金の分離方法 技術 情報 特願2007-531965 出願者:国立大学法人佐賀大学 室町ケミカル株式会社 ココがすごい! 廃棄物である渋柿の皮を用いた低コストかつ 安全な金の回収技術の提供!! 技術 概要 本発明を用いて金を抽出。 黒いものは渋柿の皮 【応用例・活用分野 等】 ・王水などに溶解している金の選択的回収。 ・その他の塩化物媒体中に溶解している金の回収。 【企業へのメッセージ】 ・低コストで塩化物媒体中に溶解している金を効率良く回収する事が可能と なります。どうぞお気軽にご相談下さい。 連絡先 機関名:国立大学法人 佐賀大学 所在地:840−8502 佐賀市本庄町1番地 担当部署:産学官連携推進機構 技術移転部門(佐賀大学TLO) 電話番号:0952−28−8151 FAX:0952−28−8186 E-mail:e7243@cc.saga-u.ac.jp HP:http://www.alis.saga-u.ac.jp/saga-tlo02/index.html 環境・エネルギー この発明は、ジブチルカービトール(DBC)やメチルイソブチルケトン (MIBK)を用いる溶媒抽出法に代わり、干し柿の製造において発生 する渋柿の皮の廃棄物を用いた低コストかつ安全な金の回収技術 を提供します。渋柿の中にはポリフェノール化合物である柿タンニン が大量に存在していますが、この柿タンニンが還元剤としての機能 を有し、塩酸中に溶解している金イオンを吸着すると共に金属の金 に還元する機能を有します。 【POINT】 ・金をほぼ純粋な金粒子として回収可能であり、また柿皮の吸着剤 は焼却処分、あるいはオートクレーブ中で比較的低い圧力、温度で 分解・除去が可能です。さらには低コストかつ安全に回収可能です。
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