FlexDAC

FlexDAC™ データ収集
製品情報
100-320-012 A
©2015 MTS Systems Corporation.無断複写・転載を禁じます。
オリジナル説明書( 英語) : 100-263-943 F
MTS 商標情報
MTS, be certain., Bionix, ElastomerExpress, FlatTrac, FlexTest, Just In Case, LevelPlus, MTS
Criterion, MTS EM Extend, MTS Insight, MTS Landmark, RPC, ServoSensor, SWIFT, Temposonics,
TestWare, TestWorks は米国内でのMTS Systems Corporation の登録商標です。Acumen, AdapTrac,
Advantage, Aero ST, Aero-90, AeroPro, Criterion, CRPC, Echo, First Road, Flat-Trac, Landmark,
MAST, MicroProfiler, MPT, MTS Acumen, MTS Echo, MTS Fundamentals, MTS TestSuite, ReNew,
SilentFlo, TempoGuard, TestLine, Tytron, Virtual Test Lab, およびVTL は米国内でのMTS Systems
Corporation の商標です。これらの商標は他の国でも登録されている場合があります。他の全ての商標は
それぞれの所有者の所有物です。
プロプライエタリソフトウェア
ソフトウェアの使用およびライセンスには MTS のエンドユーザーライセンス契約が適用され、この契約は
MTS が保持およびエンドユーザーに付与されたすべての権利を定義します。すべてのソフトウェアは、その
財産権、秘密の開示、および所有権をMTS Systems Corporation が有し、MTS の書面による同意を得
ずにコピー、複製、逆アッセンブル、逆コンパイル、リバース・エンジニアリング、または配布を行うことはできま
せん。
ソフトウェアの検証と妥当性
MTS ソフトウェアは、ISO 9001 規格要求事項に従い、確立された品質管理の実践のもとに開発してい
ます。MTS 作成のソフトウェアはバイナリフォーマットで提供されており、ユーザーはアクセスできません。本
ソフトウェアは時間の経過とともに変化するものではありません。多くのリリースは後方互換性を維持するよ
う設計されているため、互換性の確認は別の種類の検証で行います。また、MTS オペレーティングソフト
ウェアのステータスおよび妥当性確認も、システムの照合およびMTS ハードウェアの定期校正中に実行さ
れます。これらの校正プロセスでは、統計解析後の試験の最終結果と校正標準の予測応答を比較しま
す。MTS は、これまでに確立してきたこれらの手段を活用し、設置当初から当社の厳格な品質基準を満
たすとともに、その後も意図された通りに性能を発揮する製品を提供します。
マニュアル部品番号
刊行日
100-263-943 F (英語)
2015年8月
100-263-943 E (英語)
2015年1月
目次
テクニカル サポート
7
テクニカル サポートを受けるには
マニュアルの参照
テクニカルサポートの方法
米国外
7
7
7
7
MTS へのお問い合わせ前に
サイト番号 (該当する場合) およびシステム番号の確認
過去のテクニカルサポートに関する情報の確認
問題の特定
関連するHPU 情報の確認
7
7
8
8
8
お電話でお問い合わせの場合
システムのタイプの特定
トラブルシューティングの準備
関連情報の記録
お問い合わせ後
8
9
9
9
9
問題提出フォーム
9
序文
11
始める前に
安全第一
その他のMTS マニュアル
11
11
11
ドキュメンテーション規約
危険に関する規約
他の特別な文書規約
特別用語
図
電子マニュアル規約
ハイパーテキストリンク
11
11
12
12
12
12
13
概要
15
MTS FlexDAC™ 20 データ収集システムの概要
使用目的
概要
15
15
15
FlexDAC EC 適合宣言書
16
廃電気電子機器指令 (WEEE) の考慮事項
17
FlexDAC シャーシ
FlexDAC シャーシの仕様
シャーシの電源
FlexDAC™ データ収集
19
19
19
3
目次
環境/機械
FlexDAC シャーシ コンポーネントの識別
20
FlexDAC シャーシの設定および操作
FlexDAC シャーシの換気要件
イーサネットネットワーク接続
同期ケーブル接続
接地接続
21
21
21
22
26
FlexDAC シャーシのフィルタメンテナンス
27
FlexDAC シャーシのトラブルシューティング
ソフトウェアで開始する機器試験
センサー接続を識別するセンサー入力 LED (試験ロード後)
励磁過電流インジケータLED
FlexDAC の起動シーケンス
同期チェーンステータスLED
イーサネットステータスLED
28
28
28
28
28
28
31
FlexDAC シャーシのリセット回路ブレーカー
31
FlexDAC モデル A32 コンディショナー
4
19
33
FlexDAC モデル A32 コンディショナー コンポーネントの識別
33
FlexDAC モデル A32 コンディショナーの仕様
一般的な機能
ブリッジ励磁電圧
ブリッジコンプリーション抵抗
入力精度の仕様
入力
フィルタ
34
34
35
36
37
39
39
FlexDAC モデル A32 コンディショナー センサー入力接続
センサーケーブル要件
センサー入力のピン配列
クォーターブリッジセンサー接続
ハーフブリッジセンサー接続
フルブリッジセンサー接続
電圧入力センサーの接続
40
40
40
41
42
43
45
FlexDAC モデル A32 コンディショナー シャント校正抵抗の取り付け
46
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
47
FlexDAC モデル B24 リモートセンス
47
FlexDAC モデル B24 コンディショナー コンポーネントの識別
47
FlexDAC™ データ収集
目次
FlexDAC モデル B24 コンディショナーの仕様
一般的な機能
ブリッジ励磁電圧
ブリッジコンプリーション抵抗
入力精度の仕様
入力
フィルタ
48
48
49
50
51
53
53
FlexDAC モデル B24 コンディショナー センサー入力接続
センサーケーブル要件
センサー入力のピン配列
クォーターブリッジセンサー接続
ハーフブリッジセンサー接続
フルブリッジセンサー接続
電圧入力センサー接続
54
54
54
55
56
58
59
FlexDAC モデル B24 コンディショナー シャント校正抵抗の取り付け
61
FlexDAC の付 録
63
FlexDAC コンディショナー セルフ試験の概要
63
FlexDAC コンディショナー校正の概要
フロントパネルの校正試験ポイント
63
63
FlexDAC Smart DIO の設定
はじめに
FlexDAC A32 およびB24 コンディショナーのデジタルIO の電気的仕様
FlexDAC 20 A32 または B24 チャンネルへの接続
64
64
64
65
FlexDAC™ データ収集
5
テクニカル サポート
テクニカル サポート
テクニカル サポートを受けるには
マニュアルの参 照
MTSからお渡しした説明書には、装置を使用し維持する上で必要な情報のほとんどが記載されていま
す。ソフトウェアが含まれる機器については、オンラインヘルプ、ならびに製品追加情報が記録された
README ファイルも併せてご使用ください。
テクニカル サポートの方 法
システムがインストールされると、MTS により幅広いサポートサービスが提供されます。システムまたは製品
に関して不明な点がある場合は、以下のいずれかの手段でテクニカルサポートまでお問い合わせくださ
い。
サポートのタ
詳細
イプ
ウェブサイト www.mts.com > 「お問い合わせ」> 「お問い合わせ内容」フィールドで、「お客様問題解
決窓口」を選択します。
電子メール
全世界:tech.support@mts.com
ヨーロッパ:techsupport.europe@mts.com
電話
全世界:1 800 328 2255 - 米国フリーダイヤル、+1 952 937 4000 - 米国外から
ヨーロッパ:+800 81002 222、欧州内国際フリーダイヤル
米国外
米国外のテクニカルサポートについては、地域の営業サービス拠点にご連絡下さい。全世界の営業サー
ビス拠点の位置や連絡先情報は、MTS ウェブサイトのグローバルMTS リンクを使用してください。
www.mts.com > 会社 概要 > グローバル プレゼンス> エリアを選択してください:
MTS へのお問い合わせ前に
サポート連絡時に次の情報をご用意いただければ、MTS はより早く問題を解決できます。
サイト番 号 (該 当 する場 合 ) およびシステム番 号 の確 認
サイト番号には会社番号のほか、機器のタイプ(材料試験、シミュレーションなど) を特定する情報が含
まれます。この番号は通常、MTS からのシステム発送前にラベル形式で機器に貼付されています。MTS
サイト番号が不明な場合は、担当のセールスエンジニアにお問い合わせください。
サイト番号の例:571167
FlexDAC™ データ収集
7
テクニカル サポート
複数のMTS システムをご利用いただいている場合は、システムジョブ番号で各システムを特定できます。
ジョブ番号は、ご注文時の書類に記載されています。
システム番号の例:US1.42460
過 去 のテクニカル サポートに関 する情 報 の確 認
同じ問題についてすでにMTS にお問い合わせいただいている場合、以下の情報からお客様のファイルを
確認できます。
l
MTS ケース番号
l
サポート担当者名
問 題 の特 定
問題についてご説明いただくにあたり、以下の項目への回答をご用意ください。
l
問題発生の期間および頻度
l
問題の再現の可否
l
問題発生に先立つ、システムのハードウェアまたはソフトウェア変更の有無
l
機器のモデル番号
l
コントローラのモデル(該当する場合)
l
システム構成内容
関 連 する HPU 情 報 の確 認
HPU の問題については、以下の情報をご用意ください。
l
ユニットモデルおよびシリアル番号
l
アセンブリ番号
l
PLS およびHMI ソフトウェア部品番号
関連するすべての付属品もメモしてください(例: MPCM、RHMI など)
お電話でお問い合わせの場合
コールセンターのオペレーターは、テクニカルサポートの専門家につなぐ前にお客様の電話を登録します。
以下の情報をご用意ください。
8
l
サイト番号
l
電子メールアドレス
l
名前
l
会社名
l
会社住所
l
連絡のつく電話番号
FlexDAC™ データ収集
テクニカル サポート
ケース番号がすでに発行されている場合は、その番号もお伝えください。新しい問題には、新たに固有
のケース番号が付与されます。
システムのタイプの特 定
最適なテクニカルサポートスペシャリストにおつなぎできるよう、システムが以下のどのタイプに該当するか
をコールセンター担当者にお知らせください。
l
電気式動的試験システム
l
電気機械式材料試験システム
l
油圧機械式材料試験システム
l
車両試験システム
l
車両コンポーネント試験システム
l
航空試験システム
トラブルシューティングの準 備
通話中にトラブルシューティングを実行できるよう準備しておいてください。
l
l
l
お伝えしたご提案内容をその場で実行いただけるよう、システムの近くの電話からおかけくださ
い。
オペレーティングおよびアプリケーションソフトウェアメディアのオリジナル版をご用意ください。
ご自身が機器の操作のあらゆる側面に精通していない場合は、経験豊富なユーザーに待機し
てもらい、サポートを受けてください。
関 連 情 報 の記 録
テクニカルサポート担当者から必要に応じてご連絡差し上げられるよう、以下をお願いいたします。
l
ケース番号を確認する。
l
サポート担当者の名前を記録する。
l
具体的な指示を書き留める。
お問 い合 わせ後
MTS では、問題またはご要望に対するサポートを確実に提供できるよう、すべての通話内容を記録、
追跡いたします。問題への対応状況に関するご質問や追加情報については、最初にお知らせしたケー
ス番号をご用意のうえ、再度テクニカルサポートにご連絡ください。
問題提出フォーム
問題提出フォームを使用して、テクニカルサポートのプロセスでは十分に解決できなかった、ソフトウェア、
ハードウェア、説明書、またはサービスについての問題を伝えてください。フォームに設けられたチェックボッ
クスを使用して、問題の緊急度、ならびに希望される回答までの最大所要時間をお知らせください。お
客様からの貴重なフィードバックに対し、迅速な対応をお約束します。
www.mts.com > 「お問い合わせ」(右上隅) > 「お問い合わせ内容」フィールドで、「お客様問題解決窓
口」を選択すると、問題提出フォームにアクセスできます。
FlexDAC™ データ収集
9
序文
序文
始める前に
安全第一
MTS 製品またはシステムをご使用になる前に、システムに付属の安全情報をすべてお読みになり、内容
を理解しておいてください。また、システム設置または操作、メンテナンス方法を誤った場合、死亡または
身体的傷害、機器や供試体の損傷につながる危険な状況を招く可能性があります。システムをご使用
になる前に、再度システムに付属の安全情報をよくお読みになり、内容を理解しておいてください。シス
テムに発生する危険を認識しておくことは極めて重要です。
その他 の MTS マニュアル
本マニュアル以外のマニュアルも、書面または電子媒体で入手することが可能です。
MTS システムドキュメンテーションCD もご利用いただけます。CDにはお客様の試験システムに関連する
取扱説明書の電子コピーが入っています。
コントローラおよびアプリケーションソフトウェアのマニュアルは、通常、ソフトウェアCD 配布ディスクに収録
されています。
ドキュメンテーション規約
次の文章はMTS取扱説明書に使用されている規約の一部です。
危 険 に関 する規 約
本マニュアルでは危険表示を使用することがあります。これらの表示には、実行する動作に固有の安全
情報が含まれ、危険につながる可能性のあるステップや手順の直前に記載されます。すべての危険表
示をよく読み、指示や推奨事項に従ってください。本マニュアルでは、以下の例のような3 種類の危険表
示を使用します。( 一般的な安全情報はシステム付属の安全情報を参照して下さい)
危険:危険は、高レベルのリスクを伴う危険が存在することを示し、これを無視すると、死亡や重
症、深刻な物的損害を招きます。
警告:警告は、中レベルのリスクを伴う危険が存在することを示し、これを無視すると、死亡や重
症、深刻な物的損害を招きます。
FlexDAC™ データ収集
11
序文
注意:注意は、低レベルのリスクを伴う危険が存在することを示し、これを無視すると、中程度ま
たは軽度の怪我や機器の損傷を招いたり、試験の正確性が低下する恐れがあります。
他 の特 別 な文 書 規 約
重要:
重要通知は、システムが適切に機能するために欠かせない情報を提供します。安全関連事項
ではありませんが、重要情報に従わない場合、試験結果に信頼性がなくなったり、またはシステ
ムが適切に機能しなくなることがあります。
メモ:
メモは、システム操作またはよく見過ごされる情報についての追加情報を提供します。
推奨:
推奨事項メモは、MTS が最も効果的と判断することに基づくタスク達成推奨事項を示します。
ヒント:
ヒントは、役に立つ情報やタスク達成のための最も効果的なヒントを提供します。
アクセス:
アクセスは、ソフトウェア内の関連アイテムへの経路を提供します。
例:例は、製品に関する特定のシナリオを示し、影付きの背景で表示されます。
特別用語
特別用語が最初に表示されるときは斜体で示されます。
図
本マニュアルでは、文書をより明確に説明するために図を使用します。これらの図は単に例示を目的と
するものであり、実際のシステムの構成や試験の用途、またはソフトウェアを示すものではありません。
電 子 マニュアル規 約
本マニュアルは、Adobe Acrobat Reader をインストールしているコンピュータで、電子文書フォーマット
(PDF) でご覧いただけます。
12
FlexDAC™ データ収集
序文
ハイパーテキストリンク
電子ドキュメントではハイパーテキストリンクが青色で表示されます。青色で表示されている本文やコンテ
ンツエントリ、インデックスのページ番号はすべてハイパーテキストリンクです。ハイパーテキストリンクをクリッ
クすると、該当の項目にジャンプします。
FlexDAC™ データ収集
13
概要
概要
MTS FlexDAC™ 20 データ収集システムの概要
使用目的
MTS FlexDAC 20 は、工業検査環境でデータを収集することを目的としたスケーラブルなデータ収集シス
テムです。前述の使用目的以外の用途のためにこの機器を使用すると、作業者が負傷したり機器が損
傷する可能性があります。
概要
FlexDAC 20 システムは、20,000 入力チャンネル以上のデータ収集をサポートします。サポートされる入
力デバイスには、¼ ブリッジ、½ ブリッジ、フルブリッジ、および高レベル電圧入力があります。
FlexDAC システムは、イーサネットネットワークを介してPC に接続している複数のFlexDAC シャーシで
構成することができます。PC では、入力チャンネルを構成し、データの収集方法と保存方法を定義する
ために使用するデータ収集ソフトウェアが実行されます。
FlexDAC システムは、同期ケーブルチェーンを介して複数のFlexDAC 間で正確なハードウェア同期とタ
イムスタンプ機能を使用します。
l
l
MTS FlexTest コントローラが搭載されていないスタンドアロンアプリケーションでは、FlexDAC
シャーシはすべてのFlexDAC シャーシにルーティングされる単一の同期チェーンを提供できます
(この機能はデータ収集アプリケーションソフトウェアの性能に依存します)。
データがFlexTest コントローラおよびFlexDAC シャーシから取得されるアプリケーションでは、コン
トローラは複数の同期チェーンを提供できます。
メモ:
FlexTest コントローラに取り付けられているモデル494.50 メザニンカードは、2 つの同期
チェーンを提供できます。
FlexDAC シャーシの構成
同期チェーンのケーブル
ソース
サポートされる同期チェー
ンの数
FlexDAC シャーシの最 入力チャンネルの最
大数
大数
MTS FlexTest コントロー 複数
ラ
>160
10, 240 (同期チェー
ンごと)
FlexDAC (スタンドアロ
ン)
160
10, 240
FlexDAC™ データ収集
1
15
概要
FlexDAC EC 適合宣言書
16
FlexDAC™ データ収集
概要
廃電気電子機器指令 (WEEE) の考慮事項
廃電気電子機器指令 (WEEE) の記号は、FlexDAC シャーシとその電子部品を廃棄物として分別して
処分する必要があることを示しています。認可された電子廃棄物収集機関により適切に処分される必
要があります。耐用年数を過ぎたシャーシとその電子部品の返却を希望するEC 領域内のお客様は、
最寄りのMTS Systems の販売/サービスオフィスに返却方法についてご相談ください。
WEEE の記号
FlexDAC™ データ収集
17
FlexDAC シャーシ
FlexDAC シャーシ
FlexDAC シャーシの仕様
シャーシの電 源
注意:
FlexDAC システムに付属の電源コードと等価ではない不適切な定格の電源コードを使用する
と、作業者が負傷したり機器が損傷する可能性があります。常に、MTS FlexDAC システム付属
の電源コードを使用してください。
メモ:
シャーシから電源コードを簡単に取り外すことができる場所にシャーシを設置してください。
アイテム
概要
入力電圧
100 ~ 240 V AC。
過電圧
カテゴリーII。
入力電流
2 A (240 V AC)。4 A (100 V AC)。
入力周波数
50/60 Hz。
ネットワーク接続
10/100 Base-T イーサネット(自動 MDIX).
マルチシャーシハー
ドウェア同期
FlexDAC シャーシとFlexTest 40/60/100/200 コントローラ間のハードウェア同期
およびタイムスタンプ機能を提供します。
環 境 /機 械
アイテム
概要
動作温度
0 ℃ ~ 55 ℃
汚染程度
2.
相対湿度
0% ~ 85% (結露なし)。
高度
最大 10,000 ft (3,048 m)。
寸法
高さ:5.2 インチ(13.21 cm)。長さ:21.85 インチ(55.5 cm)。幅:19 インチ(48.26 cm)。
シャーシ重量 17.1 lb (7.76 kg)。
FlexDAC™ データ収集
19
FlexDAC シャーシ
FlexDAC シャーシ コンポーネントの識別
バックパネルのコンポーネント
アイ
概要
テム
1
同期チェーン入力 (RJ45)。
2
同期チェーン出力 (RJ45)。
3
同期チェーンステータスLED
4
イーサネット接続 (RJ45)。
5
リセットスイッチ- 2.50 秒以上押すと、LED [3(1)] が点滅し、シャーシがデフォルトのIP アドレス
(172.17.255.254) にリセットされたことを示します。
6
フィルタ付き換気ファン。
7
接地ラグ。
8
電源スイッチ。
9
AC 電源プラグ。
20
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC シャーシ
FlexDAC シャーシの設定および操作
FlexDAC シャーシの設定および操作は、換気要件、ネットワーク接続、同期ケーブル接続および接地
接続で構成されています。
FlexDAC シャーシの換 気 要 件
複数のFlexDAC シャーシがキャビネットに積まれているかマウントされている場合、過温度状態を回避す
るために、各 FlexDAC シャーシの両側と背面に2 インチ(51 mm) 以上の隙間を空ける必要があります。
各 FlexDAC シャーシの温度センサーにより、温度ステータス信号 (高温また過温度) が送られます。この
信号はデータストリームを介してデータ収集ソフトウェアに転送されます。データ収集ソフトウェアは、高温
または過温度状態が存在している場合、オペレーターに警告するためにメッセージを記録し表示します。
注意:
各 FlexDAC シャーシの両側および背面に必要最低限の隙間を開けずにFlexDAC ハードウェア
をマウントすると、FlexDAC シャーシが過熱し、過温度状態になる可能性があります。
過温度状態は、データ損失や FlexDAC シャーシ損傷の原因となります。
各 FlexDAC シャーシの両側および背面に2 インチ(51 mm) 以上の隙間を開けてください。
イーサネットネットワーク接 続
イーサネットケーブルの要 件
すべてのイーサネット接続には、Cat5e または Cat5 シールドケーブル(クロスオーバーまたはストレート) が
必要です。
ネットワークイーサネット接 続
メモ:
FlexDAC シャーシのバックパネルには、2 つのイーサネットステータスLED があります。
イーサネットステータスLED の使用については、“FlexDAC シャーシのトラブルシューティング”ページ28を参
照してください。
1. イーサネットスイッチ[2] に各 FlexDAC シャーシ[1] からのイーサネットケーブルを接続します。
データ収集サーバーPC [3] にイーサネットスイッチ[2] からのイーサネットケーブルを接続します。
次の図では、さまざまなイーサネットオプションを示しています。
2.
FlexDAC™ データ収集
21
FlexDAC シャーシ
ネットワークイーサネット接続
ダイレクトイーサネット接 続
データ収集サーバーPC [2] のイーサネット接続にFlexDAC シャーシ[1] からのイーサネットケーブルを接
続します。
ダイレクトイーサネット接続
同 期 ケーブル接 続
MTS FlexDAC™ 20 システムは、次のいずれかの方法を使用して複数のFlexDAC シャーシ間で正確な
22
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC シャーシ
ハードウェア同期とタイムスタンプ機能を提供します。
l
コントローラ同期 - シリーズ494 FlexTest コントローラシャーシにマウントされている各モデル
494.50 リモートトリガーカードにより、最大 2 つの同一の同期ケーブルチェーン[A およびB] が
提供されます。各同期ケーブルチェーンは、モデル494.50 カードごとに最大 160 台、合計 320
台のFlexDAC シャーシをサポートします。
メモ:
FlexTest コントローラは同期チェーンが完全に同期している複数のモデル494.50 カードを
サポートします。
l
スタンドアロン同期 - 同期ケーブルチェーンは、同期チェーン内の最初のFlexDAC シャーシに
よって供給されます。
同 期 ケーブルの仕 様
FlexDAC シャーシ間の同期チェーンケーブルは、RJ45 コネクタを搭載した標準的なシールド付きCat5e
イーサネットケーブル(ストレート) を使用します。FlexTest コントローラとFlexDAC シャーシ間の同期
チェーンケーブルには、両端が灰色の保護ブーツで被覆されたRJ50 コネクタを搭載したMTS 指定の
ケーブル(部品番号 576219-XX) を使用します。
メモ:
MTS によりすべての同期ケーブルが提供されます。
注意:
FlexTest コントローラにRJ45 コネクタを接続すると、コントローラ側のRJ50 コネクタのピン1 および
ピン10 が損傷する可能性があります。
現在 494.50 が取り付けられているスロットにIEEE1451 通信をサポートしない494 メザニンが取り
付けられた場合、コントローラ側のRJ50 コネクタのピン1 およびピン10 が損傷することで、TEDS
デバイスとのIEEE1451 通信が妨げられる場合があります。
ケーブルが適切な場所に取り付けられていることを確認してください。
l
l
FlexTest コントローラから最初のFlexDAC シャーシまでのケーブルの最大長は、300 m です
(984 ft)。
各 FlexDAC シャーシ間の最大ケーブル長は、100 m です (328 ft)。
コントローラの同 期 接 続
シリーズ494 FlexTest コントローラシャーシ[2] にマウントされたモデル494.50 リモートトリガーカード[1] に
より、ハードウェア同期が提供されます。次の図では、2 つの同期ケーブルチェーン[A およびB] の接続を
示しています。
メモ:
FlexTest コントローラは複数のモデル494.50 カードをサポートします。
FlexDAC™ データ収集
23
FlexDAC シャーシ
1. モデル494.50 リモートトリガーカードを[1] ケーブル同期チェーン内の最初の依存シャーシにある
同期入力 [3] に接続します。詳細は、“ コントローラの同期接続 (2 つの同期チェーン) ”ページ25
を参照してください。
メモ:
モデル494.50 カードが取り付けられているスロットにより、同期チェーンケーブルを接続す
るコネクタが決定されます。
2. 同期ケーブルを他のすべての依存 FlexDAC シャーシ[4] に接続します。
3. この手順を同期チェーンごとに繰り返します。
24
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC シャーシ
コントローラの同期接続 (2 つの同期チェーン)
スタンドアロン同 期 接 続
スタンドアロンアプリケーションでは、同期チェーン内の最初のFlexDAC シャーシ(マスターシャーシ) [1]
が、同期チェーン内の他のすべてのシャーシ(依存シャーシ) [2] に対して同期信号を送信します。
FlexDAC™ データ収集
25
FlexDAC シャーシ
スタンドアロン同期接続
接地接続
接 地 ラグの接 続
各 FlexDAC シャーシには、2 つの接地ラグ接続があります。1 つはアース(シャーシ) 接地 [1] でもう1 つは
信号用接地 [2]です。2 つの接地ラグは金属ショートバー[3]で接続されています。金属ショートバーは、
アース接地と信号用接地を別にする必要がある用途の場合、取り外す [4] ことができます。金属ショート
バーを取り外す場合、共通キャビネットのアースまたは共通施設のアース[5] に各シャーシの信号用接地
[2] を配線する必要があります。
26
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC シャーシ
キャビネットの接 地 に関 する考 慮 事 項
キャビネットにマウントされた複数のFlexDAC シャーシは、金属ショートバー[3] を外し[4]、各 FlexDAC
シャーシの信号用接地を共通コンソールのアース接続 [5] に配線して出荷されます。必要に応じて、この
共通の信号用接地接続を施設のアースに接続できます。
接地ラグの接続
FlexDAC シャーシのフィルタメンテナンス
FlexDAC シャーシが過温度状態にならないようにするために、FlexDAC シャーシの背面にあるフィルタを
定期的にクリーニングする必要があります。
注意:
FlexDAC シャーシの背面にあるフィルタを定期的にクリーニングしないと、FlexDAC シャーシが過熱
し、過温度状態になる可能性があります。
過温度状態により、データ損失および/または FlexDAC シャーシの損傷が発生する可能性があり
ます。
FlexDAC シャーシのフィルタは定期的にクリーニングしてください。
メモ:
データ収集ソフトウェアは、FlexDAC シャーシの内部温度が異常に高温になるか、過温度状態に
なるとステータスメッセージを受信します。このような状態は、汚れたフィルタにより、適切な換気に
必要な空気の流れが遮断されていることが原因である可能性があります。
1. FlexDAC シャーシの背面で、プラスチック製のフィルタカバーを外します。
2. フィルタエレメントを外します。
3. 温水を使用してフィルタを洗浄します。
4. フィルタエレメントを完全に乾かします。
5. フィルタエレメントとプラスチック製カバーを取り付けます。
FlexDAC™ データ収集
27
FlexDAC シャーシ
FlexDAC シャーシのトラブルシューティング
ソフトウェアで開 始 する機 器 試 験
データ収集ソフトウェアを使用して次の機器試験を開始できます。
l
適切なゲインとオフセットについて、FlexDAC シャーシ内のすべてのチャンネルの試験。
l 適切な励磁電圧について、
FlexDAC シャーシ内のすべてのチャンネルの試験。
データ収集ソフトウェアにより試験が失敗したすべてのチャンネルがリストされ、それらのチャンネルを使用
するかどうかを決定できます。
メモ:
FlexDAC シャーシ内のチャンネルが取得レートを割り当てられている場合、ソフトウェアで開始する
機器試験は FlexDAC シャーシで実行できません。
センサー接 続 を識 別 するセンサー入 力 LED (試 験 ロード後 )
FlexDAC シャーシのRJ45 センサー入力接続部には、コネクタを識別するためのソフトウェア制御された
緑色のLED が組み込まれています。データ収集ソフトウェアにより、フロントパネルにある個別の入力を
示す緑色のLED が点灯し、コネクタを識別することができます。
励 磁 過 電 流 インジケータLED
FlexDAC シャーシのRJ45 センサー入力には、黄色のLED が組み込まれており、過電流状態になると
点灯します。過電流検出器が有効な場合、励磁電圧はオフ(0 (ゼロ) ボルト) になります。
FlexDAC の起 動 シーケンス
FlexDAC シャーシに電源が入ると、シャーシが起動し内部のハードウェアおよびファームウェアコンポーネ
ントで強化された詳細な診断試験が実行されます。起動が成功すると、すべての黄色 LED が点灯し、
緑のLED が消灯する必要があります。
同 期 チェーンステータス LED
各 FlexDAC シャーシの背面には、2 つのLED [1] があり、ハードウェア同期チェーンのステータスが示され
ます。
l
l
28
これらのLED は、試験が読み込まれた/読み込まれなかった場合に応じて異なる動作をしま
す。
また、マスターシャーシおよび依存シャーシかどうかによっても動作が異なります。
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC シャーシ
同期ステータスLED
同期チェーンLED (マスター シャーシ)
LEDの状態
概要
LED 1 - 点灯
FlexDAC シャーシが同期チェーン内のすべてのシャーシに対してマスター同期チェーン
を提供していることを示しています。
LED 1 - 点滅
(リセット機能)
リセットスイッチ[3] を2.50 秒以上押したままにすると、このLED が点滅して、シャーシ
がデフォルトのIP アドレス(172.17.255.254) にリセットされたことを示します。
LED 2 - 消灯
FlexDAC のマスターシャーシのLED 2 は、常に消灯しています。
同期チェーンLED (依存シャーシ)
LEDの状
態
概要
LED 1 消灯
通常の操作時では、LED 1 は依存シャーシに対して、常に消灯しています。
LED 1 点滅 (リ
セット機
能)
リセットスイッチ[3] を2.50 秒以上押したままにすると、このLED が点滅して、シャーシがデ
フォルトのIP アドレス(172.17.255.254) にリセットされたことを示します。
LED 2 点灯
依存シャーシがマスター同期信号を受信すると、
LED 2 は点灯します。これは、通常の操作時に発生する動作です。
FlexDAC™ データ収集
29
FlexDAC シャーシ
LEDの状
態
概要
LED 2 試験のロード前に、シャーシがマスター同期信号の発信元から同期信号を受信していな
消灯 試
いことを示します。
験のロード
これが発生した場合、
前。
1. 同期ケーブルがシャーシの同期入力コネクタ、および同期チェーン内の前のシャー
シに接続していることを確認してください。
2. 同期ケーブルが適切に接続されている場合、ケーブルの交換が必要な場合があ
ります。
3. 1 または 2 でも問題が解決しない場合 (ケーブルと接続が良好である場合)、
シャーシの電子部品または「上流側」のシャーシの電子部品 (同期チェーンを提
供するシャーシ) に問題がある可能性があります。この場合、MTS にご連絡くださ
い。
LED 2 点滅試験
のロード
後。
試験のロード後、同期チェーンが適切に動作していないことを示します。
これが発生した場合、
1. 同期ケーブルがシャーシの同期入力コネクタ、および同期チェーン内の前のシャー
シに接続していることを確認してください。
2. 同期ケーブルが適切に接続されている場合、ケーブルの交換が必要な場合があ
ります。
3. 1 または 2 でも問題が解決しない場合 (ケーブルと接続が良好である場合)、
シャーシの電子部品または「上流側」のシャーシの電子部品 (同期チェーンを提
供するシャーシ) に問題がある可能性があります。この場合、MTS にご連絡くださ
い。
30
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC シャーシ
イーサネットステータス LED
イーサネットステータスLED
アイテム
概要
緑色のLED - 点灯 イーサネット接続が100 Mbit/秒で実行されている場合、
緑色のLED [1] が点灯します。
緑色のLED - 消灯 イーサネット接続が100 Mbit/秒で実行されていない場合、
緑のLED [1] が消灯します。
イーサネット接続とネットワークスイッチを確認してください。
黄色のLED - 点滅 シャーシがデータを転送している場合、黄色のLED [2] が点滅します。
FlexDAC シャーシのリセット回路ブレーカー
各 FlexDAC シャーシには電源スイッチに組み込まれた回路ブレーカーが搭載されています。シャーシに
過電流状態が発生した場合、回路ブレーカーがシャーシの電源から電力を除去します。
1. 過電流状態となった原因を特定し修正します。
2. シャーシの背面で、電源スイッチをオフの位置にします。
3. 電源スイッチをオンの位置にして、回路ブレーカーをリセットします。
メモ:
過電流が存在し続ける場合、回路ブレーカーはリセットされるたびにトリップ(電力の除
去) を繰り返します。
FlexDAC™ データ収集
31
FlexDAC モデル A32 コンディショナー
FlexDAC モデル A32 コンディショ
ナー
FlexDAC モデル A32 コンディショナー コンポーネントの識別
フロントパネルのコンポーネント
アイテム 概要
1
センサー入力、RJ45 (32 コネクタ/シャーシ)。
1A - 黄色のLED 励磁過電流インジケータ。
1B - 緑色のLED コネクタの識別 (ソフトウェア制御)
2
シャント抵抗ソケット(センサー入力ごとに1 つの抵抗ソケット)。
3
基準校正電圧試験ポイント
FlexDAC™ データ収集
33
FlexDAC モデル A32 コンディショナー
FlexDAC モデル A32 コンディショナーの仕様
一 般 的 な機 能
アイテム
概要
入力チャンネル
モジュールごとに32 の差動入力。
入力コネクタ
ソフトウェア制御されたコネクタ識別用と過電流表示用のLED を搭載し
たRJ45 コネクタ。
機能 (ひずみ)
クォーター(3 線 120 オーム、350 オーム、またはユーザー指定の抵抗) 3 線
ハーフ、4 線フル。
クォータブリッジひずみのためのリード線補正。
高ひずみ - クォーターブリッジひずみの非線形補正。
機能 (ひずみなし)
電圧入力。
サンプリングレート
1 サンプル/秒/チャンネル~ 6,144 サンプル/秒/チャンネル。
8 つの独立したサンプリングレート。すべてのチャンネルは、ソフトウェアによ
り8 つのいずれかのレートに割り当てられます。
A/D コンバータ
チャンネルごとに1 つの24 ビットA/D コンバータ。
ゲイン
チャンネルごとにソフトウェアで選択可能なゲイン。
励磁電圧
チャンネルごとにソフトウェアで選択可能な励磁電圧。
Transducer Electronic
Data Sheet (TEDS)
IEEE1451 Class 2 インターフェース。
34
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC モデル A32 コンディショナー
ブリッジ励 磁 電 圧
ア
イ
テ
ム
電
圧
概要
チャンネルごとにソフトウェアで選択可能な差動電圧出力は、0.5 V DC、1 V DC、2 V DC、5 V
DC、7.5 V DC、10 V DC です。クォーターブリッジのひずみ励磁電圧レベルは、120 オームひずみ
ゲージに対して最大 5 V DC に制限されます。120 オームを超えるゲージ抵抗については、すべて
の選択可能な励磁電圧オプションが使用できます。
メモ:
データ収集ソフトウェアで各入力の励磁電圧を有効/無効にします。ソフトウェアにより無効
もしくは、シャーシに電源が入ったときには、励磁電圧出力は、ゼロ(0)ボルトになります。
ポイント精度の設定:+/-0.05%、+ 5mV*
ポイント安定性の設定:+/-91uV/C**
セ
ン
ス
RJ45励磁電圧ピンでローカルアナログセンス/補正。ソフトウェアは、RJ45励磁電圧ピンでの励磁
電圧を読み取ることができます。
過
電
流
保
護
過電流保護は 50 mA に設定されています。50 mA の制限に達した場合、過電流 LED スイッチ
がオンになり、励磁電圧出力が無効になります (0 (ゼロ) ボルト出力)。過電流状態はデータ収
集ソフトウェアを使用してリセットする必要があります。
* 周囲温度範囲:0 ℃ ~ 55 ℃。
30 分間のウォームアップ後。
1 年の仕様。
センサー入力コネクタで測定。
** 周囲温度範囲:0 ℃ ~ 55 ℃。
FlexDAC™ データ収集
35
FlexDAC モデル A32 コンディショナー
ブリッジ コンプリーション抵 抗
アイテム
概要
抵抗値/許
容値
120 オーム、350 オーム(0.05%、2ppm/C) およびユーザーが要求した値/許容値。ユー
ザー値/許容値は注文時に指定されます。3 つのすべての値は、チャンネルごとにソフト
ウェアで選択できます。
バックハーフ 1 K オーム/1 K オーム(0.05% の適合率、2ppm/C)。
抵抗ネット
ワーク
36
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC モデル A32 コンディショナー
入 力 精 度 の仕 様
電圧測定精度
ゲイ
ン
範囲
10Hz バターワース 50Hz バターワース 300Hz バターワー
フィルタ[1, 2, 3]
フィルタ[1, 2, 3]
スフィルタ[1, 2, 3]
フィルタなし[1, 2, 3]
1
+/-11V
+/-0.1% + 40μV
+/-0.1% + 60μV
+/-0.1% + 120μV
+/-0.1% + 500μV
10
+/-1.1V
+/-0.1% + 4μV
+/-0.1% + 6μV
+/-0.1% + 12μV
+/-0.1% + 50μV
100
+/-110mV
+/-0.1% + 0.7μV
+/-0.1% + 1μV
+/-0.1% + 2μV
+/-0.1% + 20μV
+/-0.1% + 0.5μV
+/-0.1% + 1μV
+/-0.1% + 2μV
+/-0.1% + 20μV
1000 +/-11mV
mV/V 測定精度
励磁
電圧
ゲイ
ン
範囲
10Hz バターワース
フィルタ[1, 2, 3]
50Hz バターワース
フィルタ[1, 2, 3]
300Hz バターワース
フィルタ[1, 2, 3]
5V
100
+/-110mV
+/-0.1% + 0.2μV/V
+/-0.1% + 0.3μV/V
+/-0.1% + 0.4μV/V
10V
100
+/-110mV
+/-0.1% + 0.1μV/V
+/-0.1% + 0.15μV/V
+/-0.1% + 0.2μV/V
5V
1000 +/-11mV
+/-0.1% + 0.2μV/V
+/-0.1% + 0.3μV/V
+/-0.1% + 0.4μV/V
10V
1000 +/-11mV
+/-0.1% + 0.1μV/V
+/-0.1% + 0.15μV/V
+/-0.1% + 0.2μV/V
FlexDAC™ データ収集
37
FlexDAC モデル A32 コンディショナー
クォーター ブリッジひずみ測定精度
ゲイ
ン
範囲 [5]
5V
100
+46,500/-42,500 με
10V
100
+22,700/-21,700 με
励磁電圧
50Hz バターワー
スフィルタ[1, 2, 3,
300Hz バター
ワースフィルタ[1,
4]
2, 3, 4]
+/-0.1% + 0.5με
+/-0.1% + 1με
+/-0.1% + 2με
+/-0.1% + 0.25με
+/-0.1% + 0.5με
+/-0.1% + 1με
10Hz バターワース
フィルタ[1, 2, 3, 4]
オフセット
ゲイン
範囲
安定性 [2, 6]
1
+/-11V
+/-30μV/C
10
+/-1.1V
+/-3.7μV/C
100
+/-110mV
+/-1.6μV/C
1000
+/-11mV
+/-1.6μV/C
____________________
1. すべての精度許容差は読み取り値の%です。
2. 周囲温度範囲:0 ℃ ~ 55 ℃。
残留ゼロオフセットの実行後。
3.
30 分間のウォームアップ後。
1 年の仕様。
外部システムのノイズを除く。
4. ゲージ率 = 2.0。
5. 平衡ブリッジの公称範囲。
6. 入力換算 (RTI)
38
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC モデル A32 コンディショナー
入力
アイテム
概要
入力インピーダンス
1 G オーム
差動入力範囲
G = x1:+/-11 V。G = x10:+/-1.1 V。G = x100:+/-110 mV。G = x1000:+/11mV
入力コモンモード範
囲
+/-13 V
最大入力電圧
+/- 15 V
CMRR
通常 105 dB (G=100 DC- 60 Hz)
フィルタ
アイテム
概要
アナログアンチエイリアシン
グフィルタ
17Khz、5 ポールバターワースフィルタ(チャンネルごと)
デジタルフィルタ(ローパス)
チャンネルごとにソフトウェアで選択可能なタイプ(4 種類)。ベッセル、バ
ターワース、楕円、なし。
チャンネルごとにソフトウェアで選択可能なパスバンドフィルタ(最大 1
KHz)。
FlexDAC™ データ収集
39
FlexDAC モデル A32 コンディショナー
FlexDAC モデル A32 コンディショナー センサー入力接続
次の図は MTS FlexDAC システムでサポートされるセンサーのために必要な接続を示しています。
センサー ケーブル要 件
センサーケーブル要件は次のとおりです。
l
金属シールド付きRJ45 コネクタ。
l
全面シールド処理されたツイストペア。
l
ケーブルシールドは RJ45 ケーブルプラグの金属シールドに接続する必要があります。
メモ:
RJ45は、コネクタ識別用ソフトウェア制御の緑色のLEDおよび励磁過電流識別用の黄色のLED
が組み込まれているFlexDACシャーシに接続します。
センサー入 力 のピン配 列
センサー入力のピン配列 (RJ45 コネクタ)
ピン番号
概要
1
+ 励磁電圧
2
1/4 ブリッジコンプリーション抵抗。シャント抵抗
3
ブリッジ入力:1/4 ブリッジ、1/2 ブリッジ
4
TEDS (-IEEE1451)
5
TEDS (+IEEE1451)
6
- 励磁電圧
7
- 電圧入力。- フルブリッジ入力
8
+ 電圧入力。+ フルブリッジ入力
40
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC モデル A32 コンディショナー
クォーター ブリッジ センサー接 続
クォーター ブリッジ センサー入力のピン配列 (RJ45 コネクタ)
ピン番号
概要
1
+ 励磁電圧
2
1/4 ブリッジコンプリーション抵抗。シャント抵抗
3
ブリッジ入力:1/4 ブリッジ
4
TEDS (-IEEE1451)
5
TEDS (+IEEE1451)
6
使用されていません
7
使用されていません
8
使用されていません
FlexDAC™ データ収集
41
FlexDAC モデル A32 コンディショナー
ハーフブリッジ センサー接 続
ハーフブリッジ センサー入力のピン配列 (RJ45 コネクタ)
ピン番号
概要
1
+ 励磁電圧
2
シャント抵抗
3
ブリッジ入力:1/2 ブリッジ
4
TEDS (-IEEE1451)
5
TEDS (+IEEE1451)
6
- 励磁電圧
7
使用されていません
8
使用されていません
42
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC モデル A32 コンディショナー
フル ブリッジ センサー接 続
フル ブリッジ センサー入力のピン配列 (RJ45 コネクタ)
ピン番号
概要
1
+ 励磁電圧
2
シャント抵抗
3
使用されていません
4
TEDS (-IEEE1451)
5
TEDS (+IEEE1451)
FlexDAC™ データ収集
43
FlexDAC モデル A32 コンディショナー
ピン番号
概要
6
- 励磁電圧
7
- フルブリッジ入力
8
+ フルブリッジ入力
44
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC モデル A32 コンディショナー
電 圧 入 力 センサーの接 続
電圧入力センサーの入力ピン配列 (RJ45 コネクタ)
ピン番号
概要
1
+ 励磁電圧
2
使用されていません
3
使用されていません
4
TEDS (-IEEE1451)
5
TEDS (+IEEE1451)
FlexDAC™ データ収集
45
FlexDAC モデル A32 コンディショナー
ピン番号
概要
6
- 励磁電圧
7
- 電圧入力
8
+ 電圧入力
FlexDAC モデル A32 コンディショナー シャント校正抵抗の取り
付け
FlexDAC シャーシの前面には、各センサー入力 [1] に対応するシャント抵抗ソケット[2] が付いています。
シャント抵抗ソケットの番号は、入力チャンネルの番号に対応しています。
データ取集ソフトウェアにより、個々の入力チャンネルに対してシャント抵抗校正を適用できます。シャン
トは、1/4 ブリッジ用のローカルブリッジコンプリーション抵抗の両端、またはリモートで1/2 ブリッジおよびフル
ブリッジに適用されます。
メモ:
シャント抵抗の値/許容値は、注文時にユーザーが指定した値またはユーザーが提供する値のい
ずれかになります。
シャント校正抵抗の取り付け
46
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
FlexDAC モデル B24 コンディショ
ナー
FlexDAC モデル B24 リモートセンス
FlexDAC B24 コンディショナーは、フルおよびハーフブリッジに対してリモート励磁電圧センシングを提供す
ることで、次を実行できます。
l
励磁電圧リード線の両端の電圧降下の補正、および
l
センサーでの実際の励磁電圧のリモート測定。
FlexDAC モデル B24 コンディショナー コンポーネントの識別
フロントパネルのコンポーネント
アイテム 概要
1
センサー入力、RJ45 (24 コネクタ/シャーシ)。
1A - 黄色のLED 励磁過電流インジケータ。
1B - 緑色のLED コネクタの識別 (ソフトウェア制御)
2
シャント抵抗ソケット(センサー入力ごとに1 つの抵抗ソケット)。
3
基準校正電圧試験ポイント
FlexDAC™ データ収集
47
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
FlexDAC モデル B24 コンディショナーの仕様
一 般 的 な機 能
アイテム
概要
入力チャンネル
モジュールごとに24 の差動入力。
入力コネクタ
ソフトウェア制御されたコネクタ識別用と過電流表示用のLED を搭載し
たRJ45 コネクタ。
機能 (ひずみ)
クォーター(3 線 120 オーム、350 オーム、またはユーザー指定の抵抗) 6 線
ハーフブリッジ、7 線フルブリッジ。
クォータブリッジひずみのためのリード線補正。
高ひずみ - クォーターブリッジひずみの非線形補正。
機能 (ひずみなし)
電圧入力。
サンプリングレート
1 サンプル/秒/チャンネル~ 6,144 サンプル/秒/チャンネル。
8 つの独立したサンプリングレート。すべてのチャンネルは、ソフトウェアによ
り8 つのいずれかのレートに割り当てられます。
A/D コンバータ
チャンネルごとに1 つの24 ビットA/D コンバータ。
ゲイン
チャンネルごとにソフトウェアで選択可能なゲイン。
励磁電圧
チャンネルごとにソフトウェアで選択可能な励磁電圧。
Transducer Electronic
Data Sheet (TEDS)
IEEE1451 Class 2 インターフェース。
48
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
ブリッジ励 磁 電 圧
ア
イ
テ
ム
電
圧
概要
チャンネルごとにソフトウェアで選択可能な差動電圧出力は、0.5 V DC、1 V DC、2 V DC、5 V
DC、7.5 V DC、10 V DC です。クォーターブリッジのひずみ励磁電圧レベルは、120 オームひずみ
ゲージに対して最大 5 V DC に制限されます。120 オームを超えるゲージ抵抗については、すべて
の選択可能な励磁電圧オプションが使用できます。
メモ:
データ収集ソフトウェアで各入力の励磁電圧を有効/無効にします。ソフトウェアにより無効
もしくは、シャーシに電源が入ったときには、励磁電圧出力は、ゼロ(0)ボルトになります。
ポイント精度の設定:+/-0.05%、+ 5mV*
ポイント安定性の設定:+/-91uV/C**
セ
ン
ス
リモート励磁電圧センスピンとの接続がされていない場合、RJ45励磁電圧ピンでローカルアナログ
センス/補正。ソフトウェアは、RJ45励磁電圧ピンでの励磁電圧を読み取ることができます。
過
電
流
保
護
過電流保護は 70 mA に設定されています。70 mA の制限に達した場合、過電流 LED スイッチ
がオンになり、励磁電圧出力が無効になります (0 (ゼロ) ボルト出力)。過電流状態はデータ収
集ソフトウェアを使用してリセットする必要があります。
センサーとリモート励磁電圧センスピン間が接続されている場合、ソフトウェアは、センサーでの励
磁電圧を読み取ることができます。
* 周囲温度範囲:0 ℃ ~ 55 ℃。
30 分間のウォームアップ後。
1 年の仕様。
センサー入力コネクタで測定。
** 周囲温度範囲:0 ℃ ~ 55 ℃。
FlexDAC™ データ収集
49
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
ブリッジ コンプリーション抵 抗
アイテム
概要
抵抗値/許
容値
120 オーム、350 オーム(0.05%、2ppm/C) およびユーザーが要求した値/許容値。ユー
ザー値/許容値は注文時に指定されます。3 つのすべての値は、チャンネルごとにソフト
ウェアで選択できます。
バックハーフ 1 K オーム/1 K オーム(0.05% の適合率、2ppm/C)。
抵抗ネット
ワーク
50
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
入 力 精 度 の仕 様
電圧測定精度
ゲイ
ン
範囲
10Hz バターワース 50Hz バターワース 300Hz バターワー
フィルタ[1, 2, 3]
フィルタ[1, 2, 3]
スフィルタ[1, 2, 3]
フィルタなし[1, 2, 3]
1
+/-11V
+/-0.1% + 40μV
+/-0.1% + 60μV
+/-0.1% + 120μV
+/-0.1% + 500μV
10
+/-1.1V
+/-0.1% + 4μV
+/-0.1% + 6μV
+/-0.1% + 12μV
+/-0.1% + 50μV
100
+/-110mV
+/-0.1% + 0.7μV
+/-0.1% + 1μV
+/-0.1% + 2μV
+/-0.1% + 20μV
+/-0.1% + 0.5μV
+/-0.1% + 1μV
+/-0.1% + 2μV
+/-0.1% + 20μV
1000 +/-11mV
mV/V 測定精度
励磁
電圧
ゲイ
ン
範囲
10Hz バターワース
フィルタ[1, 2, 3]
50Hz バターワース
フィルタ[1, 2, 3]
300Hz バターワース
フィルタ[1, 2, 3]
5V
100
+/-110mV
+/-0.1% + 0.2μV/V
+/-0.1% + 0.3μV/V
+/-0.1% + 0.4μV/V
10V
100
+/-110mV
+/-0.1% + 0.1μV/V
+/-0.1% + 0.15μV/V
+/-0.1% + 0.2μV/V
5V
1000 +/-11mV
+/-0.1% + 0.2μV/V
+/-0.1% + 0.3μV/V
+/-0.1% + 0.4μV/V
10V
1000 +/-11mV
+/-0.1% + 0.1μV/V
+/-0.1% + 0.15μV/V
+/-0.1% + 0.2μV/V
FlexDAC™ データ収集
51
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
クォーター ブリッジひずみ測定精度
ゲイ
ン
範囲 [5]
5V
100
+46,500/-42,500 με
10V
100
+22,700/-21,700 με
励磁電圧
50Hz バターワー
スフィルタ[1, 2, 3,
300Hz バター
ワースフィルタ[1,
4]
2, 3, 4]
+/-0.1% + 0.5με
+/-0.1% + 1με
+/-0.1% + 2με
+/-0.1% + 0.25με
+/-0.1% + 0.5με
+/-0.1% + 1με
10Hz バターワース
フィルタ[1, 2, 3, 4]
オフセット
ゲイン
範囲
安定性 [2, 6]
1
+/-11V
+/-30μV/C
10
+/-1.1V
+/-3.7μV/C
100
+/-110mV
+/-1.6μV/C
1000
+/-11mV
+/-1.6μV/C
____________________
1. すべての精度許容差は読み取り値の%です。
2. 周囲温度範囲:0 ℃ ~ 55 ℃。
残留ゼロオフセットの実行後。
3.
30 分間のウォームアップ後。
1 年の仕様。
外部システムのノイズを除く。
4. ゲージ率 = 2.0。
5. 平衡ブリッジの公称範囲。
6. 入力換算 (RTI)
52
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
入力
アイテム
概要
入力インピーダンス
1 G オーム
差動入力範囲
G = x1:+/-11 V。G = x10:+/-1.1 V。G = x100:+/-110 mV。G = x1000:+/11mV
入力コモンモード範
囲
+/-13 V
最大入力電圧
+/- 15 V
CMRR
通常 105 dB (G=100 DC- 60 Hz)
フィルタ
アイテム
概要
アナログアンチエイリアシン
グフィルタ
17Khz、5 ポールバターワースフィルタ(チャンネルごと)。
デジタルフィルタ(ローパス)
チャンネルごとにソフトウェアで選択可能なタイプ(4 種類)。ベッセル、バ
ターワース、楕円、なし。
チャンネルごとにソフトウェアで選択可能なパスバンドフィルタ(最大 1
KHz)。
FlexDAC™ データ収集
53
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
FlexDAC モデル B24 コンディショナー センサー入力接続
次の図は MTS FlexDAC システムでサポートされるセンサーのために必要な接続を示しています。
センサー ケーブル要 件
センサーケーブル要件は次のとおりです。
l
金属シールド付きRJ45 コネクタ。
l
全面シールド処理されたツイストペア。
l
ケーブルシールドは RJ45 ケーブルプラグの金属シールドに接続する必要があります。
メモ:
RJ45は、コネクタ識別用ソフトウェア制御の緑色のLEDおよび励磁過電流識別用の黄色のLED
が組み込まれているFlexDACシャーシに接続します。
センサー入 力 のピン配 列
センサー入力のピン配列 (RJ45 コネクタ)
ピン番号
概要
1
+ 励磁電圧
2
1/4 ブリッジコンプリーション、シャント抵抗、- 励磁電圧
3
ブリッジ入力:1/4 ブリッジ、1/2 ブリッジ/フルブリッジ
4
TEDS (-IEEE1451)、シャント抵抗
5
TEDS (+IEEE1451)
6
ブリッジ入力:フルブリッジ
7
- 励磁電圧センス
8
+ 励磁電圧センス
54
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
クォーター ブリッジ センサー接 続
クォーター ブリッジ センサー入力のピン配列 (RJ45 コネクタ)
ピン番号
概要
1
+ 励磁電圧
2
1/4 ブリッジコンプリーション、シャント抵抗
3
ブリッジ入力:1/4 ブリッジ
4
シャント抵抗、TEDS (-IEEE1451)
5
TEDS (+IEEE1451)
6
使用されていません
7
使用されていません
8
使用されていません
FlexDAC™ データ収集
55
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
ハーフブリッジ センサー接 続
ハーフブリッジ センサー入力のピン配列 (RJ45 コネクタ)
56
ピン番号
概要
1
+ 励磁電圧
2
- 励磁電圧、シャント抵抗
3
ブリッジ入力:1/2 ブリッジ
4
シャント抵抗、TEDS (-IEEE1451)
5
TEDS (+IEEE1451)
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
ピン番号
概要
6
使用されていません
7
- 励磁電圧センス
8
+ 励磁電圧センス
FlexDAC™ データ収集
57
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
フル ブリッジ センサー接 続
フル ブリッジ センサー入力のピン配列 (RJ45 コネクタ)
ピン番号
概要
1
+ 励磁電圧
2
- 励磁電圧、シャント抵抗
3
ブリッジ入力:フルブリッジ
4
シャント抵抗、TEDS (-IEEE1451)
5
TEDS (+IEEE1451)
6
ブリッジ入力:フルブリッジ
7
- 励磁電圧センス
8
+ 励磁電圧センス
58
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
電 圧 入 力 センサー接 続
電圧入力センサー入力のピン配列 (RJ45 コネクタ)
ピン番号
概要
1
使用されていません
2
使用されていません
3
+ 電圧入力
4
TEDS (-IEEE1451)
5
TEDS (+IEEE1451)
FlexDAC™ データ収集
59
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
60
ピン番号
概要
6
- 電圧入力
7
使用されていません
8
使用されていません
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC モデル B24 コンディショナー
FlexDAC モデル B24 コンディショナー シャント校正抵抗の取り
付け
FlexDAC シャーシの前面には、各センサー入力 [1] に対応するシャント抵抗ソケット[1] が付いています。
シャント抵抗ソケットの番号は、入力チャンネルの番号に対応しています。
データ取集ソフトウェアにより、個々の入力チャンネルに対してシャント抵抗校正を適用できます。シャン
トは、1/4 ブリッジ用のローカルブリッジコンプリーション抵抗の両端、またはリモートで1/2 ブリッジおよびフル
ブリッジに適用されます。
メモ:
シャント抵抗の値/許容値は、注文時にユーザーが指定した値またはユーザーが提供する値のい
ずれかになります。
シャント校正抵抗の取り付け
FlexDAC™ データ収集
61
FlexDAC の付録
FlexDAC の付 録
FlexDAC コンディショナー セルフ試験の概要
セルフ試験により各チャンネルのゲインおよびオフセットが、各入力範囲の指定された許容値内であること
が検証されます。このゲイン/オフセット検証手順の実行時に、FlexDAC ハードウェアが入力部から内部
的にセンサーを切断し、正確な校正基準値に切り替えます。使用可能な入力範囲については、コン
ディショナーの仕様を参照してください。
また、セルフ試験では、各チャンネルの励磁電圧が使用可能な励磁電圧設定ごとに指定された許容値
内であることが検証されます。
注意:
FlexDAC ハードウェアでは、セルフ試験実行時に接続されたトランスデューサに最大 10 ボルトの
励磁電圧が一時的に適用されます。 MTS では、セルフ試験を実行する前に、この励磁電圧レ
ベルでは問題が発生する可能性のあるすべてのトランスデューサを外すことを推奨します。 使用
可能な励磁電圧設定については、コンディショナーの仕様を参照してください。
電子部品が安定した動作温度に達するよう製品の電源を入れてから30 分以上経過しないとセルフ試
験は実行できません。
FlexDAC コンディショナー校正の概要
FlexDAC シャーシの校正検証および校正調整は、MTS の自動構成ソフトウェアおよび校正済み電圧
計を使用して実行されます。
メモ:
校正時および校正検証時に、センサーケーブルを外す必要はありません。
注意:
FlexDAC ハードウェアでは、FlexDAC 校正時に接続されたすべてのトランスデューサに最大 10 ボ
ルトの励磁電圧が一時的に適用されます。MTS では、FlexDAC 校正を実行する前に、この励
磁電圧レベルでは問題が発生する可能性のあるすべてのトランスデューサを外すことを推奨しま
す。詳細については、コンディショナーの仕様を参照してください。
フロントパネルの校 正 試 験 ポイント
FlexDAC シャーシのフロントパネルには、それぞれのコンディショナーボードの精密校正バス基準器に接
続された2 つの基準校正電圧試験ポイントがあります。
これらの試験ポイントにより、FlexDAC シャーシの校正検証または校正時に校正済み電圧計を使用し
て各ボードの校正バスを監視することができます。
FlexDAC™ データ収集
63
FlexDAC の付録
FlexDAC Smart DIO の設定
はじめに
デジタル出力としてのセンサー励磁電圧信号機能を持つか、またはデジタル入力としてのセンサー入力
信号機能を持か、FlexDAC A32 または B24 シグナルコンディショナーの任意のアナログチャンネルをアプリ
ケーションソフトウェアで構成することができます。デジタル出力またはデジタル入力として使用するために
FlexDAC A32 または B24 シグナルコンディショナーのアナログチャンネルを構成する方法については、適
切なアプリケーションソフトウェアのマニュアルを参照してください。デジタル出力またはデジタル入力として
使用するために構成されたA32 およびB24 コンディショナーのアナログチャンネルは、シングルエンド電圧
の出力と入力をサポートするデバイスとのインターフェースが可能です。
FlexDAC A32 および B24 コンディショナーのデジタル IO の電 気 的 仕 様
デジタル入 力
l
論理レベル:非アクティブなデジタル入力 < 1.5VDC、アクティブなデジタル入力 > 3.5VDC
l
入力インピーダンス:1 ギガオーム
l
入力電圧幅:+/-10VDC
デジタル出 力
l
l
64
論理レベル:非アクティブなデジタル出力 = 0 VDC (ノーマル)、アクティブなデジタル出力 = 5 VDC
(ノーマル)
最大出力電流:A32 コンディショナー= 50mA、B24 コンディショナー= 70mA
FlexDAC™ データ収集
FlexDAC の付録
FlexDAC 20 A32 または B24 チャンネルへの接 続
次の図を使用して、デジタル入力をFlexDAC 20 A32 または B24 のチャンネルに接続します。
デジタル入 力 の配 線
デジタル出 力 の配 線
FlexDAC™ データ収集
65
MTS Systems Corporation Headquarters
14000 Technology Drive
Eden Prairie, MN 55344-2290 USA
電 子 メール:info@mts.com
www.mts.com
ISO 9001 認 定 品 質 マネジメントシステム