平成 25 年度 新潟大学学友会ヨット部OB総会 平成 25 年 10 月 13 日

平成 25 年度 新潟大学学友会ヨット部OB総会
平成 25 年 10 月 13 日
<OB出席者>
猪俣則広さん、倉島良舟さん、加藤繁幸さん、清水教男さん、服部浩明さん、市村壮生さ
ん、神林卓生さん、高橋恵さん、山田創さん、栗原玄太さん、鈴木智之さん、山田亮介さ
ん、北井芳典さん、江原千尋さん、田村修さん
<現役出席者>
4 回生:島田、湊、原、宇津木
3 回生:中島、千葉、木下、佐藤、西浜、深井、岩渕、南澤、松田、天津川
2 回生:内田、帆苅、川島、小林、小柳、富山、札場、新井、横田、笹木、佐々木、羽二生、
久保田
1 回生:駒井、小林、竹腰、佐藤、柏倉、丸山、横山、大井、佐々木、林
<報告>
(1)2013 年 9 月 2 日 艇体放棄報告
木下:
ご迷惑をかけて申し訳ありません。OBの方の声を参考にします。
対策として
1.テトラに近づかない出着艇方法の確認
2.シングルのマニュアル改正
3.気象の勉強。今月気象庁の方に講習開いてもらう計画。
倉島さん:講習会を受けて本当に気象の判断を付けられる力を身に付けられるのか?
木下:1 回だけでは受けただけになってしまいます。今は天気図を見るのが一部の人だけな
ので、部内で話し合ってみんなでやっていきます。具体的な対策はまだできていません。
倉島さん:天気図を見てその日の気象を判断するには時系列で読めないと難しい。それが
判断できないとまた事故は起こると思うのだがどう思うのか?
木下:去年の 11 月の事故は気象の判断が甘くて起こしてしまいました。今は気象情報を集
めて数時間先の気象状況を考えて出艇を考えるようになりましたが、まだ足りないところ
もあります。
島田:ここ数年で気象に関する知識は増えているが、気象庁の講習会や倉島さんの講習会
は継続していくべきです。OBのみなさんは天気についてどう思いますか。
神林さん:事故の日の天気図を後からみて、事前に分かれば良かったことはあるのか?
島田:後から見たら事故日の時刻毎の気象変化を出艇前に予測するまでに至っていなかっ
たです。
倉島さん:気象は起こるべくして起こるもの。天気図を読み込んでそれを読みとらないと
事故は無くならない。天気図は書かないと読めるようにならない。海の状態は夏季~秋期
が一番いい状態なのに事故が多い。上級生だけではなくて海に出る人間がある程度勉強し
て、レスキューに伝えられるようにしなければならない。
服部さん:自分の時代はラジオを聞き取りながら天気図を書けるようになるレベルまで頑
張っていた。時系列で変化がわかると自分の記憶にも残りやすいと思う。
清水さん:保安庁や大学にも事故報告書は提出しているのか?
島田:大学には提出したが保安庁は提出しなくていいとのことだったのでデータだけお渡
ししました。
清水さん:保安庁がしてくれる講習は役に立つ内容なのか?
倉島さん:保安庁からヨット部に気象の指導をしてくれと連絡があった。気象は日頃の努
力によって身につくもの。
清水さん:シーマンシップを身に着けなければいけないということに繋がってくる。その
中には気象を読めるとか、命の守り方とか、事故の対応とか、倫理も含む。それを今後意
識していかなければいけないのではないか。今後大きい事故が起きるかもしれないし備え
ていた方がいいと思う。
猪俣さん:技術的な問題というのもあるのか?
木下:出艇配数が多く、技量のある人(上級生)が他の船に乗っていたというのも原因で
す。
猪俣さん:技量の低い人(下級生)が乗っていたということか?
市村さん:天気を調べるのは大事なのだけど、並行して活動場所特有の内容についてまと
めるべき。どの方位から風が吹く波が高くなりやすいか、海上のどこに浅瀬があるとか。
自分たちの活動場所について誰よりも知っておかなければいけない。
田村さん:気象の他にレスキューがフリートを管理できていなかったのが原因として挙げ
られるのか?
木下:艇数を減らそうとし始めた時に風が急に上がってしまいました。判断が遅かったで
す。
田村さん:今までのレスキュー体制で艇数だけ増やしても管理・対応しきれなくなるから
レスキュー体制も考え直すべき。
北井さん:秋期~冬期は判断違いをすると手遅れになる。これ以上事故起こすと評価も下
がるだろうから、安全第一な配艇にするように。練習優先の配艇だとまた事故を繰り返し
てしまう。
山田さん:出艇判断の仕方はどうやっているのか?
木下:話し合うのは主将の中島、副将の内田、チームリーダーの木下・千葉が中心です。2
年生の意見は内田を通して、3 年の意見は千葉・木下を通して伝えてもらっています。
山田さん:学んだことを活かせるように、意見の集約の仕組みをもっとしっかり作った方
がいい。その 4 人が気付かないことに気付く人もいるのでは。その時のレスキューの乗員
は不安だったが、幹部に意見が届いていなかっただけかもしれない。人数が多いからこそ
意見の相違があるのでは?下級生の意見の集約システム考えてみて。
服部さん:その時レスキューの人は出着艇の判断に関わっていたのか?
木下:関わっていません。
山田さん:船長・ドライバーも話し合いに入れた方がしっかりすると思う。
(2)2013 年度東北学生ヨット選手権大会 結果報告
島田:
9 月 15、16 日に開催されました。台風の影響もあり、3 レースのみでした。両クラスとも
全日本学生ヨット選手権大会に出場出来ませんでした。敗因は力量の差があったことです。
新潟大の中で力量差がありました。またチーム間の力量差があったり、関係がぎすぎすし
たままレースに挑んだりと、根本的にチームが1つになっていませんでした。これからの
チーム作りは1つになることを目標として欲しいです。OBの皆様もこれから応援よろし
くお願いします。
服部さん:来年の東北インカレの開催地は?
島田:今年は新潟開催の予定で学連委員長も新潟から選出したのに直前の学連会議で宮城
に変更になりました。開催地と主管校が逆転してしまったので、次は開催地を決めてから
学連委員長を決めます。今はまだ開催地についての返事はありません。
(3)スポーツ祭東京 2013 参加報告
9 月の下旬に開催されました。秋田代表で村上が鈴木さん(2011 年度卒)と、新潟代表で
千葉と安達さん(2012 年度卒)
、西浜と川島、運営役員として札場・富山・笹木・関が参加
しました。思うような結果を出すことが出来ませんでした。OB・OGの皆様のご協力の
おかげで貴重な経験をさせて頂きました。これからの活動に活かしていきます。
意見・質問なし
(4)2012 年度・2013 年度前期 OB会計報告
市村さん:
収入支出内訳は別紙参照
印字サービスは振込用紙に印刷してもらったのもの。傾向として毎回同じ方が振り込んで
くださっている。忙しくて振込を忘れてしまっているのかなという印象。同期で集まった
ら声掛けをよろしくお願いします。振込用紙は会報と同封されている。それを使って振り
込む方法とインターネットで自分の口座から直接振り込む方法がある。直接振り込んで下
さった方が手数料引かれなくてすむ。今後インターネットで口座を管理する方も増えると
思うので、インターネット上からの振り込みにしてくれれば収入も増えるのではと思う。
(5)2012 年度 寄付金報告
千葉:
総額 111,172 円でした。ありがとうございました。その他にも部室に度々足を運んでくだ
さる方もありがとうございます。また昨年度に引き続き全学同窓会雪華支援事業に採用さ
れました。艇輸送など今後の活動の資金にさせて頂きます。
栗原さん:OB会報の中に現役が受け取った寄付金は誰から頂いたとか報告しているの
か?
千葉:報告しています。
栗原さん:現役の方でちゃんと寄付金を管理して欲しい。寄付したのに載っていないこと
があったので。寄付金で何を買ったか全体の場で報告してほしい。
市村さん:部室にOBが訪れて現金を直接預けていく時はOB会費なのか、寄付金なのか
聞くこと。現役の活動の援助に使われるのだからしっかりメモを取っておいて、会費なの
か寄付金なのか理解しておく。現状としてはOB会の口座に振り込んで下さる場合と現役
の口座に振り込んでくださる場合と部員へ現金を渡す場合があるよう。OBの方は極力何
のお金なのか伝えて現役に渡してください。現役の人は報告お願いします。
(6)新潟大学ヨット部 65 周年記念式典開催について
鈴木さん:澁谷(2012 年度卒)を中心に進めている。今回は 60 周年以上の規模で開催し
たいと思っているので皆様ご参加ください。
市村さん:60 周年の式典の際に 10 年単位だと間隔が長いという声があった。年配の方々も
久しぶりに集まって楽しんでいただけている印象があったので 5 年刻みでもよいと考えて
65 周年を行う事にした。
倉島さん:いつ日程決まるのか?2 月ごろは皆忙しいので早く決めて欲しいとOB諸氏より
連絡があった。
服部さん:年内くらいに決まればいいのか?
倉島さん:出来るだけ早く連絡すればいらっしゃる方も増えると思う。
市村さん:2 月の 3 連休近辺を候補日として動いている。
倉島さん:2 月中旬はテストか?
服部さん:2 月上旬で終わる。
市村さん:3 ヶ月前には案内を出せるように代表幹事の澁谷氏(2012 年度卒)に動いても
らう。
服部さん:OB会報冬号で案内するのはどうか?目立つようにそのページだけ紙の色変え
てみるとか。
(7)元新潟大学ヨット部監督
山田孝氏 逝去について
山田さんは 59 年卒のOBで県のヨット活動に長年に渡ってご尽力頂いた方です。’09 年に
脳梗塞を患ってからは車椅子で艇庫に顔を出して下さっていたが、残念ながらご逝去され
た。国体にも監督として参加してくださったりした。11 月 9 日 17 時より山田孝さん偲会が
みはらしやさんにて行われる。ご参加くださる方はヨット部のメールアドレス
(shindaiyacht@yahoo.co.jp)か現役に直接お伝え下さい。
(8)その他
<議題>
(1)平成 25 年度全日本学生ヨット個人選手権大会 援助願について
中島:9 月 5~8 日に愛知県で行われました。島田・中島が SNIPE 級で参加し、多くの方
に激励を頂きました。ありがとうございました。結果は 46 艇中 36 位です。計 3 回のケー
スを起こしてしまい、順位を落とすこととなりました。第2上マークに行くまで順位を上
げる、キープするということが出来ませんでした。中島はこの経験を今後の活動に活かし
ます。
今回は金沢大学から一緒に艇を輸送して欲しいとの依頼を受けて、七尾経由で向かいま
した。新潟―七尾間の輸送費、交通費は金沢大学が負担してくれます。今回の遠征でかか
った輸送費・交通費は現在中島が立て替えています。全国大会遠征費の援助金として 96,246
円をOB会から援助して頂きたいです。
服部さん:金沢大学が振り込むという話だが、金沢大はこの金額面で納得しているのか?
中島:金沢大学に詳細は伝えたうえで納得して頂きました。
清水さん:輸送したのは一艇だけなのか?
中島:新潟大学 1 艇と金沢大学一艇の計 2 艇です。
高橋さん:復路は仙台経由で往路よりも距離が長いが、費用を等分することに金沢大は納
得済みなのか?
中島:金沢大は、復路は仙台を経由することを承知したうえで同意して下さりました。
服部さん:毎年全日の大会は交通費・レンタカー費を援助しているのか?
市村さん:金額にもよるが交通費・輸送費がOB会の残高で間に合う程度であれば、通例
では満額補助を出している。
満場一致で援助することに決定
(2)OB会長選任について
猪俣さん:沢井さん、臼田さんが候補。不在のまま調整中。他に推薦する方いるのならぜ
ひ教えてほしい。
調整中なので承認はなし
(3)部室の屋根とフローリングについて
佐藤:部室の老朽化が進んでいます。屋根とフローリングの劣化が顕著です。2012 年 4 月
にケラバと見切面戸を交換しました。屋根とフローリングの補修を全額部費でまかなうの
は難しいです。OB会のご意見をお聞かせください。
猪俣さん:大学からの援助はないのか?
倉島さん:ない。学校としては艇庫には関わらないと建設当初に言われている。
市村さん:見積もりの詳細は?
佐藤:屋根は佐藤の知り合いである新発田市の伊藤板金さんです。ほぼ部品代のみの値段
にして下さいました。フローリングは小林のお父様の三条市勝工務所さん。全部お願いす
れば 25 万円ですが部員が手伝えば安くして下さるとのことです。
市村さん:屋根の板材は?
佐藤:0.3 と少し厚い鋼板材にして頂きます。
裏と表に 2 枚重ねて軒先を厚くする計画です。
倉島さん:屋根は出来るだけ早くやった方がいいのでは。来年は消費税高くなるし、オリ
ンピックの影響で工事関係も値段があがる。その前に施行すべき。
市村さん:OB会の残高が少ないので全額OB会費から出すということは現段階では難し
いが、ある程度はOB会費から出さなければとは思う。65 周年の時にカンパを募ってたく
さん集めるしかない。金額が変動するから何とも言えないとは思うが、みなさんどう思う
か。
服部さん:現在の状態で冬を越せるのか?
佐藤:持ちこたえられるとは思うけど、雨漏りだけが心配です。
市村さん:工事をいつから始めるのか。年内に施行する場合は高額の立て替えをOB有志
につのらなければいけない。
清水さん:屋根とフローリングの双方を修理しなければいけない訳ではないのか?
佐藤:優先順位は屋根です。
清水さん:またフローリング材製にするのか?
佐藤:台所などにつかわれる水に強い素材を使う予定です。
倉島さん:冬期に工事を施行するのは難しい。現場仕事だと前もって人間を確保する必要
がある。それを踏まえていつやったらいいのか考えるといい。材料は通常見積もりの有効
期限が 2 週間。3 週間目に入ったら金額が上がるということをふまえなければいけない。
栗原さん:現役で立て替えるのは無理か?
佐藤:難しいです。屋根の見積もりの金額は去年見積もって頂いた金額で、特別に去年の
見積もり金額で請け負うと言って頂いています。
市村さん:OB会の残高から 80 万円程度を出して、残り 20 万円程度はOB有志で立て替
えていただいて 65 周年で援助を募り、OB会と個人に返すという方法はどうか?
清水さん:屋根をはがして内側がさらに腐食が進んでいたらどうするのか?
佐藤:今回の施行方法は現在の屋根をはがさないで、新しい屋根を上からかぶせる工事で
す。一般的な施行方法と見積もり依頼先から回答を受けています。
猪俣さん:木造なのか?梁は大丈夫か?
佐藤:梁は鉄骨なので大丈夫です。
服部さん:施行期間はどのくらいかかる?
佐藤:1 週間くらいかかる見込みです。
倉島さん:佐藤に再度見積もりを取ってもらって、屋根は佐藤一任にしてOB会は出資す
るという形でどうか。フローリングはまた別途検討する。
→とりあえずは屋根を佐藤が担当して進める。
清水さん:フローリングはニス塗っても効果はないのか?
佐藤:去年ニスを塗ったが効果はうすく劣化が進んでいます。
倉島さん:部室の端っこで足の砂取ったりしている人が多すぎる。何より現役が気を付け
なければいけない。
市村案(OB会費より 80 万円、OB有志より 20 万円立替、現役生・佐藤主体で進める、’13
年内又は’14 年 3 月工事)で良いか?
→採用。フローリングは使い方に気を付けながら、当面は使い続ける。
(4)活動場所移転について候補地の視察状況報告(島田)
別紙参考。現役としては今後新川を拠点にしていきたいと考えています。
倉島さん:新川は浅くて波が立ちやすいと言われている。関屋浜より高く、荒い波が起こ
る可能性も。関屋浜の出入り口は波が巻きやすいとあるが、昔と同程度。浅くなったと言
われているけど、毎年 80tの砂を入れていてそのおかげで波があまり立たなくなったと思
う。みんながちゃんと部費を払えばお金が集まるが、もし部員が少なくなったら他のとこ
ろに移転したとしてお金をまかなっていけるだろうか。その時活動する部員のことを慎重
に考えなければいけないと思う。都合よく関屋に戻ってくることも出来ない。寺泊は昔よ
く合宿していたが、あそこもあまり出艇し易い所ではない。聖籠は難しい。漁協との問題
はお金がないと難しい部分もある。
市村さん:新潟大学学友会ヨット部の人数は国公立の中では 1 番多い所と同じくらいだと
思う。今の人数で他の場所に今の部室のような建物をつくるのは現実味がない。現役が今
一番困っているのはテトラ。
倉島さん:テトラは動かない障害物として、近寄ったりしないのは当たり前じゃないのか?
猪俣さん:候補地の中でベストな活動場所を絞り込むことは、説明を聞いている限り判断
しかねる。
清水さん:屋根を修理するという話も忘れてはいけない。直すと決めた以上、現役もそれ
に答える姿勢を見せることが必要。今のところ様子見が一番いいのではないか。
倉島さん:今の関屋はどのくらいの風で出艇できなくなるのか?
市村さん:5~6m/s の風が吹き続けると出艇が危ぶまれる波の状況となる。練習に最適な風
なのにもったいない。加えて関屋のテトラポッドの内側はだいぶ浅くなってきている。
倉島さん:浅くなって怖いとは何が怖いのか?
島田:船を傷つけたり、壊してしまうことが怖いです。
→水深の調査をしていく。少しだけ船を浮かべてみたりする。
神林さん:寺泊を調べてみたいと思ったら野崎さんに連絡を取ってみるといい。
(5)その他
田村さん:現役からは会計報告はないのか?
中島:昨年のOB総会の際に総会で現役の会計報告は必要ないのではという意見を多数頂
きました。現役の方でも準備はしていましたが、市村さんと相談し、昨年の議事に沿うこ
とにしました。
市村さん:自分が出さなくてもいいのではと提案した。内容をまとめきれていない部分も
見受けられた。
清水さん:OB会の会計の件なのだが、OB総会の時期を待たずに決議しなければならな
い費用が一時的に発生する場合はOB会の承認が必要なのか?
市村さん:急を要する費用処理については、部室を訪れる機会も頻繁にあるので、都度現
役からの相談を受けるようにしている。何をするにもOB会費の残高との兼合いがあるの
で、判断を付けづらい内容や、金額的に対応できない場合もあります。
清水さん:そのような事態に陥った時に会長の独断で出来ればいいと思った。