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財団趣意書及び設立の歩み
世界の経済大国となった我が国の国際的地位は急激に高まったといえます。しかし、現在の日本の発展・
繁栄は、われわれ日本人の努力のよるものだけでなく、戦後の復興期に受けた諸外国からの大きな援助や支
援のうえに成り立っていることも忘れてはなりません。
さまざまな国からの援助を受けた日本は、我が国の経済力に応じた国際協力を政府開発援助(ODA)だけ
でなく、民間レベルにおいても推進し、人類の共通のふるさとである地球の平和と発展のために積極的に貢
献することで、その恩返しをしていく状況にあるといえます。
また、日本が来るべき1世紀にも輝かしい国家であろうとするならば、私たちは、自国の利益を考えるだ
けでなく、地球全体の利益も同時に考え、世界の人々と共に生きていくことのできる「地球市民」としての
自覚を持って、多くの課題にチャレンジする義務と責任があります。
地球市民意識に目覚め、単なる地球の住民から、目的意識を持った「地球市民」がそれぞれの国において
ひとりでも多くなることによって、経済的格差などから生じる国家間の障壁を超え、子供から大人まで、地
球上のすべての人々が、笑顔に満ち溢れた幸福な生活を送ることができるような地球規模の社会(地球社会)
の実現に一歩近づくはずです。
地球社会の現実のためには、自然災害等によって被害を受けた罹災者など困難に直面している人々や開発
途上国における住民の福祉及び教育の向上に対する経済協力活動が重要な要素であると考えます。
こうした時代背景と国際情勢に対するために、私たちは地球市民の一員として、社会的・国際的な義務と
責任を自覚し、英知と勇気と情熱を結集し、
『財団法人地球市民財団』を設立し、地球社会の実現を目指します。
『財団法人地球市民財団』は
○自然災害による罹災者への救援のために必要な援助を行います。
○開発途上国の住民の福祉及び教育の向上に対して必要な援助を行います。
○発展途上国の援助活動を行うための人材育成に対する助成を行います。
○開発途上国の社会事情や援助活動に関しての調査・研究並びに広報活動を行います。
○援助活動への認識及び地球市民意識の高揚を図るための事業を行います。
これらの援助活動等により、開発途上国の人々の生活が安定すれば、彼らの自助努力により、更なる生活
の向上も期待されます。
地球市民財団の活動によって、地球社会の実現に少しでも近づけることを祈念しています。
※全員非常勤
2007年度 理事(19名)
理事長
勤務先
役職名
氏名
勤務先
役職名
山本 潤
株式会社日本発破技研
代表取締役社長
日向達蔵
株式会社日向建設
代表取締役社長
専務理事 岡本安明
理事
2007年度 常任顧問(14名)
氏名
岡安商事株式会社
代表取締役社長
片柳 工
飛龍建設株式会社
代表取締役
上島一泰
株式会社ウエシマコーヒーフーズ
代表取締役社長
伊藤洋之
株式会社ワールドマンセル
代表取締役社長
大河原良雄
財団法人世界平和研究所
理事長
中川信幸
飯島建設株式会社
代表取締役社長
樫畑直尚
株式会社南北
代表取締役社長
長谷部亮平
長谷部建設株式会社
代表取締役
今野由梨
ダイヤルサービス株式会社
代表取締役社長
馬場章夫
愛国製茶株式会社
代表取締役社長
更家悠介
サラヤ株式会社
代表取締役社長
永田正也
株式会社永田屋
取締役副社長
高橋 彰
教授(東京大学名誉教授)
坂谷隆徳
株式会社坂谷自動車工業
代表取締役
西垣 昭
海外経済協力基金
元総裁
成田圭太郎
築地産業株式会社
代表取締役社長
高竹和明
株式会社システムスリー
代表取締役
長井俊彦
長井歯科
院長
松本 洋
財団法人国際文化会館
顧問・理事
豊田高行
株式会社豊田工務店
代表取締役
三好正也
株式会社ミヨシネットワーク
代表取締役会長
松原史尚
株式会社マツバラ
常務取締役
村岡兼幸
鳥海プラント株式会社
代表取締役社長
高島優
株式会社高島ビル
代表取締役
加藤秀樹
構想日本
代表(日本JC政策アドバイザー)
木島元生
協栄観光株式会社 ホテル糸魚川
取締役営業部長
伊藤道雄
アジア・コミュニティ・センター 1
代表理事
川前光徳
株式会社川前商店
代表取締役
竹村光史
光洋鉄工株式会社
常務取締役
氏名
勤務先
役職名
小松範行
栄運輸工業株式会社
取締役
木下勝好
中予自動車株式会社
取締役常務
奥原祥司
寿工業株式会社
取締役副社長
2007年度 副専務
地球市民 15
THE GLOBAL CITIZENS FOUNDATION
2007年度 監事(2名)
氏名
勤務先
役職名
小林元治
小林・福井法律事務所
弁護士
藤間秋男
藤間公認会計士・税理士事務所
所長
2007年度 評議員(24名)
2 財団趣意書及び設立の歩み
3 2007年度理事・監事・評議員・常任顧問
氏名
勤務先
麻生太郎
衆議院議員
伊藤幸太
株式会社I.
T.
C
代表取締役
王子 英
丹興企業株式会社
代表取締役
岡田伸浩
株式会社横浜岡田屋
代表取締役社長
香川基吉
株式会社福屋
常務取締役経理部長
上山雅正
上山製陶株式会社
代表取締役
鴻池祥肇
参議院議員
斎藤斗志二
衆議院議員
佐野元彦
株式会社サノファーマシー
代表取締役
杉江俊太郎
杉商株式会社
取締役社長
千 玄室
茶道裏千家今日庵
前家元
外間雅広
長崎県議会
県会議員
鍔 一郎
株式会社つば甚
代表取締役
天川 貴
株式会社天川組
代表取締役
中村節雄
株式会社中村塗装店
代表取締役社長
中村 元
自然遊び学び塾
野津 喬
オハヨー乳業株式会社
代表取締役社長
服部禮次郎
株式会社和光
代表取締役会長
比嘉広明
比嘉工業株式会社
代表取締役
樋口信治
ヒグチ産業株式会社
代表取締役社長
槇山 修
株式会社シーモス
代表取締役
23 2007年助成金交付事業一覧表
豊田高行
株式会社豊田工務店
代表取締役
松原史尚
株式会社マツバラ
常務取締役
24 1994年からの地球市民財団助成事業一覧
高島 優
株式会社高島ビル
代表取締役
斎藤 秀光
有限会社斎藤昭一商店
代表取締役社長
( 休 職 中 )
役職名
CONTENTS
目次
4 ごあいさつ 「更に公益の増進を目指して」
財団法人 地球市民財団 理事長 山本 潤
「NGOの現況と国際貢献に対する市民財団の役割」
構想日本代表 加藤秀樹
「地球市民財団の役割について考える」
アジア・コミュニティ・センター 1 代表理事 伊藤道雄
5 助成金交付団体事業紹介
5 特定非営利活動法人 カラ=西アフリカ農村自立協力会
6 光のこどもたちーカノアの活動を支える会
7 特定非営利活動法人 オアシス
8 特定非営利活動法人 環境修復保全機構
9 特定非営利活動法人 ソムニード
10 緑のサヘル
11 特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民の会
12 特定非営利活動法人 幼い難民を考える会
13 特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター
14 特定非営利活動法人 国境なき子どもたち
15 特定非営利活動法人 ラオスのこども
16 特定非営利活動法人 アムダ
17 認定NPO法人 ピープルズ・ホープ・ジャパン
18 特定非営利活動法人 シャプラニール=市民による海外協力の会
共同事業
19 社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
20 アジア・コミュニティ・センター 1(ACC1)
21 社団法人 日本青年会議所
27 助成金交付申請募集要項
ごあいさつ
更に公益の増進を目指して
財団法人地球市民財団
理事長 山本 潤
地球市民財団では、
多くの皆様から募金や寄付のご協力
ことが望まれています。小さな行動はさざ波となり、うね
を賜り、各NGOとの緻密な連携をとりながら何倍もの価値
りとなり、
そして大きな潮流に変わるからなのです。
を意義をもって、恵まれない地域や人々のためにお役に立
私達は今、
大きな潮流のはじまりを確かに感じはじめて
たせていただいております。
います。
役員・スタッフ一同はもとより皆様方と共に、
更に
地球上には今日も、
飢えや災害に苦しむ人が大勢います。
公益の増進が図れたらと願っています。
皆様方の一層のお
それだけに、
ほんの少しでも確かで具体的な行動をおこす
力添えを賜れば誠に幸甚に存じます。
「NGOの現況と国際貢献に対する市民財団の役割」
経済、
人道、
災害など様々な分野での海外協力において、
2 専門性を備えた人材育成や組織形成を行うこと
NGOの役割はますます重要になっている。
3 ODAとの連携を深めて共同事業や人的交流を進める
日本のNGOも1979年のいわゆるインドシナ難民の問題、
1998年の特定営利活動促進法の施行など、
いくつかのきっ
かけの度に団体数も増え、
活動の内容も多様かつ活発にな
ってきている。
構想日本代表
加藤秀樹
(財)地球市民財団
理事
助成金選考委員
また、グローバリゼーションが進むにつれて、生活の安
とともに、国際機関や行政・企業とのネットワークを推
進すること
4 継続的なモニタリングや事後評価により成果を公
開・検証し、資金提供者へのアカウンタビリティを果た
すこと
定や富の格差などの問題が一層広がり、
国を単位とする対
5 活動で得た知識や経験を日常の市民生活にフィード
策や協力では対応できない部分が大きくなっていること
バックして地球市民の形成に寄与するとともに、
行政や
からも、住民の立場に立ってきめ細かく対応できるNGO
企業への提言を行うこと
活動の重要性はますます高まるだろう。
これまで地球市民財団は、
地味だが着実な実績を積み重
今後の進展を図る上での課題については、国際協力
ねてきている。大きい志を持ってスタートしたNGOや小
NGOセンターが以下の五つに整理している
規模だがユニークな実績を残しているNGOなどを見つけ
1 開発や成長に代わるNGOならではの視点で、
社会変革
育てるいわば、ベンチャー NGOのエンジェル役を果たし
を希求する人々のエネルギーを引き出すこと
て行くことを大いに期待している。
地球市民財団の役割について考える
—国連ミレニアム開発目標(MDGs)達成への参加—
アジア・コミュニティ・
センター 21 代表理事
伊藤道雄
(JANIC前常務理事)
(財)地球市民財団
理事
助成金選考委員
地球市民財団の設立趣意書には、
以下の理念が示されて
遡る。
そして、1991年の
「新しい地球市民運動の先駆者とな
いる。
る」
と宣言した青年国連総会での
《地球市民宣言》
を通して、
「地球市民意識に目覚め、
単なる地球の住民から、
目的意識
1993年の地球市民財団の設立として結実する。そして設立
を持った
『地球市民』
がそれぞれの国においてひとりでも多
後10余年間、
財団は、
国際協力を行うNGOへの資金援助、
広
くなることによって、
経済的格差などから生じる国家間の
報、
啓発などの事業を進めてきている。筆者自身は、
財団設
障壁を超え、
子供から大人まで、
地球上のすべての人々が、
立にあたって、
相談を受けたことがあり、
そのことを誇りに
笑顔に満ち溢れた幸福な生活を送ることができるような地
思っている。
球規模の社会
(地球社会)
の実現に一歩近付くはずです。
」
しかし、
現在、
地球市民財団の活動の現状を知る機会を与
この先駆的な考えこそが、
現在、
国連が2000年より取り組
えられたとき、
疑問を持たざるを得ないことがある。
それは、
んでいる
「ミレニアム開発目標
(MDGs)
」
達成のための根本
10余年を経た今もなお、
活動規模があまりにもささやかな
になるものではないか。2000年9月、147の国家元首を含む
ことである。2007年度のNGOへの助成金総額が800万円、
189の国連加盟国は、世界の貧困と飢餓人口の半減、普遍的
そして事務局経費に充当できる予算も限られている。冒頭
初等教育の達成など、8つの国際社会の目標をたてて2015
の先駆的な理念と、
この現実とのギャップはどこから来る
年を目指している。この5年間、東アジアの国々では目標達
のか。
財団を生み出す母体となった日本青年会議所は、
青年
成に向けて大きな前進をしているものの、
アフリカ、
南アジ
経済人を中心に40,000人が参加している。財団活動は、
決し
アの国々では、
遅々として進んでいないことが報告されて
て慈善ではない。社会を変革する
「投資活動」である。
“笑顔
いる。
むしろ、
「貧困」
が宗教と民族主義に結び付けられた形
に満ち溢れた幸福な生活を送ることができる人々”
が国際
で、
テロが世界各地で頻繁に起き、
人々を不安な状況にそし
社会に増えれば、
経済投資にも繋がる。
そして国連が目指す
て疑心暗鬼な人間関係に追いやっている。
世界の現状は、
地
2015年までの貧困・飢餓で苦しむ人々の半減にも貢献でき
球市民財団が描いた理念とは、
ほど遠い状態だ。ここに、
正
る。地球市民財団は、40,000人の青年経済人の投資家精神
に地球市民財団の役割が求められる。
を活かして、
もう一度、
設立趣意書で謳った理念
「
『地球市民
地球市民財団が標榜する
「地球市民意識」
は、
日本青年会
意識』
を持った人をひとりでも多く増やす」
ための体制作り
議所が関わり広島で採択された1985年の
《地球人宣言》に
に取り組むときに来ているのではないだろうか。
事業実績報告書(中間)
特定非営利活動法人
助成金交付団体事業紹介・事業実績報告書(中間)
カラ=西アフリカ農村自立協力会
コニナ村穀物銀行
開設事業(マリ共和国)
事業実施期間
00 年 月 1 日~ 00 年 月 1 日
事業実施場所
マリ共和国 クリコロ県 シラコローラ郡
トウグニコミュン コニナ村
共催、後援、協力団体
コニナ村開発委員会
助成金交付団体事業紹介
事業内容
①動員対象者人数
10人
②活動内容
行は住民が管理する穀物銀行委員会と穀物庫管理委員会
支援活動対象地域であるトウグニ村周辺はサヘル地域に
との委員会によってそれぞれ管理される。また、この事
属し、近年の降雨日数の減少、それに伴う年間降水量の
業の継続的運営により、自らの自立した生活を構築し「人
減少が原因して人々の主食であるトウジンヒエの生産高
に頼らないで生きる」という意識を持つものである。
の激変で食料不足の状況にある。更にこのトウジンヒエ
現状報告
の販売による収入の減少を来たし、代替穀物を購入でき
月月:穀物銀行管理委員会発足、穀物保存庫の建設が開
る状態でもない。しかしこれらの穀物の生産が上がらな
始。月0日コニナ村穀物庫が完成した。直ちにミレッ
いのは、雨量の原因のみならず時としてバッタの襲来が
トを購入し月以降販売を開始予定であったが、昨年の収
あり、一夜にして広範囲な被害が現れている。このよう
穫が少なかったために現時点では1kg当り1cfa(セ
な原因による食糧不足が毎年繰り返されている。この問
ーファーフラン、西アフリカ共通通貨、日本円約円)
題を軽減する為に、コニナ村に穀物銀行を設立して食料
で高価である為に、購入を今期の収穫時まで見合わせる
を確保し、住民の食生活を安定させるよう考えられ、村
ことが委員会で話し合われ、更に村民共同で作付けるこ
人からの当会への要請もあり当事業となった。このよう
とが話し合われ、haの場所にトウジンヒエを播種した。
な事情で住民の主催する穀物銀行開設の運びとなり、管
収穫量は未定であるが、もし予定のtに達しない場合に
理委員会設立と共に、穀物庫の建設を行ない、建設後は
は村民が互いに持ち寄ることとなった。その後販売が始
状況に合わせて、住民の主食であるトウジンヒエの購入、
まるが、00 年 月頃から村人には購入されるだろう。
又、他の穀物を蓄え食料不足時期に適切な価格で販売す
現在月末までには例年にない降雨量を記録しているた
るものである。この地における農業は天水を利用して行
めに、逆にトウジンヒエの成育が危ぶまれている。コニ
われ、雨期に播種し乾季(10月頃)に収穫する。しかし
ナ穀物庫はコニナ村市場に近接して建設された。非常に
近年の収穫高は毎年減少しているために販売や次期収穫
地の利を得て街道筋でもあり目に付きやすく、宣伝効果
までの穀物が不足し、価格も高騰している。この穀物銀
が高い場所である。秋の収穫が待たれている。
光の子どもたちの会
助成金交付団体事業紹介・事業実績報告書(中間)
ブラジル北東部貧困漁村における、
子どもが将来を選択していける教育の基盤作り
事業実施期間
00 年 月 1 日~ 00 年 月 1 日
事業実施場所
ブラジル国セアラ州アラカチ市カノア・ケブラーダ地区エス
テーヴァン村
共催、後援、協力団体
エステーヴァン村住民協会、
アラカチ市教育局、
アラカチ市保健局
事業内容
より、専門的知識を学ぶだけでなく、教職員自身が保育園等を
運営していく実践的能力を学ぶ重要な機会を得ることが出来た。
①動員対象者人数
よって、積極的に地域住民自身が自ら活動を支え、継続させて
①保育園の運営:名 ②教育学講座:名
いく事が可能となってきたと考えられる。
③保健・衛生問題に関する講座及びキャンペーン:0~0名
③私達が行っている活動だけでなく、地域と共にその生活をよ
②活動内容
りよくしていく取り組みを行うことが重要であると考えており、
①前年度同様、
保育園には~歳の幼児1名が通園しており、
プ
本事業によって、今日、世界的に自然が破壊されている現状を
レ・エスコーラには歳児名、学童教室には~10歳児1名が登
受け、一人一人が自然を守っていくきっかけ、また、それに取
園してきている。
これらつの教室を運営し、
同時に地域の生活向
り組んでいく場を提供することができた。また、隣接する観光
上のために家庭訪問を積極的に行い、
住民自らが子ども達のより
地との間で大きな問題となっている麻薬や売春の問題を受け、
よい未来に向けて協力していく事が出来るように促している。
アラカチ市保健局の全面的な協力により、青少年を対象にした
②保育園、プレ・エスコーラ、学童教室の教職員を対象に教育
性教育講座を開講した。予想に反して、低年齢の子ども達が参
のみならず、子ども達がよりよい生活を送っていけるように月
加した事に対し不安もあったが、その保護者からはこういった
に一回、教育講座を開催。月~月まではバイオグラフィーワ
機会をもっと増やして欲しいという要望が出るほど、現在地域
ークを行い、自分達の人生を振り返り、それらの内面及び外面
で必要とされている問題である事を痛感した。その事により、
を理解、認識して行く事で、それを地域への活動に生かしてい
今まで以上に子ども達自身もまた、その保護者も積極的に学ん
く事を目的として行った。月には特別講師を招き、日間の集
でいく姿勢が出てきたと考えられる。
中講座を行い、
『非暴力的なコミュニケーションとは?』という
④反省点
テーマで講座を開催した。
①現在~10歳までを対象としているが、年々、せめて1歳ま
③地域住民を対象とし、第一段目には性教育講座、月は環境月
で受け入れることが出来る施設ができたらという意見が数多く
間ということもあり、アラカチ市教育局の環境教育専門の講師
聞かれるようになってきている。
を招き、主にゴミ問題についての講演が開かれた。性教育講座
②保育園等の教職員名を対象として講座を開催しているが、幼
には~歳、合計名が参加し、環境教育の講演には~歳
児教育に携わっている近隣の公立及びその他NGO団体のスタッ
までの合計名が参加して行われた。
フを受け入れることができる、もう少し規模の大きい講座が必
③事業実施による効果
要であると考えられる。
①保育園の活動については前年度まで同様、地域の生活向上の
③予定されていた日に講師からの突然のキャンセルがあったり、
ために幼児期から家族を含めた総合支援を行っていく事がすで
開始時間に人が集まらないため、時間通りに講座を開講できな
に確立されてきており、それにより、保育園開設前の1年以
いといった問題が見かけられた。
前には小学校の不登校率が0%に達していたのに対し、現在で
⑤今後の課題
は通学率%まで上昇してきている。幼児期に基本的生活習慣
本事業では、今まで行っていた活動の強化事業として、人材の
を身につけることができることにより、椅子に座り、集中して授
育成や、地域住民を対象とした講座等
業を受けることが可能となってきている。この活動は今後とも継
を積極的に開催してきた。その対象者
続していく予定である。
や講座内容など、現在の問題点を考慮
②ブラジルでは近年教育基本法の改正により、全ての教員は大
に入れながら、今後もさらに検討して
学卒業資格を得ることと定められている。しかし、一般教養を
いく必要が出てくるだろう。地域を担
学ぶことはできても、専門知識を習得するには至っていないの
っていく人材を育成していく事は必要
が現状である。また、幼児教育に関しては専門機関が存在して
不可欠であり、今後はこういった強化
いないため、乳幼児期の子ども達に関する知識及び実践を学ぶ
事業に積極的に取り組んでいく事が重
場が全くないといって過言ではない。そのため、今回の事業に
要であると考えられる。
助成金交付団体事業紹介・事業実績報告書(中間)
特定非営利活動法人
オアシス
クロアチア共和国小学校の教育環境整備
(教育用備品の供与)
事業実施期間
体操用マット
00 年 月 1 日~ 00 年 1 月 1 日
事業実施場所
クロアチア共和国、首都ザグレブ東方約 00km 超離れた農村
地帯(ナシチェ市とチャグリン町)にある二つの小学校
⑴ドレ・ペヤチェヴィッチ小学校ヴェコエヴィッチ分校
⑵スティエパナ・ラディツァ小学校(本校と分校)
共催、後援、協力団体
テレビとビデオデッキ
なし
事業内容
①動員対象者人数
クロアチア共和国は、旧ユーゴスラビアから独立宣言
(11)以来、独立に反対した国内セルビア系住民の掃討
と、隣国ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争への介入などで国
際的な孤立を深めていたため、民主化した現在でもその後
遺症のために教育環境はまだまだ疲弊している。紛争の影
・体操用マット
枚
響を受けた建物は政府支援を受けて何とか最小限の修復が
・視聴覚教材(テレビ、ビデオ・デッキ)
セット
できてきているものの、什器や教材等の教育環境がまだ整
・教師用机
1脚
備できない状態にある。昨年現地調査した以下の小学校
⑵この助成事業に関係する各団体(NPOオアシスと支援
校は過疎地域にあるためか特に政府の財政支援が行き届か
対象小学校等)の責任を義務を規定したMOA(了解覚
ず、疲弊した什器・備品類(机、椅子等)を使用し、また
書事項)を作成、締結した。
体操用マット、高価な視聴覚教材、理科実験教材の不足に
悩んでいた。
このような状況の教育環境を少しでも改善し、
⑶上記のMOAに基づき、供与品を現地で調達するための
資金を小学校側に送金した。
争いのない明日の国づくりを担う子供たちが明るく学べる
⑷上記MOAに基づき、学校側から供与品の調達手配がか
ように、物品を供与し教育環境の整備・改善を支援する。
けられ、月初めの新学期開始時点までに、すべての物
①スティエパナ・ラディツァ小学校(本校と分校)
品が業者から学校側に納入が完了(写真参照)した。
校長:リユビッツァ・コヴァセヴィッチ女史
③今後の予定
〈生徒 1名、教師 1名〉
10月第1週に現地を訪問し、購入した現物の実地確認とそ
②ドレ・ペヤチェヴィッチ小学校ヴェコエヴィッチ分校
れらの供与・引渡しを行う。既に現地とも調整が完了し、
校長:スラヴィッツァ・ズリリッチ女史
後は出発を待つのみとなっている。
〈生徒 1名、教師 名〉
なお、手持ち資金と貴財団の助成金に加え他財団の助成金
を合わせてこの事業を実施した。
②活動内容及び現況報告
助成資金(貴財団からは1万円)の目途がついた時点から、
先方の小学校校とメールで連絡を取りながら、以下のよ
うな活動をしてきた。
⑴助成金で購入する供与品目を学校側と調整しながら以下
の品目に決定した。生徒用机、椅子等の他の供与品も
あるが、それらは他の予算で別途調達、供与している。
新しい机の前の児童達
社団法人
助成金交付団体事業紹介・事業実績報告書(中間)
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
幼児開発教育(ECD)
・
小学校教育連携事業
事業実施期間
小学校部門ともに新入生の入学実現に力を入れた。その結
00 年 月 1 日~ 00 年 月 1 日
果、ECD では 1, 人(男 0、女 )が 0 箇所の ECD
事業実施場所
ネパール国マホタリ郡
共催、後援、協力団体
Seto Gurans Child Development Service (SGM)
事業内容
①動員対象者人数
センターに入園を果たし、小学校では 1,00 人(男 、
女10)が校の小学校への新規入学を果たした。小学校
入学者1,00人のうち0人は前年度に実施したECDの卒
業生であり、本事業の主たる目的である「ECD教育と小
学校教育の橋渡し」の面でも一定の成果をおさめた。
各活動項目毎の月までの進捗状況は以下のとおり。
1,人(対象地域の-1歳の子どもの数、男子,人、 1.ECD施設建設・補修
女子,10人)
対象地域の住民と建設・補修の内容や手順について打ち
②活動内容及び現況報告
合わせ中。乾季(10月~月)中に着工・完成の予定。
ネパールでは近年の官民一体となった努力により、小学
2.ECD運営委員会トレーニングと協議会
校純就学率は全国平均でも0 %を越えた。しかし大多数
下半期に実施予定。
の子どもが小学校で初めて団体生活を経験することや、教
3.小学校1年生担任教師とECD教師の学習会
師による暗記中心の教授法や頻繁な体罰、子どもの学習到
小学校教員とECD教員計人が参加し、小学校教育に
達度に対する保護者の無関心などが原因で、生徒の出席率
ECDの手法(暗記中心でなく、アクティビティを通した
の低下、留年、中途退学が絶えない。
学習法)を取り入れる学習会を実施した。
そこで本事業では小学校入学前の幼児開発教育(ECD)
4.ECDと小学校の児童交流
の普及に努めるとともに、ECDから小学校教育へのスム
下半期に実施予定。
ーズな橋渡しがなされるように教員研修や生徒の交流会を
5.小学校1年生担当教員の授業トレーニング
行っている。また保護者が子どもの教育を学校任せにせず
回のトレーニングが実施され、小学校1年生担当教員
にECDや学校運営に積極的に参画するよう各種のトレー
計人が参加した。
ニングを実施している。
6.母語による教材開発ワークショップ
本報告期間である00年月から月までは、事業地の
下半期に実施予定。
あるネパール東部平野一帯で、丘陵部出身の住民と平野部
7.非暴力トレーニング
出身住民の間で対立感情が原因で月に発生した暴動の余
下半期に実施予定。
波から、政党によるゼネストや武装勢力による妨害活動が
8.子どもの権利認識トレーニング
活発化したため、多数の参加者を想定する研修やトレーニ
下半期に実施予定。
ングは延期し、下半期中の実施を予定している。
9.学校運営委員会並びにPTAのトレーニング
このように厳しい活動環境下ではあったが、ネパールで
下半期に実施予定。
は月中旬が新学年の開始時期であることから、ECD部門・
助成金交付団体事業紹介・事業実績報告書(中間)
特定非営利活動法人
環境修復保全機構
タイ国南部アンダマン海島嶼群における
津波被災地の修復保全に向けた植林活動
事業実施期間 00 年 月 1 日~ 00 年 月 1 日
(全体事業は 010 年 月 1 日までの 年間を予定)
事業実施場所 タイ国南部アンダマン海島嶼群
共 催、 後 援、 協 力 団 体 情報提供の協力機関:FAO RAP(Food
有機物豊かな表層土が流失するとともに、その後の堆砂によ
って土壌が砂質を呈していた。住民からの要望もあり、当初
計画していたニッパヤシ(Nypa fruticans)やヒルギ科植物
and Agriculture Organization of the United Nations, Regional (Rhizophoraceae)等のマングローブではなく、砂質土壌でも
Office for Asia and the Pacific)
生育できるモモタマナ(Terminalia catappa)1,000本とモク
事業内容
マオウ科モクマオウ属樹木(Casuarina sp.)1,00本を植林対
①動員対象者人数
象地であるツンナンダム島の津波被災地haに植林した。
本事業はタイ国南部アンダマン海島嶼群における津波被災地の
モモタマナ(Terminalia catappa)は、樹高mに達する高
修復保全に向けた植林を目的としている。具体的な事業内容は
木でその葉は互生し、枝先に密生する特徴を有する。葉身は倒
以下の通りである。
卵形で表面に毛がなく、落葉前に赤く色づく。アジアからポリ
a.植林樹木の支援および住民と協働での植林活動
ネシアの熱帯ないし亜熱帯の海岸に広く生育できる樹木であ
住民から要望のある植林樹木を支援すると共に、現地住民と本
る。またモクマオウ科モクマオウ属樹木(Casuarina sp.)は、
団体スタッフ併せて延べ0名が協働で10haの島嶼群沿岸部に
被子植物の科の一つで、オーストラリア、マレーシア、タイ、
マングローブ等を植林する。
ニューカレドニア、フィジー、マスカレン諸島などの熱帯の砂
b.マングローブ林保全の重要性と植林方法に関するパンフレ
浜で生育できる樹木である。
ット配布
b.マングローブ林保全の重要性と植林方法に関するパンフレ
事業対象地域の住民1,000名を対象に、パンフレット(1,000部)
ット配布
を無料で配布し、マングローブ林保全の重要性と植林方法に関
マングローブ林を含む沿岸林の重要性と植林方法に関する意識
する意識と知識の向上を図る啓蒙活動を行う。
と知識の向上を目指して、パンフレット「沿岸域での植林による
c.マングローブ林保全と植林活動に関するワークショップの
環境修復」を00年月から月にかけて作成し、月に事業対
開催
象地域の住民を対象としてパンフレット00部を配布した。
事業対象地域の住民の視点に立ち、マングローブ林の保全や植林
活動について自由に意見を交換できるワークショップを開催し、
c.マングローブ林保全と植林活動に関するワークショップの
開催
住民の植林活動への自発的協力を図る。また、ワークショップ終
住民の植林活動への自発的協力を図ることを目指して、ワーク
了後にアンケート調査を行うことによって、住民の理解度および
ショップを00年月1日の植林活動終了後の1:00から開催
要望を把握し、次年度以降の事業にフィードバックさせる。
した。このワークショップには植林活動で中心的役割を果たし
②活動内容及び現況報告
た現地住民1名が参加し、沿岸林の保全や植林活動について活
a.植林樹木の支援および住民と協働での植林活動
発な意見交換が行えた。またワークショップ終了後にアンケー
本 団 体 が00年月 か ら 植 林 樹 木 の 準 備 を 行 い、月1日 に
ト調査を実施した。現在、アンケート調査結果の取りまとめを
現地住民と本団体スタッフの0名が協働で植林活動を実施し
進めているところであるが、これによって住民の理解度や要望
た。植林対象地はアンダマン海に位置したツンナンダム島(タ
を把握し、次回の植林活動(00年1月に計画)にフィード
イ国パンガ県)の津波被災地である。そこでは津波によって
バックしていく予定である。
砂地の沿岸域における植林活動
植林活動後の記念撮影
植林活動に関するワークショップの様子
特定非営利活動法人
助成金交付団体事業紹介・事業実績報告書(中間)
ソムニード
ネパール・マカワンプール地域における
地域住民参加型森林保全事業の指導員養成事業
事業実施期間
00 年 月 1 日~ 00 年 月 1 日(第 1 年次分)
分析、③行動計画、④実施とモニター、⑤評価とフィードバック。
〈2007年4月~7月〉ネパール人指導員がカリバンジャール森林
事業実施場所 ネパール・マカワンプール地域およびインド
利用グループを訪れ、
「①パートナーシップの構築」の一環とし
共催、後援、協力団体
て、基本的なプロジェクトのコンセプトの共有を行った。
共催:SOMNEED Nepal(現地カウンターパート)
協力:SOMNEED India(インド研修受入)
事業内容
〈8月〉ネパールに講師を派遣し、住民参加型に必要なファシリ
テーション能力技術研修を実施。研修は、主に「①パートナー
シップの構築」
、「②地域の課題に基づく分析」をテーマとする
講義を行った。講師には、住民主体の森林管理とファシリテー
①動員対象者人数
ター養成では第一人者の和田信明(ソムニード代表理事)と原
指導者養成:1名
康子(ソムニード海外事業チーフコーディネーター)をネパー
指導者による研修の対象者:マカワンプール地域カリバンジャ
ルに派遣。
ール森林利用グループ0名
〈9月〉インド・アーンドラ・プラデシュ州にネパール人指導員
②活動内容
を招聘し、ソムニードが実施する森林保全と小規模流域管理事
ネパール・マカワンプール地域における地域住民参加型森林保
業をフィールドにして研修を実施。講師には、
原康子があたり
「①
全事業の指導員養成事業
パートナーシップの構築」と「②地域の課題に基づく分析」の
活動内容:山の恵みを最大限に活かす人づくり・森づくり
実地研修と「③行動計画」の講義を実施した。
ネパールでは、急激な人口増とそのための食糧増産により、 〈今後のスケジュール〉指導者養成研修を終えたネパール人指
国土の約0%以上を占める丘陵地とくに水源涵養林も耕地に転
導員は、10月以降、カリバンジャール森林利用グループへの技
用され、水資源が過剰に利用されている。そのため、水の枯渇、
術移転を行う。さらに指導者養成研修として、
「森と水、土地利
土砂崩れ、土壌の流出、洪水等の災害が多発している。本案件
用に関する研修」を実施する予定である。
で対象とするマカワンプール地域もそのような災害が多発する
地域として知られている。
10年代以降、世界の各地で主流になりつつある行政と地元
住民による国有林の共同管理の流れを受け、ネパール森林法も
地元住民による「森林利用グループ」を組織し、公有林を行政
と共同利用・管理する方法を採用している。しかしながら近年
の同国の政情不安により「森林利用グループ」が森林保全に必
要な包括的な技術研修を受ける機会は無きに等しい状態が続い
ていた。そのような中、ソムニードは、調査を通じて、同地区
が無数の水源地を含む比較的小規模な流域を持つ地形を有する
ことに注目し、
「森林利用グループ」による森林再生・保全に関
する技術移転、方法論を確立するに最も適した地域の1つである
と判断した。そこで、カリバンジャール共有林(約0ヘクタ
2.マカワンプール地区カリバンジャール森林
利用グループとネパール人指導員
(写真左から人目 撮影00年月)カリバン
1.ネパール・マカワンプール ジャール森林利用グループを訪れる度に、同グ
ループメンバーと共に共有林を踏査するネパー
地区カリバンジャール共有林
かつては水源涵養林であった場 ル人指導員。
所にも耕地への転用が広がり、
土砂流失が激しく土地も疲弊し
てきている。
(撮影00年月)
ール)を管理する「森林利用グループ」
(約0世帯)を対象に、
森林保全事業を中心とした共有資源管理の技術移転を目指す活
動を行うが、今年度は、特に地域住民主体の森林保全に必要な
技術指導ができる指導員の養成を中心に、
「森林利用グループ」
の組織運営、地元の村落とのパートナーシップの構築を行う。
③現状報告 ネパール人指導員を対象にした指導員養成研修の
実施(ネパール&インド)
指導員養成研修カリキュラムは、講義と実地を含む次のつの項
目から構成され、指導員が住民参加型開発に必要なファシリテ
ーション能力を習得すると同時に、森林保全事業に必要な技術
を取得する。①パートナーシップの構築、②地域の課題に基づく
10
4.指導員研修「パートナーシップの
構築」実地研修 於インド
インド・アーンドラ・プラデシュ州の
山岳民族の人々の村で。
(写真右端:
ネパール人指導員、撮影00年月)
3.指導員研修「パートナーシップの構築」
と「行動計画」於インド
ネパール人指導員の月から月までの活
動報告をもとに、「パートナーシップの構
築」や「行動計画」に関して、ファシリ
テーターの役割を指導。
(写真中央:ネパ
ール人指導員、写真右端:講師 原康子、
撮影00年月)
助成金交付団体事業紹介・事業実績報告書(中間)
緑のサヘル
ブルキナファソ国コングシ地域小学校
緑化支援プロジェクト
事業実施期間
②活動内容及び現況報告
00 年 月 1 日~ 00 年 月 1 日
支援対象の10校は、これまでも校内の緑化に意欲的に
事業実施場所
取り組んできているが、成功しているとは言い難い。これ
ブルキナファソ中央北部州バム県コングシ地域
は、苗木の植栽や後管理作業に関する正しい知識と技術を
共催、後援、協力団体
持っていないことが原因となっている。
現地協力団体:
・ Association des Jeunes pour la Protection de l ’
この部分の解決を図るために、まず児童や教師、父兄に
対して座学と実技からなる講習会を実施した。この講習会
Environnement et Elevage
(AJPEE:環境保全と家畜飼育のための青年協会)
は、月日と日に校、月日から日にかけて残り
・バム県基礎・識字教育局、バム県生活環境局
の校で行なわれ、各校より児童10名と教師名、父兄名
ずつ、計10名が受講した。
事業内容
これまで自主的に行ってきた植林が失敗しているもうひ
①動員対象者人数
とつの原因として、不良苗木の購入と使用が挙げられる。
本事業は、「ブルキナファソの砂漠化の防波堤」と言わ
本事業では、各校に対して希望する樹種と本数について調
れているバム湖を有するコングシ地域において、10小学
査を行い、植林用11樹種と果樹樹種の良質な苗木の配布
校を対象に、苗木や管理資材の提供による緑化活動支援を
を行った。詳細は、以下のとおり。
行うことを目的にしている。
苗木配布状況
対象となる小学校の選定に際しては、校内緑化に意欲を
学校名
有していることはもちろん、敷地内やその近辺に井戸など
水源を有していることを基準にした。選定した小学校は、
下記のとおり。
各小学校における対象者人数
1
10
計
学校名
バム
バンゴ
バイエン・フルゴ
ブレンガ
モゴディン
ニエネガ
ルルカ
プニ
サンルゴ
トゥカランガ
10校
サンルゴ小学校植林
生徒人数
1人
11人
1人
110人
1人
1人
人
01人
人
人
,0人
教師人数
人
1人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
バム
バンゴ
バイエン・フルゴ
ブレンガ
モングディン
ニエネガ
ルルカ
プニ
サンルゴ
トゥカランガ
10校
植林用樹種
0
0
0
100
0
0
0
0本
苗木本数
果樹種
10
0
0
0
1
0
0
0
1本
計
0本
0本
0本
0本
100本
0本
0本
0本
0本
100本
0本
また各校にはそれぞれ、苗木を植栽した後の水遣り作業
を円滑に進めるためにジョロ個とバケツ個、植栽苗木
を家畜等の食害から保護することを目的とした保護柵0
個、シロアリ等による被害を防除するための殺虫剤個を、
後管理資材として配布した。
ニエネガ小学校講習会
ブレンガ小学校校庭
11
助成金交付団体事業紹介・事業実績報告書(中間)
特定非営利活動法人
シェア=国際保健協力市民の会
カンボジア王国
HIV/AIDS 予防啓発プロジェクト
事業実施期間
00 年 月 1 日~ 00 年 1 月 1 日
事業実施場所
カンボジア王国コンポンチャム県スレイセントー郡
共催、後援、協力団体
カンボジア王国コンポンチャム県スレイセントー郡内の 中学
校(ミエンチェイ、ブンタック、スバイタノン)
事業内容
グループワークの様子
(ミエンチェイ中学校)
①動員対象者人数
中学校におけるHIV/AIDSピア・エデュケーター養成研修
ブンタック中学校:教師1名、生徒0名
スバイタノン中学校:教師1名、生徒名
ミエンチェイ中学校:教師1名、生徒名
コンドームの正しい付け方を練習中
(ミエンチェイ中学校)
②活動内容及び現況報告
全体を取りまとめ、研修の日程、内容、各トピックの担当者、
カンボジアの将来を担う若者へのHIV感染予防啓発活動
当日までの準備プロセスなどが話し合われました。
研修のト
の重要性を認識し、シェアは000年から地域の学校と協
力して、HIV/AIDS予防啓発プロジェクトを実施してきま
した。現在中学校において、
「ピア・エデュケーション
(Peer Education)」という手法を用いて、若者がエイズ
ピックとしては、通常のエイズやリプロダクティブ・ヘルス
に加え、
教師側の強い要望で新しく
「麻薬の問題」
を取り上げ
ることになりました。カンボジアでは、最近特に若者の間で
麻薬の問題が深刻化しており、
学校現場でもこの問題に取り
を含め性に関する正しい知識を身につけ、主体的に啓発活
組むようにという要請が教育省からあったためです。
動に関わっていくことができるよう、支援をしています。
これまで以上に教師主体で準備・実施されたピア・エ
この活動の柱となるのが、
「ピア・エデュケーター養成
デュケーター養成研修ですが、研修に取り組む教師の姿
研修」です。研修は教師が「ピア・エデュケーター」とし
勢や研修内容は、教師・学校間で差が見られました。各学
て選ばれた生徒に対して行うもので、この研修を通してエ
校1~1名の教師が分担して研修を受け持ったのですが、
イズや性に関する知識を得たピア・エデュケーターたちが、
残念ながらその中には、事前打ち合わせ通りの準備をせず
学校や地域でHIV/AIDS予防啓発活動を行うことを目指し
に、研修当日は自分の担当時間だけ顔を出して資料を読み
ています。
上げるだけ、という教師もいました。しかし一方で、この
00年度は、中学校で1~日間のピア・エデュケータ
研修の重要性を認識し、貴重な時間を割いて準備を整え、
ー養成研修が行われました。各学校の研修日程は、ブンタ
指導方法も講義形式に限らず、ゲームやケーススタディな
ック中学校(月-日)
、スバイタノン中学校(月10-11
ど新しい手法を積極的に用いて、できるだけ生徒が自分た
日)、ミエンチェイ中学校
(月日)です。シェアにとって
今回の研修は、00年1月に現在の活動地を撤退する前
ちで考えながら楽しく学ぶ機会を提供しよう、とする教師
たちもいました。また研修当日、他の教師の受け持ち時間
の最後の研修になります。
そのため、
今後シェアの支援がな
にも同席して、必要なサポートをする協力的な教師も少な
くても学校が独自で活動を継続できるよう、
研修の準備・実
くなく、彼/女たちのコミットメントのおかげで、無事研
施にあたってはこ
修の全課程を終了することができました。
れまで以上に教師
また生徒たちの学ぶ意欲は非常に高く、どの学校でも研
の自主性、主体性
修中積極的に発言したり質問したりする様子を目にしまし
を尊重し、シェア
た。研修後に行なった知識テストでは、校ともで正答率
は最小限のお手伝
0 %前後という高い数字がでましたし、生徒たちからは
「研修で学んだことを、今後友達や家族に伝えていきたい」
という声が聞かれました。
いくつかの課題を残しつつも、HIV/AIDS予防啓発活動
の重要性を認識している教師と生徒によって、学校での活
動は今後も継続されることが期待されます。
いをするにとどめ
ました。
研修に向けての
準 備 会 議 で は、リ
HIV陽性者と家族のロールプレイ(ブンタック中学校)
12
ーダー役の教師が
助成金交付団体事業紹介・事業実績報告書(中間)
特定非営利活動法人
幼い難民を考える会
カンボジア・バンキアン地区
地域保育所事業
事業実施期間
者から給食費を徴収する、地域住民の生活向上を支援する
00 年 月 1 日~ 00 年 月 1 日
小規模貸付を行い利子の一部を充当する、地域からの募金
事業実施場所
や寄附を呼びかける等、自主運営を目指した活動を継続し
カンボジア王国プノンペン市カンダール州
ている。
共催、後援、協力団体
③現況報告
⑴ 保育所の状況
カンダール州教育局
事業内容
①動員対象者人数
場所
カンダール州
カンダールスタン郡
バンキアン地区
バンキアン
プレイタトウ
人
0日
1%
名
1名
1%
人
0日
%
名
1名
%
月平均子どもの数
月平均保育日数
平均出席率
名称
バンキアン保育所
プレイタトウ保育所
保育者 子どもの数
人
0人
人
人
保育者の数
給食係りの数
平均保育料徴収率
⑵保育者の育成について
②活動内容及び現況報告
保育所において、毎月定期的に保育者研修会を開催して、
00年月1日~00年月1日の活動報告。
保育者の育成に努めた。
①活動概要
研修会では、教材つくり、絵本や遊具の修理などの実習も
⑴保育所の運営
おこなった。
選挙によって設立された地域住民による運営委員会と協働
⑶保育所の運営について
して、本会が運営している。将来は地域で保育所の直接経
毎月定期的に「スタッフミーティング」を開催して、保育
費が賄え、更に保育の内容も充実したカンボジアの保育所
計画や課題などを話しあった。
運営モデルとして提示できることを目指している。この様
地域の運営委員会と毎月定期的に打合せをもって、様々な
な活動は就学前教育を受けている子どもが1割程度と言わ
課題の話し合いと、少額貸付事務の実施などを行った。
れているこの国にとっては、もっとも必要な事と信じてい
他のNGO団体と提携して「紙芝居」を毎月子どもたちに
る、本会の活動理念に基づくものである。
見せた。
⑵保育者の育成
⑷自主運営への活動について
子ども一人一人を大切にする保育を理解し実践できるよう
上記②⑴項のなかの、平均給食費徴収率にあるように、保
な保育者を育てるべく、本会が派遣している日本人専門家
育費の名目で徴収している給食費の徴収率は高く、保護者
と現地スタッフが協働して、定期的な保育者研修を行って
の負担しようとする意欲が伺える。毎月寄附金や現物寄進
いる。また、遊具や教材の提供などを通じて保育者への指
がかなりあり、保育所の運営を助けている。
導を行っている。
保護者や地域住民を対象とした、少額貸付の返済もきちん
⑶保育所の自主運営を目指す
と行われており、運営委員会の役割への期待は大きいもの
地域住民で構成された運営委員会とともに、保育所の直接
がある。
経費を地域の支援によって賄うことを目指している。保護
運営委員会
絵本の読み聞かせ
手水を使って
13
助成金交付団体事業紹介・事業実績報告書(中間)
特定非営利活動法人
アジア太平洋資料センター
ジャフナ県マナッカドウ村漁民の
生活復興支援事業(スリランカ)
事業実施期間
た。粉ミルク、缶詰、食用油、カレー用スパイスなどの食料品、
00 年 月 1 日から 00 年 月 1 日
石鹸、生理用品などの生活必需品、鎮痛剤などの医薬品をマナ
事業実施場所
ッカドゥ村の11世帯に配布した。
スリランカ国ジャフナ県マナッカドゥ村
<村落調査>
共催、後援、協力団体
また、緊急支援物資配布事業のモニタリングとして、受益者
ジャフナ県漁協
に対して聞き取り調査を行った。以下は、対象地域における受
益者の聞き取り調査結果である。
事業内容
「軍による規制があり、漁業ができる地域が限定されており、
①動員対象者人数
時間も朝時から午後時までしか漁業活動ができない。しかも、
ジャフナ県マナッカドゥ村の仮設住宅に居住する11世帯
治安上の理由により外出禁止令が発令されれば、漁業は中止あ
②活動内容及び現況報告
るいは中断させられてしまう。漁村の男たちは仕事を奪われ、
<現地の治安状況>
建設作業労働に従事しようとするが、経済が停滞しており、建
政府軍とLTTEの対立が激しくなり、現地での治安状況は悪化
設事業も激減している。物価は上昇し、生活の維持が困難とな
している。プロジェクト対象地域であるジャフナ県においても、
っている。人々は貴重品を質入れするなどして、生活の足しに
政府軍がLTTEの拠点を攻撃し、難民が多数でている。
しており、このような生活をいつまで続けられるのかという不
政府軍の「捜索と統制作戦(Search and Control Operation)
」
安を持っている。生活必需品は村でも需要が高いが、商品自体
により、不審者が身を隠す恐れのあるような高い塀や大木など
が村で手に入らないし、仮に商品があっても、価格が非常に高
は除去されている。軍による規制はますます激しさを増し、外
くて村人は買うことができない。緊急物資配布に関しては、適
出禁止令は1:00から翌朝:0までとなっている。そのほかに
切なタイミングで必要な物資が配布されたとして、今後の支援
も、新たにバイクや自転車の登録が義務付けられ、本人との照
についても要望がある。」
合のため軍に提示を求められた際に備え、これらの各種証明書
<県知事からの支援要請>
を携帯しなければならない。
ジャフナ県知事より、漁村における寡婦世帯、身体障害者、
引き続き、コロンボとジャフナをつなぐ国道が遮断されたま
年配者など社会的弱者に対する食糧支援の要請があった。この
まとなっており、物資の輸送は船舶に頼っている。したがって、
要請に応じることで、県政府と合意した。今後は、県と協力の
ジャフナ県での物資の入手が困難となり、物価は上昇している。
上、他地域においても食糧支援を行う。
ところが、外出禁止令などの様々な規制により、漁民の生業で
<養鶏事業の実施>
ある漁業活動が自由に行なえず、生活は困窮を極めている。特
上記の理由により、漁民が漁業という生計手段を断たれてお
に、漁業は伝統的に男性の仕事であり、寡婦世帯では就業機会
り、代替の生計手段として漁協との協力により養鶏事業を展開
がほとんどなく、深刻な状況に陥っている。
した。また、本事業は鶏肉や鶏卵を自家消費することにより、
<緊急支援物資の配布を中心とした活動の展開>
食糧難を緩和し、栄養改善にも貢献する。プロジェクト対象者
このようなことから、当該地域での漁獲高は著しく減少して
は、漁村でも最も脆弱性の高い寡婦世帯を選定した。ニワトリ
おり、乾燥魚加工用の魚介類の入手も困難となっている。その
は庭先での飼育のため、家事や育児をしながらの作業が可能で
ため、乾燥魚に関する技術研修や販売促進支援などの活動を実
あり、受益者である女性たちより事業の拡大を要請されている。
施することができなかった。
今後、事業のモニタリングをしながら、事業拡大の可能性につ
したがって、緊急支援物資の配布を中心とした事業を実施し
いて検討する。
緊急支援物資をスタッフより受け取る男性
14
緊急支援物資を受領する人々を確認するスタッフ
養鶏事業の一環として支給したニワトリ小屋
助成金交付団体事業紹介・事業実績報告書(中間)
特定非営利活動法人
国境なき子どもたち
ベトナム国ホーチミン市における
恵まれない青少年への自立支援
事業実施期間
③健康管理と精神的ケア
00 年 月 1 日~ 00 年 月 1 日
子どもたちは、当事業の支援により良い栄養・衛生環境の中
事業実施場所
で規則正しい生活を継続することにより、順調に身体的な成長
ベトナム国ホーチミン市
を遂げるようになった。
「若者の家」では医療サービス機関と
共催、後援、協力団体
共催:ベトナム社会福祉労働省ホーチミン市局、および児童教育
訓練センター(Children Education and Training Center(CETC)
)
後援:ホーチミン人民委員会
協力団体:人民援助調整委員会、ホーチミン友好協会連合
提携し、定期的に健康診断も実施した。子どもたちの中には、
長い間社会から疎外され、過去に親や大人たちによる虐待を受
けていたケースもあり、様々な場面で精神的な支援を必要とす
る場合もある。エデュケーターは常に個々の子どもの様子に気
を配り、その行動や態度の変化を把握している。行動面や感情
面で問題が見られる子どもについては、特にきめ細かい観察を
事業内容
行い、適宜カウンセリングを実施した。
①動員対象者人数
④ライフスキルと啓発教育
⑴「若者の家・女子」の運営(2007年4月~8月末):CETCに保
将来、社会人として生活していく上で不可欠なライフスキル
護されていた1~1歳の女子計10名
や社会習慣を身に付けるため、子どもたちは掃除、洗濯、炊事
⑵ CETC 内レクリエーション活動「スキルクラブ」への支援
など集団生活に欠かせない当番制の仕事を分担し、会議を開い
(2007年4月~8月末)
:音楽クラブ参加者0名、サーカスクラ
て家の中の規則を話合い、自主的に活動した。また、エデュケ
ブ参加者0名の計0名
ーターによる啓発教育も実施され、特に思春期の子どもたちに
②活動内容及び現況報告
重要な性教育、ドラッグ、売春、人権などのテーマを取り上げた。
⑴「若者の家・女子」の運営
⑤家族との和解支援
ストリートチルドレンの保護施設であるCETCから比較的年齢
個々の子どもが家族と良い関係を築いていくことができるよ
の高い女子10名程度を常時受け入れ「若者の家・女子」を運営
う、エデュケーターが家族と連絡をとり、家庭訪問や面談を実
した。
施するなどして家庭内暴力などの問題や経済的な状況を把握す
①教育プログラムと職業訓練
るとともに、必要に応じて家族カウンセリングを実施した。女
子どもたちの多くは長期に渡って路上生活を強いられていた
子の場合は特に家族の元で生活をすることを本人が強く希望す
ため、入居当初の学力レベルが低く、当事業の支援を受けて復
ることが多く、エデュケーターは環境が整っていることを確認
学したあとも、学校の授業についていくことが困難であった。
した上で家族への再統合を手助けした。00年月から月の
そこで「若者の家」では進路指導のほか、エデュケーターが補
間に、合計名の女子が家族との和解を果たし、家庭に戻った。
習授業および宿題や予習などのフォローを実施した。00年
⑵CETC内レクリエーション活動「スキルクラブ」への支援
月末現在で小学校に名、中高等学校に名、高等学校に名が
週回行われたスキルクラブへの参加人数は確実に増えてい
在籍している。職業訓練では、縫製・美容を学んでいる。
るほか、クラブで得られる技術も高度になっているため、子ど
②課外活動
もたちのやる気も向上している。施設内で様々なイベントがあ
課外活動として、子どもたちは、ホーチミン市近郊へ小旅行
る度に各クラブ毎にパフォーマンスを披露し、子どもたちの自
に出かけ、地元のイベントに参加し、地域の子どもと交流する
信回復にも役立っている。
など、今後の社会復帰へに向けて良い機会となった。
楽器演奏の指導を受ける子どもたち
「若者の家」で食事をする子どもたち
課外活動でプールに出かけた子どもたち
15
特定非営利活動法人
助成金交付団体事業紹介・事業実績報告書(中間)
ラオスのこども
ラオスにおける教員向け図書活用
マニュアル出版事業
事業実施期間
00 年 月 1 日~ 00 年 月 1 日
事業実施場所
ラオス人民民主共和国
共催、後援、協力団体
特になし
事業内容
①動員対象者人数
マニュアル執筆者:ドアンドゥアン・ブンヤヴォン氏、ダ
①質疑応答
ラー・カンラヤー氏
②話す、書き写す
マニュアルを受け取る学校教員:000人(予定)
③書く
②活動内容及び現況報告
Ⅳ.読み書きの能力を向上させる活動(具体的実践例)
活動内容
~絵本の解説・用語説明・授業での使い方等~
この事業は、小学校教員が授業での図書活用方法を理解
題材絵本『ソムポーンの優しさ』『穴に落ちたヒヨコ』
し、子どもたちと図書をつなげる役割を担えるようになる
『ぼくはどこへ行くの?』
『少女ヌワムドーム』
ことで、子どもたちの文字習得を促し、ラオスの基礎教育
マニュアルで題材として使用するタイトルの絵本は、
の普及を進めることを目的としている。
いずれも当会が現在までに出版し、ラオスの子どもたちに
この目的のために、自らの子ども時代に本に親しむ機会
人気のある絵本である。当初の計画から1タイトルが変更
のなかった小学校の教員達が理解・実践しやすいように、
になったが、これは、学校ですぐに実践出来るよう、より
具体的にどのように図書を授業に取り入れて活用したらよ
入手が容易な新刊図書を選んだことによる。また『ソムポ
いのかを示したマニュアルを作成し、出版を行う。
ーンの優しさ』は、当会が印刷した分は在庫がないが、他
出版したマニュアルは、
当会がラオス国内で実施する
「読
の出版者が、絵を変えた改訂版を印刷しているので、入手
書推進セミナー」で教材として利用しながら配布する。
が可能であると判断した。
現況報告
今後の予定
現場での教員経験があり、作家、教育専門家でもある名
10月上旬:編集・レイアウト作業
が、マニュアルの原稿を執筆。現在校正を行っている。
10月下旬~11月上旬:印刷(10月末完了予定)
マニュアルは、以下のような装丁を予定。
11月中旬~:当会が小学校教員を対象に実施する「読書
・Aサイズ・ページ・表紙色カラー(本文は白黒)
推進セミナー」で配付(本年度は地域で予定)
掲載内容
セミナーでは、マニュアルを使いながら、授業で図書を
Ⅰ.教員・保護者へのメッセージ(本の主旨)
活用することの意義と、その実践方法を伝える。セミナー
Ⅱ.発達と言語の習得について
後は、各教員が学校へマニュアルを持ち帰れるようにする
Ⅲ.言語の習得のための活動
ことで、学校現場での取り組みに繋げる。また、出版に先
立ち、10 月中旬
に実施する。
16
助成金交付団体事業紹介・事業実績報告書(中間)
特定非営利活動法人
アムダ
ソマリア難民 乳幼児の栄養改善
プロジェクト(ジブチ共和国)
事業実施期間
00 年 月 1 日 ~ 00 年 1 月 1 日
事業実施場所
ジブチ共和国 アリサビエ地区 アリアデキャンプ
共催、後援、協力団体
国連難民高等弁務官(UNHCR)、世界食糧計画(WFP)
、ジブ
チ政府難民福祉支援機関(ONARS)
て、栄養プログラムの効率性
や有効性が大幅に改善され
た。これにより、栄養プログ
ラムに登録された乳幼児が母
親とともに週に1回センター
を訪れ、センタースタッフが
彼らの身長・体重を測定し、
事業内容
簡素な健康診断を行い、その
①動員対象者人数
推移を記録することがルーテ
本事業は、上記難民キャンプにおいて栄養不良状態にある乳幼
ィンワークとして継続される
児(身長・体重比が平均値の0%以下)を対象としており、そ
ようになった。現地栄養活動
の数は月0~0名に上る。この中には、厳しい栄養失調状態
調整員がこうした栄養プログ
にある乳幼児(身長・体重比が平均値の0%以下)も含まれて
ラムの活動を調整している。
いる。
⑷補助栄養強化乳剤(F-100)及び補助栄養食材の提供
②活動内容及び現況報告
上記活動⑶に伴い、週に1回訪れる乳幼児に対し、補助栄養強
事業申請内容に従い、以下の活動に取り組んだ。
化乳剤及び補助栄養食材を配給し、彼らの健全な発育を促進し
⑴栄養調査
ている。補助栄養強化乳剤はDSM(ドライ・スキム・ミルク)
アリアデ難民キャンプにおいて乳幼児約1,000名に対する栄養
と呼ばれるものをUNHCRから入手し、センターにおいてスタ
調査を実施した結果、(乳幼児合計:約1,00~1,00名に対し
ッフ観察の下、一日に回乳幼児に飲ませている。また、厳し
て)名が栄養不良児・栄養失調児であり、
1名が要再検査(栄
い栄養失調状態にある乳幼児には、特にF-100と呼ばれる補助
養不良の可能性あり)であった。本調査結果を踏まえつつ、下
栄養強化乳剤を提供し、センターにおいて数日間様子を見なが
記の活動を行った。
ら、必要に応じ点滴などによる治療も行っている。補助栄養食
⑵初期診断
材としては、WHO(世界保健機関)のガイドラインに従い、
現在、AMDAが運営する難民キャンプの診療所には医師が1名、
WFPから定期的に配布されるCSB(トウモロコシ・大豆混合粉)
看護師が名常駐しており、平日は訪れる患者に対して無料の
に植物油と砂糖を混ぜたものを一週間分母親に提供し、乳幼児
診察・治療活動を行っている。栄養専門家により、医師や看護
に適量与えるよう指導している。尚、補助栄養強化乳剤、補助
師に対するトレーニングを行い、これによって、看護師の問診
栄養食材配給に伴い、センタースタッフが衛生管理を徹底して
や医師の診察により栄養不良状態もしくは厳しい栄養失調状態
行えるよう、食品衛生に関するトレーニングも実施した。難民
にあると判断された乳幼児が、栄養プログラムを実施するフィ
キャンプ内には深井戸を水源とした水栓があるが、センター内
ーディング・センター(Feeding Center:栄養補給所)と呼
でその水を用いる際には必ず煮沸しており、使用した食器も煮
ばれる施設へ早急に転送される仕組みが整った。また、転送シ
沸消毒している。
ステムが強化されたことによ
今後は、⑴~⑷の活動を一層
り、栄養不良にある乳幼児が
強化するとともに、⑸栄養教
一層厳しい栄養失調状態に陥
材の作成・活用、⑹母親への
ることを未然に防げるように
栄養・保健教育の活動を推進
なった。
していく予定である。
乳幼児の体重測定
⑶継続的な成長・基礎健康指
標のモニタリング
上記栄養専門家により、フィ
ーディング・センターのスタ
ッフに対し集中的なトレーニ
ングが行われ、栄養プログラ
ム運営のためのマニュアルが
乳幼児の身長測定
作成された。それを基盤とし
補助栄養強化乳剤を配給するスタッフ
17
助成金交付団体事業紹介・事業実績報告書(中間)
ピープルズ・ホープ・ジャパン
カンボジア助産スキルアップ講習事業
事業実施期間
講義
00 年 月~ 00 年 月
講義前後で受講生の助産知識のテストを行ったところ、受講者
事業実施場所
全員に、講義後に著しい知識の向上が見られた。
カンボジア王国 プレイベン州 国立プレイベン病院
共催、後援、協力団体
共催:プレイベン州保健局、協力団体:プレイベン郡保健事務所、
国立プレイベン病院産婦人科、診療所
助産知識理解スコア
(受講者名平均点)
講義前
講義後
点
点
実習
受講生は各 件(第 1 回)
、各 件(第 回)の正常分娩を単独
事業内容
介助し、助産スキルを学んだ。最終第週までにスコアはほぼ
①動員対象者人数
事業直接裨益者は、名の診療所助産師。その他、動員対象者は、
村のヘルスボランティア名、村長等11名、保健教育活動に
参加した村人0名。
100点満点となった。
助産技能習得度
(受講者名平均点)
実習前
実習後
0点
点
②活動内容
講習では、講師が講義で妊娠や出産に関する理論を教え、実習
00年月日時点で、第1回講習は病院での助産技術講習と
で講義内容を復習し、実際に処置してみせる、させるといった
地域住民への教育・広報を終え、フォローアップ実施中。第回
ことが、受講生の理解を深め、スキルを上げたと思われる。
講習は、地域住民への教育・広報活動まで終了。各回受講者は
課題と対処
以下の通り。
実習病院は、州内で一番大きい病院であるが、受講生が単独介
第1回講習
助可能な正常分娩数が月平均10件~0件ほどに限られる。こ
ブ ソナ助産師(トゥック・トゥラー診療所)
のため、各受講生10件の正常分娩介助を予定していたが、この
イァ ソイ助産師(ティ・エイ診療所)
介助数に達しなかった。これについては、代替手段としてシミ
第回目講習
ュレーター (人体人形)を活用することにした。
クリー チェンダ助産師(ポ・リアン診療所)
3.サーベイ、そして地域住民への教育・広報
ウッ トウィ助産師(ポ・プス診療所)
受講した診療所助産師による安全な助産が行われることを促す
以下、活動毎に現況報告を行う。
ため、受講者が所属する診療所の担当地域で、村のヘルスボラ
1.事前準備
ンティアや村行政と協力して保健教育活動を実施。教育内容は、
講習内容や役割分担等を打ち合わせ、PHJスタッフが講習講師
事前に行った保健意識調査サーベイの結果に基づき、妊婦健診
となる病院スタッフ対象に講師育成ワークショップを実施。
等の母子保健教育トピックである。1村で実施し、参加者は総
2.病院での助産スキル講習
計0名で、割が女性である。参加した村人からは、診療所
病院スタッフが講師となり、受講者に病院で講義と実習を実施。
助産師による妊婦健診や出産介助の重要さについて理解できた
講習科目は、直接的な助産スキルだけでなく、妊婦健診といっ
との声が寄せられた。
た妊娠過程をチェックする上で必要なケアスキル、女性の性周
4.フォローアップ
期といった理論的なものまで含む。
病院講習で習得した知識やスキルが維持されているかを確認
し、指導するためにフォローアップを実施。第1回講習につい
ては、00年月~月末日の予定で、受講生が出産介助時の
記録を病院に提出し、病院スタッフが適宜モニタリング指導し
ている。
地域住民への教育広報
病院講習実習風景
18
病院講習修了賞状
病院講習修了式
助成金交付団体事業紹介・事業実績報告書(中間)
特定非営利活動法人
シャプラニール=市民による海外協力の会
ネパール・カトマンズ市における
都市低所得者層自立支援事業
事業実施期間 00 年 月 1 日~ 00 年 月 1 日
事業実施場所 ネパール(カトマンズ市、ラリトプール市、キ
ルティプル市)
共催、後援、協力団体 SOUP(Society for Urban Poor)
*シャプラニールのパートナー団体/現地 NGO
事業内容
識字クラス@ルージャ
ヵ年計画ワークショップ@ダラチェン
①動員対象者人数
1~のグループは同地区で活動を行っており、統合して登録
上記各地域で生活する低所得者層によって構成されたつの女
を目指している。、の各グループは昨年度末までに集中して
性グループ、計約0人の直接裨益者、ならびに周辺の地域住民。
登録のための作業を終えており、については準備が完了でき
②活動内容及び現況報告
た。は昨年度末までに ヶ月の識字教室実施を終了し月から
・女性による協同組合の結成および登録
月の ヶ月間グループで出資し英語教室を開始するなど新し
・グループメンバーの能力向上
い取組みにも積極的である。尚、この教師は地域よりボランティ
現在グループが活動を行っている。活動の継続性や金銭管理の
アで引き受けてもらうなどさまざまな面で活動で培った関係を
安全性を確保するための協同組合登録は不安定な政情下で中止
見ることができる。1と、は地域の特に貧しい人々に食事を
されており、現時点でも再開の目処は立っていないものの、登録
配る活動や、3は地域の寺院周りの清掃(ネパールでは清掃等の
再開を念頭に準備を継続し、また登録における様々なメリット
業務は特定カーストが行なうものとして一般の人が行なわない
(融資等)が得られずともグループが継続するようより一層の能
傾向があり町の衛生・美化は大きな問題になっている)。また、
力強化に努めた。グループでは会則や活動計画予算がきちんと
は地域の子ども達への働きかけを積極的に行なっており、マラ
立てられ、活動報告と会計報告が整っていなければならない。ま
ソン大会や壁新聞作り、清掃や道路補修、トイレ作りなどコミュ
たこうしたグループ運営と各種プログラムを行うために別途定
ニティ全体の活性化に大きく貢献している。
められた担当委員(教育(識字等)
、ローン、会計、運営)の責務を
・収入向上活動の強化
メンバーが果たすことが求められる。今期はすべてのグループ
各グループあるいはメンバー個人がなんらかの収入向上活動に
がまた今後の持続性を踏まえた年後のビジョンミーティング
従事することを目指し、研修など必要なサポートを行うが、各グ
を持ち、その後3年間のアクションプランを作成した。自らの持
ループの活動は以下の通り
つ権利と責任を踏まえた非常に活発な議論を経て、例えば7,8
各グループは政府より0,000ルピーの補助金を申請しそれぞれ
のコミュニティの道路の修復工事を実施するなどが見られるな
ど、既に実行に移されている。全体として上半期の各グループの
研修状況は表の通り。
<各種活動実施のための準備研修>
グループ
会計管理
運営
1.マープチャ
○
(名)
.ヌープチャ
○
(1名)
.ナリプチャ
○
(名)
.ラジガプチャ
○
(1名)
.ルージャ
○
(名)
.ダランチェン
既に終了
(名)
.ガムチャ貯蓄
グループ
(名)
.下ガムチャ貯
蓄グループ
(名)
ローン 教育プロ 他グルー
登録調整
監査
グラム
プ訪問
○
それぞれのグループは特技を生かして順調に活動を続けてい
る。1のケータリングではグループ内だけでなく他グループか
らも雇用するなど活発だ。
また新しいグループである、は月
○
よりニットと菓子作りを開始した。は以前からのニット製作
○
準備完了
○
○
活動
1.マープチャ
料理のケータリング
.ヌープチャ
スパイス作り
.ナリプチャ
ニット製品製作・ローカル酒製造
.ラジガプチャ
ニット製品製作
.ルージャ
石鹸づくり
. ダランチェン
(既にほとんどの個人が自営で仕事あり)
.ガムチャ貯蓄グループ
ニット製品製作、菓子
.下ガムチャ貯蓄グループ ニット製品製作、菓子
ティショウを行なうなど工夫を凝らしている。
○
○
を個人ベースで進めているが、月には参加者が合同でチャリ
○
準備完了
○
○
○
○
○
○
○
ダラチェン年次総会(識字修了者への表彰) マープチャケータリング(SOUP総会)
19
共同事業・事業実績報告書(中間)
アジア・コミュニティ・センター 21(ACC21)
アジアにおける貧困層の社会開発と草の根金融
(マイクロファイナンス)
支援メカニズム構築事業
事業実施期間
00 年 月 1 日~ 00 年 月 1 日
事業実施場所
東京近郊、フィリピン、カンボジア(予定)
共催、後援、協力団体
(財)地球市民財団(共同事業)
事業内容
①動員対象者人数
日本青年会議所、ロータリークラブ、企業CSR担当部署、
00年10月中旬にプノンペン市内で行ったCARD MRI会長(中央)と
カンボジア現地NGO会合のようす
金融機関など関係者約0人、MF実施団体(日本およびア
ジアのNGO約0団体)
、一般約0人
. アジアの草の根金融の実態調査報告書のまとめ
②活動内容及び現況報告
主にフィリピン、カンボジアの状況とニーズ、MF業界
「マイクロファイナンス」(以下MF)は、貧困層を対象
の動向等に関する情報、NGO、機関などへのインタビュ
に零細規模のローン、
貯蓄やその他の基本的なサービス
(年
ー情報をまとめた。
金、
保険、
送金など)
を提供する金融の仕組みのことである。
. 潜在的支援者の開拓と特定、資金援助スキームの開発
(財)地球市民財団との共催で実施する本事業では、MF活
CARD MRIと協力し、具体的な支援方法の提案を企業等
動についての情報普及と理解を広め、日本国内でMF活動
に行ってきたが、投融資や直接支援(助成等)を行う日本
を支援する仕組みをつくることを目指している。
の金融機関や企業はごく少数で、大多数は情報収集に留ま
1. セミナー「マイクロファイナンスを通じた発展途上国
り今後の動向を探っている状況である。このため、海外の
貧困層のビジネス開発支援」の開催
MF投資ファンド、寄付スキームの情報収集とともに、日
00年月1日、日本青年会議所主催「サマーコンフ
本で実現可能な形態について企業、金融機関関係者からヒ
ァレンス00」(パシフィコ横浜)で標記セミナーを開催
アリングを行った。資金動員を現実化するためには日本の
した。貧困層の女性0万人以上を対象としているフィリ
法令、会計等に合ったスキームを開発する必要があり、資
ピン最大のMF機関「CARD-MRI」のCARD Inc.専務理事
金背景(寄付、投資)により援助する内容(MF原資、人
フロールデリザ・サルミエント氏を講師に、JCメンバー、
材育成、技術支援、ビジネス開発など)も違うという意見
NGO、金融機関関係者、学生など約0名が参加。ニーズ
が多く、引き続き情報収集を行い専門家と協力してより具
やMF業界の動向、現場での取り組み等について学んだ。
体的で説得力のあるスキーム開発に努める。
. 本事業の対象候補となるNGO、金融機関の特定
CARD MRIを通じた最貧困層への支援のほか、MF実施
機関の人材育成が急務であるカンボジアのNGO、MF機関
とCARDの南南協力の推進を計画し、00年10月上旬の
カンボジア・プノンペンでの関係者意見交換会の準備を行
った。
. 第回MFフィリピンツアーの準備
CARD MRIの会長Dr. Aris Alipと月はじめにツアーの方
針とプログラム内容、また、アキノ元大統領が名誉理事長
を務めるMF支援機構「Pinoy ME財団」の専務理事とツア
フィリピン最大のMF機関CARD MRIから講師を招き、業界の動向やニー
ズ、MFの仕組みを学ぶセミナーのようす。昨年度の現場訪問ツアー参加
者による報告も行われた
20
ーについて協議した。ツアー実施は00年1月または翌1
月、参加者は金融機関関係者、ロータリー関係者を予定。
共同事業・事業実績報告書(中間)
社団法人
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
日本の子どもに対する教育事業
“Speaking Out”
事業実施期間
ボランティアと高校生で作成し
た新しいプログラムを発表
00 年 1 月 1 日~ 00 年 1 月 1 日
事業実施場所
SO 実施で得た経験を
東京・大阪近郊
フィードバックしなが
共催、後援、協力団体
ら、より質の高いプロ
地球市民財団(共同事業)
グラムの作成に力を入
㈱ファミリーマート(助成団体)
れている。
事業内容
3.子ども参加の推進
①動員対象者人数
下記に述べるボランティア育成のための合同ワークショ
約,000人(主に小学校~高校の子ども)
ップに、継続的にSO依頼のある大阪府の高校の子どもも
②活動内容及び現況報告
参加し、プログラム作成および評価に携わった。また月
(社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下SCJ)は、
には上記高校の子どもがスピーカーとしてSOに参加した。
・日本の子どもの国際理解・子どもの権利への意識を向上
SOを通じ、子どもたちは自分の意見を発表する場が確保
・権利の主体者である子どもの育成に関わる市民活動の担
され、子どもの主体性が養われつつある。
い手として、ボランティアを育成
4.ボランティアの育成
という点を事業目標とし、上記の目標を達成するため、
月までにのべ約100名のボランティアがスピーカーとし
事業期間内に以下のような活動を行った。
てSOに参加した。研修として月に実施したファシリテー
1.スピーキングアウト(以下SO)の実施
ション講座(東京)やボイストレーニング(大阪)には
スピーカー(ボランティア講師)を学校や子どもの集ま
約0名、月に実施した東京・大阪合同によるプログラム
るイベントに派遣し、世界の子どもの現状や子どもの権利
作成・評価のためのワークショップには約0名が参加し、
に関する参加型学習プログラムを月末までに計0件実施
スキルアップを図った。研修で得たファシリテーション技
し、主に小・中学生を中心とするのべ約100名が参加した。
術や発声方法はSOで、人権教育の視点や子どもの意見を
学校の授業だけでなく、学校の部活動や夏期課外活動、子
反映したアクティビティはSOの以後のプログラム作成で
ども向けイベントなど、多様な場でのSO実施がみられた。
生かされている。
また比較的0名以下の少人数を対象としたSOが多かった
また新規プログラム作成のためのワーキンググループの立
が、その分子ども一人一人の意見や質問を拾いながら実施
ち上げ、ボランティア同士によるスキルアップ講座の実施
でき、また子どもたちの理解が深まった。
など、ボランティアのより積極的かつ自主的な参加が醸成
2.プログラム内容の充実
されている。
昨年度より取り組んでいた子どもの権利および避難民に
5.子どもの権利の啓蒙
関する既存プログラムを改良すると同時に、紛争下の子ど
PTA 活 動、 自 治 体 の 社 会 人
もについて学ぶ新規プログラムを開発した。同時に、SO
向け講座、イベントなどで、
を地方展開するために、現在までに作成したプログラムを
大人向けに子どもの権利を
もとに、ポスター教材の開発を開始した。
テーマにしたワークショッ
また子どもの権利に基
プを実施し、月末までに約
づくSCJの団体概要や
00名が参加した。あまり日
活動を子どもにわかり
本では社会で普及されてい
やすく紹介するための
ない子どもの権利条約や子
ビデオを作成した。
どもの権利の存在を知るき
子ども向けイベントで紛争下の子
どもたちについて SO 実施
っかけを提供することがで
きた。
スーダン避難民について学ぶ子どもたち
21
共同事業・事業実績報告書(中間)
社団法人
日本青年会議所
(財)
地球市民財団共同事業 JCI オペレーションホープ
「インドネシア ニアス島におけるこどものメンタルケアおよび健全育成支援」
事業実施期間
なコミュニティを作るため、
00 年 1 月 1 日~ 1 月 1 日(00 年より継続)
集落のコミュニティセンタ
事業実施場所
ーとしての活用にも期待さ
インドネシア・ニアス島
れる。
共催、後援、協力団体
インドネシア北スマトラ州政府
インドネシア NGO KOMNASPA
インドネシア国家青年会議所 メダン青年会議所
事業内容
現況報告
・本年月1日に地球市民財
団松原史尚評議委員、日本
JC国際協力関係委員会吉山佐人規委員長、インドネシア青年
会議所担当者ディトリ・リスキ('0JCI副会頭)
、APDC原田
憲太郎、鈴木裕にて現地調査を行った。
①動員対象者人数
・上記スマトラ州政府による被災者住宅は未だ完成していない。
延べ約0人(00年1月~1月まで)
完成予定日、被災者の入居時期については確認中であるが、約
②活動内容及び現況報告
100名規模の集合住宅であり、その建設がほぼ完了している
活動内容
ことは、現地で確認できた。実施した、チルドレンセンターと
a.潜在的な心の傷を解消する中長期支援活動(移動図書館車
運営)
子供達のもっとも大きな不安
「自分達の将来に対する不安」を解
消し、もっとも大きな欲求
(夢)
「自分達の手で、被災した故郷を
復興する。そのために必要な学力を身につける」ことの支援を行
うために寄贈した、移動図書館の運営を継続した。幼児、児童、及
び貧困等でこれらの過程が修了していない若者を対象とした図
書館としての機能、並びにDVD、ビデオ等を活用した高等教育
の実施機能を活かし、島内の初等から高等教育の普及を図った。
DVDを利用した高レベルな教育カリキュラムは、島内学校で公
式授業に取り入れられ、約00名が利用した。また、小学・中学・
高校の必要過程を網羅する教育プログラムの普及活動を行い、
約0名の貧困等により学校に通えない子供が利用した。
b.将来の支援地域の発展へつながる恒久的な支援活動(チル
ドレンセンター運営)
恒久的な自立支援活動を目指した教育水準を高めていくための
支援活動として、KOMNASPAと現地ボランティアによるチル
ドレンセンターの運営を通して将来の地域のリーダーとなる青
少年の教育を目指した。当初よりノーススマトラ州政府の事業
として予定されていた、隣接地の被災者住宅の完成が大幅に遅
れているため、充分な活動が実施できなかったが、被災者集合
住宅の完成により、チルドレンセンターの役割は一層高まって
くる。また、これまで異なった集落に住んでいた人々が、新た
の併用で、長期的な支援体制が完了すると思われる。
・概況として、寸断されていた道路、橋、水道管などのインフ
ラストラクチャー、崩壊の後がめだった校舎や住居の復旧もほ
ぼ完了しており、昨年11月現地調査時と比較してニアス島の復
興は格段に進んでいた。特に、前回調査時には校舎が利用でき
ないため、ホテルの中庭などを利用して行われていた小学校の
授業も、通常通り校舎にて行われるようになっていた。
現地調査の日程が、インドネシアの独立記念日とも重なり、様々
なイベントが島内でも開催されていた。住民たちには、笑顔が
溢れ、初期、中期支援の成果と事業の完結時期の近さを感じた。
・現地調査後にメダン青年会議所イワン・ナスシン理事長を交
えて会議を行った。その際、今後のチルドレンセンターの運営
に関する話合いがなされた。想像以上に、子供たちの回復が早
かったこと、また、その他NGOとの住み分けを考えるとき、
ノーススマトラ州による被災者住宅の完成を待って、被災者住
民のコミュニティの中核を担う公民館として活用していただく
方向の必要性も検討された。被災者住宅は、島内でも最も被災
レベルの高かった、住民、及び貧困層に対して提供される。加
えて、島内全域から移住してくるため、コミュニティ開発が重
要なテーマと考えられ、当然移住する子供たちも最も支援を必
要とされる。こうした島内現状も鑑み、必要に応じた施設の活
用が重要であると考えます。州政府への移管事業がなされる場
合は、メダン青年会議所が全面的に協力するとの約束を取り付
けた。また、インドネシア歴代会頭で、
現地参議院議員を務める、
パーリン氏からも充分な協力の約束をいただけ、ノーススマト
ラ州知事との面会も、現地調査に併せて実施することができた。
・スマトラ沖地震への青年会議所としての支援活動は終局に入
ったと感じております。現地青年会議所との協力で、被災者
の自立を目指し現地NGO、行政への施設、活動の移管作業に
00年取り組んで行きます。
22
2007 年 から の 助 成 金 交 付 事 業 一 覧
助成金額
地図
助成金交付団体
A
特定非営利活動法人 カラ=西アフリカ農村自立
協力会
B
光のこどもたちーカノアの活動を支える会
C
特定非営利活動法人 オアシス
D
社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
E
特定非営利活動法人 環境修復保全機構
F
特定非営利活動法人 ソムニード
G
緑のサヘル
H
特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民
の会
I
特定非営利活動法人 幼い難民を考える会
J
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター
K
特定非営利活動法人 国境なき子どもたち
L
特定非営利活動法人 ラオスのこども
M
特定非営利活動法人 アムダ
N
認定NPO法人 ピープルズ・ホープ・ジャパン
O
特定非営利活動法人 シャプラニール=市民による
海外協力の会
1,11,00
助成金合計金額
総 事 業 費
,,00
,,1
総事業費
00,000
1,1,
,00
,,000
10,000
,0
0,000
,,00
0,000
,,00
00,000
1,1,000
00,000
,,000
0,000
,1,000
0,000
,0,000
0,000
,110,
00,000
,1,000
00,000
,
00,000
1,,0
0,000
,000
0,000
援助対象国
援助対象
マリ共和国
コニナ村穀物銀行開設事業 (マリ共和国)
ブラジル
クロアチア
事業実施期間
注
00年月1日~00年月1日
③
ブラジル北東部貧困漁村における、子ども
00年月1日~00年月1日
が将来を選択していける教育の基礎作り
④
クロアチア共和国小学校の教育環境整備
②
00年月1日~00年1月1日
ネパール
幼児開発教育 (ECD) ・小学校教育連携事業
00年月1日~00年月1日
(ネパール・マホタリ郡)
②
タイ
タイ国南部アンダマン海島嶼群における津 00年月1日~00年月1日
波被災地の修復保全に向けた植林活動
①
ネパール
ネパール・マカワンプール地域における地域 00年月1日~00年月1日
住民参加型森林保全事業の指導員養成事業
④
ブルキナファソ ブルキナファソ国コングシ地域小学校緑化 00年月1日~00年月1日
支援プロジェクト
②
カンボジア
カンボジア王国HIV/AIDS予防啓発プロジェ
00年月1日~00年1月1日
クト
③
カンボジア
カンボジア・バンキアン地区地域保育所事 00年月1日~00年月1日
業
④
スリランカ
ジャフナ県マナッカドウ村漁民の生活復興 00年月1日から00年月1日
支援事業(スリランカ)
①
ベトナム
ベトナム国ホーチミン市における恵まれな 00年月1日~00年月1日
い青少年への自立支援
③
ラオス
ラオスにおける教員向け図書活用マニュア
00年月1日~00年月1日
ル出版事業
②
ジブチ共和国 ソマリア難民 乳幼児の栄養改善プロジェ
00年月1日~00年1月1日
クト(ジブチ共和国)
カンボジア
ネパール
カンボジア助産スキルアップ講習事業
00年月~00年月
③
④
ネパール・カトマンズにおける都市低所得 00年月1日~00年月1日
者層自立支援事業
③
①自然災害関連事業(開発途上国における地震、洪水、暴風及び豪雨等の自然災害による罹災者の復旧のための物
資又は資金の供与)②教育施設関連事業(開発途上国における、小学校、中学校等の義務教育を行う教育施設の設
備拡充及び建設)③生活環境向上関連事業(開発途上国における住民の公衆衛生及び社会福祉等の生活環境の向上
のための援助活動)④人材育成関連事業(開発途上国に対する援助活動を行うための人材育成及び派遣又は研修員
を受け入れての技術研修)
23
1994 年 か らの 地 球 市 民 財 団 助 成 事 業 一 覧
1994
1995
1996
1997
1998
1999
No.
助成金交付団体
1
(社)倉吉青年会議所
ミコノの会
歯科保健医療国際協力協議会
蓮華院誕生寺国大協力協会
マングローブ植林行動計画
NGO活動推進センター
アジア医師連絡協議会
地球市民の会
アフリカ教育基金の会
10 大阪ブロック協議会 地球にやさしい運動推進の会
助成金合計額
助成金交付団体
ミコノの会
No.
1
10
No.
1
10
11
1
1
No.
1
10
11
1
No.
1
10
11
1
1
1
No.
1
10
11
1
マングローブ植林行動計画
協力隊を育てる会
歯科保健医療国際協力協議会
学校法人 アジア学院
国際地域開発センター
地球市民の会
アジア医師連絡協議会
NGO活動推進センター
国際連合大学
助成金合計額
助成金交付団体
(社)協力隊を育てる会!
ミコノの会
マングローブ植林行動計画
歯科保健医療国際協力協議会
地球市民の会
日本ハンガープロジェクト
AMDA
準学校法人アジア学院
国際地域開発センター
シャプラニール=市民による海外協力の会
シェア=国際保健協力市民の会
ラオスの子供に絵本を送る会
国際連合大学
助成金合計額
助成金交付団体
日本ブルキナファソ友好協会
(社)
セーブ・ザ・チルドレン
財団法人赤枝医学研究財団
日本口唇口蓋裂協会
国際地域開発センター
アジア医師連絡協議会
極東協力協会
日本ハンガープロジェクト
シェア=国際保健協力市民の会
シャプラニール=市民による海外協力の会
社団法人 駒ヶ根青年会議所
アフリカ教育基金の会
助成金合計額
助成金交付団体
ミコノの会
アジア・アンド・アフリカ
アジアアフリカ環境協力センター
日本ブルキナファソ友好協会
財団法人オイスカ
AMDA
福山青年会議所
オリーブジャパン国際開発協力協会
準学校法人アジア学院
ASPBラオスの子供に絵本を送る会
極東協力協会
曹洞宗国際ボランティア
シャプラニール
(社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
助成金合計額
助成金交付団体
ミコノの会
SVA=曹洞宗国際ボランティア会
ASPB
日本ハンガープロジェクト
日本ブルキナファソ友好協会
アジア・アフリカ環境協力センター
極東協力協会
アジア・アンド・アフリカ
歯科保健医療国際協力協議会
(社)
セーブ・ザ・チルドレン
日本口唇口蓋裂協会
シャプラニール=市民による海外協力の会
24
助成金額/総事業費
00,000円/
1,,000円
1,000,000円/
,1,000円
00,000円/
,00,000円
00,000円/
,0,000円
00,000円/
1,00,000円
00,000円/
1,00,000円
00,000円/
00,000円
00,000円/
,0,000円
00,000円/
,00,000円
00,000円/
,000,000円
,00,000円/
,0,000円
援助対象国
ネパール・ダヌシャ・ピレンドラバザー
助成金額/総事業費
1,000,000円/
,,000円
00,000円/
,0,000円
00,000円/
,0,000円
00,000円/
,00,000円
00,000円/ 10,000,000円
0,000円/
1,0,000円
00,000円/
,,000円
1,000,000円/
,000,000円
00,000円/
,0,000円
00,000円/
,000,000円
,0,000円/ ,11,000円
モザンビーク
衣料の輸送
ソロモン諸島
タイ
ベトナム
医療機材費等費用
図書費
人材育成
カンボジア
タイ・インド
ケニア
広報誌発刊(共催事業)
事務機器・薬剤品
現地での活動費
運営費の一部
フィリピン
竹の笛費用の一部
援助対象国
モザンビーク
援助対象
衣料の輸送
ベトナム
ボリビア
ソロモン諸島
ネパール
フィリピン
タイ
カンボジア
助成金額/総事業費
援助対象国
1,000円/
1,000円
ボリビア
00,000円/
,000,000円 タンザニア・ケニア・モザンビーク
00,000円/
,,000円
ベトナム
00,000円/
,000,000円
ソロモン諸島
00,000円/
,0,000円
タイ
00,000円/
1,0,000円
インドネシア
00,000円/
,1,0円
カンボジア
00,000円/ 1,00,000円
アジア・アフリカ
0,000円/
,000,000円
ルワンダ
00,000円/
,000,000円
ネパール
00,000円/
1,,000円
カンボジア
00,000円/
,1,00円
ラオス
00,000円/
,000,000円
,11,000円/ ,11,0円
助成金額/総事業費
00,000円/
,,11円
00,000円/
,,000円
0,000円/
1,0,000円
00,000円/
0,000円
00,000円/
,0,000円
1,00,000円/
,0,000円
0,000円/
1,0,000円
0,000円/
1,,10円
0,000円/
,000,000円
1,0,000円/
,0,000円
0,000円/
1,0,000円
1,00,000円/
,00,000円
10,000,000円/
,,0円
援助対象国
ブルキナファソ
アジア
バングラデシュ
事業実施期間
年月1日~年月日
年月1日~年月1日
年月~年月
年月1日~年月日
年月日~年月10日
年月~年月
年月1日~年月1日
年月1日~年月日
年月1日~年11月0日
年月日~年月日
事業実施期間
年月1日~年月1日
人材育成
年10月日~年10月1日
孤児院の改修
年月1日~年月1日
医療機材等の費用
年月~年月
人材育成
年月1日~年1月10日
人材育成
年1月日~年月1日
人材育成
年10月11日~年10月日
医療設備・薬剤
年月1日~年月1日
NGO市民情報センター情報提供機能強化事業に対する助成 年月1日~1年間
ゼロ・エミッション研究プロジェクトに対する助成 年月~年1月
援助対象
孤児院改修プロジェクト
アフリカ協力事業
「古着を宝に」
マングローブ植林啓発事業
ソロモン諸島歯科医療協力
孤児院水害復旧工事
赤ちゃん・デイ・ケア・センター
カンボジア精神医療プロジェクト
第三世界開発に関わる人材育成事業
内戦未亡人と孤児のための心のケア
総合農村開発プロジェクト
農村におけるエイズ対策活動
絵本一冊運動出版プロジェクト
国連大学「ゼロ・エミッション」研究構想
援助対象
事業実施期間
年月1日~年月0日
年月1日~年月1日
年10月日~年10月1日
年月~年1月
年月1日~年月1日
年月~年11月
年月1日~年月1日
年月~年月
年月1日~年月1日
年月~年月
年1月~年1月
年月~年月
年1月1日~年1月1日
事業実施期間
ダドネ村小学校建設事業
年月1日~年月1日
子供救援NGOの情報ネットワーク技術普及研修事業 年1月1日~年1月1日
母乳促進運動
年月中旬~週間
ベトナム
ルワンダ
アフガニスタン
ベトナム人医師/日本研修プログラム
内戦難民帰還者への心のケア
医療プロジェクト
フィリピン
インドネシア
カンボジア
貧困層女性のための自立支援事業
赤ちゃん・デイ・ケア・センター
僻地郡病院施設改善事業
ネパール
セネガル
ネパールにおける総合農村開発プロジェクト
若者の招聘と人材育成事業
ウガンダ
ブクヤ地区巡回医療事業
助成金額/総事業費
援助対象国
00,000円/
1,00,000円
ケニア
00,000円/
,000,000円
ケニア
00,000円/
1,0,000円
モンゴル
1,000,000円/
,,円
ブルキナファソ
00,000円/
,,00円 インド・パキスタン・ネパール
1,00,000円/
,0,000円
アフガニスタン
00,000円/
,円
ネパール
00,000円/
,000,000円
エルサルヴァドル
00,000円/
1,0,000円
レソト
10,000円/
1,,000円
ラオス
,000円/
,0,000円
フィリピン
,000円/
,,0円
ラオス
1,00,000円/
10,00,000円
ネパール
00,000円/
1,,000円
タイ
10,,000円/ 10,0,円
助成金額/総事業費
1,000,000円/
1,0,000円
0,000円/
,,000円
1,000円/
1,,00円
0,000円/
,10,000円
1,000,000円/
,0,000円
00,000円/
1,00,000円
00,000円/
,0,000円
00,000円/
,000,000円
0,000円/
,00,000円
,000円/
1,,000円
,000円/
0,000円
1,000,000円/
,,000円
援助対象
井戸設営費の一部
援助対象
救急医療活動
救急医療巡回
物資援助
井戸建設
植林研修
医療活動/公衆衛生普及
小学校建設
障害児教育・指導者育成
農業指導者育成
辞書配布
ブタ小屋建設
図書館・図書配布・指導者育成
総合農村開発プロジェクト
障害児リハビリ・職業訓練
援助対象国
援助対象
ケニア
ラオス
医薬品購入
図書箱配布と読書教育指導
ラオス
ウガンダ
ブルキナファソ
モンゴル
技術訓練校と読書教育指導
絵本製作者の育成
医療保健衛生事業
救援物資輸送計画
フィリピン
ウガンダ
自立支援事業
救急用車輌の贈呈と医療巡回
カンボジア
タイ
デンタルナース養成支援
障害児在宅リハビリ事業
インドネシア
バングラデシュ
人材育成関連事業
生活改善プログラム
年10月1日~年11月0日
年月1日~年月1日
年月~1年間
年月1日~年月1日
年月~年1月
年月1日~年1月1日
年月1日~年月1日
年月11日~年月1日
年月1日~年月1日
寄付行為第条
③
③
③
②
④
⑤
③
④
③
①
寄付行為第条
①
④
③
③
④
④
④
③
寄付行為第条
③
③
④
③
①
③
③
④
③
③
③
②
⑦
寄付行為第条
②
④
③
④
③
③
③
③
③
③
④
④
事業実施期間
年月1日~年月1日
年月1日~年月1日
年月1日~年月0日
年月日~年月10日
年月~年月
年月1日~年月1日
年月1日~年10月
年月1日~年月1日
年月1日~年月1日
年月1日~年月日
年月1日~年月1日
年月1日~年月1日
年月1日~年月1日
年月1日~年月1日
寄付行為第条
事業実施期間
年月1日~000年月1日
年月1日~000年月1日
年月1日~000年月1日
年月~000年月
年月1日~000年月1日
年月1日~年月0日
年月1日~000年月1日
年月1日~年1月1日
年月1日~000年月1日
年月1日~000年月1日
年月1日~年11月0日
年月1日~000年月1日
寄付行為第条
①
①
③
③
④
③
②
④
④
②
③
②
③
④
①
②
②
③
③
③
③
③
③
④
④
③
1
(財)オイスカ
1
幼い難民を考える会
1 (社)
日本青年会議所 大阪ブロック協議会
助成金合計金額
2000
2001
2002
2003
No.
1
10
11
1
1
1
1
助成金交付団体
シャプラニール=市民による海外協力の会
SVA=シャンティ国際ボランティア会
ミコノの会
ASPB=ラオスの子供に絵本を贈る会
AMDA
地球の友と歩む会
わかちあいプロジェクト
(社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
準学校法人アジア学院
幼い難民を考える会
アジア・アンド・アフリカ
日本ハンガープロジェクト
日本口唇口蓋裂協会
(社)鯖江青年会議所
ヒマラヤ保全協会
助成金合計額
No.
助成金交付団体
1
財団法人国際生態学センター
NPO法人日本ブルキナファソ友好協会
カンボジア教育支援フロム佐賀
日本口唇口蓋裂協会
-1
日本口唇口蓋裂協会
-
日本口唇口蓋裂協会
幼い難民を考える会
準学校法人アジア学院
社団法人山形青年会議所
(社)
シャンティ国際ボランティア会
(SVA)
10
ASPBラオスの子供に絵本を贈る会
11
ミコノの会
1
シェア=国際保健協力市民の会
1 NPO法人日本国際ボランティアセンター
1 シャプラニール=市民による海外協力の会
1
NPO法人ヒマラヤ保全協会
1
国連NGO AMADA
1 (社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
1 (社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
助成金合計額
No.
助成金交付団体
1
AAAアジア&アフリカ
財団法人オイスカ
NPO法人ブルキナファソ友好協会
みえ青少年ボランティアネットワーク
社団法人シャンティ国際ボランティア会
タランガフレンドシップグループ
NPO法人地球の友と歩む会
エル・エンジェル国際ボランティア協会
(社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
10 ハビタットフォーヒューマニティーイン
ターナショナル日本サポート事務局
11-1
NPO法人アムダ
11-
NPO法人アムダ
1
NPO法人ブリッジエーシアジャパン
1 NPO法人シェア=国際保健協力市民の会
1
NPO法人幼い難民を考える会
1
NPO法人国境なき子どもたち
1
ミコノの会
1 NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会
1
国際協力支援の会チームガリッサ
助成金合計額
No.
1
助成金交付団体
愛知・庄内・カクリ友好会
特定非営利活動法人シャプラニール
,00円/
00,000円/
00,000円/
10,,00円/
,,000円/
,0,000円
,000,000円
0,0,00円
カンボジア
植林研修
織物技術訓練事業
フィリピン
現地子供達の渡航費用
助成金額/総事業費
1,000,000円/
,1,000円
,000円/
,10,000円
00,000円/
1,,000円
0,000円/
1,,000円
1,000,000円/
1,0,000円
00,000円/
1,00,000円
0,000円/
1,00,00円
0,000円/
1,0,000円
0,000円/
,0,000円
0,000円/
,11,000円
00,000円/
,100,000円
00,000円/
1,0,000円
00,000円/
1,0,000円
00,000円/
,00,000円
0,000円/
1,,000円
,,000円/
1,,00円
援助対象国
バングラデシュ
援助対象
生活改善プログラム
ラオス
ケニア
ラオス
図書箱配布と読書教育指導
医薬品購入
民話絵本出版事業
パキスタン
インド
インド
医療保健プロジェクト
給水事業・栄養改善プロジェクト
サイクロン被害者復旧プロジェクト
タイ
リベリア
障害児在宅リハビリ事業
人材育成関連事業
カンボジア
ウガンダ共和国
バングラデシュ
ベトナム
織物技術訓練事業
救急用車輌の贈呈と医療巡回
農業技術指導事業
医療技術習得事業
フィリピン
ネパール
現地子供達の渡航費用
人材育成関連事業
助成金額/総事業費
00,000円/
,10,000円
00,000円/
,01,000円
00,000円/
,100,000円
0,000円/
,10,000円
------------円/
1,0,000円
00,000円/
0,000円
00,000円/
,0,000円
00,000円/
,000円
00,000円/
,0,000円
00,000円/
,11,000円
0,000円/
1,1,000円
00,000円/
,,000円
00,000円/
10,0,000円
00,000円/
1,00,000円
00,000円/
,,000円
0,000円/
1,,000円
00,000円/
,,000円
00,000円/
1,,000円
00,000円/
,000,000円
,00,000円/
,1,100円
援助対象国
中国
援助対象
環境保全林手法での緑の形成に係る技術移転
アフリカ
カンボジア
保健衛生教育及び寄生虫対策事業
「カンボジア・日本友好学園」高等部建設計画
ラオス
ベトナム
インドネシア
口唇口蓋裂患者の自立支援関連事業
人材育成関連事業
人材育成関連事業
カンボジア
ミャンマー
モンゴル
ラオス
織物技術訓練事業
第三世界に関わる人材育成事業・ミャンマー国事業
新モンゴル高等学校への教育資材の支援
ラオス小学校へ図書配布と読書教育指導
ラオス
インド
ラオスにおける絵本出版事業
インド大地震被災民救援事業「古着を宝に」
カンボジア
フィリピン
バングラデシュ
保健行政区地域保健プロジェクト
現地子供達の渡航費用
農民貧困層の生活改善プログラム
ネパール
ホンジュラス
ネパール
ネパール山村活性化の為の人材育成事業
エイズ予防教育プロジェクト
小学校入学のための子供の出生登録推進事業
インド
インド地震保健所備品支援事業
助成金額/総事業費
,000円/
,00,000円
,000円/
,,0円
,000円/
,,000円
0,000円/
,000,000円
,000円/
,,00円
0,000円/
,11,円
1,000円/
,100,000円
,000円/
1,0,0円
,000円/
,1,00円
,000円/
,10,000円
1,000円/
1,000円/
,000円/
,000円/
,000円/
,000円/
1,000円/
0,000円/
,000円/
,,000円/
,1,00円
,1,円
,1,00円
1,0,000円
,,000円
1,1,1円
,100,000円
,,000円
,000,000円
,0,円
助成金額/総事業費
0,0円/
1,,1円
00,000円/
,,0円
インド・パキスタン・ネパール・スリラ
ンカ・タイ・マレーシア・フィリピン
援助対象国
アフリカ
バングラデシュ他
アフリカ
中国
ラオス
スリランカ
インド
ネパール
ネパール
インド
ペルー
ホンジュラス
ベトナム
カンボジア
カンボジア
カンボジア他
インド
バングラデシュ
ケニア
援助対象国
バングラデシュ
バングラデシュ
地球家族の会
特定非営利活動法人・国際救助団体・アイ
ウエオサークル
0,000円/
0,000円/
1,1,000円
1,1,0円
タイ
ネパール
ムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト
社団法人シャンティ国際ボランティア会
0,000円/
0,000円/
1,11,000円
,0,000円
ルワンダ
ラオス
10
11
1
1
1
(社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
0,000円/
00,000円/
0,000円/
10,000円/
0,000円/
0,000円/
0,000円/
1,000,000円/
,,000円
11,0,000円
,1,円
1,,00円
,0,000円
11,,000円
,0,000円
1,000,000円
,000,0円/
,,1円
特定非営利活動法人アムダ
アフリカ平和再建委員会
準学校法人アジア学院
特定非営利活動法人地球の友と歩む会
特定非営利活動法人幼い難民を考える会
緑のサヘル
特定非営利活動法人日本地雷処理を支援
する会
助成金合計額
年月11日~年月1日
年月1日~000年月1日
年月0日~年月10日
④
④
④
事業実施期間
000年月1日~001年月1日
000年月1日~001年月1日
000年月1日~001年月1日
000年月1日~001年月1日
000年月1日~001年月1日
000年月1日~001年月1日
000年月1日~000年1月1日
000年月1日~001年月1日
000年月1日~001年月日
000年月1日~001年月1日
000年月1日~001年1月1日
000年月1日~001年月1日
000年月1日~001年月1日
000年月日~000年月日
000年月1日~001年月1日
寄付行為第条
③
事業実施期間
001年月1日~00年月1日
001年月1日~001年1月1日
001年月1日~00年月1日
001年10月1日~001年1月1日
00年1月1日~00年月1日
001年11月1日~00年1月1日
001年月1日~00年月1日
001年月1日~00年月1日
001年月1日~00年月日
001年月1日~00年月1日
001年月1日~00年月1日
001年月1日~00年月1日
001年1月1日~001年1月1日
001年月日~001年月日
001年月1日~00年月1日
001年月1日~00年月1日
001年月1日~00年月1日
001年月1日~00年月1日
001年月10日~001年月日
寄付行為第条
④
援助対象
事業実施期間
00年月1日~00年月1日
00年月1日~00年月1日
00年月1日~00年月1日
少数民族極貧地区児童教育支援プログラム
00年月1日~00年月日
小学校を対象とした図書箱配布と読書教育指導 00年月1日~00年月1日
北西州職業訓練校支援
00年1月10日~00年1月10日
タミールナンドゥ州での女性、子供を中心とした農村開発 00年月1日~00年月1日
山間地域の学校に電気施設の整備
00年月1日~00年月1日
地域住民による公立小学校教育水準向上事業 00年月1日~00年月1日
学生による被災地復興ボランティアグローバル 00年月1日~00年月0日
ビレッジプロジェクト
児童・青少年のためのHIV / STI予防プログラム 00年月1日~00年月1日
青少年育成とエイズ・性感染症予防プログラム 00年月1日~00年月1日
知的障害児への職業教育に関わる人材育成
00年月1日~00年月1日
保健行政区域保健プロジェクト
00年1月1日~00年1月1日
カンボジア織物事業
00年月1日~00年月1日
恵まれない若者たちの
「若者の家」の運営
00年1月1日~00年1月1日
インド被災民救援事業
「古着を宝に」
00年月1日~00年月1日
農村における保健衛生プログラム
00年月1日~00年月1日
ガリッサメディナ村診療所スタッフハウス建設事業 00年月日~00年月1日
寄付行為第条
医療巡回事業
環境保全活動推進のためのワークショップ
保健衛生教育及び寄生虫対策事業
③
④
③
援助対象
ASK診療所自立支援事業「農業耕作用、牛購入貸し出し計画」
バングラデシュノルシンディ県ペラポ・ライプ
ーラ郡における包括的農村開発事業
タイ国チェンマイにおける少数・山岳民族の支援活動
ネパールでの農業増産支援と、その人材育成
事業実施期間
00年月1日~00年1月1日
00年月1日~00年月1日
寄付行為第条
00年1月1日~00年1月1日
00年月~00年月
②
③
②
④
②
③
③
①
④
④
④
③
④
④
④
④
③
②
③
④
④
④
④
②
②
②
⑤
③
④
③
④
③
③
⑤
②
②
④
④
②
②
①
③
③
④
③
③
③
③
③
③
③
③
③
②
ネパール
ルワンダ国における障害者の為の巡回診療による義肢装具製作 00年月1日~00年月1日
ラオス小学校郡
(クラスター)
における図書箱配 00年月1日~
布と読書教育指導
地域市民によるネパールの公立小学校教育水準向上事業 00年月1日~00年月1日
ネパール
ルワンダ
ネパールの地方医師に対する外科技術向上支援 00年月1日~00年月1日
ルワンダにおけるバナナ工芸品製作技術指導プロジェクト 00年10月1日~00年月0日
④
③
第三世界に関わる人材育成事業
インド・タミルナンドゥ州における女性、子どもを中心とした農村開発
カンボジア保育事業
チャド共和国トゥルパ地域改良かまど普及プロジェクト
④
②
③
③
日本
インド
カンボジア
チャド共和国
カンボジア
②
00年月1日~00年月1日
00年月1日~00年月1日
00年月1日~00年月1日
00年月1日~00年月1日
「カンボジア王国」
における不発弾及び地雷処理 00年月1日~00年月1日
支援活動
③
25
2004
No.
1
助成金交付団体
地球家族の会
アフリカ平和再建委員会
特定非営利活動法人
カラ=西アフリカ農村自立協力会
(社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
特定非営利活動法人
人道目的の地雷除去支援の会
(JAHDS)
スマイル・フォーキッズ
準学校法人アジア学院
特定非営利活動法人ブリッジ・エーシア・ジャパン
ムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト
10 特定非営利活動法人JHP・学校をつくる会
11
特定非営利活動法人
燈台(アフガン難民救助協力会)
1 特定非営利活動法人シェア=国際保健協
力市民の会
1 特定非営利活動法人幼い難民を考える会
1 シャプラニール=市民による海外協力の会
助成金合計額
2005
No.
1
助成金交付団体
特定非営利活動法人
アフリカ地域開発市民の会
特定非営利活動法人幼い難民を考える会
特定非営利活動法人
カラ=西アフリカ農村自立協力会
00,000円/
,1,000円
1,000,000円/ 1,11,円
援助対象国
タイ国
援助対象
タイ国チェンマイにおける少数・山岳民族の支援活動
ルワンダ
マリ共和国
バナナ工芸製作訓練、所得向上を通じた
女性による食生活改善と自立のための
ネパール
タイ国
00,000円/
,0,000円
0,000円/
00,000円/
00,000円/
0,000円/
0,000円/
1,,00円
1,0,010円
1,,00円
,00,000円
10,1,00円
アフガニスタン
00,000円/
,,0円
タイ国
00,000円/
10,0,000円
00,000円/
,1,10円
,,000円/ 0,,円
ベトナム
「孤児等の自立支援事業
(カフェ・スマイル事業)」
ベトナム
ルワンダ
カンボジア
カンボジア
00年月1日~00年1月1日
00年月1日~00年月1日
ルワンダ国における障害者のための巡回診療による 00年月1日~00年月1日
カンボジア王国コンポチュナン県ワットクロン小学校 00年月1日~00年月0日
アフガン難民の子弟を対象とする人材育成事業 00年月1日~00年月1日
③④
③
助成金額/総事業費
,000円/
,0,00円
援助対象国
ケニア
寄付行為第条
③
00,000円/
0,000円/
11,0,000円
1,,0円
カンボジア
マリ共和国
援助対象
事業実施期間
ケニア共和国東部州ムインギ圏ムイ郡における 00年月1日~00年月1日
地域保健協力事業
カンボジア保育事業
00年月~00年月
トウグニ共同体住民の為の保健改善
00年月1日~00年月1日
プロジェクト
(マリ共和国)
,1,000円
ネパール
ネパールでの学校建設事業
特定非営利活動法人国境なき奉仕団
0,000円/
1,0,000円
フィリピン
00,000円/
,,00円
タイ
特定非営利活動法人
シェア=国際保健協力市民の会
ジュマ・ネット
,000円/
1,00,000円
バングラデシュ
社団法人セーブ・ザ・チルドレン
10,000円/
,1,000円
ネパール
10
11
1
地球家族の会
特定非営利活動法人地球の友と歩む会/ LIFE
0,000円/
0,000円/
100,000円/
,000円
1,10,000円
,10,000円
タイ
インド
バングラデシュ、
マンディ先住民族の女性能力
向上プロジェクト
地域住民によるネパールの公立小学校
教育向上事業
(サプタリ郡)
タイ国チェンマイ県における少数山岳民族の支援活動
職業技術訓練による収入向上プログラム促進事業
ラオス
0,000円/
0,00円/
,000,000円
1,,0円
ブルキナファソ
,000円/
,,1円
ベトナム
0,000円/
0,000円/
,10,00円/
,01,000円
1,00,000円
,11,1円
チャド共和国
ラオス
助成金額/総事業費
00,000円/
1,,00円
ネパール
③
④
グローバルトレーニングスクール
サピナ地域感染症撲滅給水事業
00年月1日~00年1月1日
③
ネパール国パグマティ県ドラカ郡及びジャナクプ 00年1月0日~00年月0日
ール県シンドルパルチョーク郡の地区に於ける
森林資源保全と循環型利用を目的とする
「住民の
意識改革セミナー・製品化技術トレーニング実施
及び住民自主参加型の手すき紙原料木植林事業」
ベトナムにおける障害者自立のための
00年月1日~00年月1日
ワークショップ設立支援事業
③
②
③
援助対象国
援助対象
事業実施期間
00年月1日~00年月1日
寄付行為第条
マリ共和国
00年月1日~00年月1日
③
00年月1日~00年月1日
00年月1日~00年月1日
③
00年月1日~00年月1日
00年月1日~00年月1日
③
00年月1日~00年月1日
③
00年1月1日~00年1月1日
③
00年月1日~00年1月1日
③
00年月1日~00年月1日
③
00年月1日~00年1月1日
00年月1日~00年月1日
③
③
00年月~1月
③
00年月1日~00年月1日
③
カンボジア王国HIV/AIDS予防啓発プロジェクト
0,000円/
00,000円/
1,,000円
,,000円
カンボジア
カンボジア保育事業
カンボジア
カンボジア王国スバイリエン州における
子どもの児童労働・人身売買防止のための
意識啓発・奨学金・収入向上プログラム
特定非営利活動法人
ブリッジ エーシア ジャパン
特定非営利活動法人
ヒマラヤ・ロクタの森
00,000円/
1,,円
ベトナム
00,000円/
1,0,00円
ネパール
緑のサヘル
,000円/
,,000円
チャド共和国
10 特定非営利活動法人国境なき子どもたち
0,000円/
,0,00円
ベトナム
11 認定NPO法人日本ブルキナファソ友好協会
1 特定非営利活動法人 難民を助ける会
00,000円/
0,000円/
1,00,000円
1,,1円
ブルキナファソ
スーダン
1 特定非営利活動法人
国際ボランティアセンター山形
(IVY)
1 特定非営利活動法人 シャプラニール=
市民による海外協力の会
助成金合計金額
0,000円/
,0,000円
カンボジア
00,000円/
1,,0円
ネパール
ベトナム フエ市の貧困青年に対する 技術訓練
および起業支援
ネパール国の2つの郡に於ける森林資源保全に
ともない、それを有効に 利用活用した村民の運
営する森林資源利用会社工場の設立と手すき技
術トレーニングの支援
チャド共和国ワッダイ州アドレ地域環境回復プ
ロジェクト
ベトナム国ホーチミン市における恵まれない青
少年への自立支援
公営診療所備品配備事業
南部スーダンにおける女性・子どもの健康の
ための啓発事業
カンボジア スバイリエン州持続可能な農業を
通じた女性による農村開発プロジェクト
ネパール・パタン市における
ストリートチルドレン自立支援事業
,1,000円/
,1,0円
26
③④
00年月1日~00年1月1日
00年月1日~00年月0日
カンボジア
②
チャド共和国ワッダイ州改良カマド普及プロジェクト
ラオスにおける辞書出版事業
ミャンマー
③
00年月11日~00年1月1日
00年月1日~00年月1日
00年月日~00年月日
1,0,00円
,00,000円
②③④
②
0,000円/
00,000円/
国際子ども権利センター
②
00年月1日~00年月1日
ネパール
00年月1日~00年月0日
④
,,00円
特定非営利活動法人シェア=国際保健協
力市民の会
特定非営利活動法人幼い難民を考える会
③
00年月~00年月
00,000円/
特定非営利活動法人アムダ
③
③
00年月~00年10月1日
フィリピンスモーキーマウンテンの子どもたち 00年月~00年月
の支援事業
東北タイ地域保健エイズプロジェクト
00年月1日~00年月1日
トウグニ共同体住民の健康改善プロジェクト
第年度
地域住民によるネパールの公立小学校
教育向上事業(サプタリ郡)
地域住民による母子の健康増進プロジェクト
②
00年月1日~00年月1日
00,000円/
No.
助成金交付団体
1 特定非営利活動法人 カラ=西アフリカ農
村自立協力会
社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
③
②
カンボジア保育事業
特定非営利活動法人国際援助団体
アイウエオサークル
助成金合計金額
④
③
バングラデシュノルシンディ県ベラボ・ライブーラ郡に 00年月1日~00年月1日
緑のサヘル
特定非営利活動法人ラオスのこども
④
バングラデシュ
フィリピン児童養護施設建設事業
1
1
②
③④
③
フィリピン
特定非営利活動法人
ブリッジ・エーシア・ジャパン
④
③
00年月1日~00年月1日
1,,10円
1
寄付行為第条
②
東北タイ地域保健エイズプロジェクト
0,000円/
特定非営利活動法人ヒマラヤ・ロクタの森
00年月1日~00年月1日
第三世界に関わる人材育成事業
ベトナムフエ市における貧困地域の生活向上
特定非営利活動法人ケアリングフュー
チャーファンデーションジャパン
社団法人日本青年会議所
中国地区島根ブロック協議会
認定NPO法人日本ブルキナファソ友好協会
事業実施期間
00年1月10日~00年1月1日
00年月1日~00年月1日
00年月1日~00年月1日
地域住民によるネパールの公立小学校
00年月1日~00年月1日
タイ国カオブラヴィーハン国立公園内「エコパーク」 00年月1日~00年月日
1
1
2006
助成金額/総事業費
,000円/
1,,000円
00,000円/
,,000円
00,000円/
1,1,00円
③
③
③
社団法人地球市民財団
助成金交付申請募集要項
1.申請書受付期間
2008年度の1月1日から1月末
(到着分)まで。
(デジタル・紙資料共)
10.事業及び収支実績の報告
助成金の交付を受けた団体及び個人は、事業活動の終了後速やかに所定の様式に従い、事業
報告書及び収支決算書を理事長宛に提出していただくことになります。
(その際には支出を
2.提出書類
証明するための証 の写しを添付して下さい。
原本は5年間保存しておいて下さい。)
(1)助成金交付申請書1通
(2)事業計画書1通
(3)事業収支予算書
(4)申請団体概要書
(様式なし・主に二次審査に使用します)
※申請の際の注意事項
11.決定の取り消し、中止及び返還
次の各号のいずれかに該当したとき、又は、その事実が判明したときは、助成金交付の決定の
取り消し、中止又は既に交付した一部若しくは全部の返還を求めることになりますので、ご
了承下さい。
*(1)の申請書は団体の代表印を押印の上、紙書類として送付して下さい。
(1)虚偽の申し出又は報告を行ったとき
*また、同じ(1)
の申請書(代表印不用)をEメールで下記(2)
(3)
(4)に添付して下さい。
(2)対象となる事業活動が中止になったとき
*(2)、
(3)
(
、4)については原則としてEメールで送信されたデジタル書類のみ受け付けま
(3)活動内容の主旨に変更があったとき
(本財団の変更承認を受けたものを除く)
す。Zip圧縮後1MB程度
(あまり重くならないようにご協力お願い致します)デジタルの対
(4)その他目的に照らしてふさわしくないと認められたとき
応が出来ない団体については、地球市民財団事務局にその旨の問い合わせをして確認を受け
(5)その目的に照らしふさわしくないと認められたとき。
た後に、申請書類の送付を受けるか、または、Webからダウンロードした書類に必要事項を
記入し事務局まで送付して下さい。
*(4)の申請団体概要書についてはデジタルで対応しきれないもの(機関誌等)については紙
12.参考
(1)対象経費
資料でも受け付けます。また、
(4)の書類を紙資料として送付する場合は(1)の申請書を同封
①物資、
機材等購入費
して下さい。
②現地資材等調達費
3.書類提出及び問い合わせ先
③援助物資輸送費
④専門家派遣費
財団法人地球市民財団 事務局
⑤現地補助費または調整員費
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-14-3 日本青年会議所館内
⑥指導員養成費
TEL:03-3234-5188(平日午前9時半〜午後6時)
⑦建設及び付帯関連費
FAX:03-3234-5770
⑧事業管理費
URL:http://www2.dango.ne.jp/gcf/
⑨翻訳費
E-mail:gcf@blue.ocn.ne.jp
申請書ダウンロードページ
⑩その他必要と認められ、
本財団が承認した経費
(2)選考基準
URL:http://www2.dango.ne.jp/gcf/joseikin/shinsei/index.html
①開発途上国国民に人道的配慮がなされており、経済、社会開発、民政の安定につながるこ
4.申請者の要件
②地域社会のニーズが良く把握されていること。
(1)申請者は、個人又は団体のいかんを問いません。 但し個人又は団体としての管理能力
を有すること。
(2)わが国に実態的な住所を有する個人又は団体であること。
と。
③自立支援のための配慮がなされていること。
④活動の必要性、
緊急性、
有益性、
継続性の有無。
⑤本財団の目的・理念に沿っていること。
(3)助成事業に関して営利的、宗教的活動及び類似の行為を一切行わない個人又は団体であ
ること。
(4)同一事業に対し他の財団等の助成金等を受けていない個人又は団体であること。
5.
助成対象事業
(1件百万円以内)
(1)自然災害関連事業
開発途上国における地震、洪水、暴風及び豪雨等の自然災害による罹災者の復旧のための
物資又は資金の供与。
(2)教育施設関連事業
開発途上国における、小学校、中学校等の義務教育を行う教育施設の設備拡充及び建設。
(3)生活環境向上関連事業
開発途上国における住民の公衆衛生及び社会福祉等の生活環境の向上のための援助活動。
(4)人材育成関連事業
開発途上国に対する援助活動を行うための人材育成及び派遣又は研修員を受け入れての
技術研修。
6.
助成事業の対象期間
原則として当該年度とします。
継続事業については別途事前相談に応需させていただきます。
7.
ヒヤリング調査・選考・決定
(1)選考に先駆けて、必要に応じてヒヤリング調査をする場合があります。その際には、ご協
力願います。
(2)選考は、選考委員会で厳正に審査・選考されます。
(3)決定は3月開催の理事会で承認を得て内定します。
(4)申請者へ選考決定の結果は、
書面をもって通知します。
8.
助成金決定受諾書の提出と助成金の支払い手続き
助成金決定通知を受けた申請者は別途送付される助成金決定受諾書を(所定の様式)速やか
にご返信下さい。
これにより助成金支払い手続きを開始します。
9.
助成金の支払い
助成金の支払いは、原則として銀行等の振り込みで一括払いとします。
27
募金箱設置のお願い
募金箱設置に
是非ご協力ください。
恵まれない地域や人々に、あな
たの思いを募金箱を通じて、何
倍もの価値と意味をもってお届
けします。あなたの愛が大きな
未来を育てます。
(財)地球市民財団では、NGO 団体を支持し
たいとお考えの企業、団体、個人の皆さまの
お手伝いをしています。
皆さまからのお預りした寄付金を各種 NGO
団体に助成支持し、NGO 活動を通して、開発
途上国などのさまざまな援助を行います。
あなたの大きな愛が平和の未来を育てます
地球市民財団では、
賛助会員と寄付金を募っています。
地球市民財団では、賛助会員を募集しています。
当財団の趣旨にご賛同いただける皆さまのお申し込
みを心よりお待ちしております。
入会金
年会費
法人
1 口= 10 万円
1 万円
個人
1 口= 1 万円
1 万円
※賛助会員とは別に、地球市民財団の趣旨にご賛同いただける皆さまの
寄付金をお受けしております。寄付金額は問いません。
銀行振込
入会金・年会費・寄付金のお振込先
郵便振込
三菱東京UFJ銀行 麹町中央支店
地球市民 15
財団法人地球市民財団 理事長:山本 潤
編集 STAFF
普通預金 1489680
口座記号番号 00170-2-703393
財団法人 地球市民財団
所在地
〒 102-0093 東京都千代田区平河町 2-14-3 日本青年会議所会館内
TEL:03-3234-5188 FAX:03-3234-5770
E-mail:gcf@blue.ocn.ne.jp URL:http://www2.dango.ne.jp/gcf/
〒 102-0093 東京都千代田区平河町 2-14-3
日本青年会議所館内
TEL:03-3234-5188(平日午前9時半〜午後6時)
FAX:03-3234-5770
E-mail:gcf@blue.ocn.ne.jp
URL:http://www2.dango.ne.jp/gcf/
THE GLOBAL CITIZENS FOUNDATION
社団法人日本青年会議所
NOM情報発信会議
議
長
委
員
木 下
勝 好
大 野
剛 嗣
副議長
高 野
小 泉
一 郎
啓 典
西原 敬三郎
山 本
一 博