目次 P A G E index Exchange スタートアップガイド C O N T E N T S 03 Exchange サービス ご利用前の準備 Exchange サービスのご利用にあたって、お客さまのご利用環境を確認してください。また CONTROL PANEL にアクセ スした際のメニューについてもご説明します。 STEP 01 03 はじめにご用意していただくもの 03 CONTROL PANEL にアクセスした際のメニューについて 04 Exchange サービス 初期設定編 Exchange サービスを初めてご利用いただく際のホスティングの設定やメールボックスの作成など、Exchange サービスの 初期設定についてご説明します。 STEP 02 04 CONTROL PANEL でホスティングを追加する 04 CONTROL PANEL でメールボックスを追加する 06 Outlook 無料ダウンロードを行う 07 Outlook 2003 および 2007 の自動設定を行う 09 Outlook でメールの送受信を行う 10 Exchange サービス 活用編 この章ではさらにメールの利用や予定表・仕事の情報共有など、もっと便利に Exchange サービスをご活用いただくための 各種機能についてご説明します。 STEP 03 02 11 POP メールを Exchange サーバーに自動転送する 12 プライマリ e メールアドレス(From アドレス)の設定 14 ウェブメール(OWA)を利用する 16 Outlook Mobile Access(OMA)を利用する 19 予定表・仕事・連絡先・メモを共有する 21 パブリックフォルダを利用する 22 Outlook2003 から過去のメールデータを移行する Exchange スタートアップガイド STEP01 ご利用前の準備 STEP02 初期設定編 STEP03 サービス活用編 STEP01 Exchange サービス ご利用前の準備 Exchange サービスのご利用にあたって、お客さまのご利用環境を確認してください。また CONTROL PANEL にアクセスした際のメニュー についてもご説明します。 はじめにご用意していただくもの PC の環境 Exchange サービスのご利用には以下の環境でご利用ください。 設定完了のお知らせメール 弊社より送らせていただくメール(件名:「アカウント設定完了のお知 らせ」)をお手元にご用意ください。 ・インターネットに接続可能な PC ・WindowsXP SP2 以上の OS アカウント設定完了のお知らせメール(サンプル) 上記以外の OS や Apple 社製の PC については、動作保証しており ません。 上記以外の環境でご利用の場合はサポート範囲外となりますのでご注 意ください。 CONTROL PANEL にアクセスした際のメニューについて CONTROL PANEL にアクセスしていただくには「契約者」 「一般ユー ザー」の 2 種類のユーザーのうち、どちらかで行っていただくことに なります。アクセスしたユーザーによって CONTROL PANEL のメ ニュー項目に違いがあります。 ■ CONTROL PANEL の違い <契約者のメニュー項目> <一般ユーザーのメニュー項目> 契約者でのアクセス 「契約者」とはサービスをご契約いただいたご契約者様のことで、お申 し込みいただいたドメイン名の設定を管理・運営する権限を持ち、運 営上必要な設定はすべて行う事ができますが、 「契約者」権限を持つユー ザーは複数作成する事ができません。 一般ユーザーでのアクセス ドメイン名やサービスの設定権限を持たないユーザーです。 自アカウントの e メールアドレスの設定だけすることができます。 Exchange スタートアップガイド 03 STEP01 ご利用前の準備 STEP02 初期設定編 STEP03 サービス活用編 STEP02 Exchange サービス 初期設定編 Exchange サービスを初めてご利用いただく際のホスティングの設定やメールボックスの作成など、 Exchabge サービスの初期設定についてご 説明します。 CONTROL PANEL でホスティングを追加する STEP1 CONTROL PANEL にログインする サービスのお申し込み後、弊社から「アカウント設定完了のお知らせ」 ② メールホスティングには、Microsoft Exchange が表示されてい る事を確認し [ 次へ ] をクリック。その後「Microsoft Exchange のホスティングを提供する準備が出来ました。」と表示されますので [ 完了 ] をクリックしてください。 という件名のメールが送付されます。 このメールに記載されております情報を使って CONTROL PANEL にログインしてください。 例:https://cp.win-is.com/ ユーザー名 :BS5545 パスワード :wxEEXXX CONTROL PANEL の URL にアクセスするとログイン画面が表示さ れます。ユーザー名とパスワードを入力してください。言語の設定は、 日本語と英語を選択する事が出来ます(デフォルトでは日本語で表示さ れます) 。 ログインをクリックしてください。 ③ 全般項目の「同期」、DNS の設定項目の「DNS ホスティングステー タス」、メールホスティングの「同期」の 3 項目 が、黄色のステー タスランプから 緑色のステータスランプに変わると ご利用いただ けます(ステータスランプは自動では変わりません。右上の [ リフ レッシュ ] をクリックするとステータスランプが変わります)。 STEP2 ホスティングの追加 ドメイン名の管理メニューからメールホスティング(Exchange サービ ス)の追加をクリックすると、メールサービスを追加する事が出来ます。 ① メールホスティング項目の [ ホスティングを追加する ] をクリックします。 同期ステータスが有効(緑色)に変わるまで、最大 15 分程度かかります。 同期ステータスがすべて有効になりましたら、次のメールボックスの作成手順 へ進んでください。 CONTROL PANEL でメールボックスを追加する STEP1 メールボックスを作成する e メールメニューでは Exchange サービスのアカウントやパブリッ クフォルダなど Exchnage サービスの核となる部分の設定を行う事 ができます。 04 Exchange スタートアップガイド ① e メールメニューのメールボックスから新しくメールボックスを作成 する場合は、 [ 新しいメールボックスの追加 ] をクリックしてください。 Exchange メールボックス 1 個につき、120MB の容量が提供されますので、 お客さまの利用可能な容量は 120MBx メールボックス数となります。 「最大メールボックスサイズ」は、利用可能容量から自由に割り当てることが できます。なお、サイズはメールボックス追加後も変更することができます。 a エイリアス Exchange サーバー内部で識別する名前になります。デフォルトでは、ログイ ン名が表示されます(連絡帳のエイリアス検索で使用します) 。 ② メールボックスの作成に必要な各項目を入力してください。 b 表示名 前のページで設定した名前が表示されます。 ※この表示名欄に入力した内容が、差出人欄に表示されます(POP3,IMAP 利 用時除く) 。 c e メールアドレス a b c d Exchange サービスで利用する e メールアドレスになります。ログイン名とは 異なる e メールアドレスを設定する場合は、この e メールアドレス欄を編集し ます。 d 最大メールボックスサイズ メールボックスの容量を、使用可能なメールボックスストレージサイズの範囲 内で設定します。 a 表示名 名前を入力します(例:氏名、会社名、サービス名称 [ コールセンター ・ ヘルプデスク ] 等)。 ※この表示名欄に入力した内容が、差出人欄に表示されます(POP3,IMAP 利用時除く)。 b ログイン名 e ウェブメール (OWA) ブラウザを使用し ウェブメールでのアクセスをこのメールボックスに許可する 場合は、右のチェックボックスにチェックを入れてください。 f Exchange ログイン名を入力します(例:氏名、苗字、名前、従業員番号等) 。 ※ログイン名は「アルファベット」 「数字」 「ドット」 「ハイフン」 「アンダーバー」 が使用可能。 c パスワード g モバイル パスワードを入力します。 「パスワードを確認」欄にも同じものを入力してくだ さい。 ※パスワードは「アルファベット」 「数字」 「記号」が使用可能。 d 新しいパスワードを生成 [ 新しいパスワードを生成 ] をクリックするとランダムに生成されたパスワード が自動入力され 、カッコ内にそのパスワードが表示されます。 メールボックスの情報を入力したら [ 次へ ] をクリックしてください。 ③ メールボックスの詳細設定を行います。メールアドレスの設定・メー ルボックスのサイズ、利用するプロトコルを設定する事ができます。 a b c < Exchange サービスの共有機能に対応> Outlook でのアクセスをこのメールボックスに許可する場合は、右のチェッ クボックスに チェックを入れてください ( この欄にチェックを入れないと Microsoft Outlook 2003 等でメールの 送受信が出来ません )。 < Exchange サービスの共有機能に対応> PDA やスマートフォン、携帯電話のウェブサービスを利用し e メールやスケ ジュール情報を取得する事が出来ます。 h IMAP4 < Exchange サービスの共有機能に対応> IMAP4 プロトコル ( サーバにメールデータを保持し、クライアントにはダウ ンロードしない プロトコル ) を許可する場合は、 右のチェックボックスにチェッ クを入れてください。 i POP3 POP3 プロトコルを許可する場合は、右のチェックボックスにチェックを入れ ください。 j メールボックスの初期化 Outlook クライアントやウェブメール(OWA)のツリー構造の言語を指 定する事が出来ます。 [ メールボックスフォルダー構造の作成 ] にチェッ クを入れ フォルダー名の言語に [ 日本語 ] が指定 されている事を確認して ください。日本語以外の言語を指定する場合、プルダウンメニューで該当 の言語を 選択してください(メールボックス作成後、日本語やさらに別の 言語にしたい場合はアカウントを 作成し直す必要がございますので、ご注 意ください)。 d e f g h i ⑤ 全ての項目を設定したら 右下の [ 完了 ] をクリックしてください。 メールボックスの作成が完了すると、ステータスが [ 作成中 ] から [ 準備完了 ] に変わります。 j 次のページに進む Exchange スタートアップガイド 05 STEP01 ご利用前の準備 STEP02 初期設定編 STEP03 Outlook 無料ダウンロードを行う Exchange サービスをお申し込みいただくと Outlook2003 の無料ダ ウンロードを行うことができます。 Outlook2003 の無料ダウンロードは、Exchange サービスでお使いになるメー ルアドレスとパスワードが必要になります。 ダウンロードサイトへアクセス する前に、CONTROL PANEL から Exchange サービスのメールボックスを 作成してください。また、EX-01 プランのみでの提供となります。 STEP1 ダウンロードサイトへアクセスする 弊社から送付される 「アカウント設定完了のお知らせ」 という件名のメー ル内に記載されている Outlook2003 無料ダウンロードサイトへアク セスしてください。 STEP2 ダウンロードサイトへログインする 「規約に同意する」にチェックを入れ、事前に CONTROL PANEL で 作成したメールアドレスとパスワードを入力し、[ ログイン ] ボタンを クリックしてください。 STEP3 ファイルをダウンロード [ ダウンロード ] ボタンをクリックして、ファイルをダウンロードして ください。 以降の手順は、ダウンロードサイトに記載されている手順 に従ってください。 Outlook2003 の無料ダウンロードはトライアルサービスならびに EX-00 プ ランではご利用いただけません。 06 Exchange スタートアップガイド サービス活用編 Outlook 2003 および 2007 の自動設定を行う Exchange サーバーと Outlook2003 / 2007(以降、便宜上 Outlook と略します)を連動するための自動設定についてご説明いたします。 Outlook を 起 動 す る 前 に、 必 ず 初 期 設 定 を 行 う 必 要 が あ り ま す。 Outlook を Exchange サーバーのクライアントとして使用するには、 最低 1 つの Exchange 自動設定ツールと Exchange サーバー にアク ③ プロトコルの設定欄 及び モバイルサービスの設定欄の「セットアッ プ情報を表示する」をクリックすると、セットアップ情報が表示され ます。 セスするための アカウントが必要です。 Outlook と Exchange サーバーの接続設定 ① CONTROL PANEL を開き、左画面の [e メール ] > [ メールボッ <1>「Exchange 自動設定ツールのダウンロード」をクリックし、 PC に保存してください。 クス ] を表示させると 右画面にメールボックスの一覧が表示され ます。その一覧より セットアップファイルを配布したい 利用者の [ 表示名 ] をクリックしてください。 ②「メールボックスへのアクセス方法」欄の Exchange の「セット Outlook が起動している場合は終了させてください。 アップ情報を表示する」をクリックすると、Outlook を使用して Exchange サーバーへ接続する方法が別ウィンドウで表示されま す。 <2> ダ ウ ン ロ ー ド し た Exchange 自 動 設 定ツールのファイル「Install Outlook Profile.vps」をダブルクリックし 実行 します。 <3> ファイルを開くとセキュリティの警告メッセージが表示され ますので [ 開く ] をクリックします。 次のページに進む Exchange スタートアップガイド 07 STEP01 ご利用前の準備 STEP02 初期設定編 <5> 認証画面が表示されます。設定するアカウントのユーザー名 とパスワードを入力し [OK] をクリックしてください。 Tips! ユ ー ザ ー 名 は、Outlook 2003 及 び Outlook 2007 設 定 ス STEP03 サービス活用編 <8> 再度、認証画面が表示されます。手順< 5 >と同じユーザー 名とパスワードを入力し [OK] をクリックしてください。 <9> Outlook が起動し、Exchange サービスがご利用いただけ ます。 クリプトを使用する方法の 5 番目に記載されてます。 または CONTROL PANEL の該当のユーザーのログイン名欄をご覧く ださい。 <6> 再度、認証画面が表示されます。手順< 5 >と同じユーザー 名とパスワードを入力し [OK] をクリックしてください。 Tips! Outlook2003 および 2007 の設定は手動でも行えます。 詳しくはこちらのウェブサイトをご覧ください。 http://home.isle.ne.jp/support/guide/windows/ exchange_startupguide/outlook_manual.html <7> プロファイルの選択画面が表示されます。該当のプロファイル を選択し [OK] をクリックしてください。 08 Exchange スタートアップガイド Outlook でメールの送受信を行う ここでは Outlook を使用したメールのやり取り(送受信)手順をご説明 いたします。 ① Outlook を起動し、プロファイル選択からユーザー名とパスワード を入力してください。 ③ 各項目を入力できましたら送信ボタンをクリックします。 ※送信済みのメールは「送信済みアイテム」フォルダに入ります。 ④ 送受信ボタンをクリックすると「受信トレイ」フォルダにさきほど 送信したメールが入ります。 ※もし、メールが入ってこない場合は宛先eメールアドレスの入力間違 いが考えられますので、何度か繰り返しチャレンジしてみてください。 ※受信するメールは基本的にはすべて「受信トレイ」フォルダに入って きますので、適宜、仕訳ルールを作成してメールを整理するように心 掛けましょう。 Tips! 仕訳ルールの作成方法は次のウェブサイトをご覧ください。 http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook/HA010173281041.aspx ② Outlook メニューの新規作成ボタンをクリック、新規メッセージ作 成画面で各項目(宛先、件名、本文)を入力してください。 今回はとりあえずメールが送受信できるかを確認するため、宛先に は Exchange で作成したご自身のeメールアドレスを入力してく ださい。 Exchange スタートアップガイド 09 STEP01 ご利用前の準備 STEP02 初期設定編 STEP03 サービス活用編 STEP03 Exchange サービス活用編 この章ではさらにメールの利用や予定表・仕事の情報共有など、もっと便利に Exchnage サービスをご活用いただくための各種機能についてご説 明します。 ■ Exchange サービスに簡単に移行したい P.11 POP メールをExchangeサーバーに自動転送する ■ From アドレスを自動変換したい P.12 プライマリ eメールアドレス(From アドレス)の設定 ■自宅・出張先から Exchange サービスにアクセスしたい P.14 ウェブメール(OWA)を利用する ■モバイル端末からアクセスしたい P.16 Outlook Mobile Access(OMA)を利用する ■メンバー・社員同士で情報を共有したい P.19 予定表・仕事・連絡先・メモを共有する ■メンバー同士でメールやファイルを共有したい P.21 パブリックフォルダを利用する ■ 現在メールソフトからExchange に移行したい P.22 Outlook2003 から過去のメールデータを移行する 10 Exchange スタートアップガイド POP メールを Exchange サーバーに自動転送する 現在お使いの POP メールを Exchange サーバーに自動的に転送する だけで、転送設定を行ったその瞬間から Exchange サーバーでのメー ル管理が可能になります。 メールサーバーを移動させたり、難しい DNS の設定を伴うことなく Exchange サービスを十分にご活用いただけるようになります。 ※メールサーバーごと Exchange サービスを御導入される「完全移行 型」については、この設定は必要ありません。 詳しくはお問い合わせください。 POP メールを自動的に転送させるにはお使いのメールサーバーの管理 画面から行う必要がありますので、詳しくはメールサーバー管理者様ま a プロファイル名 プロファイル名は、お客さまの任意の設定名を入力してください。 携帯転送用 の場合「携帯転送」と登録することができます。 b 条件 「条件」は、 全てのメールを転送する場合「すべての e メール」としてください。 お客さまのお好きな転送条件が指定できます。 c 条件 「動作」の項目では、 「自動削除する」 「エラーメールを返す」 「e メールを転送 する」 と 3 通りの動作を選択することができます。 今回は Exchange サーバー に転送するので「e メールを転送する」にチェックし、転送先の e メールアド レスを入力してください。最大 5 箇所まで登録することができます。 たはプロバイダご担当者様にお尋ねください。 今回は代表して弊社の共用サーバーである「iCLUSTA」の管理画面を 例にとってご説明いたします。 <転送先、転送元の 2 つの e メールアドレスで e メールを確認したい 場合は> 「e メールをメールボックスに残す」にチェックを入れることで 転送元「info@ example.com」のメールアドレスを設定したメールソフトでも Exchange サービスでも同じメールを確認することができます。 設定完了後、e メールが転送されるか確認してください。 ■ iCLUSTA の場合 PlanManager にログイン時は、作成済みのユーザーでログインして ください(例:info@example.com の場合) 。 < PlanManager > http://www.iclusta.com/ ドメイン名:example.com ログイン ID:info パスワード:info 作成時のパスワード ログイン後、左側メニューの個別ユーザー管理から、メールフィルター をクリックし「新規メールフィルターを登録」を選択してください。 a b c Exchange スタートアップガイド 11 STEP01 ご利用前の準備 STEP02 初期設定編 STEP03 サービス活用編 プライマリ e メールアドレス(From アドレス)の設定 ■プライマリeメールアドレス(From アドレス)とは Exchange サービスで作成されたメールボックスから送信する e メールの From アドレスを自動変換して送信することができます。 From ア ド レ ス を 会 社 な ど で お 使 い の メ ー ル に 設 定 で き ま す の で、 Exchange サーバーから送信をしても、受取人にはプライマリ e メールア ドレスで設定したメールアドレスから送られてきたように表示されます。 お使いのメールアドレスで今すぐご利用が可能で、 主に Exchange サー ビスを「転送型導入」されるお客さま にご活用いただけます。 ※メールサーバーごと Exchange サービスをご導入される「完全移行型」 についてはこの設定は必要ありません。詳しくはお問い合わせください。 【プライマリeメールアドレスの設定を行う前に】 現在お使いの POP メールを Exchange サーバーへ自動転送するようにしてから「プ ライマリ e メーリアドレス」の設定を行ってください。 「プライマリeメールアドレス」のメールアドレスは Exchange サーバー内にある情 報として内部処理(ローカル配信)されるため、 外部サーバーへのリレーはされません。 POP メール転送を未設定のまま「プライマリeメールアドレス」設定し、かつ、 POP メールのみ受信しているユーザー宛てにメールを送信しても、そのユーザーが Exchange サーバーにアクセスしない限りはメールに気付かないことになりますので ご注意ください。 プライマリ e メールアドレス (From アドレ ス ) の設定 ③ タイプの選択の画面が表示されます。[ カスタムeメールアドレス ] を選択し [ 次へ ] をクリックしてください。 ■ CONTROL PANEL からログインする CONTROL PANEL の URL にアクセスすると、以下のログイン画 面が表示されます。ユーザー名とパスワードを入力してください。 ① 左画面のメニュー又は下ペインの項目の [ メールボックス ] をクリッ クしてください。 ④ 任意のeメールアドレスを入力し [ 完了 ] をクリックしてくださ い ( この欄に設定した e メールアドレスが 差出人( From )欄に 表示されます ) 。 ※設定する際、ドメイン名を誤るとメールが届かなくなります。 ② 表示名欄の名前をクリックし、[e メールアドレス ] タブをクリックしてく ださい。 12 Exchange スタートアップガイド ⑤ カスタム e メールアドレスに設定した e メールアドレス宛に、承認 のメールが送信されますのでメール本文に記載の URL にアクセス ⑥ 承認のメールに記載された URL にアクセスすると 承認処理が行わ れます。承認されると、以下の画面が表示されます。 してください(メールソフトによっては 途中で 改行されている場合 がございます。その場合は、URL の部分を コピーしブラウザのア ドレス欄に貼り付けてください) 。 ⑦ CONTROL PANEL のカスタム e メールアドレス欄に、設定した e メールアドレスが表示されていれば設定完了です。 Exchange スタートアップガイド 13 STEP01 ご利用前の準備 STEP02 初期設定編 STEP03 サービス活用編 ウェブメール(OWA)を利用する Exchange サービスのウェブメール(OWA)は、外出先などで自分のコンピュータを利用できない場合にも Exchange サービスで取り扱う 情報(メール・スケジュール・仕事・連絡先など)にアクセスすることができる機能です。 ■ Microsoft Office ウェブメール(OWA)とは ウェブメール( OWA )では、インターネットに接続されている PC の ウ ェ ブ ブ ラ ウ ザ か ら Exchange サ ー ビ ス の メ ー ル ボ ッ ク ス に ア クセスできる機能です。メッセージの閲覧や送受信、予定や連絡先の 作成 / 編集、仕事やルールの作成、パブリック フォルダの利用など、 Outlook 2003 を使用する場合とほぼ同じ作業が行えます。 ■使いやすいインターフェースで作業 ウェブメール( OWA )のインターフェイスは、 Outlook とほとんど 同じです。外出先からでも Outlook と同じような操作性で、メール や予定表などのデータを確認・編集することが可能です。 また、データはすべて Exchange サーバーで管理されているため、 外 出 先 で も 社 内 と 同 じ デ ー タ を 閲 覧 す る こ と が で き、 た と え ば、 外 出先で Outlook Web Access を通して送信したメールは自動的に ローカル PC の Outlook にも反映されます。外出の多い営業職の方 などにぴったりの機能です。 ウェブメール(OWA)による Exchange サービス へのアクセス ウェブメール(OWA)を表示するには、ウェブブラウザから、ウェブ メール(OWA)の URL にアクセスしてください。 ・ウェブメール(OWA)の URL: https://mail.win-sv.com ・ドメイン ¥ ユーザー名: Exchange サービスで登録したメールアドレス ・パスワード: Exchange サービスで登録したパスワード <ウェブメール(OWA)認証フォームのセキュリティ> 認証フォームを使用したログオンでは、認証フォーム上にユーザー名と パスワードを入力します。ブラウザのダイアログにユーザー名とパス ワードを入力しないため、安全性が向上されます。 また、ウェブメール(OWA)のユーザー資格情報は Cookie に格納さ れ、ユーザーが ウェブメール(OWA)からログ オフしてブラウザを 閉じたり、無操作の状態が一定時間続くと、Cookie は自動的に消去さ れ、次回アクセス時は再度ユーザー名とパスワードを入力する必要があ 認証ダイアログ ボックスまたは認証フォームにユーザー名とパスワー ドを入力してログオンしてください。 認証フォームを使用できる場合は、 基本またはプレミアム クライアントのどちらを使用するか選択できま す。 ・プレミアム: 高速回線で接続している方向けで Outlook Web Access の全機能が利用できます。 ・基本 : 低速回線で接続している方向けで一部機能に制限があります が、動作速度は高速です。 るため、不正利用を防げれます。 セキュリティ オプションとして、2 つのモードが選択できます。 ■公共または共有のコンピュータ 共有のコンピュータで ウェブメール(OWA)を使用する場合は、 このオプションを選択してください。Exchange サーバー によっ て自動的に接続が切断されるまでの時間が短く設定されています。 ■プライベートのコンピュータ 自分だけがこのコンピュータを使用する場合は、このオプションを 選択してください。Exchange サーバー によって自動的に接続が 切断されるまでの時間が長くなります。 14 Exchange スタートアップガイド 重要 Outlook 2003 で配信先を既定のメールボックスから別のフォルダ(個人用フォルダ等)に変更すると、ウェブメール(OWA)からメールボックスにアクセス できなくなります。Outlook 2003 で配信先を変更している場合には、ウェブメール(OWA)での利用を可能にするために、既定のメールボックスを配信先に 設定してください。 ブラウザごとに利用できる機能 Exchange サービス の ウェブメール(OWA)は、Internet Explorer 6 との組み合わせによりプレミアム クライアントのすべての機能を活用できます。 また、新しい ウェブメール(OWA)はその他のブラウザにおいてもモバイル アクセスをサポートします。各バージョンおよび Internet Explorer 以外 のブラウザで提供される機能の詳細は以下の表をご覧ください。 ●:機能あり/▲:使用するブラウザによっては機能あり/ -:機能なし ウェブメール(OWA)の機能 Internet Explore 6 Internet Explorer 5 その他 メール、カレンダ、仕事 ( 基本 クライアント ) ● ● ● 右クリックなどの Microsoft Office Outlook 2003 に似た操作性 ( プレミアム クライアント ) ● ● ー メールを未読にする ● ● ー 6 ヶ国語に対応した、サーバー 側でのスペルチェック ● ● ー フォーム ベースの認証、自動ログオフ / セキュアログオフ機能 ● ● ● S/MIME のサポート ● ー ー 2 行ビュー ● ● ー ショートカット メニュー ● ● ー キーボード ショートカット ● ● ー 会議出席依頼の転送機能 ● ● ● ナビゲーション ウィンドウへの通知の表示 ● ● ー [ 連絡先フォルダに追加 ] 機能 ● ● ー アドレス帳からアイテムへ名前の追加 ● ● ● 1 ページに表示するアイテム数の設定 ● ● ● アラビア語とヘブライ語向けの双方向レイアウトのサポート ● ー ー 閲覧ウィンドウ内で自動的に開封済みにする時間の設定 ● ● ー 独自ウィンドウでパブリック フォルダを表示 ● ● ー 独自ウィンドウで名前の検索を表示 ● ● ー インフォメーション バーでのメッセージ秘密度の設定 ● ● ● 会議出席者のアラーム時刻設定 ● ● ● 新しいウィンドウでカレンダを表示 ● ● ー フォーム ベース認証 ● ● ● 共通の仕訳ルール サポート ● ● ー Outlook 2003 のクイック フラグ ● ● ー 個人用の仕事の作成 ● ● ● メッセージの署名 ● ● ● Outlook で作成された検索フォルダのサポート ● ● ー 削除されたメッセージから新着メッセージを検索 ● ● ● 添付ファイルのブロック ● ● ● 迷惑メールの防止 ● ● ● 動先サイトの非表示 ● ● ● GZip 圧縮による接続 ● ● ▲ Exchange スタートアップガイド 15 STEP01 ご利用前の準備 STEP02 初期設定編 STEP03 サービス活用編 Outlook Mobile Access(OMA)を利用する Exchange サービス は、外出先などで PC を利用できない場合でも、 お使いの携帯電話で Outlook で取り扱う情報(メール・スケジュール・ ④ 以下の確認画面が表示されます。 「テキストは正しく表示されます。」を選択してください。 仕事・連絡先など)にアクセスすることができます。 ⑤ 言語が日本語に変わります。[ ホーム ] をクリックしてください。 Outlook Mobile Access Outlook Mobile Access は、i モ ー ド (cHTML) お よ び WAP 2.0 (xHTML) 対応携帯電話をはじめ、ハンドヘルド PC、ポケット PC お よび PDA など、HTML 表示をサポートしたウェブブラウザを搭載し たモバイル端末から Exchange サーバー にアクセスできる機能です。 外出先で PC を利用できない場合でも、メール、予定表、仕事などの Outlook で取り扱う情報をモバイル端末から確認することができます。 Outlook Mobile Access へのアクセス モバイル端末から Outlook Mobile Acces にアクセスするには、次 の URL にアクセスし、ユーザー名とパスワードを入力してください。 < PlanManager > https://mail.win-sv.com/oma/ ユーザー名:Exchange で登録したアカウントのメールアドレス パスワード:Exchange で登録したアカウントのパスワード 言語の設定 言語の変更方法(初期状態より日本語に変更する場合)は以下の手順で 行ってください。 ① 携帯電話からアクセス後 [Preferences] を選択してください。 ② 次に、[Language:English(United Japan)] を選択してください。 ③ 言語一覧が表示されます。[Japan( Japan)] を選択してください。 基本画面から、次頁の操作が行えます。 ■ Outlook Mobile Access サポート端末について Outlook Mobile Access のサポート端末および 実際に動作確認がとれているモバイル端末一覧は、次のウェブサイトをご覧ください。 http://home.isle.ne.jp/service/apps/exchange/function/oma.html 16 Exchange スタートアップガイド 受信トレイ [ 受信トレイ ] を選択すると、受信トレイのメッセージ一覧が「件名 ( 差 出人名 )」の形式で表示されます。 メッセージの一覧では、以下の操作が実行できます。 ・ 「件名 ( 差出人名 )」 メッセージの内容を表示します。メッセージは、件名、差出人、本 文をテキスト形式で閲覧できます。 ・[ 先頭 ] メッセージ一覧の末尾から先頭に移動します。 ・[ 新規 ] 新規作成を表示します。 ・[ フォルダ ] 他のフォルダに移動するショートカット メニューが表示されます。 ・[ ホーム ] 初期画面に戻ります。 ■メッセージ アイテム [ 受信トレイ ] で「件名 ( 差出人 名 )」を選択すると、メッセージ アイテムを表示します。メッセー ジは、件名、差出人、本文をテ 予定表 [ 予定表 ] を選択すると、自分のメールボックスにある今日の予定の一 覧が表示されます。予定は日単位のみの表示が可能で、1 日ずつ前後に 移動するか、カレンダーから指定日を選択できます。 予定表の表示画面では、以下の操作が実行できます。 ・「hh:mm 件名」 アイテムを選択すると、予定および会議の内容を表示します。予定は、 件名と開始および終了日時を閲覧できます。会議は基本情報のほか に開催者名と [ 承諾 ]、[ 仮承諾 ]、[ 辞退 ] の返信フォームを利用で きます。 ・ 「先頭」 予定一覧の末尾から先頭に移動します。 ・[ 前の日 ] および [ 次の日 ] 予定一覧の表示日を 1 日ずつ前後に移動します。 ・[ カレンダー表示 ] カレンダーが表示され、予定一覧の表示日を選択できます。 ・[ 新規 ] 新規作成を表示します。 ・[ ホーム ] 初期画面に戻ります。 キスト形式で閲覧できます。 メッセージ アイテムでは、以下の 操作が実行できます。 ■予定および会議アイテム [ 予定表 ] で「hh:mm 件名」をクリックすると、予定および会 ・[ 返信 ]、[ 全員へ返信 ]、[ 転送 ] メッセージを返信および転送できます。 [ 宛先 ]、[CC]、[ 件名 ] などの基本情報がすでに入力された、メッセージ作 成フォームが表示されます。[ 重要度 ] および [ 機密度 ] を設定し、メッセー ジを入力して [ 送信 ] を選択します。Outlook Mobile Access で作成す る際には表示されませんが、送信されたメッセージには、元のメッセージも 引用されます。 ・[ 削除 ] メッセージを [ 受信トレイ ] から削除し、[ 削除済みアイテム ] フォ ルダに移動します。 ・[ フラグ ] メッセージに既定のクイック フラグ ( 既定では、赤色フラグ ) を設定します。クイック フラグは、Outlook 2003 および ウェブメール (OWA)などで確認できます。 ・[ 未開封 ] メッセージを未開封に設定します。Outlook Mobile Access では既読および未読の表示分類はありませんが、あとで Outlook 2003 な どで確認する際に未読のメッセージとして表示できます。 ・[ 詳細 ] メッセージの件名、送信者、宛先、CC、受信日時などの情報を表 示します。 ・[ 前のメッセージ ] メッセージ一覧のひとつ前のメッセージを表示します。 ・[ 次のメッセージ ] メッセージ一覧の次のメッセージを表示します。 ・[ 閉じる ] メッセージ一覧に戻ります。 議アイテムを表示します。 予定は、件名と開始および終了日時を閲覧でき、以下の操作が 実行できます。 ・[ 削除 ] 予定を [ 予定表 ] から削除し、[ 削除済みアイテム ] フォル ダに移動します。 ・[ 編集 ] 予定アイテムを編集できます。 ・[ 詳細 ] 予定の件名、開始および終了日時、場所、公開方法、アラームな どの詳細情報を表示します。 ・[ 前のメッセージ ] メッセージ一覧のひとつ前のメッセージを表示します。 ・[ 次のメッセージ ] メッセージ一覧の次のメッセージを表示します。 ・[ 前 のメッセージ ] メッセージ一覧のひとつ前のメッセージを表示します。 ・[ 閉じる ] 予定一覧に戻ります。 ・[ ホーム ] 初期画面に戻ります。 会議は、件名、開始および終了日時、開催者名を表示し、会議 出席依頼の返信コマンド ([ 承諾 ]、[ 仮承諾 ]、[ 辞退 ])、返信、 転送などが実行できます。 ・[ ホーム ] 初期画面に戻ります。 ■連絡先 ■会議出席依頼の返信 Outlook Mobile Access で は、 会議出席依頼の返信も閲覧し、返 信を作成できます。会議出席依頼 で日時を選択すると、指定日の予 定を確認できます。また、[ 承諾 ]、 [ 仮承諾 ]、[ 辞退 ] を選択すると、 返信フォームを自動的に配信し、 自分の予定表を更新できます。 [ 連絡先 ] を選択すると、個人の連 絡先の一覧が表示されます。連絡先 は表題のみが表示されます。 連絡先の一覧表示画面では、以下の 操作が実行できます。 ・ 「表題」アイテムを選択すると、連絡先アイテムの内容を表示します。連絡 先アイテムは、表題、電子メール アドレス、会社名が表示され、[ 勤務先情 報を表示 ]、[ 自宅情報を表示 ]、[ 他の情報を表示 ] を選択すると、詳細な 情報を閲覧できます。 ・[ 先頭 ] 連絡先一覧の末尾から先頭に移動します。 ・[ 検索 ] 連絡先を検索します。任意の文字列を入力して [ 検索 ] を選択すると、結 果を一覧で表示します。 ・[ 新規 ] 新規作成を表示します。 ・[ ホーム ] 初期画面に戻ります。 Exchange スタートアップガイド 17 STEP01 ご利用前の準備 STEP02 初期設定編 ■連絡先アイテム [ 連絡先 ] を選択すると、個人の連絡 先 [ 連絡先 ] で「表題」を選択すると、 連絡先アイテムの内容を表示します。 連絡先アイテムは、表題、電子メー ル アドレス、会社名が表示され、[ 勤 STEP03 サービス活用編 新規作成 [ 新規作成 ] では、電子メール、予定、連絡先、 仕事の新規作成が行えます。ホームで [ 新規作 成 ] を選択して、作成するアイテムの種類を選 択します。 務先情報を表示 ]、[ 自宅情報を表示 ]、 [ 他の情報を表示 ] を選択すると、詳 細な情報を閲覧できます。の一覧が表示されます。連絡先 は表題のみが表示されます。 ■電子メールの作成 ・[ 勤務先情報を表示 ] 連絡先のアイテムの勤務先に関する情報を表示 します。 メッセージ作成フォームでは、 ・[ 自宅情報を表示 ] 連絡先の情報のうち、自宅に関する情報を表示します。 宛先、CC ( カーボン コピー )、 BCC ( ブラインド カーボン コ ピー )、件名、重要度、秘密度 [ 他の情報を表示 ] その他の情報を表示します。 [ 削除 ] 連絡先アイテムを [ 連絡先 ] から削除し、[ 削除済みアイテム ] フォ ルダに移動します。 [ 編集 ] 連絡先アイテムを編集できます。 [ 編集 ] 連絡先の内容を編集します。連絡先アイテムでは、はじめに基本情 報の編集画面が表示され、勤務先、自宅、および他の情報はそれぞれ個別 に行います。 を設定し、メッセージを入力し て、[ 送信 ] をクリックします。 メッセージは、テキスト形式で 改行が使用できません。 [ 検索 ] 連絡先を検索します。任意の文字列を入力して [OK] を選択すると、 結果を一覧で表示します。 [ 新規 ] 新規作成を表示します。 [ 閉じる ] 連絡先一覧に戻ります。 [ ホーム ] 初期画面に戻ります。 宛先、CC、BCC は電子メールアドレスを直接入力するか、 任意の文字列を入力して [ 名前の確認 ] をクリックします。 [ 名前の確認 ] は、グローバル アドレス一覧および連絡先か ら該当する連絡先を検索します。 [ キャンセル ] をクリックすると、下書きとして保存するか どうか確認するメッセージが表示されます。 仕事 初期画面に戻ります。[ 仕事 ] を選択すると、 個人の仕事の一覧が表示されます。仕事は ■予定および会議の作成 予定作成フォームでは、件名、日時、期間、場所、スケジュー ルの公開方法、アラームの表示方法などを設定して、[ 保存 ] 「mm/dd 件名」で表示されます。 を選択します。 ・ 「mm/dd 件名」 の代わりに [ 名前の確認 ] と [ 送信 ] が表示されます。 必須および任意を選択して、出席者を入力すると [ 保存 ] アイテムを選択すると、仕事アイテムの 内容を表示します。仕事アイテムは、 件名、 期限、開始日が表示され、[ 編集 ] を選択 すると、詳細な情報を編集できます。 ・[ 先頭 ] 仕事一覧の末尾から先頭に移動します。 ・[ 新規 ] 新規作成を表示します。 ・[ ホーム ] 初期画面に戻ります。 ■連絡先の作成 連絡先作成フォームでは、姓、名、 携帯電話、電子メール、会社名、 表題などの基本情報と、勤務先情 報、自宅情報、およびその他を設 定して、[ 保存 ] を選択します。 [ 勤務先情報を表示 ]、[ 自宅情報 を 表 示 ]、[ 他 の 情 報 を 表 示 ] を 選択すると、詳細な情報を入力する フォームに移動します。 ユーザー検索 [ ユーザー検索 ] では、グロー バル アドレス一覧および連絡 先フォルダから条件にあった ユーザーを検索できます。任意 の文字列を入力して [OK] を選 択すると、結果を一覧で表示し ます。 18 Exchange スタートアップガイド ■仕事の作成 仕事作成フォームでは、件名、開 始日、期限、進捗状況、優先度、 達成率を設定して、[ 保存 ] を選 択します。 予定表・仕事・連絡先・メモを共有する ■ Outlook で簡単にリストを情報共有できる Exchange で は、 Outlook や ウ ェ ブ メ ー ル( OWA ) な ど で作成したリスト(「予定表」「仕事」「連絡先」「メモ」)を簡 Hint ! リストは、受信したメールを Outlook の「予定表」 「仕事」 「連 単に情報共有することができます。リストを情報共有するこ 絡先」「メモ」にドラッグ & ドロップするだけでも簡単に作 とにより、部下や同僚のスケジュールを把握でき、円滑な業 成することができます。 務を遂行できるなどのメリットがあります。 アクセス権の設定について アイテム アイテム サブフォル フォルダの フ ォ ル ダ アイテムの ア イ テ ム の の作成 の参照 ダの作成 所 有 者 / 連 の表示 編集 削除 絡先 所有者 ○ ○ ○ リストを情報共有する際に、全員と共有するか特定メンバーとだけ共有 発行編集者 ○ ○ ○ するかをアクセス権の設定で指定することができます。アクセス権の設 編集者 ○ 定は「役割」のプルダウンから簡単に変更することもできます。なお、 発行作成者 役割によるアクセス権の違いは次の表の通りです。 作成者 非編集作成者 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ すべて すべて ○ ○ ○ 作成のみ 作成のみ ○ ○ ○ 作成のみ 作成のみ ○ ○ ○ ○ ○ 参照者 寄稿者 ○ なし ○ ○ 作成のみ ○ ○ 共有リストの設定手順(Outlook2003 での設定) リストを情報共有するためには、誰に対して情報共有(公開)するのか という事をアクセス権の設定で行う必要があります。たとえば、A さ ① Outlook の「予定表」を開き、左側メニューの「個人用の予定表の 共有」をクリックしてください。 んと B さんがリストを情報共有するためには、お互いに「参照者」以 上のアクセス権を指定する必要があります。 なお、それぞれのリストの設定手順はほぼ同様の手順となりますので、 今回は「予定表」を例に挙げて説明し、そのほかのリストの設定手順は 割愛させていただきます。適宜、読み替えてご覧ください。また、この ② 全員と共有する場合は「既定」の役割を「所有者」などに、 特定メンバー とだけ共有する場合は「追加」からメンバーを選択して役割を「所有者」 などにしてください。 操作は Outlook からのみ設定が行えます。 <チーム全員へ公開する場合のアクセス権の設定例> <特定のメンバーへ公開する場合のアクセス権の設定例> Exchange スタートアップガイド 19 STEP01 ご利用前の準備 STEP02 初期設定編 STEP03 共有リストの参照手順 ( Outlook2003 での操作方法) ここでも前述同様に「予定表」を例に挙げて説明します。そのほかのリ ストの設定手順は割愛させていただきますので、適宜、読み替えてご覧 ください。 左側メニューの「共有の予定表を開く」 ① Outlook の「予定表」を開き、 をクリックしてください。 ②「名前」ボタンをクリックして、ユーザーの追加画面から参照したい 予定表を選択して「OK」ボタンをクリックしてください。 20 Exchange スタートアップガイド サービス活用編 ③ Outlook の予定表に選択した予定表が追加されます。 パブリックフォルダを利用する ■パブリックフォルダとは パブリック フォルダは、メッセージ、予定、連絡先、仕事、履歴項目、メモ、フォーム、 ファイル、投稿など、すべての種類の Outlook アイテムを組織内のユーザー間で情 報を収集、整理、および共有することが可能なフォルダです。 パブリック フォルダ を開くには、ナビゲーション ウィンドウで [ フォルダ一覧 ] ボタンをクリックして、[ パ ブリック フォルダ ] ― [ すべてのパブリック フォルダ ] の順に展開し、目的のフォル ダをクリックして参照してください。 パブリック フォルダに情報を投稿すると、その情報は組織内のユーザーが自由に参照 することができ、その投稿に対するコメントを投稿することもできます。 パブリック フォルダの作成 アクセス権の割り当て パブリック フォルダを作成するには、CONTROL PANEL にアクセス パブリック フォルダのアクセス権の設定を行うには、CONTROL パブリックフォルダの追加 ] を実行してください。 パブリックフォルダを選択後、[ 編集 ] をクリックしてください。 し、左画面のメニューの [e メール ] - [ パブリックフォルダ ] - [ 新しい a b PANEL の [e メール ] - [ パブリックフォルダ ] をクリックし、該当の c d a パブリックフォルダ名 Outlook 上で表示されるパブリックフォルダの名称です。 b アイテムのタイプ アイテムのタイプによって、Outlook 上のビューが異なります。 ご利用の用途に応じてタイプを選択してください。 役割によるアクセス権の違いは下記のとおりです。 c 最大パブリックフォルダサイズ パブリックフォルダで利用できる容量です。1 パブリックフォルダごとに設定を 行ってください。 d 既定の役割 パブリックフォルダの初期値の役割です。ご利用の用途に応じてタイプを選択し てください。 アイテム アイテム サブフォ フォルダ フォルダ アイテム ア イ テ ム の編集 の削除 の作成 の参照 ル ダ の 作 の所有者 / の表示 連絡先 成 ○ 参照者 ○ 寄稿者 ○ 非編集 作成者 ○ ○ ○ ○ ○ 作成のみ 作成者 ○ ○ ○ 作成のみ 作成のみ 編集者 ○ ○ ○ すべて すべて メールが有効 パブリックフォルダ自体に、e メールアドレスを割り当てる事が可能で す。 「インターネット e メールを許可する」にチェックを入れて「e メー ルアドレス欄」に e メールアドレスを入力、 「アドレス帳に表示」の ON / OFF を切り替えて設定してください。 メールを有効にすることで、メールでパブリックフォルダにアイテムを 「所有者発行編集者」 「発行作成者」のアクセス権限は共用ホスティング環境(弊 社 Exchange サービスなど)では提供されません。 パブリックフォルダの作成後にパブリックフォルダ名の変更はできません。名 称を変更するには一度削除し作成し直してください。 投稿することが可能となります。 ※「インターネット e メールを許可する」のチェックを外しておくと e メールアドレスの入力内容は反映されません。 Exchange スタートアップガイド 21 STEP01 ご利用前の準備 STEP02 初期設定編 STEP03 サービス活用編 Outlook2003 から過去のメールデータを移行する ■ Exchange への移行 Exchange では従来、利用していた Outloo2003 からメールデータ、予定表データ、 連絡先データ、仕事データ、メモデータを移行することが可能です。 移行に際してのサーバー容量について 本手順書の作業により、以前お使いの Outlook2003 からデータを移 行した際、データは Exchange サービスのサーバ領域に保存されます。 そのため、Exchange サービスのサーバ容量を超過することが予想さ れます。サーバ容量を超過した場合、[ 古いアイテムの自動アーカイブ なお、ディスク容量が足りない場合はオプションで追加することもでき ます。 http://home.isle.ne.jp/service/apps/exchange/price/ 設定 ] を行い、超過分データをクライアント PC のローカル領域に移行 してください。 「古いアイテムの自動アーカイブ設定」については次のウェブサイトをご 覧ください。 Outlook Express からの移行方法はウェブサイトをご覧ください。 http://home.isle.ne.jp/support/guide/windows/ exchange_app/ http://home.isle.ne.jp/support/guide/windows/ exchange_app/archive.html ① Exchange サービスの設定を行っていただいた後、Outlook 2003 「デスク ⑤ [ エクスポート ファイル名 ] ボックスの参照をクリックから、 を起動し、過去に利用していたプロファイルを開いてください(通 トップ」を選択し、OK をクリックしてください。 「オプション」ボッ 常は「Outlook」という名称です) 。 クスはそのままで構いません。 ② [ インポート / エクスポート ウィザード ] を起動してください。 [ ファイル ] をクリックし、[ インポートとエクスポート ] をクリッ クし、実行する操作を選択してください。 ⑥「Microsoft 個人用フォルダの作成」ボックスが表示されたら OK を クリックしてください。 、過去のメールデータのエクスポートが始まり ます(この処理にはしばらく時間がかかります) 。 [ 実行する処理を選択してください ] ボックスの一覧から [ ファイルへ のエクスポート ] をクリックし、[ 次へ ] をクリックしてください。 ⑦ デスクトップ上にエクスポートされた データが表示されていることを確認し、 Outlook を一旦終了させてください。 Outlook を再起動し、新しく設定した プロファイルを開いてください(表示 名(ユーザー名)として表示されてい ます) 。 例)山田 太郎(yamada012) ⑧ ログイン後、移行したデータが Exchange サーバ内に保存されな いようにするため、画面右下の [Outlook アイコン ] をクリックし、 [ オフライン作業 ] をクリックします。 ③「エクスポートするファイルの種類を選択してください」ボックスの一 覧から「個人用フォルダ ファイル (.pst)」をクリックし、[ 次へ ] を クリックてください。 ④「エクスポートするフォルダ」ボックスの一覧から「メールボックス - * ユーザー名 *」をクリックし、「サブフォルダを含む」にチェックを 入れ、[ 次へ ] をクリックしてください。 22 Exchange スタートアップガイド ⑨ [ インポート / エクスポート ウィザード ] を起動してください。 [ ファイル ] をクリックし、[ インポートとエクスポート ] をクリック ⑭ [ メールボックスのサイズを表示 ] をクリックしてください。 し、実行する操作を選択してください。 [ 実行する処理を選択してください ] ボックスの一覧から [ ほかのアプ リケーションまたはファイルからのインポート ] をクリックし、 [ 次へ ] をクリックしてください。 ⑮ [ 合計サイズ ] が Exchange メールボックスサイズ以下であることを 確認してください。 ⑩ [ インポートするファイルの種類を選択してください ] ボックスの一 覧から [ 個人用フォルダ ファイル(.pst)] をクリックし、[ 次へ ] を クリックしてください。 ⑪ [ インポートするファイル ] ボックスの「参照」ボタンから、 デスクトッ [ 合計サイズ ] が Exchange メールボックスサイズを超えている場合は、[ 古い アイテムの自動アーカイブ設定 ] を行い、超過分データをクライアント PC の ローカル領域に移行してください。 プにある先ほどエクスポートしたファイルを選択し、OK をクリック してください。オプションはそのままで構いません。次に [ 次へ ] を クリックしてください。 ⑯ Outlook2003 の [ オ フ ラ イ ン 設 定 ] を 解 除 す る た め 画 面 右 下 の [Outlook アイコン ] をクリックし、[ オフライン作業 ] をクリックし てください。 「サ ⑫「インポートするフォルダの選択」で「個人用フォルダ」を選択し、 ブフォルダを含む」にチェックを入れてください。 「以下のフォルダ にアイテムをインポートする」欄で「メールボックス * ユーザー名 *」 を選択し、完了をクリックしてください。 ⑬ データサイズを確認します。 [ ツール ] から [ メールボックスの整理 ] をクリックしてください。 Exchange スタートアップガイド 23 GMOクラウド株式会社 〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー TEL : 03-6415-6100(代)/FAX : 03-6415-6101
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