母師会評議員会だよりNO.31 - So-net

母師会評議員会だより
NO.31
愛国学園大学附属四街道高等学校 母師会
平成28年6月発行
≪ 5月21日(土) 平成28年度 第1回 評議員会 開催 ≫
母師会会長 松本恵美
先日はお忙しい中,皆様母師会総会にご出席下さいましてまことにありがとうございました。
このたび,本年度の母師会会長に選任されました松本恵美です。
至らない点も多いかと思いますが,一年間の任期を精一杯やっていきたいと思っています。
母師会の目的は先生方と父母が協力して,子供たちのよりよい成長の場を作り上げていく事です。役員一同,皆様の声を
大切にしながら学校側協力してこのような環境を整えられるよう,運営してまいりたいと思います。
保護者の率直なご意見等も伺っておりますので,各学年役員へ積極的にご意見をいただけたらと思っております。
これから一年間の任期の間,皆様どうかご支援ご協力をお願い申し上げます。
校長挨拶 吉田 英夫
皆様,こんにちは。日頃から保護者の皆様には,多大なるご協力・ご理解・ご支援を賜り感謝申し上げます。
5月に入り,ゴールデンウィークの連休も終わり,生徒も連休惚けから脱却して落ち着きを取り戻して通常の学校生活をし
ております。
5月と言うと,新緑の美しく,眩しい季節です。俳句にも「目には青葉 山ホトトギス 初がつお」(山口泰堂),また,この季
節は風光る春から風薫る初夏へと移る季節は,自然の中に何か盛り上がるような力強さを感じます。
松尾芭蕉も多分,「時あたかも良し」と感じたのでしょうか,旧暦の3月,現在の5月9日頃に深川を河合曽良を伴って「み
ちのく」に向けて出発したそうです。2年生の東北旅行も時を同じくして,5月12日(水)に出発して3泊4日の「みちのく」の
旅に行って楽しんで学習してきたところでございます。
はじめに,職員の異動についてですが,今年度は,昨年度,新採用の常勤講師・地歴公民の住田康介先生が本校1年
間でしたが,この度,公立の白井高校臨任講師として勤務されることになりました。その後任として丹羽有紗先生が常勤講
師として着任致しました。先生は,この3月に松戸にある聖徳大学を卒業したばかりの新任教師であります。3歳からバイオ
リンを弾いているそうです。また,ガールスカウト活動もされ,今もしているとのことです。また,英語の髙安先生の産育休代
替として,その間,姫野翔先生に1年間,英語の臨任講師として勤務をお願いしてきたところですが,髙安先生が勤務復帰
することに伴い終了となりました。先生は縁合って4月から植草学園に常勤講師として勤務することになりました。それから,
今年度は1クラス贈に伴い国語の非常勤講師で一昨年度,やって頂いた宇根良麿先生が勤務いたします。従って,今年
度の非常勤講師は継続する先生を含めて7人です。また,事務室では,9 年間勤務された三上裕子先生が一身上の都
合で退職され,その後任として本校卒業生の川口貴子先生が着任することになりました。
さて,学校の方は,新入生が昨年度よりは23名多い80名を迎えてのスタートで,間もなく2ヶ月が終わろうとしています。
先般,2年生は,5/12(木)から 5/15(日)に3泊4日の松尾芭蕉の「奥の細道」の足跡を訪ねての学習で「みちのく」の東北
旅行に行って参りました。平成23年に世界文化遺産に登録された平泉の中尊寺,また,東北の京都といわれた程の栄華
を誇った藤原三代が華やかに栄えた時代の歴史の香りに浸り充実した旅だったと思います。
1年生は,入学直後の2日間のオリエンテーションと担任との面談も終わり,5/13(金)の校外学習でスカイツリー,3年生は
同じ日に東京ディズニーシーに行って楽しんできたものと思います。
有意義でリフレッシュ出来た1日ではなかったかと思います。
この後,5/25(水)から3日間の中間考査が始まりますが,お子さまも今,試験勉強に備えていると思いますが,保護者の
方からも激励応援して頂ければ有り難いです。
進路については,1・2年生は,未だ先があり色々と考える時間があろうかと思いますが,3年生は,いよいよ最高学年とし
ての意識を高くして自分の希望する進路の実現に向け,これからは待ったなしの重要な期間,まさに正念場です。
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ご家庭でも,お子様の進路について一緒になって真剣に考えるなどして早く準備する必要があります。よろしくご指導の
程をお願い致します。
この3月の卒業生は45名ですが,進路決定状況を見ると,4年制大学3名(6.7%),短大6名(13.3%),専門学校32名
(71.1%),就職12名(26.7%)で,その内,本学園の上級関連学校への進路は10名(22.2%)でした。昨年度は,25.4%でした。
本校としては本学園関係への進路を毎年 20%以上にはしたいと思っております。因みに平成19年度卒業生の時は 29.2%も
いました。本校は,愛国学園大学附属ですので当然,他の大学でも何々大学附属というのと同様に多くの生徒がその附属
大学や本学園の上級関連学校への進学を第一義的に考えていただいてるように本校におきましても同様に考えて頂けれ
ば幸いであります。本校の生徒については優先的に入学が出来,しかも入学金5万円減免という特典があり,更に,大学に
ついては,平成22年度入学生から学納金を26万円の大幅な減免を行いました。従って,本校の生徒については,入学す
る場合は入学金5万円減額の特典とを併せて31万円の減額になります。成績によっては就学奨励金により学納金の内,
入学金25万円全額が免除される場合もありますので是非,愛国学園大学の方への進路も考えて頂きたいと思います。宜
しくお願いいたします。
6/1(水)には,本学園の大学・短大・保育専門の合同説明会が予定されております。2・3年生の保護者も是非聞いて頂け
れば有難いです。また,昨年も出前授業を実施したように,今年度も,愛国学園大学は6/21(火),保育専門学校,愛国学
園短大は 6/6(月)に実施する運びになっております。その際は,是非,保護者の方にも見て頂ければ有難いです。
本校では,入学以来,入り口で余り自身が持てなかった子どもさんも多少おりますが,気持ちを入れ替えて努力を継続し
ていけば必ず出口までに成果を生み出して立派に進路を決めて卒業していく生徒さんが殆どでございます。
勿論,学校としても先生方には熱心に個別指導や激励・支援などの努力をして頂いております。
他にも色々話したいこともありますが,時間の関係も有りますので,私の申し上げられなかった部分について,この後,各
部長主任,各学年主任の方から色々と話があろうかと思いますので,そちらの方でお願いしたいと思います。
では,本日は,保護者の皆様,よろしくご協議下さいますようお願い申し上げます。
教務部主任 山口 真澄
本校では,基礎学力の定着を重点努力目標とし,きめ細かくわかりやすい授業を心掛け,校内研修の一環として授業公
開を年2回実施しております。生徒の実態をしっかり把握し,意欲的に学習する態度を養い実力アップに結びつけたいと
考えております。英語・数学の習熟度別授業,情報・体育の教員二人制,音楽・書道の少人数制と教育効果が上がるように
環境を整えております。
ただ,ここ数年授業への取り組み方の格差が大きくなってきたように感じています。とても熱心に取り組む生徒がいる一方,
教科担当の指示通りに提出物さえ期限に提出しない者がいるという現状もあります。やはり,学習は一日やったから,一度
やったらその成果がすぐに目に見えるものではありません。素直な気持ちで何度も繰り返すこと,小さな努力の積み重ね
が最も大切です。
高校生活は人生の土台作りの時期です。しっかりとした基盤を作るためにも努力を惜しまず,学習や部活動に励んで欲
しいと考えております。それを学校とご家庭で連携をとりながら支えて参りたいと思っておりますのでご理解,ご協力を宜し
くお願いいたします。
生徒指導部主任 山村 剛
保護者の皆様には,日頃から本校の教育活動に御協力をいただき感謝申し上げます。
年度初めにあたり,教職員全体で生徒指導部方針等の共通理解を図り,生徒が事件・事故を起こしたり,また,被害に合
わないように継続的な指導に取り組み,生徒たちが安心して学校生活がおくれるように生徒指導部の活動を進めてまいり
ます。
現在,新年度がスタートし,1年生は新しい環境にも慣れ,2年生・3年生は新クラスにも慣れ,落ち着いた雰囲気で生活
をしております。
さて,本校教育方針に,教育の基盤を道徳教育におき親切・正直を掲げています。特に素直な心そして他人を思いやる
心を成長させていきたいと思います。また,本校においては規範意識の視点から,自ら進んで校則やマナーを遵守する態
度を身につけるよう指導をしております。特に服装・頭髪の身だしなみを整えることが重要と考えています。頭髪・制服の身
だしなみは学校を写す鏡であり,学校生活に臨む姿勢に影響をあたえます。教職員が細かな指導をいたしますが,学校
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生活での指導だけでは十分とは言えません。ご家庭においてもご協力をお願い申し上げます。
また,多感なこの時期のお子様の気持ちは,不安であり様々な悩みやストレスを抱えます。特にスマートフォンでのSNS
を利用した,いじめに関わる問題もありますので,家庭において些細な変化にご心配事があれば遠慮なく相談していただ
きたいと思います。学校と家庭で連携を図りながら見守っていきたいと思います。これからもご理解ご協力をお願い申し上
げます。
管理部主任 古川 一彦
保護者の皆様には,平素より本学の教育にご理解を賜り,ありがとうございます。
管理部の活動内容としては特に例年と大きく変わることはありませんが,本校も約四十年の月日を経て,所々リフォーム
の必要な施設・設備も多くなって参りました。今後も末長く使用していけるよう,今まで以上に丁寧に扱い,「物を大切にす
る心」を育んでいきたいと思います。この「大切にする心」そして「節約する心」を実践することこそ,本学の建学の精神にも
あります,自立した社会人の育成につながるものと思います。
おかげさまで,一昨年より始めました,職員の廃棄書類の分別につきましては,奉仕委員会との連携により,それなりの
成果をあげております。さらに,私し自らゴミ袋をあさり,ゴミの詰め直し,そして分別できる書類や再利用できる書類を選り
分けるなどして,職員室のゴミ袋の使用量を20%程度節約しております。今後も努力・工夫を重ね,節約の数値を高めた
いと思っております。
さて,本校では例年6月よりクーラーの使用を予定しております。しかし,個人レベルでの使用ではありません。まず一人
一人が健康管理に充分注意して,集団生活における全体のバランスを考えながら,環境づくりを心がけていただきたいと
思います。一個人の都合でクーラーを使用すれば,体調を崩す生徒も出てきます。3.11 東日本大震災による原発問題は
未だ解決をみておりません。夏場の電力供給は決して充分とは言えないでしょう。まだ記憶にも新しい熊本地方の大地震
の被災地ではエアコンどころではない方々も多いことでしょう。さらに地球温暖化も日々進んでいます。様々な状況に対応
し,社会と向き合う姿勢を養うことも愛国学園の教育の一環であります。今後もご協力の程,よろしくお願いいたします。
広報部主任 齋藤 良幸
日頃より広報活動にご理解・ご協力をいただきまして,ありがとうございます。
現在の広報活動の進捗状況は,プロカメラマンによる撮影も終わり,紙ベースの広告媒体(ポスター・学校案内の冊子・学
校説明会のチラシ等本校作成の印刷物)(スクール情報・各種学校情報誌,受験雑誌等に対する掲載)についてはすでに
担当者が編集作業に入っています。また,校長先生・教頭先生による拠点校中学校訪問は,これからすぐに行っていただ
きます。6月後半からは,各地区担当職員による中学校・学習塾訪問を行い,学校説明会・授業見学会に対するご案内や,
進路担当の先生および塾の教室長先生へのご説明を行います。首都圏進学フェアや私学フェアなどの外部説明会への
参加も行い,受験生確保・入学者の大幅増を目標に一層の努力をしてまいります。
現在,ホームページ上では学校内外にたくさんの情報を発信しております。トップページからは,学校行事を中心にお知
らせを掲載し,文章だけでなく写真を加えるなど,お嬢様方の学校での生き生きとした様子をお伝えしています。行事予定,
行事写真については,公表できる範囲内に限定し,必要に応じてパスワードで保護されています。このパスワード公開に
関しては,連絡簿等で,家庭連絡という形でお伝えしています。これからのホームページは,学校と家庭とを結ぶ重要な情
報をお伝えするツールとしても,もっと活用していかなければと考えています。学校の内外を問わず,たくさんの情報を発
信していきたいと思っていますので,母師会の会員の皆様からもぜひご意見をいただき,よりよいページ作りに一層励んで
いきたいと考えています。更新頻度については,他校に負けない回数とスピードを維持しております。
最後になりましたが母師会の会員の皆様にも,本校のきめ細やかでひとり一人を大切にする教育を宣伝していただき,ま
た,ご近所に受験生をお持ちのご家庭がありましたら,ぜひ本校受験を勧めていただき,広報活動の大きな力となってい
ただきたく,今後ともご協力をお願いいたします。ありがとうございました。
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第1学年主任 荒川 久子
銀杏並木にも新しい葉が繁り,陽射しも眩しい季節になりました。80名の新入生も少しずつ学校生活に慣れ,落ち着きを
見せて参りました。部活動にもほとんどの者が所属し,上級生とともに大会へ参加している生徒もいます。入学後のオリエ
ンテーションの後,担任と面談をし,不安なことや個々の状況などを確認しました。5月13日(金)は校外学習でした。水上
バスで浅草につき,三社祭の準備を見ながらの浅草散策,晴天に恵まれたこの日,地上350mスカイツリーからの眺望は
素晴らしいものでした。
今は25日から始まる高校初の中間考査に向けて勉強しています。中学校のときとは違い,「授業に出席する事」,「きち
んと成績を取ること」はオリエンテーションのときに十分伝えており,折のふれクラスでも日常の積み重ねがいかに大切かを
話しています。
また,考査後には合唱コンクールも控え練習もしていきますが,進路についても調査をしながら意識を高め,早めに対応
できるようにしていきます。
第2学年主任 金子 浩明
新緑の候,保護者の皆様方にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。日頃は本学園の教育にご協力を賜り,感
謝申し上げます。2年生となり,高校生活も中堅どころとなりました。「中だるみ」や「慣れ」から,思わぬミスをしたり,適当に
なってしまいがちです。今一度初心にかえり気を引き締めていただきたいと思います。
5月12日から15日まで松尾芭蕉「奥の細道」を訪ねて,東北旅行に行ってまいりました。中尊寺・毛越寺・松島・立石寺・
羽黒山・湯殿山を行ってきました。天候にも恵まれ実りある旅行でした。集合時間を守り,見学地でのマナーなど,よく取り
組んでいました。これも,日頃からの保護者の方々のご指導と感謝申し上げます。
進路に対しても少しずつ意識を持たせるために,6月の最初の LHR にて中間考査の結果をふまえ,現時点での評点平
均値を各自で算出させ,面談週間で活用していきたいと思います。ご家庭におきましても,進路についてのお話をする機
会を持っていただけたらと思います。今後も保護者の皆様のご理解,ご協力をお願い申し上げます。
第3学年主任
佐藤 誠
進路指導部主任
第 3 学年主任の佐藤です。今年度も引き続きお世話になりますが,よろしくお願いいたします。
生徒にとっては人生を左右するような勝負の年となります。何事も最初が肝心です。
進路実現に向けて,早期の情報収集,進路先の訪問などの対策を講じ,実際に行動に移すよう生徒に伝えています。
今までは与えられたことを実行するだけでしたが,これからは,卒業までに取り組まなければならないことはなにか,卒業後の
自己実現までの計画を含め,自己管理力「自ら学び,考え,行動する力」が求められてきます。このようなことから,書く力を
育成し,正しい生活習慣を確立することを重視したビジネス手帳(スコラ手帳)の活用を始めました。日々手帳を活用するこ
とはもちろん,総合学習の時間にもキャリアプログラムを通じて課題を解決していきます。
保護者の皆様におかれましては,厳しい社会情勢の中での進路選択になります。ぜひ,お子様の良き相談相手となり,共
に考えていただきたくお願い申し上げます。
最後の一年になりましたが,最終学年として充実した学校生活を送れるともに,希望の進路を実現できるよう応援をしていき
ます。努力を惜しまず,あきらめず,将来を切り開いていってほしいと願っております。
次の桜が咲く頃,皆さんの笑顔も満開になることを期待しています。
「第 35 期卒業生」として全員が卒業することを学年職員一同願っています。
事務長 波多野 光彦
6月から就学支援金,授業料減免等の申請の受付けを行います。
提出期限に遅れないようご注意下さい。
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