腎障害時の薬剤チェックリスト eGFR補正なし ★:中等度以上 50>eGFR>31 ▲:高度の 30>eGFR>11 ■:重篤・重度の 10>eGFR *:用量調節の記載あり 薬剤名 eGFR体表面積補正無し(≒CCr) >50 50~31 ■ アサコール 2400~3600㎎ 分3 ■ アスピリン末 0.5~4.5g 分1~3 ▲ アドシルカ >80 40mg分1 >50 20mg分1 ■ 30~11 HD 透析 透析性 腎機能廃絶 使用可 × 禁忌エビデンス無し ○ 添付文書では重篤な腎障害に禁忌となっ 添 重篤なている(MCLSを除く解熱鎮痛) ①② × 重度の- ①添 禁忌 × 重度の- 添腎 24μ g 分1 から開始 不明 ≦10 慎重投与 禁忌 腎機能正常者と同量を慎重投与 (≦10は投与を避ける) 禁忌 10㎎/day 1回2.5mg 1日max2.5mg * アマージ * アミティーザ * アロプリノール * イーケプラ * イグザレルト 15mg 分1 ■ インフリーS 400㎎ 分2 腎障害を悪化させる恐れがある ため重篤な腎障害に禁忌 (減量不要) ★ エクジェイド 20~30㎎/kg 分1 エブトール 500㎎ 分1 ■ * 1日max5mg 48μ g 分2 * エリキュース 500~1000 ㎎ 分1 ○ 透析後の補充量250~500㎎ * 腎 添① × 15≦Ccr<30は、慎重に検討した上で投与 重篤な- 腎 添:<15で禁忌 <15 添① 重腎禁忌だ が減量不要 × ①CKDガイド2012は<50で禁忌 ②ガイドブックは<10で禁忌だが減量不要 50~40 <40以下を高度として定義し 不明 20mg/kgを 禁忌としている (備考参照) 分1 × 海外データ <40で禁忌を設定 ①HD:腎機能の廃絶した患者には腎機能 高度の- 腎① 正常者と同じ 500~1000㎎ 分2 1000~2000㎎ 500~1500 分2 分2 禁忌 Ccr<15で禁忌 10mg 分1(Ccr15~50) 500㎎ 24~36hr毎 1回250~ 250~500㎎ 500㎎48hr 48hr毎 毎 HD後 ○ 禁忌 Ccr<15で禁忌 ○ ①80歳以上②60kg以下③SCr1.5mg/dL以上のうち 2つ以上が該当すれば 0.6~3.6g (HD日はHD後) 低用量から開始し、漫然と投与を継続しない。 1.25~10㎎ 分1~2 低血糖を起こしやすいため少量 から開始(投与を避ける) (禁忌) ガバペン >60 600~2400㎎ 分3 59-30 29-15 400~1000 200~500㎎ ㎎ 分1 分2 14-5 100~200㎎ 分1 (200㎎をHD後追加) ■ カロナール 1500~4000㎎ 分3 ▲ グリミクロン 20~160㎎ 分1~2 ■ グリメピリド 1~6㎎ 分1~2 ★ ■ * ▲ * クレストール ** 腎 ①② 腎 ①② 重篤な添腎 <15 ○ 腎機能低下患者への長期投与による トリメチルアミンなどが蓄積するおそ れあり。 × 添付文書では禁忌だが、実臨床では低血 腎 糖に注意しながら使用している。チェック 重篤な①② 対象外とする (禁忌) 活性代謝物に 蓄積もあり投与 は避ける 重篤な- ○ HDや<5は添付文書を参照 * 添① 腎 * ①添 重篤な- 腎 ①② 血中濃度は上昇するものの、少量では減 量の必要なし、重篤な腎障害に禁忌となっ ているが、NSAIDより安全 ○ ②<10で投与間隔を1.5~2倍に延長する 高用量投与では<30は医師に確認してく ださい 減量の必要なし 添付文書は禁忌だが、代謝 物の活性が弱く低血糖は少 ない × 添付文書では禁忌だが、実臨床では低血 糖に注意しながら使用している。チェック 重篤な- ②① 対象外とする 低血糖を起こしやすいため少量 から開始(投与を避ける) (禁忌) × 添付文書では禁忌だが、実臨床では低血 腎 糖に注意しながら使用している。チェック 重篤な②① 対象外とする × 添:CcrはmL/min/1.73で記載されている 2.5~10㎎ 分1(MAX20㎎) Ccr<30は2.5㎎より開始 最大5㎎分1 コロネル 1.8~3.6g 分3 ザイザル 79-50 2.5㎎ 分1(MAX5mg) 49-30 2.5㎎を 2日に1回 サインバルタ 20~60mg 分1 慎重投与 サンリズム 腎 添① 腎 ①② オイグルコン $ * ** 1.8~3.6g 分3 * 活性代謝物M3のAUCはHD患者でも 11%しか上昇しないため、減量の必 要はないと考えられている。 腎・②HD患者は1回50㎎ 又はHD後100㎎(週3回) 腎不全患者で死亡例があるので注意 エルカルチン ■ 重篤な- 腎M ○ 50㎎ 分1 5mg分2 * 禁忌 ソース 100㎎ 週3回HD後 50~100㎎ 分1 100~300㎎ 分2~3 10mg分2 ■ 備考 禁忌(石灰沈着) 通常量 2.5㎎を 週2回 禁忌 禁忌 100~150㎎ 1回25~50㎎を1日1~2回 25~50㎎を 分2~3 投与 (MAX225mg) 1 / 5 ページ 25~50㎎ HD後 吸収なし 高Ca血漿に注意(HD) Caの問 SELDIN分類1期を除く(CCr50ml/min以 上) 題 * ①添 腎不全 透析除 腎M × 軽度(80~50)は2.5㎎/分1/day 重度の定義はCcr<10mL/minとしている × ほとんど尿中排泄されず、t1/2の延長な いが、血中濃度上昇するため禁忌。 高度- 添① 腎 × 透析後半に出現する心室性期外収縮の 予防にHD前に25㎎内服し、それでも予防 できなければ25㎎/日に増量するが体重 60kg以下では過量となる危険性が高い ** ①② 重度の- 腎添 H26.7.16改訂 eGFR補正なし ★:中等度以上 50>eGFR>31 ▲:高度の 30>eGFR>11 ■:重篤・重度の 10>eGFR *:用量調節の記載あり 薬剤名 eGFR体表面積補正無し(≒CCr) >50 50~31 30~11 ≦10 HD 透析 透析性 備考 禁忌 ソース * ジゴシンKY ハーフジゴシンKY 0.25~0.5mg 分1 0.125㎎ 分1(24hr毎) 0.125㎎ 48hr毎 ②<30で 0.125㎎ 週2~4回 × ベラパミル併用者はTDMを実施する 筋肉量の少ない患者(特に女性)は0.125 ㎎を週2回 ** 腎 ①② * シベノール 300~450㎎ 分3 50~100㎎ 分1~2 25㎎ 分1 禁忌 低血糖を起す × 軽度~中程度;Scr1.3~2.9 高度障害:Scr3.0以上と定義 * 腎 ①② * ジャヌビア 50~100㎎ 分1 × 中等度腎機能障害患者 AUC2.3倍 重度腎機能障害患者 AUC3.8倍 * 腎添 $ シンメトレル 100㎎ 分1~2 スーグラ 50㎎ (MAX100mg) 分1 ゼフィックス 100㎎ 分1 49-30 29-15 14-5 <5 初回100㎎ 初回100㎎ 初回35㎎ 初回35㎎ その後50㎎ その後25㎎ その後15㎎ その後10㎎ 分1 分1 分1 分1 △ ★ セララ 50~100㎎ 分1 禁忌(高K血症誘発) × ■ セレコックス 200~400㎎ 分2 腎障害を悪化させる恐れがある ため重篤な腎障害に禁忌 (減量不要) ▲ ゼローダ ■ ソタコール 80~320㎎ 分2 1/3~2/3に減量 ■ ダイドロネル 200~1000㎎ 分1 100~750㎎ 分1 タガメット 400~800㎎ 分1~4 50-10 400~600㎎ 分3 ■ ▲ * * 12.5~25㎎ 分1 25~50㎎ 分1 1回100㎎ 2~3日毎 禁忌 禁忌(効果が出ない) 慎重投与 抽出率50%だが分布容積が大きいため効 率的に除去できない 高度な<30 添 * ②添 中等度- ①② <50 添 ①CKDガイド2012は<50で禁忌 ②ガイドブックは減量の必要なし 重篤な- ①② 添 ○ 添付文書に減量スケールあり 重篤な- ② ○ 添付文書に外国人減量スケールあり(SCrによる) 重篤な<10 ② 禁忌 × ②HD患者に200㎎/dayで異所性石灰化・ 腎 重篤な動脈硬化が改善との報告もある ①② <10orHD 200㎎~400mg分1~2or 週3回400mg ○ HDで除去されるためHD日はHD後に 投与 HD患者の石灰化防止に有効の報告 あり 禁忌 基本禁忌 ECG下HD後 禁忌 * 腎添 タミフル 治療 150㎎ 分2 75㎎ 分1 75㎎を1回のみ (以後投与しない) ○ 添付文書では<10及び透析は投与法は確 立していないとしている ①②では75㎎単 回投与で5日間有効 * 腎① ②添 タミフル 予防 75㎎ 分1 75㎎ 隔日 ②によると 初回75㎎、2回目のHD後 に75㎎の計2回投与 ○ 添付文書では<10及び透析は投与法は確 立していないとしている * ①② 添 × 本剤の作用が増強するため禁忌 腎障害- ② × ②HD患者では<30より半減期が1.5倍にな るため注意が必要 * 腎① ②添 * 添 * ★ 不明 × 1800~4200㎎ 慎重・減量 分2 重腎禁忌だ が減量不要 HDを要 腎 する重篤 ①② - 5%以下 添付文書は外国人データ 意識障害・精神症状・痙攣 × チガソン 10~50㎎ 分1~3 禁忌 0.5㎎分1で開始 その後最大1㎎分2 通常用法 * チャンピックス * ツルバダ 1錠 分1 1錠 隔日 本剤は投与せず他剤で対応 T○ E× ▲ ティーエスワン 80㎎/㎡ 分2 1段階以上 の減量 禁忌 ○ ギメラシルの排泄遅延でFUの作用増強に 重篤なよる骨髄抑制↑ ★ テラビック 腎機能正常者 と同じ × リバビリン併用患者が対象となるた め、Ccr<50は禁忌。Ccr<30では、 AUCが21%上昇する。 * ドグマチール 150~600㎎ 分3 * トピエース ▲ ■ ハイペン 禁忌 50~300㎎ 分3 4mg分1 (max8mg) 400㎎ 分2 0.5㎎分1 25mg分1 or HD後に 50mg 25㎎ 分1 4mg分1 腎障害を悪化させる恐れがある ため重篤な腎障害に禁忌 (減量不要) 重腎禁忌だ が減量不要 ○ 慢性腎 腎 不全 ①② ** × 活性代謝物のAUCが上昇する × ②ガイドブックは減量の必要なし ② 腎① 添腎 重篤な- 腎② 0.5㎎/2~3日 0.5㎎/3日毎 0.5㎎/7日毎 0.5㎎/7日毎 毎 * バラクルード 0.5~1㎎ 分1(空腹時) ラミブジン不応 ラミブジン不応 ラミブジン不応 ラミブジン不応 1㎎/7日毎 1㎎/2~3日 1㎎/3日毎 1㎎/7日毎 HD後 毎 2 / 5 ページ ○ * H26.7.16改訂 腎添 ①② eGFR補正なし ★:中等度以上 50>eGFR>31 ▲:高度の 30>eGFR>11 ■:重篤・重度の 10>eGFR *:用量調節の記載あり 薬剤名 eGFR体表面積補正無し(≒CCr) HD 透析 透析性 3/4に減量 × 重篤な-で禁忌だが、使用するなら尿中未 重篤な変化体排泄25%を考慮して3/4量 39-25 59-40 初:450㎎隔 初:450㎎分1 ガンシクロビルの投与を行う 日 初:900㎎分2 維:450㎎隔 維:450㎎週2 維:450㎎分1 日 ○ 添:Ccrはコッククロフトの式を用いる 設定は外国人データによるもの Ccr60以上は初1800mg分2、維900mg分1 >50 ■ パラミヂン 50~31 300から1200㎎ 分2~4 30~11 ≦10 禁忌 3/4に減量 減量の必要なし 備考 禁忌 ソース ② 24-10 * バリキサ * 添 ①② * 腎 添① * 腎 添① 重篤な- 腎 ①② 回 バルトレックス 帯状疱疹・水痘 3000㎎ 分3 2000㎎ 分2 1000㎎ 分1 500㎎ 分1 * バルトレックス 単純疱疹 15~45㎎ 分1 慎重投与 * ビ・シフロール 初:0.25㎎分2 Max:4.5㎎分3 50-20 初:0.25㎎分2 Max:2.25㎎分2 * ピメノール ■ ファスティック ファムビル 帯状疱疹 * ファムビル 単純疱疹 * * 慎重投与 減量の必要なし 270~360㎎ 分3 >50 1500㎎ 分3 >50 750㎎ 分3 50-10 1回500mgを1日1~2回 50-10 1回250mgを1日1~2回 ファモチジンOD 20~40㎎ 分1~2 20㎎ 分1~2 プラザキサ 300㎎ 分2 220㎎ 分2 ヘキストラスチノ 500から2000㎎ 分1~2 ン ■ ★ 減量の必要なし $ ベザトールSR * ベシケア * ベタニス 200~400㎎ 分2 50mg 分1 25mg分1開始 (eGFR15~29) ベネット 2.5㎎ 分1 慎重投与 -禁忌 ヘプセラ 10㎎ 分1 10㎎ 2日に1回 ■ ペンタサ 1500~4000㎎ 分3 ■ ボルタレン 25~100㎎ 分1~3 ミコブティン 150~450㎎ 分1 ▲ * * ▲ * ミラペックスLA 0.375mg 分1 から開始 維持量 1.5~ 4.5 本邦では禁忌。海外 は常用量で使用可能 × 低血糖、浮腫→心不全 × 特発性レストレスレッグス症候群では>20 では減量の必要なし、<20:安全性は確立 されていない * 腎 添② 腎不全患者ではTDMを行いながら投与 70-30:半減期1.5倍、AUCは2倍 <30:半減期2倍、AUC3倍となる * ② 使用経験が 少ない。 慎重に投与 TDM 100~150㎎ 100㎎分2で /day 開始し増量 <20 初:0.125㎎分1 Max:1.5㎎分1 禁忌(低血糖) 岡村先生以外 <10 250㎎分1 48hr毎 <10 125㎎分1 48hr毎 慎重投与 減量の必要なし * 添① ② 125㎎を透析 直後に投与 (週3回) △ * 添① ② 10㎎分1又 は HD後20㎎ ○ 見当識障害、意識障害、痙攣、顆粒球減 少に注意 * 添 禁忌 ○ 消化管出血による死亡例5例あり、そのう ち4例が≦30ml/min(ブルーレター) HDを含 ①経口P糖たんぱく阻害薬併用患者、70 む 腎添 歳以上、消化管出血の既往のある患者で 高度なは220mg分2を考慮すること。 添付文書は禁忌 × 添付文書では禁忌だが、実臨床では低血 糖に注意しながら使用している。チェック 重篤な対象外とする × 添:50<CCr<60で200㎎分1、S-Cr>2は CCr<50を想定している 禁忌 ② 重篤な- 腎 Cr>2 ①② * 添① ② * 添腎 5mg 分1 × 12.5mg分1開始 × 添:eGFR15~29mL/min/1.73㎡への 投与は、25mg分1から開始する。 × 添付文書では<50は慎重投与②では禁忌 高度な- 腎 ①では<30で禁忌としている <30 ①② 10mg 週に1回 10㎎ 週1回HD後 35% 禁忌 腎機能廃絶 使用可 × ②HDのデータ無し、重篤な腎障害には禁 重篤な忌だが低用量では蓄積少ない 重腎禁忌だ が減量不要 × ①CKDガイド2012は<50で禁忌 ②ガイドブックは<10で禁忌だが減量不要 腎障害を悪化させる恐れがある ため重篤な腎障害に禁忌 (減量不要) * 添② ② 重篤な- ①② 添 150~300㎎ 分1 × * 腎 添② 禁忌 ビ・シフロール錠を使用 × 高度- 腎 添① 300mg 分1 0.375mg 分 1(隔日)か ら開始し(1 週間) その後1日1 回 Max2.25mg × 死亡例が透析患者で3例、腎障害患者で1 HDを要 腎 する重篤 M1はあ 例あり、禁忌となる。 ①② 日浦を呼んでください り △ 禁忌 10㎎ 3日に1回 6.90% 250㎎を透析 直後に投与 (週3回) 200㎎分1~2、S-Cr2.0以上は禁忌 5㎎~10mg 分1 性器ヘルペス再発抑制は添付文書を参 照してください HD日はHD後に投与 ○ 20㎎を2~3日に1回 10㎎分1 低血糖に注意 ○ ①250mg分 1 HD日は HD後 500㎎ 分1 ピオグリタゾン ■ ▲ 1000㎎ 分2 ①250mg分1 HD日はHD 後 3 / 5 ページ H26.7.16改訂 eGFR補正なし ★:中等度以上 50>eGFR>31 ▲:高度の 30>eGFR>11 ■:重篤・重度の 10>eGFR *:用量調節の記載あり 薬剤名 eGFR体表面積補正無し(≒CCr) >50 ■ メソトレキセート(内) 2~6㎎ week ★ メタルカプターゼ 100~600㎎ 分1~3 ■ メトグルコ 500~2250㎎ 分2~3 * メマリー 50~31 30~11 HD 透析 ≦10 禁忌 50%に減量 禁忌 5mgから開始 5~20㎎ 分1 5~10㎎ 分1(慎重投与) 腎障害を悪化させる恐れがある ため重篤な腎障害に禁忌 (減量不要) 備考 禁忌 ソース ○ ネフローゼ等の重篤な腎障害発現あ 50㎎/dayか り禁忌(適用によっては原則禁忌) 100㎎HD後 腎機能低下時50%減量 透析性 腎障害- ①② × ①>50 最大600mgまで。食間空腹時。 HD:50mg/日でも無顆粒球症の報告があ るため避ける。 腎障害- ○ ①は<30禁忌、<45慎重投与 ②は<50禁忌(使用すべきでない) 中等度- 腎 HD禁忌 ①② × * 添① M 重篤な- 腎 ①② 重篤な- 添 ■ モービック 10~15㎎ 分1 ■ ヤーズ配合錠 1錠 分1 ■ ユリノーム 25~150㎎ 分1~3 ■ ラベファイン 慎重投与 禁忌 AMPCのみ 投与 ■ ランサップ 慎重投与 禁忌 AMPCのみ 投与 ▲ リウマトレックス 6~16㎎/週 (専門医に相 談) 6~16㎎/週 (専門医相 談・低用量 ~) 禁忌 × リクシアナ 30mg 分1 15mg 分1 禁忌 × Ccr<30ではAUC,t1/2ともに約2倍に延長。 静脈血栓症発症抑制効果を上回る出血のリス クを生じるおそれがある。 ■ リスモダンR 300㎎ 分2 20~50 150~200㎎ 分1~2 禁忌 × △ 腎排泄で徐放製剤のため重篤な-に禁忌 HDを含 む 添② 重篤な- ★ リドーラ 6㎎ 分2 × >50でも軽度腎障害では50%減で投与 腎障害- リピディル 53.3~160㎎ 分2 × 横紋筋融解症のリスクからS-Cr≧2.5で禁 忌。 腎障害時は53.3㎎から開始か投与 中等度- ①② 間隔をあける リマチル 200㎎ 分2 ▲ ▲ * * ★ リリカ (神経障害性疼痛) * リリカ (線維筋痛症) ▲ 禁忌 慎重投与 10~20 100㎎ 分1 禁忌 S-Cr 慎重投与:1.5~2.5 禁忌:≧2.5 >60 150~600㎎ 分2 60-30 75~300㎎ 分1~3 30-15 25~150㎎ 分1~2 <15 25~75㎎ 分1 HD後追加 25~150㎎ >60 150~450㎎ 分2 60-30 75~225㎎ 分1~3 30-15 25~150㎎ 分1~2 <15 25~75㎎ 分1 ①CKDガイド2012は<50で禁忌 ②ガイドブックは<10で禁忌だが減量不要 HD後追加 25~75㎎ × 尿酸排泄剤のため、尿量少ないと結石等 高度のにより腎障害を悪化させる 腎結石 ①② AMPC血中濃度↑あり、調節不可のため 禁忌とされている AMPC AMPC・CAM血中濃度↑あり、調節不可 のみ○ のため禁忌とされている ○ 高度の- 添 高度の- 腎添 腎障害- 腎 ①② 高度- 添① 腎 腎 ①② 腎障害- 腎 ①② ○ Ccrでの投与設定は添付文書に詳しく記 載されています HD後には<15に追加して補充する * 添 1mg 分1 MAX 2mg 分1 × 腎機能低下により、AUCの上昇、t1/2 の延長が見られる。 * 添腎 禁忌 ○ 高度- 腎添 * ①② ルネスタ * レグナイト 600mg 分1夕食後 * レニベース 5~10㎎ 分1 レビトラ 10㎎ (MAX20mg) 必要時 減量の必要なし レベトール 腎機能正常者 と同じ 禁忌 レミニール 8mg 分2から開 始、 4週間後16mg分2 に増量 (Max24mg) * 禁忌 ネフローゼ等の重篤な腎障害発現 週3回HD後 100~200㎎ あり禁忌 2mg、,MAX3mg 分1 高齢者 1mg、MAX2mg 分1 × 不明 少量から開 一般的に投 尿量が減少した患者では 原則禁忌 始(通常量) 与しない * ★ 重腎禁忌だ が減量不要 腎 ①② 600mg 48hr毎 (CCr30~ 60) 5㎎/day 2.5㎎/day 50~75%に減量 4 / 5 ページ ○ HD日にはHD後に投与 禁忌 × F:15 尿中排泄4.89% 添:HDが必要な腎障害に禁忌 HDが必 要な- 腎② 200㎎ 分1 × 添:CCr<50の腎障害は禁忌 慢性腎 腎 不全 ①② × 10≦Ccr<50でAUC1.38培、 10>Ccr でAUC1.67倍に上昇 * H26.7.16改訂 ①腎 eGFR補正なし ★:中等度以上 50>eGFR>31 ▲:高度の 30>eGFR>11 ■:重篤・重度の 10>eGFR *:用量調節の記載あり 薬剤名 eGFR体表面積補正無し(≒CCr) >50 50~31 30~11 HD 透析 透析性 重腎禁忌だ が減量不要 × ①CKDガイド2012は<50で禁忌 ②ガイドブックは<10で禁忌だが減量不要 重篤な- ①② 添 × 重篤な腎障害には禁忌であるが、肝代謝であ り、代謝物にほとんど活性は無いため減量の必 重篤な要はない。チェック対象外とする ①② ≦10 ■ ロキソプロフェン 60~180㎎ 分1~3 腎障害を悪化させる恐れがある ため重篤な腎障害に禁忌 (減量不要) ■ ワーファリン INRで投与量 を決める 腎機能正常者と同用量を慎重投与 (重篤な腎障害には禁忌) 備考 禁忌 ソース H26.7.16 改訂 出典(ソース) ① CKD診療ガイド 2012 (日本腎臓学会編) ② 透析患者へのガイドブック 改訂2版 (熊本大学薬学部・白鷺病院) 添 添付文書 腎 腎臓病薬物療法学会HP、日本腎臓病薬物療法学会 専門・認定薬剤師テキスト M メーカー(製薬会社) ● SU剤は添付文書上禁忌(低血糖になりやすい)となっているが、インスリン療法に変更できない患者様も多く、実臨床では使用されてい る。そのため、チェック対象外とした。 ファスティックはHDで死亡例3例、腎不全で1例あり、岡村先生以外の専門外診療科で出たら、日浦までお知らせください。 ● ワーファリンも添付文書上禁忌となっているが代替療法が無く、肝代謝であり、代謝物に活性も無いため減量の必要なくチェック対象外と する。 ● NSAIDsも添付文書状禁忌となっているが、更なる腎機能の悪化を防止するためであり、頓用以外の高用量を長期に処方されている場 合に医師に確認することとする。(eGFR<30を目安に) 5 / 5 ページ H26.7.16改訂
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