2013年3月26日 News Release Vol.30 インド最大の日本見本市 Cool Japan Festival 2013に10万人来場!! 2014年1月ムンバイ開催決定。2014年度のデリー開催も検討。 株式会社LA DITTA(ラ・ディッタ)(東京都港区/代表取締役:小里博栄)は、 2013年3月15日~17日にインド・ムンバ イにおいて日本の文化やコンテンツ、消費材などをPRするインド最大の日本見本市Cool Japan Festival 2013を開催 いたしました。本年は2回目の開催で15の企業・団体が出展、延べ約10万人が来場いたしました。 15日のVIPイベントでは在ムンバイ日本国総領事館 清水雅春首席領事、ムンバイ日本人会 大熊俊彦会長(住友 商事)、トップデザイナーのナレンドラ・クマール氏、会場となったHigh Street Phoenixのシニア・センター・ディレクター ラジェンドラ・カルカル氏が開会を宣言し、産業界やメディア関係者など65名が出席しました。 会場の様子(Courtyard, High Street Phoenix) 左から大熊氏、清水氏、小里、クマール氏、カルカル氏 会場内に設けられたステージでは、和太鼓グループ「天鼓」による演奏、インド人演歌歌手 チャダさんのライブス テージ、コスプレショー、日本のアニメ上映などを行い、インド人来場者の注目を集めました。出展者ブースには日本 の商品を体験したり購入する人々が、また、フードコーナーには、寿司や焼き鳥、お好み焼き、天ぷらなどを求める長 蛇の列ができ、会場は連日賑わいました。出展者ブースの中には商品が完売するところも現れ、フードコーナーでは 6,000食が売れるなど3日間の売上総額は87万ルピー(日本円で約168万円)に達しました。 この結果を受け、2014年1月17日(金)~19日(日)にムンバイのHigh Street PhoenixでCool Japan Festival 2014を開 催することを決定。また、2014年度中にデリーでの開催を目指し関係各所との調整を始めました。 天鼓のパフォーマンス 日本の商品を買い求める来場者 チャダさんのライブ 商品が完売するブースも コスプレショーには約40名が出演 ソーラン節を体験 焼き鳥を求める長蛇の列が・・・ 2013年3月26日 出展者の声 ≪会期中のインタビューより≫ 株式会社 家族亭 西川淳哉氏、筒井信人氏 日本から見たインドは分かりやすいようで、分かりにくいと思っている方が多いと思います。分からない部分と いうのは実際にやってみないと見えてこないので、それをちゃんと受け止めて理解していくプロセスを経ないと次 へ進めないと思います。そこに手間と時間とお金がかかるということをちゃんと踏まえて、腰を据えてやっていくと いうカタチで入ってこないと、ちょっと触って何か結果を得ようとするのは難しいと思います。 今回、会場の焼き鳥やてんぷらのブースにずっと列ができています。日本にいるとベジが多いとかノンベジが どうだ、宗教的な問題があるなどいろいろなリスクが聞こえてきます。しかし、実際にやってみると期待をもって 待っておられるマーケットがあって、単純にベジ、ノンベジ、宗教、いろいろ考えたとしても人口が多いので個々の 割合が低くても日本の人口をはるかにカバーできるマーケットになる。ポテンシャルは非常に大きいと思いますし、 可能性はすごく感じます。 例えば、うちの店舗でもクレープは新しいものとしてやっていますが、最初はどういうレスポンスがあるかわかり ませんでした。半年くらいかけてぼちぼちお客が来だす、ということを想定して始めたのですが、オープン日から お客さんが並びました。半年なり一年なり時間をかけてやっていくことで、きっちりカタチにはなっていくと思うので すが、その半年、一年をしっかりかけることで、今後5年先10年先に得るものは非常に大きくなると思います。ま た、25歳以下の若い層が人口に占める割合が大きいのもインドの大きなポテンシャルだと思います。それを考え ると個人的には、今後5年10年で1000店舗という数字は見えてくるんじゃないかと思います。インドはそのくらい ポテンシャルのある国だと思います。 日本電気株式会社 村上雅彦氏 ビックリしたのは、実はビジネスパーソン、それも中間層から上の事業欲がすごく強い方がたくさん来ていたこと です。予想よりもビジネス色の強いイベントだと感じました。 また、このようなビジネスパーソンは資産を持っているが活かしきれていなくて、資産の活かし方や事業の展開 方法を知らないような印象を受けました。ですからそういうネタがあると事業が相当大きくなるとは思うのですが、 ひとつ問題点があるのは、我々はソーシャルビジネスを目指していまして、中産階級の方たちだけが儲るという のではなく中間層以下の層も巻き込んだビジネスができるようになると相当大きな経済効果が出てくると思いま す。 インドのビジネスが難しいとか、やってもみんな言うことを聞いてくれないとか、そういう側面も実際ありますが噂 のほうが大きくなっていると思います。現場に立って踏み込んでビジネスパーソンと話をしてみると私は今のとこ ろうまくいっているし、例えば、インドで既に足掛かりを築いた日本人や企業と組んで出てくれば、恐がらなくても いけるんじゃないかな。私はこのイベントに参加してそう感じました。 株式会社講談社 古賀義章氏 昨年はまだ認知されていないイベントという感じでしたが、今年はだいぶ認知されていて、来ている方もイベント のことは知っているし、また前回も来たという方にも会いました。 フランスのJAPAN EXPOは今でこそ13回目を迎え15~6万人が来場するイベントになりましたが、僕が参加した第 1回目の来場者はたった3,000人でした。時間はかかると思いますが、同じ場所で継続的にやっていって認知を深 めていけばCool Japan Festivalも大きくなっていくのではないかなと思います。今回「食」をテーマにしていましたが すごく入りやすかったなと思ったので今度は食をもう少しアレンジしたりとか、コスプレとかも反応が良かったし、 「音」や「魅せる」「食べる」など感覚で感じるものをもう少し演出すればさらに人は集まるのではないかなと思いま す。 ムンバイには今や高級ショッピングモールもある、人もモノをどんどん買う、値段もどんどん上がっているし、非 常に可能性はあると思います。何かのきっかけで何かが爆発してくる可能性があるというのはひしひしと感じます し、去年よりも今年はより強くそれを感じています。韓国がヨーロッパなんかにも進出しているように日本文化を もっと根付くよう力強く広めていかないと。政府の支援も1回だけでは結局ダメだと思います。最低5回10回くらい まで支援するとか日本の企業にももっと参加してもらって助けてもらえばいいのではないかと思います。その支援 は次に出ていく時に自分たちの糧になりますし、そういうことをもっと日本企業も考えなくてはいけないし、僕らも 協力したいなと。 インドは皆さん来たこともないと思います。一度来てみたらわかると思うので最初の一歩を踏み出してもらうと後 がやりやすいかなと。それにはこういうフェスティバルを使ったりとか日本にいる人たちの既存の地盤や基盤を大 切に使えば良いと思うし。1回だめだったからどうではなくて、1回、2回諦めてもまたやって来るみたいな、短期間 に考えずに長期的な視野でやらないと。こんな魅力的な市場なので大事にしていかなくてはいけないと思います。 2013年3月26日 実施概要 名 称 Cool Japan Festival 2013 会 期 2013年3月15日(金)~17日(日) 来場者数 延べ101,381名 / VIPイベント:65名 会 場 High Street Phoenix, Senapati Bapat Marg, Lower Parel, Mumbai, India 主 催 株式会社LA DITTA(ラ・ディッタ) , Maido Enterprises Pvt Ltd. 後 援 在ムンバイ日本国総領事館、一般社団法人日本動画協会 財団法人自治体国際化協会シンガポール事務所 協 力 経済産業省、JETROシンガポール、JETROムンバイ、インド日本商工会、 株式会社47CLUB、東京国際アニメフェア実行委員会、Iine Entertainment Pvt. Ltd.、 テックウインド株式会社(ポラロイド) 出 展 者 順不同 敬称略 株式会社ディー・アール・エス 株式会社47CLUB(よんななくらぶ)、アサヒ飲料株式会社、 バトゥガイデンアニメ制作有限責任事業組合、財団法人自治体国際化協会シンガポール事務所、 デンタルプロ株式会社、ジャパコンキッズTV、株式会社家族亭、Kirin Holdings Singapore Pte. Ltd.、 キッコーマン株式会社、日本電気株式会社、Singapore Airlines、Suraj The Rising Star、 beentheredonethat、maidoindia 開催趣旨 日本のコンテンツや消費材を訴求するオールジャパンとしての取り組みを日本およびインド全土に 向けて発信する • 和太鼓や演歌のパフォーマンス、日本食の販売、コスプレコンテストなどを通じてインドの消費 者に現代日本を丸ごと体感してもらい日本のプレゼンスを高める • インドの消費者に日本の様々な商材を紹介するとともに、即売を行い出展者のテストマーケティ ングの場と消費者との接点づくりを強力に推進する • 新規参入が難しいと言われるインド市場でのPR効果の向上や進出の足掛かりづくりを目指す 入 場 料 無料 メディア 日本|Web媒体 – 4媒体 インド|TV – 1社、新聞 – 13紙、Web媒体 – 6媒体、雑誌 – 2誌 シンガポール|雑誌 – 1誌 ブース売上 売上(ルピー) 売上(円)※2 554,750 1,070,673 食品・菓子・調味料類 74,920 144,595 飲料 78,625 151,746 134,810 260,183 27,500 53,075 870,605 1,680,272 項目 フード 日用品 寿司、焼き鳥、お好み焼き、天ぷら、カレーライス デンタル製品、テーブルウェア、文具など 玩具・キャラクター商品 合計 ※1 売上(ルピー)にはインド国内のサービス税 12.5%が含まれています。 ※2 2013/3/18MUFG, TTS 1ルピー=1.93円で換算。 2013年3月26日 <お問い合わせ> 株式会社LA DITTA (ラ・ディッタ) 担当:和泉 izumi@laditta.jp 東京都目黒区三田2-7-6 目黒フラット1F TEL:03-6412-7221 FAX:03-6412-7222
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