第101号 2016年11月30日発行 全8ページ

E m p o w e r i n g W om e n s i n c e 1 9 0 0
SUDA
index
P. 1 総合政策学部 設置認可のお知らせ
P. 2 2017年度一般入学試験概要/ドリームマップ研修 報告
P. 3 受賞報告/
井上凖・如研究基金、鷲見八重子出版奨励金 出版物について
P. 4 2016年度津田梅子記念会&ホームカミングデー報告/
津田梅子記念礼拝
P. 5 2016年度津田梅子賞 選考結果報告
P. 6 第17回高校生エッセー・コンテスト 結果発表・最優秀作品・講評
ODAY
no.
P. 7 Billboard
P. 8 公開講座、
お知らせ等
101
発行日 ● 2016年11月30日
〒187-8577 東京都小平市津田町2-1-1
発 行 ● 津田塾大学
Tel.042-342-5113 Fax 042-342-5121
編 集 ● 企画広報課
ht tp://w w w.tsuda.ac.jp/
総合政策学部 設置認可のお知らせ
総合政策学部の設置が正式に認可されました
2016年8月26日、総合政策学部の設置に関し、文部科学省の大
また、9月には日本経済新聞朝刊(東日本版)と朝日新聞朝刊(全
学設置・学校法人審議会にて判定を「可」とする答申がなされ、8月
国版)に、11月には毎日新聞朝刊(東京本社版)に全15段広告を掲
31日、文部科学省より正式に設置認可を受けました。これを受けて
出するとともに、総合政策学部の特設サイトをリニューアル、朝日
本学では2017年4月、千駄ヶ谷キャンパスに課題解決力を備えた
新聞デジタルに特設サイト TSUDA-NEXT を開設するなど、広報
人材養成を目指す「総合政策学部」を開設します。
活動を積極的に展開しました。
総合政策学部が設置されるのは女子大学としては初となり、本
学が複数学部体制になるのは1948年に新制大学となり学芸学部
を設置して以来、初めてのことになります。
2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場
に隣接した好立地を生かし、世界中から訪れる方たちとの多様な
国際 交流を、学生と教職 員が連携してサポートしていきます。ま
た、企業、官公庁、NGO/NPOとも連携し、社会性の富んだ大学
として発展することを目指します。
9月16日には千駄ヶ谷キャンパスにて総合政策学部新設記者会
見を行い、島田精一理事長、髙橋裕子学長、萱野稔人総合政策学
部創設準備室長より新学部設立の目的や、育成する人材像がマス
日本経済新聞朝刊(東日本版)
コミ各社に向けて説明されました。この記者会見の様子は、テレビ
朝日のニュースや新聞各社でも報道されました。
朝日新聞朝刊(全国版)
朝日新聞デジタル特設サイト
“TSUDA-NEXT”
http://www.asahi.com/ad/tsuda-next/
総合政策学部特設サイト
2016年9月16日の記者会見
http://fcpd.tsuda.ac.jp/
TsudaToday
1
no.
101
2017年度一般入学試験概要
Web出願が始まります!
学芸学部一般入試の変更点
2017年度一般入学試験(A、B、C方式)がWeb出願になり
ます。
入学試験要項は大学Webサイトより直接ダウンロードで
きますので取り寄せは不要です。
また、出願受付期間中はいつでもどこからでも出願登録が
できます。
国際関係学科のC方式に3教科型が加わりました。
英文学科A方式の地方入試会場に、
仙台会場が加わりました。
詳細は大学Webサイトでご案内しています。
>>> http://www.tsuda.ac.jp/
学部
入試制度
A方式
学
芸
B方式
学科
募集人員
英文学科
110人
国際関係学科
145人
数学科
25人
情報科学科
25人
英文学科
30人
国際関係学科
25人
学
数学科
5人
情報科学科
5人
(3教科型)
20人
英文学科
(4教科型)
20人
C方式
国際関係学科 (3教科型)
20人
(前期)
国際関係学科 (4教科型)
20人
部
英文学科
数学科
総合政策学部が新設されます
2017年4月、千駄ヶ谷キャンパスに「総合政策学部」が新設
されます。
一般入学試験は、
A方式、
C方式
(前期)
、
C方式
(後期)
です。
出願期間
入学試験
1/4(水)∼1/27(金)
〔消印有効〕
2/5(日)
2/15(水)
2/7(火)※1
1/4(水)∼2/20(月)
〔締切日必着〕
1/4(水)∼1/13(金)
〔消印有効〕
2/28(火)※2
大学入試
センター試験
1/14(土)
3/8(水)
2/15(水)
1/15(日)
5人
総 合 政 策 学 部
情報科学科
10人
総合政策学科
50人
1/4(水)∼1/27(金)
〔消印有効〕
総合政策学科 (3教科型)
30人
1/4(水)∼1/13(金)
〔消印有効〕
C方式
総合政策学科 (4教科型)
15人
(後期)
総合政策学科 (2教科型)
10人
A方式
合格発表
2/6(月)
2/8(水)
2/18(土)
C方式
(前期)
1/16(月)∼3/10(金)
〔締切日必着〕
大学入試
センター試験
1/14(土)
1/15(日)
3/17(金)
※1 A方式の数学科と情報科学科の試験は同じ日に行われますが併願可能です。
※2 午前(国際関係学科、数学科)と午後(英文学科、情報科学科)に分けて試験を実施します。
ドリームマップ研修 報告
2
ライティングセンター特任講師 飯野 朋美
8月15日、7号館で「ドリームマップ・ワークショップ」が開催され
ジョンを持ち寄り、新聞紙大
ました。ドリームマップとは「夢への地図」。将来像をイメージし、そ
の台紙に、写真やイラストを
れを視覚化させるものです。認定ドリームマップ講師の竹内春海さ
雑 誌 か ら切り抜 いて 、将 来
んを迎え、教職員、同窓生など10人が参加、津田塾大学の将来像
像・理 想像を視 覚化します。
をマップに作り上げました。
最後に、目標が達成される年
基本となる4つの視点 ― ①外から見た津田塾 ② 働く人にとっ
月とキャッチコピー「2019年
ての津田塾 ③学生にとっての津田塾 ④社会への貢献―を用い、5
9月 Empowering Women
人1チームで津田塾という「組織」を知ることから始めました。理念
toward 22c」を真ん中に記して、マップが完成しました。
や強み、過去3年間のビッグニュースなどをチームで共有するのです。
朝10時から夕方までの一日がかりのワークショップでしたが、終
続いて、3年後の津田塾大学の理想像をイメージ化する作業で
わってみるとあっという間。ひとつひとつのワークに、みんなが真剣
す。
「あったらよいと思う設備」や「やるべき取り組み」などを具体的
に取り組んでいたからでしょう。立場や視点が異なれば、現状や将
に盛り込みます。
来像のとらえ方も人それぞれ。そのギャップを埋めるのが「対話」で
そして最終段階は、2チーム合同でのマップ作成。各チームのビ
す。そこから新たな視点や気づきを得られた有意義な一日でした。
TsudaToday
E m p o w e r i n g W om e n s i n c e 1 9 0 0
優良教育賞 受賞者発表
本学では、より良い教育を実現するためにFD委員会を設置し、
教員の教育力向上を目指したFD活動を行っています。その一環と
して、
「 授業評価に基づく教育業績に関する規程」に基づき、
「 優良
教育賞」を表彰しています。
「優良教育賞」は前年度の学生による授業評価アンケートにおい
て、いくつかの質問項目に対する学生からの評価が高得点であっ
た科目の担当教員を対象として、学長が表彰するものです。今年度
は、次の6名に授与されました。 ※FD=Faculty Development
英文学科 准教授
Elizabeth I.
Dow(異文化コミュニケーション理論)
英文学科 准教授
郷路 拓也 (ことばの世界)
情報科学科 准教授
稲葉 利江子(メディアスタディーズ概論)
授賞式の様子
(7月20日)
稲垣 善律 (PronunciationⅠ)
英文学科 准教授
数学科・情報科学科
(教職課程)非常勤講師
国際関係学科 准教授
何森 仁
(数学科指導法Ⅰ)
岡本 真希子(日本研究(近現代日本の国際関係)B)
受賞おめでとうございます
第2回メルク「かけはし」文学賞
国際関係学科の新本史斉教授が、第2回メルク「かけはし」文学賞を受賞されました。
受賞作品:
『もっと海を』
(イルマ・ラクーザ 著/新本史斉 訳)
〈受賞によせて〉
授賞式の様子
(10月20日)
2016年10月20日、赤坂のドイツ文化会館ホールでメルク「かけは
の越境経験を繊細に言語化した受賞作『もっと海を』の独日二言語
し」文学賞の授賞式が行われました。この賞はドイツ語圏の作家と
による朗読が行われました。作品の音楽性にこだわる作家の姿勢と
現代文学作品を広く日本で紹介するとともに、翻訳者の優れた業績
細部のレトリックにこだわる翻訳者の姿勢、両者に共通するローベル
を称えるものとして1年おきに授与されるもので、今回はその第2回
ト・ヴァルザーという愛読作家について聞き、同じ作品を異なる言語
にあたります。ジャズの音楽とともに賑々しく始まった式典では、メ
で朗読する二人の声のトーンを耳にした聴衆の方々から、まさにぴっ
ルク社経営執行委員会委員長ヨハネス・バイユー氏、ゲーテ・インス
たりの組み合わせであるとの評をいただけたことは、
望外の喜びでし
ティトゥート総裁クラウス=ディーター・レーマン氏の挨拶に続き、
た。2017年秋にはトリエステの海の潮騒のごとく多言語の共鳴する
作家イルマ・ラクーザさん、私からの受賞挨拶、そしてラクーザさん
受賞作の完訳版を日本の読者のみなさまにお届けする予定です。
山下記念研究賞 受賞 報告
一般社団法人 福島県女性経営者プラザ
第3回女子学生懸賞作文
情報科学科の栗原一貴准教授が、2016年度(平成28年度)
情報処理学会 山下記念研究賞を受賞されました。
授賞式は2017年3月に名古屋で行われます。
国際関係学科1年の鈴木敦子さんが、一般社団法人福島県
女性経営者プラザが主催する第3回女子学生懸賞作文募集
「私は女性経営者になって、こんな しごと をやってみたい!」
において銀賞、
さくら賞
(特別賞)
、
倫理法人会賞を受賞しました。
受賞作文発表会及び表彰式は12月3日(土)福島民報社
(福島市)にて行われます。
受賞論文:Toolification of Games :
既存ゲームの余剰自由度の中で非ゲーム的目的を
達成するゲーミフィケーションの考案
受賞作文タイトル:インターンシップ・ホームスティ企画運営
事業で福島を活気や笑顔あふれる街に
井上凖・如研究基金、鷲見八重子出版奨励金 出版物について
井上凖
(のり)
・如
(ひとし)
研究基金受給による出版物
鷲見八重子出版奨励金による出版物
平成26年度井上凖・如記念研究基金の助成を受けて『生
私は博士課程で早川敦子教授のご指導のもと、イギリス
きる力を育む初等英語教育―津田塾大学からの提言―』
(朝
文学を研究してきました。
この度、
鷲見八重子出版奨励金の
日出版社)を上梓することができました。平成12年に津田
お陰で、今までの研究成果を『〈私たち〉と〈彼ら〉の変奏
梅子記念交流館学生自主フォーラム「小学生英語のひろ
曲̶キプリングを読む̶』
(大阪教育図書)と題した本にま
ば」が創設されて以来、キャンパスおよび近隣地域、小学校
とめることが叶い、大変感謝しています。出版後に創設者
において子どもたちの英語活動に本学学生たちが積極的
の鷲見八重子先生にお会いし、後輩の津田塾生達の研究
に関わってきた15年間の歩みとこれからの小学校英語の
生活を心から熱く応援して下さっていることを知り、一層感
あり方を考える内容となっています。
激しました。
論文を
「著作」
という形でより多くの読者に読ん
〈英文学科教授 吉田真理子〉
でもらえることは、若手の研究者にとっては何より励みにな
ることです。この奨励金が今後益々、院生の皆さんの研究
生活の糧となることを切に願っています。
〈2011年3月文学研究科後期博士課程終了 蔦原真智〉
TsudaToday
3
no.
101
2016年度 津田梅子記念会&ホームカミングデー報告
2016年10月9日
池野 みさお
津田塾大学同窓会副会長 英文学科教授 午前の部の記念式典は、髙橋裕子学長と久保内総子同窓会長の
紙を朗読してくださいました。
ご挨拶で幕をあけ、続いて西川賢先生による司会で記念礼拝が執
午後の部では、萱野稔人先生(国際関係学科教授・総合政策学
り行われました。奨励者の吉野輝雄国際基督教大学名誉教授は、
部創設準備室長)による講演「総合政策学部開設のめざすもの」が
「真理はあなたたちを自由にする」という題で、化学の研究・教育者
催されました。総合政策学部設置の背景、教育の特色などについ
としての経験に基づき、人間や社会がどうあるべきかについて説か
て、萱野先生がお話しくださった後、活発な質疑応答が行われまし
れました。
た。最後に会場からわき起った温かい拍手に、新学部への期待と
続く津田梅子賞贈賞式では、黒﨑伸子氏(国境なき医師団日本
励ましを感じたひとときでした。
前会長、監事)に賞が贈られました。小児外科専門医として「国境な
この日は60周年までの各同期会や、津田梅子資料室の企画展、
き医師団」の活動に参加され、ソマリア、シリアなど多くの紛争地や
多文化・国際協力コースの「ラウンドテーブルシンポジウム」、中学
自然災害の場で、患者の治療にあたってこられた氏の言葉には、現
生対象の「Let s 国際交流 ̶ ゲストの国はどんなところ」、華道部
地の子どもたちに対する深い思いがこめられていました。また高校
や茶道部の学生企画もありました。午 後からは雨もあがり、秋の
生エッセー・コンテストの表彰式では、最優秀賞に選ばれた井口華
キャンパスはなつかしい先生方や友との再会を楽しむ同窓生の声
菜子さん(東京学芸大学附属国際中等教育学校4年)が自身の手
で満ちあふれました。
開会式での学長挨拶
萱野稔人総合政策学部創設準備室長による講演
「総合政策学部開設のめざすもの」
津田梅子記念礼拝
「真理はあなたたちを自由にする」
ヨハネによる福音書 第8章31∼32節、第4章13∼14節
国際基督教大学
(ICU)名誉教授 NPO法人CFF理事
吉野 輝雄 氏
4
「真理とは何か」は永遠のテーマです。人間の生き方として、自然
念 One great beacon light is Truth. です。
と社会との関係として、さらに、未知の世界に向かう時の不可避の
私も化学の教員として、自分の生き方を神との関係の中で求め、
問いです。
未知の自然に向かいつつ研究・教育生活を楽しみ、人間と科学・技
津田塾で『未知への勇気』の原画に出会い感動しました。梅子が
術のあり方を考え続けました。人間としては、挫折体験を通して「真
甲板から未知の地に真っ直ぐ目を向け、何かを学び取ろうとする強
理はあなたを自由にする」が私を根底から変え、今の信仰となって
い意思が伝わって来たからです。それがいかに育まれ、津田塾とし
います。信仰は人間の生き方の真理を問うもので自然科学と対立
て結実したかは皆さんご承知の通りです。その歩みを私も辿る中
しません。
「 主を畏れることは知識(自然科学)のはじめである」
(聖
で2つの事に心惹かれました。一つは、最初の留学から帰国した梅
書)が科学する者の原点と考えるからです。
子が25歳でブリンマー大学に再留学、優秀な能力が認められて大
「津田スピリット」は「未知への勇気」であり、真理を求める原動
学に残ることを勧められるも日本女性の教育が神からの使命と考
力と理解します。真理は無限です。
「 求めよ、そうすれば与えられ
え、申し出を断ったこと。第2は、梅子が卒業式の式辞で語った信
る」を心に刻み、未知の課題に立ち向かい続けましょう。
TsudaToday
E m p o w e r i n g W om e n s i n c e 1 9 0 0
2016年度 津田梅子賞 選考結果報告
2010年、津田塾大学創立110周年を記念して創設した「津田梅子賞」も今年で7年目を迎えました。
本賞は、津田梅子のパイオニア精神にちなみ、女性の未来を拓く可能性への挑戦を顕彰することを目的とします。
●選考対象 以下の1.または2.に該当する個人/団体で、
現代社会に顕著な影響を与えた方
1.女性の可能性を広げる取り組みを行う個人/団体・組織
(性別を問いません)
2.さまざまな分野で先駆的な活動を展開した女性
2016年度は選考の結果、次の方に決定し、10月9日(日)、津田梅子記念会において
贈賞式が執り行われました。
受賞者
黒﨑 伸子 氏(国境なき医師団日本
受賞者と選考委員(黒﨑氏は左から2番目)
前会長、監事)
黒﨑伸子氏は、
1981年長崎大学医学部を卒業後、
1983年に長崎大学医学
災害地で危機に瀕する命を救うという、
日本の女性外科医として極めて先駆
部付属病院第一外科に着任。
一貫して小児外科専門医として診療・研究およ
性の高い活動を行ってきた。
び教育に従事してきた。
2001年、
命の危機に直面する世界の人びとに医療を
2003年からは国境なき医師団日本(以下、MSF日本)の理事として、さら
提供する
「国境なき医師団」
(以下、
MSF)
の活動に参加。
スリランカにおける初
に2010年3月から5年間はMSF日本会長としても、MSF日本の組織運営を
のMSFでの活動は、
4ヶ月間余りという長期にわたったが、
国内では遭遇しな
担い、MSFの方向性やあり方をグローバルに検討し発信してきた。特に会
い銃創や地雷による外傷など戦傷外科症例を含む多くの手術をこなすととも
長在任中は、顧みられない医療ニーズの現状や国際NGO活動についての日
に、
小児外科専門医のいないスリランカにて、
これまでの経験を生かして新生
本社会の理解に向けて、リーダーシップを発揮している。2011年3月11日の
児や小児症例の手術を行った。
帰国後は、
長崎県内の病院にて外科医として勤
東日本大震災の翌日には、MSFの先遣隊の一人として現地入りし、医療活
務しながら、
ヨルダン
(イラク支援)
、
インドネシア、
ナイジェリア、
リベリア、
ソ
動の基礎作りを行うとともに、被災地の状況を知らせるべく、各種メディア
マリア、
シリアなど、
多くの紛争地や自然災害の現場で、
患者の治療にあたって
を通じて積極的に情報を発信した。MSF日本の会長退任後も、理事の一人
きた。
武力衝突が続いたソマリアでは、
組織の厳しい安全基準と行動指針のも
として、次世代の支援に関っている。黒﨑氏の活動は、女性の未来を拓く可
と緊急撤退という苦渋の決断をする等、
多くの修羅場をくぐり、
医療を待ち望
能性への挑戦の連続であり、津田梅子賞に相応しいと言える。
む人々に手を差しのべ続けてきた。
世界の医師たちとチームを組み、
紛争地、
贈賞式でのスピーチ
このたび、名誉ある津田梅子賞をいただくことを大変光栄に思いますと
した。もし、国境なき医師団が医療活動を再開するならば、是非戻りたいと
ともに、選考委員会のみなさまを含む津田塾大学関係のみなさまに感謝
思っています。
の意を表したいと思います。
シリアに行ったのは2013年春、紛争が始まって2年が経過していまし
医者である父と、元看護師としてそれを助ける母を見て育った私は、小
た。ある日、蒼白になった乳児が搬送されてきました。くるんでいた布をは
学校入学前から「私は医者になる!」と決めていました。周囲から「医者も
ぐと、右足の太腿からは折れた骨が飛び出しています。助けるには右足を
いいけど、女の子はいい人と結婚するのが一番幸せだよ」と言われるたび
切断するしかないと親族に説明し、そのまま手術室で右下肢切断し命だけ
に、なぜ女性は男性がやっているのと同じことができないのだろうかと反
は助かりました。わずか4ヶ月の女の子です。家族との団らん中に爆弾が落
発し、男性しかやってこなかったことにいつもチャレンジしていました。当
ち、両親と兄は即死したのです。生きていれば、もうすぐ4歳のはずです。シ
時はアポロの月面着陸などテレビで同時通訳が注目を浴び、英語を学びた
リアでは海外派遣者の誘拐事件があり、現在、現地スタッフだけで病院を
い、尊敬する津田梅子女史が女性の教育のために建てた津田塾大学に行
運営し、関連する医療機関へ物資などを支援しています。
きたい、と両親に相談しました。ところが、母からは「英語だけで自立でき
10月3日は、アフガニスタンで国境なき医師団が運営していたKunduz
る機会は少ない。女も手に職がないと、男と戦えない。医学でも英語は必
病院が爆撃された日から1年になります。その後もシリアやイエメンなどで
要だから…」と言われてしまいました。結局、地元の長崎大学医学部に進学
医療機関への爆撃が繰り返され、現地の人たちの医療を受ける権利が奪
しましたが、入学生120人のうち女性は8人だけでした。
われ続けています。しかし私たちは、希望の見出せない紛争地であっても、
東京女子医大と浜松で約2年間研修した後長崎に戻り、学生時代から
生きていれば将来につながるはずと信じて医療を提供し続けています。
興味のあった小児外科専門医として、診療・研究・学生教育に励みました。
2005年からは国境なき医師団日本の理事になり、2010年から5年間は
小児外科とは、先天的奇形がある新生児の手術や小児がんの治療など、病
会長として、団体の運営に関わりました。日々職員とともに、苦しんでいる
気を治すだけでなく、子どもの成長を見守るやりがいのある仕事です。
人々に寄り添い、より質の良い医療を遅れることなく提供するために、世界
卒業後20年目を過ぎたある日、職場の掲示板に貼られていた1枚の紙が
中の仲間と議論をし難題に挑戦してきました。
私のその後の人生を大きく変えました。
2003年はイラク戦争のミッションに派遣されましたが、結局治安状況
「あなたを待っている人たちがいます」
により現地での医療活動に関わることなく帰国しました。空港で出迎えて
国境なき医師団の派遣希望者募集のチラシでした。すぐに電話して、4日
くれた父から「もしかすると遺体を引き取りに行く事になるかも知れない
後には面接を受け、3ヶ月後にはスリランカ東部の病院で働いていました。
から、弟とともにパスポートを更新していた」と聞き、これまでは何事も自
日本では経験することのない銃創や地雷犠牲者の治療など、あっと言う間
分で決めて行動していると思っていましたが、それは家族や友人、職場の
に4ヶ月の滞在期間は過ぎていきました。
手術器材も人材も限られた環境で
仲間のおかげなのだと痛感しました。
手術をこなしていく日々でしたが、
毎日が充実していました。
日本には私の代
最近、過去に小児外科で手術した患者が訪問してくれる機会が何度もあ
わりはいるけど、ここのような紛争地では私が求められていると感じて、そ
り嬉しく思いましたが、紛争の続くシリアやソマリアで手術した子どもたち
の後も紛争地での負傷者治療にあたるプログラムで活動を続けてきました。
の事を思うと、食べ物はあるのだろうか、また爆撃に巻き込まれてはいな
忘れられない国は、ソマリアとシリアです。2008年にソマリア中部の病
いだろうか、と心配になります。
院で3週間、一度に20人から40人近くの負傷者が次々に搬送されてくる環
私は国境なき医師団の他にも、さまざまな社会活動をしておりますが、
境です。国境なき医師団は、2013年に治安悪化を理由にソマリア全土から
この津田梅子賞を受賞した今、女性を含む弱者を大切にする社会づくりの
撤退を決め、私もソマリアからは外国人誘拐の危険があると緊急撤退しま
ために、今後も尽力していきます。本日はどうもありがとうございました。
TsudaToday
5
no.
101
第17回 高校生エッセー・コンテスト 結果発表
10月9日(日)、津田梅子記念会において第17回高校生エッセー・コンテストの選考結果発表会が執り行われ、
当日は最優秀賞の井口華菜子さんが受賞作品を朗読されました。
応募作品:707編(内訳:英語作品347編、日本語作品360編)
最優秀賞(1名)
松本 理沙
国際基督教大学高等学校 3年(東京都)
井口 華菜子
田島 実のり
東京純心女子高等学校 1年(東京都)
優秀賞(5名)
山崎 隼
渋谷教育学園渋谷高等学校 1年(東京都)
藤田 昌宏
千葉県立成田国際高等学校 3年(千葉県)
特別賞(1名)
藤戸 美妃
関西学院千里国際高等部 1年(大阪府)
東京学芸大学附属国際中等教育学校 4年(東京都) 英語
英語
日本語
長野 友樹
英語
日本語
英語
日本語
中央大学高等学校 3年(東京都)
最優秀作品
東京学芸大学附属国際中等教育学校 4年 井口 華菜子 さん
Firstly, thank you for making such a wonderful speech reflecting on the current world problems concerning feminism. I may have been
one of the luckier ones as well, not being discriminated because I was a girl, but that did not prevent me from having to wear skirts as part of
the school uniform. Even though I hated wearing skirts and would have worn the boys’ uniform if I could, the thought that convinced me to
wear skirts was none other than “because I am a girl.”
I began to question this preconception, though, when I started to learn about gender inequality around eighth grade. Why does
something have to be determined as “girly” or “boyish” just because of its color or common idea? Thoughts on this topic rapidly increased in
ninth grade, when we had a whole semester on gender inequality― not just about feminism, but about the others as well. This semester was
when I watched your speech for the first time during class, and I was affected very greatly by how you made misconceptions on feminism
and gender inequality so clear.
Ever since that day when I watched your UN speech, I began to notice some―albeit small―things pointing to gender inequality. For
example, commercials based on women seemed to use warmer colors than men’s bluish tinges, and famous food-chain toys were separated
between boys’ and girls’ toys. And yet when I tell my mother about these things, she shrugs them off―especially when I use the
word “feminism.” This was when I first began to wonder if people around me understood this word correctly, and if there were any major
issues concerning this in Japan as well.
This was when I heard news about a certain political party in Japan protesting against a woman who, without known permission from
that party, stood up for the governor of Tokyo. At first, I dismissed it as another political squabble; but then I realized that none of the people
in the news, shown to be the council against her, were female. It may just be because of the fact that women are less interested in politics, but
then why are the men trying to stop them from participating? I strongly thought that they should be supporting the women, instead of
criticizing them.
Hearing your speech has changed my life. Even though it may be small―noticing gender inequality in Japan might not change anything just
yet―I believe that I can also start to spread the word now that I am a high school student. It’s never too late to start something. Thank you so much.
講評
6
大島 美穂
第17回高校生エッセー・コンテスト審査委員長 国際関係学科教授 高校生エッセー・コンテストは津田塾大学創立100周年を記念し
難しいテーマだったかもしれませんが、全国から700人を超える応
て2000年から開催し、今年で17回を数えました。エッセーは手紙
募があり、関心の高さがうかがえました。また、多くの男子生徒から
形式で書くもので、今回は映画「ハリー・ポッター」シリーズで知ら
も作品が寄せられたことをうれしく思います。
れるイギリスの女優エマ・ワトソンに宛てる手紙としました。
最優秀賞に選ばれた井口さんは、エマ・ワトソンのメッセージを
エマ・ワトソンは2014年、
「UN Women(ジェンダー平等と女性
しっかりと受け止めたうえで、スピーチによって自分がどう変化した
エンパワーメントのための国連機関)」親善大使に任命され、同年9
かを、具体的に書いています。個人的な体験と日本社会の問題とを
月、ジェンダーの平等を訴えるキャンペーンのため国連本部でス
うまくつなげる構成や論理性が見事で、高校1年生とは思えない英
ピーチをしています。権利や機会はジェンダーに関係なく、平等に
語の表現力も秀逸でした。
与えられるべきであると、自身の体 験も交えながら力強く訴え、
今年は井口さん以外にも英語の作品に優秀なものが多く見られ
ジェンダー平等社会を実現するために、女性だけでなく、男性もと
ました。また、藤田さん、山崎さん、長野さんは、男性から見たジェ
もに行動を起こすよう呼びかけました。
ンダー平等の問題を論じてくれました。コンテストは2012年度に
今回のエッセー・コンテストでは、このスピーチの一部(英文)を
採択された文部科学省大学間連携共同教育推進事業「〈考え、表
読んでもらい、高校生のみなさんにジェンダー平等社会への思い、
現し、発信する力〉を培うライティング/キャリア支援」の一環とし
その実現のための課題などを書いてもらいました。改めて考えると
ても実施いたしました。
TsudaToday
Empowering Women since 1900
rd
a
lbo
Bil
学外学修センターウェブサイト公開開始
本学は文部科学省の2015年度「大学教育再生加速プログラ
学生への学外学修の情報は、今後稼働する学生ポータルサ
ム(AP)テーマⅣ 長期学外学修プログラム(ギャップイヤー)」
イトにて提供しますが、事例などを紹介するためのウェブサイ
の選定校となり、本学ならではの長期学外学修プログラムを
トを先行して公開いたします。ぜひご覧ください。
2017年度から本格始動させます。
本プログラムを実践するにあたって、2016年度に学外学修セ
ンターを創設しました。本センターでは、学生たちの自発的な取
り組みを支援するため、海外でのサマープログラム、国内外のイ
ンターンシップ、ボランティア活動及び自主研究などの学外学修
に対する啓発・指導、
安全管理、
受入先の開拓、
システム開発を行
い、
学生が学外学修に取り組みやすい環境を整備していきます。
学外学修センターウェブサイト
>>> http://offcampus.tsuda.ac.jp/
寄付者ご芳名
ようこそ、津田塾大学へ
2016年9月に10人の交換留学生が津田塾大学に入学しまし
た。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
2016年11月10日現在
掲載希望者のみ
国際関係学研究科・研究所の教育研究のため
大島 美穂 様
200,000 円
教育研究施設設備充実のため
170,000 円
清水 幸子 様
教育研究機器備品充実
(千駄ヶ谷キャンパス)
昭和51年卒業40周年同期会 様
梨花女子大学
Yun Da Hae 国際関係学科
奨学金として
穴沢 素子 様
卒業30周年同期会一同 様
サラー・ロレンス大学
Shijia Zhang 国際関係学科
3,000 円
17,399 円
英語教育の強化
匿名
3,000,000 円
図書の充実
匿名
40,000 円
土居光知先生記念基金として
匿名(辞書の印税)
研究助成のため
藤門 麻子 様
研究助成のため
(小平キャンパス) 昭和51年卒業40周年同期会 様
ブレーメン応用科学大学
Berit Behmann 情報科学科
Nhu Dan Nguyen 情報科学科
50,717 円
9,712 円
50,000 円
80,000 円
留学支援のため
津田塾大学卒業50周年記念同期会 様 140,000 円
教育振興資金
藤崎 三七雄 様 五十嵐 若 様
古賀 雅夫 様 小針 進 様
中川 美枝子 様 小椋 英幸 様
フィリピン大学
Gabrielle Yvonne Garra Amper 国際関係学科
メトロポリタン自治大学
Sandra Ameyalli Sanchez Otañez 英文学科
Sofia Valdes Mora 英文学科
ミネソタ州立大学モアヘッド
Abigail Rose Sussman 国際関係学科
Kara Lauren Macris 国際関係学科
Payton Araceli Gabriela Calderon 国際関係学科
島津 公保 様 他 76 名様
育児と学業の両立支援
本郷 三和子 様 他 1 名様
最終講義のご案内
今年度で定年を迎えられる教員の最終講義を、以下のとおり
予定しております。在学生、卒業生問わず、ぜひご出席ください。
情報科学科 小川
貴英先生
日 時 ◆ 2017年1月10日(火) 3限 13:00∼14:30
場 所 ◆ 小平キャンパス7号館7101教室
お問合せ ◆ 数学科・情報科学科事務室 TEL.042-342-5160
理事会・評議員会開催報告
第256回理事会 2016年5月26日
【審議事項】1. 2015(平成27)年度事業報告に関する件
2. 2015(平成27)年度決算(案)に関する件
3. 2017年度以降の運営体制に関する件
4. 津田塾大学のビジョンを検討するための委員会に関する件
5. 千駄ヶ谷キャンパスサービス株式会社の役員の選任に関する件
【報告事項】1. 内部監査について
2. 千駄ヶ谷キャンパスの広報計画について
3. 入学率について
第178回評議員会 2016年5月26日
【報告事項】1. 教職員会選出評議員の交替について
2. 2015(平成27)年度事業報告について
3. 2015(平成27)年度決算(案)について
4. 2016年度入学者数
第257回理事会 2016年6月30日
【審議事項】1. 第2号基本金の組入れ計画変更に関する件
2. 学則の一部改正に関する件
3. 前学長の顧問就任に関する件
4. 2017年度以降の大学運営体制に関する件
5. 津田塾大学のビジョンを検討するための委員会に関する件
6.
【報告事項】1.
2.
3.
4.
監事の意見書に関する件
津田ホールについて
入試・広報について
外部資金獲得状況報告について
寄付による成果報告について
第258回理事会 2016年7月22日
【審議事項】1. 2017年度以降の大学運営体制に関する件
2. 津田塾大学のビジョンを検討するための委員会に関する件
【報告事項】1. その他
第259回理事会 2016年9月23日
【審議事項】1. 2016(平成28)年度補正予算(案)に関する件 2. 総合政策学部設置に係る学則の一部改正に関する件
【報告事項】1. 総合政策学部の設置認可について
2. 総合政策学部の今後の広報について
3. 外部資金採択について
4. 週刊学長室ニュースについて
5. キャンパス・プラン策定チームについて
6. 大学の寄付について
7. その他
TsudaToday
7
101
‘
no.
I F YOU RE I NTERESTED...
公開講座のご案内
ウェルネス・センター公開講座
「希望−Challenge−」
第5回 「その学問は役に立つ」
講 師
会 場
日 時
聴 講 料
◆
◆
◆
◆
郷路 拓也(本学学芸学部英文学科准教授)
小平キャンパス5号館5101教室
2016年12月5日(月)10:30∼12:00
無料(申込要)
。
どなたでもご参加いただけます。
● 詳細につきましては本学ウェブサイト等でご案内いたします。
総合2016
現代のさまざまな問題を取り上げ、学生が主体となり教員と協力し
て運営にあたる「総合」。
今年度は「『進歩』再考 ―その先の私―」をテーマに、各界でご活躍
の方々にご講演いただきます。
講 師 ◆ 講演予定者については、
本学ウェブサイトをご参照くだ
さい。
会 場 ◆ 小平キャンパス特別教室
日 時 ◆ 授業期間中の毎週木曜日 13:00∼14:30
参 加 費 ◆ 無料。
どなたでも参加できます。
お申込み ◆ 不要。本学正門守衛所にて、住所、氏名等をご記入くだ
さい。
● 詳細につきましては本学ウェブサイト等でご案内いたします。
お問合せ ◆ ウェルネス・センター TEL.042-342-5147
場 所 ◆ 小平キャンパス
お問合せ ◆ 教務課 TEL.042-342-5130
場 所 ◆ 小平キャンパス
お知らせ
クリスマス礼拝/クリスマス・コンサート
☆クリスマス礼拝
日 時 ◆ 2016年12月14日(水)14:40∼16:00
場 所 ◆ 津田梅子記念交流館 岡島記念チャペル
奨 励 者 ◆ 民秋 理氏
(声楽家 日本基督教団八千代台教会会員)
メッセージ ◆「讃美に寄せて」
☆クリスマス・コンサート2016
日 時 ◆ 2016年12月14日(水)
17:00∼18:30(16:30開場)
場 所 ◆ 津田梅子記念交流館
岡島記念チャペル
参 加 費 ◆ 無料
(申込要)
お申込み ◆ 津田梅子記念交流館事務室
TEL.042-342-5146
津田梅子記念交流館プログラム
「カウンセリング入門」
講 師 ◆ 山崖 俊子氏(本学元教授)
日 時 ◆ 2017年2月13日∼3月13日
(月曜日 10:00∼12:00 全5回)
参 加 費 ◆ 10,000円(本学在校生5,000円)
春休み講座「こども英語クラブ」
監 修 ◆ 田近 裕子(本学教授)
日 時 ◆ 2017年3月27日(月)∼3月31日(金)の5日間
参 加 費 ◆ 7,000円
お申込み
◆ 津田梅子記念交流館事務室 TEL.042-342-5146
お問合せ
場 所 ◆ 小平キャンパス
お問合せ ◆ 総務課 TEL.042-342-5111
場 所 ◆ 小平キャンパス
千駄ヶ谷冬期公開講座
津田塾大学文学研究科英語教育研究コース(千駄ヶ谷キャンパス)冬期公開講座「思考力を育む英語授業」
思考力を育む授業とはどのようなものか。英語教育の達人と言われる先生方はどのような工夫をしているでしょうか。
英語教育に関わる方向けにさまざまな実現可能な方法について学びます。
対 象 ◆ 現職の英語教員、
英語教育について学ぶ学生・
大学院生、英語教育に関心のある方
日 時 ◆ 2016年12月23日
(金・祝)
、
24日
(土)
、
25日
(日)
、26日(月)
各日とも10:30∼12:00
場 所 ◆ 津田塾大学 千駄ヶ谷キャンパス 津田ホール1階
定 員 ◆ 60人
(先着順に申込みを受け付け、定員になり次第締め切ります。
)
受 講 料 ◆ 各回2,000円(津田塾生1,000円)、
全日程申し込みの場合は割引料金7,000円
お申込み ◆ 津田塾大学千駄ヶ谷キャンパス事務室
TEL.03-3402-7333
E-mail:contact@osc.tsuda.ac.jp
お問合せ ◆ 津田塾大学千駄ヶ谷キャンパス事務室 TEL.03-3402-7333
8
TsudaToday
(津田塾大学専任教員・非常勤講師、津田塾大学大学院生、
オープンスクールインストラクターの受講料は無料です。
要事前申込)
場 所 ◆ 千駄ヶ谷キャンパス