温度パワーセンサー(TPS)

Vol.003
バイメタル式温度制御
●
小ディファレンシャル
●
雰囲気温度検知
●
長寿命
●
省エネ
●
回路簡素化
温度パワーセンサー(TPS)
世界で唯一、サーミスタ制御(電子サーモ)の代替が可能
このカタログに収 録した 製 品( 目 次 )
マツオのポリシー & 温度パワーセンサー(TPS)規格取得一覧 ‥‥ 2
温度パワーセンサー(TPS)の説明 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3
温度パワーセンサー(TPS)
温度パワーセンサー(TPS)と電子サーモスタット・METのポジション ‥ 4
温度パワーセンサー(TPS)とディスク型バイメタルプロテクターの構造と特性比較 ‥ 5
温度パワーセンサー(TPS)機種選定表 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6
常温用 温度パワーセンサー(TPS)2Amp. シリーズ ‥‥‥ 7・8
常温用 温度パワーセンサー(TPS)5Amp. シリーズ ‥‥ 9・10
}
液温用 温度パワーセンサー(TPS)
可変式サーモスタット ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 11
中・高温用 温度パワーセンサー(TPS)
(115℃∼400℃)‥‥ 12
技術資料 温度パワーセンサー(TPS)‥‥‥‥‥‥‥‥ 13・14
中・高温用
温度パワーセンサー(TPS)
技術資料(良い温度制御システムを作るための知識)‥‥‥ 15
技術資料 温度パワーセンサー(TPS)の取扱注意 ‥‥‥‥‥ 16
電子サーモスタットシリーズ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 17・18
温度パワーセンサー(TPS)の地域別シェア‥‥‥‥‥‥ 裏表紙
MATSUO
東京・品川
地球の未来環境のための省エネに
マツオの温度制御デバイスが貢献します
■
人マネをしないマツオのポリシー ■
松尾電器産業株式会社は 1960 年創業です。
創 業 当 初から「人マネをしない」ことにこだわり、人と同じものを作らないことに誇りを
持ち続けてきました。
温度パワーセンサー
( TPS:Temperature Power Sensor )
型式名:MQTシリーズ・Mシリーズ
®
1980年に生まれた「温度パワーセンサー(TPS)」は、
バイメタル 式サ ーモスタットでありながら、電 子サ ーモに匹 敵する精 度 、小ディファレン
シャル/雰囲気温度検知/長寿命/省エネ/回路簡素化という5つのセールスポイント
を持っています。
電子サーモスタット
型式名:METシリーズ
1999年にリリースされた「電子サーモスタット
(METシリーズ)」は、
市 販 されて いる電 子 サ ー モ の 中 では 温 度 制 御 だけにこだわる、
「低価格電子サーモス
タット」です。データロガー機能や通信機能を一切省きました。
「温度パワーセンサー(TPS)」の直接上位に隣接する低価格電子サーモスタットです。
ISO9001認証取得
全製品RoHS指令対応
温 度パワーセンサ ー( TPS )規格取得一覧
機種名
規格
2Amp.シリーズ
5Amp.シリーズ
CMJ
UL
VDE
J-44,J-46, J-129
J-130, J-135
E-104206
E-104206
40007786
40013485
(注)CMJは日本規格です。
(Certification Management Council for Electrical and Electronic Components and Materials of Japanの略)
(注)M2FはCMJとUL規格のみ。
■
温度パワーセンサ ー( T PS)の 説 明 ■
各種サーモスタットの守備範囲(コントローラーとプロテクターの区別)
コントローラー
(
研究室・実験室用の
附加機能満載型の電子サーモ
)
パソコンや各種測定器とドッキング
してデータ収集等に最適 電子サーモ・MET(コンパクトタイプ)
小型/高性能の
「温度スイッチ」
イメージの
低価格電子サーモ
温度パワーセンサー
( TPS)
キャピラリー
サーモスタット
(バイメタル式)
TRS
サーマルリード
スイッチ
マツオの守備範囲です
各種サーモスタットのポジションイメージ図
◎サーモスタットの定義は、ヒーター(熱源)または
クーラー(冷却器やファン)
を負荷として、所期の温
100,000
◎構造別に代表的なものをあげると電子式/バイメ
50,000
30,000
10,000
5,000
家電用
小型電熱器具用の
専用バイメタルサーモ
トースター用
鉄板焼器用
コーヒーメーカー用
コタツ用
etc.
度制御をさせる温度スイッチです。
3,000
1,000
500
タル式/液体膨脹式/サーマルリード磁力式/温
度ヒューズ等があります。
◎用途別に分けるとまず、コントローラーとプロテク
ターに分けることができます。
コントローラー
一定温度を保持するためのサーモスタットで、代表
選手は電子式サーモスタットです。
ON/OFFの温度差
(ディファレンシャル)
が小さく/
精度も高く/寿命が長い、等の特長を要求されま
250
す。要求レベルが高い分、比較的高価なものです。
プロテクター
ディスク型バイメタル
プロテクター
プ ロ テクタ ー
主として、ヒーター・モーター等の安全用に使われ
100
ます。別名、温度過昇防止用と言われる通り、ヒー
50
20
ターが暴走して、危険だと思われる温度まで達した
単価
︵円︶
温度ヒューズ
ら、電源をカットする安全器です。ディファレンシャ
ルが大きく/動作寿命は短くても充分だと、考えら
れています。
さて、上図(各種サーモスタットのポジションイメージ図)をご覧ください。比較的知名度の高い7機種のポジションイメージを図式化したものです。
一番上の大きな丸は電子サーモスタットの市場です。
電子サーモスタット
(研究室・実験室用)
コントローラーの代表選手が電子サーモであることは衆目の見るところです。
しかし、
従来市場に出ている電子サーモは、
高級
な、
研究室・実験室用を目指していました。
電子サーモスタット・MET
(コンパクトタイプ)
この分類に属するものは従来、
市場ではほとんど見かけませんでした。従来は家電メーカーが、
自家用として社内生産する
ものが、
主体だったからです。
しかし技術の進歩によって超小型/高性能の電子サーモが市場に出てきました。
温度パワーセンサー
(TPS)
電子サーモに匹敵する性能を持っています。最新技術を駆使した、雰囲気温度検知/小ディファレンシャル/長寿命のバイメ
タル式サーモスタットです。
キャピラリー式サーモスタット
(液体膨脹式)
電子サーモが、出てくるまではコントローラーを代表する機種で、工業用/家電用に広い用途をもっていましたが、電子
サーモの出現によって、
かなり減ってきました。一部の家電用には未だに使われていますが、何分にも構造が大きすぎるこ
と、
キャピラリーの途中における熱干渉等の欠点もあり、
漸減傾向と思われます。
TRS サーマルリードスイッチ
(磁力式)
接点容量が0.5A以下という制約がある上に接点の動作に跳躍性がないことが欠点です。また、
感温マグネットが焼成部品
なので、
目標とする動作温度を得るための添加元素と焼成温度のコントロールがデリケートで、
計画生産に向かないことが
弱点と言われています。
ディスク型バイメタルプロテクター
ディスク型と言われる通り球面状に成型したバイメタルの円盤を、
センサーとして使うプロテクターの総称です。温度検知と
接点の跳躍動作を1枚の円盤にやらせる極めてシンプルな構造である為に、
低価格で作ることができるのでプロテクターの
主流になっています。
この構造に代わるプロテクターは当分、
現れないであろうと言われています。
しかし、
ディファレンシャ
ルが大きく、
かつバネ材でない鋼材を大きな内部応力に逆らって跳躍動作させるために、
設定温度が徐々に変動する欠点を
もっています。従って、
この構造をコントローラーとして使うことはできません。
温度ヒューズ
温度ヒューズは御存知の通り一度働けば、
そこが寿命ですから繰り返し使うことはできません。つまりプロテクターの原始的
形態です。最もシンプルで最も安い安全器として、
需要が無くなることはないでしょう。
■
温度パワーセンサー
(TPS)
と電子サーモスタット・METのポジション ■
下図は前頁に載せた
「各種サーモスタットの守備範囲」の一番上の大きな丸「コントロール用サーモスタット」
を
もう一度詳述するものです。
Ⓐ 研究室・実験室用の
附加機能満載型電子サーモ
電子サーモスタット・MET
Ⓑ
小型/高性能の電子サーモです。データ
ロガー機能を省き、温度制御に徹したコン
パクトタイプです。
(TPS)
Ⓒ 温度パワーセンサー
小型高性能のバイメタル式
コントロール用サーモ
Ⓑ電子サーモスタット・MET 高性能のコントロール型電子サーモスタットです。データ
ロガー機能・通信機能を省き、温度制御に徹したコンパクトタイプです。
温度パワーセンサー
(TPS)
のすぐ上のランクに位置する温度コントローラーです。
Ⓒ温度パワーセンサー(T P S) コントロール用サーモスタットとして、
高い汎用性をもった製品です。
特長としては
①雰囲気温度を検知します。
②コンパクトなクローズドケースに入っています。
③ 機 械 的 寿 命 は1,000万 回 以 上 / 電 気 的 寿 命 は 定 格にお い て 1 0 万 回 以 上 です。
( 13頁参照)
定格負荷以下で使用された場合は、寿命は更に長くなります。
④ディファレンシャルは約3℃まで作ることができますから、コントローラーとしての守
備範囲は、かなり広範囲です。
⑤更に価格は魅力的です。電子サーモの数分の一で買うことができます。
⑥
FI T = 0∼0.19
FIT
(Failure In Time) は故障率の表記方法として使用されます。その単位は10億時間に発生する
故障件数で表記されます。
温度パワーセンサー(TPS)/METシリーズの中から、あなたを満足させる品種を選びだしていただければ幸です。
温度パワーセンサー
(TPS)
がコントローラーとして使える理由
平板状のバイメタルは、1,000万回以上の温度履歴を経ても、原点に戻ります。
従って、跳躍動作を専門の跳躍バネ(ベリリウム銅)
に任せた上、バイメタルを上下2枚にして感度を
倍にすれば、小DIFF./長寿命のサーモスタットを作ることができるわけです。
それを小型/密封式の構造にまとめ上げたものが、温度パワーセンサー
(TPS)
です。
それに対してディスク型バイメタルプロテクターは、バネ材ではないバイメタル自身を球面状に成
型して跳躍性を持たせたものです。そのために繰り返し動作すると内部応力が蓄積し徐々に絞りが
浅くなるので設定温度も変わってきます。
このような構造はプロテクターとしては問題ありませんが、コントローラとしては使えません。
■
温度パワーセンサー(TPS)とディスク型バイメタルプロテクターの構造と特性比較 ■
温度パワーセンサー
(TPS)
の動作原理
コントローラーとして使用できる高性能バイメタルサーモスタット
を小型、低価格で提供することを目標に開発された
「コントロール型
サーモ」。半永久的な寿命を持つシャープな跳躍バネと、材料歪み
が生じない平らなバイメタルを組み合わせた上、感度を上げるため
にバイメタルを2枚使用しています。
ディスク型バイメタルプロテクターの動作原理
バイメタル自身を球面に成型するこ
〈動作原理〉
とによって跳躍動作をさせる、極め
加熱前
低膨脹側
バイメタルプロテクター」
。構造が
簡単なため大量生産方式に適当で、
価格も安く、
世界中のバイメタルプ
加熱後
高膨脹側
下図にXタイプの動作ポジションを示します。
跳躍バネ
しかしバイメタル材料自身は普通の
〈構造図〉
常温位置A
復帰位置C
バイメタル
ロテクターの90%は、
この方法を応
用しています。
バイメタル
接点
て単純な構造をもった
「ディスク型
応差
ディファレンシャル
約3℃∼10℃
動作位置B
キャップ
バイメタル
鋼材に近い性質のもので、
バネ材で
ピン
取付金具
(スペーサー)
固定片
リテーナー
接点
は極めて小さな応差(0.05㎜位)でON/OFFし、これを温度に換算する
と約3℃に相当します。跳躍バネの材料はベリリウム銅で、1,000万回以
で数千回∼数万回の寿命しかありま
せ ん 。プ ロテクターとしてはパ ー
端子
上の繰り返し動作にも耐えることができます。
面は次第に形状が変形して平面に
のバイメタルプロテクターはあくま
バネ
ケース
の金属板をパチンパチンと跳躍動
作させれば当然、
最初に成型した球
近づこうとします。従って、
この方式
接点
小DIFF.サーモの高性能を保証するシャープな跳躍バネ。この跳躍バネ
はありません。バネ材ではない普通
フェクトに近い能力を有しています
が、
コントローラーに使うことはでき
ません。
温度パワーセンサー
(TPS)
とディスク型バイメタルプロテクターの特性比較表
温度パワーセンサー
(TPS)
(コントローラー)
寿 命
ディファレンシャル
接点容量
接点構成
定格負荷で 10万回以上
(温度変化しない範囲)
微少負荷で700万回以上
(温度変化しない範囲)
常温用の温度範囲
(−10℃∼110℃)
で
Aランク 2∼5℃
Bランク 3∼6℃
Cランク 5∼8℃
Dランク 約10℃
中温用の温度範囲
(115℃∼200℃)
で
ディスク型バイメタルプロテクター
定格負荷で1万回
(不動作にならない範囲)
温度範囲
(80℃∼230℃)
で
Eランク 約15℃
MQT8シリーズで
125V/2A
(抵抗負荷)
M2及びM3シリーズで
125V/5A
(抵抗負荷)
M2Hシリーズで
125V/3A
(抵抗負荷)
温度上昇でON及びOFF
温度下降でON及びOFF
バック接点あり
(M3のみ)
20℃∼40℃
½インチディスクで 125V/15A
(抵抗負荷)
温度上昇でOFF
温度上昇でON
サーモスタットの 用語集
●ディファレンシャル
(応差・DIFF.)
(Differential)
ON/OFFの温度差のことです
(ヒステリシスともいいます)
。
●公差(トレランス)
(Tolerance)
設定温度などの精度許容値のことです。
OFF の設定値: 30℃±3(℃)
DIFF. : 3∼6(℃)のように表現します。
■
温度パワーセンサ ー( TPS )機 種 選 定 表 ■
/2A
〔−10℃∼110℃〕
( AC125V
AC250V /1.3A )
常温用 2 Amp. シリーズ
微小電流用あり
7P
MQT 8K
2 Amp.シリーズの標準機種、取付穴付、150㎜リード付
MQT 8H
8Kの取付穴なし、150㎜リード付
MQT 8H ( DS )
MQT8Hの上から更にビニールチューブで二重密封して
防水性・耐衝撃性を向上させたものです。
MQT 8KT
#110タブ付です。
2穴用リセプタクル(メス・ハウジング)が準備されています。
1端子毎に別々のリセプタクルを使うこともできます。
MQT 8HT
温 度 パ ワ ー セ ン サ ー︵TPS ︶
MQT 11H
MQT 11K
直列に、
ヒューズを内蔵した
二重安全設計です。
(写真は11Hです)
/5A
〔−10℃∼110℃〕
( AC125V
AC250V /3A )
常温用 5 Amp. シリーズ
9P
M3
5 Amp.シリーズの標準機種、取付穴2ヶ所付、
150㎜リード付
M 3(Z)
M3型で、バック接点の付いたもの、
外形は同じで150㎜リードが白・黒・赤3本付
M2
5 Amp.シリーズの薄型、ディファレンシャルは約10℃
取付穴なし、150㎜リード付
M 2F
M2に直列にヒューズを内蔵した二重安全設計です。
MQT 5S
ビニールチューブ密封型
バック接点付
(3本リード線)
もあります。
液温用
11P
微小電流用あり
MQT 81P
液槽側面にネジを切ってねじ込む完全密封型サーモです。
液漕内は完全防水ですがリード部は防水型ではありません。
PT3/8"ネジ用、
ボディは真鍮とSUS304
MQT 83P
タンク上部から挿入するタイプ、
ボディはSUS304
MQT 72P
液槽側面にネジを切ってねじ込むDINコネクター付の機種
PT3/4"ネジ用、
ボディは真鍮
2A型
2A型
2A型/5A型
可変式サーモスタット
MQT 11HV
MQT 11KV
中温用 3 Amp.
2 Amp.の可変式サーモです。
(写真は11HVです)
微小電流用あり
(AC125V/3A, AC250V /2A〔115℃∼200℃〕
)
M 2H
高温用 1mAmp. ∼ 50mAmp.
M 2HA
NOTE :寸法は各機種詳細をご覧下さい。
11P
12P
3 Amp.の薄型で、115℃∼200℃の制御が可能です。
150㎜リード付
/AC250V
〔200℃∼380℃〕12P
( AC125V
)
DC5∼DC48V
200℃∼380℃の制御が可能です。
常 温 用 温 度パワーセンサ ー(TPS)
■
MQT8K
取付穴付 (リード
2本付
44
4
特長:
150
34
8
12.5
①2Amp.シリーズの代表機種です。
②長寿命・小DIFF.のサーモとしては
画期的低価格です。
MATSUO ELECT.
MQT8K
3.2穴
1.7
6.4
③ネジ1本で取り付けられます。
雰囲気温度検知用として最適です。
リード線は:
75℃以下は AWM1015/AWG22黒150ℓが標準です。
76℃以上は AWM3271/AWG22グレー150ℓが標準です。
MQT8H
取付穴なし (リード
2本付
(定格・特性は右頁参照)
特長:
150
34
①内部構造はMQT8Kと同じです。
取付穴はありません。
8
6.4
12.5
MATSUO ELECT.
MQT8H
リード線は:
75℃以下は AWM1015/AWG22黒150ℓが標準です。
76℃以上は AWM3271/AWG22グレー150ℓが標準です。
MQT8H (DS)
60
4.5
(定格・特性は右頁参照)
特長:
4.5
①二重密封構造
(DS)
により、ほぼ完全
な密封を達成していますが、リード
線の先端から毛細管現象による湿気
の侵入を防げません。
リード線先端部に水が掛からないよ
うにご注意ください。
10.5
25
二重密封構造
※シール耐熱は105℃迄です。
(定格・特性は右頁参照)
(二重密封構造は10頁参照)
リード線は:
AWM1015/AWG22黒150ℓが標準です。
MQT8KT
のタブ端子付 (MQT8K
取付穴付、タブ寸法は#110 )
特長:
44
4
①MQT8Kをタブ端子付にしました。
9.6
34
②御希望の長さのリード線を
リセプタクルに装着して、
差し込んで使います。
12.5
MATSUO ELECT.
MQT8K T
3.2穴
6.4
③リセプタクルは当社で準備しています。
1.7
④微少電流用はできません。
(定格・特性は右頁参照)
端子はファストン#110です。
(専用リセプタクルは別売です)
MQT8HT
のタブ端子付
(MQT8H
取付穴なし、タブ寸法は#110)
特長:
①使い方はMQT8KTと同じです。
取付穴はありません。
9.6
MATSUO ELECT.
MQT8H T
②微少電流用はできません。
6.4
12.5
34
MQT11K
43.5
34.5
特長:
150
8
18.2
MQT11K
MATSUO ELECT.MQT11K
4.2穴
MQT11H
(
取付穴なし
リード 2 本付
ヒューズ付
34.5
MATSUO ELECT.
MQT11H
150
8
MQT11H
①それぞれMQT8K・8H型ケースの巾を
拡げ、ケース内に温度ヒューズを直列
に抱かせた、二重安全構造です。
②ヒューズの動作温度はご相談ください。
③二重密封構造
(DS)
も作れます。
6.4
18.2
(
4
取付穴付
リード 2 本付
ヒューズ付
(定格・特性は右頁参照)
端子はファストン#110です。
(専用リセプタクルは別売です)
リード線は:
75℃以下は AWM1015/AWG22黒150ℓが標準です。
76℃以上は AWM3271/AWG22グレー150ℓが標準です。
(定格・特性は右頁参照)
NOTE :寸法図は実物の約 40% の縮尺で統一されています。各機種間の大きさを比較して頂けます。
AC125V/ 2A, AC250V /1.3A
( )
110℃】■
2Amp. シリーズ
DC12V / 2A, DC24V /1.3A 【−10̊
定格・特性:
標準設定温度公差/設定温度別のディファレンシャル
設 定 温 度
接点構成
Diff.ランク
A
B
C
D
NOTE
−10℃ ∼ −1℃
X
Y
(2℃∼5℃)
±4
±4
(3℃∼6℃)
±4
±4
(5℃∼8℃)
±4
±4
(8℃∼12℃)
: ① は標準です。
②標準規格以外についてはご相談ください。
0℃ ∼ 50℃
X
Y
±3
±3
±3
±3
±3
±3
±4
±4
51℃ ∼ 65℃
X
Y
±4
±4
±4
電圧
-
DC 48 V
AC 250 V
DC 24 V
AC 125 V
DC 12 V
標 準 接 点
DIFF.ランク
許容電流
(抵抗負荷)
A
B
C
D
A
B
C
D
A
B
C
D
50mA
50mA
50mA
50mA
50mA
50mA
50mA
50mA
50mA
50mA
50mA
50mA
NOTE : ①誘導性負荷の場合は15頁3項を参照してください。
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
76℃ ∼ 110℃
X
Y
±4
±4
±5
±4
±5
±5
60℃以上のY仕様はDランクのみ
使用電圧/DIFF.ランク別 接点容量一覧表
(寿命10万回以上基準)
許容電流
66℃ ∼ 75℃
X
Y
0.1A
0.2A
0.3A
0.6A
0.6A
0.9A
1.3A
1.3A
1A
1.5A
2A
2A
±5
±5
微少電流用
(クロスバー接点)
DIFF.ランク
A
B
C
D
A
B
C
D
A
B
C
D
許容電流
(抵抗負荷)
1mA ∼ 49mA
1mA ∼ 49mA
1mA ∼ 49mA
②直流電圧の場合は負荷によって接点間に火花消去が必要です。
(スパークキラーをつけてください)
最 大 使 用 電 圧 : AC250V max., DC48V max.
(上の表を参照)
設 定 温 度 範 囲 : −10℃∼110℃ 高温用では設定公差/DIFF.は変わります。
℃
DIFF.(ディファレンシャル): A‥‥ 3.5 ±1.5(2∼5)
ランク B ‥‥ 4.5 ±1.5(3∼6)
℃
C‥‥ 6.5 ±1.5(5∼8)
℃
D‥‥ 10 ± 2 (8∼12)
℃
接 点 構 成 : 1b(X),
または1a(Y)
( 13頁の技術資料参照)
使 用 温 度 : −30℃∼80℃
(設定温度75℃以下)
,
−30℃∼120℃
(設定温度76℃以上)
保 管 温 度 : −30℃∼85℃
(設定温度75℃以下)
,
−30℃∼125℃
(設定温度76℃以上)
(10℃以下で保管する場合、急激な温度変化は結露の発生原因となります。ご注意ください。)
絶 縁 抵 抗 : 100MΩ以上
(DC500V)
(長期保管については16頁を参照)
接 点 接 触 抵 抗 : 70mΩ以下
(リード線抵抗を含む)
耐
電
圧 : AC2000V/2sec.
(接点間500∼600V/1分間)
(Diff.によって異なります)
耐 振 動 性 : JIS·C·0911-1984から選択
(1G)
定振動;50Hz一定/0.2mm一定
(0.1∼2.2G)
掃引振動;10∼55Hz/0.35mm一定
X,Y,Z方向にそれぞれ2Hrの試験に耐える
コンクリート床上に40cmの高さから3回落として異常なし。
(約70G)
耐 衝 撃 性 : 単体では、
二重密封構造品は、
コンクリート床上に1mの高さから3回落として異常なし。
(約240G)
梱包状態または、装置に装着後はかなりの衝撃を受けても大丈夫です。
(詳しくは13頁のグラフ参照)
寿
命 : 機械的には1,000万回以上、定格負荷時10万回以上
(TPS)
は振動や衝撃に対し、X軸に弱く、Y、Z軸には強い構造です。
(16頁参照)
取 扱 上 の 注 意 : 温度パワーセンサー
振動・衝撃の方向がX軸と一致しないように配慮してください。
タブ端子付きシリーズについて
温度パワーセンサー
(TPS)
本体からは#110のタブが出ており
対応するリセプタクルは2極一体型の専用リセプタクルを準備してあるタイプです。
付以外のリード長に対応し難かったのを反省し、
従来のリード線付タイプでは標準リード線
(150㎜)
お客様側で自由なリード長を選べるようにした、画期的なシステムです。
30.5
19.5
11
6
8.8
15
(リセプタクル寸法図)
※貴社が必要とされる長さのリード線と、
メス・ハウジングとの接続は、貴社にて御手配の程、お願い致します。
(#110タブ付)
MQT8KT
専用2極メス・ハウジング
No.110タブ・イン接続子
(STI-01T-110N)
( )
電線被覆外径2.1 2.8mm
リード線 AWG 22 20/0.3 0.5sq
この部分のカシメは貴社でお願い致します。
(カシメには手動片手式工具J.S.T·YC-041が適しています)
NOTE : No.110タブ・イン接続子はリール状ですから、自動機による接続が可能です。
■
M3
特長:
取付穴 2ヶ所
リード 2本付
X 又は Y 接点
10
4
①5Aのキャパシティーをコンパクトな
ボディに収めました。
68
45
MATSUO ELECT.
M3
15.5
(
常 温 用 温 度パワーセンサ ー(TPS)
150
2- 4.5 穴
8
②長寿命・小DIFF.のサーモとしては、
画期的低価格です。
取付穴ピッチ60
1
1.5
10.8
③二重密封構造
(DS)
も作れます。
リード線は:
75℃以下は AWM1015/AWG20黒150ℓが標準です。
76℃以上は AWM3271/AWG20グレー150ℓが標準です。
M3 (Z)
特長:
取付穴 2ヶ所
リード 3本付
10
4
XZ 又は YZ
①
(Z)
はバック接点付です。
68
45
MATSUO ELECT.
M3
15.5
(
150
2- 4.5 穴
8
取付穴ピッチ60
16
45.5
150
MATSUO ELECT.
M2
8
①5Aの薄型で、バック接点付はありません。
②DIFF.は、Dランクのみです。
③その他の定格・特性はM3型と同じ
です。
④二重密封構造
(DS)
も作れます。
7.5
M2 F
46
150
(定格・特性は右頁参照)
特長:
8
22
取付穴なし
リード2本付
ヒューズ付
Dランクのみ
MATSUO ELECT.
M2F
①M2にヒューズを直列に内蔵した
二重安全構造です。
②その他の定格・特性はM2型と同じです。
③ヒューズの動作温度はご相談ください。
7.5
④二重密封構造
(DS)
も作れます。
リード線は:
75℃以下は AWM1015/AWG20黒150ℓが標準です。
76℃以上は AWM3271/AWG20グレー150ℓが標準です。
MQT5S /MQT5S (Z)
約100
密封構造品
MQT5S(Z)は
リード3本付
約42
(
(定格・特性は右頁参照)
特長:
取付穴なし
リード 2本付
Dランクのみ
リード線は:
75℃以下は AWM1015/AWG20黒150ℓが標準です。
76℃以上は AWM3271/AWG20グレー150ℓが標準です。
(
③主接点は黒、可動接点は白、バック
接点は赤を標準としています。
1
10.8
1.5
M2
②バック接点 の容量は主接点の60%
です。
④二重密封構造
(DS)
も作れます。
リード線は:
75℃以下は AWM1015/AWG20黒150ℓが標準です。
76℃以上は AWM3271/AWG20グレー150ℓが標準です。
(
(定格・特性は右頁参照)
(定格・特性は右頁参照)
特長:
①二重密封構造
(DS)
により、ほぼ完全
な密封を達成していますが、
リード
線の先端から毛細管現象による湿気
の侵入を防げません。
リード線先端部に水が掛からないよ
うに御注意ください。
②バック接点 の容量は主接点の60%
です。
約19
③設定温度範囲は−10̊C∼60̊Cです。
リード線は:SVHF500ℓが標準です。
(定格・特性・二重密封構造は右頁参照)
NOTE :寸法図は実物の約 40% の縮尺で統一されています。各機種間の大きさを比較して頂けます。
AC125V / 5A, AC250V / 3A
( )
110℃】■
5Amp. シリーズ
DC12V / 5A, DC24V / 3A 【−10̊
定格・特性:
標準設定温度公差/設定温度別のディファレンシャル
設 定 温 度
Diff.ランク
A
B
C
D
NOTE
接点構成
−10℃ ∼ −1℃
X
Y
(2℃∼5℃)
±4
±4
(3℃∼6℃)
±4
±4
(5℃∼8℃)
±4
±4
(8℃∼12℃)
: ① は標準です。
②標準規格以外についてはご相談ください。
0℃ ∼ 50℃
X
Y
±3
±3
±3
±3
±3
±3
±4
±4
51℃ ∼ 65℃
X
Y
±4
±4
±4
許容電流
-
DC 48 V
AC 250 V
DC 24 V
AC 125 V
M3/M3Z/5S/5SZ
DIFF.ランク
許容電流
(抵抗負荷)
A
B
C
D
A
B
C
D
A
B
C
D
DC 12 V
0.1A
0.1A
0.1A
0.1A
0.5A
0.5A
0.5A
0.5A
0.5A
0.5A
0.5A
0.5A
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
76℃ ∼ 110℃
X
Y
±4
±4
±5
±4
±5
±5
60℃以上のY仕様はDランクのみ
使用電圧/DIFF.ランク別 接点容量一覧表
(寿命10万回以上基準)
電圧
66℃ ∼ 75℃
X
Y
0.3A
0.5A
0.8A
0.8A
1.5A
2A
3A
3A
3A
4A
5A
5A
±5
±5
M2/M2F(M2/M2FはDのみ)
DIFF.ランク
許容電流
(抵抗負荷)
D
0.1A
∼
0.8A
D
0.5A
∼
3A
D
0.5A
∼
5A
NOTE : ①誘導性負荷の場合は15頁3項を参照してください。
②5Amp.シリーズの微小電流用は出来ません。
③直流電圧の場合は負荷によって接点間に火花消去が必要です。
(スパークキラーをつけてください)
最 大 使 用 電 圧 : AC250V max., DC48V max.
設 定 温 度 範 囲 : −10℃∼110℃ 高温用では設定公差/DIFF.は変わります。
(上の表を参照)
℃
DIFF.(ディファレンシャル) : A‥‥ 3.5 ±1.5(2∼5)
ランク
B‥‥ 4.5 ±1.5(3∼6)
℃
C‥‥ 6.5 ±1.5(5∼8)
℃
D‥‥ 10 ± 2(8∼12)
℃
接 点 構 成 : 1b
(X)
,
または1a
(Y)
M3
(Z)
/5S
(Z)
は1c
(XZまたはYZ)
(13頁の技術資料参照)
使 用 温 度 : −30℃∼75℃
(設定温度75℃以下)
,
−30℃∼115℃
(設定温度76℃以上)
保 管 温 度 : −30℃∼85℃
(設定温度75℃以下)
,
−30℃∼125℃
(設定温度76℃以上)
(10℃以下で保管する場合、急激な温度変化は結露の発生原因となります。ご注意ください。)
絶 縁 抵 抗 : 100MΩ以上
(DC500V)
(長期保管については16頁を参照)
接 点 接 触 抵 抗 : 70mΩ以下
(リード線抵抗を含む)
耐
電
圧 : AC2000V/2sec.
(接点間500∼600V/1分間)
(Diff.によって異なります)
耐 振 動 性 : JIS・C・0911-1984から選択
定振動;50Hz一定/0.2mm一定
(1G)
掃引振動;10∼55Hz/0.35mm一定
(0.1∼2.2G)
X、Y、Z方向にそれぞれ2Hrの試験に耐える
耐 衝 撃 性 : 単体では、
コンクリート床上に40cmの高さから3回落として異常なし。
(約70G)
二重密封構造品は、
コンクリート床上に1mの高さから3回落として異常なし。
(約240G)
梱包状態または、装置に装着後はかなりの衝撃を受けても大丈夫です。
寿
命 : 機械的には1,000万回以上、定格負荷時10万回以上
(詳しくは13頁のグラフ参照)
取 扱 上 の 注 意 : 本サーモスタットは振動や衝撃に対し、X軸に弱く、Y、Z軸には強い構造です。
(16頁参照)
振動・衝撃の方向がX軸と一致しないように配慮してください。
二重密封構造
(DS)
について(防水性・耐衝撃性の向上)
構造図
樹脂ケース
高周波熔着
空気
ケースと封止剤の間
高周波熔着
ビニールチューブ
封止剤
(樹脂) リード線と封止剤の間
1.防水性の向上
温度パワーセンサー
(TPS)
は、防塵または防滴構造となっています。
しかし、
より悪環境の使用に
耐えるため、
この方法を推奨いたします。
(注) ①ビニールチューブは柔らかいので、外力による損傷を受けないような配慮が必要です。
②ビニールチューブは紫外線に弱いので直射日光はさけてください。
2.耐衝撃性の向上
リレ
ーやモータ
X
ー などの 電 気 部
弱い
品 は 衝 撃 に 対し
強い
て 余り丈 夫 で は
Z
ありません。一般
的に電 気 部 品を
床に落とすとかなりの確率で動作不良になりま
す。MQTシリーズも例外ではありません。MQT
シリーズはX軸に対しては弱く、Y、Z軸に対して
は強い構造ですが、軟質のビニールチューブで
二重密封することにより、通常の使用条件での
耐衝撃性はまず完璧に保証されます。
耐衝撃性:約240G
強い
Y
■
【−10̊ 110℃】■
液温用 温度パワーセンサー
(TPS)
MQT81P(真鍮 または SUS)
特長:
対辺19
PT3/8
(R3/8)
①2Amp.用です。
(定格・特性は8頁参照)
13
(真鍮)
26
②本体の材質は真鍮及びSUS304です。
14 (10)
50
(SUS)
リード線はAWM1015/AWG22黒150ℓが標準です。
MQT83P
③液漕内に入る部分は完全防水型です。
(リード線側は防水ではありません)
特長:
①タンク上部・蓋に穴を開けて挿入で
きます。
②水面より少なくとも50㎜以上水没
させてご使用ください。
③2Amp.用です。
(定格・特性は8頁参照)
④本体の材質はSUS304です。
⑤液漕内に入る部分は完全防水型です。
(リード線側は防水ではありません)
(長尺パイプに2ヶ/3ヶの温度パワーセンサー
(TPS)
を内蔵することもできます。)
(溶接仕上のため加工穴寸法にご注意ください。)
1t
(例)5℃以下になったらヒーターを入れる。
35℃以上になったらクーラーを入れる。
60℃以上になったら電源を切る。
等が考えられます。
5
15
L
MQT83Pの長尺パイプに2∼3ヶの
温度パワーセンサー
(TPS)
を内蔵させて
多用途の制御ができます。
50
14
36 p.c.d.
2連/3連式長尺サーモ
ステンレスパイプ長L=200/450,リード線はAWM1015/AWG22黒150ℓが標準です。
MQT83PD
特長:
①MQT83Pのバリエーションです。
②2Amp.用です。
(定格・特性は8頁参照)
③本体の材質はSUS304です。
④DINコネクター付きです。
(外径6∼9㎜のケーブル使用)
ヒルスマン ソケットGDS207
( )
ヒルスマン プラグGSSA200
28
13
PT3/8
(R3/8)
⑤リード線タイプも製作可能です。
⑥IP規格は65です。
200
11
MQT72P
5
36
特長:
113
(本体)
78.6
17
(ソケット)
36.2
16 (10.8)
①DIN.コネクター付で、
フレキシブル
保護チューブによる配線用として、
便利です。
約50
21.5
33
PT3/4
(R3/4)
ヒルスマン プラグ、GSA2000
ヒルスマン ソケット、GDM2011
②2Amp./5Amp.用ができます。
③本体の材質は真鍮です。
対辺30
A
Aがフレキシブル保護チューブによる配線引き出し口です。
(外径6∼9㎜のケーブル使用)
④IP規格は65です。
NOTE :寸法図は実物の約 40% の縮尺で統一されています。各機種間の大きさを比較して頂けます。
■
可変式サ ーモスタット ■
『 可 変 式 サ ー モ スタット』は 感 温 部に温 度 パワー センサ ー
(TPS)
を使用し、小型抵抗を内蔵しています。可変抵抗器等を
M QT11HV
使用して遠隔操作したい場合に最適です。
暖房マット用などに実績があります。
お客様手配
(A特性/D特性)
■
【115̊ 400℃】■
中・高温用 温度パワーセンサー
(TPS)
高温用 400℃
(MAX.)
温度制御
中温用 115℃∼200℃
M2HA
M2H
200
2.8
28.4
57.5
9
2-L10 x 3.2
30
2- 3.2
リード線はクラベ フルボン電線FAW
AWG20黒150ℓが標準です。
9.5
薄型
適合品
IP40
設定温度
Diff.
200℃
25℃
380℃
長寿命
AC125V
AC250V
1mA 50mA
取付
金具付
DC5V
DC48V
1mA 50mA
定格・特性
AC125V
AC250V
DC5V DC48
設定温度
200℃ ∼
380℃
DIFF.
46.6×
16×
7.5mm
防塵
適合品
IP40
10万回以上
設定温度
Diff.
AC125V
AC250V
115℃
200℃
3A
0.5A
(1mA 100mA)
DC12V
DC24V
3A
使用電圧
1mA∼50mA
AC125V/DC12V
AC 250V/DC 24V
AC125V/DC12V
設定温度
115℃ ∼
200℃
DIFF.
接点容量
0.5A∼2A
0.5A∼3A
15 ± 5
1mA∼100mA
設定温度範囲
200℃ ∼ 380℃
設定温度範囲
115℃ ∼ 200℃
設定温度公差
± 15℃
設定温度公差
± 7℃(115℃ ∼ 150℃)
± 10℃(151℃ ∼ 200℃)
DIFF.(ディファレンシャル) 25 ± 7(18℃ ∼ 32℃)
接点構成
使用温度範囲
0.5A
(1mA 100mA)
使用電圧 ・ DIFF. ・ 接点容量一覧表
接点容量
AC250V/DC24V
25 ± 7
15℃
定格
定格・特性
使用電圧 ・ DIFF. ・ 接点容量一覧表
使用電圧
薄型
長寿命
RoHS
∼
防塵
∼
56×
17×
9mm
RoHS
8
MATSUO ELECT.
M2H
7.5
(38.4)
17
MATSUO ELECT.
M2HA
二宮電線 0.75sq TM450(耐熱400℃)200ℓ。
150
46.6
8
16
56
1b
(X)
−30℃ ∼ 設定温度+40℃
(ただし氷結・結露しないこと)
DIFF.(ディファレンシャル) 15 ± 5(10℃ ∼ 20℃)
接点構成
1b
(X)
絶縁抵抗
100MΩ
使用温度範囲
接点接触抵抗
100mΩ以下
(リード線抵抗を含む)
L =200mm
絶縁抵抗
100MΩ
接点接触抵抗
70mΩ以下
(リード線抵抗を含む)
L =150mm
耐電圧
AC2,000V/2sec.
(接点間600V/1分)
㊟ ・アルミナケースの取扱いに注意して下さい。
・取付金具にて取付ける場合
JIS規格0.5系列に準じており、M3ネジを使用
0.3N・m以下で締付けて下さい。
詳しくは取付注意事項をご参照下さい。
耐電圧
−30℃ ∼ 設定温度+40℃
(ただし氷結・結露しないこと)
AC2,000V/2sec.
(接点間600V/1分)
■
技術資料 温度パワーセンサ ー( TPS )■
負荷別内部発熱について
負荷電流/内部発熱/DIFF.相関図
(5Amp.シリーズ)
ⒶⒷⒸⒹ の高さはディファレンシャルを示します。
ⒶⒷⒸⒹ の高さはディファレンシャルを示します。
Ⓓ ランク
10±2
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
Ⓒ ランク
6.5±1.5
温度上昇
︵℃→
︶
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
温度上昇
︵℃→
︶
リレーやサ ーモスタット、スイッチのよ
うな 接 点 を 開 閉 する電 気 部 品 にお い
て、負 荷 容 量は接 点 部 の 発 熱によって
制約を受けます。特にサーモスタットは
温 度によって動 作するスイッチですか
ら、接点部の発熱は動作温度やDIFF.
に 影 響 を 与 え ま す 。温 度 パ ワ ー セ ン
サー(TPS)の接点容量表示は右表に示
すように発熱に対して、余裕をもって表
示されています。
負荷電流/内部発熱/DIFF.相関図
(2Amp.シリーズ)
Ⓑ ランク
4.5±1.5
Ⓐ ランク
3.5±1
発熱
ス内
ケー
トの
ッ
タ
モス
サー
ⒶⒷⒸ ランク用スイッチ
Ⓓ ランク用スイッチ
0.5A
1A
1.5A
Ⓓ ランク
10±2
ⒶⒷⒸ ランク用スイッチ
Ⓒ ランク
6.5±1.5
サーモスタットのケース内発熱
Ⓐ ランク
3.5±1
Ⓓ ランク用スイッチ
M2・M2F型
2A
1A
→負荷電流
(AC125V)
(力率1)
負荷別寿命について
機械寿命/負荷電流表
(2Amp.シリーズ)
700万
500万
700万
500万
100万
100万
50万
50万
Ⓑ
ⒸⒹ
10万
5万
1万
4A
Ⓐ
寿命
︵回→
︶
Ⓐ
3A
5A
機械寿命/負荷電流表
(5Amp.シリーズ)
1,000万
10万
2A
→負荷電流
(AC125V)
(力率1)
1,000万
寿命
︵回→
︶
温度パワーセンサー(TPS)の機械的寿
命は、1,000万回をクリアーしますが、
重負荷で使用される場合は接点の消耗
によって、
寿命が制約されます。寿命の
表示は定格負荷時10万回を基準にして
いますので、定格負荷以下で使用され
た場合は、寿命は更に長くなります。
右図をご参照ください。
Ⓑ ランク
4.5±1.5
Ⓑ
ⒸⒹ
5万
1万
0.5A
1A
1.5A
2A
→負荷電流
(AC125V)
(力率1)
温度パワーセンサ ー( TPS)の 熱時定数
温 度パワーセンサ ー( T P S )が 、どれ位 の 速さで周 囲 温 度に馴 染 んでいくかは気
になるところです。物 体はすべて、そ れ自身 が 熱 容 量を持っており、一 般 的には
大きいものは周囲の温度に同化し難く、小さいものは周囲温度に馴染み易いの
です。また熱伝導性のよいものは馴染み易く、熱伝導性のわるいものはなかなか
馴染みません。馴染みの善し悪しは熱時定数で表します。
温度パワーセンサー(TPS)のMQT8シリーズの熱時定数を測定してみました。
熱 時 定 数は( 温 度 変 化 巾の 6 0 %に達する時 間で表します)左 表に示すように、
温度変化巾が大きくても小さくても、物体が同じで測定条件が同じなら同じ数値
を示します。M Q T 8シリーズを風 速 1 ∼ 1 . 5 m の 空 気 中で測 定した熱 時 定 数は
102秒、M2は160秒、M3は195秒です。
空 気と水では水 の 方 が 物 体から熱を奪 い 易 い ので水 中で測 定した熱 時 定 数は
小さくなります。
※M2HAの熱時定数は155秒です。
実用的な簡易熱容量測定法
周囲温度の変化速度が速ければ温度パワーセンサー(TPS)の熱馴染みは遅れ
ますが、周囲温度の変化速度が遅ければ、温度パワーセンサー(TPS)
は充分に
温度変化についていけることが判ります。
2A
3A
4A
5A
MQT8H
の熱時定数
(条件:恒温空気槽で風速1∼1.5m/sec.)
M2
M3
M2
はMQT8H
熱時定数
はM2
100
160秒
ºC
はM3
M3
MQT8H
熱時定数
102秒
90
熱時定数
195秒
80
70
º 100-25)
の60%の線
70(
60
58
50
º 80-25)
の60%の線
58(
46
40
º 60-25)
の60%の線
46(
30
常温25℃の線
20
0
100秒
ºC
200秒
→ 到達時間 / 秒
300秒
400秒
500秒
600秒
温度パワーセンサー(TPS)の簡易な熱容量比較
10
ºC
9
8
7
熱の馴染みの遅れ→
熱時定数は正確に、その物体の熱容量を掴む方法ではありますが、
日常の実務上の
やり方としては、少しアカデミックに過ぎます。実務上の目安としては下表が便利で
す。
(周囲温度の変化速度に対して、温度パワーセンサー
(TPS)
自身の温度が、
どの
程度馴染んでいけるのか)
を
(温度パワーセンサー
(TPS)
の簡易な熱容量比較)
と
いう表にまとめました。
1A
→負荷電流
(AC125V)
(力率1)
6
5
M3
4
M2・M2HA
3
MQT8H
2
1
0
/
/
/
1℃ 0.2分1℃ 0.5分 1℃ 1分
/
1℃ 2分
/
1℃ 3分
/
1℃ 4分
/
1℃ 5分
(変化速い)←周囲温度の変化速度→(変化遅い)
■
技術資料 温度パワーセンサ ー(TPS)■
温度パワーセンサー(TPS)をDC電圧回路で使用するときの問題点
いが、接点がゆっくり離れるときは、アークが切れるギャップに
①アークによって接点が傷むメカニズムは下記の4つの要素から
達するまで接点が過熱され続けるので、接点は短期間で傷んで
成り立っています。
しまいます。
温度パワーセンサー
(TPS)
は小型ですから、接点ギャップ
(接点間
ⓓ接点の材質と接点表面の状態 の距離)
は余り大きくはできません。基準は0.1㎜です。
しかし、切れ
接点が傷んできて左図のような円錐突起ができる 味のよい速断機構を有し、瞬時で0.1㎜のギャップを確保します。
ⓐ電圧の大きさ 接点ギャップは主として電圧の大きさに対向する要素で、当社
と、
アークが切れにくくなるという悪循環に陥ります。
②既に御高承とは思いますが、DCはACと異なり接点が開離すると
きのアークが、継続し易く接点の熔着事故が起こり易いのです。 はAC250VまたはDC48Vまでを保証します
(スパークキラー
ACでは1/50∼1/60秒ごとに電圧の位相が交替するので、
アーク
等を使用した状態)
。
を引く事故は起こりません。DCでは電流の流れは常に一方向です
ⓑ電流の大きさ 電流の大きさは主として、アークが切れるか切れないかではな
く、アークによって接点が、
どれくらいダメージを受けるかに関
から、
アークは切れにくいのです。
③接点が傷むとは、何を指すのでしょうか。 接点の動作時に起こる火花やアークによって発生するカーボンに
係があります。大電流のアークでは接点の熱上昇が短時間で起
きるので接点が早く融けるとか、接点の表面酸化が早くなると
かの、悪現象を引き起こすのです。
よって、接点表面や周囲が黒く汚れることはよく見られます。
カーボンが発生するとまず接点間の接触抵抗が大きくなります。抵
ⓒ接点の離脱速度、投入速度 接点間距離が0.1㎜まで瞬時にして離脱すればアークは切れ易
抗値が大きくなると当然発熱が大きくなるので、熔着の可能性が
大きくなります。また流れる電流量が減少するので、負荷のヒー
ターの熱が上がりにくくなる等の不具合も生まれます。
微少電流用接点(クロスバー接点)について
普通の接点は最高使用電流を2Amp.max.のごとく表示しますが、最小電流はどれ位なのでしょうか。一般的には50mA∼100mA位まで
とし、それ以下は微少電流用の特殊接点の守備範囲に任せます。
当社の2Amp.シリーズも普通接点の最小電流を50mAまでとし、それ以下はK接点と呼ぶクロスバー接点を使います。クロスバー接点は
1mA∼49mAが守備範囲となります。
クロスバー接点の構造は台形の貴金属接点を、クロス状に接触させるのです。この方式の優れている点は、
接触面積が小さくできるので単位面積当たりの押し圧が大きくなり、確実な導通が得られることです。また、
接触面積が小さいので、微少ゴミが接点内に挟まって、接触不良を起こす確率が少ないことを挙げることが
できます。
接点構成 の 表示方法
Y
YZ
バック接点
̅
Y
主接点
低温←
̅
X
主接点
高温
X
バック接点
→
温度パワーセンサー
(TPS)
は、右図のようになります。
詳細は以下のようになります。
●温度上昇時(高温側)の動作温度を示します。 温度上昇で開になるものをX、上昇で閉になるものをYとします。
●同じものでも温度下降時(低温側)の動作温度を重視する場合には
̅、Y
̅の記号を用います。
X
̅、下降で開になるものがY
̅です。
下降で閉になるものがX
●Zはバック接点を示し、温度上昇時に主接点が、開になるものがXZ、
̅Zです。
下降で閉になるものがX
̅の使い分けは、高温動作点か低温動作点のどちらを重視するかで
●XとX
お考えください。
高温動作点
応差
(ディファレンシャル)
低温動作点
̅Z
Y
(
実線は接点閉を示す
破線は接点開を示す
)
注文時 の 型式表示方法
①標準品 一例
MQT8K
35 X C
型式名
一字あける
微小電流
〔K〕
動作温度
特注品仕様
(DS)
(UL)
(VDE)
(UL/VDE)
(SUS)
(真鍮)
接点構成
〔 X, X̄,Y,Ȳ 〕
〔A,B,C,D〕
DIFF.ランク
̅ 、̅
【X
Yは
(Xバー)
及び
(Yバー)
と表示してください】
②標準品+微少電流用
一例
⑤バック接点仕様(M3のみ)
一例
③特注公差
一例
※特注品一例
④ダブルシール表示
一例
(海外規格取得品については、
ご相談ください)
MQT8K K35XD
MQT8K 25XA1.5
MQT8K 35XB ( DS )
M3 35XZC
MQT8K K35XA1.5 ( DS )
■
技術資料(良い温度制御システムを作るための知識)■
1. 温度パワーセンサー
(TPS)
の取付方法について。
◎雰囲気温度を捉える場合
大 気 温 度や制 御 盤 筐 体 内 温 度を捉えて制 御する時は、温 度パワーセンサ ー( T P S )の 全 面から
温度を感じるように、ぶら下げる感覚で面から浮かして取り付けてください。
◎面温度を捉える場合
パネルヒーター等の面温度を捉えて制御する時は、温度パワーセンサー(TPS)の全面から
温度を感じるように、アルミテープや断熱材で覆うようにしてください。
周囲温度が温度パワーセンサー(TPS)
に影響のないようにしてください。
◎熱源(ヒーターやクーラー)
との関係位置が重要です
どこを制御したいのか明確にして、その箇所に温度パワーセンサー(TPS)を取り付けて実際の
温度を測定してください。
特に熱源から離して取り付ける場合は、温度パワーセンサー(TPS)は必要な温度に対して必ず
しも同じ温度とは限りません。充分に確認のうえ使用してください。
温度パワーセンサー
(TPS)
が指定の温度で動作しない時は、関係位置等に問題がある
場合があります。お気軽にご相談ください。
◎最適なディファレンシャルを選んでください。
温度パワーセンサー(TPS)をお使いになる場合、ディファレンシャルの小さなAランクを選ばれる傾向があります。
これはある意味では正しい選択ですが、反面、動作回数が早く進行しますから、早く寿命に達する恐れもあります。
《高精度の制御と寿命》という相反する要素を如何に組み合わせて、ベストのシステムに仕上げるかを考慮されるよ
う、お願い致します。
( 13頁参照)
取付の際シリコン接着剤を用いる場合、接点障害を起こします。低分子シロキサン含有シリコンの使用はおやめください。
2. 大きすぎるヒーターを使っていないか。
被加熱物の熱容量に対して、早く所定の温度まで昇温させたい為に過大なヒーターを使っていませんか。
この場合はヒーターの繰り返し動作回数が多くなって温度パワーセンサー
(TPS)
の寿命が短くなりますし、温度のオーバー
シュートによって温度保持が不安定になります。初回の温度上昇を少し待ってもよいなら寿命は3倍になるかも知れません。
3. サージ・アーク等、接点に悪影響を及ぼす現象から温度パワーセンサー
(TPS)
を守るために
コンデンサ・抵抗等を使ったサージプロテクターを使うことを推奨します。
「サージキラー」
「スパークケンチャー」
「アークキラー」
等の呼び名で市場で売られています。
取付方法 は、接点と並列に付けるのが普通です。なるべく接点に近い位置に付けてください。
負荷の代表的な特性を構造別に述べてみました。充分に余裕のある設計をしてください。
①抵抗負荷
②白熱電球
③蛍光灯
④水銀灯
突入電流 i /定格電流 i o =1
i / i o ≒10∼15倍、約1/3秒
i / i o ≒3倍、約10秒以内
i / i o ≒3倍、約3∼5分
⑤モーター
(ファン)
⑥ソレノイド
⑦電磁接触器
⑧コンデンサー負荷
i
i
i
i
/
/
/
/
i o ≒5∼10倍、約0.2∼0.5秒
i o ≒10∼20倍、約0.1秒
i o ≒3∼10倍、約1/30秒
i o ≒20∼40倍、約1/30秒
どの程度のサージプロテクターがよいかは実験的に決めるべきです。
(実負荷を拝借できれば効果確認テスト等についてご協力させていただきます)
技術資料 温度パワーセンサー(TPS)の取扱注意 ■
■
1. 温度パワーセンサー
(TPS)
は電気部品ですから単体での衝撃にはあまり強くありません.
温度パワーセンサー(TPS)はX方向に弱く、YZ方向には強い構造(左図参照)ですから、
70cmの高さから床上に落下したときには、もしX方向に落ちると設定温度が2∼3°
位狂
X
弱い
うことがあります。
いったん装置に組み込まれた後は単体のときと較べて極めて小さなGしか受けません。
強い
Z
これは、単体で納入されるときの段ボール梱包状態で受けるGについても似たような状
況と言えます。段ボール梱包状態でも危険なGを受ける心配はありません。
つまり装置に取付けるまで細心の注意が必要です。
※万一床上に落としたときには必ず回収して松尾電器に返送の上再検査を受けてください。
強い
Y
2. 標準の温度パワーセンサー
(TPS)
は防滴構造レベルです.
温度パワーセンサー(TPS)は、防塵・防滴構造です。
樹脂ケース/リード線/封止材の境界は、繰り返される熱サイクルによる材料の膨張・収縮や内部空気圧の増減に
より密封度が低下する可能性を含んでいます。
併せてリード線の毛細管現象に御注意ください.
C部
A部
樹脂ケース
リード線
B部
封止用樹脂
バイメタルスイッチ
A部は防滴構造になっています。
しかし、B部に水がかかると毛細管現象によってC部まで水が入る恐れがあります。C部周辺はバイメタルスイッ
チ本体の間近に位置するため、B部に水が掛からないような使い方をしてください。
3. 保管条件と保管期間
長期間保存する場合はなるべくポリ袋等に密封して、常温(20℃±15℃)、低湿度にて保管してください。
(シリカゲル等を入れて保管することをお勧めします。)
使用前には必ず、接触抵抗を確認して下さい。
(テスターの確認ではなく、実機、実負荷にて確認を行って下さい)
特にYタイプ等のような接点が離れている場合はご注意ください。
条件にもよりますが、保管期間は1年位です。
電子サーモスタットシリーズ ■
■
型式名
ダイヤル設定
液晶表示付
METⅢ型
METFⅢ型
METD 型
温度固定型
ダイヤル設定
形状
適用
電圧
AC100V
DC12V/ DC24V
AC100V ∼ AC230V
DC8V ∼ DC32V
71
67
9.2
31.5
11.8
11
1
MATSUO
ELEC TRONIC
THERMOSTAT
METFⅢ 40XC
内寸71
【取付金具2】
3.4穴
2-R5.5
95
R4.5
84
5
2- 4.2穴
ON
電源
U AC100V
9.2
電源電圧
100ℓセンサー(オプション)
t0.5
リード長1m
℃
MATSUO
METD
25
電源電圧
2-R1
5
5
5
電
源
電
圧 :上部参照
電
消
費
電
力 :約2VA
許容電圧変動範囲: 85∼110%
部 :半導体センサー、
センサーコード1m
消
力 :10Aリレー接点1a
(抵抗負荷)
測
設
設
定
精
示
方
度:±1℃
(1digit)
式: 液晶デジタル
(0.1℃)
D I F F . 設 定 範 囲: 0.5℃以上
(0.1℃キザミ)
接
点
動
作: 設定温度でのON/OFF領域の
切替可能
サンプリング周期: 0.5Sec.
絶
縁
耐
振
耐
電
抵
動
性能
耐
寿
質
衝
撃
抗: 100MΩ以上
(DC500Vメガー)
測
制
温
御
出
性: JIS·C·0911-1984から選択
定振動;50Hz一定/0.2mm一定(1G)
掃引振動;10∼55Hz/0.35mm
一定
(0.1∼2.2G)
X,Y,Z方向にそれぞれ2Hrの試験
に耐える
性: 単体では、
コンクリート床上に
40cmの高さから3回落として異常
なし。
(約70G)
梱包状態または、装置に装着後はか
なりの衝撃を受けても大丈夫です。
命:(電気的)
定格負荷で10万回以上
量: 約200g
※標 準 :−20̊∼ 60℃
※設定範囲 1:−40̊∼140℃
(左記の範囲内で可変
幅を決めて下さい。 )
※設定範囲 2: 100̊∼240℃
(左記の範囲内で可変
幅を決めて下さい。 )
右図U,M方式共に可能です
源
電
費
電
圧: 上部参照
力: 約2VA
部: 半導体センサー、センサーコード2m
温
調 節 モ ー ド:ON/OFF動作
制
設
調 節 モ ー ド: ON/OFF動作
定
方
式 :一点固定
使 用 周 囲 温 度:
(本体部)
-10̊∼50℃
:
(センサー部)
温度指示範囲内
使 用 周 囲 湿 度 :35∼85%
(除く結露)
保
存
温
定
精
度 :−25̊∼65℃
接
点
動
絶
縁
抵
耐
電
耐
振
動
耐
衝
撃
寿
質
設
御
出
定
方
力: 10Aリレー接点1a
(抵抗負荷)
式: ダイヤル式
(スパン60℃)
使 用 周 囲 温 度:(本体部)
−10̊∼50℃
(センサー部)
温度指示範囲内
使 用 周 囲 湿 度: 35∼85%
(除く結露)
保
存
温
度:−25̊∼65℃
度:±1̊Cまたは±1.5̊C
設
定
精
度:±1℃
(ダイヤル目盛値の)
作: 設定温度でのON/OFF
接
点
動
作: 設定温度でのON/OFF領域の
切替可能
絶
縁
DIFF. 設 定 範 囲: 0.5̊C以上(ご指定下さい)
圧: AC2000V, 2sec.
※センサー部は防水仕様ではありません。
直接水中に入れないでください。
結線
方法
21
動作温度
2- 4.2穴
2-R0.2
0
電 源 電 圧 :上部参照
メ モ リ ー 保 護 :電池不要
許容電圧変動範囲 :85∼110%
消 費 電 力 :約 2 VA
測
温
部 :半導体センサー、
センサコード2m
制 御 出 力 :10Aリレー(Min.100mA)
接点1a
(抵抗負荷)
調 節 モ ー ド:ON / OFF 動作
設 定 方 式 :アップダウンによるデジタル式
使 用 周 囲 温 度:
(本体部)
-10̊∼ 50℃
(センサー部)
温度指示範囲内
使 用 周 囲 湿 度 :35 ∼ 85%
(除く結露)
保 存 温 度 :−25̊∼ 65℃
指
型式
区分
M AC100V
19.5
2-R5.5
12.8
R4.5
センサーコード 2000±20
95
内寸34
100ℓセンサー(オプション)
センサコード 2000±20
25
↑視
5
3.4穴
METⅢ
100ℓセンサー(オプション)
【取付金具1】
U AC100V
動作温度
電源電圧
30 2
60
10+
-20/60
EMMATSUO
0
4
25
−10
19.5
寸法
52
5
0.1+
1+
t1.2
電源・入/切
−0.1
−1
10 0
ON設定
ELECTRONIC
THERMOSTAT
50
OFF設定
セット
定格
度
72.2
温
↑視
107
97.5
在
36.8
運転
85
OFF設定値 ON設定値
現
23.6
42.4
40.8
抗: 100MΩ以上 (DC500Vメガー)
圧: AC2000V, 2sec.
性: JIS·C·0911-1984から選択
定振動;50Hz一定/0.2mm一定(1G)
掃引振動;10∼55Hz/0.35mm
一定
(0.1∼2.2G)
X,Y,Z方向にそれぞれ2Hrの試験
に耐える
性: 単体では、
コンクリート床上に
40cmの高さから3回落として異常
なし。
(約70G)
梱包状態または、装置に装着後はか
なりの衝撃を受けても大丈夫です。
命:(電気的)
定格負荷で10万回以上
量: 約65g
※センサー部は防水仕様ではありません。
直接水中に入れないでください。
−30̊∼ 0℃…公差±1.5
0̊∼240℃…公差±1.0
右図U,M方式共に可能です
DIFF. 設 定 範 囲: 2℃∼7℃
耐
抵
電
耐
振
動
耐
衝
撃
寿
質
抗: 100MΩ以上
(DC500Vメガー)
圧: AC2000V, 2sec.
性: JIS·C·0911-1984から選択
定振動;50Hz一定/0.2mm一定(1G)
掃引振動;10∼55Hz/0.35mm
一定
(0.1∼2.2G)
X,Y,Z方向にそれぞれ2Hrの試験
に耐える
性: 単体では、
コンクリート床上
40cmの高さから3回落として異常
なし。
(約70G)
梱包状態または、装置に装着後はか
なりの衝撃を受けても大丈夫です。
命:(電気的)
定格負荷で10万回以上
量: 約90g
※センサー部は防水仕様ではありません。
直接水中に入れないでください。
METD 30 (0°
∼60℃)
(−10°
∼50℃)
METD 20
∼20℃)
(−40°
METD −10
(50°
∼110℃)
METD 80
(90°
∼150℃)
METD 120
右図U,M方式共に可能です
■
電子サーモスタットシリーズ ■
用 途
応用品の受注
① 産業用機器の温度制御用
特 殊 な 温 度 範 囲 の も の 又 は 特 殊 なセンサ ー
リード長 の 場 合は御 相 談ください 。
② 民生用機器の温度制御用
③ 医療用機器の温度制御用
④ 農業用・畜産用の温度制御用 etc.
注文時の型式表示方法
◆
電子サーモスタット
(温度可変型)
の場合
METⅢ U AC100 /−20∼60 ( )
入力電圧
標準プログラム
停電対策プログラム
温度可変範囲
…
(METⅢのみ)
(注)
METⅢ型のみ停電対策プログラムも
あります。
結線方式(U方式…U、M方式…M)
型式名
METⅢ
,20(−10̊ 50℃)
,−10(−40̊ 20℃)
,80(50̊ 110℃)
,120(90°150℃)
METD30(0̊ 60℃)
METDの型式を入れます
(注1)
停電対策プログラムとは、
通常、停電時は全て電源がOFFになります。但し設定値は消えません。
停電対策バージョンは、停電が回復したときに電源のON/OFFは停電前の状態に戻ります。
(詳細はお問い合せ下さい。)
◆
電子サーモスタット
(温度固定型)
の場合
METFⅢ U AC100 /45 X 2
DIFF.の表示
_ _
接点構成
〔X,X,Y,Y〕
動作温度
入力電圧
型式名
〔METFⅢ〕
結線方式(U方式…U、M方式…M)
結線方法(AC100Vの例)
U 方式
同一電源で電子サーモと負荷を動かす方式
(回路図)
①
②
③
④
電源
(AC100V)
M 方式
出力はリレーの接点です。従って制御回路部分とは電気的に独立していま
すので、負荷側回路には独立した電源が必要です。
(回路図)
電源
(AC100V)
①
②
③
④
負荷
(AC100V)
※DC12V, DC24Vも同様です
ヒーター
負荷
(AC100V)
ヒーター
(実態配線図)
(負荷側はAC100V以
外の電圧でも使えます)
(実態配線図)
ご注意ください
サージやノイズによる影響のある場所では確認の上、
ご使用ください。
本サーモの故障により過度の温度上昇が考えられる場合は過昇防止装置を併用するようにしてください。
ロシ
ア
ヨー ロ
ッパ
日本国内
北米
ア
中近東
ジ
オ セアニア
ア
南米
温度パワーセンサー
(TPS)
の地域別シェア
温度パワーセンサー(TPS)は国内はもとより、
世界中で活躍しています。
(注)
本カタログ仕様は予告なく変更することがあります。大量ご購入に際しては仕様の相互確認をお願いします。
〔製造元〕
MATSUO
本社・工場
〔販売店〕
〒140-0002 東京都品川区東品川1-34-20
TEL.03(3472) 9011 FAX.03(3472) 9015
URL http://www.matsuo-ele.com
E-mail sales@matsuo-ele.com
MATSUO ELECTRIC CO.,LTD.
1-34-20, Higashi-Shinagawa, Shinagawa-Ku,
Tokyo 140-0002, JAPAN
TEL. 81-3-3472-9011 FAX. 81-3-3472-9015
2016.2
(5,000)