日 会 時 場 祝) 平成25年11月23日(土・○ 午前9時~午後3時45分 葛城市役所(新庄庁舎) 1 階 市 民 ホ ー ル 傍聴される皆様へ 本日は、お越しいただきありがとうございます。 ・傍聴は静かにお願いします。会場の入退場、傍聴席での座席の移動は自由ですが、判定作業中の 移動は必要最小限にしてください。 ・判定に際して、傍聴の皆様からのご質問は一切受け付けられませんので、ご了承ください。 ・携帯電話は、マナーモードにするか、電源をお切りください。 ・会場内に傍聴者の意思を表明するもの(旗・プラカード・横断幕など)を持ち込まないでくださ い。また、判定作業内容に公然と批判を加えたり、発言や拍手その他の方法で公然と意見を表明 しないでください。 ・庁舎内は禁煙です。喫煙は指定場所以外ではしないでください。また、会場内での飲食はご遠慮 ください。 ・録音・写真撮影は判定作業や傍聴に支障のない範囲で行っていただいて構いませんが、録画につ いては事務局の許可を得たうえで、指定された場所で行ってください。 ・その他、会場内の秩序を乱し、又は判定作業の支障になる行為はしないでください。 ・以上の事項を守っていただけない場合、判定会の支配人・事務局の指示に従っていただけない場 合は、ご退場いただくことがあります。 判定作業の結果や議論の内容を踏まえ、市として事業に対する今後の方針を決 定します。判定結果が市の最終判断となるものではありません。 自立した行財政運営による、持続的発展が可能な都市づくり ~市民と行政が目標を共有し、ともに取り組むまち~ 葛城市総合計画:行政経営の理念 葛 城 市 事務事業市民判定会会場(1階) N 自動ドア 女子トイレ 男子トイレ カ ウ ン タ ー 階段入口 事務室 エレベーター コピー室 湯沸室 身障者 用トイレ カ ウ ン タ ー 事務室 事務室 事務室 中庭 カ ウ ン タ ー 会場 (市民ホール) 自動ドア 正面玄関 -1- 事務室 葛城市事務事業市民判定会対象事業・スケジュール 平成25年11月23日(土・祝) ☆開会式 午前9時~午前9時15分 ※時間については、前後する場合があります。あらかじめご了承ください。 会場(1階市民ホール) 時 間 NO 事 業 名 担 当 課 ページ 宿日直業務事業 人事課 9 防災倉庫備蓄食糧品等管理事業 生活安全課 15 クリーンセンター 23 きらり葛城21計画推進事業 健康増進課 27 公園館維持管理事業 建設課 41 歴史博物館 49 開 会 式 9:00 ~ 9:15 9:20 ~ 10:05 1 10:10 ~ 10:55 2 1 11:00 ~ 11:10 階 市 11:10 ~ 11:55 3 民 ホ 0:00 ~ 1:00 ー ル 1:00 ~ 1:45 4 1:50 ~ 2:35 5 休 資源ごみ分別処理事業 昼 休 2:35 ~ 2:45 2:45 ~ 3:30 6 憩 食 憩 埋蔵文化財等調査事業 閉 会 式 3:30 ~ 3:45 事業説明 5分 質疑応答 30分 判定・講評 10分 -2- 平成25年度葛城市事務事業市民判定会概要 1 目 的 葛城市が行っている主な事務事業を市民の皆様に公開し詳細に説明することにより、 各事務 事業が提供しているサービスの内容を理解していただくとともに、行政職員の行政改革に対す る意識向上を図り、事務事業そのものが行政サービスとして本当に必要なのか、また、もっと 拡充すべき等の判断を市民の皆様にしていただくことで、市民参加のまちづくりを図ることを 目的とします。 2 日 時 祝 )午前9時~午後3時45分 平成25年11月23日(土・○ 3 場 所 葛城市役所新庄庁舎(奈良県葛城市柿本166番地) 1階市民ホール 4 対象事業 6事業の事務事業の判定を行います。 5 対象事業選定基準 ① 別表の対象から除外する事業に該当しないこと。 ② 人件費を含めた事業が、概ね100万円以上の事業 ③ 外部の視点から議論や市民の意見を直接聞くことによる見直しの効果が高いと考える 事業 ④ 事業を執行形態別に分類し、その中から幅広く対象事業を選定するよう、また特定の部、 課に対象事業が集中しないよう調整のうえ決定します。 6 実施の方法 (1)判定作業 6事業について、以下の手順で議論を行います。 (1事業あたり所要時間:約45分) ① 事業シートに基づき、事業担当課から事業概要を説明(約5分) ② 事業質疑員と担当職員で質疑応答(約30分) ③ 市民判定員による判定、支配人による講評(約10分) (2)構成 支配人(正・副) 事業質疑員 市民判定員 事業説明員 事業説明員補佐 行政改革推進委員 行政改革推進委員他 公募市民 市役所 担当課 市役所 担当課 -3- 2名 5名 25名程度 2名 4名 (3)判定区分(詳細は別記) 以下の5つの区分で判定を行います。 A:不要(廃止) B:民営化(民間実施) C:国、県、広域で実施 D:市実施(要改善) E:市実施(現行・拡充) 市民判定員は、基本的に質疑は行わないが支配人から指示があった場合は、判定の理由 を述べることはできます。 判定後の講評は、支配人が行います。 ○ ○ ○ 事 業 不 要 民 営 化 国 県 広域 必 要 行 政 市 どうするの? (要改善) 市 本当に必要? 民間?行政? (現行・ 拡充) 7 市民判定員について 平成25年9月1日現在で、年齢が18歳以上の葛城市民1,000人を無作為抽出し、郵 送で案内状を送付して市民判定員を募ります。人数は、上限25人程度とします。 応募者数が25人を超える場合は、抽選において決定します。 8 判定結果の公表及び活用 判定結果や議論の内容を踏まえ、市として事業に対する今後の方針を決定します。判定結果 が市の最終判断となるものではありません。 その結果を踏まえ、次年度以降の事務事業の見直しに反映させるよう努めます。 結果については、ホームページなどで公表します。 9 事務局 事務事業市民判定会に伴う事務局は、企画部企画政策課に置きます。 -4- 会場図(イメージ) 事務局 集計係 市 民 判 定 員 支配人(正・副) 市 民 判 定 員 事 業 質 疑 員 事 業 質 疑 員 市 民 判 定 員 市 民 判 定 員 事業説明員 事業説明員補佐 傍聴人席 事務事業市民判定会の区分及び主な視点 判定区分 視点・考え方 ① 事業実施の妥当性がない A.不要(廃止)とすべ ② 目標の達成手段として不適当(効果が薄い) きもの ③ サービス受給者の自助努力・自己負担とすべき ④ 他の事業と重複している等 B.民間が実施すべきも ① 行政の役割終了(税金を投入する必要なし) の(民営化) ② 民間が実施する方が効果的・効率的等 C.国又は県、広域で実 ① 全国又は県下一律のサービスであるべき 施すべきもの ② 影響が市域を越えて広範囲等 ① 事業規模の縮小をすべき D.市で実施することが ② 事業の効率化を図るべき ③ 自主財源確保の努力をすべき(受益者負担等) 適当であるが、事業内 ④ 補助額を引き下げるべき 容などの見直しが必 ⑤ 市民・市民活動団体と協議・連携して実施すべき 要なもの(要改善) ⑥ 民間委託する方が費用を節約できる等 E.現行どおり市で実施 ① 現行どおりの内容で、市が事業継続すべき すべきもの(現行・ ② 事業内容は現行どおりで事業の拡充をすべき等 拡充) -5- (別表) 平成25年度事務事業市民判定会対象事業選定条件 ☆対象から除外する事業 1 法令、他団体との協定等で実施が義務付けられており、かつ手法を変更することも できない事業(基幹統計、法律に基づく条例設置の審議会、医療・介護系特別会計の 定率納付金等) 2 受託事業、国・県補助を10/10の割合で財源としている事業 3 平成26年度までに終了する事業 4 台帳の整備事業 5 事務費のみの事業 6 事業費・人件費の合計が概ね100万円未満の事業 7 市民判定になじまない内部事務(会計、議会、収納、税務等事務) ☆事業選定の経過 1 2 各課に複数の事業があるため、1課1事業の抽出を募る。 (各課の選定にあたり、候補にした理由・議論してほしい点等記入を求める。) 平成24年度に実施した事務事業市民判定会のアンケート結果、市民判定員の意見 等により1事業あたりの時間を考慮し、1日6事業で事務事業市民判定会を行うこと で決定する。 3 各課より提出された事業等について、選定条件として以下の条件を考慮して最終選 定を行い6事業に決定した。 ①市民向けに直接影響のある事業 ②昨年度の事務事業評価で要改善の評価がある事業 ③受益者負担が可能な事業 ④外部委託が可能な事業 ⑤総事業費からして費用対効果が少ないと思われる事業 -6- 事務事業市民判定会の留意点 ○ なぜ、6事業だけしか取り上げないのですか? 葛城市において、本年度取り組んでいる予算上の事業は多数ありますが、多くの市民 の皆様に参加いただきながら、1日間という限られた時間の中で効率的に事務事業判定 を行うことを考慮し、6事業を選びました。 また、昨年度に引き続き実施しますので、市民の方々や有識者、アンケートの結果等 を踏まえ、来年度以降実施方法を検討のうえ、継続的に実施したいと考えております。 ○ 45分という短時間で結果を出せるのですか? 1日間という短い期間の中で、より多くの事業について議論するためには、ある程度 時間を限定して議論する必要があると考え、1事業につき概ね45分と設定しました。 (実際には、多少前後します。) 時間を限定することにより、中身の濃い議論がされることを期待しています。 ○ 事務事業市民判定会にあたり、判定の判断基準はあるのですか? 市民の皆様一人ひとりの考えで、担当職員の説明や事業質疑員との質疑応答を聞いて いただき、判断していただいて結構です。特定の判断基準はありません。 専門的な知識のある方もいれば、 民間企業の立場からの意見もあると思われますので、 皆様ご自身の見解に基づきご判断ください。 ○ 市民判定員は、質問できないのですか? 市民判定員の皆様による質問は、30分という限られた時間の中で質疑応答のほかに 行うことは、難しいと考えております。今回は、ご遠慮いただくことといたしました。 ただ、時間に余裕がある場合、若干名の方に今回の事務事業市民判定会の全体の感想 や意見をお聞きしたいと考えております。今後、結果を基に実施方法を検討してまいり ますので、ご理解の程よろしくお願いします。 ○ 事務事業の判定結果をどのように取り扱うのですか? 多くの市民の皆様にご協力いただきながら実施するもので、多数決の結果だけではな く、皆様が記入していただく事務事業判定シートのコメントについても、貴重な意見と して受け止めていく所存です。判定結果はホームページなどで公表するとともに、その 結果を踏まえ、次年度以降の事務事業の見直しに反映させるよう努めます。 -7- 事務事業市民判定会支配人・質疑員名簿 平成25年11月23日(土・祝) 葛城市役所新庄庁舎 1階 市民ホール NO 役割 氏名 備考 カワカミ イサム 1 支配人 川上 勇 奈良産業大学特別教授 シバタ オサム 2 副支配人 柴田 修 奈良工業会相談役 カワナカ ノリマサ 3 川中 教正 當麻寺奥院 スギオカ レイコ 4 杉岡 玲子 (株)大喜不動産 クロコシ ヨリオ 5 事業質疑員 黒越 頼雄 滋賀大学事業仕分け研究会 ニシダ タカシ 6 西田 隆司 滋賀大学事業仕分け研究会 ヨシダ カヨ 7 8 吉田 佳代 市民判定員 25名程度 -8- 梅乃宿酒造(株) 事業シート(概要説明書) 1 事業番号 担当部名 企画部 担当課名 人事課 宿日直業務事業 事務事業名 事業開始年度 平成 年度~ 根 拠 法 令 葛城市職員服務規程 ■ 直営 □ 外部委託 (委託先: ) □ 補助金 ) 実 施 方 法 目 的 (何のため に) (補助先: 休日、執務時間外の庁舎管理警備、災害などの緊急時の連絡を行うため。 対 象 (誰・何を対 象に) 事 業 概 要 庁 舎 体制:新庄庁舎及び當麻庁舎 宿直/男性職員2人 日直/課長職及び女性職員2人 時間:宿直は、毎日午後5時15分から翌日の午前8時30分まで 日直は、土、日、祝祭日及び年末年始の午前8時30分から午後5時15分まで 業務: (服務規程に規定されている任務) 文書の収受…郵便局その他勤務時間外に送達された文書の受領及び総務担当課への引継ぎ 電話応対業務・・・宿日直時間中の電話応対業務 来訪者の受付・・・宿日直時間中の来訪者受付業務 庁舎の管理…入退庁者の管理、庁舎出入口の開閉、庁舎の見回り。 事業内容 災害時等の緊急時対応…関係部局へ連絡 (手段 、手法 (服務規程に規定されている任務以外に行っている業務) など ) 有線放送、防災行政無線…緊急気象情報、火災情報、迷い人、各種お知らせなどの市民へ の放送による周知 市民からの様々な連絡、問合せへの対応…各種業務担当者への連絡及び対応。 戸籍関係届出書類の受領…死亡届、出生届、婚姻届、離婚届等の戸籍届出書類の確認及び 受領。死亡届については、死体埋火葬許可証及び火葬場使用許可証の発行。 手当:宿日直手当1回4,200円 宿直勤務者について、宿直日の午後4時から宿直開始まで及び宿直の終了した日の午前中が 勤務の場合は、その職務を免除している。 事業の必要性 庁舎の管理警備及び災害などの緊急時の連絡を行うため、宿日直業務は必要である。 【歳出】 事業費 (直接経費) H24年度実績 H25年度決算見込 8,475,096 円 8,423,940 円 8,440,800 円 0.10 人 0.10 人 0.10 人 概算人件費 721,700 円 721,700 円 721,700 円 宿日直業務に就 従事者数 いた正規職員 概算人件費 (延人数) 1,952 人 1,940 人 1,944 人 4,717,845 円 4,717,845 円 8,149,005 円 人件費合計 5,439,545 円 5,439,545 円 8,870,705 円 13,914,641 円 13,863,485 円 17,311,505 円 正規職員 人件費 H23年度実績 総 事 業 従事者数 費 参考:葛城市職員数 355名 葛城市職員平均年齢 42.7歳 基本給与平均額 3,556,103円 その他手当平均額 2,179,498円 市役所負担額(共済組合負担金1,011,972円 退職手当組合負担金568,427円) 宿日直業務に就いた正規職員の概算人件費は、正規職員の平均時間単価(基本給与平均額/2,015時間(週 当たり勤務時間38.75*52週))1,765円に、職務免除時間(H23、H24は2.75時間、H25は4.75時間)が付与される宿直 業務従事延人数972人と職務免除時間を乗じた額としている。 -9- 事業シート(概要説明書) 1 事業番号 H23年度実績 H24年度実績 H25年度決算見込 国・県支出金 0 円 0 円 0 円 使用料・手数料 0 円 0 円 0 円 その他 ( 諸収入・参加料 ) 0 円 0 円 0 円 13,914,641 円 13,863,485 円 17,311,505 円 【収入 】 【支出 】 市の負担額(一般財源) 内 平成25年度 事業費の 主な内訳 容 金 額 276,000 円 宿直用寝具賃借料 宿日直手当 8,164,800 円 (人件費除く) 円 円 活 成果実績 (成果指標の目標 達成状況等) 事 業 の 自 己 評 価 事業目的の 達成状況 指 標 名 単位 H24年実績 H23年実績 H25年見込 庁舎火災発生 件 0 0 0 庁舎不法侵入 件 0 0 0 (総事業費/活動指標) 円 - - - 単位 H23年度実績 H24年度実績 H25年度見込 活動指標 単位当りコスト 動 成 果 指 標 宿日直業務 名 日 366 365 365 ・庁舎の管理警備を行い、火災、盗難などは発生していない。 ・気象警報受信の際、担当課へ対応を依頼するとともに、有線放送、防災行政無線によ り市民へ周知した。 ・戸籍届出書の受領及び死亡届の際の埋火葬許可証及び火葬場使用許可証の発行。 ・道路上の犬猫等の死体の通報を処理委託業者に連絡し、業者により迅速に対応されて いる。 ・市政情報(ゴミ収集日、各種手続き等)、行事の開催状況など市民からの問合せに対 して情報を提供している。また、必要に応じて有線放送、防災行政無線により情報を提 供している。 今後の事業の 宿日直業務は、庁舎管理警備、気象警報受信対応など、24時間対応を要するものがあ 方向性(課 るため必要なものであるが、警備や担当者への連絡などでマニュアル化されているの 題・改善計 で、誰でも対応可能である。一方で、職員が輪番で宿日直業務を行っているため、特に 画・改善効果 宿直勤務がある日は本来の業務に支障が出ている。 等) 比較参考値 (他自治体での類 似事業の状況など) 葛城市を除く県内11市の状況 宿日直全部委託:5市 宿直のみ委託 :5市 専属警備員任用:1市 特記事項 (事業の経緯、サー ビス 利用者の声、 議論 してほしい点 等) 宿日直業務は、そのあり方について検討中である。 具体的には、宿日直業務の民間委託を検討している。 -10- 葛城市職員服務規程 第1条から第14条 (省 略) (当直) 第15条 当直は、宿直及び日直とする。ただし、市長が必要と認めた場合は、宿直を職員以外 の者に委託することができる。 2 宿直勤務は、午後5時15分から翌日の午前8時30分までとする。 3 日直勤務は、日曜日、土曜日、休日及びその他勤務を要しない日の、午前8時30分から午 後5時15分までとする。 4 当直は、新庄庁舎及び當麻庁舎に置く。 (当直員) 第16条 当直の勤務に服する者は、2人とし、職員をもって輪番にこれを充てる。 2 人事課長は、毎月分の当直勤務割当表を作成し、毎月始の5日前までに、職員に当直勤務を 命じなければならない。 3 次の各号のいずれかに該当する者は、当直勤務に割り当ててはならない。 (1) 結核性疾患にかかっている者 (2) 採用後1月以内の者 (3) 市長が免除の必要があると認めた者 (当直の交替) 第17条 当直勤務を命ぜられている職員が、疾病、出張その他の事由により当直勤務ができな いときは、所属長にその旨申出すると共に、人事課長の承認を得て他の職員と交替することが できる。 (当直の任務) 第18条 当直員は、当直勤務中次に掲げる任務及び庁内の取締りを行うものとする。 (1) 引継簿冊、文書物件の保管 (2) 電話の応対 (3) 来訪者の受付 (4) 文書事務の処理 (5) 庁舎の警備 (6) 緊急事項の処理 (当直の事務処理) 第19条 当直員は、緊急を要する事務処理については、直ちに自らこれを処理するほか、次に -11- 定めるところによらなければならない。 (1) 収受した文書等のうち電報等の至急を要すると認められるもの及び電話による連絡事 項で緊急重要と認められるものについては、直ちに主管課長等に連絡しなければならない。 (2) 審査請求、異議申立て、訴訟等に関する文書等は、葛城市文書取扱規程(平成16年 葛城市訓令甲第8号)第7条第5号の規定に準じて取り扱わなければならない。 (3) 行旅病(死亡)人、感染症の疾病患者の発生、注意報、警報その他緊急を要する事件 等に関する通報又は届出があったときは、主管課長等に連絡しなければならない。 (巡視時間) 第20条 当直員は、当直中おおむね次の時間に巡視するものとする。 (1) 宿直 第1回 午後6時から午後7時まで 第2回 午後9時から午後10時まで (2) 日直 第1回 午前9時から午後10時まで 第2回 午後零時から午後1時まで 第3回 午後3時から午後4時まで (簿冊及び文書物件の引継ぎ) 第21条 当直員は、当直管理者(新庄庁舎にあっては総務部総務財政課長とし、當麻庁舎にあ っては教育長とする。以下同じ。)又は先番者から次に掲げる簿冊及び文書物件の引継ぎを受 け、勤務が終わったときは、当直管理者又は次番者にこれを引き継がなければならない。 (1) 当直日誌 (2) 埋火葬認許簿 (3) 保管受託文書等 (当直日誌) 第22条 当直員は、前条第1号の当直日誌に次の事項を記載しなければならない。 (1) 当直員の氏名 (2) 取り扱った事件及びその処理要領 (3) 巡視状況 (4) その他所要事項 (非常事故の発生) 第23条 当直員は、火災、災害その他非常事故が発生したときは、臨機の措置をとるとともに、 市長、副市長、教育長、総務部長、生活安全課長その他関係職員に急報しなければならない。 -12- 第24条から第25条 (省 略) 附 則 (施行期日) 1 この訓令は、平成16年10月1日から施行する。 (経過措置) 2 この訓令の施行の日の前日までに、合併前の新庄町処務規程(昭和31年新庄町訓令甲第1 号)又は當麻町役場処務規程(昭和41年當麻町告示第1号)の規定によりなされた手続その 他の行為は、それぞれこの訓令の相当規定によりなされたものとみなす。 附 則(平成18年訓令甲第13号) この訓令は、平成18年4月1日から施行する。 附 則(平成19年訓令甲第2号)抄 (施行期日) 1 この訓令は、平成19年4月1日から施行する。 (収入役に関する経過措置) 2 この訓令の施行の際現に地方自治法の一部を改正する法律(平成18年法律第53号)附則 第3条の規定により在職する収入役の任期中に限り、次の各号に掲げる改正規定については適 用せず、なお従前の例による。 (1) 第1条葛城市職員服務規程の改正規定中「、収入役」を削る部分 附 則(平成19年訓令甲第13号) この訓令は、平成19年10月1日から施行する。 附 則(平成20年訓令甲第2号) この訓令は、平成20年4月1日から施行する。 附 則(平成21年訓令甲第21号) (施行期日) 1 この訓令は、平成22年4月1日から施行する。 (様式の経過措置) 2 この訓令の施行の際現にあるこの訓令による改正前の様式(次項において「旧様式」という。) により使用されている書類は、この訓令による改正後の様式によるものとみなす。 3 この訓令の施行の際現にある旧様式による用紙については、当分の間、これを取り繕って使 用することができる。 附 則(平成23年訓令甲第7号) この訓令は、定めた日から施行する。 -13- -14- 事業シート(概要説明書) 2 事業番号 担当部名 総務部 担当課名 生活安全課 防災倉庫備蓄食糧品等管理事業 事務事業名 事業開始年度 平成18年度~ 根 拠 法 令 災害対策基本法第46条 ■ 直営 □ 外部委託 (委託先: ) □ 補助金 ) 実 施 方 法 目 的 (何のため に) 事 (補助先: 災害時の食糧供給体制については、葛城市防災会議が定める葛城市地域防災計画で規 定しており、被災者に対する炊出しその他による食糧の供給は、原則として市長が行う ことになっている。 対 象 (誰・何を対 象に) 食糧供給の対象者は、 ・避難所に収容された人 ・住宅が被害を受け、炊事ができない者 ・住宅に被害を受け、一時縁故先等へ避難する者 ・旅行者、市内通過者等で他に食糧を得る手段のない者 業 概 平成16年に奈良県消防防災課(現 防災統括室)が発表した第2次奈良県地震被害 事業内容 想定調査報告書による内陸型の活断層地震である中央構造線断層帯の被害想定は、発災 (手段、手法 直後、葛城市では避難者数10,163人と想定されていることから、避難者一食分の食糧を など) 5年計画により購入備蓄している。 要 災害発生時の対応として、市民の皆様には3日分の水と食糧を備蓄していただくよう にお知らせしていますが、確実性が無いことから市としても非常時の飲料や食糧の確保 事業の必要性 は必需であります。 また、初期段階での対応は必然的に遅れるため、災害時の一時的備えとして長期保存 が可能な食糧を備蓄する必要があります。 【歳出】 事業費 (直接経費) 従事者数 H23年度実績 H24年度実績 H25年度決算見込 841,575 円 806,935 円 884,000 円 0.08 人 0.08 人 0.08 人 577,360 円 577,360 円 577,360 円 人 人 462,000 円 円 円 1,039,360 円 577,360 円 577,360 円 1,880,935 円 1,384,295 円 1,461,360 円 正規職員 概算人件費 人件費 嘱託職員 臨時職員 その他職員 従事者数 概算人件費 人件費合計 総 事 業 費 60.00 人区 参考:葛城市職員数 355名 葛城市職員平均年齢 42.7歳 基本給与平均額 3,556,103円 その他手当平均額 2,179,498円 市役所負担額(共済組合負担金1,011,972円 退職手当組合負担金568,427円) -15- 事業シート(概要説明書) 2 事業番号 H23年度実績 H24年度実績 H25年度決算見込 国・県支出金 426,000 円 0円 0円 使用料・手数料 0円 0円 0円 その他 ( 諸収入・参加料 ) 0円 0円 0円 1,454,935 円 1,384,295 円 1,461,360 円 【収入】 【支出】 市の負担額(一般財源) 内 平成25年度 事業費の 主な内訳 容 非常食糧(アルファ化米 保存飲料水 (人件費除く) 金 山菜おこわ他4点)2,500個 2L 5年保存 額 600,000 円 1,000本 200,000 円 けんちん汁(1缶20食入り) 30缶 84,000 円 円 活 動 指 標 名 単位 H23年度実績 H24年度実績 H25年度見込 活動指標 購入費用 単位当りコスト 成果実績 (成果指標の目標 達成状況等) 事 業 の 自 己 評 価 事業目的の 達成状況 (総事業費/活動指標) 成 果 指 標 名 円 841,575 806,935 884,000 円 - - - 単位 備蓄食糧品等確保数目標達成率 % H23年度実績 60 H24年度実績 80 H25年度見込 100 葛城市地域防災計画では、災害時における物資の確保は基本的に緊急度・重要度の高 いもの、即時調達の困難なものについて必要最小限の備蓄をすることになっています。 食糧品等の公的な備蓄は避難想定者の人数の1食分に抑え、災害時には応援協定締結 業者から調達することにより達成しようと思っています。 今後の事業の 災害発生を想定した避難者に対する水や食糧は命を繋ぐ大切なものであり、継続して 方向性(課 実施していく予定であります。 題・改善計 また、市では既に9箇所の防災倉庫を設置していますが、市が指定する広域避難所の 画・改善効果 全てに防災倉庫等を併設して防災用品の搬出を容易にするなど災害に強いまちづくりを 等) 進めることで安心・安全なまちづくりに繋がると思っています。 奈良県下12市の状況は、何れの市においても想定される避難住民への非常食の備蓄は 比較参考値 できていません。 (他自治体での類 各市は災害時の非常食の確保は必要であると認識されていますが、非常食には賞味期 似事業の状況など) 限があり、期限が切れれば全て廃棄処分にしなければならないことが、その理由となっ ています。備蓄量が不足する対応としましては、災害時の応援協定を締結して市が指定 する避難所等に搬入されるようになっています。 特記事項 (事業の経緯、サー ビス利用者の声、 議論してほしい点 等) 災害時の備蓄食糧は、合併前の旧町の時から行っていましたが、平成18年度の葛城 市地域防災計画の策定に合わせ避難者10,000人を想定して、1人1ℓの飲料水と1食分 の食糧(アルファ化米)を5年計画で防災倉庫に備蓄しています。 災害発生時の対応として、市民の皆様には3日分の水と食糧を備蓄していただくよう にお知らせしていますが、今後、市としてはどの程度の備蓄食糧が必要となるか、ま た、今後食糧以外にどのような物品を備蓄しておけば良いかご意見を頂きたいと思いま す。 -16- 食糧(保存水)備蓄量及び購入目標数 品 名 アルファ化米(白 がゆ) カンパン(1缶×100g) アルファ化米(5種類) カンパン(1缶×100g) フリーズドライ (けんちん汁) 合 計 数量(食) 設置年月日 使用期限 2,000食 1,800缶 1,700食 800食 H21.3 H21.3 H23.3 H23.3 H24.3 H25.3 H26.3 H23.3 H23.3 H23.3 H23.3 H25.3 H26.3 H26.2 H26.2 H28.2 H28.2 H29.2 H30.2 H31.2 H28.2 H28.2 H28.2 H28.2 H30.2 H31.2 2,500食 2,500食 2,500食 500缶 500缶 30食×20缶 30食×20缶 20食×23缶 20食×30缶 アルファ化米 フーズドライ (けんちん汁) カンパン(100g) 品 保存水 保存水 保存水 保存水 保存水 保存水 保存水 合 名 5種類 30食×40缶 20食×53缶 24缶×40箱+20缶 平成25度末の状況 保存場所 旧南都銀行 旧南都銀行 磐城児童館西 當麻幼稚園北 旧南都銀行 磐城児童館西・笛吹・平岡倉庫 忍海小学校・旧南都銀行 磐城児童館西 當麻幼稚園北 磐城児童館西 當麻幼稚園北 磐城児童館西・笛吹・平岡倉庫 旧南都銀行 10,000食 2,260食 1,000食 数量(本) 設置年月日 使用期限 保存場所 1,000 1,000 500 500 1,000 1,000 1,000 H21.3 H22.3 H23.3 H23.3 H24.3 H25.3 H26.3 H26.2 H27.2 H28.2 H28.2 H29.2 H30.2 H31.2 旧南都銀行 旧南都銀行 當麻幼稚園北 磐城児童館西 旧南都銀行 磐城児童館西・笛吹・平岡 忍海小学校・旧南都銀行 2L 2L 2L 2L 2L 2L 2L 5,000 計 (備蓄食糧)避難者10,000人1人1食分の備蓄目標 10,000食分 食 購入数 (備蓄保存水)避難者10,000人 1人1ℓの備蓄目標 2㍑入りペットボトル5,000本 糧 使用(廃棄)数 保存水(2ℓ) 在庫数 購入数 使用(廃棄)数 在庫数 18年度末在庫数 4,810 30 19年度末在庫数 2,000 930 5,880 2,000 0 2,030 20年度末在庫数 4,000 0 9,880 1,000 30 3,000 21年度末在庫数 1,500 1,300 10,180 1,000 0 4,000 22年度末在庫数 2,500 7,180 5,500 1,000 2,000 3,000 23年度末在庫数 2,500 500 7,500 1,000 0 4,000 24年度末在庫数 2,500 500 9,500 1,000 0 5,000 25年度末在庫数 2,500 2,000 10,000 1,000 1,000 5,000 参考 第2次奈良県地震被害想定調査(平成16年) 最大避難者数(中央構造線断層帯地震時)10,163人 ※ 平成22年度では、東日本大震災の救援物資として被災地に送った。 -17- 災害時応援協定団体・緊急物資供給協力企業等名簿 名 自 治 体 1 関 係 1 2 物 資 協 力 関 係 3 称 全国青年市長会 奈良県農業協同組合 NPO法人 コメリ災害対策センター 協定年月日 協力内容 ・食料、飲料水、生活必需品並びに資 機材・救護活動 平成20年12月8日 ・応急復旧・被災者の一時収容施設・児 童生徒の一時受入・職員派遣・ボラン ティア斡旋 平成21年3月5日 ・米等の食料、飲料水 ①作業関係 ②日用品関係 ③水関係 平成22年3月18日 ④冷暖房機器等 ⑤電気用品等 ⑥トイレ関係等 飲料水 ダイドードリンコ株式会社 平成22年7月21日 ・災害ベンダー自動販売機設置(19大 字)又は地区公民館等への飲料水設置 (9大字) ①食器類 (紙コップ・割り箸・スプーン等) ②雑貨類 (ティッシュ・トイレットペーパー・タオ 4 市民生活協同組合ならコープ 平成24年9月18日 ル・ゴミ袋・懐中電灯・乾電池・ローソク・ 軍手等) ③その他 (文具類・使い捨てカイロ) 1 葛城市建設業協会 (32業者) 平成21年3月26日 ・建築資機材、資材 緊 急 対 2 応 関 係 奈良県電気工事工業組合 平成23年2月28日 ・電気設備の応急復旧 ・災害発生時の広域避難所 3 学校法人 奈良学園 平成24年2月29日 (奈良文化高等学校リズム館) -18- -19- -20- -21- -22- 事業シート(概要説明書) 3 事業番号 担当部名 市民生活部 担当課名 クリーンセンター 資源ごみ分別処理事業 事務事業名 事業開始年度 平成12年度~現在の方式となった 根 拠 法 令 廃棄物処理及び清掃に関する法律・葛城市廃棄物の処理及び清掃に関する条例 容器包装リサイクル法 ■ 直営 ■ 外部委託 (委託先: 実 施 方 法 □ 補助金 事 (補助先: ) ) 目 的 (何のため に) 循環型社会を形成していくため、容器包装廃棄物の3R(リデュース、リユース、リ サイクル)等を推進し、最終処分量の削減を図る目的で行う。 対 象 (誰・何を対 象に) 市内全世帯(全住民) 業 概 葛城市一般廃棄物収集運搬処理事業協同組合 南部環境開発株式会社 事業内容 (手段、手法 など) 要 事業の必要性 市内を地区別に次のとおり分別収集を行っています。 新庄地域では、 空カン・空ビン・・・・月1回 ペットボトル・・・・月1回 不燃ごみ・・・・月1回 粗大ごみ・・・週1回リクエスト方式 以上の収集運搬・処理を業者委託している。 直営にて、新聞・雑誌・ダンボール・・・月1回 収集を行っている。 當麻地域では 空カン・空ビン・・・・月2回 ペットボトル・・・・月1回 新聞・雑誌・・・月2回 ダンボール・・・月1回 不燃ごみ・・・・月1回 粗大ごみ・・・随時リクエスト方式 白色トレイ・・・月1回 古布・・・・・月1回 直営にて収集し、処理を業者委託している。 循環型社会を形成していくため、容器包装廃棄物の3R(リデュース、リユース、リ サイクル)運動等をさらに推進し、最終処分量の削減を図る必要がある。 【歳出】 事業費 (直接経費) 従事者数 H23年度実績 H24年度実績 H25年度決算見込 69,335,270 円 101,474,755 円 121,942,000 円 5.62 人 5.62 人 5.62 人 40,559,540 円 40,559,540 円 40,559,540 円 4.20 人 4.20 人 4.20 人 10,696,220 円 10,696,220 円 10,696,220 円 51,255,760 円 51,255,760 円 51,255,760 円 120,591,030 円 152,730,515 円 173,197,760 円 正規職員 概算人件費 人件費 嘱託職員 臨時職員 その他職員 従事者数 概算人件費 人件費合計 総 事 業 費 参考:葛城市職員数 355名 葛城市職員平均年齢 42.7歳 基本給与平均額 3,556,103円 その他手当平均額 2,179,498円 市役所負担額(共済組合負担金1,011,972円 退職手当組合負担金568,427円) -23- 事業シート(概要説明書) 3 事業番号 H23年度実績 H24年度実績 H25年度決算見込 国・県支出金 0円 0円 0円 使用料・手数料 0円 0円 0円 その他 ( 諸収入・参加料 ) 12,905,118 円 12,264,172 円 7,930,000 円 市の負担額(一般財源) 107,685,912 円 140,466,343 円 165,267,760 円 【収入】 【支出】 内 平成25年度 事業費の 主な内訳 容 金 額 資源ごみ処理委託料 57,803,000 円 不燃・粗大ごみ処理委託料 64,139,000 円 (人件費除く) 円 円 活 動 指 事 業 の 自 己 評 価 事業目的の 達成状況 単位 H23年度実績 H24年度実績 H25年度見込 t 390 369 370 ペットボトル収集量 t 72 73 75 古紙類 t 512 494 500 不燃ごみ t 305 320 330 大型ごみ t 348 309 320 古布 t 47 44 45 白色トレイ t 2.52 1.96 2 t 1,677 1,611 1,642 71,929.00 94,807.00 105,480.00 合 成果実績 (成果指標の目標 達成状況等) 名 空カン・空ビン収集量 活動指標 単位当りコスト 標 計 (総事業費/活動指標) 成 果 指 標 名 円 単位 H23年度実績 H24年度実績 H25年度見込 - - - 資源ごみの再生利用を促進する目的のため、分別収集の推進を行ってきており、近年 での収集量はほぼ横ばい状態であり、概ね住民にも理解を得て定着しているように思え る。 今後の事業の 循環型社会を形成していくため、容器包装廃棄物の3R(リデュース、リユース、リ 方向性(課 サイクル)運動等をさらに推進するとともに、排出抑制を促し、更なるごみの減量化を 題・改善計 図ることが重要である。 画・改善効果 また、現在計画されている新クリーンセンターの完成後において、市内での収集品 等) 目、回数を統一し、新たな分別品目を増やしていく方向で調整中です。 比較参考値 (他自治体での類 似事業の状況など) 別紙資料 特記事項 分別収集品目を増やすことは、リサイクルの推進を進める上では重要なことではある (事業の経緯、サー ビス利用者の声、 が、収集品目を増やすことによりコストが増加することもあり、別紙資料の品目ぐらい 議論してほしい点 が適切な計画ではないかと考えられるがご意見はいかがですか。 等) -24- -25- - - - - - - 10 -26- 事業シート(概要説明書) 4 事業番号 担当部名 保健福祉部 担当課名 健康増進課 きらり葛城21計画推進事業 事務事業名 事業開始年度 平成18年度~ 根 拠 法 令 健康増進法 ■ 直営 □ 外部委託 (委託先: ) 実 施 方 法 ■ 補助金 事 業 概 要 (補助先: がん検診推進事業補助金(国)、健康増進事業費補助金(県) ) 目 的 (何のため に) 健康寿命の延伸及び健康格差の縮小を図り、すべての市民が健やかで心豊かにイキイ キ輝くことにより健康なまちにする。 対 象 (誰・何を対 象に) すべての市民 生活習慣の改善として(1)栄養・食生活(2)運動習慣(3)喫煙対策(4)ここ ろの健康(5)歯の健康の5分野について、それぞれ評価指標を定め、取り組み生活習 慣病を予防する。主な事業は、健康増進課の健康づくり事業(健康教育・健康相談・特 事業内容 定健康診査・各種がん検診等)の実践になるが、健康づくりは、まずは個人が、次に家 (手段、手法 族、地域、そして関係機関とともに学校・職域・行政が一体となって推進していくこと など) が大切である。そのためには、関係課及び関係機関との連携を図るために食育推進部 会、運動推進部会等それぞれ取り組み分野ごとの部会を設け進捗状況の確認、取り組み の評価見直し計画の推進を図る。 超少子高齢社会に突入し豊かな人生を全うするには、健康寿命の延伸を図る必要があ る。それには、学校・職域・行政等関係機関が連携協働するとともに地域ぐるみで、ま た、自助・共助・公助の精神で健康づくりに取り組むことが重要である。地域の絆が深 事業の必要性 まるとともに、市民の皆様の生きがいづくりや親子の健全な発達の支援につながり、健 やかで心豊かにイキイキ輝く健康なまちづくりになる。結果的には、医療費削減につな がることを期待している。 【歳出】 事業費 (直接経費) 従事者数 H23年度実績 H24年度実績 H25年度決算見込 23,957,526 円 26,710,952 円 31,593,000 円 3.43 人 4.33 人 4.00 人 24,754,310 円 31,249,610 円 28,868,000 円 8.36 人 8.26 人 8.26 人 5,056,000 円 4,087,000 円 4,087,000 円 29,810,310 円 35,336,610 円 32,955,000 円 53,767,836 円 62,047,562 円 64,548,000 円 正規職員 概算人件費 人件費 嘱託職員 臨時職員 その他職員 従事者数 概算人件費 人件費合計 総 事 業 費 参考:葛城市職員数 355名 葛城市職員平均年齢 42.7歳 基本給与平均額 3,556,103円 その他手当平均額 2,179,498円 市役所負担額(共済組合負担金1,011,972円 退職手当組合負担金568,427円) -27- 事業シート(概要説明書) 4 事業番号 H23年度実績 H24年度実績 H25年度決算見込 国・県支出金 2,722,000 円 3,818,000 円 3,600,000 円 使用料・手数料 0円 0円 0円 その他 ( 諸収入・参加料 ) 1,460,000 円 1,799,000 円 2,000,000 円 市の負担額(一般財源) 49,585,836 円 56,430,562 円 58,948,000 円 【収入】 【支出】 内 平成25年度 事業費の 主な内訳 容 金 額 各種がん検診等委託料 21,519,000 円 健康教育・健康相談等健康づくり推進事業費 7,446,000 円 (人件費除く) 円 円 活 活動指標 動 指 標 名 単位 健康増進計画推進協議会、 各部会の開催 単位当りコスト 成果実績 (成果指標の目標 達成状況等) 事 業 の 自 己 評 価 事業目的の 達成状況 H23年度実績 H24年度実績 H25年度見込 無 6回開催 4回開催予定 円 成 果 指 標 名 単位 336,000 H23年度実績 H24年度実績 110,000 H25年度見込 (別紙1)参照 (別紙2)のように57項目について評価を行った。目標値を達成しているもの30、目 標値は達成していないが、現状値よりもよくなっているもの10、変わっていないもの 1、目標値を達成しておらず、現状値よりも悪化しているもの16である。 平成24年度に第1期健康増進計画の評価・見直しを行い(前述のような評価結 今後の事業の 果)、第2期健康増進計画を策定した。これに基づき平成25年度から34年度まで1 方向性(課 0ヵ年かけて推進していく。 題・改善計 健康増進課だけの事業ではなく、関係機関、地域といかに協働した取り組みができる 画・改善効果 かが、目標達成できるかどうかの鍵である。平成25年度以降、各部会を順次立ち上げ 等) 継続できる仕組みを作っていくことが課題である。 比較参考値 (他自治体での類 似事業の状況など) (別紙3)参照 特記事項 (事業の経緯、サー 健康増進課以外の課や関係機関等と連携したり、市民の皆様と協働で取り組んでいく ビス利用者の声、 ことが重要であるが、時間・人を要し計画倒れになる危険性をはらんでいる。 議論してほしい点 等) -28- (別紙1) ( 食育推進計画の評価指標 目標 第2期目標 値 現状値 (男性) 25%以下 28.6% (女性) 13%以下 14.1% 手ばかり 栄養法 を知ってい る人(「 言葉も (男性) 15%以上 9.0% 意味も知 ってい た」の 割合 )の増加 (女性) 25%以上 19.9% (幼児) 増加 89.0% (低学年 ) 増加 80.8% 朝食を毎 朝食べ る人 (高学年 ) 増加 88.7% (「毎日 食べる 」の割 合) の増加 (中学生 ) 増加 82.0% (高校生相当) 増加 74.2% (成人) 増加 83.3% 肥満(BMIが25以上)の人の割合の減少 行 動 ・ 学 習 目 標 夕食 が 終 わ っ て寝 るま で に 何 か 食べ る人 (「ほとん ど毎日」「よ く 食べる」「時 々 食べる」 の割合 )の減 少 (幼児) 減少 45.4% (低学年 ) 減少 77.8% 夕食後に 間食(夜 食を含 む )を週 3回以上 (男性) 減少 29.1% 食べてい る人の 割合の 減少 (女性) 減少 34.6% 薄味にし ていな い人(「し ていない 」の割 (男性) 33%以下 36.7% 合)の減 少 (女性) 20%以下 22.7% 成分表示を参考にしている人(「参考にするこ (男性) 増加 29.2% (女性) 増加 56.9% 増加 47.1% とが多い」と「時々参考にしている」の割合) の増加 「食育 」とい う言葉 を知っ ている人(「言葉 も意味 も 知 っていた 」の割 合)の 増加 環 境 目 標 「地 産地 消」 とい う言 葉 を 知 っ て い る人 (「言葉 も意 味も知 っていた」の割 合)の 増加 (中学生) 増加 21.0% (高校生相当) 増加 61.3% 手ばかり 栄養法 で、野菜を 両手山盛 り一杯 も食べて いない 人の割 合の 減少 (男性) 減少 33.2% (女性) 減少 21.2% 33% 17.1% (幼児) 増加 75.5% (低学年) 増加 89.9% 食に関す る必要 な情報 が得 られる人(「当て はまる 」と 「どちら かと言 えば当 ては まる」の 割合) の増加 米や野菜 の栽培 を体験 した人(「 ある」の 割合)の 増加 -29- 運動分野の評価指標 目標 第2期目標 値 現状値 (男性) 70%以下 74.9% (女性) 80%以下 87.8% 「意識的 に体を 動かす 」こ とを少な くとも (男性) 42%以上 36.7% 週2日以 上して いる人 の割 合の増加 (女性) 35%以上 30.8% 運動に関 心があ る人の 割合 の増加 増加 83.9% 運動しや すい環 境整備 の充 実 実施 未実施 「運動不 足」と 思う人 行 動 ・ 学 習 目 標 環 境 目 標 (「大い に運動 不足だ と思う」と「 少し運 動不足だ と思う 」の割 合) の減少 運動分野の評価指標 喫煙対策分野の評価指標 喫煙対策分野の評価指標 目標 健 康 目 標 第2期目標 値 肺がんに よる死 亡の減 少( 標準化死 亡比) 111.6 (男性) 100未満 (男性) 減少 たばこを 吸って いる人 (男性) 24.1% 33.2% (「吸っ ている 」の割 合) の減少 (女性) 4.1% 7.1% 0% 6.2% 増加 31.0% 慢性閉塞性肺疾患(COPD)による死亡 の減少( 標準化 死亡比 ) 妊婦の喫 煙率の 減少 禁煙を希 望する 人(「 やめ たいと考 えてい る」の 割合 ) の増加 行 動 ・ 学 習 目 標 現状値 (H18~22) 210.3 (H18~22) 医療機関 での禁 煙方法 を知 っている 人 (男性) 増加 36.7% (「よく 知って いる」 の割 合)の増 加 (女性) 増加 31.2% 増加 88.7% 増加 65.8% 増加 15.9% 増加 72.4% 受動喫煙 に関す る正し い知 識を知っ ている 人 (以下の項目について「知っている」の割合)の増加 他人のた ばこの 煙で周 囲の 人が肺が んにか かりや す くなる 他人のた ばこの 煙で、 周囲 の人が気 管支炎 にかか り やすくな る 他人のた ばこの 煙で、 周囲 の人が歯 周病に かかり や すくなる 妊婦の方 が他人 のたば この 煙を吸う ことで 、流産 、 死産の確 率が高 くなる -30- 環 境 目 標 子どもへの取り 組み実施( 小学生・中学 生を対 象とし た 防煙教室 ) 市内小学校・ 中学校全校で 開催 新庄中学校1年生・磐 城・當麻・新庄・新庄 北小学校6年生 (平成23年度) こころの健康分野の評価指標 こころの健康分野の評価指標 目標 第2期目標 値 現状値 (男性) 増加 62.3% (女性) 増加 77.3% ストレスで困ったとき、相談できる人がいる (男性) 増加 56.3% 人の割合の増加 (女性) 増加 86.6% 「生きが い」や「生活 のは り」を感 じてい (男性) 増加 64.3% る人の割 合の増 加 (女性) 増加 75.1% 過 去1 ヵ 月 間 で ス ト レ ス を 感 じ て い る 人 (男性) 減少 71.9% の割合の 減少 (女性) 減少 80.3% 睡眠 に よ る 休 養が 十分 に 取 れ て いな い人 (男性) 減少 33.6% (女性) 減少 35.3% (男性) 現状値以 下 (女性) 現状値以 下 ストレス 解消方 法のあ る人 の割合の 増加 健 康 目 標 (「あまりとれていない」と「とれていない」の割合) の減少 自殺者数 の減少(標準化 死 亡比) 環 境 目 標 76.4 (H18~22) 66.5 (H18~22) 地域や組 織での 活動に 参加 している 人の割 合の増 加 増加 40.3% こころの 健康に 関する 知識 の普及啓 発の実 施の充 実 実施 実施 早期発見 や対応 できる 人材 の育成・ 支援 実施 未実施 -31- 歯の健康分野の評価指標 歯の健康分野の評価指標 目標 60歳で自分の歯が24本以上ある人の割合の増加 健 康 目 標 行 動 ・ 学 習 目 標 環 境 目 標 第2期目標 値 現状値 75% 72.7% 3歳児に おける むし歯 有病 率の低下 20%以下 12歳児1人あた りの平 均む し歯数の 減少 1.0本未満 27.6% (H23年度) 1.20本 (H23年度) 歯間 部 清 掃用 具 を 使用 し て い る 人 の 割 合 (男性) 増加 34.2% の増加 (女性) 増加 46.1% (男性) 50% 31.2% (女性) 65% 45.0% 歯の定期 健診に 通う人 の割 合の増加 2歳6か月 児歯科 健康診 査 受診率の 増加 80% フッ化物 洗口の 実施施 設の 増加 増加 -32- 76.5% (H23年度) 5箇所 生活習慣病の予防分野の評価指標 生活習慣病の予防分野の評価指標 目標 第2期目標 値 現状値 (男性 ) 25%以下 28.6% (女性 ) 13%以下 14.1% 脳血管疾 患によ る死亡 の減 少 (男性 ) 100未満 (標準化 死亡比 ) (女性 ) 100未満 (男性 ) 100未満 肥満(BMIが25以上)の人の割合の減少 肺がんに よる死 亡の減 少( 標準化死 亡比) 健 康 目 標 収縮期血 圧の平 均値の 低下 (特定健 診受診 者) 現状値以 下 HbA1cが8.0以上の人の割合の減少(特定健診受診者) 現状値以 下 脂質異 常症 (LDL コレステロ ール160m (男性) 現状値以 下 受診者) (女性 ) 現状値以 下 メタボリ ック・シンドロ ー ムの予備群・該当 (男性 ) 減少 者の割合 の減少(特定健診受診者) (女性 ) 減少 g/dl以上)の人の割合の減少(特定健診 82.9 (H18~22) 88.8 (H18~22) 111.6 (H18~22) 128mmHg (H23年度) 0.4% (H23年度) 8.8% (H23年度) 16.6% (H23年度) 40.0% (H23年度) 11.4% (H23年度) 特定健康 診査 特定健康 診査実 施率の 増加 60% 22.6% (H23年度) がん検診 行 動 ・ 学 習 目 標 環 境 目 標 大腸がん 検診受 診率の 増加 増加 肺がん検 診受診 率の増 加 増加 胃がん検 診受診 率の増 加 増加 子宮がん 検診受 診率の 増加 増加 乳がん検 診受診 率の増 加 増加 15.8% (H23年度) 6.9% (H23年度) 6.5% (H23年度) 21.2% (H23年度) 21.0% (H23年度) 過去1年間に健康診断(血液検査や血圧測定を (男性 ) 増加 81.4% 含むもの)を受けたことのある人の割合の増加 (女性 ) 増加 74.3% 実施 実施 多様な形 態での 健(検 )診 に関する 情報発 信 -33- (別紙2) 健康増進計画 「きらり葛城21」(第1期)の評価 健康・生活習慣調査及び各種事業実施状況を踏まえ、次頁以降に掲載しています。 「栄養・食生活」 「運動」 「たばこ」 「こころ」 「歯」 「保健事業」の6つの分野の 57 項目について評価を行いました。 健康・生活習慣調査は無作為抽出で市内在住の男女 1,010 人に実施しました。 (1)評価の結果 評価区分 該当項目数(割合) A 目標値を達成しているもの B 目標値は達成していないが、現状値よりも良 くなっているもの 変わっていないもの C D 30(52.6%) 目標値を達成しておらず、現状値よりも悪化 しているもの 合計 10(17.5%) 1(1 . 8 % ) 16(28.1%) 57(100%) A「目標値を達成しているもの」とB「目標値は達成していないが、現状値より良くなっている もの」を合わせて全体の 70.1%となり、一定の改善が見られました。 6分野の目標の中の主なもの A:目標値を達成しているもの ・脳血管疾患による死亡の割合の減少 ・胃がんによる死亡の減少 ・肥満(BMIが 25 以上)の者の割合の減少(女性) ・3 歳児におけるむし歯有病率の減少 ・たばこを吸っている人の減少 ・ふれあい交流の場の増加 B など 目標値は達成していないが、現状値よりも良くなっているもの ・肥満(BMIが 25 以上)の者の割合の減少(男性) ・薄味にしていない人の減少 ・運動不足と思う人の割合の減少(男性)など C 変わっていないもの ・禁煙相談窓口 D 目標値を達成しておらず、現状値よりも悪化しているもの ・意識的に体を動かすことを少なくとも週 2 回以上している人の割合の増加 (女性) ・禁煙を希望する人の増加 ・過去1ヶ月間でストレスを感じている人の割合の増加 ・胃、大腸、肺がん検診受診率の増加 など -34- 栄養・食生活 平成24年度 今回値 評価 33.3% 28.6% B 15%以下 14.8% 14.1% A 80%以上 75.0% 74.3% D (男性) 10%以上 2.6% 9.0% B (女性) 25%以上 13.7% 19.9% B 朝食を毎朝食べる人 18歳未満 100% - - - 朝食を毎朝食べる人 20歳以上 (成人) (「ほとんど毎日食べる」の割合) 100% - 83.3% - 肉類を食べる人 減少 169.6% - - 魚介類を食べる人 増加 109.3% - - 野菜を食べる人 (男性) (緑黄色野菜またはその他の野菜 を食べるようにしている人の割合) (女性) 90%以上 - 71.4% - 99%以上 - 82.2% - (男性) 薄味にしていない人 (「していない」の割合) (女性) 35%以下 41.2% 36.7% B 20%以下 23.0% 22.7% B 成分表示を知っている人 (男性) (「知っている」の割合) (女性) 80%以上 60.1% 68.3% B 90%以上 80.3% 78.8% D (男性) 65%以上 49.2% 42.7% D (女性) 80%以上 69.1% 72.2% B 増加 - - - (男性) 45%以下 50.5% (女性) 60%以下 37.3% 増加 35回 実施 - 増加 21大字 増加 7件 目標 目標値 健 肥満(BMIが25以上) (男性) 康 の者の割合の減少 (女性) 目 標 女性のBMI正常範囲の人の増加 25%以下 手ばかり栄養法* 1 を知ってい る人(「言葉も意味も知っていた」の 割合) 行 動 ・ 学 習 目 標 成分表示を使っている人 (「参考にすることが多い」と 「時々参考にしている」の割合) バランスの良い食事を食べている人 甘いものを食べる人 学校・地域での教室の開催 団らんメニュー・忘れられないレ 環 境 シピの募集 目 標 健康づくり推進員設置大字数の増加 健康づくり応援団加盟店* 2 現状値 (平成18年度時点) - - 31回 (平成23年度) 実施 19大字 (平成24年9月現在) 15件*3 D A D A *1 手ばかり栄養法とは、恒川洋医師の考案提唱による、1日の食品目安量を簡単に自分の手で量る方法。 *2 *3 健康づくり応援団加盟店は平成 23 年度末から名称が「健康なら協力店」に変更となっている。 外食等の栄養成分表示とヘルシーメニューを提供している店舗数を掲載している。(平成 24 年 12 月現在) -35- 運動習慣 目標 目標値 (新庄 (當麻 (新庄 (當麻 102) 165) 108) 118) 平成24年度 82.9 今回値 評価 (男性) 減少 (女性) 減少 (男性) 25%以下 33.3% 28.6% B (女性) 15%以下 14.8% 14.1% A 84.9% 74.9% B 86.9% 87.8% D 30.8% 36.7% B 32.8% 30.8% D 増加 139人 延べ210人 A 運動に関心がある人 増加 - 83.9% - 健康づくり推進員設置大字数の増加 増加 21大字 19大字 D 開設 - 開設 A 開催 - 未開催*4 - 増加 4 5 A 脳血管疾患による死亡の 割合の減少 健 康 (標準化死亡比) 目 標 肥満(BMIが25以上) の者の割合の減少 (「肥満」の割合) 「運動不足」と思う人の割合の減少 (男性) (「大いに運動不足だと思う」と「少 (女性) 行 し運動不足だと思う」の割合) 動 ・ 「意識的に体を動かす」こ (男性) 学 とを少なくとも週2日以上 習 している人の割合の増加 (女性) 目 標 エントリー制度に登録する人 環 イベント情報の発信 境 目 標 お楽しみ・託児付きイベント 運動教室・イベント・ウォーキン グの会 *4 現状値 (平成18年度時点) (平成18~22年) 88.8 (平成18~22年) A A 70%以下 40%以上 子育てサポーター制度が始まったため、お楽しみ・託児付きイベントとしては開催していない。 -36- たばこ 平成24年度 今回値 評価 40.1% 33.2% A 減少 10.3% 7.1% A 減少 6.7% 禁煙を希望する人 (「やめたいと考えている」の割合) 増加 33.7% 31.0% D 喫煙に関する正しい知識を知っている 増加 - - - 目標 目標値 たばこを吸っている人の (男性) 健 減少 康 (女性) 目 (「吸っている」の割合) 標 妊婦の喫煙 減少 行 動 ・ 学 習 目 標 子どもへの取り組み実施(開催学校) 開催 現状値 (平成18年度時点) - 6.2% (平成23年度) 新庄中学校1年・ 磐城・當麻・新庄・ 新庄北6年生 A A (平成23年度) 環 境 相談窓口 目 標 「健康なら21応援団」施設*5 公共施設内禁煙 *5 増加 2箇所 2箇所 C 増加 20件 - - 増加 - 平成22年よ り庁舎内禁煙 - 健康づくり応援団加盟店は平成 23 年度末から名称が「健康なら協力店」となった際、禁煙に関しては加盟基準が変更された。 -37- こころの健康 目標 ストレス解消方法の ある人の割合の増加 ストレスで困ったとき、 健 相談できる人がいる 康 目 標 「生きがい」や「生活の はり」を感じる 過去1ヶ月間でストレス を感じている人 目標値 現状値 (平成18年度時点) 平成24年度 今回値 評価 (男性) 増加 71.0% 62.3% D (女性) 増加 70.0% 77.3% A (男性) 増加 57.8% 56.3% D (女性) 増加 83.3% 86.6% A (男性) 増加 34.9% - - (女性) 増加 31.1% - - (男性) 減少 70.1% 71.9% D (女性) 減少 77.6% 80.3% D 増加 8 増加 8 実施 - 実施 A 実施 - 実施 A 平成24年度 今回値 評価 - - サークル活動グループの増加 環 ふれあい交流の場の増加 境 目 標 ボランティア情報の発信・開設 こころの知識の普及啓発・実施 (ストレス対処法) 24 (平成23年度) 24 (平成23年度) A A 歯の健康 目標 目標値 現在歯数の増加(70歳以上) 15本以上 3歳児におけるむし歯有病率の低下 40%以下 健 康 3歳児における1人あたりのむし 1.5本以下 目 歯の数の減少 標 中学生の「むし歯なし」の (男性) 50%以上 割合の増加 (女性) 行 動 ・ 学 習 目 標 寝る前に磨く人の割合の 増加 現状値 (平成18年度時点) 13.5本 40.9% 1.4本 - 27.6% (平成23年度) 1.0本 (平成23年度) 56.3% (平成23年度) 51.2% (平成23年度) A A A A (男性) 50%以上 49.7% 52.8% A (女性) 80%以上 68.1% 71.0% B 70%以上 - - - 増加 3 未実施*6 - 実施 5 歯科保健指導 へ変更 - 実施 - 実施 A むし歯治療率の増加(3歳児) 子供対象の教室(知識普及) 環 境 歯科健診の実施 目 標 むし歯なしチャレンジエントリー制度 -38- 保健事業 目標 脳血管疾患による死亡の減少 健 康 (標準化死亡比) 目 標 行 動 ・ 学 習 目 標 目標値 (男性) 減少 (女性) 減少 胃がんによる死亡の減少 減少 基本健康診査受診率 (制度変更により、以下の項目で受診率を把握) 現状値 (平成18年度時点) (新庄 102) (當麻 165) (新庄 108) (當麻 118) 23人 平成24年度 82.9 (平成18~22年) 88.8 (平成18~22年) 13人 今回値 評価 A A A (平成18年) (平成22年) 増加 23.0% - 特定健康診査受診率 65% - 大腸がん検診受診率 増加 16.0% 肺がん検診受診率 増加 7.0% 胃がん検診受診率 増加 10.0% 子宮がん検診受診率 増加 11.5% 乳がん検診受診率 増加 6.8% 事後フォロー教室の受講人数の増加 高血圧予防 増加 11人 事業実施なし - 事後フォロー教室の受講人数の増加 高脂血症予防 増加 28人 事業実施なし - 実施 - 実施 A 実施 - 実施 A 実施 - 実施 A 受けやすい楽しい健診の実施 環 境 目 愛情手づくりポスターの作成 標 早期発見・早期治療成功例の周知 -39- 22.6% (平成23年度) 15.8% (平成23年度) 6.9% (平成23年度) 6.5% (平成23年度) 21.2% (平成23年度) 21.0% (平成23年度) D D D A A -40- 事業シート(概要説明書) 5 事業番号 担当部名 都市整備部 担当課名 建 公園館維持管理事業 事務事業名 設 事業開始年度 平成5年度~ 根 拠 法 令 葛城市二上山ふるさと公園条例・葛城市二上山ふるさと公園管理規則 課 ■ 直営 ■ 外部委託 (委託先: 実 施 方 法 □ 補助金 目 的 (何のため に) 事 セコム㈱・㈱NTTファシリティーズ関西・阪神管理サービス㈱ ㈱アスウェル・ナブコドア㈱・㈱島田防災テック (補助先: ) ) 公園の案内、観光などの問い合わせ及び清掃、施設整備などにより美観や安全性を保 ち、来園者が安全で良好に利用できるよう公園館の維持管理に努める。 対 象 (誰・何を対 象に) 公園館を利用する市民・公園来園者 業 概 外部委託による清掃及び機械警備、また自動ドア・消防設備・空調設備・電気設備な 事業内容 どの保守点検を実施し、施設の維持管理を行っている。また、職員等による施設巡回管 (手段、手法 理、日常におけるフロアー、トイレ等の清掃、そして窓口や電話などによる公園の案 など) 内、怪我や急病による救急対応(AEDの設置)、悪質利用者(ゴミの放置、ペット、自転車 の乗入れ、野球など)の対応を行っている。 要 年間約9万人の利用を頂いている二上山ふるさと公園において、安全性・快適性の確 保、維持をするための施設として、公園・観光・道の駅などの問い合わせ、公園利用申 事業の必要性 請・団体利用申込(遠足等)の受付、また公園来園者の休憩・トイレの使用及び迷子、悪 質利用者への注意の園内放送など必要である。 【歳出】 事業費 (直接経費) 従事者数 H23年度実績 H24年度実績 H25年度決算見込 12,950,000 円 11,659,000 円 13,135,000 円 0.54 人 0.52 人 0.52 人 3,897,180 円 3,752,840 円 3,752,840 円 0.80 人 0.80 人 0.80 人 897,000 円 1,062,000 円 1,062,000 円 4,794,180 円 4,814,840 円 4,814,840 円 17,744,180 円 16,473,840 円 17,949,840 円 正規職員 概算人件費 人件費 嘱託職員 臨時職員 その他職員 従事者数 概算人件費 人件費合計 総 事 業 費 参考:葛城市職員数 355名 葛城市職員平均年齢 42.7歳 基本給与平均額 3,556,103円 その他手当平均額 2,179,498円 市役所負担額(共済組合負担金1,011,972円 退職手当組合負担金568,427円) -41- 事業シート(概要説明書) 5 事業番号 H23年度実績 H24年度実績 H25年度決算見込 国・県支出金 0円 0円 0円 使用料・手数料 112,500 円 112,500 円 112,500 円 その他 ( 諸収入・参加料 ) 122,478 円 118,160 円 120,000 円 17,509,202 円 16,243,180 円 17,717,340 円 【収入】 【支出】 市の負担額(一般財源) 内 容 金 額 平成25年度 事業費の 主な内訳 設備等修繕費 350,595 円 公共施設清掃業務委託費 264,440 円 (人件費除く) 機械警備委託費 249,935 円 設備等保守点検委託費 445,985 円 活 活動指標 単位当りコスト 成果実績 (成果指標の目標 達成状況等) 事 業 の 自 己 評 価 事業目的の 達成状況 動 指 標 名 単位 H23年度実績 H24年度実績 H25年度見込 公園館付帯施設修繕業務 箇所 7 9 5 公園館清掃委託業務 回 3 3 3 公園館機械警備委託業務 日 365 366 365 公園館設備等保守点検委託業務 回 23 22 22 (総事業費/活動指標) 円 ― ― ― 単位 H23年度実績 H24年度実績 H25年度見込 86,985 89,837 成 果 指 標 名 ふるさと公園利用者 人 90,000 ふるさと公園の公園館において休憩、トイレの利用、園内放送(迷子・落し物等)、ま た車椅子の貸し出しなどを実施、市民・来館者が安全に安心して利用できる施設として 維持管理を実施している。また、雑誌などの掲載もあり市内だけでなく市外からの来園 者が多く、特に遠足(保育所・幼稚園・小学校)などに利用されている。 今後の事業の 方向性(課 市民・来館者が安全かつ安心快適に利用できる公園館として、今後も保守点検に努 題・改善計 め、快適に利用できる公園館を維持できるよう努める。2階展示室について、今後の利 画・改善効果 活用が課題となっている。 等) 近隣では、県の施設として馬見丘陵公園館があり、古墳などの展示施設がある公園館 比較参考値 の入館は無料ですが、公園館の研修室(2階)の利用は有料で貸出している。 (他自治体での類 ○研修室(概算収容可能人数40人)、(施設概算寸法(奥行×幅)10m×7m) 似事業の状況など) ・料金 4,300円(全日午前9時~午後5時) 2,200円(半日午前9時~正午)、2,700円(半日午後1時~午後5時) ・研修室利用状況(H24)利用件数 29件、日数 32日、収入 72,000円 特記事項 (事業の経緯、サー 公園館の2階展示室は現在閉鎖している状態であり、今後再活用し、市民・来館者が気 ビス利用者の声、 軽に利用できる施設としての利活用方法について、ご意見をお聞きしたい。 議論してほしい点 等) -42- 葛城市二 上山ふるさ と公園条 例 平成16年 10月1 日 条例第12 9号 改正 平成 23年12月 26日条例 第16号 (設置) 第1 条 市民の文化の向上及び福祉の増進を図るた め、 二上山ふるさ と公園を設 置する。 (名称及 び位置) 第2 条 公園の名称及び位置は、次のとおりとする 。 (1 ) 名称 二上山ふるさ と公園 (2 ) 位置 葛城市新在家492 番地1 (施設) 第3 条 公園に次の施設を置く。 (1 ) 公園館 (2 ) おもち ゃ館 (3 ) その他の公園施 設 (利用の 承認等) 第4 条 公園の全部又は一部を展示会、集会その他 これらに類する催 しのために 利用しようと する者は、あらかじめ 市長の承認を受 けなければならない。 2 市長は、利用の承認をする場合において管理上必要 があると認めると きは、 条件を付 けることができる。 (利用の 承認の変更) 第5 条 前条第1項の規定によ り利用の承認を受けた者(以下「利用 者」という 。) が当該承 認に係る事項を変更しようとするときは、市長に申 し出 て、その承認 を 受けなければ ならない。 (利用の 承認の取消し等) 第6 条 市長は、次の各号のいずれ かに該当するときは、利用の承認を 取り 消し 、 若しくは 停止し、又は承認をしないこと ができる。 (1 ) 利用者がこの規則又は 利用の承認に付した 条件に違反したと き。 (2 ) 利用者が偽りその他不 正の 手段によって承認を 受けたと き。 -43- (3 ) 公園施 設を損傷するおそれがあると認められた とき。 (4 ) 暴力団 員による不当な 行為の防止等 に関する法律( 平成3年法律 第77 号)第2条第2号に規定する暴力団 の活動を助長し 、又はその運営に資 するこ ととなる とき。 (5 ) 公園の管理上特に必要 があると認めたと き。 (原状回 復) 第7 条 利用者は、その利用が終わったとき、又は 前条の規定により 同項の 処分 を受 けたときは、速やかに当該施 設等を 原状に回復 しなければならない。 (損害賠 償) 第8 条 公園施 設を故意又は重大な過失により損傷 し、 又は 滅失した者は、 その 損害を賠償 しなければならない 。 (委任) 第9 条 この条例に定めるもの のほか、公園の管理 に関 し必要な 事項は、規則で 定める。 附 則 (施行期 日) 1 この条例は、平成16年10月1日から施行する。 (経過措 置) 2 この条例の施行の日の前日までに、合併前の當麻町公園設置条例 (平成3年 當麻町条 例第2号 )又は二上山 ふるさと公園管理 規則(平成 5年當麻町 規則第1 2号 )の規定によりな された処分、手続 その他の行為は 、それぞれ この条例の相 当規定によりなされた ものとみなす 。 附 則(平成23年条例 第16 号)抄 (施行期 日) 1 この条例は、平成24年4月1日から施行する 。 (葛城市二 上山ふるさと公園条 例の 一部改正に伴う 経過措置) 21 第 20条の規定による改正後の葛城市二 上山ふるさと公園条例第6条 の規 定は 、施行日以後 にされ る承認 の申請につい て適用 し、同日 前にされ た承認の申 請につい ては、なお従前の例による 。 -44- 公園館外観 -45- 自販機使用料 21年度 22年度 23年度 24年度 12,860 13,000 14,790 12,160 8,080 11,080 16,550 8,880 10,950 3,620 3,480 6,630 122,080 8,190 12,110 16,320 6,710 7,360 10,670 9,980 7,800 9,070 4,190 3,720 6,550 102,670 6,410 10,300 13,020 4,740 6,010 8,110 8,430 8,830 5,890 3,290 3,660 4,010 82,700 4,270 8,700 10,420 6,270 6,940 7,440 5,430 8,640 6,220 1,650 3,860 4,270 74,110 48,910 単位:円 25年度 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 合 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 計 単位:円 25年度 6,720 8,000 11,220 5,610 5,890 6,780 4,690 ※行政財産使用料 112,500円 緑化寄附金 21年度 22年度 23年度 24年度 10,893 9,288 4,419 3,914 3,008 1,669 4,600 4,230 2,344 3,176 3,941 1,910 53,392 5,162 5,565 2,196 3,259 1,282 2,981 3,591 4,284 2,991 3,603 2,816 1,623 39,353 4,792 3,971 2,303 3,813 1,429 2,410 3,633 3,627 3,197 5,604 3,268 1,731 39,778 4,958 4,132 3,586 1,016 2,317 3,654 4,523 4,439 5,458 4,348 3,797 1,822 44,050 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 合 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 計 8,676 3,200 5,463 1,728 3,125 4,508 4,742 31,442 ふるさと公園利用団体数 団体数(市内) 19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 人数(市内) 団体数(市外) 人数(市外) 3 3 2 5 7 5 4 233 311 127 483 611 443 410 団体数、人数ともに延べ数である。 -46- 68 84 58 67 57 62 39 備 考 7,539 10,049 5,767 5,497 5,595 5,160 3,962 10月末現在 -47- -48- 事業シート(概要説明書) 6 事業番号 担当部名 教育委員会 担当課名 歴史博物館 埋蔵文化財等調査事業 事務事業名 事業開始年度 平成14年度~ 根 拠 法 令 文化財保護法、埋蔵文化財の保護と発掘調査の円滑化等について庁保記75号、奈良県埋蔵文化財事務処理要綱ほか ■ 直営:教育委員会直営。なお、発掘作業・機材借上げ等の業務は外部業者委託。 □ 外部委託 (委託先: 発掘調査作業業務及び調査機材借上げ請負業者 ) 実 施 方 法 □ 補助金 目 的 (何のため に) 事 業 概 要 (補助先: ) 文化財保護法に基づき、葛城市内全域の埋蔵文化財の保護に資する事を目的とする。 対 象 葛城市内全域の埋蔵文化財(古墳・寺院跡・城跡、集落跡などの史跡) (誰・何を対 ・葛城市内には、合計840箇所の遺跡(古墳、寺院跡、集落跡、その他遺跡) 象に) ≪資料≫奈良県教育委員会発行「奈良県遺跡地図」より。 市内遺跡(埋蔵文化財包蔵地)範囲内での個人住宅の建築が予定されている場合や、緊 急調査を要する遺跡等の発見があった場合、また、大規模開発事業等から遺跡を保護す るための正確な遺跡範囲の把握のために発掘調査を行い、出土した遺構等の記録を測量 事業内容 図・写真等での記録保存を行うとともに、出土品の整理、またその調査を行い、今後の (手段、手法 市内遺跡保護のための基準資料として保存整備し、市民共有の財産としての文化財を、 など) 記録による保存という形で後世に残し、地域の文化活動等に寄与する。(個人住宅建築 に伴う事前調査及び遺跡範囲確認調査、並びに遺跡保存を前提とした遺跡の内容確認の ための発掘調査など) 文化財保護法に基づく事業実施であり、市が関与する必要がある。葛城市内の埋蔵文 化財(歴史文化遺産)を保護し、次の世代への歴史文化遺産として継承していくことが必 要であるが、埋蔵文化財は地下に埋蔵されていることから、その遺跡の重要性やその遺 跡の実態は不明なことも多く、その遺跡の様子を把握する為に、部分的に試掘を行い、 事業の必要性 当該遺跡の範囲確認及び遺構の密度、並びに遺跡の重要性などのデータ収集を行うた め、継続した調査が必要である。また、遺跡範囲内の地域での個人住宅建築に伴う事前 の発掘調査に関しては、国の指導により公費(文化財保護費)で負担することとなってお り、常時それに対処できる予算化が必要である。 【歳出】 事業費 (直接経費) 従事者数 H23年度実績 H24年度実績 H25年度決算見込 1,547,000 円 1,763,000 円 1,763,000 円 0.23 人 0.17 人 0.20 人 1,659,910 円 1,226,890 円 1,443,400 円 1.00 人 1.00 人 1.00 人 453,000 円 238,000 円 238,000 円 2,112,910 円 1,464,890 円 1,681,400 円 3,659,910 円 3,227,890 円 3,444,400 円 正規職員 概算人件費 人件費 嘱託職員 臨時職員 その他職員 従事者数 概算人件費 人件費合計 総 事 業 費 参考:葛城市職員数 355名 葛城市職員平均年齢 42.7歳 基本給与平均額 3,556,103円 その他手当平均額 2,179,498円 市役所負担額(共済組合負担金1,011,972円 退職手当組合負担金568,427円) -49- 事業シート(概要説明書) 6 事業番号 H23年度実績 H24年度実績 H25年度決算見込 国・県支出金 1,500,000 円 1,500,000 円 1,500,000 円 使用料・手数料 0円 0円 0円 その他 ( 諸収入・参加料 ) 0円 0円 0円 2,159,910 円 1,727,890 円 1,944,400 円 【収入】 【支出】 市の負担額(一般財源) 内 容 金 額 平成25年度 事業費の 主な内訳 発掘調査作業業務委託 発掘調査機材賃借料 624,960 円 (人件費除く) 調査用具等消耗品等 25,428 円 調査補助員賃金 236,230 円 活 動 指 標 名 単位 1,112,300 円 H23年度実績 H24年度実績 H25年度見込 活動指標 単位当りコスト 成果実績 (成果指標の目標 達成状況等) 事 業 の 自 己 評 価 調査件数 件 1 1 1 (総事業費/活動指標) 円 3,659,910 3,227,890 3,444,400 成 果 指 標 名 単位 調査件数 件 H23年度実績 1 H24年度実績 H25年度見込 1 1 事業目的の 達成状況 合併に伴い葛城市になったことで、埋蔵文化財包蔵地エリアも増大した。また、当該 エリア内における開発件数も共に増加していることから、当該発掘調査事業を実施する うえで、人員的に困難な状況を呈するわけではあるが、他事業等との執行において調整 のうえ本事業を実施し、その結果、徐々にまた着実に成果を上げている。 【過去数年間における、国庫補助発掘調査の事業実施状況等】 平成21・22年度 石光寺旧境内(塔跡等)発掘調査 平成 23 年度 竹内地内の古墳の発掘調査、及び石光寺旧境内発掘調査報告書作成 平成 24 年度 太田弥宮池西古墳発掘調査 平成 25 年度 太田遺跡(道の駅計画予定地内)範囲確認調査 今後の事業の 方向性(課 題・改善計 画・改善効果 等) 合併に伴い葛城市になったことで、埋蔵文化財包蔵地エリアも増大し、当該エリア内 における開発件数も共に増加している。また、分譲住宅開発等土地開発事業が増加傾向 にある中で、現場対応できる技術職員配置体制が1名と旧町体制レベルであり、更に博 物館業務と兼務であることから、博物館事業との兼ね合いに多くの困難を呈する状況で ある。埋蔵文化財を主担当とする職員が、文化財を有する他の県内市町村並みに配置で きていないことに問題と課題がある。ついては今後、文化財係の中に文化財行政業務に 対応できる専門技術職員の配置をする必要がある。 橿原市 25,800千円(7人)、桜井市 23,500千円(4人)、奈良市 11,900千円(16人)、 比較参考値 宇陀市 5,500千円(2人)、天理市 5,206千円(5人)、郡山市 5,000千円(3人)、 (他自治体での類 上牧町 8,000千円(2人)、田原本町6,000千円(6人)、明日香村5,000千円(4人) 似事業の状況など) 高田市 2,000千円(2人)、五條市 2,000千円(2人)、( )は各市の専門技術職員数 葛城市 2,000千円(2人:但し、博物館兼務) ≪参考≫開発に伴う調査件数⇒H24年度は6件(原因者負担:補助事業外)。 特記事項 本市における埋蔵文化財の調査・発掘・保存の業務については、将来の葛城市のまち (事業の経緯、サー ビス利用者の声、 づくりに欠かせない事業である。財政並びに人事的に困難な面も伴うが、関係機関と十 議論してほしい点 分に連携をとりながら計画的かつ円滑に事業が実施できるよう努めたい。 等) -50- -51- -52- 文化財 HOME > 文化財 > 文化財の紹介 > 埋蔵文化財 埋蔵文化財 埋蔵文化財とは 埋蔵文化財とは,土地に埋蔵されている文化財(主に遺跡といわれている場所)のことです。 埋蔵文化財の存在が知られている土地(周知の埋蔵文化財包蔵地)は全国で約 46 万カ所あり, 毎年 9 千件程度の発掘調査が行われています。 ・埋蔵文化財と文化財保護法 文化財保護法では,周知の埋蔵文化財包蔵地において土木工事などの開発事業を行う場合には, 都道府県・政令指定都市等の教育委員会に事前の届出等(文化財保護法 93・94 条)を,また新 たに遺跡を発見した場合にも届出等を行うよう求めています(同法 96・97 条)。出土した遺物(出 土品)は所有者が明らかな場合を除き,発見者が所管の警察署長へ提出することになっています (同法 100 条) 。 土木工事等の開発事業の届出等があった場合,都道府県・政令指定都市等の教育委員会はその 取り扱い方法を決めます。そして協議の結果,やむをえず遺跡を現状のまま保存できない場合に は事前に発掘調査を行って遺跡の記録を残し(記録保存) ,その経費については開発事業者に協力 を求めています(事業者負担) 。ただし,個人が営利目的ではなく行う住宅建設等,事業者に調査 経費の負担を求めることが適当でないと考えられる場合には,国庫補助等,公費により実施され る制度があります。 ・出土品の取り扱い 出土品については所管の警察署長に提出する必要があり,これが文化財らしいと認められる場 合,都道府県・政令指定都市及び中核市の教育委員会が文化財であるかどうかの鑑査を行います。 文化財であると認められたもので所有者が判明しないものは,原則として都道府県に帰属されま す。 ・埋蔵文化財の公開 埋蔵文化財は貴重な国民の共有財産です。大切に保存するとともに,できるだけ公開するなど 活用に努める必要があります。現在,埋蔵文化財の発掘調査成果を公開する事業が,全国各地で 行われています。文化庁では平成 7 年度から毎年,全国で話題を集めた発掘調査成果を広く集め て展示し,全国を巡回する「発掘された日本列島―新発見考古速報展―」展を開催しています。 ・ 「発掘された日本列島 2013 展」開催のお知らせ・・・埋蔵文化財を守るために 近年,社会の変化を受けて埋蔵文化財への期待が高まる一方,開発や宅地化の進行を受け,全 国で年間 9 千件程度の発掘調査が行われています。そのような状況において,適切かつ円滑な発 掘調査や,発掘された遺跡や出土品の有効的な保存・活用を行うために,埋蔵文化財全体を守る 枠組みが必要です。そこで文化庁では,平成 6 年に「埋蔵文化財発掘調査体制等の整備充実に関 する調査研究委員会」を設置し,埋蔵文化財に関する諸問題を検討し,その結果を報告してきま した。これらの成果をもとに,各地方公共団体において,埋蔵文化財を保存・活用していく取り 組みを行っています。 【委員会報告】 -53- 葛城市太田 弥宮池西古墳発掘調査終了報告 -保存目的の埋蔵文化財発掘調査- 葛城市教育委員会 2013年 3月 調 査 地 葛城市太田地内 調査原因 学術調査 調査担当 葛城市教育委員会 主査 神庭 25 25日 滋 調査面積 約 ㎡ 調査期間 2013 年 主な遺構 古墳、横穴式石室、家形石棺 主な遺物 なし 3月12日~3月22日 -54- 1.経緯と経過 弥宮池西古墳は、1980 年代以降、研究者によってその存在が確認され、小型の刳り貫き 式家形石棺をもつ古墳として認識されてきた。墳丘中ほどを古い山道が貫いており、墳丘 南半が破壊されている状況にある。その断面より、家形石棺が半分ほど空中へ突き出すと いうあり方を示している。 近年、葛城市教育委員会に対し、山道を行き来する登山者などから、発見の通報がなさ れる事例が増加してきており、また石棺の蓋を開け、中を確認するような動きもみられ始 めた。そのため、埋蔵文化財保護の見地より、何らかの措置が必要と判断された。 そこで、古墳および家形石棺の保存を主目的とし、調査計画を策定し、国庫補助事業と して発掘調査を実施することとなった。 保存の方法については、あらゆる方策を検討することとし、調査の結果明らかになった 事実をもとに、文化庁および奈良県教育委員会と密接に連絡を取り合い決定することとし た。 調査は平成 25 年3月 12 日から3月 22 日にかけておこなった。 2.発掘調査 調査地は、山林地である。調査前に地形測量を実施し、詳細な地形情報を得た後に、現 状切通しとなっている墳丘の断面を清掃し、土層断面より古墳の全容および状況を把握す ることとした。また、墳丘に関する情報を得るため、墳頂部近くにトレンチを設置し、土 層断面を確認することとした。 調査には、述べ 79 人の作業員を用いた。 墳丘断面の調査 家形石棺の露出する切通し面に対し、家形石棺を中心として、幅5mにわたって表土を 除去し、墳丘断面の土層観察を実施した。 層序は、表土下に、4層の墳丘盛土があり、その下層の地山を掘り込む形で墓壙が存在 する。墓壙は上面で幅約3m、最下面で幅約 1.4mである。家形石棺は、墓壙底の地山直上 に設置されている。墓壙形状および、断面で観察された石材の存在より、墓壙は横穴式石 室構築のためのものであることが予測された。試みに、ピンポールを刺し込み、横穴式石 室側壁相当部分について確認したところ、石材が奥に存在することが明らかとなった。こ れらのことから、家形石棺は直葬されたものではなく、横穴式石室におさめられたもので あることが明らかとなった。 石室相当部分については、石材抜き取り後、流入した土砂が入り込んでいる状況にある。 横穴式石室西側側壁については、石室構築時の裏込め土の様子が、3層にわたって観察で きた。土層断面の観察より予測される横穴式石室の規模は、玄室底面付近で約1m、玄室 高は、約 0.9mと小型のものであることが想定される。 -55- 家形石棺の調査 家形石棺については、今回形状と規模の確認を目的として調査をおこなった。 家形石棺は、凝灰岩を用いた刳り貫き式で、棺蓋、棺身の2つの部材からなる。なお、 棺蓋は 2 つに割れている状況にある。 表土除去にともなって、露出した部分の観察結果より、棺蓋の規模は、幅約 55 ㎝、長さ 70 ㎝以上(想定長 1.0m)、高さ 22 ㎝となる。天井面の平坦部の幅は、20 ㎝、4つの縄掛 け突起が削り出されている。突起の規模は、おおむね幅 12 ㎝、長さ 14 ㎝、高さ 10 ㎝であ る。棺身の規模は、幅 53 ㎝、長さ 62 ㎝以上(想定長 1.0m)、高さ 41 ㎝である。 今回の調査では、奈良県立橿原考古学研究所職員立ち会いのもと、割れた棺蓋を開け、 内部を確認している。棺内は、厚さ 15 ㎝にわたって土が堆積した状況であった。棺蓋の割 れ目より木の葉が流入しており、昆虫類の生息も見られ環境が良いとはいえない状況にあ った。 石棺内部の規模は、幅 34 ㎝、長さ 84 ㎝、高さ 27 ㎝である。棺内部は、朱彩されている。 棺蓋の内側は丸みをもたせる形で整形されている。棺身と棺蓋の接地面は、内側を高くす るように傾斜が持たされていることが棺蓋、棺身双方で確認されている。 石棺内に侵入した木の葉類は、とれる範囲で清掃をおこなった。木の葉を除去すると、 過去の報告どおり大腿骨と思われる長さ 27 ㎝、太さ約3㎝の骨の存在を確認できた。過去 の状況を知る人の話によると、劣化がかなり進行しているとのことであった。 除去した木の葉類は、すべて持ち帰り、後日フローティングによる選別を実施し、内容物 にその他の遺物が含まれていないか確認する予定である。 家形石棺および古墳の保存作業 今回の調査の目的は、家形石棺および古墳の保存にある。奈良県教育委員会文化財保存 課との協議により、現地保存することが決定された。 家形石棺については、不織布シートによって、全体を覆い、遮水のためのビニールシー トでくるみ、石棺内部への異物の侵入を防ぐこととした。さらに、墳丘を傷付けない形で、 石棺の脱落防止措置をおこなった。その後、全体を土嚢を用いて覆い、さらにその外側を 植生シートによって保護し、自然な土砂の堆積を促すこととした。 家形石棺の露出という状況は、完全に回避することができ、また、墳丘切通し面に対し ても、大規模な災害が起きない限り、崩落する危険性を減らすことに成功していると考え る。 3.まとめ 今回の調査において、墳丘の形状や規模、および家形石棺に関する詳細なデータを採取 することができた。また、家形石棺の直葬も想定された埋葬主体について、横穴式石室が 存在することが確認されたことは、大きな成果といえる。一方で、古墳の帰属時期を考え -56- るデータは一切確認されていない。これについては、今後家形石棺の形態的特徴などから、 考察していく必要があるだろう。また、石棺内部の骨の劣化が、思った以上に進行してい ることが明らかとなったことも懸念材料の一つである。石棺内部の環境の悪化は、今回の 措置によって、ある程度緩和されるものと考えるが、劣化の進行は止められない状況にあ ると言わざるを得ない。長期的な観点に立つならば、今後何らかの措置を講ずることも、 考えていかなければならないだろう。 家形石棺の露出という状況が解消されたことは、埋蔵文化財保護の観点から、意味のあ る事業となったことは確かである。ただ、上記のような問題点も内包していることも事実 であることから、今後とも当古墳については、注視していく必要があるだろう。 なお、今回の調査にあたっては、土地所有者である西川義光様に、多大なご協力を賜っ たことを、ここに明記しておく。 -57- -58- . . 葛城市役所 企画部 企画政策課 ☎0745-69-3001 -59- ✉kikaku@city.katsuragi.lg.jp
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