<スヌーピーテニス教室>テニスを愛する人へプレゼント ①「右足キックサーブ」②[ショットのポイント]③[ダブルスの極意] ① 「右足キックサーブ」 サーブのスピンを効かせてスピードを上げコントロールを良くするには、 左足に右足を近づければ上半身のねじりが良くできます。 最近は、フェデラーのように両足を広げたままの左足キックサーブより、マ レーやウィリアムス・シャラポアのように右足を左足に沿わせて両足又は右 足キックのジャンピングサーブが多くなってきました。 錦織圭さんにも、デ杯関係の人を通じてアドバイスしたり、フェイスブック でコメントしたりしましたが、右足キックになってサーブが安定して深くパワ ーアップしてきました。 ただ、構えた時に左手のボールが右手ラケット面の近くにあるので、肩が 回りにくく肩の故障の原因になります。 右手近くにボールをセットすれば、もっと縦振りのパワーサーブが負担なく 打てるのですが、なかなか言うことを聞いてくれません? 私のサーブは、右足が左足の前に来る、オーストラリアン・右足キック・ジャンピングサーブでした。 それと、コーチの人に、私が関学でコーチしていることを、まとめた[ショットのポイント]と[ダブルスの極意]を お送りします。 ② [ショットのポイント] 1・サービスは、深くコースをしっかり決めて落ちてから伸びのあるように、手 首の力を抜いて、ラケットの先端をシャープに振り切ること! 2・ボレーは、相手ボールの飛行線上で待ち伏せ。 中指でラケット面全体を20センチ打ちたい方向にプッシュしながら身体 全体で前に詰める。 3・スマッシュは、左手でボールをキャッチしに行き、打球ポイントに入った 所で、左手を胸に引きつけ、右手の中指でラケット面全体を右前方に振り 出す。打ちやすい所までステップをしながらタイミングを取る。 4・ストロークは、自分のリズムで、スピード・高さ・回転をコントロールして、ボールの落ちる場所をしっかり狙っ て、ラケット面全体を打ちたい方に中指で押し込む。自分が一番打ちやすい所まで、サイドステップでしっかり 動く。 チャンスボールは、出来るだけ高い打点で出来るだけ前で、自信を持って思い切る。 チャンスボールは、絶対ネットアウトしない。 決まらなくても、次のショットで、またチャンスが来るので、きわどいアウトをするよりは、安全に決まるコースに 確実に打ち込む。 ・今度テニスするときには、一緒にやってみましょうか?スヌーピーテニス・池田友彦・ ③ [ダブルスの極意] 関学に私がアドバイスしているポイントです。 1・ネットフォルト、ネットアウトをしない。相手にプレッシャーがなくなってしまうから。 2・1stサーブを攻撃的にコースと回転を考えて入れに行く。スピードだけの単調にならないように。 3・チャンスボールのボレーは、2歩前に詰めて思い切って決めに行く。決まるコースは前衛の後ろ! 4・スマッシュは、サービスラインとベースラインの間に思い切って打ち込む。中途半端に繋がない。 5・リターンは、2歩下がって構え3歩踏み込んでコースを決めておく。 ・早めにストレートのエースを決めに行き、ポーチに出にくくしておく。 6・ダブルスの極意は、忍法ロブ・相手のバックのハイボレーの上に攻撃的にロブ、抜けたら2人ともネットに つく。 7・パートナーと良く相談して、自信を持って迷わず強気で攻める。 8・全てのボールを自分のペースでコントロールして、自分のリズムで自分のテニスをする。 なかなか思うように行きませんが、チャレンジする楽しみと思ってやりましょう。 スヌーピーテニス・池田友彦・t.ikeda@qj8.so-net.ne.jp 次回は「6次元テニス・アンティシペーションテニス」?? 携帯 snoopy.tomoikeda@ezweb.ne.jp <スヌーピーテニス教室>テニスを愛する人達へ、プレゼントの続編です! ④ <6次元・アンティシペーション テニス> ☆上手な相手は、どこに打ってもそこに居て、簡単に打ち返してくる。 初心者は、ボールを懸命に追いかけて、力いっぱいボールをヒットする。 ボールが、どこに行くかはボールに聞いて~! この差は、何が原因なのでしょうか? 初心者は、<1次元>ボールをただヒットするだけ。 上級者は、<6次元>自分のボールのコースや球種で、相手がどこに返球してくるか予測して、ポジション を取って待っているのです。もっと言えば、自分のショットのコースと回転や威力で、自分の思っている所に、 相手が打つように仕掛けているのです。 <1次元>点(線)ボールをただヒットするだけで、右に飛ぶか左に飛ぶかわからない。 <2次元>線(面)左右のコースを狙って、直線的にボールを打てる。 <3次元>立体(高低)ボールの高さをコントロールして、ネット際で沈むボールやロビングがコントロールで きる。 <4次元>時間(スピードの強弱)強く打ったり、緩いボールを打ったりして、自分のリズム・ペースでヒットで きる。ライジングで早いタイミングで攻撃できる。 <5次元>(回転スピン)ボールに回転を与えて、空中でも・バウンドしてからも変化する球種が打てる。 フラット・ドライブ・スライス・サイドスピン・ムーンボール・ドロップショット・フラットサーブ・スライスサーブ・ス ピンサーブ・ツウィストサーブetc <6次元>(予測・アンティシペーション)自分のボールのコースや高低や強弱や回転等の球種で、相手が どこに返球してくるか予測して、前もってポジションを取って待っています。 (これをアンティシペーションと言います) 相手の、クセや得手・不得手も影響しますが、 上手く攻めた時には「ここしか返球できない」コースが分かってきます。 ☆どんなショットの返球も、①ストレート②クロス③ロビングの3か所あるわけですが、一番確率の高い①を待ち ながら、②③もケアーして守っています。 ☆人がやっているのや、テレビでテニスを見て、サーブはどのコースにどんな球種で来るのか? ☆レシバーはどのポジションに構えてどこにどんなリターンを打つのか?予想してみて下さい。 ☆ラリーで、どこに返球すれば攻撃になり、どこに返球すれば相手のチャンスボールになるか? ☆ボレーはどのポジションで構えて、前につめながらどのコースに決めているか? <これが6次元・アンティシペーション・テニスの楽しさです! スヌーピーテニス。池田友彦! 次回は⑤<幽体離脱>?⑥<メンタリズム>?? ⑤<幽体離脱>(自分をコントロールする) ☆自分の後方上部に、もう一人の自分が居て、コート全体を見渡してコーチしてくれる。 人のテニスを見ていると、 ①1stサーブが入らない。 ②凡ミスで、ネットアウトが多い。 ③チャンスボールなのに攻撃していない。 もっとこうすれば良いのにと思うことが多々あるでしょう。 ☆当人は、一生懸命やっているつもりですが、 「冷静に状況判断し、適切なアドバイスをしてくれるコーチを、自分自身がする」のです。 ① 緊張して力んでいないか。 ② コート上で、自分のポジションは正しいか。 ③ 相手が次にどこに打ってくるか予測する。 ④ 守る球と攻める球を判断する。 ☆広いテニスコートの中を、無我夢中でボールを追い回していたのでは、疲れるばかりです。 心・技・体を客観的に観察し、自分が自分をコーチして適切に動かしていきます。 一つのショットを打つだけでなく、相手の動きや、風や太陽の向きさえも、「セルフコーチ」がアドバイスして、 自分自身をコントロールするのです。 ☆有名なプロサッカー選手が同じようなことを言っていました。自分の動きだけでなく、相手選手や味方の選 手の動きを、もう一人の自分が、上空から見ていて指示を出してくれるというのです。 ☆ダブルスに於いては、自分と後方にいるパートナーや、相手2人の動きも、広い視野で見なければなりませ ん。 ☆「幽体離脱」して、「セルフコーチ」と一緒に、テニスをもっとエンジョイして下さい! スヌーピーテニス・池田友彦 ⑥次回は<メンタリズム>(相手をコントロールする) ポストの高さは1.07m。太さは直径15cm以下。 ネットの高さは中央で91.44cmなければならない。 ⑥<メンタリズム>(相手をコントロールする) ☆ 最近TVでDAIGOが「メンタリズム」で、相手の行動をコントロールして予見するのを見ます。 メンタリズムは、人の深層心理を読み取ってコントロールしているので、マジックや超能力ではありません。 ☆ メンタリズムは「観察力」だと言います。 相手の視線・口元・足の向き等、こちらの質問や誘導による反応を、しっかりキャッチするのです。 ☆ テニスでメンタリズムを用いて、相手をコントロールするために、相手の動きを観察してみましょう。 ① サーバーに対して、レシーバーが前の方で構えると、強いサーブで押そうと、センターやボディーの コースが多くなります。レシーバーが後方に構えると、サイドが広く開いて見えるので、ワイドサーブが 多くなります。 ② 前衛の重心が右か左か、足のつま先はどっちを向いているか、視線はどこを見ているか、ラケットは フォアー・バックどちらのグリップをしているかなどで、相手がポーチに出るかどうか判断します。 ③ 前衛がネットに詰めて構えて、相手にロビングを上げさせます。ネットに詰めながら、意識はスマッシ ュの態勢です。 ④ レシーブの時に、ストレートの前衛をチラチラ見ながら、フォアーハンドの強打の素振りをして前衛を 引きつけておいて、踏み込みながらロビングを上げて頭を越します。 ⑤ ポーチに出ると見せかけて戻るフェイントやダブル・フェイントでポーチに成功すると、テニスって本 当に楽しいし、奥が深いな~と思います!! ☆相手の色々な仕草を観察して、コースを読むのですが、一歩進んで、こちらの動きやポジションの取り方で、 相手にこちらの思うコースに打たせることができると、 <6次元・アンティシペーション・テニス>の上を行く <ウルトラ7次元・メンタリズム・テニス>が、究極のテニスと言えるでしょう。 スヌーピーテニス・池田友彦
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