次のリンクは新しいウィンドウを開きます取扱説明書

クィックシップBT-アスピレター 取扱説明書
ご使用になる前に必ずお読みください。
TM
QuikSip BT-Aspirator
Mode d'emploi
Gebrauchsanleitung
A suivre un point apres I'autre!
Bitte Schritt fur Schritt Befolgen!
Operating Manual
Instrucciones de manejo
Seguirlas paso a paso!
Please follow step by step!
!
BRAND GMBH + CO KG
Postfach 11 5 5
D-97861 Werthei m
Tel: +49-9342/808- 0
Fax: +49-9342/808-236
E-Mail: info@brand.d e
Internet: http://www.brand.de
輸入総販売元
関東化学株式会社
目 次
頁
頁
安全に取り扱うために
2
カートリッジ交換
6
適応
3
洗浄
6
使用範囲
3
洗浄方法、バルブ洗浄
7
使用上の制限
3
トラブルシューティング
8
各部の名称、組立て、分解
4
テクニカルデータ/オーダリングデータ
8
使用準備
5
アクセサリー&スペアーパーツ
9
真空生成
5
吸引
6
安全に取り扱うために
この装置は危険な物質、操作あるいは装置と組み合わせて使用されることがあります。取扱説明書で
は、起こりうるすべての安全上の問題を記述することはできません。ご使用になる方が適切な安全管
理および健康管理に留意し、さらに使用上の制限を守るようにしてください。
使用前に必ずよくお読み下さい!
1. 全ての使用者は本装置を使用する前に細胞培養の
扱いに関して熟知し、本装置の取扱説明書も熟
読してください。
2. 定期的に洗浄やメンテナンスを行ってください。
8. メーカーオリジナルの部品および交換部品を使用
してください。
9. トラブル発生の際(例:ピストンの動きが悪い、
3. 危険防止(保護服、保護メガネ、保護手袋など)
バルブの固着、液漏れがある等)にはただちに
のために必ず着用しすべての安全基準に従い、
吸引作業を停止してください。本装置の使用前
使用上の制限をお守りください。
は洗浄方法(6−7ページ)に従い洗浄を行っ
4. 試薬メーカーが提供するインフォメーションに注
意してください。
5.
本装置は液体の吸引にのみ使用し、使用しては
いけないケースおよび使用上の制限を守ってく
ださい(⇒3ページ)。不明な点は関東化学およ
び販売店にお問合せください。
6. 移動する時は、ポンプアッセンブリーやバルブ
ブロックを手で持って運ばないでください。プ
ラスチック製シリンダーに破損や緩みなどがあ
る場合、危険な液体が漏れ怪我や事故を起こす
原因となります。
2
7. 本装置に必要以上の力をかけないでください。
てください。必要があれば関東化学および販売
店にお問合せください。
10. 吸引された液体の処分に関しては、各地方自治
体の規則に従ってください。
使用制限
適応
●
本装置は水溶液を吸引するためにデザインされて
おります。
使用上の制限
●
本装置はポリプロピレン(PP)、ポリエチレン
(PE)とエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)
を攻撃するような液体は使用しないでください。
●
●
バルブブロック(H)
、排出チューブ(J)とバル
また、セルカルチャーユニット(吸引コントロー
ブ(G、J)は121℃のオートクレーブ滅菌可能
ラー)を使用する場合はシリコーンとポリ塩化ビ
です。分注カートリッジ(E)とポンプアッセン
ニル(PVC)を攻撃する液体も使用しないでくだ
ブリー(B)はオートクレーブ滅菌不可です。
さい。
セルカルチャーユニット(吸引コントローラー)
はオートクレーブ滅菌不可です。附属されている
●
以下の薬品が少量でも含まれる溶液には使用しな
いでください。
チューブとボトルアダプターはオートクレーブ滅
− ハロゲン化炭化水素の様な極性の低い溶媒
菌可能です。
− 高濃度の酸、酸化性の酸
使用範囲
●
生物学用バッファー、無機、有機物質の水溶液、
細胞培養用液体など。
●
本装置の耐薬品に関しては、取扱説明書に記載さ
れている各部の材質でご判断いただくか、関東化
学および販売店にお問合せください。
3
各部の名称−組立て−分解
C
A
B
5.
!
4.
3.
C
1.
E
D
2.
F
H
I
6.
J
G
E
F
J
L
F
K
G
各部の名称
A
■
B
■
C
■
D
■
E
■
F
■
ピストンロック
ポンプアッセンブリー(PC)
ピストン(PE)
シリンダー(PP)
吸引カートリッジ(PP/PE)
バルブシール(EPDM)
略号
吸引バルブ(PP/EPDM)
バルブブロック(PP)
ロッキイングナット(PP)
排出チューブ(PP)排出バルブ(PP/EPDM)
セルカルチャーユニット(吸引コントローラー)
セルカルチャーユニット用アダプター(PP)
PC:ポリカーボネート PE:ポリエチレン PP:ポリプロピレン
EPDM:エチレンプロピレンジエンゴム
4
G
■
H
■
I
■
J
■
K
■
L
■
使用準備
警告!
保護服、保護メガネ、保護手袋を使用してください。すべての安全基準に従い、使用上
の制限をお守りください。
メモ
4ページの各部の名称/組立て/分解を参照して正しく組立ててください。
真空を制御するために、セルカルチャーユニット(吸引コントローラー)のシリコンチューブを排出
チューブ先端にしっかり接続してください。附属のボトルアダプター(必要に応じて)でボトルと本体
をしっかりと接続してください。
真空生成
注意!
小さなボトルに取り付ける場合はスタンド等を利用して転倒防止をおこなってください。
また、取り付け後の移動は本体を持たずボトルを持ち、慎重に移動させてください。注
意事項は2−3ページを参照ください。
1.
5
吸引
注意!
使用上の制限をお守りください(3ページ参照)
。
ポンプアッセンブリーを止まる所まで押し下げると真空状態が保たれ、セルカルチャーユニット(吸
引コントローラー)のボタンを押すと吸引が始まります。ボタンを放すと吸引が止まります。
カートリッジ交換
注意!
吸引カートリッジは(ピストン、シリンダー)は取り外しが可能です。ピストンの動き
が悪くなったり、気密性が落ちてきましたら新しい吸引カートリッジに交換してくださ
い。交換する際は必ず吸引カートリッジ内の液(薬品等)を空にしてから洗浄後行い、
薬傷を負わないように気をつけてください。
洗浄
正しく安全にお使いいただために、以下の場合は洗浄する必要がございます。
− ピストンがスムーズに動かなくなった場合
− 長期間使用しない場合
− バルブ類を交換する前に
− 吸引カートリッジを交換する前に
吸引カートリッジは使用頻度に応じて定期的交換することをお勧めいたします。
注意!
安全に取り扱うために(2ページ)を参照ください。
セルカルチャーユニット(吸引コントローラー)も定期的に洗浄してください。
6
洗浄方法
注意!
右図のようにボトルを持ってください。本装置を持って移動しない
でください。
A 実験器具用洗浄液(例:シカクリーン)
●
B 適当な濯ぎ液(例:蒸留水)
●
3.
1.
2.
4.
1 吸引カートリッジ、ボトルなどに液(薬品等)が残っていないかを確認してください。
□
2 ポンプアッセンブリーを止まる所まで押し下げ、□
3 セルカルチャーユニット(吸引コントローラー)で洗
□
A )を吸引します。
浄液(●
B )に変えて□
4 □
2 と□
3 を繰り返し行い、その後適当な濯ぎ液(●
2 と□
3 を繰り返し行いで濯ぎを行います。
□
バルブ洗浄
A
1 通常の洗浄を実施した後、装置から吸引チューブ、排出チューブ、排出バルブを外します。
□
2 吸引バルブを回し外します。
□
(*ネジが固い場合はコインなどを使ってください。
)
3 超音波洗浄器でこれらのパーツを洗浄します。
□
7
トラブルシューティング
症状
吸引不能
考えられる原因
吸引カートリッジの緩み
吸引カートリッジのリーク
吸引バルブのリークおよび不良
吸引チューブおよびセルカルチャーユ
ニット(吸引コントローラー)の接
続不良
セルカルチャーユニット(吸引コント
ローラー)のチューブ不良(破損、
ブロック)
ピストンの動きが
悪い(固い)
結晶の形成
適切ではない液体を吸引
対策方法
吸引カートリッジを締め直す(4ペー
ジ参照)
新しい吸引カートリッジに交換(6ペ
ージ参照)
吸引バルブの洗浄(7ページ参照)、
バルブとシール交換
正しく組立て直す
チューブの洗浄および交換
新しい吸引カートリッジに交換(6ペ
ージ参照)
使用可能な液体か確認する
吸引カートリッジ
内に残液
吸引カートリッジのリーク
新しい吸引カートリッジに交換(6ペ
ージ参照)
ビンの中に液体が
吸引されない
排出バルブの不良
洗浄(7ページ参照)および交換
テクニカルデータ/オーダリングデータ
ポンプアッセンブリーを止まる所まで押し下げた場合、一回の液体の吸引量は最大で25mlです。た
だし、チューブの長さや吸引する液体の粘性などによ吸引量は少なくなります。
8
Japanese
アクセサリー&スペアーパーツ
未滅菌吸引カートリッジ(ピストン:ポリエチレン、シリンダー:ポリプロピレン)3個入
Cat. No. ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7045 04
滅菌済吸引カートリッジ(ピストン:ポリエチレン、シリンダー:ポリプロピレン)5個入
Cat. No. ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7045 08
ネジ口ボトルアダプター(ポリプロピレン)
1個入
外形(mm)
32
32
32
32
32
45
45
45
S 40
ボトルサイズ(mm)
A
A
A
S
A
A
S
A
S
22 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7043
25 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7043
28 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7043
40 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7043
45 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7043
32 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7043
40 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7043
38 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7043
60 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7043
22
25
28
40
45
96
43
97
48
シール(エチレンプロピレンジエンゴム) 5個入
Cat. No. ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0067 88
吸引チューブ(ポリプロピレン)
、吸引バルブ(ポリプロピレン/エチレンプロピレンジエンゴム)各1個入
Cat. No. ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7045 75
ポンプアッセンブリー(ポリカーボネート) 1個入
Cat. No. ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7045 70
排出バルブ(ポリプロピレン/エチレンプロピレンジエンゴム)、シール(エチレンプロピレンジエンゴム)各1個入
Cat. No. ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7045 80
セルカルチャーユニット(吸引コントローラー)用アダプター 1個入
Cat. No. ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥259 59
9
修理をご依頼される際は
安全のため修理を依頼される本装置は必ず発送前に十分洗浄してください。下記のことが守られていな
い場合は修理をお受けできませんので予めご了承願います。
−バイオハザード物質、放射線物質を使用された本装置の修理はいかなる場合もお受けできません。
−修理を依頼される本装置は十分に洗浄し、細菌、ウィルス、化学薬品等のコンタミネーションの可能
性を完全に除去してください。
−健康を害する物質が存在しないことを証明してください。状況によっては証明書をいただく場合がご
ざいます。なお証明書用紙はインターネット上のブランド社のホームページ http://www.brand.de か
ら入手できます。
−修理する本装置は、保証書と以下の内容を明記の上、弊社支店・営業所または購入された販売店にお
渡しください。
⇒具体的な症状
⇒使用薬品
−お客様自身で修理を行われた場合は保証対象外とさせていただきます。
10
仕様および価格は予告なしに変更する場合がございますのでご了承ください。
試薬事業本部
〒103-0022 東 京 都 中 央 区 日 本 橋 室 町 2 − 2 − 1 03(6214)
1094
〒541-0048 大 阪 市 中 央 区 瓦 町 2 − 5 − 1 06
(6231)
1672
〒812-0007 福 岡 市 博 多 区 東 比 恵 2 − 2 2 − 3 092
(414)
9361
<
< http://www.kanto.co.jp E-mail; instru-info@gms.kanto.co.jp >
>