倫理及び業務上の行動に係る 規定(コード)

倫理及び業務上の行動に係る
規定(コード)
「我々にとって最も重要かつ基本的な中心的価値であって、絶対に妥協すべき
でないものは、我々の誠実高潔さ(インテグリティ)である。」 - Aart de
Geus (アート・デ・ジウス、シノプシス社 会長兼共同最高経営責任者)
「公正であり信頼に足りるパートナーであるというシノプシス社の評判を、構
築し維持することは非常に重要である。我々はそのインテグリティにおいて妥
協してはならない-このことが、我々の成功への途である。」- Chi-Foon Chan
(チ・フーン・チャン、シノプシス社 社長兼共同最高経営責任者)
(1)
はじめに
1.1 当社の倫理及び業務上の行動に係る規定(コード)について
1.2 社員の皆さんに期待されていること
1.3 リーダーに求められる追加的な責任
(2)
2.1
2.2
2.3
2.4
2.5
2.6
2.7
2.8
2.9
当社社員のインテグリティ
問題や懸念を表明すること
調査
機会均等、尊重及び安全な職場環境
(3)
3.1
3.2
3.3
3.4
3.5
3.6
3.7
3.8
3.9
3.10
3.11
当社の株主に対するインテグリティ
財務諸表、業務記録及び当局届出等に係るインテグリティ
利益相反の状況を回避すること
インサイダー取引の回避
窃取及び詐欺の防止
贈り物及び接待(対政府機関以外の場合)
出張費と接待費に関する責任
会社資産の利用とその保護
知的財産権及び秘密情報の保護
効果的な記録の管理
-文書保存について
シノプシス社の対外発表
契約締結権限
ハラスメントのない職場環境
暴力のない職場
グローバルな安全及びセキュリティ
違法薬物及びアルコールの存在しない職場
プライバシーを尊重すること
コミュニケーションにおける責任
(4)
4.1
4.2
4.3
4.4
4.5
4.6
(5)
顧客、パートナー及びコミュニティに対するインテグリティ
我々の顧客を公平に取り扱うこと
他者の情報の保護
政府契約に関する要請の遵守について
腐敗行為(コラプション)及び賄賂の禁止
公正な競争
通商法の遵守
グローバルの倫理及びコンプライアンス情報源
(1) はじめに
る慣習やビジネス慣行が本コードに違反するような場合には、我々は本コードを遵守し
なければなりません。本コード及び当社のポリシー(指針)に従うことは、結局は我々
に適用される(当該地域の)法令の遵守につながるものです。
我々全員の責任です
我々は、全員が本コードの文言及び精神につき、それらを読了し、理解し、そして遵守
することを確信することにより、インテグリティをもって行動する決意を示す必要があ
ります。社員は採用時及び定期的にその決意をあらたにすることが要求されます。イン
テグリティは我々の長期的な成功にとって非常に重要であり、本コードの不遵守は、解
雇を含む懲戒処分の対象になります。なお、本コードは雇用上の権利、福利厚生その他
雇用における契約上の権利を創設するものではありません。
本コードの承認、改正及び留保 (適用除外)
1.1
当社の倫理及び業務上の行動に係る規定(コード)について
本コードは、シノプシス社の取締役会において承認されています。本コードの実質的な
当社の倫理及び業務上の行動に係る規定(以下「本コード」といいます)は、我々が業
改正は取締役会により承認されなければなりません。執行役・上級役員や取締役が、本
務を正しい方法で行うための指針となるものです。すなわち、我々は、倫理に基づき、
コードの条項の適用除外を受けようとする場合には、最高倫理コンプライアンス責任者
我々の中心的価値であるインテグリティ、本コードや当社のポリシー(指針)、及び法
(Chief Ethics & Compliance Officer)に対して申請し、取締役会から書面による承認を
令に従い行動することで、正しい方法で業務を行っていることになります。貴方がシノ
受ける必要があります。承認された場合には、シノプシス社は当該留保(適用除外)及
プシス社において直面する問題の全てに回答してくれるような書類は存在しないものの、
びその理由を社内で公開します。上記以外の社員による適用除外の申請は、当該社員が
本コードは貴方を導いてくれるでしょう。本コードは、シノプシス社、貴方の同僚、顧
属する事業ユニットの副社長(vice president)及び最高倫理コンプライアンス責任者
客、サプライヤーや政府当局に対する、貴方の責任について説明するものです。
により、書面で承認される必要があります。
本コードは、全ての従業員に適用されます
1.2
本コードは、シノプシスの社員、労働者(代理店労働者を含む)および独立契約者を含
めたシノプシスの被雇用者またはシノプシス社に役務を提供するために契約を締結した
者の全てに適用されます(本コードにおいては容易に参照できるよう、「従業員」と云
います)。我々はまた、我々のパートナー、プロバイダー、サプライヤー、ベンダー、
コントラクターが、倫理的、法的かつ本コードの基準および方針に則って働くことを期
社員の皆さんに期待されていること
シノプシス社の社員として貴方は、本コード、当社ポリシー、及び法令に従って行動す
ること、賢明な判断をすること、たとえ表面的であっても不適切な行動を避けること、
非倫理的と受け取られる状況や、違法または非倫理的な行動につながる状況を回避する
ことが期待されています。貴方が適用ある当社の指針を確実に遵守できるよう、シノプ
シス社のオンライン上の当社指針ライブラリー(Policy Library)を、いつも参照するよ
待しています。
うにしてください。
さらに、シノプシスは別途、ビジネス・パートナー向け行動規範を備え
付けており、一部のビジネス・パートナー(ディストリビューターおよ
び販売業者を含む)については、これを遵守する必要があります。
もし行動の方向につき疑問がある場合には、以下を確認してください:
貴方の行動に対し配慮すること
•
本コードや当社指針に違反するだろうか?
•
違法又は非倫理的であるだろうか?
本コードは、全世界に共通なものです
•
我々の中心的価値であるインテグリティに沿うものだろうか?
シノプシスは米国に本拠を置く会社であり、その従業員や顧客は全世界に存在していま
•
当該行動により、私自身やシノプシス社に対し良い効果・印象をもたらすだろうか?
す。我々は、我々が事業を行う国の法令、及び国際的に適用される米国法令を遵守しま
す。我々は、多様性(diversity)及び文化の相違を尊重しますが、もしある地域におけ
もし上記のいずれかの答えが「いいえ」である場合には、異なる行動を取るようにして
ください。
1.3
リーダーに求められる追加的な責任
シノプシスのリーダーは、インテグリティをもって社員を主導する特別な責任を負って
います。我々のリーダーやマネジャーは、我々のビジネスの全てのレベルにおいて、本
コードの原則及び価値を補強することが期待されています。倫理及び法令遵守の文化を
推奨し、貴方のチームメンバーが、適切また適時に全ての要求される倫理及び法令遵守
研修コースを完了するようにしてください。我々の価値及び倫理の文化に誇りを持ち、
どこで当社の指針を閲覧できるでしょう?
当社のグローバル、地域、及び内容別の指針については当社指針ライブラリー(Policy
Library)で閲覧することができます。また、貴方のマネジャーや人事部のビジネスパー
トナーに対し、適用ある指針や手続規定につき質問することができ、また
policies@synopsys.com 宛メールで問い合わせることもできます。
他の社員に対し、我々がどのようにして成功すべきかを示すようにしてください。
本コード及び当社のポリシー・手続規定を参照すること
本コードを読了し、何度も参照するようにしてください。これは、我々がどのように成
功するかについてのガイドブックとなるものです。本コードは、より詳細な会社指針や
手続規定により補足されます。これらの追加的な指針や手続規定には、オンライン上の
当社指針ライブラリー(Policy Library)に保存されている我々の財務内部管理規定、開
本コードに
違反しないか?
適法だろうか?
示統制及び手続規定(下記第3.1項及び第3.10項で説明します)、就業規則等及びその他
の指針が含まれます。
ガイダンスを求めること
いつも適切な判断を用い、正しい行動方法について疑問が生じたり確信が持てない場合
にはいつでも、助力を得るようにしてください。それでもまだ正しい行動方法について
確信が持てない場合には、ガイダンスを求めてください。貴方は、以下のいずれの者か
当社の指針や
手続規定に
違反しないか?
我々の
中心的価値である
インテグリティに
らも助力を得ることができます:
•
あなたのマネジャー、又はその他のマネジメントのメンバー;
•
人事部又は法務部
•
あなたのビジネス部をサポートしている上級財務部員;
•
グローバル倫理コンプライアンス委員会(電子メールの宛先:
•
•
ethics.compliance@synopsys.com)、または
沿っているか?
当社の指針や手続規定に質問がある場合には?
シノプシス社の最高倫理コンプライアンス責任者(電子メールの宛先:
当社の指針や手続規定、及び職場での責任、同僚の問題、職場での争い、職場環境につ
ethics.officer@synopsys.com)
いての問題について、ガイダンスを求めたいときや懸念がある場合には、あなたのマネ
ジャーや人事部が優れたサポートを提供してくれますのでぜひ連絡してください。
知っていましたか?
シノプシス社は、グローバル倫理コンプライアンスプログラムの責任
者として、最高倫理コンプライアンス責任者を任命しています。ま
た、倫理上の問題が適切に提起されることを確実にするためエグゼク
ティブ・リーダーシップ・チームのメンバー及びその他のシニア・リ
ーダーにより構成される倫理委員会を設置しています。
追加のリソース:
参考になる情報源として Global Ethics & Compliance を参照して下さい。
また、電子メールでの問い合わせの場合には policies@synopsy.com 宛に連絡して下さい。
(2) 当社社員のインテグリティ
報復の禁止
正直に問題を提起する者に対するあらゆる報復は、本コードと法律に違反します。懸念
を正直に提起すること、調査に協力することは、当該従業員に対する敵対的な対応、例
2.1
問題や懸念を表明すること
えば疎外、降格、脅迫、ハラスメント、差別など(ただしこれらに限定されません)の
もし貴方が、違法または非倫理的な行動が行われていると疑いを持った場合には、それ
根拠とはなりえません。もし貴方が懸念を提起したり調査に協力する人とともに業務に
を表明してください。すぐに倫理及びコンプライアンス上の懸念を表明し、疑念の持た
従事している場合には、敬意をもって接していくべきです。もし貴方が誰かに嫌がらせ
れる非倫理的、違法又は疑われる行動について報告してください。質問したり懸念を表
を受けていると感じたら、速やかに報告して下さい。
明するには様々な方法があり、あなたが適切と考える方法を用いることができます。た
とえば、貴方のマネジャーやマネジメントの他のメンバーや、人事部、法務部、内部監
査部、グローバル倫理コンプライアンスに相談したり、貴方の懸念を表明するためにシ
ノプシスの第三者倫理報告システム(EthicsPoint)に、オンライン上でアクセスするこ
とができます。
匿名性
第三者倫理報告システム(EthicsPoint)に報告する場合には、貴方は匿名でいることを
選択することができます。ですが我々は匿名の報告を完全に調査することが難しく、と
きには不可能である場合があります。よって我々は、報告に際しては従業員が自ら(氏
名等)を明らかにすることを推奨します。なお、いくつかの国及びEUのプライバシー保
護法により、当該地域においては特定のタイプの問題提起のみが許容されています。そ
のような特別な制限については第三者倫理報告システム(EthicsPoint)において説明さ
れていますので参照してください。
秘密の維持
もし貴方が自分の氏名を明らかにして報告した場合には、完全かつ公正な調査を行うた
めに必要な場合を除き、我々は貴方の氏名を秘密にするために全ての合理的な注意を払
いますし、また調査は内密に行われます。なお、秘密性を維持するため、貴方に対して
調査の結果を伝達することができない場合があります。
2.2 調査
虚偽の告発もしくは情報
我々は想定される違法行為に対するすべての報告に真剣に取り組みます。その問題につ
き調査し、本コード、会社指針、又は法律のいずれかに違反するのかを判断し、適切な
措置を取ります。もし本コードや会社指針に関する調査への参加が要求される場合には、
シノプシス社の社員はそれに協力し、すべての質問に全面的に正直に回答することが期
我々は正直に問題を提起したすべての従業員を守りますが、故意に虚偽の告発をするこ
待されています。
ということに尽きます。
と、調査員に嘘をつくこと、会社の調査を妨害したり協力を拒否することは本コードに
違反します。なお、正直な報告とは、貴方の報告の内容が(客観的に)正確であること
を必ずしも意味しません。貴方自身が、提供する情報が正確だと信じている必要がある、
2.3 機会均等、尊重及び安全な職場環境
シノプシス社は、全ての従業員、顧客及びサプライヤーが、尊重され公平に処遇され、
敬意を払われる職場環境を維持します。我々の就業規則等(Work Rules Policy Worldwide )において、これらの原則を実施するために全ての従業員に適用のある全世
界用の指針が示されています。我々の均等雇用機会指針(Work Rules Policy - Worldwide )
を参照してください。我々は、人種や肌の色、宗教や性別(妊娠者を含む)、性的指向
(同性愛者か否か)、年齢、国籍、障がい、婚姻の有無、軍歴、その他法令により保護
されている立場に基づく差別やハラスメントのない、健康的、安全、生産的な職場環境
を提供していることに誇りを持っています。我々は、法令規則に沿って障害を持つ応募
者や従業員に対しても合理的な対処を行います。当社の職場環境指針(Work Rules Policy
- Worldwide )を参照してください。
我々は、誰に対しても安全かつ生産的である職場環境を創出するため、それぞれの役割
を果たすことを期待されています。このような役割には、安全かつ生産的な職場環境を
乱す事象が生じていると貴方が気づいた場合には、マネジメントに対してその問題につ
き注意喚起することが含まれます。また、当社のオープンドア指針(Work Rules Policy Worldwide ) に基づき、貴方はシノプシス社内の他のマネジャーに対して懸念を表明する
ことができます。もし、それでも貴方の懸念を解消することができない場合には、特定
の問題については当社の社内問題解決指針(Internal Issue Resolution Process Policy Worldwide )を通じて解決することができます。さらに、全てのマネジャー、監督者(ス
ーパーバイザー)及び一定権限のある従業員は、健全なる職場環境を維持し支援する特
別な義務を負っています。
2.4 ハラスメントのない職場環境
全ての従業員は、人種、肌の色、宗教、性別、性別認識、性的指向、婚姻の有無、軍歴、
年齢、国籍、市民権、家柄、身体的又は精神的な障害、妊娠者か否か、医療歴(健康状
態)その他、法令により保護された立場性質に基づくハラスメントを受けない職場環境
を享受することができます。ハラスメントには、威圧的、攻撃的、敵対的な職場環境に
つながる、歓迎されない口頭の、視的、物理的その他のいかなる形態の行動を含みます。
そのようなハラスメントは厳重に禁止されています。
我々は決して、ハラスメント的なあるいはその他我々の同僚が職場において不快に感じ
させるような行動をとってはなりません。性的ハラスメントか否かを問わず、貴方の行
動は、貴方の意図に関わらず、貴方の行動及び他人にどのように影響を与えるかにより
(客観的に)判断審査されることを、しっかり覚えていてください。
Q. 性的ハラスメントとは何か?
全ての従業員は、その法域における健康衛生及び安全に係る法律、規則、指針、手続規
性的ハラスメントとは、威圧的又は攻撃的な職場環境をもたらす性的な性格を持つ、
定を遵守して業務を行うことを期待されています。シノプシス社の事業所外又は自宅で
口頭、物理的その他のあらゆる歓迎されない行動を指します。職場外では許容される
作業を行っている場合にも、必要な注意を払い安全な業務方法をとるよう心がけてくだ
行動であっても、職場においては許されないことがあります。そのような不適切な行
さい。貴方が顧客の事務所等に出向いて作業している場合には、顧客の健康衛生及び安
動の例には以下のようなものがあります(但し、これらに限定されるものではありま
全に係る要請に従わなければなりません。職場での怪我や疾病、又は安全でない環境
せん。):
(怪我や疾病につながる可能性のある環境を含みます)については、ただちに報告して
性的意味を暗示する又は侮蔑的なコメント、性的な冗談又は性的なほのめかしと
ください。職場の安全に対しては、全ての者が責任を負っています。詳しい指針やガイ
いった言葉によるもの
ダンスについては、当社のグローバル安全及びセキュリティ(Global Safety and Security)
•
繰り返され望まれていない、性的な接近、提案又は勧誘行為
を参照してください。
•
卑猥なジェスチャー、口笛、目線を投げることや、性的内容の置物、ポスター、
•
写真、漫画又は絵を飾るといった、非言語の行動によるもの
•
性的なイメージを映すスクリーンセイバーやデスクトップ画面壁紙を使用した
り、シノプシス社のウェブサイトにリンクさせた性的内容を持つ個人ホームペー
ジの使用
•
性的な暗示のある又は不快な接触、抱きつき、キス、寄り付き、体当たり、通行
を邪魔したり通らせないなど、望まれない物理的な行動;及び
•
雇用・就業等の条件として、明示又は黙示に性的な好意を要求すること
我々の反ハラスメント方針(Policy Against Harassment)を参照してください
2.7 違法薬物及びアルコールの存在しない職場
業務上接待の場等で、適法、適切かつ思慮のある程度にアルコールを摂取することは、
社交上ふさわしい行動でありえます。しかしながら、アルコール、違法薬物・規制物質
等は安全、生産性、態度、信頼性及び判断に対し悪影響を与えます。正式な業務接待の
場合を除き、我々は作業中、社用車の運転中、又は当社の業務に従事している間にアル
コールを消費したりその影響下にあってはならず、また違法薬物を所持、配布又はその
影響下にあってはなりません。「違法薬物」「規制物質」の使用等には、(合法に)処
方された薬物を違法に使用することや処方に従わず使用することを含みます。
もし貴方が薬物又はアルコールの問題をかかえている場合には、支援を求めるようにし
てください。あなたの地域における援助プログラムに関して人事部に連絡してください。
また、当社の薬物使用及び乱用に関する指針(Work Rules Policy - Worldwide )を参照し
2.5 暴力のない職場
てください。
当社は、職場におけるいかなる暴力も許容しません。我々の全て(訪問者、ビジネスパ
2.8 プライバシーを尊重すること
ートナー、取引先、及びシノプシスの敷地内に所在するあらゆる人々を含む)は、他の
もし貴方が、当社の従業員、取締役、サプライヤー、契約先又は顧客、又は当該情報を
者が脅迫されている又は安全ではないと感じるようないかなる行動をとることも禁止さ
保存しているシステム内の個人判別可能情報にアクセスすることができる場合には、貴
れています。これには、口頭での攻撃、脅迫、脅しや攻撃等を含みます。暴力を厳格に
方は、当該データの収集、使用、及び開示に関する全ての適用方針及び法令を遵守しな
禁止する当社のポリシーは、シノプシス社の敷地外のいかなる場所においても、当社の
ければなりません。それらを確保するための適切な手段をとり、正当なる業務上の必要
ビジネスを遂行している我々に適用されます。当社は、法律で許容される限りにおいて、
性に基づきアクセスが許される場合に限り、それらにアクセス又は使用するようにして
駐車場や付属施設といった職場における武器の所持を禁止しています。但し、この禁止
ください。貴方は、これらのデータにアクセスし又は使用する場合には、法律及びシノ
は法執行官(警察官等)、シノプシス社の警備員、政府当局やその他シノプシスの敷地
プシス社の方針に従わなければなりません。多くの国において、従業員の個人情報を国
内において武器を携行することが許容されている者には適用されません。当社の職場暴
境を越えて送信することに関する規制が存在します。我々は、当社が事業を行う各国の
力禁止指針(Workplace Violence Policy - Worldwide )を参照してください。[注:日本にお
プライバシー保護法を遵守しなければなりません。さらなるガイダンスについては、当
いては、銃砲刀剣等の所持は法令により原則禁止されています。]
社の情報保護プログラム(Secure Information Program)を参照してください。
2.9
2.6 グローバルな安全及びセキュリティ
コミュニケーションにおける責任
我々は常に、我々の価値を提示し、目的を推進し、我々の評判及びブランドを高める方
法においてコミュニケーションを行うようにしなければなりません。どのように他の者
と通信するかにいつも留意するようにし、特に、書面での通信(これには、電子メール
やインスタントメッセージ、オンライン上のチャット、ブログ、ソーシャルネットワー
キングのサイトへの投稿といった、電子的又はオンライン上の通信を含みます)につい
ては注意してください。通信においては客観的かつ職業的であるように気をつけてくだ
さい。侮辱的、攻撃的、又は挑発的な言葉や、シノプシスの品位を低めるような内容は
避けなければなりません。また、誠実かつ正確であるようにしてください。うっかりし
た間違いであっても、不実・非真実な言明はシノプシス社にとって重大なリスクとなり
えます。
ソーシャルメディアに関する注意点:
法令によりまた当社の方針として、
個人的なソーシャルメディアのアカ
ウントのプライバシーは尊重されま
す。しかしながら、ソーシャルメデ
ィアを通じて、シノプシスの他の従
業員に接触したり、シノプシスの社
名やその情報を使用することは、業
務に関連する可能性があり十分に注
意を払って行わなければなりません。
留意点については当社のソーシャル
メディア指針( Social Media /
Internet Postings Policy - Worldwide )
を参照してください。
プライバシーにつき質問がある場合
には?
電子メールアドレス privacy@synopsys.com に対し、連絡してください。
•
•
•
目標や予算目的に適合させる目的のため、収入や支出の記録を遅延させたり又は前
倒しにしたりしないこと
全ての現金その他の資産を適切に記録・維持すること(即ち、いかなる目的のため
であっても未記録又は簿外のファンドがあってはならないこと)
我々の書類保存指針(Document Retention Policy - Worldwide )に沿って記録を管理
すること
我々は、その財務上又は運営上の業績に関して決して虚偽の表示を行ってはならず、そ
の他、意図的にシノプシス社の財務諸表のインテグリティに関して妥協すべきではあり
ません。シノプシス社の帳簿・会計記録に対し、財務又は非財務取引、結果、残高の真
実の性格を隠蔽又は誤導・誤解させるような情報を記帳してはなりません。
もし、我々の公開情報が完全、公正、及び正確ではないと疑う場合、またはある取引や
結果につき開示が必要と考える場合には、直ちに当該事象につき、貴方の監督者(スー
パーバイザー)、内部監査のメンバー、法務部又はEthicsPointに連絡してください。
知っていましたか. . .?
(3) 当社の株主に対するインテグリティ
3.1 財務諸表、業務記録及び当局届出等に係るインテグリティ
たとえ貴方が財務又は会計部門に属していなくても、我々は全員がシノ
プシス社の財務諸表につき責任を負っています。経費報告を記録したり
売上げ伝票を作成したりといった、貴方の日々の行動は当社の財務諸表
に影響を与えるものであり、それらは正確かつ完全でなければなりませ
ん。
我々は、当社の業務及び財務に係る記録書類の正確さを確保しなければなりません。こ
れらには、金銭(財務)に係る取引記録、経費報告、ベネフィット支給要請及び履歴書
も含まれます。当社の会社及び業務記録は正直、正確かつわかりやすく作成されなけれ
ばなりません。
当社の記録書類及び開示のインテグリティを維持するため、我々は以下を遵守する必要
があります。
•
業務取引、見積り、見越額・未済額を正直に、適時に、適切な口座及び部署におい
て、適切な裏付け書類をもって記録すること
•
見積りや見越額・未済額の記録においては最善のビジネス判断に依拠すること
•
当社の内部管理方針を遵守し、記録に責任を持つこと(当社の財務部、内部監査部、
及び法務部に協力することも含まれます)
•
全ての政府当局への報告は、完全、公正、正確、適時及び理解しやすいものとする
•
こと
いかなる簿外の取り決めも適切かつ明確に報告すること
主要な当社指針についてのリンクは以下のとおりです:
Disclosure Controls Policy - Worldwide ▪Revenue Recognition Policy Worldwide Sales Order Acceptance Policy - Worldwide ▪ Credit Memo Policy Worldwide ▪ Accounts Payable Disbursements Policy - Worldwide ▪ Cash Accounting
Policy - Worldwide ▪ Document Retention Policy - Worldwide ▪ Business Process
•
Outsourcing (BPO) Policy - Worldwide
3.2 利益相反の状況を回避すること
会交流団体において取締役等の役員に就任することについて
当社の利益相反に係る方針は、単純明快です。我々はみな、シノプシス社に対し忠実、
は、貴方の上記団体における業務が利益相反状況を呈起せず、
かつ常にその最善の利益のため行動しなければなりません。利益相反は、貴方の個人的
またシノプシス社に対し悪影響・悪評判をもたらさない限りに
な利益(貴方の行動、投資、又は関係など)により、貴方がシノプシス社の最善の利益
おいて、承認を得る必要はありません。現実の又外見上の利益
のために行動する能力を阻害するときに生じます。我々はみな、その個人的な利益とシ
相反を避けるため、貴方が関与するところの団体に対しシノプ
ノプシス社の利益の間の利益相反を回避しなければなりません。我々は、たとえ実際に
シス社が財務又は非財務上の支援をするか否か、に関連するい
は相反していなくとも外見上相反していると見えるものについても、それを回避する必
かなる決定についても、貴方は関与すべきではありません。
要があります。
利益相反を報
告すべきか否
かについて、
どうやって判
断すべきか?
以下を自問して
ください:
業界団体及び諮問委員会
社外での雇用、業務合弁(ビジネスベンチャー)、及び投資
シノプシス社は、業界団体、自主規制機関、顧客やサプライヤ
貴方は、社外での雇用、業務合弁、又は活動により、貴方のシノプシス社への責任が阻
ーの諮問委員会又は類似の機関・組織に参加従事するよう依頼
害されないように確保しなければなりません。また、シノプシス社の秘密情報を使用・
することがあります。そのような場合においては、貴方はシノ
開示するような社外での雇用、業務合弁やその他の活動に従事してはなりません。
プシス社の代表として、必ずいつもシノプシス社の最善の利益
個人的な関係
もし、貴方の家族又は貴方と個人的に重要な関係がある者がシノプシス社に雇用されて
いる場合には、貴方の行動及び決断は全て、シノプシス社の最善の利益のためになされ、
貴方の個人的又は家族の関係のためになされないよう確実にしてください。貴方は、貴
方の家族又は個人的に近しい関係のある者につき、人事に関連する決断(採用、報酬、
評価、昇進など)に関与してはなりません。なお、取締役及び上級役員については追加
の要請があります。関係者取引に係る指針(Work Rules Policy - Worldwide )を参照して
ください。
開示の必要性
貴方は、利益相反ポータル(Conflicts of Interest portal)を通じて、シノプシスに対する
全ての現実の又は潜在的な利益相反を開示しなければなりません。このことは、貴方が
当該活動を禁止されることを意味するわけではなく、シノプシスが当該活動を検討・レ
ビューすることを意味しています。多くの場合において、利益相反は、開示され正直な
議論を通じて解決されます。重要な利益相反の場合には、貴方による秘密保持義務の確
認、役割の再配置、又は特定の業務上の決定を忌避する(行わない)、といった対処が
必要となる場合があります。
を確保するように行動しなければなりません。なお、貴方がそ
のような授権をされている場合を除き、シノプシス社のために
何か約定(コミットメント)を行ってはなりません。
なお、利益相反ポータル(Conflicts of Interest portal)を通じて
益が、私が良い
業務上の判断を
行う能力に影響
を与え、あるい
は影響を与える
ように見える
か?
承認を得、かつ貴方はシノプシス社のため・シノプシス社を代
理して行動しているのではない旨を明確にする場合には、貴方
はこれらの機関・組織に、シノプシス社の代表としてではな
く、貴方の個人的な立場で参加することができます。但し、貴
方の参加は、シノプシス社の利益と相反することがあってはな
らず、またシノプシス社に悪影響・悪評判をもたらすものであ
• 私はこの状況に
より恩恵・便宜
を受けるか?私
の友人又は親戚
が恩恵・便宜を
受けるか?
ってはなりません。
•
潜在的又は現実の利益相反自体は、必ずしも本コードの違
• 本活動に私が参
反ではありませんが、報告を怠ることは本コード違反にな
加することは、
私が職務を遂行
する能力の妨げ
になるか?
ることをしっかりと覚えていてください。
• 重要なリンク先:
外部活動の開示に係る様式はこちらを参照してください
(Outside Activities Disclosure Form)
近親者関係開示に係る様式はこちらを参照してください
(Close Familial Relationship Disclosure Form)
非営利団体、地域コミュニティ、慈善団体、政治団体、又は社
• 私の社外での利
• この状況は、私
が、シノプシス
社の利益よりも
個人的な利益を
優先することに
つながるか?
インサイダー取引について質問がある場合には?
こちらの電子メールアドレスに宛てて連絡してください(Email
ethics.compliance@synopsys.com)。
重要なことですが、我々がシノプシス社や他の企業につきインサイダー情報に接触した
場合には、証券取引の計画をたてるには特別な注意を払わなければなりません。また、
たとえ他の者がその情報に基づいて行動することを貴方が意図していなかったとしても、
情報を開示・提供することは貴方のシノプシス社に対する秘密保持義務の違反であり、
貴方及びシノプシス社に対するインサイダー取引が追求されることにつながります。
我々がシノプシス社又は他の会社のインサイダー情報を保有している場合には、我々は
以下のことを行ってはなりません。
• 当該会社の株式を取引すること
• インサイダー情報を、自身又は他の者の個人的な利益のために使用すること
• インサイダー情報に基づき証券を買付け・売付けする可能性のある者に伝えること
指定された内部者(インサイダー):
シノプシス社のインサイダー取引指針(Insider Trading Policy - Worldwide )上において、
指定された内部者(インサイダー)とされる者は、適用のある取引可能期間以外におい
利益相反につき疑問がある場合には?
追加のガイダンスについては、利益相反ポータル(Conflicts of Interest portal) を参照し
てください。
3.3 インサイダー取引の回避
シノプシス社は、米国の連邦証券法下における責任を真摯に果たすべきと考えており、
当社の従業員全てにそれを期待しています。我々は、重要な非公開情報(これは、しば
しば「インサイダー情報」と呼ばれます。)につき、たとえそれを事前に知った場合に
おいても、それが公式に公開された後に限り、使用し又は開示することができます。情
報は、以下の場合に「重要な非公開情報(インサイダー情報)」とみなされます。
て、又はシノプシス社が特別に定める取引禁止期間においては、シノプシス社の証券を
取引してはなりません。いわゆる「第16条内部者」はさらに、第16条役員及び取締役取
引手続規定(Section 16 Officer and Director Trading Procedures)に定める事前許可手続に
服することになります。[注:上記第16条とは、米国連邦証券取引所法第16条を意味して
います。]
インサイダー取引は、重大な違反です
インサイダー取引指針(Insider Trading Policy - Worldwide )の違反や、指定された内部者
でありながら、取引の許容されていない期間に取引を行うことは適用法令に基づき民
事・刑事の制裁が課されることに加え、解雇を含む懲戒の対象になりえます。
•
いまだ広く公開されておらず、かつ
•
合理的な投資家が、特定の証券を買付け又は売付ける決定をする際に重要と考える
知っていましたか . . . ?
ような情報
当社のインサイダー取引指針は、従業員、役員、非従業員取締役が、シノプシス
の株式を含む「ヘッジ」取引(デリバティブ、プットオプションやコールオプシ
ョン、信用売りなど)に従事することを禁止しています。
それぞれが業務を遂行するなかで、我々はシノプシス社又は他の企業のインサイダー情
報に接することがあります。我々は、当該情報の秘密を維持する義務を負っており、各
従業員、その家族、個人的に重要な関係がある者は決して、上記情報を、いかなる企業
の証券を取引するために使用してはなりません。また、我々は決して、当該株式を取引
するのに使用すると思われる者に対し、当該株式の耳より情報や内部情報を開示・提供
してはなりません。
取締役、役員、従業員は、いかなる信用売り(既に保有している証券の信用売り
の場合を含みます)、及びシノプシスの株式価格にその価値が直接関連する又は
参照して決定されるところの、コールオプションやプットオプション、類似の証
券やデリバティブの買付け又は売付けを禁止されています。
3.4 窃取及び詐欺の防止
Worldwide )に従い、生産性、快適性、安全性を確保しつつも常に経費を最小限にする
窃取及び詐欺は犯罪であり、決して許されないものです。窃取とは許可なく他人の物を
よう努力しなければなりません。
取得することです。金銭や財産を物理的に奪うことの他に、偽造、横領、詐欺も含まれ
ます。詐欺とは欺罔行為による詐取の一形態です。誰かにある行動をとらせる目的で、
真実でないことを信じさせることです。[注:上記における詐欺等の用語は米国法に基づ
き一般的な説明として使用されているものであり、日本国の刑法等における法令上の定
義と必ずしも厳格に一致するものではありません。]
従業員が窃取や詐欺を行った場合、当社の評判やブランドにダメージを与え、我々の全
員を傷つけることになります。我々はシノプシス社、従業員、顧客、株主、ビジネスパ
ートナー、その他の関係者に対するあらゆる不正な行為を監視することにより、シノプ
シス社の資産や評価を守ることに責任を有しています。あらゆる疑わしい行為・活動に
ついては、速やかに報告して下さい。
3.5 贈り物及び接待(対政府機関以外の場合)
顧客やその他第三者と強固な関係を構築することは、シノプシス社のビジネスにとって
重要なことです。贈り物や接待を与えたり受けたりすることはそのような関係を築くの
に有効な方法にもなりえますが、十分な注意を払い適切な判断をもってなされるべきで
す。このことは、当該贈り物・接待が、相手のビジネス上の判断や客観性に影響しない
こと、また相手を雇用する者に対する忠誠や義務に影響しないことを意味します。
我々は経費を正しく記録し報告する責任があります。出張中及び接待中は、会社指針と
我々はシノプシス社のチームの一員として贈り物や接待を行い又はそれらを受けること
本コードを遵守するよう留意してください。例えば、性的ハラスメントに関するシノプ
を選択することができますが、それらの価値が少額でありかつ現金ではない場合に限り
シス社の指針に違反し得るため、接待目的で性的指向のある施設・場所を利用すべきで
ます。上記は、適法なものであり(例えば賄賂やキックバックとみなされないこと)、
はありません。
また地域別の経費ガイドラインに則したものでなければなりません。政府関係者への、
また彼らからの贈り物については十分な注意を払い、本コード第4.4項に従ってください。
3.7 会社資産の利用とその保護
一般論として、贈り物や接待はその地域のビジネス慣行に従うべきですが、当該慣行が
職務に従事するにあたり、貴方は多くのシノプシス社の資産、例えば有形の資産、技術
ここに記載されている原則に反している場合は除きます。こうすることによって、我々
上のリソース、情報、ブランド、評判にアクセスする機会を得るでしょう。有形の資産
は、その判断や忠誠を商売のために犠牲にすることはないことを知らしめるとともに、
とは施設や設備です。技術的なリソースとはインターネットアクセス、情報システム、
他者と良好な関係を築くことができるのです。詳しくは地域経費ガイドライン(アジア
コミュニケーションシステムです。我々全員が、これらの資産を守る責任があります。
パシフィック以外)(Regional Expense Guidelines (Non-Asia Pacific))及びアジアパシフ
ィック地域経費ガイドライン(Asia Pacific Regional Expense Guidelines)を参照して下さ
すべての資産はシノプシス社の所有物であり、法律で認められる限り、すべての従業員
い。
は、これらの資産の中にプライバシーを有することを期待してはなりません。従って、
法律で認められる限度において、シノプシス社は従業員の資産の使用を監視する可能性
3.6 出張費と接待費に関する責任
があります。
当社の社員による業務上の出張については、シノプシス社は合理的で適切な出張費及び
接待費を払い戻します。我々は業務上出張に係る指針(Corporate Travel Policy 会社の資産は一義的にシノプシス社のビジネスのために使用されるべきです。他者の職
務を妨げず、会社の指針や本コードに反しない限りにおいて、個人的な使用が認められ
務は、貴方の当社における雇用が終了した後においても存続します。
る場合があります。例えば、自身の電子メールを閲覧することは適切でありえても、猥
褻物を見ることは適切ではありません。いかなる時でも我々は、不適切な使用、窃取、
「秘密情報」の保護には様々な目的があり、我々の競争力を維持すること、顧客の信頼
喪失、損害から資産を守るために、適切なセキュリティ及び使用手続に従わなければな
を維持すること、個人のプライバシーを保護することが含まれます。従って、「秘密情
りません。例えば、パソコンをロックし、シノプシス社のシステムにログインする際に
報」の使用を誤ることは多くの場合において違法行為となりえます。「秘密情報」をど
は安全なパスワードを使用すべきです。
のように取り扱うべきかについては、シノプシス社の情報保護プログラム(Secure
Information Program)を参照してください。
重要な指針とリンク集:
•
Information Security Policy - Worldwide
Synopsys Acceptable Use Policy -
「知的財産権」とは、アイディア及びプロセスの法的な所有権であり、しばしば特許権
や著作権の形式をとります。これらには、アルゴリズム、インターフェース、プロダク
Worldwide
ト・アーキテクチャー、ソースコード及びオブジェクトコードが含まれます。ある「知
資産に対するセキュリティに係る指針及び手続に関する質問がある場合には?
的財産権」は同時に「秘密情報」でもあるため、そのような取り扱いが必要です。他の
IT セキュリティー指針及び手続規定については、内部サイトであるIT Securityを参照し
「知的財産権」は公開されています。しかしながら、「知的財産権」は、知的財産権の
て下さい。
所有者のために使用されるか、又は当該所有者が授権した範囲内で使用されなければな
施設セキュリティー指針及び手続規定については、Global Safety & Securityを参照して下
らない、という面において全ての「知的財産権」を保護する必要があります。例えば、
さい。
貴方は、シノプシスの顧客により所有されているアルゴリズムを、たとえアルゴリズム
が公知のものであっても、貴方自身の発明のために使用してはなりません。この原則に
商標とブランドの保護
シノプシス社の商標の価値と認識を保護するため、シノプシス
社は商標の使用方法及び時期を規定するガイドラインを設定しました。我々はシノプシ
はいくつかの例外がありますが(例えば、貴方がライセンスを授与されている場合な
ど)、貴方は、自身の行動が適法であるべく注意を払ってください。
ス社の商標及びブランドを使用する場合はいつでも、社内または社外のコミュニケーシ
ョンであるか、またマーケティング会社や下請会社、顧客などの第三者によって作られ
3.9 効果的な記録の管理 -文書保存について
た資料に含まれるものであるか否かを問わず、シノプシス社商標ガイドライン
我々は、適用ある法令規則、シノプシス社の指針及び業務上の必要性に沿うところの、
記録の保存及び破棄に係る適切な手続規定を遵守しなければなりません。我々は、可能
性のある又は現在係属している訴訟や政府調査に関連し得るところのいかなる書類をも、
破棄、改変、改ざんしてはなりません。もし、書類提出の召喚状・書類提出命令を受領
した場合には、これらの記録を決して変更してはなりません。潜在的に関連性のある書
類を破棄又は改ざんすることは訴追の対象となり得ます。もし、書類の破棄や改変の適
法性又は適切性につき疑問がある場合には、最高倫理コンプリライアンス責任者に相談
してください。詳細については、シノプシス社の書類保存ポータル(Document Retention
(Synopsys Trademark Guidelines)に従わなければなりません。
3.8 知的財産権及び秘密情報の保護
情報は、シノプシス社の最も価値ある資産の一つであり、その扱いはシノプシスの最大
の責任の一つです。当社の全員がそれを注意深く保護する義務を負っています。そのよ
うな情報には、「秘密情報」及び「知的財産権」が含まれます。
「秘密情報」は、公に公開することが許容されていないいかなる情報をも意味するもの
であり、例えば、顧客リスト、価格戦略、マーケティング計画、組織図、及び従業員デ
ータを含みます。「秘密情報」にはシノプシス社により所有されている情報、及び他者
(例えば、顧客又は従業員)により所有されているものがあります。当社の全員が、シ
ノプシスに関して知るところとなった全ての「秘密情報」を保護しなければなりません。
このことは、我々はそのような権限を与えられている場合にのみ「秘密情報」を使用す
るべきであって、権限のない者に当該情報を開示してはならないことを意味します。多
くの秘密情報は、非常に機密性が高いため、それを知る(業務上の)必要性のある他の
限られた人数のシノプシスの従業員とシェアすべきです。貴方の「秘密情報」を守る義
Portal)を参照してください。
書類保存について疑問がある場合には?
書類保存についてのFAQ(Document Retention FAQ)を参照してください。
当社の者がシノプシスを代理して発言することを授権されている場合(例えば、トレー
ドショーなどの場で)、我々はいつも、シノプシス社の評判を守り、 正直に発言し、非
3.10 シノプシス社の対外発表
「秘密情報」についてのみ議論し、またシノプシス社のコミュニケーション・ガイドラ
上場企業として、シノプシス社は法令に従い、重要な情報を公に開示します。我々は、
インに従わなければなりません。
情報が正直なものであり、正確かつ理解しやすいものであることに留意しなければなり
ません。特定の事項については、シノプシス社の承認されたコミュニケーション手続に
会社営業又はコミュニケーションにつき質問がある場合には?
のっとり、限られた個人及び部署の者のみがシノプシス社を代理して発言・発表するこ
さらなる情報については、会社営業及び戦略提携(Corporate Marketing & Strategic
とができます。
Alliances)を参照してください。
外部から質問があった場合には、以下の部署に対し連絡してください:
3.11 契約締結権限
当社の製品やサービスを販売し、当社の事業を効率的に運営するために、我々は様々な
部署
Investor Relations(投資家情報)
Public Relations(広報)
外部の質問者:
•
投資家及び財務アナリスト
•
マスメディア(新聞雑誌等、テ
レビ)
•
その他全ての電話等質問
ビジネスパートナー(顧客、ベンダー、及びサプライヤーを含みます)と契約を締結し
ています。効率性、法令遵守及び統一性のために、我々は、限定された者のみにシノプ
シス社を代理して契約を締結することを授権する手続システムを確立しています。
4.1 我々の顧客を公平に取り扱うこと
市場におけるインテグリティにより、我々の顧客を、倫理的に、公平に、かつ全ての適
用法令に準拠して取り扱うことが求められます。当社の顧客に対処するには、我々は下
記につきをいつも留意しなければなりません。
•
我々の製品、顧客サービス、及び競争力のある価格により、彼らとのビジネス
を獲得すること
•
我々のサービスや製品を正直な方法で提示・説明すること
•
不公正又は欺罔的な取引慣行を回避すること
•
我々の販売プログラムにつき明確に伝えること
•
約定した内容は達成すること
当社と顧客との約定が契約の形になっていないとしても、我々は、顧客に対するコミッ
指針へのリンク先:
トメントを尊重すべきです。このことは、我々は当社の製品を正直に提示・説明し、当
Signature Authorization and Expenditure Policy - Worldwide
社のサービスの提供につき正確なタイムスケジュールを提供し、顧客と連絡する場合に
Contracts Signature Authority Policy - North America
は全ての重要な情報が含まれるようにすることを意味します。
Synopsys International Limited Contracts Signature Authority Policy - Worldwide
Delegation of Authority Policy - Worldwide
4.2 他者の情報の保護
(4) 顧客、パートナー及びコミュニティに対するインテグリティ
当社の顧客の多くは、当社の製品やサービスを顧客自身の製品を開発するために使用す
る、技術産業のリーダーたちです。この目的のため、当社が彼らに最良のサービスを提
供できるよう、しばしば、彼らはその秘密情報や知的財産権を我々とシェアすることが
あります。同様に、我々はグローバルなコミュニティの一員であり、我々の事業を推進
するために第三者とパートナーを組みます。我々のパートナーは、秘密裡に開示した彼
らの情報を、我々が保護すること、保護することのできる能力に、大きな信頼を寄せて
います。我々は、この義務を真摯に受け止め、我々のパートナー及び顧客の秘密情報及
び知的財産権を、我々自身の当該情報等を扱うのと同じ注意深さをもって、取り扱う必
要があります。[注:なお上記においては、通常善良なる管理者の注意義務より低い自己
物に対する注意義務でよいという意味ではなく、いずれにしても十分に高い注意義務を
尽くすべきであると理解してください。]
我々が「秘密情報」及び「知的財産権」を取り扱うべきかにつき、より詳細については
第3.8項を参照してください。
4.3 政府契約に関する要請の遵守について
我々は、しばしば政府又は政府系機関に対しサービスや製品を提供することがあります。
政府(政府契約締結機関)との契約を締結する事業体として、我々は、政府契約に係る
全ての関連する法規を知悉しそれを遵守する必要があります。
我々は、我々の取引においていつも公開性及び透明性の社風を推進しています。我々は、
「キックバック」とは何か?
全ての報告書、言明書、証明書、入札、提案、及び請求において、真実誠実かつ正確で
キックバックには、 売上げ又は利益の一部を不適切に払い戻すことを二当
事者が合意することを含みます。例えば、サプライヤーが、そのサービス
を購入することと引き替えに、従業員に対してシノプシスによる月額購入
の 5%を支払うことを、当該従業員に申し出た場合に、キックバックが生じ
ます。
なければなりません。もし、貴方が政府契約の入札に関与している場合には、当該手続
を尊重し、秘密情報を保護し、全てのセキュリティ要請事項を遵守しなければなりませ
ん。もし、政府職員または政府機関から質問を受領した場合には、すぐに法務部に連絡
し支援を仰いでください。法務部は、政府による調査、検査及び情報要求の遵守につき
貴方に適切なガイダンスを与えてくれます。
政府機関に対してなされる支払いは全て、当社の指針を遵守しなければならず、適時か
つ完全、正確に記録されなければなりません。政府職員や政府機関に対し贈り物をする
贈収賄禁止法
際のルールは非常に厳格であることを覚えておいてください。詳細については、第4.4項
貴方が世界のどこで業務に従事していても、貴方に適用される贈収賄禁止法及び指針が
を参照してください。
存在します。殆どの国において、政府職員に対する贈賄を禁止する贈収賄禁止法が存在
します。例えば英国の贈収賄禁止法など特定の国の法制においては、非公務員への賄賂
4.4 腐敗行為(コラプション)及び賄賂の禁止
(商業賄賂)も犯罪となります。当社は、事業を行ういかなる国においても、商業賄賂
我々は、事業を適切な方法及び経路により遂行します。特定の地域においては、賄賂と
を禁止しています。
いった腐敗行為が事業を行う慣行となっている場合もありますが、当社の事業遂行の方
法にはなりえません。腐敗行為は、不公平な優位性をもたらし信頼性の欠けるシステム
その所在地を問わず、我々は全て、米国の海外腐敗防止法(FCPA)を遵守しなければな
を作り出します。我々は、法令ルールを遵守し、そのことにより優位に立つものです。
りません。FCPAは政府職員への贈賄を禁止しており、この政府職員には、政府が支配す
る顧客や大学・研究所の従業員、及び貴方が通常政府職員と考える者(例えば、税関職
腐敗行為全般について
員)が全て含まれます。これは米国の法律ですが、我々が事業を行う全ての場所におい
腐敗行為(コラプション)とは、一般的に、不適切又は違法な手段により、個人的な便
て適用され、我々はそれを遵守しなければなりません。
益又は業務上の優位を得ること又は得ようとすることを意味します。腐敗行為には、有
価値物(Anything of Value)の支払い又は交換が含まれることがあり、例えば、贈収賄、
贈収賄禁止法及びシノプシス社の指針の遵守
威迫、脅迫やキックバックの授受が含まれます。
当社の方針は、誰に対しても腐敗行為の支払い禁止しますが、特に政府職員と接触する
腐敗行為は単に本コードの違反となるだけでなく、重大な法令違反にもなりえます。
場合には特別に注意を払わなければなりません。我々は決して、以下の目的をもってギ
フト、娯楽、又は有価値物を政府職人に対して供与してはなりません。
有価値物(anything of value)とは?
腐敗行為には、「有価値物」(anything of value)の交換が含まれます。有価値物とは広範
•
ビジネスを取得又は維持するための目的
な概念であり、物品、サービス、商用物など、例えば、ギフトカード、イベントチケッ
•
ビジネス上の決定に対し不適切に影響を及ぼす目的
ト、商品券・プリペイドカード、娯楽、旅行特典、休暇用住宅の使用、無料航空券や宿
•
不公正な優位性を確保する目的
泊、特別な有利取り扱いや特権、指定された慈善団体への寄付、割引、無料の個人的サ
ービス、金銭又は財物のローン、ローンや抵当の共同保証、将来の雇用の約束やその他
便宜が含まれます。
ギフト、旅行、娯楽、及びその他の宣伝物品
ギフト、娯楽及びその他の政府職員への営業物品が適切とされるためには、本コードの
第3.5項に従わなければなりません。さらに、(1)年に2回を超えて提供されてはならない
こと、(2)最高倫理コンプライアンス責任者の事前の書面による承認を得た場合を除き、
特定のプロジェクトや承認が未決の場合その決定者に対して提供されてはならないこと、
(3)個人的な資金により支払われてはならないこと、という要件が課されます。
もし貴方が、政府職員に何か供与していることになるのか判断できず又はその他腐敗行
第三者
間接的又は非明示的な提供も禁止されます。つまり、我々を表象する者、例えば、我々
の代理人(エージェント)、販売業者、コンサルタント、サプライヤー、及び契約相手
先も、我々のルールに従わなければならないということです。この目的のため我々は、
第三者と契約する際には事前に、デューディリジェンスを行い及び内部手続を踏むこと
になります。我々は、第三者と契約した後も、彼らの活動を緊密に監視します。我々は
各個人が、我々のために行動する第三者が法律を遵守していることを確保する責任を負
っています。
ファシリテイティング・ペイメント
「ファシリテイティング・ペイメント」とは、高位でない政府職員に対し、書類手続き
為禁止法の遵守につき疑問がある場合には、法務部、又は最高倫理コンプライアンス責
任者に連絡してください。もし貴方が、潜在的又は現実の腐敗行為又は合意に気づいた
場合には、第2.1項に説明されているように、それを提起し報告してください。
“警告のサイン”
以下のような、賄賂を暗示する「警告
のサイン」に気づくようにしてくださ
い(特に第三者と契約する場合)。
など、通常の政府の作業を早く行ってもらうまたは確実に行ってもらうことを目的に、
少額の支払いを行うことを意味します。これらは多くの法令において違法であり、当社
•
当該国の、腐敗行為に係る評
判
は、ファシリテイティング・ペイメントを全ての場所において禁止しています。
•
現金、未知の第三者又は海外
健康衛生及び安全のための支払い
口座に対する支払い要求な
例外的な状況において、個人の健康衛生、安全、又は自由への脅威を回避するために、
ど、通常でない支払いの取り決め
政府職員への支払いが必要となる場合があります。当該支払いは非常に例外的な状況に
•
不合理に高額な報酬
おいて行われることから、それは本コードの違反とはなりません。しかしながら、貴方
•
当該第三者が必要な資格を有していないこと
がそのような支払いを行った場合には、シノプシス社の最高倫理コンプライアンス責任
•
当該第三者と政府職員の関係
者に対し、ただちに報告してください。
•
政府職員が当該第三者を使用するように要求したこと
•
貴方の第三者との関係又は行われた仕事につき、コミュニュケーションや透明
記録の維持
性を欠いていること
政府職員に対しなされた全ての支払いは、直接か間接かを問わず、帳簿及び記録に正確
に記帳されなければなりません。
さらなる情報やガイダンスについては、FCPAコンプライアンスプログラム(FCPA
政府に対する適法な支払い
Compliance Program)を参照してください。
政府に対する全ての支払いが、問題ある又は違法であるわけではありません。例えば、
租税の支払いや、政府機関が顧客又はサプライヤーである場合など、通常
の業務過程において支払いが政府機関に対しなされる場合があります。しかし、特定の
腐敗行為防止又は賄賂禁止につき質問がある場合には?
政府職員に対する支払いにはリスクがあり、細心の注意を払って行う必要があります。
FCPAコンプライアンスプログラム(FCPA Compliance Program)を参照するか、又は
ethics.compliance@synopsys.com宛に電子メールで連絡してください。
コンプライアンスへの援助及び報告
4.5 公正な競争
シノプシスは、その業務を遂行する地域において、精力的に、しかし公正に、顧客を求
めて競争し、サプライヤーは我々のビジネスを求めて競争します。競争法、ときには独
占禁止法と呼ばれる法令は、我々のような企業が他の企業と公正な方法で競争すること
ができることを目的に、存在しています。これらの法令に違反することは重大な問題で
あり、シノプシスと違反行為を行った従業員の双方に対し、厳格な刑事罰を課される危
険があります。
不公正・違法な競争は、多くの異なる方法で起こりえます。シノプシスのチームメンバ
ー個人にとって最もリスクの高い行為の一つは、競争者とのコミュニケーションを含む
ものです。例えば、社交イベントやトレードショーにおけるものや、合弁締結に向けた
ものなど、競争者との適法なコミュニケーションは通常に行われ良い意味を持っていま
す。しかしながら、どの時点で我々がコミュニケーションするのかについては、注意を
払わなければなりません。
競争法を遵守するためには、我々は競争者と下記の合意をしてはなりません。
•
価格や営業戦略を決定すること
•
市場や顧客を、分割又は配分すること
•
他のビジネスをボイコットすること
•
談合入札
我々は、たとえトレードショーや顧客イベントなど非公式な場であっても、これらの話
題を競争者と話してはなりません。
製品が(最終的に)どのように使用されるかという点も制限され、また販売に影響を及
ぼします。例えば、最終的に軍事用に使用される製品は、販売、アクセス、通信及び記
録において、厳格なガイドラインを遵守する必要があります。
輸出規制法は広範なものであり、下記の場合にも適用されます。
•
特定の国籍(例えば、イラン)の個人に渡り
うる場合(当該個人が、その国に物理的に所
在していない場合も含みます。)
競争法の違反は、当社への重大な法的制裁につながり、関与した個人に対する刑事罰が
課される可能性があります。競争法の規定は複雑であり、国ごとに異なるものです。ガ
•
むことになる場合(当該製品を当該地におい
イダンスを得るには、法務部に連絡してください。もし違反が疑われる場合には、第2.1
項に説明されているように問題提起し報告してください。
規制製品を、旅程途中に規制対象国に持ち込
て誰にも開示・交付しない場合を含みます。)
•
規制製品が電子メール、電話、又はダウンロ
ード等の方法より非物理的に交付される場合
4.6 通商法の遵守
世界中に顧客を持つ企業として、我々の製品、技術、データ、及びサービスは広範な輸
通商法は複雑であり各法域において特殊であるた
出規制、経済制裁、輸入、関税、その他通商に係る法律の遵守が求められます。輸出規
め、当社は詳細な「運送及び輸出ガイドライン」
制法及び通商法は、我々の製品を特定の場所、機関及び個人に対し交付することを制限
(Traffic and Export Guidelines)を準備しています。
または禁止することがあります。例えば、キューバ、イラン、北朝鮮、スーダン、及び
我々の輸出コンプライアンス指針(Export
シリアへの製品の交付は厳格に禁止されています。その他の多くの国においても、我々
Compliance Policy - Worldwide )を参照してくださ
は特定の規制物質については政府の許可をまず取得する必要があります。
い。
運送や輸出につき質問がある場合には?
さらなる情報については「貴方が連絡すべき先」(Who To Call)を参照してください。
(5) グローバルの倫理及びコンプライアンス情報源
シノプシス社のグローバル倫理コンプライアンス
グローバル倫理及びコンプライアンスについてのイントラネットサイト
シノプシス社のグローバル倫理コンプライアンス部は、本コード又は当社のコンプライ
シノプシス社は、本コード、その他の指針又はガイドライン、トレーニング及び他の倫
アンスポリシーに係る質問に答え、また、本コードの潜在的な違反につき貴方が持つあ
理・コンプライアンス事項に係るさらなる情報につき、グローバル倫理及びコンプライ
らゆる疑念について、相談に応じます。
アンス(Global Ethics & Compliance)というイントラネットポータル上のサイトを作成し
ています。
指針及びガイドライン
倫理及び業務上の行動に係る規定(本コード)は、全ての職場での行動につき規定する
ものではありません。シノプシス社は、本コード上の事項に係る追加のガイドラインや、
本コードに記載されていない事項について、追加の指針及びガイドラインを有していま
す。これらの指針は全て、シノプシス社のパブリックライブラリー(Policy Library)で閲
覧することができます。もし、当社の指針につき何か質問が有る場合には、電子メール
にて(宛先:policies@synopsys.com)連絡してください。
グローバル倫理コンプライアンス部に連絡するには:
電話: +1-650-584-4090
電子メール: ethics.compliance@synopsys.com
シノプシス社の最高倫理コンプライアンス責任者に対する、下記住所宛の郵送
690 East Middlefield Road, Mountain View, CA 94043
または、ウェブ上のサイト(Synopsys EthicsPoint)を利用してください。