おたより・へいわ - 社会福祉法人 なごや平和福祉会

第 61 号
おたより・へいわ
社会福祉法人なごや平和福祉会
〒460-0021 名古屋市中区平和 2-2-36
℡052-331-6660 fax052-322-7244
E-mail fu-heiwa@neo.famille.ne.jp
春は何といっても“桜”。「お花見」の季節です!
春は、何といっても“桜”
。
「お花見」の季
節です!ご利用者・ご入居者皆さんも楽しみ
にされていたことと思います。
今年もデイサービスとグループホームで
はこの「お花見」に向けて計画を立てました。
へいわ会館の周りには「お花見」が出来る
場所として、鶴舞公園・東別院・塩釜神社・
金山のJR沿いの金山公園などがあります
が、ただ昔は遠く名城公園などへも出かけた
ことがあります。毎年、「お花見」会場をど
こにするか、まずはスタッフの頭の痛め処です。単に、“桜が綺麗だから”では判断
しません。滞在時間的にその公園に障害者用お手洗いがあるか、車いす移動で段差な
どが大きくないか、こうした点を克服しなければなりません。しかも最近は、スタッ
フたる介護職員不足が深刻で、施設内に居る時よりも人手がかかる“外出”をどうク
リアーするかがもう一つ頭が痛い処です。
さて、まずはデイサービスですが、今年も無難に“お花見ドライブ”とさせて頂き
ました。帰宅時間を少し早やめて施設を出発。東別院にドライブに出かけました。そ
して、時間的余裕をみて、境内の内庭にも降りて桜を鑑賞(写真)。3月30日の初
日は、折しも東別院の職員の方が桜の枝切りを行っておられ、運よく切られた枝に残
っていた桜を小枝ごと沢山いただき、皆さんにお持ち帰りいただきました。
そして、グループホームも、まずは近場の東別院へのお花見でした。4月に予定す
る第二弾のお花見が、スタッフも体制が整って好天で、かつ、鶴舞公園であれば、外
出での “昼食”も期待されるところです。しかし、3月末はスタッフ体制と外出の
機会がミスマッチ、4月上旬は天気がぐずつき気味とのこと。
ただ、
気象庁によれば、
今年は例年に比して長く満開の桜が楽しめる稀有な春とのことで、ご利用者・ご入居
者には幸運な春となりそうです。それゆえ、まだまだ<桜のお楽しみ>は続きます。
デイサービス
昨年、いわゆる“要支援者外し”を目玉とした改定介護保険法が施行され、これか
ら新たに要支援認定を受けた高齢者の皆さんは、介護認定を受けたご利用者と同じデ
イサービスをストレートにはご利用出来なくなりました。ただ、 (「予防専門型」デ
イ利用の要支援者の方を除き)通常のデイサービスの利用は制限されますが、同時に
その“受け皿”も用意されています。これが、名古屋市が設ける新総合事業での「ミ
ニデイ型」デイと「運動型」デイです。(なお、新総合事業の在り方は市町村によっ
て若干異なりますので、ご注意を!)
名古屋市ではこの新総合事業の実施を今年
度の期中からとしており、実際、この事業を
手掛ける介護業者の受付を始めています。
もとより、この新総合事業の「デイ」のス
タッフは市が催す3日程度の簡易講習会修
了者でよく、かつ概ね1日2時間程度の開
催・利用時間で“可”とされており、こうし
た施策で今迄のように“行き届いたサービ
ス”が出来るか否かは、疑問符が付きます。
デイ内での、3月のカラオケの会の様子。
ともあれ、この事業に参加するかは事業者
の任意です。
「へいわ」としては、既存要支援者が当面、
「予防専門型」デイで今迄通
りデイサービスセンターへいわが利用出来るという状況に鑑み、(収入的には利益性
が低く、介護も手薄くなる)新総合事業に着手するかは、時間をかけて検討したいと
思いますので、ご理解を頂ければ幸です。
グループホーム
うららかな春の訪れとなりました。名古屋
市は 3 月 19 日に桜の開花宣言がされ、これ
が全国 2 番目で、平年よりも 7 日も早いこ
とから、一時、ホーム内は桜の話でもちきり
になりました。
そして、ホームの恒例となった壁飾り作り。
今月は桜の切り絵を行いました。さらに、2
か月前に実習生と作ったチューリップと一
緒に飾ることで、より一層春らしい壁飾りが
でき、ホームを明るくしてくれています。
4月の『おたより』が発行される頃には、桜も満開に咲くそうです。今年は色々な
ところへ桜を見に行きたいと思っています。
居宅介護支援事業所・本部事業所
<本会で過去に受けた民間福祉助成金とその申請について>
社会福祉法人の場合、僅かながらも行政からの補助金がありますが、それ以外に民
間の日本財団などが民間福祉助成金を設けて、その活動を支援してくれています。こ
れは、営利法人と違い、厳格な運営とその非営利性から支援に適している法人と考え
られているからで、社会福祉法人だけでなく、NPOや協同組合なども非営利運営団
体とみなされ、この対象となっています。
実際、本会でも過去に、24時間TVチャリティー委員会から福祉車両としてハイ
エースの寄贈を受けましたし、パチンコの景品業者団体のPSM協力会からは配食等
で使用する中古車両の補助を受け、中古普通車を購入しました。また、昨年は地元の
慈善団体の荒川磯慈善会からデイサービスお風呂のボイラー改修工事の費用を支援
いただきました。(写真は24時間TVチャリティー委員会からのハイエースです。
)
このように、民間福祉助成金は思わぬところで、私たちの運営に役立っています。
さて、今年はどのような使途で、どこの民間福祉助成金に申請をしようか、現在、
思案中です。ただ、沢山の社会福祉法人やNPOな
どが助成を得るための申請書を毎年提出することか
ら、難点は申請をすれば必ず助成や寄贈がされるわ
けではなく、例えば、昨年のボイラー改修工事費用
支援での競争率はほぼ2.2倍で、過半数以上の団
体がその申請を却下されているのが現実です。
こうした状況も顧みながら、今年はどんな申請を
していくのか、施設全体で熟慮したいと思います。
配食サービス
前回に続き今回も、
【ココナッツオイル】についてお話し
しようと思います。ココナッツオイル成分の半分は「ラウ
リン酸」という成分で出来ており、この「ラウリン酸」は
母乳の主成分で、子供から大人まで安心して食べられる食
品です。
また、ココナッツオイルには飽和脂肪酸が含まれており、
本来、飽和脂肪酸は摂り過ぎると肥満や動脈硬化の原因になるのですが、飽和脂肪酸
を多く含むバターやラードと異なり、エネルギーの吸収や分解が非常に早く、かつ、
体内に蓄積されにくいため、脂肪の燃焼効果が期待できます。目安として大さじ2杯
で、食パンにマーガリンやバターの代わりにココナッツオイルを塗ってみても美味し
いかも知れませんね。
【配食のお弁当は、衛生上、配達当日午後2時迄にお召上がり下さい!】
4月から新しく韓国語の教室が始まることになりました。また、一時、会場を変え
て開催していた健康体操の教室も、4月からはへいわ会館に戻っての開催となりま
す。現在、両教室で受講生を募集しています。加えて、中3教科書英語教室も装い
を変えて、Eテレで好評だった「おとなの基礎英語」に同一テキストで挑戦します!
≪地域交流室:生きがい教室・サークル活動:開催日一覧 ※上段は午前、下段は午後≫
日
月
火
水
木
金
土
空き
空き
健康体操
空き
フラダンス
空き
初級英会話
おとなの英
空き
韓国語
中級英会話
第1~3
夕方は書道
金曜日
(児童も可)
第 2/4 火曜
ヘーゲル
空き
空き
の会
会話(中3レ
第1日曜
ベル)
※会場は、へいわ会館3階で、参加者は50歳代後半から80歳代の皆さんです。
※受講料は(教室の場合)、入学金なしの月謝制で、3500円~5500円です。
「物忘れ」と「認知症」の違い
多くの人は 60 歳頃になると記憶力に加えて判断力や適応力が衰え、知能の老化が始まり
ます。この時期に「物忘れ」も多くなりますが、これは加齢に伴う自然なもので、認知症の
症状ではありません。例えば「うっかり約束の時間を忘れてしまう」ことがありますが、健
康な人の物忘れの場合「約束した」こと自体は覚えています。しかし認知症の場合は「約束
した」こと自体を忘れてしまいます。だから認知症患者は、忘れた事を指摘されても「約束
なんかしとらん!」と怒るのです。
(認知症ネット HP「認知症の基礎知識」より要約)
ご利用者・ご入居者の話し相手や、レクリエーション・外出行事を一緒に楽しんで下
さる方を募集しています。また、趣味や特技・楽器披露など大歓迎です。更に、配食
サービスの配達有償ボランティアさんも同時募集をしています。一度見学にお越し下
さい。また、学校のお休みでの学生ボランティアさんについても”熱烈歓迎”です!
デイサービスセンターへいわ ℡052-331-6660
居宅介護支援事業所へいわ
℡052-322-6726
グループホームへいわ
℡052-331-6660
食事サービス事業へいわ
℡052-331-6660
生きがいサークル・教室
℡052-331-6660