UBS、アニー・リーボヴィッツ氏の 世界巡回展を開催

2015 年 8 月 19 日
UBS、アニー・リーボヴィッツ氏の
世界巡回展を開催
UBS は本日、世界的な写真家アニー・リーボヴィッツ氏による、女性の肖像に焦点を当てた新たな写真作品によ
る世界巡回展の開催を発表しました。巡回展は 2016 年 1 月のロンドンを皮切りに、1 年間で世界 10 都市にて
開催されます。開催地は、東京、サンフランシスコ、香港、シンガポール、メキシコシティ、イスタンブール、フランク
フルト、ニューヨーク、チューリッヒ他を予定しており、作品は無料で一般に公開されます。
本巡回展の為に新たに制作される作品群は、およそ 15 年前、スーザン・ソンタグ氏との共作で出版された肖像
写真集に端を発したプロジェクト 「リーボヴィッツ」の続編となります。その写真集『Women』の出版に伴い、ワシ
ントン D.C.のコーコラン美術館では展覧会も開催されました。『Women』は最高の人気を誇る不朽の写真集とな
り、リーボヴィッツ氏もこのテーマの探求を深めることを長い間望んでいました。新たに制作された肖像写真作品
群には、今回の巡回展でも『Women』のタイトルが付けられ、これらの作品には現代における女性の役割の変化
が反映されています。
地域社会貢献として子供たちの教育を重視する UBS の方針に基づき、巡回展に併せて世界各地の文化機関と
連携した各種学習プログラムも実施されます。これらの取り組みでは、各地域社会における若い世代と協力し、
写真を通じて物事の見方や捉え方を探求していきます。
UBS アート・コレクションは、民間企業が所蔵する世界でも重要な現代アート・コレクションであり、35,000 点余り
の作品を所蔵しています。今回新たに発表される作品群は、このコレクションの一部を構成することとなります。
機知に富んだパワフルなイメージを持つアニー・リーボヴィッツ氏(1949 年生まれ)は、『ローリング・ストーン』誌
に作品が掲載されはじめた 1970 年代初頭以降より大衆文化を記録してきました。1973 年、リーボヴィッツ氏は
この雑誌のチーフカメラマンとなり、その 10 年後には『ヴァニティ・フェア』と『ヴォーグ』の仕事も手掛けるようにな
りました。壮大で卓越した一連の作品の中には、現代肖像写真として最も知名度の高い作品の数々も含まれてい
ます。リーボヴィッツ氏の作品はこれまで、国立肖像画美術館 (National Portrait Gallery, ワシントン D.C.)、国際
写真センター(International Center of Photography, ニューヨーク)、ブルックリン美術館(Brooklyn Museum, ニ
ューヨーク)、アムステルダム市立近代美術館(Stedelijk Museum, アムステルダム)、ナショナル・ポートレート・
ギャラリー(National Portrait Gallery, ロンドン)そしてエルミタージュ美術館(State Hermitage Museum in St.
Petersburg, サンクトペテルブルク)を含め、世界各地の美術館やギャラリーで展示されてきました。また、メトロポ
リタン美術館(Metropolitan Museum of Art, ニューヨーク)、スミソニアン・アメリカ美術館(Smithsonian
American Art Museu, ワシントン D.C.)そしてナショナル・ポートレート・ギャラリー(National Portrait Gallery, ロ
ンドン)でも展示され、所蔵作品に収められています。リーボヴィッツ氏は写真集も複数出版しており、数多くの賞
を受賞しています。2006 年には、フランス政府より芸術文化勲章を授与され、2009 年には国際写真センターより
特別功労賞、米国雑誌編集者協会より第 1 回クリエイティブ優秀賞、そして英国王立写真協会(ロンドン)のセン
テナリー・メダルを受賞しました。また 2012 年には、美術で功績のあった女性に贈られるロサンゼルス現代美術
館賞およびウェクスナー賞を受賞、2013 年にはアストゥリアス皇太子賞のコミュニケーションおよびヒューマニズ
ム部門で受賞しています。さらに、アメリカ議会図書館により Living Legend(生きる伝説)の称号が与えられてい
ます。
UBS Group AG, News Release, 19 August 2015
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アニー・リーボヴィッツ展:
「WOMEN」
UBS コミッショニング・パートナー
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編集関係の皆様へ:
UBS アート・コレクションについて
世界で最も重要な民間企業による現代アート・コレクションの 1 つとして幅広く知られている UBS アート・コレクシ
ョンは、絵画、写真、図画、版画、ビデオアートや彫刻を含め、新進気鋭のアーティストから、過去 50 年間で最も
著名な芸術家の一部に至るまで、幅広いアーティストが手掛けた 35,000 点以上の作品で構成されています。50
カ国余りで 700 箇所を超える施設に所蔵されるこのコレクションは発展と拡大を続けており、それは UBS の成長
と地域的広がりを反映しています。このコレクションには、事業を展開する世界各国の地域文化を支えるという
UBS の取り組みに専心し、UBS の企業文化において創造性を刺激するという大きな意図が含まれています。
UBS は世界各地の美術館に定期的に作品を貸与することで、より多くの方々にコレクションを楽しんでいただき
たいと考えています。現代写真のコレクションには、ティナ・バーニー氏、カンディダ・ヘーファー氏、ピピロッティ・リ
スト氏、シンディ・シャーマン氏、サム・テイラー=ウッド氏をはじめとする様々な写真家の作品が合同で展示され
ています。最近では、ここにトーマス・デマンド氏による作品が加わりました。新規に取得したすべてのコレクション
の展示場所や活用方法は、UBS のキュレーターと UBS アート委員会により決定されます。
www.ubs.com/artcollection
UBS と現代アートについて
UBS は、現代アートをグローバルに支援するリーディング・サポーターの一翼を担う企業として、文化・芸術活動
をサポートしており、これまで芸術の世界への積極的な関わりを可能にしてきた長い歴史を誇りにしています。当
行では、主要な文化施設と連携したり、グローバルに様々な展覧会をサポートすることで、現代アートに対する私
たちの情熱をお客様や社会と共有しています。文化・教育プログラムとの深い関わり合いは、世界で最も評価の
高い美術館やギャラリー、アートフェアを手掛けたエキスパートとの出会いにもつながっており、これは他では得ら
れない貴重な機会となっています。外部のエキスパートと UBS のキュレーターが連携し、お客様や従業員、社会
による芸術の探求、解釈、収集の支援をしています。UBS は、現代アートのスポンサー・サポーターという枠を超
え、芸術や世界のアート市場についての国際的会話に参加し、文化および創造活動の観点から、アートコミュニ
ティの国際的な発展の促進に寄与します。
ミラノ市立近代美術館・UBS 共同主催:「Don’t Shoot the Painter: Paintings from the UBS Art Collection」(画
家を撃たないで:UBS アート・コレクションの絵画展)2015 年 10 月 4 日まで開催。www.ubs.com/thepainter
ルシアン・フロイド企画展「A closer Look.Works from the UBS Art Collection」(近くから鑑賞する:UBS アート・
コレクションの作品展)2015 年 9 月 3 日より 11 月 29 日までルイジアナ近代美術館にて開催。
UBS Group AG, News Release, 19 August 2015
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「Guggenheim UBS MAP Global Art Initiative: Under the Same Sun」(グッゲンハイム UBS MAP グローバ
ル・アート・イニシアティブ:同じ太陽の下で) メキシコシティ・フメックス美術館にて 2015 年 11 月 19 日より 2016
年 2 月 7 日まで開催。
アート・バーゼル・マイアミビーチ、2015 年 12 月 3 日~6 日開催
UBS Group AG, News Release, 19 August 2015
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