WE CREATE A BETTER SOCIETY ENRICHED BY CARS 豊かなクルマ社会に貢献する企業を目指して COMPANY PROFILE 2016 会社案内 Management Philosophy オートバックスチェン経営理念オートバックスは常にお客様に最適なカーライフを提案し豊かで健全な車社会を創造することを使命とします。 2 Message 社長メッセージ豊かなクルマ社会に貢献する企業を目指して当社は、創業以来、日本のモータリゼーションの発達とともに、常にお客様に対してクルマ生活の楽しみや利便性の向上に貢献してまいりました。日本のカーアフター市場は、自動車の技術や社会の変化に伴い、商品、サービス、流通などにおいて大きく変化しています。当社は、事業の柱を「国内オートバックス事業」「海外事業」「新規事業」に据え、将来にわたってお客様に楽しさや利便性を提供できる企業であり続けたいと考えています。当社の主たる事業である国内オートバックス事業の強みは、全国のフランチャイズチェン加盟法人やサプライヤーの皆様と共に築き上げた国内最大級のネットワークであり、長年の事業活動を通じて築き上げたブランドです。当社はこれらの強みを生かしつつ、社会の変化に合わせ、より魅力的な商品やサービスを提供することにより、お客様の楽しいカーライフと豊かなクルマ社会の発展への貢献を目指してまいります。 2016 年 6 月代表取締役　社長執行役員 Business Flow 事業内容株式会社オートバックスセブンおよび連結子会社からなるオートバックス連結グループは、カー用品、車検・整備、車買取・販売を提供する小売店舗で構成されるフランチャイズチェンを運営しています。主要な店舗ブランド名は、「オートバックス」「スーパーオートバックス」「オートバックスセコハン市場」および「オートバックスエクスプレス」です。連結グループの収益は、「① 卸売部門」「② 小売部門」「③その他」の3つに分類されます。オートバックスセブン ③ その他連結グループ連結子会社フランチャイジー ① 卸売小売 ② 小売（直営＋子会社店舗）消費者連結売上高は、卸売売上高①、直営＋子会社店舗の小売売上高②、その他売上高③の合計。 ※その他：リース物件の賃貸借料 3 Domestic Business Category 国内業態オートバックス日本初の「カー用品のワンストップショッピング」を実現したカーライフストアオートバックスは、豊富なカー用品を一堂に集めた売場や広い駐車場を備え、取付・メンテナンスを行う、日本で初の「カー用品のワンストップショップ」として1974年に大阪府に誕生し、現在498店舗を展開しています。オートバックスは各地の幹線道路沿いを中心に展開し、150 ∼ 300 坪程度の売場にはタイヤ・ホイール、カー AV やオイル、バッテリー、アクセサリー、モータースポーツグッズなどのカー用品をはじめ、車検・整備、車買取・販売、板金・塗装などのトータルカーライフサービスを充実させています。 ● 位置づけ標準型店舗 ● 商圏 5 km前後 ● 売場面積 400 m2 ∼ ● 1 店舗あたり年間平均売上高約 4 億円スーパーオートバックス（TypeⅠ/ TypeⅡ） TypeⅠ TypeⅡ お客様のカーライフのすべてをサポートすることを目的としたカーライフメガストア「商品」と「サービス」、「設備」と「技術」のすべての面で最高のトータルカーライフを提供するのが“スーパーオートバックス”。エンターテイメント性を強調し、「ワクワク・ドキドキ」をコンセプトに1997年に千葉県に第 1 号店をオープン。現在では日本全国の各エリアの旗艦店舗として 75 店舗を展開しています。従来のオートバックスを大幅に上回る広大な敷地、売場、駐車場を備え、豊富な品ぞろえ、嗜好性の高い用品をラインアップしています。また、車検・整備、車買取・販売、板金・塗装や車両のカスタマイズなどを行っています。 ● 位置づけフラッグシップ店（Ⅰ）／大型店舗（Ⅱ） ● 商圏 20km前後（Ⅰ）／10km 前後（Ⅱ） ● 売場面積 1,650m2 ∼ （Ⅰ）／ 990 m2 ∼ （Ⅱ） ● 1 店舗あたり年間平均売上高約17億円（Ⅰ）／約 8 億円（Ⅱ）オートバックスセコハン市場カー用品のリサイクルを推進する中古カー用品買取・販売店オートバックスセコハン市場は、中古カー用品の専門店です。全国のオートバックスグループ約570店舗で下取りした中古カー用品や、メーカーからのアウトレット商品などを多数取りそろえています。2000年に神奈川県に第 1号店をオープン。現在国内で 10店舗を展開、インショップ型の売場を10 ヵ所展開しています。オートバックスエクスプレスオートバックスに隣接したセルフガソリンスタンドと洗車の店舗来店頻度の高い燃料販売と洗車のお客様に、給油をきっかけにカー用品に対する情報提供を行っています。隣接したオートバックス店舗への来店促進につなげ、現在 12 店舗を展開しています。オートバックスカーズ独立店お客様のクルマの乗り換えをサポートオートバックスカーズ独立店は、車の買取と新車・中古車販売に特化した店舗です。車両を展示販売するほか、ご自宅やお勤め先などに出張して車の査定・買取を行います。近隣のオートバックス店舗と連携したサービスもご提供します。オートバックス車買取専門店車の買取に特化した車買取専門店ご来店のお客様の車の査定・買取はもちろん、ご自宅やお勤め先などに出張して車の査定・買取を行います。従来のオートバックス店舗に比べ小規模・少人数で運営し都市部を中心に、オートバックスが出店していなかったエリアに出店しています。 ※店舗数は2016 年3月末のものです。 4 中国現地法人フランス 1 1 店舗 OVERSEAS BRANCH 台湾 6店舗タイ 6店舗マレーシア 5店舗シンガポール 3店舗 34 インドネシア 2店舗 Store Network 7 6 店舗ネットワーク東海・北陸 108店舗国内店舗数 599 店舗北海道 34店舗 8 7 12 12 9 東北 49店舗 6 8 9 14 14 30 13 関東・甲信越 7 10 177店舗 5 28 25 4 13 36 3 8 10 41 32 24 12 32 6 12 6 7 9 3 4 DOMESTIC BASE 近畿 107店舗四国 22店舗中国 38店舗海外店舗数 4 33 店舗九州・沖縄 64店舗 ※ 2016 年 3 月末現在 4 9 23 5 9 5 7 7 国内外店舗数の推移 27 オートバックススーパーオートバックス（ TypeⅠ／ TypeⅡ）オートバックスセコハン市場オートバックスカーズ独立店オートバックス車買取専門店海外 559店舗 27 579店舗 8 10 7 14 7 18 76 76 455 ※ 431 2012 / 3 27 598店舗 2013 / 3 27 8 オートバックスエクスプレス 61 1 店舗 33 3 2 12 10 9 75 75 75 478 491 498 2014 / 3 632店舗 2015 / 3 2016 / 3 ※オートハローズ店舗を含みます。オートハローズは2013年 3月期中にオートバックスとブランドを統合いたしました。 5 CSR 社会的責任持続可能な社会に貢献する企業モータースポーツ文化支援太陽光発電の設置清掃活動 CSRポリシーお客様クルマ社会のインフラ提供企業として、お客様のライフお客様スタイルとライフステージに合った良質な商品とサービスお客様満足度の向上を提供します。安心、安全な商品クルマに関するインフラ提供地域社会クルマの適切な利用を願う地域社会と共に歩む企業として、地域住民の安心と安全な暮らしに貢献します。クルマ文化クルマを楽しむ文化の発展に貢献する企業として、クル地域社会クルマ文化地域イベントへの参画モータースポーツ支援クルマを取巻く問題の解決キッザニア出展交通安全活動キッズカート体験マとともにある豊かな生活を積極的に提案します。環境・人権・多様性人、地域、地球環境を大切に考える企業として、より善く、美しく、持続可能な社会づくりのために貢献します。ステークホルダーステークホルダー清掃活動企業統治株主、従業員、FC 加盟法人、取引先、地域社会など健康宣言リスクマネジメントあらゆるステークホルダーに開かれた企業として、説明 ISO14001 積極的なIR活動責任を果たし、経営の透明性をさらに高めます。 6 環境・人権・多様性として当社は、お客様に最適なカーライフを提案し、豊かで健全な車社会を創造するため、社会に貢献するさまざまな活動を行っています。電気自動車充電スタンドの設置 CSR 事例紹介キッザニア出展 3 地域の人々の支えとなるインフラを提供します電気自動車充電スタンドの設置 1 レースの“ワクワク感”や感動を通じて、クルマ好きを増やしていますモータースポーツ文化支援モータースポーツ全体を活性化するために、当社は国内で最も人気のある自動走行時にCO2を排出しない電気自動車（ EV）は地球温暖化対策のひとつとして期待されています。当社グループでは、店舗駐車場にEV 用充電スタンドの設置を進め、 E Vやプラグインハイブリッド車（ PHV）でご来店されたお客様の利便性向上とともに、EVの普及促進に貢献します。 2016 年 5月末現在、 104 店舗に設置しています。車レース「 SUPER GT 」シリーズに協賛しています。また、1998 年「 ARTA （ AUTOBACS RACING TEAM AGURI）Project 」の設立以来、世界に通用する日本人ドライバーの発掘・育成から国内外のレースへの参戦など多方面の活動を展開し、レースの感動を通じたファンづくりを継続的に進めています。 4 環境負荷の低減を図り、人とクルマと環境が調和した持続可能な社会を創造します清掃活動 2 自動車に触れる楽しさを子どもたちに伝え、当社グループでは、本社周辺をはじめ、店舗周辺の環境美化に貢献するため、次世代のクルマファンの育成に貢献します清掃活動をしています。また、毎年秋に社内と、FC加盟法人も含めたボランティキッザニア出展当社は子ども向け職業体験テーマパーク「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」に、パビリオン「カーライフサポートセンター」を出展しています。自動車に触れる楽しさを子どもたちに知ってもらうとともに、仕組みや安全に関する理解の促進と、今後の安全なクルマ社会の構築に寄与することを目的としています。ア活動として、富士山麓でゴミ拾いを実施。ゴミには、タイヤや廃バッテリーなども含まれ、それら廃棄物を回収することも重要な取り組みの一つと考えています。太陽光発電の設置当社西日本ロジスティクスセンター内の遊休土地部分と建物の屋根の一部に太陽光発電設備を導入し、売電事業を開始しました。保有資産を有効活用し、「再生可能エネルギー」の普及に貢献します。 7 会社概要役員一覧［商号］株式会社オートバックスセブン［決算期］本決算：3月末日中間決算：9月末日［設立］（昭和23年）8月 1948年［本社所在地］東京都江東区豊洲五丁目6 番52号ＮＢＦ豊洲キャナルフロント［事業内容］オートバックスグループ店舗のフランチャイズ本部としてカー用品の卸売及び小売、車検・整備、車買取・販売、板金・塗装等［資本金］（2016年3月31日現在） 339 億9,800万円［発行済株式総数］※ 86,950,105 株（2016年3月31日現在）代表取締役社長執行役員小林喜夫巳取締役専務執行役員松村晃行［連結従業員数］（連結／ 2016年3月31日現在） 4,347人取締役専務執行役員平田功取締役専務執行役員小山直行［連結売上高］（2016年3月期） 208,142百万円取締役常務執行役員熊倉栄一取締役常務執行役員堀井勇吾［上場証券取引所］東京証券取引所取締役島崎憲明取締役小田村初男 ※1 ［主な事業所］東日本営業統括部（千葉県市川市）西日本営業統括部（大阪市北区）東日本ロジスティクスセンター（千葉県市川市）西日本ロジスティクスセンター（兵庫県三木市）取締役高山与志子 ※1 取締役監査役 ※ 2016年 5月31日付で株式の消却を行いました。消却後の当社の発行済株式総数（自己株式を含む）は 84,050,105株となっております。 ※1 常勤監査役住野耕三常勤監査役清原敏樹監査役池永朝昭 ※2 監査役坂倉裕司 ※2 ※2 常務執行役員上西園英司常務執行役員佐々木勝執行役員藤原伸一 1947 年 2 月創業者住野利男（故人）が中心となって、大阪市福島区において自動車部品の卸売を目的とした個人経営の末広商会を創業執行役員加藤哲也執行役員倉林真也執行役員佐久間進 1948 年 8 月執行役員北條和重執行役員平賀則孝執行役員沿革末広商会を株式会社に改組し、大阪府大阪市に株式会社富士商会設立（当社の前身）。自動車部品の卸売を開始 1974 年 11 月 ※1：独立社外取締役 ※ 2：独立社外監査役日本初のカー用品のワンストップショップオートバックスを開発し、第 1 号店を大阪府大東市に出店 1975 年 4 月フランチャイズビジネスを開始。第 1 号加盟店としてオートバックス函館中道店を出店 1980 年 3 月株式会社オートバックスセブンに商号変更 1989 年 3 月大阪証券取引所市場第二部に株式を上場 1991 年 5 月台湾に海外店舗第 1 号店を出店し海外進出を開始 1993 年 8 月東京証券取引所市場第二部に株式を上場 1993 年 9 月大阪証券取引所、東京証券取引所の市場第一部に指定 1997 年 3 月大商圏を対象とした大型店のスーパーオートバックス第 1 号店を千葉県千葉市に出店 2000 年 6 月中古カー用品の買取、販売を行う、走り屋天国セコハン市場第 1 号店を神奈川県藤沢市に出店 2001 年 6 月社名の由来「A ppeal （アピール）」・「U nique （ユニーク）」・「T ire AUTOBACSは、フランス１号店を出店（仏ルノー社と合弁事業に基づく）（タイヤ）」・「O i（オイル）」・「B atte r y（バッテリー）」・「Accessories l 2001 年 12 月独自開発によるオリジナルスポーツカー「我来也（ガライヤ）」を発表 2002 年 4 月ガソリンスタンドとカー用品店を融合したオートバックスエクスプレス第 1 号店を神奈川県厚木市に出店 2002 年 6 月中古車販売を行うカーズシステム導入開始（アクセサリー）」・「C ar electronics（カーエレクトロニクス）」・「S er vice （サービス）」という、当社グループが提供する商品・サービスなどが由来となっています。また、「セブン」は、上記 6 つの商品から、常にお客様のために第 7の商品を探し続けるという理念に基づいています。コーポレートカラー「オレンジ」の意味 2004 年 10 月東京都江東区に本店を移転「 AUTOBACS」のコーポレートカラーは、オレンジ色を基調とした 2012 年 2 月「カリフォルニアオレンジ」で、大いなるアメリカの不屈の開拓者精神豊洲本社において ISO14001 認証取得 ─ フロンティアスピリット─ で拓かれた大地、そこに太陽の燦然と 2014 年 7 月輝く豊かな恵の地カリフォルニアのオレンジをイメージしています。 2014 年 11 月車検累計実施台数が 500 万台を突破シンボルマークの意味オートバックスグループプライベートブランドを刷新し、「AQ.」ブランド展開を開始「 O」「 B」「A 」「 C」「 S 」の商品を表し、それが力強く 6 本の線は「 T」 2015 年 7 月オートバックスカーズの独立店として第 1 号店を福岡県に出店 2016 年 3 月車の買取に特化したオートバックス車買取専門店の第 1 号店を東京都世田谷区に出店一ヵ所に結集し、1つの店舗を形成している姿を表します。また、しなやかな曲線はハイウェイ（≒車社会）を象徴しています。株式会社オートバックスセブン　IR・広報部〒135 - 8717 東京都江東区豊洲5 - 6 - 52 NBF 豊洲キャナルフロント TEL：03- 6219 -8787 FAX：03- 6219 -8762 E-MAIL：pr@autobacs.com URL：http://www.autobacs.co.jp/ 2016年 6月発行