2006.1.13ニュース 会員制プリインシデントサービス『UBIC MEMBERS』

報道関係者様各位
2006 年 1 月吉日
Press Release
No.0601001
株式会社 UBIC が会員制プリインシデント・サービス 「UBIC MEMBERS」 を開発、事業開始
- AIG コーポレート・ソリューションズ・インクと企業向け危機管理分野で業務提携 情報漏えいやコンピュータ犯罪に対するデジタル・フォレンジックの専門企業である株式会社 UBIC(本社:東京都港区、代
表取締役社長::守本正宏、以下 UBIC)は、企業内において実効性のある緊急対応体制を確立することを目的とした、会員制
プリインシデント・サービス「UBIC MEMBERS」を開発し、同事業を本月より開始いたします。
また UBIC は、AIG のグループ企業で法人向け保険販売を主事業とする AIG コーポレート・ソリューションズ・インク(国内所
在地:東京都千代田区、日本における代表者:福江吉郎、以下 AIGCSI)と、企業向けの危機管理支援サービスの分野におい
て、業務提携を締結しました。相互の協働による本サービスの提供を通じて、それぞれの顧客企業の繁栄をはかり、日本社会
の発展に貢献します。
この度の業務提携において、AIGCSIはUBICに対し、危機管理ベーシック・サポートとして、企業に、①知的財産権の侵害
②詐欺、横領、背任行為(社員による情報漏えいも含む)のインシデント(事故)が発生した際のコンサルティング費用の一部
を補償する保険を提供します。UBICが自社の顧客企業を被保険者として一括契約し、保険料はUBICが支払い、保険の引受
先はAIU保険会社になります。
2006 年施行予定の新会社法及び公益通報者保護法や 2008 年施行予定の日本版 SOX 法(企業改革法)といった内部統制
強化の法整備や世論形成から、企業における危機管理体制はその実効力が問われています。公益通報者保護法では、通報
者の保護に加えて是正結果の報告義務がうたわれており、日本版 SOX 法では、不正等の報告が義務付けられています。そ
の結果、内部統制監査において、これまでの業務監査等に加え、特別監査(不正監査)等の不正を調査する体制が必要とな
ります。適切な危機管理体制の構築により、特に不正監査に対する実効的な手段の提供を通して、企業内に不正が起こらな
い企業風土の醸成をします。
目的
務
業
告
守
報
遵
務
令
財
法
内部統制の目的
基本的要素
ITの利用
ITの利用
内部統制監査
保
産
資
全
業務
監査
会計
監査
システム
監査
モニタリング
OR
不正監査
意図的
情報の伝達
公益通報 者保護 法
統制活動
リスクの評価と対応
統制環境
特別監査
特殊技術
隠蔽
通報者の保護
悪意
是正結果等の通知
権限の悪用
パワーハラスメント
デジタル・フォレンジック
不正アクセスや情報漏えいなどのデジタル犯罪に対して、コンピュータ等の記録を調査して訴訟に堪える証拠をそろえること。「フォレンジック」は
科学捜査や法医学の意味。企業活動でパソコンが活用される機械が増えたため、専門家による調査の需要が伸びつつある。調査の際には膨大な
データから不正の痕跡を読み取るとともに、元データを改ざんしていないことを証明する必要がある。訴訟社会の米国で技術が発達、エンロン事件
の解決に貢献したとされる。
ダメージコントロール
企業が事故などを起こした場合、その事故からくる企業のダメージをどのように最小限に抑える
かをコントロールするマネジメント技術。
以上のデジタル・フォレンジック技術とダメージコントロール・コンセプトを活用し、企業において情報漏えいなどのインシデン
トが発生してから早期に原因を究明するプリインシデント体制を社内に構築することは、企業価値の低下を回避するだけでは
なく、直接的な企業価値の向上をもたらします。
イエローフェーズ
イエローフェーズ
に至った80%は
に至った80%は
レッドフェーズに進行
レッドフェーズに進行
発生
プリインシデントを採用し、初動体制を確立した場合
実害発生
行政処分
取引停止
株主代表訴訟
損害賠償 etc.
イエローフェーズ
イエローフェーズ
風評被害
被害を最小限に留めると共
に、企業として危機管理体
制を示すことにより、企業
価値を高めることが期待で
きる。
発生
企業価値
企業価値
ネット書き込み
マスコミからの問い合わせ
顧客からの問い合わせ
苦情 etc.
レッドーフェーズ
レッドーフェーズ
事件発生時に企業には説明責任が
求められる。
•原因究明
•調査結果
•改善方法(補償)
警察の介入で会社の責任が免れる
わけではありません。
経過時間
調査結果
報告
早期に説明責任
を果たすことが
出来る
経過時間
情報漏えいや知的財産権侵害・詐欺・横領など様々な不正行為が発生した際、状況を把握し犯人を早期に特定し適切に法
的措置が取れることは、社会的責任のある企業にとって非常に重要なポイントです。UBIC は UBIC MEMBERS 会員様に対して、
ダメージコントロール・コンセプトとデジタル・フォレンジック技術を融合させた新しいセキュリティプランを導入し、会員様が実効
性のある緊急対応体制を確立するご支援をいたします。
本サービスの内容
オンサイト・コンサルティングによるインシデント発生時即応体制確立
電話対応
UBIC MEMBERS会員特典
フォレンジック簡易解析ツール無償レンタル
会員限定セミナー
会員特別価格 【フォレンジックツール、フォレンジックトレーニング、その他デジタルデータ調査等】
インシデント【知的財産権に関する不正使用、横領、詐欺、背任行為(社員による情報漏えいも含む)】発生時の
ベーシックサポート
その他インシデント【個人情報漏えい等(委託社員・契約社員による漏えい事件を含む)】に対する優先的サポート
以上
<お問合せ先>
株式会社 UBIC
UBIC MEMBERS 事務局
Phone: 03-5463-7577
AIG 株式会社
Fax: 03-5463-7578
広報部 メディアリレーション
Phone: 03-5611-0411
Fax: 03-5619-2506
担当:花井伸吾
e-mail: shingo_hanai@ubic.co.jp
担当:松山拓郎
e-mail: matsuyama.takuro@aig.co.jp
株式会社 UBIC
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所在地: 東京都港区港南 2-12-23 明産高浜ビル 7F
代表者: 取締役社長兼 CEO 守本正宏
設立: 2003 年 8 月
資本金: 158,250,000 円 (2005 年 11 月 1 日現在)
フォレンジック・ツール(ハード・ソフトウェア)の販売。各種フォレンジック・トレーニング(データ取得・解析等)を実施。
世界最高水準のフォレンジック・エキスパートによるデジタルデータ調査・コンサルティングサービスの提供。最先端
のコンピュータ・フォレンジック技術を、プレインシデント・インシデントレスポンス・内部監査・訴訟対策支援などに活
用し、付加価値の高いサービスを顧客企業に提供。
AIG コーポレート・ソリューションズ・インク
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本社所在地: 米国デラウェア州
日本支社所在地: 東京都千代田区丸の内 1-1-3 AIG ビル 13F
日本における代表者: 福江吉郎
設立: 2004 年 4 月
資本金: 3,000,000 US ドル
危機管理コンサルティングも含めた総合的なリスクマネジメントサービスとして、日本国内の AIG グループ各社の
法人向け商品群を、顧客企業に提供。
<本プレスリリースに関するお問い合わせ先>
株式会社 UBIC 広報部 池上(いけうえ)
Tel : 03-5463-7577
E-mail : pub@ubic.co.jp