IFRS適用における プロジェクトマネジメントサービスのご案内 株式会社NTTデータ経営研究所 ※IFRS = International Financial Reporting Standards 国際会計基準 はじめに 経済がグローバル化する中、会計基準の相違を調和させることが世界的な懸念でありましたが、 ついに、アメリカが国際会計基準採用に向けてのロードマップを2008年に公表しました 。このこと を受け、日本でも国際会計基準を適用していく見込みであることが金融庁より公表(2009年6月) されました。 IFRSの適用範囲は、グループ内の本社、国内子会社、海外子会社にまで影響が及び、会計処 理の検討だけでなく、業務プロセスの変更、システムの変更など、影響が多岐にわたります。 したがって、IFRS適用プロジェクトは、経理部門だけでなく、トップマネジメント、情報システム部門、 総務部門、人事部門、企画部門、販売管理や購買などの業務管理部門と多くの部門からの参画を 必要とします。また原則主義を標榜するIFRSでは、会社が採用する会計処理手続について監査 人の了承を必要とするものです。 当書では、IFRS適用プロジェクトにおいて、関係者との調整を円滑に進める べく、ブリッジ(橋渡し)サービスと称するプロジェクトマネジメントのご支援を させていただきます。 © 2010 NTT DATA Institute of Management Consulting, Inc. 1 IFRS適用プロジェクトは様々な人が関わります 経理 情報システム 総務 企画 人事 © 2010 NTT DATA Institute of Management Consulting, Inc. 会計監査 コンサルタン SIe ITベン 2 IFRSプロジェクトの背景と提供サービス 会計基準の差異分析 会計基準の差異分析 会計監査人との調整 会計監査人との調整 他社の事例を知りたい 他社の事例を知りたい 計画作成 計画作成 実行推進 実行推進 こうした 課題や要望に お応えします 外部コンサルの選定・役割調整 外部コンサルの選定・役割調整 業務・システムへの影響度分析 業務・システムへの影響度分析 教育研修 教育研修 関係者調整 関係者調整 ご提供できること 各種会議の出席による助言 業界団体活動の情報提供 作業進捗管理、各種段取り 監査人との調整/協議への同席 各種イベントに関する情報提供 メールや電話によるQ&A対応 その他、IFRS対応に関る作業管理全般 © 2010 NTT DATA Institute of Management Consulting, Inc. 3 システム要件定義とベンダー選定 【実装フェーズ】 要件定義書 の作成 ベンダー 選定 基本設計 開発 テスト・移行 報告▲ ▲キックオフ 作業計画 作業計画 導入・運用 インパクト インパクト 分析 分析 要件定義書の作成 要件定義書の作成 IFRS対応ベンダー選定 IFRS対応ベンダー選定 現状・課題の 現状・課題の 文書化 文書化 提案の 提案の 依頼先選定 依頼先選定 現行システム 現行システム 調査 調査 デモ評価 デモ評価 提案評価 提案評価 情報提供依頼による 情報提供依頼による IFRS対応ベンダーの情報収集 IFRS対応ベンダーの情報収集 次フェーズ 次フェーズ の立ち上げ の立ち上げ 見積・契約 見積・契約 調整 調整 基本設計書の作成計画 基本設計書の作成計画 © 2010 NTT DATA Institute of Management Consulting, Inc. 4 担当者のご紹介 ビジネスとITに精通する専門家がご提供します。 IFRSへの対応は経理部門の担当者だけでなく、企画部門、システム部門、経営管理者、監査人等の利 害関係者と調整ができるレベルの担当者が講師及びコーディネータを努めます。 ~ IFRS対応に求められる資質 ~ コーディネータ 広川 敬祐 のご紹介 <略歴> 1984年-1987年 1987年-1994年 1994年-1998年 2007年- 青山監査法人(プライスウォーターハウス)東京 英和監査法人(アーサーアンダーセン)大阪 SAPジャパン株式会社 NTTデータ経営研究所ディレクター 現在 日本公認会計士協IT委員会委員 <主な著作> ・連結会計システムのPLAN DO SEE ・絵でみる 内部統制で仕事はこう変わる ・SEがはじめて学ぶ会計 会計知識が十分にあること 会計知識が十分にあること ITにも通じていること ITにも通じていること 関係者と調整できること 関係者と調整できること 人脈が広いこと 人脈が広いこと プロジェクト管理ができること プロジェクト管理ができること (英語ができること) (英語ができること) © 2010 NTT DATA Institute of Management Consulting, Inc. 5 Take it easy to IFRS! 世界のほとんどの国で適用されつつあるIFRS。 日本の会計基準のコンバージェンスは進んできている。一つずつ着実に対応すればよい。 Take it easy の意味 落ち着きなさい リラックスしなさい 気楽にやりなさい 肩の力を抜きなさい 無理しないようにしなさい 監査人とは よく相談し対話の場を持つ 疎遠になることなく 決して喧嘩をしない 図表出典:IASB(国際会計基準審議会)のホームページ <青字の地域は既にIFRSを適用しています> © 2010 NTT DATA Institute of Management Consulting, Inc. 6 ■お問い合わせはこちらまで NTTデータ経営研究所 マーケティング本部 (電話) 03-5467-6313 (メール) webmaster@keieiken.co.jp © 2010 NTT DATA Institute of Management Consulting, Inc. 7
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