負
債に計上しています。また、1 年間に新たに発生した退職
給付債務を退職給付費用として計上しています。
なお、三菱東京フィナンシャル・グループでは、退職給
付債務計算に係る割引率として、国内連結子会社には2.5
%〜 3.2%を適用しています。
連
結
合
算
の
業
績
(注) 東京三菱銀行および三菱信託銀行は割引率として2.9%、日本信託銀行は3.2%を適用
しています。
131
業績の概要
(連結)
連結対象範囲
(単位:社)
平成10年度
連結子会社
持分法適用会社
平成11年度
143
33
平成12年度
142
25
154
25
利益総括表
(単位:億円)
平成10年度
資金利益
信託報酬
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
営業経費
その他経常損益
経常利益(△は経常損失)
特別損益
税金等調整前当期純利益(△は税金等調整前当期純損失)
法人税等
少数株主利益(△は少数株主損失)
当期純利益(△は当期純損失)
9,207
340
2,112
824
1,775
7,592
△ 7,514
△ 846
1,034
187
1,088
△ 31
△ 868
平成11年度
8,598
303
1,731
602
358
6,977
△ 1,197
3,419
635
4,055
2,784
△8
1,279
平成12年度
7,789
350
2,668
943
1,150
7,716
△ 6,422
△ 1,236
152
△ 1,084
120
185
△ 1,389
資産・負債・資本の状況
(単位:億円)
平成10年度
資産
うち現金預け金
貸出金
有価証券
貸倒引当金
負債
うち預金
債券
貸倒引当金
少数株主持分
資本
負債、少数株主持分及び資本の部合計
786,009
43,742
433,968
99,160
ー
756,946
420,818
50,191
11,553
1,485
27,577
786,009
平成11年度
747,955
59,711
394,477
116,238
△ 10,588
717,920
421,265
45,450
ー
1,502
28,532
747,955
平成12年度
898,435
73,487
388,841
175,682
△ 12,463
867,673
458,349
34,122
ー
1,836
28,925
898,435
連結自己資本比率(国際統一基準)
(単位:億円)
平成10年度
東
京
三
菱
銀
行
業
績
の
概
要
︵
連
結
︶
132
自己資本比率
Tier 1 比率
自己資本額
Tier 1
Tier 2
リスク・アセット等
10.47%
5.23%
53,154
26,577
29,801
507,657
平成11年度
11.46%
5.73%
55,061
27,540
31,283
480,348
平成12年度
9.69%
4.94%
48,966
24,982
29,495
505,190
(注) 子会社を含めた日本会計基準に基づく連結財務諸表をベースに計数を算出しています。
子会社・連結会社の範囲については、平成10年度より従来の持
株基準に代えて、実質基準を適用しています。平成12年度連結決
算における連結子会社数は154社、持分法適用会社数は25社と
なっています。
資金利益は、平成11年度
(以下、前年)
に比べ808億円
(9.4%)
減少して7,789億円となりました。信託報酬は、すべて子会社によ
るものですが、前年比47億円増加して350億円となりました。役
務取引等利益は、前年比936億円
(54.1%)
増加して2,668億円
となりました。これは、平成11年度末に連結子会社となった
(株)
ディーシーカードの収益が平成12年度に加わったことが主因で
す。特定取引利益は、前年比341億円
(56.6%)
増加して943億
円となりました。
その他業務利益は、債券関係損益の増加を主因に、
前年比792億円
(221.3%)
増加して1,150億円となっています。
営業経費は、前年比739億円
(10.5%)
増加して7,716億円と
なりましたが、
これも
(株)
ディーシーカードの連結子会社化による
増加が主因です。
その他経常損益は、株式等関係損益の減少を主因に前年比
5,225億円減少し6,422億円の損失となっています。
以上の結果、平成12年度は経常損失1,236億円、当期純損失
1,389億円の赤字決算となりました。
総資産は、円安による外貨建資産の円換算額の増加、債券現先
取引に係る会計処理基準の変更、
その他有価証券に対する時価会
計の導入等により、前年比15兆479億円
(20.1%)
増加して89
兆8 , 4 3 5 億円となりました。貸出金は、前年比5 , 6 3 5 億円
(1.4%)
減少して38兆8,841億円となりました。総負債は、前年
比14兆9,752億円
(20.8%)
増加して86兆7,673億円となり
ましたが、
このうち預金は前年比3兆7,084億円
(8.8%)
増加して
45兆8,349億円となりました。資本については、
その他有価証券
の時価評価に伴う評価差額金3,389億円の計上により、連結剰余
金の減少を補った結果、前年比392億円(1.3%)増加して2兆
8,925億円となりました。
国際統一基準による連結自己資本比率は、前年比1.77%低下
し9.69%になりました。
業績の概要
(単体)
利益総括表
(単位:億円)
平成10年度
資金利益
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
業務粗利益
業務粗利益率
経費(除く臨時経費)
債券費・社債費
一般貸倒引当金繰入額①
業務純益
(一般貸倒引当金繰入額控除前業務純益)
臨時損益
貸出金償却
個別貸倒引当金繰入額
共同債権買取機構宛債権売却損・確定損
債権売却損失引当金繰入額
特定債務者支援引当金繰入額
子会社・関連会社支援損
特定海外債権引当勘定繰入額
その他与信関係費用
(与信関係費用 臨時損益計上分②)
株式等売却益
株式等売却損
株式等償却
投資損失引当金繰入額
(株式等関係損益)
その他臨時損益
経常利益(△は経常損失)
平成11年度
平成12年度
7,382
982
687
1,759
6,769
1,017
481
354
5,809
1,191
612
1,064
10,811
1.77%
8,622
1.57%
8,678
1.42%
4,753
9
456
4,592
21
63
4,788
ー
1,150
5,591
(6,047)
3,945
(4,008)
2,739
(3,889)
△ 5,814
1,015
4,318
751
297
ー
1,322
283
449
△ 1,755
778
845
840
417
469
551
△ 63
1,142
△ 5,124
1,561
2,477
27
ー
ー
56
5
261
(8,439)
(4,981)
(4,390)
4,603
200
1,348
ー
7,867
302
3,049
1,001
1,604
171
1,913
10
(3,054)
(3,514)
(△ 490)
△ 429
△ 288
△ 244
△ 223
2,189
△ 2,385
特別損益
921
609
131
税引前当期純利益(△は税引前当期純損失)
法人税等
698
244
2,799
2,036
△ 2,253
△ 512
453
762
△ 1,741
8,895
5,045
5,540
当期純利益(△は当期純損失)
与信関係費用(①+②)
● 業務純益
「業務純益」
とは、銀行の基本的な業務の成果を示すものといわれている銀行固有の利益指標です。
「業務純益」は、預金、貸出金、有価証券などの利息収支を示す「資金利益」、各種手数料などの収支を示す「役務取引等利益」、金利等の短期的な変動などを利用して得た収支を示す「特定取引利益」、
債券や外国為替などの売買損益を示す「その他業務利益」の4つを合計した「業務粗利益」と、控除項目である
「一般貸倒引当金繰入額」および「経費」から構成されています。
なお、この「業務純益」は銀行が一般に公表する損益計算書の様式には設けられていません。
資産・負債・資本の状況
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
資産
うち現金預け金
貸出金
有価証券
貸倒引当金
698,069
41,623
388,682
100,119
ー
666,831
55,299
354,036
118,748
△ 8,200
781,866
69,999
344,338
175,200
△ 9,947
負債
うち預金
債券
貸倒引当金
669,207
397,840
50,273
10,200
637,529
396,534
45,465
ー
751,402
425,688
34,161
ー
資本
負債及び資本の部合計
28,862
29,302
30,464
698,069
666,831
781,866
単体自己資本比率(国際統一基準)
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
自己資本比率
11.87%
12.75%
Tier 1 比率
5.93%
6.38%
5.69%
53,012
26,506
28,079
53,803
26,911
28,946
49,036
24,756
27,109
446,342
421,673
434,589
自己資本額
Tier 1
Tier 2
リスク・アセット等
(注) 日本会計基準に基づく財務諸表をベースに計数を算出しています。
東
京
三
菱
銀
行
業
績
の
概
要
︵
単
体
︶
11.28%
133
有価証券の評価損益
平成12年度から、その他有価証券の評価方法を時価法に移行しました。有価証券の評価損益は、6,737億円となっています。
(単位:億円)
評価損益
評価益
評価損
平成 10 年度 合計
11,296
12,430
1,134
平成 11 年度 合計
12,707
14,071
1,364
1
1,226
5,509
4,772
566
169
1
1,685
8,529
7,524
577
428
0
458
3,020
2,751
10
258
6,737
10,216
3,479
5,664
8,744
3,079
平成 12 年度
満期保有目的
子会社・関連会社株式
その他有価証券
株式
債券
その他
合計
平成 12 年度 連結合計
(注) 1. 平成12年度は「国債」
「地方債」
「社債」
「株式」
「その他の証券」のほか、
「預け金」中の譲渡性預け金、ならびに「買入金銭債権」中の商品投資受益権等が含まれています。
2.「その他有価証券」については時価評価していますので、上記の表上は貸借対照表価額と取得価額との差額を計上しています。
3. 平成10年度、平成11年度は上場有価証券および非上場有価証券のうち時価相当額として価格等の算定が可能なものを対象としています。
平成12年度決算は、与信関係費用が予想に比べ大幅に増加し
この結果、業務粗利益から経費ならびに一般貸倒引当金繰入額
たこと、ならびに株式市場の低迷に伴い保有株式に対し減損処理
を差し引いた業務純益は、前年比1,205億円
(30.5%)
減少して
を実施したことから、経常損失2,385億円、当期純損失1,741億
2,739億円となりました。
円の赤字決算となりました。
臨時損益は、損失額が前年比3,369億円
(191.9%)
増加して
資金利益は、内外金利の変動の影響を受けたこと等により前年
5,124億円の損失となりました。
これは株式等関係損益が前年比
比960億円減少して5,809億円となりました。役務取引等利益は、
4,004億円(113.9%)
減少し、490億円の損失となったことが
前年比174億円
(17.1%)
増加して1,191億円となりました。内
主因です。
訳としては、国内業務部門で前年比44億円
(8.8%)
増加して541
以上の結果、平成12年度は経常損失が2,385億円となり、当期
億円、国際業務部門で前年比130億円
(25.0%)
増加して650億
純損失は1,741億円となりました。
円になっています。特定取引利益は、国内業務部門で259億円、国
総資産は、円安による外貨建資産の円換算額の増加、債券現先
際業務部門で353億円計上し合計612億円となり、前年比131
取引に関する会計処理基準の変更、
その他有価証券に対する時価
億円
(27.1%)
増加しました。
その他業務利益は、国債等債券関係
会計の導入等により、前年比11兆5,035億円
(17.2%)
増加して
損益等が382億円と前年比657億円増加したことを主因として、
78兆1,866億円となりました。貸出金の残高は、前年比9,698億
1,064億円となりました。
円
(2.7%)
減少し34兆4,338億円となりました。
以上の結果、業務粗利益は、前年比55億円(0.6%)増加して
総負債は、前年比11兆3,872億円(17.8%)増加して75兆
8,678億円となりました。
これを国内業務部門と国際業務部門に
1,402億円となりました。そのうち預金は前年比2兆9,154億円
分けますと、各々5,607億円
(前年比37億円減少)
、3,070億円
(7.3%)
増加して42兆5,688億円となりました。資本については、
(前年比93億円増加)
となっており、構成比は64.6%、35.4%と
その他有価証券を時価でバランスシートに計上のうえ、
その含み損
なっています。
東
京
三
菱
銀
行
業
績
の
概
要
︵
単
体
︶
一方、経費は、前年比195億円
(4.2%)
増加して4,788億円と
なりました。情報システム投資、新営業店体制移行等に伴う経費の
資本の部に計上したこともあり、前年比1,162億円
(3.9%)
増加
して3兆464億円になっています。
増加により物件費が前年比191億円
(7.7%)
増加して2,657億
また、国際統一基準に基づく単体自己資本比率は、前年比
円となっています。
1.47%低下し11.28%となりました。
● 当期純利益(当期純損失)
● 総資産
■ 連結 ■ 単体
■ 連結 ■ 単体
(単位:億円)
1,400
● 連結自己資本比率/Tier1比率
ー 連結自己資本比率
(単位:兆円)
100
80
12.0
0
60
9.0
-700
40
6.0
-1,400
20
3.0
平成
10年度
平成
11年度
平成
12年度
0
平成
10年度
平成
11年度
平成
12年度
ー Tier1比率
(単位:%)
15.0
700
-2,100
134
益について税効果勘案後の金額、3,348億円を評価差額金として
0
平成
10年度
平成
11年度
平成
12年度
業績の概要
(連結)
連結対象範囲
(単位:社)
平成10年度
連結子会社
持分法適用会社
平成11年度
平成12年度
30
17
27
15
25
15
利益総括表
(単位:億円)
平成10年度
信託報酬
資金利益
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
営業経費
平成11年度
平成12年度
895
1,701
330
38
773
680
1,410
352
13
184
783
1,519
382
51
△0
1,694
1,563
1,533
その他経常損益
△ 3,824
149
△ 1,110
経常利益(△は経常損失)
△ 1,779
1,227
93
△ 11
24
148
△ 1,791
△ 169
6
△ 1,627
1,252
792
9
451
242
100
△2
143
特別損益
税金等調整前当期純利益(△は税金等調整前当期純損失)
法人税等
少数株主利益(△は少数株主損失)
当期純利益(△は当期純損失)
資産・負債・資本の状況
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
資産
うち現金預け金
貸出金
有価証券
貸倒引当金
176,206
11,010
86,390
45,867
ー
165,619
12,677
86,061
46,649
△ 3,590
186,822
9,230
90,001
60,277
△ 3,372
負債
うち預金
貸倒引当金
168,044
89,327
4,509
157,097
91,973
ー
177,218
103,800
ー
38
8,123
44
8,476
35
9,569
176,206
165,619
186,822
少数株主持分
資本
負債、少数株主持分及び資本の部合計
連結自己資本比率(国際統一基準)
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
自己資本比率
11.65%
11.27%
Tier 1 比率
6.84%
6.90%
6.89%
13,822
8,116
5,730
13,822
8,467
5,528
14,711
8,410
6,521
118,587
122,546
121,967
自己資本額
Tier 1
Tier 2
リスク・アセット等
12.06%
(注) 子会社を含めた日本会計基準に基づく連結財務諸表をベースに計数を算出しています。
連結対象となる連結子会社数は25社、持分法適用会社数は15
社となっています。
海外現法の清算に伴う清算配当金等が、連結決算上、相殺消去さ
れるという経理要因によるものです。
信託報酬は、平成11年度
(以下、
前年)
に比べ103億円(15.2%)
総資産は、有価証券の増加等により、前年比2兆1,203億円
増加して783億円となりました。資金利益は、前年比109億円
(12.8%)
増加して18兆6,822億円となりました。
また、総負債は
(7.7%)
増加して1,519億円となりました。役務取引等利益は、前
前年比2兆120億円
(12.8%)
増加して17兆7,218億円となり
年比29億円
(8.4%)
増加して382億円となりました。営業経費は、
ましたが、
このうち預金は前年比1兆1,827億円
(12.8%)
増加し
前年比29億円
(1.8%)
減少して1,533億円となりました。
その他
て10兆3,800億円となりました。資本については、その他有価証
経常損益は、株式等関係損益の減少等により前年比1,260億円
券の時価評価に伴う評価差額金1,138億円の計上を主因に、前
減少し、1,110億円の損失となっています。
年比1,092億円
(12.8%)
増加して9,569億円となりました。
以上の結果、経常利益は93億円、当期純利益は143億円となり
ました。経常利益、当期純利益とも単体比減少しましたが、
これは、
三
菱
信
託
銀
行
業
績
の
概
要
︵
連
結
︶
国際統一基準による連結自己資本比率は、前年比で0.78%上
昇し、12.06%となりました。
135
業績の概要
(単体)
利益総括表
(単位:億円)
平成10年度
信託報酬
貸出金償却
共同債権買取機構売却損
その他の債権売却損等
平成11年度
895
785
15
7
(信託勘定不良債権処理額 ①)
平成12年度
680
442
135
25
(808)
783
181
177
14
(603)
(373)
資金利益
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
1,662
257
21
749
1,429
281
1
219
1,501
320
39
57
業務粗利益
業務粗利益率
3,585
2.19%.
2,612
1.77%.
2,702
1.80%.
経費(除く臨時経費)
一般貸倒引当金繰入額 ②
1,560
801
1,438
△ 340
1,445
454
1,222
(2,832)
1,514
(1,777)
802
(1,630)
△ 249
421
606
9
ー
△6
185
△ 686
300
574
11
ー
△5
55
業務純益
(信託勘定償却前業務純益(一般貸倒引当金繰入前))
臨時損益
貸出金償却
個別貸倒引当金繰入額
共同債権買取機構宛債権売却損・確定損
債権売却損失引当金繰入額
特定海外債権引当勘定繰入額
その他銀行勘定不良債権処理額
(銀行勘定不良債権処理額 ③)
△ 3,160
1,476
1,765
16
66
48
52
(1,215)
(936)
株式等売却益
株式等売却損
株式等償却
(3,425)
555
52
154
2,226
999
16
661
193
147
(株式等関係損益)
(348)
(1,210)
(320)
△ 83
△ 244
△ 70
△ 1,937
1,264
116
その他臨時損益
経常利益(△は経常損失)
特別損益
△8
30
146
税引前当期純利益(△は税引前当期純損失)
法人税等
△ 1,946
△ 749
1,295
772
263
78
当期純利益(△は当期純損失)
△ 1,196
522
184
5,035
1,479
1,764
与信関係費用(①+②+③)
●業務純益=業務粗利益−経費−一般貸倒引当金繰入額
●信託勘定償却前業務純益(一般貸倒引当金繰入前)=業務純益+信託勘定不良債権処理額+一般貸倒引当金繰入額
資産・負債・資本の状況
(単位:億円)
平成10年度
三
菱
信
託
銀
行
業
績
の
概
要
︵
単
体
︶
平成12年度
資産
うち現金預け金
貸出金
有価証券
貸倒引当金
169,986
11,594
85,473
45,998
ー
163,731
12,060
85,855
46,828
△ 3,605
181,618
7,514
89,624
60,335
△ 3,375
負債
うち預金
貸倒引当金
162,606
89,685
4,526
155,928
91,960
ー
172,600
103,673
ー
資本
7,380
7,803
9,017
負債及び資本の部合計
169,986
163,731
181,618
信託財産額
318,595
344,294
364,440
単体自己資本比率(国際統一基準)
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
自己資本比率
11.41%
10.90%
Tier 1 比率
6.41%
6.45%
6.54%
13,040
7,334
5,730
13,100
7,754
5,520
14,111
7,831
6,500
114,252
120,091
119,628
自己資本額
Tier 1
Tier 2
リスク・アセット等
136
平成11年度
(注) 日本会計基準に基づく財務諸表をベースに計数を算出しています。
11.79%
有価証券の評価損益
平成12年度から、その他有価証券の評価方法を時価法に移行しました。有価証券の評価損益は、1,986億円となっています。
(単位:億円)
評価損益
評価益
評価損
平成 10 年度 合計
3,788
4,476
687
平成 11 年度 合計
3,056
3,917
861
平成 12 年度
満期保有目的
子会社・関連会社株式
その他有価証券
株式
債券
その他
142
ー
1,843
777
545
520
142
ー
3,328
2,040
555
732
0
ー
1,484
1,262
10
211
1,986
3,470
1,484
1,991
3,476
1,484
合計
平成 12 年度 連結合計
(注) 1. 平成12年度は、
「有価証券」のほか、
「現金預け金」中の譲渡性預け金および「買入金銭債権」中の信託受益権も含めています。
2.「その他有価証券」については時価評価していますので、上記の表上は貸借対照表価額と取得価額との差額を計上しています。
3. 平成10年度、平成11年度は上場有価証券および非上場有価証券のうち時価相当額として価格等の算定が可能なものを対象としています。
信託報酬は783億円と、前年比103億円(15.2%)増加しまし
信託勘定で373億円となりました。前年比ではそれぞれ279億
た。貸付信託および合同運用指定金銭信託につきましては、元本減
円、230億円減少しています。
また、一般貸倒引当金繰入額は454
少等による減収要因はありましたが、信託勘定不良債権処理額が
億円と、前年比で794億円繰入額が増加しました。
前年比230億円減少したため、288億円と前年比88億円増加し
株式等関係損益は320億円と、前年比890億円(73.5%)減少
ました。
また、受託財産の運用・管理業務を中心としたその他信託報
しました。
このうち株式等償却は147億円と、前年比131億円増加
酬につきましては495億円と前年比14億円増加しました。
しました。
また、
その他臨時損益には、東京都における外形標準課税
資金利益は1,501億円と前年比72億円
(5.0%)
増加しました。
に係る事業税37億円が含まれています。
役務取引等利益は320億円と、前年比38億円
(13.6%)
増加しま
以上により、経常利益は前年比1,148億円(90.8%)減少の
した。不動産業務や証券代行業務に係る手数料収入が好調に推移
116億円、当期純利益は前年比338億円(64.7%)減少の184
したことに加え、退職給付債務に係る計算代行業務等新たな手数
億円となりました。
なお、特別損益には、償却債権取立益113億円、
料収入も寄与しました。
また、特定取引利益についても39億円と前
退職給付信託設定益49億円および退職給付会計の導入に伴う会
年比37億円
(1,922.6%)
増加しましたが、その他業務利益につ
計基準変更時差異処理額31億円が含まれています。
総資産は、18兆1,618億円と前年比1兆7,886億円(10.9%)
いては国債等債券損益の減少を主因に前年比161億円
(73.7%)
増加しました。また、総負債は、17兆2,600億円と前年比1兆
減少して57億円となりました。
6,672億円
(10.6%)
増加しました。
以上から業務粗利益は2,702億円と、前年比90億円(3.4%)
総資産のうち、貸出金は前年比3,769億円(4.3%)
増加して、
増加しました。
期末残高は8兆9,624億円となり、有価証券は前年比1兆3,507
一方、経費は、1,445億円と、前年比7億円
(0.4%)
増加しまし
億円
(28.8%)
増加して、期末残高は6兆335億円となりました。
た。
このうち人件費は628億円と、前年比16億円減少しましたが、
信託財産額は、36兆4,440億円と前年比2兆146億円
物件費は757億円と、システム関係費用の増加を中心に前年比
(5.8%)
増加しました。
22億円増加しました。
信託財産額のうち、貸出金は前年比5,017億円
(25.2%)
減少
以上により信託勘定償却前業務純益
(一般貸倒引当金繰入前)
は1,630億円と、前年比146億円(8.2%)の減少となりました。
ま
して、期末残高は1兆4,849億円となり、有価証券は前年比2兆
た、業務純益は802億円と、一般貸倒引当金繰入額の増加を主因
7,922億円
(15.3%)
増加して、期末残高は20兆9,380億円と
に前年比711億円
(46.9%)
の減少となりました。
なりました。
また、国際統一基準に基づく単体自己資本比率は、前年比
与信関係費用は、1,764億円と前年比285億円(19.2%)増加
0.89%上昇し11.79%となりました。
しました。不良債権処理額につきましては、銀行勘定で936億円、
● 当期純利益(当期純損失)
● 総資産
■ 連結 ■ 単体
■ 連結 ■ 単体
(単位:億円)
1,400
● 連結自己資本比率/Tier1比率
ー 連結自己資本比率
(単位:兆円)
20
16
12.0
0
12
9.0
-700
8
6.0
-1,400
4
3.0
平成
10年度
平成
11年度
平成
12年度
0
平成
10年度
平成
11年度
平成
12年度
ー Tier1比率
(単位:%)
15.0
700
-2,100
三
菱
信
託
銀
行
0
平成
10年度
平成
11年度
平成
12年度
業
績
の
概
要
︵
単
体
︶
137
業績の概要
(連結)
連結対象範囲
(単位:社)
平成10年度
連結子会社
持分法適用会社
平成11年度
4
ー
平成12年度
4
ー
4
ー
利益総括表
(単位:億円)
平成10年度
信託報酬
資金利益
役務取引等利益
その他業務利益
平成11年度
154
158
85
△ 107
営業経費
平成12年度
144
178
93
△ 24
152
100
99
△3
289
287
273
その他経常損益
△ 837
△ 208
△ 70
経常利益(△は経常損失)
△ 835
△ 104
5
△3
0
△ 46
税金等調整前当期純利益(△は税金等調整前当期純損失)
法人税等
△ 839
0
△ 103
31
△ 40
1
当期純利益(△は当期純損失)
△ 839
△ 135
△ 42
特別損益
資産・負債・資本の状況
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
資産
うち現金預け金
貸出金
有価証券
貸倒引当金
14,966
4,620
6,744
2,119
ー
10,462
2,531
5,418
2,009
△ 495
9,362
234
5,810
2,532
△ 448
負債
うち預金
貸倒引当金
14,241
2,821
622
9,872
2,427
ー
9,009
3,760
ー
資本
負債及び資本の部合計
725
590
353
14,966
10,462
9,362
連結自己資本比率(国内基準)
(単位:億円)
平成10年度
自己資本比率
Tier 1 比率
自己資本額
Tier 1
Tier 2
リスク・アセット等
日
本
信
託
銀
行
業
績
の
概
要
︵
連
結
︶
平成12年度
8.18%
7.13%
8.17%
7.56%
6.51%
5.30%
785
725
59
647
590
56
545
353
191
9,597
9,068
6,668
(注) 子会社を含めた日本会計基準に基づく連結財務諸表をベースに計数を算出しています。
信託報酬は、平成11年度(以下、前年)に比べ8億円(5.5%)増加
総資産は、預け金の減少を主因として前年比1,099億円(10.5
して152億円となりました。資金利益は、前年比77億円(43.5%)
%)減少して9,362億円となりました。貸出金は、前年比392億円
減少して100億円となりました。役務取引等利益は、前年比6億円
(7.2%)増加して5,810億円となりました。
(7.0%)増加して99億円となりました。その他業務利益は、前年比
21億円(84.4%)損失が減少して3億円の損失となりました。
営業経費は、「スリム化経営の追求」を実施した結果、前年比14
億円(5.0%)減少して273億円となりました。
その他経常損益は株式関係損益の減少、与信関係費用の減少を
主因に前年比137億円(66.1%)損失が減少して70億円の損失
となりました。
以上の結果、経常利益は前年比109億円増加して5億円、当期
純損失は前年比92億円(68.5%)減少して42億円となりました。
138
平成11年度
総負債は、前年比862億円(8.7%)減少して9,009億円となり
ましたが、このうち預金は前年比1,332億円(54.8%)増加して
3,760億円となりました。
資本については、金融商品会計導入によりその他有価証券評価
差額金△194億円を全部資本直入した結果、前年比236億円
(40.1%)減少して353億円となりました。
国内基準である連結自己資本比率は、前年比1.04%上昇して
8.17%となりました。
業績の概要
(単体)
利益総括表
(単位:億円)
平成10年度
信託報酬
貸出金償却
その他の債権売却損等
(信託勘定不良債権処理額①)
平成11年度
平成12年度
154
37
231
144
131
81
(268)
152
17
38
(212)
(56)
資金利益
役務取引等利益
その他業務利益
161
79
△ 107
180
83
△ 24
102
88
△3
業務粗利益
業務粗利益率
287
2.05%.
383
2.91%.
339
3.20%.
277
60
266
△ 15
247
△ 57
△ 50
(67)
132
(189)
149
(104)
経費(除く臨時経費)
一般貸倒引当金繰入額②
業務純益
(信託勘定償却前業務純益(一般貸倒引当金繰入前))
臨時損益
貸出金償却
個別貸倒引当金繰入額
共同債権買取機構宛債権売却損・確定損
債権売却損失引当金繰入額
特定海外債権引当勘定繰入額
その他銀行勘定不良債権処理額
△ 786
1
531
0
8
ー
0
(銀行勘定不良債権処理額③)
(542)
株式等売却益
株式等売却損
株式等償却
(株式等関係損益)
その他臨時損益
△ 239
0
223
0
39
ー
ー
47
5
68
(△ 26)
△ 148
0
98
0
7
0
3
(263)
(110)
198
5
4
129
9
132
(187)
(△ 12)
△ 217
△ 164
△ 836
△ 106
0
△3
0
△ 46
税引前当期純利益(△は税引前当期純損失)
法人税等
△ 840
0
△ 106
30
△ 45
0
当期純利益(△は当期純損失)
△ 841
△ 136
△ 45
870
460
109
経常利益(△は経常損失)
特別損益
与信関係費用(①+②+③)
△ 25
●業務純益=業務粗利益−経費−一般貸倒引当金繰入額
●信託勘定償却前業務純益(一般貸倒引当金繰入前)=業務純益+信託勘定不良債権処理額−元本補填額等+一般貸倒引当金繰入額
資産・負債・資本の状況
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
資産
うち現金預け金
貸出金
有価証券
貸倒引当金
14,970
4,617
6,755
2,120
ー
10,458
2,528
5,426
2,011
△ 501
9,359
231
5,817
2,534
△ 452
負債
うち預金
貸倒引当金
14,245
2,824
628
9,870
2,430
ー
9,011
3,763
ー
725
588
348
負債及び資本の部合計
14,970
10,458
9,359
信託財産額
59,001
73,303
75,690
資本
単体自己資本比率(国内基準)
(単位:億円)
平成10年度
自己資本比率
Tier 1 比率
自己資本額
Tier 1
Tier 2
リスク・アセット等
平成11年度
平成12年度
8.18%
7.11%
8.10%
7.55%
6.48%
5.22%
785
725
59
644
588
56
540
348
191
9,597
9,067
6,664
日
本
信
託
銀
行
業
績
の
概
要
︵
単
体
︶
(注) 日本会計基準に基づく財務諸表をベースに計数を算出しています。
139
有価証券の評価損益
平成12年度から、その他有価証券の評価方法を時価法に移行しました。有価証券の評価損益は、△194億円となっています。
(単位:億円)
評価損益
評価益
評価損
平成 10 年度 合計
△ 43
126
169
平成 11 年度 合計
59
241
181
ー
ー
△ 194
△ 195
0
0
ー
ー
36
34
1
0
ー
ー
230
230
0
0
△ 194
36
230
△ 194
36
230
平成 12 年度
満期保有目的
子会社・関連会社株式
その他有価証券
株式
債券
その他
合計
平成 12 年度 連結合計
(注) 1.「その他有価証券」については時価評価していますので、上記の表上は貸借対照表価額と取得価額との差額を計上しています。
2. 平成10年度、平成11年度は上場有価証券および非上場有価証券のうち時価相当額として価格等の算定が可能なものを対象としています。
平成12年度決算においては、平成11年度
(以下、前年)
と比較
して、経常利益は107億円増加の96百万円、当期純損失は前年
41億円
(265.3%)
取崩額が増加して57億円の取り崩しとなりま
した。
比91億円減少の45億円となりました。
この結果、業務純益は、前年比16億円
(12.4%)
増加して149
信託報酬は、前年比8億円(5.5%)増加して152億円となりま
億円となりました。
した。
また、信託勘定償却前業務純益
(一般貸倒引当金繰入前)
は、前
資金利益は、前年比77億円
(43.1%)
減少して102億円となり
年比85億円
(44.9%)減少して104億円となりました。
ました。部門別に見ますと、国内業務部門では前年比1 5 億円
臨時損益は、与信関係の臨時費用の減少を背景にその損失額が
(16.5%)減少して78億円、国際業務部門では前年比62億円
前年比91億円(38.1%)
減少して148億円の損失となりました。
(72.0%)
減少して24億円となりました。国際業務部門における資
これは、銀行勘定不良債権処理額が前年の263億円から110億
金利益の減少は、預け金利息の減少が主因です。
円と152億円
(57.9%)減少したことが主因です。
役務取引等利益は、不動産手数料の増収を主因として前年比4
以上の結果、平成12年度は96百万円の経常利益となりました。
億円
(5.8%)増加して、88億円となりました。
特別損益には経営統合に伴う利用可能期間見直しによるソフトウェ
その他業務利益は、国債等債券関係損益が2億円の利益および
アの一括償却額19億円を含んでいます。
また、当期純損失は、45
金融派生商品損益が7億円の損失となったことを主因として、損失
億円となりました。
が前年比21億円
(84.4%)減少して3億円の損失となりました。
総資産は、預け金の減少を主因として、前年比1,098億円
(10.5
以上の結果、信託報酬、資金利益、役務取引等利益、
その他業務
%)減少して9,359億円となりました。貸出金の残高は、前年比
利益の合計である業務粗利益は、前年比43億円
(11.4%)
減少し
391億円
(7.2%)増加して5,817億円となりました。
て、339億円となりました。
これを国内業務部門と国際業務部門に
総負債は、前年比858億円
(8.7%)
減少して9,011億円となり
分けますと、それぞれ314億円(前年比14億円増加)
、25億円
ました。そのうち預金は前年比1,333億円(54.8%)増加して
(58億円減少)
となっており、構成比は92.5%対7.5%となってい
日
本
信
託
銀
行
業
績
の
概
要
︵
単
体
︶
資本については、その他有価証券を時価でバランスシートに計
経費は前年比18億円
(7.1%)
減少して247億円となりました。
上のうえ、
その含み損益について税効果勘案後の金額△194億円
人件費は、人員の減少等を背景に、前年比16億円
(13.7%)
減少
を評価差額金として資本の部に計上したこともあり、前年比239億
して105億円となりました。物件費は、前年比1億円
(0.8%)
減少
円
(40.7%)減少して348億円となっています。
して135億円となりました。
国内基準である単体自己資本比率は、前年比0.99%上昇して
一般貸倒引当金繰入額は、貸倒実績率等の低下により前年比
● 当期純利益(当期純損失)
● 総資産
■ 連結 ■ 単体
■ 連結 ■ 単体
(単位:億円)
600
8.10%となりました。
● 連結自己資本比率/Tier1比率
ー 連結自己資本比率
(単位:億円)
15,000
12,000
8.0
0
9,000
6.0
-300
6,000
4.0
-600
3,000
2.0
平成
10年度
平成
11年度
平成
12年度
0
平成
10年度
平成
11年度
平成
12年度
ー Tier1比率
(単位:%)
10.0
300
-900
140
3,763億円となりました。
ます。
0
平成
10年度
平成
11年度
平成
12年度
主要な経営指標等の推移
(連結)
(単位:百万円)
平成8年度
連結経常収益
連結経常利益(△は連結経常損失)
連結当期純利益(△は連結当期純損失)
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
5,232,085
4,265,661
3,953,389
3,632,531
2,913,114
181,946
△ 834,940
△ 84,660
341,949
△ 123,622
40,731
△ 524,355
△ 86,897
127,903
△ 138,978
連結純資産額
2,976,456
2,423,594
2,757,711
2,853,295
2,892,529
連結総資産額
86,398,073
92,073,837
78,600,947
74,795,598
89,843,553
連結ベースの1株当たり当期純利益
(△は連結ベースの1株当たり当期純損失)
8.78 円
連結ベースの潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
8.78 円
連結ベースの1株当たり純資産額
連結自己資本比率(国際統一基準)
△ 112.27円
ー
△ 18.86円
ー
25.92円
25.91円
△ 31.16 円
ー
637.79 円
518.37円
537.60円
558.04円
566.48 円
9.28 %
8.53 %
10.47%
11.46%
9.69 %
4.73%
△ 5.54 %
連結自己資本利益率
連結株価収益率
56.60倍
ー
営業活動によるキャッシュ・フロー
1,276,014
3,204,446
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 1,414,328
△ 3,318,874
財務活動によるキャッシュ・フロー
72,166
△ 214,735
1,807,231
1,515,854
現金及び現金同等物の期末残高
連結子会社
持分法適用会社
従業員数
1,928,233
127社
123社
143社
142社
154 社
11 社
11 社
33 社
25社
25 社
36,487人
36,289 人
(注) 1. 平成10年度の連結財務諸表における子会社・関連会社の範囲および税効果会計については、それぞれ「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則の一部を改正する省令」
(平
成10年大蔵省令第136号)附則第2項および「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する省令」
(平成10年大蔵省令第173号)附則第3項に基づき、これら
の省令により改正された連結財務諸表規則を適用しています。
2. 東京三菱銀行および国内連結子会社の消費税および地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
3. 連結ベースの1株当たり純資産額は、期末連結純資産額から
「期末発行済優先株式数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数(「自己株式」および「子会社の所有する親会社
株式」を除く)で除して算出しています。
4. 連結ベースの1株当たり当期純利益(または当期純損失)は、連結当期純利益(または連結当期純損失)から当期の優先株式配当金総額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数(「自己
株式」および「子会社の所有する親会社株式」を除く)で除して算出しています。
5. 連結ベースの潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、平成9年度、平成10年度および平成12年度は連結当期純損失が計上されているため、記載していません。
6. 連結自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき算出しています。なお、東京三菱銀行は国際統一基準を採用しています。
7. 連結株価収益率は、平成12年度は連結当期純損失が計上されているため、記載していません。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
141
東京三菱銀行の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及
び連結附属明細表は、証券取引法第 193 条の 2 の規定に基づき、監査法人トーマツの監査証明を受けています。以下の連結貸借対
照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、上記の連結財務諸表に基づいて作成しています。
連結財務諸表
1. 連結貸借対照表
(単位:百万円)
平成11年度
2. 連結損益計算書
(単位:百万円)
平成12年度
平成11年度
平成11年4月 1 日から 平成12年4月 1 日から
( 平成12年3月31日まで
) ( 平成13年3月31日まで )
(平成12年3月31日現在)(平成13年3月31日現在)
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
142
(資産の部)
現金預け金
コールローン及び買入手形
買現先勘定
買入金銭債権
特定取引資産
金銭の信託
有価証券
投資損失引当金
貸出金
外国為替
その他資産
動産不動産
債券繰延資産
繰延税金資産
連結調整勘定
支払承諾見返
貸倒引当金
資産の部合計
(負債の部)
預金
譲渡性預金
債券
コールマネー及び売渡手形
売現先勘定
コマーシャル・ペーパー
特定取引負債
借用金
外国為替
社債
転換社債
信託勘定借
その他負債
退職給与引当金
退職給付引当金
債権売却損失引当金
特別法上の引当金
繰延税金負債
再評価に係る繰延税金負債
支払承諾
負債の部合計
(少数株主持分)
少数株主持分
(資本の部)
資本金
資本準備金
再評価差額金
連結剰余金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
計
自己株式
子会社の所有する親会社株式
資本の部合計
負債、少数株主持分及び資本の部合計
5,971,112
1,367,662
ー
167,814
4,802,249
381,261
11,623,841
△ 538
39,447,740
838,097
4,573,672
820,065
1,516
561,928
8,187
5,289,800
△ 1,058,814
74,795,598
7,348,737
1,423,251
3,037,144
319,824
5,610,969
315,444
17,568,244
△ 62
38,884,161
799,045
9,173,740
810,350
1,514
454,164
ー
5,343,405
△ 1,246,380
89,843,553
42,126,523
2,381,010
4,545,012
3,297,121
ー
231,956
1,726,959
1,477,421
636,477
2,272,275
251,855
467,300
6,783,510
60,313
ー
84,151
94
24,880
135,424
5,289,800
71,792,089
45,834,977
2,867,120
3,412,249
3,028,184
6,843,387
448,776
3,009,955
1,336,310
406,139
2,715,197
201,437
422,737
10,552,640
ー
134,129
38,938
363
41,254
130,169
5,343,405
86,767,373
150,214
183,650
785,969
595,925
215,779
1,255,633
ー
ー
2,853,307
△ 12
△0
2,853,295
74,795,598
785,969
595,925
212,561
1,055,929
338,965
△ 96,440
2,892,910
△ 65
△ 315
2,892,529
89,843,553
経常収益
資金運用収益
貸出金利息
有価証券利息配当金
コールローン利息及び買入手形利息
買現先利息
預け金利息
その他の受入利息
信託報酬
役務取引等収益
特定取引収益
その他業務収益
その他経常収益
3,632,531
2,157,787
1,173,019
278,413
72,632
ー
106,855
526,865
30,361
239,020
60,889
277,237
867,235
2,913,114
1,951,722
1,261,170
254,054
9,859
60,317
230,929
135,389
35,071
325,838
165,913
189,719
244,849
経常費用
資金調達費用
預金利息
債券利息及び債券発行差金償却
譲渡性預金利息
コールマネー利息及び売渡手形利息
売現先利息
コマーシャル・ペーパー利息
借用金利息
社債利息
転換社債利息
その他の支払利息
役務取引等費用
特定取引費用
その他業務費用
営業経費
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
その他の経常費用
3,290,581
1,297,949
434,206
51,733
32,815
82,732
ー
14,554
82,448
62,564
8,524
528,370
65,867
627
241,432
697,755
986,948
307,612
679,335
3,036,737
1,172,772
633,402
32,248
45,045
20,519
141,818
21,103
61,923
90,315
7,441
118,954
58,996
71,532
74,663
771,684
887,086
422,700
464,386
経常利益(△は経常損失)
341,949
△ 123,622
特別利益
動産不動産処分益
償却債権取立益
その他の特別利益
165,149
3,075
26,702
135,371
34,189
4,694
29,479
15
特別損失
動産不動産処分損
証券取引責任準備金繰入額
その他の特別損失
101,595
12,974
21
88,599
18,966
17,498
81
1,387
税金等調整前当期純利益(△は税金等調整前当期純損失)
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
少数株主利益(△は少数株主損失)
405,504
187,375
91,124
△ 899
△ 108,400
104,941
△ 92,879
18,515
当期純利益(△は当期純損失)
127,903
△ 138,978
3. 連結剰余金計算書
連結剰余金期首残高
連結剰余金増加高
再評価差額金取崩額
連結剰余金減少高
配当金
役員賞与
持分法適用会社の増加に伴う剰余金減少高
持分法適用会社の減少に伴う剰余金減少高
当期純利益(△は当期純損失)
連結剰余金期末残高
平成12年度
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
平成11年4月 1 日から
( 平成12年3月31日まで
)
平成12年4月 1 日から
( 平成13年3月31日まで
)
1,161,467
10,722
10,722
44,460
44,390
6
ー
62
127,903
1,255,633
1,255,633
5,176
5,176
65,902
46,455
10
18,102
1,333
△ 138,978
1,055,929
連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、
「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸
表規則」
という。)に基づいて作成していますが、資産及び負債の分類ならびに収益及び費用の分類は、
「銀行法施行規則」
(昭和57年大蔵省令第10号)に準拠しています。
4. 連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
平成11年4月 1 日から
( 平成13年3月31日まで )
( 平成12年3月31日まで )
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益(△は税金等調整前当期純損失)
減価償却費
連結調整勘定償却額
持分法による投資損益(△)
貸倒引当金の増加額
投資損失引当金の増加額
債権売却損失引当金の増加額
退職給与引当金の増加額
退職給付引当金の増加額
資金運用収益
資金調達費用
有価証券関係損益(△)
金銭の信託の運用損益(△)
為替差損益(△)
動産不動産処分損益(△)
特定取引資産の純増(△)減
特定取引負債の純増減(△)
約定済未決済特定取引調整額
貸出金の純増(△)減
預金の純増減(△)
譲渡性預金の純増減(△)
債券の純増減(△)
借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△)
預け金(現金同等物を除く)の純増(△)減
コールローン等の純増(△)減
債券貸借取引差入担保金の純増(△)減
コールマネー等の純増減(△)
コマーシャル・ペーパーの純増減(△)
債券貸借取引受入担保金の純増減(△)
外国為替(資産)の純増(△)減
外国為替(負債)の純増減(△)
普通社債の発行・償還による純増減(△)
信託勘定借の純増減(△)
資金運用による収入
資金調達による支出
その他
小計
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出
有価証券の売却による収入
有価証券の償還による収入
金銭の信託の増加による支出
金銭の信託の減少による収入
動産不動産の取得による支出
動産不動産の売却による収入
連結範囲の変動を伴う子会社株式の取得による支出
連結範囲の変動を伴う子会社株式の売却による収入
投資活動によるキャッシュ・フロー
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
劣後特約付借入による収入
劣後特約付借入金の返済による支出
劣後特約付社債・転換社債の発行による収入
劣後特約付社債・転換社債の償還による支出
少数株主への株式の発行による収入
配当金支払額
少数株主への配当金支払額
平成12年4月 1 日から
405,504
37,501
3,571
431
△ 99,715
538
△ 28,109
△ 2,284
ー
△ 2,157,787
1,297,949
△ 535,971
△ 9,219
423,877
9,899
△ 1,934,712
△ 295,611
1,551,611
3,478,657
476,704
△ 1,164,269
△ 474,163
△ 322,020
△ 1,760,487
280,230
1,047,617
△ 366,582
△ 124,416
159,774
199,506
132,764
441,084
△ 32,185
2,209,419
△ 1,425,735
△ 28,940
△ 108,400
37,980
9,719
20,351
181,357
△ 475
△ 45,212
△ 60,299
133,278
△ 1,951,722
1,172,772
△ 91,152
4,034
△ 336,305
12,804
△ 783,733
1,347,998
762,571
1,068,799
3,353,534
456,711
△ 1,132,762
△ 69,322
△ 1,597,728
△ 3,090,225
△ 590,522
1,909,409
197,669
2,575,900
39,052
△ 230,337
356,604
△ 44,562
2,200,727
△ 1,138,706
△ 1,130,544
1,394,433
△ 118,419
3,439,264
△ 234,817
1,276,014
3,204,446
△ 31,233,791
25,357,300
4,424,049
△ 45,184
88,095
△ 31,502
27,933
△ 1,143
△ 86
△ 42,813,846
24,368,069
15,071,358
△ 402,110
484,775
△ 48,917
17,133
1,809
2,851
△ 1,414,328
△ 3,318,874
ー
△ 960
284,330
△ 160,577
740
△ 44,385
△ 6,981
107,331
△ 181,503
165,768
△ 281,770
28,419
△ 47,978
△ 5,002
財務活動によるキャッシュ・フロー
72,166
△ 214,735
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額
△ 51,143
37,786
Ⅴ 現金及び現金同等物の減少額(△)
△ 117,291
△ 291,377
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高
1,928,233
1,807,231
Ⅶ 連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額(△)
Ⅷ 現金及び現金同等物の期末残高
△ 3,709
ー
1,807,231
1,515,854
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
143
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成11年度)
1. 連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社
142 社
主要な会社名
日本信託銀行株式会社
UnionBanCal Corporation
(2) 非連結子会社
主要な会社名
千歳興産株式会社
株式会社丸の内よろず
非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)及び剰余金
(持分に見合う額)からみて、連結の範囲から除いても企業集団の財政状態及び経
営成績に関する合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいため、連結の範囲か
ら除外しております。
2. 持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の関連会社
25 社
主要な会社名
ダイヤモンドリース株式会社
ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社
(2) 持分法非適用の非連結子会社
主要な会社名
千歳興産株式会社
株式会社丸の内よろず
(3) 持分法非適用の関連会社
主要な会社名
綜通株式会社
持分法非適用の非連結子会社及び関連会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び
剰余金(持分に見合う額)からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に重
要な影響を与えないため、持分法の対象から除いております。
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
6 月末日
1社
10 月末日
2社
12 月末日
97 社
2 月末日
1社
3 月末日
41 社
(2) 6 月末日を決算日とする子会社は、12 月末日現在、10 月末日を決算日とする子
会社は、1月末日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表により、またその他の子
会社は、それぞれの決算日の財務諸表により連結しております。
連結決算日と上記の決算日等との間に生じた重要な取引については、必要な調整を
行っております。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
144
4. 会計処理基準に関する事項
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、
市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引に
ついては、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対照表上「特定取引資産」及び
「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を連結損益計算書上「特
定取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については連結
決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については連
結決算日において決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、連結会計年度中の受払利息等
に、有価証券、金銭債権等については前連結会計年度末と当連結会計年度末におけ
る評価損益の増減額を、派生商品については前連結会計年度末と当連結会計年度末
におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
(A) 取引所の相場のある有価証券のうち、社債、株式及びその他の証券の評価は、
移動平均法による低価法(洗い替え方式)により行っております。また、上
記以外の有価証券の評価は、移動平均法による原価法により行っております。
(B) 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として
運用されている有価証券の評価は、上記(A)と同じ方法により行っておりま
す。
なお、一部の国内連結子会社の保有する取引所の相場のある社債、株式及びその他
の証券の評価は、従来、原価法により行っておりましたが、当連結会計年度より、
連結財務諸表上の会計方針を統一するために、低価法(洗い替え方式)により行う
ことといたしました。この変更により、従来の方法によった場合に比べ、有価証
券、経常利益及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ18,048 百万円減少してお
ります。
(3) 減価償却の方法
① 動産不動産
当行及び国内信託銀行連結子会社の動産不動産は、それぞれ次の方法により償却し
ております。
建 物
定率法を採用し、税法基準の償却率による。
動 産
定率法を採用し、税法基準の償却率による。
その他
税法の定める方法による。
その他の連結子会社の動産不動産は、資産の見積耐用年数に基づき、主として定額
法により償却しております。
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当行及び国内連結子会社で定める利用可能期
間(主として 5 年)に対応して定額法により償却しております。
なお、
「研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針」
(日本公認会計
士協会会計制度委員会報告第 12 号平成 11 年 3 月 31 日)では自社利用のソフト
ウェアの表示については、無形固定資産に計上することとされておりますが、連結
財務諸表の資産の分類等は「銀行法施行規則」(昭和 57 年大蔵省令第 10 号)に
よることとされておりますので、引き続き「その他資産」に計上しております。
(4) 繰延資産の処理方法
割引債券の債券発行差金及び社債発行差金は、償還期限までの期間に対応して償却
しております。
債券発行費用及び社債発行費については、支出時に全額費用として処理しており
ます。
(5) 貸倒引当金の計上基準
当行及び国内連結子会社の貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定基準及び
償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、和議、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実
が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経営破
綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権については、下
記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認
められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥る可能
性が大きいと認められる債務者に対する債権については、債権額から担保の処分可
能見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債
務者の支払能力を総合的に判断して必要と認める額を引き当てております。上記以
外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した貸倒引当率
を債権額に乗じた額を引き当てております。特定海外債権については、対象国の政
治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定海外債権引当勘定(租税特別措置
法第 55 条の 2 の海外投資等損失準備金を含む)として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産査
定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その
査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から
担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能
見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 840,234 百万円であり
ます。
その他の連結子会社は、主として、過去の貸倒実績等及び個別債権の回収可能性を
勘案して必要と認められる額を引き当てております。
前連結会計年度まで負債の部に掲記しておりました「貸倒引当金」は「銀行法施行
規則」(昭和 57 年大蔵省令第 10 号)別紙様式が改正されたことに伴い、当連結
会計年度より資産の部の最後に対象資産から一括控除する方法により表示しており
ます。この変更により、従来の方法に比べ、資産の部及び負債の部はそれぞれ
1,058,814 百万円減少しております。
(6) 投資損失引当金の計上基準
取引所の相場のない有価証券に対し、将来発生する可能性のある損失に備えるた
め、必要と認められる額を計上しております。
(7) 退職給与引当金の計上基準
従業員の退職金の支出に備えるため、当行及び国内連結子会社は、自己都合退職に
よる期末要支給額に相当する額を引き当てております。
なお、当行は退職金制度の一部に調整年金制度を採用しており、また、主要な連結
子会社も年金制度を採用しております。
(8) 債権売却損失引当金の計上基準
(株)共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将来発
生する可能性のある損失に備えるため、必要と認められる額を引き当てており
ます。
(9) 特別法上の引当金の計上基準
特別法上の引当金は、金融先物取引責任準備金58百万円及び証券取引責任準備金
36 百万円であり、次のとおり計上しております。
(A) 金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、金融
先物取引法第 82 条及び同法施行規則第 29 条の規定に定めるところにより
算出した額を計上しております。
(B) 証券取引責任準備金
証券先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、国内
証券連結子会社は、証券取引法第 51 条の規定に基づき、証券会社に関する
命令第 35 条に定めるところにより算出した額を計上しております。
(10) 外貨建資産・負債の換算基準
当行及び国内信託銀行連結子会社の外貨建資産・負債については、連結決算日の為
替相場による円換算額を付しております。ただし、直物外貨建資産・負債残高に算
入することが適当でないと認められるものについては取得又は発生時の為替相場に
よっております。
また、当行の海外支店勘定については、連結決算日の為替相場による円換算額を付
しております。
その他の連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日等の為替相
場により換算しております。
(11) リース取引の処理方法
当行及び国内連結子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの
以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理
によっております。
(12) 消費税等の会計処理
当行及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によって
おります。ただし、動産不動産に係る控除対象外消費税等はその他資産に計上し、
5 年間で均等償却を行っております。
5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。
6. 連結調整勘定の償却に関する事項
日本信託銀行株式会社に係る連結調整勘定は発生年度以降5年間で均等償却しており、
その他の連結調整勘定は発生年度に全額償却しております。
7. 利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成してお
ります。
8. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金預
け金」のうち定期性預け金と譲渡性預け金以外のものであります。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更)
当行の調整年金制度の過去勤務費用については、従来、債務確定時に費用処理してお
りましたが、当連結会計年度より新たに発生した過去勤務費用の未償却残高を発生時
に費用処理することと致しました。これは、年金の運用について厳しい状況が続いて
いたことから、年金財政改善のため当連結会計年度に予定利率を 5.5%から 4.0%に
引き下げたことを契機として、年金費用負担の適正化及び財務体質の健全化を一層図
るために行ったものであります。
この変更により、従来の方法によった場合に比べ、その他負債は 86,006 百万円増加
し、税金等調整前当期純利益は同額減少しております。
なお、予定利率の引き下げを当下半期に行ったため、この変更による中間連結財務諸
表への影響はありません。
注記事項(平成11年度)
1. 連結貸借対照表関係
(1) 有価証券には、非連結子会社及び関連会社の株式15,605百万円及び出資金150
百万円を含んでおります。
(2) 貸出金のうち、破綻先債権額は 104,091 百万円、延滞債権額は 1,424,091 百
万円であります。
破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の
事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計
上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出
金」という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項
第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている
貸出金であります。
延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建
又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であり
ます。
(3) 貸出金のうち、3 カ月以上延滞債権額は 62,294 百万円であります。
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ
月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものでありま
す。
(4) 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 321,319 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的とし
て、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利
となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権に
該当しないものであります。
(5) 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計
額は 1,911,797 百万円であります。なお、上記(2)から(5)に掲げた債権額
は、貸倒引当金控除前の金額であります。
(6) 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
453,967 百万円
貸出金
254,435 百万円
預け金
30,803 百万円
コールローン及び買入手形
10,126 百万円
担保資産に対応する債務
コールマネー及び売渡手形
319,637 百万円
借用金
61,685 百万円
預金
8,747 百万円
その他
11,900 百万円
上記のほか、為替決済、デリバティブ取引等の担保あるいは先物取引証拠金等の代
用として、有価証券 807,542 百万円、預け金 77,786 百万円、その他の資産
824 百万円を差し入れております。
(7) 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)に基づき、
当行の事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該再評価差額に係る
税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除
した金額を「再評価差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成 10 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第
2条第4号に定める「地価税法第16条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎
となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定し
た価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時
価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
69,239 百万円
(8) 動産不動産の減価償却累計額
476,853 百万円
(9) 借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特
約付借入金 837,840 百万円が含まれております。
(10) 社債のうち、劣後特約付社債は 1,409,734 百万円であります。
(11) 国内信託銀行連結子会社の受託する元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同
運用指定金銭信託 99,424 百万円、貸付信託 384,211 百万円であります。
2. 連結損益計算書関係
(1) その他経常収益には、株式等売却益 806,937 百万円を含んでおります。
(2) その他の経常費用には、株式等償却 213,780 百万円、貸出金償却 104,575 百
万円、(株)共同債権買取機構へ不動産担保付債権を売却したことによる損失
84,096 百万円、債権売却損失引当金繰入額 45,683 百万円を含んでおります。
(3) その他の特別利益は、下記過去勤務費用及び 8. 税効果会計関係(3)に掲げた法
人税等調整額の増加に対応して売却した株式の売却益であります。
(4) その他の特別損失は、当行の年金基金の予定利率を引き下げたことによる過去勤務
費用 86,006 百万円、所有不動産の時価下落に伴う評価減 2,593 百万円であり
ます。
3. 連結キャッシュ・フロー計算書関係
(1) 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金預け金勘定
5,971,112 百万円
定期性預け金及び譲渡性預け金
△ 4,163,880 百万円
現金及び現金同等物
1,807,231 百万円
(2) 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳
株式会社ディーシーカード及びダイヤモンドファクター株式会社他計 3 社の株式
の取得により新たに連結子会社となった 8 社の資産及び負債の主な内訳は、次の
とおりであります。
預け金(現金同等物を除く)
77,152 百万円
貸出金
152,559 百万円
買入金銭債権
81,936 百万円
借用金
△ 249,398 百万円
普通社債
△ 15,000 百万円
上記以外の資産及び負債
△ 20,667 百万円
少数株主持分
△ 16,052 百万円
既取得株式の持分法による投資評価額
△ 1,112 百万円
連結調整勘定
1,477 百万円
上記 3 社株式の取得価額
上記 8 社現金及び現金同等物
差引:上記 8 社取得のための支出
△
10,894 百万円
9,751 百万円
1,143 百万円
4. リース取引関係
(1) リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び年度末残高相当額
取得価額相当額
動産
28,911 百万円
減価償却累計額相当額
動産
9,223 百万円
年度末残高相当額
動産
19,687 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年度末残高等に
占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内
1 年超
合計
4,750 百万円
14,936 百万円
19,687 百万円
(注)未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産
の年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料(減価償却費相当額)
3,773 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(貸手側)
・そ の 他 資 産 に 含 ま れ て い る リ ー ス 物 件 の 取 得 価 額 、減 価 償 却 累 計 額 及 び
年度末残高
取得価額
39,555 百万円
減価償却累計額
20,488 百万円
年度末残高
19,066 百万円
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内
8,424 百万円
1 年超
13,764 百万円
合計
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
22,189 百万円
(注)未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料及び見積残存価額の合計額
の年度末残高が営業債権の年度末残高等に占める割合が低いため、受取利子込み
法によっております。
145
・受取リース料
・減価償却費
(2) オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
合計
(貸手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
合計
9,530 百万円
8,703 百万円
18,766 百万円
119,312 百万円
138,078 百万円
8,919 百万円
18,576 百万円
27,496 百万円
5. 有価証券の時価等関係
有価証券の時価等関係については 151 ページに記載しております。
6. 金銭の信託の時価等関係
金銭の信託の時価等関係については 152 ページに記載しております。
7. デリバティブ取引関係
デリバティブ取引関係については 152 ページに記載しております。
8. 税効果会計関係
(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却損金算入限度超過額
433,800 百万円
債権売却損失引当金
32,289 百万円
税務上の繰越欠損金
83,563 百万円
未払過去勤務費用
33,163 百万円
その他
129,340 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当金
繰延税金資産合計
繰延税金負債
リース取引に係る未実現利益
その他
繰延税金負債合計
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
712,156 百万円
△ 109,367 百万円
602,789 百万円
65,740 百万円
9. セグメント情報
セグメント情報については 159 ページに記載しております。
558.04 円
25.92 円
25.91 円
(注)1. 連結ベースの 1 株当たり純資産額は、期末連結純資産額から「期末発行済優先株式
数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数(自己株式及び連結子会
社の所有する親会社株式を除く)で除して算出しております。
2. 連結ベースの 1 株当たり当期純利益は、当期純利益から当期優先株式配当金総額を
控除した金額を、期中平均発行済普通株式数(自己株式及び連結子会社の所有する
親会社株式を除く)で除して算出しております。
146
(注)三菱信託銀行株式会社に係る事項
住所
東京都千代田区永田町二丁目 11 番 1 号
64,843 百万円
897 百万円
繰延税金資産の純額
537,048 百万円
(2) 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との
間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
42.0%
(調整)
実効税率変更による影響額
12.3%
評価性引当金の増減
15.7%
その他
△ 1.4%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
68.6%
(3)「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成
12 年 4 月 1 日東京都条例第 145 号)が平成 12 年 3 月 30 日に可決・成立し、
東京都に係る事業税の課税標準が同年 4 月 1 日以降開始する事業年度より従来の
所得から業務粗利益に変更されることにより、当該事業税は税効果会計の計算に含
められる税金でなくなることから、当行及び一部の国内信託銀行連結子会社の繰延
税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率が下がっております。こ
れにより、繰延税金資産の金額は 50,197 百万円減少し、当連結会計年度に計上
された法人税等調整額の金額は同額増加しております。
また、再評価に係る繰延税金負債の金額は 12,081 百万円減少し、再評価差額金
の金額は同額増加しております。
(4)「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成
12 年 6 月 9 日大阪府条例第 131 号)が平成 12 年 6 月 9 日に公布され、平成
13年4月1日以降開始する事業年度より施行されることにより、繰延税金資産及
び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率が下がります。これにより、繰延税
金資産及び再評価に係る繰延税金負債を当連結会計年度末における一時差異等を基
礎として再計算した場合、それぞれ 7,848 百万円の減少及び 2,001 百万円の減
少となります。
なお、実際の影響額は、翌連結会計年度末における一時差異等を基礎として計算される
ため、上記の金額とは異なることになります。
10.1 株当たり情報
連結ベースの 1 株当たり純資産額
連結ベースの 1 株当たり当期純利益
連結ベースの潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
11. 重要な後発事象
当行及び当行の連結子会社である日本信託銀行株式会社・東京信託銀行株式会社は、平
成 12 年 4 月 19 日開催の取締役会において、三菱信託銀行株式会社との間で、持株
会社の設立と信託銀行 3 行の合併を通じた経営統合を行う方針を決議し、同日 4 行の
間で覚書を締結いたしました。
(1) 目的
この経営統合は、これまでの提携・協力関係を大きく前進させ、当行と信託銀行3
行それぞれが持つノウハウ、人材、インフラ、顧客基盤等を有機的に一体化させる
ものです。これにより、商業銀行業務、信託業務、国際金融業務、資産運用業務、
投資銀行業務等に関する専門性を背景に、多角的で質の高い金融サービスを一つの
持株会社の下で国内外のお客様に迅速かつ的確に提供し、競争優位性のある金融
サービス・グループとして更なる発展を目指します。
(2) 持株会社の設立
平成 13 年 4 月までを目処に、当行、三菱信託銀行株式会社及び日本信託銀行株
式会社が、株式移転により共同で持株会社を設立、3行をその完全子会社といたし
ます。
(3) 信託銀行の合併
平成 13 年 10 月までを目処に、三菱信託銀行株式会社、日本信託銀行株式会社及
び東京信託銀行株式会社は合併いたします。当該合併の方法及び合併契約の内容
(予定)は以下のとおりであります。
①合併の方法
法手続き上、三菱信託銀行株式会社を存続会社とし、日本信託銀行株式会社及び東
京信託銀行株式会社は、当該合併により解散する。
②合併契約の内容(予定)
・合併比率
一般的に用いられている合理的な方法により合併契約書締結
まで(平成 13 年 7 月末までを目処とする。)に決定する。
・合併承認総会
平成 13 年 8 月末までを目処とする。
・合併期日
平成 13 年 10 月 1 日までを目処とする。
・合併後の商号
三菱信託銀行株式会社
・本店所在地
新銀行の本店を東京都千代田区永田町二丁目 11 番 1 号(現
在の三菱信託銀行株式会社本店所在地)に置く。
・役員人事
合併後の銀行の会長及び社長には、三菱信託銀行株式会社の
会長及び社長が就任する。
代表者の役職氏名
取締役社長 内海 暎郎
資本の額
292,793 百万円(平成 12 年 3 月 31 日現在)
事業の内容
銀行業、信託業
12. 関連当事者との取引
(1) 親会社及び法人主要株主等
該当ありません。
(2) 役員及び個人主要株主等
属性
役員の
近親者
会社等
の名称
事業内容
又は職業
山田 和江
─
議決権等
の所有
(被所有)割合
取引の
内容
被所有
資金の貸付
直接 0.0%
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
─
貸出金
20
(注)市場金利を勘案して利率を合理的に決定しており、返済条件は期間 10 年、1 カ月
毎元利均等返済であります。
なお、担保として不動産に抵当権を設定しております。
(3) 子会社等
該当ありません。
(4) 兄弟会社等
該当ありません。
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成12年度)
1. 連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社
154 社
主要な会社名
日本信託銀行株式会社
UnionBanCal Corporation
(2) 非連結子会社
主要な会社名
千歳興産株式会社
株式会社丸の内よろず
非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)及び剰余金
(持分に見合う額)からみて、連結の範囲から除いても企業集団の財政状態及び経
営成績に関する合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいため、連結の範囲か
ら除外しております。
2. 持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の関連会社
25 社
主要な会社名
国際証券株式会社
ダイヤモンドリース株式会社
ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社
(2) 持分法非適用の非連結子会社
主要な会社名
千歳興産株式会社
株式会社丸の内よろず
(3) 持分法非適用の関連会社
主要な会社名
綜通株式会社
持分法非適用の非連結子会社及び関連会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び
剰余金(持分に見合う額)からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に重
要な影響を与えないため、持分法の対象から除いております。
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
10 月末日
2社
12 月末日
107 社
2 月末日
1社
3 月末日
44 社
(2) 10月末日を決算日とする子会社は、1月末日現在で実施した仮決算に基づく財務
諸表により、またその他の子会社は、それぞれの決算日の財務諸表により連結して
おります。
連結決算日と上記の決算日等との間に生じた重要な取引については、必要な調整を
行っております。
4. 会計処理基準に関する事項
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、
市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引に
ついては、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対照表上「特定取引資産」及び
「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を連結損益計算書上「特
定取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については連結
決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については連
結決算日において決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、連結会計年度中の受払利息等
に、有価証券、金銭債権等については前連結会計年度末と当連結会計年度末におけ
る評価損益の増減額を、派生商品については前連結会計年度末と当連結会計年度末
におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
(A) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原
価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては連結決算日の市場価
格等に基づく時価法、時価のないものについては移動平均法による原価法又
は償却原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理し
ております。
(B) 有価証券運用・投資を主目的とする単独運用の金銭の信託の信託財産の構成
物である有価証券の評価は、上記(1)及び(2)(A)と同じ方法により行っており
ます。
なお、運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財産の構成物であ
る有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理しております。
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により行ってお
ります。
(4) 減価償却の方法
① 動産不動産
当行及び国内信託銀行連結子会社の動産不動産の減価償却は定率法、その他の連結
子会社の動産不動産の減価償却は、主として定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物
35 年〜 50 年
動 産
2 年〜 20 年
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当行及び連結子会社で定める利用可能期間
(主として 5 年)に対応して定額法により償却しております。
(5) 繰延資産の処理方法
割引債券の債券発行差金及び社債発行差金は償還期限までの期間に対応して償却し
ております。
債券発行費用及び社債発行費については、支出時に全額費用として処理しており
ます。
(6) 貸倒引当金の計上基準
当行及び国内連結子会社の貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定基準及び
償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の
事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経
営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権について
は、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可
能と認められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥
る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という)に対する債権
のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に
見積もることができない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保
証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力
を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念先及び今
後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の
受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権について
は、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権の帳簿価
額との差額を引き当てております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した貸倒
引当率を債権額に乗じた金額を引き当てております。特定海外債権については、対
象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定海外債権引当勘定(租税
特別措置法第 55 条の 2 の海外投資等損失準備金を含む)として引き当てており
ます。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産査
定を実施し、当該部署から独立した与信監査部署が査定結果を監査しており、その
査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から
担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能
見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 939,176 百万円であり
ます。
その他の連結子会社は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要と
認められる額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案
し、回収不能見込額をそれぞれ引き当てております。
(7) 投資損失引当金の計上基準
時価のない債券に対し、将来発生する可能性のある損失を見積り、必要と認められ
る額を計上しております。
(8) 退職給付引当金の計上基準
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年金
資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、過去勤務債務及び数理
計算上の差異の費用処理方法は以下のとおりであります。
(A) 過去勤務債務
発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として 8 年)による
定額法により費用処理
(B) 数理計算上の差異
発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として 10 年)によ
る定額法により、主として翌連結会計年度から費用処理
なお、会計基準変更時差異(74,803 百万円)については、主として 5 年による
按分額を費用処理しております。
(9) 債権売却損失引当金の計上基準
(株)共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将来発
生する可能性のある損失に備えるため、必要と認められる額を引き当てており
ます。
(10) 特別法上の引当金の計上基準
特別法上の引当金は、金融先物取引責任準備金58百万円及び証券取引責任準備金
304 百万円であり、次のとおり計上しております。
(A) 金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、金融
先物取引法第 82 条及び同法施行規則第 29 条の規定に定めるところにより
算出した額を計上しております。
(B) 証券取引責任準備金
証券先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、国内
証券連結子会社は、証券取引法第 51 条の規定に基づき、証券会社に関する
内閣府令第 35 条に定めるところにより算出した額を計上しております。
(11) 外貨建資産・負債の換算基準
当行及び国内信託銀行連結子会社の外貨建資産・負債については、連結決算日の為
替相場による円換算額を付しております。ただし、直物外貨建資産・負債残高に算
入することが適当でないと認められるものについては取得又は発生時の為替相場に
よっております。
また、当行の海外支店勘定については、連結決算日の為替相場による円換算額を付
しております。
その他の連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日等の為替相
場により換算しております。
(12) リース取引の処理方法
当行及び国内連結子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの
以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理
によっております。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
147
(13) 重要なヘッジ会計の方法
当行のヘッジ会計の方法は、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金
利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理する、
「マクロヘッジ」を実施し
ております。これは、リスク調整アプローチによるリスク管理であり、業種別監査
委員会報告第15号「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上
及び監査上の取扱い」
(平成 12 年 2 月 15 日 日本公認会計士協会)に定められ
たマクロヘッジに関する暫定的な会計処理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段となる
デリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されてい
るかどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を評価しております。
なお、当行の一部の資産・負債、及び連結子会社については、繰延ヘッジ、時価
ヘッジ、あるいは金利スワップの特例処理を行っております。
マクロヘッジのリスク調整手段となるデリバティブ取引に係る損益は、従来と同じ
損益科目で表示しておりますが、当連結会計年度からこれらの損益を科目毎に純額
で表示しております。この結果、従来の方法によった場合と比較して、経常収益及
び経常費用はそれぞれ 481,187 百万円減少しております。
(14) 消費税等の会計処理
当行及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によって
おります。ただし、動産不動産に係る控除対象外消費税等はその他資産に計上し、
5 年間で均等償却を行っております。
5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。
6. 連結調整勘定の償却に関する事項
日本信託銀行株式会社に係る連結調整勘定は発生年度以降5年間で均等償却しており、
その他の連結調整勘定は発生年度に全額償却しております。
また、持分法適用の関連会社に係る連結調整勘定相当額については、連結調整勘定に
準じて償却しております。
7. 利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成してお
ります。
8. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金預
け金」のうち定期性預け金と譲渡性預け金以外のものであります。
追加情報(平成 12 年度)
1. 退職給付会計
当連結会計年度から退職給付に係る会計基準(「退職給付に係る会計基準の設定に関す
る意見書」平成 10 年 6 月 16 日 企業会計審議会)を適用しております。この結果、
従来の方法によった場合と比較して、経常損失及び税金等調整前当期純損失はそれぞ
れ 7,607 百万円減少しております。
なお、退職給与引当金及び企業年金制度の過去勤務債務等に係る未払金は、退職給付
引当金に含めて表示しております。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
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タ
︵
連
結
︶
2. 金融商品会計
(1) 当連結会計年度から金融商品に係る会計基準(「金融商品に係る会計基準の設定に
関する意見書」平成 11 年 1 月 22 日 企業会計審議会)を適用し、有価証券の評
価の方法、デリバティブ取引の評価の方法、ヘッジ会計の方法等について変更して
おります。この結果、従来の方法によった場合と比較して、経常損失及び税金等調
整前当期純損失はそれぞれ 178,837 百万円減少しております。
なお、金融商品に係る会計基準の適用に伴う連結財務諸表規則及び銀行法施行規則
の改正により、連結貸借対照表の表示科目が改定されましたが、その内容は次のと
おりであります。
(A) 従来、売買処理しておりました現先取引については、資金取引として処理し、
「買現先勘定」及び「売現先勘定」に表示しております。
(B) その他有価証券並びに運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財
産の構成物である有価証券の評価差額に税効果を勘案した額を「その他有価
証券評価差額金」として計上しております。
3. 外貨建取引等会計基準
当行及び国内信託銀行連結子会社は、「新外為経理基準」を継続適用しております。
国内連結子会社は、当連結会計年度から改訂後の外貨建取引等会計処理基準(「外貨建
取引等会計処理基準の改訂に関する意見書」平成 11 年 10 月 22 日 企業会計審議
会)を適用しております。この変更による損益への影響はありません。
また、前連結会計年度において「資産の部」に計上していた為替換算調整勘定は、外
貨建取引等会計処理基準の改訂に伴う連結財務諸表規則の改正により、
「資本の部」並
びに「少数株主持分」に含めて計上しております。
注記事項(平成 12 年度)
1. 連結貸借対照表関係
(1) 有価証券には、非連結子会社及び関連会社の株式91,983百万円及び出資金168
百万円を含んでおります。
148
(2) 消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、「有価証券」及び「その他資産」
中の保管有価証券に合計 3,941,337 百万円含まれております。
(3) 貸出金のうち、破綻先債権額は 114,519 百万円、延滞債権額は 1,648,830 百
万円であります。
破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の
事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計
上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出
金」という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項
第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている
貸出金であります。
延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建
又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であり
ます。
(4) 貸出金のうち、3 カ月以上延滞債権額は 25,261 百万円であります。
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 カ
月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
(5) 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 1,632,644 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的とし
て、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利
となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権に
該当しないものであります。
(6) 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計
額は 3,421,255 百万円であります。
なお、上記(3)から(6)に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
(7) 手形割引により取得した銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形等の額面金額は、
1,214,481 百万円であります。
(8) 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
4,763,167 百万円
貸出金
715,383 百万円
預け金
104,694 百万円
コールローン及び買入手形
8,473 百万円
特定取引資産
1,020,581 百万円
その他
995,194 百万円
担保資産に対応する債務
コールマネー及び売渡手形
1,254,529 百万円
売現先勘定
6,558,983 百万円
借用金
148,408 百万円
預金
117,742 百万円
その他
17,865 百万円
上記のほか、為替決済、デリバティブ取引等の担保あるいは先物取引証拠金等の代
用として、有価証券 2,948,921 百万円、預け金 3,552 百万円、特定取引資産
136,109 百万円、その他資産(保管有価証券)38,556 百万円を差し入れてお
ります。
(9) 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行
の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の
限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資
未実行残高は、24,168,999 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当行及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影
響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権
の保全、その他相当の事由があるときは、当行及び連結子会社が実行申し込みを受
けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられてお
ります。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求する
ほか、契約後も定期的に予め定めている行内(社内)手続に基づき顧客の業況等を
把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
(10) 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)に基づき、
当行の事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該再評価差額に係る
税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除
した金額を「再評価差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成 10 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)
第 2 条第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算
の基礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法によ
り算定した価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時
価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
107,296 百万円
(11) 動産不動産の減価償却累計額
507,550 百万円
(12) 借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後
特約付借入金 751,040 百万円が含まれております。
(13) 社債のうち、劣後特約付社債は 1,442,812 百万円であります。
(14) 国内信託銀行連結子会社の受託する元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同
運用指定金銭信託 105,483 百万円、貸付信託 196,385 百万円であります。
2. 連結損益計算書関係
(1) その他の経常費用には、貸出金償却 207,081 百万円、株式等償却 101,814 百
万円、貸出債権等の売却に係る損失 25,799 百万円を含んでおります。
(2) その他の特別利益は、債権売却損失引当金の戻入益であります。
(3) その他の特別損失は、所有不動産の時価下落に伴う評価減であります。
3. 連結キャッシュ・フロー計算書関係
(1) 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金預け金勘定
7,348,737 百万円
定期性預け金及び譲渡性預け金
△ 5,832,882 百万円
現金及び現金同等物
1,515,854 百万円
(2) 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳
東京三菱パーソナル証券株式会社及び東京三菱投信投資顧問株式会社他計 5 社の
株式の取得により新たに連結子会社となった 7 社の資産及び負債の主な内訳は、
次のとおりであります。
その他資産
87,473 百万円
その他負債
△ 81,515 百万円
上記以外の資産及び負債
18,095 百万円
少数株主持分
△ 17,266 百万円
既取得株式の持分法による投資評価額
△ 4,089 百万円
連結調整勘定
152 百万円
上記 5 社株式の取得価額
上記 7 社現金及び現金同等物
差引:上記 7 社取得による収入
2,851 百万円
△ 4,660 百万円
1,809 百万円
(3) 株式の売却により連結子会社から除外した会社の資産及び負債の主な内訳
株式の売却により連結子会社から除外したSime Diamond Lease(Singapore)
Pte. Ltd. の資産及び負債の主な内訳は次のとおりであります。
貸出金
23,428 百万円
借用金
△ 14,364 百万円
上記以外の資産及び負債
△ 2,619 百万円
少数株主持分
△ 3,455 百万円
株式売却損
△ 121 百万円
同社株式の売却価額
同社の現金及び現金同等物
2,866 百万円
△ 14 百万円
差引:同社売却による収入
2,851 百万円
4. リース取引関係
(1) リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び年度末残高相当額
取得価額相当額
動産
40,039 百万円
減価償却累計額相当額
動産
12,660 百万円
年度末残高相当額
動産
27,379 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年度末残高等に
占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内
1 年超
合計
6,402 百万円
20,977 百万円
27,379 百万円
(注)未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産
の年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料(減価償却費相当額)
5,162 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(貸手側)
・その他資産に含まれているリース物件の取得価額、減価償却累計額及び年度
末残高
取得価額
41,178 百万円
減価償却累計額
24,946 百万円
年度末残高
16,231 百万円
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内
9,977 百万円
1 年超
11,670 百万円
合計
21,648 百万円
(注)未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料及び見積残存価額の合計額
の年度末残高が営業債権の年度末残高等に占める割合が低いため、受取利子込み
法によっております。
・受取リース料
・減価償却費
(2) オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
合計
(貸手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
合計
8,978 百万円
8,135 百万円
19,072 百万円
108,128 百万円
127,201 百万円
14,273 百万円
40,006 百万円
54,280 百万円
5. 有価証券関係
有価証券関係については 151 ページに記載しております。
6. 金銭の信託関係
金銭の信託関係については 152 ページに記載しております。
7. その他有価証券評価差額金
その他有価証券評価差額金については 152 ページに記載しております。
8. デリバティブ取引関係
デリバティブ取引関係については 156 ページに記載しております。
9. 退職給付関係
(1) 採用している退職給付制度の概要
当行及び国内連結子会社は、確定給付型の制度として、厚生年金基金制度、適格退
職年金制度及び退職一時金制度等を設けております。また、従業員の退職等に際し
て、退職給付会計に準拠した数理計算上による退職給付債務の対象とされない割増
退職金を支払う場合があります。
なお、一部の当行海外支店及び海外連結子会社でも確定給付型の退職給付制度を設
けております。
(2) 退職給付債務に関する事項
退職給付債務
(A)
△ 790,422 百万円
年金資産
(B)
502,516 百万円
未積立退職給付債務
(C)=(A)+(B)
会計基準変更時差異の未処理額 (D)
未認識数理計算上の差異
(E)
△ 287,905 百万円
59,862 百万円
99,883 百万円
未認識過去勤務債務
(F)
連結貸借対照表計上額純額
(G)=(C)+(D)+(E)+(F) △ 127,594 百万円
前払年金費用
(H)
退職給付引当金
(G)ー(H)
565 百万円
6,535 百万円
△ 134,129 百万円
(注) 1. 厚生年金基金の代行部分を含めて記載しております。
2. 一部の当行海外支店及び連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を
採用しております。
(3) 退職給付費用に関する事項
勤務費用
利息費用
期待運用収益
過去勤務債務の費用処理額
数理計算上の差異の費用処理額
20,833 百万円
24,726 百万円
△ 28,361 百万円
82 百万円
△ 98 百万円
会計基準変更時差異の費用処理額
その他(臨時に支払った割増退職金等)
14,968 百万円
6,038 百万円
退職給付費用
38,190 百万円
(注) 簡便法を採用している当行海外支店及び連結子会社の退職給付費用は、主として「勤
務費用」に含めて計上しております。
(4) 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
1. 割引率
当行及び国内連結子会社
2.5%〜 3.0 %
海外連結子会社
7.5%〜 7.75%
2. 期待運用収益率
当行及び国内連結子会社
3.0%〜 5.33%
海外連結子会社
7.5%〜 9.5 %
3. 退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
4. 過去勤務債務の額の処理年数
主として 8 年(発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数による定額
法による)
5. 数理計算上の差異の処理年数
主として 10 年(発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数による定
額法により、主として翌連結会計年度から費用処理することとしている)
6. 会計基準変更時差異の処理年数
主として 5 年
10. 税効果会計関係
(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却損金算入限度超過額
553,383 百万円
有価証券評価損
92,557 百万円
退職給付引当金
42,539 百万円
税務上の繰越欠損金
37,666 百万円
その他
38,837 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当金
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
リース取引に係る未実現利益
その他
764,984 百万円
△ 66,030 百万円
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
698,953 百万円
205,585 百万円
79,544 百万円
914 百万円
繰延税金負債合計
286,044 百万円
繰延税金資産の純額
412,909 百万円
149
(2) 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との
間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
38.56%
(調整)
実効税率変更による影響額
△ 9.65%
評価性引当金の増減
△ 24.87%
子会社からの受取配当金消去
△ 7.92%
その他
△ 7.23%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
△ 11.12%
(3)「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成
12 年 6 月 9 日大阪府条例第 131 号)が平成 12 年 6 月 9 日に公布され、当行の
大阪府に係る事業税の課税標準が平成 13 年 4 月 1 日以降開始する事業年度より
従来の所得から業務粗利益に変更されることにより、当該事業税は税効果会計の計
算に含められる税金でなくなることから、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に
使用する法定実効税率を、当連結会計年度より前連結会計年度の 38.56%から
37.98%に変更しております。この変更により、繰延税金資産の金額は7,330百
万円減少し、当連結会計年度に計上された法人税等調整額の金額は 10,462 百万
円増加しております。また、再評価に係る繰延税金負債の金額は 1,987 百万円減
少し、再評価差額金の金額は同額増加しております。
11. セグメント情報
セグメント情報については 159 ページに記載しております。
12. 1 株当たり情報
連結ベースの 1 株当たり純資産額
連結ベースの 1 株当たり当期純損失
連結ベースの潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
566.48 円
31.16 円
−円
(注)1. 連結ベースの 1 株当たり純資産額は、期末連結純資産額から「期末発行済優先株式
数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数(自己株式及び連結子会
社の所有する親会社株式を除く)で除して算出しております。
2. 連結ベースの 1 株当たり当期純損失は、当期純損失に当期優先株式配当金総額を加
算した金額を、期中平均発行済普通株式数(自己株式及び連結子会社の所有する親
会社株式を除く)で除して算出しております。
3. 連結ベースの潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益は、当連結会計年度については
当期純損失が計上されているため記載しておりません。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
150
13. 重要な後発事象
(1) 株式移転による銀行持株会社の設立及び子会社(日本信託銀行株式会社)株式の
移転
当行及び当行の連結子会社である日本信託銀行株式会社は、平成 13 年 4 月 2 日
に、三菱信託銀行株式会社と共同して、株式移転により完全親会社「株式会社三菱
東京フィナンシャル・グループ」を設立し、当行、三菱信託銀行株式会社及び日本
信託銀行株式会社はその完全子会社となりました。この結果、当行が保有していた
三菱信託銀行株式会社の株式、日本信託銀行株式会社の株式ならびに自己株式は株
式移転により親会社株式となりましたので、当行は親会社株式を保有することとな
りました。
(2) 子会社(東京信託銀行株式会社)株式の譲渡
当行ならびに当行の連結子会社である日本信託銀行株式会社及び東京信託銀行株式
会社が三菱信託銀行株式会社との間で平成12年4月19日に締結した経営統合に
関する覚書に基づく経営統合の一環として、当行は、上記信託銀行 3 行の合併を
前提に、平成 13 年 9 月 28 日を予定日として、東京信託銀行株式会社の全株式を
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループに譲渡する旨の株式譲渡契約を、同社
との間で平成 13 年 5 月 24 日に締結いたしました。
(3) 経営統合の目的
この経営統合は、これまでの提携・協力関係を大きく前進させ、当行と信託銀行3
行それぞれが持つノウハウ、人材、インフラ、顧客基盤等を有機的に一体化させる
ものです。これにより、商業銀行業務、信託業務、国際金融業務、資産運用業務、
投資銀行業務等に関する専門性を背景に、多角的で質の高い金融サービスを一つの
持株会社の下で国内外のお客様に迅速かつ的確に提供し、競争優位性のある金融
サービス・グループとして更なる発展を目指します。
(4) 日本信託銀行株式会社及び東京信託銀行株式会社の事業内容ならびに当行との関係
内容
主要な
事業の
内容
当行との関係内容
役員の
資金援助 営業上の取引
兼任等(人)
設備の賃貸借
業務提携
信託業務
日本信託銀行
一般商業
株式会社
銀行業務
ー
ー
コルレス関係
東京三菱銀行より
預金取引関係
建物の一部を賃借
金銭貸借関係
ー
東京信託銀行 信託業務
株式会社
銀行業務
ー
ー
預金取引関係 東京三菱銀行より
金銭貸借関係 建物の一部を賃借
ー
(5) 翌連結会計年度の連結財務諸表への影響
連結子会社であった日本信託銀行株式会社及び東京信託銀行株式会社は、みなし売
却日(それぞれ平成 13 年 4 月 1 日及び平成 13 年 9 月 30 日)以降、連結対象
外となる予定であります。
14. 関連当事者との取引
(1) 親会社及び法人主要株主等
該当ありません。
(2) 役員及び個人主要株主等
属性
役員の
近親者
会社等
の名称
事業内容
又は職業
山田 和江
─
議決権等
の所有
(被所有)割合
取引の
内容
被所有
資金の貸付
直接 0.0%
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
─
貸出金
17
(注)市場金利を勘案して利率を合理的に決定しており、返済条件は期間 10 年、1 カ月
毎元利均等返済であります。
なお、担保として不動産に抵当権を設定しております。
(3) 子会社等
該当ありません。
(4) 兄弟会社等
該当ありません。
有価証券の時価等関係
平成 11 年度
(単位:百万円)
平成11年度
連結貸借対照表価額
時価
評価損益
うち評価益
有価証券
債券
株式
その他
合計
うち評価損
231,751
4,420,464
717,655
239,977
5,636,539
732,687
8,226
1,216,074
15,032
8,680
1,216,440
17,659
454
365
2,627
5,369,870
6,609,203
1,239,332
1,242,780
3,447
(注) 1. 本表記載の有価証券は、上場有価証券(債券は、国債、地方債、社債であります)を対象としております。
なお、上場有価証券の時価は、主として東京証券取引所の最終価格又は日本証券業協会が発表する公社債店頭(基準)気配表に掲載されている銘柄の利回りに基づいて計算した価格によっ
ております。
2.「株式」には、自己株式は含まれておりません。なお、自己株式の連結貸借対照表価額は12百万円、自己株式の評価益は、0百万円であります。
3. 非上場有価証券のうち時価相当額として価格等の算定が可能なものは、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
連結貸借対照表価額
時価相当額
評価損益
うち評価益
有価証券
債券
株式
その他
合計
うち評価損
2,840,054
31,743
134,496
2,852,313
99,167
151,564
12,259
67,423
17,067
16,919
67,815
18,212
4,660
391
1,144
3,006,295
3,103,045
96,750
102,947
6,196
非上場有価証券の時価相当額は、店頭売買有価証券については日本証券業協会が公表する売買価格等、公募債券については日本証券業協会が発表する公社債店頭(基準)気配表に掲載さ
れている銘柄の利回りに基づいて計算した価格、証券投資信託の受益証券については基準価格、米国の店頭売買有価証券については全米証券業協会のNASDAQによる売買価格等によっ
ております。
4. 時価情報開示対象有価証券から除いた有価証券の連結貸借対照表価額は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
有価証券
債券
株式
その他
1,744,449
92,622
1,410,604
5. 特定取引勘定にて経理しております商品有価証券及び特定取引有価証券については、時価評価を行い、当該評価損益を連結損益計算書に計上しておりますのでここでの記載を省略しております。
有価証券関係
平成 12 年度
※1. 連結貸借対照表の「有価証券」のほか、
「現金預け金」中の譲渡性預け金ならびに「買入金銭債権」中の商品投資受益権等も含めて記載しております。
※2.「子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの」については、財務諸表における注記事項として記載しております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成12年度
連結貸借対照表計上額
売買目的有価証券
3,220,169
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
△ 1,198
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成12年度
連結貸借対照表計上額
時価
差額
うち益
うち損
外国債券
その他
37,606
276,722
40,237
276,722
2,631
ー
2,712
ー
80
ー
合計
314,328
316,959
2,631
2,712
80
東
京
三
菱
銀
行
(注) 時価は、当連結会計年度末日における市場価格等に基づいております。
3. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成12年度
取得原価
連結貸借対照表計上額
評価差額
うち益
うち損
国内株式
4,344,388
4,826,124
481,735
761,786
280,050
国内債券
国債
地方債
社債
外国株式
外国債券
その他
8,664,167
7,765,612
187,495
711,059
6,448
3,204,681
407,152
8,720,973
7,803,032
193,544
724,396
24,270
3,224,456
394,790
56,805
37,420
6,048
13,336
17,821
19,775
△ 12,362
57,841
38,114
6,049
13,677
18,046
32,510
1,506
1,035
694
0
340
225
12,734
13,868
16,626,839
17,190,615
563,776
871,691
307,915
合計
(注) 連結貸借対照表計上額は、当連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
151
4. 当該連結会計年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成 12 年度
平成12年度
売却額
その他有価証券
17,243,544
その他有価証券評価差額金
売却益の合計額 売却損の合計額
265,952
72,218
連結貸借対照表に計上されている「その他有価証券評価差額金」の内訳は、次
のとおりであります。
(単位:百万円)
5. 時価のない有価証券の主な内容および連結貸借対照表計上額
(単位:百万円)
平成12年度
満期保有目的の債券 外国債券
その他有価証券
29,910
国内株式
外国株式
地方債
社債
その他の国内証券
189,077
8,624
47,785
201,746
26,369
6. その他有価証券のうち満期があるものおよび
満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
平成12年度
評価差額
その他有価証券
運用目的および満期保有目的以外の金銭の信託
563,776
563,776
ー
繰延税金負債
△ 222,295
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前)
341,480
少数株主持分相当額
△ 1,227
持分法適用会社が所有するその他有価証券に係る
評価差額金のうち親会社持分相当額
△ 1,287
その他有価証券評価差額金
338,965
平成12年度
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
債券
国債
地方債
社債
外国債券
その他
5,125,561
5,028,069
3,245
94,247
233,265
281,960
2,808,149
1,858,055
162,850
787,243
1,510,811
92,286
1,035,783
916,907
75,233
43,642
904,993
82,059
10年超
1,010
ー
ー
1,010
644,233
62,681
合計
5,640,787
4,411,247
2,022,836
707,925
金銭の信託関係
金銭の信託の時価等関係
平成 11 年度
(単位:百万円)
平成11年度
金銭の信託
連結貸借
対照表価額
時価等
381,261
391,719
平成 12 年度
1. 運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
評価損益
平成12年度
うち評価益
10,458
18,377
うち評価損
連結貸借対照表
計上額
7,919
(注) 時価等の算定は、以下により金銭の信託の受託者が合理的に算出した価格によっており
ます。
1. 上場有価証券については、主として東京証券取引所の最終価格又は日本証券業協会が発
表する公社債店頭(基準)気配表に掲載されている銘柄の利回りに基づいて計算した価格
によっております。
2. 店頭株式については、日本証券業協会が公表する売買価格等によっております。
運用目的の金銭の信託
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
208,021
△ 440
2. 運用目的および満期保有目的以外の金銭の信託
(単位:百万円)
平成12年度
取得原価
運用目的および
満期保有目的以外の
金銭の信託
連結貸借
対照表計上額
107,423
評価差額
うち益
107,423
ー
うち損
ー
ー
(注) 連結貸借対照表計上額は、当連結会計年度末日における市場価額等に基づく時価により
計上したものであります。
デリバティブ取引関係
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
平成 11 年度
1. 取引の状況に関する事項
当行及び連結子会社の行っているデリバティブ取引には、金利・通貨等先物取引、金利・
為替先渡取引、先物外国為替取引、金利・通貨等スワップ取引、金利・通貨等オプション
取引などがあります。
なお、当行では、行内で定めるリスク管理・運営方針に基づき、主として以下の目的でデ
リバティブ取引に積極的に取り組んでおります。
・顧客へのリスクヘッジ手段の提供
・短期的な為替・金利見通しに基づくトレーディング
・資産・負債に係わる為替・金利リスクの調整
また、他の取引と同様デリバティブ取引についても、市場リスク、信用リスク別に、可能
な限り統一的な手法で測定・管理を行っております。
市場リスクにつきましては、経営会議から半期毎、為替・資金・デリバティブなどの業務
毎にバリュー・アット・リスク(保有期間中に一定の確率でポートフォリオに発生する最
大損失額を統計的に推定したリスク指標、以下VaR)を用いた権限を付与し、行内の独立
した市場リスクの管理部署である市場リスク管理部が日次、グローバル・連結ベースで銀
行全体のリスクの量を計測、管理し、直接経営陣に報告しております。なお、当行の内部
モデルでは、過去 3 年間(観測期間)の統計データに基づいた分散共分散マトリクス(リ
スク・ファクター間の相関を考慮)により VaR を算出しております。
一方、信用リスクにつきましては、フロントと独立した与信所管部が再構築コスト及び再
構築コストの将来の変動を考慮に入れた与信残高の把握と管理を行っております。
なお、平成11年度のVaR値及び信用リスク相当額は、それぞれ以下のとおりであります。
(VaR 値)
VaR 実績値
リスク・カテゴリー
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
商品
分散効果
合計
日次平均
最大値
最小値
期末日
14.0
9.3
2.9
5.6
3.6
2.5
△ 3.6
23.4
20.4
5.9
15.5
10.6
5.1
ー
7.7
4.1
1.7
1.6
0.9
0.6
ー
9.1
5.2
3.0
6.6
4.9
2.7
△ 4.4
22.1
31.9
13.7
18.9
(注) 1. デリバティブ取引を含むトレーディング業務を対象範囲としております。
2. 計数は保有期間 1 日、信頼水準 2 標準偏差(97.7%)であります。
3. 最大値及び最小値は、各々実現した日が異なります。
(信用リスク相当額)
(単位:億円)
平成 11 年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による信用リスク削減効果
合計
152
(単位:億円)
平成 11 年度
24,145
7,757
7,526
1,307
501
1,151
△ 15,183
27,206
(注) 1. 計数は連結自己資本比率(国際統一基準)算定に用いたものであります。
2. ネッティングとは、同一取引先との間で締結した全てのオフバランス取引の時価
評価額を相殺し、相殺後の金額を信用リスク相当額とすることであります。
2. 取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 金利先物
売建
11,871,573
586,785
11,833,557
38,016
買建
5,213,960
337,104
5,203,451
△ 10,508
114,154
ー
66
87
金利オプション
売建
コール
(154)
プット
14,771
平成11年度
ー
(35)
7
27
買建
コール
88,969
プット
14,771
ー
(217)
店頭
90
△ 127
7
△ 63
ー
(71)
(注) 1. 時価の算定
①取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によって
おります。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算
定しております。
2.( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
3. 特定取引目的以外の金利スワップについては、経過利息相当額251,620百万
円を連結貸借対照表及び連結損益計算書に実現利益として認識しているため、
未実現損失の金額は27,874百万円であります。
4. 金利スワップの残存期間別想定元本は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
1年以内
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
26,616,575 11,735,624
15,651,546 5,023,831
314,717
144,082
売建
4,735
505
4,786
△ 50
6,233
306
6,247
14
取引所 金利先物
売建
買建
金利オプション
売建
コール
金利スワップ
受取固定・支払変動 41,457,961
14,841,385
400,886
400,886
受取変動・支払固定 23,120,397
7,468,850
△ 176,041
△ 176,041
407,067
△ 1,099
△ 1,099
721,785
プット
金利オプション
買建
コール
売建
ー
ー
(ー)
プット
ー
プット
ー
ー
ー
(ー)
店頭
ー
金利先渡契約
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
買建
コール
ー
ー
(ー)
プット
ー
ー
(ー)
売建
24,671
24,671
(89)
買建
2,825
300
△ 211
1
△ 87
1,242
(ー)
買建
1,242
14
8,575
買建
5,731
5,483
(60)
(60)
合計
465
△ 405
プット
買建
コール
フロアー
売建
2,639
390
329
250,767
166
75
2,763
買建
売建
162,519
(204)
162,700
(87)
278,617
14
スワップション等
100
受取固定・支払固定
キャップ
売建
14
128
1,252,151
△ 1,267,077
642
△ 14
1,242
(ー)
196,119
(172)
198,376
(145)
90,456,550
95,053,616
3,512,907
プット
1,242
4,761,267
9,628,448
金利スワップ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
フロアー
売建
4,789,404
9,671,747
1,253,604
1,128,299
2,825
(89)
時価
1,253,252
1,129,048
金利オプション
売建
コール
キャップ
合計
平成11年度
契約額等
買建
コール
3年超
3,105,761 41,457,961
2,445,018 23,120,397
262,984
721,785
5. 特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益
を連結損益計算書に計上しておりますので左記記載から除いております。
特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
金利先渡契約
受取変動・支払変動
1年超3年以内
買建
スワップション等
売建
買建
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
9,550,688
(27,948)
5,394,411
(13,316)
1,594,066
(4,479)
3,241,699
(5,992)
2,387,726
(28,128)
2,038,608
(21,788)
ー
ー
17,078
21,423
12,467
17,409
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
46,199
35,910
(注)
( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
153
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
店頭
通貨スワップ
1,558,346
252,613
29,905
29,905
うち米ドル
1,295,221
179,922
20,996
20,996
ユーロ
85,147
6,772
1,599
1,599
英ポンド
26,614
1,698
△ 542
△ 542
独マルク
16,417
14,221
3,863
3,863
スイス・フラン
28,775
4,191
796
796
106,170
45,808
3,191
3,191
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
その他
(注) 1. 時価の算定
割引現在価値により算定しております。
2.( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
3. 特定取引目的以外の通貨スワップについては、経過利息相当額3,079百万円
を連結貸借対照表及び連結損益計算書に実現損失として認識しているため、未
実現利益の金額は32,985百万円であります。
4. 特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益
を連結損益計算書に計上しておりますので、左記記載から除いております。
特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
店頭
為替予約
通貨オプション
その他
売建
コール
ー
ー
(ー)
プット
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(ー)
買建
コール
ー
ー
△ 72,123
△ 4,734
△ 18,396
2,353
△ 5,453
14,722
739,561
△ 60,615
平成11年度
ー
契約額等
ー
取引所
ー
(ー)
時価
9,421,969
7,678,525
204,915
260,497
319,909
218,560
5. 先物為替予約、通貨オプション等のうち、連結会計年度末日に引直しを行い、そ
の損益を連結損益計算書に計上しているもの及び外貨建金銭債権債務等に付
されたもので当該外貨建金銭債権債務等の連結貸借対照表表示に反映されて
いるものについては、左記記載から除いております。
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりで
あります。
(単位:百万円)
ー
(ー)
プット
通貨スワップ
うち米ドル
ユーロ
英ポンド
独マルク
スイス・フラン
ー
ー
その他
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
通貨先物
売建
買建
1,306
4,129
通貨オプション
売建
コール
ー
(ー)
ー
(ー)
プット
買建
コール
ー
(ー)
ー
(ー)
プット
店頭
為替予約
売建
買建
通貨オプション
売建
コール
プット
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
154
買建
コール
プット
21,345,914
21,938,102
1,188,637
(14,786)
986,319
(20,841)
1,278,663
(6,531)
883,150
(19,570)
その他
売建
買建
(注)
( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
ー
ー
(3) 株式関連取引
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 株式指数先物
売建
買建
株式指数オプション
売建
コール
プット
買建
コール
プット
店頭
有価証券店頭オプション
売建
コール
プット
買建
コール
プット
49,416
ー
ー
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
△ 1,583
ー
ー
ー
平成11年度
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
契約額等
取引所 株式指数先物
売建
買建
株式指数オプション
売建
コール
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
有価証券店頭指数等
スワップ
株価指数変化率受取・
短期変動金利支払
短期変動金利受取・
株価指数変化率支払
51,000
ー
(注) 1. 時価の算定
①取引所取引については、大阪証券取引所等における最終の価格によっており
ます。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算
定しております。
2.( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
3. 特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益
を連結損益計算書に計上しておりますので左記記載から除いております。
特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
プット
買建
コール
ー
ー
ー
ー
ー
ー
プット
ー
店頭
有価証券店頭オプション
売建
コール
プット
ー
ー
ー
買建
コール
プット
その他
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
合計
有価証券店頭指数等スワップ
株価指数変化率受取・
短期変動金利支払
短期変動金利受取・
株価指数変化率支払
19,149
21,477
3,885
(511)
6,031
(33)
19,082
21,930
3,387
9
2,890
(29)
10,465
(156)
146,145
(8,702)
96,362
(2,378)
127,914
(6,220)
99,524
(2,437)
69
279
38,795
1,102
28,186
944
ー
ー
4,000
213
ー
ー
ー
ー
その他
売建
買建
△ 1,583
時価
(注)
( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 債券先物
売建
買建
債券先物オプション
売建
コール
プット
買建
コール
プット
店頭
債券店頭オプション
売建
コール
プット
買建
コール
プット
その他
売建
買建
合計
2,343,929
2,050,133
ー
ー
2,366,509
2,055,502
△ 22,580
5,369
(注) 1. 時価の算定
①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっており
ます。
②店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算定しております。
2.( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
3. 特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益
を連結損益計算書に計上しておりますので左記記載から除いております。
特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
373,807
(1,238)
100,000
(251)
ー
ー
(ー)
20,207
(99)
ー
契約額等
1,397
△ 158
146
105
ー
ー
ー
108
8
取引所 債券先物
売建
買建
債券先物オプション
売建
コール
ー
プット
買建
コール
325,000
(1,263)
465,000
(1,300)
ー
20,000
(26)
170,000
(778)
ー
ー
ー
1,456
ー
332
967
店頭
債券店頭オプション
売建
コール
20
プット
718
△ 59
買建
コール
ー
ー
ー
ー
46
ー
ー
ー
プット
△ 192
△ 16,520
プット
その他
売建
買建
時価
252,455
374,815
253,287
376,385
123,956
(650)
67,947
(374)
104,449
(219)
128,395
(382)
37,933
(142)
107,538
(1,136)
89,999
(617)
17,146
(57)
ー
ー
(注)
( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
東
京
三
菱
銀
行
681
436
272
210
294
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
967
718
33
ー
ー
155
(5) 商品関連取引
(単位:百万円)
(注) 1. 時価の算定
①取引所取引については、ロンドン金属取引所等における最終の価格によって
おります。
②店頭取引については、取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る
契約を構成する要素に基づき算出しております。
2. 商品は主に金属に係るものであります。
3.( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
4. 特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益
を連結損益計算書に計上しておりますので左記記載から除いております。
特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 商品先物
売建
買建
商品オプション
売建
コール
プット
買建
コール
プット
店頭
商品先渡
売建
買建
商品スワップ
商品指数変化率受取・
短期変動金利支払
短期変動金利受取・
商品指数変化率支払
商品オプション
売建
コール
プット
買建
コール
プット
ー
ー
ー
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
平成11年度
契約額等
ー
取引所 商品先物
売建
買建
ー
ー
ー
ー
商品オプション
売建
コール
ー
ー
プット
ー
ー
ー
ー
ー
買建
コール
ー
ー
プット
店頭
6,796
6,796
△ 413
△ 413
6,796
6,796
413
413
6,500
(158)
2,090
(ー)
商品スワップ
商品指数変化率受取・
短期変動金利支払
短期変動金利受取・
商品指数変化率支払
3,103
ー
158
366
△ 366
商品先渡
売建
買建
商品オプション
売建
コール
2,090
プット
6,500
(ー)
2,090
(113)
その他
売建
買建
ー
ー
3,103
366
366
買建
コール
ー
△ 113
プット
ー
ー
ー
ー
2,090
ー
ー
合計
その他
売建
買建
44
時価
3,401
4,450
3,938
4,833
3,812
(223)
2,708
(64)
380
11
9,969
(335)
2,641
(77)
706
16
ー
ー
ー
ー
55,261
7,105
46,320
9,051
248,678
(4,003)
34,268
(2,015)
62,049
(5,556)
13,001
(1,895)
7,897
383
8,168
ー
ー
455
ー
ー
(注)
( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
(6) その他
クレジットデリバティブ取引
特定取引目的以外の取引は保証に準じた取引であり、記載対象から除いております。
特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益を連結損益計算書に計上しております。
特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
156
平成11年度
契約額等
店頭
時価
売建
467,343
△ 31,777
買建
763,344
47,897
(注) 1. 時価の算定
割引現在価値により算定しております。
2.「売建」は信用リスクの引受取引、
「買建」は信用リスクの引渡取引を表しており
ます。
デリバティブ取引関係
平成 12 年度
1. 取引の状況に関する事項
当行及び連結子会社の行っているデリバティブ取引には、金利・通貨等先物取引、金利・
為替先渡取引、先物外国為替取引、金利・通貨等スワップ取引、金利・通貨等オプション
取引などがあります。
なお、当行では、行内で定めるリスク管理・運営方針に基づき、主として以下の目的でデ
リバティブ取引に積極的に取り組んでおります。
・顧客へのリスクヘッジ手段の提供
・短期的な為替・金利等の見通しに基づくトレーディング
・資産・負債に係わる為替・金利リスク等の調整
また、他の取引と同様デリバティブ取引についても、市場リスク、信用リスク別に、可能
な限り統一的な手法で測定・管理を行っております。
市場リスクにつきましては、経営会議から半期毎、為替・資金・デリバティブなどの業務
毎にバリュー・アット・リスク(保有期間中に一定の確率でポートフォリオに発生する最
大損失額を統計的に推定したリスク指標、以下VaR)を用いた権限を付与し、行内の独立
した市場リスクの管理部署である総合リスク管理室が日次、グローバル・連結ベースで銀
行全体のリスクの量を計測、管理し、直接経営陣に報告しております。なお、当行の内部
モデルでは、過去 3 年間(観測期間)の統計データに基づいた分散共分散マトリクス(リ
スク・ファクター間の相関を考慮)により VaR を算出しております。
一方、信用リスクにつきましては、フロント組織から独立した与信所管部が再構築コスト
及び再構築コストの将来の変動を考慮に入れた与信残高の把握と管理を行っております。
この他に、当行は貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金利リスクをデリバ
ティブ取引を用いて総体で管理するマクロヘッジを実施しております。マクロヘッジのリ
スク量の測定単位にはベーシス・ポイント・バリュー(金利変動に対する価格感応度)な
どを使用し、フロント組織から独立したミドルオフィス、バックオフィス及びこれに類似
した部署が、あらかじめ定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段であるデリバ
ティブ取引のリスク量が収まっているかなどヘッジの有効性を評価し、この結果を総合リ
スク管理室が取りまとめ、経営陣に報告しております。
なお、平成12年度のVaR値及び信用リスク相当額は、それぞれ以下のとおりであります。
(VaR 値)
(信用リスク相当額)
VaR 実績値
平成12年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による信用リスク削減効果
平成12年度
リスク・カテゴリー
(単位:億円)
(単位:億円)
日次平均
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
商品
分散効果
合計
最大値
最小値
期末日
18.0
11.1
7.1
4.1
9.6
2.4
△ 4.2
29.5
20.2
16.0
8.4
21.3
5.4
ー
9.6
5.1
2.6
1.3
4.7
0.7
ー
15.0
6.8
6.4
3.0
8.2
2.9
△ 2.4
29.9
41.1
19.2
26.7
合計
36,053
7,507
9,891
1,213
1,260
6,536
△ 21,847
40,615
(注) 1. 計数は連結自己資本比率(国際統一基準)算定に用いたものであります。
2. ネッティングとは、同一取引先との間で締結した全てのオフバランス取引の時価評価
額を相殺し、相殺後の金額を信用リスク相当額とすることであります。
(注) 1. デリバティブ取引を含むトレーディング業務を対象範囲としております。
2. 計数は保有期間1日、信頼区間97.7%であります。
3. 最大値及び最小値は、各々実現した日が異なります。
2. 取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 金利先物
売建
9,755,022
2,072,999
△ 114,462
△ 114,462
買建
13,206,478
1,338,032
131,273
131,273
売建
2,792,470
ー
△ 3,763
△ 2,048
買建
4,200,254
ー
3,908
43
金利オプション
店頭
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上してお
ります。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、左記記載から除いてお
ります。
2. 時価の算定
①取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によって
おります。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算
定しております。
金利先渡契約
売建
1,071,915
48,131
2,175
2,175
買建
1,236,504
79,117
△ 1,168
△ 1,168
受取固定・支払変動 99,836,810
69,022,923
2,985,647
2,985,647
受取変動・支払固定 104,487,426
67,620,562 △ 2,981,802 △ 2,981,802
金利スワップ
受取変動・支払変動
3,700,009
2,946,613
△ 5,223
△ 5,223
受取固定・支払固定
378,173
251,476
2,082
2,082
売建
8,692,009
5,583,086
△ 78,427
△ 23,023
買建
7,441,014
4,909,286
74,837
31,657
15,076
25,151
その他
合計
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
店頭
通貨スワップ
7,811,585
6,017,518
△ 56,382
△ 56,382
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上してお
ります。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引及び下記注3.の取引は、左
記記載から除いております。
2. 時価の算定
割引現在価値により算定しております。
3. いわゆる
「新外為経理基準」に基づき、期間損益計算を行っている通貨スワップ
取引については、左記記載から 除いております。
期間損益計算を行っている通貨スワップ取引の契約額等は、下記のとおりであ
ります。
(単位:百万円)
東
京
三
菱
銀
行
平成12年度
通貨スワップ
契約額等
時価
1,920,411
14,654
評価損益
14,654
また、同様に、先物為替予約、通貨オプション等のうち、連結会計年度末日に引直
しを行い、その損益を連結損益計算書に計上しているものは、左記記載から除い
ております。
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は、下記のとおりで
あります。
(単位:百万円)
平成12年度
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
契約額等
取引所
店頭
通貨先物
売建
買建
1,152
8,928
為替予約
売建
買建
29,977,073
31,466,330
通貨オプション
売建
買建
3,084,445
3,131,766
157
(3) 株式関連取引
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 株式指数先物
売建
買建
株式指数オプション
売建
買建
店頭
有価証券店頭オプション
売建
買建
有価証券店頭指数等
スワップ
株価指数変化率受取・
短期変動金利支払
短期変動金利受取・
株価指数変化率支払
78,021
13,675
ー
ー
△ 384
△ 159
△ 384
△ 159
8,415
8,284
ー
ー
△ 168
222
14
△8
185,076
217,067
95,855
103,784
△ 36,432
34,382
△ 28,413
26,692
24,972
1,000
2,908
2,908
15,016
4,972
合計
404
404
775
1,053
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 債券先物
売建
買建
店頭
1,113,454
752,126
339,934
13,583
△ 1,115
216
△ 1,115
216
債券先物オプション
売建
買建
351,162
124,239
17,862
11,889
△ 1,689
474
△ 98
6
債券店頭オプション
売建
買建
336,850
316,400
ー
ー
△ 1,109
1,705
△ 96
584
△ 1,517
△ 502
合計
(5) 商品関連取引
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
商品オプション
売建
買建
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
店頭
商品オプション
売建
買建
3,039
6,962
1,038
940
195
△ 489
195
△ 489
815
1,359
ー
ー
△8
107
24
27
121,148
31,017
△ 1,133
△ 1,133
94,318
25,905
△ 1,698
△ 1,698
104,117
114,033
9,812
14,884
△ 16,540
18,096
△ 13,821
13,998
△ 1,471
△ 2,897
合計
(6) クレジットデリバティブ取引
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
合計
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上してお
ります。
2. 時価の算定
①取引所取引については、国際石油取引所等における最終の価格によっており
ます。
②店頭取引については、取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る
契約を構成する要素に基づき算出しております。
3. 商品は主に石油に係るものであります。
(単位:百万円)
平成12年度
店頭
158
商品スワップ
商品指数変化率受取・
短期変動金利支払
短期変動金利受取・
商品指数変化率支払
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上してお
ります。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、左記記載から除いてお
ります。
2. 時価の算定
①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっており
ます。
②店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算定しております。
(単位:百万円)
平成12年度
取引所 商品先物
売建
買建
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上してお
ります。
2. 時価の算定
①取引所取引については、大阪証券取引所等における最終の価格によっており
ます。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算
定しております。
クレジット・デフォルト・
オプション
売建
買建
271,163
470,295
265,946
344,329
28,200
2,660
28,200
2,660
その他
売建
買建
1,350
138,297
ー
44,654
625
4,698
625
4,698
36,184
36,184
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上してお
ります。
2. 時価の算定
割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
3.「売建」は信用リスクの引受取引、
「買建」は信用リスクの引渡取引であります。
セグメント情報
(1) 事業の種類別セグメント情報
連結会社は、銀行業務以外に一部で証券、信託、リース等の事業を営んでおりますが、それらの事業の全セグメントに占める割合が僅少であるため、事業の種
類別セグメント情報は記載しておりません。
(2) 所在地別セグメント情報
平成 11年度
(単位:百万円)
日本
北米
中南米
欧州・中近東
アジア・オセアニア
計
消去又は全社
連結
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
2,521,444
659,103
39,529
201,793
210,659
3,632,531
111,211
7,724
98,046
100,069
65,509
382,561
(382,561)
ー
計
2,632,656
666,828
137,575
301,863
276,169
4,015,092
(382,561)
3,632,531
経常費用
2,407,838
580,346
132,498
296,773
237,562
3,655,018
(364,437)
3,290,581
経常利益
224,818
86,481
5,077
5,090
38,607
360,074
(18,124)
341,949
64,451,524 10,913,055
2,676,318
7,043,956
(2)セグメント間の内部経常収益
II 資産
ー
3,632,531
5,081,271 90,166,126 (15,370,527) 74,795,598
(注) 1. 当行の本支店及び連結子会社について、地理的近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と地域ごとに区分の上、一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それ
ぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
2. 北米には米国、カナダが属しております。中南米にはカリブ海地域、パナマ、ブラジル等が属しております。欧州・中近東には英国、
ドイツ、オランダ等が属しております。アジア・オセアニアには
香港、シンガポール、タイ等が属しております。
3. 一部の連結子会社の保有する取引所の相場のある社債、株式及びその他の証券の評価は、従来、原価法により行っておりましたが、当連結会計年度より連結財務諸表上の会計方針を統一す
るために、低価法(洗い替え方式)により行うことと致しました。この変更により、従来の方法によった場合に比べ、連結合計で経常費用が、18,048百万円増加し、資産及び経常利益は同額減
少しておりますが、この影響は日本におけるものであります。
4. 貸倒引当金は前連結会計年度までは負債の部に計上しておりましたが、
「銀行法施行規則」
(昭和57年大蔵省令第10号)別紙様式が改正されたことに伴い、当連結会計年度より資産の部の
最後に対象資産から一括控除する方法により表示しております。この変更により、従来と同一の表示によった場合に比べ、資産は日本について908,202百万円、北米について61,819百万
円、中南米について3,303百万円、欧州・中近東について10,076百万円、アジア・オセアニアについて75,412百万円それぞれ減少しております。
5.「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12年4月1日東京都条例第145号)が平成12年3月30日に可決・成立し、東京都に係る事業税の課税
標準が同年4月1日以降開始する事業年度より従来の所得から業務粗利益に変更されることにより、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でなくなることから、当行及び国内信託
銀行連結子会社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率が下がっております。これにより、連結合計で資産は50,197百万円減少しておりますが、この影響は日
本におけるものであります。
平成 12 年度
(単位:百万円)
日本
北米
中南米
欧州・中近東
アジア・オセアニア
計
消去又は全社
連結
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
1,584,671
715,802
28,732
365,793
218,114
2,913,114
ー
2,913,114
98,115
85,465
109,274
103,337
92,016
488,210
(488,210)
ー
計
1,682,786
801,267
138,007
469,131
310,131
3,401,325
(488,210)
2,913,114
経常費用
1,943,559
702,680
132,886
474,096
249,667
3,502,889
(466,152)
3,036,737
経常利益(△は経常損失)
△ 260,772
98,587
5,121
△ 4,964
60,464
△ 101,563
(22,058)
△ 123,622
74,421,600
13,079,567
2,546,119
9,882,007
II 資産
5,458,080 105,387,375 (15,543,822) 89,843,553
(注) 1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2. 当行の本支店及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と地域ごとに区分の上、一般企業の売上高及び営業利益に替えて、そ
れぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
3. 北米には米国、カナダが属しております。中南米にはカリブ海地域、パナマ、ブラジル等が属しております。欧州・中近東には英国、
ドイツ、オランダ等が属しております。アジア・オセアニアに
は香港、シンガポール、中国等が属しております。
4.「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12年6月9日大阪府条例第131号)が平成12年6月9日に公布されたことから、当行の繰延税金資産
及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率を当連結会計年度より前連結会計年度の38.56%から、37.98%に変更しております。この変更により、連結合計で資産は7,330百万
円減少しておりますが、この影響は日本によるものであります。
5. 当行及び国内連結子会社は、当連結会計年度から退職給付に係る会計基準を適用しております。この結果、従来の方法によった場合と比較して、経常費用及び経常損失は日本について7,732
百万円、北米について11百万円それぞれ減少し、欧州・中近東について133百万円、アジア・オセアニアについて2百万円それぞれ増加しております。
6. 当行及び国内連結子会社は、当連結会計年度から金融商品に係る会計基準を適用しております。この結果、従来の方法によった場合と比較して、経常損失は日本について176,321百万円、
欧州・中近東について0百万円、アジア・オセアニアについて2,515百万円それぞれ減少しております。
7. マクロヘッジのリスク調整手段となるデリバティブ取引に係る損益は、従来と同じ損益科目で表示しておりますが、当連結会計年度からこれらの損益を科目毎に純額で表示しております。この
結果、従来の方法によった場合と比較して、経常収益及び経常費用は日本について259,604百万円、北米について177,931百万円、欧州・中近東について28,930百万円、アジア・オセ
アニアについて14,721百万円それぞれ減少しております。
(3)海外経常収益
(単位:百万円)
海外経常収益
連結経常収益
海外経常収益の連結経常収益に
占める割合
平成 11 年度
1,111,086
3,632,531
30.5%
平成 12 年度
1,328,443
2,913,114
45.6%
(注) 1. 記載金額は百万円未満を比率は小数点第2位以下をそれぞれ切り捨てて表示しております。
2. 一般企業の海外売上高に替えて、海外経常収益を記載しております。
3. 海外経常収益は、当行の海外店取引、並びに海外連結子会社の取引に係る経常収益(ただし、連結会社間の内部経常収益を除く)で、こうした膨大な取引を相手先別に区分していないため、国
又は地域ごとのセグメント情報は記載しておりません。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
159
連結情報
1. 国内・海外別損益の内訳
(単位:億円)
平成11年度
国内
資金運用収支
資金運用収益
資金調達費用
海外
平成12年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
6,225
12,846
6,621
2,597
10,228
7,631
△ 170
△ 1,497
△ 1,327
8,652
21,577
12,925
5,634
10,441
4,806
2,434
10,916
8,482
△ 242
△ 1,840
△ 1,598
7,826
19,517
11,690
1,513
1,972
459
741
1,029
288
△ 522
△ 611
△ 89
1,731
2,390
658
2,252
2,744
492
1,017
1,287
269
△ 601
△ 773
△ 172
2,668
3,258
589
493
667
174
109
122
12
ー
△ 181
△ 181
602
608
6
569
621
52
374
1,229
854
ー
△ 191
△ 191
943
1,659
715
217
2,447
2,230
147
334
187
△6
△9
△3
358
2,772
2,414
799
1,421
622
333
482
148
17
△6
△ 24
1,150
1,897
746
役務取引等収支
役務取引等収益
役務取引等費用
特定取引収支
特定取引収益
特定取引費用
その他業務収支
その他業務収益
その他業務費用
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)および国内に本店を有する連結子会社(以下「国内連結子会社」
という)です。
「海外」
とは、当行の海外店および海外に本店を有する連結子会社(以下「海外
連結子会社」
という)です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上して表示しています。
3. 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(平成11年度54億円、平成12年度37億円)を控除して表示しています。
2. 国内・海外別資金運用/調達の内訳
(1) 平均残高
(単位:億円)
平成11年度
国内
海外
平成12年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
500,263
322,336
117,075
37,114
151,567
97,641
9,324
39,527
△ 50,194
△ 13,722
△ 10,136
△ 22,152
601,635
406,256
116,263
54,488
552,979
307,966
168,709
45,055
177,460
103,859
9,970
60,707
△ 49,443
△ 16,034
△ 10,518
△ 19,845
680,996
395,791
168,161
85,917
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
借用金等
479,632
342,989
20,150
49,487
46,091
148,625
92,836
5,599
ー
33,979
△ 41,660
△ 13,052
ー
△ 70
△ 23,741
586,598
422,773
25,750
49,417
56,328
539,656
337,764
18,469
39,270
102,975
178,545
116,250
6,541
ー
37,523
△ 43,146
△ 10,084
△0
△ 25
△ 25,155
675,055
443,929
25,011
39,244
115,342
(2) 利息、利回り
(単位:億円)
平成11年度
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
合計
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
平成12年度
利息
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
借用金等
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
12,846
6,349
2,345
651
10,228
5,753
640
1,926
△ 1,497
△ 372
△ 202
△ 783
21,577
11,730
2,784
1,794
6,621
1,800
39
518
793
7,631
3,047
289
ー
1,654
△ 1,327
△ 505
ー
△1
△ 650
12,925
4,342
328
517
1,797
利回り
利息
利回り
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
3.58%
2.88%
2.39%
3.29%
10,441
6,250
2,159
1,094
10,916
6,756
710
2,880
△ 1,840
△ 394
△ 328
△ 964
19,517
12,611
2,540
3,011
2.86%
3.18%
1.51%
3.50%
2.20%
1.02%
1.27%
1.04%
3.19%
4,806
1,986
59
322
1,451
8,482
4,777
392
ー
1,899
△ 1,598
△ 429
△0
△0
△ 897
11,690
6,334
450
322
2,453
1.73%
1.42%
1.80%
0.82%
2.12%
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)および国内連結子会社です。
「海外」
とは当行の海外店および海外連結子会社です。
2. 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出していますが、一部の連結子会社については、月末ごとの残高等に基づく平均残高を利用しています。
3. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上して表示しています。
4.「資金調達勘定」は金銭の信託運用見合額の平均残高(平成11年度 4,062億円、平成12年度 4,716億円)および利息(平成11年度 54億円、平成12年度 37億円)を、それぞれ控除
して表示しています。
5. 預け金等にはコールローン、買入手形、買現先勘定を含んでいます。
6. 借用金等にはコールマネー、売渡手形、売現先勘定、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
160
3. 国内・海外別役務取引の内訳
(単位:億円)
平成11年度
国内
役務取引等収益
うち為替業務
その他商業銀行業務
保証業務
証券関連業務
役務取引等費用
うち為替業務
海外
平成12年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
1,972
684
479
178
190
1,029
169
267
243
55
△ 611
△0
△ 84
△7
△ 53
2,390
853
662
414
191
2,744
712
408
263
353
1,287
182
613
69
48
△ 773
△0
△ 124
△ 71
△ 45
3,258
893
897
261
356
459
163
288
17
△ 89
△0
658
180
492
158
269
5
△ 172
△1
589
162
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)および国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店および海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上して表示しています。
4. 国内・海外別特定取引の内訳
(1) 特定取引収益・費用
(単位:億円)
平成11年度
国内
海外
平成12年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
特定取引収益
うち商品有価証券収益
特定取引有価証券収益
特定金融派生商品収益
その他の特定取引収益
667
137
ー
521
8
122
20
3
97
ー
△ 181
△ 65
△3
△ 112
ー
608
93
ー
507
8
621
101
35
472
11
1,229
27
47
1,154
ー
△ 191
△ 129
ー
△ 62
ー
1,659
ー
83
1,564
11
特定取引費用
うち商品有価証券費用
特定取引有価証券費用
特定金融派生商品費用
その他の特定取引費用
174
56
16
101
ー
12
8
△6
10
ー
△ 181
△ 65
△3
△ 112
ー
6
ー
6
ー
ー
52
ー
ー
52
ー
854
844
ー
10
ー
△ 191
△ 129
ー
△ 62
ー
715
715
ー
ー
ー
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)および国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店および海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上して表示しています。
(2) 特定取引資産・負債
(単位:億円)
平成11年度
国内
海外
相殺消去額(△)
平成12年度
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
特定取引資産
うち商品有価証券
商品有価証券派生商品
特定取引有価証券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引資産
43,937
25,966
3
1,645
2
7,963
8,355
11,739
3,899
ー
575
0
7,247
15
△ 7,653
ー
ー
ー
ー
△ 7,653
ー
48,022
29,866
3
2,221
3
7,557
8,370
50,418
25,734
6
2,610
0
13,120
8,946
15,377
6,467
ー
545
0
8,342
21
△ 9,686
ー
ー
ー
ー
△ 9,686
ー
56,109
32,201
6
3,156
0
11,776
8,967
特定取引負債
うち売付商品債券
商品有価証券派生商品
特定取引売付債券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引負債
14,052
4,794
1
1,425
0
7,831
ー
10,870
1,475
ー
138
0
9,256
0
△ 7,653
ー
ー
ー
ー
△ 7,653
ー
17,269
6,270
1
1,563
0
9,434
0
22,848
6,347
0
1,073
ー
13,265
2,161
16,888
7,092
ー
203
ー
9,566
26
△ 9,637
ー
ー
ー
ー
△ 9,637
ー
30,099
13,440
0
1,277
ー
13,194
2,187
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)および国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店および海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上して表示しています。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
161
5. 貸出金の状況
(1) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成11年度
残高
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
建設業
卸売・小売業、飲食店
金融・保険業
不動産業
サービス業
その他
海外および特別国際金融取引勘定分
政府等
金融機関
その他
合計
平成12年度
構成比
残高
構成比
311,905
51,431
14,769
58,968
21,466
41,599
39,775
83,892
100.00%
16.49%
4.74%
18.91%
6.88%
13.33%
12.75%
26.90%
297,469
48,027
13,577
53,681
19,610
39,521
39,155
83,895
100.00%
16.15%
4.56%
18.05%
6.59%
13.29%
13.16%
28.20%
82,572
1,188
2,941
78,442
100.00%
1.44%
3.56%
95.00%
91,372
1,784
4,343
85,244
100.00%
1.95%
4.75%
93.30%
394,477
388,841
(注)「国内」
とは、当行(海外店を除く)および国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店および海外連結子会社です。
(2) リスク管理債権の状況
※リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成10年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
平成11年度
2,180
17,446
1,070
2,999
合計
貸出金残高
貸出金に占める比率
平成12年度
1,040
14,240
622
3,213
1,145
16,488
252
16,326
23,696
19,117
34,212
433,968
394,477
388,841
5.46%.
4.84%.
8.79%.
② リスク管理債権に対する引当率
(単位:億円)
平成10年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
平成11年度
11,553
23,696
48.75%
平成12年度
10,588
19,117
55.38%
12,463
34,212
36.43%
●未収利息の会計処理
資産の自己査定により、破綻懸念先、実質破綻先および破綻先に分類した債務者に対する債権に係る未収利息を収益不計上としています。
東
京
三
菱
銀
行
●償却の会計処理
資産の自己査定によりⅣ分類(無価値または回収不能)
と認定した債権を直接償却しています。
③ 地域別リスク管理債権
(単位:億円)
平成11年度
破綻先債権
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
国内
海外
アジア
インドネシア
3カ月以上
延滞債権
958
12,985
610
貸出条件
緩和債権
合計
破綻先債権
延滞債権
2,770
17,324
1,022
14,913
3カ月以上
延滞債権
232
貸出条件
緩和債権
15,554
合計
31,723
82
1,255
12
443
1,793
122
1,575
20
771
2,489
37
643
0
253
935
30
597
11
440
1,079
35
183
0
97
317
28
173
11
115
329
タイ
0
199
ー
20
220
ー
91
ー
153
244
香港
ー
135
ー
126
262
ー
166
ー
46
212
その他
1
125
ー
8
135
1
166
ー
125
292
ロシア
ー
27
ー
ー
27
ー
22
ー
ー
22
米国
33
223
12
41
310
77
788
8
183
1,057
その他
11
360
ー
148
520
14
166
ー
147
329
1,040
14,240
622
3,213
19,117
1,145
16,488
252
16,326
34,212
合計
162
延滞債権
平成12年度
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
④ 業種別リスク管理債権
(単位:億円)
平成11年度
破綻先債権
国内
延滞債権
平成12年度
3カ月以上
延滞債権
貸出条件
緩和債権
合計
破綻先債権
3カ月以上
延滞債権
延滞債権
貸出条件
緩和債権
合計
958
12,985
610
2,770
17,324
1,022
14,913
232
15,554
製造業
200
754
38
141
1,135
151
940
8
2,253
31,723
3,354
建設業
212
855
8
125
1,201
158
1,515
0
796
2,471
卸売・小売業、飲食店
6,692
281
3,211
39
410
3,942
312
1,838
12
4,529
金融・保険業
71
504
ー
180
756
66
808
2
819
1,697
不動産業
56
5,029
211
1,235
6,532
68
6,185
81
3,846
10,182
3,863
サービス業
97
1,851
126
450
2,526
126
1,771
16
1,949
その他
22
228
73
113
439
80
391
1
468
941
消費者
15
549
111
113
789
57
1,461
108
890
2,518
2,489
海外
82
1,255
12
443
1,793
122
1,575
20
771
金融機関
35
72
ー
0
109
27
35
ー
92
154
商工業
41
1,045
9
380
1,478
63
1,388
6
645
2,104
その他
4
136
3
61
205
31
151
13
33
229
1,040
14,240
622
3,213
19,117
1,145
16,488
252
16,326
34,212
合計
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
6. 国内・海外別有価証券残高
(単位:億円)
平成11年度
国内
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
合計
海外
平成12年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
37,433
1,427
9,208
50,340
18,948
26
1
78
ー
8,924
ー
ー
△ 13
△ 4,891
△ 5,245
37,459
1,428
9,274
45,448
22,627
78,024
2,413
9,270
53,610
31,018
5
ー
32
ー
10,340
ー
ー
△ 41
△ 3,458
△ 5,534
78,030
2,413
9,261
50,152
35,825
117,358
9,031
△ 10,151
116,238
174,337
10,378
△ 9,034
175,682
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)および国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店および海外連結子会社です。
2.「その他の証券」には、外国債券および外国株式を含んでいます。
7. 国内・海外別預金科目別残高
(単位:億円)
平成11年度
国内
海外
平成12年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
流動性預金
定期性預金
その他の預金
135,829
171,674
31,195
36,236
56,015
527
△ 611
△ 9,327
△ 275
171,454
218,362
31,447
141,873
168,204
35,348
41,609
79,353
468
△ 1,830
△ 5,635
△ 1,043
181,653
241,923
34,773
計
338,699
92,779
△ 10,214
421,265
345,426
121,431
△ 8,508
458,349
譲渡性預金
合計
18,366
5,443
ー
23,810
21,706
6,964
△0
28,671
357,066
98,223
△ 10,214
445,075
367,133
128,396
△ 8,509
487,020
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)および国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店および海外連結子会社です。
2. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3. 定期性預金=定期預金+定期積金
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
163
8. 連結自己資本比率(国際統一基準)
(単位:億円)
平成8年度
基本的項目
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式払込金
資本準備金
連結剰余金
連結子会社の少数株主持分
うち海外特別目的会社の発行する優先出資証券
その他有価証券の評価差損(△)
為替換算調整勘定
営業権相当額(△)
連結調整勘定相当額(△)
計
補完的項目
控除項目
自己資本額
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
164
平成11年度
平成12年度
6,638
ー
ー
4,738
12,660
836
ー
ー
ー
17
315
7,858
1,221
ー
5,959
11,403
1,485
ー
ー
ー
12
117
7,859
1,221
ー
5,959
12,324
1,502
ー
ー
ー
22
81
7,855
1,221
ー
5,959
10,327
1,824
ー
ー
△ 964
19
ー
30,172
24,541
26,577
27,540
24,982
7,569
5,028
4,213
5,524
ー
ー
ー
ー
ー
2,542
ー
2,203
16,378
ー
ー
1,946
3,583
18,385
ー
ー
1,663
4,055
19,869
ー
ー
1,580
4,795
19,383
5,184
14,198
1,542
6,041
19,369
4,853
14,515
計
26,151
28,943
29,801
31,283
29,495
26,151
24,541
26,577
27,540
24,982
ー
(B)
ー
ー
ー
ー
うち自己資本への算入額
短期劣後債務
(C)
ー
ー
ー
ー
ー
控除項目(注 5)
(D)
ー
ー
ー
19
998
(A)+(B)+(C)−(D)
(E)
56,323
49,082
53,154
55,061
48,966
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
信用リスク・アセットの額
(F)
リスク・アセット等 マーケット・リスク相当額に
係る額((H)/ 8%)
(G)
(参考)マーケット・リスク相当額 (H)
530,074
76,759
606,834
492,132
77,970
570,102
441,860
61,956
503,817
421,920
53,912
475,833
431,143
66,472
497,616
ー
ー
4,912
392
3,839
307
4,515
361
7,573
605
計 (F)+(G)
606,834
575,014
507,657
480,348
505,190
9.28%
8.53%
10.47%
11.46%
9.69%
連結自己資本比率(国際統一基準)(E)/( I ) x 100
東
京
三
菱
銀
行
(A)
平成10年度
有価証券含み益の 45%相当額
その他有価証券の連結貸借対照表計上額の
合計額から帳簿価額の合計額を控除した額の 45%
土地の再評価額と再評価の直前の
帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注 3)
うち期限付劣後債務および期限付優先株(注 4)
うち自己資本への算入額
準補完的項目
平成9年度
(I)
(注) 1. 上記は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づいて算出したものであり、日本基準に基づく連結財務諸表をベースにしています。なお、平成10年1月1日か
らマーケット・リスク規制が導入されたことに伴い、平成9年度から
「準補完的項目」および「マーケット・リスク相当額に係る額」を計上しています。
2. 負債性資本調達手段等の内訳は、平成11年度から開示しています。
3. 告示第5条第1項第4号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)一定の場合を除き、償還されないものであること
(3)業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4)利払い義務の延期が認められるものであること
4. 告示第5条第1項第5号および第6号に掲げるものです。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られています。
5. 告示第7条第1項第1号に掲げる他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額および第2号に規定するものに対する投資に相当する額です。
9. オフ・バランス取引の想定元本額・契約金額(国際統一基準)
(1) 金融派生商品および先物外国為替取引
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
1,208,757
(25,339)
87,205
(9,925)
610,697
(18,406)
161,509
(2,473)
26,704
(941)
42,220
(767)
1,519,282
(29,951)
91,031
(10,975)
519,528
(24,024)
121,237
(2,019)
36,287
(1,478)
62,494
(945)
1,449,316
(32,443)
82,120
(8,499)
300,776
(11,764)
90,213
(1,593)
29,167
(801)
66,829
(1,913)
1,429,193
(24,145)
73,177
(7,757)
237,030
(7,526)
135,793
(1,307)
19,886
(501)
56,140
(1,026)
1,651,575
(36,053)
81,329
(7,507)
227,549
(9,891)
107,435
(1,213)
29,320
(1,260)
133,412
(5,812)
一括清算ネッティング契約による
信用リスク削減効果(△)
(ー)
2,137,096
(57,853)
合計
(27,252)
(22,731)
(15,183)
(21,847)
2,349,861
(42,141)
2,018,423
(34,284)
1,951,222
(27,081)
2,230,622
(39,892)
(注) 1.( )内は信用リスク相当額です。
2. 上記計数は、自己資本比率(国際統一基準)に基づくものであり、
( )内の信用リスク相当額の算出にあたってはカレント・エクスポージャー方式を採用しています。
3. また、信用リスク相当額の算出にあたっては、一部の取引についてネッティング(取引先ごとに、締結したすべてのオフ・バランス取引の時価評価額を相殺し、相殺後の全額を信用リスク相当
額とするもの)を採用しています。なお、ネッティングによる信用リスク削減効果額については、平成9年度より開示しています。
4. なお、国際統一基準の対象となっていない取引所取引、原契約期間が14日以内の外国為替関連取引等の想定元本額は次のとおりです。
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(売)
金利オプション(買)
通貨オプション(売)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
ー
ー
63,926
200,168
63,580
29,455
178
1,024,035
97
63
56,621
182,179
29,568
42,472
539
1,287,409
36
49
38,354
179,268
51,889
24,331
696
1,420,066
8
115
33,297
129,578
14,998
20,338
550
1,362,047
1
106
48,381
87,952
137,783
29,353
843
1,596,768
合計
1,381,344
1,598,952
1,714,692
1,560,934
1,901,190
(2) 与信関連取引
(単位:億円)
契約金額
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
コミットメント
保証取引
その他
200,664
69,581
15,357
239,356
67,023
14,522
218,474
65,697
14,990
220,561
50,670
12,867
247,392
50,538
12,967
合計
285,603
320,901
299,162
284,099
310,897
(3) 特定取引目的のクレジットデリバティブ取引
(単位:億円)
想定元本額
平成8年度
クレジットデリバティブ
平成9年度
平成10年度
8,058
(1,857)
平成11年度
8,320
(124)
(注) 1.( )内は信用リスク相当額です。
2. 上記計数は、自己資本比率(国際統一基準)に基づくものであり、
( )内の信用リスク相当額の算出にあたってはカレント・エクスポージャー方式を採用しています。
3. 平成10年度から開示しています。
4. 特定取引目的以外の取引は保証に準じた取引であり、記載対象から除いています。
平成12年度
5,958
(723)
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
165
主要な経営指標等の推移
(単体)
(単位:百万円)
経常収益
経常利益(△は経常損失)
当期純利益(△は当期純損失)
資本金
(発行済株式総数)
(
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
4,654,792
3,639,408
3,364,121
3,090,291
2,141,230
94,775
△ 917,521
△ 22,300
218,989
△ 238,526
43,824
△ 900,575
45,384
76,298
△ 174,149
785,969
普通株式
4,675,455 千株
優先株式
81,400 千株
785,969
普通株式
4,675,455 千株
優先株式
81,400 千株
658,283
普通株式
4,666,828 千株
(
)(
)(
2,793,770
1,864,692
2,886,212
2,930,201
3,046,448
総資産額
77,882,296
81,946,229
69,806,928
66,683,167
78,186,680
預金残高
43,055,902
44,339,543
39,784,093
39,653,413
42,568,813
貸出金残高
43,751,860
42,471,359
38,868,291
35,403,662
34,433,824
9,571,834
10,035,931
10,011,992
11,874,874
17,520,047
普通株式 08.50 円
優先株式 15.87 円
普通株式 4.25 円
優先株式 0.-.ー
普通株式 08.50 円
優先株式 82.50 円
普通株式 4.25 円
優先株式 41.25 円
普通株式 08.50 円
優先株式 82.50 円
普通株式 4.25 円
優先株式 41.25 円
1 株当たり配当額
8.50 円
8.50 円
(うち 1 株当たり中間配当額)
(4.25 円)
(4.25 円)
1 株当たり当期純利益
(△は 1 株当たり当期純損失)
9.44 円
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
1 株当たり純資産額
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
)
785,969
普通株式
4,675,455 千株
優先株式
81,400 千株
純資産額
有価証券残高
東
京
三
菱
銀
行
) (
663,869
普通株式
4,675,455 千株
9.44 円
598.64 円
△ 192.82 円
ー
398.82 円
単体自己資本比率(国際統一基準)
ー
ー
株価収益率
ー
ー
配当性向
90.42 %
従業員数
19,304 人
ー
18,386 人
(
) (
9.43 円
14.88 円
ー
ー
) (
)
△ 38.68 円
ー
565.08 円
574.48 円
599.35 円
11.87 %
12.75 %
11.28 %
ー
)
98.57 倍
ー
90.13 %
57.11 %
ー
17,878 人
19,780 人
18,979 人
総資産利益率(ROA)
経常利益率
当期純利益率
0.13 %
0.06 %
ー
ー
ー
0.06 %
0.35 %
0.12 %
ー
ー
資本利益率(ROE)
経常利益率
当期純利益率
3.42 %
1.58 %
ー
ー
ー
1.95 %
7.96 %
2.61 %
ー
ー
(注)1. 平成10年度の財務諸表における子会社・関連会社の範囲および税効果会計については、それぞれ「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則の一部を改正する省令」
(平成10年
大蔵省令第135号)附則第2項および「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する省令」
(平成10年大蔵省令第173号)附則第3項に基づき、これらの省令に
より改正された財務諸表等規則を適用しています。
2. 消費税および地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
3. 1株当たり純資産額は、期末純資産額から
「期末発行済優先株式数×発行価格」を控除した金額を、期末発行済普通株式数で除して算出しています。
4. 平成12年度の中間配当についての取締役会決議は平成12年11月22日に行いました。
5. 1株当たり当期純利益(または当期純損失)は、当期純利益(または当期純損失)から当期の優先株式配当金総額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数で除して算出しています。
6. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、平成9年度および平成12年度は当期純損失が計上されているため、平成10年度および平成11年度は潜在株式を調整した計算により1株当たり
の当期純利益は減少しないため、それぞれ記載していません。
7. 配当性向は、当期普通株式配当金総額を、当期純利益から当期優先株式配当金総額を控除した金額で除して算出しています。なお、平成9年度および平成12年度は当期純損失が計上され
ているため記載していません。
8. 金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律の施行により銀行法第14条の2が改正されたことに伴い、平成10年度より単体自己資本比率を算出しています。
9. 株価収益率は平成11年度より開示しています。なお平成12年度は当期純損失が計上されているため、記載していません。
10. 平成11年度以降の従業員数は、当行から他社への出向者を除き、他社から当行への出向者および海外の現地採用者を含んでいます。
11. 総資産利益率=
12. 資本利益率 =
利 益
総資産(除く支払承諾見返)平均残高
X 100
利益−優先株式配当金総額
{(期首株主資本−期首発行済優先株式数×発行価額)+(期末株主資本−期末発行済優先株式数×発行価額)}÷2
X 100
13. 平成9年度および平成12年度は、経常損失、当期純損失となったため、経常利益率、当期純利益率は記載していません。また、平成10年度は経常損失となったため、経常利益率は記載してい
ません。
166
財務諸表
東京三菱銀行の銀行法第 21 条第 1 項後段の規定により公衆の縦覧に供する書類は、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律(昭和 49 年
法律第 22 号)により、監査法人トーマツの監査を受けています。また、東京三菱銀行の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、利益処分計
算書及び附属明細表につきましては、証券取引法第193 条の 2の規定に基づき、監査法人トーマツの監査証明を受けています。以下の貸借対照表、損
益計算書及び利益処分計算書は、上記の財務諸表に基づいて作成しています。
1. 貸借対照表
(単位:百万円)
平成11年度
(単位:百万円)
平成12年度
平成11年度
(平成12年3月31日現在)(平成13年3月31日現在)
(資産の部)
現金預け金
現金
預け金
コールローン
買現先勘定
買入手形
買入金銭債権
特定取引資産
商品有価証券
商品有価証券派生商品
特定取引有価証券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引資産
金銭の信託
5,529,929
1,006,742
4,523,187
6,999,993
723,484
6,276,508
696,377
1,401,518
ー
1,686,707
282,500
ー
134,112
249,353
3,851,249
1,700,600
300
222,128
354
1,092,346
835,518
3,959,920
863,010
682
315,614
98
1,885,899
894,613
350,096
281,075
有価証券
国債
地方債
社債
株式
自己株式
その他の証券
11,874,874
3,662,453
142,732
901,414
4,914,722
12
2,253,539
17,520,047
7,661,730
241,286
890,966
5,249,458
65
3,476,540
投資損失引当金
△ 100,248
△ 1,798
貸出金
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
35,403,662
748,265
4,720,175
21,098,016
8,837,203
34,433,824
742,264
4,607,067
21,135,876
7,948,616
867,859
45,940
104,277
528,111
189,529
825,461
42,580
154,875
464,280
163,725
1,880,053
53,992
10,313
518,376
22,851
14,717
622,394
ー
ー
187
209,674
427,544
5,235,115
27,247
6,912
250,799
12,842
7,640
2,691,481
760,740
321,993
197
284,958
870,300
動産不動産
土地建物動産
建設仮払金
保証金権利金
709,952
630,926
7,217
71,807
690,188
619,932
2,587
67,668
債券繰延資産
債券発行差金
1,455
1,455
1,459
1,459
567,220
480,036
外国為替
外国他店預け
外国他店貸
買入外国為替
取立外国為替
その他資産
未決済為替貸
前払費用
未収収益
先物取引差入証拠金
先物取引差金勘定
保管有価証券等
金融派生商品
繰延ヘッジ損失
社債発行差金
債券貸借取引差入担保金
その他の資産
繰延税金資産
支払承諾見返
5,454,156
5,418,510
貸倒引当金
△ 820,081
△ 994,734
66,683,167
78,186,680
資産の部合計
平成12年度
(平成12年3月31日) (平成13年3月31日)
(負債の部)
預金
当座預金
普通預金
貯蓄預金
通知預金
定期預金
定期積金
その他の預金
39,653,413
2,617,358
8,984,263
1,418,844
1,444,145
22,065,319
4
3,123,476
42,568,813
2,531,767
10,004,426
1,279,870
1,330,363
23,891,834
1
3,530,550
譲渡性預金
2,124,983
2,564,373
債券
債券発行高
4,546,512
4,546,512
3,416,198
3,416,198
コールマネー
1,801,275
2,233,202
ー
4,504,356
100,000
705,100
売現先勘定
売渡手形
コマーシャル・ペーパー
3,000
150,000
特定取引負債
売付商品債券
商品有価証券派生商品
特定取引売付債券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引負債
1,407,233
56,478
111
156,389
4
1,194,249
ー
2,335,280
10,608
20
127,729
ー
1,980,777
216,144
借用金
再割引手形
借入金
2,239,774
54,946
2,184,827
2,074,858
31,937
2,042,921
外国為替
外国他店預り
外国他店借
売渡外国為替
未払外国為替
639,021
575,033
31,848
20,802
11,336
409,180
368,079
18,544
9,929
12,626
社債
572,300
1,214,160
転換社債
251,855
201,437
4,644,479
10,612
142,600
357,773
31,319
54,862
4,706
12,565
38,150
180,000
401,423
ー
ー
1,048,700
2,097,302
264,464
7,073,464
10,411
22,440
270,288
24,210
53,428
5,629
ー
33,498
107,370
2,549,431
314,304
423,623
1,885,690
988,827
384,309
その他負債
未決済為替借
未払法人税等
未払費用
前受収益
従業員預り金
先物取引受入証拠金
先物取引差金勘定
借入商品債券
借入特定取引有価証券
借入有価証券
金融派生商品
繰延ヘッジ利益
債券貸借取引受入担保金
特定取引未払金
その他の負債
退職給与引当金
55,138
ー
退職給付引当金
ー
122,123
債権売却損失引当金
77,396
18,946
特定債務者支援引当金
46,943
ー
58
58
58
58
特別法上の引当金
金融先物取引責任準備金
再評価に係る繰延税金負債
支払承諾
負債の部合計
135,424
130,169
5,454,156
5,418,510
63,752,965
75,140,232
(資本の部)
資本金
785,969
785,969
資本準備金
595,925
595,925
利益準備金
169,753
179,099
再評価差額金
その他の剰余金
任意積立金
海外投資等損失準備金
行員退職手当基金
優先株式消却積立金
別途積立金
当期未処分利益(△は当期未処理損失)
その他有価証券評価差額金
資本の部合計
負債及び資本の部合計
215,779
212,561
1,162,773
1,040,441
112
2,432
244,200
793,696
122,332
937,998
1,070,445
116
2,432
244,200
823,696
△ 132,447
ー
334,894
2,930,201
3,046,448
66,683,167
78,186,680
貸借対照表、損益計算書および利益処分計算書は、
「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」
という。)に基づいて作成していますが、
資産および負債の分類ならびに収益および費用の分類は、
「銀行法施行規則」
(昭和57年大蔵省令第10号)に準拠して作成しています。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
167
2. 損益計算書
(単位:百万円)
平成11年度
(単位:百万円)
平成12年度
平成11年度
平成11年4月 1 日から 平成12年4月 1 日から
( 平成12年3月31日まで
) ( 平成13年3月31日まで )
経常収益
資金運用収益
貸出金利息
有価証券利息配当金
コールローン利息
買現先利息
買入手形利息
預け金利息
金利スワップ受入利息
その他の受入利息
役務取引等収益
受入為替手数料
その他の役務収益
特定取引収益
商品有価証券収益
特定取引有価証券収益
特定金融派生商品収益
その他の特定取引収益
その他業務収益
外国為替売買益
国債等債券売却益
国債等債券償還益
国債等債券償却戻入益
金融派生商品収益
その他の業務収益
その他経常収益
株式等売却益
金銭の信託運用益
その他の経常収益
3,090,291
1,792,757
902,602
251,736
23,038
ー
217
108,641
363,310
143,209
153,086
75,939
77,147
54,709
ー
ー
53,889
819
262,005
62,513
194,095
2,826
1,426
ー
1,143
827,733
786,794
16,264
24,674
2,141,230
1,535,504
915,106
235,829
12,454
23,178
525
231,541
ー
116,868
170,400
79,186
91,213
61,276
3,852
8,203
48,097
1,122
179,723
83,388
91,675
ー
ー
3,955
704
194,326
160,456
4,347
29,522
経常費用
資金調達費用
預金利息
債券利息
債券発行差金償却
譲渡性預金利息
コールマネー利息
売現先利息
売渡手形利息
コマーシャル・ペーパー利息
借用金利息
社債利息
社債発行差金償却
転換社債利息
金利スワップ支払利息
その他の支払利息
2,871,302
1,121,858
417,074
46,675
5,176
22,107
46,705
ー
8
55
82,316
3,983
3
8,524
310,335
178,891
2,379,757
959,228
581,977
29,452
2,842
28,946
49,060
52,302
452
1,231
71,266
28,656
19
7,441
2,414
103,163
平成12年度
平成11年4月 1 日から 平成12年4月 1 日から
( 平成12年3月31日まで
) ( 平成13年3月31日まで )
役務取引等費用
支払為替手数料
その他の役務費用
特定取引費用
商品有価証券費用
特定取引有価証券費用
その他業務費用
債券発行費用償却
国債等債券売却損
国債等債券償還損
国債等債券償却
社債発行費償却
金融派生商品費用
その他の業務費用
営業経費
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
貸出金償却
株式等売却損
株式等償却
金銭の信託運用損
その他の経常費用
51,354
16,514
34,839
6,533
5,612
921
228,718
824
215,665
10,223
ー
1,308
ー
696
493,279
969,557
86,834
77,807
30,232
304,941
6,907
462,835
51,210
15,769
35,441
ー
ー
ー
73,274
332
52,739
ー
724
2,215
17,159
102
499,819
796,225
361,514
156,153
17,146
191,312
9,488
60,610
経常利益(△は経常損失)
218,989
△ 238,526
特別利益
動産不動産処分益
償却債権取立益
その他の特別利益
160,217
2,313
22,532
135,371
25,723
1,385
24,322
15
特別損失
動産不動産処分損
その他の特別損失
99,248
10,777
88,470
12,594
11,985
608
税引前当期純利益(△は税引前当期純損失)
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
当期純利益(△は当期純損失)
279,958
155,998
47,660
76,298
△ 225,398
69,899
△ 121,148
△ 174,149
前期繰越利益
再評価差額金取崩額
中間配当額
中間配当に伴う利益準備金積立額
当期未処分利益(△は当期未処理損失)
63,185
10,722
23,228
4,645
122,332
64,399
5,176
23,228
4,645
△ 132,447
(右上に続く)
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
3. 利益処分計算書
平成12年度
株主総会承認日
( 平成13年6月27日 )
( 平成12年6月29日 )
株主総会承認日
当期未処分利益(△は当期未処理損失)
任意積立金取崩額
海外投資等損失準備金取崩額
別途積立金取崩額
122,332
22
22
ー
△ 132,447
188,530
30
188,500
計
122,355
56,082
利益処分額
利益準備金
第一回第一種優先株式配当金
普通株式配当金
任意積立金
海外投資等損失準備金
別途積立金
次期繰越利益
168
(単位:百万円)
平成11年度
57,955
4,700
3,357
(1 株につき 41 円 25 銭)
19,870
(1 株につき 4 円 25 銭)
30,027
27
30,000
64,399
27,929
4,700
3,357
(1 株につき 41 円 25 銭)
19,870
(1 株につき 4 円 25 銭)
1
1
ー
28,153
重要な会計方針(平成 11 年度)
1. 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、市
場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引について
は、取引の約定時点を基準とし、貸借対照表上「特定取引資産」及び「特定取引負債」
に計上するとともに、当該取引からの損益を損益計算書上「特定取引収益」及び「特
定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については決算日
の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については決算日にお
いて決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、期中の受払利息等に、有価証券、
金銭債権等については前期末と当期末における評価損益の増減額を、派生商品につい
ては前期末と当期末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えております。
2. 有価証券の評価基準及び評価方法
(1) 取引所の相場のある有価証券のうち、社債、株式及びその他の証券(子会社の株式
を除く)の評価は、移動平均法による低価法(洗い替え方式)により行っており
ます。
また、上記以外の有価証券の評価は、移動平均法による原価法により行っており
ます。
(2) 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用さ
れている有価証券の評価は、上記(1)と同じ方法により行っております。
3. 減価償却の方法
(1) 動産不動産
建 物
定率法を採用し、税法基準の償却率による。
動 産
定率法を採用し、税法基準の償却率による。
その他
税法の定める方法による。
(2) ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、行内における利用可能期間(5 年)に対応し
て定額法により償却しております。
なお、
「研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針」
(日本公認会計
士協会会計制度委員会報告第 12 号平成 11 年 3 月 31 日)では自社利用のソフト
ウェアの表示については、無形固定資産に計上することとされておりますが、財務
諸表の資産の分類等は「銀行法施行規則」(昭和 57 年大蔵省令第 10 号)による
こととされておりますので、引き続き「その他の資産」に計上しております。
4. 繰延資産の処理方法
(1) 割引債券の債券発行差金及び社債発行差金は、償還期限までの期間に対応して償却
しております。
(2) 債券発行費用及び社債発行費については、支出時に全額費用として処理しており
ます。
5. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建の資産・負債については、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
ただし、外国関係会社に対する出資(外貨にて調達したものを除く)等、直物外貨建
資産残高に算入することが適当でないと認められるものについては取得時、直物外貨
建負債残高に算入することが適当でないと認められるものについては発生時の為替相
場によっております。
海外支店勘定については、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
6. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上し
ております。
破産、和議、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実
が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経営破
綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権については、下
記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認
められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥る可能
性が大きいと認められる債務者に対する債権については、債権額から担保の処分可
能見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債
務者の支払能力を総合的に判断して必要と認める額を引き当てております。上記以
外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した貸倒引当率
を債権額に乗じた額を引き当てております。特定海外債権については、対象国の政
治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定海外債権引当勘定(租税特別措置
法第 55 条の 2 の海外投資等損失準備金を含む)として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産査
定を実施し、当該部署から独立した与信監査部が査定結果を監査しており、その査
定結果に基づいて上記の引当を行っております。
また、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から
担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能
見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 533,042 百万円であり
ます。
なお、
「貸倒引当金」は、前期までは負債の部に計上しておりましたが、
「銀行法施
行規則」(昭和 57 年大蔵省令第 10 号)別紙様式が改正されたことに伴い、当期
より資産の部の最後に対象資産から一括控除する方法により表示しております。こ
の変更により、従来の方法によった場合に比べ、資産の部及び負債の部は、それぞ
れ 820,081 百万円減少しております。
(2) 投資損失引当金
取引所の相場のない有価証券及び子会社株式に対し、将来発生する可能性のある損
失に備えるため、必要と認められる額を計上しております。
(3) 退職給与引当金
従業員の退職金の支出に備えるため、自己都合退職による期末要支給額に相当する
額を引き当てております。
(4) 債権売却損失引当金
(株)共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将来発
生する可能性のある損失に備えるため、必要と認められる額を引き当てており
ます。
(5) 特定債務者支援引当金
再建支援を行っている特定の債務者に対する支援に備え、将来発生する支援額を見
積もり、必要と認められる額を計上しております。
(6) 金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、金融先物取
引法第82条及び同法施行規則第29条の規定に定めるところにより算出した額を
計上しております。
7. リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース
取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
8. 調整年金制度及び適格退職年金制度の採用
昭和 48 年 4 月より、従来の退職金制度の一部について、調整年金制度を採用してお
ります。平成 11 年 3 月 31 日現在の過去勤務費用の現在額は 14,054 百万円、過去
勤務費用の残存掛金期間は 1 年 1 カ月であります。
なお、東京銀行で採用しておりました適格退職年金制度は平成 9 年 3 月期より調整年
金制度に移行し、平成 8 年 3 月 31 日現在の同年金資産残高については閉鎖型適格年
金制度へ移行しております。過去勤務費用は平成 8 年 3 月期に全額支払を完了してお
ります。
9. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
ただし、動産不動産に係る控除対象外消費税等はその他の資産に計上し、5年間で均等
償却を行っております。
会計方針の変更(平成 11 年度)
調整年金制度の過去勤務費用については、従来、債務確定時に費用処理しておりましたが、
当期より新たに発生した過去勤務費用の未償却残高を発生時に費用処理することと致しま
した。これは、年金の運用について厳しい状況が続いていたことから、年金財政改善のた
め当期に予定利率を5.5%から4.0%に引き下げたことを契機として、年金費用負担の適
正化及び財務体質の健全化を一層図るために行ったものであります。
この変更により、従来の方法によった場合に比べ、未払費用は 86,006百万円増加し、税
引前当期純利益は同額減少しております。
なお、予定利率の引き下げを当下半期に行ったため、この変更による中間財務諸表への影
響はありません。
表示方法の変更(平成 11 年度)
特定取引未払金の区分掲記
従来、
「その他の負債」に含めて表示しておりましたが、負債及び資本の合計額の 100 分
の 1 を超えたため、区分掲記しております。
なお、前期の「特定取引未払金」は、382,367 百万円であります。
注記事項(平成 11 年度)
1. 貸借対照表関係
(1) 子会社の株式及び出資総額
954,455 百万円
なお、本項の子会社は、銀行法第 2 条第 8 項に規定する子会社であります。
(2) 自己株式のうち、商法第210条ノ2第2項第3号に定める自己株式はありません。
(3) 貸出金のうち、破綻先債権額は 78,657 百万円、延滞債権額は 1,298,350 百万
円であります。
破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の
事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計
上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出
金」という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項
第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている
貸出金であります。
延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建
又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であり
ます。
(4) 貸出金のうち、3 カ月以上延滞債権額は 46,642 百万円であります。
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ
月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであり
ます。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
169
(5) 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 298,653 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的とし
て、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利
となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権に
該当しないものであります。
(6) 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計
額は 1,722,304 百万円であります。
なお、上記(3)から(6)に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額でありま
す。
(7) 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
285,038 百万円
貸出金
254,194 百万円
預け金
30,783 百万円
担保資産に対応する債務
コールマネー
120,100 百万円
売渡手形
104,520 百万円
その他
16 百万円
上記のほか、為替決済、デリバティブ取引等の担保あるいは先物取引証拠金等の代
用として、有価証券 760,123 百万円、預け金 77,786 百万円、その他の資産
815 百万円を差し入れております。
(8) 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)に基づき、
事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当
額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額
を「再評価差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成 10 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119
号)第 2 条第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格
の計算の基礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表し
た方法により算定した価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当期末における時価の合計額
と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
69,239 百万円
(9) 動産不動産の減価償却累計額
393,728 百万円
(10) 動産不動産の圧縮記帳額
51,861 百万円
(当期圧縮記帳額
797 百万円)
(11) 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特
約付借入金 1,945,297 百万円が含まれております。
(12) 社債には、劣後特約付社債 212,300 百万円が含まれております。
(13) 会社が発行する株式の総数
普通株式
8,000,000 千株
第一種優先株式
100,000 千株
第二種優先株式
100,000 千株
発行済株式総数
普通株式
4,675,455 千株
第一種優先株式
81,400 千株
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
2. 損益計算書関係
(1) 株式等償却には、子会社株式の評価減 109,498 百万円を含んでおります。
(2) その他の経常費用には、(株)共同債権買取機構へ不動産担保付債権を売却したこと
による損失 84,073 百万円、ダイヤモンド信用保証(株)、ダイヤモンド抵当証券
(株)、ダイヤモンドファクター(株)支援のための損失 55,130 百万円、債権売
却損失引当金繰入額41,741百万円、特定債務者支援引当金繰入額46,943百万
円、投資損失引当金繰入額 100,187 百万円を含んでおります。
(3) その他の特別利益は、下記過去勤務費用及び 4.税効果会計関係 (3)に掲げた法人
税等調整額の増加に対応して売却した株式の売却益であります。
(4) その他の特別損失は、年金基金の予定利率を引下げたことによる過去勤務費用
86,006 百万円、所有不動産の時価下落に伴う評価減 2,464 百万円であります。
3. リース取引関係
(1) リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
取得価額相当額
動産
25,154 百万円
減価償却累計額相当額
動産
7,309 百万円
期末残高相当額
動産
17,844 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占め
る割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料期末残高相当額
1 年内
1 年超
合計
4,195 百万円
13,649 百万円
17,844 百万円
(注)未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期
末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
170
・支払リース料
(減価償却費相当額)
3,229 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(2) オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1 年内
12,105 百万円
1 年超
81,851 百万円
合計
93,957 百万円
4. 税効果会計関係
(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却
384,857 百万円
損金算入限度超過額
投資損失引当金
38,406 百万円
未払過去勤務費用
33,163 百万円
債権売却損失引当金
29,843 百万円
その他
81,257 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
567,529 百万円
△ 309 百万円
繰延税金資産の純額
567,220 百万円
(2) 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があると
きの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
42.0%
(調整)
実効税率変更による影響額
18.1%
子会社株式評価損
16.4%
その他
△ 3.8%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
72.7%
(3)「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成
12 年 4 月 1 日東京都条例第 145 号)が平成 12 年 3 月 30 日に可決・成立し、
東京都に係る事業税の課税標準が同年 4 月 1 日以後開始する事業年度より従来の
所得から業務粗利益に変更されることにより、当該事業税は税効果会計の計算に含
められる税金でなくなることから、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用す
る法定実効税率は、当期より前期の 42.0%から 38.5%となっております。これ
により、繰延税金資産の金額は 50,602 百万円減少し、当期に計上された法人税
等調整額の金額は同額増加しております。また、再評価に係る繰延税金負債の金額
は 12,081 百万円減少し、再評価差額金の金額は同額増加しております。
(4)「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成
12 年 6 月 9 日大阪府条例第 131 号)が平成 12 年 6 月 9 日に公布され、平成
13年4月1日以後開始する事業年度より施行されることにより、繰延税金資産及
び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、当期の38.5%から37.9%と
なります。これにより、繰延税金資産及び再評価に係る繰延税金負債を、当期末に
おける一時差異等を基礎として再計算した場合、それぞれ8,384百万円の減少及
び 2,001 百万円の減少となります。
なお、実際の影響額は、翌期末における一時差異等を基礎として計算されるため、
上記の金額とは異なることになります。
5. 1 株当たり情報
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
574.48 円
14.88 円
─
(注)1. 1 株当たり純資産額は、期末純資産額から「期末発行済優先株式数×発行価額」を控
除した金額を、期末発行済普通株式数で除しております。
2. 1 株当たり当期純利益は、当期純利益から当期優先株式配当金総額を控除した金額
を、期中平均発行済普通株式数で除しております。
3. 潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益は、潜在株式を調整した計算により 1 株当た
り当期純利益は減少しないので、記載しておりません。
重要な会計方針(平成 12 年度)
1. 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、市
場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引について
は、取引の約定時点を基準とし、貸借対照表上「特定取引資産」及び「特定取引負債」
に計上するとともに、当該取引からの損益を損益計算書上「特定取引収益」及び「特
定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については決算日
の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については決算日にお
いて決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、期中の受払利息等に、有価証券、
金銭債権等については前期末と当期末における評価損益の増減額を、派生商品につい
ては前期末と当期末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えております。
2. 有価証券の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法
(定額法)、子会社株式及び関連会社株式については移動平均法による原価法、その
他有価証券のうち時価のあるものについては、期末日の市場価格等に基づく時価
法、時価のないものについては、移動平均法による原価法又は償却原価法により
行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理(売却原
価は主として移動平均法により算定)しております。
(2) 有価証券運用・投資を主目的とする単独運用の金銭の信託の信託財産の構成物であ
る有価証券の評価は、上記 1. 及び 2.(1)と同じ方法により行っております。
なお、運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財産の構成物である有価
証券の評価差額については全部資本直入法により処理しております。
3. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により行っており
ます。
4. 固定資産の減価償却の方法
(1) 動産不動産
動産不動産は定率法を採用しております。なお、主な耐用年数は次のとおりであり
ます。
建 物:35 年〜 50 年
動 産: 2 年〜 20 年
(2) ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、行内における利用可能期間(5 年)に対応し
て定額法により償却しております。
5. 繰延資産の処理方法
(1) 割引債券の債券発行差金及び社債発行差金は、償還期限までの期間に対応して償却
しております。
(2) 債券発行費用及び社債発行費については、支出時に全額費用として処理しており
ます。
6. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建の資産・負債については、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
ただし、外国関係会社に対する出資(外貨にて調達したものを除く)等、直物外貨建
資産残高に算入することが適当でないと認められるものについては取得時、直物外貨
建負債残高に算入することが適当でないと認められるものについては発生時の為替相
場によっております。
海外支店勘定については、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
7. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上し
ております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の
事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経
営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権について
は、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可
能と認められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥
る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という)に対する債権
のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に
見積もることができない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保
証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力
を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念先及び今
後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の
受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権について
は、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権の帳簿価
額との差額を引き当てております。上記以外の債権については、過去の一定期間に
おける貸倒実績等から算出した貸倒引当率を債権額に乗じた金額を引き当てており
ます。特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見
込額を特定海外債権引当勘定(租税特別措置法第 55 条の 2 の海外投資等損失準
備金を含む)として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産査
定を実施し、当該部署から独立した与信監査室が査定結果を監査しており、その査
定結果に基づいて上記の引当を行っております。
また、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から
担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能
見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 656,021 百万円であり
ます。
(2) 投資損失引当金
時価のない債券及び子会社株式に対し、将来発生する可能性のある損失に備えるた
め、必要と認められる額を計上しております。
(3) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込
額に基づき、必要額を計上しております。また、数理計算上の差異の費用処理方法
は以下のとおりであります。
数理計算上の差異:発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10
年)による定額法により、翌期から費用処理
なお、会計基準変更時差異(65,031 百万円)については、5 年による按分額を
費用処理しております。
(4) 債権売却損失引当金
(株)共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将来発
生する可能性のある損失に備えるため、必要と認められる額を引き当てており
ます。
(5) 金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、金融先物取
引法第82条及び同法施行規則第29条の規定に定めるところにより算出した額を
計上しております。
8. リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース
取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
9. ヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法は、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金利リスク
をデリバティブ取引を用いて総体で管理する、「マクロヘッジ」を実施しております。
これは、リスク調整アプローチによるリスク管理であり、業種別監査委員会報告第15
号「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」
(平成 12 年 2 月 15 日 日本公認会計士協会)に定められたマクロヘッジに関する暫
定的な会計処理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段となるデ
リバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されているか
どうかを検証することにより、ヘッジの有効性を評価しております。
なお、一部の資産・負債については、繰延ヘッジ、時価ヘッジ、あるいは金利スワッ
プの特例処理を行っております。
マクロヘッジのリスクの調整手段となるデリバティブ取引に係る損益は、従来と同じ
損益科目で表示しておりますが、収益及び費用の表示は金融商品に係る会計基準の適
用に伴い、当事業年度より従来の総額表示から純額表示に変更しております。この変
更による経常損失及び税引前当期純損失への影響はありませんが、従来の方法によっ
た場合に比べ、
「金利スワップ受入利息」及び「金利スワップ支払利息」、
「その他の受
入利息」及び「その他の支払利息」、並びに「国債等債券売却益」及び「国債等債券売
却損」は、それぞれ 463,796 百万円、17,387 百万円及び 3 百万円減少し、その結
果、経常収益及び経常費用はそれぞれ 481,187 百万円減少しております。
10. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、動産不動産に
係る控除対象外消費税等はその他の資産に計上し、5 年間で均等償却を行っております。
追加情報(平成 12 年度)
1. 退職給付会計
当事業年度から退職給付に係る会計基準(「退職給付に係る会計基準の設定に関する意
見書」平成 10 年 6 月 16 日企業会計審議会)を適用しております。この結果、従来
の方法によった場合と比較して、経常損失及び税引前当期純損失はそれぞれ8,463百
万円減少しております。
なお、退職給与引当金及び企業年金制度の過去勤務費用等に係る未払金は、退職給付
引当金に含めて表示しております。
2. 金融商品会計
(1) 当事業年度から金融商品に係る会計基準(「金融商品に係る会計基準の設定に関す
る意見書」平成 11 年 1 月 22 日企業会計審議会)を適用し、有価証券の評価の方
法、デリバティブ取引の評価の方法を変更し、ヘッジ会計を新たに採用しておりま
す。この結果、従来の方法によった場合と比較して、経常損失及び税引前当期純損
失はそれぞれ 171,186 百万円減少しております。
(2) 金融商品に係る会計基準の適用に伴う財務諸表等規則及び銀行法施行規則の改正に
より、貸借対照表の表示科目が改定されましたが、その内容は次のとおりであり
ます。
① 従来、売買処理しておりました現先取引については、資金取引として処理し、
「買現先勘定」及び「売現先勘定」に表示しております。
② その他有価証券並びに運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財産
の構成物である有価証券の評価差額に税効果を勘案した額を「その他有価証券
評価差額金」として計上しております。
3. 外貨建取引等会計基準
「新外為経理基準」を継続適用しております。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
注記事項(平成 12 年度)
1. 貸借対照表関係
(1) 子会社の株式及び出資総額
811,185 百万円
なお、本項の子会社は、銀行法第 2 条第 8 項に規定する子会社であります。
(2) 自己株式のうち、商法第210条ノ2第2項第3号に定める自己株式はありません。
171
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(3) 消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、「国債」「株式」「その他の証券」
及び「保管有価証券等」に合計 2,620,486 百万円含まれております。
(4) 貸出金のうち、破綻先債権額は 85,228 百万円、延滞債権額は 1,481,324 百万
円であります。
破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の
事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計
上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出
金」という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項
第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている
貸出金であります。
延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建
又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であり
ます。
(5) 貸出金のうち、3 カ月以上延滞債権額は 22,921 百万円であります。
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 カ
月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
(6) 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 1,604,652 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的とし
て、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利
となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権に
該当しないものであります。
(7) 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計
額は 3,194,127 百万円であります。
なお、上記(4)から(7)に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
(8) 手形割引により取得した銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形等の額面金額は、
1,206,544 百万円であります。
(9) 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
4,539,745 百万円
貸出金
705,603 百万円
預け金
104,694 百万円
その他
229,321 百万円
担保資産に対応する債務
コールマネー
540,429 百万円
売現先勘定
4,504,356 百万円
売渡手形
705,100 百万円
その他
21 百万円
上記のほか、為替決済、デリバティブ取引等の担保あるいは先物取引証拠金等の代
用として、有価証券 2,799,683百万円、預け金3,552 百万円を差し入れており
ます。
また、子会社が行う保証の担保として、貸出金267百万円を差し入れております。
(10) 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行
の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の
限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資
未実行残高は、
19,595,820 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当行の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるもの
ではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他
相当の事由があるときは、当行が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額
の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において
必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定
めている行内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与
信保全上の措置等を講じております。
(11) 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)に基づき、
事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当
額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額
を「再評価差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成 10 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10年 3月 31日公布政令第 119 号)
第 2 条第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計
算の基礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法
により算定した価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当期末における時価の合計
額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
107,296 百万円
402,905 百万円
(12) 動産不動産の減価償却累計額
47,980 百万円
(13) 動産不動産の圧縮記帳額
(当期圧縮記帳額
286 百万円)
(14) 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特
約付借入金 1,779,400 百万円が含まれております。
(15) 社債には、劣後特約付社債 317,800 百万円が含まれております。
(16) 会社が発行する株式の総数
普通株式
8,000,000 千株
第一種優先株式
100,000 千株
第二種優先株式
100,000 千株
発行済株式総数
普通株式
4,675,455 千株
第一種優先株式
81,400 千株
2. 損益計算書関係
(1) その他の経常費用には、貸出債権等の売却に係る損失23,745 百万円を含んでお
ります。
(2) その他の特別利益は、債権売却損失引当金の戻入益であります。
(3) その他の特別損失は、所有不動産の時価下落に伴う評価減であります。
172
3. リース取引関係
(1) リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
取得価額相当額
動産
36,055 百万円
減価償却累計額相当額
動産
10,864 百万円
期末残高相当額
動産
25,190 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占め
る割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料期末残高相当額
1 年内
1 年超
合計
5,720 百万円
19,470 百万円
25,190 百万円
(注)未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期
末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
(減価償却費相当額)
4,458 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(2) オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1 年内
11,432 百万円
1 年超
66,394 百万円
合計
77,826 百万円
4. 有価証券関係
子会社及び関連会社株式で時価のあるものについては173ページに記載しております。
5. 税効果会計関係
(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却
487,587 百万円
損金算入限度超過額
有価証券評価損
111,590 百万円
退職給付引当金
41,409 百万円
その他
45,356 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
その他
685,944 百万円
△ 205,083 百万円
△ 824 百万円
繰延税金負債合計
△ 205,908 百万円
繰延税金資産の純額
480,036 百万円
(2) 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があると
きの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
38.56%
(調整)
子会社株式評価損
△ 12.38%
実効税率変更による影響額
△ 4.64%
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
1.20%
22.74%
(3) 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成
12 年 6 月 9 日大阪府条例第 131 号)が平成 12 年 6 月 9 日に公布され、大阪府
に係る事業税の課税標準が平成 13 年 4 月 1 日以降開始する事業年度より従来の
所得から業務粗利益に変更されることにより、当該事業税は税効果会計の計算に含
められる税金でなくなることから、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用す
る法定実効税率を、当期より前期の 38.56%から37.98%に変更しております。
この変更により、繰延税金資産の金額は7,330 百万円減少し、当期に計上された
法人税等調整額の金額は 10,462 百万円増加しております。また、再評価に係る
繰延税金負債の金額は1,987百万円減少し、再評価差額金の金額は同額増加して
おります。
6. 1 株当たり情報
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純損失
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
599.35 円
38.68 円
─円
(注)1. 1 株当たり純資産額は、期末純資産額から「期末発行済優先株式数×発行価額」を控
除した金額を、期末発行済普通株式数で除して算出しております。
2. 1 株当たり当期純損失は、当期純損失に当期の優先株式配当金総額を加算した金額
を、期中平均発行済普通株式数で除して算出しております。
3. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、当期純損失が計上されているため、記載し
ておりません。
有価証券の時価等関係
平成 11 年度
(単位:百万円)
平成11年度
貸借対照表価額
時価
評価損益
うち評価益
有価証券 債券
株式
(うち自己株式)
(うち関係会社分)
その他
(うち関係会社分)
合計
200,522
4,528,375
(12)
(205,588)
481,213
(214,245)
5,210,111
208,122
5,585,188
(12)
(79,276)
592,671
(309,626)
6,385,982
7,599
1,056,812
(0)
(△ 126,312)
111,458
(95,380)
1,175,870
7,674
1,187,209
(0)
(3,775)
111,917
(95,380)
1,306,801
うち評価損
74
130,396
(0)
(130,087)
459
(0)
130,930
(注) 1. 本表記載の有価証券は、上場有価証券(債券は、国債、地方債、社債であります)を対象としております。
なお、上場有価証券の時価は、主として東京証券取引所の最終価格によっております。ただし、上場債券の時価は、主として東京証券取引所の最終価格または日本証券業協会が発表する公社
債店頭(基準)気配表に掲載されている銘柄の利回りに基づいて計算した価格によっております。
2. 非上場有価証券のうち時価相当額として価格等の算定が可能なものは、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
貸借対照表価額
時価相当額
評価損益
うち評価益
うち評価損
有価証券 債券
株式
その他
(うち関係会社分)
2,840,576
29,904
76,299
(ー ).
2,852,810
96,141
92,696
(ー ).
12,234
66,236
16,397
(ー ).
16,894
66,344
17,138
(ー ).
4,660
107
741
(ー ).
合計
2,946,780
3,041,648
94,868
100,378
5,509
非上場有価証券の時価相当額は、店頭売買有価証券については日本証券業協会が公表する売買価格等、公募債券については日本証券業協会が発表する公社債店頭(基準)気配表に掲載さ
れている銘柄の利回りに基づいて計算した価格、証券投資信託の受益証券については基準価格、米国の店頭売買有価証券については全米証券業協会のNASDAQによる売買価格等によっ
ております。
3. 本表及び上記(注)2.記載の「債券」、
「株式」、
「その他」の区分は、貸借対照表科目に合わせております。
4. 時価情報開示対象有価証券から除いた有価証券の主なものの貸借対照表価額は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
有価証券 公募債以外の内国非上場債券
残存償還期間 1 年以内の公募非上場債券
内国債以外の非上場債券
非上場の関係会社株式
339,300
1,324,657
1,365,443
553,441
5. 特定取引資産に含まれる商品有価証券及び特定取引有価証券については、時価評価を行い、当該評価損益を損益計算書に計上しておりますので上記記載から除いております。
有価証券関係
平成 12 年度
※貸借対照表の「有価証券」のほか、
「特定取引資産」中の商品有価証券、
「現金預け金」中の譲渡性預け金ならびに「買入金銭債権」中の商品投資受益権等も含めて記載しております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成12年度
貸借対照表計上額
売買目的有価証券
当期の損益に含まれた
評価差額
863,010
618
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成12年度
貸借対照表計上額
時価
差額
うち益
うち損
外国債券
その他
13,459
276,705
13,565
276,705
106
ー
108
ー
2
ー
合計
290,164
290,270
106
108
2
(注) 時価は、期末日における市場価格等に基づいております。
3. 子会社及び関連会社株式で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成12年度
貸借対照表計上額
時価
差額
子会社株式
関連会社株式
355,296
121,457
508,920
90,517
153,624
△ 30,940
合計
476,754
599,438
122,683
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 時価は、期末日における市場価格等に基づいております。
173
4. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成12年度
取得原価
貸借対照表計上額
評価差額
うち益
うち損
国内株式
4,258,287
4,735,552
477,265
752,456
275,190
国内債券
国債
地方債
社債
外国株式
外国債券
その他
8,487,760
7,624,359
187,455
675,946
5,221
2,682,823
406,583
8,544,450
7,661,730
193,500
689,220
23,043
2,694,315
394,246
56,690
37,370
6,045
13,273
17,821
11,492
△ 12,337
57,704
38,063
6,045
13,595
18,046
23,278
1,513
1,014
692
0
321
225
11,786
13,850
15,840,676
16,391,608
550,931
852,999
302,067
合計
(注) 貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
5. 当期中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
売却額
その他有価証券
売却益の合計額 売却損の合計額
16,858,139
その他有価証券評価差額金
平成 12 年度
平成12年度
249,364
69,885
貸借対照表に計上されている「その他有価証券評価差額金」の内訳は、次の
とおりであります。
(単位:百万円)
平成12年度
6. 時価のない有価証券の主な内容および貸借対照表計上額
(単位:百万円)
平成12年度
満期保有目的の債券
外国債券
10,293
子会社及び関連会社株式 子会社株式
関連会社株式
472,414
3,587
その他有価証券
82,658
47,785
201,746
3,600
2,165
5,507
国内株式
地方債
社債
外国株式
外国債券
その他の外国証券
評価差額
その他有価証券
運用目的および満期保有目的以外の金銭の信託
539,977
539,977
ー
繰延税金負債
△ 205,083
その他有価証券評価差額金
334,894
7. その他有価証券のうち満期があるものおよび
満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
平成12年度
東
京
三
菱
銀
行
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
10年超
債券
国債
地方債
社債
外国債券
その他
4,951,298
4,886,876
3,241
61,180
167,608
274,472
2,805,677
1,857,944
162,810
784,921
1,221,746
91,207
1,035,997
916,909
75,233
43,854
830,143
80,255
1,010
ー
ー
1,010
500,734
62,681
合計
5,393,379
4,118,630
1,946,396
564,426
金銭の信託の時価等関係
金銭の信託関係
平成 11 年度
(単位:百万円)
平成11年度
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
貸借対照表
価額
金銭の信託
350,096
時価等
平成12年度
9,280
17,185
うち評価損
貸借対照表
計上額
7,905
(注) 時価等の算定は、以下により金銭の信託の受託者が合理的に算出した価格によっており
ます。
1. 上場有価証券については、主として東京証券取引所の最終価格又は日本証券業協会が発
表する公社債店頭(基準)気配表に掲載されている銘柄の利回りに基づいて計算した価格
によっております。
2. 店頭株式については、日本証券業協会が公表する売買価格等によっております。
運用目的の金銭の信託
当期の損益に含まれた
評価差額
181,139
△ 329
2. 運用目的および満期保有目的以外の金銭の信託
(単位:百万円)
平成12年度
取得原価
運用目的および
満期保有目的以外の
金銭の信託
174
(単位:百万円)
評価損益
うち評価益
359,376
平成 12 年度
1. 運用目的の金銭の信託
99,935
貸借対照表
計上額
99,935
評価差額
うち益
ー
うち損
ー
ー
(注) 貸借対照表計上額は、期末日における市場価額等に基づく時価により計上したものであ
ります。
デリバティブ取引関係
平成 11 年度
取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 金利先物
売建
11,817,887
586,785
11,779,872
38,014
買建
5,193,251
337,104
5,182,745
△ 10,506
114,154
ー
66
87
金利オプション
売建
コール
(154)
プット
14,771
平成11年度
ー
(35)
7
88,969
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
ー
(217)
プット
14,771
店頭
90
△ 127
7
△ 63
ー
(71)
1年以内
27
買建
コール
(注) 1. 時価の算定
①取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によって
おります。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算
定しております。
2.( )内は貸借対照表に計上したオプション料であります。
3. 特定取引目的以外の金利スワップについて貸借対照表及び損益計算書に計上
した経過利息相当額と、これを評価損益から除いた未実現損益の額は以下のと
おりであります。
(経過利息相当額) 250,290百万円(利益)
(未実現損益)
014,084百万円(損失)
4. 金利スワップの残存期間別想定元本は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
27,112,279 11,962,714
15,816,575 5,051,011
292,277
144,082
4,735
505
4,786
△ 50
買建
6,233
306
6,247
14
受取固定・支払変動 42,207,257
15,094,977
412,566
412,566
受取変動・支払固定 23,326,700
7,510,125
△ 174,899
△ 174,899
405,475
△ 1,460
△ 1,460
697,753
契約額等
取引所 金利先物
売建
買建
金利オプション
売建
コール
プット
金利オプション
売建
コール
ー
ー
買建
コール
ー
(ー)
プット
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
(ー)
プット
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(ー)
キャップ
売建
24,671
2,825
300
1,242
1
△ 87
1,242
(ー)
買建
1,242
買建
コール
プット
14
△ 14
1,242
(ー)
金利スワップ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
受取固定・支払固定
プット
フロアー
売建
金利先渡契約
売建
買建
△ 211
2,825
(89)
店頭
金利オプション
売建
コール
24,671
(89)
買建
プット
ー
(ー)
コール
合計
平成11年度
売建
受取変動・支払変動
3年超
3,132,263 42,207,257
2,459,113 23,326,700
261,392
697,753
5. 特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益
を損益計算書に計上しておりますので、左記記載から除いております。特定取引
目的のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
金利先渡契約
金利スワップ
14
14
キャップ
売建
買建
スワップション等
売建
8,575
買建
5,731
5,483
(60)
(60)
合計
1年超3年以内
465
△ 405
2,639
フロアー
売建
買建
390
329
263,227
スワップション等
売建
買建
時価
4,415,778
9,320,473
4,387,963
9,278,392
196,119
(172)
198,376
(145)
128
100
162,519
(204)
162,700
(87)
166
75
1,174,638
1,064,432
1,175,032
1,064,305
80,744,965
88,192,845
3,470,212
128,214
1,102,437
△ 1,140,386
△
115
4,499
ー
(−)
ー
(−)
ー
(−)
ー
(−)
10,522,562
(15,453)
9,557,652
(10,693)
2,736,154
(582)
2,891,752
(1,611)
1,672,392
(16,342)
1,270,711
(9,213)
ー
ー
ー
ー
10,635
16,846
5,487
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
10,356
35,271
20,226
(注)
( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
175
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
4. 先物為替予約、通貨オプションなどについては、期末日に引直しを行い、その損
益を損益計算書に計上しておりますので左記記載から除いております。引直しを
行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
店頭
通貨スワップ
1,877,201
443,267
48,924
48,924
うち米ドル
1,569,768
353,879
38,056
38,056
ユーロ
85,147
6,772
1,599
1,599
英ポンド
26,614
1,698
△ 542
△ 542
独マルク
17,124
14,928
5,859
5,859
スイス・フラン
28,775
4,191
796
796
149,772
61,797
3,155
3,155
その他
(注) 1. 時価の算定
割引現在価値により算定しております。
2. 特定取引目的以外の通貨スワップについて貸借対照表及び損益計算書に計上した経過利息相
当額と、これを評価損益から除いた未実現損益の額は以下のとおりであります。
(経過利息相当額) 03,135 百万円(損失)
(未実現損益)
52,060 百万円(利益)
3. 特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益を損益計算書に計
上していますので上記記載から除いております。特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は
下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
取引所
契約額等
通貨スワップ
うち米ドル
ユーロ
英ポンド
独マルク
スイス・フラン
その他
751
4,129
通貨オプション
売建
コール
ー
(ー)
ー
(ー)
プット
買建
コール
ー
(ー)
ー
(ー)
プット
店頭
為替予約
売建
買建
21,110,639
21,789,062
通貨オプション
売建
コール
平成11年度
店頭
通貨先物
売建
買建
時価
7,626,145
6,109,736
134,111
178,795
338,605
111,405
△ 52,762
1,523
1,714
33
△ 2,814
4,505
753,491
△ 57,725
1,188,082
(15,866)
986,746
(24,881)
プット
買建
コール
1,272,430
(16,139)
897,241
(20,440)
プット
その他
売建
買建
ー
ー
(注)
( )内は貸借対照表に計上したオプション料であります。
(3) 株式関連取引
(単位:百万円)
3. 特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益
を損益計算書に計上しておりますので、左記記載から除いております。
特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 株式指数先物
売建
買建
株式指数オプション
売建
コール
プット
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
買建
コール
プット
合計
平成11年度
49,416
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
51,000
ー
△ 1,583
ー
契約額等
取引所 株式指数先物
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
株式指数オプション
売建
コール
ー
プット
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
ー
買建
コール
ー
ー
プット
ー
△ 1,583
(注) 1. 時価の算定
①取引所取引については、大阪証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算出しております。
2.( )内は貸借対照表に計上したオプション料であります。
店頭
有価証券店頭オプション
売建
コール
プット
買建
コール
プット
時価
ー
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
有価証券店頭指数等スワップ
株価指数変化率受取・
短期変動金利支払
短期変動金利受取・
株価指数変化率支払
ー
ー
ー
ー
その他
売建
買建
ー
ー
ー
ー
(注)
( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
176
ー
ー
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
3. 特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益
を損益計算書に計上しておりますので、左記記載から除いております。特定取引
に含まれるデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 債券先物
売建
買建
債券先物オプション
売建
コール
プット
買建
コール
プット
店頭
債券店頭オプション
売建
コール
プット
買建
コール
プット
平成11年度
2,343,929
2,050,133
ー
ー
2,366,509
2,055,502
△ 22,580
5,369
取引所 債券先物
売建
353,600
(1,163)
100,000
(251)
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
買建
1,324
△ 161
146
105
債券先物オプション
売建
コール
ー
プット
ー
ー
買建
コール
ー
ー
ー
プット
325,000
(1,263)
465,000
(1,300)
ー
20,000
(26)
170,000
(778)
ー
その他
売建
買建
1,456
△ 192
332
967
店頭
ー
46
ー
ー
718
△ 59
ー
ー
ー
ー
ー
ー
合計
(5) 商品関連取引
時価
評価損益
うち1年超
プット
買建
コール
プット
その他
売建
買建
103
9
5,000
(34)
63,368
39
(226)
131
債券店頭オプション
売建
コール
ー
(ー )
ー
(ー )
ー
ー
ー
(ー )
ー
(ー )
プット
その他
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(単位:百万円)
契約額等
商品オプション
売建
コール
35,000
(121)
7,837
(14)
(注)
( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
平成11年度
商品スワップ
商品指数変化率受取・
短期変動金利支払
短期変動金利受取・
商品指数変化率支払
290,153
買建
コール
△ 16,532
商品先渡
売建
買建
174,557
289,141
20
ー
時価
173,960
プット
(注) 1. 時価の算定
①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算定しております。
2.( )内は貸借対照表に計上したオプション料であります。
店頭
契約額等
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
6,796
6,796
△ 413
△ 413
(注) 1. 時価の算定
取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る契約を構成する要素に基
づき算出しております。
2. 商品は主に燃料に係るものであります。
3.( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
4. 特定取引目的のデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評価損益
を損益計算書に記載しておりますので、左記記載から除いております。
特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
6,796
6,796
6,500
(158)
2,090
(ー)
3,103
6,500
(ー)
2,090
(113)
3,103
ー
ー
413
413
ー
158
366
△ 366
2,090
店頭
商品先渡
売建
買建
商品スワップ
指数変化率受取・
短期変動金利支払
短期変動金利受取・
指数変化率支払
商品オプション
売建
コール
366
366
ー
△ 113
プット
ー
ー
ー
ー
買建
コール
44
プット
2,090
ー
ー
合計
時価
ー
ー
ー
ー
23,127
△ 2,511
23,127
2,511
ー
(ー )
ー
(ー )
ー
(ー )
ー
(ー )
ー
ー
ー
ー
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(6) クレジットデリバティブ取引
特定取引目的以外の取引は保証に準じた取引であり、記載対象から除いております。
特定取引目的のデリバティブ取引の契約額等は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
店頭
売建
買建
27,936
80,929
時価
231
3,212
(注) 1. 時価の算定
割引現在価値により算定しております。
2.「売建」は信用リスクの引受取引、
「買建」は信用リスクの引渡取引を表しており
ます。
177
デリバティブ取引関係
平成 12 年度
取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 金利先物
売建
買建
店頭
9,557,923
12,582,960
2,032,560
1,094,498
△ 113,885
125,742
△ 113,885
125,742
金利オプション
売建
買建
2,789,951
4,200,254
ー
ー
△ 3,756
3,908
△ 2,046
43
金利先渡契約
売建
買建
859,880
1,025,916
48,131
41,475
2,193
△ 262
2,193
△ 262
金利スワップ
受取固定・支払変動 92,945,277
受取変動・支払固定 98,432,102
受取変動・支払変動
3,801,742
受取固定・支払固定
69,362
その他
売建
買建
6,590,898
5,907,933
62,379,249
2,854,215
2,854,215
61,922,552 △ 2,899,913 △ 2,899,913
3,081,707
△ 6,465
△ 6,465
50,955
4,569
4,569
4,222,622
3,764,705
合計
△ 56,856
48,823
△ 29,980
28,828
△ 41,686
△ 36,961
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
店頭
通貨スワップ
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しており
ます。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、左記記載から除いてお
ります。
2. 時価の算定
①取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によって
おります。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算
定しております。
7,544,958
6,121,688
△ 44,406
△ 44,406
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引及び下記注3.の取引は、上記記載から除い
ております。
2. 時価の算定
割引現在価値により算定しております。
3. いわゆる
「新外為経理基準」に基づき、期間損益計算を行っている通貨スワップ取引については、
上記記載から 除いております。
期間損益計算を行っている通貨スワップ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成12年度
通貨スワップ
契約額等
時価
2,209,731
21,990
評価損益
また、同様に、先物為替予約、通貨オプション等のうち、期末日に引直しを行い、
その損益を損益計算書に計上しているものは、左記記載から除いております。
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は、下記のとおりで
あります。
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
取引所
店頭
通貨先物
売建
買建
ー
ー
為替予約
売建
29,819,245
買建
31,164,753
通貨オプション
売建
買建
3,076,861
3,088,506
21,990
(3) 株式関連取引
(単位:百万円)
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 株式指数先物
売建
買建
店頭
33,672
ー
ー
ー
△ 1,335
ー
△ 1,335
ー
株式指数オプション
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
有価証券店頭オプション
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
有価証券店頭指数等
スワップ
株価指数変化率受取・
短期変動金利支払
短期変動金利受取・
株価指数変化率支払
合計
178
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しており
ます。
2. 時価の算定
取引所取引については、大阪証券取引所等における最終の価格によっており
ます。
平成12年度
ー
ー
△ 1,335
△ 1,335
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 債券先物
売建
713,135
ー
△ 543
△ 543
買建
577,346
ー
△ 712
△ 712
売建
153,500
ー
△ 609
△ 21
買建
63,000
ー
287
56
売建
305,000
ー
△ 793
△ 30
買建
85,000
ー
623
177
△ 1,747
△ 1,073
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しており
ます。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、左記記載から除いてお
ります。
2. 時価の算定
①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっており
ます。
②店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算定しております。
債券先物オプション
店頭
債券店頭オプション
合計
(5) 商品関連取引
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 商品先物
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
78,215
16,375
△ 585
△ 585
65,877
16,375
639
639
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しており
ます。
2. 時価の算定
店頭取引については、取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る契
約を構成する要素に基づき算出しております。
3. 商品は主に石油に係るものであります。
商品オプション
店頭
商品スワップ
商品指数変化率受取・
短期変動金利支払
短期変動金利受取・
商品指数変化率支払
商品オプション
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
54
54
合計
(6) クレジットデリバティブ取引
(単位:百万円)
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しており
ます。
2. 時価の算定
割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
3.「売建」は信用リスクの引受取引、
「買建」は信用リスクの引渡取引であります。
平成12年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
店頭
クレジット・デフォルト・
オプション
売建
56,539
48,322
35
35
買建
54,115
45,898
△ 12
△ 12
東
京
三
菱
銀
行
その他
合計
売建
ー
ー
ー
ー
買建
23,888
8,588
2,278
2,278
2,300
2,300
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
179
単体情報:営業の概況
1. 部門別損益の内訳
(単位:億円)
平成10年度
国内業務部門
資金利益
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
平成11年度
平成12年度
5,004
416
348
456
5,088
496
130
△ 70
4,561
541
259
245
6,226
(1.41%)
5,645
(1.34%)
5,607
(1.23%)
2,377
565
339
1,302
1,680
520
350
425
1,247
650
353
818
4,584
(2.02%)
2,977
(2.16%)
3,070
(1.92%)
10,811
(1.77%)
8,622
(1.57%)
8,678
(1.42%)
経費(除く臨時経費)
債券費・社債費
一般貸倒引当金繰入額
4,753
9
456
4,592
21
63
4,788
ー
1,150
業務純益
5,591
3,945
2,739
臨時損益
△ 5,814
△ 1,755
△ 5,124
△ 223
2,189
△ 2,385
業務粗利益
国際業務部門
資金利益
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
業務粗利益
業務粗利益
経常利益(△は経常損失)
(注) 1.( )内は業務粗利益率です。
業務粗利益
2. 業務粗利益率=
資金運用勘定平均残高
X 100
2. 資金利益の内訳
(単位:億円)
平均残高
利 息
平成11年度
平成12年度
増減率
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
418,906
301,097
95,079
12,445
454,111
287,686
142,040
9,349
8.40%
△ 4.45
49.39
△ 24.87
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
借用金等
399,666
305,375
20,150
49,487
18,780
444,346
299,667
18,450
39,270
28,335
11.17
△ 1.86
△ 8.43
△ 20.64
50.87
国内業務部門
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
国際業務部門
平成11年度
平成12年度
増減率
平成11年度
平成12年度
増減
5,088
4,561
△ 10.36%
1.21%
1.00%
△ 0.21%
6,955
5,536
1,168
22
6,349
5,322
916
31
△ 8.71
△ 3.86
△ 21.61
37.71
1.66
1.83
1.22
0.18
1.39
1.85
0.64
0.33
△ 0.26
0.01
△ 0.58
0.15
1,866
585
39
518
442
1,787
514
59
322
437
△ 4.21
△ 12.07
51.20
△ 37.71
△ 1.08
0.46
0.19
0.19
1.04
2.35
0.40
0.17
0.32
0.82
1.54
△ 0.06
△ 0.01
0.12
△ 0.22
△ 0.81
1,680
1,247
△ 25.75
1.22
0.78
△ 0.44
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
137,274
65,676
23,418
36,484
159,783
62,706
27,759
55,431
16.39
△ 4.52
18.53
51.93
11,004
3,489
1,348
1,296
9,025
3,828
1,442
2,413
△ 17.97
9.71
6.93
86.22
8.01
5.31
5.75
3.55
5.64
6.10
5.19
4.35
△ 2.36
0.79
△ 0.56
0.80
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
138,008
97,642
3,507
23,612
159,853
115,516
3,977
20,028
15.82
18.30
13.41
△ 15.17
9,323
3,585
181
848
7,777
5,305
230
782
△ 16.57
47.96
26.58
△ 7.77
6.75
3.67
5.18
3.59
4.86
4.59
5.79
3.90
△ 1.88
0.92
0.60
0.31
6,769
5,809
△ 14.18
1.23
0.95
△ 0.27
合計
(注) 1. 預け金等にはコールローン、買入手形を含んでいます。
2. 借用金等にはコールマネー、売渡手形、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
180
利回り
3. 資金利益の分析
(単位:億円)
平成10年度
残高要因
国内業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
利率要因
平成11年度
合計
残高要因
利率要因
平成12年度
合計
残高要因
利率要因
合計
142
130
35
11
△ 734
△ 454
△ 188
△4
△ 591
△ 324
△ 152
7
△ 368
△6
394
△ 14
△ 293
△ 492
△ 305
△ 39
△ 661
△ 499
89
△ 53
552
△ 247
437
△2
△ 1,158
33
△ 690
10
△ 605
△ 213
△ 252
8
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
借用金等
63
141
△ 41
△ 120
△ 232
△ 718
△ 265
△ 52
△ 228
121
△ 654
△ 123
△ 93
△ 349
△ 111
△ 118
117
△ 107
△ 50
△ 81
△ 627
△ 516
△ 123
△ 98
△ 35
△ 745
△ 399
△ 231
△ 149
△ 116
195
△ 10
△3
△ 95
△6
△ 274
△ 59
23
△ 99
1
△ 78
△ 70
20
△ 195
△4
国内資金運用収支
78
△ 16
62
△ 250
334
83
356
△ 883
△ 527
△ 5,306
△ 1,605
△ 10
△ 1,931
3,533
403
92
305
△ 1,772
△ 1,202
82
△ 1,626
△ 6,994
△ 2,557
△ 402
△ 1,094
1,808
250
△ 86
△ 326
△ 5,186
△ 2,307
△ 489
△ 1,420
1,614
△ 163
233
731
△ 3,592
502
△ 140
385
△ 1,978
339
93
1,117
△ 4,392
△ 3,048
△ 571
1,727
△ 390
△ 37
△ 2,664
△ 3,439
△ 609
△ 6,164
△ 1,368
△ 346
1,673
△ 974
△ 62
△ 4,490
△ 2,342
△ 408
1,326
725
25
△ 2,871
993
22
△ 1,545
1,719
48
66
△ 139
△ 72
△ 208
△ 273
△ 482
△ 164
98
△ 65
△ 914
1,806
892
△ 830
134
△ 696
287
△ 720
△ 432
国際業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
国際資金運用収支
(注) 1. 預け金等にはコールローン、買入手形を含んでいます。
2. 借用金等にはコールマネー、売渡手形、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
4. 利鞘
(単位:%)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
資金運用利回り
国内業務部門
国際業務部門
全店
1.72
7.13
3.84
1.66
8.01
3.26
1.39
5.64
2.52
資金調達原価
国内業務部門
国際業務部門
全店
1.41
6.56
3.50
1.28
7.70
2.96
1.16
5.75
2.39
総資金利鞘
国内業務部門
国際業務部門
全店
0.31
0.56
0.34
0.37
0.31
0.29
0.23
△ 0.10
0.12
5. 役務取引等利益の内訳
(単位:億円)
平成10年度
国内業務部門
国際業務部門
平成12年度
役務取引等収益
うち預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
734
102
432
66
792
123
442
68
841
135
473
89
役務取引等費用
うち為替業務
317
94
295
96
300
99
役務取引等利益
416
496
541
役務取引等収益
うち預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
810
136
354
24
738
124
317
17
862
198
317
44
役務取引等費用
うち為替業務
244
83
218
68
212
58
役務取引等利益
合計
平成11年度
565
520
650
982
1,017
1,191
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
181
6. 特定取引利益の内訳
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
国内業務部門
うち商品有価証券
特定取引有価証券
特定金融派生商品
348
62
98
160
130
△ 56
△ 15
194
259
39
31
177
国際業務部門
うち特定取引有価証券
特定金融派生商品
339
24
314
350
△6
344
353
50
303
合計
687
481
612
7. その他業務利益の内訳
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
国内業務部門
うち国債等債券関係損益
456
455
△ 70
△ 72
245
263
国際業務部門
うち外国為替売買益
国債等債券関係損益
1,302
767
582
425
625
△ 202
818
833
118
合計
1,759
354
1,064
8. 経費の内訳
(単位:億円)
平成10年度
2,014
1,679
1,893
1,566
1,897
1,555
物件費
うち減価償却費
土地建物機械賃借料
消耗品費
業務委託費
預金保険料
2,465
460
383
82
529
214
2,465
467
412
76
545
238
2,657
490
399
82
648
251
274
233
233
4,753
4,592
4,788
合計
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
182
平成12年度
人件費
うち給料・手当
租税公課
東
京
三
菱
銀
行
平成11年度
単体情報:銀行業務の状況
1. 貸出金の状況
(1) 貸出金科目別期末残高
(単位:億円)
平成8年度
国内業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
10,261
39,360
166,807
78,173
10,652
38,214
169,001
74,058
8,588
35,250
174,944
85,555
7,369
31,915
171,015
84,576
7,330
27,935
168,864
76,356
294,603
(67.34%.)
291,926
(68.73%.)
304,338
(78.30%.)
294,877
(83.29%.)
280,486
(81.46%.)
1,166
34,472
101,227
6,048
1,153
28,570
97,550
5,512
210
22,486
56,772
4,874
112
15,286
39,964
3,795
92
18,135
42,493
3,129
計
142,914
(32.66%.)
132,786
(31.27%.)
84,343
(21.70%.)
59,159
(16.71%.)
63,851
(18.54%.)
合計
437,518
(100.00%.)
424,713
(100.00%.)
388,682
(100.00%.)
354,036
(100.00%.)
344,338
(100.00%.)
平成8年度
平成9年度
計
国際業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
(注)( )内は構成比です。
(2) 貸出金科目別平均残高
国内業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
10,302
45,027
166,687
74,426
9,994
38,788
167,216
79,299
9,250
37,024
172,219
82,939
7,619
33,715
172,192
87,570
6,716
29,941
169,969
81,059
296,443
(67.92%.)
295,300
(66.92%.)
301,434
(72.56%.)
301,097
(82.09%.)
287,686
(82.10%.)
1,301
33,239
99,953
5,501
1,206
32,701
106,537
5,537
837
25,349
82,566
5,257
186
16,822
45,122
3,544
98
16,936
42,198
3,472
計
139,996
(32.08%.)
145,982
(33.08%.)
114,010
(27.44%.)
65,676
(17.91%.)
62,706
(17.90%.)
合計
436,439
(100.00%.)
441,282
(100.00%.)
415,445
(100.00%.)
366,774
(100.00%.)
350,392
(100.00%.)
計
国際業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、
「月次の外貨平均残高に当該月末TT仲値を乗じることにより平均残高を算出する方式」等により算出しています。
(3) 貸出金の残存期間別残高
期間
貸出金
(単位:億円)
平成8年度
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
合計
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
184,452
58,958
38,715
17,063
54,106
84,221
170,134
63,540
39,677
17,107
54,682
79,570
121,529
68,167
38,828
16,064
53,661
90,430
105,145
60,753
32,047
15,026
52,691
88,372
114,911
54,775
30,807
13,059
51,297
79,486
437,518
424,713
388,682
354,036
344,338
変動金利貸出
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
32,930
24,908
12,151
43,175
84,221
34,841
24,002
12,426
42,267
79,570
34,640
23,095
10,996
40,486
90,430
31,007
20,756
10,153
38,899
88,372
24,622
15,580
7,741
35,964
79,486
固定金利貸出
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
26,028
13,806
4,911
10,930
ー
28,699
15,674
4,681
12,414
ー
33,526
15,733
5,068
13,175
ー
29,746
11,291
4,873
13,791
ー
30,152
15,227
5,318
15,333
ー
(注) 残存期間1年以下の貸出金については変動金利・固定金利の区別をしていません。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
183
(4) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成8年度
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
48,828
(15.67%.)
43,927
(14.28%.)
48,719
(15.36%.)
50,147
(16.45%.)
46,910
(16.14%.)
建設業
12,762
(4.09%.)
13,288
(4.32%.)
14,829
(4.68%.)
14,237
(4.67%.)
13,042
(4.49%.)
電気・ガス・運輸・通信業
12,936
(4.15%.)
11,712
(3.81%.)
13,126
(4.14%.)
13,745
(4.51%.)
15,991
(5.50%.)
卸売・小売業、飲食店
55,755
(17.89%.)
55,525
(18.05%.)
61,336
(19.34%.)
57,733
(18.94%.)
52,641
(18.12%.)
金融・保険業
31,679
(10.16%.)
31,326
(10.18%.)
26,316
(8.30%.)
22,381
(7.34%.)
20,703
(7.13%.)
不動産業
32,888
(10.55%.)
38,098
(12.39%.)
41,012
(12.93%.)
40,250
(13.21%.)
37,924
(13.05%.)
サービス業
47,374
(15.20%.)
44,840
(14.58%.)
39,763
(12.54%.)
38,608
(12.67%.)
38,097
(13.11%.)
その他
69,477
(22.29%.)
68,845
(22.39%.)
72,067
(22.71%.)
67,705
(22.21%.)
65,266
(22.46%.)
311,703
(100.00%.)
307,564
(100.00%.)
317,170
(100.00%.)
304,810
(100.00%.)
290,578
(100.00%.)
2,701
(2.15%.)
2,134
(1.82%.)
1,421
(1.99%.)
952
(1.93%.)
1,458
(2.71%.)
金融機関
15,414
(12.25%.)
11,505
(9.82%.)
5,726
(8.01%.)
4,193
(8.52%.)
4,789
(8.91%.)
商工業
92,507
(73.53%.)
88,367
(75.43%.)
52,974
(74.08%.)
39,506
(80.25%.)
43,856
(81.58%.)
その他
15,192
(12.07%.)
15,142
(12.93%.)
11,389
(15.92%.)
4,574
(9.30%.)
3,655
(6.80%.)
125,815
(100.00%.)
117,148
(100.00%.)
71,512
(100.00%.)
49,226
(100.00%.)
53,760
(100.00%.)
437,518
424,713
388,682
354,036
344,338
計
海外および特別国際金融取引勘定分
政府等
計
合計
(注)( )内は構成比です。
(5) 貸出金の使途別内訳
(単位:億円)
平成8年度
東
京
三
菱
銀
行
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
設備資金
125,580
(28.70%.)
124,527
(29.32%.)
123,598
(31.80%.)
120,670
(34.08%.)
118,917
(34.54%.)
運転資金
311,938
(71.30%.)
300,186
(70.68%.)
265,084
(68.20%.)
233,366
(65.92%.)
225,421
(65.46%.)
437,518
(100.00%.)
424,713
(100.00%.)
388,682
(100.00%.)
354,036
(100.00%.)
344,338
(100.00%.)
平成8年度
平成9年度
合計
(注)( )内は構成比です。
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(6) 貸出金の担保別内訳
有価証券
債権
商品
不動産
その他
計
保証
信用
184
合計
(うち劣後特約付貸出金)
(単位:億円)
7,113
10,701
331
67,822
2,081
8,501
14,782
341
51,743
1,447
平成10年度
6,812
12,592
181
49,429
1,406
平成11年度
6,407
10,799
163
46,601
1,551
平成12年度
5,367
8,676
263
44,275
2,102
88,051
76,816
70,421
65,523
60,686
120,796
228,670
111,393
236,503
106,494
211,766
103,019
185,493
101,574
182,076
437,518
(648)
424,713
(1,092)
388,682
(1,209)
354,036
(1,060)
344,338
(1,463)
(7) 中小企業等に対する貸出金(国内店)
総貸出金残高 (A)
貸出先数
貸出金残高
消費者ローン残高
うち住宅ローン残高
中小企業等貸出金残高 (B)
貸出先数
貸出金残高
比率 (B)/(A)
貸出先数
貸出金残高
(単位:件、億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
1,141,686
311,703
1,166,998
307,564
1,173,615
317,170
1,149,125
304,810
1,106,873
290,578
63,602
55,029
64,750
56,781
65,783
58,321
65,868
58,946
64,865
58,595
1,134,807
204,148
1,160,032
206,695
1,166,207
206,952
1,144,042
206,290
1,101,953
188,024
99.39%.
65.49%.
99.40%.
67.20%.
99.36%.
65.24%.
99.55%.
67.67%.
99.55%.
64.70%.
(注) 1. 貸出金残高には、特別国際金融取引勘定分は含まれていません。
2. 中小企業等とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、サービス業は5,000万円)以下の会社または常用する従業員が300人(ただし、卸売業は100人、小売業は50人、サービス
業は100人)以下の会社および個人です。
なお、平成11年12月3日に「中小企業基本法等の一部を改正する法律(平成11年法律第146号)」が公布・施行され、
「中小企業」の範囲が拡大されたことに伴い、平成11年度および平成
12年度の金額等は改正後の中小企業の範囲により記載しています。
(8) 特定海外債権残高
(単位:億円、カ国)
平成8年度
インドネシア
パキスタン
ベトナム
ロシア(旧ソ連)
アルゼンチン
その他
合計
(総資産に対する割合)
平成9年度
ー
ー
70
270
163
382
886
(0.11%.)
対象国数
平成10年度
ー
ー
18
289
106
109
523
(0.06%.)
16
11
1,172
109
ー
258
ー
7
1,547
(0.22%.)
10
平成11年度
735
69
15
3
ー
9
834
(0.12%.)
14
平成12年度
763
72
11
1
ー
7
856
(0.10%.)
11
(9) リスク管理債権の状況
※リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成8年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
平成9年度
4,337
5,580
4,186
8,396
合計
貸出金残高
貸出金に占める比率
平成10年度
1,848
15,185
968
2,774
平成11年度
786
12,983
466
2,986
平成12年度
852
14,813
229
16,046
22,501
20,776
17,223
31,941
424,713
388,682
354,036
344,338
5.29%.
5.34%.
4.86%.
9.27%.
(注) 3カ月以上延滞債権、貸出条件緩和債権を含むリスク管理債権は平成9年度より開示しています。
② リスク管理債権に対する引当率
東
京
三
菱
銀
行
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
貸倒引当金(A)
特定債務者支援引当金(B)
リスク管理債権(C)
引当率{(A)+(B)}/(C)
平成10年度
10,200
ー
20,776
49.09%.
●未収利息の会計処理
資産の自己査定により、破綻懸念先、実質破綻先および破綻先に分類した債務者に対する債権に係る未収利息を収益不計上としています。
平成11年度
8,200
469
17,223
50.34%.
平成12年度
9,947
ー
31,941
31.14%.
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
●償却の会計処理
資産の自己査定によりⅣ分類(無価値または回収不能)
と認定した債権を直接償却しています。
185
2. 貸倒引当金の期末残高および期中増減額
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
期末残高
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
特定海外債権引当勘定
合計
期首残高
平成12年度
期中増加額
期中減少額
3,208
3,122
3,144
(22)
3,122
6,655
(90)
6,564
2,232
400
(ー)
400
10,200
(112)
10,087
期末残高
期首残高
期中増加額
期中減少額
期末残高
3,208
(△ 18)
3,227
4,358
3,227
4,358
3,919
4,878
(△ 63)
4,941
3,241
2,714
5,468
114
400
114
114
119
114
119
5,555
7,441
8,200
(△ 82)
8,283
7,720
6,055
9,947
(注) 期首残高欄の( )内の計数は、為替換算差額です。
3. 金融再生法に基づく資産査定額
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
4,213
13,651
3,742
2,446
12,511
3,452
2,512
15,802
16,275
計
21,607
18,411
34,590
正常債権
446,702
403,940
376,313
合計
468,310
422,351
410,904
4.61%.
4.35%.
8.41%.
開示債権比率
(注) 平成10年度より、
「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」
(平成10年法律第132号)第6条に基づき、貸借対照表の貸付有価証券、貸出金および外国為替、その他資産中の未収利
息および仮払金ならびに支払承諾見返の各勘定について債務者の財政状態および経営成績等を基礎として次のとおり区分し、開示しています。
1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
とは、破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権およびこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」
とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態および経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収および利息の受取りができない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」
とは、3カ月以上延滞債権および貸出条件緩和債権です。
4.「正常債権」
とは、債務者の財政状態および経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権です。
4. 有価証券の状況
(1) 有価証券期末残高
(単位:億円)
平成8年度
国内業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
186
平成10年度
平成11年度
平成12年度
17,490
1,103
8,002
37,778
190
20,383
1,074
6,670
39,621
415
22,425
1,102
7,748
42,708
746
36,624
1,427
9,014
49,147
995
76,617
2,412
8,909
52,495
1,258
64,565
(67.45%)
68,166
(67.92%)
74,733
(74.64%)
97,208
(81.86%)
141,693
(80.88%)
24,666
6,255
231
25,359
5,964
868
19,658
5,461
266
16,278
5,049
211
27,202
5,480
823
計
31,153
(32.55%)
32,192
(32.08%)
25,386
(25.36%)
21,540
(18.14%)
33,506
(19.12%)
合計
95,718
(100.00%)
100,359
(100.00%)
100,119
(100.00%)
118,748
(100.00%)
175,200
(100.00%)
計
東
京
三
菱
銀
行
平成9年度
国際業務部門
債券
株式
その他の証券
(注)1.( )内は構成比です。
2. 国内業務部門の株式には自己株式を含んでいます。
(2) 有価証券平均残高
(単位:億円)
平成8年度
国内業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
計
国際業務部門
債券
株式
その他の証券
計
合計
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
17,404
1,217
9,213
40,280
234
68,350
(71.15%)
17,100
1,118
7,137
38,731
328
64,416
(67.85%)
16,266
1,203
7,328
40,855
666
66,320
(68.61%)
39,170
1,332
8,556
45,236
782
95,079
(80.24%)
80,744
1,645
8,243
50,128
1,279
142,040
(83.65%)
21,348
6,190
180
27,719
(28.85%)
96,070
(100.00%)
23,994
5,993
528
30,516
(32.15%)
94,932
(100.00%)
23,668
6,009
664
30,342
(31.39%)
96,663
(100.00%)
17,942
5,249
225
23,418
(19.76%)
118,497
(100.00%)
22,066
5,125
567
27,759
(16.35%)
169,799
(100.00%)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 貸付有価証券は、有価証券の種類ごとに区分して記載しています。
3. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、
「月次の外貨平均残高に当該月末TT仲値を乗じることにより平均残高を算出する方式」等により算出しています。
(3) 有価証券の残存期間別残高
(単位:億円)
平成8年度
国債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
地方債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
社債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
株式
期間の定めのないもの
計
その他の証券
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
貸付有価証券
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
(注) 自己株式は、
「株式」に含めて記載しています。
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
1,738
3,093
3,199
3,593
5,865
ー
ー
17,490
583
4,263
3,738
3,763
8,035
ー
ー
20,383
1,880
4,508
10,390
3,571
1,799
274
ー
22,425
11,818
10,224
12,631
888
1,024
35
ー
36,624
48,868
8,591
9,987
2,945
6,223
ー
ー
76,617
112
77
135
257
512
8
ー
1,103
29
105
149
344
435
10
ー
1,074
27
103
256
242
457
14
ー
1,102
197
151
462
371
236
7
ー
1,427
32
545
1,082
532
219
ー
ー
2,412
1,171
3,453
2,795
330
241
10
ー
8,002
1,542
2,972
1,439
415
290
10
ー
6,670
1,342
2,529
2,650
683
533
10
ー
7,748
1,801
1,781
4,006
1,114
300
9
ー
9,014
611
4,329
3,519
336
101
10
ー
8,909
37,778
37,778
39,621
39,621
42,708
42,708
49,147
49,147
52,495
52,495
2,615
6,816
7,576
1,878
3,039
2,791
6,624
31,342
2,691
6,923
6,079
1,589
5,634
3,146
6,541
32,607
2,778
4,764
5,211
1,509
4,376
1,361
6,130
26,133
2,017
4,335
4,036
636
4,417
1,261
5,829
22,535
1,691
4,172
8,138
1,742
6,676
5,007
7,335
34,765
0
ー
ー
1
ー
ー
ー
1
ー
ー
ー
1
ー
ー
ー
1
ー
ー
0
ー
ー
ー
ー
0
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
187
5. 支払承諾期末残高
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
手形引受
信用状発行
債務保証
643
18,579
45,389
349
18,363
50,299
153
14,665
48,189
154
12,423
41,963
148
9,881
44,155
合計
64,612
69,012
63,008
54,541
54,185
6. 支払承諾見返の担保別内訳
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
有価証券
債権
商品
不動産
その他
700
856
651
1,751
1,622
395
812
75
2,181
479
213
528
28
601
594
206
519
29
359
1,154
139
202
38
523
1,487
計
5,582
3,945
1,966
2,269
2,390
保証
信用
17,522
41,506
10,977
54,089
7,363
53,678
6,140
46,131
4,097
47,697
合計
64,612
69,012
63,008
54,541
54,185
7. 預金の状況
(1) 預金科目別期末残高
(単位:億円)
平成8年度
国内業務部門
流動性預金
定期性預金
うち財形預金
固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
平成12年度
116,381
169,830
4,620
169,487
123
4,827
135,212
166,224
4,659
165,942
107
5,006
141,316
164,769
4,678
164,507
91
2,822
230,271
270,810
291,039
306,444
308,908
43,381
44,561
27,817
18,366
21,175
273,652
(55.48%.)
315,371
(61.78%.)
318,857
(73.87%.)
324,810
(77.75%.)
330,084
(73.14%.)
14,146
128,731
57,408
10,289
114,135
48,159
9,634
64,075
33,091
9,433
54,428
26,227
10,147
74,149
32,482
200,287
172,585
106,801
90,089
116,780
19,285
22,499
5,983
2,883
4,467
計
219,572
(44.52%.)
195,084
(38.22%.)
112,784
(26.13%.)
92,973
(22.25%.)
121,247
(26.86%.)
合計
493,225
(100.00%.)
510,456
(100.00%.)
431,641
(100.00%.)
417,783
(100.00%.)
451,331
(100.00%.)
計
国際業務部門
流動性預金
定期性預金
その他の預金
188
平成11年度
100,961
164,419
4,558
164,021
117
5,429
譲渡性預金
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成10年度
83,919
141,444
4,363
140,992
117
4,907
小計
東
京
三
菱
銀
行
平成9年度
小計
譲渡性預金
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 流動性預金には当座預金、普通預金、貯蓄預金、通知預金を含んでいます。
(2) 預金科目別平均残高
(単位:億円)
平成8年度
国内業務部門
流動性預金
定期性預金
うち財形預金
固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
67,570
143,069
4,307
142,377
131
2,192
79,939
154,446
4,479
154,022
115
2,189
96,109
171,229
4,604
170,858
125
2,246
131,721
171,352
4,658
171,036
116
2,301
131,257
166,161
4,683
165,893
100
2,248
212,832
236,575
269,586
305,375
299,667
45,897
53,614
47,118
20,150
18,450
258,730
(54.01%.)
290,189
(57.00%.)
316,704
(69.08%.)
325,526
(76.29%.)
318,118
(72.69%.)
14,628
127,182
61,772
9,417
137,373
52,328
9,190
79,028
43,501
9,104
59,683
28,853
10,492
73,705
31,318
203,583
199,119
131,720
97,642
115,516
16,691
19,770
10,057
3,507
3,977
計
220,274
(45.99%.)
218,889
(43.00%.)
141,777
(30.92%.)
101,149
(23.71%.)
119,494
(27.31%.)
合計
479,005
(100.00%.)
509,079
(100.00%.)
458,482
(100.00%.)
426,675
(100.00%.)
437,612
(100.00%.)
小計
譲渡性預金
計
国際業務部門
流動性預金
定期性預金
その他の預金
小計
譲渡性預金
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、
「月次の外貨平均残高に当該月末TT仲値を乗じることにより平均残高を算出する方式」等により算出しています。
(3) 定期預金の残存期間別残高
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
165,450
31,982
34,807
13,518
14,108
10,226
165,150
30,134
35,994
17,114
17,344
12,745
120,950
29,905
36,588
20,158
14,341
11,903
102,734
37,575
37,117
18,015
15,719
9,437
125,970
33,561
41,774
16,136
14,912
6,510
合計
270,094
278,483
233,847
220,599
238,865
固定自由金利定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
56,625
22,003
31,311
12,976
11,476
6,598
67,885
23,945
33,785
14,224
16,314
7,867
70,576
26,444
33,393
19,085
12,883
7,104
62,701
32,148
34,391
16,370
14,805
5,525
63,785
27,200
38,769
15,520
14,182
5,049
変動自由金利定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
8
6
39
20
42
0
5
4
6
69
31
0
3
2
52
43
21
0
11
10
17
37
30
0
10
5
22
34
19
ー
その他
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
108,816
9,973
3,456
521
2,588
3,628
97,259
6,183
2,202
2,820
998
4,878
50,370
3,458
3,142
1,029
1,435
4,798
40,021
5,416
2,708
1,607
883
3,912
62,174
6,355
2,982
581
710
1,460
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 積立定期預金は含んでいません。
189
(4) 預金者別預金残高(国内店)
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
個人預金
133,201
(45.74%.)
168,733
(51.85%.)
181,592
(55.25%.)
191,757
(57.02%.)
199,748
(58.46%.)
法人預金
96,317
(33.08%.)
106,102
(32.61%.)
112,357
(34.18%.)
115,006
(34.20%.)
116,820
(34.19%.)
その他
61,675
(21.18%.)
50,561
(15.54%.)
34,724
(10.57%.)
29,508
(8.78%.)
25,097
(7.35%.)
291,194
(100.00%.)
325,396
(100.00%.)
328,674
(100.00%.)
336,271
(100.00%.)
341,666
(100.00%.)
合計
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 譲渡性預金は含まず、特別国際金融取引勘定分を含んでいます。
8. 東京三菱銀行債券の状況
(1) 東京三菱銀行債券の発行残高
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
割引債券
利付債券
財形債券
17,138
47,244
336
17,376
41,634
333
17,511
32,762
328
15,715
29,749
317
13,713
20,448
300
合計
64,383
59,010
50,273
45,465
34,161
(注) 利付債券には、
「利付東京三菱銀行債券(利子一括払)」を含んでいます。
(2) 東京三菱銀行債券の平均残高
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
割引債券
利付債券
財形債券
18,380
45,421
334
17,224
44,599
334
17,574
36,244
330
16,613
32,873
322
14,590
24,679
307
合計
63,801
61,824
53,818
49,487
39,270
(注) 利付債券には、
「利付東京三菱銀行債券(利子一括払)」を含んでいます。
(3) 東京三菱銀行債券の残存期間別残高
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
1 年以下
割引債券
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
32,782
17,138
23,608
7,991
31,123
17,376
20,555
7,331
26,033
17,511
18,179
6,061
26,970
15,715
14,742
3,751
20,352
13,713
11,914
1,895
合計
64,383
59,010
50,273
45,465
34,161
(注) 利付債券には、
「利付東京三菱銀行債券(利子一括払)」を含んでいます。
● 債券
「債券」には、利付金融債(3年、5年)
と割引金融債(1年)があります。割引金融債は額面金額から利息に相当する割引料を差し引いた価額で発行し、その割引料のうち翌期以降の期間に対応する分
を、貸借対照表の「債券繰延資産」
(債券発行差金)
として繰り延べています。また、割引料のうち当期に対応する分は、損益計算書の「債券発行差金償却」で費用処理しています。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
9. 預貸率・預証率
(単位:%)
平成8年度
預貸率
期末残高
期中平均
預証率
期末残高
期中平均
平成10年度
平成11年度
平成12年度
国内業務部門
国際業務部門
全店
87.15
65.08
78.46
77.97
68.06
74.58
82.44
74.78
80.65
79.63
63.63
76.42
77.00
52.66
70.92
国内業務部門
国際業務部門
全店
91.91
63.55
80.40
83.88
66.69
77.29
81.35
80.41
81.09
80.29
64.93
77.02
80.49
52.47
73.47
国内業務部門
国際業務部門
全店
19.10
14.18
17.16
18.20
16.50
17.62
20.24
22.50
20.77
26.25
23.16
25.63
38.90
27.63
36.08
国内業務部門
国際業務部門
全店
21.19
12.58
17.69
18.29
13.94
16.62
17.89
21.40
18.86
25.35
23.15
24.88
39.74
23.23
35.60
(注) 預金には譲渡性預金および債券を含んでいます。
190
平成9年度
10. 1店舗当たりの貸出金、預金・債券残高
平成8年度
(単位:億円)
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
貸出金
うち国内店
海外店
1,163
958
2,499
1,141
957
2,330
1,104
1,041
1,508
1,056
1,049
1,106
1,066
1,041
1,221
預金・債券
うち国内店
海外店
1,485
1,226
3,172
1,530
1,332
2,809
1,369
1,333
1,598
1,382
1,374
1,435
1,503
1,422
2,011
(注) 1. 預金には譲渡性預金を含んでいます。
2. 出張所および特別出張所を除いた店舗数により算出しています。
11. 従業員1人当たりの貸出金、預金・債券等残高
平成8年度
(単位:億円)
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
貸出金
うち国内店
海外店
19
17
26
19
18
24
18
19
14
17
19
10
17
19
12
預金・債券
うち国内店
海外店
24
22
34
26
25
29
23
25
15
22
25
13
25
26
20
34
37
33
32
40
1,946
ー
2,173
3,757
ー
総資産
当期純利益(千円)
(注) 1. 預金には譲渡性預金を含んでいます。
2. 従業員数は期中平均人員を使用しています。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでいます。
12. 単体自己資本比率(国際統一基準)
(単位:億円)
平成8年度
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式払込金
資本準備金
利益準備金
任意積立金
基本的項目
次期繰越利益
その他
その他有価証券の評価差損(△)
営業権相当額(△)
計
(A)
有価証券含み益の 45%相当額
その他有価証券の貸借対照表計上額の合計額から
帳簿価額の合計額を控除した額の 45%
土地の再評価額と再評価の直前の
帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
補完的項目
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注5)
うち期限付劣後債務および期限付優先株(注6)
計
うち自己資本への算入額
(B)
短期劣後債務
準補完的項目
うち自己資本への算入額
(C)
他の金融機関の資本調達手段の
控除項目
意図的な保有相当額(注 7)
(D)
自己資本額
(A)+(B)+(C)−(D)
(E)
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
信用リスク・アセットの額
(F)
リスク・アセット等 マーケット・リスク相当額に
係る額((H)/ 8%)
(G)
(参考)マーケット・リスク相当額 (H)
計 (F)+(G)
(I)
単体自己資本比率(国際統一基準)(E)/( I ) x 100
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
7,859
1,221
ー
5,959
1,651
5,262
5,773
ー
ー
ー
26,506
4,211
7,859
1,221
ー
5,959
1,744
10,704
643
ー
ー
ー
26,911
5,416
7,859
1,221
ー
5,959
1,837
8,819
281
ー
ー
ー
24,756
ー
ー
ー
2,429
1,663
3,144
19,059
ー
ー
28,079
26,506
ー
ー
1,580
3,208
18,741
5,184
13,556
28,946
26,911
ー
ー
1,542
4,358
18,778
4,889
13,888
27,109
24,756
ー
ー
ー
53,012
403,761
40,843
444,604
19
53,803
383,552
36,071
419,623
477
49,036
384,615
46,950
431,566
1,737
139
446,342
11.87%
2,049
163
421,673
12.75%
3,023
241
434,589
11.28%
上記は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づいて算出したものであり、日本基準に基づく財務諸表をベースにしています。
平成10年度から開示しています。
平成11年度から準備金・積立金等は、当該年度の未処分利益処分額加算後の金額を記載しています。
告示第15条第1項第4号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)一定の場合を除き、償還されないものであること
(3)業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4)利払い義務の延期が認められるものであること
5. 告示第15条第1項第5号および第6号に掲げるものです。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られています。
6. 負債性資本調達手段等の内訳は、平成11年度から開示しています。
7. 告示第17条第1項に掲げるものです。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 1.
2.
3.
4.
191
単体情報:その他業務の状況
1. 外貨建資産残高
(単位:百万米ドル)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
国内店
海外店
72,476
187,063
69,984
174,620
94,725
109,482
93,941
115,502
108,038
114,686
合計
259,540
244,605
204,207
209,443
222,724
(注) 外貨額は期末日の対米ドル換算レート
(仲値)で引き直しています。
2. 内国為替取扱高
送金為替
各地へ向けた分
各地より受けた分
代金取立
各地へ向けた分
各地より受けた分
合計
(単位:千口、億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
口数
金額
91,793
4,651,656
96,041
4,359,903
102,494
4,704,220
109,240
3,862,388
111,623
4,119,854
口数
金額
87,994
4,779,326
107,911
4,572,657
113,056
4,930,178
117,161
4,029,029
122,903
4,183,731
口数
金額
3,297
146,206
3,277
90,124
3,225
85,247
3,080
77,152
2,787
73,409
口数
金額
4,284
418,823
2,527
99,380
2,374
72,248
2,262
61,443
2,016
57,823
口数
金額
187,371
9,996,012
209,758
9,122,066
221,151
9,791,894
231,743
8,030,015
239,330
8,434,819
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
輸出手形買取等
その他
56,978
1,184,045
87,529
2,237,491
74,338
977,179
76,849
954,952
48,084
1,102,775
計
1,241,024
2,325,020
1,051,518
1,031,801
1,150,860
輸入手形決済等
その他
50,709
1,882,052
51,175
1,849,499
41,201
1,427,255
52,558
1,217,197
53,164
1,454,078
計
1,932,761
1,900,674
1,468,457
1,269,755
1,507,243
3,173,785
4,225,695
2,519,976
2,301,557
2,658,103
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
3. 外国為替取扱高
仕向為替
被仕向為替
(単位:百万米ドル)
合計
(注) 海外店分を含んでいます。
4. 公共債の引受実績
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(単位:億円)
国債
地方債
政府保証債
1,771
1,821
587
1,885
1,462
599
2,368
1,662
712
2,767
1,876
714
2,556
1,469
945
合計
4,179
3,948
4,744
5,359
4,971
5. 国債等公共債および証券投資信託の窓口販売実績
平成8年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
国債
地方債・政府保証債
245
0
363
0
293
0
436
0
500
8
合計
246
363
293
436
509
ー
ー
59
1,317
1,903
証券投資信託
(注) 証券投資信託の窓口販売は、平成10年12月1日から実施しています。
192
(単位:億円)
平成9年度
店舗・人員の状況
1. 国内店舗・海外拠点数
(単位:店、カ所)
平成8年度
国内
海外
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
本支店
出張所
代理店
326
28
2
322
28
2
305
27
2
291
26
2
279
31
2
計
356
352
334
319
312
支店
出張所
駐在員事務所
50
14
21
50
13
21
47
15
20
44
13
18
44
14
18
計
85
84
82
75
76
(注) 1. 上記のほかに、成田空港支店新東京国際空港出張所(両替所)、大阪支店関西国際空港出張所(両替所)、店舗外現金自動設備を設置しています。
2. 平成12年度の店舗外現金自動設備は1,960カ所です。このなかには、コンビニエンスストア等に設置した共同出張所1,391カ所が含まれています。
2. 従業員の状況
●旧基準
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
従業員数
19,304 人
18,386 人
17,878 人
17,412 人
16,556 人
平均年齢
36 歳 07 カ月
37 歳 00 カ月
37 歳 03 カ月
37 歳 03 カ月
37 歳 07 カ月
平均勤続年数
14 年 08 カ月
15 年 01 カ月
15 年 03 カ月
15 年 02 カ月
15 年 06 カ月
平均給与月額
474,071 円
483,250 円
485,108 円
481,406 円
490,462 円
平成10年度
平成11年度
平成12年度
(注) 1. 従業員数には以下の嘱託、臨時従業員等および海外現地採用者は含んでいません。
平成8年度
嘱託、臨時従業員等、海外現地採用者
4,511
(単位:人)
平成9年度
4,740
4,778
4,320
4,311
2. 平均給与月額は、3月の税込定例給与(時間外勤務手当を含む)であり、賞与は含んでいません。
3. 従業員の定年は、満60歳に達したときとしています。
●新基準
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
従業員数
19,780 人
18,979 人
平均年齢
36 歳 05 カ月
36 歳 10 カ月
平均勤続年数
14 年 05 カ月
14 年 09 カ月
平均年間給与
7,806,858 円
8,099,980 円
(注) 1.
2.
3.
4.
従業員数は、当行から他社への出向者を含まず、他社から当行への出向者を含んでいます。また、海外での現地採用者を含み、嘱託および臨時従業員等を含んでいません。
平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与は、海外の現地採用者、他社から当行への出向者を含んでいません。
平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでいます。
当行の従業員組合は、東京三菱銀行従業員組合と称し、組合員数は平成12年度末で13,951人です。
労使間において、特記すべき事項はありません。
5. 平成11年度から
「企業内容等の開示に関する省令」附則(平成11年大蔵省令第15号)第4項に基づき、開示しています。
3. 採用人員
(単位:人)
平成9年度
採用人員
合計
男性
女性
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
154
627
222
669
268
729
139
440
180
285
781
891
997
579
465
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
193
資本・株式の状況
1. 資本金の推移
年月日
増資額(千円)
増資後資本金(千円)
摘 要
平成 08 年 07 月 01 日
427,094
388,739,483
転換社債の転換(平成 8 年 4 月 1 日〜平成 8 年 7 月 1 日)
平成 08 年 07 月 02 日
263,457,721
652,197,204
株式会社東京銀行との合併 合併比率 1:0.8
平成 09 年 03 月 31 日
6,085,806
658,283,011
転換社債の転換(平成 8 年 7 月 3 日〜平成 9 年 3 月 31 日)
平成 10 年 03 月 31 日
5,586,607
663,869,618
転換社債の転換(平成 9 年 4 月 1 日〜平成 10 年 3 月 31 日)
平成 11 年 01 月 21 日
122,100,000
785,969,618
平成 11 年 03 月 31 日
一
785,969,618
平成 12 年 03 月 31 日
一
785,969,618
平成 13 年 03 月 31 日
一
785,969,618
有償 第三者割当 81,400 千株
(第一回第一種優先株式)
発行価額
3,000 円
資本組入額 1,500 円
2. 発行済株式総数の推移
年月日
増資株数(千株)
増資後発行済株式総数(千株)
摘 要
平成 08 年 05 月 20 日
103
2,880,816
転換社債の転換(平成 8 年 4 月 1 日〜平成 8 年 5 月 20 日)
平成 08 年 05 月 21 日
144,035
3,024,851
無償 株主割当 割当比率 1 株につき 1.05 株
発行価額
50 円
資本組入額 0ー円
平成 08 年 07 月 01 日
525
3,025,377
転換社債の転換(平成 8 年 5 月 22 日〜平成 8 年 7 月 1 日)
平成 08 年 07 月 02 日
1,632,137
4,657,514
株式会社東京銀行との合併 合併比率 1:0.8
平成 09 年 03 月 31 日
9,313
4,666,828
転換社債の転換(平成 8 年 7 月 3 日〜平成 9 年 3 月 31 日)
平成 10 年 03 月 31 日
8,627
4,675,455
転換社債の転換(平成 9 年 4 月 1 日〜平成 10 年 3 月 31 日)
平成 11 年 01 月 21 日
81,400
4,756,855
平成 11 年 03 月 31 日
一
有償 第三者割当 81,400 千株
(第一回第一種優先株式)
発行価額
3,000 円
資本組入額 1,500 円
4,756,855
平成 12 年 03 月 31 日
一
4,756,855
平成 13 年 03 月 31 日
一
4,756,855
3. 株式の所有者別状況
(1) 普通株式
区分
東
京
三
菱
銀
行
(平成13年3月31日現在)
株主数
所有株式数
政府および地方公共団体
金融機関
証券会社
その他の法人
外国法人等
個人その他
8人
544
60
6,760
877
79,363
2 千単位
2,048
56
1,651
576
323
合計
87,612
4,659
割合
0.06 %
43.97
1.21
35.45
12.36
6.95
100.00
(注) 1単位の株式数は1,000株です。なお、上記のほか単位未満株式が16,145千株あります。
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(2) 第一回第一種優先株式
区分
(平成13年3月31日現在)
株主数
所有株式数
政府および地方公共団体
金融機関
証券会社
その他の法人
外国法人等
個人その他
ー人
2
ー
11
ー
ー
ー 千単位
33
ー
48
ー
ー
合計
13
81
(注) 1単位の株式数は1,000株です。
1 単位の株式数は 1,000 株です。なお、上記のほか単位未満株式が 17,877 千株あります。
194
割合
ー%
41.03
ー
58.97
ー
ー
100.00
4. 配当金の推移
(単位:円)
平成8年度
1株当たりの配当額(普通株式)
うち中間配当額
1株当たりの配当額(優先株式)
うち中間配当額
配当性向
(注) 配当性向=
普通株式配当金総額
当期純利益−優先株式配当金総額
平成9年度
8.50 円
(4.25 円)
ー
(ー )
90.42 %
平成10年度
8.50 円
(4.25 円)
ー
(ー )
ー
平成11年度
8.50 円
(4.25 円)
15.87 円
(ー )
90.13 %
平成12年度
8.50 円
(4.25 円)
82.50 円
(41.25 円)
57.11 %
8.50 円
(4.25 円)
82.50 円
(41.25 円)
ー
X 100
5. 株価の推移
(1) 普通株式
最近5年間(年度別)
(単位:円)
平成8年度
株価
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
最高
2,600
2,580*
2,390
1,728
1,924
1,576
最低
1,630
2,170*
1,450
801
1,240
953
最近6カ月間(月別)
(単位:円)
平成12年10月
株価
平成12年11月
平成12年12月
平成13年1月
平成13年2月
平成13年3月
最高
1,405
1,310
1,308
1,188
1,229
1,218
最低
1,258
1,145
1,120
1,009
1,001
953
(注) 1. 株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものです。
2. * は、合併新株式のものです。
(2) 第一回第一種優先株式
当株式は、証券取引所に上場されていません。
また、店頭売買有価証券として日本証券業協会に登録されていません。
6. 大株主
(1) 普通株式
所有株式数
(千株)
株主名
1
2
3
4
5
6
明治生命保険相互会社
日本生命保険相互会社
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
東京海上火災保険株式会社
第一生命保険相互会社
三菱信託銀行株式会社
(退職給付信託口・三菱重工業株式会社口)
7 三菱信託銀行株式会社(信託口)
8 太陽生命保険相互会社
9 ヒーロー . アンド . カンパニー
(常任代理人 株式会社東京三菱銀行)
10
11
12
13
14
15
16
17
(平成13年3月31日現在)
東洋信託銀行株式会社(信託勘定 A 口)
新日本製鐵株式会社
三菱電機株式会社
三菱信託銀行株式会社
旭硝子株式会社
トヨタ自動車株式会社
三菱地所株式会社
ザチェースマンハッタンバンクエヌエイロンドン
(常任代理人 株式会社富士銀行兜町カストディ業務室)
18 麒麟麦酒株式会社
19 ステートストリートバンクアンドトラストカンパニー
(常任代理人 株式会社富士銀行兜町カストディ業務室)
20 住友商事株式会社
合計
持株比率
(%)
233,125
163,442
161,454
124,330
112,612
4.98
3.49
3.45
2.65
2.40
93,883
82,519
63,212
2.00
1.76
1.35
62,083
51,584
46,756
46,368
45,329
43,389
35,818
35,204
1.32
1.10
1.00
0.99
0.96
0.92
0.76
0.75
32,466
31,671
0.69
0.67
29,574
27,106
1,521,930
0.63
0.57
32.55
(2) 第一回第一種優先株式
(平成13年3月31日現在)
所有株式数
(千株)
株主名
持株比率
(%)
1
東京海上火災保険株式会社
16,700
20.51
1
三菱商事株式会社
16,700
20.51
1
明治生命保険相互会社
16,700
20.51
4
麒麟麦酒株式会社
10,000
12.28
5
旭硝子株式会社
3,400
4.17
5
ダイヤモンドリース株式会社
3,400
4.17
5
東京急行電鉄株式会社
3,400
4.17
5
本田技研工業株式会社
3,400
4.17
9
三菱化学株式会社
2,000
2.45
10 三菱電機株式会社
1,700
2.08
11 三菱倉庫株式会社
1,600
1.96
12 エム・ケー・ファイナンス・アンド・
アカウンティング株式会社
1,400
1.71
13 株式会社ニコン
合計
1,000
1.22
81,400
100.00
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注)ヒーロー. アンド. カンパニーは、ADR(米国預託証券)発行のため預託された株式の
名義人です。
195
主要な経営指標等の推移
(連結)
(単位:百万円)
平成8年度
平成9年度
1,253,661
325,532
1,219,526
159,393
990,702
89,578
942,045
68,023
689,878
78,379
連結経常利益(△は連結経常損失)
70,581
24,489
△177,983
122,775
9,332
連結当期純利益(△は連結当期純損失)
11,223
65,341
△162,781
45,103
14,399
連結経常収益
うち連結信託報酬
平成10年度
731,768
786,688
812,352
847,696
956,907
連結総資産額
18,678,983
18,965,346
17,620,647
16,561,914
18,682,278
連結ベースの潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
連結ベースの1株当たり純資産額
8.61 円
50.17 円
―
50.15 円
―
33.38円
9.81 円
29.90円
9.20 円
561.90円
604.07円
470.20円
497.34円
581.21 円
9.68 %
10.35 %
11.65%
11.27%
12.06 %
連結自己資本利益率
1.53.%
8.60 %
―
6.90%
1.81 %
142.85倍
26.11 倍
―
28.52倍
営業活動によるキャッシュ・フロー
172,253
962,479
投資活動によるキャッシュ・フロー
△112,768
△961,879
財務活動によるキャッシュ・フロー
19,752
△22,558
241,717
220,257
現金及び現金同等物の期末残高
連結子会社
持分法適用会社
従業員数
信託財産額
196
△124.99円
連結自己資本比率(国際統一基準)
連結株価収益率
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
平成12年度
連結純資産額
連結ベースの1株当たり当期純利益
(△は連結ベースの1株当たり当期純損失)
三
菱
信
託
銀
行
平成11年度
163,760
22 社
22 社
30社
27社
25 社
―
―
17社
15社
15 社
7,281人
34,429,467
7,243 人
36,444,087
(注) 1. 平成10年度の連結財務諸表における子会社・関連会社の範囲および税効果会計については、それぞれ「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則の一部を改正する省令」
(平
成10年大蔵省令第136号)附則第2項および「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する省令」
(平成10年大蔵省令第173号)附則第3項に基づき、これら
の省令により改正された連結財務諸表規則を適用しています。
2. 三菱信託銀行および国内連結子会社の消費税および地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
3. 連結ベースの1株当たり純資産額は、期末連結純資産額から
「期末発行済優先株式数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数(「自己株式」を除く)で除して算出しています。
4. 連結ベースの1株当たり当期純利益(または当期純損失)は、連結当期純利益(または連結当期純損失)から当期優先株式配当金総額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数(「自己株
式」を除く)で除して算出しています。
5. 連結ベースの潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、平成8年度は潜在株式を調整した計算により1株当たり当期純利益は減少しないので、記載していません。また、平成10年度
においては純損失が計上されているので、記載していません。
6. 連結自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき算出しています。なお、三菱信託銀行は国際統一基準を採用しています。
7. 連結自己資本利益率および連結株価収益率については、平成10年度は純損失が計上されているので、記載していません。また、三菱信託銀行は平成13年3月27日に東京証券取引所市場
第一部および大阪証券取引所市場第一部での普通株式の上場を廃止いたしましたので、平成12年度の連結株価収益率は算出していません。なお、平成13年3月26日の最終株価により算
出すると同率は76.32倍となります。
8. 従業員数は、平成11年度から就業人員数を表示しています。
9. 信託財産額は、
「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務に係るものを記載しています。なお、該当する信託業務を営む会社は三菱信託銀行1社です。
三菱信託銀行の連結財務諸表は、証券取引法第193条の2の規定に基づき、監査法人太田昭和センチュリーの監査を受け、監査報告
書を受領しています。以下の連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書および連結キャッシュ・フロー計算書は、上記の
連結財務諸表に基づいて作成しています。なお、監査法人太田昭和センチュリーは平成13年7月1日をもって新日本監査法人に名称
を変更いたしました。
連結財務諸表
1. 連結貸借対照表
(単位:百万円)
平成11年度
2. 連結損益計算書
(単位:百万円)
平成12年度
平成11年度
平成11年4月 1 日から 平成12年4月 1 日から
( 平成12年3月31日まで
) ( 平成13年3月31日まで )
(平成12年3月31日現在)(平成13年3月31日現在)
(資産の部)
現金預け金
コールローン及び買入手形
買入金銭債権
特定取引資産
金銭の信託
有価証券
貸出金
外国為替
その他資産
動産不動産
繰延税金資産
支払承諾見返
貸倒引当金
投資損失引当金
資産の部合計
(負債の部)
預金
譲渡性預金
コールマネー及び売渡手形
コマーシャル・ペーパー
特定取引負債
借用金
外国為替
社債
転換社債
信託勘定借
その他負債
退職給与引当金
退職給付引当金
債権売却損失引当金
特別法上の引当金
繰延税金負債
支払承諾
負債の部合計
(少数株主持分)
少数株主持分
(資本の部)
資本金
資本準備金
連結剰余金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
計
自己株式
資本の部合計
負債、少数株主持分及び資本の部合計
1,267,709
404,715
3,248
374,529
79,453
4,664,979
8,606,123
26,433
585,859
246,466
238,249
423,270
△359,031
△91
923,005
213,424
3,508
417,037
78,559
6,027,749
9,000,198
13,962
1,361,424
244,244
148,794
587,646
△337,268
△10
16,561,914
18,682,278
9,197,301
607,762
96,320
20,000
105,806
205,145
30,288
374,700
1,573
3,841,682
778,144
17,122
ー
10,351
0
282
423,270
10,380,069
914,114
154,995
ー
120,267
207,247
26,783
361,100
27
3,249,980
1,708,223
ー
7,418
3,679
ー
255
587,646
15,709,754
17,721,809
4,463
3,561
292,793
246,378
308,527
ー
ー
292,793
246,378
312,190
113,806
△8,250
847,699
956,919
△2
△12
847,696
956,907
16,561,914
18,682,278
経常収益
信託報酬
資金運用収益
貸出金利息
有価証券利息配当金
コールローン利息及び買入手形利息
預け金利息
その他の受入利息
役務取引等収益
特定取引収益
その他業務収益
その他経常収益
942,045
68,023
523,607
198,019
114,692
3,131
33,029
174,734
38,447
1,743
79,411
230,812
689,878
78,379
452,310
207,166
142,615
1,951
40,805
59,771
43,289
5,674
35,672
74,552
経常費用
資金調達費用
預金利息
譲渡性預金利息
コールマネー利息及び売渡手形利息
コマーシャル・ペーパー利息
借用金利息
社債利息
転換社債利息
その他の支払利息
役務取引等費用
特定取引費用
その他業務費用
営業経費
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
その他の経常費用
819,269
382,596
106,007
5,759
1,817
83
8,936
8,622
33
251,335
3,152
436
60,939
156,330
215,813
27,931
187,882
680,546
300,344
148,054
5,828
440
3
1,450
8,649
13
135,903
4,995
551
35,712
153,362
185,579
102,442
83,136
経常利益
122,775
9,332
特別利益
動産不動産処分益
償却債権取立益
金融先物取引責任準備金取崩額
その他の特別利益
4,771
1,754
2,988
0
29
19,441
2,117
11,393
0
5,929
特別損失
動産不動産処分損
その他の特別損失
2,305
2,305
ー
4,558
1,389
3,168
125,242
20,035
ー
59,192
911
24,214
4,057
△12,649
18,632
△224
45,103
14,399
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
還付法人税等
法人税等調整額
少数株主利益(△は少数株主損失)
当期純利益
3. 連結剰余金計算書
(単位:百万円)
(
連結剰余金期首残高
連結剰余金増加高
持分法適用会社の減少に伴う剰余金増加高
連結剰余金減少高
配当金
当期純利益
連結剰余金期末残高
平成12年度
平成11年度
平成12年度
平成11年4月 1 日から
平成12年3月31日まで
平成12年4月 1 日から
平成13年3月31日まで
)
273,186
168
168
9,931
9,931
45,103
308,527
(
)
308,527
ー
ー
10,736
10,736
14,399
312,190
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書および連結キャッシュ・フロー計算書は、
「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務
諸表規則」
という。)に基づいて作成していますが、資産および負債の分類ならびに収益および費用の分類は、
「銀行法施行規則」
(昭和57年大蔵省令第10号)に準拠しています。
197
4. 連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
平成11年4月 1 日から
( 平成13年3月31日まで )
( 平成12年3月31日まで )
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
減価償却費
連結調整勘定償却額
持分法による投資損益(△)
貸倒引当金の増加額
投資損失引当金の増加額
債権売却損失引当金の増加額
退職給与引当金の増加額
退職給付引当金の増加額
資金運用収益
資金調達費用
有価証券関係損益(△)
金銭の信託の運用損益(△)
為替差損益(△)
動産不動産処分損益(△)
特定取引資産の純増(△)減
特定取引負債の純増減(△)
貸出金の純増(△)減
預金の純増減(△)
譲渡性預金の純増減(△)
借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△)
預け金(現金同等物を除く)の純増(△)減
コールローン等の純増(△)減
債券借入取引担保金の純増(△)減
コールマネー等の純増減(△)
コマーシャル・ペーパーの純増減(△)
債券貸付取引担保金の純増減(△)
外国為替(資産)の純増(△)減
外国為替(負債)の純増減(△)
信託勘定借の純増減(△)
資金運用による収入
資金調達による支出
その他
小計
法人税等の支払額(還付額)
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
198
平成12年4月 1 日から
125,242
7,775
―
98
△ 91,722
―
△ 11,654
△ 296
―
△ 523,607
382,596
△ 126,348
△ 2,248
△ 1,767
550
37,971
△ 22,626
△ 2,018
281,369
△ 777,225
△ 23,088
△ 88,673
59,230
64,597
43,587
△ 82,000
△ 21,468
20,349
4,507
513,747
541,878
△ 398,952
283,109
24,214
10,918
△ 272
165
△ 21,830
△81
△ 6,672
△ 17,120
7,418
△ 452,310
300,344
△ 42,208
1,319
△ 106,893
△ 727
△ 42,508
14,460
△ 389,377
1,173,870
305,898
△ 2,336
323,244
193,562
△ 251,091
57,865
△ 20,000
316,815
12,471
△ 3,505
△ 591,702
361,820
△ 388,163
186,234
192,911
△ 20,657
953,821
8,658
営業活動によるキャッシュ・フロー
172,253
962,479
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出
有価証券の売却による収入
有価証券の償還による収入
金銭の信託の増加による支出
金銭の信託の減少による収入
動産不動産の取得による支出
動産不動産の売却による収入
△ 5,484,841
4,062,232
1,329,037
△ 11,200
55
△ 9,771
1,718
△ 5,302,424
3,179,893
1,176,779
△ 1,464
897
△ 22,285
6,724
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 112,768
△ 961,879
―
―
54,700
△ 25,000
△ 9,931
△ 16
33,000
△ 30,000
171,600
△ 186,394
△ 10,736
△ 26
財務活動によるキャッシュ・フロー
19,752
△ 22,558
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額
△ 1,279
497
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
劣後特約付借入による収入
劣後特約付借入金の返済による支出
劣後特約付社債・転換社債の発行による収入
劣後特約付社債・転換社債の償還による支出
配当金支払額
少数株主への配当金支払額
Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額
77,957
△ 21,460
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高
163,760
241,717
Ⅶ 現金及び現金同等物の期末残高
241,717
220,257
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成11年度)
1. 連結の範囲に関する重要な事項
(1) 連結子会社
27 社
主要な連結子会社は、
Mitsubishi Trust Australia Limited、
Mitsubishi Trust International Limited、
Mitsubishi Trust & Banking Corporation (U.S.A.)、
Mitsubishi Trust Finance (Ireland) PLC、
株式会社エムティービーインベストメントテクノロジー研究所です。
(2) 非連結子会社 12 社
非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)および剰余
金(持分に見合う額)からみて、連結の範囲から除いても企業集団の財政状態およ
び経営成績に関する合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいため、連結の範
囲から除外しております。
2. 持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の非連結子会社
4社
(2) 持分法適用の関連会社
11 社
主要な持分法適用の関連会社は、
MTBC Bank Deutschland GmbH、
光大国際租賃有限公司、
エイミック投信投資顧問株式会社、
三菱アセット・ブレインズ株式会社です。
(3) 持分法非適用の非連結子会社
8社
(4) 持分法非適用の関連会社
1社
持分法非適用の非連結子会社および関連会社は、当期純損益(持分に見合う額)お
よび剰余金(持分に見合う額)からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表
に重要な影響を与えないため、持分法の対象から除いております。
株式会社エムティーシーについては、当社の子会社が議決権割合の 20%以上 50
%以下を有しておりますが、当社が実質的な影響力を有していないため、関連会社
とはしておりません。
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
12 月末日
10 社
3 月末日
17 社
(2) 連結決算日と上記の決算日との間に生じた重要な取引については必要な調整を行っ
ております。
4. 会計処理基準に関する事項
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、
市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引に
ついては、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対照表上「特定取引資産」および
「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を連結損益計算書上「特
定取引収益」および「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産および特定取引負債の評価は、有価証券および金銭債権等については
連結決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品について
は連結決算日において決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益および特定取引費用の損益計上は、当連結会計年度中の受払利
息等に、有価証券、金銭債権等については前連結会計年度末と当連結会計年度末に
おける評価損益の増減額を、派生商品については前連結会計年度末と当連結会計年
度末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
① 有価証券の評価は、移動平均法による原価法により行っております。
② 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運
用されている有価証券の評価については、取引所の相場のある転換社債、新株
引受権付社債、株式(各々外国証券を含む)および外国国債については移動平
均法による低価法(洗い替え方式)により行っており、上記以外の有価証券の
評価については、移動平均法による原価法により行っております。
(3)減価償却の方法
① 動産不動産
当社の動産不動産は、それぞれ次の方法により償却しております。
建 物 定率法を採用し、税法基準の償却率による。
動 産 定率法を採用し、税法基準の償却率による。
その他 税法の定める方法による。
連結子会社の動産不動産については、資産の見積耐用年数に基づき、主として定額
法により償却しております。
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当社および連結子会社で定める利用可能期間
(主として 5 年)に基づく定額法によっております。
自社利用のソフトウェアについては、当社は従来取得時に費用として一括処理して
おりましたが、当連結会計年度から「研究開発費等に係る会計基準」
(平成 10 年
3月 13日企業会計審議会)に基づき、取得費用を資産として計上し利用可能期間
に応じて償却しております。この変更により、従来の方法によった場合に比べ、そ
の他資産は 11,125 百万円多く計上され、経常利益および税金等調整前当期純利
益は、それぞれ 11,125 百万円増加しております。
なお、当連結会計年度前に制作を開始したソフトウェアの制作費については、
「研
究開発費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針」
(日本公認会計士協会会
計制度委員会報告第 12 号 平成 11 年 3 月 31 日)における経過措置の適用によ
り、従来の会計処理方法を継続して採用しております。
また、同報告では自社利用のソフトウェアの表示については、無形固定資産に計上
することとされておりますが、連結財務諸表の資産の分類等は「銀行法施行規則」
(昭和 57 年大蔵省令第 10 号)によることとされておりますので、
「その他資産」
に計上しております。
(4) 貸倒引当金の計上基準
当社の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上して
おります。
破産、和議等、法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、
「破綻先」と
いう)に係る債権およびそれと同等の状況にある債務者(以下、
「実質破綻先」と
いう)の債権については、下記直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額
および保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、
現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる
債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額および保証によ
る回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し
必要と認める額を計上しております。上記以外の債権については、過去の一定期間
における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。なお、特
定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特
定海外債権引当勘定(租税特別措置法第 55 条の 2 の海外投資等損失準備金を含
む)として計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施
し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果
に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先および実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か
ら担保の評価額および保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立
不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 268,193 百万円で
あります。
連結子会社の貸倒引当金は、当社と概ね同一の基準にて引当を行っております。
(5) 投資損失引当金
投資損失引当金は、投資について将来発生する可能性がある損失に備えるために必
要と認められる額を引き当てております。
(6) 退職給与引当金の計上基準
当社および国内連結子会社の退職給与引当金は、自己都合退職による期末要支給額
に相当する額を引き当てております。
なお、当社は退職金制度の一部に調整年金制度および適格退職年金制度を採用して
おり、また、主要な連結子会社も年金制度を採用しております。
(7) 債権売却損失引当金の計上基準
株式会社共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将来
発生する可能性のある損失を見積もり、必要と認められる額を計上しております。
(8) 特別法上の引当金の計上基準
特別法上の引当金は、金融先物取引責任準備金 0 百万円であり、次のとおり計上
しております。
金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、金融先物取
引法第82条および同法施行規則第29条の規定に定めるところにより算出した額
を計上しております。
(9) 外貨建資産・負債の換算基準
当社の外貨建資産・負債については、連結決算日の為替相場による円換算額を付し
ております。ただし、①外国法人に対する出資(ただし外貨にて調達したものを除
く)、②外貨建転換社債、③その他当社が直物外貨建資産残高に算入することが適
当でないと定めた外貨建資産は取得時、直物外貨建負債残高に算入することが適当
でないと定めた外貨建負債については発生時の為替相場によっております。海外支
店勘定については、連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。
連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日等の為替相場により
換算しております。
(10) リース取引の処理方法
当社および国内連結子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認められるも
の以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処
理によっております。
(11) 消費税等の会計処理
当社および国内連結子会社の消費税および地方消費税の会計処理は、税抜方式に
よっております。
ただし、動産不動産に係る控除対象外消費税等は当連結会計年度の費用に計上して
おります。
5. 利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成してお
ります。
6. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金預
け金」のうち、定期性預け金と譲渡性預け金以外のものであります。
なお、当中間連結会計期間においては、資金の範囲を、親会社においては中間連結貸
借対照表上の「現金預け金」のうち現金および日本銀行への預け金、連結子会社にお
いては、
「現金預け金」としておりましたが、当連結会計年度より流動性の高いものを
現金同等物とすることとしたため、資金の範囲を変更しております。当中間連結キャッ
シュ・フロー計算書において当連結会計年度に採用した資金の範囲を採用した場合、営
業活動によるキャッシュ・フローは 136,299 百万円減少、現金及び現金同等物に係
る換算差額は2,174百万円減少、現金及び現金同等物の増加額は138,474百万円減
少、現金及び現金同等物の中間期末残高は 240,474 百万円減少いたします。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
199
追加情報
前連結会計年度まで負債の部に掲記しておりました「貸倒引当金」は「銀行法施行規
則」
(昭和 57 年大蔵省令第 10 号)別紙様式が改正されたことに伴い、当連結会計年
度より資産の部において対象資産から一括控除する方法により表示しております。こ
の変更により、従来の方法によった場合に比べ、資産の部は 359,031 百万円、負債
の部は 359,031 百万円それぞれ減少しております。
注記事項(平成 11 年度)
1. 連結貸借対照表関係
(1) 有価証券には、非連結子会社および関連会社の株式 5 6 1 百万円および出資金
2,915 百万円を含んでおります。
(2) 貸出金のうち、破綻先債権額は 45,514 百万円、延滞債権額は 660,507 百万円
であります。
なお、破綻先債権とは、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していること
その他の事由により元本または利息の取立てまたは弁済の見込みがないものとして
未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息
不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第
96 条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由または同項第 4 号に規定する事
由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権および債務者の
経営再建または支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸
出金であります。
(3) 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 1,742 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3月
以上遅延している貸出金で破綻先債権および延滞債権に該当しないものであります。
(4) 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 181,101 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的とし
て、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有
利となる取り決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権および3ヵ月以上延滞債
権に該当しないものであります。
(5) 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額および貸出条件緩和債権額の合
計額は 888,865 百万円であります。
なお、上記(2)から(5)に掲げた債権額は、貨倒引当金控除前の金額であります。
(6) 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
203,290 百万円
貸出金
248,997 百万円
担保資産に対応する債務
売渡手形
76,100 百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用または営業
保証金として、有価証券 302,757 百万円を差し入れております。
(7) 動産不動産の減価償却累計額
122,470 百万円
(8) 借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特
約付借入金 130,000 百万円が含まれております。
(9) 社債は全額、劣後特約付社債であります。
(10) 当社の受託する元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託
1,118,942 百万円、貸付信託 4,051,209 百万円であります。
2. 連結損益計算書関係
(1) その他の経常費用には、年金財政の健全化を図るため、当社が年金基金の予定利率
引下げなどを実施したことに伴う費用 2 3 , 4 8 4 百万円および貸出金売却損
19,446 百万円を含んでおります。
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︶
3. 連結キャッシュ・フロー計算書関係
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との
関係
平成 12 年 3 月 31 日現在
現金預け金勘定
1,267,709 百万円
定期性預け金
△ 1,005,680 百万円
譲渡性預け金
△ 20,312 百万円
現金及び現金同等物
4. リース取引関係
(1) リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額および年度末残高相当額
取得価額相当額
動産
3,819 百万円
その他
―百万円
合計
減価償却累計額相当額
動産
その他
3,819 百万円
合計
年度末残高相当額
動産
その他
2,244 百万円
合計
200
241,717 百万円
2,244 百万円
―百万円
1,574 百万円
―百万円
1,574 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年度末残高等に
占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料年度末残高相当額
1年内
1年超
683 百万円
891 百万円
合計
1,574 百万円
(注)未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産
の年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
753 百万円
・減価償却費相当額
753 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(2) オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1 年内
686 百万円
1 年超
2,354 百万円
合計
3,041 百万円
5. 有価証券の時価等関係
有価証券の時価等関係については 205 ページに記載しております。
6. 金銭の信託の時価等関係
金銭の信託の時価等関係については 206 ページに記載しております。
7. デリバティブ取引関係
デリバティブ取引関係については 207 ページに記載しております。
8. 税効果会計関係
(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却損金算入限度超過額
184,069 百万円
有価証券償却有税分
9,596 百万円
税務上の前払費用
6,587 百万円
その他
38,047 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
海外現法における税務上の早期償却等
海外投資等損失準備金
238,300 百万円
―百万円
238,300 百万円
△ 319 百万円
△ 13 百万円
繰延税金負債合計
繰延税金資産の純額
△ 332 百万円
237,967 百万円
(2) 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との
間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
41.7%
(調整)
税率変更による期首繰延税金資産取崩
15.4%
損金算入外国税
8.4%
その他
△ 2.3%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
63.2%
(3)「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成
12 年 4 月 1 日東京都条例第 145 号)が平成 12 年 3 月 30 日に可決・成立し、
当社の東京都に係る事業税の課税標準が同 4 月 1 日以後開始する事業年度より従
来の所得から業務粗利益に変更されることにより、当該事業税は税効果会計の計算
に含められる税金でなくなることから、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使
用する法定実効税率を、当連結会計年度より前連結会計年度の 4 1 . 7 % から
39.2% に変更しております。この変更により、繰延税金資産の金額は 16,840
百万円減少し、当連結会計年度に計上された法人税等調整額の金額は同額増加して
おります。
(4) 連結決算日後に法人税等の税率の変更があった場合の、その内容及び影響
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成
12 年 6 月 9 日大阪府条例第 131 号)が平成 12 年 6 月 9 日に公布され、平成
13年4月1日以後開始する事業年度より施行されることにより、繰延税金資産お
よび繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、当連結会計年度の39.2%か
ら 38.6% に変更されます。
この変更により、繰延税金資産を、当連結会計年度末における一時差異等を基礎と
して再計算した場合、4,038 百万円の減少となります。
なお、実際の影響額は、翌連結会計年度末における一時差異等を基礎として計算さ
れるため、上記の金額とは異なることになります。
9. セグメント情報
セグメント情報については 213 ページに記載しております。
10. 関連当事者との取引
関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。
11. 1 株当たり情報
連結ベースの 1 株当たり純資産額
連結ベースの 1 株当たり当期純利益
連結ベースの潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
497 円 34 銭
33 円 38 銭
29 円 90 銭
(注)1. 連結ベースの1株当たり純資産額は、期末連結の純資産額から「期末発行済優先株
式数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数(自己株式を除く)で
除して算出しております。
2. 連結ベースの1株当たり当期純利益は、連結当期純利益から当期優先株式配当金総
額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数(自己株式を除く)で除して算出
しております。
12. 重要な後発事象
株式会社東京三菱銀行、日本信託銀行株式会社、東京信託銀行株式会社との経営統合
当社は、本年 4 月 19 日に、株式会社東京三菱銀行および同行の子会社である日本信
託銀行株式会社、東京信託銀行株式会社との間で、株主の承認と関係当局の認可を前
提として、持株会社の設立を通じての当社と株式会社東京三菱銀行との経営統合、な
らびに当社と日本信託銀行株式会社、東京信託銀行株式会社との合併を行うことにつ
いて基本合意いたしました。
具体的には、第一ステップとして、平成 13 年 4 月に、当社と株式会社東京三菱銀行お
よび日本信託銀行株式会社が株式移転により共同で持株会社を設立し、3行がその完全
子会社となります。第二ステップとして、当社と日本信託銀行株式会社および東京信託
銀行株式会社が平成 13 年 10 月までに合併し、経営統合の全体を完成いたします。
この経営統合により、業態の違いによる企業文化の相違性を尊重しつつ、競争優位性
を有する多角的な金融サービス・グループとして更なる発展を図り、質の高い金融サー
ビスを国内外のお客様に迅速かつ的確に提供してまいります。
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成12年度)
1. 連結の範囲に関する重要な事項
(1) 連結子会社
25 社
主要な連結子会社は、
Mitsubishi Trust International Limited、
Mitsubishi Trust & Banking Corporation (U.S.A.)、
Mitsubishi Trust Finance (Ireland) PLC、
株式会社エムティービーインベストメントテクノロジー研究所です。
(2) 非連結子会社
8社
非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)および剰余
金(持分に見合う額)からみて、連結の範囲から除いても企業集団の財政状態およ
び経営成績に関する合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいため、連結の範
囲から除外しております。
2. 持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の非連結子会社
2社
(2) 持分法適用の関連会社
13 社
主要な持分法適用の関連会社は、
MTBC Bank Deutschland GmbH、
光大国際租賃有限公司、
エイミック投信投資顧問株式会社、
三菱アセット・ブレインズ株式会社、
日本マスタートラスト信託銀行株式会社、
日本確定拠出年金コンサルティング株式会社です。
(3) 持分法非適用の非連結子会社
6社
(4) 持分法非適用の関連会社
2社
持分法非適用の非連結子会社および関連会社は、当期純損益(持分に見合う額)お
よび剰余金(持分に見合う額)からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表
に重要な影響を与えないため、持分法の対象から除いております。
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
12 月末日
8社
3 月末日
17 社
(2) 連結決算日と上記の決算日との間に生じた重要な取引については必要な調整を行っ
ております。
4. 会計処理基準に関する事項
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、
市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引に
ついては、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対照表上「特定取引資産」および
「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を連結損益計算書上「特
定取引収益」および「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産および特定取引負債の評価は、有価証券および金銭債権等については
連結決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品について
は連結決算日において決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益および特定取引費用の損益計上は、当連結会計年度中の受払利
息等に、有価証券、金銭債権等については前連結会計年度末と当連結会計年度末に
おける評価損益の増減額を、派生商品については前連結会計年度末と当連結会計年
度末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
① 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価
法(定額法)、持分法非適用の非連結子会社株式および関連会社株式については
移動平均法による原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては連
結決算日の市場価格等に基づく時価法、時価のないものについては移動平均法
による原価法または償却原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理(売
却原価は主として移動平均法により算定)しております。
② 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運
用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により行ってお
ります。
(4) 減価償却の方法
① 動産不動産
当社の動産不動産は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 2 年〜 60 年
動 産 2 年〜 20 年
連結子会社の動産不動産については、資産の見積耐用年数に基づき、主として定額
法により償却しております。
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当社および連結子会社で定める利用可能期間
(主として 5 年)に基づく定額法により償却しております。
(5) 貸倒引当金の計上基準
当社の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上して
おります。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、
「破綻先」
という)に係る債権およびそれと同等の状況にある債務者(以下、「実質破綻先」
という)の債権については、下記直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込
額および保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。ま
た、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認めら
れる債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額および保証
による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判
断し必要と認める額を計上しております。上記以外の債権については、過去の一定
期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。な
お、破綻先および実質破綻先に対する債権以外の債権のうち、債権の元本の回収お
よび利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権
については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権
の帳簿価額との差額を引き当てております。特定海外債権については、対象国の政
治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定海外債権引当勘定(租税特別措置
法第 55 条の 2 の海外投資等損失準備金を含む)として計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施
し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果
に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先および実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か
ら担保の評価額および保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立
不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 249,908 百万円で
あります。
連結子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必
要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案
し、回収不能見込額をそれぞれ引き当てております。
(6) 投資損失引当金
投資損失引当金は、投資について将来発生する可能性がある損失に備えるために必
要と認められる額を引き当てております。
(7) 退職給付引当金の計上基準
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退
職給付債務および年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、
数理計算上の差異の費用処理方法は以下のとおりであります。
数理計算上の差異:発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(12 年)
による定額法により、翌連結会計年度から費用処理
なお、会計基準変更時差異(15,844 百万円)については、5 年による按分額を
費用処理しております。
(8) 債権売却損失引当金の計上基準
株式会社共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将来
発生する可能性のある損失を見積もり、必要と認められる額を計上しております。
(9) 外貨建資産・負債の換算基準
当社の外貨建資産・負債については、連結決算日の為替相場による円換算額を付し
ております。ただし、①外国法人に対する出資(ただし外貨にて調達したものを除
く)、②外貨建転換社債、③その他当社が直物外貨建資産残高に算入することが適
当でないと定めた外貨建資産は取得時、直物外貨建負債残高に算入することが適当
でないと定めた外貨建負債については発生時の為替相場によっております。海外支
店勘定については、連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。
連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日等の為替相場により
換算しております。
(10) リース取引の処理方法
当社および国内連結子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認められるも
の以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処
理によっております。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
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201
(11) 重要なヘッジ会計の方法
当社のヘッジ会計の方法は、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金
利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理する、
「マクロヘッジ」を実施し
ております。これは、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計
上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 15 号)に
定められたリスク調整アプローチによるリスク管理であり、繰延ヘッジによる会計
処理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段となる
デリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されてい
るかどうかを検証するとにより、ヘッジの有効性を評価しております。
なお、一部の資産・負債については、金利スワップの特例処理を行っております。
(12) 消費税等の会計処理
当社および国内連結子会社の消費税および地方消費税の会計処理は、税抜方式に
よっております。
ただし、動産不動産に係る控除対象外消費税等は当連結会計年度の費用に計上して
おります。
5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産および負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。
6. 連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定の償却については、発生年度に全額償却しております。
7. 利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成してお
ります。
8. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金預
け金」のうち、定期性預け金と譲渡性預け金以外のものであります。
追加情報
(退職給付会計)
当連結会計年度から退職給付に係る会計基準(「退職給付に係る会計基準の設定に関す
る意見書」
(企業会計審議会平成 10 年 6 月 16 日))を適用しております。この結果、
従来の方法によった場合と比較して、経常利益は8,870 百万円、税金等調整前当期純
利益は 10,621 百万円増加しております。
また、当社は当連結会計年度に退職給付信託を設定しております。この結果、税金等
調整前当期純利益は 4,919 百万円増加しております。
なお、退職給与引当金および企業年金制度の過去勤務債務等に係る未払金は、退職給
付引当金に含めて表示しております。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(金融商品会計)
1. 当連結会計年度から金融商品に係る会計基準(「金融商品に係る会計基準の設定に
関する意見書」
(企業会計審議会平成 11 年 1 月 22 日))を適用し、有価証券の評
価の方法、デリバティブ取引の評価の方法、ヘッジ会計の方法等について変更して
おります。この結果、従来の方法によった場合と比較して、経常利益は 13,674
百万円、税金等調整前当期純利益は 13,674 百万円増加しております。
2. ヘッジ会計を適用するデリバティブ取引の損益については、従来と同じ損益科目で
表示しておりますが、収益および費用の表示は金融商品に係る会計基準の適用に伴
い、当連結会計年度より従来の総額表示から純額表示に変更しております。この変
更による経常利益および税金等調整前当期純利益の影響はありませんが、従来の方
法によった場合に比べ、経常収益および経常費用はそれぞれ 112,840 百万円減
少しております。
なお、銀行業におけるヘッジ会計に係るデリバティブ取引の収益および費用の表示
に関し、日本公認会計士協会とも協議の結果、下期において総額表示に比べて純額
表示がより適正な表示であるとの結論に達したために、中間連結会計期間において
は従来の総額表示によっております。中間連結会計期間において、ヘッジ会計を適
用するデリバティブ取引について収益および費用を純額で表示した場合には、中間
連結会計期間の経常利益および税金等調整前中間純利益の影響はありませんが、経
常収益および経常費用はそれぞれ 35,788 百万円減少いたします。
3. 金融商品に係る会計基準の適用に伴う連結財務諸表規則および銀行法施行規則の改
正により、連結貸借対照表の表示科目が改定されたことに伴い、その他有価証券お
よびその他の金銭の信託を時価評価することにより生じる評価差額に税効果を勘案
した額を「その他有価証券評価差額金」として計上しております。
4. 使用貸借又は賃貸借契約により貸し付けている有価証券は、従来「有価証券」中の
貸付有価証券に計上しておりましたが、当連結会計年度より「有価証券」中の国債
に計上しております。当連結会計年度末における使用貸借又は賃貸借契約により貸
し付けている有価証券は 1,057 百万円であります。
(外貨建取引等会計基準)
当社は、
「銀行業において『新外為経理基準』を継続適用した場合の当面の監査上の取
扱い」(日本公認会計士協会平成 12 年 4 月 10 日)に基づき、「新外為経理基準」を
継続適用しております。
また、前連結会計年度において「資産の部」に計上していた為替換算調整勘定は、連
結財務諸表規則の改正により、
「資本の部」ならびに「少数株主持分」に含めて計上し
ております。
利益に関連する金額を課税標準とする事業税以外の事業税は、
「その他の経常費用」と
して計上しております。なお、当社の東京都に係る事業税については、従来、
「法人税、
住民税及び事業税」に計上しておりましたが、
「東京都における銀行業等に対する事業
税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成 12年東京都条例第 145 号)が平成12 年
202
4 月 1 日に施行されたことに伴い、当連結会計年度より、
「その他の経常費用」として
3,719 百万円計上しております。
注記事項(平成 12 年度)
1. 連結貸借対照表関係
(1) 有価証券には、非連結子会社および関連会社の株式 4,083 百万円および出資金
2,674 百万円を含んでおります。
(2) 消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、
「有価証券」中の国債、社債、そ
の他の証券に合計 555,400 百万円含まれております。
(3) 貸出金のうち、破綻先債権額は 47,076 百万円、延滞債権額は 504,452 百万円
であります。
なお、破綻先債権とは、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していること
その他の事由により元本または利息の取立てまたは弁済の見込みがないものとして
未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息
不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第
96 条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由または同項第 4 号に規定する事
由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権および債務者の
経営再建または支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸
出金であります。
(4) 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 2,134 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3月
以上遅延している貸出金で破綻先債権および延滞債権に該当しないものであります。
(5) 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 292,977 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的とし
て、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有
利となる取り決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権および3ヵ月以上延滞債
権に該当しないものであります。
(6) 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額および貸出条件緩和債権額の合
計額は 846,640 百万円であります。
なお、上記(3)から(6)に掲げた債権額は、貨倒引当金控除前の金額であります。
(7) 手形割引により取得した商業手形の額面金額は 40,575 百万円であります。
(8) 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
695,895 百万円
貸出金
140,212 百万円
担保資産に対応する債務
売渡手形
96,600 百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用または営業
保証金として、有価証券等 396,367 百万円を差し入れております。
なお、動産不動産のうち保証金権利金は 32,079 百万円、その他資産のうち先物
取引差入証拠金は 11,789百万円、債券借入取引担保金は 304,862百万円であ
ります。
(9) 当座貸越契約および貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実
行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定
の限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融
資未実行残高は 1,965,626 百万円であります。このうち契約残存期間が 1 年以
内のものが 1,570,366 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当社および連結子会社の将来のキャッシュ・フローに
影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債
権の保全、その他相当の事由があるときは、当社および連結子会社が実行申し込み
を受けた融資の拒絶または契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けら
れております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴
求するほか、契約後も定期的に予め定めている社内手続に基づき顧客の業況等を把
握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
(10) 動産不動産の減価償却累計額
119,919 百万円
(11) 借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特
約付借入金 133,000 百万円が含まれております。
(12) 社債は全額、劣後特約付社債であります。
(13) 当社の受託する元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託
1,031,807 百万円、貸付信託 3,543,969 百万円であります。
2. 連結損益計算書関係
(1) その他の経常費用には、貸出金売却損 6,659 百万円を含んでおります。
(2) その他の特別利益には、退職給付信託設定益 4,919 百万円を含んでおります。
(3) その他の特別損失は、退職給付会計導入に伴う会計基準変更時差異の費用処理額
3,168 百万円であります。
3. 連結キャッシュ・フロー計算書関係
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との
関係
平成 13 年 3 月 31 日現在
現金預け金勘定
923,005 百万円
定期性預け金
△ 679,873 百万円
譲渡性預け金
△ 22,873 百万円
現金及び現金同等物
220,257 百万円
4. リース取引関係
(1) リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額および年度末残高相当額
取得価額相当額
動産
3,220 百万円
その他
―百万円
合計
減価償却累計額相当額
動産
その他
3,220 百万円
合計
年度末残高相当額
動産
その他
2,254 百万円
2,254 百万円
―百万円
965 百万円
―百万円
合計
965 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年度末残高等に
占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料年度末残高相当額
1年内
1年超
454 百万円
510 百万円
合計
965 百万円
(注)未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産
の年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
678 百万円
・減価償却費相当額
678 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(2) オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1 年内
650 百万円
1 年超
1,719 百万円
合計
2,369 百万円
5. 有価証券関係
有価証券関係については 205 ページに記載しております。
6. 金銭の信託関係
金銭の信託関係については 206 ページに記載しております。
7. その他有価証券評価差額金
その他有価証券評価差額金については 206 ページに記載しております。
8. デリバティブ取引関係
デリバティブ取引関係については 210 ページに記載しております。
9. 退職給付関係
(1) 採用している給付制度の概要
当社は社員等に対し、厚生年金基金、適格退職年金、退職一時金制度を有してお
り、退職一時金制度については、平成 13 年 3 月期より退職給付信託を設定して
おります。
国内の連結子会社は社員等に対し、厚生年金基金、退職一時金制度を有しております。
(2) 退職給付債務に関する事項
退職給付債務
(A)
△182,800百万円
年金資産
(B)
133,966百万円
(C)=(A)+(B)
未積立退職給付債務
会計基準変更時差異の未処理額(D)
未認識数理計算上の差異
(E)
未認識過去勤務債務
(F)
△48,833百万円
12,675百万円
35,038百万円
―百万円
連結貸借対照表計上額純額
前払年金費用
(G)=(C)+(D)+(E)+(F) △1.119百万円
(H)
6,298百万円
退職給付引当金
(G)−(H)
△7,418百万円
(注)1. 厚生年金基金の代行部分を含めて記載しております。
2. 年金資産には退職給付信託による資産が含まれております。
3. 連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。
(3) 退職給付費用に関する事項
勤務費用
利息費用
期待運用収益
過去勤務債務の費用処理額
数理計算上の差異の費用処理額
会計基準変更時差異の費用処理額
その他(臨時に支払った割増退職金等)
退職給付費用
4,835百万円
5,513百万円
△4,265百万円
―百万円
―百万円
3.168百万円
1,946百万円
11,198百万円
(注)連結子会社の退職給付費用は、一括して「勤務費用」に含めて計上しております。
(4) 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
(1)割引率
2.9%
(2)期待運用収益率
3.5%
(3)退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
(4)過去勤務債務の額の処理年数
―
(5)数理計算上の差異の処理年数
12年
(発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数による定額法
により、翌連結会計年度から費用処理することとしている)
(6)会計基準変更時差異の処理年数
5年
10. 税効果会計関係
(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金
157,713 百万円
税務上の繰越欠損金
42,054 百万円
有価証券償却有税分
7,945 百万円
税務上の繰延資産
5,160 百万円
その他
14,928 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
株式未収配当金
その他
繰延税金負債合計
繰延税金資産の純額
227,802 百万円
△ 2,831 百万円
224,971 百万円
△ 70,803 百万円
△ 3,475 百万円
△ 2,152 百万円
△ 76,431 百万円
148,539 百万円
(2) 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との
間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
39.2%
(調整)
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正
15.1%
評価性引当額
14.8%
還付法人税等
△ 31.7%
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△ 11.3%
子会社からの受取配当金消去
9.7%
その他
5.6%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
41.4%
(3) 法 人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成
12 年 6 月 9 日大阪府条例第 131 号)が平成 12 年 6 月 9 日に公布され、当社の
大阪府に係る事業税の課税標準が平成 13 年 4 月 1 日以後開始する事業年度より
従来の所得から業務粗利益に変更されることにより、当該事業税は税効果会計の計
算に含められる税金でなくなることから、繰延税金資産および繰延税金負債の計算
に使用する法定実効税率を、当連結会計年度より前連結会計年度の 39.2% から
38.6% に変更しております。この変更により、繰延税金資産の金額は 3,665 百
万円減少し、当連結会計年度に計上された法人税等調整額の金額は同額増加してお
ります。
11. セグメント情報
セグメント情報については 213 ページに記載しております。
12. 関連当事者との取引
関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。
13. 1 株当たり情報
連結ベースの 1 株当たり純資産額
連結ベースの 1 株当たり当期純利益
連結ベースの潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
581 円 21 銭
9 円 81 銭
9 円 20 銭
(注)1. 連結ベースの1株当たり純資産額は、期末連結の純資産額から「期末発行済優先株
式数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数(自己株式を除く)で
除して算出しております。
2. 連結ベースの1株当たり当期純利益は、連結当期純利益から当期優先株式配当金総
額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数(自己株式を除く)で除して算出
しております。
14. 重要な後発事象
株式会社東京三菱銀行、日本信託銀行株式会社、東京信託銀行株式会社との経営統合
Ⅰ . 当社は、平成 13 年 4 月 2 日に、株式会社東京三菱銀行および日本信託銀行株式
会社とともに、銀行持株会社「株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ」を設
立し、三行がその完全子会社となりました。
Ⅱ . 当社は、平成 13 年 5 月 24 日に、日本信託銀行株式会社および東京信託銀行株式
会社との間で合併契約を締結しました。
これは、持株会社の設立に続く、一連の経営統合の第二ステップであります。経
済・金融のグローバル化、日本版ビッグバンの本格化やeコマースの進展などを背
景に、業態間の垣根や国境を越えた内外の金融機関による競争はますます熾烈に
なっております。こうした中で、3信託銀行は、競争優位性を有する多角的な金融
サービス・グループの一角として更なる発展を図るために、合併を行うこととした
ものです。なお、合併後の商号は三菱信託銀行株式会社とし、英文名称は The
Mitsubishi Trust and Banking Corporation とします。
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203
当該合併契約書は、いずれも平成 13 年 6 月 27 日に開催された、当社の第 127
期定時株主総会、普通株式に係る種類株主総会および第一回第一種優先株式に係る
種類株主総会、日本信託銀行株式会社の第 126 期定時株主総会、普通株式に係る
種類株主総会および後配株式に係る種類株主総会、東京信託銀行の第 8 期定時株
主総会において、それぞれ承認されました。
合併契約書の要旨、日本信託銀行株式会社および東京信託銀行株式会社の最近事業
年度末の貸借対照表(要約)等は、次のとおりであります。
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︶
204
1. 合併契約書の要旨
(1)合併の方法
三菱信託銀行会社(以下、甲という)、日本信託銀行株式会社(以下、乙と
いう)および東京信託銀行株式会社(以下、丙という)は合併し、法手続上、
甲は存続し乙および丙は解散する。
(2)合併に際して発行する新株式および割当
甲は、合併に際して額面普通株式(1 株の額面金額は 5 0 円とする)
247,000,000 株を発行し、次のとおり割当交付する。
1. 乙の普通株式
合併期日前日の最終の乙の株主名簿に記載された各株主に対し、その所
有する乙の普通株式1株につき甲の普通株式0.2株の割合をもって割当
交付する。
2. 丙の普通株式
合併期日前日の最終の丙の株主名簿に記載された各株主に対し、その所
有する丙の普通株式 1 株につき甲の普通株式 250 株の割合をもって割
当交付する。
3. 乙の後配株式
合併期日前日の最終の乙の株主名簿に記載された各株主に対し、その所
有する乙の後配株式 1 株につき甲の普通株式 0.18 株の割合をもって割
当交付する。
(3)増加すべき資本金および準備金等
甲が合併により増加すべき資本金、資本準備金、利益準備金および任意積立
金その他の留保利益の額は、次のとおりとする。ただし、合併期日における
乙および丙の資産状態により、甲、乙および丙協議のうえ、これを変更する
ことができる。
1. 資本金
12,350,000,000 円
2. 資本準備金
合併差益の額から第 3 号および第 4 号の額を控除した額
3. 利益準備金
合併期日における乙および丙の利益準備金の額
4. 任意積立金その他の留保利益
合併期日における乙および丙の任意積立金その他の留保利益の額
ただし、積み立てるべき科目および各科目の金額は、甲、乙および丙協
議のうえ決定する。
(4)合併期日
合併期日は、平成 13 年 10 月 1 日とする。ただし、合併手続きの進行に応
じ必要があるときは、甲、乙および丙協議のうえ、これを変更することがで
きる。
(5)会社財産および信託財産の引継
① 乙および丙は、平成 13 年 3 月 31 日現在の会社財産についての貸借対
照表、その他同日現在の計算を基礎とし、これに合併期日に至るまでの
増減を加除した資産、負債、その他権利義務の一切を、合併期日におい
て甲に引き継がせ、甲はこれを承継する。
② 乙および丙は、平成 13 年 3 月 31 日現在において乙および丙が受託し
ている各種の信託の信託財産について作成した財産目録、その他同日現
在の信託財産残高表等を基礎とし、これに合併期日に至るまでの増減を
加除した、乙および丙が信託の受託者として有する資産、負債、その他
の権利義務の一切を、合併期日において信託財産として甲に引き継がせ、
甲はこれを継承する。
③ 乙および丙は、平成 13 年 4 月 1 日から合併期日に至る期間の乙および
丙の会社財産に関する資産、負債その他権利義務の変動について別にそ
の増減等を示した計算書を、同期間の乙および丙の信託財産に関する資
産、負債その他権利義務の変動について別にその増減等を示した計算書
をそれぞれ作成のうえ、その内容を甲に明示する。
(6)配当の起算日
合併に際して乙および丙の普通株主ならびに乙の後配株主に対し発行される
甲の普通株式に対する利益配当および中間配当は、合併期日を起算日として
行う。
(7)合併に際して就任する取締役
合併に際して新たに甲の取締役に就任する者は、乙から糸賀 勲、永易 克典、
丙から若林 和彦とする。ただし、就任の時期は合併期日とする。
(8)店舗の引継
乙の本店および支店は、合併期日以降、甲の営業店舗として引継がれるもの
とする。
(9)従業員の処遇
甲は、合併期日における乙および丙の従業員を甲の従業員として引き継ぐ。
ただし、勤続年数は、乙および丙における年数を通算し、その他の細目の取
扱については、甲、乙および丙協議して定める。
(10)合併条件の変更等
本契約締結後合併期日に至るまでの間に、天災地変その他の事由により、
甲、乙または丙の財産もしくは経営状態に重大な変動が生じた場合は、甲、
乙および丙協議のうえ、合併条件を変更し、または本契約を解除することが
できる。
(11)本契約の効力
本契約は、甲、乙および丙の各株主総会の承認または法令に定める関係官庁
の許認可等が得られなかったときは、その効力を失う。
2. 日本信託銀行株式会社の最近事業年度末の貸借対照表(要約)は次のとおりで
あります。
第 126 期末(平成 13 年 3 月 31 日現在)貸借対照表(要約)
(単位:百万円)
科目
(資産の部)
現金預け金
コールローン
商品有価証券
金銭の信託
有価証券
貸出金
外国為替
その他資産
動産不動産
繰延税金資産
支払承諾見返
貸倒引当金
資産の部合計
金額
23,127
35,000
338
26,881
253,430
581,792
297
24,518
10,454
17,000
8,374
△ 45,245
935,971
科目
金額
(負債の部)
預金
376,390
譲渡性預金
53,100
コールマネー
148
借用金
15,000
信託勘定借
420,469
その他負債
4,507
退職給付引当金
2,837
債権売却損失引当金
19,992
特定債務者支援引当金
309
支払承諾
8,374
負債の部合計
901,130
(資本の部)
資本金
67,730
欠損金
13,444
当期未処理損失
13,444
その他有価証券評価差額金 △ 19,444
資本の部合計
34,841
負債及び資本の部合計
935,971
また、同社の最近事業年度(平成 12 年 4 月 1 日から平成 13 年 3 月 31 日ま
で)の経常収益は 60,011 百万円、当期損失は 4,546 百万円であります。
なお、平成 13 年 3 月 31 日現在の同社の従業員は 933 人であります。
3. 東京信託銀行株式会社の最近事業年度末の貸借対照表(要約)は次のとおりで
あります。
第 8 期末(平成 13 年 3 月 31 日現在)貸借対照表(要約)
(単位:百万円)
科目
(資産の部)
現金預け金
コールローン
有価証券
その他資産
動産不動産
繰延税金資産
貸倒引当金
資産の部合計
金額
20,576
362
79,654
2,067,928
178
305
△ 79
2,168,926
科目
(負債の部)
コールマネー
借用金
信託勘定借
その他負債
退職給付引当金
役員退任慰労引当金
負債の部合計
(資本の部)
資本金
剰余金
当期未処分利益
資本の部合計
負債及び資本の部合計
金額
84,725
3,000
2,267
2,064,183
16
68
2,154,262
10,000
4,663
4,663
14,663
2,168,926
また、同社の最近事業年度(平成 12 年 4 月 1 日から平成 13 年 3 月 31 日ま
で)の経常収益は 60,018 百万円、当期利益は 1,158 百万円であります。
なお、平成 13 年 3 月 31 日現在の同社の従業員は 68 人であります。
有価証券の時価等関係
平成 11 年度
(単位:百万円)
平成11年度
連結貸借対照表価額
時価
評価損益
うち評価益
有価証券
債券
株式
その他
合計
うち評価損
413,724
1,685,892
720,838
429,204
1,925,942
742,988
15,479
240,050
22,150
15,480
310,902
32,615
0
70,852
10,465
2,820,454
3,098,135
277,680
358,998
81,318
(注) 1. 本表記載の有価証券は、上場有価証券(債券は、国債、地方債、社債であります。)を対象としております。なお、上場有価証券の時価は、主として東京証券取引所における最終の価格によって
おります。ただし、上場債券の時価は、主として、東京証券取引所における最終の価格または日本証券業協会が発表する公社債店頭(基準)気配表に掲載されている銘柄の利回りに基づいて
計算した価格によっております。
2. 非上場有価証券のうち時価相当額として価格等の算定が可能なものは、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
連結貸借対照表価額
時価相当額
評価損益
うち評価益
有価証券
債券
株式
その他
合計
うち評価損
1,026,297
8,260
222,911
1,036,150
29,612
221,550
9,853
21,352
△ 1,361
10,581
22,161
2,522
728
809
3,884
1,257,469
1,287,313
29,844
35,266
5,422
非上場有価証券の時価相当額は、店頭売買有価証券については日本証券業協会が公表する売買価格等、公募債券については日本証券業協会が発表する公社債店頭(基準)気配表に掲載さ
れている銘柄の利回りに基づいて計算した価格、証券投資信託の受益証券については基準価格によっております。また、外国証券については、
NASDAQ等の機関が発表する売買価格等によっ
ております。
3. 本表に記載の「その他」は主として外国証券であります。また、前記(注)2.記載の「その他」は、主として外国証券および証券投資信託の受益証券であります。
4. 時価情報開示対象有価証券から除いた有価証券の連結貸借対照表価額は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
有価証券
債券
株式
その他
357,238
54,134
175,681
5. 特定取引勘定にて経理しております商品有価証券および特定取引有価証券につきましては、時価評価を行い、当該評価損益を連結損益計算書に計上しておりますので、ここでの記載を省略
しております。
有価証券関係
平成 12 年度
※1. 連結貸借対照表の「有価証券」のほか、
「特定取引資産」中の商品有価証券、譲渡性預け金およびコマーシャル・ペーパー、
「現金預け金」中の譲渡性預け金ならびに「買入金銭債権」中の信託受益
権も含めて記載しております。
※2.「子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの」については、財務諸表における注記事項として記載しております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成12年度
連結貸借対照表計上額
売買目的有価証券
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
293,275
87
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成12年度
連結貸借対照表計上額
時価
差額
うち益
うち損
国債
地方債
社債
その他
0
116,772
113,121
69,725
0
122,481
118,616
72,839
0
5,709
5,494
3,113
0
5,711
5,494
3,127
―
1
―
14
合計
299,620
313,937
14,317
14,333
15
(注) 時価は、当連結会計年度末日における市場価格等に基づいております。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
205
3. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成12年度
取得原価または償却原価
連結貸借対照表計上額
評価差額
うち益
うち損
株式
1,613,745
1,692,109
78,363
204,579
126,215
債券
国債
地方債
社債
その他
1,944,945
1,504,653
77,818
362,473
1,686,832
1,999,490
1,545,026
82,176
372,286
1,738,789
54,545
40,372
4,358
9,813
51,957
55,571
41,288
4,358
9,924
73,195
1,026
915
―
110
21,238
合計
5,245,523
5,430,389
184,866
333,346
148,480
(注) 連結貸借対照表計上額は、当連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
4. 当連結会計年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
売却額
その他有価証券
売却益の合計額 売却損の合計額
3,204,469
92,599
その他有価証券評価差額金
平成 12 年度
平成12年度
29,074
連結貸借対照表に計上されているその他有価証券評価差額金の内訳は、次の
とおりであります。
(単位:百万円)
平成12年度
5. 時価のない有価証券の主な内容及び連結貸借対照表計上額
(単位:百万円)
平成12年度
その他有価証券 非上場外国証券
非上場株式(店頭売買株式を除く)
評価差額
その他有価証券
184,866
184,866
(△)繰延税金負債
100,793
50,696
70,803
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前)
(△)少数株主持分相当額
114,062
255
(+)持分法適用会社が所有するその他有価証券に係る
評価差額金のうち親会社持分相当額
6. 保有目的を変更した有価証券
該当ありません。
その他有価証券評価差額金
―
113,806
7. その他有価証券のうち満期があるもの及び
満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
平成12年度
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
10年超
債券
国債
地方債
社債
その他
247,448
120,673
6,280
120,494
153,172
1,188,355
783,008
80,112
325,234
916,974
820,901
640,783
112,556
67,562
834,442
2,022
563
―
1,458
38,154
合計
400,620
2,105,329
1,655,344
40,176
金銭の信託の時価等関係
金銭の信託関係
平成 11 年度
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
206
(単位:百万円)
平成11年度
連結貸借
対照表価額
金銭の信託
79,453
時価等
(単位:百万円)
評価損益
うち評価益
84,694
平成 12 年度
1. 運用目的の金銭の信託
5,241
5,299
平成12年度
うち評価損
連結貸借対照表
計上額
57
(注) 時価等の算定は、以下により金銭の信託の受託者が合理的に算出した価格によっており
ます。
1. 上場有価証券については、主として、東京証券取引所における最終の価格または日本
証券業協会が発表する公社債店頭(基準)気配表に掲載されている銘柄の利回りに基
づいて計算した価格によっております。
2. 店頭売買株式については、日本証券業協会が公表する売買価格等によっております。
運用目的の金銭の信託
78,559
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
1,605
2. 満期保有目的の金銭の信託
該当ありません。
3. その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外)
該当ありません。
デリバティブ取引関係
平成 11 年度
1. 取引の状況に関する事項
(1)取引の内容
当社の利用しているデリバティブ取引は、金利関連では、金利先物取引、金利スワッ
プ取引、金利オプション取引、キャップ取引、フロアー取引、スワップション取引、ク
レジット・デリバティブ取引、通貨関連では、為替予約取引、通貨スワップ取引、通
貨オプション取引、有価証券関連では、株式指数先物取引、株式指数先物オプション
取引、株券に係る有価証券オプション取引、債券先物取引、債券先物オプション取引、
債券店頭オプション取引であります。
海外の連結子会社の利用しているデリバティブ取引は、金利関連では、金利先物取引、
金利スワップ取引、通貨関連では為替予約取引、通貨スワップ取引であります。
なお、当社は、金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期
的な変動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的の取引(特定取引)について、
銀行法第 17 条の2の規定に基づき特定取引勘定を設置して時価評価を行い、従来の銀
行勘定における取引と区別いたしております。特定取引勘定で利用しているデリバティ
ブ取引は、金利関連では、金利先物取引、金利スワップ取引、金利オプション取引、キャッ
プ取引、フロアー取引、スワップション取引、通貨関連では、為替予約取引、通貨スワッ
プ取引、通貨オプション取引、有価証券関連では、債券先物取引、債券先物オプション
取引であります。
(2)取引に対する取組方針
当社は、金融商品が多様化する環境において、顧客の資金の運用調達の効率化や各種
金融リスクのヘッジニーズに応えるため、また、当社自身の市場リスクをコントロー
ルする資産負債総合管理(ALM)の効果的な運営のため、デリバティブ取引への積
極的な取り組みが不可欠であると認識しております。
特定取引勘定に関しては、会計処理の恣意性を排除し、透明性を確保するため、社内
規定を制定しております。この社内規定において、区分経理、組織区分等について規
定し、客観的な時価の把握・管理を行っております。
取組みにあたっては、中長期的な銀行経営の健全性の観点から収益の極大化と安定化
を目指すことおよびデリバティブに係る金利変動、価格変動リスクなど各種リスクを
厳格に管理、運営することを基本方針としております。
リスク管理を重点方針とすることは、デリバティブに内在するリスクを確実に把握し、
適切なリスク量のもとで将来にわたる収益機会を拡大する効果をもたらすとともに、顧
客の一層幅広いニーズへの対応力を高めることにつながると考えております。
海外の連結子会社のデリバティブ取引に対する取組方針は、当社に準じております。
(3)取引の利用目的
金利関連デリバティブについては、顧客のより効率的な資金の運用調達ニーズや金利
変動リスクのヘッジニーズに応えるためおよび当社の貸出金、預金、債券等の資産負
債に係る金利変動リスクを適正な水準に調整する目的で金利先物取引、金利スワップ
取引、金利オプション取引、キャップ取引、フロアー取引、スワップション取引を利
用しています。また、当社の貸出金の与信リスクを分散させるためクレジット・デリ
バティブ取引を利用しております。
通貨関連デリバティブについては、顧客の為替変動リスクをヘッジするニーズに適切
に応え、また適切なリスクポジションの運営を通じて主に短期、中期の為替売買収益
の極大化を目的に為替予約取引、通貨スワップ取引、通貨オプション取引を利用して
おります。
また、外貨資金調達を目的とした通貨スワップ取引もマーケット情勢を睨みながら活
用しております。
有価証券関連デリバティブについては、当社の為替予約に係る中長期フォワード取引
および金利関連のデリバティブ等の金利リスクをヘッジし、より機動的に収益の安定
化を図る目的で債券先物取引を、また、有価証券に係る価格変動リスクのヘッジおよ
び運用収益の獲得を目的として債券先物取引、株式指数先物取引、株式指数先物オプ
ション取引、株券に係る有価証券オプション取引、債券先物オプション取引、債券店
頭オプション取引を利用しております。
特定取引勘定でのデリバティブについては、短期的な変動や市場間の格差等を利用し
て収益を得る目的およびこれらのリスクを減少させる目的で「(1)取引の内容」にあ
る取引を利用しております。
海外の連結子会社の金利関連デリバティブおよび通貨関連デリバティブの利用目的は、
当社に準じております。
(4)取引に係るリスクの内容
デリバティブ取引は市場リスクおよび信用リスクを内包しております。
市場リスクとは取引対象物(金利、為替、債券等)の将来の市場価格変動と、デリバ
ティブ固有の予想市場変動率(ボラティリティー)等の将来の変動によって損失を生
じる可能性であります。金利関連デリバティブ取引については、将来の金利の変動に
よるリスクおよびボラティリティーの変動によるリスクがあります。通貨関連デリバ
ティブ取引については、将来の為替レートの変動によるリスクおよびボラティリティー
の変動によるリスクがあります。有価証券関連デリバティブ取引については、証券価
格の変動によるリスクおよびボラティリティーの変動によるリスクがあります。なお、
当社においては、金利関連取引、通貨関連取引、有価証券関連取引の市場リスクにつ
いては、バリュー・アット・リスク< VAR >(過去の市場変動を基にして、資産・負
債の市場価値が、今後一定期間でどの程度増減しうるかを分析し、通常予想される最
大の損失額を計算したもの)を共通の尺度として、統合して管理する体制をとってお
ります。取引対象物の価格変動に対する時価の変動率が大きい特殊なデリバティブ取
引(レバレッジの効いたデリバティブ取引等)によるリスクはとっておりません。海
外の連結子会社においても同様であります。
また、当連結会計年度末(平成 12 年 3 月 31 日現在)における、トレーディング取
引(デリバティブ取引の他、商品有価証券等のオンバランス取引を含む)のバリュー・
アット・リスクによる市場リスク量は以下のとおりであります。
VARの範囲および前提値
・信頼区間:99%
・保有期間:10 営業日
・観測期間:1年
・対象範囲:連結ベース
・計測方法:分散共分散法(オプション性リスクにはシミュレーション法)
市場リスク量
(単位:百万円)
平成11年度
金利リスク
為替リスク
株価リスク
317
140
―
信用リスクとは取引相手方の契約不履行により損失を被る可能性であります。当社と
しては、デリバティブ取引について高度なノウハウを有し信用力の高い優良銀行、優
良顧客と取引を行うとともに、万一の際には債権・債務の一括清算ができる契約を取
引先と締結することや、当社との取引が多い海外に本店を有する金融機関などを中心
に担保付デリバティブ契約の締結を進めるなどのリスク軽減の施策も講じております。
また、経済環境の変化等を背景とする取引相手先の信用状況の変動にも的確かつ迅速
に対応しておりますので重大な影響を及ぼすリスクはないと考えております。海外の
連結子会社においても同様であります。
なお、当連結会計年度末(平成 12 年 3 月 31 日現在)における、BIS自己資本比
率規制に基づく連結ベースでの外国為替関連取引および金利関連取引に係るオフバラ
ンス取引の信用リスクに係る与信相当額は以下のとおりであります。
与信相当額
(単位:百万円)
平成11年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果
合計
457,891
86,078
75,097
15,241
992
―
△ 255,080
380,220
(注) 1. 上記計数は、連結自己資本比率(国際統一基準)に基づくものであり、与信相当額
の算出に当たっては、カレント・エクスポージャー方式を採用しております。
2. 与信相当額については、ネッティング(取引相手と結んだ全てのオフバランス取引
の時価評価額を相殺し、ネットアウト後の金額を与信相当額とするもの)を採用し
ております。
(5)取引に係るリスク管理体制
当社は、ALM審議会において、各部門が許容し得る市場リスクの上限を決定し、各
部門は、設定された限度額の範囲内で、所定の取引権限規則および市場リスク管理規
則等に基づいて取引を行うこととしております。
個々の取引内容の妥当性の検証、リスク量・損益状況の把握、取引相手ごとのクレジッ
トラインのチェックは、運用担当部署から独立したリスク管理部署が実施し、適正な
リスク管理に努めております。
なお、当社の ALM 審議会は、海外の連結子会社のトレーディング取引に対して、市場
リスクの上限をバリュー・アット・リスクの尺度で、連結ベースでの自己資本等の経
営体力に基づいて決定しております。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(6)取引の時価等について
取引の時価は、当社のデリバティブ取引を市場実勢価格で評価したものです。
なお、スワップ取引に係る想定元本は、この金額自体がデリバティブ取引に係る市場
リスク量または信用リスク量を示すものではありません。
207
2. 取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 金利先物
売建
884,859
92,090
884,457
401
買建
148,070
3,717
147,726
△ 344
金利オプション
(注) 1. 時価の算定
取引所取引につきましては、東京金融先物取引所等における最終の価格によっ
ております。店頭取引につきましては、割引現在価値やオプション価格計算モデ
ル等により算定しております。
2.( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
3. 金利スワップの評価損益には、期間損益既計上金額135,132百万円が含まれ
ております。
4. 金利スワップ契約の内容は下記のとおりです。
(単位:百万円)
平成11年度
売建
コール
―
―
(一)
プット
ー
―
―
―
―
ー
(一)
買建
コール
ー
ー
(一)
プット
―
(一)
店頭
―
―
―
―
―
金利先渡契約
合計
売建
―
―
―
―
買建
―
―
―
―
受取固定・支払変動 15,278,251
金利スワップ
10,912,442
174,623
174,623
受取変動・支払固定
9,885,336
7,724,501
△ 26,967
△ 26,967
受取変動・支払変動
956,712
904,507
2,223
2,223
売建
ー
3年超
4,365,808
4.30%
3.61%
8,383,892
3.64%
3.01%
2,528,550
2.69%
1.79%
2,160,834
4.79%
5.06%
5,562,915
3.63%
4.18%
2,161,586
5.12%
6.32%
52,205
0.83%
0.19%
306,937
0.53%
0.36%
597,570
0.34%
0.22%
6,578,848
14,253,745
5,287,706
5. 特定取引(トレーディング取引)に含まれるデリバティブ取引につきましては、時
価評価を行い、その評価損益を連結損益計算書に計上しておりますので左記記
載から除いております。
特定取引に含まれるデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
ー
(一)
プット
1年〜3年
取引所 金利先物
売建
買建
金利オプション
コール
受取固定・支払変動
スワップ想定元本
平均受取固定金利
平均支払変動金利
受取変動・支払固定
スワップ想定元本
平均受取変動金利
平均支払固定金利
受取変動・支払変動
スワップ想定元本
平均受取変動金利
平均支払変動金利
1年以内
ー
―
―
―
―
金利オプション
売建
コール
ー
(一)
プット
買建
コール
ー
(一)
プット
ー
―
―
ー
(一)
プット
―
―
店頭
キャップ・フロアー
売建
123,062
買建
1,396,582
12,812
(126)
三
菱
信
託
銀
行
△ 39
10,300
5,815
その他
193,831
32,000
(805)
買建
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
165
501,978
(4,484)
売建
8,600
(42)
合計
買建
コール
ー
1,082
△ 276
―
金利先渡契約
売建
買建
金利スワップ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
金利オプション
売建
コール
プット
5
△ 36
155,399
買建
コール
プット
キャップ・フロアー
売建
買建
その他
売建
買建
208
時価
4,951
25,151
4,952
25,136
―
(ー)
―
(ー)
ー
ー
―
(ー)
―
(ー)
ー
ー
―
―
―
―
2,224,476
2,238,170
50,806
75,293
△ 74,847
△6
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
190,506
(6,561)
182,260
(5,577)
157,340
(854)
195,501
(817)
ー
ー
1,358
1,375
808
1,051
(注)
( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
平成11年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
店頭
取引所
通貨スワップ
2,527,069
816,170
3,573
3,573
うち米ドル
2,159,822
797,974
5,435
5,435
英ポンド
その他
32,341
1,164
1,362
1,362
334,906
17,031
△ 3,225
△ 3,225
平成11年度
店頭
通貨スワップ
うち米ドル
豪ドル
その他
―
ー
(ー)
ー
(ー)
プット
買建
コール
ー
(ー)
ー
(ー)
プット
店頭
時価
107,042
87,268
18,814
959
―
買建
通貨オプション
売建
コール
(注) 1. 時価の算定
割引現在価値等により算定しております。
2. 評価損益には、期間損益既計上金額△10,674百万円が含まれております。
3. 特定取引(トレーディング取引)に含まれるデリバティブ取引につきましては、時価評価を行い、そ
の評価損益を連結損益計算書に計上していますので、上記記載から除いております。
特定取引に含まれるデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
契約額等
通貨先物
売建
86
62
24
0
為替予約
売建
買建
1,435,486
2,262,048
通貨オプション
売建
コール
4. 先物為替予約、通貨オプション等のうち、連結会計年度末日に引き直しを行い、その損益を連結損
益計算書に計上しているもの、および外貨建金銭債権債務等に付されたもので当該外貨建金銭
債権債務等の連結貸借対照表表示に反映されているもの、または当該外貨建金銭債権債務等が
連結手続上消去されたものについては、上記記載から除いております。
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は右記のとおりです。
39,180
(32)
27,104
(721)
プット
買建
コール
46,982
(59)
18,048
プット
(433)
その他
売建
買建
ー
ー
(注)
( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
(3) 株式関連取引
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 株式指数先物
売建
買建
株式指数オプション
売建
コール
プット
買建
コール
プット
店頭
有価証券店頭オプション
売建
コール
プット
買建
コール
プット
有価証券店頭指数等
スワップ
株価指数変化率受取・
短期変動金利支払
短期変動金利受取・
株価指数変化率支払
その他
売建
買建
合計
ー
ー
ー
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(注) 1. 時価の算定
取引所取引につきましては、東京証券取引所等における最終の価格によっ
ています。店頭取引につきましては、割引現在価値やオプション価格計算
モデル等により算定しております。
2.( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
3. 特定取引(トレーディング取引)に含まれるデリバティブ取引につきまし
ては、時価評価を行い、その評価損益を連結損益計算書に計上しておりま
すので、左記記載から除いております。
特定取引に含まれるデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
契約額等
取引所 株式指数先物
売建
買建
株式指数オプション
売建
コール
ー
プット
ー
(ー)
ー
(ー)
買建
コール
ー
ー
ー
プット
ー
ー
ー
店頭
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
ー
有価証券店頭オプション
売建
コール
プット
ー
ー
ー
買建
コール
プット
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
時価
―
―
―
(―)
―
(―)
―
(―)
―
(―)
―
(―)
―
(―)
―
(―)
―
(―)
―
―
―
―
―
―
―
―
―
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
―
有価証券店頭指数等スワップ
株価指数変化率受取・
短期変動金利支払
短期変動金利受取・
株価指数変化率支払
ー
ー
―
―
その他
売建
買建
ー
ー
ー
ー
(注)
( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
三
菱
信
託
銀
行
209
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 債券先物
売建
買建
262,342
63,288
―
―
―
(―)
―
(―)
―
―
(―)
―
(―)
ー
債券先物オプション
売建
コール
プット
買建
コール
プット
店頭
債券店頭オプション
売建
コール
プット
4,446
(2)
―
(―)
買建
コール
プット
その他
売建
買建
合計
―
(―)
―
(―)
264,614
64,013
△ 2,271
725
(注) 1. 時価の算定
取引所取引につきましては、東京証券取引所等における最終の価格によってお
ります。店頭取引につきましては、オプション価格計算モデル等により算定してお
ります。
2.( )内は連結貸借対照表に計上したオプション料であります。
3. 特定取引(トレーディング取引)に含まれるデリバティブ取引につきましては、時
価評価を行い、その評価損益を連結損益計算書に計上しておりますので、左記
記載から除いております。
特定取引に含まれますデリバティブ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
―
―
―
―
平成11年度
―
契約額等
―
―
ー
ー
取引所 債券先物
売建
買建
債券先物オプション
売建
コール
ー
プット
買建
コール
ー
2
ー
―
―
ー
ー
―
―
ー
ー
ー
プット
店頭
債券店頭オプション
売建
コール
プット
買建
コール
プット
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
△ 1,546
その他
売建
買建
時価
523
ー
ー
(ー )
ー
(ー )
ー
(ー )
ー
(ー )
ー
526
ー
ー
ー
ー
ー
(ー )
ー
(ー )
ー
ー
ー
(ー )
ー
(ー )
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(注)
( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
デリバティブ取引関係
平成 12 年度
1. 取引の状況に関する事項
(1)取引の内容
当社の利用しているデリバティブ取引は、以下の通りです。
金利関連では、金利先物取引、金利先物オプション取引、金利スワップ取引、キャッ
プ取引、フロアー取引、スワップション取引、クレジット・デリバティブ取引、通貨
関連では、為替予約取引、通貨スワップ取引、通貨オプション取引、有価証券関連で
は、債券先物取引、債券先物オプション取引、債券店頭オプション取引であります。
これらのデリバティブ取引は、ヘッジ目的以外の取引とヘッジ目的の取引に分かれ、区
別して管理しております。
なお、海外の連結子会社の利用しているデリバティブ取引は、金利関連では金利先物
取引、金利スワップ取引、通貨関連では為替予約取引、通貨スワップ取引であります。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
210
(2)取引の利用目的ならびに取組方針
デリバティブ取引の主な利用目的は、①金融商品が多様化する環境において、顧客の
資金の運用調達の効率化や各種金融リスクのヘッジニーズに応えるため、②当社自身
の機動的な収益機会の確保のため、③当社自身の市場リスクをコントロールする資産
負債総合管理(ALM)の効果的な運営のためです。このような目的達成のためには、
デリバティブ取引への積極的な取り組みが不可欠であると認識しております。
ヘッジ目的以外のデリバティブ取引の基本方針は、マーケットの変動による収益機会
を捉えて収益の極大化を目指すことにあります。
一方、ヘッジ目的の取引については、銀行経営の健全性の観点から当社の貸出金、預
金、債券等の資産負債に係る金利変動リスクを適正な水準に調整することを基本方針
としております。
デリバティブ取引を行うにあたっては、金利変動、価格変動リスクなどの各種リスクを
厳格に管理、運営することを重点方針としております。デリバティブ取引についてリス
ク管理を重点方針とすることは、デリバティブに内在するリスクを確実に把握し、適切
なリスク量のもとで将来にわたる収益機会を拡大する効果をもたらすとともに、顧客の
一層幅広いニーズへの対応力を高めることにつながると考えております。
なお、外貨資金調達を目的とした通貨スワップ取引もマーケット情勢を睨みながら活
用しております。
また、デリバティブ取引の会計処理の恣意性を排除し、透明性を確保するため、社内
規定を制定しております。この点、マクロヘッジに区分された取引については、
『銀行
業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い』
(日本公
認会計士協会業種別監査委員会報告第15号)に定められたリスク調整アプローチによ
り取組んでおります。マクロヘッジの有効性の評価は、少なくとも 4 半期毎に、ヘッ
ジ手段のネットのリスク量(BPV)がヘッジ対象のグロスのリスク量(BPV)の範囲
に収まっていることを確認する方法により行っております。
海外の連結子会社のデリバティブ取引に対する取組方針は、当社に準じております。
(3)取引に係るリスクの内容
デリバティブ取引は市場リスクおよび信用リスクを内包しております。市場リスクお
よび信用リスクの管理は、ヘッジ目的以外の取引とヘッジ目的の取引を区別すること
なく、以下の方法によって行っております。
市場リスクとは取引対象物(金利、為替、債券等)の将来の市場価格変動と、デリバ
ティブ固有の予想市場変動率(ボラティリティー)等の将来の変動によって損失を生
じる可能性であります。金利関連デリバティブ取引については、将来の金利の変動に
よるリスクおよびボラティリティーの変動によるリスクがあります。通貨関連デリバ
ティブ取引については、将来の為替レートの変動によるリスクおよびボラティリティー
の変動によるリスクがあります。有価証券関連デリバティブ取引については、証券価
格の変動によるリスクおよびボラティリティーの変動によるリスクがあります。なお、
当社においては、金利関連取引、通貨関連取引、有価証券関連取引の市場リスクにつ
いては、バリュー・アット・リスク< VAR >(過去の市場変動を基にして、資産・負
債の市場価値が、今後一定期間でどの程度増減しうるかを分析し、通常予想される最
大の損失額を計算したもの)を共通の尺度として、統合して管理する体制をとってお
ります。取引対象物の価格変動に対する時価の変動率が大きい特殊なデリバティブ取
引(レバレッジの効いたデリバティブ取引等)によるリスクはとっておりません。海
外の連結子会社においても同様であります。
また、平成 12 年度末における、トレーディング取引(デリバティブ取引の他、商品有
価証券等のオンバランス取引を含む)のバリュー・アット・リスクによる市場リスク
量は以下のとおりであります。
なお、平成 12 年度(平成 13 年 3 月 31 日現在)における、BIS自己資本比率規制
に基づく連結ベースでの外国為替関連取引および金利関連取引に係るオフバランス取
引の信用リスクに係る与信相当額は以下のとおりであります。
VARの範囲および前提値
・信頼区間:99%
・保有期間:1 営業日
・観測期間:1年
・対象範囲:連結ベース
・計測方法:分散共分散法(オプション性リスクにはシミュレーション法)
市場リスク量
与信相当額
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果
(単位:百万円)
平成12年度
金利リスク
為替リスク
株価リスク
103
91
―
(注)平成12年度より、前提値のうち保有期間を10営業日から1営業日に変更のうえ算出
しております。
なお、従来の前提値(保有期間:10営業日)で算出した場合の市場リスク量は以下の
とおりであります。
市場リスク量
合計
672,538
33,468
139,183
3,806
4,004
―
△ 575,235
277,766
(注) 1. 上記計数は、連結自己資本比率(国際統一基準)に基づくものであり、与信相当額
の算出に当たっては、カレント・エクスポージャー方式を採用しております。
2. 与信相当額については、ネッティング(取引相手と結んだ全てのオフバランス取引
の時価評価額を相殺し、ネットアウト後の金額を与信相当額とするもの)を採用し
ております。
(単位:百万円)
平成12年度
金利リスク
為替リスク
株価リスク
(単位:百万円)
平成12年度
312
288
―
(4)取引に係るリスク管理体制
当社は、ALM審議会において、各部門が許容し得る市場リスクの上限を決定し、各
部門は、設定された限度額の範囲内で、所定の取引権限規則および市場リスク管理規
則等に基づいて取引を行うこととしております。
個々の取引内容の妥当性の検証、リスク量・損益状況の把握、取引相手ごとのクレジッ
トラインのチェックは、運用担当部署から独立したリスク管理部署が実施し、適正な
リスク管理に努めております。
なお、当社の ALM 審議会は、海外の連結子会社のトレーディング取引に対して、市場
リスクの上限を、バリュー・アット・リスクの尺度で、連結ベースでの自己資本等の
経営体力に基づいて決定しております。
信用リスクとは取引相手方の契約不履行により損失を被る可能性であります。当社と
しては、デリバティブ取引について高度なノウハウを有し信用力の高い優良銀行、優
良顧客と取引を行うとともに、万一の際には債権・債務の一括清算ができる契約を取
引先と締結することや、当社との取引が多い海外に本店を有する金融機関などを中心
に担保付きデリバティブ契約の締結を進めるなどのリスク軽減の施策も講じておりま
す。また、経済環境の変化等を背景とする取引相手先の信用状況の変動にも的確かつ
迅速に対応しておりますので、重大な影響を及ぼすリスクはないと考えております。海
外の連結子会社においても同様であります。
(5)取引の時価等について
取引の時価は、当社のデリバティブ取引を市場実勢価格で評価したものです。
なお、スワップ取引に係る想定元本は、この金額自体がデリバティブ取引に係る市場
リスク量または信用リスク量を示すものではありません。
2. 取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 金利先物
売建
ー
ー
ー
ー
買建
12,386
ー
0
0
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
売建
―
―
―
―
買建
―
―
―
―
受取固定・支払変動
5,423,814
3,772,790
190,075
190,075
受取変動・支払固定
5,036,945
3,571,386
△ 185,187
△ 185,187
受取変動・支払変動
29,936
28,330
△ 18
△ 18
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
(注) 1. 左記取引につきましては時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上し
ております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、左記記載から除いてお
ります。
2. 時価の算定
取引所取引につきましては、東京金融先物取引所等における最終の価格によっ
ております。店頭取引につきましては、割引現在価値やオプション価格計算モデ
ル等により算定しております。
金利オプション
店頭
金利先渡契約
金利スワップ
金利オプション
キャップ・フロアー
売建
361,078
167,888
1,159
2,058
買建
577,567
352,838
1,603
△ 3,265
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
その他
合計
売建
168,885
41,685
369
1,037
買建
187,494
45,051
420
△ 691
ー
ー
5,364
4,008
211
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
店頭
通貨スワップ
159,068
91,262
106
106
―
―
―
―
為替予約
売建
買建
―
―
―
3.「銀行業において『新外為経理基準』を継続適用した場合の当面の監査上の取
扱い」
(日本公認会計士協会平成12年4月10日)に基づき、期間損益計算を
行っている通貨スワップ取引については、左記記載から除いております。
期間損益計算を行っている通貨スワップ取引の契約額等は、下記のとおりであ
ります。
(単位:百万円)
平成12年度
―
通貨スワップ
通貨オプション
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
106
106
その他
合計
(注) 1. 上記取引につきましては時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引及び右記注3.の取引は、上記記載から除い
ております。
2. 時価の算定
割引現在価値等により算定しております。
通貨オプション
売建
買建
為替予約
売建
買建
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 債券先物
212
売建
27,779
ー
△ 23
△ 23
買建
5,819
ー
△ 15
△ 15
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
売建
―
―
―
―
買建
―
―
―
―
売建
―
―
―
―
買建
―
―
―
―
ー
ー
△ 38
△ 38
債券先物オプション
債券店頭オプション
その他
合計
ー
ー
ー
ー
1,578,706
2,805,088
81,188
80,074
ー
ー
(単位:百万円)
平成12年度
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
△ 3,784
契約額等
取引所 通貨先物
売建
買建
その他
売建
買建
店頭
評価損益
△ 3,784
平成12年度
通貨オプション
売建
買建
三
菱
信
託
銀
行
時価
3,356,306
また、同様に、先物為替予約、通貨オプション等のうち、連結会計年度末日に引直
しを行い、その損益を連結損益計算書に計上しているもの、および外貨建金銭
債権債務等に付されたもので当該外貨建金銭債権債務等の連結貸借対照表表
示に反映されているもの、または当該外貨建債権債務等が連結手続上消去され
たものについては、左記記載から除いております。
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は、下記のとおりで
あります。
(単位:百万円)
店頭
(3) 債券関連取引
契約額等
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上してお
ります。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、左記記載から除いてお
ります。
2. 時価の算定
取引所取引につきましては、東京証券取引所等における最終の価格によってお
ります。店頭取引につきましては、オプション価格計算モデル等により算定してお
ります。
セグメント情報
(1) 事業の種類別セグメント情報
平成 11 年度
(単位:百万円)
信託銀行業
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
912,263
10,627
金融関連業
その他
計
消去又は全社
29,782
4,050
942,045
14,678
―
(14,678)
連結
942,045
―
計
922,890
33,832
956,723
(14,678)
942,045
経常費用
802,918
23,586
826,504
(7,234)
819,269
経常利益
119,972
10,246
130,218
(7,443)
122,775
II 資産
減価償却費
資本的支出
16,168,551
7,587
22,533
413,752 16,582,303
187
7,775
42
22,576
(20,388) 16,561,914
―
7,775
―
22,576
平成 12 年度
(単位:百万円)
信託銀行業
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
金融関連業
その他
計
消去又は全社
674,500
4,540
15,378
863
689,878
5,403
計
679,040
16,242
695,282
(5,403)
689,878
経常費用
665,351
14,836
680,188
(△ 358)
680,546
1,405
15,094
(5,761)
9,332
経常利益
13,688
II 資産
減価償却費
資本的支出
18,017,094
10,767
39,452
747,396 18,764,490
150
10,918
230
39,682
―
(5,403)
連結
689,878
―
(82,212) 18,682,278
―
10,918
―
39,682
(注) 1.「金融関連業その他」には、証券業、信用保証業、クレジットカード業等が属しております。
2. 一般企業の売上高および営業利益に代えて、それぞれ経常収益および経常利益を記載しております。
3. 会計処理基準等の変更
(平成12年度)
(1) 退職給付に係る会計基準の適用
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、当連結会計年度から退職給付に係る会計基準を適用しております。この結果、従来の方法によった場
合に比べ、
「信託銀行業」について経常費用は8,870百万円減少、経常利益は同額増加しております。
(2) 金融商品会計に係る会計基準の適用
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、当連結会計年度から金融商品に係る会計基準を適用しております。この結果、従来の方法によった場
合に比べ、
「信託銀行業」について経常収益は31,098百万円増加、経常費用は17,430百万円増加、経常利益は13,667百万円増加、
「金融関連業その他」について経常収益および経常利益は6百万円増加しております。
(3) 連結財務諸表規則の改正に伴う表示区分の変更
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、当連結会計年度より、為替換算調整勘定については「資本の部」ならびに「少数株主持分」に含めて計
上しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、
「信託銀行業」について資産は2,068百万円減少、
「金融関連業その他」について資産は5,758百万円減少しております。
(4) 東京都の外形標準課税に係る事業税
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、当連結会計年度から東京都の外形標準課税に係る事業税については「その他経常費用」
として計上し
ております。この結果、従来の方法によった場合に比べ、
「信託銀行業」について経常費用は3,719百万円増加、経常利益は同額減少しております。
(5) 大阪府事業税の課税基準の変更
「注記事項」の(税効果会計関係)
(3)に記載のとおり、当連結会計年度より、繰延税金資産および繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率を変更しております。この変更に伴い、従
来の方法によった場合に比べ、
「信託銀行業」について資産は3,665百万円減少しております。
(2) 所在地別セグメント情報
平成 11 年度
(単位:百万円)
日本
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
米州
722,095
43,631
103,092
7,699
計
765,727
110,791
経常費用
662,623
98,380
経常利益
II 資産
欧州
73,289
3,360
アジア・オセアニア
計
消去又は全社
43,568
514
942,045
55,206
76,649
44,083
997,251
(55,206)
942,045
64,640
41,118
866,762
(47,492)
819,269
2,964
130,489
(7,713)
122,775
103,104
12,411
12,008
14,309,964
1,319,866
648,540
500,245 16,778,617
―
(55,206)
連結
942,045
―
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(216,702) 16,561,914
213
平成 12 年度
(単位:百万円)
日本
米州
欧州
509,362
30,574
94,799
8,094
52,643
667
計
539,937
102,893
53,311
33,598
経常費用
540,888
98,510
45,452
29,722
△ 951
4,382
7,859
3,875
15,166
15,629,163
1,883,301
1,272,925
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
経常利益(△は経常損失)
II 資産
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
アジア・オセアニア
33,073
524
計
689,878
39,861
消去又は全社
連結
―
(39,861)
689,878
―
729,740
(39,861)
689,878
714,573
(34,027)
680,546
(5,833)
9,332
634,982 19,420,373
(738,095) 18,682,278
(注) 1. 当社の本支店および連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と国または地域ごとに区分の上、一般企業の売上高および営業利
益に代えて、それぞれ経常収益および経常利益を記載しております。
2.「米州」には、米国等が属しております。
「欧州」には、英国等が属しております。
「アジア・オセアニア」には、香港、シンガポール等が属しております。
3. 会計処理基準等の変更
(平成11年度)
(1) 自社利用のソフトウェアの会計処理方法の変更
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4.
(3)②に記載のとおり、当連結会計年度より、自社利用のソフトウェアについては取得費用を資産として計上し利用可能期間に応
じて償却しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、
「日本」について経常利益および資産は11,003百万円増加、経常費用は同額減少、
「米州」について経常利益および資産は102百万円増加、経常費用は同額減少、
「欧州」について経常利益および資産は19百万円増加、経常費用は同額減少、
「アジア・オセアニア」について経常利益および資産は0百万円増加、経常費用は同額減少しております。
(2) 銀行法施行規則の改正に伴う表示区分の変更
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、当連結会計年度より、貸倒引当金については資産の部において対象資産から一括控除する方法によ
り表示しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、
「日本」について資産および負債は326,834百万円減少、
「米州」について資産および負債は8,465百万円減少、
「欧州」について資産および負債は546百万円減少、
「アジア・オセアニア」について資産および負債は23,184百万円減少しております。
(3) 東京都事業税の課税標準の変更
「注記事項」の(税効果会計関係)
(3)に記載のとおり、当連結会計年度より、繰延税金資産および繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率を変更しております。この変更に伴い、従
来の方法によった場合に比べ、
「日本」について資産は16,840百万円減少しております。
(平成12年度)
(1) 退職給付に係る会計基準の適用
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、当連結会計年度から退職給付に係る会計基準を適用しております。この結果、従来の方法によった場
合に比べ、
「日本」について経常費用は8,791百万円減少、経常利益は同額増加、
「米州」について経常費用は36百万円減少、経常利益は同額増加、
「欧州」について経常費用は21百万円減少、経常利益は同額増加、
「アジア・オセアニア」について経常費用は21百万円減少、経常利益は同額増加しております。
(2) 金融商品会計に係る会計基準の適用
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、当連結会計年度から金融商品に係る会計基準を適用しております。この結果、従来の方法によった場
合に比べ、
「日本」について経常収益は10,834百万円増加、経常費用は1,179百万円増加、経常利益は9,654百万円増加、
「米州」について経常収益は16,975百万円増加、経常費用は16,588百万円増加、経常利益は387百万円増加、
「欧州」について経常収益は2,289百万円増加、経常費用は197百万円減少、経常利益は2,486百万円増加、
「アジア・オセアニア」について経常収益は1,005百万円増加、経常費用は140百万円減少、経常利益は1,146百万円増加しております。
(3) 連結財務諸表規則の改正に伴う表示区分の変更
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、当連結会計年度より、為替換算調整勘定については「資本の部」ならびに「少数株主持分」に含めて計
上しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、
「米州」について資産は2,002百万円減少、
「欧州」について資産は5,823百万円減少しております。
(4) 東京都の外形標準課税に係る事業税
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、当連結会計年度から東京都の外形標準課税に係る事業税については「その他経常費用」
として計上し
ております。この結果、従来の方法によった場合に比べ、
「日本」について経常費用は3,719百万円増加、経常利益は同額減少しております。
(5) 大阪府事業税の課税標準の変更
「注記事項」の(税効果会計関係)3.に記載のとおり、当連結会計年度より、繰延税金資産および繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率を変更しております。この変更に伴い、従来
の方法によった場合に比べ、
「日本」について資産は3,665百万円減少しております。
(3)海外経常収益
(単位:百万円)
海外経常収益
連結経常収益
海外経常収益の連結経常収益に
占める割合
平成 11 年度
219,950
942,045
23.3%
平成 12 年度
180,516
689,878
26.1%
(注) 1. 一般企業の海外売上高に代えて、海外経常収益を記載しております。
2. 海外経常収益は、当社の海外店取引ならびに海外連結子会社の取引に係る経常収益(ただし、連結会社間の内部経常収益を除く。)で、こうした膨大な取引を相手先別に区分していないため、
国または地域ごとのセグメント情報は記載しておりません。
214
連結情報
1. 国内・海外別損益の内訳
(単位:億円)
平成11年度
国内
信託報酬
海外
平成12年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
680
ー
ー
680
783
ー
ー
783
1,176
3,485
2,308
298
1,930
1,631
60
179
119
1,415
5,236
3,820
1,254
2,991
1,737
282
1,637
1,355
12
106
94
1,524
4,523
2,998
役務取引等収支
役務取引等収益
役務取引等費用
320
353
33
40
55
15
7
24
17
352
384
31
347
384
36
42
78
35
7
29
22
382
432
49
特定取引収支
特定取引収益
特定取引費用
9
5
△3
3
11
8
ー
0
0
13
17
4
27
28
1
23
28
4
ー
ー
ー
51
56
5
その他業務収支
その他業務収益
その他業務費用
114
545
431
88
267
179
18
19
0
184
794
609
16
248
231
86
162
75
103
53
△ 50
△0
356
357
資金運用収支
資金運用収益
資金調達費用
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)および国内に本店を有する連結子会社(以下「国内連結子会社」
という)です。
「海外」
とは、当社の海外店および海外に本店を有する連結子会社(以下「海外
連結子会社」
という)です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上して表示しています。
3.「資金調達費用」は金銭の信託運用見合費用(平成11年度5億円、平成12年度4億円)を控除して表示しています。
2. 国内・海外別資金運用/調達の内訳
(1) 平均残高
(単位:億円)
平成11年度
国内
海外
平成12年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
127,541
74,675
42,422
10,239
25,021
13,517
6,162
5,241
3,875
2,358
374
1,142
148,687
85,834
48,209
14,337
131,089
75,706
46,587
7,849
24,091
13,843
5,642
4,509
3,637
3,026
350
259
151,543
86,523
51,879
12,099
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
124,298
79,953
7,155
5,380
23,708
13,096
777
474
3,500
1,142
―
2,320
144,506
91,907
7,933
3,533
125,046
83,365
5,913
5,523
22,783
13,842
591
334
3,285
259
―
3,025
144,543
96,948
6,505
2,832
(2) 利息、利回り
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
利息
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
3,485
1,246
985
217
1,930
804
221
188
179
70
60
44
5,236
1,980
1,146
361
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
2,308
740
11
140
1,631
366
46
39
119
47
―
71
3,820
1,060
57
108
利回り
利息
相殺消去額(△)
海外
3.52%
2.30%
2.37%
2.52%
2,991
1,262
1,024
243
1,637
894
415
190
106
85
13
6
4,523
2,071
1,426
427
2.98%
2.39%
2.74%
3.53%
2.64%
1.15%
0.72%
3.06%
1,737
915
20
86
1,355
570
37
21
94
4
―
88
2,998
1,480
58
18
2.07%
1.52%
0.89%
0.66%
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)および国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店および海外連結子会社です。
2. 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出していますが、連結子会社については、月末ごとの残高等に基づく平均残高を利用しています。
3. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上して表示しています。
4. (1)平均残高の「資金調達勘定」は金銭の信託運用見合額の平均残高(平成11年度690億円、平成12年度793億円)を控除して表示しています。
(2)利息、利回りの「資金調達勘定」は金銭の信託運用見合額の平均残高(平成11年度5億円、平成12年度4億円)を控除して表示しています。
5. 預け金等にはコールローン、買入手形を含んでいます。
6. 借用金等にはコールマネー、売渡手形、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
合計
利回り
国内
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
215
3. 国内・海外別役務取引の内訳
(単位:億円)
平成11年度
国内
役務取引等収益
うち信託関連業務
預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
代理業務
保護預り・貸金庫業務
保証業務
海外
平成12年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
353
251
6
11
18
18
3
11
55
ー
25
0
15
ー
0
7
24
1
1
0
8
ー
0
1
384
249
30
11
25
18
4
16
384
281
6
11
24
14
3
11
78
ー
26
0
27
0
3
7
29
2
1
0
7
0
0
3
432
279
31
11
43
14
5
16
33
5
15
0
17
0
31
5
36
5
35
0
22
0
49
5
役務取引等費用
うち為替業務
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)および国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店および海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上して表示しています。
4. 国内・海外別特定取引の内訳
(1) 特定取引収益・費用
(単位:億円)
平成11年度
国内
海外
平成12年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
特定取引収益
うち商品有価証券収益
特定取引有価証券収益
特定金融派生商品収益
その他の特定取引収益
5
2
ー
0
3
11
10
ー
ー
1
0
ー
ー
0
ー
17
12
ー
ー
5
28
1
ー
21
5
28
10
ー
16
0
ー
ー
ー
ー
ー
56
11
ー
37
6
特定取引費用
うち商品有価証券費用
特定取引有価証券費用
特定金融派生商品費用
その他の特定取引費用
△3
ー
0
△4
ー
8
ー
0
7
ー
0
ー
ー
0
ー
4
ー
1
2
ー
1
ー
1
ー
ー
4
ー
4
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
5
ー
5
ー
ー
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)および国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店および海外連結子会社です。
2. 内訳項目はそれぞれの収益と費用で相殺し、収益が上回った場合には収益欄に、費用が上回った場合には費用欄に、それぞれ上回った純額の合計を計上して表示しています。
3. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上して表示しています。
(2) 特定取引資産・負債
(単位:億円)
平成11年度
国内
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
216
海外
平成12年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
特定取引資産
うち商品有価証券
商品有価証券派生商品
特定取引有価証券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引資産
3,664
169
ー
ー
ー
841
2,654
80
ー
ー
ー
ー
80
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
3,745
169
ー
ー
ー
921
2,654
3,810
346
0
ー
ー
878
2,586
359
ー
ー
ー
0
359
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
4,170
346
0
ー
0
1,237
2,586
特定取引負債
うち売付商品債券
商品有価証券派生商品
特定取引売付債券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引負債
832
ー
0
ー
ー
832
ー
225
ー
ー
ー
ー
81
144
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,058
ー
0
ー
ー
913
144
855
ー
0
ー
ー
855
ー
346
ー
ー
ー
0
346
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,202
ー
0
ー
0
1,202
ー
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)および国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店および海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上して表示しています。
5. 貸出金の状況
(1) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成11年度
残高
平成12年度
構成比
残高
構成比
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
農業
林業
漁業
鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
運輸・通信業
卸売・小売業、飲食店
金融・保険業
不動産業
サービス業
地方公共団体
その他
75,972
11,401
18
9
43
101
3,465
985
5,055
9,285
15,649
13,553
10,639
1
5,762
100.00%
15.01
0.02
0.01
0.06
0.13
4.56
1.30
6.66
12.22
20.60
17.84
14.00
0.00
7.59
79,745
10,760
17
1
93
86
3,177
1,264
5,493
8,523
17,351
12,979
9,422
4,006
6,567
100.00%
13.49
0.02
0.00
0.12
0.11
3.98
1.59
6.89
10.69
21.76
16.28
11.81
5.02
8.24
海外及び特別国際金融取引勘定分
政府等
金融機関
その他
10,088
133
1,626
8,328
100.00%
1.32
16.13
82.55
10,256
72
1,765
8,418
100.00%
0.70
17.21
82.09
合計
86,061
90,001
(注)「国内」
とは、当社(海外店を除く)および国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店および海外連結子会社です。
(2) リスク管理債権の状況
※リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成10年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合計
平成11年度
平成12年度
1,238
8,670
87
2,124
455
6,605
17
1,811
470
5,044
21
2,929
12,120
8,888
8,466
貸出金残高
86,390
86,061
90,001
貸出金に占める比率
14.03%.
10.32%.
9.40%.
② リスク管理債権に対する引当率
(単位:億円)
平成10年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
平成11年度
4,509
12,120
37.20%.
平成12年度
3,590
8,888
40.39%.
3,372
8,466
39.83%.
(注) 1. 貸倒引当金には、
リスク管理債権以外の債権に対応する引当金が含まれているほか、担保・保証等による保全については考慮されていません。
2. 未収利息の会計処理については、資産の自己査定により、破綻懸念先、実質破綻先および破綻先に分類した債務者に対する債権に係る未収利息を収益不計上としています。
3. 償却の会計処理については、資産の自己査定によりⅣ分類(無価値または回収不能)
と認定した債権を直接償却しています。
6. 国内・海外別有価証券残高
(単位:億円)
平成11年度
国内
海外
平成12年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
11,290
1,591
5,090
17,520
6,970
ー
ー
ー
ー
4,576
ー
ー
ー
37
352
11,290
1,591
5,090
17,482
11,194
15,450
1,989
5,149
17,514
13,536
ー
ー
ー
ー
6,941
ー
ー
ー
47
257
15,450
1,989
5,149
17,467
20,220
合計
42,464
4,576
390
46,649
53,641
6,941
305
60,277
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)および国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店および海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については「相殺消去額」欄に計上しています。
3.「その他の証券」には、外国債券および外国株式を含んでいます。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
217
7. 国内・海外別預金科目別残高
(単位:億円)
平成11年度
国内
海外
平成12年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
流動性預金
定期性預金
その他の預金
9,221
61,422
10,218
280
11,513
40
63
618
42
9,438
72,317
10,216
8,104
70,791
10,942
373
13,828
0
0
53
184
8,477
84,565
10,757
計
80,862
11,835
724
91,973
89,837
14,202
239
103,800
5,407
670
ー
6,077
8,648
492
ー
9,141
86,269
12,506
724
98,050
98,486
14,694
239
112,941
譲渡性預金
合計
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)および国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店および海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については「相殺消去額」欄に計上しています。
3. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
4. 定期性預金=定期預金
8. 連結自己資本比率(国際統一基準)
(単位:億円)
平成8年度
基本的項目
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式払込金
資本準備金
連結剰余金
連結子会社の少数株主持分
うち海外特別目的会社の発行する優先出資証券
その他有価証券の評価差損(△)
為替換算調整勘定
営業権相当額(△)
連結調整勘定相当額(△)
計
(A)
うちステップ・アップ金利条項付の
優先出資証券(注1)
補完的項目
有価証券含み益の 45%相当額
その他有価証券の連結貸借対照表計上額の
合計額から帳簿価額の合計額を控除した額の 45%
土地の再評価額と再評価の直前の
帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注 2)
うち期限付劣後債務および期限付優先株(注 3)
計
うち自己資本への算入額
準補完的項目
控除項目
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
218
(B)
短期劣後債務
うち自己資本への算入額
平成10年度
平成11年度
平成12年度
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2,927
1,000
ー
2,463
2,686
38
ー
ー
ー
ー
ー
2,927
1,000
ー
2,463
3,031
44
ー
ー
ー
ー
ー
2,927
1,000
ー
2,463
3,068
33
ー
ー
△ 82
ー
ー
7,271
7,821
8,116
8,467
8,410
ー
ー
ー
ー
ー
2,979
1,636
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
831
ー
283
3,142
ー
ー
ー
343
3,718
ー
ー
ー
1,145
4,585
ー
ー
ー
809
4,719
1,500
3,219
ー
1,263
4,426
500
3,926
6,404
5,699
5,730
5,528
6,521
6,404
5,699
5,730
5,528
6,521
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(D)
ー
ー
23
174
220
(E)
13,676
13,520
13,822
13,822
14,711
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
信用リスク・アセットの額
(F)
リスク・アセット等 マーケット・リスク相当額に
係る額((H)/ 8%)
(G)
(参考)マーケット・リスク相当額 (H)
120,835
20,440
141,276
113,146
16,388
129,535
103,025
14,265
117,290
105,617
16,151
121,768
105,783
15,125
120,909
ー
ー
1,065
85
1,296
103
777
62
1,058
84
計 (F)+(G)
141,276
130,601
118,587
122,546
121,967
9.68%.
10.35%.
11.65%.
11.27%.
12.06%.
自己資本額
控除項目
(注 4)
(C)
平成9年度
(A)+(B)+(C)−(D)
連結自己資本比率(国際統一基準)(E)/( I ) x 100
(I)
(注) 1. 告示第4条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付すなど償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む。)です。
2. 告示第5条第1項第4号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1) 無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2) 一定の場合を除き、償還されないものであること
(3) 業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4) 利払い義務の延期が認められるものであること
3. 告示第5条第1項第5号および第6号に掲げるものです。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られています。
4. 告示第7条第1項第1号に掲げる他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額および第2号に規定するものに対する投資に相当する額です。
9. オフ・バランス取引の想定元本額・契約金額(国際統一基準)
(1)金融派生商品及び先物外国為替取引
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
平成8年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による
信用リスク削減効果(△)
合計
平成9年度
341,731
(6,318)
22,711
(1,164)
83,149
(3,580)
45,506
(561)
654
(18)
ー
(ー)
313,283
(6,311)
22,830
(1,136)
59,835
(2,420)
37,156
(418)
266
(5)
一
(一)
平成10年度
333,832
(6,729)
24,647
(1,030)
23,891
(718)
30,669
(345)
1,511
(18)
―
(―)
平成11年度
299,827
(4,578)
20,548
(860)
33,051
(750)
15,619
(152)
648
(9)
―
(―)
平成12年度
340,021
(6,725)
16,726
(334)
36,093
(1,391)
7,283
(38)
813
(40)
―
(―)
(ー)
(3,624)
(3,916)
(2,550)
(5,752)
493,752
(11,642)
433,369
(6,667)
414,553
(4,925)
369,694
(3,802)
400,939
(2,777)
(注) 1.( )内は信用リスク相当額です。
2. 上記計数は、自己資本比率(国際統一基準)に基づくものであり、
( )内の信用リスク相当額の算出にあたってはカレント・エクスポージャー方式を採用しています。
3. また、信用リスク相当額の算出にあたっては、一部の取引についてネッティング(取引先ごとに、締結したすべてのオフ・バランス取引の時価評価額を相殺し、相殺後の全額を信用リスク相当
額とするもの)を採用しています。なお、ネッティングによる信用リスク削減効果額については、平成9年度より開示しています。
4. なお、国際統一基準の対象となっていない取引所取引、原契約期間が14日以内の外国為替関連取引等の想定元本額は次のとおりです。
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(売)
金利オプション(買)
通貨オプション(売)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
ー
ー
12,236
6,920
5,653
ー
ー
24,490
ー
ー
12,705
6,837
210
298
一
19,359
ー
ー
5,366
6,243
65
1,461
一
3,749
ー
ー
8,814
6,214
―
693
―
13,886
ー
ー
9,341
6,522
ー
796
ー
16,359
合計
49,301
39,410
16,887
29,609
33,020
(2)与信関連取引
(単位:億円)
契約金額
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
コミットメント
保証取引
その他
30,400
4,313
ー
30,564
4,234
―
28,915
5,766
一
17,576
4,291
―
19,656
5,929
―
合計
34,714
34,798
34,681
21,867
25,585
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
219
主要な経営指標等の推移
(単体)
(単位:百万円)
経常収益
うち信託報酬
平成11年度
1,225,245
325,532
1,190,161
159,393
959,282
89,578
925,840
68,023
平成12年度
674,752
78,379
78,950
5,667
△ 193,762
126,469
11,627
28,997
10,162
△ 119,614
52,262
18,420
192,793
普通株式
1,302,302 千株
192,793
普通株式
1,302,302 千株
292,793
普通株式
1,302,303 千株
優先株式
100,000 千株
292,793
普通株式
1,302,303 千株
優先株式
100,000 千株
(
) (
)
(
292,793
普通株式
1,302,303 千株
優先株式
100,000 千株
)(
)(
純資産額
489,970
489,714
738,000
780,332
901,794
総資産額
18,256,718
18,158,026
16,998,699
16,373,174
18,161,871
9,073,193
9,141,435
8,968,573
9,196,011
10,367,360
貸出金残高
うち銀行勘定
信託勘定
13,471,656
9,301,230
4,170,426
13,050,825
9,425,898
3,624,926
11,235,122
8,547,334
2,687,787
10,572,297
8,585,570
1,986,726
10,447,469
8,962,483
1,484,986
有価証券残高
うち銀行勘定
信託勘定
18,889,579
4,845,614
14,043,964
19,833,781
5,158,857
14,674,924
20,643,959
4,599,873
16,044,085
22,828,591
4,682,816
18,145,775
26,971,602
6,033,577
20,938,024
普通株式 7.50 円
優先株式 0.05 円
普通株式 4.00 円
優先株式
ー円
普通株式 7.00 円
優先株式 16.20 円
普通株式 3.50 円
優先株式 8.10 円
普通株式 7.00 円
優先株式 16.20 円
普通株式 3.50 円
優先株式 8.10 円
1 株当たり配当額
(うち 1 株当たり中間配当額)
1 株当たり当期純利益
(△は 1 株当たり当期純損失)
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
1 株当たり純資産額
単体自己資本比率(国際統一基準)
7.00 円
8.00 円
(3.00 円)
(4.00 円)
22.26 円
ー
376.23 円
ー
7.80 円
ー
376.03 円
ー
(
△ 91.85 円
) (
12.90 円
34.65 円
11.77 円
413.11 円
445.62 円
538.88 円
11.41 %
10.90 %
11.79 %
55.25 倍
167.94 倍
ー
24.48 倍
配当性向
31.43 %
102.52 %
ー
18.00 %
信託財産額
総資産利益率(ROA)
経常利益率
当期純利益率
資本利益率(ROE)
経常利益率
当期純利益率
6,035 人
33,430,833
5,797 人
31,507,180
) (
38.88 円
ー
株価収益率
従業員数
5,830 人
31,859,558
5,556 人
34,429,467
)
)
54.26 %
5,451 人
36,444,087
0.46%
0.16%
0.03%
0.05%
ー%
ー%
0.79%
0.32%
0.07%
0.11%
16.46%
6.04%
1.15%
2.07%
ー%
ー%
22.32%
9.05%
1.56%
2.62%
(注)1. 平成10年度の財務諸表における子会社・関連会社の範囲および税効果会計については、それぞれ「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則の一部を改正する省令」
(平成10年
大蔵省令第135号)附則第2項および「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する省令」
(平成10年大蔵省令第173号)附則第3項に基づき、これらの省令に
より改正された財務諸表等規則を適用しています。
2. 消費税および地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
3. 1株当たり純資産額は、期末純資産額から
「期末発行済優先株式数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数で除して算出しています。
4. 平成12年度の中間配当についての取締役会決議は平成12年11月22日に行いました。
5. 1株当たり当期純利益(または当期純損失)は、当期純利益(または当期純損失)から当期優先株式配当金総額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数で除して算出しています。
6. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、平成8年度および平成9年度は潜在株式を調整した計算により1株当たり当期純利益は減少しないので、記載していません。また平成10
年度においては純損失が計上されているので、記載していません。
7. 配当性向は、当期普通株式配当金総額を、当期純利益から当期優先株式配当金総額を控除した金額で除して算出しています。なお、平成10年度は純損失が計上されているので、記載してい
ません。
8. 金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律の施行により銀行法第14条の2が改正されたことに伴い、平成10年度より単体自己資本比率を算出しています。
9. 株価収益率については、平成10年度は純損失が計上されているので、記載していません。また、当社は平成13年3月27日、東京証券取引所市場第一部および大阪証券取引所市場第一部
での普通株式の上場を廃止いたしましたので、平成12年度の株価収益率は算出しておりません。なお、平成13年3月26日の最終株価により算出すると同率は58.05倍となります。
10. 従業員数は、平成11年度から就業人員数を表示しています。
利 益
11. 総資産利益率=
X 100
総資産(除く支払承諾見返)平均残高
利益−優先株式配当金総額
12. 資本利益率 =
X 100
{(期首株主資本−期首発行済優先株式数×発行価額)+(期末株主資本−期末発行済優先株式数×発行価額)}÷2
13. 平成10年度は経常損失、当期純損失となったため、利益率はいずれも記載していません。
220
平成10年度
当期純利益(△は当期純損失)
預金残高
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成9年度
経常利益(△は経常損失)
資本金
(発行済株式総数)
三
菱
信
託
銀
行
平成8年度
財務諸表
三菱信託銀行の銀行法第 21 条第 1 項後段の規定により公衆の縦覧に供する書類は、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律(昭和 49 年
法律第 22 号)により、監査法人太田昭和センチュリーの監査を受けています。三菱信託銀行の財務諸表は、証券取引法第 193 条の 2 の規定に基づ
き、監査法人太田昭和センチュリーの監査を受け、監査報告書を受領しています。以下の貸借対照表、損益計算書および利益処分計算書は、上記の財
務諸表に基づいて作成しています。なお、監査法人太田昭和センチュリーは平成13年7月1日をもって新日本監査法人に名称を変更いたしました。
1. 貸借対照表
(単位:百万円)
平成11年度
(単位:百万円)
平成12年度
平成11年度
(平成12年3月31日) (平成13年3月31日)
(資産の部)
現金預け金
現金
預け金
コールローン
買入手形
1,206,044
751,438
66,697
41,532
1,139,346
709,906
315,123
85,524
68,600
127,900
買入金銭債権
3,248
3,508
特定取引資産
374,529
417,037
16,925
34,646
商品有価証券派生商品
ー
5
特定取引有価証券派生商品
ー
14
商品有価証券
特定金融派生商品
その他の特定取引資産
金銭の信託
92,153
123,742
265,450
258,629
79,353
78,559
有価証券
4,682,816
6,033,577
国債
1,128,950
1,544,913
159,126
198,949
地方債
社債
509,079
514,977
株式
1,750,555
1,749,853
自己株式
2
12
その他の証券
1,134,029
2,024,871
貸付有価証券
1,072
ー
貸出金
8,585,570
8,962,483
割引手形
44,868
40,575
手形貸付
2,040,446
1,916,238
証書貸付
5,378,781
5,856,444
当座貸越
1,121,474
1,149,223
26,903
13,962
12,540
5,419
外国為替
外国他店預け
外国他店貸
買入外国為替
取立外国為替
0
0
4,833
4,582
平成12年度
(平成12年3月31日) (平成13年3月31日)
(負債の部)
預金
当座預金
普通預金
貯蓄預金
通知預金
定期預金
その他の預金
譲渡性預金
9,196,011
161,817
571,429
1
206,740
7,230,094
1,025,927
10,367,360
109,760
555,319
1
146,086
8,461,929
1,094,262
604,002
910,109
コールマネー
13,513
58,395
売渡手形
76,100
96,600
コマーシャル・ペーパー
20,000
ー
特定取引負債
商品有価証券派生商品
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
91,385
2
ー
91,382
120,267
10
51
120,204
400,884
400,884
435,276
435,276
34,264
92
34,168
0
3
26,784
35
26,741
2
5
150,000
102,200
借用金
借入金
外国為替
外国他店預り
外国他店借
売渡外国為替
未払外国為替
社債
転換社債
信託勘定借
その他負債
未払法人税等
未払費用
前受収益
従業員預り金
先物取引差金勘定
借入有価証券
金融派生商品
繰延ヘッジ利益
債券貸付取引担保金
その他の負債
1,573
27
3,841,682
3,249,980
704,927
1,200
165,929
7,794
4,380
150
84,663
ー
ー
293,160
147,648
1,248,053
5,120
111,250
7,605
4,306
ー
50,959
375,199
247,883
243,660
202,066
9,529
3,959
その他資産
563,387
1,074,251
退職給与引当金
16,260
ー
前払費用
36,004
23,017
退職給付引当金
ー
6,505
未収収益
10,351
3,679
0
0
ー
ー
239,138
91,692
債権売却損失引当金
先物取引差入証拠金
9,783
11,789
先物取引差金勘定
1,238
3,922
特別法上の引当金
金融先物取引責任準備金
保管有価証券等
金融派生商品
繰延ヘッジ損失
その他の資産
動産不動産
土地建物動産
建設仮払金
保証金権利金
繰延税金資産
支払承諾見返
貸倒引当金
投資損失引当金
資産の部合計
84,663
50,959
ー
512,474
ー
204,468
192,558
175,927
158,241
167,960
128,761
125,504
764
209
28,715
42,246
238,133
148,365
431,885
634,837
△ 360,573
△ 337,527
△ 91
△8
16,373,174
18,161,871
支払承諾
431,885
634,837
15,592,841
17,260,077
(資本の部)
資本金
292,793
292,793
資本準備金
246,378
246,378
利益準備金
40,441
42,589
200,718
139,233
28
710
138,495
61,485
206,255
179,225
20
710
178,495
27,029
負債の部合計
その他の剰余金
任意積立金
海外投資等損失準備金
退職慰労基金
別途積立金
当期未処分利益
その他有価証券評価差額金
資本の部合計
負債及び資本の部合計
ー
113,777
780,332
901,794
16,373,174
18,161,871
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
貸借対照表、損益計算書および利益処分計算書は、
「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」
という。)に基づいて作成していますが、
資産および負債の分類ならびに収益および費用の分類は、
「銀行法施行規則」
(昭和57年大蔵省令第10号)に準拠して作成しています。
221
2. 損益計算書
(単位:百万円)
平成11年度
(単位:百万円)
平成12年度
平成11年度
平成11年4月 1 日から 平成12年4月 1 日から
( 平成12年3月31日まで
) ( 平成13年3月31日まで )
経常収益
信託報酬
資金運用収益
貸出金利息
有価証券利息配当金
コールローン利息
買入手形利息
預け金利息
金利スワップ受入利息
その他の受入利息
役務取引等収益
受入為替手数料
その他の役務収益
特定取引収益
商品有価証券収益
特定金融派生商品収益
その他の特定取引収益
その他業務収益
外国為替売買益
国債等債券売却益
国債等債券償還益
金融派生商品収益
その他の業務収益
その他経常収益
株式等売却益
金銭の信託運用益
その他の経常収益
925,840
68,023
516,422
190,818
118,825
1,981
23
35,026
142,596
27,150
32,453
1,201
31,251
574
215
ー
358
78,736
4,060
60,469
12,200
ー
2,006
229,629
222,658
3,304
3,667
674,752
78,379
448,442
205,729
142,418
1,748
171
38,742
31,612
28,021
36,827
1,128
35,698
4,503
116
3,794
592
34,144
3,413
26,189
ー
3,020
1,520
72,455
66,147
3,196
3,111
経常費用
資金調達費用
預金利息
譲渡性預金利息
コールマネー利息
売渡手形利息
コマーシャル・ペーパー利息
借用金利息
社債利息
転換社債利息
金利スワップ支払利息
その他の支払利息
799,371
374,045
106,985
5,542
1,013
12
83
10,326
2,644
33
197,286
50,117
663,125
298,748
146,826
5,548
294
137
3
7,266
2,690
13
85,559
50,408
平成12年度
平成11年4月 1 日から 平成12年4月 1 日から
( 平成12年3月31日まで
) ( 平成13年3月31日まで )
役務取引等費用
支払為替手数料
その他の役務費用
特定取引費用
特定取引有価証券費用
特定金融派生商品費用
その他業務費用
国債等債券売却損
国債等債券償還損
国債等債券償却
その他の業務費用
営業経費
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
貸出金償却
株式等売却損
株式等償却
金銭の信託運用損
その他の経常費用
4,299
558
3,740
378
108
270
56,786
48,543
8,243
ー
0
147,024
216,837
28,100
42,123
99,959
1,615
1,055
43,983
経常利益
4,816
512
4,303
551
551
ー
28,391
21,583
6,752
47
8
147,034
183,582
101,242
30,058
19,313
14,769
3,387
14,810
126,469
11,627
特別利益
動産不動産処分益
償却債権取立益
金融先物取引責任準備金取崩額
その他の特別利益
4,439
1,431
2,979
0
29
19,071
1,779
11,363
0
5,928
特別損失
動産不動産処分損
その他の特別損失
1,385
1,385
ー
4,380
1,211
3,168
129,523
18,140
ー
59,119
52,262
26,318
1,367
△ 12,649
19,180
18,420
15,664
5,368
1,073
61,485
15,050
5,368
1,073
27,029
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
還付法人税等
法人税等調整額
当期純利益
前期繰越利益
中間配当額
中間配当に伴う利益準備金積立額
当期未処分利益
(右上に続く)
3. 利益処分計算書
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
株主総会承認日
( 平成13年6月27日 )
( 平成12年6月29日 )
当期未処分利益
任意積立金取崩額
海外投資等損失準備金取崩額
別途積立金取崩額
61,485
8
8
ー
27,029
10,017
17
10,000
計
61,494
37,046
利益処分額
利益準備金
第一回第一種優先株式配当金
普通株式配当金
任意積立金
海外投資等損失準備金
別途積立金
次期繰越利益
46,443
1,074
810
(1 株につき 8 円 10 銭)
4,558
(1 株につき 3 円 50 銭)
40,001
1
40,000
15,050
(特定取引に係る評価利益額 762 百万円)
222
株主総会承認日
6,442
1,074
810
(1 株につき 8 円 10 銭)
4,558
(1 株につき 3 円 50 銭)
0
0
ー
30,604
重要な会計方針(平成 11 年度)
1. 特定取引資産・負債の評価基準および収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、市
場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引について
は、取引の約定時点を基準とし、貸借対照表上「特定取引資産」および「特定取引負
債」に計上するとともに、当該取引からの損益を損益計算書上「特定取引収益」およ
び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産および特定取引負債の評価は、有価証券および金銭債権等については決
算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については決算日
において決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益および特定取引費用の損益計上は、当期中の受払利息等に、有価
証券、金銭債権等については前期末と当期末における評価損益の増減額を、派生商品
については前期末と当期末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えてお
ります。
2. 有価証券の評価基準および評価方法
(1) 有価証券の評価は、移動平均法による原価法により行っております。
(2) 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用さ
れている有価証券の評価については、取引所の相場のある転換社債、新株引受権付
社債、株式(各々外国証券を含む)および外国国債については移動平均法による低
価法(洗い替え方式)により行っており、上記以外の有価証券については移動平均
法による原価法により行っております。
3. 固定資産の減価償却の方法
(1) 動産不動産
建 物
定率法を採用し、税法基準の償却率による。
動 産
定率法を採用し、税法基準の償却率による。
その他
税法の定める方法による。
(2) ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5 年)に基づく
定額法により償却しております。
自社利用のソフトウェアについては、従来取得時に費用として一括処理しておりま
したが、当期から「研究開発費等に係る会計基準」
(平成 10 年 3 月 13 日企業会
計審議会)に基づき、取得費用を資産として計上し利用可能期間に応じて償却して
おります。この変更により、従来の方法によった場合に比べ、その他資産は
1 1 , 1 2 5 百万円多く計上され、経常利益および税引前当期利益は、それぞれ
11,125 百万円増加しております。
なお、当期前に制作を開始したソフトウェアの制作費については、
「研究開発費及
びソフトウェアの会計処理に関する実務指針」
(日本公認会計士協会会計制度委員
会報告第 12 号 平成 11 年 3 月 31 日)における経過措置の適用により、従来の
会計処理方法を継続して採用しております。また、同報告では上記に係るソフト
ウェアの表示については、無形固定資産に計上することとされておりますが、財務
諸表の資産の分類等は「銀行法施行規則」(昭和 57 年大蔵省令第 10 号)による
こととされておりますので、「その他資産」に計上しております。
4. 外貨建の資産および負債の本邦通貨への換算基準
外貨建の資産・負債については、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
ただし、①外国法人に対する出資(ただし、外貨にて調達したものを除く)、②外貨建
転換社債、③その他当社が直物外貨建資産残高に算入することが適当でないと定めた
外貨建資産は取得時、直物外貨建負債残高に算入することが適当でないと定めた外貨
建負債については発生時の為替相場によっております。海外支店勘定については、決
算日の為替相場による円換算額を付しております。
5. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、和議等、法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、「破綻先」と
いう)に係る債権およびそれと同等の状況にある債務者(以下、
「実質破綻先」と
いう)の債権については、下記直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額
および保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、
現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる
債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額および保証によ
る回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必
要と認める額を計上しております。上記以外の債権については、過去の一定期間に
おける貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。なお、特定
海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定
海外債権引当勘定(租税特別措置法第 55 条の 2 の海外投資等損失準備金を含む)
として計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施
し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果
に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先および実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か
ら担保の評価額および保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立
不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 265,930 百万円で
あります。
(2) 投資損失引当金
投資損失引当金は、投資について将来発生する可能性がある損失に備えるために必
要と認められる額を引き当てております。
(3) 退職給与引当金
自己都合退職による期末要支給額に相当する額を引き当てております。
(4) 債権売却損失引当金
株式会社共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将来
発生する可能性のある損失を見積もり、必要と認められる額を計上しております。
(5) 金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、金融先物取
引法第82条および同法施行規則第29条の規定に定めるところにより算出した額
を計上しております。
6. リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース
取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
7. 調整年金制度および適格退職年金制度の採用
昭和 41 年11 月より、従来の退職金制度の一部について、調整年金制度を採用してお
ります。
調整年金制度の平成 11 年 3 月 31 日現在の過去勤務費用の現在額は 7,559 百万円
(うち時価会計移行に伴う評価損 3,725 百万円を含む)、過去勤務費用の掛金期間は
(平成 9 年 4 月から)10 年(時価会計移行に伴う評価損の償却は定率法年 50%)で
あります。
また、昭和 60 年 9 月から従来の退職金制度の一部について適格退職年金制度を採用
しております。年金契約に伴う過去勤務費用の償却は定率法(年 50%)により行って
おり、当期末残高は 1,506 百万円であります。
8. 消費税等の会計処理
消費税および地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、動産不
動産に係る控除対象外消費税等は当期の費用に計上しております。
(追加情報)
前事業年度まで負債の部に掲記しておりました「貸倒引当金」は、「銀行法施行規則」
(昭和 57 年大蔵省令第 10 号)別紙様式が改正されたことに伴い、当事業年度より資
産の部において対象資産から一括控除する方法により表示しております。この変更に
より、従来の方法によった場合に比べ、資産の部は 360,573 百万円、負債の部は
360,573 百万円それぞれ減少しております。
注記事項(平成 11 年度)
1. 貸借対照表関係
(1) 子会社の株式総額
39,446 百万円
なお、本項の子会社は、銀行法第 2 条第 8 項に規定する子会社であります。
(2) 自己株式のうち、商法第210条ノ2第2項第3号に定める自己株式はありません。
(3) 貸出金のうち、破綻先債権額は 45,496 百万円、延滞債権額は 663,223 百万円
であります。
なお、破綻先債権とは、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していること
その他の事由により元本または利息の取立てまたは弁済の見込みがないものとして
未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息
不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第
96 条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由または同項第 4 号に規定する事
由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権および債務者の
経営再建または支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸
出金であります。
(4) 貸出金 のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 1,650 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3月
以上遅延している貸出金で破綻先債権および延滞債権に該当しないものであります。
(5) 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 181,101 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的とし
て、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有
利となる取り決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権および3ヵ月以上延滞債
権に該当しないものであります。
(6) 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額および貸出条件緩和債権額の合
計額は 891,472 百万円であります。
なお、上記(3)から(6)に掲げた債権額は、貨倒引当金控除前の金額であります。
(7) ローン・パーティシペーションで、平成 7 年 6 月 1 日付日本公認会計士協会会計
制度委員会報告第 3 号に基づいて、参加者に売却したものとして会計処理した貸
出金の元本の期末残高の総額は、297,662 百万円であります。
(8) 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
203,290 百万円
貸出金
248,997 百万円
担保資産に対応する債務
売渡手形
76,100 百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、有
価証券 303,822 百万円を差し入れております。
(9) 動産不動産の減価償却累計額
100,555 百万円
(10) 動産不動産の圧縮記帳額
9,071 百万円
(当期圧縮記帳額
−百万円)
(11) 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特
約付借入金 354,700 百万円が含まれております。
(12) 社債は全額、永久劣後特約付社債であります。
(13) 元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託 1,118,942百
万円、貸付信託 4,051,209 百万円であります。
(14) 会社が発行する株式の総数
普通株式
3,000,000 千株
優先株式
200,000 千株
発行済株式総数
普通株式
1,302,303 千株
優先株式
100,000 千株
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
223
(15) その他の剰余金のうち、銀行法第 17 条の 2 第 4 項により利益の配当に充当する
ことを制限されている金額は 762 百万円であります。
(16) 配当制限
当社の定款の定めるところにより、平成 11年3月31日発行の第一回第一種優先
株式所有の株主に対しては、優先配当金(1 株につき年 150 円)を超えて配当す
ることはありません。
2. 損益計算書関係
(1) その他の経常費用には、年金財政の健全化を図るため、年金基金の予定利率引下げ
などを実施したことに伴う費用23,484百万円および貸出金売却損19,418百万
円を含んでおります。
3. リース取引関係
(1) リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額および期末残高相当額
取得価額相当額
動産
3,766 百万円
その他
―百万円
合計
減価償却累計額相当額
動産
その他
3,766 百万円
合計
期末残高相当額
動産
その他
2,222 百万円
合計
2,222 百万円
―百万円
1,544 百万円
―百万円
1,544 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占め
る割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料期末残高相当額
1年内
1年超
合計
672 百万円
871 百万円
1,544 百万円
(注)未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期
末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
741 百万円
・減価償却費相当額
741 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(2) オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1年内
549 百万円
1年超
2,041 百万円
合計
2,590 百万円
4. 有価証券の時価等関係
有価証券の時価等関係については 227 ページに記載しております。
5. 金銭の信託の時価等関係
金銭の信託の時価等関係については 228 ページに記載しております。
6. デリバティブ取引関係
デリバティブ取引関係については 229 ページに記載しております。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
7. 税効果会計関係
(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却損金算入限度超過額
184,473 百万円
有価証券償却有税分
9,587 百万円
税務上の前払費用
6,587 百万円
その他
37,498 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
238,147 百万円
−百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
海外投資等損失準備金
238,147 百万円
繰延税金資産の純額
238,133 百万円
△ 13 百万円
(2) 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があると
きの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
41.7%
(調整)
税率変更による期首繰延税金資産取崩
14.9%
損金算入外国税
8.2%
その他
△ 5.2%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
59.6%
(3)「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成
12 年 4 月 1 日東京都条例第 145 号)が平成 12 年 3 月 30 日に可決・成立し、
東京都に係る事業税の課税標準が同 4 月 1 日以後開始する事業年度より従来の所
得から業務粗利益に変更されることにより、当該事業税は税効果会計の計算に含め
られる税金でなくなることから、繰延税金資産および繰延税金負債の計算に使用す
224
る法定実効税率を、当期より前期の 41.7% から 39.2%に変更しております。こ
の変更により、繰延税金資産の金額は 16,890 百万円減少し、当期に計上された
法人税等調整額の金額は同額増加しております。
(4) 決算日後に法人税等の税率の変更があった場合の、その内容及び影響
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成
12 年 6 月 9 日大阪府条例第 131 号)が平成 12 年 6 月 9 日に公布され、平成
13年4月1日以後開始する事業年度より施行されることにより、繰延税金資産お
よび繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、当期の39.2%から 38.6%
に変更されます。
この変更により、繰延税金資産を、当期末における一時差異等を基礎として再計算
した場合、4,050 百万円の減少となります。
なお、実際の影響額は、翌期末における一時差異等を基礎として計算されるため、
上記の金額とは異なることになります。
8. 1 株当たり情報
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
445 円 62 銭
38 円 88 銭
34 円 65 銭
(注)1. 1 株当たり純資産額は、期末純資産額から「期末発行済優先株式数×発行価額」を控
除した金額を、期末発行済普通株式数で除して算出しております。
2. 1 株当たり当期純利益は、当期純利益から当期優先株式配当金総額を控除した金額を、
期中平均発行済普通株式数で除して算出しております。
9. 重要な後発事象
株式会社東京三菱銀行、日本信託銀行株式会社、東京信託銀行株式会社との経営統合
当社は、本年 4 月 19 日に、株式会社東京三菱銀行および同行の子会社である日本信
託銀行株式会社、東京信託銀行株式会社との間で、株主の承認と関係当局の認可を前
提として、持株会社の設立を通じての当社と株式会社東京三菱銀行との経営統合、な
らびに当社と日本信託銀行株式会社、東京信託銀行株式会社との合併を行うことにつ
いて基本合意いたしました。
具体的には、第一ステップとして、平成 13 年 4 月に、当社と株式会社東京三菱銀行お
よび日本信託銀行株式会社が株式移転により共同で持株会社を設立し、3行がその完全
子会社となります。第二ステップとして、当社と日本信託銀行株式会社および東京信託
銀行株式会社が平成 13 年 10 月までに合併し、経営統合の全体を完成いたします。
この経営統合により、業態の違いによる企業文化の相違性を尊重しつつ、競争優位性
を有する多角的な金融サービス・グループとして更なる発展を図り、質の高い金融サー
ビスを国内外のお客様に迅速かつ的確に提供してまいります。
重要な会計方針(平成 12 年度)
1. 特定取引資産・負債の評価基準および収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、市
場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引について
は、取引の約定時点を基準とし、貸借対照表上「特定取引資産」および「特定取引負
債」に計上するとともに、当該取引からの損益を損益計算書上「特定取引収益」およ
び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産および特定取引負債の評価は、有価証券および金銭債権等については決
算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については決算日
において決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益および特定取引費用の損益計上は、当期中の受払利息等に、有価
証券、金銭債権等については前期末と当期末における評価損益の増減額を、派生商品
については前期末と当期末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えてお
ります。
2. 有価証券の評価基準および評価方法
(1) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については、移動平均法による償却原価法
(定額法)、子会社株式および関連会社株式については移動平均法による原価法、そ
の他有価証券のうち時価のあるものについては期末日の市場価格等に基づく時価
法、時価のないものについては移動平均法による原価法または償却原価法により
行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理(売却原
価は移動平均法により算定)しております。
(2) 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用さ
れている有価証券の評価は、時価法により行っております。
3. デリバティブ取引の評価基準および評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により行っており
ます。
4. 固定資産の減価償却の方法
(1) 動産不動産
動産不動産は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 2 年〜 60 年
動 産 2 年〜 20 年
(2) ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく
定額法により償却しております。
5. 繰延資産の処理方法
社債発行費は支出時に全額費用として処理しております。
6. 外貨建の資産および負債の本邦通貨への換算基準
外貨建の資産・負債については、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
ただし、①外国法人に対する出資(ただし、外貨にて調達したものを除く)、②外貨建
転換社債、③その他当社が直物外貨建資産残高に算入することが適当でないと定めた
外貨建資産は取得時、直物外貨建負債残高に算入することが適当でないと定めた外貨
建負債については発生時の為替相場によっております。海外支店勘定については、決
算日の為替相場による円換算額を付しております。
7. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」
という)に係る債権およびそれと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」と
いう)の債権については、下記直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額
および保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、
現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる
債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額および保証によ
る回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必
要と認める額を計上しております。上記以外の債権については、過去の一定期間に
おける貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。なお、破綻
先および実質破綻先に対する債権以外の債権のうち、債権の元本の回収および利息
の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権について
は、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権の帳簿価
額との差額を引き当てております。特定海外債権については、対象国の政治経済情
勢等に起因して生ずる損失見込額を特定海外債権引当勘定(租税特別措置法第55
条の 2 の海外投資等損失準備金を含む)として計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施
し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果
に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先および実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か
ら担保の評価額および保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立
不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 248,444 百万円で
あります。
(2) 投資損失引当金
投資損失引当金は、投資について将来発生する可能性がある損失に備えるために必
要と認められる額を引き当てております。
(3) 退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務
および年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、数理計算上
の差異の費用処理方法は以下のとおりであります。
数理計算上の差異:発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(12年)
による定額法により、翌期から費用処理
なお、会計基準変更時差異(15,844 百万円)については、5 年による按分額を
費用処理しております。
(4) 債権売却損失引当金
株式会社共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将来
発生する可能性のある損失を見積もり、必要と認められる額を計上しております。
8. リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース
取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
9. ヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法は、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金利リス
クをデリバティブ取引を用いて総体で管理する、
「マクロヘッジ」を実施しており
ます。これは、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び
監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 15 号)に定めら
れたリスク調整アプローチによるリスク管理であり、繰延ヘッジによる会計処理を
行っております。また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリス
ク調整手段となるデリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リス
クが減殺されているかどうかを検証するとにより、ヘッジの有効性を評価しており
ます。
なお、一部の資産・負債については、金利スワップの特例処理を行っております。
10. 消費税等の会計処理
消費税および地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、動産不
動産に係る控除対象外消費税等は当期の費用に計上しております。
追加情報
(退職給付会計)
当事業年度から退職給付に係る会計基準(「退職給付に係る会計基準の設定に関する意
見書」(企業会計審議会平成 10 年 6 月 16 日))を適用しております。この結果、従
来の方法によった場合と比較して、経常利益は 8,870 百万円、税引前当期純利益は
10,621 百万円増加しております。
また、当社は当事業年度に退職給付信託を設定しております。この結果、税引前当期
純利益は 4,919 百万円増加しております。
なお、退職給与引当金および企業年金制度の過去勤務債務等に係る未払金は、退職給
付引当金に含めて表示しております。
(金融商品会計)
1. 当事業年度から金融商品に係る会計基準(「金融商品に係る会計基準の設定に関す
る意見書」(企業会計審議会平成 11 年 1 月 22 日))を適用し、有価証券の評価
の方法、デリバティブ取引の評価の方法、ヘッジ会計の方法等について変更して
おります。この結果、従来の方法によった場合と比較して、経常利益は 13,758
百万円、税引前当期純利益は 13,758 百万円増加しております。
2. ヘッジ会計を適用するデリバティブ取引の損益については、従来と同じ損益科目
で表示しておりますが、収益および費用の表示は、金融商品に係る会計基準の適
用に伴い、当事業年度より従来の総額表示から純額表示に変更しております。こ
の変更による経常利益および税引前当期純利益の影響はありませんが、従来の方
法によった場合に比べ、「金利スワップ受入利息」および「金利スワップ支払利
息」、「その他の受入利息」および「その他の支払利息」ならびに「国債等債券売
却益」および「国債等債券売却損」は、それぞれ 97,101 百万円、4,264 百万
円および 11,474 百万円減少し、その結果、経常収益および経常費用はそれぞれ
112,840 百万円減少しております。
なお、銀行業におけるヘッジ会計に係るデリバティブ取引の収益および費用の表
示に関し、日本公認会計士協会とも協議の結果、下期において、総額表示に比べ
て純額表示がより適正な表示であるとの結論に達したために、中間期においては、
従来の総額表示によっております。中間期において、ヘッジ会計を適用するデリ
バティブ取引について収益および費用を純額で表示した場合には、中間期の経常
利益および税引前中間純利益の影響はありませんが、経常利益および経常費用は
それぞれ 35,788 百万円減少いたします。
3. 金融商品に係る会計基準の適用に伴う財務諸表等規則および銀行法施行規則の改
正により、貸借対照表の表示科目が改定されたことに伴い、その他有価証券を時
価評価することにより生じる評価差額に税効果を勘案した額を「その他有価証券
評価差額金」として計上しております。
4. 使用貸借または賃貸借契約により貸し付けている有価証券は、従来貸付有価証券
に計上しておりましたが、当事業年度より「国債」に計上しております。当事業
年度末における使用貸借または賃貸借契約により貸し付けている有価証券は
1,057 百万円であります。
(外貨建取引等会計基準)
「銀行業において『新外為経理基準』を継続適用した場合の当面の監査上の取扱い」
(日
本公認会計士協会平成 12 年 4 月 10 日)に基づき、
「新外為経理基準」を継続適用し
ております。
利益に関連する金額を課税標準とする事業税以外の事業税は、
「その他の経常費用」と
して計上しております。なお、東京都に係る事業税については、従来、
「法人税、住民
税及び事業税」に計上しておりましたが、
「東京都における銀行業等に対する事業税の
課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年東京都条例第 145 号)が平成 12 年 4
月 1 日に施行されたことに伴い、当事業年度より「その他の経常費用」として 3,719
百万円計上しております。
注記事項(平成 12 年度)
1. 貸借対照表関係
(1) 子会社の株式総額
30,093 百万円
なお、本項の子会社は、銀行法第 2 条第 8 項に規定する子会社であります。
(2) 自己株式のうち、商法第210条ノ2第2項第3号に定める自己株式はありません。
(3) 消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、
「国債」、
「社債」および「その他
の証券」に合計 555,400 百万円含まれております。
(4) 貸出金のうち、破綻先債権額は 45,918 百万円、延滞債権額は 506,596 百万円
であります。
なお、破綻先債権とは、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続しているこ
とその他の事由により元本または利息の取立てまたは弁済の見込みがないものと
して未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未
収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97
号)第 96 条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由または同項第 4 号に規定
する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権および債務者
の経営再建または支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外
の貸出金であります。
(5) 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 2,108 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3月
以上遅延している貸出金で破綻先債権および延滞債権に該当しないものであります。
(6) 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 292,977 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的と
して、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者
に有利となる取り決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権および 3ヵ月以上
延滞債権に該当しないものであります。
(7) 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額および貸出条件緩和債権額の合
計額は 847,601 百万円であります。
なお、上記(4)から(7)に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
(8) 手形割引により取得した商業手形の額面金額は 40,575 百万円であります。
(9) ローン・パーティシペーションで、平成 7 年 6 月 1 日付日本公認会計士協会会計
制度委員会報告第 3 号に基づいて、参加者に売却したものとして会計処理した貸
出金の元本の期末残高の総額は 276,754 百万円であります。
(10) 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
695,895 百万円
貸出金
140,212 百万円
担保資産に対応する債務
売渡手形
96,600 百万円
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
225
上記のほか、為替決済等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、有
価証券等 389,229 百万円を差し入れております。
(11) 当座貸越契約および貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実
行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定
の限度額まで資金を貸し付けることを約する契約であります。これらの契約に係る
融資未実行残高は 1,939,252 百万円であります。このうち契約残存期間が 1 年
以内のものが 1,552,297 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当社の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるもの
ではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他
相当の事由があるときは、当社が実行申し込みを受けた融資の拒絶または契約極度
額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時におい
て必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め
定めている社内手続きに基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直
し、与信保全上の措置等を講じております。
(12) 動産不動産の減価償却累計額
96,983 百万円
8,829 百万円
(13) 動産不動産の圧縮記帳額
(当期圧縮記帳額
―百万円)
(14) 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特
約付借入金 391,900 百万円が含まれております。
(15) 社債は全額、劣後特約付社債であります。
(16) 元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託 1,031,807 百
万円、貸付信託 3,543,969 百万円であります。
(17) 会社が発行する株式の総数
普通株式
3,000,000 千株
優先株式
200,000 千株
発行済株式総数
普通株式
1,302,303 千株
優先株式
100,000 千株
(18) その他の剰余金のうち、商法第290条第1項第6号に規定されている時価を付し
たことにより増加した純資産額との関係から、利益の配当に充当することが制限さ
れている金額は、3,467 百万円であります。
(19) 配当制限
当社の定款の定めるところにより、平成 11年3月31日発行の第一回第一種優先
株式所有の株主に対しては、優先配当金(1 株につき年 150 円)を超えて配当す
ることはありません。
2. 損益計算書関係
(1) その他の経常費用には、貸出金売却損 6,659 百万円を含んでおります。
(2) その他の特別利益には、退職給付信託設定益 4,919 百万円を含んでおります。
(3) その他の特別損失は、退職給付会計導入に伴う会計基準変更時差異の費用処理額
3,168 百万円であります。
3. リース取引関係
(1) リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額および期末残高相当額
取得価額相当額
動産
3,129 百万円
その他
―百万円
三
菱
信
託
銀
行
合計
減価償却累計額相当額
動産
その他
3,129 百万円
合計
期末残高相当額
動産
その他
2,227 百万円
合計
・未経過リース料期末残高相当額
1年内
1年超
902 百万円
437 百万円
464 百万円
902 百万円
(注)未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期
末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
662 百万円
・減価償却費相当額
662 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(2) オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1年内
526 百万円
1年超
1,603 百万円
合計
226
902 百万円
―百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占め
る割合が低いため、支払利子込み法によっております。
合計
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
2,227 百万円
―百万円
2,130 百万円
4. 有価証券関係
子会社株式および関連会社株式で時価のあるもの
該当ありません。
5. 税効果会計関係
(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却損金算入限度超過額
157,736 百万円
税務上の繰越欠損金
41,940 百万円
有価証券償却有税分
7,935 百万円
税務上の繰延資産
5,158 百万円
その他
14,287 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
227,058 百万円
△ 2,731 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
株式未収配当金
その他
224,326 百万円
△ 70,587 百万円
△ 3,473 百万円
△ 1,899 百万円
繰延税金負債合計
△ 75,961 百万円
繰延税金資産の純額
148,365 百万円
(2) 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があると
きの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
39.2%
(調整)
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正
13.9%
評価性引当額
13.3%
還付法人税等
△ 29.2%
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△ 10.4%
その他
3.2%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
30.0%
(3) 法人税等の税率の変更による繰延税金資産および繰延税金負債の修正額
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成
12 年 6 月 9 日大阪府条例第 131 号)が平成 12 年 6 月 9 日に公布され、大阪府
に係る事業税の課税標準が平成 13 年 4 月 1 日以後開始する事業年度より従来の
所得から業務粗利益に変更されることにより、当該事業税は税効果会計の計算に含
められる税金でなくなることから、繰延税金資産および繰延税金負債の計算に使用
する法定実効税率を、当期より39.2% から 38.6% に変更しております。この変
更により、繰延税金資産の金額は 3,679 百万円減少し、当期に計上された法人税
等調整額の金額は同額増加しております。
6. 1 株当たり情報
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
538 円 88 銭
12 円 90 銭
11 円 77 銭
(注)1. 1 株当たり純資産額は、期末純資産額から「期末発行済優先株式数×発行価額」を控
除した金額を、期末発行済普通株式数で除して算出しております。
2. 1 株当たり当期純利益は、当期純利益から当期優先株式配当金総額を控除した金額を、
期中平均発行済普通株式数で除して算出しております。
7. 重要な後発事象
株式会社東京三菱銀行、日本信託銀行株式会社、東京信託銀行株式会社との経営統合
Ⅰ . 当社は、平成 13 年 4 月 2 日に、株式会社東京三菱銀行および日本信託銀行株式
会社とともに、銀行持株会社「株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ」を設
立し、三行がその完全子会社となりました。
Ⅱ . 当社は、平成 13 年 5 月 24 日に、日本信託銀行株式会社および東京信託銀行株式
会社との間で合併契約を締結しました。
これは、持株会社の設立に続く、一連の経営統合の第二ステップであります。経
済・金融のグローバル化、日本版ビッグバンの本格化やeコマースの進展などを背
景に、業態間の垣根や国境を越えた内外の金融機関による競争はますます熾烈に
なっております。こうした中で、3 信託銀行は、競争優位性を有する多角的な金融
サービス・グループの一角として更なる発展を図るために、合併を行うこととした
ものです。なお、合併後の商号は三菱信託銀行株式会社とし、英文名称は The
Mitsubishi Trust and Banking Corporation とします。
当該合併契約書は、いずれも平成 13 年 6 月 27 日に開催された、当社の第 127
期定時株主総会、普通株式に係る種類株主総会および第一回第一種優先株式に係る
種類株主総会、日本信託銀行株式会社の第 126 期定時株主総会、普通株式に係る
種類株主総会および後配株式に係る種類株主総会、東京信託銀行の第 8 期定時株
主総会において、それぞれ承認されました。
合併契約書の要旨、日本信託銀行株式会社および東京信託銀行株式会社の最近事業
年度末の貸借対照表(要約)等は、203 ページに記載のとおりであります。
有価証券の時価等関係
平成 11 年度
(単位:百万円)
平成11年度
貸借対照表価額
時価
評価損益
うち評価益
有価証券 債券
株式
その他
合計
413,620
1,685,043
707,615
2,806,279
429,097
1,923,057
729,692
3,081,848
15,477
238,013
22,077
275,568
15,477
308,856
32,279
356,613
うち評価損
―
70,843
10,201
81,044
(注) 1. 本表記載の有価証券は、上場有価証券(債券は、国債、地方債、社債であります。)を対象としております。なお、上場有価証券の時価は、主として東京証券取引所の最終の価格によっております。
ただし、上場債券の時価は、主として、東京証券取引所の最終の価格または日本証券業協会が発表する公社債店頭(基準)気配表に掲載されている銘柄の利回りに基づいて計算した価格によっ
ております。
2. 非上場有価証券のうち時価相当額として価格等の算定が可能なものは、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
貸借対照表価額
時価相当額
評価損益
うち評価益
うち評価損
有価証券 債券
株式
その他
1,026,297
8,260
216,873
1,036,150
29,612
215,749
9,853
21,352
△ 1,124
10,581
22,161
2,437
728
809
3,562
合計
1,251,431
1,281,512
30,081
35,181
5,099
非上場有価証券の時価相当額は、店頭売買有価証券については日本証券業協会が公表する売買価格等、公募債券については日本証券業協会が発表する公社債店頭(基準)気配表に掲載さ
れている銘柄の利回りに基づいて計算した価格、証券投資信託の受益証券については基準価格によっております。また、外国証券については、
NASDAQ等の機関が発表する売買価格等によっ
ております。
3. 本表に記載の「その他」は、主として外国証券であります。また、上記(注)2.記載の「その他」は、主として外国証券及び証券投資信託の受益証券であります。
4. 時価情報開示対象有価証券から除いた有価証券の貸借対照表価額は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
有価証券 公募債以外の内国非上場債券
内国債以外の非上場債券
非上場の関係会社株式
306,349
115,154
40,507
5. 特定取引勘定にて経理しております商品有価証券及び特定取引有価証券につきましては、時価評価を行い、その評価損益を損益計算書に計上しておりますのでここでの記載を省略しており
ます。
有価証券関係
平成 12 年度
※貸借対照表の「有価証券」のほか、
「特定取引資産」中の商品有価証券、譲渡性預け金およびコマーシャル・ペーパー、
「現金預け金」中の譲渡性預け金ならびに「買入金銭債権」中の信託受益等も含
めて記載しております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成12年度
貸借対照表計上額
売買目的有価証券
当会計年度の
損益に含まれた評価差額
293,275
87
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成12年度
貸借対照表計上額
時価
差額
うち益
うち損
国債
地方債
社債
その他
ー
116,772
113,121
61,449
ー
122,481
118,616
64,516
ー
5,709
5,494
3,066
ー
5,711
5,494
3,066
ー
1
─
─
合計
291,343
305,614
14,270
14,272
1
(注) 時価は、当会計年度末日における市場価格等に基づいております。
3. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成12年度
取得原価または償却原価
貸借対照表計上額
評価差額
うち益
うち損
株式
1,613,159
1,690,953
77,794
204,009
126,215
債券
国債
地方債
社債
その他
1,944,834
1,504,543
77,818
362,473
1,677,135
1,999,376
1,544,913
82,176
372,286
1,729,165
54,542
40,370
4,358
9,813
52,029
55,568
41,285
4,358
9,924
73,228
1,026
915
─
110
21,199
合計
5,235,129
5,419,495
184,365
332,806
148,441
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 貸借対照表計上額は、当会計年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
227
4. 当会計年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
売却額
その他有価証券
売却益の合計額 売却損の合計額
3,200,698
92,084
その他有価証券評価差額金
平成 12 年度
平成12年度
29,388
貸借対照表に計上されているその他有価証券評価差額金の内訳は、次のとお
りであります。
(単位:百万円)
平成12年度
5. 時価のない有価証券の主な内容及び貸借対照表計上額
(単位:百万円)
平成12年度
評価差額
その他有価証券
184,365
(△)繰延税金負債
子会社・子法人等株式および関連法人等株式
子会社・子法人等株式
関連法人等株式
30,704
5,738
その他有価証券 非上場外国証券
非上場株式(店頭売買株式を除く)
99,435
50,459
70,587
その他有価証券評価差額金
113,777
6. その他有価証券のうち満期があるもの及び
満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
平成12年度
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
10年超
債券
国債
地方債
社債
その他
247,448
120,673
6,280
120,494
150,877
1,188,239
782,892
80,112
325,234
911,055
820,901
640,783
112,556
67,562
824,922
2,022
563
─
1,458
38,154
合計
398,325
2,099,295
1,645,824
40,176
金銭の信託の時価等関係
金銭の信託関係
平成 11 年度
(単位:百万円)
平成11年度
貸借
対照表価額
金銭の信託
79,353
時価等
(単位:百万円)
評価損益
平成12年度
うち評価益
84,594
平成 12 年度
1. 運用目的の金銭の信託
5,241
5,299
うち評価損
貸借対照表
計上額
57
(注) 時価等の算定は、以下により金銭の信託の受託者が合理的に算出した価格によっており
ます。
1. 上場有価証券については、主として、東京証券取引所の最終価格または日本証券業協
会が発表する公社債店頭(基準)気配表に掲載されている銘柄の利回りに基づいて計
算した価格によっております。
2. 店頭売買株式については、日本証券業協会が公表する売買価格等によっております。
運用目的の金銭の信託
78,559
当会計年度の
損益に含まれた評価差額
1,605
2. 満期保有目的の金銭の信託
該当ありません。
3. その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外)
該当ありません。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
228
デリバティブ取引関係
平成 11 年度
取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 金利先物
売建
884,859
92,090
884,457
401
買建
148,070
3,717
147,726
△ 344
金利オプション
(注) 1. 時価の算定
取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によってお
ります。店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等によ
り算定しております。
2.( )内は貸借対照表に計上したオプション料であります。
3. 金利スワップの評価損益には、期間損益既計上金額135,184百万円が含まれ
ております。
4. 平成12年3月31日の金利スワップ契約の内容は下記のとおりです。
(単位:百万円)
平成11年度
売建
コール
ー
ー
(ー)
プット
ー
1年以内
ー
ー
ー
ー
ー
(ー)
買建
コール
ー
ー
(ー)
プット
ー
(ー)
店頭
ー
ー
ー
ー
ー
金利先渡契約
合計
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
受取固定・支払変動 15,278,251
10,912,442
174,623
174,623
7,710,415
△ 26,881
△ 26,881
金利スワップ
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
9,868,177
956,712
904,507
2,223
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
123,062
ー
ー
ー
ー
12,812
(126)
1,396,582
165
△ 39
10,300
5,815
501,978
(4,484)
その他
193,831
8,600
(42)
合計
597,570
0.34%.
0.22%.
6,575,776
14,239,658
5,287,706
金利オプション
売建
コール
プット
プット
店頭
金利先渡契約
売建
買建
金利スワップ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
金利オプション
売建
コール
32,000
(805)
買建
306,937
0.53%.
0.36%.
買建
コール
キャップ . フロアー
売建
52,205
0.83%.
0.19%.
ー
(ー)
買建
2,161,586
5.12%.
6.32%.
平成11年度
ー
(ー)
売建
5,548,828
3.63%.
4.18%.
契約額等
買建
プット
2,157,762
4.79%.
5.06%.
ー
(ー)
コール
2,528,550
2.69%.
1.79%.
5. 特定取引(トレーディング取引)に含まれるデリバティブ取引については、時価評
価を行い、その評価損益を損益計算書に計上しておりますので、左記記載から除
いております。特定取引に含まれるデリバティブ取引の契約額等は下記のとお
りであります。
(単位:百万円)
ー
(ー)
プット
8,383,892
3.64%.
3.01%.
取引所 金利先物
売建
買建
売建
プット
1,082
△ 276
5
△ 36
買建
コール
155,485
プット
ー
3年超
4,365,808
4.30%.
3.61%.
2,223
金利オプション
コール
受取固定・支払変動
スワップ想定元本
平均受取固定金利
平均支払変動金利
受取変動・支払固定
スワップ想定元本
平均受取変動金利
平均支払固定金利
受取変動・支払変動
スワップ想定元本
平均受取変動金利
平均支払変動金利
1年超3年以内
キャップ・フロアー
売建
買建
その他
売建
買建
時価
4,951
25,151
ー
(−)
ー
(−)
ー
(−)
ー
(−)
4,952
25,136
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2,224,476
2,238,170
50,806
75,293
△ 74,847
△6
ー
(−)
ー
(−)
ー
(−)
ー
(−)
190,506
(6,561)
182,260
(5,577)
157,340
(854)
195,501
(817)
(注)
( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
ー
ー
ー
ー
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
1,358
1,375
808
1,051
229
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
引き直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおり
です。
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
平成11年度
うち1年超
店頭
通貨スワップ
うち米ドル
英ポンド
その他
2,520,616
809,717
5,654
契約額等
5,654
2,153,369
791,521
7,517
7,517
32,341
1,164
1,362
1,362
334,906
17,031
△ 3,225
△ 3,225
取引所
通貨先物
売建
買建
通貨オプション
売建
コール
(注) 1. 時価の算定
割引現在価値により算定しております。
2. 評価損益には、期間損益既計上金額△10,462百万円が含まれております。
3. 特定取引(トレーディング取引)に含まれるデリバティブ取引については、時価評価を行い、その評
価損益を損益計算書に計上しておりますので上記記載から除いております。特定取引に含まれる
デリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
契約額等
通貨スワップ
うち米ドル
豪ドル
その他
時価
107,042
87,268
18,814
959
ー
(ー)
ー
(ー)
プット
買建
コール
ー
(ー)
ー
(ー)
プット
平成11年度
店頭
ー
ー
店頭
86
62
24
0
為替予約
売建
買建
1,435,486
2,262,048
通貨オプション
売建
コール
4. 先物為替予約、通貨オプション等のうち、期末日に引き直しを行い、その損益を損益計算書に計上
しているもの、および外貨建金銭債権債務等に付されたもので当該外貨建金銭債権債務等の貸
借対照表表示に反映されているものについては、前記記載から除いております。
39,180
(32)
27,104
(721)
プット
買建
コール
46,982
(59)
18,048
(433)
プット
その他
売建
買建
ー
ー
(注)
( )内は貸借対照表に計上したオプション料です。
(3) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 債券先物
売建
買建
債券先物オプション
売建
コール
プット
買建
コール
三
菱
信
託
銀
行
プット
店頭
債券店頭オプション
売建
コール
プット
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
買建
コール
プット
その他
売建
買建
合計
197,177
63,288
―
―
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
△ 1,030
725
平成11年度
ー
契約額等
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
取引所 債券先物
売建
買建
債券先物オプション
売建
コール
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
ー
198,207
64,013
(注) 1. 時価の算定
取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算定しております。
2.( )内は貸借対照表に計上したオプション料であります。
3. 特定取引(トレーディング取引)に含まれるデリバティブ取引については、時価評
価を行い、その評価損益を損益計算書に計上しておりますので、左記記載から除
いております。特定取引に含まれるデリバティブ取引の契約額等は下記のとお
りであります。
(単位:百万円)
プット
買建
コール
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
プット
ー
ー
ー
ー
店頭
債券店頭オプション
売建
コール
プット
ー
ー
ー
ー
買建
コール
プット
△ 304
その他
売建
買建
時価
523
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
(注)
( )内は契約額等に係る当初の受払オプション料であります。
230
526
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
デリバティブ取引関係
平成 12 年度
取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 金利先物
売建
ー
ー
ー
ー
買建
12,386
ー
0
0
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
売建
―
―
―
―
買建
―
―
―
―
受取固定・支払変動
5,423,814
3,772,790
190,075
190,075
受取変動・支払固定
5,036,945
3,571,386
△ 185,187
△ 185,187
受取変動・支払変動
29,936
28,330
△ 18
△ 18
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、左記記載から除いてお
ります。
2. 時価の算定
取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によってお
ります。店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等によ
り算定しております。
金利オプション
店頭
金利先渡契約
金利スワップ
金利オプション
キャップ・フロアー
売建
361,078
167,888
1,159
2,058
買建
577,567
352,838
1,603
△ 3,265
その他
合計
売建
168,885
41,685
369
1,037
買建
187,494
45,051
420
△ 691
ー
ー
5,364
4,008
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
231
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
店頭
通貨スワップ
159,068
91,262
106
106
売建
―
―
―
―
買建
―
―
―
―
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
為替予約
通貨オプション
その他
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引及び下記注3.の取引は、左
記記載から除いております。
2. 時価の算定
割引現在価値により算定しております。
3.「銀行業において『新外為経理基準』を継続適用した場合の当面の監査上の取
扱い」
(日本公認会計士協会平成12年4月10日)に基づき、期間損益計算を
行っている通貨スワップ取引については、左記記載から除いております。
期間損益計算を行っている通貨スワップ取引の契約額等は、下記の通りであり
ます。
(単位:百万円)
平成12年度
通貨スワップ
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
106
106
合計
契約額等
時価
評価損益
3,349,187
△ 787
△ 787
また、同様に、先物為替予約、通貨オプション等のうち、期末日に引直しを行い、
その損益を損益計算書に計上しているもの、および外貨建金銭債務等に付され
たもので当該外貨建金銭債権債務等の貸借対照表表示に反映されているもの
については、左記記載から除いております。
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は、下記の通りで
あります。
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
取引所 通貨先物
売建
買建
通貨オプション
売建
買建
店頭
為替予約
売建
買建
通貨オプション
売建
買建
その他
売建
買建
(3) 債券関連取引
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
取引所 債券先物
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
232
売建
27,779
ー
△ 23
△ 23
買建
5,819
ー
△ 15
△ 15
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
売建
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
△ 38
△ 38
債券先物オプション
店頭
合計
ー
ー
1,578,706
2,805,088
81,188
80,074
ー
ー
(単位:百万円)
平成12年度
三
菱
信
託
銀
行
ー
ー
債券店頭オプション
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、左記記載から除いてお
ります。
2. 時価の算定
取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっておりま
す。店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算出しております。
単体情報:営業の概況
1. 部門別損益の内訳
(単位:億円)
平成10年度
国内業務部門
信託報酬
うち不良債権処理額
資金利益
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
業務粗利益
国際業務部門
資金利益
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
平成11年度
895
808
1,047
236
44
114
680
603
1,033
263
29
43
783
373
1,042
304
26
△ 66
2,339
(1.95%.)
2,050
(1.69%.)
2,091
(1.70.%.)
614
20
△ 23
634
業務粗利益
業務粗利益
経費(除く臨時経費)
一般貸倒引当金繰入額
業務純益
(信託勘定償却前業務純益(一般貸倒引当金繰入前))
平成12年度
395
17
△ 28
176
459
15
12
123
1,245
(2.38%.)
561
(1.53%.)
611
(1.69.%.)
3,585
(2.19%.)
2,612
(1.77%.)
2,702
(1.80.%.)
1,560
801
1,438
△ 340
1,445
454
1,222
(2,832)
1,514
(1,777)
802
(1,630)
臨時損益
△ 3,160
△ 249
△ 686
経常利益(△は経常損失)
△ 1,937
1,264
116
(注) 1.( )内は業務粗利益率です。
業務粗利益
2. 業務粗利益率=
資金運用勘定平均残高
X 100
2. 資金利益の内訳
(単位:億円)
平均残高
平成11年度
平成12年度
利 息
増減率
国内業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
121,000
71,339
35,035
4,266
122,818
72,643
39,213
1,670
1.50%
1.82
11.92
△ 60.84
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
117,050
68,582
7,155
2,682
117,830
74,119
5,913
2,534
0.66
8.07
△ 17.36
△ 5.53
国際業務部門
平成11年度
平成12年度
1,033
1,042
1,942
1,077
619
6
1,752
1,088
608
3
909
409
11
43
利回り
増減率
0.90%
平成11年度
平成12年度
増減
0.85%
0.84%
△ 0.00%
△ 9.80
0.97
△ 1.82
△ 39.71
1.60
1.51
1.76
0.15
1.42
1.49
1.55
0.23
△ 0.18
△ 0.02
△ 0.21
0.08
709
379
20
45
△ 21.98
△ 7.41
78.42
3.08
0.77
0.59
0.15
1.63
0.60
0.51
0.34
1.78
△ 0.17
△ 0.08
0.19
0.15
395
459
15.96
1.08
1.27
0.19
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
36,626
13,850
13,220
36,090
13,920
12,852
△ 1.46
0.50
△ 2.78
3,285
830
568
2,782
969
815
△ 15.30
16.68
43.47
8.96
5.99
4.30
7.71
6.96
6.34
△ 1.25
0.97
2.04
預け金等
9,039
8,882
△ 1.74
349
387
10.86
3.86
4.36
0.49
37,206
23,478
738
2,351
35,623
22,785
548
2,656
△ 4.25
△ 2.95
△ 25.78
12.95
2,889
660
44
70
2,323
1,089
35
31
△ 19.58
64.94
△ 20.17
△ 55.00
7.76
2.81
5.95
2.99
6.52
4.77
6.40
1.19
△ 1.24
1.96
0.45
△ 1.80
1,429
1,501
5.07
0.97
1.00
0.03
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
合計
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 1. 預け金等にはコールローン、買入手形を含んでいます。
2. 借用金等にはコールマネー、売渡手形、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
233
3. 資金利益の分析
(単位:億円)
平成10年度
残高要因
国内業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
利率要因
平成11年度
合計
残高要因
利率要因
平成12 年度
合計
残高要因
利率要因
合計
462
36
53
14
△ 486
△ 15
△ 126
△0
△ 24
21
△ 73
13
27
△ 23
20
9
△ 337
△ 54
△ 169
△ 22
△ 309
△ 78
△ 149
△ 13
25
19
64
△3
△ 216
△9
△ 76
1
△ 190
10
△ 11
△2
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
103
124
2
△2
△ 165
△ 32
△7
△5
△ 61
91
△5
△7
75
154
△ 29
△2
△ 371
△ 201
△ 44
△3
△ 295
△ 47
△ 74
△5
4
28
△1
△2
△ 204
△ 58
10
3
△ 199
△ 30
8
1
国内資金運用収支
358
△ 320
37
△ 47
33
△ 14
21
△ 11
9
△ 796
△ 373
△ 103
△ 51
96
9
△ 32
△ 54
△ 700
△ 363
△ 136
△ 106
△ 1,668
△ 272
△ 45
△ 387
943
△ 68
78
142
△ 724
△ 340
33
△ 244
△ 41
4
△ 15
△6
△ 460
134
263
45
△ 502
138
247
38
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
△ 652
△ 435
12
△ 23
△ 144
△ 142
0
△ 10
△ 796
△ 577
13
△ 33
△ 1,524
△ 488
△ 26
2
1,018
△ 225
△5
△4
△ 505
△ 713
△ 31
△1
△ 106
△ 19
△ 11
3
△ 458
448
2
△ 42
△ 565
428
△8
△ 38
国際資金運用収支
△ 144
240
95
△ 143
△ 75
△ 218
65
△1
63
国際業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
(注) 1. 預け金等にはコールローン、買入手形を含んでいます。
2. 借用金等にはコールマネー、売渡手形、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
4. 利鞘
(単位:%)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
資金運用利回り
国内業務部門
国際業務部門
全店
1.88.
7.66.
3.79.
1.60
8.96
3.50
1.42
7.71
2.99
資金調達利回り
国内業務部門
国際業務部門
全店
1.09.
6.52.
2.94.
0.77
7.76
2.59
0.60
6.52
2.06
資金粗利鞘
国内業務部門
国際業務部門
全店
0.79.
1.13.
0.84.
0.82
1.20
0.91
0.82
1.18
0.92
5. 役務取引等利益の内訳
(単位:億円)
平成10年度
国内業務部門
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
国際業務部門
役務取引等収益
うち信託関連業務
預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
代理業務
保護預り・貸金庫業務
保証業務
234
平成12年度
258
206
3
7
12
17
3
1
292
219
6
11
17
18
3
3
327
252
3
7
22
14
3
1
役務取引等費用
うち為替業務
21
2
30
5
23
2
役務取引等利益
236
263
304
役務取引等収益
うち信託関連業務
預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
代理業務
保護預り・貸金庫業務
保証業務
50
─
27
8
0
─
─
13
32
─
24
0
0
─
─
7
40
─
26
3
0
─
─
9
役務取引等費用
うち為替業務
30
7
12
0
25
3
役務取引等利益
合計
平成11年度
20
17
15
256
281
320
6. 特定取引利益の内訳
(単位:億円)
平成10年度
国内業務部門
うち商品有価証券
特定取引有価証券
特定金融派生商品
その他の特定取引収益
国際業務部門
うち特定取引有価証券
特定金融派生商品
合計
平成11年度
平成12年度
44
1
△1
28
14
29
2
△0
24
3
26
0
△0
20
5
△ 23
△0
△ 22
△ 28
△0
△ 27
12
△4
17
21
1
39
7. その他業務利益の内訳
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
国内業務部門
うち国債等債券関係損益
114
105
43
23
△ 66
△ 81
国際業務部門
うち外国為替売買益
国債等債券関係損益
634
20
613
176
40
135
123
34
59
合計
749
219
57
8. 経費の内訳
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
人件費
うち給料・手当
686
525
645
511
628
503
物件費
うち減価償却費
土地建物機械賃借料
消耗品費
業務委託費
預金保険料
814
69
154
16
227
92
734
75
162
16
155
92
757
97
148
15
170
92
租税公課
合計
60
58
59
1,560
1,438
1,445
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
235
単体情報:信託業務の状況
1. 信託財産残高表
(単位:百万円)
資産
貸出金
証書貸付
手形貸付
割引手形
有価証券
国債
地方債
社債
株式
外国証券
その他の証券
証券投資信託有価証券
投資信託有価証券
証券投資信託外国投資
投資信託外国投資
信託受益権
受託有価証券
貸付有価証券
金銭債権
生命保険債権
その他の金銭債権
動産不動産
動産
不動産
土地の賃借権
その他債権
買入手形
コールローン
銀行勘定貸
現金預け金
現金
預け金
合計
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
(平成9年3月31日現在)
(平成10年3月31日現在)
(平成11年3月31日現在)
(平成12年3月31日現在)
(平成13年3月31日現在)
4,170,426
4,009,084
161,030
311
14,043,964
4,788,837
179,036
1,659,852
4,110,361
3,234,269
71,607
3,607,261
―
169,759
―
767,245
154,857
24,490
983,565
1
983,563
453,161
2,900
450,261
4,208
42,557
17,500
2,443,520
5,488,360
1,059,955
805
1,059,150
33,430,833
3,624,926
3,399,089
225,629
208
14,674,924
4,107,118
249,110
2,008,603
4,742,557
3,470,802
96,732
3,245,404
―
165,762
―
751,490
311,422
6,300
632,977
0
632,977
466,840
1,825
465,015
4,651
182,403
358,400
1,918,503
3,992,868
1,170,304
769
1,169,535
31,507,180
2,687,787
2,499,646
187,960
181
16,044,085
4,067,471
285,590
1,680,568
5,223,473
4,656,161
130,819
3,010,670
―
479,394
―
716,517
245,582
3,300
685,017
0
685,017
464,642
1,131
463,511
4,897
228,859
206,500
1,850,788
3,327,935
1,903,577
667
1,902,910
31,859,558
1,986,726
1,904,227
82,455
44
18,145,775
3,931,979
390,112
2,241,008
6,193,406
5,202,938
186,330
4,762,536
―
372,395
―
668,726
325,634
3,300
882,055
0
882,055
517,009
685
516,323
4,754
355,410
500
1,417,957
3,841,682
1,145,001
567
1,144,433
34,429,467
1,484,986
1,456,800
28,185
―
20,938,024
3,820,918
391,766
2,010,997
8,508,574
5,956,777
248,990
―
4,702,750
―
576,085
83,113
421,071
―
1,599,886
0
1,599,885
537,317
353
536,963
4,478
700,398
―
1,743,161
3,249,980
402,833
566
402,266
36,444,087
(単位:百万円)
負債
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
236
金銭信託
年金信託
財産形成給付信託
貸付信託
証券投資信託
投資信託
金銭信託以外の金銭の信託
有価証券の信託
金銭債権の信託
動産の信託
土地及びその定着物の信託
包括信託
合計
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
(平成9年3月31日現在)
(平成10年3月31日現在)
(平成11年3月31日現在)
(平成12年3月31日現在)
(平成13年3月31日現在)
10,638,943
4,786,495
16,109
8,307,624
5,919,076
―
2,946,283
216,261
70,377
4,855
74,541
450,263
33,430,833
10,994,984
5,104,569
15,935
6,200,788
5,175,175
―
2,798,642
532,572
136,412
3,277
76,946
467,872
31,507,180
12,006,919
5,542,033
13,936
4,447,630
6,228,281
―
2,365,800
499,483
185,550
2,182
79,547
488,192
31,859,558
13,769,463
5,881,047
13,986
3,753,033
7,066,740
―
2,448,205
707,672
187,601
1,346
93,170
507,198
34,429,467
14,811,448
6,327,314
13,628
2,825,860
―
6,913,600
2,378,419
777,636
524,689
743
158,710
1,712,034
36,444,087
(注) 1. 共同信託他社管理財産は次のとおりです。
平成8年度 16,476,129百万円 平成9年度 17,219,251百万円 平成10年度 17,295,635百万円 平成11年度 14,217,881百万円 平成12年度 12,834,248百万円
2. 元本補てん契約のある信託の貸出金 平成10年度(平成11年3月31日現在)2,193,891百万円のうち、破綻先債権額は14,885百万円、延滞債権額は51,672百万円、3カ月以上延滞
債権額は5,104百万円、貸出条件緩和債権額は14,619百万円です。また、これらの債権額の合計は86,282百万円です。
3. 元本補てん契約のある信託の貸出金平成11年度(平成12年3月31日現在)1,652,049百万円のうち、破綻先債権額は12,818百万円、延滞債権額は34,973百万円、3カ月以上延滞
債権額は2,829百万円、貸出条件緩和債権額は20,514百万円です。また、これらの債権の合計額は71,135百万円です。
4. 元本補てん契約のある信託の貸出金平成12年度(平成13年3月31日現在)1,253,623百万円のうち、破綻先債権額は10,964百万円、延滞債権額は22,383百万円、3カ月以上延滞
債権額は1,761百万円、貸出条件緩和債権額は39,962百万円です。また、これらの債権の合計額は75,072百万円です。
5. 平成12年度から
「証券投資信託有価証券」を「投資信託有価証券」に、
「証券投資信託外国投資」を「投資信託外国投資」に、
「証券投資信託」を「投資信託」に科目を変更しています。
2. 元本補てん契約のある信託の内訳 (信託財産の運用のため再信託された信託を含む)
(1)合同運用指定金銭信託
資産
(単位:百万円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
貸出金
571,229
500,457
439,385
373,847
312,452
有価証券
175,572
174,726
217,260
89,370
176,067
その他
403,622
476,185
538,947
727,182
544,849
合計
1,150,424
1,151,369
1,195,593
1,190,400
1,033,369
負債
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
元本
1,021,176
1,003,056
1,057,702
1,118,942
1,031,807
1,819
1,457
1,336
1,138
925
(単位:百万円)
債権償却準備金
その他
合計
127,428
146,856
136,554
70,319
636
1,150,424
1,151,369
1,195,593
1,190,400
1,033,369
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
(2)貸付信託
(単位:百万円)
資産
貸出金
3,217,861
2,615,839
1,754,506
1,278,201
941,170
有価証券
1,302,597
1,012,629
695,632
477,062
379,671
その他
4,380,846
3,078,233
2,414,718
2,404,050
2,274,242
合計
8,901,304
6,706,702
4,864,857
4,159,314
3,595,084
負債
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
元本
特別留保金
その他
8,549,020
47,289
304,994
6,359,521
36,369
310,811
4,703,064
25,906
135,886
4,051,209
21,470
86,634
3,543,969
17,839
33,275
合計
8,901,304
6,706,702
4,864,857
4,159,314
3,595,084
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
(単位:百万円)
3. 金銭信託等の受入状況
(1)主な信託財産の受託残高および総資金量
(単位:百万円)
平成8年度
金銭信託
10,638,943
10,994,984
12,006,919
13,769,463
14,811,448
年金信託
4,786,495
5,104,569
5,542,033
5,881,047
6,327,314
16,109
15,935
13,936
13,986
13,628
8,307,624
6,200,788
4,447,630
3,753,033
2,825,860
合計
23,749,172
22,316,278
22,010,520
23,417,531
23,978,252
預金
9,073,193
9,141,435
8,968,573
9,196,011
10,367,360
財産形成給付信託
貸付信託
譲渡性預金
総資金量
810,487
1,558,284
1,378,779
604,002
910,109
33,632,853
33,015,998
32,357,874
33,217,544
35,255,722
(2)財産形成信託の受託残高および加入者数
平成8年度
財産形成信託
受託金額
加入者数
〈一般〉
財産形成信託
受託金額
加入者数
〈年金〉
財産形成信託
受託金額
加入者数
〈住宅〉
(単位:百万円、千人)
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
305,182
170
306,269
164
300,670
158
330,178
137
323,993
154
139,797
77
137,815
75
134,793
72
128,640
68
123,391
64
356,193
141
351,910
132
343,659
124
293,092
104
275,296
95
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
237
(3)信託期間別元本残高
(単位:百万円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
1 年未満
金銭信託
貸付信託
1,586,506
―
1,686,480
―
3,585,169
―
4,205,554
―
1,550,080
―
1 年以上 2 年未満
金銭信託
貸付信託
1,048,277
―
1,514,962
―
1,082,322
―
1,134,580
―
242,370
―
2 年以上 5 年未満
金銭信託
貸付信託
239,961
1,995,130
330,603
1,196,477
296,772
740,812
832,002
607,631
889,396
459,275
5 年以上
金銭信託
貸付信託
6,215,255
5,959,241
6,132,035
4,656,670
5,942,807
3,543,702
6,390,761
3,038,210
11,447,840
2,320,211
その他のもの
金銭信託
貸付信託
994,952
―
834,193
―
666,785
―
640,503
―
539,301
―
金銭信託合計
10,084,954
10,498,276
11,573,855
13,203,402
14,668,989
貸付信託合計
7,954,371
5,853,147
4,284,514
3,645,842
2,779,487
平成10年度
平成11年度
平成12年度
(注)その他のものは、金銭信託(1カ月据置型)、金銭信託(新1年据置型)および個人年金信託(相互扶助型)です。
(4) 1 店舗および従業員 1 人当たり資金量の状況
平成8年度
1 店舗当たりの資金量
従業員 1 人当たりの資金量
(単位:百万円)
平成9年度
431,803
421,061
415,292
459,167
479,565
4,049
4,012
3,953
4,212
4,384
(注) 1. 資金量は、金銭信託、年金信託、財産形成給付信託ならびに貸付信託の信託財産の合計額です。
2. 信託業務は国内で取り扱っていますので、店舗数は出張所を除く国内店舗数で計算しました。
3. 従業員数は、国内店の期中平均人員で計算しました。国内店の従業員数には本部人員を含んでいます。
4. 金銭信託等運用状況
(単位:百万円)
金銭信託
貸出金
有価証券
計
年金信託
貸出金
有価証券
計
財産形成給付信託
貸出金
有価証券
計
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
238
貸付信託
貸出金
有価証券
計
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
831,405
6,712,989
861,817
7,130,571
762,821
8,404,481
594,110
9,645,433
446,960
11,286,349
7,544,395
7,992,388
9,167,302
10,239,543
11,733,310
120,719
4,258,905
143,650
4,792,145
167,159
5,302,344
111,115
5,757,431
93,555
5,940,971
4,379,625
4,935,795
5,469,504
5,868,546
6,034,527
440
498
3,620
4,501
3,300
4,501
3,300
4,501
3,300
4,002
938
8,121
7,801
7,801
7,302
3,217,861
1,302,597
2,615,839
1,012,629
1,754,506
695,632
1,278,201
477,062
941,170
379,671
4,520,458
3,628,469
2,450,139
1,755,263
1,320,842
4,170,426
3,624,926
2,687,787
1,986,726
1,484,986
有価証券合計
12,274,991
12,939,847
14,406,960
15,884,427
17,610,995
貸出金および有価証券合計
16,445,417
16,564,774
17,094,747
17,871,153
19,095,982
貸出金合計
5. 貸出金の状況
(1)貸出金科目別残高
(単位:百万円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
証書貸付
4,009,084
3,399,089
2,499,646
1,904,227
1,456,800
手形貸付
161,030
225,629
187,960
82,455
28,185
割引手形
合計
311
208
181
44
─
4,170,426
3,624,926
2,687,787
1,986,726
1,484,986
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
(2)貸出金の契約期間別残高
(単位:百万円)
1 年以下
170,703
244,047
217,867
121,529
80,184
1 年超 3 年以下
295,046
209,672
106,816
53,085
31,699
3 年超 5 年以下
449,696
355,213
184,563
92,239
36,323
5 年超 7 年以下
1,160,014
948,250
597,053
405,695
274,561
7 年超
2,094,966
1,867,743
1,581,486
1,314,177
1,062,217
合計
4,170,426
3,624,926
2,687,787
1,986,726
1,484,986
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
401,442
(9.62%.)
316
(0.01%.)
70
(0.00%.)
6,946
(0.17%.)
4,867
(0.12%.)
162,996
(3.91%.)
335,440
(8.04.%.)
384,958
(9.23.%.)
212,261
(5.09%.)
563,255
(13.50.%.)
724,492
(17.37%.)
479,126
(11.49.%.)
50,292
(1.21%.)
843,957
(20.24%.)
4,170,426
(100.00%.)
366,327
(10.11%.)
148
(0.00%.)
64
(0.00%.)
4,671
(0.13%.)
4,152
(0.11%.)
133,738
(3.69%.)
306,386
(8.45.%.)
393,380
(10.85%.)
208,810
(5.76%.)
430,490
(11.88%.)
632,292
(17.44.%.)
319,635
(8.82%.)
48,961
(1.35%.)
775,865
(21.41%.)
3,624,926
(100.00.%.)
290,273
(10.80.%.)
99
(0.00%.)
57
(0.00%.)
4,102
(0.15.%.)
2,626
(0.10.%.)
72,066
(2.68.%.)
285,581
(10.63.%.)
329,293
(12.25%.)
152,785
(5.68.%.)
200,748
(7.47%.)
395,974
(14.73%.)
231,386
(8.61%.)
46,684
(1.74%.)
676,108
(25.16%.)
2,687,787
(100.00%.)
175,507
(8.83%.)
55
(0.00%.)
51
(0.00%.)
3,172
(0.16%.)
1,591
(0.08%.)
46,088
(2.32%.)
250,348
(12.60%.)
254,972
(12.83.%.)
68,741
(3.46.%.)
130,171
(6.55%.)
253,747
(12.77.%.)
163,718
(8.24%.)
45,112
(2.27%.)
593,446
(29.87%.)
1,986,726
(100.00.%.)
112,939
(7.61.%.)
10
(0.00.%.)
44
(0.00.%.)
2,152
(0.14.%.)
1,180
(0.08%.)
27,097
(1.82.%.)
202,353
(13.63%.)
188,307
(12.68.%.)
37,452
(2.52%.)
86,212
(5.81.%.)
170,553
(11.49%.)
94,695
(6.38.%.)
43,287
(2.91%.)
518,697
(34.93%.)
1,484,986
(100.00%.)
(3)貸出金の業種別内訳
製造業
農業
林業
漁業
鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
運輸・通信業
卸売・小売業、飲食店
金融・保険業
不動産業
サービス業
地方公共団体
その他
合計
(単位:百万円)
(注)( )内は構成比です。
(4)貸出金の使途別内訳
(単位:百万円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
設備資金
2,151,719
(51.59.%.)
1,915,678
(52.85.%.)
1,608,284
(59.84%.)
1,342,915
(67.59%.)
1,083,194
(72.94%.)
運転資金
2,018,707
(48.41%.)
1,709,248
(47.15.%.)
1,079,503
(40.16.%.)
643,811
(32.41%.)
401,792
(27.06.%.)
合計
4,170,426
(100.00.%.)
3,624,926
(100.00.%.)
2,687,787
(100.00%.)
1,986,726
(100.00%.)
1,484,986
(100.00.%.)
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
(注)( )内は構成比です。
239
(5)貸出金の担保別内訳
(単位:百万円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
有価証券
債権
土地建物
工場
財団
船舶
その他
83,144
599,445
1,117,976
2,211
288,372
8,818
11,547
63,590
422,621
942,003
1,766
240,542
7,629
8,746
41,105
244,762
660,408
1,112
182,987
5,512
5,996
25,638
149,417
456,166
782
132,309
4,555
4,076
15,570
91,769
344,362
513
84,011
3,705
2,430
計
2,111,517
1,686,901
1,141,883
772,946
542,363
保証
信用
809,159
1,249,749
709,926
1,228,099
594,213
951,690
485,168
728,612
415,616
527,006
4,170,426
(44,000)
3,624,926
(44,000)
2,687,787
(44,000)
1,986,726
(46,500)
1,484,986
(42,500)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
102,810
4,170,426
92,651
3,624,926
78,196
2,687,787
66,946
1,986,726
58,308
1,484,986
583,572
570,081
542,790
530,210
477,494
467,487
418,280
410,979
366,913
361,124
101,541
2,068,189
91,526
1,776,162
77,291
1,265,589
66,386
1,020,082
57,887
801,811
98.76%.
49.59%.
98.78.%.
48.99%.
98.84%.
47.08%.
99.16%.
51.34%.
99.27%.
53.99%.
合計
(うち劣後特約付貸出金)
(6)中小企業等に対する貸出金
総貸出金残高 (A)
貸出先数
貸出金残高
消費者ローン残高
うち住宅ローン残高
中小企業等貸出金残高 (B)
貸出先数
貸出金残高
比率 (B)/(A)
貸出先数
貸出金残高
(単位:件、百万円)
(注) 中小企業等とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、サービス業は5,000万円)以下の会社または常用する従業員が300人(ただし、卸売業は100人、小売業は50人、サービス業
は100人)以下の会社および個人です。
なお、平成11年12月3日に「中小企業基本法等の一部を改正する法律(平成11年法律第146号)」が公布・施行され、
「中小企業」の範囲が拡大されたことに伴い、平成11年度の金額等は改
正後の中小企業の範囲により記載しています。この変更により平成11年度の「中小企業等貸出金残高」および「中小企業等貸出先件数」は、改正前の中小企業の範囲によった場合に比べ、それ
ぞれ40,860百万円、118件増加しています。
(7) 1 店舗および従業員 1 人当たり貸出金の状況
平成8年度
1 店舗当たりの貸出金残高
従業員 1 人当たりの貸出金残高
(単位:百万円)
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
75,825
68,394
50,712
38,955
29,699
711
651
482
357
271
(注) 1. 貸出金は、金銭信託、年金信託、財産形成給付信託ならびに貸付信託の貸出金の合計額です。
2. 信託業務は国内で取り扱っていますので、店舗数は出張所を除く国内店舗数で計算しました。
3. 従業員数は、国内店の期中平均人員で計算しました。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでいます。
(8)元本補てん契約のある信託の貸出金におけるリスク管理債権の状況
※リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
三
菱
信
託
銀
行
① リスク管理債権
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
合計
240
(単位:億円)
平成8年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
貸出金残高
貸出金に占める比率
平成9年度
180
819
62
170
平成10年度
148
516
51
146
平成11年度
128
349
28
205
平成12年度
109
223
17
399
1,232
862
711
750
31,162
21,938
16,520
12,536
3.96%.
3.93%.
4.30.%.
5.98%.
(注) 1.「破綻先債権」
「延滞債権」の範囲は次のとおりです。
(1)
「破綻先債権」の具体的範囲
①会社更生法の規定による更生手続の開始の申立てがあった債務者
②破産法の規定による破産の申立てがあった債務者
③和議法の規定による和議の開始の申立てがあった債務者
④商法の規定による整理開始の申立てまたは特別清算の開始の申立てがあった債務者
⑤手形交換所において取引の停止処分を受けた債務者
⑥海外の法律により、上記に準ずる法律上の整理手続の開始の申立てがあった債務者
(2)
「延滞債権」の具体的範囲
延滞債権とは、元本または利息の支払いが約定支払い日の翌日から6カ月以上遅延している貸出金であって、破綻先債権および債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利
息の支払いを猶予した以外の貸出金です。
2. 平成9年度より新たに「3カ月以上延滞債権額」を開示しています。
「3カ月以上延滞債権」
とは、元金または利息の支払いが約定支払日の翌日を起算日として3カ月以上遅延している貸出金
で、破綻先債権および延滞債権に該当しないものです。
3. 平成9年度より新たに「貸出条件緩和債権額」を開示しています。
「貸出条件緩和債権」
とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済
猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権および3カ月以上延滞債権に該当しないものです。
② 地域別リスク管理債権
信託勘定におけるリスク管理債権の債務者はすべて「国内」です。
③ 業種別リスク管理債権
(単位:億円)
平成11年度
破綻先債権
国内
製造業
建設業
卸売・小売業、飲食店
金融・保険業
不動産業
サービス業
その他
消費者
延滞債権
3カ月以上
延滞債権
平成12年度
貸出条件
緩和債権
合計
破綻先債権
延滞債権
3カ月以上
延滞債権
貸出条件
緩和債権
合計
128
13
15
4
2
75
14
0
0
349
6
1
77
3
178
28
10
42
28
17
0
0
0
1
1
0
8
205
3
19
58
0
16
93
10
2
711
42
36
140
7
271
138
22
53
109
7
12
38
0
22
4
21
0
223
20
0
32
2
93
25
17
32
17
―
―
1
―
―
0
0
14
399
44
27
21
―
101
29
126
47
750
73
41
94
3
218
59
166
94
海外
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
合計
128
349
28
205
711
109
223
17
399
750
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
(9)元本補てん契約のある信託の貸出金における金融再生法基準による債権額ならびにカバー率
① 債権額
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
589
419
307
危険債権
401
307
210
要管理債権
144
125
233
1,133
851
751
正常債権
20,806
15,670
11,786
合計
21,939
16,520
12,536
5.16%.
5.15%.
5.99%.
計
開示債権比率
(注) 平成10年度より、貸付有価証券、貸出金等の各勘定について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分し、開示しています。
1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
とは、破産、会社更生、和議等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権およびこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」
とは、債務者が経営破綻の状態には至ってないが、財政状態および経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収および利息の受取りができない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」
とは、3カ月以上の延滞債権および貸出条件緩和債権です。
4.「正常債権」
とは、債務者の財政状態および経営成績に特に問題がないものとして、上記1. から3. までに掲げる債権以外のものに区分される債権です。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
241
② カバー率(平成 12 年度)
(単位:億円)
開示残高(a)
うち担保等により
回収が見込まれる
金額(b)
カバー率
(b/a)
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
307
(419)
306
(419/
99.7%
(99.9%)
危険債権
210
(307)
179
(231)
85.0%
(75.2%)
要管理債権
233
(125)
177
(109)
75.7%
(87.5%)
計
751
(851)
662
(759)
88.1%
(89.2%)
正常債権
11,786
(15,670)
/
/
/
/
/
/
合計
12,536
(16,520)
/
/
/
/
/
/
5.99%.
(5.15%.)
/
/
/
/
/
/
開示債権比率
(注) 1.( )内は平成11年度の数字です。
2. 信託勘定においては個別貸倒引当金の計上はありませんが、銀行勘定と同一の基準により
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」および「危険債権」について直接償却を実施しています。
3. 信託勘定においては、特別留保金・債権償却準備金を平成13年3月末に187億円計上しています。
6. 有価証券残高
(単位:億円)
平成8年度
国債
平成9年度
平成10年度
37,735
(29.16.%.)
37,642
(26.13.%.)
36,132
(22.75%.)
35,672
(19.83%.)
1,104
(0.90.%.)
1,518
(1.17%.)
1,949
(1.35.%.)
2,879
(1.81%.)
3,049
(1.70.%.)
社債
13,005
(10.59.%.)
15,672
(12.11.%.)
12,288
(8.53.%.)
18,432
(11.61.%.)
16,330
(9.08.%.)
株式
35,521
(28.94%.)
42,830
(33.10%.)
48,459
(33.64.%.)
56,566
(35.61%.)
65,896
(36.64%.)
その他の証券
29,115
(23.71%.)
31,641
(24.45.%.)
43,729
(30.35.%.)
44,832
(28.22%.)
58,910
(32.75.%.)
122,749
(100.00%.)
129,398
(100.00.%.)
144,069
(100.00%.)
158,844
(100.00%.)
179,859
(100.00%.)
合計
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 有価証券残高は、金銭信託、年金信託、財産形成給付信託ならびに貸付信託の有価証券残高の合計額です。
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
242
平成12年度
44,002
(35.85%.)
地方債
三
菱
信
託
銀
行
平成11年度
単体情報:銀行業務の状況
1. 貸出金の状況
(1) 貸出金科目別期末残高
(単位:億円)
平成8年度
国内業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
679
25,796
28,961
13,432
627
23,687
33,781
14,031
516
18,396
39,989
10,999
448
18,988
42,000
11,214
405
18,059
46,818
11,492
68,870
(74.04%.)
72,128
(76.52%.)
69,902
(81.78%.)
72,652
(84.62%.)
76,775
(85.66%.)
97
3,437
20,598
8
5
3,115
19,002
6
―
2,024
13,546
0
―
1,415
11,787
0
―
1,102
11,746
0
計
24,142
(25.96%.)
22,130
(23.48%.)
15,571
(18.22%.)
13,203
(15.38%.)
12,849
(14.34%.)
合計
93,012
(100.00%.)
94,258
(100.00%.)
85,473
(100.00%.)
85,855
(100.00%.)
89,624
(100.00%.)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
計
国際業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
(注)( )内は構成比です。
(2) 貸出金科目別平均残高
(単位:億円)
平成8年度
国内業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
平成9年度
627
29,168
25,049
12,429
589
25,166
31,149
13,719
527
23,328
35,914
12,955
441
19,690
40,693
10,514
374
17,856
43,711
10,701
67,274
(72.59%.)
70,624
(74.51%.)
72,727
(79.87%.)
71,339
(83.74%.)
72,643
(83.92%.)
108
4,008
21,274
11
46
3,367
20,742
8
0
2,398
15,926
3
―
1,619
12,226
4
―
1,236
12,681
2
計
25,402
(27.41%.)
24,165
(25.49%.)
18,329
(20.13%.)
13,850
(16.26%.)
13,920
(16.08%.)
合計
92,677
(100.00%.)
94,789
(100.00%.)
91,056
(100.00%.)
85,190
(100.00%.)
86,564
(100.00%.)
計
国際業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しています。
(3)貸出金の残存期間別残高
期間
貸出金
(単位:億円)
平成8年度
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
合計
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
43,508
12,344
11,458
3,826
8,357
13,516
39,387
15,249
12,180
4,229
9,173
14,037
31,480
15,915
14,095
4,243
8,738
10,999
30,742
16,885
13,446
4,167
9,399
11,214
34,614
16,237
13,499
4,566
9,214
11,492
93,012
94,258
85,473
85,855
89,624
変動金利貸出
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
4,537
3,093
949
5,317
12,564
5,139
3,847
1,136
5,708
13,227
6,012
6,483
1,597
6,033
10,427
8,365
7,533
2,659
6,330
10,936
7,757
7,434
2,956
6,768
11,394
固定金利貸出
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
7,807
8,365
2,877
3,040
952
10,109
8,333
3,093
3,465
810
9,902
7,612
2,646
2,704
572
8,519
5,912
1,507
3,068
277
8,479
6,065
1,610
2,446
97
(注) 残存期間1年以下の貸出金については、変動金利・固定金利の区別をしていません。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
243
(4) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成8年度
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
平成12年度
10,352
(14.12%.)
11,401
(14.99%.)
10,760
(13.48%.)
農業
18
(0.03%.)
21
(0.03%.)
18
(0.03.%.)
18
(0.02.%.)
17
(0.02%.)
林業
10
(0.01%.)
9
(0.01.%.)
9
(0.01%.)
9
(0.01.%.)
1
(0.00%.)
漁業
136
(0.18.%.)
141
(0.18%.)
128
(0.18.%.)
43
(0.06.%.)
93
(0.12%.)
鉱業
155
(0.21.%.)
160
(0.21.%.)
104
(0.14.%.)
101
(0.13%.)
86
(0.11%.)
建設業
1,976
(2.66.%.)
2,467
(3.22%.)
3,064
(4.18.%.)
3,465
(4.56.%.)
3,177
(3.98%.)
電気・ガス・熱供給・水道業
561
(0.76%.)
756
(0.99%.)
751
(1.03.%.)
985
(1.30.%.)
1,264
(1.58.%.)
運輸・通信業
4,393
(5.92%.)
4,785
(6.25.%.)
4,992
(6.81%.)
5,055
(6.65.%.)
5,493
(6.88%.)
卸売・小売業、飲食店
6,765
(9.11%.)
8,157
(10.66%.)
8,529
(11.63%.)
9,285
(12.21%.)
8,523
(10.68%.)
金融・保険業
17,117
(23.05.%.)
16,311
(21.31%.)
14,592
(19.90.%.)
15,655
(20.59.%.)
17,357
(21.75%.)
不動産業
12,659
(17.05%.)
13,020
(17.01%.)
13,597
(18.54.%.)
13,634
(17.93.%.)
13,053
(16.35%.)
サービス業
16,893
(22.75.%.)
16,292
(21.28.%.)
12,401
(16.91.%.)
10,639
(13.99%.)
9,422
(11.81%.)
地方公共団体
15
(0.02.%.)
1
(0.00.%.)
1
(0.00.%.)
1
(0.00%.)
4,006
(5.02.%.)
その他
4,999
(6.73%.)
4,911
(6.42.%.)
4,782
(6.52.%.)
5,748
(7.56%.)
6,556
(8.22%.)
74,259
(100.00%.)
76,549
(100.00.%.)
73,326
(100.00.%.)
76,044
(100.00%.)
79,815
(100.00%.)
146
(0.78.%.)
155
(0.88%.)
114
(0.94.%.)
138
(1.41.%.)
72
(0.74%.)
金融機関
3,367
(17.96.%.)
3,104
(17.53.%.)
1,967
(16.19.%.)
1,685
(17.18%.)
1,852
(18.89%.)
商工業
8,751
(46.67%.)
8,553
(48.29.%.)
6,183
(50.91%.)
5,000
(50.97%.)
5,235
(53.37%.)
その他
6,487
(34.59.%.)
5,896
(33.30.%.)
3,881
(31.96%.)
2,986
(30.44%.)
2,649
(27.00.%.)
18,752
(100.00%.)
17,709
(100.00.%.)
12,146
(100.00.%.)
9,810
(100.00%.)
9,809
(100.00%.)
計
244
平成11年度
9,511
(12.43.%.)
海外及び特別国際金融取引勘定分
政府等
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成10年度
8,556
(11.52%.)
計
三
菱
信
託
銀
行
平成9年度
合計
(注)( )内は構成比です。
93,012
94,258
85,473
85,855
89,624
(5) 貸出金の使途別内訳
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
設備資金
15,910
(17.11%.)
18,429
(19.55%.)
18,830
(22.03%.)
19,489
(22.70%.)
19,652
(21.93%.)
運転資金
77,101
(82.89%.)
75,829
(80.45%.)
66,643
(77.97%.)
66,366
(77.30%.)
69,972
(78.07%.)
93,012
(100.00%.)
94,258
(100.00%.)
85,473
(100.00%.)
85,855
(100.00%.)
89,624
(100.00%.)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
合計
(注)( )内は構成比です。
(6) 貸出金の担保別内訳
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
有価証券
債権
土地建物
工場
財団
船舶
その他
2,260
17,362
10,120
178
1,324
773
4,199
2,338
16,400
11,099
140
1,858
743
4,508
1,929
13,601
13,101
122
2,760
592
3,590
2,285
13,225
14,898
101
3,413
508
3,453
2,190
10,725
13,872
62
3,694
599
4,085
計
36,219
37,090
35,697
37,886
35,230
保証
信用
13,731
43,061
14,670
42,498
14,854
34,920
15,257
32,712
17,535
36,858
93,012
(60)
94,258
(60)
85,473
(150)
85,855
(90)
89,624
(120)
合計
(うち劣後特約付貸出金)
(7) 中小企業等に対する貸出金(国内店)
(単位:件、億円)
平成8年度
総貸出金残高 (A)
貸出先数
貸出金残高
消費者ローン残高
うち住宅ローン残高
中小企業等貸出金残高 (B)
貸出先数
貸出金残高
比率 (B)/(A)
貸出先数
貸出金残高
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
109,514
74,259
97,158
76,549
90,478
73,326
85,709
76,044
80,237
79,815
758
543
895
695
1,276
1,074
1,567
1,360
1,811
1,606
106,963
29,869
94,563
29,866
87,973
28,199
83,772
33,159
78,427
35,276
97.67%.
40.22%.
97.32%.
39.01%.
97.23%.
38.45%.
97.74%.
43.61%.
97.74%.
44.20%.
(注) 1. 貸出金残高には、海外店分および特別国際金融取引勘定分は含まれていません。
2. 中小企業等とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、サービス業は5,000万円)以下の会社または常用する従業員が300人(ただし、卸売業は100人、小売業は50人、サービス
業は100人)以下の会社および個人です。
なお、平成11年12月3日に「中小企業基本法等の一部を改正する法律(平成11年法律第146号)」が公布・施行され、
「中小企業」の範囲が拡大されたことに伴い、平成11年度の金額等は
改正後の中小企業の範囲により記載しています。この変更により平成11年度の「中小企業等貸出金残高」および「中小企業等貸出先件数」は、改正前の中小企業の範囲によった場合に比べ、
それぞれ280,410百万円、442件増加しています。
(8) 特定海外債権残高
(単位:億円、カ国)
平成8年度
アルジェリア
インドネシア
その他
合計
(総資産に対する割合)
対象国数
平成9年度
8
ー
1
10
(0.00%.)
6
平成10年度
8
ー
1
9
(0.00%.)
5
平成11年度
8
160
1
170
(0.10%.)
6
平成12年度
0
254
0
255
(0.15%.)
6
0
214
0
214
(0.11%.)
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
3
245
(9) リスク管理債権の状況
※リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
平成11年度
平成12年度
1,245
8,687
87
2,124
454
6,632
16
1,811
459
5,065
21
2,929
合計
12,144
8,914
8,476
貸出金残高
85,473
85,855
89,624
貸出金に占める比率
14.21%.
10.38%.
9.45%.
(注)リスク管理債権のうち、部分直接償却額は平成10年度2,956億円、平成11年度2,645億円、平成12年度2,484億円です。
② リスク管理債権に対する引当率
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
平成11年度
4,526
12,144
37.27%.
平成12年度
3,605
8,914
40.44%.
3,375
8,476
39.82%.
(注) 1. 貸倒引当金には、
リスク管理債権以外の債権に対応する引当金が含まれているほか、担保・保証等による保全については考慮されていません。
2. 未収利息の会計処理については、資産の自己査定により、破綻懸念先、実質破綻先および破綻先に分類した債務者に対する債権に係る未収利息を収益不計上としています。
3. 償却の会計処理については、資産の自己査定によりⅣ分類(無価値または回収不能)
と認定した債権を直接償却しています。
③ 地域別リスク管理債権
(単位:億円)
平成11年度
破綻先債権
延滞債権
3カ月以上
延滞債権
破綻先債権
延滞債権
3カ月以上
延滞債権
貸出条件
緩和債権
合計
6,196
11
1,726
8,383
452
4,662
7
2,810
7,932
海外
5
436
4
84
531
6
403
13
118
543
―
370
4
17
392
―
284
5
77
367
―
―
―
―
―
204
99
32
12
20
―
―
―
4
―
0
2
8
―
5
205
101
41
17
26
―
―
―
―
―
124
125
17
14
2
2
―
―
2
―
48
12
9
2
3
174
137
26
20
6
5
―
0
54
10
―
―
―
―
19
47
―
79
58
0
6
―
―
112
6
―
―
8
0
41
―
―
161
14
0
454
6,632
16
1,811
8,914
459
5,065
21
2,929
8,476
米国
欧州
その他
合計
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
246
合計
449
インドネシア
タイ
香港
中国
その他
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
貸出条件
緩和債権
国内
アジア
三
菱
信
託
銀
行
平成12年度
④ 業種別リスク管理債権
(単位:億円)
平成11年度
破綻先債権
国内
製造業
建設業
卸売・小売業、飲食店
金融・保険業
不動産業
サービス業
その他
消費者
海外
金融機関
商工業
その他
合計
延滞債権
3カ月以上
延滞債権
平成12年度
貸出条件
緩和債権
合計
破綻先債権
延滞債権
3カ月以上
延滞債権
貸出条件
緩和債権
合計
449
17
4
4
207
181
30
4
―
6,196
142
1,193
346
300
3,165
971
66
10
11
10
―
―
―
―
0
―
0
1,726
144
80
108
―
1,028
328
36
―
8,383
315
1,278
459
507
4,374
1,330
107
10
452
13
3
33
232
89
21
58
―
4,662
78
361
119
146
3,336
569
37
12
7
―
―
3
―
―
3
―
0
2,810
508
690
232
118
866
370
11
11
7,932
600
1,055
388
498
4,293
964
107
24
5
0
5
―
436
15
364
56
4
―
4
―
84
44
36
3
531
59
411
60
6
―
6
―
403
5
341
56
13
―
11
2
118
―
103
15
543
5
462
74
454
6,632
16
1,811
8,914
459
5,065
21
2,929
8,476
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
2. 貸倒引当金の期末残高及び期中増減額
(単位:億円)
平成10年度
期末残高
平成11年度
期首残高
平成12年度
期中増加額
期中減少額
期末残高
期首残高
期中増加額
期中減少額
期末残高
一般貸倒引当金
1,145
(20)
1,124
805
1,124
805
(△ 11)
816
1,259
816
1,259
個別貸倒引当金
3,327
(30)
3,297
2,754
3,297
2,754
(△ 38)
2,792
2,074
2,792
2,074
52
(―.)
52
46
52
46
(―.)
46
40
46
40
4,526
(51)
4,474
3,605
4,474
3,605
(△ 49)
3,655
3,375
3,655
3,375
特定海外債権引当勘定
合計
(注) 期首残高欄の( )内の計数は、為替換算差額です。
3. 金融再生法に基づく資産査定額
(単位:億円)
平成8年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
2,050
8,205
2,230
955
6,279
1,828
798
4,801
2,951
計
12,485
9,061
8,550
正常債権
79,179
81,672
87,810
合計
91,663
90,733
96,360
開示債権比率
13.62%.
9.99%.
8.87%.
(注) 平成10年度より、
「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」
(平成10年法律第132号)第6条に基づき、貸借対照表の貸付有価証券、貸出金および外国為替、その他資産中の未収利
息および仮払金ならびに支払承諾見返の各勘定について債務者の財政状態および経営成績等を基礎として次のとおり区分し、開示しています。
1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
とは、破産、会社更生、和議等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権およびこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」
とは、債務者が経営破綻の状態には至ってないが、財政状態および経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収および利息の受取りができない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」
とは、3カ月以上延滞債権および貸出条件緩和債権です。
4.「正常債権」
とは、債務者の財政状態および経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権です。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
247
4. 有価証券の状況
(1) 有価証券期末残高
(単位:億円)
平成8年度
国内業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他
うち外国債券
外国株式
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
7,658
2,044
5,035
15,325
852
―
―
9,681
2,294
4,938
16,304
801
―
―
8,958
1,311
4,860
16,528
611
―
―
11,289
1,591
5,090
17,505
833
―
―
15,449
1,989
5,149
17,498
2,650
―
―
30,917
(63.81%.)
34,021
(65.95%.)
32,271
(70.16%.)
36,310
(77.54%.)
42,737
(70.83%.)
―
―
―
―
17,538
16,658
759
―
―
―
―
17,567
16,109
832
―
―
―
―
13,727
12,588
660
―
―
―
―
10,517
9,861
515
―
―
―
―
17,597
16,797
610
計
17,538
(36.19%.)
17,567
(34.05%.)
13,727
(29.84%.)
10,517
(22.46%.)
17,597
(29.17%.)
合計
48,456
(100.00%.)
51,588
(100.00%.)
45,998
(100.00%.)
46,828
(100.00.%.)
60,335
(100.00%.)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
計
国際業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他
うち外国債券
外国株式
(注)1.( )内は構成比です。
2. 国内業務部門の株式には自己株式を含んでいます。
(2) 有価証券平均残高
(単位:億円)
平成8年度
国内業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他
うち外国債券
外国株式
8,189
1,880
4,835
15,548
661
―
―
8,383
2,169
4,986
15,972
806
―
―
9,863
1,864
5,197
16,479
749
―
―
11,336
1,510
5,027
16,560
599
―
―
13,210
1,716
5,074
17,220
1,992
―
―
31,115
(66.69%.)
32,317
(64.36%.)
34,153
(69.44%.)
35,035
(72.60.%.)
39,213
(75.31%.)
―
―
―
―
15,541
14,701
754
―
―
―
―
17,898
16,959
793
―
―
―
―
15,030
14,006
787
―
―
―
―
13,220
12,468
576
―
―
―
―
12,852
12,216
492
計
15,541
(33.31%.)
17,898
(35.64%.)
15,030
(30.56%.)
13,220
(27.40%.)
12,852
(24.69%.)
合計
46,657
(100.00%.)
50,216
(100.00%.)
49,183
(100.00%.)
48,256
(100.00%.)
52,066
(100.00%.)
計
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成9年度
国際業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他
うち外国債券
外国株式
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 貸付有価証券は、有価証券の種類ごとに区分して記載しています。
3. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しています。
248
(3) 有価証券の残存期間別残高
(単位:億円)
平成8年度
国債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
地方債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
社債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
株式
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
その他の証券
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
貸付有価証券
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
1,333
4,004
1,189
613
517
ー
ー
1,689
2,772
1,028
1,423
2,767
ー
ー
1,958
1,174
1,006
2,681
2,136
ー
ー
3,761
1,788
1,948
1,869
1,837
83
ー
1,206
2,883
4,945
1,379
5,028
5
ー
7,658
9,681
8,958
11,289
15,449
28
76
118
448
1,372
ー
ー
32
68
187
851
1,154
ー
ー
31
102
293
430
400
53
ー
38
182
546
242
560
20.
ー
62
332
468
217
908
ー
ー
2,044
2,294
1,311
1,591
1,989
489
1,250
2,368
490
436
ー
ー
477
1,415
2,280
425
339
ー
ー
687
1,813
1,650
387
321
ー
ー
696
2,068
1,671
349
304
ー
ー
1,204
1,910
1,342
260
415
14
2
5,035
4,938
4,860
5,090
5,149
ー
ー
ー
ー
ー
ー
15,325
ー
ー
ー
ー
ー
ー
16,304
ー
ー
ー
ー
ー
ー
16,528
ー
ー
ー
ー
ー
ー
17,505
ー
ー
ー
ー
ー
ー
17,498
15,325
16,304
16,528
17,505
17,498
7,951
3,593
2,207
823
2,143
812
807
7,722
2,248
1,775
1,181
3,547
801
887
4,805
2,111
1,612
891
3,608
316
980
1,268
2,496
2,559
1,689
2,312
120
894
2,104
2,907
5,384
2,544
5,704
375
1,227
18,339
18,364
14,325
11,340
20,248
0
52
ー
ー
ー
ー
ー
ー
5
ー
ー
ー
ー
ー
13
ー
0
ー
ー
ー
ー
ー
10
0
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
52
5
14
10
ー
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 自己株式は、
「株式」に含めて記載しています。
249
5. 支払承諾期末残高
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
手形引受
信用状発行
債務保証
─
176
6,036
─
135
6,022
─
25
5,299
─
3
4,315
─
1
6,346
合計
6,212
6,158
5,325
4,318
6,348
6. 支払承諾見返の担保別内訳
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
有価証券
債権
動産不動産
85
75
1,455
130
63
1,166
97
25
821
47
20
372
19
16
394
計
1,615
1,360
944
439
430
保証
信用
2,561
2,034
2,570
2,227
2,744
1,635
2,538
1,340
3,009
2,908
合計
6,212
6,158
5,325
4,318
6,348
7. 預金の状況
(1)預金科目別期末残高
(単位:億円)
平成8年度
国内業務部門
流動性預金
うち有利息預金
定期性預金
うち固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
小計
譲渡性預金
計
国際業務部門
流動性預金
うち有利息預金
定期性預金
うち固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
小計
譲渡性預金
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
250
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
6,436
4,596
28,484
28,483
―
548
6,202
5,152
42,333
42,332
5,270
492
6,947
5,978
56,343
42,485
13,856
471
9,221
7,777
60,297
41,866
18,430
576
8,104
7,012
70,791
43,450
27,339
354
35,470
49,028
63,761
70,095
79,250
7,336
14,727
12,709
5,407
42,807
(43.31%.)
63,756
(59.59.%.)
76,471
(73.90%.)
75,502
(77.04%.)
87,898
(77.94%.)
61
40
41,436
―
―
13,763
16
5
27,290
―
―
15,077
15
2
14,012
―
―
11,895
178
393
12,003
―
―
9,682
7
1
13,828
―
―
10,588
55,261
42,385
25,923
21,864
24,423
768
855
1,078
632
8,648
452
計
56,029
(56.69%.)
43,241
(40.41%.)
27,002
(26.10.%.)
22,497
(22.96%.)
24,875
(22.06.%.)
合計
98,836
(100.00%.)
106,997
(100.00%.)
103,473
(100.00%.)
98,000
(100.00%.)
112,774
(100.00.%.)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3. 定期性預金=定期預金
固定自由金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する自由金利定期預金
変動自由金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する自由金利定期預金
(2)預金科目別平均残高
(単位:億円)
平成8年度
国内業務部門
流動性預金
うち有利息預金
定期性預金
うち固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
小計
譲渡性預金
計
国際業務部門
流動性預金
うち有利息預金
定期性預金
うち固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
小計
譲渡性預金
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
5,624
4,966
21,217
21,215
―
257
5,425
4,774
35,652
32,876
2,774
225
5,913
5,232
51,301
40,586
10,711
233
8,221
7,445
60,126
44,338
15,786
234
7,525
6,818
66,330
43,552
22,776
263
27,099
41,303
57,448
68,582
74,119
13,633
14,024
35,519
(39.53%.)
8,420
54,937
(50.93%.)
71,473
(63.65.%.)
75,738
(75.77%.)
7,155
80,033
(77.43%.)
5,913
59
22
39,078
―
―
13,890
39
17
36,290
―
―
15,610
22
6
23,901
―
―
15,713
64
6
15,141
―
―
8,273
39
2
13,934
―
―
8,812
53,028
51,940
39,637
23,478
22,785
1,318
984
1,185
738
548
計
54,346
(60.47%.)
52,924
(49.07%.)
40,822
(36.35%.)
24,217
(24.23.%.)
23,333
(22.57.%.)
合計
89,865
(100.00%.)
107,862
(100.00%.)
112,296
(100.00%.)
99,956
(100.00.%.)
103,366
(100.00%.)
(注) 1. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
2. 定期性預金=定期預金
固定自由金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する自由金利定期預金
変動自由金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する自由金利定期預金
3. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しています。
4.( )内は構成比です。
(3)定期預金の残存期間別残高
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
41,074
9,956
6,931
1,547
5,928
4,482
29,778
7,991
5,291
11,889
8,801
5,872
21,288
8,563
11,283
12,948
6,134
10,137
19,046
9,124
8,142
12,641
7,543
15,802
20,685
8,738
9,533
14,323
12,742
18,595
合計
69,921
69,624
70,355
72,300
84,619
固定自由金利定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
13,527
1,836
1,494
1,489
5,928
4,206
10,597
2,690
2,762
8,047
7,324
5,638
11,189
4,188
8,443
9,939
5,368
3,354
12,051
6,097
6,438
9,077
5,966
2,234
13,013
4,947
6,644
11,514
4,786
2,544
変動自由金利定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
―
―
―
―
―
―
―
―
―
3,842
1,426
1
861
849
1,860
2,958
665
6,661
956
864
929
3,138
661
11,879
590
730
1,583
2,018
6,871
15,545
その他
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
27,547
8,119
5,436
58
0
275
19,180
5,300
2,528
0
50
231
6,037
2,162
773
425
914
1,689
7,082
3,061
1,305
790
1,083
505
9,237
3,525
979
50
100
121
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
251
(4)預金者別預金残高(国内店)
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
個人預金
12,847
(29.07%.)
28,741
(51.25%.)
40,668
(58.67%.)
45,104
(60.50%.)
52,880
(60.09%.)
法人預金
16,019
(36.24%.)
17,569
(31.33%.)
20,831
(30.05%.)
22,449
(30.11%.)
24,165
(27.46%.)
その他
15,333
(34.69%.)
9,766
(17.42%.)
7,815
(11.28%.)
6,996
(9.39%.)
10,951
(12.45.%.)
44,200
(100.00%.)
56,077
(100.00%.)
69,315
(100.00%.)
74,550
(100.00%.)
87,996
(100.00%.)
合計
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 譲渡性預金および特別国際金融取引勘定分は含んでいません。
(5)財産形成預金の受託残高および加入者数
(単位:億円、千人)
平成8年度
財産形成預金
受託金額
加入者数
〈一般〉
財産形成預金
受託金額
加入者数
〈住宅〉
平成9年度
平成10年度
平成11年度
0
0
59
6
83
7
108
10
142
11
―
―
3
1
7
1
12
2
18
2
8. 預貸率・預証率
(単位:%)
平成8年度
預貸率
期末残高
期中平均
預証率
期末残高
期中平均
平成12年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
国内業務部門
国際業務部門
全店
160.88
43.08
94.10
113.13
51.17
88.09
91.40
57.66
82.60
96.21
58.68
87.60
87.32
51.65
79.45
国内業務部門
国際業務部門
全店
189.40
46.74
103.12
128.55
45.65
87.88
101.75
44.89
81.08
94.17
57.19
85.21
90.75
59.65
83.73
国内業務部門
国際業務部門
全店
72.22
31.30
49.02
53.86
40.62
48.21
42.20
50.83
44.45
48.09
46.75
47.78
48.62
70.74
53.50
国内業務部門
国際業務部門
全店
87.60
28.59
51.91
58.82
33.81
46.55
47.78
36.81
43.79
46.25
54.59
48.27
48.99
55.08
50.37
(注) 預金には譲渡性預金を含んでいます。
9. 1店舗当たりの貸出金、預金残高
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
252
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
貸出金
うち国内店
海外店
1,476
1,350
2,341
1,545
1,444
2,211
1,401
1,383
1,518
1,533
1,491
1,961
1,629
1,596
1,961
預金
うち国内店
海外店
1,568
1,119
4,657
1,754
1,584
2,874
1,696
1,721
1,528
1,750
1,691
2,346
2,050
1,969
2,857
(注) 1. 預金には譲渡性預金を含んでいます。
2. 出張所および特別出張所を除いた店舗数により算出しています。
10. 従業員1人当たりの貸出金、預金等残高
平成8年度
(単位:億円)
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
貸出金
うち国内店
海外店
14
12
48
15
13
43
14
13
30
14
13
26
15
14
28
預金
うち国内店
海外店
15
10
97
17
15
56
17
16
30
16
15
31
19
18
40
29
30
28
27
31
4,641
1,703
ー
8,817
3,165
総資産
当期純利益(千円)
(注) 1. 預金には譲渡性預金を含んでいます。
2. 従業員数は期中平均人員を使用しています。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでいます。
11. 単体自己資本比率(国際統一基準)
(単位:億円)
平成8年度
基本的項目
補完的項目
平成10年度
平成11年度
平成12年度
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式払込金
資本準備金
利益準備金
任意積立金
次期繰越利益
その他
その他有価証券の評価差損(△)
営業権相当額(△)
2,927
1,000
ー
2,463
393
1,392
156
ー
ー
ー
2,927
1,000
ー
2,463
415
1,792
155
ー
ー
ー
2,927
1,000
ー
2,463
436
1,692
311
△0
ー
ー
計
7,334
7,754
7,831
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(A)
うちステップ・アップ金利条項付の
優先出資証券(注1)
有価証券含み益の 45%相当額
その他有価証券の貸借対照表計上額の合計額から
帳簿価額の合計額を控除した額の 45%
土地の再評価額と再評価の直前の
帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注 2)
うち期限付劣後債務および期限付優先株(注 3)
ー
ー
829
ー
1,145
4,585
ー
ー
ー
801
4,719
1,500
3,219
ー
1,254
4,426
500
3,926
計
5,730
5,520
6,510
5,730
5,520
6,500
ー
ー
ー
(C)
ー
ー
ー
(D)
23
174
220
うち自己資本への算入額
準補完的項目
控除項目
自己資本額
平成9年度
(B)
短期劣後債務
うち自己資本への算入額
控除項目
(注 4)
(A)+(B)+(C)−(D)
(E)
13,040
13,100
14,111
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
信用リスク・アセットの額
(F)
リスク・アセット等 マーケット・リスク相当額に
係る額((H)/ 8%)
(G)
(参考)マーケット・リスク相当額 (H)
101,696
11,644
113,341
104,554
15,012
119,566
104,623
14,137
118,761
911
72
524
41
867
69
計 (F)+(G)
114,252
120,091
119,628
11.41%.
10.90%.
11.79%.
単体自己資本比率(国際統一基準)(E)/( I )x 100
(I)
(注) 1. 告示第14条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付すなど償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む。)です。
2. 告示第15条第1項第4号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1) 無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2) 一定の場合を除き、償還されないものであること
(3) 業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4) 利払い義務の延期が認められるものであること
3. 告示第15条第1項第5号および第6号に掲げるものです。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を越えるものに限られています。
4. 告示第17条第1項に掲げる他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額です。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
253
単体情報:その他業務の状況
1. 外貨建資産残高
(単位:百万米ドル)
平成8年度
外貨建資産残高
平成9年度
47,521
平成10年度
36,321
平成11年度
32,149
31,793
平成12年度
30,482
(注) 外貨額は期末日の対米ドル換算レート
(仲値)で引き直しています。
2. 内国為替取扱高
(単位:千口、億円)
平成8年度
送金為替
各地へ向けた分
各地より受けた分
代金取立
各地へ向けた分
各地より受けた分
合計
平成9年度
平成10年度
平成11年度
口数
金額
3,434
364,847
3,467
257,168
3,345
230,894
3,425
198,537
3,300
205,427
口数
金額
1,651
417,863
1,679
306,862
1,663
291,113
1,606
259,720
1,774
283,527
口数
金額
259
10,730
254
12,374
233
10,836
194
8,328
289
11,817
口数
金額
156
11,265
158
13,664
126
12,520
11
9,828
165
17,638
口数
金額
5,500
804,707
5,558
490,070
5,367
545,365
5,238
476,414
5,529
518,410
3. 外国為替取扱高
(単位:百万米ドル)
平成8年度
仕向為替
被仕向為替
平成12年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
売渡為替
買入為替
222,296
178,595
253,107
215,575
267,015
217,426
188,457
131,499
278,373
241,021
計
400,891
468,683
484,442
319,956
519,395
支払為替
取立為替
56,464
2,317
56,477
2,002
50,990
1,209
45,438
900
31,197
1,125
計
58,782
58,479
52,199
46,339
32,322
459,673
527,162
536,641
366,295
551,718
合計
(注) 海外店分を含んでいます。
4. 公共債の引受実績
(単位:億円)
平成8年度
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
国債
地方債・政府保証債
合計
平成9年度
平成11年度
平成12年度
402
667
404
566
312
367
801
544
699
717
1,069
970
680
1,345
1,417
5. 国債等公共債および証券投資信託の窓口販売実績
平成8年度
(単位:億円)
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
国債
地方債・政府保証債
217
176
203
130
171
121
110
86
109
31
合計
393
333
292
197
141
ー
ー
8
125
677
証券投資信託
(注) 証券投資信託の窓口販売は、平成10年12月1日から実施しています。
6. 証券信託受託期末残高
(単位:億円)
平成8年度
特定金銭の信託
(特定金銭の信託・特定金外信託)
ファンド・トラスト(指定金外信託)
254
平成10年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
43,053
48,786
56,289
70,566
57,628
4,650
3,885
3,605
3,434
2,693
7. 不動産業務
(1) 不動産の分譲・仲介取扱実績
平成8年度
分譲・仲介(件)
取扱実績(百万円)
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
2,887
1,396
2,185
2,393
1,576
238,155
233,183
214,799
260,270
446,918
(2)賃貸借の媒介取扱実績
平成8年度
賃貸借の媒介(件)
156
平成9年度
130
平成10年度
71
平成11年度
91
平成12年度
58
(3) 土地信託受託状況(期末累計)
平成8年度
信託契約件数(件)
326
平成9年度
329
平成10年度
330
平成11年度
330
平成12年度
330
8. 年金業務
(1)企業年金受託状況
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
5,164,352
5,551,563
5,832,279
6,103,153
6,297,275
受託件数(件)
3,431
3,581
3,717
3,757
3,739
加入者数(千人)
2,137
2,121
2,391
2,349
2,442
受託残高(百万円)
(注) 1. 計上基準の違いにより、受託残高合計と信託財産残高表中の年金信託残高は一致しません。
2. 受託件数(件)は取引先数(適格退職年金は制度数、厚生年金基金は基金数)を表わします。
①適格退職年金
受託残高(百万円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
1,358,298
1,440,526
1,523,917
1,662,032
1,790,339
2,559
2,692
2,787
2,812
2,800
757
759
751
738
732
受託件数(件)
加入者数(千人)
②厚生年金基金
受託残高(百万円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
3,806,054
4,111,037
4,308,362
4,441,121
4,506,936
872
889
930
945
939
1,380
1,362
1,640
1,611
1,710
受託件数(件)
加入者数(千人)
(注) 受託残高には年金特金は含んでいません。
(受益権ベース)
(2)国民年金基金受託状況
平成8年度
受託残高(百万円)
57,843
平成9年度
69,173
平成10年度
86,422
平成11年度
100,372
平成12年度
110,386
9. 証券代行業務
証券代行受託実績
平成8年度
受託会社数 (社)
うち国内会社
外国会社
管理株主数 (千名)
うち国内会社
外国会社
名義書換件数(千件)
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
456
439
17
496
479
17
516
500
16
547
533
14
588
577
11
4,236
4,211
25
4,360
4,341
20
4,437
4,421
16
5,008
4,987
20
5,483
5,464
19
261
316
229
295
260
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
255
店舗・人員の状況
1. 国内店舗・海外拠点数
(単位:店、カ所)
平成8年度
国内
海外
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
本支店
出張所
55
1
53
1
53
1
51
3
50
4
計
56
54
54
54
54
8
―
4
8
―
4
8
―
4
5
1
5
5
―
3
12
12
12
11
8
支店
出張所
駐在員事務所
計
(注) 1. 上記のほかに、店舗外現金自動設備が1,400カ所あります。このなかには、錦糸町支店亀戸出張所、中野支店阿佐ヶ谷出張所、企業内設置分7カ所、およびコンビニエンスストア等に設置し
た共同出張所1,391カ所が含まれています。
2. 信託代理店を設置しています。平成12年度は54金融機関と信託代理店契約を締結しています。
2. 従業員の状況
●旧基準
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
従業員数
6,035 人
5,797 人
5,830 人
5,740 人
5,618 人
平均年齢
38 歳 9 カ月
39 歳 5 カ月
39 歳 03 カ月
39 歳 0 カ月
39 歳 1 カ月
平均勤続年数
14 年 7 カ月
15 年 1 カ月
14 年 10 カ月
14 年 7 カ月
14 年 6 カ月
平均給与月額
479,995 円
490,261 円
493,891 円
494,647 円
481,202 円
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
(注) 1. 従業員数には以下の嘱託、臨時雇員は含んでいません。
平成8年度
嘱託、臨時雇員
57 人
50 人
37 人
28 人
72 人
2. 平均給与月額は、3月の税込定例給与(時間外勤務手当を含む)であり、賞与は含んでいません。
3. 従業員の定年は、満60歳に達したときとしています。
●新基準
平成8年度
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
256
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
従業員数
5,556 人
5,451 人
平均年齢
39 歳 0 カ月
39 歳 1 カ月
平均勤続年数
14 年 7 カ月
14 年 6 カ月
平均年間給与
8,528,733 円
8,694,107 円
(注) 1. 従業員数は、当社から他社への出向者を含まず、他社から当社への出向者を含んでいます。また、海外での現地採用者(平成11年度293人、平成12年度290人)を含み、嘱託、臨時雇員お
よびインターナショナルトレーニーを含んでいません。
2. 平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与は、海外の現地採用者、他社から当社への出向者を含んでいません。
3. 平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでいます。
4. 当社の従業員組合は、三菱信託銀行従業員組合と称し、組合員数は平成11年度4,304人、平成12年度4,250人です。
労使間において、特記すべき事項はありません。
5. 平成11年度から
「企業内容等の開示に関する省令」附則(平成11年大蔵省令第15号)第4項に基づき、開示しています。
資本・株式の状況
1. 資本金の推移
年月日
増資額(千円)
増資後資本金(千円)
平成 09 年 3 月 31 日
一
192,793,293
平成 10 年 3 月 31 日
一
192,793,293
平成 11 年 3 月 31 日
664
192,793,958
平成 11 年 3 月 31 日
100,000,000
292,793,958
平成 12 年 3 月 31 日
一
292,793,958
平成 13 年 3 月 31 日
一
292,793,958
摘 要
転換社債の株式転換(平成 10 年 4 月 1 日〜平成 11 年 3 月 31 日)
有償 第三者割当 100,000 千株
(第一回第一種優先株式)
発行価額
2,000 円
資本組入額 1,000 円
2. 発行済株式総数の推移
年月日
増加株数(千株)
増加後発行済株式総数(千株)
平成 09 年 3 月 31 日
ー
1,302,302
平成 10 年 3 月 31 日
ー
1,302,302
平成 11 年 3 月 31 日
0
1,302,303
平成 11 年 3 月 31 日
100,000
1,402,303
平成 12 年 3 月 31 日
ー
1,402,303
平成 13 年 3 月 31 日
ー
1,402,303
摘 要
転換社債の株式転換(平成 10 年 4 月 1 日〜平成 11 年 3 月 31 日)
有償 第三者割当 100,000 千株
(第一回第一種優先株式)
発行価額
2,000 円
資本組入額 1,000 円
3. 株式の所有者別状況
(1) 普通株式
区分
(平成13年3月31日現在)
株主数
所有株式数
政府および地方公共団体
金融機関
証券会社
その他の法人
外国法人等
個人その他
ー. 人
238
44
1,396
349
16,808
合計
18,835
割合
ー. 千単位
340
65
569
262
61
ー%
26.23
5.04
43.81
20.20
4.72
1,299
100.00
(注) 1単位の株式数は1,000株です。なお、上記のほか単位未満株式が2,832千株あります。
(2) 第一回第一種優先株式
区分
(平成13年3月31日現在)
株主数
所有株式数
政府および地方公共団体
金融機関
証券会社
その他の法人
外国法人等
個人その他
ー人
2
ー
6
ー
ー
合計
8
(注) 1単位の株式数は1,000株です。
ー 千単位
60
ー
40
ー
ー
100
割合
ー%
60.00
ー
40.00
ー
ー
100.00
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
257
4. 配当金の推移
(単位:円)
平成8年度
1株当たりの配当額(普通株式)
うち中間配当額
1株当たりの配当額(優先株式)
うち中間配当額
配当性向
(注) 配当性向=
普通株式配当金総額
当期純利益−優先株式配当金総額
平成9年度
7.00 円
(3.00 円)
ー
(ー )
31.43 %
平成10年度
8.00 円
(4.00 円)
ー
(ー )
102.52 %
平成11年度
7.50 円
(4.00 円)
0.05 円
(ー )
ー)
平成12年度
7.00 円
(3.50 円)
16.20 円
(8.10 円)
18.00 %
7.00 円
(3.50 円)
16.20 円
(8.10 円)
54.26 %
X 100
5. 株価の推移
(1) 普通株式
最近5年間(年度別)
(単位:円)
平成8年度
株価
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
最高
1,890
1,970
1,421
1,518
1,020
最低
1,090
1,000
448
690
651
最近6カ月間(月別)
(単位:円)
平成12年10月
株価
平成12年11月
平成12年12月
平成13年1月
平成13年2月
平成13年3月
最高
965
903
888
815
845
848
最低
856
788
761
693
690
651
(注) 株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものです。
(2) 第一回第一種優先株式
当株式は、証券取引所に上場されておりません。
また、店頭売買有価証券として日本証券業協会に登録されておりません。
6. 大株主
(1) 普通株式
株主名
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
258
(平成13年3月31日現在)
所有株式数
(千株)
持株比率
(%)
1 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
41,810 3.21
2 株式会社東京三菱銀行
37,802 2.90
3 三菱信託銀行株式会社
(退職給付信託口・三菱重工業株式会社口)
35,510 2.72
4 野村證券株式会社
35,221 2.70
5 ユービーエス エイジ ー ロンドン アジア エクイティーズ
(常任代理人 UBS ウォーバーグ証券会社)
26,595 2.04
6 旭硝子株式会社
26,514 2.03
7 ゴールド マン・サックス・インターナショナル
(常任代理人 ゴールド マン・ サックス証券会社 東京支店)
23,094 1.77
8 三菱電機株式会社
22,672 1.74
9 モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル・リミテッド
(常任代理人 モルガン・スタンレー・ディーン・ウィッター証券会社 東京支店) 18,186 1.39
10 日興ソロモン・スミス・バーニー証券会社
16,522 1.26
11 麒麟麦酒株式会社
14,826 1.13
12 日本郵船株式会社
14,786 1.13
13 三菱マテリアル株式会社
13,090 1,00
14 日本生命保険相互会社(特別勘定年金口)
13,083 1.00
15 年金信託受託者中央三井信託銀行株式会社 2口
11,432 0.87
16 本田技研工業株式会社
11,424 0.87
17 バンカーストラスト カンパニークライアントレンディング アカウント
(常任代理人 株式会社住友銀行)
10,452 0.80
18 ステートストリートバンクアンドトラストカンパニー
(常任代理人 株式会社富士銀行兜町カストディ業務室)
9,800 0.75
19 クレディ・スイス・ファースト・ボストン・セキュリティーズ・
ジャパン・リミテッド
9,488 0.72
20 三菱信託銀行株式会社(信託口)
9,304 0.71
合計
401,613 30.83
(2) 第一回第一種優先株式
株主名
1
2
2
4
5
5
5
5
明治生命保険相互会社
東京海上火災保険株式会社
三菱商事株式会社
三菱地所株式会社
旭硝子株式会社
麒麟麦酒株式会社
近畿日本鉄道株式会社
東京急行電鉄株式会社
合計
(平成13年3月31日現在)
所有株式数
(千株)
持株比率
(%)
35,000 35.00
25,000 25.00
25,000 25.00
5,000
5.00
2,500
2.50
2,500
2.50
2,500
2.50
2,500
2.50
100,000 100.00
主要な経営指標等の推移
(連結)
(単位:百万円)
平成8年度
連結経常収益
うち連結信託報酬
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
60,244
15,488
72,620
14,449
61,149
15,249
連結経常利益(△は連結経常損失)
△ 83,557
△ 10,440
555
連結当期純利益(△は連結当期純損失)
△ 83,989
△ 13,531
△ 4,252
連結純資産額
72,564
59,060
35,362
連結総資産額
1,496,696
1,046,264
936,297
連結ベースの1株当たり当期純利益
(△は連結ベースの1株当たり当期純損失)
△ 88.44円
△ 11.66円
△ 3.66 円
62.55円
50.91円
30.48 円
8.18%
7.13%
8.17 %
連結自己資本利益率
ー
ー
ー
連結株価収益率
ー
連結ベースの潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
連結ベースの1株当たり純資産額
連結自己資本比率(国内基準)
ー
ー
営業活動によるキャッシュ・フロー
△ 22,605
49,301
投資活動によるキャッシュ・フロー
28,642
△ 91,458
財務活動によるキャッシュ・フロー
ー
15,000
42,178
15,021
現金及び現金同等物の期末残高
36,140
連結子会社
4社
4社
4社
持分法適用会社
ー
ー
ー
5,900,107
7,330,354
従業員数
信託財産額
1,189人
1,066 人
7,569,025
(注)1. 平成10年度の連結財務諸表における子会社・関連会社の範囲および税効果会計については、それぞれ「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則の一部を改正する省令」
(平
成10年大蔵省令第136号)附則第2項および「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する省令」
(平成10年大蔵省令第173号)附則第3項に基づき、これら
の省令により改正された連結財務諸表規則を適用しています。なお、平成10年度から連結財務諸表を作成しています。
2. 消費税および地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
3. 連結ベースの1株当たり純資産額は、期末発行済株式数(「自己株式」および「子会社の所有する親会社株式」を除く)により算出しています。
4. 連結ベースの1株当たり当期純損失は、期中平均株式数(「自己株式」および「子会社の所有する親会社株式」を除く)により算出しています。
5. 連結ベースの潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式がないので記載していません。
6. 連結自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき算出しています。なお、日本信託銀行は国内基準を採用しています。
7. 日本信託銀行は国内基準を適用していますが、金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律の施行により銀行法第14条の2が改正されたことに伴い、平成10年度より連結
自己資本比率を算出しています。
8. 連結自己資本利益率および連結株価収益率は、各連結会計年度とも、連結当期純損失となったため記載していません。
9. 従業員数は、平成11年度(平成12年3月31日)から就業人員数を記載しています。
10. 信託財産額は、
「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務に係るものを記載しています。なお、該当する信託業務を営む会社は日本信託銀行1社です。
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
259
連結財務諸表
日本信託銀行の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書
は、証券取引法第 193 条の 2 の規定に基づき、監査法人トーマツの監査証明を受けています。以下の連結貸借対照表、連結損益計
算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、上記の連結財務諸表に基づいて作成しています。
1. 連結貸借対照表
(単位:百万円)
平成11年度
2. 連結損益計算書
(単位:百万円)
平成12年度
平成11年度
平成11年4月 1 日から 平成12年4月 1 日から
( 平成12年3月31日まで
) ( 平成13年3月31日まで )
(平成12年3月31日現在)(平成13年3月31日現在)
(資産の部)
現金預け金
コールローン及び買入手形
商品有価証券
金銭の信託
有価証券
貸出金
外国為替
253,137
23,408
信託報酬
72,620
61,149
14,449
15,249
ー
35,000
450
338
資金運用収益
25,130
16,310
30,254
26,881
貸出金利息
10,810
10,607
200,955
253,250
有価証券利息配当金
4,397
1,853
541,813
581,042
コールローン利息及び買入手形利息
165
297
預け金利息
その他の受入利息
106
137
9,513
3,708
301
4
10,310
11,057
30,744
24,739
動産不動産
11,995
10,781
繰延税金資産
17,000
17,000
その他業務収益
1,290
684
支払承諾見返
9,274
8,374
その他経常収益
21,439
17,847
△ 49,527
△ 44,817
83,060
60,594
1,046,264
936,297
資産の部合計
(負債の部)
預金
譲渡性預金
コールマネー及び売渡手形
借用金
242,793
376,034
ー
53,100
260,000
148
ー
15,000
役務取引等収益
経常費用
資金調達費用
7,246
6,221
預金利息
1,622
1,530
譲渡性預金利息
コールマネー利息及び売渡手形利息
借用金利息
その他の支払利息
0
4
1,292
481
ー
1
4,331
4,203
1
0
役務取引等費用
971
1,064
460,569
420,469
その他業務費用
3,780
1,071
その他負債
5,352
4,961
営業経費
28,783
27,332
退職給与引当金
2,457
ー
その他経常費用
42,278
24,904
退職給付引当金
ー
2,854
貸倒引当金繰入額
20,781
4,407
債権売却損失引当金
6,754
19,992
その他の経常費用
21,496
20,496
支払承諾
9,274
8,374
△ 10,440
555
987,204
900,934
551
1,522
外国為替
信託勘定借
負債の部合計
(資本の部)
資本金
資本準備金
欠損金
その他有価証券評価差額金
計
自己株式
資本の部合計
負債及び資本の部合計
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
経常収益
その他資産
貸倒引当金
日
本
信
託
銀
行
平成12年度
経常利益(△は経常損失)
特別利益
動産不動産処分益
67,730
67,730
4,796
ー
13,465
12,922
ー
△ 19,444
59,060
35,363
△0
△1
59,060
35,362
1,046,264
936,297
償却債権取立益
特別損失
14
515
1,508
505
6,148
動産不動産処分損
376
668
その他の特別損失
128
5,480
10,394
4,069
137
182
税金等調整前当期純損失
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
当期純損失
3. 連結剰余金計算書
欠損金期首残高
欠損金減少高
減資によるてん補額
資本準備金取崩額
当期純損失
欠損金期末残高
36
3,000
ー
13,531
4,252
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
平成11年4月 1 日から
( 平成12年3月31日まで
)
平成12年4月 1 日から
( 平成13年3月31日まで
)
64,065
64,130
45,000
19,130
13,531
13,465
13,465
4,796
ー
4,796
4,252
12,922
連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、
「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸
表規則」
という。)に基づいて作成していますが、資産及び負債の分類ならびに収益及び費用の分類は、
「銀行法施行規則」
(昭和57年大蔵省令第10号)に準拠しています。
260
4. 連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
平成11年4月 1 日から
( 平成13年3月31日まで )
( 平成12年3月31日まで )
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益(△は税金等調整前当期純損失)
減価償却費
貸倒引当金の増加額
債権売却損失引当金の増加額
退職給与引当金の増加額
退職給付引当金の増加額
資金運用収益
資金調達費用
有価証券関係損益(△)
金銭の信託の運用損益(△)
動産不動産処分損益(△)
貸出金の純増(△)減
預金の純増減(△)
譲渡性預金の純増減(△)
預け金(日銀預け金を除く)の純増(△)減
コールローン等の純増(△)減
コールマネー等の純増減(△)
外国為替(資産)の純増(△)減
信託勘定借の純増減(△)
資金運用による収入
資金調達による支出
その他
平成12年4月 1 日から
△ 10,394
1,506
20,781
3,942
△ 102
ー
△ 25,130
7,246
△ 15,929
139
340
93,289
△ 39,390
ー
214,932
33,000
△ 296,205
1,891
△ 30,718
28,951
△ 7,693
△ 2,981
△ 4,069
4,355
4,407
754
△ 2,457
2,854
△ 16,310
6,221
954
△ 1,094
653
△ 32,461
133,240
53,100
202,572
△ 35,000
△ 259,851
△ 132
△ 17,056
18,224
△ 6,670
△ 2,784
△ 22,521
△ 84
49,451
△ 149
営業活動によるキャッシュ・フロー
△ 22,605
49,301
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出
有価証券の売却による収入
有価証券の償還による収入
金銭の信託の減少による収入
動産不動産の取得による支出
動産不動産の売却による収入
△ 168,105
192,528
2,505
952
△ 1,179
1,940
△ 360,822
141,654
123,460
4,467
△ 693
475
小計
法人税等の支払額
投資活動によるキャッシュ・フロー
28,642
△ 91,458
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
劣後特約付借入による収入
ー
15,000
財務活動によるキャッシュ・フロー
ー
15,000
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額
ー
ー
6,037
△ 27,156
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高
36,140
42,178
Ⅶ 現金及び現金同等物の期末残高
42,178
15,021
Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
261
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成11年度)
1. 連結の範囲に関する事項
連結子会社
4社
連結子会社は、日信ビジネスサービス株式会社、日信ビル管理株式会社、日信信用保
証株式会社、日信住宅販売株式会社であります。
なお、前連結会計年度において非連結子会社であった株式会社エヌ・ティー・エージェ
ンシー、統和リースアンドサービス株式会社は議決権所有割合の低下等により子会社
に該当しなくなっており、非連結子会社はありません。
2. 持分法の適用に関する事項
該当事項はありません。
なお、当社は、取引先である三和建物株式会社の議決権の27.3%を所有しております
が、同社は、平成 6 年 6 月、会社更生法の規定による更生手続開始の決定を受けてお
り、同社の事業等の方針決定に対し重要な影響を与えることができないことから、関
連会社から除いております。
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日はすべて 3 月末日であります。
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
262
4. 会計処理基準に関する事項
(1) 商品有価証券の評価基準及び評価方法
商品有価証券の評価基準及び評価方法は次のとおりであります。
取引所の相場のある商品有価証券の評価は移動平均法による低価法(洗い替え方
式)により行っております。
また、上記以外の商品有価証券の評価は移動平均法による原価法により行っており
ます。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
当社の保有する有価証券の評価基準及び評価方法は次のとおりであります。
①移動平均法による原価法により行っております。
②有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用
されている有価証券の評価は、取引所の相場のある有価証券のうち、転換社債、新
株引受権付社債及び株式(各々外国証券を含む)並びに外国国債の評価は移動平均
法による低価法(洗い替え方式)により行っております。また、上記以外の有価証
券の評価は移動平均法による原価法により行っております。
連結子会社の保有する有価証券については総平均法による原価法を適用しており
ます。
(3) 減価償却の方法
①動産不動産
当社の動産不動産は、それぞれ次の方法により償却しております。
建 物
定率法を採用し、税法基準の償却率による。
ただし、平成 10 年 4 月 1 日以後に取得した建物(建物附属設備を
除く)については、定額法を採用し、税法基準の償却率による。
動 産
定率法を採用し、税法基準の償却率による。
その他
税法の定める方法による。
連結子会社の動産不動産については、税法基準に基づき定率法により償却しており
ます。
②ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当社及び連結子会社で定める利用可能期間
(5 年)に基づく定額法により償却しております。
なお、従来「その他資産」に計上していた自社利用のソフトウェアについては、
「研
究開発費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針」
(日本公認会計士協会会
計制度委員会報告第 12 号平成 11 年 3 月 31 日)における経過措置の適用によ
り、従来の会計処理方法を継続して採用しております。
また、同報告では上記に係るソフトウェアの表示については、無形固定資産に計上
することとされておりますが、連結財務諸表の資産の分類等は「銀行法施行規則」
(昭和 57 年大蔵省令第 10 号)によることとされておりますので、引き続き「そ
の他資産」に計上しております。
(4) 貸倒引当金の計上基準
当社の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上して
おります。破産、和議等、法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、
「破
綻先」という)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下、
「実質破綻
先」という)の債権については、下記直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能
見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。ま
た、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認めら
れる債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断
し必要と認める額を計上しております。上記以外の債権については、過去の一定期
間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び与信所管部が資産査
定を実施し、当該部署から独立した与信監査室が査定結果を監査しており、その査
定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権については、債権額から担
保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見
込額として債権額から直接減額しており、その金額は79,088百万円であります。
連結子会社の貸倒引当金は、過去の貸倒実績等を勘案して必要と認めた額を計上し
ております。
(5) 退職給与引当金の計上基準
当社及び連結子会社の退職給与引当金は、自己都合退職による期末要支給額に相当
する額を引当てております。このほか、当社及び一部の連結子会社は退職金制度の
一部に厚生年金基金制度を採用しております。
(6) 債権売却損失引当金の計上基準
株式会社共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将来
発生する可能性のある損失を見積もり、必要と認められる額を引当てております。
(7) 外貨建の資産・負債の換算基準
外貨建の資産・負債については、連結決算日の為替相場による円換算額を付してお
ります。
ただし、直物外貨建資産残高に算入することが適当でないと定めた外貨建資産は取
得時、直物外貨建負債残高に算入することが適当でないと定めた外貨建負債につい
ては発生時の為替相場によっております。
(8) リース取引の処理方法
当社及び連結子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外
のファイナンスリース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっ
ております。
(9) 消費税等の会計処理
当社及び連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっておりま
す。ただし、動産不動産に係る控除対象外消費税等は当連結会計年度の費用に計上
しております。
5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。
6. 連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定の償却については、発生年度に全額償却しております。
7. 利益処分項目等の取扱に関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成してお
ります。
8. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金預
け金」のうち現金及び日本銀行への預け金であります。
追加情報(平成 11 年度)
前連結会計年度まで負債の部に掲記しておりました「貸倒引当金」は、
「銀行法施行規則」
(昭和 57年大蔵省令第10号)別紙様式が改正されたことに伴い、当連結会計年度より資
産の部の最後に対象資産から一括控除する方法により表示しております。この変更により、
従来の方法によった場合に比べ、資産の部及び負債の部はそれぞれ 49,527 百万円減少
しております。
注記事項(平成 11 年度)
1. 連結貸借対照表関係
(1) 貸出金のうち、破綻先債権額は 15,164百万円、延滞債権額は 89,677百万円で
あります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込がないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸
出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第
1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じて
いる貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金
であります。
(2) 貸出金のうち、3 カ月以上延滞債権額は 5,503 百万円であります。
なお、3 カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3
カ月以上延滞している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであり
ます。
(3) 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 10,487 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的とし
て、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有
利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権
に該当しないものであります。
(4) 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計
額は 120,833 百万円であります。
なお、上記(1)から(4)に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
(5) 為替決済等の担保として有価証券 54,683 百万円を差し入れております。
(6) 動産不動産の減価償却累計額 6,840 百万円
(7) 当社の受託する元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託
99,424 百万円、貸付信託 384,211 百万円であります。
2. 連結損益計算書関係
その他の経常費用には、元本補てん契約のある信託財産に対する損失15,694百万円、
債権売却損失引当金繰入額 3,942 百万円を含んでおります。
3. 連結キャッシュ・フロー計算書関係
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
平成 12 年 3 月 31 日現在
(単位:百万円)
現金預け金勘定
253,137
定期預け金
△ 210,820
その他の預け金
△ 138
現金及び現金同等物
42,178
4. リース取引関係
(1) リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び年度末残高相当額
動産
その他
合計
取得価額相当額
709 百万円
1,942 百万円
2,651 百万円
減価償却累計額相当額 389 百万円
627 百万円
1,017 百万円
年度末残高相当額
319 百万円
1,314 百万円
(4) 連結決算日後に法人税等の税率の変更があった場合の、その内容及び影響
「大阪府における銀行業等に対する事業税の標準課税等の特例に関する条例」
(平成
12 年 6 月 9 日大阪府条例第 131 号)が平成 12 年 6 月 9 日公布され、平成 13
年 4 月 1 日以後開始する事業年度より施行されますが、税効果会計で使用する法
定実効税率、及び当連結会計年度末における一時差異等を基礎として再計算した繰
延税金資産の金額には影響ありません。
9. 関連当事者との取引
関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。
10. 1 株当たり情報
連結ベースの 1 株当たり純資産額
連結ベースの 1 株当たり当期純損失
連結ベースの潜在株式調整後 1 株当たりの当期純利益
50.91 円
11.66 円
ー円
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額については、潜在株式がないので記載しておりま
せん。
1,634 百万円
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内
1 年超
合計
493 百万円
1,278 百万円
1,771 百万円
・支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額
支払リース料
781 百万円
減価償却費相当額
602 百万円
支払利息相当額
228 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
・利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額との差額を利息相当額とし、各連結
会計年度への配分方法については、利息法によっております。
(2) オペレーティング・リース取引
1 年内
1 年超
合計
・未経過リース料
318 百万円
26 百万円
345 百万円
11. 重要な後発事象
当社は、平成 12 年 4 月 19 日に開催されました取締役会において、株主総会の承認
と監督官庁の認可を前提として、当社、株式会社東京三菱銀行、三菱信託銀行株式会
社及び東京信託銀行株式会社が経営を統合する旨の決議を行い、同日付けで四社は覚
書を締結しました。
覚書の内容は、つぎのとおりであります。
(1) 平成 13 年 4 月 2 日までに、当社、株式会社東京三菱銀行、三菱信託銀行株式会
社が、株式移転により共同で持株会社を設立し、三社をその完全子会社とする銀行
持株会社(以下、持株会社という)を設立します。
(2) 持株会社の設立後、平成 13 年 10 月 1 日までに、当社、三菱信託銀行株式会社及
び東京信託銀行株式会社は合併し、三菱信託銀行株式会社を存続会社とし当社及び
東京信託銀行株式会社は解散いたします。
12. セグメント情報
セグメント情報については 269 ページに記載しております。
5. 有価証券の時価等関係
有価証券の時価等関係については 267 ページに記載しております。
6. 金銭の信託の時価等関係
金銭の信託の時価等関係については 268 ページに記載しております。
7. デリバティブ取引関係
デリバティブ取引関係については 268 ページに記載しております。
8. 税効果会計関係
(1) 繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金損金算入限度超過額
有価証券評価損否認
債権売却損失引当金否認
退職給与引当金損金算入限度超過額
元本補てん契約のある信託財産に対する損失否認
税務上の繰越欠損金
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
30,930 百万円
3,438 百万円
2,445 百万円
824 百万円
2,948 百万円
83,563 百万円
684 百万円
124,834 百万円
△ 107,834 百万円
繰延税金資産の純額
17,000 百万円
(2) 当社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異が
あるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
△ 42.8%
(調整)
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正
187.9%
寄附金等永久に損金に算入されない項目
78.3%
受取配当金等永久に益金に算出されない項目
△ 3.7%
評価性引当額の減少
△ 189.6%
住民税均等割等
0.5%
その他
△ 0.4%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
30.2%
(3)「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成
12 年 4 月 1 日東京都条例第 145 号)が平成 12 年 3 月 30 日に可決・成立し、
当社の東京都に係る事業税の課税標準が同 4 月 1 日以後開始する事業年度より従
来の所得から業務粗利益に変更されることにより、当該事業税は税効果会計の税率
計算に含められる税金でなくなることから、繰延税金資産の計算に使用する法定実
効税率を、当連結会計年度より前連結会計年度の42.8%から 36.2%に変更して
おります。この変更により、繰延税金資産は 3,000 百万円減少し、同額を法人税
等調整額の借方に計上しております。
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
263
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成12年度)
1. 連結の範囲に関する事項
連結子会社
4社
連結子会社は、日信ビジネスサービス株式会社、日信ビル管理株式会社、日信信用保
証株式会社、日信住宅販売株式会社であります。
2. 持分法の適用に関する事項
該当事項はありません。
なお、当社は、取引先である三和建物株式会社の議決権の27.3%を所有しております
が、同社は、平成 6 年 6 月、会社更生法の規定による更生手続開始の決定を受けてお
り、同社の事業等の方針決定に対し重要な影響を与えることができないことから、関
連会社から除いております。
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日はすべて 3 月末日であります。
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
264
4. 会計処理基準に関する事項
(1) 商品有価証券の評価基準及び評価方法
商品有価証券の評価は、時価法により行っており、売却原価は移動平均法により算
出しております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
当社の保有する有価証券の評価基準及び評価方法は次のとおりであります。
① 有価証券の評価は、その他有価証券のうち時価のあるものについては、連結決
算日の市場価格等に基づく時価法によって処理し、売却原価は移動平均法によ
り算出しており、時価のないものについては、移動平均法による原価法又は償
却原価法(定額法)により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理して
おります。
② 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運
用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
(4) 減価償却の方法
① 動産不動産
動産不動産の減価償却は、定率法(ただし、平成 10 年 4 月 1 日以後に取得し
た建物(建物附属設備を除く)については定額法)を採用しております。なお、
主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物
6 年〜 50 年
動 産
5 年〜 15 年
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当社及び連結子会社で定める利用可能期
間(1 年〜 5 年)に基づく定額法により償却しております。
なお、当連結会計年度において利用可能期間等の見直しを行った結果、一部の
ソフトウェアについては利用可能期間を短縮しております。そのため、見直し
前の利用可能期間(5 年)によった場合と比較して、経常利益は 425 百万円
減少し、税金等調整前当期純損失は 2,373 百万円増加しております。
(5) 貸倒引当金の計上基準
当社の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上して
おります。破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以
下、
「破綻先」という)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下、
「実
質破綻先」という)の債権については、下記直接減額後の帳簿価額から、担保の処
分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しておりま
す。 今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下、「破綻懸念
先」という)に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係る
キャッシュ・フローを合理的に見積ることが出来ない債権については、債権額から、
担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、
債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。破綻懸念
先及び今後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及
び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることができる債権につ
いては、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割引いた金額と債権の帳簿
価額との差額を引当てております。上記以外の債権については、過去の一定期間に
おける貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。特定海外債
権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定海外債
権引当勘定として計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び与信所管部が資産査
定を実施し、当該部署から独立した与信監査室が査定結果を監査しており、その査
定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から
担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能
見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 78,176 百万円であり
ます。
連結子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績等を勘案して必要
と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案
し、回収不能見込額をそれぞれ引当てております。
(6) 退職給付引当金の計上基準
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退
職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、数
理計算上の差異の費用処理方法は以下のとおりであります。
数理計算上の差異:発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(9 年)に
よる定額法により、翌連結会計年度から費用処理することとしております。
なお、会計基準変更時差異(9,861 百万円)については、8 年による按分額を費
用処理しております。
(7) 債権売却損失引当金の計上基準
株式会社共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将来
発生する可能性のある損失を見積もり、必要と認められる額を引当てております。
(8) 外貨建の資産・負債の換算基準
外貨建の資産・負債については、連結決算日の為替相場による円換算額を付してお
ります。
ただし、直物外貨建資産残高に算入することが適当でないと定めた外貨建資産は取
得時、直物外貨建負債残高に算入することが適当でないと定めた外貨建負債につい
ては発生時の為替相場によっております。
(9) リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンスリース
取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
(10) ヘッジ会計の方法
金利スワップ取引の一部に特例処理を行っております。
(11) 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっております。ただし、動産不動
産に係る控除対象外消費税等は当連結会計年度の費用に計上しております。
5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。
6. 連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定の償却については、発生年度に全額償却しております。
7. 利益処分項目等の取扱に関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成してお
ります。
8. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金預
け金」のうち現金及び日本銀行への預け金であります。
追加情報(平成 12 年度)
(退職給付会計)
当連結会計年度から退職給付に係る会計基準(「退職給付に係る会計基準の設定に関する
意見書」
(企業会計審議会 平成 10 年 6 月 16 日))を適用しております。この結果、従
来の方法によった場合と比較して、経常利益は 505 百万円減少し、税金等調整前当期純
損失は 505 百万円増加しております。
なお、退職給与引当金は退職給付引当金に含めて表示しております。
(金融商品会計)
当連結会計年度から金融商品に係る会計基準(「金融商品に係る会計基準の設定に関する
意見書」(企業会計審議会 平成 11 年 1 月 22 日))を適用し、有価証券の評価の方法、
デリバティブ取引の評価の方法等について変更しております。この結果、従来の方法に
よった場合と比較して、経常利益は 12,335 百万円減少し、税金等調整前当期純損失は
12,335 百万円増加しております。
なお、その他有価証券を時価評価することにより生ずる評価差額に税効果を勘案した額を
「その他有価証券評価差額金」として計上しております。
(外貨建取引等会計基準)
当社は、
「銀行業において、
『新外為経理基準』を継続適用した場合の当面の監査上の取扱
い」
(日本公認会計士協会 平成 12 年 4 月 10 日)に基づき、
「新外為経理基準」を継続
適用しております。
なお、連結子会社では外貨建取引は行っておりません。
注記事項(平成 12 年度)
1. 連結貸借対照表関係
(1) 貸出金のうち、破綻先債権額は 15,724 百万円、延滞債権額は 106,955 百万円
であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込がないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸
出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第
1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じて
いる貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金
であります。
(2) 貸出金のうち、3 カ月以上延滞債権額は 1,356 百万円であります。
なお、3 カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3
カ月以上延滞している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであり
ます。
(3) 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 16,638 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的とし
て、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有
利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権
に該当しないものであります。
(4) 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計
額は 140,675 百万円であります。
なお、上記(1)から(3)に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
(5) 手形割引により取得した商業手形の額面金額は 5,228 百万円であります。
(6) 為替決済等の取引の担保として有価証券136,686百万円を差し入れております。
なお、動産不動産のうち保証金権利金は 5,893 百万円であります。
(7) 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行
の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の
限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資
未実行残高は 40,929 百万円であり、そのすべての原契約期間は 1 年以内であり
ます。なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、
融資未実行残高そのものが必ずしも当社の将来のキャッシュ・フローに影響を与え
るものではありません。これらの契約の多くは、金融情勢の変化、債権の保全、そ
の他相当の事由があるときは、当社が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極
度額の減額をすることができる旨の条項が付されております。また、契約時におい
て必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め
定めている社内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、
与信保全上の措置等を講じております。
(8) 動産不動産の減価償却累計額は 6,746 百万円
(9) 借用金は、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金であります。
(10) 当社の受託する元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託
105,483 百万円、貸付信託 196,385 百万円であります。
2. 連結損益計算書関係
(1) その他の経常費用には、株式等償却 13,285 百万円、株式等売却損 923 百万円、
元本補てん契約のある信託財産に対する損失3,821百万円、債権売却損失引当金
繰入額 754 百万円を含んでおります。また、「東京都における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年東京都条例第 145 号)が
平成12年4月 1日に施行されたことに伴い、東京都に係る事業税については、当
連結会計年度より「その他の経常費用」として 718 百万円計上しております。
(2) その他の特別損失は、利用可能期間等の見直しに伴うソフトウェアの償却額
1,948 百万円及び平成 9 年度に親会社から受けた支援金の一部返還額 3,531 百
万円であります。
(2) 退職給付債務に関する事項
(単位:百万円)
当連結会計年度
(平成 13 年 3 月 31 日現在)
区分
退職給付債務
年金資産
(A)
(B)
△ 44,589
23,788
未積立退職給付債務
会計基準変更時差異の未処理額
未認識数理計算上の差異
(C)=(A)+(B)
(D)
(E)
△ 20,801
8,628
9,318
連結貸借対照表計上額純額
前払年金費用
(F)=(C)+(D)+(E)
(G)
△ 2,854
ー
退職給付引当金
(F)ー(G)
△ 2,854
(注)1. 厚生年金基金の代行部分を含めて記載しております。
2. 連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。
3. 臨時に支払う割増退職金は含めておりません。
(3) 退職給付債務に関する事項
(単位:百万円)
当連結会計年度
(平成 13 年 3 月 31 日現在)
区分
勤務費用
利息費用
期待運用収益
会計基準変更時差異の費用処理額
その他(臨時に支払った割増退職金等)
992
1,334
△ 1,479
1,232
556
退職給付費用
2,637
(注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、一括して「勤務費用」に計上
しております。
(4) 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
当連結会計年度
(平成 13 年 3 月 31 日現在)
区分
3. 連結キャッシュ・フロー計算書関係
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
平成 13 年 3 月 31 日現在
(単位:百万円)
現金預け金勘定
23,408
定期預け金
△ 8,188
その他の預け金
△ 197
現金及び現金同等物
15,021
4. リース取引関係
(1) リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び年度末残高相当額
動産
その他
合計
取得価額相当額
629 百万円
1,938 百万円
2,568 百万円
減価償却累計額相当額 425 百万円
1,012 百万円
1,437 百万円
年度末残高相当額
204 百万円
926 百万円
1,130 百万円
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内
1 年超
合計
546 百万円
741 百万円
1,288 百万円
・支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額
支払リース料
671 百万円
減価償却費相当額
514 百万円
支払利息相当額
172 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
・利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額との差額を利息相当額とし、各連結
会計年度への配分方法については、利息法によっております。
(2) オペレーティング・リース取引
1 年内
1 年超
合計
・未経過リース料
26 百万円
ー百万円
26 百万円
5. 有価証券関係
有価証券関係については 267 ページに記載しております。
6. 金銭の信託関係
金銭の信託関係については 268 ページに記載しております。
(1) 割引率
3.2%
(2) 期待運用収益率
5.0%
(3) 退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
(4) 過去勤務債務の額の処理年数
発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一
定の年数による定額法によることとして
いる。
(5) 数理計算上の差異の処理年数
9 年(発生時の従業員の平均残存勤務期間
内の一定の年数による定額法により、翌連
結会計年度から費用処理することとして
いる。)
(6) 会計基準変更時差異の処理年数
8年
10. 税効果会計関係
(1) 繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金
有価証券
債権売却損失引当金
退職給付引当金
税務上の繰越欠損金
その他有価証券評価差額金
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
82,825 百万円
△ 65,825 百万円
繰延税金資産の純額
17,000 百万円
(2) 当社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異が
あるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
△ 36.2%
(調整)
寄附金等永久に損金に算入されない項目
35.1%
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△ 3.8%
評価性引当額の増加
10.7%
住民税均等割等
0.4%
その他
△ 1.8%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
4.4%
11. 関連当事者との取引
当連結会計年度(自平成 12 年 4 月 1 日 至平成 13 年 3 月 31 日)
親会社及び法人主要株主等
7. その他有価証券評価差額金
その他有価証券評価差額金については 268 ページに記載しております。
属性
会社等の
名称
8. デリバティブ取引関係
デリバティブ取引関係については 269 ページに記載しております。
親会社
億円 銀行
(株)東京 東京都
82.26%
三菱銀行 千代田区 7,859 業務
9. 退職給付関係
(1) 採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として、厚生年金基金制度、退職一時金制度等を設けて
おります。また、従業員の退職に際して割増退職金を支払う場合があります。連結
子会社は、退職一時金制度のほか、一部の連結子会社では、厚生年金基金制度を設
けております。
26,700 百万円
7,560 百万円
1,773 百万円
1,043 百万円
37,666 百万円
7,038 百万円
1,042 百万円
住所
関係内容
議決権等
資本金 事業 の被所有 役員の 事実上
内容 割合 兼務等 の関係
ー
銀行取引
取引の 取引金額
内容
科目
支援金の 百万円
特別損失
一部返還 3,531
期末残高
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
ー
(注)平成 9 年度に受けた支援金の一部を返還したものであります。
12. 1 株当たり情報
連結ベースの 1 株当たり純資産額
連結ベースの 1 株当たり当期純損失
連結ベースの潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
30.48 円
3.66 円
ー円
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額については、潜在株式がないので記載しておりません。
265
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
266
13. 重要な後発事象
Ⅰ . 平成 13 年 4 月 2 日に、当社、株式会社東京三菱銀行及び三菱信託銀行株式会社
は、株式移転により持株会社である株式会社三菱東京フィナンシャル・グループを
設立し、三社はその完全子会社となりました。
Ⅱ . 当社は、平成13年5月24日に三菱信託銀行株式会社及び東京信託銀行株式会社
と合併契約書を締結し、平成13年6月27日開催の定時株主総会において合併契
約書の承認を受けました。
なお、当該合併契約書は同日開催の三菱信託銀行株式会社の第127期定時株主総
会、普通株式に係る種類株主総会及び第一回第一種優先株式に係る種類株主総会並
びに東京信託銀行株式会社の第 8 期定時株主総会において、それぞれ承認されて
おります。
合併契約書の概要、三菱信託銀行株式会社及び東京信託銀行株式会社の最近事業年
度末の貸借対照表(要約)等は、次のとおりであります。
1. 合併契約書の概要
(1) 合併の目的
経済・金融のグローバル化、日本版ビッグバンの本格化やeコマースの進展
などを背景に、業態間の垣根や国境を越えた内外の金融機関による競争はま
すます熾烈になっております。そうした中、この度、当社は、株式会社東京
三菱銀行及び三菱信託銀行株式会社並びに東京信託銀行株式会社と、これま
での提携・協力関係を大きく前進させ、競争優位性を有する多角的な金融
サービス・グループとして更なる発展を図り、業態の違いによる企業文化の
相違性を尊重しながらシナジー効果を追求するため、持株会社の下に全面的
な経営統合をすることにいたしました。そして、この経営統合の第2ステッ
プとして、同一業態であるグループ内の信託銀行三社については、業務の一
体化や効率化を進め易い体制とするために合併することにいたしました。
(2) 合併の方法
三菱信託銀行株式会社(以下、甲という)、日本信託銀行株式会社(以下、乙
という)及び東京信託銀行株式会社(以下、丙という)は合併し、法手続上、
甲は存続し乙及び丙は解散する。
(3) 合併に際して発行する新株式及び割当
甲は、合併に際して額面普通株式(1 株の額面金額は 5 0 円とする)
247,000,000 株を発行し、次のとおり割当交付する。
1 乙の普通株式
合併期日前日の最終の乙の株主名簿に記載された各株主に対し、その所
有する乙の普通株式1株につき甲の普通株式0.2株の割合をもって割当
交付する。
2 丙の普通株式
合併期日前日の最終の丙の株主名簿に記載された各株主に対し、その所
有する丙の普通株式 1 株につき甲の普通株式 250 株の割合をもって割
当交付する。
3 乙の後配株式
合併期日前日の最終の乙の株主名簿に記載された各株主に対し、その所
有する乙の後配株式 1 株につき甲の普通株式 0.18 株の割合をもって割
当交付する。
(4) 増加すべき資本金及び準備金等
甲が合併により増加すべき資本金、資本準備金、利益準備金及び任意積立金
その他の留保利益の額は、次のとおりとする。ただし、合併期日における乙
及び丙の資産状態により、甲、乙及び丙協議のうえ、これを変更することが
できる。
1 資本金
12,350,000,000 円
2 資本準備金
合併差益の額から下記「3 利益準備金」及び「4 任意積立金その他の留
保利益」の額を控除した額
3 利益準備金
合併期日における乙及び丙の利益準備金の額
4 任意積立金その他の留保利益
合併期日における乙及び丙の任意積立金その他の留保利益の額
ただし、積み立てるべき科目及び各科目の金額は、甲、乙及び丙協議の
うえ決定する。
(5) 合併期日
合併期日は、平成 13 年 10 月 1 日とする。ただし、合併手続の進行に応じ
必要があるときは、甲、乙及び丙協議のうえ、これを変更することができる。
(6) 会社財産及び信託財産の引継
1 乙及び丙は、平成 13 年 3 月 31 日現在の会社財産についての貸借対照
表、その他同日現在の計算を基礎とし、これに合併期日に至るまでの増
減を加除した資産、負債、その他権利義務の一切を、合併期日において
甲に引き継がせ、甲はこれを承継する。
2 乙及び丙は、平成 13 年 3 月 31 日現在において乙及び丙が受託してい
る各種の信託の信託財産について作成した財産目録、その他同日現在の
信託財産残高表等を基礎とし、これに合併期日に至るまでの増減を加除
した、乙及び丙が信託の受託者として有する資産、負債、その他の権利
義務の一切を、合併期日において信託財産として甲に引き継がせ、甲は
これを承継する。
3 乙及び丙は、平成 13 年 4 月 1 日から合併期日に至る期間の乙及び丙の
会社財産に関する資産、負債その他権利義務の変動について別にその増
減等を示した計算書を、同期間の乙及び丙の信託財産に関する資産、負
債その他権利義務の変動について別にその増減等を示した計算書をそれ
ぞれ作成のうえ、その内容を甲に明示する。
(7) 配当の起算日
合併に際して乙及び丙の普通株主並びに乙の後配株主に対し発行する甲の普
通株主に対する利益配当及び中間配当は、合併期日を起算日として行う。
(8) 合併に際して就任する取締役
合併に際して新たに甲の取締役に就任する者は、乙から糸賀 勲、永易克
典、丙から若林和彦とする。ただし、就任の時期は合併期日とする。
(9) 店舗の引継
乙の本店及び支店は、合併期日以降、甲の営業店舗として引継がれるものと
する。
(10)従業員の処遇
甲は、合併期日における乙及び丙の従業員を甲の従業員として引継ぐ。ただ
し、勤続年数は、乙及び丙における年数を通算し、その他の細目の取扱につ
いては、甲、乙及び丙協議して定める。
(11)合併条件の変更等
本契約締結後合併期日に至るまでの間に、天災地変その他の事由により、
甲、乙又は丙の財産もしくは経営状態に重大な変動が生じた場合は、甲、乙
及び丙協議のうえ、合併条件を変更し、又は本契約を解除することがで
きる。
(12)本契約の効力
本契約は、甲、乙及び丙の各株主総会の承認又は法令に定める関係官庁の許
認可等が得られなかったときは、その効力を失う。
2. 三菱信託銀行株式会社の最近事業年度末の貸借対照表(要約)は次のとおりで
あります。
第 127 期末(平成 13 年 3 月 31 日現在)貸借対照表(要約)
(金額単位:百万円)
科目
(資産の部)
現金預け金
コールローン
買入手形
買入金銭債権
特定取引資産
金銭の信託
有価証券
貸出金
外国為替
その他資産
動産不動産
繰延税金資産
支払承諾見返
貸倒引当金
投資損失引当金
金額
751,438
85,524
127,900
3,508
417,037
78,559
6,033,577
8,962,483
13,962
1,074,251
167,960
148,365
634,837
△ 337,527
△8
科目
(負債の部)
預金
譲渡性預金
コールマネー
売渡手形
特定取引負債
借用金
外国為替
社債
転換社債
信託勘定借
その他負債
退職給付引当金
債権売却損失引当金
支払承諾
負債の部合計
(資本の部)
資本金
資本準備金
利益準備金
その他の剰余金
任意積立金
当期未処分利益
その他有価証券評価差額金
資本の部合計
資産の部合計
18,161,871
負債及び資本の部合計
金額
10,367,360
910,109
58,395
96,600
120,267
435,276
26,784
102,200
27
3,249,980
1,248,053
6,505
3,679
634,837
17,260,077
292,793
246,378
42,589
206,255
179,225
27,029
113,777
901,794
18,161,871
また、同社の最近事業年度(自 平成 12 年 4 月 1 日 至 平成 13 年 3 月 31
日)の経常収益は 674,752 百万円、当期純利益は 18,420 百万円、期末日
現在の従業員数は 5,451 人であります。
3. 東京信託銀行株式会社の最近事業年度末の貸借対照表(要約)は次のとおりで
あります。
第 8 期末(平成 13 年 3 月 31 日現在)貸借対照表(要約)
(金額単位:百万円)
科目
(資産の部)
現金預け金
コールローン
有価証券
その他資産
動産不動産
繰延税金資産
貸倒引当金
金額
20,576
362
79,654
2,067,928
178
305
△ 79
科目
(負債の部)
コールマネー
借用金
信託勘定借
その他負債
退職給付引当金
役員退任慰労引当金
負債の部合計
(資本の部)
資本金
その他の剰余金
当期未処分利益
資本の部合計
資産の部合計
2,168,926
負債及び資本の部合計
金額
84,725
3,000
2,267
2,064,183
16
68
2,154,262
10,000
4,663
4,663
14,663
2,168,926
また、同社の最近事業年度(自 平成 12 年 4 月 1 日 至 平成 13 年 3 月 31
日)の経常収益は 60,018 百万円、当期純利益は 1,158 百万円、期末日現在
の従業員数は 68 人であります。
14. セグメント情報
セグメント情報については 269 ページに記載しております。
有価証券の時価等関係
平成 11 年度
(単位:百万円)
平成11年度
連結貸借対照表価額
時価
評価損益
うち評価益
商品有価証券 債券
有価証券
うち評価損
211
212
0
0
0
債券
株式
その他
21,075
107,180
ー
21,057
111,960
ー
△ 18
4,779
ー
360
22,305
ー
378
17,525
ー
小計
128,255
133,017
4,761
22,665
17,903
128,467
133,229
4,761
22,666
17,904
合計
(注) 1. 本表記載の商品有価証券および有価証券は、上場有価証券(債券は、国債、地方債、社債であります)を対象としております。
なお、上場債券の時価は、主として東京証券取引所の最終価格または日本証券業協会が発表する公社債店頭(基準)気配表に掲載されている銘柄の利回りに基づいて計算した価格によって
おります。
その他の上場有価証券の時価は、主として東京証券取引所の最終価格によっております。
2. 非上場有価証券のうち時価相当額として価格等の算定が可能なものは、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
連結貸借対照表価額
時価相当額
評価損益
うち評価益
商品有価証券 債券
有価証券
債券
株式
その他
小計
合計
うち評価損
25
25
0
0
0
368
1,824
30
392
2,998
32
24
1,174
2
24
1,458
2
0
284
0
2,222
3,423
1,200
1,485
284
2,247
3,448
1,200
1,485
284
非上場有価証券の時価相当額は、店頭売買有価証券については日本証券業協会が公表する売買価格等、公募債券については日本証券業協会が発表する公社債店頭(基準)気配表に掲載さ
れている銘柄の利回りに基づいて計算した価格、証券投資信託の受益証券については基準価格によっております。
3. 上記(注)2. 記載の「その他」は投資信託の受益証券であります。
4. 時価情報開示対象有価証券から除いた有価証券の連結貸借対照表価額は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
商品有価証券 債券
有価証券
213
債券
株式
その他
60,275
4,512
5,688
有価証券関係
平成 12 年度
※1. 有価証券の時価、評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには、
「国債」
「地方債」
「社債」
「株式」
「その他の証券」のほか「商品有価証券」が含まれております。
※ 2.「子会社株式および関連会社株式で時価のあるもの」については、財務諸表における注記事項として記載しております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成12年度
連結貸借対照表計上額
売買目的有価証券
338
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
4
2. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成12年度
取得原価
連結貸借対照表計上額
日
本
信
託
銀
行
評価差額
うち益
うち損
株式
104,551
84,998
△ 19,552
3,483
23,035
債券
国債
地方債
社債
その他
138,080
136,681
40
1,359
134
138,180
136,731
43
1,405
142
100
50
3
46
7
120
51
3
65
8
20
1
ー
19
0
合計
242,766
223,321
△ 19,444
3,612
23,057
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(注) 連結貸借対照表計上額は、当連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
267
3. 当連結会計年度中に売却したその他有価証券
その他有価証券評価差額金
(単位:百万円)
平成 12 年度
平成12年度
売却額
その他有価証券
連結貸借対照表に計上されているその他有価証券評価差額金の内訳は、次の
とおりであります。
売却益の合計額 売却損の合計額
141,654
13,547
1,216
(単位:百万円)
平成12年度
4. 時価のない有価証券の主な内容および連結貸借対照表計上額
評価差額
その他有価証券
(単位:百万円)
平成12年度
その他有価証券
非上場株式(店頭売買株式を除く)
非上場債券
貸付信託受益証券
△ 19,444
△ 19,444
(+)繰越税金資産
4,271
212
25,444
ー
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前)
△ 19,444
(△)少数株主持分相当額
ー
その他有価証券評価差額金
5. その他有価証券のうち満期があるものの償還予定額
△ 19,444
(単位:百万円)
平成12年度
1年超5年以内
5年超10年以内
債券
国債
地方債
社債
その他
137,670
136,631
3
1,035
30
1年以内
722
100
40
582
54
ー
ー
ー
ー
16
10年超
ー
ー
ー
ー
ー
合計
137,701
777
16
ー
金銭の信託の時価等関係
金銭の信託関係
平成 11 年度
(単位:百万円)
平成11年度
連結貸借
対照表価額
金銭の信託
30,254
時価等
(単位:百万円)
評価損益
平成12年度
うち評価益
31,431
平成 12 年度
(1)運用目的の金銭の信託
1,177
うち評価損
1,191
連結貸借対照表
計上額
14
(注) 時価等の算定は、以下により金銭の信託の受託者が合理的に算出した価格によっており
ます。
1. 上場有価証券については、主として東京証券取引所の最終価格または日本証券業協会が
発表する公社債店頭(基準)気配表に掲載されている銘柄の利回りに基づいて計算した価
格によっております。
2. 店頭売買株式については、日本証券業協会が公表する売買価格等によっております。
運用目的の金銭の信託
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
26,881
△ 110
(2)満期保有目的の金銭の信託
該当ありません。
(3)その他の金銭の信託(運用目的および満期保有目的以外)
該当ありません。
デリバティブ取引関係
平成 11 年度
1. 取引の状況に関する事項
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
連結子会社ではデリバティブ取引を行っておりません。そのため「1. 取引の状況に関す
る事項」及び「2. 取引の時価等に関する事項」は当社に係るものであります。
当社はデリバティブ取引として、為替予約および金利スワップを利用しておりますが、投
機目的のデリバティブ取引は行わず、あくまで顧客のニーズに応え、あるいは自己保有の
資産のリスク回避の目的でカバー取引を行うためにこれらを利用しております。
為替予約は主に顧客の為替予約とそのカバー取引を行った結果であります。金利スワップ
については全てが当社の固定金利支払・変動金利受取となっておりますが、これは主に顧
客の調達金利の固定化ニーズに応えた固定金利貸出に対するカバー取引によるものであり
ます。
2. 取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
店頭
合計
(注) 1. 時価の算定
割引現在価値により算定しております。
2. 金利スワップ契約の内容は以下のとおりであります。
(単位:百万円、%)
金利スワップ
受取変動・支払固定
268
金利スワップについては市場金利が変動するリスクがありますが、基本的に対応する資産
等のカバー取引であるため、当社全体としてはリスクは小さいものとなっております。ま
た、当社のデリバティブ取引の相手方は国際的に優良な銀行が主であり、契約不履行にか
かる信用リスクは極めて低いものと考えております。
なお、デリバティブ取引に係る自己資本比率(国内基準)に基づく信用リスク額(カレン
トエクスポージャー方式を採用)は為替予約 3,832 百万円、金利スワップ 281 百万円
であります。
評価損益の測定、約定の管理および社内報告は社内規程に沿って、取引を執行する部署か
ら独立した部署が担当しております。
平成 11 年度のオフ・バランス取引の想定元本額・契約金額(国内基準)については 274
ページに記載しております。
平成11年度
70,642
49,822
△ 2,205
△ 2,205
70,642
49,822
△ 2,205
△ 2,205
1年以内
支払側固定スワップ想定元本
平均支払固定金利
平均受取変動金利
20,820
1.73
0.18
1年超3年以内
37,662
2.00
0.21
3年超
12,160
2.13
0.16
(2) 通貨関連取引
為替予約につきましては、年度末日に引直しを行い、その損益を連結損益計算書に計上しております。
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
店頭
為替予約
売建
85,445
買建
101,051
合計
186,496
デリバティブ取引関係
平成 12 年度
金利スワップについては市場金利が変動するリスクがありますが、基本的に対応する資産
等のカバー取引であるため、当社全体としてはリスクは小さいものとなっております。ま
た、当社のデリバティブ取引の相手方は国際的に優良な銀行が主であり、契約不履行にか
かる信用リスクは極めて低いものと考えております。
なお、デリバティブ取引に係る自己資本比率(国内基準)に基づく信用リスク額(カレン
トエクスポージャー方式を採用)は為替予約 6,304 百万円、金利スワップ 163 百万円
であります。
評価損益の測定、約定の管理および社内報告は社内規程に沿って、取引を執行する部署か
ら独立した部署が担当しております。
平成 12 年度のオフ・バランス取引の想定元本額・契約金額(国内基準)については 274
ページに記載しております。
1. 取引の状況に関する事項
連結子会社ではデリバティブ取引を行っておりません。そのため「1. 取引の状況に関す
る事項」および「2. 取引の時価等に関する事項」は当社に係るものであります。
当社はデリバティブ取引として、為替予約および金利スワップを利用しておりますが、投
機目的のデリバティブ取引は行わず、あくまで顧客のニーズに応え、あるいは自己保有の
資産のリスク回避の目的でカバー取引を行うためにこれらを利用しております。
為替予約は主に顧客の為替予約とそのカバー取引を行った結果であります。金利スワップ
については全てが当社の固定金利支払・変動金利受取となっておりますが、これは主に顧
客の調達金利の固定化ニーズに応えた固定金利貸出に対するカバー取引によるものであり
ます。
2. 取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上してお
ります。
なお、特例処理を適用している金利スワップ取引は、左記記載から除いており
ます。
2. 時価の算定
割引現在価値により算定しております。
平成12年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
店頭
金利スワップ
受取変動・支払固定
合計
3,790
3,390
661
△ 661
3,790
3,390
661
△ 661
(2) 通貨関連取引
為替予約につきましては、年度末日に引直しを行い、その損益を連結損益計算書に計上しております。
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
店頭
為替予約
売建
85,864
買建
105,878
合計
日
本
信
託
銀
行
191,743
セグメント情報
(1) 事業の種類別セグメント情報
前連結会計年度および当連結会計年度において、当社グループは、信託銀行業を事業内容とする単一セグメントであり、経常収益、経常利益(または損失)お
よび資産の金額はいずれも 90%超(100%)であるため事業の種類別セグメント情報の記載を省略しております。
(2) 所在地別セグメント情報
前連結会計年度および当連結会計年度において、本邦以外の国または地域に所在する連結子会社および在外支店がないため該当事項はありません。
(3) 国際業務経常収益
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(単位:百万円)
国際業務経常収益
連結経常収益
国際業務経常収益の連結経常収益に
占める割合
平成 11 年度
11,354
72,620
15.63%
平成 12 年度
4,069
61,149
6.65%
(注) 1. 一般企業の海外売上高に代えて、国際業務経常収益を記載しております。
2. 国際業務経常収益は、国内での外貨建諸取引、円建貿易手形取引、円建対非居住者諸取引、特別国際金融取引勘定における諸取引で、こうした取引を相手先別に区分していないため、国また
は地域毎のセグメント情報は記載しておりません。
269
連結情報
1. 国内・国際業務部門別損益の内訳
(単位:億円)
平成11年度
国内業務部門
信託報酬
平成12年度
国際業務部門
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
144
ー
144
152
ー
152
93
86
78
24
150
107
131
39
資金運用収支
57
21
180
7
251
7
71
53
15
102
7
163
7
60
役務取引等収支
役務取引等収益
役務取引等費用
93
102
9
0
0
0
93
103
9
99
110
10
△0
0
0
99
110
10
その他業務収支
その他業務収益
その他業務費用
△ 21
9
31
△3
3
6
△ 24
12
37
△5
5
10
1
1
ー
△3
6
10
資金運用収益
資金調達費用
(注) 1. 本邦以外の国または地域に所在する連結子会社および在外支店がないため、国内・国際業務部門別に記載しています。
以下、
「2. 国内・国際業務部門別資金運用/調達の内訳」、
「3. 国内・国際業務部門別役務取引の内訳」、
「5. 国内・国際業務部門別有価証券残高」、
「6. 国内・国際業務部門別預金科目別
残高」の各表においても同様に記載しています。なお、国内・国際業務部門の区分は下記のとおり行っています。
2. 国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引です。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めています。
3. 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(平成11年度1億円、平成12年度1億円)を控除して表示しています。
4. 資金運用収益および資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借利息です。
2. 国内・国際業務部門別資金運用/調達の内訳
(1) 平均残高
(単位:億円)
平成11年度
国内業務部門
平成12年度
国際業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
(3,101)
12,536
6,275
2,054
1,100
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
12,097
2,337
0
5,776
合計
国内業務部門
国際業務部門
3,707
29
51
3,624
13,142
6,304
2,106
4,725
(2,090)
10,496
5,721
2,283
396
(3,101)
3,699
590
ー
7
12,695
2,927
0
5,784
9,860
3,274
18
1,268
合計
2,174
16
0
2,150
10,579
5,737
2,283
2,547
(2,090)
2,171
80
ー
0
(2) 利息、利回り
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
利息
国内業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
9,941
3,354
18
1,268
(7)
150
106
36
0
57
5
0
12
国際業務部門
107
1
7
95
(7)
21
10
ー
0
合計
251
108
43
96
71
16
0
12
利回り
1.91%
1.71
2.08
2.03
0.55
0.55
0.05
0.22
利息
国内業務部門
(7)
131
104
18
0
53
10
0
4
国際業務部門
39
1
0
37
(7)
15
4
ー
0
合計
163
106
18
38
60
15
0
4
利回り
1.54%
1.84
0.80
1.50
0.61
0.45
0.23
0.38
(注) 1. 合計の資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(平成11年度295億円、平成12年度44億円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(平成11年度306億円、平成12年
度289億円)および利息(平成11年度1億円、平成12年度1億円)を、それぞれ控除して表示しています。
2.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高および利息(内書き)です。
3. 平均残高は、日々の残高の平均に基づいて算出しています。国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用す
る方式)により算出しています。
4. 合計の国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高および利息は、相殺して記載しています。
5. 預け金等にはコールローンを含んでいます。
6. 借用金等にはコールマネーを含んでいます。
270
3. 国内・国際業務部門別役務取引の内訳
(単位:億円)
平成11年度
国内業務部門
役務取引等収益
うち信託関連業務
預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
代理業務
保護預り・貸金庫業務
保証業務
役務取引等費用
うち為替業務
国際業務部門
平成12年度
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
102
80
0
1
2
3
0
0
0
ー
0
0
ー
ー
ー
0
103
80
0
1
2
3
0
0
110
86
0
0
2
6
0
0
0
ー
0
0
ー
ー
ー
0
110
86
0
1
2
6
0
0
9
0
0
0
9
0
10
0
0
0
10
0
4. 貸出金の状況
(1) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成11年度
残高
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
建設業
卸売・小売業、飲食店
金融・保険業
不動産業
サービス業
その他
特別国際金融取引勘定分
政府等
金融機関
その他
合計
平成12年度
構成比
残高
構成比
5,412
1,053
348
890
784
818
767
750
100.00%
19.47%
6.44%
16.44%
14.49%
15.13%
14.17%
13.86%
5,804
924
377
764
706
1,180
791
1,059
100.00%
15.92%
6.51%
13.18%
12.17%
20.34%
13.63%
18.25%
5
5
ー
ー
100.00%
100.00%
ー%
ー%
6
6
ー
ー
100.00%
100.00%
ー%
ー%
5,418
5,810
(2) リスク管理債権の状況
※リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
186
1,147
52
155
151
896
55
104
157
1,069
13
166
合計
1,542
1,208
1,406
貸出金残高
6,744
5,418
5,810
22.86%.
22.30%.
24.21%.
貸出金に占める比率
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
271
② リスク管理債権に対する引当率
(単位:億円)
平成10年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
平成11年度
622
1,542
40.35%.
平成12年度
495
1,208
40.99%.
448
1,406
31.85%.
●未収利息の会計処理
資産の自己査定により、破綻懸念先、実質破綻先および破綻先に分類した債務者に対する債権に係る未収利息を収益不計上としています。
●償却の会計処理
資産の自己査定によりⅣ分類(無価値または回収不能)
と認定した債権を直接償却しています。
③ 地域別リスク管理債権
(単位:億円)
平成11年度
破綻先債権
延滞債権
3カ月以上
延滞債権
平成12年度
貸出条件
緩和債権
合計
破綻先債権
延滞債権
3カ月以上
延滞債権
貸出条件
緩和債権
合計
国内
151
896
55
104
1,208
157
1,069
13
160
1,401
海外
ー
ー
ー
0
0
ー
ー
ー
5
5
ー
ー
ー
5
5
ー
ー
ー
5
5
157
1,069
13
166
1,406
アジア
インドネシア
その他
合計
ー
ー
ー
0
0
151
896
55
104
1,208
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
④ 業種別リスク管理債権
(単位:億円)
平成11年度
破綻先債権
国内
合計
破綻先債権
延滞債権
3カ月以上
延滞債権
貸出条件
緩和債権
合計
896
55
104
1,208
157
1,069
13
160
2
9
3
20
34
12
18
5
40
76
建設業
82
117
ー
ー
200
81
154
ー
ー
236
111
不動産業
サービス業
1,401
2
117
2
5
128
15
82
4
9
34
5
ー
15
56
12
66
2
8
89
5
296
44
24
371
4
361
ー
38
404
287
23
307
ー
1
332
26
230
ー
29
その他
ー
27
ー
ー
27
3
43
ー
2
49
消費者
0
14
3
38
57
0
112
1
32
146
ー
ー
ー
0
0
ー
ー
ー
5
5
金融機関
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
商工業
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
その他
ー
ー
ー
0
0
ー
ー
ー
5
5
151
896
55
104
1,208
157
1,069
13
166
1,406
海外
合計
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
5. 国内・国際業務部門別有価証券残高
(単位:億円)
平成11年度
国内業務部門
国際業務部門
平成12年度
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
貸付有価証券
797
0
19
1,135
57
0
ー
ー
ー
ー
0
0
797
0
19
1,135
57
0
1,367
0
16
892
255
ー
ー
ー
ー
0
1,367
0
16
892
255
合計
2,009
0
2,009
2,532
0
2,532
(注)「その他の証券」には、外国債券および外国株式を含んでいます。
272
貸出条件
緩和債権
151
卸売・小売業、飲食店
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
3カ月以上
延滞債権
製造業
金融・保険業
日
本
信
託
銀
行
延滞債権
平成12年度
6. 国内・国際業務部門別預金科目別残高
(単位:億円)
平成11年度
国内業務部門
平成12年度
国際業務部門
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
流動性預金
定期性預金
その他の預金
616
1,699
42
ー
ー
69
616
1,699
111
557
3,090
23
ー
ー
88
557
3,090
112
計
2,358
69
2,427
3,671
88
3,760
ー
ー
ー
531
ー
531
2,358
69
2,427
4,202
88
4,291
譲渡性預金
合計
(注) 1. 流動性預金=当座預金+普通預金+通知預金
2. 定期性預金=定期預金
7. 連結自己資本比率(国内基準)
(単位:億円)
平成8年度
基本的項目
資本金
新株式払込金
資本準備金
連結剰余金
連結子会社の少数株主持分
その他有価証券の評価差損(△)
営業権相当額(△)
連結調整勘定相当額(△)
控除項目
自己資本額
リスク・アセット等
平成10年度
平成11年度
平成12年度
1,127
ー
239
△ 640
ー
ー
ー
ー
677
ー
47
△ 134
ー
ー
ー
ー
677
ー
ー
△ 129
ー
△ 194
ー
ー
725
590
353
土地の再評価額と再評価の直前の
帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注 4)
ー
121
ー
ー
ー
105
ー
ー
ー
100
150
150
計
121
105
250
計
補完的項目
平成9年度
(A)
うち自己資本への算入額
(B)
59
56
191
他の金融機関の資本調達手段の
意図的な保有相当額
(C)
ー
ー
ー
(A)+(B)−(C)
(D)
785
647
545
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
(E)
(F)
8,732
865
8,956
112
6,572
96
計 (E)+(F)
(G)
9,597
9,068
6,668
8.18%
7.13%
8.17%
連結自己資本比率(国内基準)(D)/(G) x 100
(注) 1. 連結自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき作成しています。なお、当社は国内基準を採用しています。
2. 当社は国内基準を適用していますが、金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律の施行により銀行法第14条の2が改正されたことに伴い、平成10年度より連結自己資本
比率を算出しています。
3. 貸倒引当金は、個別貸倒引当金および特定海外債権引当勘定を除いています。
4. 告示第24条第1項第4号および第5号に掲げるものです。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られています。
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
273
8. オフ・バランス取引の想定元本額・契約金額(国内基準)
(1) 金融派生商品および先物外国為替取引
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
平成8年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
合計
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
946
(4)
79
(0)
396
(19)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
1,061
(4)
ー
(ー)
690
(18)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
1,089
(4)
ー
(ー)
608
(12)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
706
(2)
ー
(ー)
1,778
(38)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
353
(1)
ー
(ー)
1,647
(63)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
1,422
(25)
1,752
(22)
1,697
(16)
2,485
(41)
2,001
(64)
(注) 1.( )内は与信相当額です。
2. 上記計数は、自己資本比率(国内基準)に基づくものであり、与信相当額の算出にあたってはカレント・エクスポージャー方式を採用しています。
3. 与信相当額については、ネッティング(取引相手と結んだ全てのオフ・バランス取引の時価評価額を相殺し、ネットアウト後の金額を与信相当額とするもの)は行っていません。
4. なお、原契約期間が14日以内の外国為替関連取引等の契約金額・想定元本額は次のとおりです。
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(売)
金利オプション(買)
通貨オプション(売)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
ー
ー
50
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
69
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
121
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
89
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
359
ー
ー
ー
ー
ー
合計
50
69
121
89
359
(2) 与信関連取引
(単位:億円)
契約金額
平成8年度
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
274
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
コミットメント
保証取引
その他
1,587
409
ー
624
327
ー
518
186
ー
441
92
ー
489
83
ー
合計
1,996
952
704
534
572
主要な経営指標等の推移
(単体)
(単位:百万円)
平成8年度
経常収益
うち信託報酬
経常利益(△は経常損失)
当期純利益(△は当期純損失)
資本金
(発行済株式総数)
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
72,176
27,913
59,684
14,531
59,603
15,488
71,645
14,449
60,011
15,249
△ 2,317
△ 200,745
△ 83,686
△ 10,684
96
40,219
△ 100,415
△ 84,130
△ 13,694
△ 4,546
128,590
(660,000 千株)
93,590
(940,000 千株)
112,730
(1,160,000 千株)
67,730
(1,160,000 千株)
67,730
(1,160,000 千株)
純資産額
129,012
98,596
72,526
58,831
34,841
総資産額
1,507,887
1,562,602
1,497,058
1,045,833
935,971
預金残高
357,148
333,861
282,413
243,080
376,390
貸出金残高
うち銀行勘定
信託勘定
1,435,111
853,709
581,402
1,348,150
789,889
558,260
1,031,560
675,571
355,988
800,084
542,606
257,478
594,821
581,792
13,028
有価証券残高
うち銀行勘定
信託勘定
2,373,274
266,730
2,106,544
2,574,309
243,040
2,331,269
2,844,794
212,025
2,632,768
3,517,163
201,135
3,316,027
3,737,019
253,430
3,483,588
1 株当たり配当額
(うち 1 株当たり中間配当額)
1 株当たり当期純利益
(△は 1 株当たり当期純損失)
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
1 株当たり純資産額
単体自己資本比率(国内基準)
(参考)単体自己資本比率(国際統一基準)
株価収益率
配当性向
従業員数
信託財産額
総資産利益率(ROA)
経常利益率
当期純利益率
資本利益率(ROE)
経常利益率
当期純利益率
ー
(ー )
60.93 円
ー
(ー )
△ 136.72 円
ー
ー
ー
(ー )
△ 88.59 円
ー
ー
(ー )
△ 11.80 円
ー
ー
(ー )
△ 3.91 円
ー
195.47 円
104.89 円
62.52 円
50.71 円
30.03 円
ー
11.23 %
13.48 %
ー
8.18 %
ー
7.11 %
ー
8.10 %
ー
5.47 倍
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,500 人
5,221,008
1,368 人
1,271 人
1,045 人
933 人
5,585,561
5,900,107
7,330,354
7,569,025
ー
2.77 %
ー
ー
ー
ー
ー
ー
0.00 %
ー
ー
45.29 %
ー
ー
ー
ー
ー
ー
0.16 %
ー
(注)1. 平成10年度の財務諸表における子会社・関連会社の範囲および税効果会計については、それぞれ「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則の一部を改正する省令」
(平成10年
大蔵省令第135号)附則第2項および「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する省令」
(平成10年大蔵省令第173号)附則第3項に基づき、これらの省令に
より改正された財務諸表等規則の規定を適用しています。
2. 消費税および地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
3. 1株当たり純資産額は、期末発行済株式数により算出しています。
4. 1株当たり当期純利益または当期純損失は、期中平均株式数により算出しています。
5. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式がないので記載していません。
6. 平成9年度以降の単体自己資本比率(国内基準)は、銀行法第26条に基づく早期是正措置の導入に伴い平成10年3月31日から施行された大蔵省告示に基づいて算出しています。
7. 当期純損失を計上した年度については、株価収益率を記載していません。
8. 従業員数は、平成11年度から就業人員数を記載しています。
利 益
9. 総資産利益率=
X 100
総資産(除く支払承諾見返)平均残高
利 益
10. 資本利益率 =
X 100
資本勘定平均残高{(期首+期末)}÷2
11. 経常損失、当期純損失を計上した年度については、利益率を記載していません。
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
275
財務諸表
日本信託銀行の銀行法第 21 条第 1 項後段の規定により公衆の縦覧に供する書類は、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律(昭和 49 年
法律第 22 号)により、監査法人トーマツの監査を受けています。また、日本信託銀行の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、損失処理計
算書及び附属明細表につきましては、証券取引法第193 条の 2 の規定に基づき、監査法人トーマツの監査証明を受けています。以下の貸借対照表、損
益計算書及び損失処理計算書は、上記の財務諸表に基づいて作成しています。
1. 貸借対照表
(単位:百万円)
平成11年度
(単位:百万円)
平成12年度
平成11年度
(平成12年3月31日) (平成13年3月31日)
現金
預け金
252,874
11,914
23,127
5,140
240,959
17,987
コールローン
ー
35,000
商品有価証券
450
338
商品国債
450
338
金銭の信託
30,254
26,881
有価証券
国債
地方債
(平成12年3月31日) (平成13年3月31日)
(負債の部)
(資産の部)
現金預け金
平成12年度
預金
243,080
376,390
当座預金
11,599
7,604
普通預金
43,332
43,213
通知預金
7,036
5,294
定期預金
169,964
309,064
11,146
11,213
ー
53,100
その他の預金
譲渡性預金
コールマネー
借用金
260,000
148
ー
15,000
201,135
253,430
79,730
136,725
借入金
ー
15,000
43
外国為替
1
0
1
0
45
未払外国為替
社債
1,928
1,617
株式
113,702
89,455
信託勘定借
460,569
420,469
0
1
その他負債
4,902
4,507
その他の証券
5,718
25,587
未決済為替借
61
48
貸付有価証券
9
ー
未払法人税等
42
30
2,260
855
自己株式
貸出金
未払費用
542,606
581,792
割引手形
8,026
5,228
手形貸付
101,879
63,830
金融派生商品
ー
661
証書貸付
307,629
402,561
その他の負債
1,446
1,843
当座貸越
125,070
110,171
退職給与引当金
2,419
ー
165
297
退職給付引当金
ー
2,837
165
297
6,754
19,992
その他資産
30,569
24,518
ー
309
前払費用
384
253
未収収益
12,014
10,832
その他の資産
18,170
13,431
11,664
10,454
土地建物動産
4,906
4,167
保証金権利金
6,758
6,286
繰延税金資産
17,000
17,000
支払承諾見返
9,274
8,374
△ 50,160
△ 45,245
1,045,833
935,971
外国為替
外国他店預け
前受収益
434
462
従業員預り金
656
604
債権売却損失引当金
特定債務者支援引当金
支払承諾
負債の部合計
9,274
8,374
987,001
901,130
67,730
67,730
4,796
ー
13,694
13,444
(資本の部)
動産不動産
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
276
貸倒引当金
資産の部合計
資本金
資本準備金
欠損金
当期未処理損失
その他有価証券評価差額金
資本の部合計
負債及び資本の部合計
13,694
13,444
ー
△ 19,444
58,831
34,841
1,045,833
935,971
貸借対照表、損益計算書及び損失処理計算書は、
「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」
という。)に基づいて作成していますが、
資産および負債の分類ならびに収益および費用の分類は、
「銀行法施行規則」
(昭和57年大蔵省令第10号)に準拠して作成しています。
2. 損益計算書
(単位:百万円)
平成11年度
(単位:百万円)
平成12年度
平成11年度
平成11年4月 1 日から 平成12年4月 1 日から
( 平成12年3月31日まで
) ( 平成13年3月31日まで )
経常収益
信託報酬
平成11年4月 1 日から 平成12年4月 1 日から
( 平成12年3月31日まで
) ( 平成13年3月31日まで )
71,645
60,011
営業経費
28,089
26,537
14,449
15,249
その他経常費用
42,198
24,999
20,775
4,201
資金運用収益
25,141
16,317
貸倒引当金繰入額
貸出金利息
10,821
10,616
貸出金償却
4,397
1,848
有価証券利息配当金
コールローン利息
預け金利息
その他の受入利息
役務取引等収益
受入為替手数料
その他の役務収益
その他業務収益
外国為替売買益
商品有価証券売買益
国債等債券売却益
株式等売却損
株式等償却
425
金銭の信託運用損
277
103
301
7
その他の経常費用
20,128
6,466
9,356
9,917
△ 10,684
96
131
104
9,225
9,813
547
1,522
1,290
684
275
114
ー
4
897
経常利益(△は経常損失)
特別利益
動産不動産処分益
償却債権取立益
特別損失
667
ー
5,480
10,643
4,527
50
18
株式等売却益
19,801
12,981
法人税等調整額
138
1,198
1,467
3,662
82,330
59,914
資金調達費用
7,246
6,221
預金利息
1,622
1,530
0
4
1,292
481
ー
1
金利スワップ支払利息
1,588
1,144
その他の支払利息
2,743
3,059
1,014
1,084
その他業務費用
商品有価証券売買損
64
58
949
1,026
3,780
1,071
4
ー
国債等債券売却損
578
293
国債等債券償還損
3,121
ー
国債等債券償却
金融派生商品費用
6,147
128
法人税、住民税及び事業税
その他の役務費用
505
その他の特別損失
0
支払為替手数料
1,508
565
17,841
役務取引等費用
14
515
377
21,407
借用金利息
31
動産不動産処分損
その他経常収益
コールマネー利息
13,285
137
83
譲渡性預金利息
923
3,707
33
その他の経常収益
19
583
106
その他の業務収益
経常費用
8
9,513
国債等債券償還益
金銭の信託運用益
平成12年度
75
ー
ー
777
税引前当期純損失
3,000
ー
当期純損失
13,694
4,546
前期繰越損失
45,000
8,898
減資による繰越損失てん補額
45,000
ー
当期未処理損失
13,694
13,444
(右上に続く)
3. 損失処理計算書
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
株主総会承認日
( 平成13年6月27日 )
( 平成12年6月29日 )
当期未処理損失
損失処理額
資本準備金取崩額
次期繰越損失
日
本
信
託
銀
行
株主総会承認日
13,694
4,796
4,796
13,444
ー
ー
8,898
13,444
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
277
重要な会計方針(平成 11 年度)
1. 商品有価証券の評価基準及び評価方法
取引所の相場のある商品有価証券の評価は、移動平均法による低価法(洗い替え方式)
により行っております。
また、上記以外の商品有価証券の評価は、移動平均法による原価法により行っており
ます。
2. 有価証券の評価基準及び評価方法
(1) 移動平均法による原価法により行っております。
(2) 有価証券の運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用
されている有価証券の評価は、取引所の相場のある有価証券のうち、転換社債、新
株引受権付社債及び株式(各々外国証券を含む)並びに外国国債の評価は移動平均
法による低価法(洗い替え方式)により行っております。また、上記以外の有価証
券の評価は移動平均法による原価法により行っております。
3. 減価償却の方法
(1) 動産不動産
建 物
定率法を採用し、税法基準の償却率による。
ただし、平成 10 年 4 月 1 日以後に取得した建物(建物附属設備を
除く)については、定額法を採用し、税法基準の償却率による。
定率法を採用し、税法基準の償却率による。
税法の定める方法による。
動 産
その他
(2) ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく
定額法により償却しております。
なお、従来「その他資産」に計上していた自社利用のソフトウェアについては、
「研
究開発費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針」
(日本公認会計士協会会
計制度委員会報告第 12 号 平成 11 年 3 月 31 日)における経過措置の適用によ
り、従来の会計処理方法を継続して採用しております。また、同報告では上記に係
るソフトウェアの表示については、無形固定資産に計上することとされております
が、財務諸表の資産の分類等は「銀行法施行規則」
(昭和 57 年大蔵省令第 10 号)
によることとされておりますので、引き続き「その他資産」に計上しております。
4. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建の資産・負債については、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
ただし、直物外貨建資産残高に算入することが適当でないと定めた外貨建資産は取得
時、直物外貨建負債残高に算入することが適当でないと定めた外貨建負債については
発生時の為替相場によっております。
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
278
5. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しており
ます。
破産、和議等、法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、
「破綻先」と
いう)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下、
「実質破綻先」とい
う)の債権については、下記直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及
び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在
は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務
者に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可
能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認
める額を計上しております。上記以外の債権については、過去の一定期間における
貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び与信所管部が資産査
定を実施し、当該部署から独立した与信監査室が査定結果を監査しており、その査
定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から
担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能
見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 78,908 百万円であり
ます。
(2) 退職給与引当金
自己都合退職による期末要支給額に相当する額を引き当てております。
(3) 債権売却損失引当金
株式会社共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将来
発生する可能性のある損失を見積もり、必要と認められる金額を計上しており
ます。
6. リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース
取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
7. 厚生年金基金制度の採用
第 99 期(昭和 52 年 9 月)より、従来の退職金制度に加えて厚生年金基金制度を採
用しております。
平成 11 年 3 月 31 日現在の年金資産の合計額は 25,320 百万円であります。
平成 11 年 3 月 31 日現在の過去勤務費用の残存掛金期間は 5 年 8 カ月であります。
8. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、動産不動
産に係る控除対象外消費税等は当期の費用に計上しております。
追加情報(平成 11 年度)
前事業年度まで負債の部に掲記しておりました「貸倒引当金」は、
「銀行法施行規則」
(昭
和 57 年大蔵省令第 10 号)別紙様式が改正されたことに伴い、当事業年度より資産の部
の最後に対象資産から一括控除する方法により表示しております。この変更により、従来
の方法によった場合に比べ、資産の部及び負債の部はそれぞれ 50,160 百万円減少して
おります。
注記事項(平成 11 年度)
1. 貸借対照表関係
(1) 子会社の株式総額
230 百万円
なお、本項の子会社は、銀行法第 2 条第 8 項に規定する子会社であります。
(2) 自己株式は 287,939 円であります。なお、商法第 210 条ノ 2 第 2 項第 3 号に
定める自己株式はありません。
(3) 貸出金のうち、破綻先債権額は 15,142百万円、延滞債権額は 90,099百万円で
あります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込がないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸
出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第
1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じて
いる貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金
であります。
(4) 貸出金のうち、3 カ月以上延滞債権額は 5,503 百万円であります。
なお、3 カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3
カ月以上延滞している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであり
ます。
(5) 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 10,487 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的とし
て、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有
利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権
に該当しないものであります。
(6) 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計
額は 121,232 百万円であります。
なお、上記(3)から(6)に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
(7) 為替決済等の担保として有価証券 54,677 百万円を差し入れております。
(8) 動産不動産の減価償却累計額
6,597 百万円
(9) 動産不動産の圧縮記帳額
4,530 百万円
(当期圧縮記帳額
ー百万円)
(10) 当社が発行する株式の総数
2,500,000 千株
発行済株式総数
1,160,000 千株
(11) 欠損てん補に充当した準備金
①資本準備金
100,241 百万円
欠損てん補に充当した日
平成 10 年 6 月 26 日
②資本準備金
19,130 百万円
欠損てん補に充当した日
平成 11 年 6 月 29 日
(12) 元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託99,424百万円、
貸付信託 384,211 百万円であります。
2. 損益計算書関係
(1) 減資による繰越損失てん補額は、平成11年6月29日開催の定時株主総会の特別
決議により承認を受けた条件に基づき、平成 1 1 年 8 月 3 日において資本金
45,000 百万円の減資を行い前期繰越損失をてん補したものであります。
(2) その他の経常費用には、元本補てん契約のある信託財産に対する損失 15,694 百
万円、債権売却損失引当金繰入額 3,942 百万円を含んでおります。
3. リース取引関係
(1) リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
動産
その他
合計
取得価額相当額
699 百万円
1,938 百万円
2,638 百万円
減価償却累計額相当額 388 百万円
625 百万円
1,014 百万円
期末残高相当額
311 百万円
1,312 百万円
1,624 百万円
・未経過リース料期末残高相当額
1 年内
1 年超
合計
490 百万円
1,270 百万円
1,761 百万円
・支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額
支払リース料
779 百万円
減価償却費相当額
600 百万円
支払利息相当額
227 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
・利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額との差額を利息相当額とし、各期へ
の配分方法については、利息法によっております。
(2) オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1 年内
1 年超
合計
318 百万円
26 百万円
345 百万円
4. 有価証券の時価等関係
有価証券の時価等関係については 282 ページに記載しております。
5. 金銭の信託の時価等関係
金銭の信託の時価等関係については 283 ページに記載しております。
6. デリバティブ取引関係
デリバティブ取引関係については 283 ページに記載しております。
7. オフ・バランス取引の想定元本額・契約金額(国内基準)
(1) 金融派生商品及び先物外国為替取引
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
合計
706
(2)
ー
(ー)
1,778
(38)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
2,485
(41)
(注)1.( )内は与信相当額です。
2. 上記計数は、自己資本比率(国内基準)に基づくものであり、与信相当額の算
出にあたってはカレント・エクスポージャー方式を採用しております。
3. 与信相当額については、ネッティング(取引相手と結んだ全てのオフ・バラン
ス取引の時価評価額を相殺し、ネットアウト後の金額を与信相当額とするもの)
は行っていません。
4. なお、原契約期間が 14 日以内の外国為替関連取引等の契約金額・想定元本額
は次のとおりです。
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(売)
金利オプション(買)
通貨オプション(売)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
ー
ー
89
ー
ー
ー
ー
ー
合計
89
(2) 与信関連取引
(単位:億円)
契約金額
コミットメント
保証取引
その他
441
92
ー
合計
534
8. 税効果会計関係
(1) 繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金損金算入限度超過額
有価証券評価損否認
債権売却損失引当金否認
退職給与引当金損金算入限度超過額
元本補てん契約のある信託財産に対する損失否認
税務上の繰越欠損金
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産の純額
31,082 百万円
3,360 百万円
2,445 百万円
817 百万円
2,948 百万円
83,440 百万円
659 百万円
124,753 百万円
△ 107,753 百万円
17,000 百万円
(2) 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があると
きの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
△ 42.8%
(調整)
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正
187.8%
寄附金等永久に損金に算入されない項目
78.3%
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△ 3.7%
評価性引当額の減少
△ 189.5%
住民税均等割等
0.5%
その他
△ 1.9%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
28.7%
(3)「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成
12 年 4 月 1 日東京都条例第 145 号)が平成 12 年 3 月 30 日に可決・成立し、
東京都に係る事業税の課税標準が同 4 月 1 日以後開始する事業年度より従来の所
得から業務粗利益に変更されることにより、当該事業税は税効果会計の税率計算に
含められる税金でなくなることから、繰延税金資産の計算に使用する法定実効税率
を、当期より前期の 42.8%から 36.2%に変更しております。この変更により、
繰延税金資産の金額は3,000百万円減少し、同額を法人税等調整額の借方に計上
しております。
(4) 決算日後に法人税等の税率の変更があった場合の、その内容及び影響
「大阪府における銀行業等に対する事業税の標準課税等の特例に関する条例」
(平成
12 年 6 月 9 日大阪府条例第 131 号)が平成 12 年 6 月 9 日公布され、平成 13
年 4 月 1 日以後開始する事業年度より施行されますが、税効果会計で使用する法
定実効税率及び当事業年度末における一時差異等を基礎として再計算した繰延税金
資産の金額には影響ありません。
9. 1 株当たり情報
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純損失
潜在株式調整後 1 株当たりの当期純利益
50.71 円
11.80 円
ー円
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額については、潜在株式がないので記載しておりま
せん。
10. 重要な後発事象
当社は、平成 12 年 4 月 19 日に開催されました取締役会において、株主総会の承認
と監督官庁の認可を前提として、当社、株式会社東京三菱銀行、三菱信託銀行株式会
社及び東京信託銀行株式会社が経営を統合する旨の決議を行い、同日付けで四社は覚
書を締結しました。
覚書の内容は、つぎのとおりであります。
(1) 平成 13 年 4 月 2 日までに、当社、株式会社東京三菱銀行、三菱信託銀行株式会
社が、株式移転により共同で持株会社を設立し、三社をその完全子会社とする銀行
持株会社(以下、持株会社という)を設立します。
(2) 持株会社の設立後、平成 13 年 10 月 1 日までに、当社、三菱信託銀行株式会社及
び東京信託銀行株式会社は合併し、三菱信託銀行株式会社を存続会社とし当社及び
東京信託銀行株式会社は解散いたします。
日
本
信
託
銀
行
財
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︵
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279
重要な会計方針(平成 12 年度)
1. 商品有価証券の評価基準及び評価方法
商品有価証券の評価は、時価法により行っており、売却原価は移動平均法により算出
しております。
2. 有価証券の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券の評価は、子会社株式については移動平均法による原価法、その他有価証
券のうち時価のあるものについては期末日の市場価格等に基づく時価法によって処
理し、売却原価は移動平均法により算出しており、時価のないものについては移動
平均法による原価法又は償却原価法(定額法)により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理しており
ます。
(2) 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用さ
れている有価証券の評価は、時価法により行っております。
3. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法によっております。
4. 固定資産の減価償却の方法
(1) 動産不動産
動産不動産は、定率法(ただし、平成 10 年 4 月 1 日以後に取得した建物(建物
附属設備を除く)については定額法)を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物
6 年〜 50 年
動 産
5 年〜 15 年
(2) ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(1年〜 5年)に
基づく定額法により償却しております。
なお、当期において利用可能期間の見直しを行った結果、一部のソフトウェアにつ
いては利用可能期間を短縮しております。そのため、見直し前の利用可能期間(5
年)によった場合と比較して、経常利益は 425 百万円減少し、税引前当期純損失
は 2,373 百万円増加しております。
5. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建の資産・負債については、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
ただし、直物外貨建資産残高に算入することが適当でないと定めた外貨建資産は取得
時、直物外貨建負債残高に算入することが適当でないと定めた外貨建負債については
発生時の為替相場によっております。
日
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託
銀
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財
務
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280
6. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しており
ます。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、
「破綻先」
という)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下、
「実質破綻先」と
いう)の債権については、下記直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額
及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。今後、経
営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下、「破綻懸念先」という)
に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フ
ローを合理的に見積ることができない債権については、債権額から担保の処分可能
見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能
力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。破綻懸念先及び今後管理
に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに
係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることができる債権については、当該
キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割引いた金額と債権の帳簿価額との差額
を引当てております。上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実
績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。
特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を
特定海外債権引当勘定として計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び与信所管部が資産査
定を実施し、当該部署から独立した与信監査室が査定結果を監査しており、その査
定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から
担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能
見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 77,989 百万円であり
ます。
(2) 退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務
及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、数理計算上の
差異の費用処理方法は以下のとおりであります。
数理計算上の差異:発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(9 年)
による定額法により、翌期から費用処理することとしております。
なお、会計基準変更差異(9,861 百万円)については、8 年による按分額を費用
処理しております。
(3) 債権売却損失引当金
株式会社共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将来
発生する可能性のある損失を見積もり、必要と認められる金額を計上しており
ます。
(4) 特定債務者支援引当金
特定債務者支援引当金は再建支援を行っている特定の債務者に対し、将来発生する
支援額を見積り、必要と認められる額を計上しております。
7. リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース
取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
8. ヘッジ会計の方法
金利スワップ取引の一部に特例処理を行っております。
9. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、動産不動
産に係る控除対象外消費税等は当期の費用に計上しております。
追加情報(平成 12 年度)
(退職給付会計)
当事業年度から退職給付に係る会計基準(「退職給付に係る会計基準の設定に関する意見
書」
(企業会計審議会平成 10 年 6 月 16 日))を適用しております。この結果、従来の方
法によった場合と比較して、経常利益は505 百万円減少し、税引前当期純損失は505 百
万円増加しております。
なお、退職給与引当金は退職給付引当金に含めて表示しております。
(金融商品会計)
当事業年度から金融商品に係る会計基準(「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見
書」
(企業会計審議会平成 11 年 1 月 22 日))を適用し、有価証券の評価の方法、デリバ
ティブの評価の方法等について変更しております。この結果、従来の方法によった場合と
比較して、経常利益は 12,335 百万円減少し、税引前当期純損失は 12,335 百万円増加
しております。
なお、その他有価証券を時価評価することにより生じる評価差額に税効果を勘案した額を
「その他有価証券評価差額金」として計上しております。
また、賃貸借契約により貸し付けている有価証券は、従来貸付有価証券に計上しておりま
したが、当事業年度より国債に計上しております。
(外貨建取引等会計基準)
「銀行業において、「新外為経理基準」を継続適用した場合の当面の監査上の取扱い」(日
本公認会計士協会 平成 12 年 4 月 10 日)に基づき、「新外為経理基準」を継続適用し
ております。
注記事項(平成 12 年度)
1. 貸借対照表関係
(1) 子会社の株式総額
230 百万円
なお、本項の子会社は、銀行法第 2 条第 8 項に規定する子会社であります。
(2) 自己株式は 1,157,434 円であります。なお、商法第 210 条ノ 2 第 2 項第 3 号
に定める自己株式はありません。
(3) 賃貸借契約により貸し付けている有価証券が国債に 9 百万円含まれております。
(4) 貸出金のうち、破綻先債権額は 15,701 百万円、延滞債権額は 107,442 百万円
であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込がないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸
出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第
1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じて
いる貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金
であります。
(5) 貸出金のうち、3 カ月以上延滞債権額は 1,356 百万円であります。
なお、3 カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3
カ月以上延滞している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであり
ます。
(6) 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 16,638 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的とし
て、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有
利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権
に該当しないものであります。
(7) 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計
額は 141,139 百万円であります。
なお、上記(4)から(6)に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
(8) 手形割引により取得した商業手形の額面金額は 5,228 百万円であります。
(9) 為替決済等の取引の担保として有価証券136,680百万円を差し入れております。
(10) 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行
の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の
限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資
未実行残高は 41,102 百万円であり、そのすべての原契約期間は 1 年以内であり
ます。なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、
融資未実行残高そのものが必ずしも当社の将来のキャッシュ・フローに影響を与え
るものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、
その他相当の事由があるときは、当社が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約
極度額の減額をすることができる旨の条項が付されております。また、契約時にお
いて必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予
め定めている社内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直
し、与信保全上の措置等を講じております。
(11) 動産不動産の減価償却累計額
6,468 百万円
(12) 動産不動産の圧縮記帳額
3,616 百万円
(当期圧縮記帳額
ー百万円)
(13) 借入金は、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金であります。
(14) 当社が発行する株式の総数
2,500,000 千株
発行済株式総数
1,160,000 千株
(15) 欠損てん補に充当した準備金
①資本準備金
100,241 百万円
欠損てん補に充当した日 平成 10 年 6 月 26 日
②資本準備金
19,130 百万円
欠損てん補に充当した日 平成 11 年 6 月 29 日
③資本準備金
4,796 百万円
欠損てん補に充当した日 平成 12 年 6 月 29 日
(16) 元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託 105,483 百万
円、貸付信託 196,385 百万円であります。
2. 損益計算書関係
(1) その他の経常費用には、元本補てん契約のある信託財産に対する損失3,821百万
円、債権売却損失引当金繰入額 754 百万円を含んでおります。
また、「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準の特例に関する条例」
(平成 12 年東京都条例第 145 号)が平成 12 年 4 月 1 日に施行されたことに伴
い、東京都に係る事業税については、当期より「その他の経常費用」として 718
百万円計上しております。
(2) その他の特別損失は、利用可能期間等の見直しに伴うソフトウェアの償却額
1,948 百万円及び平成 9 年度に親会社から受けた支援金の一部返還額 3,531 百
万円であります。
3. リース取引関係
(1) リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
動産
その他
合計
取得価額相当額
620 百万円
1,934 百万円
2,555 百万円
減価償却累計額相当額 422 百万円
1,009 百万円
1,431 百万円
期末残高相当額
197 百万円
925 百万円
1,123 百万円
・未経過リース料期末残高相当額
1 年内
1 年超
合計
544 百万円
736 百万円
1,280 百万円
・支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額
支払リース料
668 百万円
減価償却費相当額
512 百万円
支払利息相当額
171 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
・利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額との差額を利息相当額とし、各期へ
の配分方法については、利息法によっております。
(2) オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1 年内
1 年超
合計
26 百万円
ー百万円
26 百万円
4. 有価証券関係
有価証券関係については 282 ページに記載しております。
5. 金銭の信託関係
金銭の信託関係については 283 ページに記載しております。
6. その他有価証券評価差額金
その他有価証券評価差額金については 283 ページに記載しております。
7. デリバティブ取引関係
デリバティブ取引関係については 284 ページに記載しております。
8. オフ・バランス取引の想定元本額・契約金額(国内基準)
(1) 金融派生商品及び先物外国為替取引
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
合計
353
(1)
ー
(ー)
1,647
(63)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
2,001
(64)
(注)1.( )内は与信相当額です。
2. 上記計数は、自己資本比率(国内基準)に基づくものであり、与信相当額の算
出にあたってはカレント・エクスポージャー方式を採用しております。
3. 与信相当額については、ネッティング(取引相手と結んだ全てのオフ・バラン
ス取引の時価評価額を相殺し、ネットアウト後の金額を与信相当額とするもの)
は行っていません。
4. なお、原契約期間が 14 日以内の外国為替関連取引等の契約金額・想定元本額
は次のとおりです。
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(売)
金利オプション(買)
通貨オプション(売)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
ー
ー
359
ー
ー
ー
ー
ー
合計
359
(2) 与信関連取引
(単位:億円)
契約金額
コミットメント
保証取引
その他
489
83
ー
合計
572
9. 税効果会計関係
(1) 繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金
有価証券
債権売却損失引当金
退職給付引当金
税務上の繰越欠損金
その他有価証券評価差額金
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産の純額
26,739 百万円
7,484 百万円
1,773 百万円
1,036 百万円
37,549 百万円
7,038 百万円
1,012 百万円
82,634 百万円
△ 65,634 百万円
17,000 百万円
(2) 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があると
きの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
△ 36.2%
(調整)
寄附金等永久に損金に算入されない項目
31.5%
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△ 3.4%
評価性引当額の増加
7.0%
住民税均等割等
0.4%
その他
1.0%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
0.3%
10. 1 株当たり情報
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純損失
潜在株式調整後 1 株当たりの当期純利益
30.03 円
3.91 円
ー円
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額については、潜在株式がないので記載しておりま
せん。
11. 重要な後発事象
Ⅰ . 平成 13 年 4 月 2 日に、当社、株式会社東京三菱銀行及び三菱信託銀行株式会社
は、株式移転により持株会社である株式会社三菱東京フィナンシャル・グループを
設立し、三社はその完全子会社となりました。
Ⅱ . 当社は、平成 13年5月24日に三菱信託銀行株式会社及び東京信託銀行株式会社
と合併契約書を締結し、平成 13年6月27日開催の定時株主総会において合併契
約書の承認を受けました。
なお、当該合併契約書は同日開催の三菱信託銀行株式会社の第127期定時株主総
会、普通株式に係る種類株主総会及び第一回第一種優先株式に係る種類株主総会並
びに東京信託銀行株式会社の第 8 期定時株主総会において、それぞれ承認されて
おります。
合併契約書の概要、三菱信託銀行株式会社及び東京信託銀行株式会社の最近事業年
度末の貸借対照表(要約)等は、連結財務諸表の注記事項(平成 12 年度)12. 重
要な後発事象に記載のとおりであります。
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
281
有価証券の時価等関係
平成 11 年度
(単位:百万円)
平成11年度
貸借対照表価額
時価
評価損益
うち評価益
商品有価証券 債券
有価証券
うち評価損
211
212
0
0
0
債券
株式
その他
21,075
107,180
ー
21,057
111,960
ー
△ 18
4,779
ー
360
22,305
ー
378
17,525
ー
計
128,256
133,017
4,761
22,665
17,903
128,468
133,229
4,761
22,666
17,904
合計
(注) 1. 本表記載の商品有価証券および有価証券は、上場有価証券(債券は、国債、地方債、社債であります)を対象としております。
なお、上場有価証券の時価は、主として東京証券取引所の最終価格によっております。ただし、上場債券の時価は、主として東京証券取引所の最終価格または日本証券業協会が発表する公社
債店頭(基準)気配表に掲載されている銘柄の利回りに基づいて計算した価格によっております。
2. 本表記載の株式には、自己株式を含んでおります。なお、その評価損益は0百万円であります。
3. 非上場有価証券のうち時価相当額として価格等の算定が可能なものは、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
貸借対照表価額
時価相当額
評価損益
うち評価益
商品有価証券 債券
有価証券
債券
株式
その他
計
合計
うち評価損
25
25
0
0
0
362
1,824
30
386
2,998
32
23
1,174
2
23
1,458
2
0
284
0
2,217
3,417
1,200
1,484
284
2,242
3,442
1,200
1,484
284
非上場有価証券の時価相当額は、店頭売買有価証券については日本証券業協会が公表する売買価格等、公募債券については日本証券業協会が発表する公社債店頭(基準)気配表に掲載さ
れている銘柄の利回りに基づいて計算した価格、証券投資信託の受益証券については基準価格によっております。
4. 本表および上記(注)3. 記載の「債券」
「株式」
「その他」の区分は、貸借対照表科目に合わせております。
5. 本表に記載の「その他」は主として外国債券であります。上記(注)3. 記載の「その他」は主として証券投資信託の受益証券であります。
6. 時価情報開示対象有価証券から除いた有価証券の主なものの貸借対照表価額は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
商品有価証券 残存償還期間 1 年以内の公募非上場債券
有価証券
213
公募債以外の内国非上場債券
残存償還期間 1 年以内の公募非上場債券
内国債以外の非上場債券
非上場の関係会社株式
1,711
58,563
ー
230
有価証券関係
平成 12 年度
※有価証券の時価、評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには、
「国債」
「地方債」
「社債」
「株式」
「その他の証券」のほか「商品有価証券」が含まれております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成12年度
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
貸借対照表計上額
売買目的有価証券
338
当年度の
損益に含まれた評価差額
4
2. 子会社および関連会社で時価のあるもの
該当ありません。
3. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成12年度
取得原価
貸借対照表計上額
うち益
うち損
株式
104,551
84,998
△ 19,552
3,483
23,035
債券
国債
地方債
社債
その他
138,074
136,675
40
1,359
134
138,174
136,725
43
1,405
142
99
50
3
46
7
120
51
3
65
8
20
1
ー
19
0
合計
242,760
223,315
△ 19,444
3,612
23,057
(注) 貸借対照表計上額は、当年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
282
評価差額
その他有価証券評価差額金
4. 当年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成12年度
売却額
その他有価証券
売却益の合計額 売却損の合計額
141,654
13,547
平成 12 年度
貸借対照表に計上されているその他有価証券評価差額金の内訳は、次のとお
りであります。
1,216
(単位:百万円)
平成12年度
5. 時価のない有価証券の主な内容および貸借対照表計上額
(単位:百万円)
平成12年度
子会社・子法人等株式及び関連法人等株式
子会社・子法人等株式
△ 19,444
△ 19,444
(△)繰延税金負債
230
その他有価証券 非上場株式(店頭売買株式を除く)
非上場債券
貸付信託受益証券
評価差額
その他有価証券
ー
その他有価証券評価差額金
△ 19,444
4,226
212
25,444
6. その他有価証券のうち満期があるものの償還予定額
(単位:百万円)
平成12年度
1年超5年以内
5年超10年以内
債券
国債
地方債
社債
その他
137,664
136,625
3
1,035
30
1年以内
722
100
40
582
54
ー
ー
ー
ー
16
10年超
ー
ー
ー
ー
ー
合計
137,695
777
16
ー
金銭の信託の時価等関係
金銭の信託関係
平成 11 年度
(単位:百万円)
平成11年度
貸借
対照表価額
金銭の信託
30,254
時価等
評価損益
うち評価益
31,431
平成 12 年度
(1)運用目的の金銭の信託
1,177
1,191
うち評価損
貸借対照表
計上額
14
(注) 時価等の算定は、以下により金銭の信託の受託者が合理的に算出した価格によっており
ます。
1. 上場有価証券については、主として東京証券取引所の最終価格または日本証券業協会が
発表する公社債店頭(基準)気配表に掲載されている銘柄の利回りに基づいて計算した価
格によっております。
2. 店頭売買株式については、日本証券業協会が公表する売買価格等によっております。
(単位:百万円)
平成12年度
運用目的の金銭の信託
26,881
当会計年度の
損益に含まれた
評価差額
△ 110
(2)満期保有目的の金銭の信託
該当ありません。
(3)その他の金銭の信託(運用目的および満期保有目的以外)
該当ありません。
デリバティブ取引関係
平成 11 年度
1. 取引の状況に関する事項
当社はデリバティブ取引として、為替予約および金利スワップを利用しておりますが、投
機目的のデリバティブ取引は行わず、あくまで顧客のニーズに応え、あるいは自己保有の
資産のリスク回避の目的でカバー取引を行うためにこれらを利用しております。
為替予約は主に顧客の為替予約とそのカバー取引を行った結果であります。金利スワップ
についてはすべてが当社の固定金利支払・変動金利受取となっておりますが、これは主に
顧客の調達金利の固定化ニーズに応えた固定金利貸出に対するカバー取引によるものであ
ります。
金利スワップについては市場金利が変動するリスクがありますが、基本的に対応する資産
等のカバー取引であるため、当社全体としてはリスクは小さいものとなっております。ま
た、当社のデリバティブ取引の相手方は国際的に優良な銀行が主であり、契約不履行にか
かる信用リスクは極めて低いものと考えております。
なお、デリバティブ取引に係る自己資本比率(国内基準)に基づく信用リスク額(カレン
トエクスポージャー方式を採用)は為替予約 3,832 百万円、金利スワップ 281 百万円
であります。
評価損益の測定、約定の管理および社内報告は社内規程に沿って、取引を執行する部署か
ら独立した部署が担当しております。
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
283
2. 取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
(注) 1. 時価の算定 割引現在価値により算定しております。
平成11年度
契約額等
時価
2. 金利スワップ契約の内容は以下のとおりであります。
評価損益
(単位:百万円、%)
うち1年超
店頭
平成11年度
金利スワップ
受取変動・支払固定
合計
70,642
70,642
49,822
49,822
△ 2,205
△ 2,205
残存期間
△ 2,205
支払側固定スワップ想定元本
平均支払固定金利
△ 2,205
平均受取変動金利
1年以内
1年超3年以内
3年超
20,820
1.73
37,662
2.00
12,160
2.13
0.18
0.21
0.16
(2) 通貨関連取引
為替予約につきましては、期末日に引直しを行い、その損益を損益計算書に計上しております。
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
平成11年度
契約額等
店頭
為替予約
売建
85,445
買建
101,051
合計
186,496
デリバティブ取引関係
金利スワップについては市場金利が変動するリスクがありますが、基本的に対応する資産
等のカバー取引であるため、当社全体としてはリスクは小さいものとなっております。ま
た、当社のデリバティブ取引の相手方は国際的に優良な銀行が主であり、契約不履行にか
かる信用リスクは極めて低いものと考えております。
なお、デリバティブ取引に係る自己資本比率(国内基準)に基づく信用リスク額(カレン
トエクスポージャー方式を採用)は為替予約 6,304 百万円、金利スワップ 163 百万円で
あります。
評価損益の測定、約定の管理および社内報告は社内規程に沿って、取引を執行する部署か
ら独立した部署が担当しております。
平成 12 年度
1. 取引の状況に関する事項
当社はデリバティブ取引として、為替予約および金利スワップを利用しておりますが、投
機目的のデリバティブ取引は行わず、あくまで顧客のニーズに応え、あるいは自己保有の
資産のリスク回避の目的でカバー取引を行うためにこれらを利用しております。
為替予約は主に顧客の為替予約とそのカバー取引を行った結果であります。金利スワップ
についてはすべてが当社の固定金利支払・変動金利受取となっておりますが、これは主に
顧客の調達金利の固定化ニーズに応えた固定金利貸出に対するカバー取引によるものであ
ります。
2. 取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
時価
評価損益
うち1年超
店頭
金利スワップ
受取変動・支払固定
合計
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
284
3,790
3,390
661
△ 661
3,790
3,390
661
△ 661
(2) 通貨関連取引
為替予約につきましては、期末日に引直しを行い、その損益を損益計算書に計上しております。
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
平成12年度
契約額等
店頭
合計
為替予約
売建
85,864
買建
105,878
191,743
(注) 1. 左記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しており
ます。なお、特例処理を適用している金利スワップ取引は、左記記載から除いて
おります。
2. 時価の算定
割引現在価値により算定しております。
単体情報:営業の概況
1. 部門別損益の内訳
(単位:億円)
平成10年度
国内業務部門
信託報酬
資金利益
役務取引等利益
その他業務利益
平成11年度
154
72
78
△ 89
業務粗利益
144
93
83
△ 21
216
(1.62%)
国際業務部門
資金利益
役務取引等利益
その他業務利益
平成12年度
299
(2.39%)
88
0
△ 17
業務粗利益
業務粗利益
経費(除く臨時経費)
一般貸倒引当金繰入額
業務純益
(信託勘定償却前業務純益(一般貸倒引当金繰入前))
152
78
88
△5
314
(2.99%)
86
0
△3
24
△0
1
71
(1.70%)
83
(2.25%)
25
(1.16%)
287
(2.05%)
383
(2.91%)
339
(3.20%)
277
60
266
△ 15
247
△ 57
△ 50
(67)
132
(189)
149
(104)
臨時損益
△ 786
△ 239
△ 148
経常利益(△は経常損失)
△ 836
△ 106
0
(注) 1.( )内は業務粗利益率です。
業務粗利益
2. 業務粗利益率=
資金運用勘定平均残高
X 100
2. 資金利益の内訳
(単位:億円)
平均残高
平成11年度
平成12年度
資金運用勘定
うち貸出金
商品有価証券
有価証券
預け金等
12,547
6,285
4
2,056
1,100
10,502
5,728
4
2,285
393
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
12,099
2,339
0
5,776
9,863
3,277
18
1,268
利 息
増減率
国内業務部門
△ 16.29%
△ 8.85
△ 6.69
11.14
△ 64.24
△ 18.47
40.05
ー
△ 78.06
国際業務部門
平成11年度
平成12年度
利回り
増減率
平成11年度
平成12年度
増減
93
78
△ 16.53%
0.74%
0.74%
151
106
0
36
0
131
104
0
18
0
△ 12.67
△ 1.76
△ 0.09
△ 49.38
34.15
1.20
1.69
2.05
1.76
0.03
1.25
1.83
2.20
0.80
0.11
0.05
0.13
0.14
△ 0.96
0.08
0.00%
57
5
0
12
53
10
0
4
△ 6.35
86.58
100.00
△ 61.58
0.47
0.24
0.05
0.21
0.54
0.32
0.23
0.38
0.07
0.08
0.18
0.16
86
24
△ 72.06
2.33
1.11
△ 1.22
資金運用勘定
うち貸出金
商品有価証券
有価証券
預け金等
3,707
29
ー
51
3,624
2,174
16
ー
0
2,150
△ 41.34
△ 44.32
ー
△ 99.99
△ 40.66
107
1
ー
7
95
39
1
ー
0
37
△ 63.57
△ 12.11
ー
△ 99.96
△ 60.36
2.90
4.93
ー
14.73
2.64
1.80
7.79
ー
247.82
1.76
△ 1.10
2.85
ー
233.09
△ 0.87
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
3,699
590
ー
7
2,171
80
ー
0
△ 41.30
△ 86.34
ー
△ 99.89
21
10
ー
0
15
4
ー
0
△ 29.11
△ 55.37
ー
△ 99.89
0.57
1.78
ー
4.99
0.69
5.83
ー
5.12
0.11
4.04
ー
0.12
180
102
△ 43.16
1.37
0.96
△ 0.40
合計
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 1. 預け金等にはコールローンを含んでいます。
2. 借用金等にはコールマネーを含んでいます。
285
3. 資金利益の分析
(単位:億円)
平成10年度
残高要因
国内業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
利率要因
平成11年度
合計
残高要因
利率要因
平成12年度
合計
残高要因
利率要因
合計
20
△9
△0
0
△ 14
6
△3
△0
6
△2
△4
△0
△ 10
△ 19
△1
0
△ 10
2
13
△0
△ 20
△ 17
12
△0
△ 24
△9
1
△0
5
7
△ 19
0
△ 19
△1
△ 17
0
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
10
0
0
18
△ 17
△0
△0
△0
△6
0
0
17
0
△0
0
1
△ 42
△0
△0
△ 21
△ 42
△0
△0
△ 19
△ 10
2
0
△9
6
2
0
2
△3
4
0
△7
国内資金運用収支
9
3
13
△ 10
31
21
△ 14
△1
△ 15
44
△4
△1
46
△ 29
0
△1
△ 22
14
△4
△3
24
△ 14
△1
△4
△8
△ 11
△0
5
△ 16
△ 25
△2
1
△ 25
△ 36
△0
△7
△ 33
△ 31
0
0
△ 24
△ 68
△0
△7
△ 58
15
△ 16
ー
△ 15
5
ー
△0
△ 11
ー
△2
0
ー
△ 20
△5
ー
△ 23
△4
ー
△8
△9
ー
2
3
ー
△6
△5
ー
国際業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
国際資金運用収支
0
△0
0
△4
△0
△4
△0
0
△0
29
△ 13
15
△ 11
9
△1
△ 27
△ 34
△ 62
(注) 1. 預け金等にはコールローンを含んでいます。
2. 借用金等にはコールマネーを含んでいます。
4. 利鞘
(単位:%)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
資金運用利回り
国内業務部門
国際業務部門
全店
1.28
3.20
2.01
1.20
2.90
1.91
1.25
1.80
1.54
資金調達利回り
国内業務部門
国際業務部門
全店
0.82
1.08
0.95
0.47
0.57
0.55
0.54
0.69
0.60
資金粗利鞘
国内業務部門
国際業務部門
全店
0.46
2.11
1.06
0.73
2.33
1.35
0.71
1.11
0.93
5. 役務取引等利益の内訳
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
国内業務部門
国際業務部門
合計
286
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
役務取引等収益
うち信託関連業務
預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
88
79
0
1
2
93
80
0
1
2
98
86
0
0
2
役務取引等費用
うち為替業務
10
0
9
0
10
0
役務取引等利益
78
83
88
役務取引等収益
うち預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
0
0
0
ー
0
0
0
ー
0
0
0
ー
役務取引等費用
うち為替業務
0
0
0
0
0
0
役務取引等利益
0
0
△0
79
83
88
6. その他業務利益の内訳
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
国内業務部門
うち国債等債券関係損益
金融派生商品損益
△ 89
△ 92
ー
△ 21
△ 22
ー
△5
2
△7
国際業務部門
うち外国為替売買益
国債等債券関係損益
△ 17
5
△ 23
△3
2
△5
1
1
ー
△ 107
△ 24
△3
合計
7. 経費の内訳
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
人件費
うち給料・手当
125
96
122
94
105
84
物件費
うち減価償却費
土地建物機械賃借料
消耗品費
業務委託費
預金保険料
145
12
53
3
36
8
136
14
50
3
31
6
135
23
44
2
31
4
7
6
6
277
266
247
租税公課
合計
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
287
単体情報:信託業務の状況
1. 信託財産残高表
資産
貸出金
証書貸付
手形貸付
有価証券
国債
地方債
社債
株式
外国証券
その他の証券
証券投資信託有価証券
(単位:百万円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
(平成9年3月31日現在)
(平成10年3月31日現在)
(平成11年3月31日現在)
(平成12年3月31日現在)
(平成13年3月31日現在)
581,402
573,010
8,391
558,260
499,216
59,044
355,988
352,087
3,901
257,478
254,048
3,429
13,028
12,891
137
2,106,544
627,482
19,782
318,396
724,227
367,686
48,968
2,331,269
677,229
49,261
286,680
785,551
492,850
39,696
2,632,768
673,397
45,504
243,263
924,063
696,491
50,050
3,316,027
764,177
44,817
268,896
1,257,757
923,567
56,812
3,483,588
728,227
28,733
253,112
1,333,366
1,071,558
68,589
262,284
137,859
158,932
394,737
ー
674,445
投資信託有価証券
証券投資信託外国投資
ー
ー
ー
ー
213,844
340,971
228,732
225,258
ー
ー
ー
ー
ー
218,496
39,281
30,927
29,542
31,198
28,209
451
228
410
43
100,029
投資信託外国投資
信託受益権
受託有価証券
貸付有価証券
金銭債権
その他の金銭債権
動産不動産
動産
不動産
6,300
6,300
6,000
5,300
100
366,098
366,098
950,236
950,236
1,386,266
1,386,266
2,149,473
2,149,473
2,138,587
2,138,587
92,196
22
92,173
88,640
15
88,624
87,542
13
87,528
115,544
13
115,530
141,120
8
141,112
地上権
ー
ー
ー
ー
275
4,706
4,706
4,706
4,706
4,706
14,157
14,570
20,216
53,191
39,202
ー
4,000
14,398
ー
ー
コールローン
613,590
468,961
452,795
293,065
282,609
銀行勘定貸
844,141
562,872
491,287
460,569
420,469
現金預け金
現金
預け金
76,008
53
75,955
85,755
2
85,752
30,518
3
30,514
23,760
0
23,759
24,155
0
24,155
合計
5,221,008
5,585,561
5,900,107
7,330,354
7,569,025
負債
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
(平成9年3月31日現在)
(平成10年3月31日現在)
(平成11年3月31日現在)
(平成12年3月31日現在)
(平成13年3月31日現在)
土地の賃借権
その他債権
買入手形
(単位:百万円)
日
本
信
託
銀
行
金銭信託
1,831,064
2,617,439
3,277,619
4,375,174
4,593,798
年金信託
536,490
586,430
728,780
981,607
1,073,072
580
522
441
406
387
1,154,511
889,978
583,751
388,293
183,367
713,294
601,417
544,985
826,677
ー
ー
ー
ー
ー
1,096,752
886,437
791,838
667,034
609,217
336,325
6,742
6,510
6,392
5,325
100,284
金銭債権の信託
600
400
4,205
16,338
29,219
動産の信託
112
76
47
25
10
7,319
5,198
5,051
5,052
2,867
財産形成給付信託
貸付信託
証券投資信託
投資信託
金銭信託以外の金銭の信託
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
288
有価証券の信託
土地及びその定着物の信託
包括信託
合計
83,854
85,749
81,797
122,236
152,938
5,221,008
5,585,561
5,900,107
7,330,354
7,569,025
(注) 1. 共同信託他社管理財産は次のとおりです。
平成8年度 8,180,478百万円 平成9年度 7,979,902百万円 平成10年度 8,069,693百万円 平成11年度 5,858,187百万円 平成12年度 5,619,935百万円
2. 元本補てん契約のある信託の貸出金 平成10年度(平成11年3月31日現在)315,815百万円のうち破綻先債権額は11,375百万円、延滞債権額は51,596百万円、3カ月以上延滞債
権額は4,220百万円、貸出条件緩和債権額は17,307百万円です。また、これらの債権額の合計は84,498百万円です。
3. 元本補てん契約のある信託の貸出金平成11年度(平成12年3月31日現在)230,064百万円のうち破綻先債権額は5,705百万円、延滞債権額は44,860百万円、3カ月以上延滞債権
額は387百万円、貸出条件緩和債権額は14,757百万円です。また、これらの債権額の合計は65,711百万円です。
4. 従来「証券投資信託有価証券」、
「証券投資信託外国投資」、
「証券投資信託」
と記載しておりましたが、平成12年度より
「投資信託有価証券」、
「投資信託外国投資」、
「投資信託」にそれぞれ科
目名称を変更しています。
2. 元本補てん契約のある信託の内訳 (信託財産の運用のため再信託された信託を含む)
(1)合同運用指定金銭信託
資産
(単位:百万円)
平成8年度
貸出金
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
9,408
7,471
6,135
5,219
934
870
592
401
ー
その他
123,275
88,602
90,415
94,362
105,526
合計
133,618
96,943
97,142
99,983
105,526
有価証券
ー
(単位:百万円)
負債
平成8年度
元本
平成10年度
平成11年度
平成12年度
133,537
96,724
96,923
99,424
105,483
28
22
18
15
ー
債権償却準備金
その他
合計
平成9年度
52
196
200
543
42
133,618
96,943
97,142
99,983
105,526
(2)貸付信託
(単位:百万円)
資産
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
貸出金
531,142
503,304
309,679
224,845
ー
有価証券
140,299
110,081
66,909
16,514
ー
その他
540,152
324,610
255,258
191,431
197,776
合計
1,211,594
937,996
631,847
432,791
197,776
負債
平成8年度
元本
1,167,193
867,870
569,406
384,211
196,385
3,776
32
275
65
74
(単位:百万円)
特別留保金
その他
合計
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
40,624
70,093
62,165
48,514
1,315
1,211,594
937,996
631,847
432,791
197,776
3. 金銭信託等の受入状況
(1)主な信託財産の受託残高および総資金量
(単位:百万円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
金銭信託
1,831,064
2,617,439
3,277,619
4,375,174
4,593,798
年金信託
536,490
586,430
728,780
981,607
1,073,072
580
522
441
406
387
貸付信託
1,154,511
889,978
583,751
388,293
183,367
合計
3,522,647
4,094,370
4,590,593
5,745,480
5,850,626
預金
357,148
333,861
282,413
243,080
376,390
財産形成給付信託
譲渡性預金
総資金量
1,650
500
ー
ー
53,100
3,881,446
4,428,732
4,873,007
5,988,561
6,280,116
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
(2)財産形成信託の受託残高および加入者数
平成8年度
財産形成信託
受託金額
加入者数
〈一般〉
財産形成信託
受託金額
加入者数
〈年金〉
財産形成信託
受託金額
加入者数
〈住宅〉
(単位:百万円、千人)
56,659
37
51,171
31
45,519
26
41,367
23
17,944
11
16,500
10
14,887
9
13,730
8
10,764
4
9,507
4
8,285
3
7,277
2
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
(注) 財産形成信託の受託残高および加入者数は平成9年度から開示しています。
289
(3)信託期間別元本残高
(単位:百万円)
平成8年度
1 年未満
金銭信託
貸付信託
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
ー
ー
29,607
ー
ー
ー
4,730
ー
ー
ー
1 年以上 2 年未満
金銭信託
貸付信託
437,672
ー
227,262
ー
584,893
ー
799,673
ー
962,346
ー
2 年以上 5 年未満
金銭信託
貸付信託
31,291
344,034
37,692
333,934
2,096
275,692
26,207
203,430
1,247
74,595
1,141,233
765,958
2,126,223
485,867
2,480,473
245,603
3,382,453
136,280
3,545,128
107,381
133,296
ー
111,399
ー
125,302
ー
58,895
ー
72,730
ー
金銭信託合計
1,743,494
2,532,184
3,192,764
4,271,960
4,581,453
貸付信託合計
1,109,992
819,801
521,295
339,710
181,976
5 年以上
金銭信託
貸付信託
その他のもの
金銭信託
貸付信託
(注)その他のものは、金銭信託(1カ月据置型)、金銭信託(新1年据置型)および個人年金信託(相互扶助型)です。
(4) 1 店舗および従業員 1 人当たり資金量の状況
平成8年度
1 店舗当たりの資金量
従業員 1 人当たりの資金量
(単位:百万円)
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
113,633
136,479
176,561
302,393
531,875
2,187
2,992
3,464
4,873
5,951
(注) 1. 資金量は、金銭信託、年金信託、財産形成給付信託ならびに貸付信託の信託財産の合計額です。
2. 信託業務は国内で取り扱っていますので、店舗数は出張所を除く国内店舗数により算出しています。
3. 従業員数は、国内店の期中平均人員を使用しています。国内店の従業員数には本部人員を含んでいます。
4. 金銭信託等運用状況
金銭信託
貸出金
有価証券
計
年金信託
貸出金
有価証券
計
財産形成給付信託
貸出金
有価証券
計
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
290
貸付信託
貸出金
有価証券
計
(単位:百万円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
36,319
1,041,508
39,712
1,283,049
31,936
1,537,854
19,043
2,009,943
6,159
2,267,121
1,077,827
1,322,761
1,569,791
2,028,987
2,273,280
13,691
511,152
14,927
555,990
14,215
701,461
13,493
964,625
6,757
1,037,602
524,843
570,917
715,676
978,118
1,044,360
248
ー
317
ー
157
ー
95
ー
112
ー
248
317
157
95
112
531,142
140,299
503,304
110,081
309,679
66,909
224,845
16,514
ー
ー
671,441
613,385
376,588
241,360
ー
581,402
558,260
355,988
257,478
13,028
有価証券合計
1,692,960
1,949,120
2,306,225
2,991,083
3,304,724
貸出金および有価証券合計
2,274,362
2,507,381
2,662,214
3,248,561
3,317,753
貸出金合計
5. 貸出金の状況
(1)貸出金科目別残高
(単位:百万円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
証書貸付
573,010
499,216
352,087
254,048
12,891
手形貸付
8,391
59,044
3,901
3,429
137
割引手形
ー
ー
ー
ー
ー
581,402
558,260
355,988
257,478
13,028
合計
(2)貸出金の契約期間別残高
(単位:百万円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
1 年以下
23,788
78,071
14,242
5,617
92
1 年超 3 年以下
31,030
35,989
10,609
6,337
45
3 年超 5 年以下
91,884
63,168
38,660
16,017
16
5 年超 7 年以下
123,410
94,480
57,573
34,819
302
7 年超
311,290
286,552
234,904
194,686
12,573
合計
581,402
558,260
355,988
257,478
13,028
(3)貸出金の業種別内訳
(単位:百万円)
平成8年度
製造業
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
48,656
(8.37%)
54,162
(9.70%)
20,749
(5.83%)
12,909
(5.01%)
ー
(ー)
農業
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
1
(0.00%)
ー
(ー)
林業
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
漁業
108
(0.02%)
39
(0.01%)
4
(0.00%)
ー
(ー)
ー
(ー)
鉱業
41
(0.01%)
32
(0.01%)
24
(0.01%)
15
(0.01%)
ー
(ー)
建設業
40,031
(6.89%)
26,638
(4.77%)
13,344
(3.75%)
9,114
(3.54%)
333
(2.56%)
電気・ガス・熱供給・水道業
43,938
(7.56%)
40,041
(7.17%)
28,507
(8.01%)
24,574
(9.54%)
2,193
(16.83%)
59,958
(10.31%)
46,139
(8.27%)
22,929
(6.44%)
19,951
(7.75%)
1,945
(14.93%)
49,902
(8.58%)
67,833
(12.15%)
30,299
(8.51%)
20,004
(7.77%)
61
(0.47%)
金融・保険業
77,937
(13.40%)
96,654
(17.31%)
64,910
(18.23%)
51,818
(20.13%)
8,000
(61.41%)
不動産業
103,316
(17.77%)
85,468
(15.31%)
52,281
(14.69%)
66,502
(25.83%)
142
(1.09%)
サービス業
62,230
(10.70%)
53,147
(9.52%)
35,855
(10.07%)
27,186
(10.56%)
242
(1.86%)
169
(0.03%)
157
(0.03%)
146
(0.04%)
135
(0.05%)
ー
(ー)
95,111
(16.36%)
87,944
(15.75%)
86,934
(24.42%)
25,264
(9.81%)
111
(0.85%)
581,402
(100.00%)
558,260
(100.00%)
355,988
(100.00%)
257,478
(100.00%)
13,028
(100.00%)
運輸・通信業
卸売・小売業、飲食店
地方公共団体
その他
合計
(注)( )内は構成比です。
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
291
(4)貸出金の使途別内訳
(単位:百万円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
設備資金
251,069
(43.18%)
220,591
(39.51%)
174,379
(48.98%)
143,360
(55.68%)
2,285
(17.54%)
運転資金
330,333
(56.82%)
337,669
(60.49%)
181,609
(51.02%)
114,118
(44.32%)
10,743
(82.46%)
581,402
(100.00%)
558,260
(100.00%)
355,988
(100.00%)
257,478
(100.00%)
13,028
(100.00%)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
合計
(注)( )内は構成比です。
(5)貸出金の担保別内訳
(単位:百万円)
平成8年度
有価証券
債権
土地建物
工場
財団
船舶
その他
平成9年度
25,761
8,062
239,956
6,077
6,947
1,465
1,870
26,318
4,976
180,352
1,765
9,641
ー
4,237
12,782
3,626
135,556
2,000
4,996
29
1,385
7,064
2,621
95,360
404
5,558
1,635
625
ー
45
ー
ー
ー
ー
ー
計
290,141
227,293
160,377
113,269
45
保証
信用
100,527
190,733
74,071
256,896
52,000
143,610
42,299
101,909
89
12,894
581,402
(13,000)
558,260
(20,000)
355,988
(20,000)
257,478
(20,000)
13,028
(8,000)
合計
(うち劣後特約付貸出金)
(6)中小企業等に対する貸出金
(単位:件、百万円)
平成8年度
総貸出金残高 (A)
貸出先数
貸出金残高
比率 (B)/(A)
貸出先数
貸出金残高
平成10年度
平成11年度
平成12年度
8,085
581,402
7,019
558,260
5,751
355,988
3,984
257,478
20
13,028
ー
ー
76,076
68,319
67,859
61,414
55,191
50,052
3
ー
7,735
376,424
6,720
321,470
5,427
191,965
3,744
134,013
7
383
95.67%.
64.74%.
95.74%.
57.58%.
94.36%.
53.92%.
93.98%.
52.05%.
35.00%.
2.93%.
消費者ローン残高
うち住宅ローン残高
中小企業等貸出金残高 (B)
貸出先数
貸出金残高
平成9年度
(注) 中小企業等とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、サービス業は5,000万円)以下の会社または常用する従業員が300人(ただし、卸売業は100人、小売業は50人、サービス業
は100人)以下の会社および個人です。
なお、平成11年12月3日に「中小企業基本法等の一部を改正する法律(平成11年法律第146号)」が公布・施行され「中小企業」の範囲が拡大されたことに伴い、平成11年度の金額は改正後
の中小企業の範囲により記載しています。この変更により平成11年度の「中小企業等貸出金残高」および「中小企業等貸出先件数」は、改正前の中小企業の範囲によった場合に比べ、貸出金残
高は8,305百万円、貸出件数は31件増加しています。
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
292
(7) 1 店舗および従業員 1 人当たり貸出金の状況
平成8年度
1 店舗当たりの貸出金残高
従業員 1 人当たりの貸出金残高
(単位:百万円)
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
18,754
18,608
13,691
13,551
1,184
361
408
268
218
13
(注) 1. 貸出金は、金銭信託、年金信託、財産形成給付信託ならびに貸付信託の貸出金の合計額です。
2. 信託業務は国内で取扱っていますので、店舗数は出張所を除く国内店舗数により算出しています。
3. 従業員数は、国内店の期中平均人員を使用しています。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでいます。
(8)元本補てん契約のある信託の貸出金におけるリスク管理債権の状況
※リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
169
236
142
76
113
515
42
173
57
448
3
147
ー
ー
ー
ー
合計
625
844
657
ー
貸出金残高
貸出金に占める比率
5,107
3,158
2,300
ー
12.24%.
26.76%.
28.56%.
ー
(注) 1.「破綻先債権」
「延滞債権」の範囲は次のとおりです。
(1)
「破綻先債権」の具体的範囲
①会社更生法の規定による更生手続の開始の申立てがあった債務者
②破産法の規定による破産の申立てがあった債務者
③和議法の規定による和議の開始の申立てがあった債務者
④商法の規定による整理開始の申立てまたは特別清算の開始の申立てがあった債務者
⑤手形交換所において取引の停止処分を受けた債務者
⑥海外の法律により、上記に準ずる法律上の整理手続の開始の申立てがあった債務者
(2)
「延滞債権」の具体的範囲
延滞債権とは、元本または利息の支払いが約定支払い日の翌日から6カ月以上遅延している貸出金であって、破綻先債権および債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利
息の支払いを猶予した以外の貸出金です。
2. 平成9年度より新たに「3カ月以上延滞債権額」を開示しています。
「3カ月以上延滞債権」
とは、元金または利息の支払いが約定支払日の翌日を起算日として3カ月以上遅延している貸出金
で、破綻先債権および延滞債権に該当しないものです。
3. 平成9年度より新たに「貸出条件緩和債権額」を開示しています。
「貸出条件緩和債権」
とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済
猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権および3カ月以上延滞債権に該当しないものです。
② 地域別リスク管理債権
信託勘定におけるリスク管理債権の債務者は全て「国内」です。
③ 業種別リスク管理債権
(単位:億円)
平成11年度
破綻先債権
国内
製造業
建設業
卸売・小売業、飲食店
金融・保険業
不動産業
サービス業
その他
消費者
57
11
22
7
10
1
3
ー
0
延滞債権
3カ月以上
延滞債権
448
11
24
128
64
141
34
20
22
3
0
ー
ー
2
ー
ー
ー
1
平成12年度
貸出条件
緩和債権
147
2
22
3
53
14
1
0
49
合計
破綻先債権
延滞債権
3カ月以上
延滞債権
貸出条件
緩和債権
合計
657
25
69
138
131
158
39
20
73
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
海外
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
合計
57
448
3
147
657
ー
ー
ー
ー
ー
(注) 1.「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
2. 平成12年度は、該当する金額はありません。
(9)元本補てん契約のある信託の貸出金における金融再生法基準による債権額ならびにカバー率
① 債権額
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
256
121
ー
危険債権
373
383
ー
要管理債権
215
155
ー
計
844
660
ー
正常債権
2,313
1,639
ー
合計
3,158
2,300
ー
26.75%.
28.72%.
ー
開示債権比率
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
(注) 平成10年度より、貸付有価証券、貸出金等の各勘定について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分し、開示しています。
1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
とは、破産、会社更生、和議等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」
とは、債務者が経営破綻の状態には至ってないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」
とは、3カ月以上の延滞債権及び貸出条件緩和債権です。
4.「正常債権」
とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1. から3. までに掲げる債権以外のものに区分される債権です。
293
② カバー率(平成 12 年度)
(単位:億円)
開示残高(a)
うち担保等により
回収が見込まれる
金額(b)
うち個別
仮受金残高(c)
カバー率
((b+c)/a)
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
ー
(121)
ー
(99)
ー
15
ー%
(94.22%.)
危険債権
ー
(383)
ー
(169)
ー
157
ー%
(85.10%.)
要管理債権
ー
(155)
ー
(65)
ー
39
ー%
(67.32%.)
計
ー
(660)
ー
(334)
ー
211
ー%
(82.60%.)
正常債権
ー
(1,639)
合計
ー
(2,300)
開示債権比率
ー
(28.72%.)
(注)( )内は、平成11年度の数字です。
6. 有価証券残高
(単位:億円)
平成8年度
国債
平成9年度
平成10年度
6,323
(32.44%.)
6,190
(26.84%.)
7,170
(23.97%.)
6,965
(21.08%.)
84
(0.50%.)
120
(0.62%.)
148
(0.65%.)
198
(0.66%.)
287
(0.87%.)
社債
2,248
(13.28.%.)
2,266
(11.63%.)
2,140
(9.28%.)
2,528
(8.46%.)
2,442
(7.39%.)
株式
5,258
(31.06%.)
6,290
(32.27%.)
8,347
(36.20%.)
11,314
(37.83%.)
12,979
(39.27%.)
その他の証券
3,551
(20.98%.)
4,490
(23.04%.)
6,235
(27.03%.)
8,698
(29.08%.)
10,372
(31.39%.)
16,929
(100.00%.)
19,491
(100.00%.)
23,062
(100.00%.)
29,910
(100.00%.)
33,047
(100.00%.)
合計
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 有価証券残高は、金銭信託、年金信託、財産形成給付信託ならびに貸付信託の有価証券残高の合計額です。
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
294
平成12年度
5,786
(34.18%.)
地方債
日
本
信
託
銀
行
平成11年度
単体情報:銀行業務の状況
1. 貸出金の状況
(1) 貸出金科目別期末残高
(単位:億円)
平成8年度
国内業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
平成9年度
251
2,756
3,227
2,151
計
282
1,730
3,858
1,950
8,386
(98.23%.)
国際業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
平成10年度
7,822
(99.04%.)
ー
75
75
ー
ー
31
44
ー
138
1,296
3,636
1,652
6,723
(99.52%.)
ー
0
31
ー
平成11年度
80
1,018
3,050
1,250
5,399
(99.52%.)
ー
ー
26
ー
平成12年度
52
638
4,014
1,101
5,807
(99.81%.)
ー
ー
10
ー
計
150
(1.77%.)
76
(0.96%.)
32
(0.48%.)
26
(0.48%.)
10
(0.19%.)
合計
8,537
(100.00%.)
7,898
(100.00%.)
6,755
(100.00%.)
5,426
(100.00%.)
5,817
(100.00%.)
平成8年度
平成9年度
(注)( )内は構成比です。
(2) 貸出金科目別平均残高
国内業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
(単位:億円)
249
3,162
2,934
1,872
計
246
2,325
3,479
2,064
8,219
(98.11%.)
国際業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
平成10年度
8,116
(98.47%.)
ー
82
76
ー
ー
66
59
ー
174
1,575
3,900
1,843
7,493
(99.25%.)
ー
11
44
ー
平成11年度
101
1,192
3,479
1,511
6,285
(99.54%.)
ー
0
28
ー
平成12年度
55
870
3,633
1,169
5,728
(99.72%.)
ー
ー
16
ー
計
158
(1.89%.)
126
(1.53%.)
56
(0.75%.)
29
(0.46%.)
16
(0.28%.)
合計
8,377
(100.00%.)
8,243
(100.00%.)
7,550
(100.00%.)
6,314
(100.00%.)
5,744
(100.00%.)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式により算出しています。
(3) 貸出金の残存期間別残高
(単位:億円)
平成8年度
貸出金
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
合計
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
4,800
802
392
72
317
2,151
3,913
1,051
606
48
328
1,950
3,028
878
734
88
374
1,652
2,144
806
779
73
372
1,250
1,917
731
581
214
1,271
1,101
8,537
7,898
6,755
5,426
5,817
変動金利貸出
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
309
319
67
315
2,151
593
596
48
326
1,950
820
727
88
372
1,652
803
517
73
370
1,250
725
406
213
1,258
1,101
固定金利貸出
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
493
72
4
2
ー
457
10
0
2
ー
57
6
ー
2
ー
2
261
0
1
ー
6
175
1
12
ー
(注) 残存期間1年以下の貸出金については変動金利・固定金利の区別をしていません。
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
295
(4) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成8年度
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
平成12年度
1,273
(18.87%.)
1,053
(19.44%.)
924
(15.90%.)
農業
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
0
(0.00%)
0
(0.00%)
林業
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
漁業
7
(0.09%.)
9
(0.12%.)
10
(0.16%.)
9
(0.19%.)
9
(0.16%.)
鉱業
21
(0.25%.)
22
(0.29%.)
0
(0.01%.)
ー
(ー ).
0
(0.00%.)
建設業
497
(5.82%.)
656
(8.32%.)
401
(5.95%.)
348
(6.43%.)
377
(6.50%.)
電気・ガス・熱供給・水道業
51
(0.60%.)
82
(1.04%.)
169
(2.52%.)
182
(3.36%.)
351
(6.05%.)
運輸・通信業
200
(2.35%.)
539
(6.84%.)
249
(3.69%.)
301
(5.57%.)
414
(7.13%.)
卸売・小売業、飲食店
1,213
(14.22%.)
1,267
(16.06%.)
1,082
(16.04%.)
890
(16.42%.)
764
(13.16%.)
金融・保険業
2,210
(25.89%.)
1,087
(13.77%.)
1,007
(14.93%.)
788
(14.55%.)
711
(12.24%.)
不動産業
1,680
(19.68%.)
1,299
(16.46%.)
912
(13.51%.)
822
(15.17%.)
1,183
(20.36%.)
サービス業
1,242
(14.56%.)
1,297
(16.44%.)
1,202
(17.81%.)
767
(14.15%.)
791
(13.61%.)
地方公共団体
0
(0.00%.)
0
(0.00%.)
0
(0.00%.)
0
(0.00%.)
1
(0.02%.)
その他
296
(3.48%.)
303
(3.84%.)
439
(6.51%.)
255
(4.72%.)
283
(4.87%.)
8,537
(100.00%)
7,894
(100.00%.)
6,749
(100.00%.)
5,420
(100.00%.)
5,811
(100.00%.)
ー
(ー)
3
(100.00%.)
6
(100.00%.)
5
(100.00%.)
6
(100.00%.)
金融機関
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
商工業
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
その他
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
計
ー
(ー)
3
(100.00%.)
6
(100.00%.)
5
(100.00%.)
6
(100.00%.)
合計
8,537
7,898
6,755
5,426
5,817
(注)( )内は構成比です。
(5) 貸出金の使途別内訳
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
設備資金
1,029
(12.06%.)
1,005
(12.73%.)
885
(13.10%.)
813
(14.99%.)
1,840
(31.64%.)
運転資金
7,507
(87.94%.)
6,893
(87.27%.)
5,870
(86.90%.)
4,612
(85.01%.)
3,977
(68.36%.)
8,537
(100.00%.)
7,898
(100.00%.)
6,755
(100.00%.)
5,426
(100.00%.)
5,817
(100.00%.)
合計
(注)( )内は構成比です。
296
平成11年度
1,327
(16.82%.)
特別国際金融取引勘定分
政府等
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成10年度
1,114
(13.06%.)
計
日
本
信
託
銀
行
平成9年度
(6) 貸出金の担保別内訳
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
有価証券
債権
土地建物
工場
財団
船舶
その他
231
246
1,952
25
55
37
31
174
266
1,697
31
73
1
33
230
174
1,241
68
94
ー
7
183
164
1,031
13
130
ー
89
188
129
1,433
30
132
ー
16
計
2,578
2,278
1,816
1,612
1,932
保証
信用
473
5,485
569
5,050
275
4,663
340
3,473
490
3,395
8,537
(ー)
7,898
(ー)
6,755
(ー)
5,426
(ー)
5,817
(ー)
合計
(うち劣後特約付貸出金)
(7) 中小企業等に対する貸出金(国内店)
(単位:件、億円)
平成8年度
総貸出金残高 (A)
貸出先数
貸出金残高
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
13,869
8,537
11,717
7,894
9,221
6,749
7,141
5,420
7,767
5,811
ー
ー
28
3
40
16
38
15
501
437
中小企業等貸出金残高 (B)
貸出先数
貸出金残高
13,314
5,727
11,192
4,633
8,666
2,877
6,738
2,338
7,300
2,705
比率 (B)/(A)
貸出先数
貸出金残高
95.99%
67.09%
95.51%
58.68%
93.98%
42.63%
94.35%
43.14%
93.98%
46.54%
消費者ローン残高
うち住宅ローン残高
(注) 1. 貸出金残高には、特別国際金融取引勘定分は含まれていません。
2. 中小企業等とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、サービス業は5,000万円)以下の会社または常用する従業員が300人(ただし、卸売業は100人、小売業は50人、サービス
業は100人)以下の会社および個人です。
なお、平成11年12月3日に「中小企業基本法等の一部を改正する法律(平成11年法律第146号)」が公布・施行され、
「中小企業」の範囲が拡大されたことに伴い、平成11年度の金額等は
改正後の中小企業の範囲により記載しています。この変更により平成11年度の「中小企業等貸出金残高」および「中小企業等貸出先件数」は、改正前の中小企業の範囲によった場合に比べ、
貸出金残高は222億円、貸出件数は57件増加しています。
(8) 特定海外債権残高
(単位:億円、カ国)
平成8年度
インドネシア
合計
(総資産に対する割合)
対象国数
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
ー
ー
ー
ー
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
ー
ー
ー
6
6
(0.06%.)
1
(9) リスク管理債権の状況
※リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成8年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
351
713
44
292
186
1,153
52
155
151
900
55
104
157
1,074
13
166
合計
1,402
1,547
1,212
1,411
貸出金残高
7,898
6,755
5,426
5,817
17.74%.
22.90%.
22.34%.
24.25%.
貸出金に占める比率
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 3カ月以上延滞債権、貸出条件緩和債権を含むリスク管理債権は平成9年度より開示しています。
297
② リスク管理債権に対する引当率
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
貸倒引当金(A)
特定債務者支援引当金(B)
リスク管理債権(C)
引当率{(A)+(B)}/(C)
平成11年度
628
ー
1,547
40.62%.
平成12年度
501
ー
1,212
41.37%.
452
3
1,411
32.27%.
●未収利息の会計処理
資産の自己査定により、破綻懸念先、実質破綻先および破綻先に分類した債務者に対する債権に係る未収利息を収益不計上としています。
●償却の会計処理
資産の自己査定によりⅣ分類(無価値または回収不能)
と認定した債権を直接償却しています。
2. 貸倒引当金の期末残高および期中増減額
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
期末残高
期中増加額
期中減少額
期中増加額
期中減少額
一般貸倒引当金
121
121
105
121
105
105
100
105
100
個別貸倒引当金
507
507
248
360
395
395
278
322
351
ー
ー
ー
ー
ー
ー
0
ー
0
628
628
354
481
501
501
379
428
452
特定海外債権引当勘定
合計
期首残高
平成12年度
期末残高
期首残高
3. 金融再生法に基づく資産査定額
期末残高
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
355
1,015
211
計
1,582
1,270
1,429
正常債権
5,538
4,412
4,554
合計
開示債権比率
317
787
164
368
881
180
7,121
5,683
5,984
22.22%.
22.35.%.
23.89%.
(注) 平成10年度より、
「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」
(平成10年法律第132号)第6条に基づき、貸借対照表の貸付有価証券、貸出金および外国為替、その他資産中の未収利
息および仮払金ならびに支払承諾見返の各勘定について債務者の財政状態および経営成績等を基礎として次のとおり区分し、開示しています。
1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
とは、破産、会社更生、和議等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権およびこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」
とは、債務者が経営破綻の状態には至ってないが、財政状態および経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収および利息の受け取りができない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」
とは、3カ月以上延滞債権および貸出条件緩和債権です。
4.「正常債権」
とは、債務者の財政状態および経営成績に特に問題がないものとして、上記1. から3. までに掲げる債権以外のものに区分される債権です。
4. 有価証券の状況
(1) 有価証券期末残高
(単位:億円)
平成8年度
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
298
国内業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
計
317
52
569
968
475
2,383
(89.34%)
国際業務部門
その他の証券
うち外国債券
外国株式
284
128
57
平成9年度
75
43
541
1,020
560
2,241
(92.23%)
188
22
61
平成10年度
164
68
457
991
344
2,026
(95.59%)
93
17
38
平成11年度
平成12年度
797
0
19
1,137
57
2,011
(100.00%)
0
ー
0
1,367
0
16
894
255
2,534
(100.00%)
0
ー
0
計
284
(10.66%)
188
(7.77%)
93
(4.41%)
0
(0.00%)
0
(0.00%)
合計
2,667
(100.00%)
2,430
(100.00%)
2,120
(100.00%)
2,011
(100.00%)
2,534
(100.00%)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 国内業務部門の株式には自己株式を含んでいます。
(2) 有価証券平均残高
(単位:億円)
平成8年度
国内業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
計
国際業務部門
その他の証券
うち外国債券
外国株式
計
合計
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
58
70
614
979
585
2,307
(86.15%)
180
41
546
962
486
2,216
(90.75%)
118
38
509
1,035
466
2,167
(92.39%)
297
61
380
1,045
270
2,056
(97.57%)
950
0
18
1,179
136
2,285
(100.00%)
371
183
51
371
(13.85%)
2,678
(100.00%)
225
71
57
225
(9.25%)
2,441
(100.00%)
178
20
59
178
(7.61%)
2,346
(100.00%)
51
8
16
51
(2.43%)
2,107
(100.00%)
0
ー
0
0
(0.00%)
2,285
(100.00%)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 貸付有価証券は、有価証券の種類ごとに区分して記載しています。
3. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式により算出しています。
(3) 有価証券の残存期間別残高
(単位:億円)
平成8年度
国債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
地方債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
社債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
株式
期間の定めのないもの
計
その他の証券
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
貸付有価証券
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
(注) 自己株式は、
「株式」に含めて記載しています。
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
53
1
233
ー
28
ー
ー
317
0
36
4
ー
33
ー
ー
75
1
38
4
9
110
ー
ー
164
585
3
0
20
188
ー
ー
797
1,366
0
0
ー
ー
ー
ー
1,367
0
1
4
0
46
ー
ー
52
0
4
0
0
39
ー
ー
43
1
2
0
3
60
ー
ー
68
0
0
0
ー
ー
ー
ー
0
0
0
ー
ー
ー
ー
ー
0
34
101
398
3
30
ー
ー
569
76
329
106
5
23
ー
ー
541
22
312
80
6
36
ー
ー
457
5
8
4
0
ー
ー
ー
19
10
2
3
ー
ー
ー
ー
16
968
968
1,020
1,020
991
991
1,137
1,137
894
894
85
130
184
118
33
95
111
759
214
177
31
111
113
0
101
749
72
129
118
20
30
2
64
437
0
2
1
0
0
0
52
57
254
0
0
ー
0
ー
0
255
ー
0
ー
ー
ー
ー
ー
0
ー
0
ー
ー
ー
ー
ー
0
0
ー
ー
ー
ー
ー
ー
0
ー
ー
0
ー
ー
ー
ー
0
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
299
5. 商品有価証券の状況
(1) 商品有価証券期末残高
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
商品国債
商品地方債
商品政府保証債
50
ー
ー
2
ー
ー
4
ー
ー
4
ー
ー
3
ー
ー
合計
50
2
4
4
3
(2) 商品有価証券平均残高
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
商品国債
商品地方債
商品政府保証債
35
ー
ー
37
ー
ー
2
ー
ー
4
ー
ー
4
ー
ー
合計
35
37
2
4
4
(3) 商品有価証券売買高
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
商品国債
商品地方債
商品政府保証債
1,254
8
ー
1,174
2
ー
27
ー
ー
21
ー
ー
7
ー
ー
合計
1,262
1,176
27
21
7
6. 支払承諾期末残高
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
0
6
403
0
3
323
ー
1
184
ー
ー
92
ー
ー
83
合計
409
327
186
92
83
(単位:億円)
平成8年度
有価証券
債権
動産不動産
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
300
平成12年度
手形引受
信用状発行
債務保証
7. 支払承諾見返の担保別内訳
日
本
信
託
銀
行
平成12年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
0
92
25
0
79
16
0
66
11
ー
59
3
ー
47
15
計
118
95
78
63
62
保証
信用
9
281
8
223
7
100
5
23
0
20
合計
409
327
186
92
83
8. 預金の状況
(1) 預金科目別期末残高
(単位:億円)
平成8年度
国内業務部門
流動性預金
定期性預金
うち固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
小計
小計
平成11年度
平成12年度
698
1,173
1,172
ー
40
645
1,399
1,398
ー
33
619
1,699
1,699
ー
42
561
3,090
3,090
ー
23
1,899
1,912
2,078
2,361
3,674
16
5
ー
ー
531
1,916
(53.41%.)
国際業務部門
流動性預金
定期性預金
その他の預金
平成10年度
743
1,114
1,113
ー
41
譲渡性預金
計
平成9年度
1,917
(57.36%.)
2,078
(73.59%.)
2,361
(97.16%.)
4,205
(97.93%.)
ー
1,150
521
ー
1,100
325
ー
500
245
ー
ー
69
ー
ー
88
1,671
1,425
745
69
88
譲渡性預金
ー
ー
ー
ー
ー
計
1,671
(46.59%.)
1,425
(42.64%.)
745
(26.41%.)
69
(2.84%.)
88
(2.07%.)
合計
3,587
(100.00%.)
3,343
(100.00%.)
2,824
(100.00%.)
2,430
(100.00%.)
4,294
(100.00%.)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 流動性預金には当座預金、普通預金、通知預金を含んでいます。
(2) 預金科目別平均残高
(単位:億円)
平成8年度
国内業務部門
流動性預金
定期性預金
うち固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
小計
譲渡性預金
計
国際業務部門
流動性預金
定期性預金
その他の預金
小計
譲渡性預金
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
782
1,143
1,141
ー
30
740
1,161
1,160
ー
28
673
1,418
1,417
ー
26
635
1,679
1,678
ー
25
593
2,657
2,657
ー
25
1,957
1,930
2,118
2,339
3,277
27
1,984
(64.19%.)
3
1,933
(56.92%.)
10
2,129
(79.85%.)
0
2,340
(79.86%.)
18
3,295
(97.61%.)
ー
483
624
ー
996
466
ー
310
226
ー
389
200
ー
78
1
1,107
1,463
537
590
80
ー
ー
ー
ー
ー
計
1,107
(35.81%.)
1,463
(43.08%.)
537
(20.15%.)
590
(20.14%.)
80
(2.39%.)
合計
3,092
(100.00%.)
3,397
(100.00%.)
2,666
(100.00%.)
2,930
(100.00%.)
3,376
(100.00%.)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式により算出しています。
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
301
(3) 定期預金の残存期間別残高
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
1,507
447
135
60
21
91
1,660
176
146
118
58
113
1,440
133
128
99
41
56
1,255
191
124
75
40
12
2,627
191
158
84
18
9
合計
2,264
2,273
1,899
1,699
3,090
固定自由金利定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
1,505
447
135
60
21
91
1,658
176
146
118
58
113
1,439
133
128
99
41
56
1,254
191
124
75
40
12
2,627
191
158
84
18
9
変動自由金利定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
その他
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
1
ー
ー
ー
ー
ー
1
ー
ー
ー
ー
ー
0
ー
ー
ー
ー
ー
0
ー
ー
ー
ー
ー
0
ー
ー
ー
ー
ー
(注) 積立定期預金は含んでいません。
(4) 預金者別預金残高(国内店)
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
個人預金
430
(22.32%.)
469
(23.77%.)
452
(21.20%.)
409
(17.01%.)
510
(13.58%.)
法人預金
1,496
(77.66%.)
1,504
(76.22%.)
1,682
(78.80%.)
1,999
(82.99%.)
3,244
(86.42%.)
0
(0.02%.)
0
(0.01%.)
ー
(ー)
ー
(ー)
ー
(ー)
1,927
(100.00%.)
1,974
(100.00%.)
2,134
(100.00%.)
2,409
(100.00%.)
3,754
(100.00%.)
その他
合計
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 譲渡性預金及び特別国際金融取引勘定分は含んでいません。
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
9. 預貸率・預証率
(単位:%)
平成8年度
預貸率
期末残高
期中平均
預証率
期末残高
期中平均
平成10年度
平成11年度
平成12年度
国内業務部門
国際業務部門
全店
437.63
9.02
237.93
407.88
5.33
236.23
323.49
4.36
239.21
228.64
37.72
223.22
138.07
12.15
135.46
国内業務部門
国際業務部門
全店
414.07
14.33
270.92
419.70
8.63
242.62
351.90
10.52
283.10
268.59
4.93
215.47
173.82
20.09
170.15
国内業務部門
国際業務部門
全店
124.35
17.00
74.34
116.87
13.25
72.68
97.52
12.52
75.07
85.16
0.00
82.74
60.25
0.00
59.00
国内業務部門
国際業務部門
全店
116.27
33.50
86.63
114.58
15.43
71.87
101.80
33.20
87.97
87.87
8.68
71.92
69.35
0.00
67.69
(注) 預金には譲渡性預金を含んでいます。
302
平成9年度
10. 1店舗当たりの貸出金、預金残高
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
貸出金
うち国内店
海外店
275
275
ー
263
263
ー
259
259
ー
285
285
ー
528
528
ー
預金
うち国内店
海外店
115
115
ー
111
111
ー
108
108
ー
127
127
ー
390
390
ー
(注) 1. 預金には譲渡性預金を含んでいます。
2. 出張所を除いた店舗数により算出しています。
11. 従業員1人当たりの貸出金、預金残高
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
貸出金
うち国内店
海外店
5
5
ー
5
5
ー
5
5
ー
4
4
ー
5
5
ー
預金
うち国内店
海外店
2
2
ー
2
2
ー
2
2
ー
2
2
ー
4
4
ー
(注) 1. 預金には譲渡性預金を含んでいます。
2. 従業員数は期中平均人員を使用しています。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでいます。
12. 単体自己資本比率(国内基準)
(単位:億円)
平成8年度
基本的項目
資本金
新株式払込金
資本準備金
利益準備金
任意積立金
次期繰越利益
その他
その他有価証券の評価差損(△)
営業権相当額(△)
計
補完的項目
控除項目
自己資本額
リスク・アセット等
平成11年度
平成12年度
1,127
ー
239
ー
ー
△ 641
ー
ー
ー
677
ー
47
ー
ー
△ 136
ー
ー
ー
677
ー
ー
ー
ー
△ 134
ー
△ 194
ー
725
588
348
ー
121
ー
ー
ー
105
ー
ー
ー
100
150
150
計
121
105
250
59
56
191
他の金融機関の資本調達手段の
意図的な保有相当額
(B)
(C)
ー
ー
ー
(D)
785
644
540
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
(E)
(F)
8,731
865
8,954
112
6,567
96
計 (E)+(F)
(G)
9,597
9,067
6,664
8.18%
7.11%
8.10%
(A)+(B)−(C)
単体自己資本比率(国内基準)(D)/(G) x 100
(注) 1.
2.
3.
4.
平成10年度
土地の再評価額と再評価の直前の
帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注 4)
うち自己資本への算入額
(A)
平成9年度
単体自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき作成しています。なお、当社は国内基準を採用しています。
貸倒引当金は、個別貸倒引当金および特定海外債権引当勘定を除いています。
平成10年度から開示しています。
告示第31条第1項第4号および第5号に掲げるものです。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られています。
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
303
単体情報: その他業務の状況
1. 外貨建資産残高
(単位:百万米ドル)
平成8年度
外貨建資産残高
平成9年度
370
平成10年度
217
119
平成11年度
平成12年度
60
77
(注) 外貨額は期末日の対米ドル換算レート
(仲値)で引き直しています。
2. 内国為替取扱高
(単位:千口、億円)
平成8年度
送金為替
各地へ向けた分
各地より受けた分
代金取立
各地へ向けた分
各地より受けた分
合計
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
口数
金額
459
16,010
496
17,350
464
18,643
416
20,430
389
23,392
口数
金額
364
22,580
338
24,487
286
28,226
245
30,467
211
31,384
口数
金額
32
579
54
915
44
1,033
48
1,195
29
825
口数
金額
26
627
48
1,026
31
697
8
188
3
94
口数
金額
881
39,797
936
43,779
825
48,600
717
52,282
632
55,696
3. 外国為替取扱高
(単位:百万米ドル)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
仕向為替
売渡為替
買入為替
7,571
5,807
8,000
3,898
10,322
5,013
10,711
3,684
10,314
3,581
被仕向為替
売渡為替
買入為替
871
144
3,497
39
4,475
35
3,513
8
3,712
ー
14,395
15,436
19,847
17,917
17,607
合計
4. 公共債の引受実績
(単位:億円)
平成8年度
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
304
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
国債
地方債・政府保証債
106
114
106
113
143
120
151
123
171
155
合計
220
219
263
274
327
5. 国債等公共債の窓口販売実績
(単位:億円)
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
国債
地方債・政府保証債
44
0
23
ー
13
ー
5
ー
2
ー
合計
44
23
13
5
2
6. 不動産業務
(1) 不動産の分譲・仲介取扱実績
平成8年度
分譲・仲介(件)
取扱実績(百万円)
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
1,597
1,163
1,088
943
618
208,384
180,960
270,109
228,630
242,356
(2)賃貸借の媒介取扱実績
平成8年度
賃貸借の媒介(件)
平成9年度
74
平成10年度
97
79
平成11年度
47
平成12年度
26
(3) 土地信託受託状況(期末累計)
平成8年度
信託契約件数(件)
平成9年度
193
平成10年度
194
194
平成11年度
194
平成12年度
194
7. 年金業務
(1)企業年金受託状況
平成8年度
平成9年度
平成10年度
受託残高(百万円)
受託件数(件)
加入者数(千人)
平成11年度
平成12年度
734,740
952,147
1,054,678
1,764
1,989
2,073
157
153
160
(注) 1. 計上基準の違いにより、受託残高合計と信託財産残高表中の年金信託残高は一致しません。
2. 受託件数(件)は取引先数(適格退職年金は制度数、厚生年金基金は基金数)を表します。
3. 平成10年度より開示しています。
①適格退職年金
平成8年度
平成9年度
平成10年度
受託残高(百万円)
受託件数(件)
加入者数(千人)
平成11年度
平成12年度
219,368
285,535
313,996
1,472
1,671
1,729
104
102
109
(注) 平成10年度より開示しています。
②厚生年金基金
平成8年度
平成9年度
平成10年度
受託残高(百万円)
受託件数(件)
加入者数(千人)
平成11年度
平成12年度
515,372
666,612
740,682
292
318
344
53
51
51
(注) 1. 受託残高には年金特金は含んでいません。
(受益権ベース)
2. 平成10年度より開示しています。
(2)国民年金基金受託状況
平成8年度
平成9年度
平成10年度
受託残高(百万円)
29,956
平成11年度
34,682
平成12年度
39,535
(注) 平成10年度より開示しています。
8. 証券代行業務
証券代行受託実績
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
日
本
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成12年度
受託会社数 (社)
140
159
172
207
252
管理株主数 (千名)
150
238
265
324
248
名義書換件数(千件)
11
19
19
16
13
305
店舗・人員の状況
1. 国内店舗・海外拠点数
(単位:店、カ所)
平成8年度
国内
海外
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
本支店
出張所
31
ー
30
ー
26
ー
19
ー
11
5
計
31
30
26
19
16
支店
出張所
駐在員事務所
計
(注) 上記のほか、信託代理店を設置しています。平成12年度25カ所。
2. 従業員の状況
●旧基準
平成8年度
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
従業員数
1,500 人
1,368 人
1,271 人
1,179 人
1,068 人
平均年齢
41 歳 00 カ月
41 歳 09 カ月
41 歳 04 カ月
42 歳 02 カ月
42 歳 07 カ月
平均勤続年数
18 年 08 カ月
19 年 04 カ月
19 年 04 カ月
19 年 06 カ月
20 年 02 カ月
平均給与月額
490,821 円
516,838 円
523,782 円
508,130 円
516,992 円
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
(単位:人)
(注) 1. 従業員数には以下の嘱託および臨時雇員は含んでいません。
平成8年度
嘱託および臨時雇員
30
32
19
11
11
2. 平均給与月額は、3月の税込定例給与(時間外勤務手当を含む)であり、賞与は含んでいません。
3. 従業員の定年は、満60歳に達した月の末日です。
●新基準
平成8年度
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
306
平成10年度
平成11年度
平成12年度
従業員数
1,045 人
933 人
平均年齢
42 歳 02 カ月
42 歳 07 カ月
平均勤続年数
19 年 06 カ月
20 年 02 カ月
平均年間給与
7,923,059 円
8,080,281 円
(注) 1.
2.
3.
4.
5.
日
本
信
託
銀
行
平成9年度
従業員数は、嘱託および臨時雇員11人を含んでいません。
臨時従業員の平均雇用人員は、従業員数の10%未満につき記載していません。
平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでいます。
従業員が前期末と比較して112人減少していますが、その要因は主として、出向者の増加によるものです。
当社には現在、日本信託銀行従業員組合と日本信託銀行労働組合の2つの組合があり、それぞれの組合員数は下記のとおりです。労使間において特記すべき事項はありません。
日本信託銀行従業員組合
786人
日本信託銀行労働組合
025人
6. 平成11年度から
「企業内容等の開示に関する省令」附則(平成11年大蔵省令第15号)第4項に基づき、開示しています。
資本・株式の状況
1. 資本金の推移
年月日
増減額(千円)
増資後資本金(千円)
摘 要
平成 09 年 03 月 31 日
一
128,590,000
平成 09 年 12 月 23 日
△ 70,000,000
58,590,000
株式数・券面額の変更を行わず券面超過額の一部を減少し、資本準備金に
振り替えました。
平成 09 年 12 月 25 日
35,000,000
93,590,000
有償 第三者割当 280,000 千株
発行価格
250 円
資本組入額 125 円
平成 10 年 03 月 31 日
一
93,590,000
平成 11 年 03 月 16 日
19,140,000
112,730,000
有償 第三者割当 220,000 千株
発行価格
173 円
資本組入額 087 円
平成 11 年 03 月 31 日
一
0112,730,000
平成 11 年 08 月 03 日
△ 45,000,000
67,730,000
平成 12 年 03 月 31 日
一
67,730,000
平成 13 年 03 月 31 日
一
67,730,000
株式数・券面額の変更を行わず券面超過額の一部を減少し、繰越損失に
てん補いたしました。
2. 発行済株式総数の推移
年月日
増加株数(千株)
増加後発行済株式総数(千株)
平成 09 年 03 月 31 日
一
660,000
平成 09 年 12 月 25 日
280,000
940,000
摘 要
有償 第三者割当 280,000 千株
発行価格
250 円
資本組入額 125 円
平成 10 年 03 月 31 日
一
940,000
平成 11 年 03 月 16 日
220,000
1,160,000
有償 第三者割当 220,000 千株
発行価格
173 円
資本組入額 087 円
平成 11 年 03 月 31 日
一
01,160,000
平成 12 年 03 月 31 日
一
1,160,000
平成 13 年 03 月 31 日
一
1,160,000
3. 株式の所有者別状況
(平成13年3月31日現在)
区分
政府及び地方公共団体
金融機関
証券会社
その他の法人
外国法人等
個人その他
合計
株主数
所有株式数
ー人
50
32
827
47
9,221
10,177
ー 千単位
987
10
82
33
45
1,159
割合
ー%
85.17
0.89
7.13
2.85
3.96
100.00
日
本
信
託
銀
行
(注) 1単位の株式数は1,000株です。なお、上記のほか単位未満株式が648千株あります。
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
307
4. 株価の推移
最近5年間(年度別)
(単位:円)
平成8年度
株価
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
最高
661
341
273
363
218
最低
285
169
152
140
115
最近6カ月間(月別)
(単位:円)
平成12年10月
株価
平成12年11月
178
165
168
168
最低
172
156
151
138
138
133
株式会社東京三菱銀行
2
日本火災海上保険株式会社
7
8
9
日
本
信
託
銀
行
308
持株比率
(%)
954,230
82.26
10,300
0.88
ユービーエスエイジーロンドンアジアエクイティーズ
(常任代理人 UBS ウォーバーグ証券会社)
8,938
0.77
バークレイズキャピタルセキュリティーズ
(常任代理人スタンダードチャータード銀行)
7,990
0.68
6,508
0.56
3,998
0.34
3,850
0.33
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
(住友信託銀行再信託分・
トヨタ自動車株式会社 退職給付信託口)
3,644
0.31
エービーエヌアムロイクイティーズユーケーリミテッド
(常任代理人シティバンクエヌエイ東京支店)
野村證券株式会社
リーマンブラザーズインターナショナルヨーロッパ
(常任代理人リーマンブラザーズ証券会社東京支店)
太陽生命保険相互会社
3,576
0.30
10 明治生命保険相互会社
2,900
0.25
11 日清紡績株式会社
2,834
0.24
12 三菱重工業株式会社
2,400
0.20
13 三菱電機株式会社
2,175
0.18
14 三菱自動車工業株式会社
2,160
0.18
15 ダイヤモンドファクター株式会社
2,100
0.18
16 株式会社丸の内よろず
1,980
0.17
17 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
1,956
0.16
18 ダイヤモンド信用保証株式会社
1,940
0.16
19 株式会社大和証券グループ本社
1,883
0.16
20 モルガンスタンレーディーンウィッター証券会社
1,785
0.15
1,027,148
88.54
合計
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(平成13年3月31日現在)
所有株式数
(千株)
1
6
平成13年3月
180
株主名
5
平成13年2月
193
5. 大株主
4
平成13年1月
最高
(注) 株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものです。
3
平成12年12月
(注) 株式会社東京三菱銀行の所有株式には、後配株式500,000千株が含まれています。
資本・株式の状況
1. 資本金
年月日
資本金(千円)
平成 13 年 04 月 02 日
摘 要
1,146,500,000
2. 発行済株式の内容
記名・無記名の別および額面・無額面の別
記名式額面株式
〔券面額 50,000 円)
(平成13年4月2日現在)
種 類
発行数(株)
普通株式
上場証券取引所
5,742,467
記名式無額面株式
第一種優先株式
記名式無額面株式
第二種優先株式
計
東京証券取引所(市場第一部)
大阪証券取引所(市場第一部)
ニューヨーク証券取引所
ロンドン証券取引所
81,400
ー
100,000
ー
5,923,867
3. 大株主
(1) 普通株式
所有株式数
(株)
株主名
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
明治生命保険相互会社
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
日本生命保険相互会社
株式会社東京三菱銀行
東京海上火災保険株式会社
三菱信託銀行株式会社
(退職給付信託口・三菱重工業株式会社口)
第一生命保険相互会社
三菱信託銀行株式会社(信託口)
太陽生命保険相互会社
三菱電機株式会社
ヒーロー . アンド . カンパニー
(常任代理人 株式会社東京三菱銀行)
12
13
14
15
16
17
18
19
20
(平成13年4月2日現在)
旭硝子株式会社
東洋信託銀行株式会社(信託勘定 A 口)
新日本製鐵株式会社
野村證券株式会社
三菱信託銀行株式会社
麒麟麦酒株式会社
三菱地所株式会社
日本郵船株式会社
ステートストリートバンクアンドトラストカンパニー
(常任代理人 株式会社富士銀行兜町カストディ業務室)
合計
持株比率
(%)
233,531
190,994
163,770
153,112
124,330
4.06
3.32
2.85
2.66
2.16
118,740
113,356
89,219
63,751
62,543
2.06
1.97
1.55
1.11
1.08
62,083
61,949
57,627
47,948
47,058
45,340
42,086
38,106
36,589
1.08
1.07
1.00
0.83
0.81
0.78
0.73
0.66
0.63
36,436
1,788,577
0.63
31.14
(注)1. 東京三菱銀行および三菱信託銀行が所有している株式は、東京三菱銀行が所有して
いた三菱信託銀行および日本信託銀行株式、ならびに三菱信託銀行が所有していた
東京三菱銀行株式が、それぞれ株式移転により当社株式に移転したものです。
2. ヒーロー. アンド. カンパニーは、ADR(米国預託証券)発行のため預託された株式の
名義人です。
(2) 第一種優先株式
(平成13年4月2日現在)
所有株式数
(株)
株主名
持株比率
(%)
1
東京海上火災保険株式会社
16,700
20.51
1
三菱商事株式会社
16,700
20.51
1
明治生命保険相互会社
16,700
20.51
4
麒麟麦酒株式会社
10,000
12.28
5
旭硝子株式会社
3,400
4.17
5
ダイヤモンドリース株式会社
3,400
4.17
5
東京急行電鉄株式会社
3,400
4.17
5
本田技研工業株式会社
3,400
4.17
9
三菱化学株式会社
2,000
2.45
10 三菱電機株式会社
1,700
2.08
11 三菱倉庫株式会社
1,600
1.96
12 エム・ケー・ファイナンス・アンド・
アカウンティング株式会社
1,400
1.71
13 株式会社ニコン
1,000
1.22
81,400
100.00
合計
(3) 第二種優先株式
(平成13年4月2日現在)
所有株式数
(株)
株主名
持株比率
(%)
1
明治生命保険相互会社
35,000
35.00
2
東京海上火災保険株式会社
25,000
25.00
2
三菱商事株式会社
25,000
25.00
4
三菱地所株式会社
5,000
5.00
5
旭硝子株式会社
2,500
2.50
5
麒麟麦酒株式会社
2,500
2.50
5
近畿日本鉄道株式会社
2,500
2.50
5
東京急行電鉄株式会社
合計
2,500
2.50
100,000
100.00
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
309
開示項目一覧
銀行法施行規則第 19 条の 2(単体ベース)
(以下のページに掲載しています)
東京三菱
1.
経営の組織
2.
持株数の多い順に十以上の株主に関する次に掲げる事項
三菱信託
108、109
日本信託
118
125
氏名(株主が法人その他の団体である場合には、その名称)
195
258
308
各株主の持株数
195
258
308
発行済株式の総数に占める各株主の持株数の割合
195
258
308
10
11
11
80〜97
80〜97
80〜88
3.
取締役及び監査役の氏名及び役職名
4.
営業所の名称及び所在地
5.
銀行の主要な業務の内容
6.
直近の営業年度における営業の概況
107
117
124
133、134
136、137
139、140
7.
直近の五営業年度における主要な業務の状況を示す指標として次に掲げる事項
経常収益
166
220
275
経常利益又は経常損失
166
220
275
当期利益又は当期損失
166
220
275
資本金及び発行済株式の総数
166
220
275
純資産額
166
220
275
総資産額
166
220
275
預金残高
166
220
275
貸出金残高
166
220
275
有価証券残高
166
220
275
単体自己資本比率(法第十四条の二第一号に規定する基準に係る算式により得られる比率)
166
220
275
配当性向
166
220
275
従業員数
8.
直近の二営業年度における業務粗利益及び業務粗利益率
9.
直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの
166
220
275
133、180
136、233
139、285
資金運用収支
181
234
286
役務取引等収支
181
234
286
特定取引収支
182
235
ー
その他業務収支
182
235
287
平均残高
180
233
285
利息
180
233
285
利回り
180
233
285
資金利ざや
181
234
286
181
234
286
10. 直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの資金運用・資金調達勘定の
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
開
示
項
目
一
覧
310
11. 直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの受取利息及び支払利息の増減
12. 直近の二営業年度における総資産経常利益率及び資本経常利益率
166
220
275
13. 直近の二営業年度における総資産当期純利益率及び資本当期純利益率
166
220
275
14. 直近の二営業年度における国内業務部門及び国際業務部門の区分ごとの流動性預金、定期性預金、譲渡性
預金その他の預金の平均残高
189
251
301
15. 直近の二営業年度における固定自由金利定期預金、変動自由金利定期預金及びその他の区分ごとの定期
預金の残存期間別の残高
189
251
302
16. 直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの手形貸付、証書貸付、当座貸越
及び割引手形の平均残高
183
243
295
17. 直近の二営業年度における固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残存期間別の残高
183
243
295
297、300
18. 直近の二営業年度における担保の種類別(有価証券、債権、商品、不動産、保証及び信用の区分)の貸出金残
高及び支払承諾見返額
184、188
245、250
19. 直近の二営業年度における使途別(設備資金及び運転資金の区分)の貸出金残高
184
245
296
20. 直近の二営業年度における業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合
184
244
296
21. 直近の二営業年度における中小企業等に対する貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合
185
245
297
22. 直近の二営業年度における特定海外債権残高の5%以上を占める国別の残高
185
245
297
23. 直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの預貸率の期末値及び期中平均値
190
252
302
24. 直近の二営業年度における商品有価証券の種類別(商品国債、商品地方債、商品政府保証債及び貸付商品
債券の区分)の平均残高
ー
ー
300
25. 直近の二営業年度における有価証券の種類別(国債、地方債、社債、株式、外国債券及び外国株式その他の
証券並びに貸付有価証券の区分)の残存期間別の残高
187
249
299
26. 直近の二営業年度における国内業務部門及び国際業務部門の区分ごとの有価証券の種類別(国債、地方債、
社債、株式、外国債券及び外国株式その他の証券の区分)の平均残高
187
248
299
東京三菱
27. 直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの預証率の期末値及び期中平均値
28. リスク管理の体制
29. 法令遵守の体制
30. 直近の二営業年度における貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書又は損失処理計算書
三菱信託
日本信託
190
252
302
16〜25
16〜19、26〜30
16〜19、31
16、19、20、25
16、19、26、30
16、19、31
167〜172
221〜226
276〜281
31. 直近の二営業年度における貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
(1)破綻先債権に該当する貸出金
35、169、172、
185
36、223、225、
246
37、278、280、
297
(2)延滞債権に該当する貸出金
35、169、172、
185
36、223、225、
246
37、278、280、
297
(3)三カ月以上延滞債権に該当する貸出金
35、169、172、
185
36、223、225、
246
37、278、280、
297
(4)貸出条件緩和債権に該当する貸出金
35、170、172、
185
36、223、225、
246
37、278、280、
297
32. 直近の二営業年度における自己資本(基本的項目に係る細目を含む)の充実の状況
191
253
303
取得価額又は契約価額
173、174
227、228
282、283
時価
173、174
227、228
282、283
評価損益
173、174
227、228
282、283
取得価額又は契約価額
174
228
283
時価
174
228
283
評価損益
174
228
283
取得価額又は契約価額
175〜179
229〜232
283、284
時価
175〜179
229〜232
283、284
評価損益
175〜179
229〜232
283、284
36. 直近の二営業年度における貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
186
247
298
37. 直近の二営業年度における貸出金償却の額
168
222
277
38. 直近の二営業年度における貸借対照表及び損益計算書が株式会社の監査等に関する商法の特例に関する
法律による会計監査人の監査を受けている場合にはその旨
167
221
276
39. 直近の二営業年度における貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書又は損失処理計算書について証
券取引法の規定に基づき監査法人の監査証明を受けている場合にはその旨
167
221
276
33. 直近の二営業年度における有価証券に関する次に掲げる事項
34. 直近の二営業年度における金銭の信託に関する次に掲げる事項
35. 直近の二営業年度における第十三条の三第一項第五号に掲げる取引に関する次に掲げる事項
銀行法施行規則第 19 条の 3(連結ベース)
東京三菱
1.
2.
銀行及びその子会社等の主要な事業の内容及び組織の構成
4.
日本信託
58〜72、119
73〜78、125
(1)名称
98〜106
98〜104、106
99
(2)主たる営業所又は事務所の所在地
98〜106
98〜104、106
99
(3)資本金又は出資金
98〜106
98〜104、106
99
(4)事業の内容
98〜106
98〜104、106
99
(5)設立年月日
98〜106
98〜104、106
99
(6)銀行が所有する子会社等の株式等の発行済株式の総数等に占める割合
98〜106
98〜104、106
99
銀行の子会社等に関する次に掲げる事項
(7)銀行の一の子会社等以外の子会社等が所有する当該一の子会社等の株式等の発行済株式の総数等に
占める割合
3.
三菱信託
42〜57、110
98〜106
98〜104、106
99
42〜57、132
58〜72、135
73〜78、138
(1)経常収益
141
196
259
(2)経常利益又は経常損失
141
196
259
(3)当期純利益又は当期純損失
141
196
259
(4)純資産額
141
196
259
(5)総資産額
141
196
259
(6)連結自己資本比率
141
196
259
直近の営業年度における銀行及びその子会社等の営業の概況
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
開
示
項
目
一
覧
直近の五連結会計年度における主要な業務の状況を示す指標として次に掲げる事項
311
5.
直近の二連結会計年度における銀行及びその子会社等の連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余
金計算書
6.
直近の二連結会計年度における銀行及びその子会社等の貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
東京三菱
三菱信託
日本信託
142、144〜159
197、199〜214
260、262〜269
(1)破綻先債権に該当する貸出金
35、145、148、
162
36、200、202、
217
37、262、264、
271
(2)延滞債権に該当する貸出金
35、145、148、
162
36、200、202、
217
37、262、264、
271
(3)三カ月以上延滞債権に該当する貸出金
35、145、148、
162
36、200、202、
217
37、262、264、
271
(4)貸出条件緩和債権に該当する貸出金
35、145、148、
162
36、200、202、
217
37、262、264、
271
7.
直近の二連結会計年度における銀行及びその子会社等の自己資本(基本的項目に係る細目を含む)の充実
の状況
164
218
273
8.
直近の二連結会計年度における銀行及びその子会社等が二以上の異なる種類の事業を営んでいる場合の
事業の種類ごとの区分に従い、当該区分に属する経常収益の額、経常利益又は経常損失の額及び資産の額
として算出したもの
159
213、214
269
9.
直近の二連結会計年度において銀行が連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余金計算書について
証券取引法の規定に基づき監査法人の監査証明を受けている場合にはその旨
142
197
260
金融機関の信託業務の兼営等に関する法律施行規則第十一条の二
東京三菱
1.
信託業務の内容
2.
直近の五営業年度における信託業務の状況を示す指標として次に掲げる事項
(1)信託報酬
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
開
示
項
目
一
覧
312
三菱信託
58〜72、117
日本信託
73〜78、124
220
275
(2)信託勘定貸出金残高
220、236
275、288
(3)信託勘定有価証券残高
220、236
275、288
(4)信託財産額
220、236
275、288
3.
直近の二営業年度における信託財産残高表(注記事項を含む)
236
288
4.
直近の二営業年度における金銭信託、年金信託、財産形成給付信託及び貸付信託(以下「金銭信託等」とい
う)の期末受託残高
237
289
5.
直近の二営業年度における元本補てん契約のある信託(信託財産の運用のため再信託された信託を含む
次項において同じ)の種類別の期末受託残高
237
289
6.
直近の二営業年度における元本補てん契約のある信託に係る貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、三ヶ以
上延滞債権及び貸出条件緩和債権に該当するものの額並びにその合計額
36、236、240
37、288、293
7.
直近の二営業年度における信託期間別の金銭信託及び貸付信託の元本残高
238
290
8.
直近の二営業年度における金銭信託等の種類別の貸出金及び有価証券の区分ごとの期末運用残高
238
290
9.
直近の二営業年度における金銭信託等に係る貸出金の科目別(証書貸付、手形貸付及び割引手形の区分)
の期末残高
239
291
10. 直近の二営業年度における金銭信託等に係る貸出金の契約期間別の期末残高
239
291
11. 直近の二営業年度における担保の種類別(有価証券、債権、商品、不動産、保証及び信用の区分)の金銭信託
等に係る貸出金残高
240
292
12. 直近の二営業年度における使途別(設備資金及び運転資金の区分)の金銭信託等に係る貸出金残高
239
292
13. 直近の二営業年度における業種別の金銭信託等に係る貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合
239
291
14. 直近の二営業年度における中小企業等に対する金銭信託等に係る貸出金残高及び貸出金の総額に占める
割合
240
292
15. 直近の二営業年度における金銭信託等に係る有価証券の種類別(国債、地方債、社債、株式その他の証券の
区分)の期末残高
242
294
三菱東京フィナンシャル・グループ ディスクロージャー誌 2001
本誌は、銀行法第21条に基づいて作成したディスクロージャー資料
(業務
および財務の状況に関する説明書類)です。
平成13年7月発行
発行
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ 経営政策部 広報室
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-10-1
有楽町ビルヂング5階
電話 03
(3240)
8111
(代表)
URL: http://www.mtfg.co.jp
株式会社東京三菱銀行 広報室
〒100-8388 東京都千代田区丸の内2-7-1
電話 03
(3240)
1111
(代表)
URL: http://www.btm.co.jp
三菱信託銀行株式会社 経営企画部 広報室
〒100-8212 東京都千代田区永田町2-11-1
電話 03
(3212)
1211
(代表)
URL: http://www.mitsubishi-trust.co.jp
日本信託銀行株式会社 総合企画部 広報室
〒103-8266 東京都中央区日本橋3-1-8
電話 03
(3245)
8111
(代表)
URL: http://www.nippon-trust.co.jp
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
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