中央大学 文学部 西洋史学専攻 ( 2016 年 4 月 配 布 ) 目次 Ⅰ. 卒 業 論 文 について p.2 卒論作成の日程プラン 卒論作成上の注意 卒論の口述試験 Ⅱ. 注 のつけ方 p.8 不適格な注の例/邦文/欧文/オンライン Ⅲ. 西洋史学基本文献表 p.17 Ⅳ. 特 別 演 習 について p .21 特別演習とは テキスト&レジュメ印刷補助 先輩からのアドバイス ①中央書庫は知識のダンジョン!&書を探しに街に出よう! ②西洋史を学ぶからには洋書に挑戦してみよう! ③インターネット、どう使うかはキミ次第! ④ 便 利 な CiNii(サイニイ)、だけど急がば回れ! -1- Ⅰ .卒 業 論 文 に つ い て 文学部西洋史学専攻では、卒業論文(以下、卒論)を必修としています。卒論の履修に あたってはいくつもの手順が必要になり、またその手続きや作成には十分な配慮が必要で す。以下の要領を熟読し、時間的に余裕を持って準備してください。 ◆卒論作成の日程プラン 3 年 次 の 終 わ り か ら 就 職 活 動 が 解 禁 と な り 、4 年 次 に は 教 育 実 習 、教 員・公 務 員 試 験 、各 種資格試験などがあるため前期は特に忙しく、落ち着いて卒論の執筆に集中することが困 難なので、早めに作業を進めてください。 なお文学部時間割に記載される卒論関係日程を頭に入れて置いてください(ときおり変 更 や 急 な 連 絡 が あ る 場 合 も あ り ま す 。 文 学 部 事 務 室 と 研 究 室 の 掲 示 、 C-plus、 研 究 室 の H Pはよく見ること)。 3年 4月 : 特 別 演 習 開 始 ( 卒 論 執 筆 の ト レ ー ニ ン グ ) 次 後期:ゼミ論(予備卒論)の執筆&提出 11 月 下 旬 ~ 12 月 上 旬 : 卒 論 ガ イ ダ ン ス 。 「 卒 業 論 文 執 筆 計 画 書 」 を 提出し、指導教員決定、テーマ決定、文献 収集。題目届を配布。 春休 主要文献の熟読 4年 3 月:卒論履修登録(自動登録なので履修登録時に各自で確認) 4月 : 卒 論 指 導 日 発 表 ( 各 自 で 確 認 ) み 次 夏休み:文献を熟読しつつ、論文の全体的な構想を立てる 後 期 :論文の執筆 11 月 上 旬 ~ 中 旬( 白 門 祭 明 け ):卒 論 題 目 を 西 洋 史 学 共 同 研 究 室 に 提出(西洋史のみ)。 12 月 上 旬 ~ 中 旬 : 卒 論 見 本 & 注 意 事 項 の 掲 示 12 月 中 旬 : 卒 論 提 出 1 月下旬~2 月上旬:口述試験 ◇卒論作成上の注意 1 .< 卒 論 の 意 義 > 卒論は大学生活の総決算です。十分な注意と努力を払わなければなりません。 2 .< 卒 論 の 目 標 > 卒論とは、自分でテーマを選び、これまで書かれた研究(先行研究)をよく読んで整理 ・理解し、自らの問題を提起したうえで論を組立て、引用や使用した文献などに注を付け て本論を執筆し、結論を導いてゆくものです。 -2- 3 .< ど の よ う な 卒 論 が 不 合 格 と さ れ る か > 自 分 で は 卒 論 を 完 成 さ せ た と 思 っ て も 規 格 に 外 れ て い た り 、悪 意 は な く て も 他 者 の 論 を 盗 用したとみなされるもの(とくに文献注の欠落)は不合格になりますので、かならず提出 前に指導教授の指導を受けてください。 ① たとえば第二次世界大戦の開戦から終戦までを通史的に書いたもの、カエサルの 誕 生 か ら 死 ま で を 書 い た 評 伝 の よ う な も の 、ヴ ェ ル サ イ ユ 宮 殿 に つ い て 建 物 、装 飾 、 庭園などをただ説明しただけのもの。 ② 自分の意見を論理的に説明していないエッセイ(例:ナチスのユダヤ人迫害をとり あげてユダヤ人は悲惨でヒトラーは悪いというような感情論、ナポレオンは偉大 な英雄だったというような単なる評伝)。 概説的な本、入門書、歴史小説のみを読んで卒論を書いた場合にこのような論文に なることが多い。 ③ 的確な卒論の形式(「卒論ガイド」7 頁参照)に従って書かれていないもの。 とくに引用した文献、参照した史料や研究そのほかの情報を、使用した箇所で的確 に 注 で 明 記 し な い も の ( 「 卒 論 ガ イ ド 」 II.注 の つ け 方 参 照 ) 。 悪意はなくても、これは他人の研究や意見を自分のものとして記したことになり、 著作権の侵害になる。 ④ コピペもしくはコピペに等しいもの。本文に他人の著作からの引用をしたが、 引用部分に括弧をつけなかったもの。 ⑤ そのほかこれまで不合格となった卒論には、次のようなものがあります。 ・邦語文献をほとんどそのまま書き写したもの、もしくは欧文の文献を和訳した だけのもの。 ・規定の字数に達しないもの。 ・史実に関する知識が不正確なもの。 ・論旨が明らかでないもの。 ・出典注がないもの、極端に少ないもの。 ・他人に執筆を依頼したもの。 ・口述試験の成績が不良なもの。 4 .< テ ー マ の 決 定 > 卒論のテーマは、文献の有無(先行研究があるかどうか、史料が手に入るかどうか)、 自分の基礎知識と関心、執筆の意義(先行研究を理解したうえで、新たな問題を提起でき るかどうか)などを考慮しつつ、慎重に決定しなければなりません。 5 .< 卒 論 指 導 > 4 年次には特別演習のように毎週ゼミ生一同で集まることはありません。指導教員毎に 卒論指導の時間を設定しますので、適宜個別に指導を受けてください。設定した時間以外 で指導を受けたいときには指導教員に連絡してください。 事情により卒論の提出を延期する場合は、あらかじめ指導教員に連絡してください。 6 .< 文 献 の 収 集 > どんなに興味深いテーマであっても、文献がなければ卒論は書けません。文献が少ない ために卒論のテーマを変更せざるをえないこともあるので、文献の収集は早めに行ってく ださい。 まずは巻末の「Ⅲ.西洋史学基本文献表」を利用してください(研究室には研究入門書 コーナーも設けてあります)。特に、文献を探す上で欠かせないものとして『史学雑誌』 の西洋史文献目録と「回顧と展望」(毎年 5 月号)にはかならず目を通してください。ま た 、歴 史 学 / 西 洋 史 を 扱 っ て い る 主 な 学 術 誌 と し て 『西洋史学』、『歴史学研究』もあります -3- (ここらへんが西洋史学関係の3大メジャー誌)。 中 大 の 検 索 シ ス テ ム〈 CHOIS〉で は 中 大 所 蔵 の 邦 語 文 献 と 外 国 語 文 献 の 検 索 は も ち ろ ん 、 データベース検索も利用可能です。 CiNii Books で は 探 し て い る 本 や 雑 誌 が 国 内 の ど の 大 学 図 書 館 に 所 蔵 さ れ て い る か を 検 索できるので、中大に所蔵されていないものは図書館のレファレンスセンターで紹介状を 書 い て も ら っ て 自 分 で 行 く か 、 文 献 複 写 (コ ピ ー )を 依 頼 す る と い う こ と も 可 能 で す 。 ◇これだけは使いこなしたい! 外部オンラインデーターベース検索リスト ・ CiNii( サ イ ニ イ ) Books( 旧 NACIS Webcat) : 国立情報学研究所による全国の大学図書館等が所蔵する図書・雑誌の総合目録 デ ー タ ベ ー ス ( http://webcat.nii.ac.jp/) 。 中 大 に な い 本 は こ の サ イ ト で 所 蔵 大 学 を 確認後、レファレンスに紹介状を書いてもらい自分で行くか、雑誌論文なら 必要論文を複写依頼(有料)することが可能。どこからでも無料でアクセス 可能。 ま た Webcat Plus( http://webcatplus.nii.ac.jp/)で は 一 般 図 書 ま で 幅 広 く 検 索 可能。 ・ CiNii Article s: 日 本 の 論 文 を 検 索 す る サ イ ト ・日外 MAGAZINE PLUS:国内最大 670 万件の雑誌・論文情報・雑誌記事索引を補完する レファレンスツール。国立国会図書館・雑誌記事索引(1975~)、 記念論文集(1945-1998)、一般論文集(1945-1998)、シンポジウ ム・講演集(1945-1998)、学会年報・研究報告(1945-1995)、 一般誌・総合誌・ビジネス誌(1981-)、その他(海外産業・企業紙 や国内経済専門紙・業界紙) ・日外 BOOKPLUS:昭和元年~現在に至る書籍情報が検索可。1986 年以降の本には、内容・ 目次情報が掲載されている。 ・国立国会図書館 NDL-OPAC:国内で 1948 年以降に刊行され、国立国会図書館が収集した雑誌 約 10000 誌に掲載された記事に関するデータが検索可能。 (※自宅からも利用可http://opac.ndl.go.jp/) ※ 上 記 の も の は 中 大 が 契 約 し て い る 一 部 で す が 、 こ れ ら を 併 せ て 使うとかなりの数の 論文・図書が検索できます。 また、検索するときは項目や条件をいろいろと変えて試してみてください。 ◆卒論入庫とは 本来学生は入れない中央図書館の書庫ですが、卒論執筆者向けに 3 年次から入庫を 許可する手続きです。特別演習のゼミ論を執筆する上でも必要ですから、3 年次の 早い段階で図書館の中央カウンターで申請を行ってください。 ◆卒論特別貸出とは 卒論執筆はマラソンのようなものです(決して短距離走だと思わないこと)。 参考文献に何度も目を通すことになるでしょう。そのため長期にわたって 文献が手元にあると非常に便利です。また、文献の数もレポートよりはるかに 多く必要です。 卒 論 特 別 貸 出 を 申 請 す る と 、 貸 出 期 間 の 延 長 ( 15 日 間 ⇒ 30 日 間 ) と 貸 出 冊 数 の 増 加 ( 10 冊 ⇒ 15 冊 ) が 得 ら れ ま す 。 4 年 次 か ら 利 用 可 能 で す か ら 、 各 自 で 図 書 館 の 中央カウンターで申請を行ってください。 -4- 先輩からのアドバイス①~中央書庫は知識のダンジョン! &書を探しに街に出よう!~ 中 大 の 図 書 館 の 蔵 書 量 は 他 大 学 と 比 べ て 膨 大 ( 2012年 3月 31日 時 点 で 、 な ん と 2,197,155冊 ! ) で 、 そ の 多 く が 書 庫 に あ り ま す 。 文献を探す時はまず足下から攻めるのが基本です。灯台もと暗し、実は書庫に あった、なんてこともよくあるのです。 ネットで最初から目的の本だけを探すのではなく、実際に多くの本を目の前に すると、思わぬ収穫を得ることがあります。良い論文を書くにはまずは本に慣れ 親しむことが大切です。書庫だけでなく、大型書店や人文系専門書店でも同じ事 が言えます。 現在、池袋と新宿は大型書店の激戦区となっています。特に新宿の紀伊国屋、 池袋のジュンク堂、東京駅の丸善、神田神保町の崇文荘は歴史書のコーナーが 充実していて、思わぬ掘り出し物にめぐりあえることもあるので、一度は足を 運ぶ価値ありです。 それと、神保町をぶらぶらするといかにも大学生っぽくて楽しい。美味しい お 店 と か も た く さ ん あ る の で 、 一 度 は 行 っ て み て く だ さ い 。 秋 ( 10月 末 ~ 11月 頭 ) に は 古 本 祭 り も あ っ て 神 保 町 界 隈 は 本 当 に に ぎ や か 。 世 界 最 大 の 古書店街はダテじゃない! 「本読み」の直感と経験は磨き上げるもの。めざせ図書館&書店マスター! 7 .< 文 献 を 読 む > 卒論のテーマに関する先行研究をノートに取りながら熟読し、その研究が何について、 何を証拠として、どのように論じ、どのような結論を導いているのか理解する作業が必要 です。先行研究を正しく理解するのは卒論執筆の基本なので、論じられている史実、使用 されている学術用語、地名や人名などを、きちんと把握してください。そのうえで先行研 究 に 対 す る 批 判 的 な 視 座 や 自 分 な り の 意 見 が 得 ら れ れ ば 、問 題 提 起 の 糸 口 と な る で し ょ う 。 問題意識が芽生えると、それに関する専門的な雑誌論文や史料を読み、専門知識を増やす とともに、自分なりの論を構築する段階になります。できれば 4 年の夏休みが終るまでに この段階を終えておくとよいでしょう。 8 .< 卒 論 の 形 式 > テーマが決まり、文献を集め、読み進めてきたらいよいよ執筆作業です。「論文」と名 のつくものを書くに当たって、専攻内でのルールだけでなくいろいろな“お作法”を知っ ておく必要があります。自分の意見を文章で読者に納得させる、ということは決して簡単 な こ と で は あ り ま せ ん が 、こ れ こ そ 文 学 部 の 学 生 が 習 得 す べ き 最 も 大 切 な 技 術 と い え ま す 。 ◇卒論の書式 ① 用 紙 の サ イ ズ : A4 版 横 書 き ② 最 低 字 数 : 15,000 字 。 文 字 カ ウ ン ト な ど の 機 能 を 使 っ て 確 認 し て く だ さ い 。 これに満たないものは不合格となります。 目次のページに総字数を記してください(節ごとのカウントは不要)。 ※本文のみで、参考文献および脚注の字数は除く。 ③ 卒 論 は 目 次 、 序 、 本 論 ( だ い た い 3~ 4 章 、 各 章 に 見 出 し を つ け る ) 、 結 論 、 参 考 文 献 表 か ら な り 、必 要 が あ れ ば 巻 末 に 図 版 、表 、地 図 、年 表 な ど を つ け て く だ さ い 。 -5- ※参考文献表の書きかた ・著者名の五十音順に文献を並べる。 ・同一著者の文献が複数ある場合は発表年順に並べる。 ・外国人の場合、ファーストネームではなくファミリーネームを基準にする。 ④注を必ずつけてください。注は本文の同一ページの下段に横線を引いて、その下に そのページごとに記入してください。ページごとにつけるこの注の形式を「脚注」 といい、最後にまとめて載せる形式は「巻末注」と呼びます。 西洋史学専攻では脚注の形式をとり、注の数字は通し番号にしてください。 一般的に言って注とは、引用あるいは依拠した文献名とページ(引用注/出典注) を記す場合や、本文中に書き得なかった補足的な説明(説明注)を記します。 なお説明注は、本文に入れると論述の流れを妨げるような場合など、必要なもの のみにしてください。 注の書き方の詳細については、後述の注の付け方を参考にしてください。 ⑤ぺージ番号をつけることを忘れないでください。 ⑥ 印 刷 す る 際 は 、 本 文 は 12 ポ イ ン ト の 活 字 ( ← こ の 大 き さ で す 。 ち な み に こ の 卒 論 ガ イ ド 本 文 は 10.5 ポ イ ン ト で す ) で 、 行 間 を ゆ っ た り と っ て 見 や す く 印 字 してください(必要に応じて教員が書き込みをするためです)。 ◆卒論の文体 文章は正確に、明瞭に、簡潔に。美文である必要はありません。「である」調を用い てください。 表記は統一するよう努めてください(例:市―市場、王―国王、カール―シャルル、 などは不統一の例)。特にタイトルやテーマに関する用語は十分検討し、場合によっ ては用語の定義を本文もしくは注で行ってください。(例:「民衆」、「市民」、 「貴族」、などの定義は地域、時代によって様々なので説明できるようにする)。 9 .< 卒 論 題 目 > 【題目について】 西洋史では「題目(タイトル)」の表記について便宜上「メインタイトル」と「サブ タイトル」と区別することがあります。 ex.)「 メ ソ ポ タ ミ ア 北 部 と デ ィ ヤ ラ 地 域 - キ テ ィ ー ト ゥ ム 預 言 文 書 を 中 心 に - 」 メインタイトル サブタイトル 自分の卒論の題目は各自で必ず覚えておいてください(題目届けを無くさないよう に、ということです)。卒論題目届けと卒論本体の題目は完全に同一にしてください (句読点やカッコなどの表記もです)。 ま た 、卒 論 題 目 票 は 卒 論 提 出 時 に は 必 要 あ り ま せ ん が 、各 自 大 切 に 保 管 し て く だ さ い 。 最後は記念に卒論に貼り付けると良いでしょう。 【題目届けの提出】 C-plus、 文 学 部 事 務 室 掲 示 板 、 西 洋 史 研 究 室 等 か ら 日 程 等 の 告 知 が 出 る の で 確 認 し て ください。 11 月 の 白 門 祭 明 け の 提 出 に 際 し 、 指 導 教 員 の 卒 論 指 導 を 受 け 承 認 を 得 る 必 要 が あ り ます。 【題目の変更について】 題目変更期間は無くなりましたから、変更する場合は常に指導教授と相談の上判断し てください。 その後で研究室に変更の旨を報告してください。研究室保管のデータを修正します。 -6- 10.< 卒 論 の 提 出 > 提 出 期 間 は 12 月 の 中 旬 頃 で 、 提 出 先 は 文 学 部 事 務 室 で す 。 時 間 を 厳 守 し て く だ さ い 。 1 分でも遅刻すると受け取ってもらえません。 卒論が完成していたのにパソコンなどのトラブルで提出が間に合わなかった場合でも、 遅刻は不可になります。バックアップは必ず取っておいてください。ある程度完成した段 階でチェックと保存を兼ねて試し刷りをしておくのも良いでしょう。 提 出 す る 体 裁 は 、 A4 横 書 き 用 紙 を 縦 上 綴 じ で 、 紐 付 き 黒 表 紙 を 使 用 し て く だ さ い ( 生 協で購入可能)。表紙には上下 2 枚の紙を添付し、上に題目、下に専攻名、学年、組、番 号( 学 籍 番 号 は 必 須 )と 氏 名 を は っ き り 書 い て く だ さ い 。体 裁 の 見 本 は 12 月 上 旬 に 研 究 室 に掲示します。 なお、西洋史学専攻の提出部数は計 3 部です。 ・オリジナル 1 部:体裁は上記の通りに。提出先は文事務窓口。 ・主査用 1 部:卒論(オリジナル)をコピーしたもの。 ・副査用 1 部:卒論(オリジナル)をコピーしたもの。 ※ 主 査 ・副 査 用 コ ピ ー の 内 容 は オ リ ジ ナ ル と 完 全 に 同 一 の も の 。 黒表紙でなくホチキス綴じや紐綴じなどでよい。 提出先は西洋史学研究室。採点表の提出も同時。 受 付 は 卒 論 提 出 同 日 17:30 ま で 。 11.< 模 範 卒 論 > 西洋史学専攻の卒業生が書いた卒論の中から優秀なものを模範卒論として西洋史共同研 究室で保存しているので参考にしてください。 今までの先輩たちもがんばって卒論に取り組んできました。みなさんにもできないわけ がありません。模範卒論に選ばれることを目指してがんばってください。 また、模範卒論(優秀卒論)の中から特に優秀な卒論を最優秀卒論として「同窓会賞」 を授与しています。副賞もあるので挑戦してください。 さ ら に 2010 年 度 か ら「 特 別 賞 」が 新 た に 設 け ら れ ま し た 。こ ち ら も 副 賞 が あ り ま す の で 励んでください。 ■卒論の口述試験 1.提出された卒論は指導教員(主査と副査の 2 名)が審査し、1 月下旬ないし 2 月上旬 にその内容について口述試験を行います。 2 . 口 述 試 験 の 日 時 に つ い て は 、 卒 論 提 出 後 12 月 下 旬 に C-plus に て 告 知 し ま す 。 指定された日時に必ず口述試験を受けなければなりません。身内の不幸や就職活動 関連でやむを得ない事情がある場合のみ研究室に相談してください。 個人的な事情(旅行など)を理由にする陳情はいっさい受け付けません。 3.口述試験の準備のために、卒論のコピーをとっておいてください。 口述試験に持ち込めるものは卒論のコピーだけです。 -7- Ⅱ .注 の つ け 方 論 文 を 書 く 際 に 絶 対 に な く て は な ら な い も の に「 注 」が あ り ま す(「 註 」と も 書 き ま す )。 そして注のつけ方には以下で例に挙げるようないくつかの“約束事”があります。このガ イドと自分が使う文献での注の形式を参照してきちんと注をつけるように心がけてくださ い。そして注の形式は必ず統一してください。 □不適格な注の例 (1)注を付けるべき部分に注がない。とくに文献や史料を本文に引用した場合はもちろ ん の こ と 、本 文 で 自 分 の 執 筆 部 分 と 文 献 を 参 照 し て 執 筆 し た 部 分 を 区 別 す る た め に 、 文献注をかならずつける。 (2)注を付けたものの、「注のつけ方」にあるような適切な形式になっていない。 たとえば使用した文献のページが示されていない、など。 (3)必要でない説明注ばかりで文献注がない、あるいは不足している。 (4)注を付けずに本文だけ書いて、あとからまとめて注をつけようとしたものの時間 切れになった事例がしばしばあるので、注意。 ◆邦文 (1)和書 ①初版 外 山 三 郎 『 西 欧 海 戦 史 』 原 書 房 , 1981 年 , pp. 95-97. ・本のタイトルは『』でかこむ。 ・ページについて ・ 参 照 し て い る ペ ー ジ が 単 数 の と き は 《 p.》 複 数 ペ ー ジ に わ た る と き は 《 pp.》 の 区 別 に 注 意 。 ・ 《 p.》 《 pp.》 の 場 合 、 ス ペ ー ス ( 半 角 ) を あ け る 。 例 ) p. 5 ・ 漢 字 で 表 記 す る 場 合 は 《 95-97 頁 .》 ( ピ リ オ ド を つ け る ) ①初版以外 『 本 の タ イ ト ル 』 , 1981 年 初 版 , 1985 年 ○ 版 , pp. 95-97. ③増刷 内容は変わらないので、初版の年だけ書けばよい。 1980 年 初 版 第 1 刷 で 、 利 用 し た 本 が 1985 年 第 6 刷 の 場 合 で も 1980 年 (2)訳書 A. J. P. テ イ ラ - 『 イ ギ リ ス 現 代 史 』 第 一 巻 , 都 築 忠 七 訳 , み す ず 書 房 , 1968 年 , p. 72. (3)論文集 見 市 雅 俊 「 二 つ の イ ギ リ ス 」 河 野 健 二 編 『 ヨ - ロ ッ パ - 1930 年 代 』 岩 波 書 店 , 1980 年 , pp. 196-197. ・論文のタイトル は「」でかこむ。 ・編者、監修者がいる場合、それも書く。 -8- (4)雑誌論文 見 市 雅 俊 「 ジ ョ - ジ ・ オ - ウ ェ ル と 3 0 年 代 の 神 話 」 『 思 想 』 1978 年 8 月 号 , pp. 15-17. 見 市 雅 俊「 サ - ・ レ オ ・ キ オ ザ ・ マ ネ - の 千 年 王 国 」『 史 林 』第 68 巻 3 号 , 1985 年 , 130. ・雑誌のタイトルは『 p. 』でかこむ。 (5)同じ文献を連続して使った場合 <本> <論文> ( 2) 外 山 三 郎 『 西 欧 海 戦 史 』 原 書 房 , 1981 年 , pp. 95-97. ( 3) 同 上 書 , pp. 101-102. (2) 見 市 雅 俊 「 ジ ョ ー ジ ・ オ ー ウ ェ ル と 3 0 年 代 の 神 話 」 『 思 想 』 1978 年 8 月 号 , pp. 15-17. (3) 同 上 論 文 , p. 11. (6)間をおいた場合 <本> <論文> (1) 外 山 三 郎 『 西 欧 海 戦 史 』 原 書 房 , 1981 年 , pp. 95-97. (2) ・・・・・・・・(なにか別の文献) (3) 外 山 三 郎 , 前 掲 書 , pp. 8-10. (1) 見 市 雅 俊 「 ジ ョ ー ジ ・ オ ー ウ ェ ル と 3 0 年 代 の 神 話 」 『 思 想 』 1978 年 8 月 号 , pp. 15-17. (2) ・・・・・・・・ ( 3) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ (4) 見 市 雅 俊 , 前 掲 論 文 , p. 16. ( 7 )同 じ 著 者 の 著 作 や 論 文 を 複 数 使 用 し た 場 合 、( 6 )は 使 え な い 。略 記 な ど を 考 え る 。 例) 《..以下、見市「ジョージ・オーウェル」と略す。》と書き、その後は・・・ (1) 見 市 雅 俊 「 ジ ョ ー ジ ・ オ ー ウ ェ ル と 3 0 年 代 の 神 話 」 『 思 想 』 1978 年 8 月 号 , pp. 15-17. 以 下 、 見 市 「 ジ ョ ー ジ ・ オ ー ウ ェ ル 」 と 略 す 。 (2) 見 市 雅 俊 「 サ - ・ レ オ ・ キ オ ザ ・ マ ネ - の 千 年 王 国 」 『 史 林 』 第 68 巻 3 号 , 1985 年 , p. 130. ( 3) 見 市 「 ジ ョ ー ジ ・ オ ー ウ ェ ル 」 , p. 17. -9- ◇欧文 (1)洋書 例① Anderson,Benedict, Imagined Communities : Reflections on the Origin and Spread of ※1 ※2 Nationalism, London : Verso, 1983, 1991, pp. 57-63. ※3 ※4 ※5 ※6 例② Mosse,George L., Nationalism and Sexuality : Middle -class Morality and Sexual Norms ※1 ※2 in Modern Europe, Madison : University of Wisconsin Press, 1988, p. 134. ※3 ※4 ※6 例③ Bloch,Marc, La société féodale : la formation des liens de dépendance ; les classes et le ※1 ※2 gouvernement des hommes, Paris, Michel , 1968, p.5-7. ※3 例 ④ Bruner,Otto , Verfassungsgeschichte Land und ※4 ※6 Herrschaft; ※1 Grundfragen der territorialen ※2 Österreichs im Mittelalter , Wien;Wiesbaden, 1959, S.15-16. ※3 ※1 ※2 ※3 ※4 ※5 ※6 ※4 ※6 筆者。姓を先に表記。 本のタイトル。書名、雑誌名、新聞名、および下記(5)の表記にはイタリック 体(斜体)を使用。 発行地、および出版社。①②③の場合、発行地の後に出版社を付記している。 イギリスは出版社のみ、ドイツ語圏は出版地のみの傾向があるので指導教員の 指示に従うのが良い。 初版が発行された年。 使 用 し た 本 の 版 が 出 版 さ れ た 年 。初 版 を 使 用 し た 場 合 に は 、こ の 部 分 は 当 然 不 要 。 ち な み に ed.は edition の 略 号 。 使用ページ。邦文に同じ。 - 10 - (2)論文集におさめられた論文 Hemka,Gert, "Same-sex Relations among Men in Europe,1700 -1900", in Sexual Cultures in Europe : ※1 ※7 ※8 Themes in Sexuality , ed. by Hall,Lesley A.& Hemka,Gert , Manchester : Manchester University Press, ※9 ※3 1999, pp. 94-98. ※4 ※6 ※7 ※8 ※9 論文名には” ”をつける。 論文集のタイトルも明記。 論文集の編者名。 (3)雑誌論文 Berman,Constance Hoffman, “Were There Twelfth-Century Cistercian Nuns?” , Church History: ※1 ※7 ※2 Studies in Christianity and Culture , 68, 1999, p. 824. ※ 10※ 11※ 6 ※ 10 巻・号。 ※ 11 発行年。 ※ 12 発行日。 (4)新聞 The Times, 3 March, 1888. ※2 ※ 12 (5)同じ本および論文の二回目以降の注表記 ① 連続する場合 Ibid., p.18. ② 間をおいた場合 A. Marwick, op. cit., pp. 45-49. H. W. Richardson, loc. cit ., p. 5. た だ し 、 今 は op. cit., が 一 般 的。 (6)日本語文献からの孫引き 例) ○ ○ ○ ○ , p. 90. ( △ △ △ △ , ××頁 か ら の 再 利 用 ) ※ 13 ※ 13 ※ 14 ※ 14 欧文文献タイトル 邦文文献タイトル - 11 - (7)略号対応表 日本語 英語 フランス語 編者 ed. ( editor) éd. (éditeur) 訳者 trans. (translater) trad. (traducteur) 巻 vol. (volume) v. (volume) Bd. (Band) 号 no. (number) n. (nombre) Nr. (Nummer) 版 ed. ( edition) 頁 p. / pp. (page) 同上論文 Ibid. (ibidem) 前掲論文 ドイツ語 Hrsg. (Herausgeber) Übers (Übersetzer) éd. (édition) Aufl. (Auflage) p. / pp. S. (Seite) Ibid. op. cit. (opere citato / opus citatum Ebd./ Ibid. (ebenda) op. cit. a.a.O. (am angeführten Ort ) ) ~を参照せよ ※ ※ ※ ※ cf. (confer / compare) v. (voyez / voir) vgl. (vergleichen) ( ) は元の単語。品詞によっては略語の表記が変わることもあります。 ピ リ オ ド ( .) は 終 了 、 あ る い は 省 略 の 記 号 で あ る こ と に 注 意 。 略号の書き出しを大文字にするか小文字にするかは、先行研究などを参考にして、 統一してください。 卒論においては、大半の場合は英語の表記法に従えば問題ありません。 以上は、英・独・仏語の文献についての注の表記法です。その他の言語の注についての 表 記 法 や 前 記 の 分 類 に 入 ら な い も の に つ い て は 、そ れ ぞ れ の 指 導 教 員 に 相 談 し て く だ さ い 。 また、著者によって略号の使用方が異なることもありますが、自分の卒論執筆において は表記の仕方や略号の使用法は統一してください。 - 12 - 先輩からのアドバイス②~西洋史を学ぶからには洋書に挑戦してみよう!~ 現 在 は 以 前 に 比 べ 洋 書 の 購 入 は 非 常 に 身 近 に な っ て い ま す 。 Amazon.comな ど の ネット書店や海外の書店(新刊/古書)のホームページを利用すると比較的手間 がかからないです。価格、発送方法、支払方法など他店と比較することも忘れずに 。 Amazonで は 購 入 者 あ て に 類 書 の 案 内 も あ り ま す 。 ネット書店で注文する際の注意 ・カード決済のみという店もあります。また、使えるカードの種類にも注意。 ・ Amazonな ど の 大 型 ネ ッ ト 書 店 で は 注 文 シ ス テ ム が 整 っ て い ま す が 、 そ う で な い 書 店 も 多 い で す 。 そ の 場 合 は メ ー ル で の や り と り に な り ま す (も ち ろ ん 英 語 等 で )。 そ ん な と き に 役 立 つ の が ビ ジ ネ ス 英 語 の 用 例 辞 典 の 類 。 注 文 だ け でなくトラブルや確認のためにも有効!たま~に注文していない商品が 送られてくることもあるぞ(体験者談)。 インターネットを使わずに洋書を海外から購入しようとする場合、洋書を取り 扱っている大型書店や専門書店に相談してみると良いです。 洋古書なら世界最大の本の街・神田神保町を散策してみましょう。本屋めぐり と喫茶店めぐりという、これぞ大学生!という楽しみがあります。 洋書を海外から取り寄せる際には時間がかかる場合があることを念頭におく こと。秋に注文した本が卒論提出後に届いても意味がないので……。 高校の時よりも大学に入ってからの方が語学にかける時間がきっと多いはず。 せっかくみっちりやった(やらされた?)語学なので、ぜひ洋書にも挑戦して みてください(西洋史専攻図書室にも基本的なものはそろっています)。 わからないところはTAの人にどんどん質問しに来てください! ■オンライン これまで日本史・東洋史に比べると西洋史の学生は一次史料に直接あたることが困難で した。ですがオンライン史料を有効活用すればその不利な状況を一気に覆すことも可能で す。 最 近 の 卒 論 で は Newcastle University が オ ン ラ イ ン で 公 開 し て い る 史 料 ( Gertrude Bell という人物の日記)を使用した学生もいます。こういったオンライン史料を見つけること ができれば、海外の文書館に探しに行かなくても日本国内で入手が困難な史料を閲覧でき ます。もう諦めなくても良いわけです。 た だ し 、オ ン ラ イ ン( イ ン タ ー ネ ッ ト )か ら 史 料 / 資 料 を 使 用 す る 際 は 注 意 が 必 要 で す 。 しっかりとしたサイトを正しく使用すればよりよい卒論にもなりますが、そうでないもの を使用した場合はかえって卒論の評価を下げることになりかねないので気をつけてくださ い。 以 下 に 西 洋 史 学 専 攻 で 卒 論 を 執 筆 す る 場 合 の 注 意 事 項 を 記 し ま す 。参 考 に し て く だ さ い 。 また、研究室のレファレンス・コーナーに Trinkle,Dennis A.& Merriman,Scott A. (ed.), The History Highway: a 21st -century guide to Internet resources, M.E.Sharpe, USA, 2006. というガイドブックがあります。大いに活用してください。この本ではいろいろなサイト を紹介しているので本当に使えます! - 13 - (1)諸注意 ①利用に適さないサイト例 ・日本語のサイト あくまで原則として。例外について②を参照。 ・サイトの管理者が判明しないサイト ど う い っ た 人 な の か 、 何 を し て い る 人 な の か 、 学 術 的 な 訓 練 を 受 け た 人 な の か etc. ・一個人が日本語訳した史料(当人が研究者でも不可) ネット上ではよく見受けられますが、訳にどこまで信用がおけるのかわからないこと が多い。また、どこの誰が訳したものなのか? ・データベース系 何を根拠に作成しているのか判然としない物が多い。 ・写真 個人がアップしている写真を使用する場合はやはり典拠のきちんとしたものを使用 すること。 ※これらの注意事項は海外のサイトでも同様です。 ②日本語でも利用して良いサイト ・大学や研究所などの機関がアップしている原語(もしくは英訳・日本語訳)の史料 ・公的機関のアップしているデータベース(ただし、版の違いには注意) ex.)政 府 発 行 の 白 書 、 業 界 団 体 の デ ー タ ・新聞記事 そ の 際 は 元 の 記 事 を 使 用 す る こ と 。 Yahoo ニ ュ ー ス な ど か ら の 使 用 は 不 可 。 ③引用する場合は参照した日付を必ず明記。 サイトは更新されると内容が変わってしまうことがあるため。 ④使用したサイトは参考文献にも明記すること。またその際、どのような研究機関・団体 が管理・運営しているサイトなのかを付記すること。 ⑤盗用は絶対ダメ ネット上にあるもの(文章や資料など)をそのままコピーして貼り付けるのは絶対に ダメです。盗用が発覚した場合、きわめて深刻な事態になると覚悟してください。 - 14 - 先輩からのアドバイス③~インターネット、どう使うかはキミ次第!~ インターネット。人類史上もっとも革命的な技術発明のひとつ。簡単に洋書が 買えるのも、自分の部屋にいてもありとあらゆる情報を知ることができるのも、 世界中の人ともコミュニケーションができるのも、自分の思っていることを発信 することができるのもネットのおかげ。実感として、便利な道具というよりすで に生活の一部になっています。 なんでもありがネットの魅力でもあり、同時にそのなんでもありこそが危険だ ったりします。 特に研究で使う際には要注意。そのサイトの主宰者がどんな人(専門的な訓練 を受けているのか、主義・主張に著しい偏向がないか)なのかわからなかったり、 検索で上位に出てきたからといって本当に信頼がおけるのかどうかもわからな かったり……。でも、史学科の学生だったら本を手に取るときに後ろの著者略歴 を最初にチェックするのは基本中の基本! そのスタンスを忘れずに! 初めて訪れるサイトはまずは疑いを持って。「疑う」というのは歴史学研究の 基本のひとつです。信用できそうだったら自分の研究に役立ててください(ただ し、無断転載とか、史料訳の無断使用とかは制作者の許可がない場合は御法度 で す ! ) 。 も ち ろ ん 、 レ ジ ュ メ 報 告 や 卒 論 に は URLを 明 記 す る の も お 忘 れ な く 。 サイトだけでなく今はメルマガとかでも学術的なもの(新刊情報があったり) があるので、興味があったら探してみてください。 ネットの使い方でパソコンを魔法の箱にするか、ただの箱にしてしまうかは 使う人次第。「ネットリテラシー」もきっちりと学んでください。 「 IT技 術 」 と か 「 高 度 情 報 化 社 会 」 っ て 言 う け ど 、 「 情 報 」 を 〈 information〉 っ て 訳 し て い る よ う じ ゃ ダ メ な わ け で す 。 本 来 、 「 情 報 」 は 〈 intelligence〉 、 つ ま り 「 知 性 」 で あ る べ き な ん で す ね ( 〈 intelligence〉 に は 「 情 報 」 と い う 意 味 も ある)。「知性」があってはじめて「情報」は活きるのです。 (2)注のつけ方 例 と し て「 ア メ リ カ の 銃 規 制 問 題 」と い う テ ー マ で 注 を 付 け て み ま し た 。注 (1 )、(2)、 (4)は web サ イ ト 、 (3)は オ ン ラ イ ン ・ ジ ャ ー ナ ル の 使 用 例 。 ま た (2)で は 新 聞 の オ ン ラ イ ン ・ デ ー タ ベ ー ス も 使 用 。 (5)は ア メ リ カ 議 会 の オ ン ラ イ ン ・ デ ー タ ベ ー ス か ら 。 明記すべき要件は基本的に著書や論文と実は変わりありません。 全米ライフル協会の反オバマ・キャンペーンについては以下のページを参照 ( 2010 年 1 月 20 日 閲 覧 ) 。 『 全 米 ラ イ フ ル 協 会 ホ ー ム ペ ー ジ 』 http://www.gunbanobama.com/ 1) 2) 下を 同上サイトを参照(閲覧日も同じ)。アメリカ国内での銃規制の議論については以 参 照( 2010 年 1 月 4 日 閲 覧 )。"Gun Owners, Unfiltered"; [Editorial], New York Times. (Late Edition (East Coast)). New York, N.Y.: Dec 21, 2009. pg. A.30. from ProQuest:. http://proquest.umi.com/pqdweb - 15 - 3) Kleck, Gary, Gertz,Marc, & Bratton,Jason, "Why do people support gu n control?: Alternative explanations of support for handgun bans", Journal of Criminal Justice, New York: Sep/Oct 2009. Vol. 37, Iss. 5; p. 496. Retrieved Nov. 28, 2009 from ProQuest: ※1 ※2 4) 〔 Retrieved Nov. 28, 2009 〕 は 閲 覧 し た 日 付 で す 。 日 本 語 で 書 く か ど ち ら か に 統一してください。 〔 from ProQuest〕 は 使 用 し た デ ー タ ベ ー ス で す 。 そ の 後 に 続 け て URL を 明 記 。 ま た ProQuest を 使 用 す る の は 2 度 目 な の で URL は 付 記 し て い ま せ ん 。 前 掲 の 全 米 ラ イ フ ル 協 会 サ イ ト を 参 照 ( 2010 年 1 月 26 日 閲 覧 ) 。 5) ア メ リ カ の 銃 器 メ ー カ ー SIGARMS 社 の 顧 問 弁 護 士 Rodd Walton が ア メ リ カ 下 院 司 法 委 員 会 で お こ な っ た 答 弁 に つ い て 以 下 を 参 照 ( 2010 年 4 月 2 日 閲 覧 ) 。 Protection of Lawful Commerce in Arms Act, Committee on Judiciary. House, Mar. 15, 2005. from Lexis-Nexis Congressional: http://web.lexis -nexis.com/congcomp (3)参考文献表 引き続き「銃規制問題」を例にして、参照したサイトを文献表にも列挙する形式を書き ます。参考にしてください。 ① web サ イ ト は 文 献 表 の 一 番 最 後 に ま と め る 。 ② サ イ ト 名 と URL を 明 記 。 ま た 、 サ イ ト を 管 理 ・ 運 営 し て い る 機 関 ・ 団 体 に つ い て の 説明を付記。 ・ web サ イ ト National Rifle Association http://www.nraila.org/ 「 全 米 ラ イ フ ル 協 会 」 。 1871 年 設 立 。 銃 規 制 に 反 対 す る ア メ リ カ 最 大 級 の 圧 力 団 体 。 Children's Defense Fund http://www.childrensdefense.org/ 「 子 ど も を 護 る 基 金 」 。 1973 年 設 立 。 ア メ リ カ の NPO 団 体 。 子 ど も の 権 利 ・ 生 命 の 擁 護、 貧困や虐待からの救済を目的に活動している。 Violence Policy Center http://www.vpc.org/ 「 暴 力 対 策 セ ン タ ー 」。1988 年 設 立 。殺 人 な ど ア メ リ カ 国 内 の 様 々 な 暴 力 問 題 に つ い て 研究・調査している非課税の機関。特に銃使用による事件について研究し、銃規制を 支持。 Mayors Against IllegalGuns http://www.mayorsagainstillegalguns.org/html/home/home.shtml 「 不 法 銃 器 に 反 対 す る 市 長 の 会 」。 2006 年 設 立 。現 在( 2012 年 )600 人 以 上 の ア メ リ カ の市長が賛同している。銃犯罪防止のための団体。 - 16 - Ⅲ .西 洋 史 学 基 本 文 献 表 (☆は西洋史研究室に所蔵) 〈 A〉 概 説 ・ 通 史 『 世 界 史 大 系 』 全 17 巻 + 別 巻 , 誠 文 堂 新 光 社 , 1959-1960. 『 大 世 界 史 』 全 26 巻 , 文 芸 春 秋 社 , 1967-1969. ☆ 『 世 界 の 歴 史 』 全 25 巻 , 講 談 社 , 1977-1983. ☆ 『 世 界 の 歴 史 』 全 30 巻 , 中 央 公 論 社 , 1997-1999. ☆ 『 生 活 の 世 界 歴 史 』 全 10 巻 , 河 出 書 房 新 社 , 1974-1975. 『 新 書 西 洋 史 』 全 10 巻 , 有 斐 閣 , 1980. ☆ 『 民 族 の 世 界 史 』 全 15 巻 , 山 川 出 版 社 , 1985-1987. ☆ 『 興 亡 の 世 界 史 』 全 20 巻 , 講 談 社 , 2007☆ ☆ 〈 B〉 専 門 的 通 史 『 岩 波 講 座 世 界 歴 史 』 新 版 全 31 巻 , 全 28 巻 + 別 巻 , 岩 波 書 店 , 1967-74, 1997☆ 『 世 界 現 代 史 』 全 37 巻 , 山 川 出 版 社 , 1975☆ 『 世 界 歴 史 大 系 』 ( 英 、 仏 、 独 、 米 、 露 、 西 、 中 、 南 ア ジ ア ) , 山 川 出 版 社 , 1900☆ 『 世 界 各 国 史 』 新 版 全 28 巻 ( 一 部 旧 版 ) , 山 川 出 版 社 , 1998☆ 『 シ リ ー ズ 世 界 史 へ の 問 い 』 全 10 巻 , 岩 波 書 店 , 1990-1991. 『 こ れ か ら の 世 界 史 』 全 13 巻 , 平 凡 社 , 1994- ☆ 『 女 の 歴 史 』 , 藤 原 書 店 , 1994-1998. ☆ ☆ 〈 C〉 研 究 入 門 井 上 幸 治 ・ 林 健 太 郎 編 『 西 洋 史 研 究 入 門 』 ( 新 ・ 旧 版 ) , 東 大 出 版 会 , 1954.1956. 前 川 貞 次 郎 編 『 入 門 西 洋 史 学 』 ミ ネ ル ヴ ァ 書 房 , 1965. ☆ 井 上 幸 治 ・ 入 交 好 脩 編 『 西 洋 経 済 史 学 入 門 』 広 文 社 , 1967. 林 健 太 郎 ・ 沢 田 昭 夫 編 『 原 典 に よ る 歴 史 学 の 歩 み 』 講 談 社 , 1974. イ ッ ガ ー ス , G . G . 『 ヨ ー ロ ッ パ 歴 史 学 の 新 潮 流 』 晃 洋 書 房 , 1986. ☆ 西 川 正 雄 ・ 小 谷 汪 之 編 『 現 代 歴 史 学 入 門 』 東 大 出 版 会 , 1987. ☆ 福 井 憲 彦 『 「 新 し い 歴 史 学 」 と は 何 か 』 日 本 エ デ ィ タ ー ス ク ー ル 出 版 部 , 1987. 望 月 幸 男 他 編 『 西 洋 近 現 代 史 研 究 入 門 』 名 大 出 版 会 , 1993. 1999.( 改 訂 版 ) ☆ ☆ 『 古 代 文 明 の 謎 と 発 見 』 全 10, 毎 日 新 聞 社 , 1977-1978. ☆ ク レ ン ゲ ル , H . 『 古 代 バ ビ ロ ニ ア の 歴 史 』 山 川 出 版 社 , 1980. ☆ 『 古 代 オ リ エ ン ト 商 人 の 世 界 』 山 川 出 版 社 , 1983. ☆ 『 古 代 シ リ ア の 歴 史 と 文 化 』 六 興 出 版 , 1991. 岸 本 通 夫 ・ 吉 川 守 他 『 古 代 オ リ エ ン ト 』 ( 世 界 の 歴 史 2) , 河 出 書 房 新 社 , 1989. グ レ イ , ジ ョ ン 『 オ リ エ ン ト 神 話 』 青 土 社 , 1993. ジ ュ ニ ア , マ ッ カ ー タ ー 他 『 最 新 ・ 古 代 イ ス ラ エ ル 史 』 日 本 基 督 教 団 出 版 局 , 1993. ボ テ ロ , ジ ャ ン 『 メ ソ ポ タ ミ ア 』 法 政 大 学 出 版 局 , 1998. 中 田 一 郎 訳 『 ハ ン ム ラ ビ 「 法 典 」 』 リ ト ン , 1999. ☆ 前 田 徹 他 『 歴 史 学 の 現 在 古 代 オ リ エ ン ト 』 山 川 出 版 社 , 2000. ☆ ☆ 弓 削 達 ・ 伊 藤 貞 夫 『 古 典 古 代 の 社 会 と 国 家 』 東 大 出 版 会 , 1977. マ イ ヤ ー , E . 『 ロ ー マ 人 の 国 家 と 国 家 思 想 』 岩 波 書 店 , 1978. ホ ー ク ス , J . 『 古 代 文 明 史 』 上 ・ 下 巻 , み す ず 書 房 , 1978. 伊 藤 貞 夫 『 古 典 期 の ポ リ ス 社 会 』 岩 波 書 店 , 1981. ☆ 『 古 典 期 ア テ ネ の 政 治 と 社 会 』 東 大 出 版 会 , 1982. ブ ラ イ ケ ン , J . 『 ロ ー マ の 共 和 政 』 山 川 出 版 社 , 1984. 松 本 宣 郎 『 キ リ ス ト 教 徒 大 迫 害 の 研 究 』 南 窓 社 , 1991. ☆ 長 谷 川 博 隆 編 『 古 典 古 代 の パ ト ロ ネ ジ 』 名 大 出 版 会 , 1992. 弓削達・伊藤貞夫編『ギリシャとローマ-古典古代の比較史的考察-』河出書房新社 , 1988. ☆ - 17 - 豊 田 浩 志 『 キ リ ス ト 教 の 興 隆 と ロ - マ 帝 国 』 南 窓 社 , 1994. ☆ 月 本 昭 男 他 編 現 代 聖 書 講 座 『 』 第 1 巻 , 日 本 基 督 教 団 出 版 局 , 1996. ☆ 桜 井 万 里 子 『 古 代 ギ リ シ ア 社 会 史 研 究 』 岩 波 書 店 , 1996. ☆ 伊 藤 貞 夫 ・ 木 村 凌 二 編 『 西 洋 古 代 史 研 究 入 門 』 東 大 出 版 会 , 1997. ☆ ミ ッ タ イ ス , H . / リ ー ベ リ ッ ヒ , H . 『 ド イ ツ 法 制 史 概 説 』 創 文 社 , 1971. ☆ サ ザ ン , R . W . 『 中 世 の 形 成 』 み す ず 書 房 , 1978. 前 沢 伸 行 他 『 文 献 解 説 ヨ ー ロ ッ パ の 成 立 』 南 窓 社 , 1981. ☆ 木 村 尚 三 郎 他 編 『 』 「 中 世 史 講 座 」 全 12 巻 、 学 生 社 、 1982-1985 ☆ オ リ ヴ ィ エ = マ ル タ ン , F r . 『 フ ラ ン ス 法 制 史 概 説 』 創 文 社 , 1986. ☆ ブ ロ ッ ク , M . 『 封 建 社 会 』 , 堀 米 庸 三 監 訳 , 岩 波 書 店 , 1995. ☆ 池 上 俊 一 『 ロ マ ネ ス ク 世 界 論 』 名 大 出 版 会 , 1999. ☆ 佐 藤 彰 一 ・ 池 上 俊 一 ・ 高 山 博 編 『 西 洋 中 世 史 研 究 入 門 』 名 大 出 版 会 , 2000. 2005.( 改 訂 版 ) ☆ ア メ リ カ 学 会 編 『 原 典 ア メ リ カ 史 』 全 5 巻 + 別 巻 , 岩 波 書 店 , 1950-1958. ☆ ビ ア ー ド , C . A . 『 新 版 ア メ リ カ 合 衆 国 史 』 岩 波 書 店 , 1964. 斉 藤 真 他 編 (旧 版 )/ 本 間 長 世 他 編 (新 版 )『 ア メ リ カ 研 究 入 門 』 東 大 出 版 会 , 1969/1980. タ カ キ , ロ ナ ル ド 『 多 文 化 社 会 ア メ リ カ の 歴 史 』 明 石 書 店 , 1995. ☆ 渡 辺 和 子 編 『 ア メ リ カ 研 究 と ジ ェ ン ダ ー 』 世 界 思 想 社 , 1997. ☆ エ ヴ ァ ン ズ , サ ラ ・ M 『 ア メ リ カ 女 性 の 歴 史 』 明 石 書 店 , 1997. 阿 部 斉 ・ 五 十 嵐 武 士 編 『 ア メ リ カ 研 究 案 内 』 東 大 出 版 会 , 1998. ☆ 岡 田 泰 男 『 ア メ リ カ 経 済 史 』 慶 大 出 版 会 , 2000. ☆ 五 十 嵐 武 士 ・ 油 井 大 三 郎 編 『 ア メ リ カ 研 究 入 門 』 ( 第 3 版 ) 東 大 出 版 会 , 2003. ☆ ヒ ル , C . 『 宗 教 改 革 か ら 産 業 革 命 へ 』 未 来 社 , 1970. ☆ ト レ ヴ ェ リ ア ン , G . M . 『 イ ギ リ ス 社 会 史 』 全 2 巻 , み す ず 書 房 , 1970/1983. ☆ 『 イ ギ リ ス 史 』 全 3巻 , み す ず 書 房 , 1973-1975. ☆ ミ ッ チ ェ ル , R . / リ ー ズ , M . 『 ロ ン ド ン 庶 民 生 活 史 』 み す ず 書 房 , 1971. ☆ 青 山 吉 信 他 編 『 イ ギ リ ス 史 研 究 入 門 』 山 川 出 版 社 , 1973. ☆ 中 村 英 勝 『 イ ギ リ ス 議 会 史 』 有 斐 閣 , 1977. ☆ 斎 藤 修 『 プ ロ ト 工 業 化 の 時 代 』 日 本 評 論 社 , 1985. 村 岡 健 次 / 川 北 稔 編 著 『 イ ギ リ ス 近 代 史 』 ミ ネ ル ヴ ァ 書 房 , 1986. テ イ ラ ー , A . J . P . 『 イ ギ リ ス 現 代 史 』 み す ず 書 房 , 1987. ☆ シ ャ イ ラ ー , W . L . 『 第 三 帝 国 の 興 亡 』 全 5 巻 , 創 元 社 , 1961. ☆ 西 川 正 雄 編 「 ド イ ツ 近 現 代 史 関 係 邦 語 単 行 本 目 録 」 『 史 論 』 23 号 , 東 京 女 子 大 , 1971. マ ン , G . 『 近 代 ド イ ツ 史 』 全 2 巻 , み す ず 書 房 , 1972. ☆ ハ ル ト ゥ ン グ , F . 『 ド イ ツ 国 制 史 』 岩 波 書 店 , 1980. ☆ 村 瀬 與 雄 『 ド イ ツ 現 代 史 』 東 大 出 版 会 , 1982. ☆ 西 川 正 雄 編 『 ド イ ツ 史 研 究 入 門 』 東 大 出 版 会 , 1984. ☆ 木 谷 勤 / 望 田 幸 男 編 『 ド イ ツ 近 代 史 -18 世 紀 か ら 現 代 ま で 』 ミ ネ ル ヴ ァ 書 房 , 1992. 阿 部 良 男 編 『 ヒ ト ラ ー を 読 む 3000 冊 』 刀 水 書 房 , 1995. ☆ 矢 野 久 / フ ァ ウ ス ト , ア ン ゼ ル ム 編 『 ド イ ツ 社 会 史 』 有 斐 閣 , 2001. ☆ デ ュ ビ ィ , G . / マ ン ド ル ー , R . 『 フ ラ ン ス 文 化 史 』 全 3 巻 , 人 文 書 院 , 1970. ガ ク ソ ッ ト , P . 『 フ ラ ン ス 人 の 歴 史 』 全 3 巻 , み す ず 書 房 , 1975. ☆ 木 村 尚 三 郎 他 編 『 概 説 フ ラ ン ス 史 』 有 斐 閣 , 1982. ゼ ル デ ィ ン , T . 『 フ ラ ン ス 人 』 全 2 巻 , み す ず 書 房 , 1989. 鳥 山 成 人 『 ロ シ ア 史 』 修 道 社 , 1956. 江 口 朴 郎 編 『 ロ シ ア 革 命 の 研 究 』 中 央 公 論 社 , 1968. ☆ 菊 地 昌 典 編 『 ソ ビ エ ト 史 研 究 入 門 』 東 大 出 版 会 , 1976. ☆ カ ー , E . H . 『 ロ シ ア 革 命 』 岩 波 書 店 , 1979. サ イ ー ド , エ ド ワ ー ド ・ W 『 オ リ エ ン タ リ ズ ム 』 平 凡 社 , 1986. ☆ アンダーソン, ベネディクト『想像の共同体-ナショナリズムの起源と流行-』 NTT 出 版 , 1997.( 初 版 リ ブ ロ ポ ー ト , 1987.) ☆ ス コ ッ ト , ジ ョ ー ン ・ W 『 ジ ェ ン ダ ー と 歴 史 学 』 平 凡 社 , 1992. ☆ - 18 - ☆ ☆ 竹村和子『思考のフロンティア フ ェ ミ ニ ズ ム 』 岩 波 書 店 , 2000. ☆ Sasson, J. M. (ed.), Civilizations of the Ancient Near East , 4 vols., Charles Scribner's Sons, 1995. ☆ The Cambridge Ancient History , 12 vols.( 時 代 ・ 地 域 別 通 史 、 詳 細 な Bibliography/Index) ☆ The Cambridge Medieval History , 8 vols.( 章 別 ・ 主 題 別 通 史 、 B./I.) ☆ The New Cambridge Modern History, 14 vols. ( 章 別 ・ 主 題 別 通 史 、 I.) ☆ The Cambridge History of the British Empire . ( 章 別 ・ 主 題 別 通 史 、 B./I.) ☆ English Historical Documents , 12 vols.( 原 資 料 と 解 説 、 年 代 順 ) ☆ Europe in the Middle Ages .( 評 価 の 定 ま っ た 文 献 の 英 語 翻 訳 選 集 ) ☆ Seminar Studies in History .( 論 文 の 展 開 、文 献 ・資 料 の 参 照 の 仕 方 を 学 ぶ シ リ ー ズ 、小 資 料 集 付、 B./I.) ☆ Studies in Economic and Social History .( 最 新 の 経 済 ・ 社 会 史 の ガ イ ド 的 な シ リ ー ズ 、 B./I.) ☆ Problems in Focus.( 各 巻 ご と 、 1 つ の テ ー マ を 数 人 の 研 究 者 が 論 述 、 註 、 B./I.) ☆ 〈 D〉 研 究 動 向 史 学 会 編 『 史 学 雑 誌 』 山 川 出 版 社 ※ 59 編 以 後 の 各 編 5 号 「 回 顧 と 展 望 」 ☆ 史 学 会 編 『 日 本 歴 史 学 会 の 回 顧 と 展 望 1949-1985』 全 25 巻 , 山 川 出 版 社 , 1987-1988. ☆ 国 際 歴 史 学 会 議 日 本 国 内 委 員 会 編『 日 本 に お け る 歴 史 学 の 発 達 と 現 状 』I-V( 東 大 出 版 会 ), VI-VII ( 山 川 出 版 社 ), Ⅰ -1959, Ⅱ -1966, Ⅲ -1969, Ⅳ -1976, Ⅴ -1980, Ⅵ -1985, Ⅶ -1990. ☆ 歴 史 科 学 協 議 会 編 『 現 代 を 生 き る 歴 史 科 学 』 全 3 巻 , 大 月 書 店 , 1987. 法 制 史 学 会 編 『 法 制 史 文 献 目 録 』 創 文 社 , Ⅰ -1962(再 版 1983), Ⅱ -1983. ☆ ( Ⅱ ) 社 会 経 済 史 学 会 編 『 社 会 経 済 史 学 の 課 題 と 展 望 』 有 斐 閣 , 1992. 『 ア メ リ カ 研 究 邦 語 文 献 目 録 』 I -1973, Ⅱ -1976, Ⅲ -1982, Ⅳ -( 歴 史 ) 1987, 東 京 大 学 出 版会 ☆ 『 ア メ リ カ 外 交 史 』 『 移 民 研 究 』 基 本 図 書 リ ス ト , 東 大 ア メ リ カ 研 究 資 料 セ ン タ ー , 1991. ☆ 歴 史 学 研 究 会 編 『 現 代 歴 史 学 の 成 果 と 課 題 』 青 木 書 店 , Ⅰ (1-4) 1974-75, Ⅱ (1-3)1982. 歴 史 学 研 究 会 編 『 現 代 歴 史 学 の 成 果 と 課 題 1980-2000 年 Ⅰ 歴 史 学 に お け る 方 法 的 転 回 』 青 木 書 店 , 2002. 歴 史 学 研 究 会 編 『 現 代 歴 史 学 の 成 果 と 課 題 1980-2000 年 Ⅱ 国 家 像 ・ 社 会 像 の 変 貌 』 青 木 書 店 , 2003. 〈 E〉 雑 誌 『史学雑誌』 ☆ 『 西 洋 史 学 』 総 目 録 ( 1-150 号 、 別 冊 「 西 洋 史 学 総 目 録 」 比 叡 書 房 1989) ☆ 『 歴 史 学 研 究 』 総 目 録 ( 1-500 号 、 別 冊 「 歴 史 学 研 究 総 目 録 」 1982) ☆ 『 社 会 経 済 史 学 』 総 目 録 ( 1-36 巻 6 号 、 臨 時 増 刊 1975) ( 1-48 巻 6 号 、 「 社 会 経 済 史 学 会 50 年 の 歩 み 」 有 斐 閣 1984) 『 法 制 史 研 究 』 総 目 録 ( 1-20 号 、 20 号 所 収 1971) 〈 F〉 事 典 ・ 辞 典 〈歴史事典〉 『 世 界 歴 史 事 典 』 全 25 巻 , 平 凡 社 , 1951-1955. ☆ J.ド ゥ ロ ル ム 編 『 年 表 世 界 史 』 全 4 巻 , 白 水 社 , 1967. ☆ 村 川 堅 太 郎 、 江 上 波 夫 他 編 『 世 界 史 小 辞 典 』 山 川 出 版 社 , 1979. ☆ 京都大学文学部西洋史研究室編『改訂増補版 西洋史辞典』創元新社, 1964. ☆ 京 都 大 学 西 洋 史 辞 典 編 纂 会 編 『 新 編 西 洋 史 辞 典 』 東 京 創 元 社 , 1983. ☆ 『 英 米 史 辞 典 』 研 究 社 , 2000. ☆ フィエロ, アルフレッド、鹿島茂監訳『パリ歴史辞典』白水社, 2000. 西川正雄他編『角川世界史辞典』角川書店, 2001. ☆ 望田幸男編『西洋の歴史基本用語集(近現代編)』ミネルヴァ書房, 2003. 日 本 オ リ エ ン ト 学 会 編 ( 代 表 編 集 : 中 田 一 郎 ) 『 オ リ エ ン ト 事 典 』 岩 波 書 店 , 2004. - 19 - Dictionary of the Middle Ages. , Charles Scribner's Sons, 1982 -1983. ☆ 〈人名辞典〉 『岩波西洋人名辞典 増補版』岩波書店,1981. ☆ クリスタル, デイヴィッド編『岩波=ケンブリッジ世界人名辞典』岩波書店,1997. 『改訂増補 西洋人名よみかた辞典』(全3巻)日外アソシエーツ,1992. 〈歴史学の考え方〉 『歴史学辞典』弘文堂,1992~. ( 全15巻予定) 〈宗教・思想〉 『 キ リ ス ト 教 大 事 典 』 教 文 館 , 1963. ☆ 『 旧 約 新 約 聖 書 大 辞 典 』 教 文 館 , 1989. ☆ 『 西 洋 思 想 大 事 典 』 全 5 巻 , 平 凡 社 , 1990. ☆ 山折哲雄『世界宗教大辞典』平凡社,1991. ウィーナー, フィリップ・P『西洋思想大辞典』(全4巻+別巻) 平凡社,1990. 〈 G〉 年 表 ・ 地 図 ・ 統 計 資 料 〈年表〉 ト レ ー ガ ー , J.編 『 ト ピ ッ ク ス & エ ピ ソ ー ド 世 界 史 大 年 表 』 平 凡 社 , 1985. 『 世 界 史 大 年 表 』 山 川 出 版 社 , 1992. ☆ 〈地図〉 『帝国書院=ウェスターマン社 世界歴史地図』帝国書院, 1982. ブラック, ジェレミー監修『世界史アトラス』集英社, 2001. ☆ ☆ 〈統計資料〉 『マクミラン世界歴史統計』Ⅰ- ヨーロッパ編, Ⅲ- 南北アメリカ・大洋州編, 原書房, 1984, 1985. ☆ 『 ヨ ー ロ ッ パ 歴 史 統 計 / 国 家 ・ 経 済 ・ 社 会 』 ( 上 ・ 下 ) , 原 書 房 , 1985, 1987. ☆ 『 ア メ リ カ 歴 史 統 計 』 全 3 冊 , 原 書 房 , 1989. ☆ Mitchell/Abstract of British Historical Statistics., Cambridge Univ. Press, 1962. ☆ 〈 H〉 そ の 他 澤田昭夫『論文の書き方』講談社学術文庫. 澤田昭夫『論文のレトリック』講談社学術文庫 清水幾太郎『論文の書き方』岩波新書. - 20 - Ⅳ .特 別 演 習 に つ い て (特別演習はゼミによってやり方・進行が異なるので指導教員の指示に従ってください) ◆特別演習とは 昨年秋の履修ガイダンスでも説明しましたが、演習形式で授業が進められます。ゼミは 個々の報告とそれらに対する批判・検討を基本とするもので、最も“大学らしい”授業と 言えます。当然、無断での欠席は許されません(特に自分が報告の回)。 ゼミによって細かい点は異なりますが、後期以降は卒論の練習ともいえる予備卒論 (ゼミ論)を書くことになります。とりあえずはこのゼミ論がみなさんの今年の目標と言 えるでしょう。 また、みなさんは大学生活の折り返しを迎えたわけですが、残りの2年間はゼミを中心 に大学生活を送ることになります。ゼミは来年度の卒論執筆に向けて重要であるだけでな く、人間関係においても少なからず大切なものなので、無断欠席してゼミ仲間に迷惑をか けると後々問題になったりもします……。気をつけてください。 ◇テキスト&レジュメ印刷補助 ゼミによりますが、特別演習では自分の報告をするにあたり、自分が選んだ論文などを テキストとしてゼミの全員(教員含む)に前もって配布します。また当日にはレジュメも 全員に配布します。ここではその手続きについて説明します。 (1)テキスト ①発表者は選んだ論文(あるいは本の一部)のコピーをとってください。 ・ネットなどからプリントアウトした場合は必ずコピー原稿を見開き 2 ページの 状態にすること。 ・そのコピー代は自費です。 ・両面印刷にしないでください。 ・ホチキスで綴じないでください。 ・折る必要はありません。 ・ページの抜かし、印刷ミスに注意。 ②発表者は①で作成したコピーを室員に渡し、必要な部数を申請。 ※ 原 則 と し て 報 告 の 2 週 間 前 ま で に 申 請 。ゼ ミ で 配 布 す る の は 報 告 の 1 週 間 前 な の で 、 さらに余裕を見てその 1 週間前、ということです。 発表者がテキストを配付するはずの回(発表の前週)までに室員にテキストを 持 っ て こ な か っ た 場 合 は 受 け 付 け ま せ ん 。発 表 ま で に 自 費 で 人 数 分 を 作 成 す る こ と 。 ③作成されたテキストは各特別演習のテキスト・ボックスに入れておきます。発表者は それを取ってゼミで配布します。 ※その際、テキスト・ボックス内には残部などを置いていかないでください (基本的に申請された部数しか作成しませんが)。また欠席などで余っても 戻さないでください。欠席者に渡す場合はそれまで自分でもっていてください。 テキスト・ボックスがコピーの山であふれることになってしまいます。 - 21 - (2)レジュメ ①発表者は研究室でレジュメの原稿を見せ、印刷申請用紙をもらう。 ②文学部事務室の窓口で必要事項を記入した印刷用紙を見せ、印刷する。 ③発表者は授業でレジュメを配布する。 ※印刷は当日でもかまいませんが、印刷コーナーが混み合うこともあるので時間に 余裕をもって印刷しましょう。 ※テキスト同様に、報告の終わったレジュメをテキスト・ボックス内に残さない でください。 先 輩 か ら の ア ド バ イ ス ④~便 利 なCiNii(サイニイ)、だけど急がば回れ!~ 中央大学図書館は様々なオンライン・データベースを契約購入しています。 そ の 中 に は 雑 誌 論 文 そ の も の を 検 索 ・ 閲 覧 で き る も の も あ り ま す (当 然 プ リ ン ト ア ウ ト も で き ま す )。 中 で も 代 表 的 な も の が 「 論文情報ナビゲータCiNii(サイニイ)」でしょうか。 その論文が他の研究者からどのくらい引用されたか(つまり「量」)、という情報は論文の 「質」というものをある程度保証してくれます(ただし、絶対的な指標ではありません。 視聴率の高いテレビ番組が必ずしも質の高い番組ではないでしょう?)。 そ れ で も お そ ら く 多 く の 学 生 が 「 CiNii」を使うでしょう。だって論文自体がアップ されていればボタン1つでプリントアウトできますから。手間暇もコピー代だってかから りません。 でも本当にその論文でいいですか? その論文が自分が探していた、自分に 必要なものならよいですが、「雑誌探すの面倒だから、これでいいや」って 決めてませんか? わずかな労を惜しんで安易に妥協しないでください。一見遠回りに見えても、 結果としてそれが一番の近道だったということはよくあることです。 ※ pp.27-28 は 落 丁 で は あ り ま せ ん 。 メ モ 欄 と し て お 使 い く だ さ い 。 - 22 -
© Copyright 2024 Paperzz