主催:北海道アクションメソッド普及協会 後援:北海道、札幌市、北海道臨床心理士協会 日本臨床心理士資格認定協会ポイント申請予定 皆様におかれましては、益々御健勝のこととお喜び申し上げます。毎年、春と秋2回の 研修会を企画していますが、今年も札幌大会の季節がやってまいりました。今大会分科会 では、 “アクションメソッドは動機付けになるか”をテーマに日本ダンスセラピー協会認定 ダンスセラピスト・同協会理事の神宮京子先生をお呼びして、ダンスムーブメントセラピ ーのご講演を頂く予定です。1 日目は、各技法に分かれての分科会となっております。沢 山の技法を一度に体験できる機会となっていますので奮ってご参加下さい。 日時: 2015年 11 月 14 日(土)13:00 ~ 11 月 15 日(日)16:00 場所:NTT北海道セミナーセンタ 研修室 (■札幌市中央区南 22 条西 7 丁目 ■TEL: 011-552-8400) 1日目(11 月 14 日 土曜日) 分科会テーマ“アクションメソッドは動機付けになるか” 12:30 13:00 開場 コメディカルのための精神保健講座 講師:横山太範 先生(さっぽろ駅前クリニック院長) 13:30 各技法に分かれての分科会 ・SST 講師:村上元先生(札幌なかまの杜クリニック) ・サイコドラマ 講師:前田英樹先生(さっぽろ駅前クリニック) ・プレイバックシアター 講師:東海林義孝先生(プレイバック・ユー) 18:30~19:00 質疑応答・クロージング 19:10~ 情報交換会 是非ご参加下さい。一日目のみ参加の方修了証お渡しします。 2日目(11 月 15 日 日曜日) 9:30 開場 10:00~10:10 オリエンテーション 10:10~15:30 特別講演 講師:神宮京子先生(日本ダンスセラピー協会認定ダンスセラピスト・同協会理事) 12:00~13:00 (昼休憩) ※会員の方は総会があります。 15:30~16:00 クロージング・修了証授与 特別講演 神宮 京子 先生 (日本ダンスセラピー協会認定ダンスセラピスト・同協会理事) テーマ:~象徴を体験する~ 人のたたずまいから何かを感じ、なにげない仕草に大きく感情を揺り動かされることがありま す。人のからだや動きは、その人のこころの一端や存在の何かを物語っているもので、秘められた 感情や本来の姿を象徴していることもあるでしょう。言語以前の身体感覚を通した原始的な次元に おける他者との関わり合いは、人のこころの成長に大きな影響を及ぼすことが知られています。そ もそも、太古より世界中で人々は、生や死、収穫や飢饉など、全存在が圧倒される出来事に遭遇し た時、踊りなど言葉を超えた体験を通して他者との深い結びつきを築き上げ、乗り越えようとして きています。ダンス/ムーヴメントセラピーは身体次元の関係性や踊りに見られるそうした特徴を 活用する心理療法です。本ワークショップではそのエッセンスに触れて頂きながら、それぞれの中 から生まれる象徴的体験を探っていきたいと思っています。 SST 講師:村上 元 先生(札幌なかまの杜クリニック) ある人の行動を説明する概念のひとつである「動機づけ」は,外的な報酬を得ることを目的と した「外発的報酬」と賞や罰を超えて満足感を得ることが目的となる「内発的動機づけ」に分類 されます.特に「内発的動機づけ」が高い場合に,個人は知的好奇心を満たし,達成感を感じる ために行動することができると言われています. 「内発的動機づけ」に関連する理論のひとつに「自己決定理論」があります.この理論では, 行動に対する自己決定性が重要視され,加えて有能さや関係性も関係しています.この背景を考 慮すると,SST の構造は内発的動機づけを高める構造と言えるのです.例えば,①どのような 練習を行い,どのような工夫を取り入れるかを自己決定し,日常生活で実践すること(自己決定 性) ,②細分化した課題を達成することで得られやすくなる自己効力感や自己有能感(有能性) , ③仲間からの正のフィードバックによる肯定的な関係性や,スキルの向上による他者との関係性 の変化などです. そこで,本分科会では,動機づけに関する講義と,動機づけを意識した SST の展開について 演習を交えてご紹介していきます.何度も足を運びたくなる SST,手を挙げて練習したくなる グループ運営,生活の場ですぐに活用したくなるスキル学習,効果や達成感が得やすい場面設 定,など参加者の方の動機が高まるセッションを目指します.ぜひご参加下さい. サイコドラマ 講師:前田英樹 先生(さっぽろ駅前クリニック北海道リワークプラザ) テーマ:サイコドラマと動機付け?? 『サイコドラマは動機付けに活用できるか?』というテーマでワークショップをやって欲しいと いわれた時に率直にどんな内容のワークをやれば良いのだろうかと戸惑ったのを覚えています。 動機付けって聞くと最近では“動機付け面接”という言葉を聞いたりしますが、それとサイコドラ マ?などと考えると難しそうです。今回はその前の“動機”については考えたいと思います。動機 とは辞書的にその人の行動の背景にある意識的・無意識的な心理的要因のことをいうようです。つ まり様々な動機は自分の中にあると考えるとそれはサイコドラマの舞台上に表現することが可能 であるとも言えます。 今回のサイコドラマでは動機付け≒動機漬けのワークショップを企画します。半日ですがどっぷ りと動機に浸かりませんか?何の動機?どんな動機?については当日集まった皆さんと一緒に探 していこうと思います。 P.S.この案内を書き終えた時点でワークショップに向けて動機付けされたディレクターがお待ち しております。 プレイバックシアター 講師:東海林 義孝 先生(プレイバック・ユー) プレイバックシアターは、参加者の気持ち・体験を即興で表現するものです。一見、簡単 なように見えますが、なかなか奥が深いものです。それは、つまり、語られる体験(ストー リー)が奥深いからです。ストーリーは、その人の人生そのものなのです。 ところで、人は過去の体験を覚えていますが、覚えていない体験もたくさんあります。その 違いは、何でしょうか?覚えている体験には、気持ちというインデックスのようなものがつ いていて、いつでも思い出せるのです。 例えば、仕事で上司に何気なく言われた言葉が気になり、新しい仕事になかなか打ち込めな い、ということはよくあることではないでしょうか。上司に悪気がないのは分かっている、 でも、あんなことを言われるなんて!そんなことでくよくよしても何も変わらない、分かっ ているけど、新しい仕事に集中できない。 そんなときは、プレイバックシアターでそのことを語り、それを即興劇で見ると、不思議な ことに、上司に言われた言葉が気にならなくなり、新しい仕事に気持ちが向く、ということ があります。言ってみれば、こだわっていた気持ちが昇華されるようなものです。 人間の行動は、頭による理解だけでは行動に結びつきません。それに、心による納得が加わ ると行動に結びつきます。 プレイバックシアターは、この心による納得を促進するものです。つまり、行動のための動 機付けになると言えます。 また、 「やる気があれば、何でもできる」という言葉を聞きますが、私見ではこれは間違いで す。できる! から、やる気が起きるのです。 プレイバックシアターのワークショップでは、この出来るを積み重ね、初めての経験のない 人でも、その日のうちに舞台に立てるようにします。 できる!の積み重ねがやる気につながるプロセスを体験してみませんか 下記のファックスまたはメールにてお申し込みお願いします。 北海道アクションメソッド普及協会事務局:さっぽろ駅前クリニック内 前田、岡崎 FAX:011-280-0552 担当者メールアドレス:okazaki@satsueki-clinic.com ※印は必ず記載をお願い致します。 一日のみ参加 両日参加 会員 4,000 円 7,000 円 非会員 5,000 円 9,000 円 学生 3,000 円 3,000 円 ※一日目は19:10 から同じ施設内で、情報交換会(無料)を予定しています。奮ってご参加下さい。 ※2 日目の昼食代も料金に含まれます。 振込先 郵便局(普通)02720-0-75742 北海道アクションメソッド普及協会 事前に郵便局にてお振込をお願いします。振込料は自己負担となります。一度振り込んだ参 加費の返却はできません。振込みは、11/6(金)までにお願いします。それ以降は、1000 円加算されますのでご注意下さい。 その他 ※大会内容は、今後の研修内容充実のため、録音機器を用いて録音致します。参加される方のプライバシーなどが外部 に漏れる事はございません。 ※現在、精神科・心療内科に通院治療されている方は、病状に影響を及ぼす場合もありますので、主治医によくご相談 の上お申込みください。また、その旨を申込み時にご連絡下さい。お問い合わせ先(FAX またはメールにてお問い 合わせをお願い致します) ※会場に駐車スペースはございますが限りがありますので、お越しの際は公共交通機関をご利用下さい。 北海道アクションメソッド普及協会 第 12 回札幌大会 参加申込書 フリガナ ※参加日 ※会員・非会員・学生 ※分科会 ※氏 名 (いずれかに○) (どちらかに○) (いずれかに○) 1日目のみ 2日目のみ 両日 所 属: E-Mail 会員・非会員・学生 SST サイコドラマ 職 種: ※住所(自宅・勤務先) 〒 ※ TEL: プレイバックシアター FAX
© Copyright 2024 Paperzz