地域パートナーHOT 情報 〔広島県〕 “トンボ軍団”ＴＡＫＥ ＯＦＦ!! ～ 「広島ドラゴンフライズ」始動 ～ 南川 圭太（電子・情報産業担当 係長） nankawa-keita@meti.go.jp TEL 082-224-5630 2013 年 7 月号で 「広島にプロ○○○○○○○○チームを！」という記事を掲載したと ころですが、今回は、その続編をお届けします。 前回の記事の直後、2013 年 8 月 8 日、NBL（ナショナル・バスケットボール・リ ーグ）による正式な承認を受け、念願のプロバスケットボールチームが広島に 誕生しました！ カープ、サンフレッチェに次ぐ、第 3 の地元プロスポーツ軍団の誕生です。 前回の記事の段階では、まだチーム名なども決まっておらず、 「バスケットボールトッ プリーグ“NBL”に所属するプロチームを広島に立ち上げる会」発起人の清水敬司さん（現・ ㈱広島ドラゴンフライズ専務取締役）を中心とした準備活動を中心にレポートしましたが、 今回、チーム発足を御報告できることとなりました。 チーム設立が承認されて間もな く、8 月 26 日にはチーム名「広島ド ラゴンフライズ」が決定し、10 月 2 日に は運営会社「㈱広島ドラゴンフライズ」が 設立されました。 チーム名の由来は、廿日市市宮島に生息 する希少種ミヤジマトンボです。宮島の鳥 居をイメージした朱色と、瀬戸内海の青色 を基調としたチームロゴとなっています。 トンボは、前に飛んで決して後ろに下がら ない勇猛果敢な虫として「勝ち虫」と言わ れています。また、“飛ぶ”というバスケ ットボールならではの動きもイメージで きるネーミングとなりました。 旬レポ中国地域 2014 年 6 月号 1 11 月 25 日には、初代ヘッドコーチ（HC）として、 「ミス ター・バスケットボール」の佐古賢一氏が就任しました。 バスケットボールファンでなくても御存知の方は多いと思いま す。佐古 HC は広島のお隣、山口県岩国市の御出身です。 現役時代、日本代表の絶対的司令塔として長年活躍された佐古 HC の手腕に大いに期待しましょう。 2014 年 4 月 22 日には、5 人の新入団選手発表会が行 われました。 期待の選手ばかりですが、中で も、地元・広島大学の現役大学生 （広島市東区出身）の岡崎修司選 手には地元出身選手として活躍 を期待したいと思います！ ※他の NBL 球団からの移籍選手や外国籍選手との交渉はこれからです。 そして、待ちに待った 2014-2015 シーズンの開幕は、 「10 月 11 日（土）広島サン プラザホール（広島市）」となりました。対戦相手は兵庫ストークス。この試合を皮 切りに、シーズン 27 試合を戦います。楽しみで仕方ありませんね！ その後、広島県内では、広島サンプラザホールをホームコートとしつつ、東区スポーツ センター（広島市） 、びんご運動公園健康スポーツセンター（尾道市） 、東広島運動公園体 育館（東広島市） 、呉市総合体育館（オークアリーナ） （呉市）など様々な場所で試合が予 定されています。是非、足を運んでいただき、バスケットボールの迫力とシュートの放物 線の美しさを体感してください。 （チケット料金は、カープ／サンフレッチェとあまり変わりませんよ。 ） 新入団選手の皆さんは、シーズン開幕 に向けてトレーニングを重ねつつ、フラワ ーフェスティバルなどの地域イベントや、小学 生向けのバスケットボール教室に講師として 参加するなど、地域に根ざした活動を徐々に増 やしています。 我が家のちびっ子バスケットマン兄弟も、フ ラワーフェスティバルでチームのブースを訪 ね、フリースロー大会に参加しました（写真： 筆者撮影） 。 旬レポ中国地域 2014 年 6 月号 2 また、 「わんぱくキッズスポーツデー！バスケ ットボール（4/27 広島グリーンアリーナ）」で は、新入団選手から直接指導を受け、大満足で した（写真：筆者撮影） 。 現在、球団では、開幕に向けて“テイクオフパートナー”を募集しています。テ イクオフパートナーとは、10 月 11 日の開幕戦までの間の限定の個人会員です。チー ム発足会見、チーム初練習、チーム初練習試合などへの招待、グッズやチケットの割引販 売などの特典が待っています。 筆者も、チームと一緒にテイクオフするべくパートナーになりました。興味のある方は 以下の URL から是非チェックしてみてください。 http://hiroshimadragonflies.com/fc/390.php 最後に、2013 年 7 月号でも御紹介させていただいた、㈱広島ドラゴンフライズの 清水敬司専務取締役からメッセージをいただきました！ 『地域の皆様に長く愛されるプロスポーツチームを目指して参ります。一年中プロス ポーツが楽しめる環境を、この広島で実現したいと思います。』 清水さん、ありがとうございました。 チームのスローガンは、 「広島に、バスケでつながる風景を。」 これから長い年月をかけて、バスケットボールを、広島というコミュニティに根ざすこ とを目指してチームを運営されます。 私たち、県民・市民も一体となってチームを支え、盛り上げていきましょう！ ◆広島ドラゴンフライズ公式 HP http://hiroshimadragonflies.com/ ◆NBL 公式 HP http://www.nbl.or.jp/ ◆チームロゴ及び写真（筆者撮影を除く）は、 球団広報から御提供いただきました。 経済産業省 中国経済産業局 広報誌 旬レポ中国地域 2014 年 6 月号 Copyright 2014 Chugoku Bureau of Economy , Trade and Industry. 3
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