日本語版の販売を開始!

NETMARKS NEWS
報道関係者各位
2001 年 1 月29日
株式会社ネットマークス
事業企画部
株式会社ネットマークス
機能を強化した次世代のWebシングルサインオン・ソリューション
「SiteMinder4.6」日本語版の販売を開始!
∼あらゆる認証システム/幅広いプラットフォームのサポートが可能に∼
ネットワークシステム・ソリューションプロバイダーの株式会社ネットマークス(東京都
港区元赤坂 1-3-12 代表取締役社長 長尾多一郎)は、米国 Netegrity 社の Web シングルサ
インオン・ソリューション「SiteMinder(サイトマインダー)4.6」の日本語版を3月より
国内販売すると発表しました。
「SiteMinder4.6」は既存システムとの統合に優れ、一般的な Web サーバ、ブラウザ、プラ
ットフォーム、開発環境、ディレクトリ、認証システムを幅広くサポートしており、企業
ポータルサイトのセキュリティ構築や運用を容易に実現。企業が既に莫大な投資を行って
いるさまざまなインフラをそのまま利用することが可能です。米ネットワークベンダー最
大手のシスコシステムズも「スケーラビリティと柔軟性に優れ、本格的なディレクトリ環
境を構築できる唯一の製品」として、先月自社の製造オンライン管理用に SiteMinder を導
入しました。
また、効果的なシングルサインオンシステムを実現するためには、セキュリティ全般にお
けるさまざまなインテグレーション技術が必須となりますが、業界をリードするネットマ
ークスの豊富なセキュリティシステム構築実績に裏付けられたノウハウにより、PKI やバイ
オメトリクス認証など複数の認証システムを含めた最適なソリューションを提供すること
ができます。
価格は1式750万円(イントラ利用:ユーザ数 1000 名の場合)からで、ネットマークス
では初年度売上をサービス及びシステム構築事業を合わせて5億円見込んでいます。
加速する EC 市場∼重要性を増すセキュリティ対策
インターネットを利用したビジネスが急速に拡大し本格的な e-Commerce 時代到来といわれ、
ビジネスの多様化・効率化のためのインターネット利用が不可欠となってきている一方、
ハッキングやクラッキングも巧妙化し、各企業にとってセキュリティ対策が最重要課題と
してあげられます。加えて、セキュリティレベルの高度化に伴うユーザ利便性の低下、管
理者の負担増加、経費の増大も否めず、これらの問題をクリアしながらセキュリティ対策
を講じていくことが企業にとって不可欠になってきています。
そんな中で、個人毎にアクセス可能なファイルやネットワークをあらかじめ定義し、1 回の
認証で複数システムの利用を可能にするシングルサインオンは注目されている技術であり、
すでに EC システムや企業社内における本人認証のために多くの企業が取り組んでいます。
しかし従来のセキュリティ及びユーザ管理ツールは、急速に発展する EC 市場に呼応して
日々開発される Web ベースの新世代のアプリケーションに対応することができず、インフ
ラとの親和性やスケーラビリティの問題点もあり、より汎用性が高く高品質な機能を提供
する本格的な Web シングルサインオン・ソリューションが待ち望まれていました。
アクセス権限の一元管理、分散が可能に
SiteMinder は、ポリシーサーバと Web エージェントという2つのコンポーネントから構成
されています。ポリシーサーバは、ポリシー管理、認証、許可、Web ベースのアプリケーシ
ョンに対する課金処理サービスを提供します。Web エージェントは標準的な Web サーバと結
合され、事前に定義したポリシーに従って SiteMinder が Web とそのコンテンツへのアクセ
スを管理できるようにします。
SiteMinder は、混在するプラットフォーム、オペレーティングシステム、Web サーバ、ア
プリケーション全体にまたがるユーザ権限情報を個別に設定、一括して管理することが簡
単にできるだけでなく、部分的に管理権限を代行させることも可能で、セキュリティ環境
の管理を分散でき、ポリシー管理の容易さも向上します。
実際にユーザが Web ページや機密文書などの情報にアクセスしようとした場合、Web エージ
ェントは、その情報のセキュリティレベルをチェックし、必要な認証情報をユーザに要求
します。ユーザは認証システム(PKI、ワンタイムパスワード、バイオメトリクス認証等)
に合わせて認証情報を送信、Web エージェント経由でポリシーサーバがこれを受け取り、ユ
ーザディレクトリを照合して認証(非認証)します。この結果をユーザへ返信する際に、
必要なセッション情報を含む暗号化された Cookie をユーザのブラウザに保存。
これにより、
ユーザが再認証を意識することなく保護されている別の情報へアクセスすることを可能に
します。加えて、事前に定義された提携サイトであれば別のドメイン下にある保護された
情報へも再認証することなくアクセス(クロスドメイン・シングルサインオン)できます。
SiteMinder は、既存システムとの連携が容易なだけでなく、企業におけるユーザ権限一括
管理システムに求められる優れたユーザ認証機能を有し、ユーザにシングルサインオンを
通じてパーソナライズされたインターフェースと利便性を提供致します。より本格的な企
業ポータルサイトを構築、運用することができるソリューションだといえます。
【SiteMinder の製品内容・特長】
・ アクセス権限の一元管理が可能
混在するプラットフォーム、OS、Web サーバ、アプリケーション全体にまたがるユ
ーザ権限情報を管理する共通の方法を提供致します。リソースやルール、ポリシ
ーをユーザ毎に定義することで安全性の高い、効率的な Web のアクセス制御を可
能とします。
・ あらゆる認証システムをサポート
アクセス制御に不可欠な認証システムをくまなくサポート。ネットマークスの豊
富なセキュリティシステム構築実績により、PKI、ワンタイムパスワード、バ
イオメトリクス認証等、TPO に合わせた認証システムを提供致します。
・ 充実したAPIによる高い拡張性
SiteMinder では多数の API が提供されているため、開発者は特定のアプリケーシ
ョンニーズにあわせて SiteMinder の機能を容易にカスタマイズ可能です。
・ 数多くのディレクトリをサポート
NT ドメイン、NetscapeDirectoryServices、Novell NDS、オラクル、ODBC データ
ベースなど数多くのディレクトリをサポートおり、既存の環境構成を変更するこ
となく使用可能です。
・ Web アプリケーションへのシングルサインオン
SiteMinder によって 1 度認証されれば、異なるインターネットドメインをまたぐ
場合でも、目的のアプリケーションへ自動的にユーザ証明書が渡される為、ユー
ザは再認証を意識することなく権限の範囲内でのリソースの利用が出来ます。
・ 豊富なプラットフォームのサポート
幅広いプラットフォームをサポートしているため、既存環境との親和性が非常に
高く、短期間でシステムの導入が可能です。
<Web サーバ>
Microsoft IIS、Netscape/iPlanet、Apche、LotusDomino
他
<アプリケーションサーバ>
Sun NetDynamics、Application Server、WebLogic、Allaire、WebSphere、Vignette
他
サービス開始時期 : 2001 年 3 月
売上予測
: サービス及びシステム構築事業を合わせて初年度5億円の予定
* SiteMinder は米国 Netegrity.Inc の米国及びその他の国における登録商標です。
* その他記載されている会社名及び製品名等は、各社の商標または登録商標です。
* 上記価格、出荷(サービス)開始時期については予告なく変更する場合があります。
<本ニュースリリースに関するお問い合わせは下記までお願い致します>
株式会社ネットマークス 事業企画部 プロモーショングループ 三谷一志
Tel:03−3423−5907 Mail:mitani@netmarks.co.jp