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身 近 に できる国 際 交 流・協 力 の た め の 情 報 誌
146
vol.
2011.12・2012.01
国際協力のお祭り!
ワン・ワールド・フェスティバル
* i.house
(アイハウス)は大阪国際交流センター
(International House,Osaka)
の愛称です。
i.house
news
http://www.ih-osaka.or.jp/
いま、世界には環境破壊、人権抑圧、民族紛争、難民など幅広い分野
で解決すべき問題が数多く存在していますが、こうした問題の解決には
国を越えて多くの人が力と知恵を合わせることが大切です。
アイハウスは、実行委員会の一員として来年 2 月 4 日(土)と 5 日(日)
の 2 日間、アイハウスを会場に、西日本最大の国際協力のお祭り
「ワン・ワールド・フェスティバル」を開催します。
関西の主要な NGO・NPO、国際機関、
ODA実施機関、教育機関、企
業など国際協力に取り組む約 150 の団体が一堂に会し、国際協力の最新
情報を発信します。
そのほか各種のセミナーや講演会のほか、気軽に参加していただける
世界のさまざまな人々が共生できる公正な社会を
つくるために、自ら行動に移すことのできる人間を
育て、学校教育などの場で実践する際に活用できる
作品を全国から募集したコンクールの表彰式を行い
ます。
民族音楽・踊りのステージ、各国料理の模擬店など、今年も盛りだくさ
んの内容で実施します。
今回は、東日本大震災の被災地支援に携わった団体による活動報告や
毎回、200 人を超えるボランティアが運営を支えています。
フェスティバルの準備や当日の運営など様々な活動があります。
国内外の子どもたちの絵画やメッセージの展示もあります。
※詳細は下記ホームページまで。
ワン・ワールド・フェスティバル実行委員会 事務局:(特活)関西国際交流団体協議会
お申込み
〒552-0021 大阪市港区築港 2 丁目8-24 pia NPO2 階 TEL 06-4395-1124 FAX 06-4395-1125 専用 TEL 080-6130-2605
お問合せ E-mail: onefes@interpeople.or.jp http://www.interpeople.or.jp/owf/ ブログ http://blog.canpan.info/owf/
※詳細は「ワン・ワールド・フェスティバル」のホームページをご覧ください。
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1
事業報告
音楽文化発信のための環境整備、
著作権の保護について議論を展開しました
日中互恵信頼構築国際シンポジウム アジアから音楽文化発信を考える ―著作権のこれから
知的財産法学研究科教授の上原伸一氏の進行のもと、アジア
6カ国(日本、中国、韓国、インドネシア、マレーシア、
ベトナム)の音楽著作権管理団体の代表者や音楽著作権
の専門家がパネリスト、コメンテーターとして意見を述
べ、各国の現状や課題を共有したうえで、アジアが音楽
文化の発信において欧米諸国に負けない力をつけていく
ためにはどうすればよいか活発な議論が展開されました。
中でもインターネットの普及、発展により、アジア各
国においても音楽のネット配信やダウンロードが盛んに
なり、ユーザーが音楽を容易に手に入れて楽しむことが
可能になっている反面、音楽著作権についての認識が低
くなっているのではないかという危惧が複数の国の代表
者から示されました。音楽だけではなく書籍の電子化な
ど、今後インターネットを介した著作物の流通はますま
す加速すると思われるため、ベルヌ条約など著作物に関
する国際条約をもとに各国が毅然とした態度を表明する
一方で、各国の著作権管理団体が主体となり、国民に対
して著作権への理解を深めるような取り組みを行ってい
くことが必要という認識で一致しました。
今後、各国間の交流と発展に寄与していくためにも、
長い伝統と独自の文化に支えられたアジアの音楽が著作
権によって保護され、正しく世界に伝わっていくには、
環境づくりが必要であるという認識をともにし、
「共同宣
言」を会場の聴衆の賛同を受けて採択し、世界に向けて
発信しました。
(共同宣言はアイハウス HP でご覧いただ
けます。http://www.ih-osaka. or.jp/)
つづく第2部では、千昌夫氏、東方歌舞団の崔京浩
さんら日本と中国のゲストによる歌の交流により、国を
越え人々に愛され、口ずさまれている楽曲を楽しんでい
ただき、歌を通じた文化交流の大切さや著作権について
の認識を深めていただきました。
9 月 30 日( 金 )
、
アイハウスを会場
に「日中互恵信頼
構築国際シンポジ
ウム アジアから
音楽文化発信を考
える ―著作権の
これから」を開催
し、約 700 名の参
加がありました。このシンポジウムは アジアから世界
に向けて音楽文化を発信していくための環境づくりや作
者の権利である音楽著作権をどう尊重し、守っていくの
かということをテーマに、アイハウス、㈶遠藤實歌謡音
楽振興財団、中国人民外交学会の 3 者の主催で実施しま
した。
基 調 講 演 で は、
( 特 活 ) 大 阪 府 日 中 友 好 協 会 会 長、
パナソニック株式会社特別顧問の谷井昭雄氏から「アジア
の互恵発展を期待して」をテーマにお話がありました。
経済面でアジアは互恵関係が顕著であり、密接な交流が
アジアの発展の原動力となっているが、自ら携わってお
られる日中の文化交流の分野でも、歌や音楽を通した交
流が着実に深まっているという事例を挙げられました。
また、日本の歌舞伎、能、ポップス、中国の京劇、韓国
のドラマや映画、マレーシア、ベトナム、インドネシアの
伝統舞踊など、アジア各国には優れた音楽があり、世界
に向けて音楽文化を発信していくうえで、それを生み出
した人の権利(著作権)が評価され、それを守っていく
社会環境の整備や、人々の意識の向上が不可欠であると
いう認識のもと、このシンポジウムでの議論に期待した
いとお話しされました。
パネルディスカッションでは、國士館大学大学院総合
開発教育連続セミナー 今年もスタート
今年度のテーマは、
「“ちがいに気づく”ことからはじまる豊かな社会」
付いていなかった自身の考え方や性格に気づき、ともす
れば後回しになりがちな自分自身とじっくり向き合う贅
沢なひとときを過ごしました。朝から夕方までの講座で
したが、講師の樋栄ひかるさんの指導のもと、笑顔の絶
えない一日となりました。
ア イ ハ ウ ス で は、
(特活)開発教育協会大
阪事務所
(DEAR大阪)
、
(独法)国際協力機構大
阪国際センター
(JICA
大阪)との共催で、
「開
発教育連続セミナー」
を開催しています。
▲第1回のワークショップの様子
今 年 度 は、 多 様 な
人々がつくる共生社会をテーマにしつつ、そこに積極的
に関わるファシリテーターとしての姿勢やスキルを学び、
よりよい社会をつくるアクションにつなげることを目指
し、全5回で開催する予定です。
第1回
9/4 ㊐
第 2 回 ありのままを受け入れるために
11/13 ㊐ 「思い込み」 と「見えないちがい」に気づく
▶異文化理解ワーク「見方がちがえば別の人?」
講師:佐藤友紀さん(関西セミナーハウス開発教育研究会)
▶「異なる特長をもつ隣人 発達障害を理解する」
講師:広野ゆいさん((特活)発達障害をもつ大人の会)
自分を見つめ、人とつながる
コミュニケーショントレーニング
最初に、外国人や目に見えないハンディキャップをも
つ人たちについて、自分の中に作り上げているステレオ
タイプに気づくためのワークを行いました。
後半は、
「発達障害」も「見えない問題を抱える立場の人
たち」ということから、講師の広野ゆいさんにお越しい
ただき、発達障害を抱える人たちの特徴や、理解すべき点、
彼らの抱える問題についてお話しいただきました。同じ
特性をもつ仲間と関わることの必要性を説かれ、セルフ
ヘルプグループの活動についてもご紹介いただきました。
▶講師:樋栄ひかるさん(Ena Communication Inc.)
「コミュニケーションの秘訣は、まず自分に気づくこと」
ということから、まずは自分の行動や考えにおける傾向
をつかんでいくために、実際に体を使ってさまざまな楽
しいアクティビティを行いました。「好きな色」や「自分
を動物に例えると?」など、楽しみながらも自分でも気
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2
事業報告
外国人留学生起業支援セミナー開催!
めざせ起業家!あなたの夢を叶えます
セミナー終了後には、
講師の先生方やゲスト
スピーカーの起業家も
参加していただき懇親
会を開きました。会場
では、意見交換や名刺
交換が積極的に行われ、
先生方のアドバイスを
熱心に聞く姿が見受けられました。参加者からは「留
学生OB起業家のお話はとても参考になり役に立った」
や「就職ばかりを考えていたが起業の可能性もあると
気付いた」、逆に「外国人が起業する事の難しさを感じ
た」などの意見がありました。アイハウスでは、今後
も引き続き、外国人留学生・OBを対象に起業に役立つ
取り組みを進めます。
アイハウスでは、大阪市と連携して、大阪市内での
起業をめざす外国人留学生・OBを対象に、大阪で起業
するためにはどんな準備が必要かなど、起業に関する
情報を提供する「留学生起業支援セミナー」を10月8
日
(土)に開催しました。
まず、起業支援を専門に取り組んでいる大阪産業創
造館のコンサルタントから、起業について、そして創
造館でどのような支援を受けることが出来るのかにつ
いての講義がありました。次に、ゲストスピーカーと
して、実際に起業された2名の元留学生の方から、起
業した際、苦労された経験や失敗談、成功事例などを
語っていただきました。最後に、行政書士の先生から、
起業に関連する在留資格についての講義があり、セミ
ナーに参加した留学生やOBのみなさんは、真剣に耳を
傾けていました。
みなさまの善意で留学生をサポートします
「岡畑清風奨学金」外国人留学生4名に奨学金を支給
この奨学金は、関西在住の大学生を対象に入学から卒
業まで4年間継続して支援しており、2010年度現在の受
給生4名を含め、これまでに合計8名が清風奨学金を受
給しています。今年度は継続3名、新規1名の計4名の
留学生に対し、同社取
締役社長の岡畑精記氏
より、奨学金の決定通
知書が各留学生に授与
されました。
卒業生の進路は、日本
で就職をする・母国に戻
るなどさまざまですが、
どの地にいても、将来必
ずや日本との強い架け橋 ▲今年度新規奨学生の田 野(デン・ヤ)
となってくれるよう期待
さんと、岡畑興産株式会社・取締役
社長の岡畑精記氏
します。
アイハウスでは、日本で学ぶ外国人留学生を支援す
る目的で、市民や企業等のご支援の受け皿となる「外
国人留学生支援市民募金」を設置しております。アイ
ハウスがこれまで行ってきた留学生支援事業の経験を
生かし、みなさまから寄せられました善意をもって、
留学生が大阪で安心して勉学を続けられるよう、ご支
援のお手伝いをさせていただいております。
その中で、
「私費外国人留学生冠奨学金支給事業」を
実施しており、奨学金提供者に、奨学金の名称や、奨
学生の出身国・地域、大学等、専攻分野の指定をして
いただくことにより、
“顔が見える”奨学金の支給を行っ
ています。
その枠組みで、平成19年8月からご支援いただいて
おります、岡畑興産株式会社(大阪市中央区)の本社
において、9月28日
(水)、「岡畑清風奨学金」の奨学金
授与式が実施されました。
平成 23 年度 第1回地球市民トークプラザ
『平和の作り方 ~ゴスペル・シンガー Hanna(ハンナ)によるトーク&ライブ~』
していただき、曲のテーマや作られた背景についても
併せて解説していただきました。
後半は、なぜ戦争が起きるのか、Hannaさんの考え
る理由をお話しいただきました。戦争が起こる理由と
して、“違い”への不寛容で起こる「民族紛争」や、自
己中心的な考えに基づく「資源争奪」、また無関心・自
己満足などの「ネグレクト」が原因となっていると分
析されました。このように戦争を例にあげ、「平和づく
りは一人ひとりの心からスタートできる、融合と調和
に気づくことが重要である」というメッセージをいた
だきました。
そのためには、一人ひとりが「違いを楽しむ」「分か
ち合う」「関心をもつ」という異文化理解の意識が重要
であり、日々の生活の中で実践していくことが、平和
へとつながるというメッセージで最後を締めくくって
いただきました。参加者は、Hannaさんの歌声とお話
に惹きこまれ、熱心に聴き入っていました。
アイハウスのボランティアグループが自ら企画・運
営し、広く市民の方々にさまざまな観点から国際交流
を考える機会を提供する「地球市民トークプラザ」の
今年度第1回目を、ゴスペル・シ
ンガーであるHannaさん(文屋範奈
さん)をお迎えし、10月16日(日)に
開催し、約70名の方にご参加いた
だきました。
講演会の前半は、アメリカ留学
時代の写真を交えながらHannaさ
んご自身について紹介していただ
き、ゴスペルに興味を持ったきっ
かけや、奴隷貿易やアメリカの公
民権運動などゴスペルが生まれた
歴史背景についてもお話しいただ
きました。
▲ Hanna さん トークの合間にゴスペルを披露
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事業予告
参加
無料
国際協力ひろば「世界を見つめる映画祭」
【経済】第2回 平成24年2月26日(日)13:00開場
昨年度好評をいただいた国際協力ひろばの映画祭。ア
イハウスと(独法)国際協力機構大阪国際センター(JICA
大阪)共催で今年も開催されることになりました。支援
する国から支援される国になり、人とのつながりの重要
性を再認識した今年、色々な角度から世界を見つめてい
ただければと、国際協力・経済・環境の3つの分野から
抜粋したドキュメンタリー映画3本をお届けします。
13:30~
『幸せの経済学』上映
14:40~15:30
JICA ボランティアトーク
「国民総幸福量GNH ~Gross National
Happiness ~ 開発途上国での暮らしを
とおして知った幸せのカタチ」
■会 場:大阪国際交流センター 小ホール
■参加費:無料 ■定 員:200名(各回)
今まで世界では国の豊かさを測る指標として「GNP(国民総生産)
」や
【お申込み方法】
各回1ヶ月前からお申し込みを受け付けます。
お電話にて、お名前・連絡先・参加人数、アイハウス会員
の方は会員番号をお伝えください。
「GDP(国内総生産)」などが使用され、どれだけ経済成長したかというこ
とが「豊かな国」の定義だと信じられてきました。本当の豊かさとはなに
か?それを、今こそ考える時ではないでしょうか。2010年/68分
http://www.shiawaseno.net/
【世界の目標】第1回 平成24年1月22日(日)13:00開場
【環境】第3回 平成24年3月18日(日)13:00開場
13:30~16:00
13:30~
『8 ―Eight―』上映
『Beautiful Islands』上映
映画解説とJICA大阪所長の
15:30~16:30
「日本の国際協力とMDG’
s解説」
海南監督スペシャルトーク
MDGsの達成期限の2015年まであと5年となり、その達成が危ぶまれる中、
この危機的状況に対して警鐘を鳴らすために、8人の著名な映画監督が立ち上
がり、各目標にちなんだ8つのショートフィルム『8 ―Eight―』を制作しま
した。
これらの作品は、先進諸国政府そして世界中の人々に向けて、MDGsとい
う「世界の約束」を果たすため一層の努力が必要であることを強く訴えかけて
http://oxfam.jp/2010/12/8_eightyoutube.html
います。2000年/100分
お申込み・お問合せ
~もう二度と見ることができない…切なく美しい島の物語~
気候変動に揺れる3つの島、南太平洋のツバル、イタリアのベネチア、
アラスカのシシマレフ島を見つめたドキュメンタリー映画。
「風の音や人々の笑い声に耳を澄まし、ゆったりと作品と対峙し、
“情報”
ではなく“心”で受け止めてほしい」と海南監督は語っています。
2009年/106分
㈶大阪国際交流センター 情報企画部 http://www.beautiful-i.tv/
06-6773-8989
ワン・ワールド・フェスティバル
平成24年2月4日(土)、5日(日)の両日10:00∼17:00開催のワン・ワールド・フェスティバルには、
今回も約150の団体が参加し、50を超えるプログラムを実施します。そのなかからみどころをピックアップし
てご紹介します。
東日本大震災と国際協力
国際協力の現状を知るシンポジウム
今年3月の東日本大震災の発生直後から、国内外を問わず、
多くの国際機関、NPO/NGO、市民ボランティア等が被災地に
赴き、被災者支援や被災地の復興のために力を尽くしています。
今回のワン・ワールド・フェスティバルでは、「東日本大震
災と国際協力」をテーマにした企画を実施します。
2/4) ルー大柴さんトークショー
共催:外務省
(予定)
(土
国際協力をもっと身近に感じて
もらえるよう、日本が行っている国際
協力の現状や関わっている人・団体を
紹介する番組「地球VOCE」に登場し
ているルー大柴さんが現地の状況を語
ります。
2/5)「絆」の絵で埋め尽くそう!
2/4・
(
) 日
(土
映画「幸せの太鼓を響かせて」
2/5) 細川佳代子さん講演会
(日
プロジェクト
世界各地の子どもたちから寄せられた絵画
やメッセージ、東北地方の子どもたちが頑張っ
ている姿を伝えようと「私の10年後」を描いた絵画など、「絆」
をテーマとした展示と、世界から寄せられた支援に、大阪から世
界の言葉で「ありがとう」の気持ちを伝えるコーナーを開設。
2/5) 地球のステージ
14:00~17:00(予定)
(日
知的障がいがありながら全国2位に輝いたプロ
の和太鼓集団の感動の記録映画の製作総指揮者の
細川佳代子さんによる講演会
「東日本大震災と国際協力」版
途上国支援と東北地方の被災地支援で活躍する医師
途上国支援と東北地方の被災地支援で活躍する医師 桑山紀彦
さんが歌・音楽・映像で展開するコンサート。震災支援と国際
協力をテーマに後半はトークも行います。
イベントに関する詳細は、本紙P1に掲載のワン・ワールド・フェスティバル事務局(またはホームページ)へお尋ねください。
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事業予告・報告
NEW OPEN
りゅう
あなたも今日からナニワ留
「OSAKA留学生ネット」
ログラム」に参加すると、貴
重な体験が得られるだけでな
く、参加ポイント「留ネット
ポ イ ン ト 」 が 付 与 さ れ ま す。
このポイントを集めると、天
神祭や大阪薪能への招待をは
じめ、様々な特典が準備され
ています。また活動履歴については、希望すれば大阪
市から証明書が発行されます。
外国人留学生の皆さん、ぜひ、この便利でお得なサ
イト「OSAKA留学生ネット」にご登録ください!
http://www.osaka-ryugakusei.net/からログインでき
ます。
アイハウスでは、大阪市と連携して新たに立ち上げ
た留学生ネットワーク事業「OSAKA留学生ネット」
を始動しました。
「OSAKA留学生ネット」は、外国人
留学生の皆さんに大阪で充実した留学生活を過ごして
いただくために、大阪の文化や習慣に触れる機会を提
供する「協働プログラム」やイベント情報、留学生活
豆知識などの様々な情報を発信する、便利でお得なサ
イトです。
「協働プログラム」は、大阪市と大阪市関連団体が提
供するボランティア活動メニューで、プログラムを通
じて、大阪の商習慣や社会習慣を学んだり、地域の皆
さんと交流したりと、学生生活ではなかなか触れる機
会の少ないOSAKAを体感していただきます。「協働プ
文化庁委託事業「外国にルーツを持つこどものためのプレスクール」参加者募集
参加対象は来年の4月に小学校に入学予定の、外国
にルーツを持つこどもです。多言語に対応しているこ
とから、十分に日本語が話せない、あるいは理解でき
ないこどもも参加可能です。保護者同伴でどうぞご参
加ください。
■日 時:平成24年1月28日(土)~3月24日(土)まで
の毎週土曜日 全8回 ※2月4日(土)はお休み
10:30~12:00(指導30分+休憩15分+指導30分+復習15分)
■会 場:大阪国際交流センター 交流スペース
(近隣小学校での模擬体験も予定)
■対 象:平成24年4月に小学校に入学する予定の
外国にルーツをもつこども
(保護者同伴を必須条件とし、保護者にも学校生活について学んでいただきます。)
■内 容:①ひらがな、数字等の学習 ②学校生活のきまり
(トイレ、授業、朝礼、遠足、給食、掃除など)
■参加費:無料
■参加方法:電話、ファックス、ホームページのメールフォームのい
ずれかで、住所、氏名、電話番号、お子さんの生年月日、
日本語のレベルを明記のうえ下記までお申込みください。
平成24年1月28日(土)~3月24日(土)までの毎週土
曜日・全8回、
「外国にルーツをもつこどものためのプ
レスクール」を開催します。
近年、大阪に暮らす外国人の増加とともに、外国に
ルーツを持つこどもも増えています。こうしたこども
たちが、小学校に入学するにあたって、学習がスムー
ズに進むよう、そして学校生活に早く馴染めるよう、
小学校入学直前の時期に、「プレスクール」を通して、
日本語学習と学校での集団活動等に関するいろいろな
きまりを学んでいただきます。
このプレスクールは、平成22年度に初めて開催し、
7カ国のべ34名のこどもたちが参加、4月の新学期を
前に日本の学校生活について
学び、保護者の方からは「安
心して入学させられる」との
感想をいただき、好評でした。
こどもたちの指導には、専
門家の指導を受けたボラン
▲給食について学ぶ子どもたち ティアがあたります。
お申込み・お問合せ ㈶大阪国際交流センター 情報企画部
06−6773−8989 06−6773−8421 http://www.ih-osaka.or.jp/
外国語字幕付き日本映画上映会 3週連続で開催! Japanese Movies Screening with Subtitles in Foreign Languages
外国人住民に日本映画の名作、話題作を外国語字幕付きで紹介し、日本
文化理解を深めていただこうと、(独法)国際交流基金京都支部との共催
上映スケジュール(予定)及び上映日 16:00~
第1回
で平成24年2月11日、18日、25日の土曜日(全3回)に開催します。
今回は3作品すべて英語字幕付きです。
つるぎ だ け
『劔岳 点の記』
木村大作監督/2009年/139分
2月18日
(土)
短編アニメーション
「おんぼろフィルム」1985年/ 6分
第2回
●会場:大阪国際交流センター 小ホール
●参加費:500円/1回(2枚つづり700円、3枚つづり1,000円)
●チケット販売:大阪国際交流センター インフォメーションセンター 2月11日
(土)
「展覧会の絵」1966年/39分
「ジャンピング」1984年/ 7分
「おこんじょうるり」1982年/25分
第3回
2月25日
(土)
『かもめ食堂』
荻上直子監督/2006年/102分
お問合せ
㈶大阪国際交流センター
情報企画部 06-6773-8989
06-6773-8421 http://www.ih-osaka.or.jp/
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事業予告・報告
アイハウスに「サウジアラビア文化交流センター(仮称)」開設決定!
に向けての調印式が行われました。
今後は、サウジアラビア文化を
発信する関西の拠点として、様々
な取り組みが期待されます。
こ の た び、 駐 日 サ ウ ジ ア ラ ビ ア 大 使 館 文 化 部 が、
アイハウス3階にサウジアラビア留学生を中心とした
交流の場となる「サウジアラビア文化交流センター
(仮称)
」を開設することになり、11月10日(木)に入居
▲調印式の様子
平成 23 年度 第3・4回 日本文化理解・交流サロン
「茶道教室」&「生け花体験教室」を開催!
して日本文化について
の理解をより一層深め
ていただくことができ
ました。
ま た、11 月 15 日、22
日(火)
には、第4回「生
け花体験教室」を開催
しました。1回完結の
この教室には、外国人のべ 26 名が参加しました。最初
に日本の生け花についての簡単な説明の後、講師の見
本を参考に作品づくりに取り組みました。
参加者の多くは初めて生け花をする方ばかりでした
が、作品づくりが始まると、集中して生け花のアレン
ジに取り組んでいました。同じ花材を使ってもそれぞ
れ個性的な生け花が出来上がり、講師もその独創的な
作品に感心されていました。参加者からは、「難しかっ
たが取り組んでみると楽しい」、「今後も生け花をもっ
と勉強したい」という感想がありました。
和やかな雰囲気の中、日本文化への理解を深めるこ
とができたひとときとなりました。
外国人住民のみなさんを対象に日本文化を伝える日
本文化理解 ・ 交流サロン第3回「茶道教室」を9月 30 日、
10 月7日、14 日
(金)に開催しました。3回連続のこの
教室には、外国人のべ 38 名が参加しました。茶道用語
を始め、座敷への入り方、座り方、お茶のいただき方
などのお稽古を通して、お茶の心を学びました。講師
のお点前のデモンストレーションでは、その一挙一動
を真剣に見つめ、慣れない正座でしびれた足をさすり
ながらも、茶道のお点前に見入っていました。
生徒がお客と亭主の役に分かれて実践するお稽古で
は、最初は戸惑いながら参加していた生徒たちも2回、
3回と学ぶうちに、最後には生徒それぞれが手順やお
茶を出すタイミングを考えられるようになり、その真
剣に学ぶ姿に講師も感心し
ていました。
参加者からは、「最初は茶
道 の 作 法 が 複 雑 で し た が、
回数を重ねることでその作
法ひとつひとつの意味がわ
かってきた」など教室を通
ドイツ語で熱く競い合いました
第22回ドイツ語スピーチコンテストを開催
10 月 15 日
(土)
、小ホールにおいて、「第 22 回ドイツ
語スピーチコンテスト」を大阪・ハンブルク友好都市
協会の主催で開催しました。
近畿2府5県から高校生以上 35 歳までの応募者 10 名
が出場し、ドイツ語で自己表現力を競い合いました。
出場者の中から大阪・ハンブルク友好都市協会長賞、
大阪市長賞、特別賞の計 4 名の入賞者が選ばれました。
大阪・ハンブルク友好都市協会長賞受賞者は、翌年夏
に大阪市の親善大使としてハンブルクに派遣され、現
地のホームステイ等生活体験やドイツ文化センターで
大阪・サンパウロ姉妹都市協会主催
の語学の一層の研鑽の機会を通じて、姉妹都市交流は
もとより、国際的な相互理解と友好親善の担い手とな
る人材として、今後の活躍が期待されます。
賞 名
氏 名
学校名、所属名
大 阪・ ハ ン ブ ル ク
友好都市協会長賞
岩澤 直美
関西学院 千里国際高等部
大
賞
木戸 紗織
大阪市立大学 大学院
阪
市
長
特
別
賞
西尾 真衣
大阪大学 外国語学部
特
別
賞
中澤 奈々
大阪大学 外国語学部
第2回ポルトガル語スピーチコンテスト開催!
平成24年1月14日(土)14:00~小ホールにおいて、第2回ポルトガル語スピーチコンテストを開催します。このコンテストは、
高校生以上35歳までの方を対象としており、大阪市の姉妹都市、ブラジル・サンパウロの公用語であるポルトガル語を通して若
者の自己表現を競い合うことにより、国際間の相互理解、友好親善の増進に繋がることを目的としています。入賞者の中から翌年
のサンパウロへの派遣生が選ばれる予定です。会場での応援をお待ちしています。
i.house news vol.146
6
新連載
このコーナーでは、「国際交流・協力」
「多文化共生」に関するキーワードを毎
回ピックアップし、わかりやすく解説します。第 4 回のキーワードは「人と人
との交流による国際協力」です。
政府開発援助(ODA)の実施機関の一つであり、開発途上国等の経済・社会発展に寄与し、わが国の国際協力において先導的
な役割を果たしている独立行政法人 国際協力機構(JICA)は、2008年10月の新組織発足以来、
「人間の安全保障」実現のため、
「すべての人々が恩恵を受ける、ダイナミックな開発」というビジョンを掲げて活動しています。
わが国の国際協力の最新事情について、JICAの大阪の拠点である大阪国際センター 所長の酒井 利文さんにお話を伺いました。
Q1:そもそも、国際協力はなぜ必要なのでしょうか。
私は4つの意義があると感じています。
1 世界は相互依存関係で成り立っていて、食糧や資源の確保など他の国との関係なしには国を維持することはできないから。
2 災害や紛争などによって困っている国を助けるのは人道的な観点から当然のことだから。
3 温暖化のような地球全体の課題を解決するためには、各国が協力して取り組む必要性があるから。
4 世界に日本の“友”を作り、増やすことは、わが国にとって必要不可欠だから。
このように、国際協力は世界平和の実現に貢献すると同時に、日本の国益に資するものでもあるのです。
Q2:国際協力分野における近年の動きについて教えてください。
日本の国際協力は昭和29年ごろから始まりました。最初は農業や製造業の生産技術そのものを伝えることが中心でした
が、次第に、例えば知的財産権保護制度の法体系の整備のような、ソフト面での支援が多くなりました。そのほか、紛争
からの復興等で国づくりそのものを見直していく中で、平和を維持するための体制を作る取り組みも進められています。
また、ごく最近の新たな潮流として、民間との連携促進が挙げられます。ODAは財政的に厳しい状況もあり、民間の資
金活用が求められています。
具体的には次の3つが、JICAの民間連携の新たな取り組みとして導入されました。
1 企業の利益を追求しながら低所得層の生活水準向上に貢献するBOP
(Base of the Pyramid)ビジネス支援調査
2 PPP(Private Public Partnership)による官民一体となって開発途上国のインフラ整備に貢献する事業の準備調査
3 海外投融資(インフラの整備等、民間が事業を進めることで開発途上国の貧困層が益するケースに一定の額を投融資する)
ただし、ベースには「人と人との交流」がなければどんな経済活動も支援活動も上手くいきませんので、JICAが従来か
ら取り組んでいる開発途上国からの研修員の受け入れ、ボランティアなど日本の人材を開発途上国に送る取り組みを今後
も続けていくことが重要です。
Q3:今後国際協力はどのように変わっていくとお考えでしょうか。
国際協力の場ではいろいろな国が協調して1つの事業を進めているので、国際協力分
野に参画し始めたBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国)のような新興国と連携し
つつ、多国籍・多文化なチームの中で「日本は何をなすべきか」を考え、日本の強みを
生かして支援に携わる必要があります。
また今後は、「日本にとって何が国益になるのか」ということを考えて、相手の国の
発展にもつながると同時に、日本にとってもプラスになる支援の在り方が一層求められ
てくるでしょう。つまり、開発途上国の特定の層だけが利益を受けるのではなく、全て
の人々にメリットがあるような援助が求められていくのではないでしょうか。
Q4:酒井所長の感じる国際協力の理想的な在り方とは
どのようなものでしょうか。
青年海外協力隊やシニアボランティアなど、開発途上国に行って実際にface to face
の関係で協力をする「人から人への協力」と、大規模なインフラの整備等資金協力によ
る「面の協力」を組み合わせた援助が、理想の形だと考えています。そのためには、民
間企業、大学関係者、NGO、地方自治体等いろいろなプレイヤーが国際協力に参加し
てほしいし、参加できるような場を作っていくのがJICAの役割だと思っています。
先日ブータンの国王夫妻が来日し話題になりましたが、ブータンが親日国である理由
の一つは、農業支援等ブータンでの地道な活動を続けた多くの日本人の姿を通して、人
と人との交流や心のふれあいを大事にする日本の国際協力が認められたからだと考えて
います。
酒井 利文
氏
(さかい としふみ)
独立行政法人国際協力機構(JICA)
大阪国際センター 所長
1954年東京都生まれ。1978年早稲
田 大 学 第 一 文 学 部 卒。 同 年10月 国際協力事業団(現(独法)国際協力
機構)入団。国内外の要職を歴任し、
イ ン ド 事 務 所 長、 国 内 事 業 部 管 理
グループ長を経て2007年11月より現職。
アイハウスにはJICA大阪のデスクが設置されており、国際協力推進員が青年海外協力隊やシニアボランティアについ
てのご質問にお答えしております。また、JICA大阪と協力して、開発教育連続セミナーや国際協力ひろばなどの事業を
開催しています。今号表紙に掲載のワン・ワールド・フェスティバルも、国際協力への関心を深めるきっかけとなるイ
ベントですので、ぜひご参加ください。
i.house news vol.146
7
外国語絵本読み聞かせ
アイ アイ 活動 報告
★参加無料
“アイアイ”
★申込不要
「あれこれたまご」(福音館書店)
にみんな集まれ !
の作者である、とりやま みゆき先
子どもたちに各国の絵本を通して
世界の文化にふれていただけるよ
う、ボランティアによる外国語絵本
読み聞かせを行っています。ぜひ
お気軽にご参加ください。
生が、翻訳された「ダンプのちび
トラ」
(偕成社)という新刊を携え、
10 月 20 日のアイアイで読み聞か
せをしてくださいました。
この本は、
「The Little Dump Truck」
というアメリカの絵本を大阪弁に翻訳したもので、ダンプカーのちびトラ
12月∼2月のスケジュール表
の活躍を描いています。翻訳者
自ら読み聞かせをしていただけ
● 実 施 時 間 火・木 … 午後3時∼3時30分 土 … 午後2時∼2時30分
● 図書開放時間 火・木 … 午後2時∼4時 土 … 午後1時∼4時
火
12/13
1/10
2/14
木
12/15
1/19
2/16
土
12/24
2/25
1/28
る機会はめったにないので、ボ
ランティア・参加者一同先生の
日 英 中
■
・■・■
日 英 韓
■
・■・■
やさしい声に聴き入りました。
日 英 韓
■
・■・■
日 英 中
■
・■・■
㈶大阪国際交流センター 情報企画部
06-6773-8989 06-6773-8421
http://www.ih-osaka.or.jp/i.house/032/post-9.html
お問合せ
日
■ …日本語 ■
英 …英語 ■
中 …中国語 ■
韓 …韓国・朝鮮語
▲本を寄贈していただきました!
在留資格に関する無料相談を始めました
在住外国人にとって、婚姻・就職等に伴う在留資格の
変更や日本国籍の取得
(帰化・認知)など、在留資格に関
する相談は、日本で生活する上で大変重要な問題です。
アイハウスでは、多言語
(英語、中国語、韓国・朝鮮語、
スペイン語、ポルトガル語)による外国人住民への情報提
供、相談機能の一層の充実とサービスの向上をめざし、行
政書士入管手続研究会と共催で無料の行政書士相談を始
めました。雇用や国際結婚などで外国人と関係のある日
本人の方のご相談も可能です。
◆行 政 書 士 相 談◆
大小のホール(1,006 席・200 席)や大会議室(490m2)
をはじめ、各種会議室、展示室、ホテル・レストランなど、
イベント開催から食事・宿泊まで、さまざまな機能が集まる
総合コンベンション施設です。
国際会議からコンサート、発表会など、経験豊かな専門ス
タッフがみなさまの多様なニーズに対応。イベントの成功を
お約束します!
NEW!
毎月第 1 水曜日 13:30 ~ 16:00(1 人 40 分まで)
大阪国際交流センター
【予約制】
☎ 06-6772-1127
相談者の秘密は厳守します。詳しくはホームページをご覧ください。
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編集・発行
大阪国際交流センター
年末年始の開館時間について
■ 平成23年12月28日
(水)
⇒9:00 ~ 17:30まで開館
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(木)
~平成24年1月3日
(火)
⇒全館休館させていただきます。
■ 平成24年1月4日
(水)
⇒9:00 ~ 17:30まで開館
■ 平成24年1月5日
(木)
~
⇒通常通り開館
(9:00 ~ 21:00)
財団法人
06-6772-5931 06-6772-7600
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至東梅田
谷町
九丁目駅
i.house news vol.146
8
●上本町YUFURA
上汐地下駐車場
●案内板
P
★①号出入口
四天王寺前
夕陽ケ丘駅
●正祐寺
●ガソリンスタンド
上町筋
至天王寺
P
●近鉄百貨店
ハイハイ●
タウン
上本町七丁目交差点
▲バス停
②号 ★
出入口
近鉄線
★
⑤号出入口
▼バス停
12月20日(火)と21日(水)の二日間は、資料整理のためご
利用いただけません。ご不便をおかけしますが、ご理解の
ほどよろしくお願い申しあげます。
なお、電話でのお問合せは通常通り対応させていただ
きます(9:00 ~ 17:30)。TEL:06-6773-8989
谷町筋
大阪夕陽丘
学園 ●
地下鉄谷町線
≪インフォメーションセンターからのお知らせ≫
大阪上本町駅
地下鉄千日前線
③号 ★
出入口
なお、大阪国際交流センターホテルは期間中も通常通りご利用いただけます。
大阪国際交流センター
〒543-0001 大阪市天王寺区上本町8丁目2番6号
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International House,Osaka
至奈良