SIOS Protection Suite for Windows v8.2 インスト レーションガイド 2014年 12月 このド キュメント およびその内 容 は SIOS Technology Corp. (旧 称 SteelEye® Technology, Inc.) の所 有 物 で あり、いかなる無 許 可 での使 用 および複 製 も禁 じます。SIOS Technology Corp. はこのド キュメント の内 容 に 関 していかなる保 証 も行 いません。また、事 前 の通 知 なくこの出 版 物 を改 訂 し、本 書 に記 載 された製 品 に 変 更 を加 える権 利 を保 有 しています。最 新 のテクノロジー、コンポーネント 、およびソフト ウェアを使 用 して製 品 を改 善 するのが SIOS Technology Corp. の方 針 です。そのため、SIOS Technology Corp. は事 前 の通 知 なく 仕 様 を変 更 する権 利 を保 有 しています。 LifeKeeper、SteelEye、および SteelEye DataKeeper は SIOS Technology Corp. の登 録 商 標 です。 本 書 で使 用 されるその他 のブランド 名 および製 品 名 は識 別 のみを目 的 としており、各 社 の商 標 である場 合 が あります。 出 版 物 の品 質 を維 持 するために、このド キュメント の正 確 さ、わかりやすさ、構 成 、および価 値 に関 するお客 様 のご意 見 をお寄 せください。 宛先: ip@us.sios.com Copyright © 2014 By SIOS Technology Corp. San Mateo, CA U.S.A. All rights reserved 目次 SIOS Protection Suite インスト レーション概要 1 Chapter 1: SIOS Protection Suite 環境のプランニング 2 サーバ通 信 のプランニング 2 コミュニケーションパスの考 慮 事 項 4 冗 長 コミュニケーションパス 4 プライマリコミュニケーションパス (プライベート ネット ワーク) 4 リカバリキット の要 件 4 スト レージとアダプタの要 件 5 サーバ仕 様 の確 認 5 Chapter 2: SIOS Protection Suite 環境のセット アップ スト レージの構 成 7 7 共 有 スト レージ構 成 7 複 製 ボリューム構 成 8 DNS リソースの要 件 8 DNS レコード の TTL 8 データベースアプリケーションのインスト ールと設 定 8 共 有 ディスクボリュームインスタンスの安 全 な作 成 9 ネット ワーク構 成 の確 認 9 切 り替 え可 能 な IP アド レス 11 切 り替 え可 能 な IP アド レス、DNS、および LifeKeeper GUI の考 慮 事 項 11 IP ローカルリカバリ構 成 12 IP ローカルリカバリの動 作 13 Chapter 3: SIOS Protection Suite のインスト ール 14 SIOS Protection Suite Core ソフト ウェア 14 SIOS Protection Suite Core ソフト ウェアのインスト ール 15 Table of Contents i LifeKeeper インスト ール時 の注 意 事 項 ファイアウォール変 更 プロンプト (Windows 2008 以 降 ) DataKeeper インスト ールノート 15 15 16 ライセンスの取 得 とインスト ール 16 ライセンスキーマネージャ 16 プライマリネット ワークインターフェースを変 更 すると、ライセンスの Rehost が必 要 になる場 合 があ る 19 サブスクリプションライセンス 19 ト ラブルシューティング 20 LifeKeeper for Windows ローカライズ言 語 サプリメント のインスト ール 20 SIOS Protection Suite のサイレント インスト ール 21 LifeKeeper レスポンスファイル 21 DataKeeper レスポンスファイル 21 サード パーティ製 品 のファイル 22 アプリケーションディレクト リの例 外 事 項 24 SIOS Protection Suite for Windows のアンインスト ール 24 LifeKeeper を削 除 する前 に 24 DataKeeper を削 除 する前 に 24 SIOS Protection Suite のアンインスト ール 24 注記 25 SIOS Protection Suite のアップグレード 26 アップグレード 手 順 26 バックアップサーバのアップグレード 26 プライマリサーバのアップグレード 27 SIOS Data Replication v6.2x から DataKeeper へのアップグレード 27 アップグレード 手 順 28 SIOS Protection Suite の再 インスト ール 28 修復 28 LifeKeeper の起 動 28 LifeKeeper プロセスの起 動 と停 止 Table of Contents ii 29 サービス MMC スナップイン 29 コマンド ライン 29 Table of Contents iii SIOS Protection Suite インスト レーション概要 インスト レーションガイド のト ピックは SIOS Protection Suite cluster 環 境 を定 義 するのに役 立 ちます。SIOS Protection Suite 構 成 が確 立 できたら、以 下 のト ピックが SIOS Protection Suite のセット アップやライセンス処 理 、インスト ールにおいて役 立 ちます。 SIOS Protection Suite 環 境 のプランニング SIOS Protection Suite 環 境 のセット アップ SIOS Protection Suite のインスト ール SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 1 Chapter 1: SIOS Protection Suite 環境のプランニング このセクションは、SIOS Protection Suite クラスタ環 境 を定 義 して、迅 速 かつ効 果 的 に高 可 用 性 を実 現 するの に役 立 ちます。 サーバ通 信 のプランニング 以 下 のガイド ラインに従 って、下 図 のような構 成 マップでサーバ通 信 を決 定 して文 書 化 してください。 l クラスタ要 件 : 単 一 障 害 点 を作 らないために、クラスタ内 のサーバの間 には少 なくとも 2 つのコミュニケー ションパス (「ハート ビート 」とも呼 ばれます) が必 要 です。詳 細 は、下 記 の「コミュニケーションパスの考 慮 事 項 」を参 照 してください。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 2 サーバ通 信 のプランニング 図 1: SIOS Protection Suite ペアのサンプル構 成 マップ これは、ディスクアレイサブシステムを共 有 する SIOS Protection Suite サーバのペアを図 示 した非 常 に簡 単 な構 成 マップです。標 準 の状 態 では、Server1 でアプリケーションが実 行 されており、プライマリサーバ (アクティブサー バ) と見 なされます。Server2 はセカンダリサーバ (スタンバイサーバ) です。この場 合 、ディスクアレイのボリューム全 体 をリザーブするのは 1 度 に 1 台 のサーバだけなので、ディスクリソースの競 合 は発 生 しません。 このサンプルクラスタには、パブリックネット ワークおよびプライベート ネット ワークに構 成 された TCP/IP コミュニケー ションパスも図 示 されています。構 成 マップには、各 TCP/IP コミュニケーションパスに関 連 付 けられた IP アド レス を記 入 してください。 サーバのペアは最 も簡 単 な SIOS Protection Suite 構 成 です。3 台 以 上 のサーバで構 成 されるクラスタのプラン ニングでは、サーバ間 に適 切 な接 続 が存 在 することを保 証 するために構 成 マップがより重 要 になります。カスケー ディングフェイルオーバ機 能 を提 供 するには、各 サーバがクラスタ内 の他 のすべてのサーバへの物 理 コミュニケー ションパスを持 つ必 要 があります。 注 記 : 共 有 スト レージの代 わりに複 製 スト レージを使 用 する場 合 は、SIOS DataKeeper のレプリケーション用 ハード ウェアおよびソフト ウェアの構 成 に関 する追 加 情 報 を参 照 してください。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 3 コミュニケーションパスの考 慮 事 項 コミュニケーションパスの考 慮 事 項 SIOS Protection Suite コミュニケーションパスは、クラスタ内 の保 護 対 象 リソースの状 態 を通 信 し、フェイルオーバ を管 理 するために使 用 されます。各 コミュニケーションパスには優 先 順 位 の数 字 が割 り当 てられており、最 も小 さい数 字 が「最 も高 い」優 先 順 位 を表 します。 独 立 したサブネット 上 に 2 つの異 なる LAN ベース (TCP/IP) コミュニケーションパスがある構 成 を推 奨 します。プラ イマリコミュニケーションパスはプライベート ネット ワーク上 に構 成 してください。プライマリコミュニケーションパスを伝 送 するネット ワークインターフェースカード (NIC) には、切 り替 え可 能 な IP アド レスを構 成 しないでください。 冗 長 コミュニケーションパス SIOS Protection Suite では、可 能 な場 合 は常 に冗 長 コミュニケーションパスを構 成 することを強 く推 奨 します。 コミュニケーションパスを 1 本 だけ使 用 した場 合 、そのコミュニケーションパスに障 害 が発 生 すると、SIOS Protection Suite のリソース階 層 が複 数 システムで同 時 にサービスを起 動 することがあります。これはフェイルオー バの誤 動 作 または「スプリット ブレイン」状 態 と呼 ばれます。スプリット ブレイン状 態 では、各 サーバは自 身 がアプリ ケーションを管 理 していると認 識 しているので、共 有 スト レージデバイスにアクセスしたり、データを書 き込 んだりす る場 合 があります。 プライマリコミュニケーションパス (プライベート ネット ワーク) プライベート TCP/IP コミュニケーションパスは、パブリックネット ワーク上 で発 生 する通 信 の影 響 を受 けず、システ ム間 の信 頼 性 の高 い通 信 を提 供 します。このため、プライマリコミュニケーションパスをプライベート ネット ワーク上 に構 成 し、セカンダリコミュニケーションパスはパブリックネット ワーク上 に構 成 することを推 奨 します。プライベート ネット ワークアド レスは DNS に登 録 してはいけません。プライベート ネット ワークアド レスについては、[この接 続 の アド レスを DNS に登 録 する] チェックボックスをオンにしないでください。 SIOS Protection Suite の TCP/IP コミュニケーションパスは、静 的 な IP アド レスおよびサブネット マスクを使 用 して 構 成 されます。ケーブリングは、2 ノード クラスタの場 合 はクロスオーバケーブル、3 ノード 以 上 のクラスタの場 合 は 小 型 のハブを使 用 してください。 注 記 : プライベート ネット ワーク接 続 を DNS に登 録 しないことは非 常 に重 要 です。DNS は、通 常 、サーバごとの パブリックネット ワーク接 続 のみを公 開 します。これは、ローカル LifeKeeper GUI 管 理 クライアント をリモート SIOS Protection Suite システムに接 続 する場 合 に重 要 になります。ネット ワーク構 成 の詳 細 については、ネット ワーク 構 成 の確 認 を参 照 してください。 リカバリキット の要 件 SIOS Protection Suite Recovery Kit クラスタのすべてのコンポーネント のプランニングと接 続 において考 慮 する必 要 がある要 件 があります。SIOS Protection Suite for Windows リリースノート にはプログラムのバージョンやディスク 容 量 の要 件 など、各 キット の技 術 的 な要 件 が記 載 されていますが、詳 細 な構 成 情 報 については、リカバリキッ ト を参 照 してください。 Core リカバリキット (Volume、IP、LAN Manager、File Share、DNS、Microsoft Internet Information Services (IIS)、Generic Application) については、SIOS Protection Suite for Windows テクニカルド キュメンテーションを参 照 してください。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 4 スト レージとアダプタの要 件 注 記 : すべてのオプションの SIOS Protection Suite Recovery kit には LifeKeeper v4.3 以 降 と動 作 させるために ライセンスが必 要 になります。スタート -> [すべてのプログラム] -> [SIOS] -> [LifeKeeper] -> [License Key Installer] から License key ユーティリティを起 動 してライセンスをインスト ールすることが可 能 です。 スト レージとアダプタの要 件 SIOS Protection Suite 構 成 では、共 有 SCSI ホスト アダプタおよび共 有 ディスクハード ウェアの機 能 を使 用 し て、障 害 が発 生 したサーバから指 定 のバックアップサーバにリソースを切 り替 えることができます。また、ファイバ チャネルスト レージエリアネット ワーク (SAN) を使 用 することもできます。 以 下 のガイド ラインに従 って、スト レージとホスト アダプタの要 件 を判 断 してください。 スト レージデバイス - アプリケーションのデータスト レージ要 件 に基 づいて、構 成 に必 要 なデータスト レージデバイス のタイプと数 を判 断 する必 要 があります。共 有 ファイルはディスクアレイサブシステム (Redundant Array of Inexpensive Disks、RAID) に配 置 してください。SIOS Protection Suite 構 成 では多 数 のハード ウェア RAID 周 辺 機 器 を使 用 することができます。最 も重 要 な要 件 は Microsoft がサポート していることです。Microsoft のハー ド ウェア互 換 リスト を参 照 してください。 重 要 : スト レージデバイスの構 成 のプランニングでは、以 下 の問 題 を考 慮 してください。 l SIOS Protection Suite はリソースをボリューム単 位 で管 理 するので、構 成 内 の各 ボリュームのリソースを 使 用 できるのは 1 度 に 1 台 のサーバだけです。そのため、SIOS Protection Suite の構 成 を開 始 する前 に ディスクの割 り当 てを計 画 することを推 奨 します。 アダプタ - 構 成 のタイプと周 辺 機 器 の数 に基 づいて、必 要 な SCSI ホスト アダプタまたはファイバチャネルホスト ア ダプタのタイプと数 を判 断 してください。選 択 したアダプタを Microsoft がサポート しており、ド ライバを入 手 できるこ とが重 要 です。Microsoft がサポート するアダプタと周 辺 機 器 については、Microsoft のハード ウェア互 換 リスト の 「クラスタ」カテゴリを参 照 してください。 参 照 用 に、構 成 マップにホスト アダプタの仕 様 を追 加 してください。 サーバ仕 様 の確 認 各 SIOS Protection Suite サーバで、以 下 のコンポーネント についてバージョンと性 能 が適 切 であることを確 認 し てください。 l Windows 2008 R2、2012 および 2012 R2 オペレーティングシステム (64 ビット のみ) 注 記 : クラスタ内 のすべてのサーバで同 一 バージョンの Windows を実 行 してください。 注 記 : Lan Manager および DataKeeper 複 製 ボリュームで使 用 するために、ファイルとプリンタ共 有 が有 効 になります。必 要 なポート を開 き、ICMP を有 効 にするために、SIOS Protection Suite ではインスト ール 時 に Windows 2008 ファイアウォールが自 動 的 に構 成 されます。 注 記 : DataKeeper 複 製 ボリュームを SIOS Protection Suite とともに使 用 する予 定 がある場 合 は、ローカ ルセキュリティポリシー [ネット ワークアクセス: Everyone アクセス許 可 を匿 名 ユーザに適 用 する] を有 効 に する必 要 があります。LifeKeeper をインスト ールすると、このポリシーが有 効 になります。 注 記 : デフォルト では、ファイアウォールは有 効 になっています。インスト ール時 にファイアウォールが検 出 さ れると、該 当 する規 則 が Windows ファイアウォールに追 加 されます。ただし、インスト ール時 にファイア ウォールが無 効 になっていた場 合 は、将 来 ファイアウォールを有 効 にしたときに、ファイアウォールの設 定 スクリプト を実 行 して規 則 を追 加 する必 要 があります。このスクリプト SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 5 サーバ仕 様 の確 認 は、%LKROOT%\support\firewallSetup.bat としてインスト ールされます。コマンド ラインからコマン ド を実 行 するには、firewallSetup.bat %LKROOT% と入 力 してください。 l LAN ベースのクラスタハート ビート のためのイーサネット TCP/IP 対 応 ネット ワークインターフェースカード l 共 有 スト レージを使 用 する場 合 、ディスクアレイおよびスト レージアダプタ (SCSI またはファイバチャネル) l メモリ。SIOS Protection Suite の最 小 メモリ要 件 については、SIOS Protection Suite for Windows リリー スノート を参 照 してください。 注 記 : ユーザアプリケーションを実 行 するには、(SIOS Protection Suite に必 要 なメモリ以 外 に) さらにメモ リが必 要 となります。 l l l l ディスク容 量 。SIOS Protection Suite およびリカバリキット の最 小 ディスク容 量 要 件 については、SIOS Protection Suite for Windows リリースノート を参 照 してください。 LifeKeeper グラフィカルユーザインターフェース (GUI) のプラット フォームおよびブラウザ 電 源 要 件 。SIOS Protection Suite サーバの可 用 性 を最 大 にするために、無 停 電 電 源 装 置 (UPS) を 使 用 するか、少 なくとも各 サーバの電 源 を分 離 することを強 く推 奨 します。 SIOS Protection Suite で保 護 するアプリケーションソフト ウェア 構 成 のサーバ名 、プロセッサタイプ、メモリ、およびその他 の I/O デバイスを決 定 してください。バックアップサーバを 指 定 する場 合 は、選 択 したサーバが、プライマリサーバで障 害 が発 生 した場 合 に処 理 を実 行 するための性 能 を備 えていることを確 認 してください。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 6 Chapter 2: SIOS Protection Suite 環境のセット アップ 要 件 を判 断 して SIOS Protection Suite 構 成 を定 義 したら、SIOS Protection Suite 環 境 のコンポーネント のセッ ト アップを開 始 できます。 注 記 : 異 なる順 序 で実 行 できるセット アップ作 業 もありますが、このリスト の順 に実 行 することを推 奨 します。 スト レージの構 成 SIOS Protection Suite は共 有 スト レージで使 用 することも、複 製 スト レージで使 用 することもできます。構 成 に 当 てはまる指 示 に従 ってください。 共 有 スト レージ構 成 共 有 スト レージを使 用 する場 合 は、Windows 環 境 をインスト ールした後 、ホスト アダプタおよび共 有 される周 辺 機 器 のアド レス指 定 を設 定 してください。 注 記 :ダイナミックディスクは共 有 スト レージではサポート 対 象 外 です。ダイナミックディスク構 成 は各 システム上 の どこかに (文 書 化 されていません) 保 存 されますが、ディスク自 体 には保 存 されないためです。現 在 2 つのシステ ム間 で構 成 を複 製 する方 法 が存 在 しません。 詳 細 は、アダプタおよびスト レージデバイスに付 属 のド キュメント を参 照 してください。SIOS Protection Suite クラ スタ内 のすべてのサーバが共 有 スト レージにアクセスできるように設 定 するには、以 下 の作 業 を行 ってください。 1. SIOS Protection Suite によって保 護 されるディスクはすべてパーティションに分 割 する必 要 があるの で、Windows ディスクの管 理 ユーティリティを使 用 して、共 有 ディスクアレイのパーティション (ボリューム) を 構 成 する必 要 があります。また、パーティションは NTFS ファイルシステムでフォーマット する必 要 がありま す。 注 記 : 共 有 スト レージを安 全 に構 成 するために、共 有 ディスクボリュームインスタンスの安 全 な作 成 の手 順 に従 うことを推 奨 します。 詳 細 については、ディスクアレイソフト ウェアのド キュメント を参 照 してください。 2. 共 有 ディスクコミュニケーションパスを使 用 する予 定 がある場 合 は、コミュニケーションパスに使 用 する小 さ い raw (未 フォーマット ) パーティションを指 定 してください。サイズは 1 MB で十 分 です。 3. クラスタ内 の他 のサーバの電 源 を投 入 して、すべてのサーバが共 有 ディスクを認 識 していることを確 認 して ください。バックアップサーバから、共 有 ボリュームのド ライブの割 り当 てが最 初 のサーバとまったく同 じになる ようにしてください。ディスクの管 理 ユーティリティを開 くのは 1 度 に 1 台 のサーバだけにすることを推 奨 しま す。 4. 共 有 ボリュームでファイル共 有 を作 成 した場 合 は、クラスタ内 の各 サーバで、これらのフォルダのファイル共 有 属 性 をオンにする必 要 があります。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 7 複 製 ボリューム構 成 複 製 ボリューム構 成 SIOS DataKeeper for Windows を使 用 する場 合 は、Windows ディスクの管 理 ユーティリティを使 用 して、複 製 さ れるディスクパーティション (ボリューム) を作 成 してください。また、パーティションは NTFS ファイルシステムでフォー マット する必 要 があります。 (プライマリサーバの) ソースボリュームと (バックアップサーバの) ターゲット ボリュームには同 じド ライブレターを割 り当 ててください。 DNS リソースの要 件 SIOS Protection Suite for Windows Core 製 品 に付 属 する DNS Recovery Kit は、構 成 内 の DNS サーバのう ちプライマリサーバまたは LifeKeeper 別 名 の A レコード と PTR レコード を更 新 します。DNS リソースを使 用 する と、DNS プライマリサーバまたは LifeKeeper 別 名 の A レコード を選 択 することができます。フェイルオーバまたはス イッチオーバの発 生 時 に、この A レコード と PTR レコード (存 在 する場 合 ) は、バックアップサーバの IP アド レスで 変 更 されます。DNS リソースを使 用 すると、フェイルオーバまたはスイッチオーバの発 生 時 に、クライアント が WAN 環 境 内 のサーバに接 続 することができます。SIOS Protection Suite サーバが異 なるネット ワークサブネット にある 場 合 、切 り替 え可 能 な IP アド レスを使 用 することはできません。このタイプの構 成 では、DNS リソースを使 用 し てクライアント を接 続 してください。DNS リソースの作 成 の詳 細 については、SIOS Protection Suite for Windows テクニカルド キュメンテーションの DNS リソース階 層 の作 成 を参 照 してください。 制 限 : SIOS Protection Suite サーバをド メインコント ローラまたは DNS サーバとして構 成 しないでください。同 じ システム上 の DNS サーバを指 す DNS リソースを作 成 すると、次 のエラーメッセージが表 示 されて失 敗 しま す。“User credentials cannot be used for local connections.” DNS レコード の TTL SIOS Protection Suite for Windows DNS Recovery Kit によって DNS プライマリサーバまたは LifeKeeper 別 名 の A レコード が更 新 されても、キャッシング DNS サーバのキャッシュの A レコード は更 新 されません。これらの キャッシング DNS サーバは、SIOS Protection Suite によって保 護 される A レコード が属 するゾーンを保 持 してい ません。TTL が期 限 切 れになるか、キャッシュを手 動 でクリアするまで、A レコード はキャッシュ内 に残 ります。その ため、これらのキャッシング DNS サーバのクライアント は、A レコード の更 新 された値 を適 切 な時 期 に取 得 できま せん。SIOS Protection Suite によって保 護 される DNS リソースについては、プライマリサーバまたは LifeKeeper 別 名 の A レコード の TTL 値 を小 さい値 に設 定 することを推 奨 します。 SIOS Protection Suite によって DNS リソースの A レコード と PTR レコード が作 成 される場 合 、これらのレコード の TTL は 5 分 に設 定 されます。この値 は Microsoft DNS 管 理 コンソール (dnsmgmt.msc) を使 用 して変 更 でき ます。ただし、値 を大 きくすると、A レコード はキャッシング DNS サーバのキャッシュ内 でより長 く存 続 します。 SIOS Protection Suite DNS リソース階 層 を作 成 する前 に作 成 された DNS の A レコード および PTR レコード に ついては、TTL 値 を 5 分 程 度 の小 さい値 に設 定 することを推 奨 します。 データベースアプリケーションのインスト ールと設 定 保 護 対 象 データベースアプリケーションとして SQL Server を環 境 に含 める場 合 は、データベースに付 属 のド キュ メント に従 ってアプリケーションをインスト ールしてください。データベースおよび構 成 ファイルが共 有 ファイルシステム または複 製 ファイルシステムにあることを確 認 してください。実 行 可 能 ファイルは、各 ローカルファイルシステムに配 置 することも、共 有 ファイルシステムに配 置 することもできます。SQL Server のインスト ールや設 定 の考 慮 事 項 に ついては、SIOS Protection Suite Microsoft SQL Server Recovery Kit テクニカルド キュメンテーションを参 照 して SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 8 共 有 ディスクボリュームインスタンスの安 全 な作 成 ください。 SIOS Protection Suite をインスト ールした後 にアプリケーションをインスト ールすることもできますが、SIOS Protection Suite で保 護 する前 に、アプリケーションが正 しく設 定 され、正 常 に動 作 していることをテスト してくださ い。 共 有 ディスクボリュームインスタンスの安 全 な作 成 共 有 スト レージボリュームリソースを安 全 に作 成 するには、ボリュームに対 する書 き込 みアクセスを持 つのは 1 度 に 1 つのシステムだけになるようにする必 要 があります。これには SIOS Protection Suite インスタンスを作 成 する 前 も含 まれます。 SIOS Protection Suite はインスタンスを作 成 する前 にボリュームが共 有 されていることを認 識 できないので、ボ リュームが同 時 に 2 つ以 上 のシステムで書 き込 み可 能 になることがないように、手 動 の手 順 が必 要 になります。 ボリュームの同 時 書 き込 みアクセスを防 ぐには、以 下 の手 順 を使 用 してください。この例 では、2 つのシステム (SYSA および SYSB) が共 有 スト レージに接 続 されています。このスト レージは 2 つのボリュームで構 成 されてお り、両 方 のシステムでド ライブレター E: および F: を割 り当 ててから、SIOS Protection Suite ボリュームインスタンス で保 護 します。 1. SYSB の電 源 はオフにしたまま、SYSA の電 源 をオンにします。 2. LifeKeeper をまだインスト ールしていない場 合 は、インスト ールします。 3. ボリュームにド ライブレター E および F を割 り当 て、まだフォーマット していない場 合 は NTFS でフォーマット します。 4. SYSA の電 源 をオフにします。 5. SYSB の電 源 をオンにします。 6. LifeKeeper をまだインスト ールしていない場 合 は、インスト ールします。 7. 共 有 ボリュームにド ライブレター E: および F: を割 り当 てます。 8. コマンド プロンプト で、以 下 のコマンド を実 行 します。 %LKBIN%\volume -p E %LKBIN%\volume -p F 9. SYSB を再 起 動 します。E: および F: ド ライブがロックされて再 起 動 します。 10. SYSA の電 源 をオンにします。E: および F: ド ライブが書 き込 み可 能 になって再 起 動 します。 11. SYSA で E: および F: についてボリュームリソースを作 成 し、SYSB に拡 張 します。 システムの電 源 をオフにする代 わりに、ディスクの管 理 を使 用 して、共 有 物 理 ディスクをオフラインにすることもでき ます。 ネット ワーク構 成 の確 認 SIOS Protection Suite をインスト ールする前 に、ネット ワークを構 成 し正 常 に動 作 していることを確 認 することが SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 9 ネット ワーク構 成 の確 認 重 要 です。ネット ワークの動 作 を確 認 するために、この時 点 で行 う作 業 がいくつかあります。 1. TCP/IP コミュニケーションパスを作 成 したり、IP アド レスを保 護 したりするには、すべてのネット ワークイン ターフェースカード (NIC) が固 定 IP アド レスを 1 つ持 っていることを確 認 する必 要 があります。 2. サーバに複 数 の NIC がある場 合 (推 奨 )、異 なるサブネット 上 に構 成 してください。アダプタが同 じサブネッ ト 上 にある場 合 、TCP/IP では 2 つ目 のアダプタを効 果 的 に使 用 することができません。 3. IP アド レスは以 下 のように構 成 してください。各 サーバに少 なくとも 2 つの NIC (プライベート ネット ワークに 1 つ、パブリックネット ワークに 1 つ) があるものとします。 a. [コント ロール パネル] で [ネット ワーク接 続 ] をクリックしてください。[開 く] を右 クリックしてください。 b. [詳 細 ] メニューから [詳 細 設 定 ] を選 択 してください。 c. パブリックネット ワークに接 続 された NIC が [接 続 ] リスト の一 番 上 にあることを確 認 してください。 d. プライベート ネット ワーク接 続 は DNS に登 録 しないでください。プライベート ネット ワークアダプタにつ いては、以 下 の手 順 に従 って [DNS] タブを開 き、[この接 続 のアド レスを DNS に登 録 する] チェックボックスをオフにしてください。 [Internet Protocol (TCP/IP) Properties]-> [詳 細 ]-> [DNS] Tab プライベート ネット ワーク接 続 には DNS サーバは不 要 なので、リスト には何 も含 めないでください。 これによって、LAN Manager コンピュータ名 のスイッチオーバ時 にブラウザが混 乱 するのを防 ぐことが できます。 4. 各 サーバから、ローカルサーバおよびクラスタ内 の他 のサーバに ping を実 行 してください。ping が失 敗 する 場 合 は、続 行 する前 に必 要 なト ラブルシューティングと修 正 処 置 を行 ってください。 5. LifeKeeper GUI サーバとクライアント コンポーネント が効 果 的 に通 信 できるようにすることで、クラスタ内 の 各 サーバが localhost を解 決 できるようになります。 l l DNS が実 装 されていなければ、%windir%\system32\etc\drivers\hosts ファイ ルを編 集 し、localhost 名 を追 加 してください。ローカルサーバの IP アド レス、またはデフォ ルト エント リ (127.0.0.1) を指 定 できます。localhost を解 決 できないと、LifeKeeper GUI が 動 作 しない場 合 があります。 DNS を実 装 した場 合 は、構 成 を確 認 して、SIOS Protection Suite クラスタ内 のサーバが DNS を使 用 して解 決 されるようにしてください。 6. 各 サーバのホスト 名 およびネット ワークアド レス指 定 情 報 が正 しく、SIOS Protection Suite をインスト ール しても変 わらないことを確 認 してください。SIOS Protection Suite を起 動 した後 にホスト 名 を変 える場 合 は、lk_chg_value ユーティリティを実 行 して、SIOS Protection Suite 構 成 ファイル内 のコンピュータ名 を変 更 する必 要 があります。SIOS Protection Suite を起 動 した後 にネット ワーク構 成 を変 える場 合 は、 ネット ワーク情 報 を再 構 成 した後 、lk_chg_value ユーティリティを実 行 して、既 存 の SIOS Protection Suite コミュニケーションパスおよびリソース階 層 を変 更 する必 要 があります。 注 記 : SIOS DataKeeper for Windows を使 用 している場 合 は、ド キュメント の SIOS DataKeeper セクションで、 レプリケーションに使 用 するネット ワークカード の指 定 に関 する追 加 情 報 と、コミュニケーションパスの考 慮 事 項 を 参 照 してください。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 10 切 り替 え可 能 な IP アド レス 切 り替 え可 能 な IP アド レス ほとんどの SIOS Protection Suite 構 成 では、IP Recovery Kit を使 用 して、切 り替 え可 能 な IP アド レスが定 義 されます。切 り替 え可 能 な IP アド レスとは、サーバ間 で切 り替 えることができる「仮 想 」 IP アド レスであり、各 サー バのネット ワークインターフェースカード に関 連 付 けられた IP アド レスから分 離 されています。SIOS Protection Suite によって保 護 されるアプリケーションには、切 り替 え可 能 な IP アド レスが関 連 付 けられます。その後 、プライ マリサーバに障 害 が発 生 した場 合 は、切 り替 え可 能 な IP アド レスがバックアップサーバに「切 り替 わり」ます。 切 り替 え可 能 な IP アド レスのリソース階 層 を構 成 する予 定 がある場 合 は、クラスタ内 の各 サーバで以 下 の操 作 を実 行 する必 要 があります。 l コンピュータ名 が正 しく、変 わらないことを確 認 してください。 l ping コマンド を使 用 して、切 り替 え可 能 な IP アド レスが一 意 であることを確 認 してください。 l 切 り替 え可 能 な IP アド レスにホスト 名 を割 り当 てる場 合 は、各 サーバで %windir%/system32/etc/drivers/hosts ファイルを編 集 して、切 り替 え可 能 な IP アド レスおよ び関 連 するホスト 名 ごとにエント リを追 加 する必 要 があります。 注 記 : チーミングソフト ウェアを使 用 するか、仮 想 IP リソースを作 成 した後 、ネット ワークカード を変 更 すると、仮 想 IP リソースがいったん削 除 され、ネット ワークカード のインデックス番 号 を反 映 した IP リソースが再 作 成 されま す。 注 記 : デフォルト では、IP リソースのフェイルオーバの前 に、ネット ワークブロード キャスト ping を使 用 してネット ワークの存 在 が確 認 されます。ネット ワークにブロード キャスト ping 可 能 な装 置 がない場 合 、またはこの方 法 で ネット ワークの存 在 を確 認 しない場 合 は、以 下 のレジスト リ値 を 0 (無 効 ) に設 定 するとこのテスト を無 効 にするこ とができます。SIOS Protection Suite を再 インスト ールすると、デフォルト 値 の 1 (有 効 ) に戻 ります。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SIOS\LifeKeeper\RK\IP\BroadcastPing 切 り替 え可 能 な IP アド レス、DNS、および LifeKeeper GUI の考 慮 事 項 サーバのメイン NIC で「仮 想 」 IP アド レスを使 用 するときに NIC 上 で DNS 登 録 が有 効 になっている場 合 は、 ネット ワークについて特 別 に考 慮 する必 要 があります。登 録 された NIC で SIOS Protection Suite によって「仮 想 」 IP アド レスが作 成 される場 合 、DNS はサーバに対 してこの IP アド レスを追 加 し、ネット ワーク上 のホスト 名 の解 決 に使 用 し始 めます。ただし、SIOS Protection Suite によって保 護 される「仮 想 」 IP アド レスはクラスタノー ド 間 で切 り替 え可 能 です。そのため、LifeKeeper GUI が DNS に登 録 された「仮 想 」 IP アド レスを使 用 して、 ローカルおよびリモート のクラスタノード から更 新 を取 得 するのを回 避 するための予 防 措 置 が必 要 になります。 「仮 想 」 IP アド レスを使 用 する場 合 にローカルシステムおよびリモート システムへの LifeKeeper GUI の接 続 を安 定 させる方 法 は 2 つあります。 1. 各 SIOS Protection Suite ノード のネット ワーク hosts ファイルを使 用 する。 l l hosts ファイルで、他 のすべてのリモート クラスタノード に対 して固 定 IP アド レスを指 定 してく ださい。 クラスタ内 のすべての SIOS Protection Suite システムでこれを実 行 してください。 前 述 のように、これらのアド レスは、LifeKeeper GUI のバインド に使 用 される、優 先 順 位 が最 も高 いネッ ト ワーク上 になければなりません。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 11 IP ローカルリカバリ構 成 2. クラスタ内 の他 のすべてのノード への LifeKeeper GUI の接 続 に、代 替 ネット ワークおよび関 連 する代 替 NIC を使 用 する。この方 法 は、上 述 の簡 単 な推 奨 方 法 とは異 なります。 l l l l 代 替 ネット ワークおよび NIC 上 の DNS 登 録 を有 効 にしてください。 [ネットワーク接 続 ] -> [詳 細 ] -> [詳 細 設 定 ] の順 に選 択 して、[アダプタとバインド ] タブで代 替 ネット ワークの優 先 順 位 を最 も高 くしてください。LifeKeeper GUI では、この優 先 順 位 が 最 も高 いバインド ネット ワークが使 用 されます。 優 先 順 位 が最 も高 い SIOS Protection Suite コミュニケーションパスでも、このネット ワーク が使 用 されます。 クラスタ内 のすべての SIOS Protection Suite システムでこれを実 行 してください。 LifeKeeper GUI では、すべてのクラスタノード への接 続 にこの代 替 ネット ワークが使 用 されます。この代 替 ネット ワークには仮 想 IP が割 り当 てられておらず、アド レス登 録 は安 定 しています。DNS 登 録 は、必 要 に応 じてサーバのメイン/パブリック NIC にも使 用 できます。 注 記 : ネット ワーク構 成 を変 更 した後 に「ipconfig /flushdns」コマンド を使 用 すると、キャッシュされた古 い DNS 情 報 を削 除 することができます。 IP ローカルリカバリ構 成 SIOS Protection Suite は切 り替 え可 能 なローカル IP アド レスを監 視 し、障 害 を検 出 すると、同 じシステム上 の 別 のネット ワークアダプタに IP アド レスを移 動 します。この機 能 は IP ローカルリカバリと呼 ばれ、システム設 定 に 関 する次 の要 件 と制 限 があります。 バックアップアダプタはローカルリカバリアダプタとも呼 ばれ、プライマリアダプタに障 害 が発 生 すると、切 り替 え可 能 なアド レスがアクティブになります。バックアップアダプタを設 定 するには、次 の手 順 に従 ってください。 l l l l l 2 つのアダプタを同 じ物 理 サブネット に接 続 します。 ローカルリカバリアダプタの全 アド レスは、適 切 にルーティングできるように、プライマリアダプタの実 アド レスと 異 なる論 理 サブネット 上 に置 く必 要 があります。また、プライマリアダプタに設 定 して SIOS Protection Suite で保 護 する仮 想 IP アド レスとは異 なる論 理 サブネット に置 く必 要 があります。 ケーブリングとネット ワーク経 路 は、論 理 的 なサブネット から ping を発 行 し、プライマリネット ワークカード ま たはローカルリカバリネット ワークカード を配 置 したサブネット と仮 想 IP アド レスに到 達 するように設 定 しま す。ネット ワーク設 定 が有 効 なことを確 認 するには、論 理 的 なサブネット 上 で ping を発 行 します。ping コ マンド が失 敗 すれば、ネット ワーク経 路 の設 定 に問 題 があります。 IP ローカルリカバリ機 能 は、IP リソースを作 成 する際 に有 効 にすることができます。IP リソースを作 成 した 後 、リソース属 性 を変 更 しても、ローカルリカバリ機 能 を IP リソースに追 加 できません。 IP リソースの IP ローカルリカバリ機 能 を無 効 にするには、「ins_setlocalrecovery」コマンド ラインユーティリ ティを使 用 してください。このユーティリティは、SIOS Protection Suite の \bin ディレクト リ (デフォルト で C:\LK\bin) に格 納 されています。このユーティリティの使 用 方 法 とオプションの説 明 を参 照 するには、コ マンド プロンプト から「ins_setlocalrecovery」を実 行 してください。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 12 IP ローカルリカバリの動 作 IP ローカルリカバリの動 作 IP ローカルリカバリ機 能 を有 効 にした場 合 、定 期 的 に実 行 する IP リソースのディープチェックが失 敗 する と、SIOS Protection Suite は次 の処 理 を実 行 します。 l l l SIOS Protection Suite はまず現 在 のネット ワークアダプタで IP アド レスを再 起 動 します。 前 記 の処 理 に失 敗 すると、SIOS Protection Suite は、リソースインスタンスをチェックし、バックアップ (ロー カルリカバリアダプタ) が使 用 できるか調 べます。バックアップインターフェースが使 用 できる場 合 は、IP アド レ スをバックアップインターフェースに移 動 します。 ローカルリカバリが完 全 に失 敗 すると、SIOS Protection Suite は、IP アド レスと依 存 リソースをバックアップ サーバにフェイルオーバします。 ローカルリカバリ機 能 は、バックアップアダプタがなくても有 効 にすることができます。ローカルリカバリ機 能 を有 効 に すると、SIOS Protection Suite はプライマリネット ワークのインターフェースを再 起 動 しますが、それに失 敗 すると、 リソースをバックアップサーバにフェイルオーバします。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 13 Chapter 3: SIOS Protection Suite のインスト ール SIOS Protection Suite 環 境 のプランニングと設 定 が完 了 したら、クラスタ内 の各 サーバに SIOS Protection Suite ソフト ウェアをインスト ールする準 備 ができます。 SIOS Protection Suite Core ソフト ウェア SIOS Protection Suite Core ソフト ウェアは FTP を用 いてダウンロード することができます。SIOS Protection Suite Core は以 下 で構 成 されています。 l l l 以 下 を含 む、基 本 的 な LifeKeeper ソフト ウェア l Perl (CPAN v5.8.8) l Cygwin l Java ランタイム環 境 (JRE) v1.7.0_10 (International バージョン) l LifeKeeper GUI (サーバとクライアント の両 方 ) l Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable package (v 8.0.56336) Core リカバリキット l ボリューム l IP l DNS l LAN Manager l ファイル共 有 l 汎 用 アプリケーション l Internet Information Services (IIS) DataKeeper l DataKeeper ド ライバ (ExtMirr.sys) l DataKeeper サービス (ExtMirrSvc.exe) l コマンド ラインインターフェース (EMCMD.exe) l DataKeeper GUI (Datakeeper.msc) SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 14 SIOS Protection Suite Core ソフト ウェアのインスト ール l パッケージファイル、SIOS Protection Suite スクリプト 、ヘルプファイルなど SIOS Protection Suite Core ソフト ウェアのインスト ール SIOS Protection Suite は、Flexera InstallShield 製 品 を使 用 して標 準 的 なインスト ールインターフェースを提 供 します。クラスタ内 のサーバごとにライセンスを取 得 してインスト ールする必 要 があります。 SIOS Protection Suite for Windows リリースノート を読 んでから SIOS Protection Suite のインスト ールと構 成 を 行 うことを推 奨 します。 SIOS Protection Suite をインスト ールするためには、SIOS Protection Suite for Windows 製 品 とともに提 供 され るセット アッププログラムの実 行 が必 要 です。InstallShield ウィザード はまずはじめに LifeKeeper for Windows をイ ンスト ールします。LifeKeeper のインスト ールが完 了 すると SIOS DataKeeper for Windows がインスト ールされま す。各 画 面 でセット アップ指 示 に従 ってください。下 記 のいくつかの注 意 点 があります。 LifeKeeper インスト ール時 の注 意 事 項 l l l l l LifeKeeper ソフト ウェアをインスト ールするには、管 理 者 権 限 が必 要 です。管 理 者 権 限 のないユーザも セット アッププログラムを実 行 することはできますが、セット アップ時 に必 要 な特 別 な権 限 がないので、イン スト ールはすぐに終 了 してしまいます。 LifeKeeper を共 有 スト レージにインスト ールすることはサポート されていません。各 サーバのローカルディスク に個 別 にインスト ールする必 要 があります。 LifeKeeper のインスト ールプログラムから SUperior SU のインスト ールが呼 び出 されます。 デフォルト の LifeKeeper インスト ールパスは C:\LK です。このパスを変 更 することはできますが、スクリプト の 問 題 があるため、必 ず空 白 を含 まず、8 文 字 以 内 のパスを選 択 してください。例 えば、 C:\Program Files\LK や C:\LifeKeeper は無 効 な選 択 であり、アプリケーションエラーが発 生 します。 LifeKeeper のインスト ール時 に、DisableStrictNameChecking と DisableLoopbackCheck の 2 つの Windows レジスト リが変 更 されます。どちらの変 更 も、別 名 を使 用 してサーバにアクセスするために 必 要 です。 ファイアウォール変 更 プロンプト (Windows 2008 以 降 ) ソースマシンとターゲット マシンのファイアウォールが正 しく設 定 されていない場 合 、LifeKeeper は正 常 に動 作 しま せん。LifeKeeper のインスト ール時 に、LifeKeeper に必 要 なファイアウォールの規 則 を設 定 するのに加 え て、LifeKeeper に必 要 なその他 のシステム設 定 を設 定 するかどうかの確 認 を求 められます。インスト ーラによる 変 更 を許 可 した場 合 は、手 動 でファイアウォールを設 定 する必 要 はありません。 詳 細 については、SIOS Protection Suite for Windows テクニカルド キュメント のト ラブルシューティングを参 照 してください。 LifeKeeper では、以 下 のポート /プロセス/プロト コルを開 く、または有 効 にする必 要 があります。 TCP ポート : 81、82、1500、3278、3279 プロセス: %LKROOT%\jre1.5\bin\java.exe プロト コル: ICMP Echo SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 15 DataKeeper インスト ールノート DataKeeper インスト ールノート LifeKeeper のインスト ールが完 了 すると、InstallShield ウィザード は SIOS DataKeeper for Windows のインスト ー ルを開 始 します。、インスト ールする DataKeeper の機 能 を選 択 するよう促 されます。通 常 のインスト ールでは両 方 の機 能 が含 まれています。 l DataKeeper サーバコンポーネント l DataKeeper ユーザインターフェース DataKeeper サーバーコンポーネント のインスト ール時 : 1. ファイアウォール設 定 2. DataKeeper Service log on を選 択 する。 l Domain or Server account を選 択 すると、DataKeeper Service log on ID および Password の入 力 が必 要 となります。 3. License Manager からライセンスのインスト ールを行 ってください。 サーバを再 起 動 し、DataKeeper の使 用 を開 始 してください。DataKeeper の使 用 に関 する情 報 については DataKeeper テクニカルド キュメンテーションを参 照 してください。 SIOS DataKeeper User Interface および Server Components の機 能 は個 々 にインスト ールすることが可 能 で、今 回 インスト ールしなかった機 能 を後 でインスト ールすることも可 能 です。 重 要 : SIOS DataKeeper User Interface の機 能 およびターゲット スナップショット 機 能 を使 用 するためには Microsoft MMC 3.0 と Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 が必 要 です。 .NET Framework は http://www.microsoft.com/net からダウンロード することができます。これらの正 しいバージョンがインスト ールされ る前 に SIOS Protection Suite のインスト ールが実 施 されるとエラーが表 示 されインスト ールが中 断 されることがあ ります。SIOS Protection Suite をアンインスト ールし SIOS Protection Suite のインスト ール処 理 を再 度 実 施 する 必 要 があります。 ライセンスの取 得 とインスト ール SIOS Protection Suite ではサーバごとに一 意 のライセンスが必 要 です。ライセンスはランタイムライセンスです。つ まり、ライセンスがなくてもインストールできますが、SIOS Protection Suite を正 常 に開 始 および起 動 するにはライ センスをインスト ールする必 要 があります。 インスト ールユーティリティの最 後 の画 面 に、サーバのホスト ID が表 示 されます。ホスト ID を SIOS Protection Suite ソフト ウェアに付 属 する Entitlement ID (Authorization Code) とともに使 用 して、SIOS Protection Suite を 起 動 するために必 要 なライセンスを取 得 してください。プロセスを以 下 に示 します。 ライセンスキーマネージャ SIOS Protection Suite の製 品 ライセンスをインスト ールしてから、ライセンスキーマネージャを使 用 すると、以 下 の 機 能 を実 行 できます。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 16 ライセンスキーマネージャ l システムに現 在 インスト ールされているすべてのライセンスを確 認 する。 l 有 効 期 限 が近 づいているすべてのライセンスの有 効 期 限 通 知 (残 り日 数 ) を確 認 する。 l 現 在 インスト ールされ、無 効 になっているライセンスを確 認 する。 l インスト ールされているライセンスを削 除 する (ライセンスを右 クリックして [削 除 ] を選 択 する)。 l 期 限 切 れのライセンスをまとめて削 除 する ([期 限 切 れライセンスを削 除 ] ボタンをクリックする)。 l ソフト ウェアをインスト ールまたはアップグレード したときに、インスト ール済 みライセンスリスト を[更 新 ]する。 SIOS Protection Suite クラスタ内 のサーバごとにライセンスを取 得 してインスト ールするには、以 下 の手 順 を実 行 してください。 1. ホスト ID を取 得 します。SIOS Protection Suite のインスト ールの最 後 に、ライセンスキーインスト ーラユー ティリティに下 図 のように表 示 される [ホスト ID] をメモしてください。ホスト ID は、ライセンスを取 得 するシ ステム上 で %LKROOT%\bin\lmhostid (%LKROOT% は LifeKeeper のインスト ールパス。デフォルト では C:\LK) もしくは %ExtMirrBase%\bin\lmhostid (%ExtMirrBase% は DataKeeper のインスト ール パス。デフォルト では C:\Program Files (x86)\SIOS\DataKeeper) を実 行 して取 得 することも できます (後 からもう一 度 ホスト ID を取 得 する場 合 は、[スタート ] - [プログラム] メニューからライセンスキー SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 17 ライセンスキーマネージャ インスト ーラユーティリティを実 行 します。[スタート ] - [すべてのプログラム] - [SIOS] - LifeKeeper (または DataKeeper) - [ライセンスキーインスト ーラ] の順 にクリックします)。 2. ホスト ID をノート にメモするか、ファイルに保 存 します。ファイルに保 存 した場 合 は、そのファイルをインター ネット にアクセスできるシステムにコピーしてください。それ以 外 の場 合 は、インターネット にアクセスできるシ ステムまでノート を持 っていってください。 3. SIOS Protection Suite Entitlement ID (認 証 コード ) を所 有 していることを確 認 します。ライセンスを取 得 するために必 要 な Entitlement ID が含 まれた E メールをソフト ウェアとともに受 け取 っているはずです。 4. SIOS Technology Corp. の Licensing Operations Portal からライセンスを取 得 します。 a. インターネット にアクセスできるシステムを使 用 して SIOS Technology Corp. の Licensing Operations Portal にアクセスし、ユーザ名 とパスワード を入 力 してログインします。 b. [Manage Entitlements] を選 択 します。 注 記 : パスワード を変 更 する場 合 は、画 面 の右 上 にある [Profile] ボタンを使 用 してください。 c. [Entitlement ID] を検 索 し、項 目 の左 側 のボックスをオンにして、Entitlement ID に関 連 付 けられ た [Activation ID] を選 択 します。 d. [Activate] タブを選 択 して必 要 な情 報 を入 力 し [Next] を選 択 します。 e. [Select Existing Host] をクリックして定 義 済 みのホスト を選 択 するか、[Add New Host] を選 択 して新 しいホスト を作 成 します。 f. [Node Locked Host] の選 択 肢 に [ANY] が表 示 されている場 合 には [ANY] を選 択 して [OK] をクリックしてください。[ANY] が表 示 されていない場 合 には[ETHERNET MAC ADDRESS] を 選 択 し、ホスト ID を入 力 して [OK] をクリックします。 g. [Host ID] の左 側 のボックスをオンにして、[Generate] を選 択 します。[License Summary] 画 面 に [Fulfillment ID] が表 示 されます。 h. [Fulfillment ID] の左 側 のボックスをオンにして、[Email License] タブを選 択 します。 i. ライセンス送 信 先 の有 効 な E メールアド レスを入 力 して、[Send] を選 択 します。 j. [Complete] を選 択 します。 k. E メールを受 信 します。 l. ファイルを該 当 するシステムにコピーします。 5. ライセンスをインスト ールします。ライセンスをインスト ールするには、以 下 のいずれかの方 法 で行 ってくださ い。注 記 : 2010 年 7 月 23 日 以 降 にライセンスを受 信 した場 合 は、B の方 法 を使 用 してください。 a. ライセンスキーインスト ーラを使 用 してインスト ールする。 l l 各 システム上 で、[スタート ] - [プログラム] メニューからライセンスキーインスト ーラを実 行 します ([スタート ] - [すべてのプログラム] - [SIOS] - [LifeKeeper] - [ライセンスキー インスト ーラ]) の順 にクリックします)。 ライセンスキーインスト ーラのメイン画 面 で [ライセンスファイルをインスト ール...] ボタン をクリックします。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 18 プライマリネット ワークインターフェースを変 更 すると、ライセンスの Rehost が必 要 になる場 合 がある l 上 記 の手 順 4 で保 存 したライセンスファイルの位 置 を参 照 します。 l ライセンスファイルの名 前 をクリックします。ファイルがハイライト 表 示 されます。 l ダイアログボックスでファイル名 の下 に表 示 される [ライセンスファイルをインスト ー ル...] ボタンをクリックします。ライセンス検 出 確 認 ポップアップが表 示 されます。 もしくは b. ライセンスファイルを該 当 するディレクト リに手 動 でコピーする。 各 システム上 で、%windir%\SysWOW64\LKLicense (%windir% は Windows のインスト ール パス。デフォルト では C:\Windows) にライセンスファイルをコピーします。LKLicense ディレクト リ が存 在 しない場 合 は、ファイルをコピーする前 に作 成 する必 要 があります。注 記 : ライセンスを有 効 にした日 付 を識 別 できるように、ファイル名 を YYYYMMDD.lic 形 式 に変 更 することを推 奨 しま す。 6. その他 のサーバについて、上 記 の手 順 を繰 り返 します。他 の SIOS Protection Suite サーバ上 では、サー バごとに一 意 のホスト ID を使 用 してライセンスをインスト ールする必 要 があります。 7. システムを再 起 動 します。 プライマリネット ワークインターフェースを変 更 すると、ライセンスの Rehost が必 要 になる場 合 がある License Key Installer utility で使 用 されるホスト ID は、SIOS Protection Suite サーバのプライマリネット ワークイン ターフェースカード (NIC) から取 得 されます。SIOS Protection Suite は、起 動 されるたびに有 効 なライセンスを確 認 します。将 来 、SIOS Protection Suite サーバの NIC を交 換 してホスト ID が変 わった場 合 は、次 に LifeKeeper もしくは DataKeeper を停 止 したとき、再 起 動 する前 にライセンスの Rehost を実 行 する必 要 がありま す。SIOS Technology Corp. の Licensing Operations Portal にログインして、[Manage Licenses] 画 面 から [Support Actions/Rehost] を選 択 してリホスト を実 行 してください (注 記 : 製 品 サポート へのご連 絡 なしにお客 様 ご自 身 で Rehost を行 うことができるのは 6 か月 に 1 回 です。) サブスクリプションライセンス サブスクリプションライセンスは、更 新 機 能 がある期 間 限 定 ライセンスです。評 価 ライセンスと同 様 に、更 新 しな いと一 定 の時 間 で期 限 切 れになります。この更 新 プロセスが自 動 的 に実 行 されるように設 定 するには、以 下 の 手 順 に従 ってください。 1. 次 のサブスクリプションライセンスプログラムをインスト ールします。 %LKROOT%\bin\lmSubscribe.exe もしくは %ExtMirrBase%\lmSubscribe.exe 2. (SIOS Technology Corp. カスタマ登 録 から) [ユーザ ID] と [パスワード ] を入 力 します。これらの証 明 書 は暗 号 化 されたファイルに保 存 されます。 3. [OK] を選 択 します。 上 記 の手 順 が正 常 に実 行 されると、サブスクリプション更 新 サービスがバックグラウンド で実 行 され、更 新 ステータ スを定 期 的 にチェックします。ライセンスが一 定 の日 数 (90、60、30、20、10、5、4、3、2、1) で期 限 切 れになる SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 19 ト ラブルシューティング ことが検 出 されると、警 告 通 知 が Windows イベント ビューアに送 信 され、ライセンスを更 新 しようとします。新 し いアクティベーションライセンスが利 用 できる (このシステムの資 格 に対 して新 しいアクティベーションを購 入 した) 場 合 は自 動 的 に履 行 され、古 いライセンスに代 わって新 しいライセンスがシステムにインスト ールされます。このシス テムのライセンスが更 新 されている (アクティベーションを購 入 している) 限 り、ユーザが操 作 しなくてもサービスに よってシステム上 のライセンスがアップグレード されます。 ト ラブルシューティング エラーが発 生 した場 合 は、サポート に連 絡 する前 に以 下 の方 法 を試 してください。 l l l l Windows イベント ビューアでエラーメッセージを確 認 してください。 SIOS Technology Corp. の Licensing Operations Portal にログインして、証 明 書 を確 認 してください。 [ユーザ ID] と [パスワード ] を入 力 してください。正 しい [ユーザ ID] と [パスワード ] を使 用 して %LKROOT%\bin\lmSubscribe.exe もしくは %ExtMirrBase%\lmSubscribe.exe を再 実 行 し てください。 ライセンスの更 新 を手 動 で強 制 的 にチェックする場 合 は、サービスをいったん停 止 して再 起 動 してくださ い。(注 記 : サービスを探 すには、すべての Windows サービスのビューを表 示 して、「SIOS Subscription Licensing」を検 索 してください)。 ライセンス証 明 書 の所 有 権 が変 更 された場 合 は、SIOS Technology Corp. のサポート 担 当 者 に連 絡 し て、証 明 書 を新 しい所 有 者 に移 動 してください。所 有 権 が移 動 したら、新 しい [ユーザ ID] と [パスワー ド ] を使 用 して上 記 のコマンド を再 実 行 し、新 しい証 明 書 で自 動 ライセンス更 新 サービスを更 新 する必 要 があります。 LifeKeeper for Windows ローカライズ言 語 サプリメント のインスト ール LifeKeeper for Windows ローカライズ言 語 サプリメント を使 用 すると、ローカライズされた環 境 で LifeKeeper を実 行 することができます。各 ローカライズ言 語 サプリメント には、翻 訳 された LifeKeeper GUI テキスト 文 字 列 とロー カライズ言 語 によるコンテキスト 依 存 ヘルプが含 まれています。LifeKeeper v7.2.1 では、中 国 語 と日 本 語 の言 語 サプリメント が利 用 できます。SIOS Protection Suite for Windows Core インスト ールプログラムによって、必 要 なバージョンの JRE がインスト ールされます。 中 国 語 ローカライズ言 語 サプリメント および日 本 語 ローカライズ言 語 サプリメント には、LifeKeeper および DataKeeper の各 製 品 を含 む SIOS Protection Suite の言 語 コンテンツが含 まれています。管 理 者 は更 新 する 製 品 を選 択 できます。また、完 全 にローカライズされた OS がインスト ールされている場 合 を除 いて、DataKeeper MMC ベース GUI を使 用 するには Windows 言 語 パックをインスト ールする必 要 があります。 LifeKeeper for Windows ローカライズ言 語 サプリメント は、SIOS Protection Suite Core と同 様 に InstallShield を 使 用 してインスト ールします。インスト ール時 に [標 準 ]、[コンパクト ]、または [カスタム] のオプションを選 択 する必 要 はありません。LifeKeeper for Windows ローカライズ言 語 サプリメント をインスト ールするには、ローカライズ言 語 サプリメント 製 品 に付 属 しているセット アッププログラムを実 行 してください。 インスト ール済 みの LifeKeeper for Windows ローカライズ言 語 サプリメント を修 復 するには、セット アッププログラム を実 行 して、InstallShield オプションのリスト から [修 復 ] を選 択 してください。 LifeKeeper for Windows ローカライズ言 語 サプリメント を削 除 するには、Windows の [コント ロール パネル] から [プログラムの追 加 と削 除 ] を実 行 してください。LifeKeeper Core 製 品 を削 除 する前 にローカライズ言 語 サプリメ ント を削 除 する必 要 があります。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 20 SIOS Protection Suite のサイレント インスト ール SIOS Protection Suite のサイレント インスト ール 注 記 :SIOS Protection Suite for Windows をサイレント インスト ールするには、サポート から別 々 になった LifeKeeper と DataKeeper のインスト ールファイルを入 手 する必 要 があります。 -silent コマンド オプションを使 用 して SIOS Protection Suite for Windows をインスト ールすることができます。こ のオプションは、ウィザード およびランチャーユーザインターフェース (UI) を使 用 しないので「サイレント インスト ール」 と呼 ばれています。サイレント インスト ールは情 報 を表 示 なしに、もしくはユーザーとの対 話 なしにインスト ールを 実 行 する方 法 です。「オプション」ファイルとしても知 られているレスポンスファイルはインスト ールコマンド を渡 すため に 使 用 します。通 常 はコマンド ラインでダイアログに対 しレスポンスを表 示 する場 合 および/もしくはプロパティもし くは変 数 の値 を設 定 するためにオプションを指 定 します。レスポンス/オプションファイルで指 定 したオプションは、コ マンド ラインで実 行 のオプションが入 力 された後 実 行 されます。 LifeKeeper レスポンスファイル LifeKeeper に対 してレスポンスファイルを作 成 する場 合 は、コマンド ウィンド ウを開 き、LK{version}-Setup.exe –r /f1C:\setup.iss コマンド を使 用 して LifeKeeper セット アップ プログラムを実 行 してください。ダイアログへ入 力 されたレスポンスは setup.iss ファイルへ記 録 さ れます。 作 成 したレスポンスファイルを使 用 してサイレント インスト ールを実 行 するためには、コマンド ウィンド ウを開 き、以 下 のコマンド を使 用 して LifeKeeper セット アッププログラムを実 行 してください。 LK-{version}-Setup.exe –s /f1C:\setup.iss /f2C:\setup.log DataKeeper レスポンスファイル DataKeeper に対 してレスポンスファイルを作 成 する場 合 は、コマンド ウィンド ウを開 き、以 下 のコマ ンド を使 用 してして SIOS DataKeeper セット アッププログラムを実 行 してください。 DK-{version}-Setup.exe /r /f1C:\setup.iss ダイアログへ入 力 されたレスポンスは setup.iss ファイルへ記 録 されます。 注 記 : 最 初 の setup.iss ファイルを作 成 する際 にローカルユーザサーバアカウント が DataKeeper サービスに対 して使 用 されている場 合 は、別 サーバで使 用 するために setup.iss ファイルを編 集 する必 要 があります。メモ帳 で setup.iss ファイルを開 き、szName のサーバ名 を変 更 してく ださい(szName=<serverName>\Administrator)。すべてのインスト ールにおいて Local Service account または Domain account を使 用 する際 は setup.iss ファイルを変 更 する必 要 はありません。 作 成 したレスポンスファイルを使 用 してサイレント インスト ールを実 行 するためには、コマンド ウィンド ウを開 き、以 下 のコマンド を使 用 して SIOS DataKeeper セット アッププログラムを実 行 してくださ い。 DK-{version}-Setup.exe /s /f1C:\setup.iss /f2C:\setup.log サイレント インスト ールからの結 果 は setup.log へ記 録 されます。 "ResultCode=0" はインスト ールが正 常 に完 了 したことを表 しています。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 21 サード パーティ製 品 のファイル SIOS Protection Suite のインスト ールが完 了 次 第 、ライセンスキーをインスト ールするために [スタート ] - [プログラ ム] メニューから License Key Installer ユーティリティを実 行 してください。 スタート ->すべてのプログラム->SIOS->DataKeeper->License Key Installer。 サーバを再 起 動 します。 サードパーティ製 品 のファイル 以 下 のサード パーティのファイルは SIOS Technology Corp. が開 発 したものではありませんが、SIOS Protection Suite/DataKeeper のインスト ールプロセスでインスト ールされます。 パスおよびファイル名 提供元 用途 <datakeeper dir>/lmdiag.exe <datakeeper dir>/lmhostid.exe Flexera ライセンス管 理 <datakeeper dir>/lminstall.exe <datakeeper dir>/motdk_libFNP.dll <datakeeper dir>/SnapIn/IronPython.dll (.Net python 言 語 実 装 ) <datakeeper dir>/SnapIn/IronPython.Modules.dll (.Net python モジュール) codeplex.com (Microsoft オープンソース) テスト /デバッグ <datakeeper dir>/SnapIn/J832.Common.dll Kevin Moore、 http://j832.com/bagotric <datakeeper dir>/SnapIn/J832.Wpf.BagOTricksLi ks/ b.dll <datakeeper dir>/SnapIn/log4net.dll (.Net ロギングライブラリ) Apache Software Foundation WPF 開 発 用 ユーティリティ/コント ロール アプリケーションロギング <datakeeper dir>/SnapIn/Microsoft.Scripting.Core codeplex.com .dll <datakeeper dir>/SnapIn/Microsoft.Scripting.dll (IronPython の一 部 ) <datakeeper dir>/SnapIn/MMCFxCommon.dll Microsoft <datakeeper dir>/SnapIn/microsoft.managementc onsole.dll MMC 管 理 対 象 スナップインライブラリ SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 22 サード パーティ製 品 のファイル パスおよびファイル名 提供元 用途 <datakeeper dir>/VSSHelper/VSSHelper.exe <datakeeper dir>/VSSHelper/AlphaVSSlicense.txt <datakeeper dir>/VSSHelper/AlphaVSS.51.x86.dl l <datakeeper dir>/VSSHelper/AlphaVSS.52.x64.dl l <datakeeper dir>/VSSHelper/AlphaVSS.52.x86.dl l <datakeeper dir>/VSSHelper/AlphaVSS.60.x64.dl l Pete Palotas、 <datakeeper http://alphavss.codeplex Alpha VSS 提 供 元 dir>/VSSHelper/AlphaVSS.60.x86.dl .com/ l <datakeeper dir>/VSSHelper/AlphaVSS.60.x86.x ml <datakeeper dir>/VSSHelper/AlphaVSS.Common .dll <datakeeper dir>/VSSHelper/AlphaVSS.Common .xml <datakeeper dir>/VSSHelper/log4net.dll <datakeeper dir>/VSSHelper/log4net.xml <datakeeper dir>/VSSHelper/cfg/log4net.Config.x ml SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 23 アプリケーションディレクト リの例 外 事 項 アプリケーションディレクト リの例 外 事 項 以 下 のファイルは、DataKeeper のインスト ール手 順 で選 択 したデフォルト のディレクト リではないディレクト リにイン スト ールされます。この例 外 は、オペレーティングシステムにパフォーマンスモニタカウンタを設 定 した場 合 に発 生 し ます。 パスおよびファイル名 用途 <windows パフォーマンスモニタリング。このファイルにはカウンタ名 と定 dir>/inf/ExtMirr/ExtMirrCounters.h 義 が含 まれます。 : SIOS Protection Suite for Windows のアンインスト ール LifeKeeper を削 除 する前 に LifeKeeper ソフト ウェアを削 除 するにあたって以 下 の事 項 が必 要 となります。 1. アプリケーションの移 動 もしくは停 止 。ソフト ウェアを削 除 する前 に、SIOS Protection Suite の保 護 が必 要 なアプリケーションがサーバ上 にないことを確 認 してください。アプリケーションリソースが In Service 中 の アプリケーションが存 在 するサーバ上 から LifeKeeper を削 除 しないでください。LifeKeeper を削 除 すると、 イクイバレンシ、リソース階 層 の定 義 およびログファイルのような設 定 データがすべて削 除 されます。追 加 情 報 についてはリソース階 層 の移 動 を参 照 してください。 2. LifeKeeper が実 行 中 である。LifeKeeper Recovery Kit ソフト ウェアを削 除 する場 合 、LifeKeeper が動 作 している必 要 があります。サービス MMC スナップインを使 用 して LifeKeeper サービスが実 行 中 であるこ とを確 認 します。LifeKeeper が実 行 中 でない場 合 、クラスタ内 の別 の SIOS Protection Suite サーバから リソースインスタンスを削 除 できず、サーバに一 貫 性 がない状 態 になります。 3. リソース階 層 の削 除 。LifeKeeper を削 除 するサーバからリソース階 層 を拡 張 もしくは削 除 してください。リ ソース階 層 がサービス中 のサーバからは、絶 対 に Recovery Kit を削 除 しないでください。現 在 のリソース 階 層 が壊 され、Recovery Kit の再 インスト ール時 に再 作 成 しなければならなくなります。 4. 全 パッケージの削 除 。LifeKeeper core を削 除 する場 合 は、最 初 に LifeKeeper に依 存 する別 のパッケー ジを削 除 してください。例 : SIOS Protection Suite リカバリキット 。SIOS Protection Suite リカバリキット を 削 除 する前 に、関 連 するアプリケーションリソース階 層 を削 除 することを推 奨 します。 DataKeeper を削 除 する前 に DataKeeper のアンインスト ールおよび前 バージョンの再 インスト ールを実 施 する際 は、アンインスト ール前 に各 ノード ですべてのジョブ/ミラーを削 除 する必 要 があります。ソフト ウェアを再 インスト ールした時 点 でジョブ/ミラーを 再 作 成 する必 要 があります。 SIOS Protection Suite のアンインスト ール l l Windows のコント ロールパネルで、インスト ールされたプログラムのリスト から、SIOS DataKeeperもしくは LifeKeeper を選 択 してください。 アンインスト ールを選 択 してください。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 24 注記 アンインスト ール処 理 が完 了 した時 点 で、再 起 動 が必 要 となります。 注 記 : アンインスト ール時 には自 動 的 に SIOS DataKeeper および/または LifeKeeper サービスが停 止 され、レジ スト リエント リがクリアされます。 削 除 が完 了 しても以 下 のファイル群 はアンインスト ール時 に削 除 されません。 パスおよびファイル名 <windows dir>/SysWOW64)/LKLicense 定 義 および特 別 な考 慮 事 項 SIOS Technology Corp. 製 品 の共 通 のライセン スファイルディレクト リです。ライセンスファイルがイ ンスト ールされる場 所 で、複 数 の SIOS Technology Corp. 製 品 のライセンスが毎 回 この パスにインスト ールされます。インスト ール済 みの ライセンスを残 しておくため、アンインスト ール時 にこのパスは削 除 されません。 手 動 で削 除 することが安 全 ですが、そのソフト ウェアを後 で再 インスト ールすることになった場 合 、ライセンスも同 じく再 インスト ールする必 要 が あります。 <windows dir>/SysWOW64) /PerfStringBackup.ini 新 しいパフォーマンスモニタカウンタがインスト ール される時 Windows により作 成 されるバックアップ ファイルです。perfmon カウンタをインスト ールする 際 に作 成 されます。 このファイルは、Windows 自 身 により作 成 される ファイルなので、単 体 で残 ります。 このファイルは、DataKeeper パフォーマンスモニタ <windows カウンタを記 述 しています。このファイルは削 除 ま dir>/inf/ExtMirr/0011/ExtMirrCounters.ini たはそのまま残 しておくことも可 能 です。これは 実 行 ファイルではありません。 注記 l l l l l 重 要 : SIOS Protection Suite ソフト ウェアのアンインスト ールには Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable package のインスト ールが必 要 となります。このパッケージは SIOS Protection Suite がア ンインスト ールされるまで削 除 しないでください。 SIOS Protection Suite セット アッププログラムから [Modify] または [Repair] を実 行 してください。 LifeKeeper の削 除 では SUperior SU は削 除 されません。SUperior SU は Add/Remove Programs で 個 別 に削 除 することが可 能 です。 SIOS Protection Suite の削 除 では SIOS Protection Suite ディレクト リは削 除 されません。そのディレクト リ は Add/Remove Programs 処 理 が完 了 した後 、手 動 で削 除 することが可 能 です。 SIOS Protection Suite を完 全 に削 除 するためにはシステムの再 起 動 が必 要 となります。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 25 SIOS Protection Suite のアップグレード SIOS Protection Suite のアップグレード 以 下 の手 順 を使 用 すると旧 バージョンの SIOS Protection Suite for Windows からリソース階 層 およびミラーを保 持 したままアップグレード することができます。 アップグレード 手 順 以 下 のシナリオでは、LifeKeeper と SIOS DataKeeper の両 方 をアップグレード する場 合 のプロセスを説 明 しま す。最 初 に LifeKeeper をアップグレード してから SIOS DataKeeper をアップグレード してください。アップグレード プ ロセスの間 、LifeKeeper サービスと SIOS DataKeeper サービスは停 止 します。LifeKeeper と SIOS DataKeeper の両 方 をアップグレード した後 にシステムの再 起 動 が必 要 になります。 2 つのシステム (Sys1 および Sys2) があり、Sys1 がプライマリ (アクティブ) サーバであるとします。以 下 の手 順 に 従 って、LifeKeeper および SIOS DataKeeper をアップグレード してください。 バックアップサーバのアップグレード 1. バックアップサーバ Sys2 で LifeKeeper GUI と SIOS DataKeeper GUI を終 了 します。 2. コマンド ウィンド ウを開 き、$LKROOT\bin\lkstop ($LKROOT は SIOS Protection Suite のインスト ール パス。デフォルト は C:\LK) を入 力 し、すべての LifeKeeper サービスを停 止 します。“LIFEKEEPER NOW STOPPED” というメッセージを確 認 してから次 へ進 んでください。 3. セット アッププログラムを実 行 し、バックアップサーバ Sys2 の LifeKeeper for Windows をアップグレード してく ださい。[はい] をクリックして、LifeKeeper のアップグレード を続 行 します。 4. LifeKeeper をインスト ールすると、既 存 の LifeKeeper のファイルが上 書 きされます。必 要 に応 じて License Manager ユーティリティを使 用 して新 しい LifeKeeper のライセンスをインスト ールしてくださ い。LifeKeeper 7.0 では、7.0 よりも前 の LifeKeeper ライセンスは使 用 できません。SIOS Data Replication を SIOS DataKeeper にアップグレード するまではバックアップサーバを再 起 動 しないでくださ い。 5. セット アッププログラムを実 行 し、バックアップサーバ Sys2 の SIOS DataKeeper for Windows をアップグレー ド してください。 はい をクリックして SIOS DataKeeper のアップグレード を続 行 してください。(必 要 に応 じ て) ライセンスマネージャユーティリティを使 用 して新 しい DataKeeper をインスト ールしてください。SIOS Data Replication のライセンスを使 用 して SIOS DataKeeper を起 動 させることはできません。 6. バックアップサーバ Sys2 を再 起 動 します。 7. 言 語 サプリメント パッケージおよびオプションのリカバリキット をアップグレード する必 要 がある場 合 は、この時 点 で該 当 するインスト ールプログラムを実 行 します。 クラスタ内 に別 のバックアップサーバがある場 合 は、サーバごとに上 記 の手 順 を実 行 してください。 注 記 : SIOS Protection Suite の新 しいバージョンでは、インスト ールパッケージの代 わりに SIOS テクニカルド キュメ ンテーションへのリンクが含 まれています。オンラインプロダクト マニュアルが含 まれている製 品 からアップグレード する ときに、古 いオンラインプロダクト マニュアルはアンインスト ールされません。これらのファイルを削 除 したい場 合 は、 手 動 で OLPM パッケージをアンインスト ールする必 要 があります。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 26 プライマリサーバのアップグレード プライマリサーバのアップグレード 8. バックアップサーバが再 起 動 されるとミラーが再 同 期 され、[ミラーリング] 状 態 に戻 ります。 9. スイッチオーバを実 行 してください。Sys2 でアクティブなリソース階 層 が In Service され、プライマリサーバ Sys1 をアップグレード するためミラーが逆 方 向 に実 施 されます。 10. 上 記 手 順 をプライマリサーバ Sys1 で実 施 してください。LifeKeeper GUI と SIOS DataKeeper GUI を終 了 してください。 11. コマンド ウィンド ウを開 き、$LKROOT\bin\lkstop ($LKROOT は LifeKeeper のインスト ールパス。デフォ ルト は C:\LK) を入 力 し、すべての LifeKeeper サービスを停 止 します。“LIFEKEEPER NOW STOPPED” というメッセージを確 認 してから次 へ進 んでください。 12. セット アッププログラムを実 行 し、プライマリサーバ Sys1 の LifeKeeper for Windows をアップグレード してく ださい。[はい] をクリックして、LifeKeeper のアップグレード を続 行 します。 13. LifeKeeper をインスト ールすると、既 存 の LifeKeeper のファイルが上 書 きされます。必 要 に応 じて License Manager ユーティリティを使 用 して新 しい LifeKeeper のライセンスをインスト ールしてくださ い。LifeKeeper 7.0 では、7.0 よりも前 の LifeKeeper ライセンスは使 用 できません。SIOS DataKeeper が アップグレード されるまでは再 起 動 しないでください。 14. セット アッププログラムを実 行 し、プライマリサーバ Sys1 の SIOS DataKeeper for Windows をアップグレード してください。はい をクリックして SIOS DataKeeper のアップグレード を続 行 してください。(必 要 に応 じて) ライセンスマネージャユーティリティを使 用 して新 しい DataKeeper をインスト ールしてください。SIOS Data Replication のライセンスを使 用 して SIOS DataKeeper を起 動 させることはできません。 15. プライマリサーバ Sys1 を再 起 動 してください。 16. 言 語 サプリメント パッケージおよびオプションのリカバリキット をアップグレード する必 要 がある場 合 は、この時 点 で該 当 するインスト ールプログラムを実 行 します。 17. [スタート ]、[プログラム]、[LifeKeeper]、[LifeKeeper GUI] の順 にクリックして Sys1 の LifeKeeper GUI を 起 動 し、Sys1 にログインしてください。 SIOS Data Replication v6.2x から DataKeeper へのアップグレード DataKeeper は "ジョブ" と呼 ばれる新 しい構 造 に組 み込 まれているので、SIOS Data Replication から DataKeeper へアップグレード を行 う際 に、DataKeeper へアップグレード する前 に既 存 のミラーを削 除 し、アップグ レード 完 了 時 にそれらを再 作 成 する必 要 があります。その操 作 により DataKeeper に対 して正 常 にジョブとミラー 情 報 を設 定 することができます。 DataKeeper はライセンスの更 新 もまた必 要 になるのでライセンスマネージャが表 示 されたら新 しい DataKeeper 用 のライセンスをインスト ールする必 要 があります。この時 点 で古 い SDR v6.2x のライセンスを削 除 することを推 奨 します。 以 下 の 2 つを除 いては、上 記 アップグレード 手 順 とまったく同 じです。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 27 アップグレード 手 順 アップグレード 手 順 1. SIOS Data Replication UI で、すべての既 存 のミラーを削 除 してください。 2. 起 動 中 の SIOS DataKeeper Replication UI があれば閉 じてください。 3. 上 記 のアップグレード 手 順 を実 行 し各 サーバに新 しいライセンスを適 用 してください。 4. DataKeeper UI を起 動 し、ミラーを再 作 成 してください。 SIOS Protection Suite の再 インスト ール SIOS Protection Suite を再 インスト ールするためには、上 記 と同 じ手 順 を実 施 してください。セット アップが InstallShield オプションのリスト を表 示 したら、Repair を選 択 してください。 修復 インスト ールプロセスでは、SIOS Protection Suite ソフト ウェアを修 復 することもできます。インスト ール済 みのソフ ト ウェアを誤 って削 除 した場 合 や、部 分 的 に修 正 された場 合 には、このオプションを使 用 してください。このオプ ションを使 用 すると、すべてのファイルがセット アップフォルダからコピーされ、システムの再 起 動 を求 められます。 注 記 :修 復 時 にエラーが発 生 する可 能 性 があり、特 に Windows 2012 でエラーが確 認 されています。エラーが発 生 した場 合 は、操 作 をやり直 してください。 LifeKeeper の起 動 標 準 インスト ールでは、サーバ起 動 時 に LifeKeeper が自 動 的 に起 動 します。アプリケーションは保 護 された状 態 で起 動 します。 LifeKeeper の起 動 時 に、LifeKeeper GUI サーバも起 動 します。LifeKeeper GUI クライアント は、Web ブラウザか ら起 動 するか、または [スタート ] -> [すべてのプログラム] ->[SIOS]-> [LifeKeeper] -> [LifeKeeper (Admin Only) の順 にクリックして起 動 します。詳 細 については、SIOS Protection Suite for Windows テクニカルド キュメン テーションの LifeKeeper GUI セクションを参 照 してください。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 28 LifeKeeper プロセスの起 動 と停 止 LifeKeeper プロセスの起 動 と停 止 LifeKeeper はサーバを起 動 すると自 動 的 に稼 働 します。そのため、通 常 は LifeKeeper を手 動 で起 動 /停 止 す る必 要 はありません。LifeKeeper を手 動 で起 動 /停 止 する必 要 がある場 合 には、以 下 のいずれかの方 法 で行 っ てください。 サービス MMC スナップイン 管 理 タスク のサービス MMC スナップインを使 用 して LifeKeeper サービスを起 動 /停 止 することができます。 LifeKeeper には、次 の 2 つのサービスがあります。 l LifeKeeper l LifeKeeper External Interfaces 2 つのサービスは、同 時 に起 動 /停 止 する必 要 があります。ただし、LifeKeeper External Interfaces は LifeKeeper サービスに依 存 するため、LifeKeeper External Interfaces を停 止 すると、LifeKeeper サービスも停 止 します。そのため、LifeKeeper External Interfaces は、LifeKeeper サービスの前 に起 動 する必 要 があります。 コマンド ライン LifeKeeper を停 止 する場 合 、いくつかの関 連 サービスも停 止 する必 要 があります。このプロセスには数 秒 かかる 場 合 がありますが、すべてのサービスが停 止 しても [サービス] ツールには正 確 に反 映 されません。コマンド ラインを 使 用 して $LKROOT\bin\lkstop と入 力 すると、停 止 しようとしているサービスが表 示 されます。完 了 すると、 確 認 のために “LIFEKEEPER NOW STOPPED” というメッセージが表 示 されます。 注 意 : LifeKeeper を停 止 すると、保 護 対 象 のすべての階 層 のサービスが停 止 します。そのため、保 護 対 象 のア プリケーションにアクセスできなくなります。 SIOS Protection Suite for Windows インスト レーションガイド Page 29
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