ごあいさつ 鶴友90号の刊行によせて 鶴水会会長 石原 忠 (11・製) 明けましておめでとうございます。 会員の皆様におかれましてはご壮健にて新 年をお迎えのこととお察し申し上げます。 昨年夏には、第42回鶴水会総会を母校水産 学部において、各支部長の皆様の参加のもと に開催することができました。各支部の活動 状況等を報告頂き、支部活動の様子や各支部 の直面している諸問題等を聞かせて頂きまし た。鶴水会をより活性化するには、活発な支 部活動及び各卒業回期ごとの同期会等により、 総会で挨拶する石原忠会長 会員相互の親睦をより深めることが大切だと 年ホームカミングデーを開催しております。 考えております。そのためには、支部長諸氏、 これは卒業生が母校に帰ってきて母校の現状 支部役員の方々や同期会の世話人の方々には に接し、恩師や学友と再会し、交流を深める 多大なご負担をおかけすることになりますが、 ことを目的にしたものです。平成26年は、昨 今後とも宜しくお願い致します。鶴水会本部 年11月8日に第6回ホームカミングデーとし としましては、各支部への支援を増やしたい て、第39回卒業生(平成3年卒業)の上田勝 と考えておりますが、現状の本会の収入状況 彦氏(水産庁漁政部)の「日本人が魚を食べ では難しいようです。その主たる原因は、我 る意味∼水産業の現状、過去そして未来」と が国の低迷する経済状況とも関連すると思う いう演題で講演がおこなわれました。ホーム のですが、新入生並びに在学生の本会への入 カミングデーの催しで本学の卒業生が講演す 会手続き者の減少です。これにより入会金が るのは今回が初めてでした。上田氏には大変 減少し会の運営に支障をきたしております。 ご多忙の中を快くご協力頂き誠に有難うござ この点を解決すべく種々努力し、多少効果を いました。厚くお礼申し上げます。 上げておりますが、まだ十分ではありません。 最後になりましたが母校水産学部の益々の なお卒業生の皆様には年会費の納入にご協力 発展と、会員の皆様にとって平成27年がよい 下さいますよう宜しくお願いいたします。 年でありますよう祈念すると同時に、併せて 長崎大学全学同窓会では大学と共催して毎 皆様の更なるご活躍を期待しております。 −1− 総会報告 第42回 鶴水会総会報告 前幹事長 石松 惇(24・生) 会員の皆様には新年を迎えられ、益々ご清 ◎入会者数がこのところ減少し、若い会員は 祥のこととお喜び申し上げます。 連絡先が実家になっているせいで年会費 2年に一度の通常総会(第42回総会)が平 納入も難しい状況である。しかしながら 成26年7月26日に長崎大学水産学部大講義室 未入会者を排除すると同窓会活動が縮小 で開催されましたので、ご報告致します。会 してしまい、活動が成り立たなくなるの 長1名と副会長2名以下49名の会員(全国15 で現在は全員を会員として受け入れてい 支部の支部代表を含む)が参加されました。 る。卒業記念品の渡し方を工夫して同窓 第42回総会は、支部長会議・長崎支部総会 会と新会員のつながりをつくることを検 に続いて、15時30分から幹事長の石松惇学内 討中である。 理事(24・生)の司会進行により、総会次第 ◎4年に一度の名簿作成について電子データ に従って実施されました。 の活用を検討。 初めに会長挨拶で石原忠会長(11・製)が ◎ホームページでの鶴友閲覧を今後検討して 挨拶を行いました。その中で矢田殖朗先生 いく。 (5・漁)の瑞宝中綬章受賞に触れられまし ◎支出について各項目で節約を心がけ、今ま た。その後、議長選出に移り、谷川昭夫氏 でと同レベルの活動を維持する。 【会計予算報告】 (18・製)が選出され、谷川議長のもとで以 下のように議案の審議が進められました。 ○平成26年度予算 山本尚俊学内理事(26・院)より収支の説 収入 5,295,832円 支出 4,100,000円 明、吉貝聖生監事(11・製)が監査報告。 繰越 1,195,832円 【会計決算報告】 ○平成27年度決算(名簿作成予定) ○平成24年度決算 収入 4,895,832円 支出 4,450,000円 収入 5,392,393円 支出 4,129,812円 繰越 445,832円 繰越 1,262,581円 ○平成25年度決算 総会終了後、長崎大学学生会館食堂ホール 収入 4,882,278円 支出 3,286,446円 で懇親会が開催されました。懇親会には招待 繰越 1,595,832円 者 矢田殖朗先生(叙勲お祝い)、合田政次 ○特別会計 先生(退職お祝い)や学生招待者(学友会役 平成24年度決算 9,244,690円 員3名)も加わり、楽しい一時を過ごしまし 平成25年度決算 9,246,769円 た。 −2− 【鶴水会新執行体制】 〔名誉会長〕 秦 章 男 荒 川 修 5製 学 部 長 留任 新任 〔 相 談 役 〕 川 崎 忠 利 2増 留任 〔会 長〕 石 原 忠 11製 留任 〔 副 会 長 〕 西 中 須 盈 多 比 良 純 一 11増 23食 留任 留任 〔監 事〕 吉 貝 聖 生 岡 本 昭 11製 30食 留任 留任 〔学外理事〕 吉 岡 壮 一 郎 林 幹 郎 14製 14漁 留任 留任 志 岐 富 美 深 野 道 菊 野 寛 岸 川 康 中 村 篤 松 村 史 北 川 安 梅 川 桂 宮 木 廉 常 本 幸 井 上 雅 雄 正 史 幸 雄 朗 彦 子 夫 利 博 19製 22生 22食 24生 25技 27生 29開 29食 31生 52化 53漁 〔学内 橘 竹 下 清 水 原 高 山 藤 田 梅 川 鶴 〕 康 史 一 治 明 二 子 子 27食 37食 49漁 20製 23技 23開 29食 49食 理事 勝 哲 健 研 久 伸 桂 朋 留任 留任 留任 留任 留任 留任 留任 留任 留任 留任 留任 幹 事 長 幹 事 幹 事 常 任 常 任 常 任 事 務 局 事 務 局 新任 新任 新任 2015.3まで 留任 留任 2015.3まで 2015.4から 総会後の懇親会 全国「鶴水会」支部長会議 叙勲された矢田名誉教授㊨と退職された合田教授㊧ −3− 学部だより 第60回 西日本新人カッター競技大会を終えて 高橋 成美(水産学科1年・右舷5番) 私たち女子カッター部は現在、1年生5人、 なりましたが、最後のレースはみんなが楽し 3年生7人で活動しています。2014年11月2 く漕ぎ切ることができました。 日に西日本新人カッター競技大会が海上保安 大会前には故障者が多く、大会2日前に肉 大学校で行われました。今年は2年生の部員 離れを起こして出られなくなってしまった人 がおらず、本来であれば引退されている3年 がいたりなど不安な部分も多くありましたが、 生から指導を受け練習を行いました。限られ 最後までみんなでチームを盛り上げて一丸と た練習時間の中で少しでも上達できるよう取 なり戦うことができたのではないかと思いま り組んできました。 す。 大会当日の天気は曇りで海況はあまり良い 今大会を無事に終えることができたのは、 状態ではありませんでした。予選リーグでは 高山先生、谷山先生、梅沢先生、お忙しい中 海上保安学校と鹿児島大学と競い、結果は2 練習に来てくださった先輩方、応援してくだ 位でした、1位で予選を突破した海上保安学 さったすべての方々のおかげだと思います。 校とは3秒差でした。悔しい思いがあふれま 今大会で経験した悔しさを忘れずに次の大 したが、次の順位決定戦でどこよりもいいタ 会に向け、また日々の練習に励んでいきたい イムを出そうと切り替えて次のレースに挑み と思います。最後になりましたが、応援して ました。順位決定戦では1位となり、海上保 くださった皆様、本当にありがとうございま 安学校がオープン参加だったため最終的な順 した。そして、今後ともよろしくお願い致し 位は3位となりました。悔しさの残る大会と ます。 予選レース、 スタート前の練習 男子クルー 曳航されて沖のスタートブイに 向かう2号艇女子クルー −4− 順位決定レースを漕ぎ終わった 女子クルー 学部だより “魚礁めぐり”シリーズ(研究室紹介)− No. 9− 漁 業 技 術 研 究 室 教授 松下 吉樹 海洋生産システム学講座に所属する漁業技 まき網漁業とイカ釣り漁業は長崎県の重要な 術研究室(以降、研究室と呼びます)は、松 漁業種類です。これらの漁業では集魚のため 下が2006年に(独)水産総合研究センター水 に集魚灯を点灯しますが、そのための燃油代 産工学研究所を退職して着任の後、発足しま は必要経費の大きな割合を占めるとともに、 した。水産学部では比較的新しい1人研究室 温室効果ガス排出の面からも検討が必要な技 で、これまでに学士16名、修士4名を輩出し 術です。研究室では発光ダイオード ました。今年は松下に加えて事務補佐員1名、 (LED)を用いた集魚灯の漁船への導入や 博士後期課程1名、学部4年生3名、短期プ 新しい使用方法の提案などを行い、省エネを ログラム留学生2名の8名で活動を行ってお 通じて経営が改善できる技術の研究を行って り、残念ながら研究室単独でソフトボール大 います。また、水産総合研究センターと一緒 会参加はできません。 に日本で一番古い機船底びき網漁業である以 私たちの研究室は、魚を収穫する技術とそ 西底びき網漁業を対象に、省エネルギー漁具 れに関連する諸問題について研究を行ってい の開発にも取り組んでいます。このように漁 ます。漁業技術の基礎は江戸時代末期にはす 業技術研究室は長崎の漁業の現場で、水産業 でに確立され、その後革新的な漁具や漁法は 界とともに活動を行っています。長崎の水産 現れていません。しかし20世紀の間に内燃機 の現場は「長大の学生さん(と多くの場合、 関や化学繊維、音響探査技術や測位技術など 呼ばれます)」にとてもやさしく接して下さ 関連技術の発達に伴い、世界の漁獲能力は飛 います。 躍的に増大しました。多くの水産資源に対し また、活動の場は国内に止まりません。研 て過剰な漁獲能力が懸念されている近年、私 究室は昨年から、世界で二番目に大きな淡水 たちは100年も経たないうちに手に入れてし 湖、ヴィクトリア湖において、水産資源を有 まったこの強力な技術を、水産資源に対して 効利用するためのプロジェクトに参画してい どのように適用すべきか、慎重に考えるべき ます。このプロジェクトの中で研究室は、湖 時期を迎えています。一方、水産業界からみ 岸の漁民の漁業活動(漁獲強度とその時空間 れば、魚価安や燃油の高止まりなどが経営を 分布)と水揚げ生物の成長と年齢を監視して 圧迫し、水産物生産の持続性が損なわれつつ います。この活動では学生を現場に連れて行 あります。こうした中、研究室では現在、漁 くことが難しいため、松下あるいは現地ス 業における省エネルギー技術の研究を中心に、 タッフが資料を日本に運び、担当する学生た いくつかの研究に取り組んでいます。例えば ちが解析などを行っています。こうして得ら −5− れた成果は国内外の学会に報告するとともに、 が無く9時30分より遅く登校した学生(職員 科学誌に投稿しています。研究室のホーム も)は研究室を掃除しなければなりません。 ページを是非ご覧下さい(http://ww- このように研究室では「サイテーゲン」が決 w2.fish.nagasaki-u.ac.jp/FISH/KEN- められています。これを守りつつ、さらに周 KYU/22Matsushita/FTL.html)。 りの人や物への気配りを努力目標にして、大 そのほか、研究室の名物には、エクセル・ 学生活の最後のステージを楽しく、そして有 ゼミと遅刻罰ゲームがあります。エクセル・ 意義に過ごせるよう全員が心懸けています。 ゼミは、将来どんなところに就職しても使う 研究室では以上のような研究活動の他にも、 可能性が高いMicrosoft Excel©を用いて、水 いろんなことを理由にした飲み会や旅行など 産学に関する統計あるいは物理解析を行う演 も行われます。例えば、漁村の宿泊所をお借 習で、全15回分が用意され、4月以降に毎回、 りして地元の方々と交流する旅などもありま 所属学生が講師を務めます。学生たちは教え す。こうした“衝動的な”イベントができる る側の経験が少ないため、年度当初のゼミは のは、少人数の研究室ならではだと思います。 グダグダでやり直しをすることも多く、卒業 鶴水会の会員の皆さま、長崎大学水産学部に 生から嫌だった活動ナンバーワンにランクさ お越しの際には、正面玄関を入って左側、徒 れていると思います。また、研究室の掃除は 歩5秒の漁業技術研究室に是非お立ち寄り下 週1回と決められているものの、特別な事情 さい。 漁業技術研究室ロゴマーク︵ gyogyou ‒ gijutsu ︶学生が考えてくれました。 kenkyushitsu 2014年度の主要メンバー イカ釣り漁船の集魚灯光の計測 ヴィクトリア湖の漁業調査 −6− 支部だより 広島支部 広島支部長 高本 幸博(22・技) 【平成26年後半を振り返って】 した。乗船学生は3年生30数名で乗船中は禁 広島支部では、平成26年の後半いろいろな 酒ということで、乗組員と合わせ65名分もみ ことがありました。8月20日に大規模土砂災 じ饅頭とシュークリームを差入れしました。 害が発生し、多数の犠牲者と避難生活を余儀 シュークリームは30回卒の金川さん勤務先の なくされる人を出すことになってしまいまし 味日本㈱の数名が船内見学され、そのお礼と た。広島支部では被害の集中した安佐南区、 して会社の方で負担していただきました。 安佐北区在住の同窓生に安否と被害の状況を 10月18日は、60回卒の村上さんが東京に転 把握するため、緊急に電話連絡を入れました。 勤になり送別会を行いました。急な計画で 被災者の皆様の手前、幸いと言ってよいのか あったためと、あいにく台風19号が通り過ぎ 解りませんが、全員の無事と被害が無かった た後で出張が延期になったりした人がいたり ことを確認し、鶴水会本部に連絡を入れまし して結局4名での送別会となりました。村上 た。こういうときが、鶴水会の最も活動する さんの今後のご活躍を期待します。 べきときで、何かあったら援助金カンパの活 11月2日は、海上保安大学校主催の西日本 動等を起こすことが、本会の本来の活動原点 カッター新人戦があり、OBは広島支部だけ であると再確認しました。 でなく関西からも応援に駆けつけていました。 この復旧活動には広島支部会員も活躍され 広島支部からは、試合前日に呉名物の「フラ ました。56回卒の由本さんが広島市中消防署、 イケーキ」を差入れましたが、各OBは別途 61回卒の森本さんが広島県警安佐北署管轄、 カンパをしました。 同じく61回卒の赤間さんが広島県警南署管轄 試合結果は男子クルー4位、女子クルー3 で活躍されました。この復旧作業では、普通 位でした。現役学生は皆礼儀正しく先輩に接 は目にすることない凄惨な現場や過酷な任務 し、お互いの交流もでき閉会式後に集合写真 を全うされ、仕事とはいえ頭のさがる思いで を撮りました。応援に駆けつけた各先輩たち す。現場では完全に安全対策が終わっていな は長崎大学水産学部に在籍してよかったと感 いため11月現在、消防署の由本さんは待機状 じた一日ではなかったでしょうか。後日、男 態が続いています。 女クルーの各キャプテンからお礼の便りを貰 9月17日は、長崎丸入港です。通称一万ト い、現役の成長ぶりを感じました。 ンバースに接岸し19日出航していきました。 11月15日は恒例になりつつある第8回広島 あいにくウイークデーであったため、広島支 支部総会を中区立町のひろしま国際ホテルで、 部では会員各自で訪問する形にし兼原船長他 原先生のご出席を頂き総勢15名で盛大に開催 乗組員の方との再会を楽しみ、私も入学同期 することが出来ました。冒頭では、8月20日 の兼原船長と久しぶりの食事で旧交を温めま の広島土砂災害による会員各位の無事と被害 −7− がなかったことの報告とそれにかかわる災害 昭和40年入学された島地さんが8年かけて卒 対策に尽力された会員についての報告、また、 業されたエピソードを楽しく話され、21回卒 総会には毎回出席されていた15回増殖卒の増 の松永さんは内海パイロット(水先案内人) 谷英雄さんが病気のため6月19日に亡くなら をされていますが定年は74歳であるなど、興 れたことを報告するとともに、全員で黙祷し 味深い話で大いに盛り上がりました。広島か 増谷さんのご冥福をお祈りました。 ら100キロメートル以上はなれた福山からも 総会では新たに作成した広島支部会則が全 4名が出席され、年齢では76歳から25歳まで 員一致で採択され、新役員陣も承認されまし 幅広い世代が「長崎大学水産学部」という た。 キーワードで全員学生時代に戻ったように楽 総会後の懇親会では、原先生から大学の近 しい時間を共有しました。最後に水産放浪歌 況をお話頂き、最年長の9回卒の倉田さんか を合唱し、より一層結束が強まり次回の再会 ら佐世保の崎辺での学生時代のお話を聞き、 を楽しみにお開きにしました。 10月18日村上さん送別会【敬称略】 金川(30回卒)、高本(22回卒)、村上(60回卒)、森本(61回卒) 第8回広島支部総会 松田 (51回) 、田村 (20回) 、金川 (30回) 、川端 (27回) 、牟田 (59回) 、越智 (26回) 、畑田 (44回) 、松永 (21回) 原先生、島地 (21回) 、藤井 (17回) 、高本 (22回) 、倉田 (7回) 、渡辺 (12回) 、鐘尾 (19回) −8− 支部だより 福岡支部 福岡支部長 前田 俊勝(17・漁) 鶴水会会員の皆様方、新年明けましておめ 抗戦』を5月29日(木)に“別府ゴルフ倶楽 でとうございます。皆様方、平成27年の輝か 部”にて、又、11月29日(土)に“別府扇山 しい羊年を爽やかなお気持ちでお迎えになら ゴルフ場”にて年2回楽しく開催し、大いに れたことと存じます。 親睦を深め合うことが出来ました。 当福岡支部の平成26年度の活動状況をご紹 尚、この他にも、大分支部との対抗戦前に 介申し上げます。 練習ラウンドを兼ねた鶴水福岡ゴルフクラブ 『平成26年度福岡支部総会』を昨年の11月 の懇親ゴルフを4月25日(金)と10月29日 15日(土)17時より福岡市天神の“平和楼本 (水)の2回行いました。 店”にて、21名の出席の下に開催致しました。 更には、従前同様、支部会員の親睦と協調 今回は、大分支部の小野支部長様(18回 関係をより円滑に推進する為に、1月25日 生)の来賓出席を頂いて、支部のご紹介並び (金)・6月28日(土)と9月26日(金)の に支部相互間の今後の交流等についてお聞き 3回に亘り、気楽に語り合える集いの『支部 し、その後の講演では当支部会員の丸山功さ 例会』を楽しく開催致しました。以上が、当 ん(23回生)に職場からの貴重な提言等につ 支部活動の直近の状況です。 いて有意義な話をしていただきました。 本年も支部会員を始め、鶴水会本部並びに 尚、その後の懇親会ではお楽しみ抽選会の催 会員各位の倍旧のご指導とご協力を頂きなが しを始め、終始和やかな楽しい雰囲気の中で ら、当支部活動を円滑に推進して参りたいと 会員相互間の懇親を深める有意義な会合を持 存じます。 つことが出来ました。 最後に、会員皆様方の今後益々のご活躍と 又、昨年同様、会員間の相互親睦を図るた ご健勝・ご多幸をお祈り申し上げますととも めの『大分支部と福岡・関門支部のゴルフ対 に、本年も宜しくお願い申し上げます。 講師の丸山さんを囲んで −9− 支部だより 関門支部 原田 圭(48・漁) 皆様におかれましては、ますますご健勝の 州マラソンを完走し、来年もチャレンジする こととお慶び申し上げます。 と報告させていただくと皆様温かく応援の言 関門支部では平成26年度も同窓会を平成26 葉をかけて下さり大変嬉しかったです。また 年11月8日(土)に18時より小倉北区鍛治町 本年の3月には有志でゴルフコンペをする話 の家庭料理の店「庄吉」にて開催しました。 が出て一緒に参加する予定となりました。 まず開会のご挨拶が猪立山支部長よりあり 最後は恒例の記念撮影、学生時代に戻った ました。その後支部長交代の議題が猪立山支 つもりでスクラムを組んで「長崎丸出港の 部長からあがり、加藤さんに支部長を交代す 歌」の大合唱を行い、再会を皆で約束し幕を ることに満場一致で決まりました。新しく支 閉じました。今回の出席者は20名でした。3 部長になられた加藤さんよりご挨拶がありま 期から28期の先輩が15名で、残り5名が43期 した。加藤さんは税理士をしており、趣味で 以降となっております。来年はもう少し若い 100キロウォークを年に3回も歩くバイタリ 人が増えそうなので皆大変楽しみにしており ティーのある方ですので関門支部は益々勢い ます。様々な世代の長崎大学水産学部の先輩 が出てくると感じました。 といろいろなお話をすることは貴重な機会だ 乾杯の挨拶が最年長の久保さんからあり祝 と感じますし、また近くに住んでいる仲間が 宴が始りました。今回初参加の塩飽さんより 増えることは大変心強いことだと思います。 ご挨拶があり、皆で歓迎しました。近況報告 今回参加出来なかった関門支部の皆様 ! ! や趣味のゴルフや学生時代の思い出話などで 来年も同じ時期に行いますので是非ご参加を 多いに盛り上がりました。私からは今年北九 お願い致します! ! −10− 同期会だより 第12回生 卒業50周年記念の同期会 湯川 幸一(12・製) 2014年10月7日に東京銀座3丁目日比谷 だったのだろう。東京オリンピックでは、女 Bar銀座8号店にて、福島君、園田君、平山 子バレ−ボ−ルで大松監督のあみだした回転 君の幹事のほか石橋君、大江君らのお世話で レシ−ブで旧ソ連チームを破り東洋の魔女と 開催された。物故者(7名)、行方知れずを いわれるなど16個も金メダルを取り世界を瞠 除く58名中20名が集合した。 目させた。 初めて同期会をしたのが、卒後42年目も さらに僕らの学生時代を思い起こしてみよ 経った2006年で、2年おきに長崎で開いてき う。現在の文教の地に入学(1960年・昭和 たが5回目の今回は東京で行なわれた。50年 35)し教養部をすごし、学部に入ったのは、 ぶりに見る顔も何名かいたが(東京でやった 僕ら12回生からであり、11期生までは佐世保 効果か)、大学での同輩は見間違うことはな 市崎辺で勉学に励んでいた。米海軍のゴルフ かった(ちなみに、筆者は10余年前に小学校 コ−スに隣接した佐世保湾内である。先輩た の50周年同窓会を経験したが、分からない者 ちが長崎に移転したのは1961年(昭和36)8 もいて話しているうちに、アッ、あんただっ 月である。筆者は全学の空手部に入っていた たかとよけいに懐かしかったものだ)。 が、佐世保の先輩空手部が演武会を行うとい 各自の近況のスピーチを終えて閉会となっ うことで、平田君、陶山君、大平君と遠征し たが、全員参加の二次会に近くのスナックに た。佐世保駅から「水大行き」(佐世保では くりだした。そこでガヤガヤと雑談中に、12 唯一の大学施設だったのだ)のバスに乗った 回生は72歳以上となっているので、同期会を が、かなりの遠地だった。寮に泊まったが旧 毎年開こうということなり、次回の来年は大 海軍施設跡とあって、2段ベットの天井の高 阪での開催が決定した。今回の上京は、富士 い部屋が思い出される。 山を車窓から見ようと新幹線で往復したが、 当時の生活ぶりは、大学出の初任給が1万 行きは曇り、帰りは晴れてはいたが、雪を 3千600円(流行歌でも歌われた)の時代で、 冠っていない富士は感動できなかった。初冠 市内電車10円。長崎大学食堂(民間の業者) 雪が例年より遅く1週間後だったようだ。 朝食20円、昼食30円、夕食30円(1日3食計 ここで、僕らが水産を卒業した1964年(昭 80円、大麦いりの飯)。筆者の下宿代が月 和39)、50年前の日本のイベントは、東海道 3500円(昼弁当の3食付(小田君、大平君と 新幹線の開通(10月1日)、それは世界に敗 の同棲、たまに晩酌付))。屋台のおでん1 戦後20年の復興を示す意義の深い東京オリン 串10円(たまに食べ残した竹串を地面にポイ、 ピック大会開催(10月10日)のための布石 屋台の親父さんには呵責の念大)。 −11− (後列)北地、矢野、浜口、林、森井、福島、三浦、堤 (中列)石原、渡辺、秋重、長谷川、小山、大平、小田、湯川 (前列)園田、大江、平山、永友 同期会だより 第18期 増殖学科「あらかぶ会」 を開催 小野 眞一(18・増) 平成26年10月26日、大分県由布市の湯平温 泉でクラス会を開催しました。小さな温泉町 ですが、石畳と小川のせせらぎ、豊後牛をは じめ盛り沢山の料理に加えて、今売出し中の 大分県のブランド魚「かぼすブリ」を味わい ながら、2年前の鬼怒川温泉以来の旧交を温 めました。 この歳になると話題は持病の話になってし まいますが、12名参加のうち2名が薬要らず とのこと。羨ましいことこのうえないが、会 次回は古希を迎える三年先の再会を約して、 話に入っていけないのも寂しい感じがしない 翌日は帰りのルートに合わせて、夢大吊橋、 でもないと持病もちの僻みも。次回はそれぞ 日田のサッポロビール工場、別府の地獄など れの持病について講演をしてもらおうと冗談 紅葉が始まった大分の秋を楽しみました。 を言いながら夜が更けるまで話が弾みました。 −12− 同期会だより ユニーク同期会 奥方同伴「17回生同期会・鹿児島大会」開催報告 畑中 進(17・増) 朝食を済ませて、大半の方がバスを利用して、 知覧観光(江戸時代の庭園が残る武家屋敷群、 特攻基地跡にある特攻平和会館)へ向かいま した。 予想通りの素晴らしい天気です。少々汗ば みながら、古さの残る立派な武家屋敷、○○ 岳 を 借 景 と し て 庭 が 造 ら れ て い る そうで、 ちょっとした江戸時代の雰囲気を味わいまし た。ここでも韓国やシンガポールからの観光 サンロイヤルホテル 客が数多く来ていた。今、円安だからなあ! 平成26年10月19日(日)午後6時、鹿児島 特攻平和会館は、何度来ても目頭が熱くなる。 市サンロイヤルホテルで長崎大学水産学部17 不戦の誓いを新たにしなければならない。 期同期会が開催されました。九州各県はもと 開聞岳を、右・左へと見ながら、池田湖を より、東京、名古屋、京都、奈良、高知等、 過ぎて、昼食会場へ、今回の世話人リーダー 全国から仲間が集まりました。特に高知から の八木君お奨めの「唐船峡そうめん流し」へ 来てくれた松本君は、7時間近くかけて参加 到着。汗ばむほどの10月とは思えない天気、 してくれました。お疲れ様でした。 タイムリーな昼食で、全員、大満足。帰途は、 まず式は、同期会の準備をした世話人の紹 予想通りの爆睡でした。(笑) 介、リーダーの八木君の地元歓迎挨拶、物故 者への黙祷、写真の撮影、竹中君挨拶のあと、 石部君の乾杯の音頭で、懇親会がスタートし ました。その中で、欠席者のメッセージ紹介、 友納君進行で参加者からの近況生報告などを 交えながら、鹿児島名物イモ焼酎を酌み交わ し、旧交を温め、楽しいひと時を過ごすこと ができたと思います。 最後に前田君の音頭で、肩を組んで歌い、 猪立山君の挨拶で宴を閉じました。仲間の皆 さんも、天然温泉と素晴らしい景色に癒され て、すっかり二日酔いも回復した模様。 ホテル13階 展望風呂 脱衣場よりiphoneで撮影 −13− 長崎大学水産学部第17回生同期会(H26.10.19 鹿児島市 サンロイヤルホテル) さて、我々17期は昭和44年3月卒業しまし が奥方同伴になっています。 た(69名)が、平成8年に、北九州小倉で白 今回、同期会の準備を担当した世話人、八 石俊郎君のアルゼンチン壮行会を行い、27年 木君、前田君、猪立山君、友納君大変ご苦労 ぶり19名が再会したのが始まりです。その時 様でした。特にリーダー八木君には最初から に、次回は4年後の西暦2000年、奥方同伴で 最後まで、完璧にプロデュースしていただき、 集まろうとなって現在に至っています。 ありがとうございました。次回は、2016年、 今回はその中で、物故者6名、連絡の取れ 広島です。関西、中国、四国の同期諸兄、よ ない方8名、を差し引いて出席可能な55名中 ろしくお願いします。 21名の参加となりました。更に参加者の6割 同期会だより 第20回生 (昭和43年入学) 同期会 田嶋 猛(20・製) 平成26年10月31日(金)に20回生の同期会 元君、増殖・中川君、製造・田嶋の3人が幹 が福岡県朝倉市の原鶴温泉 旅館 泰泉閣で開 事としてお手伝いしました。参加者は漁業4 催されました。この同期会は増殖学科が4年 名、製造7名、増殖13名の合計24名で学科ご 毎に夏季オリンピックの年に開催していたと とに6部屋に分かれて宿泊しました。 ころに、20年前頃から漁業と製造が加わり3 福岡県を代表する原鶴温泉は阿蘇山を水源 学科合同となり、年齢が60代を迎える頃から として有明海に注ぐ筑後川沿いに開けた温泉 2年毎の開催になりました。ここ数年の開催 郷として百十年以上の歴史があり、周辺は水 地は平成20年長崎市、22年 高知市、24年泉 と緑の美しい自然豊かで大変のどかなところ 佐野市と続き今年は福岡県となり、漁業・福 です。車の利用者にとっては大分自動車道杷 −14− 木ICから5分足らずと大変便利な立地と 馬渡君の乾杯で始まった懇親会では、刺身 なっています。参加者24名の交通手段は自家 に始まり、牛肉の陶板焼き、山女の塩焼き、 用車11名で、公共交通機関はJR久留米駅発 天ぷら、釜めしなど次々に配膳されましたが、 久大線ちくご吉井駅下車5名、福岡空港発高 同期生の多くは学部時代の伝統を守って飲み 速バス杷木バス停下車2名、九州新幹線新鳥 方を優先したようで、増殖・中村君の中締め 栖駅下車6名でホテルからの迎車と幹事の車 が終わってようやく料理に箸を付けていまし で移動しました。 た。2次会では幹事の部屋に約20名が集合し、 宿泊は最上階の6階で、眼下に筑後川、南 持ち込みのワイン、日本酒、焼酎を飲みなが には耳納山地を見渡す大変眺めの良い部屋に らの近況報告の続きが始まりました。そして、 案内されました。早めに到着した人たちは懇 夜が更けるとともに、ひとり欠け、2人欠け 親会までに温泉に浸かり旅の疲れを癒し、部 て午前3時に消灯となりました。 屋で寛ぎながら級友の到着を待ちました。18 平成26年の同期会参加の皆さん、福岡に来 時からの懇親会に先立って、平成28年(2016 て頂きありがとうございました。そして、大 年リオデジャネイロオリンピック)の同期会 変お大変疲れさまでした。今回は所用で参加 を長崎県で開催することが決まり、幹事には できなかった皆さん、平成28年秋に長崎でお 漁業・岡野君、製造・米原君、増殖・馬渡君 会いしましょう。 の3人が選ばれました。 以上 (後列)吉田、野村、小仲、岡野、原(保)、米原、荒木、峰松、池田、内田、原(研) (中列)園部、山本、中川、田嶋、中村、馬渡、山野、岩木 (前列)深尾、門田、草野、福元(谷口は席を外していたようだ) −15− 同期会だより 35年ぶりの再会 (27回生同窓会) 山本 晃(27・製) 27回生同窓会を平成26年10月3日に、長崎 が学生の頃に比べずいぶん綺麗になっている で開催しました。 のに驚いていました。 私たち同級生は大学を卒業して35年が経ち その後、場所を住吉の「地魚・旬菜 いか ますが、はじめての同窓会開催です。当然な 処」に移し、懇親会に入りました。懇親会に がら皆それ相応に年をめしており、思い出す は24名が参加し、昔のこと、現在のことなど、 のに苦労する方もいました。一目見て昔の面 話も尽きることなく、大いに盛り上がりまし 影がありはっきりと分かる人,年相応に風貌 た。最後には、「長崎丸出航の歌」を、千郷、 が変わった人(髪が薄くなったり白髪が増え 橘両氏の巻頭言に続き、皆で合唱し、交友を たり)にびっくりです。 深めつつ本会を終了しました。 今回は、卒業後35年ぶりの集まるというこ 盛り上がる中で、27回生の同窓会を各地で とで、大学と水産学部の見学も企画しました。 持ち回り開催しようということになり、とり 見学には17名が参加し、まずノーベル賞受賞 あえず来年(平成27年)は10月の第1土曜日 の下村脩先生の名誉博士顕彰記念館を見学し、 に福岡で開催することになりました。 その後同級生である橘君から学部の現況説明 今回は残念ながら参加できなかった皆さん、 を伺った後、学部内を一通り見て回りました。 次回は是非参加してください。楽しみにして 参加した皆さん、学部の様変わりと、私たち おります。 (後列)小牧、山本(一)、五島、坂本、村上【旧姓:佐藤】、田島夫人、船津、池田、古川、古賀(賢)、斉藤 (中列)糸瀬、橘、村上、田島、白水、山本(憲) (前列)柴崎、森(敬)、牧尾、水城、千郷、中田、曽田、古賀(康) −16− 同窓生からの寄稿 寿命を伸ばす老いの仕上げ 川原 征一郎(12・漁) 現代は、大地と人間をバラバラにしていく ような社会に思えてなりません。歪が生じて いるのです。人間は自分自身を苦しめている ことに気づいていないのです。現代社会を資 源的価値から見ると、命の姿が捨象(個々の 特殊な性質を捨てること)されて、大いなる 世界が利用すべき小さなものになり、人間の 生きている世界がどんどん小さくなっていく 様に感じられます。同時に真の意味で、生き ている時間の実感も短くなっている気がしま 今年の干支 ひつじの折紙 す。 平均寿命が伸びる現代において、毎日を健 最近は老いの仕上げを考えるようになり、 康で生きていくのは容易なことではありませ 思いの丈を広げ、深めています。自分の人生 ん。体の造りも、思いの丈も百人百様だから を「私が生まれてから死ぬまで」ではなく、 です。 「いのちがあなたを生えている」という感覚 世界は加速度的に変わってきています。ほ で、いのちがずっとつながっていく、という んの70年ほどの間に交通や通信その他の科学 思いをしています。 技術の面で著しい進歩が見られ、経済面で高 私たち一人ひとりは「命」をバトンタッチ い水準の生活を送っているのです。世界の人 しているのだという思いです。私の老いの仕 口もほぼ3倍に増加しました。 上げは、3歳児で被爆(長崎にて)した者と しかし、何の犠牲もなしにこうなったわけ して、平和への思いを折り紙(日本伝統の ではありません。人間の様々な活動による汚 技)に託して、世界を巡り世界の子どもたち 染が自然のサイクルによる回復力を超えてい へ平和と命を語りバトンタッチすることです。 ます。人間が地球にますます大きな影響を与 夢に終わるかもしれませんが・・・。 えるようになっているのです。 人間は様々な歴史を巡ってきたけれども、 このすばらしい地球を破滅寸前の状態にし いのちの働きはこれまで続いてきたし、これ ていいのでしょうか。地球を人間の永久の住 からも続いていくことを伝えたいのです。だ まいにするためにも、卵の殻のように地球を から自分だけの「命」ではないし、命に沿う 取り囲んでいる生物圏を維持する必要があり ことが人間にはずっと求められていくものと ます。 思います。 −17− 同窓生からの寄稿 長崎丸乗船実習 50代でやってみた海洋実習 金川 誠(30・食) 低いエンジン音の中で、目が覚める その気になれば、仕事帰りに長崎まで来る 「…ああ…まだ5時か…」 ゴン! ことができたのが、何だか変な気持ちです。 「ウッ、船だった。」ベッドの天井で頭を 一夜明けて天気は晴れ、中部講堂の前から うって、しっかり目が覚めた。学生室から バスに乗って新長崎漁港へ。赤迫、滑石、峠 デッキに出よう。船内通路はペンキのにおい。 の道を越え、広くきれいな港の道が、岸壁と 階段を手すりにそって登る。 まっすぐに伸びている場所に、水色と白の長 野母崎沖の朝、海面はなめらかで、時おり 崎丸が見えました。 来るゆるやかな海のうねり。藻の切れ端が、 大学生活を終えてから約30年が過ぎ、長崎 1つ流れてきては、また遠くの海面に見えな 大学も、水産学部も長崎丸も、同じ空の下に くなる。なぎの海なのに、少し船酔いして頭 あるのは分かっていても、何か遠いもののよ 痛がする。やはり長崎丸の振幅に体が合わな うに感じていました。学生時代の思い出は、 い。 今では手の届かない昔話になっています。 長崎市の方向はどこかと見まわすと、薄い その頃、早朝訓練、臨海実習、カッター訓 霧がかかった橋の向こうだ。 練、乗船実習は、避けては通れない時間でし 点呼、朝ベッカ、デッキブラシ…。 た。たくましい同級生に助けてもらい、訓練 しばらく前になりましたが、6月14日、15 や実習の時間をなんとかやり過ごした、私は 日に長崎丸での「五島灘海洋実習」を受講し そんな学生でした。 ました。前日の金曜日、会社(広島 味日本 50代半ばの年齢になって、今さら乗船実習 ㈱)の仕事を終えて、九州新幹線から「かも を喜んで受けに行くのは、皆さんからすれば め」に乗り継ぎました。夕闇が深くなり、疲 「あいつ何かおかしい」のかもしれません。 れ が 足 腰 に きたあと、トンネルを抜 け て 、 昭和57年秋、2代目長崎丸の外洋航海(バン やっと浦上駅へ到着しました。 コク∼高雄 栄養学教室の皆様の実験に同 遅い時間に乗ったタクシーで 行)で、初めて「これが外国!」を実感させ 「いまからチャンポン、食べれる店は、あ ていただきました。 りますか。」 この航海は、それからの私のライフスタイ 「この辺のチャンポン屋は、もうこの時間 ルに影響を与えた出来事でした。 は、あいとらんデスヨ。」 仕事のかたわら、スキルアップを狙って 久しぶりの大学近くは、知っている街並み 「週末学生」を放送大学で始めて、今年で8 とは別の場所のようです。 年目になります。 −18− たまに地元の大学の先生の話を面接授業で た地元の大学は、統合移転してしまいました。 聞いたり、仕事関連の勉強や長崎大学で 今ではマンションやショッピングセンターが 『D』だった統計学のリベンジなどを、通信 建っていて、以前の学び舎の雰囲気は、あま 教育で果たしたりしてきました。 り残っていません。 この授業は各都道府県で開かれており、水 鶴水会広島支部のOBの集まる機会に、時 産学部の授業がないかと、これまでも資料を おり参加しています。 調べていました。今春「五島灘海洋実習」を しばらく前に、江田島から延岡に引っ越し 見つけて申し込みました。 なさった増田さんの送別会があり、そのとき 長崎丸の放送大学での実習は、今回が初め に増田さんから崎辺の時代の大学や、佐世保 てだそうです。参加希望者が多数で、抽選 の街のお話を教えていただきました。 だった今回の実習。私だけでなく受講生にた 「青春時代をすごした場所が、今ではすっ いへん好評だったとのことです。しばらくし かり変わってしまい、残念だった。」とおっ てから2回目も開かれるようでした。私と同 しゃっていました。 じような動機をお持ちの方は、調べてみると 長崎の街もずいぶん変わってしまいました 良いかもしれません。 が、学生時代を過ごさせてもらった長崎大学 今回、実習が終わってから、大学、水産学 の水産学部が、文教町の「そこにあること」 部、研究室(海洋生物化学教室)、生協食堂 は、本当にありがたい事だと感じました。 も訪問できました。 訪ねていける場所であり、また、自宅にい 9月に広島に長崎丸が来航した時も行きま ながら大学構内をあちこちから見ることがで した。母校の雄姿を見るようで、広島港でと きる、グーグルのインターネットの画像も楽 ても誇らしい思いがしました。 しいと感じています。 広島で授業を受けている場所に、元々あっ 長崎丸 船内にて −19− 同窓生からの寄稿 同じ釜の飯の絆(端艇部同窓会開催) 海洋開発系 水産資源学教室 藤森 弘之(29・開) 去る11月22日、昭和52年入学組を中心とし また、翌日は、7名で、部活動ゆかりの地、 た端艇部OB会を、長崎市鍛冶屋町の「のさ 時津港、子々川研修所を訪問し30数年という 庵」において、我々52年入学組9名に高山先 時の移ろいを感じるとともに、時津港では、 生をはじめ4名の先輩方、2名の後輩にも加 久々にカッターを漕がせていただき青春の1 わっていただき総勢15名で開催しました。 ページが心身ともに蘇ってきました。 長大端艇部において、我々52年入学組は、 今回の会にご参加いただいた先輩方、さら 地獄と天国を味わった学年と言えるかもしれ に、ゆかりの地訪問にご同行いただき色々と ません。53年に、前年まで6連覇中だった水 便宜を図っていただいた高山先生、本当にあ 産大学校、鹿児島大学との三校定期戦の連勝 りがとうございました。 記録を途絶えさせ、部内に悲壮感が漂ってい そして、東は神奈川県川崎市から、南は鹿 たなか、我々の2期先輩の山田英行先輩を中 児島県鹿屋市から、そして西は五島から、こ 心に、漕法研究や練習メニューの見直しなど のために集まっていただいた皆さんの絆に感 諸々のご支援をいただき、54年の第23回全日 謝です。 本カッター競技大会で、長大として第18回大 会以来2回目の優勝をまさに端艇部一丸と 【参考】今回の参加者(数字は入学年次) なって勝ち取ることができたのでした。 高山久明先生、48 中村篤雄、50 山田英行、 今回の集まりは、卒業以来初めての同窓会 51 堀川浩司、52 山本重人、52 本田勇二、52 でしたが、同じ釜の飯を食ったとはこういう 松尾節夫、52 熊木敏也、52 豊田瑞樹、52 北 ことを言うのでしょうね、誰かの思い出話が、 川安彦、52 茨木義之、52 石橋哲二、52 藤森 参加者共通のものとして大きく膨らみ、それ 弘之、53 谷口順治、53 藤松啓嗣 を肴に美酒に酔うことができました。 長崎市鍛冶屋町の「のさ庵」において開催した同窓会 思い出の地、時津港でカッターを漕ぐ面々 −20− 退任教員紹介 そろそろ卒業します。 いやはや、長い間、お世話になりました! 海洋生物化学研究室 原 研治 教授(20・製) その当時の研究室は保田正人教授、石原 忠 助教授、秋山むつこ(現在は原むつこ) 助手の時代で、私が秋山さんの後任で入りま した。保田先生は長期間学部長をされており、 石原先生が研究室を切り盛りされておられま した。今と違って、当時の学部長の権威は相 当高く、運転手付きの黒塗りクラウンで送迎 されておられ、裁量経費もかなりのものだっ たと思います。また、各研究室には教授・助 教授・助手の3教員と、さらには若い女性の 研究補助員がいて、研究の補助や教授の食事 などの用意などもしておりました。現在の若 い教授の方には、にわかに信じられないよう な環境でしたので、今の先生方が可哀想でな りません。大学の運営は、各学部からの学部 長と評議員2名が集まって構成された評議員 会で行われ、従って大学の方針には学部の意 向が十分に反映されていると感じていました。 保田先生は後に学長になられましたので、大 学運営は、とても大らかで、学生はもとより、 剣岳頂上にて 教員を大事にする大学であったと思います。 昔話から始めますが、私は昭和49年、水産 さてさて、今はどうでしょう? 学部修士課程を修了すると同時に生物化学研 さて、着任から今まで、考えられないよう 究室に助手として採用されました。その時、 な期間を水産学部で過ごさせて頂きました。 大学に残ることを親爺に相談すると「お前は この間、昭和62年から内地研究員として徳島 向いていないからやめておけ」と言われまし 大学酵素化学研究センターの勝沼信彦研究室 た。やはり息子のことは良くわかっているも に行かせて頂き、タンパク質分解酵素(プロ のです。 テアーゼ)の活性化機構について木南英紀先 −21− 生(現順天堂大学学長)と共に研究を行い、 た学園生活を過ごすことができたと思います。 ここで学位を取得致しました。その後、平成 卒業された同門の皆さんに感謝です。 2年からはカリフォルニア大学サンフランシ 一方、残念な事もありました。平成16年、 スコ校に客員研究員として招聘され、やはり 先輩であり大親友であった、野崎宣征教授 プロテアーゼの研究を行いました。その間、 (食品化学)が急逝され、それ以来、私の人 長期間にわたり、石原先生には随分ご迷惑を 生観がかなり変わったように思えます。思え おかけしたことと思います。改めて感謝申し ば保田先生・田端先生・赤枝先生・槌本先 上げます。 生・笠間先生と良い人が先に逝かれ、人生の 世の動向をみると、これからのタンパク質 無情を悟ることができました。 研究には遺伝子技術が不可欠と考えていた頃、 話し変わって、最近、私の趣味はバイク 平成5年に、その技術を持った長富潔助手 ツーリングから登山に代わりました。私の車 (現在教授)を迎え入れることができました。 には常に登山用具が積み込まれています。出 それ以来、タンパク質を遺伝子の角度から攻 張の前後には必ず、テントを担いで日本アル める研究が始まりました。石原先生がご退官 プスを駆け巡っております。また、福岡の娘 された後、平成22年からはタンパク質も遺伝 に孫が誕生してから、孫を背中に背負って山 子も両方扱える、当研究室のハイブリッド女 に登ったり、最近ではキャンプを楽しんだり 性研究者であった、吉田朝美助教(現在准教 もしています。退職後は大学から離れて孫の 授)が加わり、更に研究室に活気がでてきま 世話を、と思っておりましたが、縁あって、 した。 北九州の大学で働かせて頂けることになって 考えますと、私は、若い時は保田先生、石 おります。またまた、若い学生から精気を吸 原先生に助けられ、年寄りになると、長富先 収して、一頑張りしたいと考えておりますの 生や吉田先生に助けられ、また、出来の良い で、今後とも、よろしくお願い申し上げます。 多くの学生に囲まれ、他の先生以上に恵まれ 同窓生の皆様のご健勝をお祈り申し上げます。 原教授の研究室 ※平成27年2月中旬頃には、中田 英昭 教授 並びに 原 研治 教授の最終講義が長崎大学水産学部にて開催さ れる予定です。同窓の皆様のご聴講をお待ちしております。 −22− 退任教員紹介 「点と点をつなぐ話」:退職に際して 海洋学研究室 中田 英昭 教授 鶴水会の会員の皆様には、昨年(2014年) 行った学生の皆さんそれぞれのこれまでの努 の新年号で私の研究室を紹介したばかりなの 力の賜物であり、その重みを実感します。 ですが、2015年3月に退職する予定になって さて、アップル社の創始者として知られる います。昨年11月15日に開かれた本学のホー スティーブ・ジョブズさんが、スタンフォー ムカミングデイで講義をさせていただいた際 ド大学の卒業式で行った講演の最後のメッ に述べたことの繰り返しになりますが、水産 セージ「Stay hungry, Stay foolish」は有名で 学部長在任中を含め、これまでの皆様のご厚 すが、実は私には、その講演の最初に自分の 情に対しまして、心からお礼を申し上げたい 生い立ちに関連して語っておられる「点と点 と存じます。 をつなぐ話(About connecting the dots)」 私が水産学部に着任したのは2000年5月で が強く印象に残っています。それは「点と点 した。研究室から最初の卒業生(5名)を送 をつなぐことは最初に先回りしてできること り出したのは2002年3月で、「有明海異変」 ではない。自分の信じる道を進んで、後で振 が話題になっていた頃です。その後、現在ま り返ると点と点がいつかどこかでつながり でに私の研究室の卒業生は、来年3月の予定 合っている。」という話です。私は、大学の 者も含めて合計53名、大学院博士前期課程を 研究室における人のつながりにも同じような 修了した大学院生は31名(卒業生も含む)に ことが言えるように思います。一つ一つの点 のぼります。また、博士の学位を取得した学 は小さく頼りないものかもしれませんが、そ 生は、合計9名になる予定です。2010年5月 うした点と点とのつながりを人生航路を進む に研究室の10周年と私の還暦を祝う会を開い 船のエンジンとして、また時には休養をとる ていただいた際には、国外、県外からも多数 母港として活用してほしいと願っています。 の卒業生・修了生が集まってくれて、おかげ 研究室をこれまで運営してくるにあたって、 さまで50名ほどの賑やかな会になりました。 諸先生方のほか、とくに長崎県環境保健研究 私の研究室では、海に囲まれた長崎の地の センターの山口仁士さんには大変お世話にな 利を生かして、海の環境や資源に関する幅広 りました。また、研究室の立ち上げの時には、 い分野の調査研究に取り組んできました。卒 日本学術振興会の特別研究員として岡崎雄二 業研究や修士論文の課題の多くは、大村湾・ さん(現在、東北区水産研究所)、ポスドク 有明海等の環境に関するフィールドワークや 研究員として高橋鉄哉さん、さらに最近では、 データ解析です。15年近くにわたって積み上 助教として三宅陽一さん(現在、東京大学大 げられてきた研究成果は、一緒に調査研究を 気海洋研究所)に手伝っていただきました。 −23− 深堀信子さんや白石みよ子さんには、学生と じます。 の連絡や事務手続き等をしっかりサポートし 「…水にぬれ、潮にまみれ、冷たい水や風 ていただきました。これまで大きなトラブル に身をさらすことだ。そして何よりも途方に や事故等もなく、フィールドワークを遂行す 暮れて迷うことだ。」(バスカム著「海洋の ることができましたのも、こうしたサポー 科学」より) ターに恵まれたためと感謝しています。この これまでどうもありがとうございました。 場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。 これからも時間と体力の許す限り、海の現場 最後に、これもいろんな機会に紹介してき に出て、途方に暮れて迷う機会を持ち続けた たものですが、私の好きな海洋科学者バスカ いと思っておりますので、どうぞよろしくお ムの言葉を記し、本稿を締めくくりたいと存 願いします。 ※平成27年2月中旬頃には、中田 英昭 教授 並びに 原 研治 教授の最終講義が長崎大学水産学部にて開催さ れる予定です。同窓の皆様のご聴講をお待ちしております。 お 知ら せ <平成27年度 日本水産学会春季大会シンポジウム開催のご案内> 魚介類内在性プロテアーゼ ─ 基礎から水産食品加工への応用まで ─ 現在、水産食品加工分野において、魚介類内在性プロテアーゼ(魚介類自身の持つタンパク質 分解酵素)を利用した介護食の開発や、練り製品の品質向上などが試みられています。そこで、 これまでに蓄積された魚介類内在性プロテアーゼ研究の成果と、その食品加工への応用について 総合的に論じ、今後の水産食品加工分野の発展に寄与することを目的として、以下のとおりシン ポジウムを開催します。 本シンポジウムの講演者として、平成27年3月末日をもって定年退職を迎えられる原研治先生 (20回卒)をはじめ、中国・集美大学教授の曹敏傑先生(院26回卒)、長崎県総合水産試験場の 桑原浩一氏(35回卒)、東京海洋大学准教授の大迫一史先生(院卒)、長崎大学の長富潔(32回 卒)、吉田朝美(53回卒)が参加予定です。原先生のご退職前の最後のご講演となりますので、 お近くにお住まいの同窓の皆様にはぜひご聴講いただければと考えております。 日 時:平成27年3月27日(金)午前9時30分∼ 場 所:日本水産学会春季大会会場(東京海洋大学 品川キャンパス) 尚、本シンポジウムは学会員ではない一般の方にも開かれた公開シンポジウムとなっており、 事前登録は不要です。詳しいプログラムは、日本水産学会ホームページ(http://www.jsfs.jp/) に掲載予定です。 お問い合わせは下記メールアドレスまで: 長富 潔 (32回卒)osatomi@nagasaki-u.ac.jp 吉田 朝美 (53回卒)y-asami@nagasaki-u.ac.jp −24− お 知ら せ 2015年 長崎支部新年会のご案内 テーマ: “長崎はフグ生産量日本一!「長崎とらふぐ」大試食会” 長崎支部長 北川 安彦(29・開) 2015年新年会を計画しました。皆様、本県のトラフグ生産量をご存知でしょうか。ご承知のと おり全国一の生産量を誇り、平成25年の生産量は2,400トンで全国の約50%のシェアを誇ります。 今回、本県産養殖トラフグを食べながら、新年をお祝いしたいと思いますので長崎支部の皆様に おかれましては、お誘い合わせの上、多数のご参加をお待ちします。 1.日 時:平成27年2月14日㈯ 18時∼20時 2.場 所:セントヒル長崎(長崎市筑後町4-10) 3.内 容:長崎産トラフグ 4.会 費:5,000円 注) ①出欠のご連絡は平成27年1月30日(金)までにお願いします。②問い合わせは、下記にお願 いします。 38回生 中尾 直(長崎県漁政課)連絡先:090-8832-2982 【鶴水会事務局からのお知らせ】 ○電話番号変更について 本年1月より電話番号が変わります。 新電話番号:080−6471−5965 旧電話(095−843−6404)は1月末まで通話可 ○事務局の在室時間の変更 1月∼3月(梅川桂子在室) 月/12:00∼16:00 水・金/10:00∼16:00 4月以降 (鶴 朋子在室) 月・水・金/9:00∼15:00 訃報 謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りします。 会員番号 氏 名 逝 去 会員番号 氏 名 逝 去 S29卒業:製造学科 02・2・25 武藤 功 H26.7.16 S41卒業:製造学科 14・2・14 都留 俊郎 H26.7.13 S34卒業:漁業学科 07・1・05 武内 寿生 H26.1.20 S42卒業:増殖学科 15・3・20 増谷 英雄 H26.6.19 S35卒業:漁業学科 08・1・10 高岡 桃介 H26.2.25 S53卒業:海洋開発系 26・1・11 桧谷 文彦 H26.7.15 S38卒業:増殖学科 11・3・08 中野 和好 H26.7.24 −25− 謹 賀 新 年 −26− 謹 賀 新 年 医療、 研究分野に貢献します。 地域医療に奉仕します。 長崎県地方卸売市場 長 崎 魚 市 株 式 会 社 TECHNO-SUZUTA CO,.LTD URL http://www.technosuzuta.co.jp/ 代表取締役社長 [本 社] 〒852-8116 [営業本部] 〒851-0103 [佐世保営業所] 〒858-0923 [福岡営業所] 〒816-0088 長崎市平和町24-14 中山 士朗 TEL :095-848-5221 長崎市中里町1384 TEL :095-839-3090 佐世保市日野町755 TEL :0956-28-4365 福岡市博多区板付1丁目9-18 TEL :092-418-1184 〒851-2211 長 崎 市 京 泊 3 丁目3 番 1 号 TEL 095-850-3600 FAX 095-850-3807 −27− 謹 賀 新 年 鶴 水 会 支 部 長 副支部長 監 事 理 事 同 上 同 上 同 上 同 上 顧 問 相 談 役 前田 俊勝 田嶋 猛 畑中 進 尼ケ崎雄文 前田 一郎 広村 正徳 浦川 真仁 中岡 歩 内田 純近 和田 弘喜 福 岡 支 部 (17・漁業) (20・製造) (17・増殖) (13・製造) (34・生産) (41・生産) (53・生化) (53・生管) (15・増殖) (08・製造) 事務局長兼務 会 計 監 査 渉 外 担 当 渉 外 担 当 事務局担当 渉 外 担 当 渉 外 担 当 フルノ九州販売株式会社 代表取締役社長 坂井 孝正 〒852-8003 長崎県長崎市旭町3番15号 Tel: (095) 861-3261・Fax: (095) 861-3290 支 店:西九州、北九州、南九州 営業所:長崎、佐世保、福岡、下関、萩 宮崎、延岡、鹿児島、沖縄 出張所:阿久根 バイオテクノロジー 長崎県産業振興財団の研究補助金により、 長崎大学と協同研究により開発。 現在大学や研究機関で実際に 使用されている餌が一般で使用できます。 アルテミアゴールド 長崎天幕株式会社 代表取締役社長 小 吉 泰 彦 本 社・工 場/〒850−0043 長崎市八千代町1番15号 T E L :(095)822−2412 F A X :(095)827−6169 E-mail : tenmak@tenmaku.co.jp http://www.tenmaku.co.jp ローソンさん ファミリーマート さん ココ 次男坊 さん 家庭料理・居酒屋 旬づくし 市販エサ ▲アルテミアゴールド (本品) 体長/cm ▲他社製品 メダカ稚魚が孵化してから2ヶ月間、2種類のエサを一日三回 与え続けた成長実験の結果 アルテミアゴールドで育てた稚魚は生存率が高く (ピークが高い)、 全体的に大きい(ピークが右より)。市販エサで育てた稚魚は生存 率が低く (ピークが低く)、全体的に体長が小さい(ピークが左より)。 有限会社 長崎理化学 〒851-0137 長崎市高城台1-19-1 TEL 095-830-1185・FAX 095-830-1233 HP : http://rikagaku.web9.jp/ E-Mail : rikagaku@mxa.cncm.ne.jp 石木川を守り 大村湾のナマコを守る 長崎大学 しゅん →至大橋 長大前バス停 そば幸さん せいでん 住吉さん ガソリン スタンド ホームセンター OK ←至住吉 長大前電停 アルテミアゴールド 度数/匹 水産養殖関連資材、テント、シート フィルター製作(医薬品、化学製品、製粉工場用) 長崎市家野町1番2 095−846−9749 〒850-0904 長崎市船大工町5-39 睦美ビル1F TEL 095-823-9335 店主 小山 静美・小山 太郎 《営業時間》午後5時∼午前2時迄 −28−
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