プレスリリース ファナックが新欧州配送センターをルクセンブルクに設立 シュナイダー副首相兼経済大臣が発表 英文タイトル: Etienne Schneider announces the establishment of Fanuc’s new European distribution center in Luxembourg ※ 当資料は、ルクセンブルク経済省が 2015 年 12 月 10 日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳再編集し、皆 さまのご参考に供するものです。内容につきましては原本である仏文が優先します。詳細はオリジナル仏文をご参照くださ い。http://www.gouvernement.lu/5515664/10-schneider-fanuc?context=3422869 FA・ロボット・ロボマシンの事業を手掛ける世界有数の企業であるファナック(欧州本 部:ルクセンブルク、エヒテルナッハ市)は、ルクセンブルクに新しい欧州配送センター を建設することを発表しました。ファナックは 1982 年以来ルクセンブルクで活動してい ます。 ファナックの欧州本部であるファナックヨーロッパコーポレーションは、現在ルクセンブ ルクで約 220 名を雇用しています。同社は、欧州各地の子会社を通じて多種多様な サービスを顧客に提供しています。ファナックグループでメンテナンスサービス、サプ ライチェーンマネジメント、スペアパーツ供給サービスなどに携わるスタッフはヨーロッ パ全体で約 1,200 名になります。 2015 年 12 月 10 日に開かれた記者会見で、ファナックヨーロッパコーポレーションは 新たな欧州倉庫と配送センターをルクセンブルクに設立することを発表しました。コン ターン市にある物流パーク「Eurohub Center」(「ユーロハブ・センター」:ルクセンブル ク市と空港の近くに位置する)の敷地内に約 20,000 平方メートルの物流倉庫を建設 する見込みです。5,000 平方メートルを、最終顧客への出荷前のロボットの設定など、 高付加価値物流活動専用とする予定です。 ファナックヨーロッパコーポレーション社長のオーラフ・ゲーレルス氏によると、同社は ドイツのフラウンホーファー研究機構らと、グループにおける欧州配送センターの最 適地候補の比較分析を行ってきました。ドイツのシュトゥットガルト、ポーランドのグダ ニスク、オランダのロッテルダムが候補に挙がりましたが、ファナックヨーロッパは最 終的にルクセンブルクを選びました。ルクセンブルクの立地と優れたインフラ、そして エヒテルナッハ市の同社欧州本部に近いという条件が、ルクセンブルクを推す決め手 となりました。 エティエンヌ・シュナイダー副首相兼経済大臣は、ファナックヨーロッパの決定を歓迎 し、過去数年間にわたり日本のロボット大手ファナックが自社の活動をルクセンブルク に統合するため大きく投資してきたことを強調しました。2014 年 10 月のルクセンブル ク経済使節団による訪日ならびにファナックの稲葉善治代表取締役社長との会合は、 ファナックの意思決定プロセスの中で重要な一歩となりました。ファナックヨーロッパに よるルクセンブルクでの欧州配送センター設立の決定は、付加価値物流活動向けの 欧州の国際ハブとしてのルクセンブルクの魅力を裏付けるものです。 ルクセンブルクでは、2013 年以来、物流活動向けに約 100,000 平方メートルが開発さ れ、すでに建設済みまたは間もなく完成する状態です。その中には例えば、 CFL Multimodal(http://www.cfl.lu/espaces/fret/en)の中央倉庫、S.O.L.E.I.L.社が開発し企 業に貸し出す倉庫の第一号となる米 Ampacet(http://www.ampacet.com)向け倉庫、 あるいはベッテンブルク・デュドランジュ地域にある物流パーク「Eurohub South」(「ユ ー ロ ハ ブ ・ サ ウ ス 」 : 貨 物 鉄 道 引 き 込 み 線 の あ る 物 流 パ ー ク ) の Transalliance (http://www.transalliance.com/fr)の物流センターなどがあります。これらのプロジェ クトをまとめると、合計の投資額は約 1 億 3,500 万ユーロです。 本件に関する日本におけるお問い合わせ先: 千代田区四番町 8-9 ルクセンブルク大使館内 ルクセンブルク経済省 東京貿易投資事務所 担当: 松野 Tel. 03-3265-9621 / e-mail: tiotokyo@mae.etat.lu
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