貿 易 実 務 講 座 (輸 出 編)

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(公社)福岡貿易会
/ 福岡商工会議所 共催
貿 易 実 務 講 座 (輸 出 編)
輸出業務初級者の方を対象に輸出に特化した講座を開催します。講師には、商社マンとして自ら豊富な海外
取引経験を持ち、現在は、司法書士・行政書士として多数の企業の国際業務コンサルティングを行っている
中矢一虎氏をお招きし、輸出業務に必要なノウハウを分かりやすくご講義いただきます。
これから輸出をご検討の皆様にもお役に立てる内容です。この機会を是非ご利用ください。
日
時:
平成27年9月8日(火) 9:30 ~ 16:30(昼休み 1 時間)
会
場:
福岡商工会議所 2F 第 2 研修室 (福岡市博多区博多駅前 2-9-28)
講
師:
中矢一虎法務事務所(司法書士・行政書士) 代表 中矢 一虎 氏
神戸大学法学部卒業後、住友商事株式会社に入社。パリやロンドン駐在時には、主に化学品の貿易取引に携わる。
今日まで、欧米・中国・アジア・アフリカ・中近東など世界80 カ国以上を国際取引にて歴訪した経験を持つ。現在、中矢一虎法務事務所(司法書士
行政書士)の代表を務め、国際契約書の相談や作成を行う司法書士及び行政書士であり、裁判事務や簡裁訴訟及び中堅・中小企業の国際業務顧
問や国際ビジネスに関わるコンサルティングを多数こなしている。大阪市立大学 商学部講師、各種団体が主催する講演会・研修会の講師として
も幅広く活躍している。【著書】「貿易実務の基本と三国間貿易完全解説」(中央経済社)他多数
【事務所ウェブサイト】http://nakayakazutora.com/
内
容:
2枚目(裏面)をご覧ください。
定
員:
50名 ( ※ 福 岡 貿 易 会 ・ 福 岡 商 工 会 議 所 会 員 優 先 の 先 着 順 に て 受 付 )
受 講 料:
福岡貿易会会員&福岡商工会議所会員:
お 問 合 先:
(公社) 福岡貿易会
¥3,000
一 般:
¥6,000
(担当:柴田)
TEL:(092)452-0707
E-Mail:info@fukuoka-fta.or.jp
※下記ご記入の上、FAX にてお申込ください。受付後、受講料のお振込先を明記した受付確認書をお送りします。
参加申込書
FAX:092-452-0700(福岡貿易会宛)
貴社名
締切:9 月 3 日(木)
区分 ( い ずれ かに 〇を つ けて く ださ い )
〒
-
福岡貿易会会員(¥3,000)
所在地
福岡商工会議所会員(¥3,000)
一般(¥6,000)
業
態
輸出・輸入・製造・卸売・小売・金融・運輸・通関・官庁・その他(
)
取引品目
所
属
・
ふり
役職名
氏
がな
名
ご連絡先
TEL:
(
FAX:
(
E-MAIL:
貿易実務経験の有無
なし
・
あり
(約
)
)
-
-
年、
輸出
・
輸入 )
ご 質 問等 ござ い まし た
ら ご 記入 くだ さ い
※ ご 記 入 い た だ き ま し た 情 報 は 、( 公 社 ) 福 岡 貿 易 会 が 適 切 に 管 理 し 、 セ ミ ナ ー 受 付 業 務 に 利 用 し ま す 。
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【 9月8日貿易実務講座(輸出編)カリキュラム 】
Ⅰ 輸出実務の基礎知識を確認する
Ⅳ 輸出事例(電信送金決済)
1.海外取引と交渉の基礎
1. 売主による取引開始前の状況分析
(1)
海外取引(輸出)のポイントを知る
2. 輸出交渉の準備
(プレゼンテーションと販売条件の準備と
(2)
貿易の流れをつかむ
(3)
契約交渉の基本五条件
実施)
3.輸出価格計算のやり方
4.輸出申込から輸出交渉へ
2.貿易条件(インコタームズ)
1 貿易条件
Ⅴ 輸出信用状(Letter of Credit: L/C)
(1)
費用の範囲
1. 信用状とは何か
(2)
危険の範囲
2.信用状の当事者(四面関係)
(3)
世界の貿易条件解釈基準
3.請求書の役目を果たす為替手形
2インコタームズ 2010 の詳細解説
(1)
インコタームズの誕生
(2)
インコタームズ 2010 の主要三規則
<参考> インコタームズ2010
(1)
二つの分類
(2)
ガイダンス・ノート(各規則使用上の注意)
(3)
インコタームズ2010の各規則
(4)
インコタームズ2010の適用または除外
3.ウィーン売買条約の実務ポイント概要
(1) 本条約の日本国での発効
(2) 本条約を実務の現場でどのように取り扱うべきか
4.船積書類と為替手形
(1) インボイス
① 商業インボイス
② 通関用インボイス
③ プロフォーマインボイス
(2) 梱包明細書
(3) 原産地証明書
(4) 国際貨物損害保険
(5) 船荷証券
(6) 海上運送状
(7) サレンダーB/L
(8) 航空貨物運送状
Ⅱ 輸出業務の重要ポイントとは何か
代金回収
(1) 支払い条件を確定する
(2) 海外企業との取引三鉄則
Ⅲ 輸出コスト計算(応用)
1.ブレイクダウン方式
2.コストプラス方式
3.具体例の検討(応用)
Ⅵ 輸出事例(信用状決済)
1.取引交渉と輸出契約書の作成
2.信用状の受領とアメンド(修正)依頼
3.インボイスとパッキング・リスト(梱包明細書)
4.輸出申告書
5.船荷証券(Bill of Lading: 通称 B/L)
6.保険証券(海上貨物損害保険証券)
7.為替手形及び輸出荷為替手形買取依頼書
8.信用状決済の実務的問題点(ディスクレ問題)
Ⅶ 新しい貿易支払条件
1.従来の決済条件
2.TSU(Trade Services Utility)電子貿易決済サービス
3.BPO(Bank Payment Obligations)銀行支払確約機能
Ⅷ 安全保障貿易と外為法等
1.はじめに
2.日本の安全保障貿易管理
(1) 法令等の概要
(2) 制度の全体像
① リスト規制(貨物等)とキャッチオール規制(用途・
需要者等)の概要
② 貨物輸出取引と三国間取引(仲介貿易)
③ 技術取引
(3) リスト規制
(4)
①
②
③
(5)
キャッチオール規制
第 16 項 貨物・キャッチオール規制対象品目表
大量破壊兵器キャッチオール規制
通常兵器キャッチオール規制
該非判定のやり方
(6) 安全保障貿易のための内部審査と出荷の管理
(7) その他
Ⅸ 事例研究(失敗事例から学ぶ国際取引ノウハウ)及び演習
事例1 輸出契約Ⅰ
事例2 輸出契約Ⅱ
事例3 販売店契約