InfoMaker - PowerBuilder

インストール ガイド
InfoMaker
12.6
インストール ガイド
本書は、SAP InfoMaker のインストールマニュアルです。
InfoMaker をインストールするためのセットアップ プログラムを実行する前にご確認ください。
セットアップ プログラムから SQL Anywhere をインストールすることもできます。
2
インストールのワークフロー
このワークフローでは、InfoMaker® の計画およびインストールの工程を詳細に定義します。
シナリオに最も適したワークフローを選択してください。
製品のインストール
1. インストールの計画
2. インストール前の作業
3. 共通セットアップ プログラム
4. インストール後の作業
アンインストール
InfoMaker または SQL Anywhere のアンインストール
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3
インストールの計画
インストールまたはアップグレードの前に、環境を準備します。
インストールまたはアップグレードするコンポーネントとオプションを確認する。
システムがインストール要件を満たしていることを確認する。
必要なソフトウェアを確認する。
インストール メディアの内容
このトピックでは、InfoMaker インストール キットの内容を説明します。
システム要件
InfoMaker をインストールする前に、システムがすべての要件を満たしていることを確認します。必要なサービス パックに関す
る最新情報については、リリース ノートを参照してください。
ソフトウェア要件
InfoMaker のソフトウェア要件を確認します。
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4
インストール メディアの内容
このトピックでは、InfoMaker x86 32ビット インストール キットの内容を説明します。
インストール メディアの内容
インストール メディア
内容
InfoMaker インストール メディ
ア
InfoMaker 12.6 および SQL Anywhere® 16.0 の共通セットアップ プログラムを含みます。
親トピック: インストールの計画
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5
システム要件
InfoMaker をインストールする前に、システムがすべての要件を満たしていることを確認します。必要なサービス パックに関する最新
情報については、リリース ノートを参照してください。
InfoMaker のシステム要件
製品
コンピュータ
最小メモリ
ハード ディスク容量
オペレーティング システム
この表は、各製品をインストールするためのシステム要件を示しています。必要なディスク容量は概算です。実際に各製品で必要な
ディスクの容量は、ハードディスク サイズ、パーティション、およびインストール対象として選択した機能によって異なります。
インストール中は圧縮されたインストール ファイルを復元するために、ハードディスク上に一時的なスペースが余分に必要になり
ます。
InfoMaker
Pentium 4 以上
256MB
332MB(全コンポーネ
ント)1
Windows XP Professional SP
3、Windows Vista 32/64 ビット
Business SP2、Windows 7 32/64
ビット SP1、Windows
8.1、Windows Server 2008 32/64
ビット SP2 および Windows Server
2012
SQL Anywhere
400 MHz 以上の
Pentium 互換
48MB。オペレーティ
ング システムが必要と
するメモリに追加
337MB(UltraLight と
Windows Mobile 以外
の全コンポーネント)
Windows XP、Windows XP Tablet
PC Edition、Windows Server 2003
Service Pack 2、Windows
Vista、Windows 7、および
Windows Server 2008 Service Pack
2(x86、x64、IA64)2
親トピック: インストールの計画
1
PowerBuilder® と同一のコンピュータ上にインストールする場合には、必要とするディスク容量は少なくなります。
2
Windows Server 2008および 2012 の開発ではなくランタイムのみをサポートします。
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6
ソフトウェア要件
InfoMaker のソフトウェア要件を確認します。
各機能に必要なソフトウェア
機能
必要なソフトウェア
次の表は、InfoMaker の各機能に必要なソフトウェアを一覧にしています。
ほとんどのソフトウェアは、機能をインストールするときに自動的にインストールされません。以下の表を読み、セットアップ プ
ログラムを実行する前に何らかのソフトウェアをインストールする必要があるかどうか、SQL Anywhere を選択する必要があるか
どうかを判断してください。
チュートリアル、デモ データ
ベース、およびサンプル アプ
リケーション
SQL Anywhere 16.0
SQL Anywhere は、インストール メディアから入手できます。セットアップ プログラムが、コン
ピュータ上で SQL Anywhere 16.0 を検出することができなかった場合、InfoMaker を選択する
と、警告メッセージを受け取ります。
処理の続行を選択すると、セットアップ プログラムはチュートリアルのインストールまたはデモ
データベースの登録を行いません。これらの機能を後で使用するには、最初に SQL Anywhere を
インストールしてから InfoMaker を再インストールします。
データウィンドウの Excel 12
での保存
.NET Framework 4.0以降
Ghostscript distiller を使用した
データウィンドウの PDF 保
存、および PostScript 出力
Ghostscript および PostScript 用プリンタ ドライバ
「Ghostscript のインストール」および「PostScript ドライバのインストール」を参照してくださ
い。
XSL Formatting
Objects(FO)を使用したデー
タウィンドウの PDF 保存、お
よび Java 出力
SAP JVMおよび Apache FO プロセッサ
InfoMaker をインストールすると、SAP JVM は Sybase\Shared\PowerBuilder\sapjvm7 ディレクト
リにインストールされます。
InfoMaker をインストールすると、Apache FO プロセッサは Sybase\Shared\PowerBuilder\fop0.20.5 ディレクトリにインストールされます。
親トピック: インストールの計画
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インストール前の作業
このトピックでは、インストールの前に実行する作業について説明します。
インストールする製品の最新情報についてリリース ノートをお読みください。特に、「インストールにおける注意事項」セク
ションには注視してください。InforMaker のリリース ノートは、製品マニュアル Web サイト http://www.powerbuilder.jp/ で入手
できます。SQL Anywhere の readme.txt ファイルは、インストール メディア の SQLAnywhere16 ディレクトリにあります。
InfoMaker をインストールするドライブが圧縮されていないことを確認します。インストール先が圧縮ドライブの場合には、セッ
トアップ プログラムは失敗します。
TEMP 環境変数で少なくとも 300MB 以上の空き容量があるディレクトリを指定していることを確認します。セットアップ プロ
グラムは、インストールの間にこのディレクトリにファイルを書き出し、インストールが完全に終了した後に、このスペースを
解放します。
開いているアプリケーションを終了します。
旧バージョンの Sybase ツールで作成したファイルのバックアップをとります。移行予定の PBL が現行バージョンの InfoMaker
でエラーなく再生成されていることを確認してから、PBL のバックアップを行ってください。
PBL のバックアップ以外に、データベース ファイル、INI ファイル、設定情報、変更したデータベース定義ファイルなど、失い
たくない各種設定情報を保持するファイルについてもバックアップをとる必要があります。既存アプリケーションのバックアッ
プおよび移行の詳細については、「インストール後の作業」を参照してください。
InfoMaker をインストールする前に何らかのソフトウェアをインストールする必要があるかどうかを判別するには、「ソフトウェ
ア要件」を参照してください。
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共通セットアップ プログラムの開始
ダウンロードしたインストール メディアを使用して InfoMaker セットアップ プログラムを開始します。
事前準備
この手順では、ダウンロードしたインストール メディアからのローカル インストールについて説明します。ユーザがネットワーク ド
ライブから InfoMaker をインストールできるようにするには、システム管理者が必要なファイルを インストール メディア からネット
ワーク ドライブ上のディレクトリにコピーする必要があります。これにより、ユーザは、ネットワークからセットアップ プログラムを
実行して InfoMaker をインストールできます。
手順
InfoMaker のインストールを開始する手順は、次のとおりです。
1. 実行中のプログラムをすべて終了します。
2. InfoMaker セットアップ プログラムを起動します。
インストールするには、autorun.exe ファイルを実行します。
注意: setup.exe を実行すると、セットアップ プログラムで SQL Anywhere プログラムをインストールできません。
ローカル ネットワーク ドライブからインストールするには、管理者の指示に従って、ローカル ネットワーク ドライブにあ
るセットアップ プログラムにアクセスし、実行します。
3. 共通セットアップ プログラムを開始するには、[InfoMaker 12.6 のインストール]をクリックします。
InfoMaker および SQL Anywhere の各セットアップ プログラムを起動する前に、セットアップ プログラムにより基本情報とライ
センス情報が収集されます。
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基本情報の提供
インストールを開始する前に、プログラムによって基本情報が収集されます。
InfoMaker をインストールする前に、セットアップ プログラムによって基本情報を収集するウィザードが起動されます。
参考: この手順の途中でインストールを中断するには、ウィザードの[キャンセル]ボタンを使用します。[キャンセル]をクリック
すると、インストールを終了するか再開するかを選択できます。終了を選択すると、その時点のセットアップ プログラムを終了して他
の選択内容を実行するか、セットアップを完全に終了できます。
InfoMaker をインストールする前に基本情報を提供するには
1. セットアップ プログラムの開始ページで、[InfoMaker 12.6]を選択します。
2. ようこそページで[次へ]をクリックします。
現在の機能で必要とするソフトウェアをインストールしていない場合は、ウィザードの次のページでインストールする必要があ
るものを知らせます。[キャンセル] をクリックしてウィザードを終了するか、[次へ]をクリックして必要なソフトウェアを
インストールせずに継続します。
3. [シリアルとプロダクト キーの確認]ページで、使用するシリアルキーとプロダクトキーを入力して、[次へ]をクリックしま
す。
9桁のシリアルキーおよび23桁(ハイフン含む)のプロダクトキーを正しく入力してください。不正なキーの入力があった場合、
セットアッププログラムは警告メッセージを表示します。
4. [ライセンス契約]ページで、ドロップダウン リストから地域を選択し、ライセンス契約を読んで[同意する]ラジオ ボタンを
選択します。[次へ]をクリックして処理を継続します。
5. [ユーザ情報]ページで、ユーザ名と会社名を入力します。
6. [インストール先の選択]ページで、[次へ]をクリックして表示されているパスを指定するか、[参照]をクリックして別の
パスを選択し、[OK]をクリックしてから、[次へ]をクリックします。
7. [共有ファイル インストール先の選択]ページで、[次へ]をクリックして表示されているパスを指定するか、[参照]をク
リックして別のパスを選択し、[OK]をクリックしてから、[次へ]をクリックします。このセット内のすべての製品の共有
ファイルには同じフォルダを使用してください。
8. [コンポーネントの選択]ページで、インストールするコンポーネントを選択し、[次へ]をクリックして処理を継続します。
9. 選択した各製品のセットアップ プログラムを完了します。
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SQL Anywhere のインストール
アプリケーション開発中のデータベース機能をサポートするために、SQL Anywhere をインストールします。
1. 言語の選択ダイアログ ボックスで、インストール ウィザードで使用する言語を選択し、[OK]をクリックします。
2. ようこそページで[次へ]をクリックします。
3. [ライセンス契約]ページで、ドロップダウン リストから地域を選択し、ライセンス契約を読んで[このライセンス契約に同意
します。]ラジオ ボタンを選択します。[次へ]をクリックして処理を継続します。
4. [セットアップ タイプ]ページで、すべてのコンポーネントをインストールする場合は[完了]を、そうでない場合は[カスタ
ム]を選択して、[次へ]をクリックします。
5. 前の手順で[カスタム]を選択した場合は、インストールしない機能の横の下矢印をクリックし、カスケード メニューで[この
機能を使用できないようにします。]を選択して[次へ]をクリックします。
6. [プログラムのインストール]ページで、[インストール]をクリックしてインストールを開始します。
7. [InstallShield Wizard の完了]ページが表示されたら、ReadMe ファイルまたは[iAnywhere オンライン リソース]ページを表示
する場合はチェック ボックスをオンにします。SQL Anywhere インストール ウィザードを閉じるには、[完了]をクリックしま
す。
注意: 次のようなエラー メッセージを含むダイアログ ボックスが表示される場合があります。
無効なライセンス情報です。 再インストールが必要です。
[OK]をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。SQL Anywhere のインストールは正常に完了します。
SQL Anywhere について
SAP SQL Anywhere は、豊富な機能を持ったリレーショナル データベースとデータ管理ツールです。
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SQL Anywhere について
SAP SQL Anywhere は、豊富な機能を持ったリレーショナル データベースとデータ管理ツールです。
SQL Anywhere のインストールは、開発の使用にのみ制限されています。SQL Anywhere のインストールは、MobiLink と Sybase
Central データベース管理ツールを含んでいます。MobiLink は、メイン データベースと多数のリモート データベース間で双方向の同期
を行うことができるセッションベースの同期システムです。
SQL Anywhere セットアップ プログラムは、ドライブとディレクトリを指定しない限り、デフォルト ドライブのデフォルト ディレク
トリに SQL Anywhere Developer Edition をインストールします。指定したディレクトリが存在しない場合は、セットアップ プログラ
ムはそのディレクトリを作成します。
親トピック: SQL Anywhere のインストール
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InfoMaker のインストール
このトピックでは、データベースでクエリおよびレポート作成を実行するアプリケーションを作成するための使いやすいツールである
InfoMaker のインストール方法について説明します。
共通セットアップ プログラムでは、特に指定がない限り、デフォルト ドライブのデフォルト ディレクトリに InfoMaker がインストー
ルされます。指定したディレクトリが存在しない場合は、セットアップ プログラムにより新しいディレクトリが作成されます。
1. [インストール先の選択]ページで、[次へ]をクリックして表示されているフォルダ パスを指定するか、[参照]をクリック
して別のパスを選択し、[OK]をクリックしてから、[次へ]をクリックします。
2. [共有ファイル インストール先の選択]ページで、[次へ]をクリックして表示されているフォルダ パスを指定します。また
は、[参照]をクリックして Sybase\Shared ディレクトリを選択します。
3. [コンポーネント選択]ページで、インストールしないコンポーネントの隣のチェック ボックスをオフにして、[次へ]をク
リックします。
ツリービューを展開して、最上位コンポーネントのサブコンポーネントを選択または選択解除できます。また、[すべて選
択]または[すべて解除]をクリックして、すべてのチェック ボックスをオンまたはオフにできます。
[InfoMaker 基本コンポーネント]オプションは、選択する必要があります。「InfoMaker のコンポーネント」を参照してくださ
い。オプションのペインタをインストールするには、[InfoMaker データベース更新]オプションを選択します。
チュートリアル コンポーネントを選択すると、デモ データベースはデフォルトで選択されます。
4. [プログラム フォルダの選択]ページで、プログラム アイコンを追加するプログラム フォルダを選択するか、新しいフォルダを
指定して[次へ]をクリックします。
5. [ファイル コピーの開始]ページで、設定を確認し、[次へ]をクリックしてファイルのインストールを開始するか、[戻
る]をクリックして選択内容を変更します。
6. [InstallShield Wizard の完了]ページで、Readme ファイルを読む場合はチェック ボックスをオンにします。[完了]をクリック
して、共通セットアップ プログラムに戻ります。
続行するには、Readme ファイルを閉じます。
InfoMaker のコンポーネント
セットアップ プログラムにより、基本の InfoMaker ソフトウェアおよび追加のオプション コンポーネントをインストールできま
す。
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InfoMaker のコンポーネント
セットアップ プログラムにより、基本の InfoMaker ソフトウェアおよび追加のオプション コンポーネントをインストールできます。
InfoMaker のコンポーネント
コンポーネント
説明
InfoMaker 基本コンポーネント
基本コンポーネントは必須です。他のコンポーネントを選択しなければ、このオプションにより
InfoMaker はレポートおよびクエリ ツールとしてのみインストールされます。オプションのペイ
ンタはインストールされません。InfoMaker チュートリアル ライブラリでフォームを開くことは
できません。これらのフォームは、データベース更新オプションでインストールされるオプショ
ンのペインタを必要とします。このオプションは、ODBC ドライバをインストールします。
InfoMaker データベース更新オ
プション
データを完全に操作できるようにする以下の 3 つのペインタを追加します。
データベース ペインタ - テーブルの作成と修正
フォーム ペインタ - データベースのデータの作成と修正
データ パイプライン ペインタ - あるデータベースから別のデータベースへのデータのコ
ピー
ネイティブ データベース イン
タフェース
サーバ データベースとネイティブに対話できるようにするインタフェース。ツリービューを展開
してインストールするインタフェースを選択します。
OLE DB ドライバ
OLE DB データ プロバイダを使用してデータベースに接続するインタフェース
JDBC ドライバ
JDBC を使用してデータベースに接続するインタフェース
インターネット ツール
データウィンドウ Web コントロール ActiveX は、完全に対話型のデータウィンドウ コントロー
ル。ActiveX をサポートするブラウザが必要です。
InfoMaker チュートリアル
『InfoMaker 入門』マニュアルのチュートリアルのためのソース ファイル。InfoMaker チュートリ
アルを実行する場合、またはサンプル ライブラリを使用する場合で、コンピュータに SQL
Anywhere 16.0 がインストールされていないときはインストールします。InfoMaker をインストー
ルするとき、セットアップ プログラムはデモ データベース用の ODBC データ ソースを作成しま
す。InfoMaker をインストールするときにシステムに SQL Anywhere がインストールされていな
いと、セットアップでデモデータベース、サンプル ライブラリ、およびチュートリアル ファイル
はインストールされません。
デモ データベース
チュートリアル、サンプル ライブラリ、およびマニュアル内の例で使用される SQL Anywhere
データベース
オンライン ヘルプ ファイル
InfoMaker のヘルプファイル
親トピック: InfoMaker のインストール
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セットアップ プログラムの完了
選択した製品のインストールが終了したら、共通セットアップ プログラムに戻ります。
共通セットアップ プログラムを完了するには
1. [InstallShield Wizard の完了]ページで[完了]をクリックしてインストールを完了します。
このページのチェック ボックスをオフにしないと、Readme ファイルが表示され、オンライン登録を完了するためにブラウザが
起動されます。
2. システムの再起動を要求するページで、[完了]をクリックしてコンピュータを再起動するか、コンピュータを後で再起動する
ことを選択します。
インストールした製品を使用する前に、必ずコンピュータをシャットダウンして再起動してください。
3. セットアップ プログラムの開始ページで、Readme、SAP ヘルプ ポータル または SAP Web サイトを表示するように選択
し、[終了]をクリックしてセットアップ プログラムを閉じます。
InfoMaker のログ ファイル IM126Install.log は、〈sysDriver〉\Program Files\Sybase\Shared\PowerBuilder に生成されます。
セットアップ プログラムが行うこと
セットアップ プログラムは、ファイルをインストールし、Windows レジストリを更新します。
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セットアップ プログラムが行うこと
セットアップ プログラムは、ファイルをインストールし、Windows レジストリを更新します。
セットアップ プログラムは以下を行います。
SAP
ディレクトリに SAP ファイルをインストールする
書き込み可能 SAP ファイルを、すべてのユーザによって共有されるディレクトリにインストールする
Windows のオペレーティング システム パスにシステム ファイルをインストールする
インストールした各製品のアイコンとプログラム グループを作成する
製品をアンインストールするときに削除するファイルを区別するためのアンインストール ファイルを作成する
Windows のレジストリへ書き込む
IM.INI
などの INI ファイルを作成または更新する
すべてのユーザによって共有される書き込み可能ファイル
InfoMaker はすべてのユーザによって共有される書き込み可能ファイルをインストールします。Windows XP の場合、共有ディレクト
リは C:\Documents and Settings\All Users\Shared Documents\Sybase\InfoMaker 12.6 です。Windows Vista と Windows 2008 の場
合、共有ディレクトリは C:\Users\Public\Documents\Sybase\InfoMaker 12.6 、Windows 7 では C:\Users\Public\Public
Documents\Sybase\InfoMaker 12.6 です。
共有ファイルの内容は以下のとおりです。
すべてのコード サンプルのディレクトリとファイル
InfoMaker Windows ヘルプとコンパイル済み HTML ヘルプ ファイル
個々のユーザ用に予約されたファイル
他の書き込み可能ファイルは、デフォルトの Program Files\Sybase サブディレクトリにインストールされますが、それらはユーザが
InfoMaker を最初に起動したときに別の場所にコピーされます。このようにして、各ユーザはこれらのファイルを自分用に取得しま
す。
次の表は、InfoMaker のインスタンスを実行するすべてのユーザのディレクトリでコピーおよび更新されるファイルの一覧です。表の
ヘッダにあるパス変数(UserName)は、InfoMaker ユーザのユーザ名を意味します。Windows XP の場合、これは C:\Documents and
Settings ディレクトリの下です。Windows Vista および 2008 の場合、これは C:\Users ディレクトリの下です。
C:\...\UserName\
サブディレクトリ内
コピーまたは更新されるファイル
Windows XP の場合:
PBODB126.INI
Local Settings\Application Data\Sybase\InfoMaker 12.6
Windows Vista、Windows 2008、および Windows 7 の場合:
IM126.LIC
初期設定ファイル
および
im126_sysam.properties
ス ファイル
AppData\Local\Sybase\InfoMaker 12.6
Windows XP の場合:
ライセン
入門チュートリアル用のファイル
My Documents\Sybase\InfoMaker 12.6\Tutorial
Windows Vista および 2008 の場合:
Documents\Sybase\InfoMaker 12.6\Tutorial
Windows 7 の場合:
My Documents\Sybase\InfoMaker 12.6\Tutorial
個別使用のために予約された書き込み可能 InfoMaker ファイルの場所は、各 InfoMaker ユーザの HKEY_CURRENT_USER レジストリ
エントリに設定されます。たとえば、各ユーザのローカル アプリケーション データ ディレクトリにコピーされる IM.INI ファイルの場
所は、HKEY_CURRENT_USER\Software\Sybase\InfoMaker\12.6 内の InitPath キー の下に登録されます。
レジストリの変更
セットアップ プログラムは、Windows レジストリに対して以下の変更を行います。
HKEY_CURRENT_USER\Software および HKEY_LOCAL_MACHINE\Software
HKEY_CURRENT_USER\Environment
16
の SAP キーを作成または更新する
のシステム パスとユーザ パスを更新する
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\App Paths
にレジストリ パスへの適切なパスを追加する
レジストリ パス HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\HTMLHelp にコンパイル済み HTML ヘルプ ファイルのパスを
追加する
親トピック: セットアップ プログラムの完了
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インストール後の作業
インストールの後、InfoMaker を使用する前に移行作業または設定作業を実行しなければならないことがあります。
現行バージョンの InfoMaker へのアプリケーションの移行
以前のバージョンの InfoMaker で作成したアプリケーションおよび PowerBuilder ライブラリ(PBL)がある場合、それらをバー
ジョン 12.6 に移行できます。これを行う前に、旧バージョンで PBL が確実に再生成できることを確認し、ファイルのバック
アップ コピーを作成してください。 PBL の移行については、『ユーザーズ ガイド』マニュアルの「ライブラリについての作
業」の章を参照してください。
新しいバージョンに移行する前に、アプリケーションが影響を受ける可能性がある InfoMaker の変更点については、技術文書
のPowerBuilder アプリケーションの移行(英語) http://www.sybase.com/detail?id=1032777 で確認してください。タイトルの後
に(IM)と表記されたトピックは、InfoMaker に関するものです。
DBMS のセットアップ
InfoMaker で使用するために、DBMS の追加のセットアップ作業が必要な場合があります。詳細については、ヘルプの「データ
ベースとの接続」を参照してください。
Ghostscript のインストール
データウィンドウを PDF 形式で保存するために distill メソッドを使用する場合は必須です。
PostScript ドライバのインストール
データウィンドウを PDF 形式で保存するために distill メソッドを使用する場合は必須です。
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Ghostscript のインストール
データウィンドウを PDF 形式で保存するために distill メソッドを使用する場合は、Ghostscript をインストールします。
Ghostscript をインストールするには
1. Ghostscript Web サイト http://ghostscript.com に載っているサイトからご使用のコンピュータの一時ディレクトリ
に、Ghostscript のための自己解凍型実行ファイルをダウンロードします。
テストで使用した Ghostscript のバージョンについては、InfoMaker のリリース ノートを参照してください。
2. 実行ファイルを実行して、システムに Ghostscript をインストールします。
デフォルトのインストール ディレクトリは、C:\Program Files\gs です。
親トピック: インストール後の作業
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PostScript ドライバのインストール
このトピックでは、データウィンドウを PDF 形式で保存するための PostScript ドライバのインストールおよび使用方法を説明しま
す。
データウィンドウを PDF 形式で保存するために distill メソッドを使用する場合は、PostScript プリンタまたはプリンタ ドライバがシス
テムにインストールされている必要があります。Windows のプリンタの追加ウィザードを使用して PostScript プリンタをインストール
します。PostScript プリンタをインストールしていない場合、PostScript プリンタを追加するために必要な Microsoft pscript5.dll
ファイルがコンピュータで使用できず、Windows オペレーティング システム インストール メディア を挿入するように指示されること
があります。
システムに PostScript プリンタを追加するには
1. Windows の[スタート]メニューから[設定|プリンタ]を選択します。
2. [プリンタの追加]をダブルクリックします。
3. [ローカル プリンタ]を指定します。
4. 「FILE: 」 をポートとして指定します。
5. 製造元(HP など)と PS の名称を持つプリンタ(HP LaserJet Series 4050 PS など)を選択します。
注意: 一部のプリンタはイメージを正しく処理しません。たとえば、HP Color LaserJet PS は PDF 出力にイメージを表示
しません。また、HP LaserJet 4/4M Plus PS 600 はカラー イメージをグレースケールで表示します。
6. プリンタのデフォルト名を受け入れるか、短い名前を入力します。
7. ウィザードを完了します。
データウィンドウ ペインタでプリンタ ドライバを使用するには
1. PDF エクスポート用の[エクスポート]プロパティ ページの[カスタム PostScript ドライバを使用]チェック ボックス
をオンにします。
2. [印刷の仕様]ページで、プリンタ名(前の手順のプリンタの設定ダイアログ ボックスで追加したもの)を指定します。
スクリプトでプリンタ ドライバを使用するには、Distill.CustomPostScript およびPrinter プロパティを設定します。
たとえば、次のようになります。
dw_1.Object.DataWindow.Export.PDF.Distill.CustomPostScript=1
dw_1.Object.DataWindow.Printer="HP LaserJet Series 4050 PS"
親トピック: インストール後の作業
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20
InfoMaker または SQL Anywhere のアンインストール
このトピックでは、InfoMaker または SQL Anywhere をコンピュータからアンインストールする方法について説明します。
以下のいずれかの方法を使用して、アンインストールする各製品のセットアップ メンテナンス プログラムを実行します。
プログラムの追加と削除ダイアログ ボックス
1. 後で再インストールする予定の場合は、再使用するファイル(DB、INI、PBL ファイルなど)のバックアップ コピーを作
成します。
2. [スタート]メニューから[コントロール パネル]を開き、[アプリケーションの追加と削除]ボタンをダブルクリック
します。
3. [プログラムの変更と削除]タブ ページで、アンインストールする製品を選択し、[削除]をクリックして、アンインス
トールするツールの確認メッセージが表示されたら[はい]をクリックします。
4. 共有ファイルの削除について確認するメッセージが表示されたら、適切な応答をクリックします。
レジストリ内のシステム ファイル使用回数により、そのファイルがすでに使用されていないことが示されている場合は、
そのファイルを削除するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。アプリケーションによっては、使用回数を増分しな
いものもあるので、別のアプリケーションによってそのファイルが使用されていないことが確認できない場合は削除しない
でください。
セットアップ メンテナンス プログラムは以下を削除します。
共有ファイルと標準プログラム ファイル
フォルダ項目
プログラム フォルダ
プログラム ディレクトリ
プログラム レジストリ エントリ
セットアップ メンテナンス プログラムは、ファイル、アイコン グループ、さらに、レジストリおよび INI ファイル内のシステム パス
およびユーザ パスの設定を削除します。単にディレクトリを削除した場合は、これらの変更は行われません。
共有 DLL の削除: セットアップ プログラムは各共有 SAP DLL と各共有システム DLL に関して、レジストリで使用回数を増やします。
セットアップ メンテナンス プログラムでは、この回数を減らします。セットアップ メンテナンス プログラムは、この使用回数がゼロ
に達していない共有 DLL を削除しません。
セットアップ メンテナンス プログラムの中止: セットアップ プログラムとは異なり、セットアップ メンテナンス プログラムに
は、[戻る]または[キャンセル]ボタンはありません。以下の処理で一度[はい]をクリックすると、プログラムを中止することは
できません。
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ヘルプおよびその他の情報の入手
この製品リリースの詳細については、製品マニュアル Web サイト、およびオンライン ヘルプを参照してください。
日本コンピュータシステム Web サイト http://www.powerbuilder.jp/ - 標準の Web ブラウザでアクセスすることができるオンライン版
のマニュアルがあります。このサイトでは、PDF 形式でマニュアルを見ることができます。 Sybase 製品マニュアル Web サイト(英
語) http://sybooks.sybase.com/ には、Sybase の製品マニュアルのほか、EBF/メンテナンス、技術文書などへのリンクも含んでいま
す。
製品のオンライン ヘルプ(使用可能な場合)
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イトから無償でダウンロードすることができます。
注意: 製品リリース後に追加された重大な製品情報またはドキュメント情報を含む最新のリリース ノートを日本コンピュータシステム
Web サイトで入手できる場合があります。
2015 年 5 月 25 日作成。このヘルプ トピックに関するフィードバックは、日本コンピュータシステム株式会社 第3事業部に送信してく
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