Avaya Aura Messaging ユーザーガイド

Avaya Aura® Messaging ユーザーガイド
リリース 6.3.1
第1版
2014 年 7 月
© 2014 Avaya Inc.
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ために十分な注意を払っておりますが、Avaya はいかなる誤りに対
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る権利を保有しています。
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「ドキュメント」 とは、Avaya が一般に製品およびホステッドサー
ビスのユーザーに対して提供する製品情報、操作方法、性能規格な
どを含む情報のことです。Avaya は、これらをさまざまな媒体で発
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詳細は、Avaya または Avaya チャネルパートナーへお問い合わせ
ください。
ライセンス
Avaya の Web サイト (HTTP://SUPPORT.AVAYA.COM/
LICENSEINFO) または Avaya が指定する後継サイトに掲載のソフ
トウェアライセンス条項は、Avaya または Avaya チャネルパート
ナーとの取引契約に基づき、Avaya Inc.、Avaya 関連会社または
Avaya チャネルパートナー (これらのうちいずれか該当するもの)
から購入した Avaya ソフトウェアをダウンロード、使用および/ま
たはインストールしたすべてのユーザーに適用されます。 Avaya、
Avaya 関連会社、または Avaya チャネルパートナー以外からソフ
トウェアを入手した場合、書面による Avaya との同意が別にない
限り、Avaya はこのライセンスを拡張しません。また Avaya は、
ライセンスなしにソフトウェアを使用・販売する人物に対して法的
措置を取る権利を保有します。 本ソフトウェアをインストール、
ダウンロードまたは使用するか、第三者によるこれらの行為を許諾
したお客様と、お客様が代表している会社 (状況に応じて、以下
「お客様」 または 「エンドユーザー」 といいます) は、本条件に同
意したこととなり、この場合、お客様と AVAYA INC. または該当す
る AVAYA 関連会社 (以下 「AVAYA」 といいます) との間に法的拘
束力を持つ契約が成立します。
Avaya は、サイト内および Avaya が提供しているドキュメントに
おいて参照されているリンク先の Web サイトのコンテンツや信頼
性について一切責任を負いません。 Avaya は、これらのサイトに
記されている情報、記述、内容に関して責任を負いません。また、
そこで説明・提供されている製品、サービス、情報を必ずしも是認
するものでもありません。 Avaya は、これらのリンクが常に機能
することは保証していません。当社はリンク先ページの可用性を
管理することはできません。
Avaya は、下記にライセンスの範囲が詳述されている旧 Nortel フ
トウェアを除いて、お客様に対し下記の種類のライセンスを付与し
ます。 なお注文書にライセンスの種類が明記されていない場合に
は、指定システムライセンスが付与されます。 ライセンスの数と、
ライセンス対象性能の単位は、お客様へ提供される他のドキュメン
トまたは資料に別途明記されていない限り 1 とします。 「ソフト
ウェア 」とは、スタンドアロン製品、ハードウェアにプレインス
トールされている製品またはハードウェア上でリモートにてアク
セスされる製品、およびこれらのアップグレード、アップデート、
保証
バグフィックスまたは修正版として、Avaya または Avaya チャネ
Avaya のハードウェアおよびソフトウェアは、Avaya による限定保 ルパートナーが提供する、オブジェクトコード形式の Avaya のコ
証付きです。 限定保証の条件については、売買契約書を参照して
ンピュータプログラムを意味します。 「指定プロセッサ」 とは、
ください。 また、Avaya の標準保証規約、およびこの製品の保証
単一のスタンドアロンのコンピュータデバイスを意味します。
期間中に利用可能なサポート情報は、Avaya サポート Web サイト 「サーバー」 とは、複数のユーザーが利用するソフトウェアアプリ
(http://support.avaya.com) または Avaya が指定する後継サイトに
ケーションをホステッドする指定プロセッサを意味します。 「イ
掲載されています。 米国およびカナダ以外の正規の Avaya チャネ
ンスタンス」 とは、(i) 1 台の物理マシンにおいて、または (ii) 1 台
ルパートナーから製品を購入された場合は、保証の提供元は Avaya
のソフトウェア展開済み仮想マシン (「VM」) またはこれに類する
ではなく、この Avaya チャネルパートナーとなることにご注意く
デプロイメントにおいて、特定の時間に実行されるソフトウェアの
ださい。
単一のコピーを意味します。
「ホステッドサービス」 とは、Avaya または正規の Avaya チャネル ライセンスタイプ
パートナー (いずれか該当するもの) のいずれかからお客様が入手
するホステッドサービスサブスクリプションであって、該当のホス 指定システムライセンス (DS): エンドユーザーは、注文書に明記
されている台数を限度として、指定プロセッサにのみ本ソフトウェ
テッドサービスに関するホステッド SAS またはその他のサービス
アの各コピーまたはインスタンスをインストールして使用するこ
説明書に詳述されるもののことです。 お客様が購入されたのがホ
ステッドサービスサブスクリプションの場合、上記の限定保証は適 とができます。 Avaya では、注文書に明記されている指定プロセ
用されません。ただし、お客様は、該当のホステッドサービスに関 ッサの識別に必要な、種類、シリアル番号、機能キー、インスタン
ス、場所または他の固有情報の提供をお客様にお願いする場合があ
するお客様向けサービス説明書に詳述されたホステッドサービス
る他、Avaya 指定の電子的手段により前述の情報の提供をお願いす
に関連して、サポートサービスを受けることができます。 詳しく
は、Avaya または Avaya チャネルパートナー (いずれか該当するも る場合もあります。
の) にお問い合わせください。
ホストサービス
以下は、お客様が Avaya または Avaya チャネルパートナー (いず
れか該当するもの) からホステッドサービスサブスクリプションを
購入された場合に適用されます。ホステッドサービスの利用条件
は、Avaya の Web サイト (HTTP://SUPPORT.AVAYA.COM/
LICENSEINFO) の 「Avaya Terms of Use for Hosted Services」 リ
ンクまたは Avaya が指定する後継サイトに掲載されており、これ
はホステッドサービスにアクセスするかまたはこれを利用するす
べての者に適用されます。 ホステッドサービスにアクセスするか
これを利用した、あるいは第三者によるこれらの行為を許諾したお
客様と、お客様が代表している会社 (状況に応じて、以下 「お客
様」 または 「エンドユーザー」 といいます) は、利用条件に同意
したこととなります。 会社またはその他の法人を代表して利用条
件に同意したお客様は、当該会社を当該利用条件に従わせる権限を
有していることについて表明したこととなります。 当該権限を有
していないか、または当該利用条件に同意できないお客様は、ホス
テッドサービスへのアクセスまたはその利用を行ってはならず、ま
たホステッドサービスへのアクセスまたはその利用をいかなる者
に対しても許可してはなりません。 お客様によるホステッドサー
ビスの利用は、ホステッドサービスに関する契約の下でお客様が購
入されたライセンスの数および種類によって限定されます。ただ
し、一定のホステッドサービス (該当する場合) については、お客
様は、契約ライセンスの特定基準を超えた実際の利用量に応じて請
求が行われるフレックスライセンスを利用できる場合があります。
該当のホステッドサービス向けライセンス、フレックスライセンス
同時ユーザーライセンス (CU): エンドユーザーは、許諾された、
同時に本ソフトウェアにアクセスし本ソフトウェアを使用するこ
とができるユニットの数を上限として、複数の指定プロセッサまた
は 1 台以上のサーバーに本ソフトウェアをインストールして使用
することができます。 「ユニット」 とは、Avaya が単独の裁量で
ライセンス料設定の基礎とする単位を意味します。なおユニット
には、エージェント、ポートもしくはユーザー、個人もしくは職務
名義 (ウェブマスター、ヘルプデスクなど) の電子メールもしくは
ボイスメールアカウント、または本ソフトウェアで使用する管理デ
ータベースにおいて 1 人のユーザーと本ソフトウェアのインター
フェイスとなるディレクトリエントリが含まれますが、これらに限
定されません。 ユニットは、認識されている特定のサーバーまた
は本ソフトウェアのインスタンスにリンクすることができます。
指定ユーザーライセンス (NU): お客様は、(i) 承認された指定ユー
ザー (以下に定義) あたり単一の指定プロセッサまたはサーバー上
に本ソフトウェアをインストールして使用する、または (ii) 承認さ
れた指定ユーザーのみが本ソフトウェアにアクセスして使用する
場合に限り、サーバー上に本ソフトウェアをインストールして使用
することができます。 「指定ユーザー」 とは、Avaya が本ソフト
ウェアへアクセスし本ソフトウェアを使用することを明示的に認
めたユーザーまたはデバイスを意味します。 Avaya の単独裁量権
により、「指定ユーザー」は、制限なく、名前、会社の役職(ウェ
ブマスター、ヘルプデスクなど)、個人または会社の役職名での電
子メールまたはボイスメールアカウント、またはソフトウェアによ
り使用される管理データベース内でユーザー 1 名がソフトウェア
を使用できるディレクトリ項目などを指します。
シュリンクラップライセンス (SR): お客様は、本ソフトウェアに
付属するか適用される 「シュリンクラップ」 または 「クリックス
ルー」 ライセンス (以下 「シュリンクラップライセンス」 といい
ます) といった使用許諾契約の条件に従い、本ソフトウェアをイ
ンストールして使用することができます。
著作権
他に明示的に記されていない限り、Avaya が提供しているサイトの
コンテンツ、ドキュメント、ソフトウェア、ホステッドサービス、
ハードウェアを使用することはできません。 Avaya が提供してい
る当サイトのコンテンツ、ドキュメント、ホステッドサービス、製
品 (コンテンツの選択、配置、デザインを含む) の所有権は Avaya
またはそのライセンス供与者が保有しており、著作権法や他の知的
財産権法 (データベース保護に関する独自の権利を含む) によって
保護されています。 Avaya が明示的に許可した場合を除き、コン
テンツ全体またはその一部 (コードやソフトウェアを含む) も、そ
の手法を問わず、修正、模写、複製、再版、アップロード、投稿、
転送、配布することはできません。 Avaya の書面による明確な同
意なしにこれらを複製、転送、配布、保存、使用することは、適用
法のもとで刑事上および民事上の犯罪になる場合があります。
仮想化
各製品には、固有の発注コードおよびライセンスの種類が割り当て
られています。 製品の各インスタンスのライセンス供与および注
文は、個別に行う必要があります。 例えば、エンドユーザーまた
は Avaya チャネルパートナーが同じ種類の製品のインスタンスを
2 つインストールする場合、その種類の製品を 2 つ注文する必要が
あります。
サードパーティコンポーネント
「サードパーティコンポーネント」 とは、ソフトウェアまたはホス
テッドサービスに含まれる特定のソフトウェアプログラムまたは
その一部に、サードパーティ契約にもとづいて配布されるソフトウ
ェア (オープンソースソフトウェアを含む) を意味します (以下、
「サードパーティコンポーネント」)。この契約には、ソフトウェア
の特定部分についての使用権に関する条項 (以下、
「サードパーティ
条項」) が含まれています。 必要に応じ、配布された Linux OS ソ
ースコード (Linux OS ソースコードを配布した製品) に関する情報
について、またサードパーティコンポーネントの著作権所有者や適
用されるサードパーティ条項を特定するには、ドキュメントまた
は Avaya のサポート Web サイト (http://support.avaya.com/
Copyright) または Avaya が指定する後継サイトをご覧ください。
お客様は、そのようないかなるサードパーティコンポーネントのサ
ードパーティ条項にも同意するものとします。
サービスプロバイダへの注記
本製品またはホステッドサービスは、ホスティングを許可しないサ
ードパーティ条項に準拠したサードパーティコンポーネントを使
用し、そのために別途ライセンスが必要となる場合があります。
お客様は、かかるライセンスの許諾を受ける責任を負います。
通信不正利用の防止
「通信不正利用」とは、未承認のユーザー (例えば、従業員、代理
店、下請け業者、または代理業者以外のユーザー) がお客様の通信
システムを許可なしで利用することです。 お客様のシステムに関
連した通信不正利用のリスクがあるということ、さらに通信不正利
用が行われた場合、お客様の通信サービスに対して相当額の追加請
求が生じる結果になりますのでご注意ください。
Avaya Toll Fraud Intervention (Avaya 通信不正利用防止ライン)
通信不正利用の被害にあっている疑いがあり、技術的な支援または
サポートが必要な場合、米国およびカナダ在住のお客様は
Technical Service Center Toll Fraud Intervention Hotline 8 (Tel:
+1-800-643-2353) へお電話でご連絡ください。 その他のサポート
の電話番号については、Avaya サポート Web サイト (http://
support.avaya.com) または Avaya が指定する後継サイトをご覧く
ださい。 Avaya 製品にセキュリティ上の脆弱性が疑われる場合
は、Avaya まで E メールにてお問い合わせください。宛先:
securityalerts@avaya.com
商標
本サイトならびに Avaya 提供のドキュメント、ホステッドサービ
スおよび製品に表示されている商標、ロゴ、サービスマーク (以下、
「マーク」) は、Avaya およびその関連会社、もしくはその他サード
パーティの登録/未登録商標です。 ユーザーは、Avaya またはマー
クを所有している可能性がある第三者の書面による事前の許可な
く、これらのマークを使用することはできません。 当サイト、ド
キュメント、ホステッドサービス、製品に含まれているいかなるも
のによっても、Avaya または該当するサードパーティの明確な同意
なく、黙示的にも禁反言にも、マークのライセンス供与または権利
を認めるものとして見なすことはできません。
Avaya は、Avaya Inc.の登録商標です。
Avaya 以外の商標は、各所有者の財産です。 Linux® は、Linus
Torvalds の米国およびその他の国における登録商標または商標で
す。
ドキュメントのダウンロード
ドキュメントの最新版については、Avaya サポート Web サイト
(http://support.avaya.com) または Avaya が指定する後継サイトを
ご覧ください。
Avaya サポートの連絡先
製品またはホステッドサービスの案内や記事を確認したり、Avaya
の製品またはホステッドサービスに関する問題を報告したりする
場合は、Avaya サポート Web サイト (http://support.avaya.com) に
アクセスしてください。 サポートの電話番号およびお問い合わせ
先については、Avaya サポート Web サイト (http://
support.avaya.com) または Avaya が指定する後継サイトにアクセ
スし、ページの下までスクロールして、「Contact Avaya Support」
を選択してください。
目次
章 1: 概要説明........................................................................................................................ 7
Messaging の概要.............................................................................................................. 7
前提条件............................................................................................................................ 7
電話ユーザーインターフェイスの概要................................................................................. 7
任意の電話からメールボックスにアクセスする.................................................................... 8
デスクフォンまたはソフトフォンからメールボックスへのアクセス...................................... 8
メールボックスの初期化..................................................................................................... 8
ユーザー設定へのログイン............................................................................................... 10
章 2: メールクライアントから Messaging へのアクセス.................................................. 11
Messaging ツールバー...................................................................................................... 11
ボイスメッセージ再生の要件...................................................................................... 11
PC で再生.................................................................................................................. 11
電話機で再生............................................................................................................. 12
音声応答.................................................................................................................... 13
音声転送.................................................................................................................... 14
発信/送信者へ自動コールバック.................................................................................. 15
コールプログレス....................................................................................................... 16
電子メールクライアント(Outlook)の設定....................................................................... 16
Avaya メッセージストア向け Outlook 2013 の設定...................................................... 17
Avaya メッセージストア向け Outlook 2010 の設定...................................................... 18
Avaya メッセージストア向け Outlook 2007 の設定...................................................... 20
Avaya メッセージストア向け Outlook 2003 の設定...................................................... 22
削除済みメッセージの削除......................................................................................... 23
ボイスメッセージ............................................................................................................. 24
MWI およびメッセージステータス.............................................................................. 24
親展メッセージ.......................................................................................................... 25
移動済みメッセージ................................................................................................... 25
自動削除通知 と メッセージの保持.................................................................................... 25
配信不能レポート通知...................................................................................................... 25
章 3: ファックス.................................................................................................................. 27
受信ファックス................................................................................................................ 27
アウトバウンドファックス............................................................................................... 27
アウトバウンドファックスクライアントのインストール.................................................... 28
アウトバウンドファックスの送信..................................................................................... 28
アウトバウンドファックスジョブの変更............................................................................ 29
使用環境にリモートファックスプリンタを追加する........................................................... 30
リモートファックスプリンタのパスワード変更.................................................................. 30
章 4: Messaging のカスタマイズ....................................................................................... 32
ユーザー設定について...................................................................................................... 32
ユーザー設定へのログイン............................................................................................... 32
基本設定.......................................................................................................................... 33
Messaging アクセス番号............................................................................................ 33
4
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
お問い合わせ先:infodev@avaya.com
2014 年 7 月
目次
[アカウント情報]..................................................................................................... 33
[ロケーションおよび言語]........................................................................................ 34
携帯電話またはポケットベル...................................................................................... 34
メッセージのブロックオプション ............................................................................... 35
受信ファックス用電子メールアドレスの定義............................................................... 35
アウトバウンドファックス用 TSID の設定................................................................... 35
電話機で再生............................................................................................................. 36
アテンダント............................................................................................................. 36
Reach Me 設定................................................................................................................ 36
発信者カテゴリ.......................................................................................................... 37
通話処理.................................................................................................................... 37
Reach Me 番号の定義................................................................................................ 38
Reach Me スケジュールの定義................................................................................... 39
TUI を使用して Reach Me を再度有効にしたときのデフォルト設定.............................. 39
Reach Me 設定のテスト............................................................................................. 39
Notify Me 設定................................................................................................................. 40
電話通知の設定.......................................................................................................... 40
電子メール通知の設定................................................................................................ 41
ファックスの電子メール通知設定............................................................................... 42
My Phone 機能の設定....................................................................................................... 42
自動再生.................................................................................................................... 42
メッセージ再生順オプション...................................................................................... 43
メッセージ再生速度の変更......................................................................................... 43
即時プロンプトの有効化............................................................................................. 43
日時アナウンスの設定................................................................................................ 44
宛先指定の設定.......................................................................................................... 44
個人用リスト................................................................................................................... 44
個人用リストの作成................................................................................................... 45
個人用リストの編集................................................................................................... 45
個人用リストの削除................................................................................................... 46
詳細リスト...................................................................................................................... 46
詳細リストの編集....................................................................................................... 46
あいさつ機能................................................................................................................... 47
名前の録音................................................................................................................ 48
標準あいさつの設定................................................................................................... 48
あいさつの設定.......................................................................................................... 49
営業時間の定義.......................................................................................................... 50
パスワードの変更............................................................................................................. 51
電話から変更............................................................................................................. 51
ユーザー設定から変更................................................................................................ 51
高機能タスク................................................................................................................... 51
メールボックス番号関連付けのクリア......................................................................... 51
メッセージのブロードキャスト......................................................................................... 52
章 5: テレタイプライタによる Messaging......................................................................... 53
テレタイプライタの概要................................................................................................... 53
Messaging テレタイプライタ ユーザーインターフェイス .................................................. 53
TTY ユーザーに対する重要な情報..................................................................................... 54
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
お問い合わせ先:infodev@avaya.com
5
目次
Messaging とテレタイプライタのシグナリング................................................................. 54
Messaging にログイン...................................................................................................... 55
内線にダイヤル................................................................................................................ 55
Messaging へのダイヤル.................................................................................................. 56
Messaging テレタイプライタ ユーザーインターフェイスの使用......................................... 57
名前の録音................................................................................................................ 57
メッセージの録音と送信............................................................................................. 58
メッセージの受信と返信............................................................................................. 58
あいさつの管理.......................................................................................................... 59
音声と TTY を組み合わせたあいさつの録音 ................................................................ 59
別の TTY ユーザーに電話をかける.............................................................................. 60
テレタイプライタ ユーザーインターフェイスのトラブルシューティング............................ 60
Messaging メッセージの入力ミスと文字落ち............................................................... 60
Messaging がコマンドまたはメニューの選択に応答しない........................................... 61
電話機のキーを押してもシステムが応答しない............................................................ 61
意味のあるテキストではなく、ランダムな文字、数字、句読点を表示する TTY............. 62
録音済みメッセージで、ランダムな文字、数字、句読点が表示される........................... 62
6
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
お問い合わせ先:infodev@avaya.com
2014 年 7 月
章 1: 概要説明
Messaging の概要
Avaya Aura® Messaging を使用すると、タブレット、スマートフォン、デスクフォン、コンピュ
ータなどのデバイスで、コール、ボイスメッセージ、ファックスメッセージを管理できます。
Messaging は、ユーザーの生産性向上に役立つ直感的なインターフェイスと豊富な機能を提供し
ます。 Messaging は、要求の厳しい使用環境への適応に必要な柔軟性や耐性、基準を実現して
います。
前提条件
管理者から次の Messaging 情報を入手してください:
• Messaging アクセス番号
• メールボックス番号および一時パスワード
• Avaya Aura® Messaging[ユーザー設定] Web ページにアクセスするための URL
電話ユーザーインターフェイスの概要
電話ユーザーインターフェイス (TUI) は、自動のサービスやプロセスを開始するボイスまたはス
ピーチプラットフォームを介して、人とコンピュータとのインタラクションを実現します。
Messaging では、初版 TUI の多くの機能とメニューをサポートする次の TUI を提供します :
• Aria TUI for Messaging: Aria TUI は、従来型 Octel Aria システムの多くの機能とメニューを
サポートします。
• Audix TUI for Messaging: Audix TUI は、従来型 Audix Aria および Intuity Audix システムの
多くの機能とメニューをサポートします。
• CallPilot TUI for Messaging: CallPilot TUI は、従来型 CallPilot および Meridian Mail システ
ムの多くの機能とメニューをサポートします。
注
TUI 設定は、Messaging にログインした場合のみ有効となります。
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
お問い合わせ先:infodev@avaya.com
7
概要説明
任意の電話からメールボックスにアクセスする
このタスクについて
Messaging アクセス番号のいずれかにダイヤルすることにより、どこからでもメールボックスに
アクセスできます。 社内で自動アテンダントによる Messaging へのアクセスが許可されている
場合は、自動アテンダントをダイヤルすることもできます。
手順
1. 次のどちらかの手順を実行します。
• 外部の電話から、Messaging アクセス番号(外部)をダイヤルして、シャープキー
([#]) を押します。
• 社内の別の Messaging ユーザーに属する電話では、Messaging アクセス番号をダイヤ
ルします。 次に、Aria ユーザーである場合はアスタリスク (*) を押します。 そうでな
い場合は、シャープキー ([#]) を押します。
• 社内の自動応答番号をダイヤルして、シャープキー ([#]) を押します。
2. メールボックス番号を入力して、シャープキー ([#]) を押します。
システムが名前を読み上げ、パスワードの入力を要求します。
3. パスワードを入力して、シャープキー ([#]) を押します。
デスクフォンまたはソフトフォンからメールボックスへのア
クセス
前提条件
Messaging アクセス番号があることを確認します。 番号がない場合は、管理者にお問い合わせ
ください。
手順
1. オフィスのデスクフォンまたはソフトフォンから、次のいずれかを行います:
•[[ボイスメール]]または[[メッセージ]]ボタンを押します。
• Messaging アクセス番号(内部)をダイヤルします。
システムが名前を読み上げ、パスワードの入力を要求します。
2. Messaging パスワードを入力し、シャープキー ([#]) を押します。
メールボックスの初期化
このタスクについて
初期化プロセス中にあいさつをカスタマイズして、新しいパスワードを設定できます。 管理者が
適切な有効化を行っている場合、初期化プロセスは 2 段階で完了できます。 管理者はまた、シ
8
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
お問い合わせ先:infodev@avaya.com
2014 年 7 月
メールボックスの初期化
ステムがあなたに音声メールを残す前に、あなたが初期化プロセスを完了するよう要求すること
もできます。 完了を要求された場合、お使いのシステムはあなたにこのプロセスを完了するよう
必要があることを促します。
次の操作を行うと、メールボックスの初期化プロセスが完了し、メールボックスが開始されま
す。
• 一時パスワードを変更します。
• 名前の録音: 他のユーザーからボイスメッセージが送信されるとき、録音済みの名前を使
用して、その Messaging ユーザーに対し確認を行います。 また、録音済みの名前は、発信
者がメールボックスに接続されたときに、TUI が再生するシステムの生成済みあいさつで使
用されます。 社内で Messaging 自動応答が使用される場合は、発呼者を内線番号に転送す
る前に、TUI が録音済みの名前を再生します。
• 個人用あいさつの録音: 電話が話中の場合、または通話に応答しない場合、発呼者に対し
てこのあいさつが再生されます。 あいさつを録音しない場合は、録音済みの名前が使用さ
れます。
以前メールボックスを初期化したものの、もはやログインできない場合、管理者に一時的なパス
ワードを要求してこの手順を繰り返してください。
手順
1. Messaging システムにコールします。
2. 一時パスワードを入力して、シャープキー ([#]) を押します。
メールボックスの作成時に、管理者は一時パスワードをユーザーに割り当てます。 パス
ワードを変更した場合は、新しいパスワードを使用するか、
[[ユーザー設定]]の[[パ
スワード]]ページでプロンプトに従って一時パスワードを変更します。
3. プロンプトに従ってパスワードを変更します(必要な場合)。
4. ユーザー自身の名前を録音します。 初期化されていないメールボックスにメッセージを
残さないよう、管理者が適切な許可を有効にしている場合のみ、この手順を後で完了する
ことができます。
• Aria TUI を使用する場合は、システムのプロンプトに従います。
• AUDIX TUI を使用する場合は、キーパッドで 5–5 を押してから、システムのプロンプ
トに従います。
• CallPilot TUI を使用する場合は、キーパッドで 8–2–9 を押してから、システムのプロ
ンプトに従います。
5. 個人用あいさつを録音します。 初期化されていないメールボックスにメッセージを残さ
ないよう、管理者が適切な許可を有効にしている場合のみ、この手順を後で完了すること
ができます。
• Aria TUI を使用する場合は、システムのプロンプトに従います。
• AUDIX TUI を使用する場合は、キーパッドで 3–1–1 を押してから、システムのプロン
プトに従います。
• TUI を使用する場合は、キーパッドで 8–2–1 を押してから、システムのプロンプトに
従います。
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
お問い合わせ先:infodev@avaya.com
9
概要説明
ユーザー設定へのログイン
このタスクについて
[ユーザー設定]の Web ページで、さまざまな Messaging 機能のオプションを設定できます。
[]
手順
1.[[ユーザー設定]] Web ページを開くには、次のいずれかを実行します。
• Outlook のツールバー上にある[ユーザー設定]をクリックします。[ ] Messaging
• ウェブブラウザを開き、アドレスバー上でシステム管理者が〔ユーザー設定〕に提供
する URL を入力して、Enter を押します。
Messaging の[ [ユーザー設定]] ログインページが表示されます。
2.[[メールボックス番号] ]フィールドに、メールボックス番号を入力します。
3.[[Messaging パスワード]]フィールドに、パスワードを入力します。
4.[[ログイン]]をクリックします。
[[ユーザー設定]>[全般]]Web ページが表示されます。
次のステップ
[全般] 設定をカスタマイズします。 詳細については、「基本設定 (33 ページ)」を参照してくださ
い。
10
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
お問い合わせ先:infodev@avaya.com
2014 年 7 月
章 2: メールクライアントから Messaging へ
のアクセス
Messaging ツールバー
Messaging ツールバーは、Outlook メールクライアントからボイスメッセージにアクセスするた
めに使用できる機能ボタンのセットです。
Messaging ツールバーは Avaya Aura® Messaging によって作成されたボイスメッセージ にのみ
使用できます。 各ボイスメッセージの Notify Me の電子メールコピーを受信するように[ユーザ
ー設定]をセットアップしている場合、コピーは指定された電子メールの受信トレイに送信され
ますが、これら電子メールに Messaging ツールバーを使用することはできません。
Messaging ツールバーには次の機能があります。
• PC で再生
• 電話機で再生
• 音声応答
• 音声転送
• 送信者に発信
• ユーザー設定
• ヘルプ
ボイスメッセージ再生の要件
一部の機能(電話機で再生、音声応答、音声転送、送信者に発信)にポップアップが必要なた
め、使用する Web ブラウザが内部 Web サーバーに対してポップアップが有効にされていること
を確認します。
PC で再生
[PC で再生]では、ボイスメッセージがコンピュータ上で再生できます。
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
お問い合わせ先:infodev@avaya.com
11
メールクライアントから Messaging へのアクセス
PC で再生の使用
前提条件
システムには、Windows メディアプレーヤー 9 またはそれ以降が搭載されている必要がありま
す。 Windows Media Player の更新または最新版のインストールは、http://www.microsoft.com/
windows/windowsmedia/ を参照してください。
手順
1. Messaging ツールバーで、開封されたボイスメッセージの[[PC で再生]]をクリック
します。
2. 次の1つ、または複数の操作を実行します。
•[一時停止]、
[再開]、
[停止]、
[巻き戻し]、
[早送り]ボタンを使用して再生を操作し
ます。 [巻き戻し]および[早送り]ボタンはメッセージを 10 秒間ずつ巻き戻す、ま
たは先へ進めます。
• 必要に応じてコンピュータのスピーカーまたはヘッドセットの音量を調節します。
電話機で再生
電話機でボイスメッセージを聞くときは、[電話機で再生]を使用します。
電話機で再生を初めて使用する
このタスクについて
電話機で再生を初めて使用するとき、ご利用の電子メール ID との関連付けを行うため、
Messaging メールボックス番号の入力が必要となります。 このタスクは一度だけ実行する必要
があります。
手順
1.[[メールボックス番号]]フィールドの[[Avaya ボイスメッセージ—電話機で再生]]ウ
ィンドウで、メールボックス番号を入力します。
2.[[保存]]をクリックします。
関連リンク
メールボックス番号関連付けのクリア (51 ページ)
電話機で再生の使用
前提条件
[電話機で再生を初めて使用する] (12 ページ)のタスクを完了して、Messaging メールボ
必ず、
ックス番号と電子メール ID の関連付けを行ってください。
このタスクについて
[電話機で再生を初めて使用する]機能を使い、電子メールクライアントの Messaging メールボ
ックスでさまざまなタスクを実行するには、次の手順を使用します。
手順
1. 電子メールクライアントでボイスメッセージを開き、Avaya ボイスメッセージツールバー
に移動します。
12
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
お問い合わせ先:infodev@avaya.com
2014 年 7 月
Messaging ツールバー
2. 受信トレイまたは Outlook メールフォルダのボイスメッセージを聞くときは、[ボイスメ
ッセージ]を右クリックします。
• Outlook 2003、2007 の場合は、[[電話機で再生]]をクリックします。
• Outlook 2010 の場合は、[[カスタムアクション] ] > [ [電話機で再生]]をクリ
ックします。
[[電話番号の選択]]ウィンドウが表示されます(前に[[常にこの電話番号を使用す
る]]を選択しなかった場合)。 手順 3 を参照してください。
3. メッセージの再生に使用したい電話を選択します。
• 内線を使用するときは[[内線]]をクリックします。
• 携帯電話を使用するときは[[携帯電話]]をクリックします。 [[ユーザー設定]]
[ ] > [[全般]]ページにある[携帯電話またはポケットベル]フィールドに携帯電
話番号を入力する場合、このオプションを選択できます。
• 別の番号を入力するときは[[その他]]をクリックします。
注
選択した電話番号を常に使用して、ツールバー操作を行うときは[[常にこの電話番
号を使用する]]をクリックします。Messaging [[ユーザー設定] ] > [[全
般]]ページの[電話機で再生]セクションで、このオプションをリセットできま
す。
4.[[発信]]をクリックします。
システムが選択された番号を発信、[[コールプログレス]]ウィンドウが表示されます。
5. 電話に応答し、プロンプトに従ってパスワードを入力します。
ボイスメッセージが再生されます。
音声応答
[音声応答]機能を使用して、組織のボイスメールシステム内のユーザーから受信したボイスメ
ッセージに応答します。
音声応答の使用
手順
1. メールクライアントを使用してボイスメッセージを開き、Messaging ツールバーにナビ
ゲートします。
2.[[音声応答]]をクリックします。
[[電話番号の選択]]ウィンドウが表示されます(前に[[常にこの電話番号を使用する]]
を選択しなかった場合は、 ステップ 3 を参照)。
3. 音声応答の送信に使用したい電話を選択します。
• 内線を使用するときは[[内線]]を選択します。
• 携帯電話を使用するときは[[携帯電話]]を選択します。 このオプションは、管理者
が携帯電話フィールドを設定済みの場合のみ選択できます。
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
お問い合わせ先:infodev@avaya.com
13
メールクライアントから Messaging へのアクセス
• 別の携帯電話を使用するときは[[その他の携帯電話]]を選択します。 [[ユーザー
設定]>[全般]]ページにある[[その他の携帯電話またはポケットベル]]フィール
ドに携帯電話番号を入力した場合、このオプションを選択できます。
注
Avaya Aura® Messaging は、電子メールベース (SMTP) のポケットベル通知のみを
サポートします。
• 番号を手動で入力するときは[[その他]]を選択します。
選択した電話番号を常に使用して、Messaging ツールバー機能の操作を行うときは[[常
にこの電話番号を使用する]]をクリックします。 このオプションは、
[[ユーザー設定]
>[全般]]ページの[[電話機で再生]]セクションでリセットできます。
4.[[発信]]をクリックします。
システムが選択された番号を発信、[[コールプログレス]]ウィンドウが表示されます。
5. 電話に応答し、プロンプトされたらパスワードを入力します。
6. 音声応答を録音します。
音声転送
[音声転送]機能を使用してボイスメッセージを組織のボイスメールシステム内の発信者に転送
します。 転送するメッセージに音声案内を付けることができます。
音声転送の使用
手順
1. メールクライアントを使用してボイスメッセージを開き、Messaging ツールバーにナビ
ゲートします。
2.[[音声転送]]をクリックします。
[[電話番号の選択]]ウィンドウが表示されます(前に[[常にこの電話番号を使用する]]
を選択しなかった場合は、 ステップ 3 を参照)。
3. ボイスメッセージの転送に使用したい電話を選択します。
• 内線を使用するときは[[内線]]を選択します。
• 携帯電話を使用するときは[[携帯電話]]を選択します。 このオプションは、管理者
が携帯電話フィールドを設定済みの場合のみ選択できます。
• 別の携帯電話を使用するときは[[その他の携帯電話]]を選択します。 [[ユーザー
設定]>[全般]]ページにある[[その他の携帯電話またはポケットベル]]フィール
ドに携帯電話番号を入力した場合、このオプションを選択できます。
注
Avaya Aura® Messaging は、電子メールベース (SMTP) のポケットベル通知のみを
サポートします。
• 番号を手動で入力するときは[[その他]]を選択します。
14
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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2014 年 7 月
Messaging ツールバー
選択した電話番号を常に使用して、Messaging ツールバー機能の操作を行うときは[[常
にこの電話番号を使用する]]をクリックします。 このオプションは、
[[ユーザー設定]
>[全般]]ページの[[電話機で再生]]セクションでリセットできます。
4.[[発信]]をクリックします。
システムが選択された番号を発信、[[コールプログレス]]ウィンドウが表示されます。
5. 電話に応答し、プロンプトされたらパスワードを入力します。
6. 受信者を選択し、次のプロンプトに従ってメッセージを転送します。
発信/送信者へ自動コールバック
[発信/送信者へ自動コールバック]機能を使用して、メッセージボックスにボイスメッセージを
残した相手に電話をかけます。
送信者に発信の使用
手順
1. メールクライアントを使用してボイスメッセージを開き、Messaging ツールバーに移動
します。
2.[[送信者に発信]]をクリックします。
[[電話番号の選択]]ウィンドウが表示されます(前に[[常にこの電話番号を使用す
る]]を選択しなかった場合)。 手順 3 を参照してください。
3. 送信者に発信をかけるときに使用したい電話を選択します。
• 内線を使用するときは[[内線]]をクリックします。
• 携帯電話を使用するときは[[携帯電話]]をクリックします。 このオプションは、
管理者が携帯電話フィールドを設定済みの場合のみ選択できます。
• 別の携帯電話を使用するときは[[その他の携帯電話]]をクリックします。 [[ユ
ーザー設定] ] > [[全般]] ページにある [[その他の携帯電話またはポケット
ベル]] フィールドに携帯電話番号を入力した場合は、このオプションを選択できま
す。
注
Avaya Aura® Messaging は、電子メールベース (SMTP) のポケットベル通知のみを
サポートします。
• 番号を手動で入力するときは[[その他]]をクリックします。
選択した電話番号を常に使用して、Messaging ツールバー機能の操作を行うときは[[常
にこの電話番号を使用する]]をクリックします。 このオプションをリセットするとき
は、
[[ユーザー設定]] > [[全般]]ページの[[電話機で再生]] セクションに進
みます。
4.[[発信]]をクリックします。
システムが選択した番号を発信、[[コールプログレス]]ウィンドウを表示させると同
時に、[コールプログレス](リングバック)オーディオが再生されます。
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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15
メールクライアントから Messaging へのアクセス
注
[送信者に発信]プロセスが完了すると、このプロセスが成功したか失敗したかに関
わらず、元のコールセッションや Messaging に戻ることはできません。
5. 電話に応答し、プロンプトされたらパスワードを入力します。
システムが送信者に発信をかけます。
コールプログレス
Messaging は[電話機で再生]、
[音声応答]、
[音声転送]、
[送信者に発信]を使用するとき、自
動的にコールプログレスを報告します。
コールプログレスウィンドウは 10 秒後に自動的に閉じます。
発信に失敗すると、発信失敗の原因が表示されます。 発信失敗の原因には次の可能性がありま
す。
• 発信回線が利用できない。
• 発信た番号が話中または応答がない。
• 発信権限が十分でない。
• 指定された番号が有効な番号ではない。
電子メールクライアント(Outlook)の設定
Messaging は次のメッセージストアをサポートしています。
• Avaya メッセージストア
• Exchange サーバー
ボイスメッセージにアクセスするには、ご利用のメッセージストアに基づいて Microsoft Outlook
を設定する必要があります。
• Avaya メッセージストア向けに Microsoft Outlook を設定するには、ボイスメッセージを使
用できるよう、Outlook に IMAP 電子メールアカウントを設定します。
Avaya メッセージストア向けに Microsoft Outlook を設定する手順は、Outlook のバージョ
ンによって異なります。
- Avaya メッセージストア向け Outlook 2013 の設定 (17 ページ)。
- Avaya メッセージストア向け Outlook 2010 の設定 (18 ページ)。
- Avaya メッセージストア向け Outlook 2007 の設定 (20 ページ)。
- Avaya メッセージストア向け Outlook 2003 の設定 (22 ページ)。
• Exchange サーバーのメッセージストア向けに Microsoft Outlook を設定するときは、その他
の設定を行うことなく、Microsoft Outlook に指定済みの電子メールアカウントを直接使用し
てボイスメッセージにアクセスすることができます。
16
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
お問い合わせ先:infodev@avaya.com
2014 年 7 月
電子メールクライアント(Outlook)の設定
注
Microsoft Outlook ツールバーには、Outlook にメールボックスを設定する前に配信されたメ
ッセージは表示されません。
Avaya メッセージストア向け Outlook 2013 の設定
前提条件
Messaging の(管理者から取得した)ストアタイプが Avaya メッセージストアである場合のみ、
この手順に従ってください。 Messaging のストアタイプが Exchange サーバーである場合、こ
の手順は適用できません。
このタスクについて
Microsoft Office Outlook 2013 を設定するには、次の手順を実行します。
手順
1.[Outlook]を起動します。
2.[[ファイル]]メニューで、
[[情報]]をクリックしてから[[アカウントの追加]]をク
リックします。
Microsoft Office Outlook 2013 では、デフォルトの Outlook プロフィールを作成し、デフ
ォルトのプロフィールを読み込む必要があります。それ以外の場合、Outlook ウィンドウ
は自動的に閉じられます。
[[自動アカウントセットアップ]]ダイアログボックスが表示されます。
3.[[自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする (手動設定)]]チェッ
クボックスを選択してから、[[次へ]]をクリックします。
[[サービスの選択]]ダイアログボックスが表示されます。
4.[[POP または IMAP]]オプションを選択してから、[[次へ]]をクリックします。
[[POP および IMAP アカウント設定]]ダイアログボックスが表示されます。
5.[[名前]]ボックスに名前を入力します(例:鈴木 太郎)。
6.[[電子メールアドレス]]ボックスに、Avaya メッセージストアで使用する電子メール
アドレスを入力します。
7.[[サーバー情報]]セクションで[[IMAP]]を[[アカウントの種類]]に選択しま
す。
8.[[受信メールサーバー]]ボックスに管理者から取得した Messaging サーバーのアドレス
を入力します。
9.[[送信メールサーバー(SMTP)]]ボックスに管理者から取得した Messaging サーバー
のアドレスの名前を入力します。 これは前の手順で述べたサーバーと同じものです。
注
送信メールサーバー(SMTP)は Messaging にのみ使用されます。 このアカウント
を使用して電子メールを送信しないでください。 電子メールを送信するときは、指
定された電子メールアカウントを使用してください。 ボイスメッセージに返信す
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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17
メールクライアントから Messaging へのアクセス
る、またはボイスメッセージを転送するときは、Messaging ツールバーを使用しま
す。
10.[[ユーザー名]]ボックスには、割り当てられた内部識別名を入力します。
例えば、fName.lName.112233 @FqdnOfAamStorageServer と表示されます。 @ マーク
前のローカル部分[fName.lName.11223]全体を IMAP のユーザー名として使用する必
要があります。
11.[[パスワード]]ボックスに、Messaging のパスワードを入力します。
12.[[詳細設定]]をクリックします。
13.[[全般]]タブで、メールアカウントのデフォルト名を Avaya Aura Messaging また
は同様の宛先に置き換え、これがボイスメッセージメールボックスであることが分かるよ
うにします。
14.[[詳細設定]]タブをクリックします。
15.[サーバーポート番号]セクションで受信サーバーと送信サーバーの両方について[
[使用
する暗号化接続の種類]]に[[自動]]を選択します。
16.[[送信サーバー]]タブをクリックします。
17.[[送信用サーバー (SMTP) は認証が必要]]チェックボックスを選択します。
18.[[受信メール サーバーと同じ設定を使用する]]オプションを選択します。
19.[[OK]]をクリックします。
20. この設定情報の入力が完了したら[[次へ]]をクリックし、[[完了]]をクリックし
ます。
21.(オプションで)次の手順を実行し、ボイスメッセージメールボックスをお気に入りフォ
ルダとして追加することもできます。
a. Outlook で、[メール フォルダ]をクリックします。
b. フォルダを展開するには、プラス記号 ([+]) をクリックします。
c.[[受信トレイ]]を右クリックして、[[お気に入りフォルダに追加]]を選択し
ます。
Avaya メッセージストア向け Outlook 2010 の設定
前提条件
Messaging の(管理者から取得した)ストアタイプが Avaya メッセージストアである場合のみ、
この手順に従ってください。 Messaging のストアタイプが Exchange サーバーである場合、こ
の手順は適用できません。
このタスクについて
Microsoft Office Outlook 2010 を設定するには、次の手順を実行します。
手順
1.[Outlook]を起動します。
18
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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2014 年 7 月
電子メールクライアント(Outlook)の設定
2.[[ファイル]]メニューで、[[情報]]をクリックしてから[[アカウントの追加]]
をクリックします。
Microsoft Office Outlook 2010 では、デフォルトの Outlook プロフィールを作成し、デフ
ォルトのプロフィールを読み込む必要があります。それ以外の場合、Outlook ウィンドウ
は自動的に閉じられます。
[[自動アカウントセットアップ]]ダイアログボックスが表示されます。
3.[[自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする (手動設定)]]チェッ
クボックスを選択してから、[[次へ]]をクリックします。
[[サービスの選択]]ダイアログボックスが表示されます。
4.[[インターネット電子メール]]チェックボックスを選択して[[次へ]]をクリック
します。
[[インターネット電子メール設定]]ダイアログボックスが表示されます。
5.[[名前]]ボックスに名前を入力します(例:鈴木 太郎)。
6.[[電子メールアドレス]]ボックスに、Avaya メッセージストアで使用する電子メール
アドレスを入力します。
7.[[サーバー情報]]セクションで[[IMAP]]を[[アカウントの種類]]に選択しま
す。
8.[[受信メールサーバー]]ボックスに管理者から取得した Messaging サーバーのアドレス
を入力します。
9.[[送信メールサーバー(SMTP)]]ボックスに管理者から取得した Messaging サーバー
のアドレスの名前を入力します。 これは前の手順で述べたサーバーと同じものです。
注
• 送信メールサーバー(SMTP)は Messaging にのみ使用されます。 このアカウン
トを使用して電子メールを送信しないでください。 電子メールを送信するとき
は、指定された電子メールアカウントを使用してください。
• ボイスメッセージに返信する、またはボイスメッセージを転送するときは、
Messaging ツールバーを使用するか、ボイスメッセージを右クリックして、コンテ
キストメニューの[[カスタムアクション]]下にある適切な機能をクリックしま
す。
ヒント
コンテキストメニューの[[カスタムアクション]]下に機能を表示するには、
最新の Office 2010(32 ビット)用 SP2 でアップグレードした Outlook 2010
を使用する必要があります。
10.[[ユーザー名]]ボックスには、割り当てられた内部識別名を入力します。
例えば、fName.lName.112233 @FqdnOfAamStorageServer と表示されます。 @ マーク
前のローカル部分[fName.lName.11223]全体を IMAP のユーザー名として使用する必
要があります。
11.[[パスワード]]ボックスに、Messaging のパスワードを入力します。
12.[[詳細設定]]をクリックします。
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
お問い合わせ先:infodev@avaya.com
19
メールクライアントから Messaging へのアクセス
13.[[全般]]タブで、メールアカウントのデフォルト名を Avaya Aura Messaging また
は同様の宛先に置き換え、これがボイスメッセージメールボックスであることが分かるよ
うにします。
14.[[詳細設定]]タブをクリックします。
15.[サーバーポート番号]セクションで受信サーバーと送信サーバーの両方について[[使用
する暗号化接続の種類]]に[[自動]]を選択します。
16.[[送信サーバー]]タブをクリックします。
17.[[送信用サーバー (SMTP) は認証が必要]]チェックボックスを選択します。
18.[[受信メール サーバーと同じ設定を使用する]]オプションを選択します。
19.[[OK]]をクリックします。
20. この設定情報の入力が完了したら[[次へ]]をクリックし、[[完了]]をクリックし
ます。
21.(オプションで)次の手順を実行し、ボイスメッセージメールボックスをお気に入りフォ
ルダとして追加することもできます。
a. Outlook で、[メール フォルダ]をクリックします。
b. フォルダを展開するには、プラス記号 ([+]) をクリックします。
c.[[受信トレイ]]を右クリックして、[[お気に入りフォルダに追加]]を選択し
ます。
Avaya メッセージストア向け Outlook 2007 の設定
前提条件
Messaging の(管理者から取得した)ストアタイプが Avaya メッセージストアである場合のみ、
この手順に従ってください。 Messaging のストアタイプが Exchange サーバーである場合、こ
の手順は適用できません。
手順
1.[Outlook]を起動します。
2.[[ツール]]ニューの[[アカウント設定]]をクリックします。
Microsoft Office Outlook 2007 では、デフォルトの Outlook プロフィールを作成し、デフ
ォルトのプロフィールを読み込む必要があります。それ以外の場合、Outlook ウィンドウ
は自動的に閉じられます。
3.[[電子メール]]タブの[[新規]]をクリックします。
[[電子メールサービスの選択]]ダイアログボックスが表示されます。
4.[[Microsoft Exchange、POP3、IMAP、または HTTP]]オプションを選択し、[[次
へ]]をクリックします。
[[自動アカウントセットアップ]]ダイアログボックスが表示されます。
5.[[自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする (手動設定)]]チェッ
クボックスを選択してから、[[次へ]]をクリックします。
20
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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2014 年 7 月
電子メールクライアント(Outlook)の設定
[[電子メールサービスの選択]]ダイアログボックスが表示されます。
6.[[インターネット電子メール]]オプションを選択して[[次へ]]をクリックします。
[[インターネット電子メール設定]]ダイアログボックスが表示されます。
7.[[名前]]ボックスに名前を入力します(例:鈴木 太郎)。
8.[[電子メールアドレス]]ボックスに、Avaya メッセージストアで使用する電子メール
アドレスを入力します。
9.[[サーバー情報]]セクションで[[IMAP]]を[[アカウントの種類]]に選択しま
す。
10.[[受信メールサーバー]]ボックスに管理者から取得した Messaging サーバーのアドレス
を入力します。
11.[[送信メールサーバー(SMTP)]]ボックスに管理者から取得した Messaging サーバー
のアドレスの名前を入力します。 これは前の手順で述べたサーバーと同じものです。
注
• 送信メールサーバー(SMTP)は Messaging にのみ使用されます。 このアカウン
トを使用してメールを送信しないでください。 電子メールを送信するときは、指
定された電子メールアカウントを使用してください。
• ボイスメッセージに返信する、またはボイスメッセージを転送するときは、
Messaging ツールバーを使用するか、ボイスメッセージを右クリックして、コンテ
キストメニューの[[カスタムアクション]]下にある適切な機能をクリックしま
す。
12.[[ユーザー名]]ボックスには、割り当てられた内部識別名を入力します。
例えば、fName.lName.112233 @FqdnOfAamStorageServer と表示されます。 @ マーク
前のローカル部分[fName.lName.11223]全体を IMAP のユーザー名として使用する必
要があります。
13.[[パスワード]
]ボックスに、Messaging のパスワードを入力します。
14.[[詳細設定]]をクリックします。
15.[[全般]]タブで、メールアカウントのデフォルト名を Avaya Aura Messaging また
は同様の宛先に置き換え、これがボイスメッセージメールボックスであることが分かるよ
うにします。
16.[サーバーポート番号]セクションで受信サーバーと送信サーバーの両方について[
[使用
する暗号化接続の種類]]に[[自動]]を選択します。
17.[[送信サーバー]]タブをクリックします。
18.[[送信用サーバー (SMTP) は認証が必要]]チェックボックスを選択します。
19.[[受信メール サーバーと同じ設定を使用する]]オプションを選択します。
20.[[OK]]をクリックします。
21. この設定情報の入力が完了したら[[次へ]]をクリックし、[[完了]]をクリックし
ます。
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
お問い合わせ先:infodev@avaya.com
21
メールクライアントから Messaging へのアクセス
22.(オプションで)次の手順を実行し、ボイスメッセージメールボックスをお気に入りフォ
ルダとして追加することもできます。
a. Outlook で、[メール フォルダ]をクリックします。
b. フォルダを展開するには、プラス記号 ([+]) をクリックします。
c.[[受信トレイ]]を右クリックして、[[お気に入りフォルダに追加]]を選択し
ます。
Avaya メッセージストア向け Outlook 2003 の設定
前提条件
Messaging の(管理者から取得した)ストアタイプが Avaya メッセージストアである場合のみ、
この手順に従ってください。 Messaging のストアタイプが Exchange サーバーである場合、こ
の手順は適用できません。
このタスクについて
Microsoft Office Outlook 2003 および以前のバージョンの Outlook を設定するには、次の手順を
実行します。
手順
1.[Outlook]を起動します。
2.[[ツール]]メニューの[[電子メール アカウント]]をクリックします。
[[電子メールアカウント]]ダイアログボックスが表示されます。
3.[[電子メール]]の[[新しい電子メール アカウントの追加]]を選択し、
[[次へ]]
をクリックします。
[[サーバータイプ]]ダイアログボックスが表示されます。
4. 作成するアカウントの種類として[[IMAP]]を選択し、[[次へ]]をクリックしま
す。
[[インターネット電子メール設定(IMAP)]]ダイアログボックスが表示されます。
5.[[名前]]ボックスに名前を入力します(例:鈴木 太郎)。
6.[[電子メールアドレス]]ボックスに、Avaya メッセージストアで使用する電子メール
アドレスを入力します。
7.[[ユーザー名]]ボックスに、内部識別名を入力します
例えば、fName.lName.112233 @FqdnOfAamStorageServer と表示されます。 @ マーク
前のローカル部分[fName.lName.11223]全体を IMAP のユーザー名として使用する必
要があります。
8.[[パスワード]]ボックスに、Messaging メールボックスのパスワードを入力します。
9.[[受信メールサーバー]]ボックスに管理者から取得した Messaging サーバーのアドレス
を入力します。
10.[[送信メールサーバー(SMTP)]]ボックスに管理者から取得した Messaging サーバー
のアドレスの名前を入力します。 これは前の手順で述べたサーバーと同じものです。
22
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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2014 年 7 月
電子メールクライアント(Outlook)の設定
注
送信メールサーバー(SMTP)は Messaging にのみ使用されます。 このアカウント
を使用して電子メールを送信しないでください。 電子メールを送信するときは、指
定された電子メールアカウントを使用してください。 ボイスメッセージに返信す
る、またはボイスメッセージを転送するときは、Messaging ツールバーを使用しま
す。
11.[[詳細設定]]をクリックします。
12.[[一般]]タブで、ボイスメッセージメールボックスであることが分かるように、メール
アカウントのデフォルト名を Avaya Aura Messaging または同様の宛先に置き換え
て、[[OK]をクリックします。]
13. この設定情報の入力が完了したら[[次へ]]をクリックし、[[完了]]をクリックし
ます。
14.(オプションで)次の手順を実行し、ボイスメッセージメールボックスをお気に入りフォ
ルダとして追加することもできます。
a. Outlook で、[メール フォルダ]をクリックします。
b. フォルダを展開するには、プラス記号 ([+]) をクリックします。
c.[[受信トレイ]]を右クリックして、[[お気に入りフォルダに追加]]を選択し
ます。
削除済みメッセージの削除
デフォルトでは、Outlook が削除済みメッセージを自動的に削除することはありません。 IMAP
サーバーでアイテムに削除マークを付けると、取り消し線の付いたテキストで表示されます。 そ
のため、メールボックスの空き容量が予期せずなくなることがあります。 手動による削除手順
は、Outlook のバージョンによって少しずつ異なります。
前提条件
オンライン作業中で、IMAP サーバーとの接続が完了していることを確認してください。
このタスクについて
削除用としてマークを付けたメッセージを手動で削除する、またはフォルダを切り替えたときに
マークを付けたアイテムが削除されるよう Outlook を設定することができます。
手順
1. Outlook 2010 と 2013 の場合は、次の手順を実行して削除済みアイテムを削除します。
a. 削除済みアイテムの削除を行う対象のフォルダを開きます。
b. メインメニューで、[[フォルダ]]をクリックします。
c.[[消去]]をクリックし、[[フォルダ名内のマークを付けたアイテムを消去]]
を選択します。
2. フォルダを切り替えたときにマークを付けたアイテムが削除されるよう Outlook 2010 ま
たは 2013 を設定するときは、次の手順を実行します。
a. メインメニューで、[[フォルダ]] > [ [消去]] > [[消去オプション]]を
選択します。
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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23
メールクライアントから Messaging へのアクセス
b. Outlook 2010 の場合、[[アイテムの削除]]タブをクリックし、[[オンライン中
にフォルダーを切り替えたらアイテムを消去する]]を選択します。
c. Outlook 2013 の場合、[[詳細設定]]タブをクリックし、[[オンライン中にフォ
ルダーを切り替えたらアイテムを消去する]]を選択します。
d.[[OK]]をクリックします。
3. Outlook 2007 の場合は、次の手順を実行して削除済みアイテムを削除します。
a. 削除済みアイテムの削除を行う対象のフォルダを開きます。
b. メインメニューで、[[編集]]をクリックします。
c.[[消去]]をクリックし、[[フォルダ名内のマークを付けたアイテムを消去]]
を選択します。
4. フォルダを切り替えたときにマークを付けたアイテムが削除されるよう Outlook 2007 を
設定するときは、次の手順を実行します。
a. メインメニューで、[[編集]] > [ [消去]] > [[消去オプション]]を選択
します。
b.[[一般]]タブをクリックし、 [[オンライン中にフォルダーを切り替えたらアイ
テムを消去する]]を選択します。
c.[[OK]]をクリックします。
5. Outlook 2003 の場合は、次の手順を実行して削除済みアイテムを削除します。
a. メインメニューで、[[編集]]をクリックします。
b.[[削除済みメッセージの削除]]をクリックします。
ボイスメッセージ
MWI およびメッセージステータス
ボイスメッセージは、電話でアクセスされるまで、またはメールクライアントで開封済みにマー
クされるまで、未開封として表示されます。 Messaging 受信トレイの中に未開封のボイスメッ
セージが 1 件以上あると、デスクフォン上のメッセージウェイティングインジケータ(MWI)ラ
イトが点灯したままになります。 受信トレイ内のすべてのボイスメッセージが開封済みにマー
クされると、MWI ライトが消えます。
Aria TUI における MWI の動作
• メッセージ再生が数秒経過する前に # を押してメッセージをスキップすると、メッセージ
は未開封として表示され、MWI ライトは点灯したままになります。
• メッセージ再生が 10 秒経過してから # を押すと、メッセージは開封済みとして表示されま
す。
• Messaging 6.1 Service Pack 1 以降からメッセージを保存すると、メッセージ再生が 10 秒
未満でも開封済みとして表示されます。
24
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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2014 年 7 月
自動削除通知 と メッセージの保持
Audix CallPilot TUI における MWI の動作
• メッセージ再生を開始するとすぐに開封済みとして表示されます。
Outlook におけるの MWI の動作
メッセージを削除するときに Outlook がキャッシュモードにあると、Outlook と Exchange 間で
次回同期化が行われるまで MWI ライトは消灯しません。開封済みまたは未開封のステータス変
更、メッセージの削除、別のフォルダへのメッセージ移動など、MWI に影響を与える変更が
Outlook にあると、MWI ライトは消灯します。
親展メッセージ
送信するメッセージが受信者によって転送されないように保護する必要がある場合、それを親展
とマーク付けします。 Avaya メッセージストアが Messaging の保存先になっている場合:
• 親展ボイスメッセージの受信者は電話機からのみメッセージにアクセスできます。
• 親展ボイスメッセージは転送できません。
Exchange が保存先になっている場合、親展メッセージは親展とフラグされますが、その他の保
護はされません。
移動済みメッセージ
ボイスメッセージは他の電子メール同様、受信トレイから他のフォルダに移動できます。 一度メ
ッセージが移動されると、電話では使用不可となります。
自動削除通知 と メッセージの保持
[自動削除通知]機能を使用すれば、メッセージの自動削除日が近づくと警告を再生するように
TUI を設定することが可能です。 TUI を使用して、まもなく削除されるメッセージを確認し、保
持するメッセージを復元することができます。
メッセージ保持機能の Messaging しきい値は管理者が設定します。 ユーザーが〔メッセージの
保持〕機能を使用できるように、管理者は適切な許可を設定する必要があります。
注
1 件以上のメッセージが削除用として保留されている場合に限り、TUI で自動削除通知が再
生されます。
配信不能レポート通知
リストに記載された受信者にボイスメール配信の最大試行回数に達すると、配信不能レポート
(NDR)または配信ステータス通知(DSN)を受信します。 NDR は Exchange ユーザーには提
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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25
メールクライアントから Messaging へのアクセス
示されません。 NDR は元のメッセージに関する情報および送信された元のメッセージの録音を
含むことができません。
26
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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2014 年 7 月
章 3: ファックス
受信ファックス
Messaging システムは、受信ファックスを受信して、指定された電子メールアドレスに転送しま
す。 ボイスメッセージングシステムには受信ファックスが保存されないため、TUI は受信ファッ
クスにアクセスできません。 新規ファックスの受信時は、Message Waiting Indicator は点灯しま
せん。 ファックスメッセージは、社内の内部ディレクトリで指定された電子メールアドレスまた
は選択した電子メールアドレスのいずれかで受信できます。 ユーザーがファックス関連オプシ
ョンにアクセスできるように、管理者は適切なオプションを有効にする必要があります。
アウトバウンドファックス
ユーザーに受信ファックスを受信する権限がある場合は、 Messaging を使って、送信先のファ
ックス番号や別の Messaging ユーザーにファックスを送信できます。 アウトバウンドファック
ス機能を使用する前に、コンピュータに Messaging ファックスクライアントをインストールし、
Windows 環境に Messaging リモートプリンタを設定する必要があります。 ユーザーがファッ
クス関連機能を使用できるよう、システム管理者は適切な権限を与える必要があります。
次のアウトバウンドファックス関連機能を使用できます。
• ファックスクライアントソフトウェアを使って、Windows ベースのコンピュータからファ
ックスドキュメントを送信する。
• 送信端末識別 (TSID) をアウトバウンドファックスジョブに合わせてカスタマイズする。
TSID は、特定のファックスをファックス転送の送信者として識別する文字列です。
Messaging システムでは、[メールボックス@外部アクセス番号]の形式で TSID を各ユー
ザーに割り当てるようにデフォルト設定されています。 [ユーザー設定] Web ページの
[全般]セクションから、TSID のデフォルト値を変更できます。
• 電子メール通知をアウトバウンドファックス用に設定する。 送信したファックスごとにス
テータス通知を電子メールで送信するように Messaging を設定できます。 [ユーザー設
定] Web ページの[Notify Me]セクションから、通知を有効にできます。
• アウトバウンドファックスジョブの表示と編集:アウトバウンドファックスジョブは印刷ジ
ョブと同じように動作します。 アウトバウンドファックスジョブは、リモートファックス
プリンタから表示や編集が行えます。 失敗したファックスジョブの削除やキューからの削
除も実行できます。
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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27
ファックス
アウトバウンドファックスクライアントのインストール
前提条件
• Messaging ファックスクライアント インストーラパッケージのダウンロード場所は使用環
境によって異なります。 インストーラパッケージの入手については、管理者にお問い合わ
せください。 英語インストーラ用スタティックリンクは http://<AAM FQDN>/download/
FaxClient-en-US.msi です。 ファックスクライアントは、互換モードで Windows XP およ
び Windows 7 と連動します。 Windows 7 は、Windows XP サービスパック 3 モードで実行
する必要があります。
• アウトバウンドファックスを送信するには、Messaging ファックスクライアントをダウンロ
ードしインストールしてください。
手順
1. ファックスクライアント インストーラパッケージを開始します。
2. 使用許諾契約書を読んで、「[使用許諾契約書の条件に同意する」]チェックボックスを選
択します。
3.[[インストール]]をクリックします。
システムにファックスクライアントがインストールされ、Avaya Aura® Messaging ファッ
クスがプリンタとファックスのリストに追加されます。
4.[[完了]]をクリックします。
次のステップ
[使用環境にリモートファックスプリンタを追加する (30 ページ)]を続行します。
アウトバウンドファックスの送信
前提条件
次を前提条件を確認してください。
1. コンピュータにアウトバウンドファックスクライアントがインストールされている。
2. 使用環境にリモートネットワークプリンタが追加されている。
ユーザーがファックス関連機能を使用できるよう、システム管理者は適切な許可を有効にする必
要があります。
このタスクについて
Messaging を使用すると、アカウント権限に応じて市内、国内、国際番号にファックスを送信で
きます。 ファックスの送信は、ドキュメントの印刷と同じように動作します。 Microsoft Word
など、Windows ベースのプログラムを使用してファックス内容を下書きできます。 ファックス
クライアントは、表紙を入れず下書きした内容のみを送信します。
手順
1. Microsoft Word など、Windows ベースのオーサリングプログラムを開き、新しいドキュ
メントを作成します。
2. ドキュメントに送信したいファックス内容を入力します。
28
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2014 年 7 月
アウトバウンドファックスジョブの変更
3.[[ファイル] ] > [ [印刷]]をクリックします。
4. プリンタリストから Avaya Aura® Messaging[[Fax]]を選択して[[OK]]をクリ
ックします。
Avaya Aura® Messaging ファックスクライアントが表示されます。
5.[[プリンタ URL]]フィールドで、[[http://<サーバー名または IP>:8631/printers/fax]]
を選択します。
注
手順 5 で、ファックスの送信に使用する、事前に設定したリモートファックスプリン
タを選択する必要があります。
6.[[送信先ファックス]]フィールドに、受信者のファックス番号を入力します。 受信フ
ァックスの受信が可能な別の Messaging ユーザーまたは外部のファックスを、受信者と
して設定できます。
注
外部ファックス番号に使用する必要のある形式が不明な場合は、管理者にお問い合わ
せください。
7. ファックスをプレビューしたい場合は、[[ファックス内容の表示]]チェックボックス
を選択します。
8.[[OK]]をクリックします。
アウトバウンドファックス通知を有効にした場合、ユーザーには各アウトバウンドファッ
クスジョブのステータスを示す電子メール通知が送信されます。
次のステップ
アウトバウンドファックスのステータスは表示や編集が行えます。 詳細については、「アウトバ
ウンドファックスジョブの変更」 (29 ページ)を参照してください。
アウトバウンドファックスジョブの変更
このタスクについて
アウトバウンドファックスジョブは、通常のプリント印刷ジョブの管理と同様に、リモートファ
ックスプリンタから表示や編集が行えます。 処理中のファックスジョブをキャンセルしたり、失
敗したファックスジョブを削除したりすることができます。
手順
1. Windows デスクトップで、[[スタート]] > [ [プリンタと FAX]]をクリックしま
す。
2. プリンタ名は、ファックスにある[「http://<サーバー名または IP>:8631/printers/fax」]で
す。
3. 次のいずれかを実行します。
• 処理中のファックスジョブをキャンセルするには、ファックスジョブを右クリックし
て、[[キャンセル]]をクリックします。
2014 年 7 月
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29
ファックス
• 失敗したファックスジョブを削除するには、ファックスジョブを右クリックして、
[[削
除]]をクリックします。
使用環境にリモートファックスプリンタを追加する
前提条件
コンピュータに Messaging ファックスクライアントをインストールしているか確認してくださ
い。
このタスクについて
Windows 環境で、Messaging 用にリモートファックスプリンタを設定します。
手順
1. Windows デスクトップで、
[[スタート]] > [ [コントロールパネル]] > [ [プリ
ンタとその他のハードウェア]] > [ [プリンタを追加する]をクリックします。]
システムには[[プリンタの追加]]ウィザードが表示されます。
2.[[次へ]]をクリックします。
3.[[ネットワークプリンタ、またはほかのコンピュータに接続されているプリンタ]]を
クリックして、[[次へ]]をクリックします。
4.[[インターネット上または自宅 / 会社のネットワーク上のプリンタに接続する]]をク
リックします。
5.[[URL]]フィールドに、
[[http://<サーバー名または IP>:8631/printers/fax]]を入力
し、<サーバー名または IP> の場所には、記憶域の役割を果たす FQDN または Messaging
サーバーの IP アドレスを入れます。
6.[[次へ]]をクリックします。
7.[[指定されたユーザーアカウントを使う]]をクリックします。
8.[[ユーザー名]]フィールドに、メールボックス番号を入力します。
9.[[パスワード]]フィールドに、メールボックスのパスワードを入力します。
10.[[次へ] ] > [ [次へ] ] > [[完了]]をクリックします。
Windows 環境にリモートネットワークプリンタが追加されます。 プリンタ名は、ファッ
クスにある[「http://<サーバー名または IP>:8631/printers/fax」]です。
リモートファックスプリンタのパスワード変更
このタスクについて
Messaging のパスワードを変更する場合は、ファックスの送信が続行できるよう、Messaging サ
ーバーでリモートファックスプリンタおよびネットワークファックスプリンタサービスのパス
ワードを、手動によりアップデートする必要があります。
30
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2014 年 7 月
リモートファックスプリンタのパスワード変更
手順
1. Windows デスクトップで、[[スタート]] > [[プリンタと FAX]]をクリックしま
す。
2. プリンタ名は、ファックスにある[「http://<サーバー名または IP>:8631/printers/fax」]で
す。
3. プリンタのサーバープロパティを設定します。
• Windows XP の場合は、[[ファイル]] > [[サーバープロパティ]] > [[ポー
ト]]をクリックします。
または
• Windows 7 の場合は、[[プリンタサーバープロパティ]]ボタンをクリックします。
4. http://<サーバー名または IP>:8631/printers/fax のポートを選択して、
[[ポートの設定]]
をクリックします。
5.[パスワード]フィールドに、メールボックスのパスワードを入力します。
6.[[OK]]を 2 回クリックします。
2014 年 7 月
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31
章 4: Messaging のカスタマイズ
ユーザー設定について
ユーザー設定は Messaging の設定をカスタマイズするための Web ベースのツールです。
注
一部の機能が企業内で利用できない場合があります。 詳細は管理者にお問い合わせくださ
い。
ユーザー設定へのログイン
このタスクについて
[ユーザー設定]の Web ページで、さまざまな Messaging 機能のオプションを設定できます。
[]
手順
1.[[ユーザー設定]] Web ページを開くには、次のいずれかを実行します。
• Outlook のツールバー上にある[ユーザー設定]をクリックします。[ ] Messaging
• ウェブブラウザを開き、アドレスバー上でシステム管理者が〔ユーザー設定〕に提供
する URL を入力して、Enter を押します。
Messaging の[ [ユーザー設定]] ログインページが表示されます。
2.[[メールボックス番号] ]フィールドに、メールボックス番号を入力します。
3.[[Messaging パスワード]]フィールドに、パスワードを入力します。
4.[[ログイン]]をクリックします。
[[ユーザー設定]>[全般]]Web ページが表示されます。
次のステップ
[全般] 設定をカスタマイズします。 詳細については、「基本設定 (33 ページ)」を参照してくださ
い。
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2014 年 7 月
基本設定
基本設定
[[全般]]Web ページには次のユーザー設定機能があります。
• Messaging アクセス番号
• アカウント情報
• ロケーションおよび言語
• 携帯電話またはポケットベル
• メッセージのブロックオプション
• ファックス
• 電話機で再生
• アテンダント
注
一部の機能が企業内で利用できない場合があります。 詳細は管理者にお問い合わせくださ
い。
Messaging アクセス番号
Messaging アクセス番号(内部および外部)は Messaging へのアクセスに使用します。 内部番
号を使用して社内からダイヤルします。 外部番号は社外からダイヤルする番号です。 内部及び
外部 Messaging アクセス番号は、[[ユーザー設定]>[全般]]ページに記載されています。
Messaging アクセス番号(内部または外部)が 2 つ以上表示されている場合、理解できる言語に
割り当てられた番号を使用します。
携帯電話から Messaging アクセス番号に電話をかけると、 Messaging が携帯電話を認識しま
す。 Messaging システムから、メールボックス番号の入力を省略して、直接メールボックスの
パスワードを入力するよう求められます。 Messaging システムが携帯電話を確実に認識できる
よう、[ユーザー設定]の[全般]ページに正しい形式で、携帯電話番号を入力する必要があり
ます。 携帯電話番号の正しい形式を確認するには、ご利用のデスクフォンに電話をかけ、発信
者 ID に表示される番号を控えてください。
[アカウント情報]
アカウント情報には次のフィールドが表示されます。
•[メールボックス]:割り当てられた Messaging メールボックス番号を表示します。
•[内線]:割り当てられた内線番号を表示します。
•[自動ログイン]:内線ごとに自動ログインオプションを表示します。 自動ログインオプシ
ョンを使うと、メールボックス番号とパスワードの入力が不要な自動ログインオプションを
有効にした内線番号で、メールボックスにログインできます。 ユーザーが自動ログイン機
能を使用できるように、管理者は適切な許可を有効にする必要があります。
2014 年 7 月
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33
Messaging のカスタマイズ
•[追加内線]:ご利用のメールボックスに関連付けられた追加の内線番号を表示します。
[[追加内線]]フィールドが表示されない場合、メールボックスに対して設定された追加内
線がありません。
[ロケーションおよび言語]
[[ロケーションおよび言語]]セクションで希望のタイムゾーンと言語を選択します。
[タイムゾーン]
タイムゾーンの選択は、電話機のユーザーインタフェースを使用してボイスメッセージを聞くと
きに再生される日付と時刻のアナウンスに影響します。 タイムゾーンの変更は[Reach Me]画
面の [Reach Me スケジュール]にも影響します。
[言語]
ボイスメッセージングシステムで使用したい言語を選択できます。 このフィールドが利用でき
ない場合は、デフォルトの言語のみ利用できます。 この設定は次に影響します。
• 電話機のユーザーインタフェースを通して Messaging のメールボックスにアクセスすると
きに聞こえる音声プロンプトの言語。
•[[ユーザー設定]]ウェブページで使用される言語。
2 つの追加言語によるデフォルトのコールアンサー言語として、特定のコールアンサー言語オプ
ションを設定することができます。 複数のコールアンサー言語を定義するには、適当な許可がな
ければなりません。
重要
[ワンステップ Audix 録音]機能を使用している場合、複数言語の設定はできないため、単
一のデフォルトコールアンサー言語を設定する必要があります。
携帯電話またはポケットベル
次のような機能に[[携帯電話またはポケットベル]]を使用できます。
• Notify Me(有効な場合)。
• Reach Me 転送先番号。
• メールクライアントで[電話機で再生]、
[音声応答]、
[音声転送]、
[送信者に発信]を使用
しているときの、その他の携帯電話。
[[携帯電話またはポケットベル]]の場合:
[[この携帯電話またはポケットベルを "Notify Me"
や他の機能で使用する]]チェックボックスを選択して、代替の携帯電話またはポケットベルの
番号を指定し、統合ログインを有効にします。
注
Avaya Aura® Messaging は、電子メールベース (SMTP) のポケットベル通知のみをサポート
します。
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2014 年 7 月
基本設定
メッセージのブロックオプション
受信メッセージのブロックオプションにより、Messaging が発信者に対して、ボイスメッセージ
を残すことを許可するか禁止するかを選択できます。 オプションは以下の通りです。
•[なし]
:デフォルトでは有効です。 着信呼の発信者はボイスメッセージを録音できます。
•[常時]
:着信呼の発信者はボイスメッセージを録音できません。
•[長期不在用あいさつが有効なときのみ]
:長期不在用あいさつを録音して有効にしている場
合、着信呼の発信者はボイスメッセージを録音できません。
選択に基づいて、Messaging による通話の処理方法を次のオプションから決定できます。
•[切断]:Messaging はあいさつを再生して通話を切断します。.
•[カスタムアテンダント(オペレータ)に転送]
:Messaging はあいさつを再生して通話をカ
スタムアテンダントに転送します。
ユーザーが受信メッセージのブロック機能を使用できるように、管理者は適切な許可を有効にす
る必要があります。
受信ファックス用電子メールアドレスの定義
このタスクについて
デフォルトでは、社内の内部ディレクトリに指定された電子メールアドレスで、受信ファックス
メッセージを受信するよう設定されています。 ただし、
[ユーザー設定] Web ページの[全般]
セクションから、受信ファックスメッセージを受信する電子メールアドレスを選んで定義するこ
とができます。
手順
1.[ファックス]セクションで、
[[受信ファックスメッセージの転送先:]]チェックボッ
クスを選択します。
2. 隣接するテキストボックスに、電子メールアドレスを入力します。
3.[[保存]]をクリックします。
アウトバウンドファックス用 TSID の設定
前提条件
アウトバウンドファックスに割り当てられた TSID を変更する前に、システム管理者にお問い合
わせください。
このタスクについて
ファックス受信者が受信ファックスの発信元の識別に使用する、アウトバウンドファックス用送
信端末識別 (TSID) を設定できます。 TSID の設定は、[ユーザー設定] Web ページの[全般]
セクションから行えます。
手順
1.[[ファックス]]セクションの、
[[送信ファックスメッセージの送信ユーザー ID :]]
に自分で選択した TSID を入力します。
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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35
Messaging のカスタマイズ
このフィールドに入力できる TSID は、最長で 128 文字です。 フィールドを空白のまま
にすると、フィールドはデフォルトの <内線番号>@<外部 Messaging アクセス番号> に
設定されます。
2.[[保存]]をクリックします。
電話機で再生
Messaging ツールバー上の[電話機で再生]、
[音声応答]、
[音声転送]、
[送信者に発信]をクリ
ックすると、ポップアップウィンドウが表示され、要求されたアクションにどの電話を使用する
かを指定する必要があります。 [ユーザー設定]の[全般]ページにある[電話機で再生]の設
定では、このポップアップを管理するための次のようなオプションが提供されています。
•[[常にこの電話を使用]]
:このオプションを使用して、
[電話機で再生]、
[音声応答]、
[音
声転送]、[送信者に発信]で使用したい電話番号を指定します。 この電話番号は必要時に
毎回自動的に使用され、このためにポップアップでプロンプトされることはありません。
•[[毎回使用する電話を確認する]]:このオプションを使用して、[電話機で再生]、[音声
応答]、
[音声転送]、
[送信者に発信]を使用するたびに電話を選択するようにプロンプトす
るポップアップが表示されるデフォルト設定に戻します。
アテンダント
アテンダント設定では、発信者がボイスメッセージのあいさつを聞いている間に 0 を押したとき
どこに電話を転送するかを定義します。
アテンダントで利用可能なオプションは次のとおりです。
•[デフォルトのアテンダント(オペレータ)]:電話はシステムアテンダント(オペレータ)
に転送されます。
•[個人用アテンダント/アシスタント]:電話は別の電話番号に転送されます。 内部(一般に
内線電話)または外部(任意の電話番号形式を受け入れ可能)の電話番号を入力する必要が
あります。 このフィールドが表示されない場合、システム管理者でこの機能を無効にして
います。
Reach Me 設定
Reach Me 設定は[ユーザー設定]の[[Reach Me]]Web ページにあります。 [Reach Me]
Web ページがない場合、Reach Me 機能はシステム管理者レベルで無効にされています。
Reach Me 機能により、ユーザーの応答がないとき、またはユーザーのプライマリ内線が話中の
ときに、発信者は別の電話でユーザーに連絡できる機会が得られます。 Reach Me 機能では次に
基づいて着信を転送するように管理します。
• 発信者の優先度 - 他の発信者よりも優先されるステータスは、優先発信者として定義した発
信者に与えられています。
36
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2014 年 7 月
Reach Me 設定
• コールスクリーニング - 発信者に名前の録音を要請し、通話をスクリーニングしてから、応
答するか否かを決定することができます。
• 転送番号 - 任意の着信通話を最大 3 つの Reach Me 番号に転送することができます。
• スケジュール - ユーザーが定義した一定の時間や日数の間、通話を転送することができま
す。
発信者カテゴリ
Reach Me 機能により、すべての通話を同じ方法で処理する、または優先発信者、内部発信者、
外部発信者に対して異なる通話処理を定義することができます。 [ユーザー設定]の Web ペー
ジで、優先発信者リストを設定できます。
発信者カテゴリを定義するには:
1.[[ユーザー設定]>[Reach Me]]ページを開きます。
2.[[発信者カテゴリ]]セクションで
• すべての発信者に対して同じ通話処理動作を設定したい場合、[[すべての発信者を同
様に処理する]]を選択します。
• 内部発信者とその他発信者に対して異なる通話処理動作をセットアップしたい場合、
[[内部発信者とその他の発信者を区別する]]を選択します。
3.[[保存]]をクリックします。
通話処理
通話処理設定では、
• Reach Me が有効な場合、着信呼を転送できます。
着信呼処理の設定(すべての発信者を同様に処理する場合)
このタスクについて
通話処理オプションは、発信者のカテゴリ分けをどのように選択したかによって異なります。 す
べての発信者を同じ方法で処理するよう選択できます。
手順
1. Reach Me を設定するには、次のオプションから選択します。[]
• Reach Me を有効にするには、[[以下の Reach Me 番号に通話を転送する]]を選択
します。
• Reach Me を無効にするには、[[ボイスメッセージングへ転送]]を選択します。
2.[Reach me 機能]が有効になると、コールスクリーニングが使用できます。 コールスク
リーニングを有効にするには、[[コールスクリーニングのため、発信者が転送を実行す
る前に名前の録音を要求する]]のチェックボックスを選択します。
3.[[保存]]をクリックします。
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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37
Messaging のカスタマイズ
着信呼処理の設定(その他発信者の場合)
このタスクについて
Call Handling のオプションは、ユーザーのカテゴリ分けに選択した方法によって異なります。
内部発信者とその他の発信者を区別することを選択した場合、システムは内部発信者とその他の
発信者の呼処理を個別に定義するオプションを表示します。
手順
1. 内部発信者に設定するには、次のオプションから選択します:[Reach me 機能]
• Reach Me を有効にするには、[[以下の Reach Me 番号に通話を転送する]]を選択
します。
• Reach Me を無効にするには、[[ボイスメッセージングへ転送]]を選択します。
2. その他の発信者に設定するには、次のオプションから選択します:[Reach me 機能]
• Reach Me を有効にするには、[[以下の Reach Me 番号に通話を転送する]]を選択
します。
• Reach Me を無効にするには、[[ボイスメッセージングへ転送]]を選択します。
3. コールスクリーニングを有効にする場合は、[[コールスクリーニングのため、発信者が
転送を実行する前に名前の録音を要求する]]のチェックボックスを選択します。
4.[[保存]]をクリックします。
コールスクリーニング
コールスクリーニングはオプションの[Reach me 機能]で、[ユーザー設定]にある[Reach
Me]Web ページの[通話処理]セクションから有効にできます。 コールスクリーニングを有効
にすると、
• Messaging の通話をユーザーに転送する前に、発信者に名前の録音を要請します。
• Messaging 転送された通話の受信時に録音された名前が再生され、ユーザーはそれに基づい
て通話の受付 / 拒否を選択できます。
通話を拒否すると、Messaging はユーザーが取り込み中であり、コールがユーザーの Messaging
メールボックスに転送されることを発信者に通知します。
Reach Me 番号の定義
前提条件
これらの設定は、Reach Me 機能が有効な場合のみ適用可能です。
このタスクについて
Reach Me 機能が有効な場合、着信呼を最大 3 件の番号に転送できます。 Messaging システムは
着信呼を Messaging メールボックスに転送する前に、Reach Me 番号のすべてに 1 つずつダイヤ
ルして応答がないかを試みます。
Reach Me 番号を定義するには:
手順
1. ドロップダウンボックスから、転送先の番号を選択します。
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2014 年 7 月
Reach Me 設定
2. Reach Me 番号ごとに発信回数のしきい値を指定します。 一般的に、3 回の発信回数が適
正です。
Reach Me スケジュールの定義
前提条件
これらの設定は、Reach Me 機能が有効な場合のみ適用可能です。
このタスクについて
[Reach me 機能]を有効にすると、特定の期間中および特定の曜日に電話を転送するための
Reach Me スケジュールを設定できます。 デフォルトでは、電話は月曜から金曜の午前 9:00 か
ら午後 5:00 までの間転送されます。
Reach Me スケジュールを設定するには:
手順
1.[[転送開始時刻]]を選択します。
2.[終了時刻]を選択します。
3. スケジュールを有効にする曜日を選択します。
スケジュール以外のときに電話は転送されません。 内線に電話がかかってきて、電話に
応答がない場合、電話はメールボックスに転送されます。
TUI を使用して Reach Me を再度有効にしたときのデフォルト設定
Aria または Audio TUI を使用、あるいは[ユーザー設定] Web ページを使用して Reach Me を
有効または無効にすることができます。 TUI を使用して Reach Me を再度有効にする場合、シス
テムは:
• 前に定義された Reach Me 番号への呼転送を有効にします。
•[すべての発信者を同様に処理する]オプションを有効にします。
• コールスクリーニングを無効にします。
• Reach Me スケジューリングを有効にします。
Reach Me 設定のテスト
Reach Me 設定の構成後、個別の電話から内線番号に通話発信し、発信者の立場で実際のエクス
ペリエンスを体感してください。 このテストは、定義された発信回数のしきい値と転送設定を確
かめる上で重要です。
テストコールがすべての指定した電話番号に一つずつ転送され、最後に Messaging メールボッ
クスに転送されれば、Reach Me 設定作業は完了です。
2014 年 7 月
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Messaging のカスタマイズ
Notify Me 設定
Notify Me 設定は[ユーザー設定]の[[Notify Me]]Web ページにあります。
[Notify Me] 機能では、新着ボイスメッセージがあると、ユーザー宛てに通知が送信されます。
通知の形式と受信方法は次の通りです。
• テキストメッセージを携帯電話に送信する。
• 電話(通話記録)を携帯電話に送信する。
• ポケットベル通知をポケットベルに送信する。
• 電子メール通知を電子メールアドレスに送信する。
アウトバウンドファックスが完了するごとに電子メール通知を電子メールアドレスに送信する
よう、Notify Me 設定を構成することも可能です。
Notify Me 設定には、最大タスク数に基づいて設計された、次のルールベースの設定オプション
が用意されています。
• 長期不在用あいさつが有効のとき無効にする
注
•[[Notify Me]]Web ページがない場合、通知機能はシステム管理者レベルで無効にされ
ています。 同様に、記載の通知オプションが利用できない場合、それは管理者によって
無効にされています。
• Avaya Aura® Messaging は、電子メールベース (SMTP) のポケットベル通知のみをサポ
ートします。
電話通知の設定
前提条件
テキストメッセージまたはポケットベル通知を有効にするときは携帯電話またはポケットベル
番号を定義する必要があります。 携帯電話またはポケットベル番号を設定するときは、[全般]
設定の[携帯電話またはポケットベル]セクションで番号を指定します。 Avaya Aura®
Messaging は、電子メールベース (SMTP) のポケットベル通知のみをサポートします。
このタスクについて
電話通知の設定は、[ユーザー設定]の[Notify Me]Web ページで次の手順を実行します。
手順
1.[ユーザー設定]の[Notify Me]Web ページで、
[[電話通知]]下の[[新着ボイスメッセ
ージがあるとき、以下の条件で自分宛に通知する。]]を選択します。
2. 次の通知オプションのいずれかを選択します。
a. 電話で通知を受け取るときは、[[右記番号に電話する:]]を選択します。
[全般]Web ページの[[その他の携帯電話またはポケットベル]]フィールドで指定
された電話番号が表示されます。
b. テキストメッセージとして、またはポケットベル通知で通知を受け取るときは、
[[テ
キストメッセージまたはポケベルで通知する:]]を選択します。
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2014 年 7 月
Notify Me 設定
[全般]Web ページの[[その他の携帯電話またはポケットベル]]フィールドで指定
された電話番号が表示されます。
このオプションを選択した場合、
[[携帯電話会社]]ドロップダウンリストからサー
ビスプロバイダを選択する必要があります。 ドロップダウンリストにご利用の携帯
電話会社が表示されない場合はシステム管理者にお問い合わせください。
c. 個別の TUI で発信者が重要と指定しているボイスメッセージの通知を受け取る場合
は、[[重要なメッセージのみ]]を選択します。
Aria TUI には、発信者がボイスメッセージを親展扱いにしたり、配信日時を指定し
たりすることができる、2 つのオプションが用意されています。
注
配信日時指定では、ボイスメッセージを配信する日時を設定できます。 年を入
れずに配信日を指定し、その指定日が現在の日付よりも前となる場合、エラーを
示すプロンプトは表示されず、ボイスメッセージは翌年の指定日に配信されま
す。
3.[[保存]]をクリックします。
電子メール通知の設定
指定された電子メールアカウント宛ての、新しいボイスメッセージの電子メール通知を受信でき
ます。 電子メール通知には、Messaging ツールバーは使用できません。 変更が有効になるまで、
およそ 10 分ほど待つ必要があります。
手順
1.[ユーザー設定]の[Notify Me]Web ページで、
[[電子メール通知]]下の[[ボイスメッ
セージごとに通知を電子メールで自分宛に送信する]]チェックボックスを選択します。
2.〔[件名のカスタマイズ]〕を選択すると、電子メール通知の件名がカスタマイズできま
す。 パスワードは最大 80 字の英数字を使用して入力できます。
〔[件名のデフォルト]〕を選択することで、
〔件名のカスタマイズ〕を後で解除することが
できます。 件名列のデフォルト形式は、〔<名前または電話番号>からの音声メッセー
ジ〕となります。
3.[[電子メールアドレス]]テキストボックスに、電子メール通知を送信する電子メールア
ドレスを入力します。
電子メールアドレスは最大 5 つまで入力できます。 セミコロン (;) を使用してアドレス
を区切ってください。
4. ボイスメッセージの録音を含めたい場合は、[[録音ファイルを含む]]チェックボックス
を選択します。 親展メッセージについては、チェックボックスが選択されていても、シ
ステムの設定に応じてボイスメッセージの録音が含まれないことがあります。
5. TUI で発信者が重要と指定しているボイスメッセージの通知を受け取る場合は、
[[重要な
メッセージのみ]]を選択します。
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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41
Messaging のカスタマイズ
ファックスの電子メール通知設定
前提条件
管理者は、ユーザーがファックス関連機能を使用できるよう、適切な権限を与える必要がありま
す。
このタスクについて
[ユーザー設定] Web ページの[Notify Me]セクションから、アウトバウンドファックスごとに
電子メールステータス通知を送信するようシステムを設定できます。
手順
1.[ファックスの電子メール通知]セクションで、[[送信されたファックスメッセージごと
に通知を電子メールで自分宛に送信する]]チェックボックスを選択します。
2.[[電子メールアドレス]]フィールドに、通知を送信先となる電子メールアドレスを入力
します。
3.[[保存]]をクリックします。
My Phone 機能の設定
[My Phone] Web ページの[ユーザー設定]で、テレフォンユーザーインタフェースの使用時
に設定をカスタマイズできます。
次のユーザー設定機能は、[My Phone] Web ページにあります。
• 自動再生
• メッセージ再生順
• メッセージ再生速度
• プロンプトレベル
• 日時アナウンス
• 音声認識による宛先指定
注
説明されている電話設定機能のいずれかが[My Phone]Web ページで利用できない場合、
それは管理者によって無効にされています。
自動再生
CallPilotTUI を使用する場合、〔My Phone〕ウェブページは自動再生オプションのみ表示しま
す。 このオプションを選択した場合、以下が行われます。
• TUI がログインと同時に、自動的にメッセージの再生を開始します。 メッセージ再生を開
始するため、いずれかのキーを押す必要はありません。
•〔My Phone〕ウェブページで、メッセージを再生する順番を定義します。
42
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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2014 年 7 月
My Phone 機能の設定
メッセージ再生順オプション
電話でメッセージを再生するとき、メッセージを聞く順番を変更することができます。 デフォル
トでは、メッセージを新着順で再生するよう設定されています。 メッセージ再生順は、未開封、
開封済み、保存されているメッセージごとに設定できます。
未開封メッセージ、開封済みメッセージ、および保存されているメッセージは:
1.[[新着順に再生]]を選択すると、最新メッセージから順に聞くことができます。
2.[[古い順に再生]]を選択すると、最も古いメッセージから順に聞くことができます。
3.[[重要度順に再生]]を選択すると、緊急メッセージから順に聞くことができます。
一部のメッセージ再生オプションが、TUI で利用できない場合があります。
メッセージ再生速度の変更
このタスクについて
電話でメッセージを再生するとき、デフォルトでは最初に標準速度または 100% で再生するよう
設定されています。 電話機キーパッドオプションを使用して、メッセージの再生中に再生速度の
増減を調節することができます。 メッセージ再生速度の設定により、全メッセージを最初に再生
するときのデフォルト速度を高速 / 低速から選択できます。 デフォルト再生速度の高速 / 低速
を設定した後、やはり電話キーパッドオプションを使用し、各メッセージの再生中に再生速度の
増減を個別調節することができます。
手順
1. 標準よりも遅い速度でメッセージを聞くには、次のいずれかを選択します(遅→速の順)。
• 70%
• 85%
• 90%
2. 標準よりも速い速度でメッセージを聞くには、次のいずれかを選択します(遅→速の順)。
• 125%
• 170%
3. 標準速度に戻るには、[100%]を選択します。
即時プロンプトの有効化
このタスクについて
即時プロンプトは、標準の電話プロンプトを置き換える短い短縮された一連の電話プロンプトで
す。 即時プロンプトはずっと短いため、時間の節約につながります。 例えば、標準プロンプト
「メッセージ送信済み」の場合。 元のメッセージの前に案内のみが聞こえ、対応する即時プロンプ
トは「送信」となります。
標準のプロンプトに慣れており、Messaging を使うたびに詳細な指示を聞く必要がない場合の
み、即時プロンプトを使用してください。 [[ユーザー設定]]の[[My Phone 機能]]ペー
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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43
Messaging のカスタマイズ
ジで[[即時プロンプトの使用]]チェックボックスが表示されない場合は、管理者が Messaging
システムに即時プロンプトを設定していない、または[[ユーザー設定]]の[[全般]]ペー
ジで即時プロンプトをサポートする言語が選択されていません。
即時プロンプトは、現在 Aria TUI 向けにアメリカ英語でのみ使用できます。
電話機で即時プロンプトを有効にするときは、
手順
1. [[ユーザー設定]]の[[My Phone 機能]]ページで[[即時プロンプトの使用]]チェ
ックボックスを有効にします。
日時アナウンスの設定
手順
1. [[メッセージごとに日時をアナウンスする]]を選択すると、テレフォンユーザー
インタフェースでメッセージを再生する前に、メッセージの着信日時を聞くことができま
す。
宛先指定の設定
このタスクについて
Messaging ではメッセージの受信者選択に次のオプションが利用できます。
1. 音声認識:音声認識を使い、フルネーム(内部ディレクトリに記載されたとおり、または
自分で個人用リスト向けに定義したとおり)を読み上げて受信者または配布リストを選択
できます。
2. 電話機キーパッド:電話機キーパッドを使い、キーパッドで名前のスペルまたはメールボ
ックス番号を入力して受信者または配布リストを選択できます。
手順
1. 宛先指定の設定を行うには、次のオプションのいずれかを選択します。
•[[音声またはキーパッドを使用]]を選択すると、音声認識および電話機キーパッド
の両方を使用してボイスメッセージの受信者を選択できます。
•[[キーパッドのみを使用]]を選択すると、電話機キーパッドのみを使用してボイス
メッセージの受信者を選択できます。
注
一部の機能が企業内で利用できない場合があります。 詳細は管理者にお問い合わ
せください。
個人用リスト
複数のボイスメッセージング受信者にボイスメッセージを送信する場合、[ユーザー設定] Web
ページの[個人用リスト]ページで 1 件以上の個人用配信リストを作成することができます。
44
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2014 年 7 月
個人用リスト
個人用リストの作成
手順
1.[ユーザー設定] Web ページの[[個人用リスト]]をクリックします。
2.[個人用リスト] Web ページの[[新規リストの追加]]をクリックします。
3.[[リスト名]]テキストボックスで、個人用リストの名前を指定します。 送信メッセー
ジの宛先にこの名前を使用することができます。
4.[[リスト番号]]ドロップダウンリストから、リスト番号を選択します。 リスト番号
は 11 ~ 99 の範囲内です。
5.[[新規メンバー(メールボックス)]]テキストボックスに、個人用リストに追加するメ
ンバーのメールボックス番号を入力し、[[追加]]をクリックします。
新規追加メンバーの[[名]]
、[[姓]]、[[メールボックス]]が表示されます。
6. 個人用リストに含める名前がすべて追加されるまで、メンバーの追加を続行します。 個
人用リストに追加できるメンバーの最大数は 100 件です。
7.[[保存]]をクリックします。
作成できる個人用リストの最大数は 89 件です。
個人用リストの編集
手順
1.[[個人用リスト]]ドロップダウンリストから、編集する個人用リストを選択します。
2.[[編集]]をクリックします。
3. 次の操作を実行できます。
• リスト名の編集
• リスト番号の変更
• 既存メンバーの削除
• 新規メンバーの追加
リスト名の編集
手順
1.[[リスト名:]]テキストボックスに、リストの新しい名前を入力します。
2.[[保存]]をクリックします。
リスト番号の変更
手順
1.[[リスト番号:]]ドロップダウンリストから、個人用リストに使用できる新しいリス
ト番号を選択します。
2.[[保存]]をクリックします。
2014 年 7 月
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45
Messaging のカスタマイズ
既存メンバーの削除
手順
1.[[メンバー:リスト]]で削除するメンバーを特定し[[削除]]をクリックします。
2. 個人用リストから除くメンバーがすべて削除されるまで、メンバーの削除を続行します。
3.[[保存]]をクリックします。
新規メンバーの追加
手順
1.[[新規メンバー(メールボックス)]]テキストボックスには、既存の個人用リストに追
加するメンバーのメールボックス番号を入力します。
2. 個人用リストに加えるメンバーがすべて追加されるまで、メンバーの追加を続行します。
3.[[保存]]をクリックします。
個人用リストの削除
手順
1.[[個人用リスト]]ドロップダウンリストから、削除する個人用リストを選択します。
2.[[削除]]をクリックします。
3. 確認のため [[OK]] をクリックします。
詳細リスト
詳細リストページを使って、システム管理者が定義した詳細リストのメンバーを追加または削除
することができます。
注
ユーザーがシステム管理者によって、少なくとも 1 つの詳細リスト用の管理者リストに追加
されている場合は、[[詳細リストユーザー設定] Web ページ]の参照.のみが行えます。
詳細リストの編集
手順
1.[[ユーザー設定]] Web ページの[[詳細リスト]]をクリックします。
2.[[詳細リスト]]ドロップダウンリストから、編集する詳細リストを選択します。
3.[[編集]]をクリックします。
4. 次の操作を実行できます。
• 既存メンバーの削除
46
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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2014 年 7 月
あいさつ機能
• 新規メンバーの追加
既存メンバーの削除
手順
1.[[メンバー:リスト]]で削除するメンバーを特定し[[削除]]をクリックします。
2. 詳細リストから除くメンバーがすべて削除されるまで、メンバーの削除を続行します。
3.[[保存]]をクリックします。
新規メンバーの追加
手順
1.[[新規メンバー:]]テキストボックスには、既存の詳細リストに追加するメンバーの
メールボックス番号または電子メールアドレスを入力します。
2. 詳細リストに加えるメンバーがすべて追加されるまで、メンバーの追加を続行します。
3.[[保存]]をクリックします。
あいさつ機能
あいさつには、コールがボイスメールに入ると、自動で発呼者向けに再生される録音済みの名前
およびメッセージが含まれます。 あいさつをカスタマイズしない場合、デフォルトの システム
のあいさつが再生されます。
名前:自分の名前を録音して、名前のシステム生成によるバージョンと交換することができま
す。
個人用あいさつ:通話に応答できないときに、電話が発呼者向けに再生する標準あいさつを録音
できます。 例えば、離席中や回線が通話中のときなどです。
長期不在用あいさつ (EAG): 長期不在用あいさつを録音して、外出中のためメッセージにすぐに
返信できないことを発呼者に通知できます。
オプションあいさつ: 1 セットのオプションルールに基づいて再生されるあいさつです。 例え
ば、電話に応答できない内部発呼者全員に対して、営業時間中にあいさつを再生するようにセッ
トアップできます。
電話からのあいさつ設定については、次の文書のいずれかを参照してください。
• Avaya Aura® Messaging 用クイックガイド(Aria)
• Avaya Aura® Messaging 用クイックガイド(Audix)
• Avaya Aura® Messaging 用クイックガイド(CallPilot)
これらのガイドはすべて「Avaya サポート Web サイトの Messaging ユーザーガイドセクショ
ン」でご利用いただけます。 使用する TUI がわからない場合は、管理者にお問い合わせくださ
い。
注
ボイスメッセージのみを録音できます。 音楽の録音はサポートされていません。
2014 年 7 月
Avaya Aura® Messaging R6.3 ユーザーガイド
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47
Messaging のカスタマイズ
名前の録音
手順
1.[ユーザー設定]にログインして、〔[あいさつ]〕ページに移動します。
2.〔[録音]〕アイコンを〔名前の検証〕行でクリックします。
3.〔[録音:名前の検証]〕セクションでコントロールを使用して録音、再生および名前の保
存を行います。
標準あいさつの設定
[[ユーザー設定]] Web ページの [[あいさつ]] タブから標準あいさつの設定を行うこと
ができます。 ユーザーが標準あいさつに関連する機能を使用できるよう、管理者は適切な権限を
与える必要があります。
手順
1. 個人用あいさつを録音するには、個人用あいさつ行で適当な[[録音]]アイコンをクリ
ックします。
• 赤色の[[録音]]アイコン: クリックすると、コンピュータからあいさつを録音しま
す。 個別セクションの[[録音: 個人用]]を[[ユーザー設定]>[あいさつ]]ウ
ェブページで開き、録音、再生、再録音、一時停止、停止をして録音したあいさつを
保存します。
• 緑色の[[録音]]アイコン: クリックすると、電話からあいさつを録音します。 別の
ウィンドウが開き、Messaging アプリケーションに関連する使用中の電話番号を設定
します。
いったん録音したあいさつを保存すると、[[再生]]アイコンをクリックすることであ
いさつを再生させることができます。
• 矢印[[再生]]アイコン: クリックすると、コンピュータで録音されたあいさつを再
生します。
• 電話[[再生]]アイコン: クリックすると、電話で録音されたあいさつを再生しま
す。 Messaging アプリケーションに関連した電話内線番号を設定します。
2. 個人用あいさつを有効にするには、個人用あいさつ行の[ [有効] ]チェックボックス
を選択します。
3. 長期不在用あいさつを有効にするには、長期不在用あいさつ行の [[有効]] チェック
ボックスを選択します。
• 赤色の[[録音]]アイコン: クリックすると、コンピュータからあいさつを録音しま
す。 個別セクションの[[録音: 長期不在用]]を[[ユーザー設定]>[あいさ
つ]]ウェブページで開き、録音、再生、再録音、一時停止、停止をして録音したあ
いさつを保存できるようにします。
• 緑色の[[録音]]アイコン: クリックすると、電話からあいさつを録音します。 別の
ウィンドウが開き、Messaging アプリケーションに関連する使用中の電話番号を設定
します。
48
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2014 年 7 月
あいさつ機能
いったん録音したあいさつを保存すると、[[再生]]アイコンをクリックすることであ
いさつを再生させることができます。
• 矢印[[再生]]アイコン: クリックすると、コンピュータで録音されたあいさつを再
生します。
• 電話[[再生]]アイコン: クリックすると、電話で録音されたあいさつを再生しま
す。 Messaging アプリケーションに関連した電話内線番号を設定します。
4. 特定の時間制限内であいさつの有効期限を終了する場合、[[有効期限を有効にする] ]
チェックボックスを選択し、あいさつの [[有効期限日付/時間] ]を設定します。
5. <オプション> 標準あいさつの再生前に Messaging に現在のステータスを再生させる場
合は、
[[あいさつの前にステータスプロンプトを再生する]]チェックボックスを選択し
ます。
6.[[保存]]をクリックします。
あいさつの設定
[[ユーザー設定]] Web ページの [[あいさつ]] タブからオプションのあいさつを設定す
ることができます。 あいさつ規則の設定も行うことができ、この規則に基づいて Messaging は
発信者に対してあいさつを再生します。 規則は最大タスク量に基づいて作られます。 ユーザー
があいさつに関連する機能を使用できるように、管理者は適切な許可を有効にする必要がありま
す。
手順
1. オプションあいさつを録音するには、オプションあいさつ行で適当な[[録音]]アイコ
ンをクリックします。
• 赤色の[[録音]]アイコン: クリックすると、コンピュータからあいさつを録音しま
す。 個別セクションの[[録音: オプションあいさつ]]を[[ユーザー設定]>[あ
いさつ]]ウェブページで開き、録音、再生、再録音、一時停止、停止をして録音し
たあいさつを保存します。
• 緑色の[[録音]]アイコン: クリックすると、電話からあいさつを録音します。 別の
ウィンドウが開き、Messaging アプリケーションに関連する使用中の電話番号を設定
します。
いったん録音したあいさつを保存すると、[[再生]]アイコンをクリックすることであ
いさつを再生させることができます。
• 矢印[[再生]]アイコン: クリックすると、コンピュータで録音されたあいさつを再
生します。
• 電話[[再生]]アイコン: クリックすると、電話で録音されたあいさつを再生しま
す。 Messaging アプリケーションに関連した電話内線番号を設定します。
2. 選択したあいさつは、そのあいさつの [[有効]] チェックボックスを選択して有効に
します。
3.[[説明]] フィールドに選択したあいさつの説明を入力します。
2014 年 7 月
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49
Messaging のカスタマイズ
4.[[すべて/内線/外線]] ドロップダウンリストボックスから通話タイプを選択します。
• すべての通話に対しあいさつを再生するよう設定するには、
[[すべて]] を選択しま
す。
• 内線呼のみを対象にあいさつを再生するよう設定するには、[[内線]] を選択しま
す。
• 外線呼のみを対象にあいさつを再生するよう設定するには、[[外線]] を選択しま
す。
5.[[すべて/話中/無応答] ]ドロップダウンリストボックスから[電話ステータス]を選
択します。
• すべての通話に対しあいさつを再生するよう設定するには、
[[すべて]] を選択しま
す。
• 電話が話中の場合のみあいさつを再生するよう設定するには、
[[話中]] を選択しま
す。
• 発呼者の電話に応答できない場合のみあいさつを再生するよう設定するには、
[[無応
答] ]を選択します。
6.[[すべて/営業時間内/外出時間中] ]ドロップダウンリストボックスから[タイムゾー
ン]を選択します。 営業時間は[ [営業時間] ]セクションで定義されます。
• 常にあいさつを再生するよう設定するには、[[すべて] ]を選択します。
• 営業時間中のみあいさつを再生するよう設定するには、
[[営業時間内] ]を選択しま
す。
• 外出時間中の間のみあいさつを再生するよう設定するには、
[[外出時間中]] を選択
します。
7.[[保存]]をクリックします。
営業時間の定義
前提条件
これらの設定は、あいさつが有効なときにのみ適用できます。
このタスクについて
営業時間をカスタマイズして、特定の曜日ごとに時間帯をセットアップできます。 デフォルトで
は、営業時間は月曜から金曜の午前 8:00 から午後 6:00 に設定されています。
手順
1.[[あいさつ]] タブで、[[営業時間]]フィールドの開始時間と終了時間を設定しま
す。
2. 各曜日に隣接するチェックボックスを個別に選択して、勤務曜日を定義します。
50
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2014 年 7 月
パスワードの変更
パスワードの変更
電話から変更
このタスクについて
電話からのパスワード変更については、次の文書のいずれかを参照してください。
• Avaya Aura® Messaging 用クイックガイド(Aria)
• Avaya Aura® Messaging 用クイックガイド(Audix)
• Avaya Aura® Messaging 用クイックガイド(CallPilot)
これらのガイドはすべて「Avaya サポート Web サイトの Messaging ユーザーガイドセクショ
ン」でご利用いただけます。 使用する TUI がわからない場合は、管理者にお問い合わせくださ
い。
ユーザー設定から変更
このタスクについて
ユーザー設定でパスワードを変更するには、次の手順を実行します。
手順
1.[ユーザー設定] Web ページの[[パスワード]]をクリックします。
2. 新しいパスワードを入力し確認します。
3.[[変更]]をクリックします。
高機能タスク
メールボックス番号関連付けのクリア
このタスクについて
[ユーザー詳細設定]画面から、Messaging メールボックスとメール ID の関連付けをリセットす
ることができます。
注
管理者または Avaya サービス技術者による指示がない場合、このタスクは実行しないでくだ
さい。
手順
1.[ユーザー設定] Web ページにログインします。
2. 左側のメニューから[[詳細設定タスク]]をクリックします。
2014 年 7 月
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51
Messaging のカスタマイズ
3.[[高機能タスク]]画面で、[[クリア]]をクリックします。
メッセージのブロードキャスト
前提条件
管理者はユーザーアカウントのブロードキャスト機能を有効にする必要があります。
このタスクについて
ご利用の TUI から社内に向け、システムレベルまたはサイトレベルでブロードキャストメッセー
ジを送信することができます。 Messaging には、システムに設定されたサイトごとに、最大で 1
件のシステムレベルメッセージと 1 件のサイトレベルメッセージのみを保存できます。 ブロー
ドキャストメッセージの受信者は、最大で 2 件の最新ブロードキャストメッセージにいつでもア
クセスできます。 別のブロードキャストメッセージを受信すると、既存のメッセージは上書きさ
れます。 ブロードキャストメッセージは次の順で再生されます。
• システムブロードキャスト
• サイトブロードキャスト
手順
1. メインメニューから、TUI に応じて次のいずれかを実行します。
• Aria または Audix TUI: ブロードキャストメニューにアクセスするときは、9 を押して
ください。
• CallPilot TUI:ブロードキャストメニューにアクセスするときは、5 を押してください。
2. 新しいブロードキャストメッセージを録音するときは、2 を押してください。
3. TUI に応じて、次のいずれかを実行します。
• Aria TUI:録音を停止するときは # を押し、メッセージを送信するときは # を押して
ください。
• Audix TUI:録音を停止してメッセージを送信するときは # を押してください。 1 を押
すと、録音を停止してメッセージを確認できます。
• CallPilot TUI:録音を停止するときは # を押し、メッセージを送信するときは 7–9 を
押してください。
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2014 年 7 月
章 5: テレタイプライタによる Messaging
テレタイプライタの概要
テレタイプライタ (TTY) は、聴覚障害者または言語障害者が電話システムによってテキストの送
受信を行うために使用するデータ端末です。 TTY は聴覚障害者用通信機器、または TDD とも呼
ばれています。 標準的な TTY は、1 行または 2 行の英数字表示が付いたノート PC のキーボー
ドのようなものです。 TTY は、テキストの送信に使用されないときは無音です。 デバイスに入
力すると、TTY は電話ネットワークで転送される可聴音を発します。
すべての TTY ユーザーが TTY デバイスでメッセージの送受信を行うわけではありません。
TTY デバイスに依存する方の約半分は聴覚障害者ですが、はっきりと話すことができるユーザー
です。 そのため、大抵の場合、TTY デバイスでメッセージを受信して言葉を発して応答するユ
ーザーに好まれます。 このプロセスは、ボイスキャリーオーバーまたは VCO と呼ばれます。
Messaging は、TTY デバイスを搭載した Audix TUI のみをサポートしています。 また、
Messaging は Messaging メールボックスでは自動 TTY サポートに対応していません。 管理者
は TTY サポートを有効にする必要があります。 Messaging では、管理者は発信者が同じメール
ボックスで TTY 形式またはボイスプロンプトを選択できるよう、メールボックスを設定するこ
とができます。
Messaging テレタイプライタ ユーザーインターフェイス
Messaging では、TTY サポートを提供するために管理者が米国英語版 TTY 言語パックをインス
トールします。 TTY のプロンプトにより、TTY デバイスのユーザーは Messaging 機能のほとん
どを利用できます。 Messaging ユーザーは TTY デバイスを使って、TTY メッセージの送信、受
信、返信を行えます。 TTY メッセージとボイスメッセージの送信、受信、返信には、同じ電話
キーを押します。
メールボックスが TTY 用に設定されているユーザーは、次の操作が行えます。
• Messaging のメニュー、プロンプト、メッセージのほとんどに TTY 言語を使用する。
• Messaging を使用し、TTY あいさつで着信電話に応答する。
発信者はメッセージを録音するときに Messaging TTY またはボイスメッセージを使用できま
す。
Messaging では、同一の通話中における TTY とボイスの使用もサポートされています。 例えば、
ユーザーは VCO セッション中に、TTY 形式でプロンプトを受信してからボイスメッセージの録
音を行うことができます。 はっきりと話ができる聴覚障害者の場合も、同一の通話中に TTY デ
バイスでメッセージを受信したり、ボイスメッセージを送信したりすることができます。
2014 年 7 月
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テレタイプライタによる Messaging
TTY ユーザーに対する重要な情報
推奨ハードウェア
通話中は必ずプッシュボタンまたはトーンダイヤルを使ってメニューの選択やデータ入力を行
ってください。 Avaya Model 8840 TTY を含む、多くの TTY デバイスは、タッチトーンの生成
により番号をダイヤルできます。 ただし、こうしたデバイスは通話の接続が完了すると、タッチ
トーンモードから TTY モードへ自動的に切り替わります。 従って、TTY デバイスとは別にプッ
シュホンを使用する必要があります。 そのための 1 つの方法が、TTY デバイスと電話を接続す
る音響カプラーの使用です。
また別の方法として、TTY と Avaya IP Softphone の併用が挙げられます。 IP Softphone を[テ
レコミュータ]モードに設定し、関連したアナログ電話として TTY デバイスを指定します。 IP
Softphone のユーザーインターフェイスにより、タッチトーンを Messaging に転送することがで
きます。
IP Softphone を〔テレコミュータ〕モードに設定する方法については「 Avaya one-X®
Communicator の使用」ガイドのトピック「発信呼設定の設定」を参照してください。
Messaging プロンプト
Messaging を TTY デバイスと併用すると、TTY デバイスにメニューとプロンプトが表示されま
す。 メニューとプロンプトには、Messaging 機能のオプションが表示されます。 電話キーパッ
ドで番号を押したり、文字などを入力したりする操作を促す Messaging プロンプトが示される
ことがよくあります。 プロンプトに応じて電話キーパッドのキーを押すと、コマンドがタッチト
ーン信号のフォームで Messaging に送信されます。 TTY デバイスによる入力は、Go Ahead
(GA) プロンプトが示されたときに限られます。
テキスト会話に対するテレタイプライタトーン
ボイスメッセージを受け取ると、TTY デバイスにはテキストが表示されないか、時にはランダム
な文字が表示されることがあります。 メッセージに音声が含まれると、TTY デバイスの信号イ
ンジケータは不規則に変化します。 TTY デバイスは、TTY デバイス表示で TTY トーンをテキス
トに変換しますが、音声のボイスメッセージを同様にテキストに変換するのは不可能です。 必要
な場合は、リレーオペレータなどの別の担当者に支援を要請してください。
Messaging とテレタイプライタのシグナリング
2 つの Messaging TUI オプションは、Messaging と TTY デバイス間のシグナリングに干渉しま
す。 TTY デバイスのユーザーは、次の操作を行う TUI 機能を使用できません。
• ボイスメッセージの再生速度を調整する。
• メッセージの再生中にそのメッセージを早送りまたは巻き戻しでスキップする。
例えば、Messaging TTY メッセージの再生速度を変更する場合、転送のボーレートも変更されま
す。 Messaging と受信中の TTY デバイスはもはや同期化されません。
注
これらの TUI 機能は、ご利用の TUI で使用できない可能性があります。
TTY に関するトラブルシューティングの詳細については、「 メッセージの入力ミスと文字落
ち」 (60 ページ)を参照してください。
54
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2014 年 7 月
Messaging にログイン
Messaging にログイン
Messaging へのログインには、2 つの方法があります。
オプション 1:内線にダイヤル
TTY が所属する組織でデフォルト設定されているいずれかの言語として使用されている場合、
Messaging ではすべてのプロンプトとメッセージを TTY 形式で送信します。
詳細については、[内戦にダイヤル] (55 ページ)を参照してください。
オプション 2:Messaging にダイヤル
Messaging が通話に応答すると指示が聞こえ、所属する組織用にデフォルト設定されている言語
でプロンプトが再生されます。 この場合、続行する前に TTY 言語オプションを選択する必要が
あります。 所属する組織に TTY 専用でプロンプトを送信する別の番号がある場合は、その番号
を使用して Messaging にアクセスしてください。
内線にダイヤル
このタスクについて
次の手順で TTY デバイスを直接使用します。
手順
1. 電話番号をダイヤルする。
2. 内線番号にメールボックスが関連付けられていない上、TTY がこの Messaging 番号のサ
イトデフォルト言語ではなく、利用可能な追加言語がある場合:
a. TTY を最初の追加言語に設定する場合は 2 を押します。 Messaging には、[「TO
SEE ENGLISH TTY DIAL TWO」
(英語 TTY を表示するには 2 をダイヤル)]のプロ
ンプトが表示されます。
b. TTY を 2 番目の追加言語に設定する場合は 3 を押します。 Messaging には、[「TO
SEE ENGLISH TTY DIAL THREE」
(英語 TTY を表示するには 3 をダイヤル)]のプ
ロンプトが表示されます。
TTY が選択されていない場合、Messaging では音声メッセージが再生されます。
注
TTY デバイスの信号インジケータライトは、点滅により Messaging が通話に応答し
たことを知らせます。 信号インジケータを見て、Messaging が通話に応答したかど
うかを判別します。 Messaging が通話に応答したかを判別できない場合は、ダイヤ
ルしてから 10 秒後に続行します。
3. オフィスの内線番号から発信する場合は、TTY にパスワードの入力を求める Messaging
プロンプトを受信します。 パスワードをダイヤルして、シャープキー (#) を押します。
2014 年 7 月
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55
テレタイプライタによる Messaging
4. 別の内線番号または社外から発信ている場合は、次の電話キー組み合わせのいずれかを使
用します。
• 内線番号に関連付けられたメールボックスがない場合は、シャープキー (#) を押しま
す。
- メールボックス番号をダイヤルします。
- パスワードをダイヤルします。 次いで、Messaging は選択した言語に切り替わり、
パスワードの入力を促します。
- シャープキー (#) を押します。
• 内線番号に関連付けられたメールボックスがある場合は、TTY にパスワードの入力を
求める Messaging プロンプトが表示されます。 パスワードをダイヤルして、シャープ
キー (#) を押します。
結果
これで、メールボックスにログインしました。 TTY デバイスにはユーザーの名前が表示され、
新着メッセージの有無が通知されます。 TTY デバイスにはオプションメニューが表示されま
す。
次のステップ
オプションを選択するには、適切な電話キーを押します。
Messaging へのダイヤル
このタスクについて
次の手順に従って、Messaging にダイヤルインしてから TTY デバイスを使用します。
手順
1. Messaging システムの電話番号をダイヤルします。
2. 内線番号にメールボックスが関連付けられていない上、TTY がこの Messaging 番号のサ
イトデフォルト言語ではなく、利用可能な追加言語がある場合:
a. TTY を最初の追加言語に設定する場合は 2 を押します。 Messaging には、[「TO
SEE ENGLISH TTY DIAL TWO」
(英語 TTY を表示するには 2 をダイヤル)]のプロ
ンプトが表示されます。
b. TTY を 2 番目の追加言語に設定する場合は 3 を押します。 Messaging には、[「TO
SEE ENGLISH TTY DIAL THREE」
(英語 TTY を表示するには 3 をダイヤル)]のプ
ロンプトが表示されます。
TTY が選択されていない場合、Messaging では音声メッセージが再生されます。
注
TTY デバイスの信号インジケータライトは、点滅により Messaging が通話に応答し
たことを知らせます。 信号インジケータを見て、Messaging が通話に応答したかど
うかを判別します。 Messaging が通話に応答したかを判別できない場合は、ダイヤ
ルしてから 10 秒後に続行します。
56
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2014 年 7 月
Messaging テレタイプライタ ユーザーインターフェイスの使用
3. オフィスの内線番号から発信する場合は、TTY にパスワードの入力を求める Messaging
プロンプトを受信します。 パスワードをダイヤルして、シャープキー (#) を押します。
4. 別の内線番号または社外から発信ている場合は、次の電話キー組み合わせのいずれかを使
用します。
• 内線番号に関連付けられたメールボックスがない場合は、シャープキー (#) を押しま
す。
- メールボックス番号をダイヤルします。
- パスワードをダイヤルします。 次いで、Messaging は選択した言語に切り替わり、
パスワードの入力を促します。
- シャープキー (#) を押します。
• 内線番号に関連付けられたメールボックスがある場合は、TTY にパスワードの入力を
求める Messaging プロンプトが表示されます。 パスワードをダイヤルして、シャープ
キー (#) を押します。
結果
内線番号とパスワードにより、有効なユーザーであることが確認されます。
これで、メールボックスにログインしました。 TTY デバイスにはユーザーの名前と新着メッセ
ージの有無が表示されます。 TTY デバイスにはオプションメニューが表示されます。
次のステップ
オプションを選択するには、適切な電話キーを押します。
Messaging テレタイプライタ ユーザーインターフェイスの
使用
名前の録音
このタスクについて
Messaging システムでは、メールボックスにユーザーの名前が保存されます。 名前を変更する
には、TUI の TTY プロンプトに従ってください。 Messaging から名前の録音を求められたら、
TTY デバイスを使って名前を入力します。 必ず GA のプロンプトを待ってから入力を開始して
ください。
注
入力したテキストが再生時に正しく表示できるように、名前を入力する前に TTY デバイスで
次の操作を実行してください。
手順
1. TTY デバイスを使って Messaging にログインします。
2. 5 を 2 回押して、[名前の録音]メニューに移動します。
3. 1 桁の数字またはフォワードスラッシュ (/) を入力します。
2014 年 7 月
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57
テレタイプライタによる Messaging
4. TTY デバイスの[[スペースバー]]を数回押します。
メッセージの録音と送信
このタスクについて
メッセージの録音と送信方法は、ご使用の TUI によって決定します。
手順
1. TTY デバイスを使って Messaging にログインします。
2. メッセージを録音するには、適切な電話キーを押します。
3. TTY デバイスに GA プロンプトが表示されたら、メッセージを入力してシャープキー (#)
を押します。
4. メッセージを送信する相手のメールボックス番号をダイヤルします。
5. シャープキー (#) を押します。
TTY デバイスに相手の名前が表示されます。
• TTY デバイスの表示が空白の場合は、TTY デバイスを使って Messaging 用に名前が録
音されていません。 メールボックス番号が正しい場合は、手順 6 を続行します。
• TTY デバイスに表示される名前が正しくない場合は、間違ったメールボックス番号に
ダイヤルした可能性があります。 適切な電話キーを押してアドレスを削除し、手順 4
を繰り返します。
6. 宛先指定を終了するときは、シャープキー (#) を押します。
7. メッセージを送信するときは、TUI に適切な電話キーの組み合わせを押します。 TUI によ
っては、次の方法でメッセージを送信できます。
• 即時または時間指定を行う。
• 親展または通常メッセージとして送信する。
• 重要度「高」または重要度「標準」メッセージとして送信する。
8. メッセージが転送されるとメインメニューに戻ります。
メッセージの受信と返信
このタスクについて
ご使用の TUI によってメッセージの受け取り方法が決定します。
手順
1. Messaging にログインします。
2. 適切な電話キーを押して、相手から送信されたメッセージの受け取りや返信を行います。
3. Messaging では、最初の新しいメッセージから始まり、実行可能な操作を示すプロンプ
トが流れます。 TUI によっては、次の方法でメッセージの送信や転送を行えます。
• 送信者に発信する。
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2014 年 7 月
Messaging テレタイプライタ ユーザーインターフェイスの使用
• メッセージに返信する。
• コメント付きでメッセージを転送する。
• 受信者全員へ返信する。
• 今すぐ、または後でメッセージを送信する。
• メッセージを親展メッセージとして送信する。
• メッセージを優先メッセージとして送信する。
• メッセージを削除する。
• メッセージを保存する。
• 次のメッセージへスキップする。
TTY デバイスでは、メールボックスに次のメッセージが表示されます。
4. メールボックスの新しいメッセージごとに、手順 3 を繰り返します。
新しいメッセージがなくなると、Messaging はメインメニューに戻ります。
あいさつの管理
通話に応答しないと、コールはボイスメールに転送され、ユーザーが録音したあいさつが
Messaging で再生されます。
個人用あいさつに、ボイスと TTY 両方の部分が含まれていることを確認してください。
• ボイス部分:TTY メールボックスにつながったことを発信者に伝える簡潔なボイスメッセ
ージを録音できます。 1 を押すとボイスメッセージが残せることを発信者に伝えます。
• TTY 部分:ボイス部分の録音中に、TTY の録音をあいさつに追加します。 あいさつでは、
GA プロンプトを聞いた後に TTY メッセージを残すよう TTY 発信者に伝えます。
個人用あいさつを録音する必要はありません。 個人用あいさつを録音しないことを選択した場
合は、定義済みのあいさつが再生されます。、
有効なコールアンサー言語が TTY の場合、Messaging には「「<番号>にメッセージを残してくだ
さい」という TTY プロンプトが表示されます。」
発信者が音声言語を選択した場合、Messaging では、「「<名前> にボイスメッセージを残してく
ださい」という音声プロンプトが再生されます。」
あいさつの管理方法は、ご使用の TUI によって決定します。
音声と TTY を組み合わせたあいさつの録音
このタスクについて
優先発信者向けに音声と TTY を組み合わせたあいさつを録音するには:
手順
1. Messaging にログインします。
2. 適切な電話キーを押して、個人用設定またはあいさつメニューを選択します。
2014 年 7 月
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59
テレタイプライタによる Messaging
3. 適切な電話キーを押して個人用あいさつを録音します。
4. Messaging が TTY デバイスに GA プロンプトを表示したら、電話のハンドセットを使っ
てあいさつの簡潔な音声部分を録音します。
重要
TTY 発信者にかけ間違えたと思われないよう、あいさつの音声部分は簡潔にしてくだ
さい。
次のメッセージは、録音可能な内容の一例です。
「これは鈴木太郎のメールボックスです。 ボイスメッセージを残すときは、1 を押してく
ださい。」
5. 適切な電話キーを押してあいさつの音声部分の録音を停止します。
6. ハンドセットを置きます。 TTY デバイスに音響カプラを付けて使用している場合は、ハ
ンドセットをカプラに置きます。
7. 適切な電話キーを押して録音を再開します。
8. GA プロンプトを表示するときは、TTY あいさつを入力します。
次のメッセージは、入力可能な内容の一例です。
「鈴木太郎は電話に出られません。 GA プロンプトが流れた後にメッセージを残してくだ
さい。 終了したら、受話器を置くか、その他のオプションに進むには 1 を押します。」
9. 適切な電話キーを押して、録音を停止します。
10. 適切な電話キーを押して、もう一度あいさつの確認や削除、録音を行います。
別の TTY ユーザーに電話をかける
発信者は電話または TTY デバイスを使って、TTY デバイスを使用するユーザーに電話をかける
ことができます。
テレタイプライタ ユーザーインターフェイスのトラブルシ
ューティング
このトピックでは、TTY 対応 Messaging システムで起こり得る一般的な問題の修正方法につい
て説明します。 これらの提案で問題が修正されない場合は、管理者にお問い合わせください。
注
ご使用の TUI によって押す電話キーが決定します。
Messaging メッセージの入力ミスと文字落ち
Messaging の送信音量がご利用の TTY デバイスには不十分である可能性があります。
60
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2014 年 7 月
テレタイプライタ ユーザーインターフェイスのトラブルシューティング
可能な解決方法
手順
1. 一部の TTY デバイスでは、弱信号を検出するためにデバイスの感度を調整することがで
きます。
デバイス感度[高]設定の詳細については、TTY デバイスのユーザーガイドを参照して
ください。
2. あるいは、Messaging でメッセージの再生中に送信音量を上げることができます。 TUI
の適切な電話キーをダイヤルします。
注
Messaging によるプロンプトの再生やメニュー紹介の間は、音量を上げようとしない
でください。
Messaging がコマンドまたはメニューの選択に応答しない
Messaging がコマンドのエントリやメニューの選択に必要とする「タッチトーン」の代わりに、
「Baudot」 TTY トーンを送信している可能性があります。
TTY デバイスにより生成される Baudot トーンと、電話番号のダイヤル時に電話機により生成さ
れるタッチトーンは異なります。 電話番号をダイヤルするときにタッチトーン信号を生成でき
る TTY デバイスの多くは、番号のダイヤル後に自動的に TTY モードへ切り替わります。
可能な解決方法
手順
TTY デバイスは、ダイヤルパッドを装備した標準電話機、または Avaya IP Softphone と
併用してください。
電話機のキーを押してもシステムが応答しない
Messaging で TTY へのテキスト転送が行われている間は、電話機のキーを押してもシステムは
応答しません。 つまり、Messaging が転送を停止してタッチトーンコマンドの応答を開始する
までお待ちいただくことになります。
Messaging の送信音が大きいため Messaging でタッチトーン信号が検出できません。
可能な解決方法
手順
1. Messaging がメッセージを送信してから、送信音量を下げます。
2. TUI に適切な電話キーを押します。
注
Messaging によるプロンプトの再生やメニュー紹介の間は、音量を下げようとしない
でください。
2014 年 7 月
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61
テレタイプライタによる Messaging
意味のあるテキストではなく、ランダムな文字、数字、句読点を表
示する TTY
考えられる原因:TTY デバイスが Messaging システムと同期されていません。 具体的には、デ
バイスが図表モードのときに Messaging が文字モードになっています。
可能な解決方法
このタスクについて
使用する TTY デバイスのタイプに応じ、次の方法で TTY デバイスと Messaging 再同期すること
ができます。
手順
1.[[スペースバー]]キーを押す。
2.[[LETTERS]]キーを押す。
3. 任意の文字を入力する。
注
数字が表示されるはずの場所で文字が表示される場合は、TTY デバイスの
[[FIGURES]]キーを押すか、任意の数字を入力します。
録音済みメッセージで、ランダムな文字、数字、句読点が表示され
る
TTY ユーザーが Messaging を使用して録音したメッセージまたは会話を読むとき、ランダムな
文字、数字、句読点が表示される。
考えられる原因:TTY デバイスが Messaging システムと同期されていません。
可能な解決方法
このタスクについて
TTY デバイスと Messaging を同期するには、内容を入力する前に次のいずれかの方法を使用し
ます。
手順
1. 録音が文字で開始する場合は、内容を入力する前に[[LETTERS]]キーを押します。
2. TTY デバイスに[[LETTERS]]キーがない場合は、スラッシュ (/) を入力し、[[スペー
スバー]]を数回押して内容を入力します。
3. 録音が数字で開始する場合は、
[[FIGURES]]キーを押して内容を入力します。
4. TTY デバイスに[[FIGURES]
]キーがない場合は、
[x]の文字を入力し、
[[スペースバ
ー]]を数回押してから内容を入力します。
62
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2014 年 7 月
テレタイプライタ ユーザーインターフェイスのトラブルシューティング
注
いかなる場合でも、GA のプロンプトを待ってから入力を開始してください。
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63
索引
A
S
Aria ..................................................................................... 7
Audix ...................................................................................7
SMTP ..........................................................................16, 22
T
C
IMAP ...........................................................................16, 22
IMAP の削除 ..................................................................... 23
TSID
設定 ........................................................................... 35
TTY デバイスの再同期 ..................................................... 62
TTY デバイスの同期 .........................................................62
TTY のあいさつを録音する ..............................................59
TUI ......................................................................................7
TUI が応答していない ...................................................... 61
M
あ
Messaging が応答していない .......................................... 61
Microsoft Office Outlook 2003 の設定 .............................. 22
Microsoft Office Outlook 2013 の設定 .............................. 17
Microsoft Office Outlook 2007 の設定 .............................. 20
Microsoft Office Outlook 2010
設定 ........................................................................... 18
Microsoft Office Outlook 2013
設定 ........................................................................... 18
My Phone 機能の設定 ...................................................... 42
あいさつ
設定 ..................................................................... 47, 49
アカウント情報 ................................................................ 33
アテンダント .................................................................... 36
N
え
Notify Me 機能 .................................................................. 34
Notify Me 設定の構成 ....................................................... 40
営業時間 ........................................................................... 50
営業時間の定義 ................................................................ 50
O
お
Outlook ............................................................................. 16
音声応答 .................................................................... 13
音声転送 .................................................................... 14
送信者に発信 .............................................................15
Outlook の移動済みメッセージ ........................................ 25
音声認識による宛先指定の設定 ....................................... 44
CallPilot .............................................................................. 7
I
P
い
インストール
ファックスクライアント ...........................................28
か
解決方法
入力ミスと文字落ち .................................................. 61
外部番号 ........................................................................... 33
概要 .................................................................................... 7
PC で再生 ...................................................................11, 12
き
R
Reach Me 機能 ................................................................. 34
Reach Me スケジュール ...................................................39
Reach Me スケジュールの定義 ........................................39
Reach Me 設定 ................................................................. 36
Reach Me 設定のテスト ...................................................39
Reach Me 番号 ................................................................. 38
Reach Me 番号の定義 ...................................................... 38
既存メンバー .................................................................... 46
機能 .................................................................................. 15
音声応答 .................................................................... 13
音声転送 .................................................................... 14
基本設定 ........................................................................... 33
け
携帯電話またはポケットベル ...........................................34
言語 .................................................................................. 34
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2014 年 7 月
索引
その他発信者の通話処理 .................................................. 38
こ
即時プロンプト ................................................................ 43
個人用リスト .............................................................. 44–46
コマンドに応答しない
メニュー選択に応答しない ....................................... 61
コールアンサーの言語 ......................................................34
CallPilot TUI ......................................................................42
コールスクリーニング ......................................................38
た
タイムゾーン .................................................................... 34
ち
着信呼処理
設定 ........................................................................... 37
さ
削除 ............................................................................ 23, 46
既存メンバー .............................................................47
し
自動再生 ........................................................................... 42
自動削除通知 .................................................................... 25
受信
メッセージ ................................................................ 58
受信ファックス ................................................................ 27
受信ファックス電子メールアドレス
定義 ........................................................................... 35
受信メッセージのブロック .............................................. 35
使用
メッセージングテレタイプライタユーザーインターフ
ェイス ........................................................................57
詳細リスト ........................................................................46
新規メンバー .............................................................. 45, 46
親展 .................................................................................. 25
す
推奨ハードウェア .............................................................54
つ
追加
新規メンバー .............................................................47
ファックスプリンタ .................................................. 30
追加内線 ........................................................................... 33
通知の設定 ........................................................................40
通話処理 ........................................................................... 37
ツールバー ........................................................................11
て
定義
受信ファックス用電子メールアドレス ..................... 35
テキスト会話に対するテレタイプライタトーン .............. 54
テレタイプライタの概要 .................................................. 53
電子メールアカウントの設定 ...........................................16
電子メールクライアント
設定 ........................................................................... 16
電子メール通知 ................................................................ 41
電話機で再生 .............................................................. 12, 36
電話機の使用環境設定 ......................................................14
電話番号 ........................................................................... 14
と
せ
設定
Microsoft Office Outlook 2010 ................................... 18
Microsoft Office Outlook 2013 ................................... 18
TSID .......................................................................... 35
あいさつ .................................................................... 49
着信呼処理 ................................................................ 37
電子メールクライアント ...........................................16
標準あいさつ .............................................................48
ファックスの電子メール通知 ....................................42
説明
あいさつ .................................................................... 47
トラブルシューティング
ユーザーインターフェイス ....................................... 60
な
内線 .................................................................................. 33
内線にダイヤル ................................................................ 55
内部ディレクトリの携帯電話 ...........................................34
内部番号 ........................................................................... 33
名前の録音 ..................................................................48, 57
に
そ
日時アナウンスの設定 ......................................................44
送信
アウトバウンドファックス ....................................... 28
アウトバウンドファックス .............................................. 27
送信 ........................................................................... 28
アウトバウンドファックスジョブ
変更 ........................................................................... 29
その他の携帯電話またはポケットベル ............................ 34
2014 年 7 月
は
配信不能レポート .............................................................25
パスワードの変更 .............................................................51
発信者カテゴリ ................................................................ 37
発信/送信者へ自動コールバック ...................................... 15
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65
索引
ひ
ゆ
標準あいさつ
設定 ........................................................................... 48
ユーザー設定 .................................................................... 32
ログイン .............................................................. 10, 32
ユーザー設定でパスワードを変更する ............................ 51
ユーザーテレタイプライタ .............................................. 60
ふ
ファックス
受信 ........................................................................... 27
アウトバウンド ......................................................... 27
ファックスクライアント
インストール .............................................................28
ファックスの電子メール通知
設定 ........................................................................... 42
ファックスプリンタ
追加 ........................................................................... 30
ブロードキャスト .............................................................52
よ
要件 .................................................................................. 11
コールプログレス .............................................................16
ら
ランダム ........................................................................... 62
ランダム文字 .................................................................... 62
り
へ
変更
アウトバウンドファックスジョブ ............................ 29
パスワード ................................................................ 30
編集
詳細リスト ................................................................ 46
返信
メッセージ ................................................................ 58
み
リスト番号 ........................................................................45
リスト名 ........................................................................... 45
リモートファックスプリンタ
パスワードの変更 ......................................................30
ろ
ログイン
ユーザー設定 .......................................................10, 32
未開封ボイスメッセージ .................................................. 24
め
メールボックスへのアクセス .............................................8
メッセージ再生順 .............................................................43
メッセージ再生速度の変更 .............................................. 43
メッセージの送信 .............................................................58
メッセージのブロック ......................................................35
メッセージの保持 .............................................................25
メッセージを録音 .............................................................58
メッセージランプ .............................................................24
Messaging
ダイヤル .................................................................... 56
ログインオプション .................................................. 55
Messaging アクセス番号 ..................................................33
Messaging の一時パスワード ............................................ 8
メッセージングテレタイプライタ
ユーザーインターフェイス ....................................... 53
Messaging とテレタイプライタのシグナリング ..............54
メールボックス ............................................................ 8, 33
メールボックスの初期化 .................................................... 8
メールボックス番号関連付け ...........................................51
も
文字落ち ........................................................................... 60
66
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