第52号 - 八戸国際交流協会

交流の輪ひろげよう
Ring
Ring
第52号
VOL.52
since 1996
八戸国際交流協会
2015年 3 月発行
Hachinohe International Relations Association
Published MARCH 2015
世界の料理で AMERICA を学んだよ!
平成 27 年 1 月 31 日 ( 土 )
アメリカ風にアレンジされた世界の料理を通して、アメリカの文化
を学んでもらうおうと、国際交流員のチャールズさんと、外国語指導
助手のアマンダさんを講師に、異文化理解イベントを開催しました。
→詳しい内容については、2ページをご覧ください。
P2 世界の料理でAMERICAを学ぼう!!
P3 通訳・ガイド支援部会活動紹介
~三沢基地とのミーティング&交流会~
P4~5 第4回 国際理解講座「グローバルセミナー」
P6~7 協会員佐藤彩子さん
内閣府「日本・韓国青年親善交流事業」
活動紹介 その2
P8~9 国際交流員チャールズのコーナー
P10 八戸市出身 青年海外協力隊隊員の
現地レポート(予告)
P11 HIRAからのお知らせ
P12 外国人住民用「ほっとスルメール」
登録者募集中
会員数 個人 184 団体 57
(平成 27 年 3 月現在)
世界の料理で AMERICA を学ぼう!! 開催しました
平成 27 年 1 月 31 日
(土)長者公民館で異文化理解イベント「世界の料理で AMERICA を学ぼう !!」を開催しました。
講師は八戸市 CIR( 国際交流員 ) のチャールズ・チューさんと 八戸市 ALT(外国語指導助手)のアマンダ・マークロフト
さんが務め、アメリカ風にアレンジされた料理を作り、その後食事をしながらアメリカの文化について学びました。
メニューは、メキシコ料理の影響を受けた「ファヒータス」と「ワカモレディップ」、アメリカで日常的に食べられて
いる「コーンブレッド」、イギリス発祥とされ、冬の定番の飲み物である「エッグノッグ」の4品でした。
調理中の様子
講師の
アマンダさん
チャールズさんと交流を楽し
む参加者。チャールズさんは
大学生のとき、よくメキシコ
料理を食べていたそうです。
料理完成!
料理完成
!
左がコーンブレッド、中央がファヒータスの具、
右上がトルティーヤ ( 既製品 )、右下がワカモレ
ディップです。
エッグノッグで乾杯∼!
アメリカではブランデー等を
入れますが、この日は入れて
いません(笑)
アメリカ文化紹介
ファヒータスはスペイン語で「帯」を意味する「faja(ファハ)」に由
来しています。牛の横隔膜のことをファヒータと言い、昔はこの部分を
使ってファヒータスを作っていました。ファヒータスは、20 年程前まで
はほとんど知られていませんでしたが、現在はアメリカ中で人気です。
最近だと、牛の肉だけではなく、鳥や豚の肉も使われるようになりました。
ワカモレは、メキシコのアステカ民族の料理で、何百年も前からずっ
とある料理です。今はサルサとともに、パーティー料理や前菜として大
人気です。ファヒータスに乗せるとさらにおいしさがアップします。
2
りんぐりんぐ/ 2015.3
八戸国際交流協会
通訳・ガイド支援部会活動紹介
∼三沢基地とのミーティング&交流会∼
米軍三沢基地のファミリーサポートセンター(エアマンアンドファミリーレディネスセンター、以下A&FRC)
では、新規赴任者とその家族等を対象としたオリエンテーションの一環として、三沢市と八戸市の見学ツアーを
実施しています。通訳・ガイド支援部会のボランティアは、八戸市の見学部分(櫛引八幡宮、八食センター)につ
いて英語ガイドを行っています。今回は、A&FRCとの交流会の様子を紹介します。
平成27年2月5日(木)、根城コミュニティーセンター
で、三沢基地新規赴任者八戸ツアーに関するミーティングを
行いました。このミーティングは、ツアー改善のため、年1
回、A&FRCとの間で開催し、ツアーの内容やタイムスケ
ジュールなどについて、意見交換を行っているものです。
今回は三沢市内のツアーを担当している、三沢市国際交流
課の方々も参加してくださり、三沢・八戸のお互いのツアー
について、活発に意見が交わされました。
ミーティングの後は、八戸のボランティアが日本の紙芝居を披露しました。昭和50年ごろまで盛んに行
われていた「街頭紙芝居」の雰囲気を再現するため、木枠や照明を使い、当時子ども達に大人気だった水
飴もふるまうなど、こだわりの詰まった発表となりました。初めての紙芝居を、A&FRCの皆さんは興味
深く鑑賞していました。
紙芝居のはじまりはじまり∼!
紙芝居といえば定番の水飴。
照明を落として、本格的な演出です。
紙芝居後は、ボランティアが持ち寄った料理で参加者をもてなしました。普段のツアーではガイドで忙
しく、A&FRCのスタッフとゆっくり話をすることはできませんが、今回の交流会では楽しくたっぷり話
をすることができ、より親交を深めることができました。このことは、今後のよりよいツアー運営につな
がっていくことでしょう。
自然
にでると
テラス
●水曜日
●金曜日
●土曜日
●火曜日
15時半∼17時 南部会館
18時半∼20時半 南部会館
18時∼20時 ユートリー
18時半∼20時 中居林コミュニティセンター
がいっぱい小鳥のさえずりと花と緑にか
こまれた
社会福祉法人 桔梗の会
〒039-2241
八戸市市川町字轟木前34-3
TEL 0178-52-5511
FAX 0178-52-5503
ホームページ http://www.todoroki.info/
子育て支援センター 「スマイルガーデン」
カメイ歯科
八戸市六日町23(コンサートホールとなり)
TEL 0178−22−0707
平日 10:00 ∼ 14:00 15:00 ∼ 19:00
診療時間 土曜 10:00 ∼ 14:00
・六日町パーキング券
を差し上げております。
・共通駐車券
りんぐりんぐ/ 2015.3
3
第4回 国際理解講座 グローバルセミナー
平成 26 年 11 月 30 日 ( 日 )、今回で 4 回目となる国際理解講座「グローバルセミナー」を「はっち」で開
催しました。岩手大学国際教育センターの松岡洋子准教授を講師に招き、外国人に「おもてなしの心」を伝える
ための、態度や言葉遣いなどについてお話していただきました。
八戸のツーリズムと外国人
前半では、右の「八戸のツーリズムと外国人」の図に示した4つの項
目に沿って、
「八戸にとって外国人のお客様って誰ですか?」「八戸の自
然を楽しむために、どこから、どんな外国人が来ますか?」「八戸にし
かないものは何ですか?」など、松岡先生が参加者に問いかけ、参加者
八戸の
「売り」は?
誰に来て
ほしいの?
自身が考える場を設けながら進みました。市場のニーズの捉え方、その
ための仕掛け、リピーターになってもらうためのおもてなし方法等につ
八戸の
ツーリズム
と外国人
いても紹介していただきました。
誰が受け
入れるの?
どう?
・Product ・Price
・Place
・Promotion
後半では、松岡先生がこれまで外国人支援を行ってきた中で得た事例や、岩手大学の留学生の体験を4コマ漫画に
した資料を基に、外国人の受け入れ方や、態度や話し方について説明いただきました。
外国人に接する際、文化の違い等によって生じる理解しづらいこと、困惑することに対しては、まずは笑顔で歓迎の
気持ちを伝え、相手のことを理解しようと努め、時には「お互い様」の精神で妥協点を探り、自分が知っている複数の
言語を組み合わせて使いながらコミュニケーションを取ることが大切だということです。
◆留学生が日本に滞在していて困惑したこと。
(松岡先生提供資料から抜粋)
4
通じていると
仏様の前で
思ったのに…。
寝るの?
りんぐりんぐ/ 2015.3
新しい畳の
においは
ちょっと…。
みんな一緒
に寝るの?
∼八戸の自然を世界の人々と楽しもう!「おもてなし」の心を外国の方に伝えるために∼
◆どうやっておもてなしをするの?
相手を知る
笑顔が一番
気持ちを伝える基本は「歓迎します」
という気持ちが伝わる笑顔です。
おもてなしの
心を
伝えるために
お互いさま
相手がお客様だからと言って、何でも
お客様に合わせるのではなく、ここの
ルールを伝えることも大切。
「自分の常識は相手の非常識」というこ
とがあります。
なぜ、相手に対して違和感があるのか理
解するために、相手の文化、興味、関心
など情報を得ましょう。
複言語でコミュニケーション
あいさつ、感謝のことばなど一言でもいいので、
多様な言語を使うことで気持ちが伝わります。混
ぜこぜでも OK!
やさしい日本語、ジェスチャー、表情など、使え
るものは何でも使ってみましょう。
※ただし、ジェスチャーは文化による違いに注意
が必要です。
◆参加者からの感想とその後
以下では、グローバルセミナー参加者からの感想と、その後の体験を紹介します。
「はちこ」の松村さんは、松岡先生の「外国人に簡単な日本語(やさしい日本語)
でどんどん話しかけてみて!」という提案に驚きつつも、話を聞いていくうちに納
得したそうです。
◆八戸公共交通アテンダント「はちこ」 松村 貴美さん
今までは、外国人の方からの質問には、その国の言語で答えなければな
らないと思っていました。海外から日本に来る方々は、ある程度日本語を
八戸公共交通アテンダント「はちこ」
勉強して来日するのでしょうから、日本人の側から「やさしい日本語」で
八戸駅などで、鉄道や路線バスなどの
語りかけてあげることで、学んだ日本語を使う場面を提供することに繋が
乗り継ぎ案内を行うアテンダント。
り、コミュニケーションが生まれるきっかけになると思いました。
八戸工業大学第二高等学校 2 年生の小笠原さんは、ブルネイの学生との接し方について、松岡先生に質問しました。
グローバルセミナーの翌週に、ブルネイの学生をホストファミリーとして受け入れる予定になっており、ブルネイはイ
スラム教の国であることから、気をつけなければいけないことが多いのではないかと心配していたようです。
先生は、イスラム教は、男女がお互い手を触れてはいけないことや、食材の制限があることを、マレーシア(イスラ
ム教圏)からの留学生を例に説明しました。青森県内の学校にはマレーシアからの留学生も多いので、彼らから生の声
を聞くことも提案してくれました。ただし、個人によって程度が違うので、本人に確認することも大切とのことです。
その後、小笠原さんは実際にどのような体験をしたのでしょうか。
本人に聞いてみました。
◆八戸工業大学第二高等学校 2 年 小笠原 亜美さん
想像していたより気楽に接することができました。食事は魚と
野菜をメインにお母さんが作ってくれ、お米がおいしいと好評で
した。ホームステイを受け入れる全家庭に、校長先生がハラル (※)
認証の醤油 ( しょうゆ ) を配布してくれたのにはびっくりしました。
将来は国際的に活動できる職業に就きたいので、このような機会
は大いに利用したいと思いますし、
ブルネイにも行ってみたいです。
※ハラル:イスラム法において、
合法なもののこと。
りんぐりんぐ/ 2015.3
5
協会員 佐藤 彩子 さん
内閣府「日本・韓国青年親善交流事業」
活 動 紹 介 その2
プロフィール
前号では、日本青年が韓国に派遣された際の、佐藤さんの渉
外としての体験を紹介しました。
今回は、韓国青年が日本を訪れ、日本青年と交流したときの
様子を紹介します。
弘前市出身。民間企
業(日本、韓国)で働
いた後、2011年八戸市
庁入庁。市民連携推進
課市民協働グループに
配属され、現在に至る。
日本・韓国青年親善交
流事業2004年団員、
2014年渉外。
偶然にも2004年韓国側の派遣団員
(向かって右側)が韓国側の通訳で来
日!縁がつながっていることを実感。
2014年11月8日から10日まで、平成26年度内閣府青年国際交流事業「日本・韓国青年親善交流事業」(※1)の韓国青年招へい
プログラムである「日韓青年親善交流のつどい」に参加してきました。
このプログラムの企画・運営は、今年度の派遣団員やOB・OG、埼玉IYEO(※2)の会員で構成された実行委員会が中心となっ
て行いました。実行委員のほか、公募により選ばれた18歳から30歳未満の日本人青年35名が参加しました。
◆1日目 11月8日
(土)
日韓青年親善交流のつどい
*バスレクリエーション
*アイスブレーキング
*日韓文化交流の夕べ
日程:平成 26 年 11 月 8 日 ( 土 ) ∼ 10 日 ( 月 )
場所:ニューサンピア埼玉おごせ
○平成26年度テーマ
サ イ
韓国 テコンド
ー演技
。
ウ リヌン ハ ナ
彩(사이)から咲く우리는 하나
さい
「彩の国埼玉」で開催されるつどいで、日韓のサイ
サ イ
(사이=間柄)に種をまき、一つの大きな花を咲か
日本人は伝統衣
装&制服ファッ
ションショー。
せるという願いが込められています。
○公式キャラクター
「サイちゃん・はなちゃん」
2 人が並ぶことで、テーマを
表現。2 人のように、お互い
に手を取り合い、今後の日韓
の友好に繋がることを願って。
ス!
でダン
みんな
最後は
踊。
伝統舞
韓国の
◆2日目 11月9日
(日)
*チーム対抗! Re : Creation !
*ディスカッション
*カルチュラル・パーティ
文化、環境、科学、社会、日韓関係の班に分かれ
てディスカッション。成果を模造紙にまとめて発
表します。
「チーム対抗! Re: Creation ! 」での人間知恵の
輪、風船運び、大縄跳び、10人11脚・・・言葉の壁
を越えた交流に仲が深まります。
◆3日目 11月10日
(月)
こ
ま
*未来への旅立ち∼高麗神社散策∼
*ハートを探せ
3日間で、自分が持っ
ているハートの片側と
ぴったり合う相手を探
しました。
見つかったかな?
日韓でメッセージの
花を咲かせました。
6
りんぐりんぐ/ 2015.3
こ ま
1,300年の歴史を持つ埼玉県日高市の高麗神社。
韓国の王族が祭られています。参拝すると出世で
きることで有名です。チームごとに守り神「チャ
ンスン」の前でジャンプ!
平成26年度 内閣府青年国際交流事業(航空機による青年海外派遣) 報告会
日程:平成27年2月8日(日)13:00~17:00 場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
2月8日(日)
に、内閣府青年国際交流事業(航空機による青年海外派遣)の報告会が行われました。
この報告会には、私が参加した韓国を含め、5 か国に派遣された青年達が参加し、活動の成果を報告しました。
韓国以外には、ドミニカ共和国、エストニア、ラオス、
中国への派遣団員が集まり、事業に応募してから今回の報
告会までの 1 年間のあゆみを紹介しました。
パネルディスカッションでは、各派遣団の代表者が、事
業に参加して学んだことや成果、今後どのように活動して
いきたいと考えているかについて発表しました。
「『日本』を見つめなおすきっかけ」、
「言葉だけじゃない交流のカタチ」など
たくさんの気づきがありました。
各派遣団ブース展示
各派遣団がブースを飾り、活動紹介をします。
来場者の質問にも答えます。この事業に参加した
青年と直接交流し、意見交換ができます。OB・
OG ブース、内閣府相談ブースもありました。
◆派遣から半年経ってみて
7月、9月、11月、2月と一緒に過ごしてみて、とにかく会うたび
に青年の成長ぶりに驚かされ、たくさんの勇気と感動をもらいまし
た。また、11月と2月は他の派遣団員との交流があり、「多様性」に
ついて改めて考えさせられ、今後この「多様性」をどう捉え、向き
合っていくかが、今の私には課題だということに気づかされました。
「この国が好き!」「世界中に友だちがほしい!」と思っている
方、留学や仕事に役立てたい方、国際交流や社会貢献に興味のある方
はぜひ応募してみてください。思いもよらない未来が待っています!
ありがとうございました。
∼ 興味を持たれた方は、「内閣府青年国際交流事業」を検索してみてください ∼
※1 内閣府青年国際交流事業「日本・韓国青年親善交流事業」 http://www.cao.go.jp/koryu/
昭和59年9月の日韓両国首脳会談における共同声明の趣旨を踏まえ、昭和62年から開始した事業。平成26年度は28回目。日本と韓国の青年が互いに相手国の各地を
訪問し、青年との交流、産業・文化・教育施設訪問など各種活動を通して両国青年の相互理解と友好の増進を図ることを目的とし、日本政府と韓国政府の共同事業と
して実施している。
※2 日本青年国際交流機構 IYEO(International Youth Exchange Organization of Japanの略称) http://www.iyeo.or.jp/ja/ 昭和34年度から始まった内閣府(総務庁・総理府)が行ってきた青年国際交流事業の各事業の参加青年で組織されている。「青少年国際交流事業で得た成果を踏ま
えつつ、国際理解を深め、国際親善に寄与し、もって広く社会に貢献するとともに、会員相互の交流と研さんを図ること」を目的に、全国47都道府県に都道府県国
際交流機構を置いて活動している。会員数15,600名(2014年3月)。
りんぐりんぐ/ 2015.3
7
今回は、日本に来てくれた友達との話を紹介します。僕はあまり昔の友達に連絡しないタイプな
のですが、今年の冬は学生時代の友達が 3 人も日本に来てくれました。
マイケルとジェシュアが八戸に来ました!
大学時代の友達が年明けに八戸に来ました。
髭の方がジェシュアで、ない方がマイケル。
JR のジャパンレールパスという券を購入する
と、全国の新幹線などが乗り放題になるので、
九州から北海道まで全部回ったらしいですよ!
My friends from my college days came to
Hachinohe! The one with the beard is
Jesua, and the one without is Michael. The
JR Rail Pass lets you ride all you want on
shinkansen and trains in Japan, so they
traveled all the way from Kyushu to
Hokkaido!
二人は札幌に行く前と行った後、八戸に寄ってくれまし
た。雪で観光地は回れなかったのですが、その代わりに美
味しいものをいっぱい食べられたので満足したらしいです。
八戸での1日目は「らぷらざ亭」に行きました。
They stopped by in Hachinohe before and after
going to Sapporo. We couldn’t go sightseeing with all
the snow, but we ate lots of delicious things instead.
On the first night, we went to “Ra-plaza Tei” .
マイケルは 3 年ぐらい前に、日本語能力試験の 1 級にほ
ぼ満点で合格しました。「らぷらざ亭」のメニューは難しい
漢字がいっぱいあったので、マイケルは喜んでいました。
七輪の料理は店の人が焼いてくれるので、その間マイケル
は店員さんと楽しく日本語でおしゃべりをし、さらにテン
ションアップしました。ジェシュアは、残念ながら全然話
せないので、食べるのに集中していました。
Michael scored nearly-perfect on the JLPT N1 test 3
years ago. The menu at “Ra-plaza Tei” was full of
difficult Kanji characters, so he enjoyed reading them.
Also, the staff would grill food in front of you, so he
happily chatted away with the staff in Japanese.
Jesua can’t speak Japanese so he just focused on
eating instead.
8
りんぐりんぐ/ 2015.3
高校の友達カイルと再会しました!
カイルと彼の 4 人の仲間と京都で合流しました!カイルは高校
時代の親友でしたが、久しぶりに再会できました。皆、成績優秀
でしたが、授業にあまり集中せず遊ぶことばかりでした。今回は
旅行で日本に来ました。
I met up with Kyle and 4 of his friends in Kyoto. Kyle is a
good friend from high school, but we hadn’t met in a few
years. We got good grades, but didn’t really pay attention in
class and fooled around all day. For this trip, he came to
Japan with his friends on vacation.
カイルの友達は全員プログラミング関係の仕事を
していて、「Google」や「Twitter」などの有名な
企業で働いている人達です。別な言い方をすると、
未来を作っている人達です。僕もその人達と 3 日間
を過ごし、もっと頑張りたくなりました。
All of Kyle’s friends do programming-related
work at companies such as Google and Twitter.
To put it another way, these people are building
the future. Spending 3 days with them made
me want to work harder.
嵐山モンキーパークに行きました。一緒にサルと
遊びながらふと思ったのは、「3年ぶりなのに、こん
なに楽しく遊べるんだ」ということでした。本当の
友達はそういうものかもしれません。
We went to the Monkey Park in Arashiyama
too. Playing with the monkeys, I found myself
thinking, “its strange we can have so much fun
despite not meeting for 3 years.” Real friends
are like that, I guess.
りんぐりんぐ/ 2015.3
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八戸市
出身
青年海外協力隊隊員の現地レポート 予告!
JICA青年海外協力隊平成26年度3次隊として、八戸市出身の3名が、平成27年1月から平成
29年1月の2年間の任期で、海外に派遣されました。
来年度の「りんぐりんぐ」では、1号ずつ、それぞれの隊員さんの現地レポートを紹介する
予定です。今回は、隊員の3名の方のプロフィールと活動内容を紹介します。
協会員です!
派遣国 スリランカ ラトナプラ県
職種 障がい児・者支援
配属先 子ども支援センター
◆活動内容と抱負
えちぜん
せ れ な
越善 世玲奈
さん
教員の障がい児指導能力の向上支援や保護者会の活動支
援、保護者間の連携促進、地域の関係者を対象とした啓発
プログラムの企画・実施などを行います。今まで培った実
務経験を活かし、任国のために尽力したいです。
派遣国 ルワンダ ムサンゼ郡
職種 青少年活動
配属先 ムサンゼ郡庁
◆活動内容と抱負
なかざわ こういちろう
中澤 宏一朗
さん
主に社会的弱者を対象とした、実態調査、その他経済活動
に関わることができる活動を提案します。
コミュニケーションを大切にし、数多くの現場に足を運ぶ
ことを心掛けたいと思います。
派遣国 インドネシア ジャワ州
職種 日本語教師
配属先 インバダ外国語大学
◆活動内容と抱負
でがい
よしこ
出貝 佳子
さん
学習の質向上のために、日本語能力試験対策勉強会、講師
会の開催や教材作成などを行います。
まずはしっかり任地に溶け込み、何が必要なのか調査をし
てから活動を進めようと思います。
小林市長を表敬訪問しました
平成26年12月19日(金)、隊員の3名は、出発前挨拶のため、小林市長
を表敬訪問し、派遣先での抱負や将来の夢などについて語りました。
小林市長は、八戸の若者が世界に目を向けて活躍するのは大変誇らしい
ことであり、健康に気をつけて頑張ってきて欲しいと、隊員を激励してい
ました。
独立行政法人 国際協力機構JICAへのお問合せ
JICA 住 所:青森県青森市安方1-1-32 水産ビル5階
青森デスク (公財)青森県国際交流協会内
TEL:0 1 7 − 7 3 5 − 2 2 4 9
FAX:0 1 7 − 7 3 5 − 2 2 5 2
Email:jicadpd-desk-aomoriken@jica.go.jp
H P :http://www.jica.go.jp/tohoku/index.html
10
りんぐりんぐ/ 2015.3
青年海外協力隊・シニア海外ボランティア 平成27年度春募集「体験談&説明会」
情報公開中!
http://www.jica.go.jp/volunteer/index.html
HIRA からのお知らせ
八戸国際交流協会会員募集!
八戸国際交流協会の会員を募集しています。
当協会は、地域の国際交流や、多文化共生社会の推進を目的として活動しており、
会員の皆様の会費によって運営されている団体です。
年 会 費 個人1口 2,000円 団体1口 10,000円
会員の特典 ○協会発行機関紙「りんぐりんぐ」をお届けします。
○協会主催国際交流イベント情報をいち早くお届けします。
○協会主催のイベントや外国語講座では会員割引等の特典がございます。
八戸国際交流協会ボランティア募集!
当協会は、国際交流活動に参加していただけるボランティアを募集しています。
ボランティアとして登録できる方は、18歳以上で、次に掲げる条件を満たす方です。
条 件 1)八戸市内に住所を有する方(市内の事業所及び大学に通勤通学している方を含む。)
2)国際交流に対する理解及び熱意がある方
活動内容 通訳、翻訳、ホームステイ・ホームビジット受入、ツアーガイド、国際交流イベントの従事など
外国人のための日本語講座
当協会は、NPO法人みちのく国際日本語教育センターに
委託して、外国人のための日本語講座を開講しています。
会話を楽しみながら、日本語コミュニケーション力を高
めましょう。
日 程:平成27年4月7日∼平成28年3月15日
毎週火曜日
時 間:午後6:30 ∼ 8:30
場 所:八戸市福祉公民館(類家)
対 象:八戸市近郊在住の外国人
(レベル別にクラスに分かれます)
受講料:時期により異なるのでお問い合わせください。
[ お問合わせ ] NPO 法人 みちのく国際日本語教育センター
馬 場 080-6051-3109
npo-mijec@ezweb.ne.jp
あけびやま
明日山 080-6026-3109
npo-mijec-jimukyoku@ezweb.ne.jp
わ び
「はっち」から 和日カフェのお知らせ
外国人の
お友達を誘ってみて
茶席やいけばな体験など、
「 和・輪・話 」がふくらむ企画がいっぱいです。 くださいね!
毎月第3日曜日(7月・2月除く)は、日本文化にふれてみませんか?
日本文化は、季節感と人をもてなす心遣いのある「 生活の美 」
そのものです。深くて、面白くて、ためになる日本文化を
一緒に楽しみましょう。
たまには、着物でのお出かけもいいですね。
和日カフェで新たなときめきに出逢えることを願いつつ…。
しまちゃん
[ お問合わせ ]
八戸ポータルミュージアム はっち
〒031-0032 八戸市三日町 11-1
TEL 0178-22-8228 FAX 0178-22-8808
E-mail hacchi@city.hachinohe.aomori.jp
りんぐりんぐ/ 2015.3
11
八戸市からのお知らせ
外国人住民用 登録者募集中
「ほっとスルメール」
Disaster Prevention Information Email
in English and Easy Japanese
八戸市では、気象情報・緊急情報などを、外国人住民の皆さん向けに、
英語・やさしい日本語(※)で配信しています。
※やさしい日本語とは、一般的な日本語よりも簡単で、外国人の皆さんにも分かりやすい日本語です。
Hotto Suru Email is a service that sends out disaster and safety information to
cell-phone and PC email addresses.
Services are available in English and Easy Japanese.
料金
Cost
登録料及び情報利用料は無料です。
ただし、通信料は利用者の負担となります。
Registration and information services are free.
However, telecommunication fees remain.
配信情報及び配信言語
Information Sent
①
②
③
④
津波情報
津波警報・津波注意報、津波に伴う避難情報
緊急情報
地震・台風などの災害情報、避難勧告・指示や
避難所開設情報
ライフライン情報
電気・ガス・水道の事故などに関する情報
火災発生情報(希望者のみ)
① 日本語、英語、やさしい日本語で配信
②③ 英語またはやさしい日本語から選択
④ 日本語のみ
①
②
③
④
Tsunami Information
tsunami advisories / warnings, evacuation information
Emergency Information
earthquakes, typhoons, evacuation advisories / warnings,
the opening and location of evacuation centers
Lifeline Information
problems with electricity, gas and water
Fire Disaster Information (optional)
① available in Japanese, Easy Japanese and English
②③ available in English or Easy Japanese
④ only available in standard Japanese
登録方法
How to Register
登録を希望する方は、次の情報を添えてお申し込みくだ
さい。
・名前 ・住所 ・電話番号 ・メールアドレス
・希望の言語(英語・やさしい日本語)・火災情報の有無
Please apply with the following information.
・name ・address ・phone number ・email
・desired language (English or Easy Japanese)
・whether or not you wish to receive fire disaster information
お申込・お問合わせ Contact Information
八戸市 市民連携推進課 国際交流グループ
Citizen Collaboration Promotions Section International Relations Group
〒031-8686 Hachinohe Uchimaru 1-1-1
外国人のお友達に
「ほっとスルメール」のことを
教えてあげてくださいね!
TEL 43-9257 FAX 47-1485 E renkei@city.hachinohe.aomori.jp
編
集
後 記
グローバルセミナーで、八戸市内の高校生から、イ
スラム教圏の学生を受け入れる際どのように接したら
よいかと質問が出ました。松岡先生からは、基本的な
事項の説明があった他、県内にいる留学生の「生の声」
を聞いてみてはどうかと提案がありました。
意外に知られていないようですが、八戸市内にもイ
スラム教圏からの留学生を受け入れ、サポートのため
の知識・技術を持っている学校があります。
このような各校での取り組みを、市民の皆さんにも
知っていただきたいので、今後機関紙でも取り上げて
いきたいと思います。 12
りんぐりんぐ/ 2015.3
かぶさん
編集スタッフ
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