募 集 要 項 - 日本工業大学

日本工業大学
留学生別科日本語研修課程
募 集 要 項
春季入学・秋季入学
Admissions Guide to
The Japanese Language Course for Overseas Students
日本工業大学
NIPPON INSTITUTE OF TECHNOLOGY
日本工業大学 留学生別科日本語研修課程の概要
日本工業大学留学生別科日本語研修課程は、主に日本工業大学への入学を希望する方に、体系的に日本語
を学習させ、
大学教育を受けることができるような基礎的な能力を修得させることを目的に設けられました。
そのため、日本語の聴解力や表現力などの総合的な日本語教育のほか、日本事情、英語、数学、物理等に関
する教育も行います。
1.入学定員
40名(春季 20 名、秋季 20 名)
2.入学時期と修業年限
春季入学
4月 1日
秋季入学
9月 21 日
春季入学・秋季入学とも修業年限は原則1年です。
ただし、1年を限度として在学期間の延長を認める場合もあります。
3.学年暦
2学期制で、春学期と秋学期に分かれています。
春学期
4月 1日~9月 20 日
秋学期
9月 21 日~3月 31 日
休業日は次のとおりです。
・日曜日及び国民祝日に関する法律に定める休日
・夏季休業(8月)
、冬季休業(12月下旬~1月初旬)
、春季休業(3月)
4.授業時間
授業は月曜日から金曜日までです。授業時間帯は、次のとおりです。
1時限
9:10~10:50
2時限
10:55~12:35
3時限
13:20~15:00
4時限
15:05~16:45(4限目は主に選択科目が開講されます。
)
5.学習の評価と出席率
学習の評価は、期末試験によって行われます。授業の出席については、原則として90%以上の出席率
が必要です。
6.修了の認定
本課程を修了するために、必要とされる最低単位数は次の通りです。
日本語研修課程
30単位
-2-
7.授業内容
授業科目及び単位数、週時間数は、次のとおりです。
* 選択科目
前
期
後
授業科目
日本語Ⅰ-1 (文法)
日本語Ⅰ-2 (読解)
日本語Ⅰ-3 (聴解)
日本語Ⅰ-4 (口頭表現)
日本語Ⅰ-5 (文章表現)
文字演習Ⅰ-1 (文字)
文字演習Ⅰ-2 (語彙)
文字演習Ⅰ-3 (作文・スピーチ)
文字演習Ⅰ-4 (応用会話)
文字演習Ⅰ-5 (理工系の語彙)
*日本事情Ⅰ
*日本語演習Ⅰ
*数 学 Ⅰ
*物 理 Ⅰ
*英 語 Ⅰ
単位数
2
2
2
2
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
週時間数
2
2
2
2
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
合
20
20
計
期
授業科目
日本語Ⅱ-1 (文法)
日本語Ⅱ-2 (読解)
日本語Ⅱ-3 (聴解)
日本語Ⅱ-4 (口頭表現)
日本語Ⅱ-5 (文章表現)
文字演習Ⅱ-1 (文字)
文字演習Ⅱ-2 (語彙)
文字演習Ⅱ-3 (作文・スピーチ)
文字演習Ⅱ-4 (応用会話)
文字演習Ⅱ-5 (理工系の語彙)
*日本事情Ⅱ
*日本語演習Ⅱ
*数 学 Ⅱ
*物 理 Ⅱ
*英 語 Ⅱ
合
計
単位数
2
2
2
2
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
週時間数
2
2
2
2
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
20
20
8.修了証書
本別科に1年以上在学し、所定の単位を修得した方に対し、修了証書を授与します。
9.学生生活について
・課外活動として、施設見学バスツアーやお国自慢料理大会などがあります。
・勉学・進路、生活及び健康に関する相談等を行っています。
・本学には留学生向けの宿舎はありませんが、学内に所在する㈱NITクリエイトでアパート等を紹介し
ています。
・別科生も学内の図書館、食堂、体育館および学外の研修施設などが利用できます。
・留学生別科へ入学後、本学で実施する健康診断を必ず受診していただきます。
10.奨学金について
留学生に対しては、以下のような給付の奨学金があります。ただし、奨学金によっては出願資格に制限
がありますのでご注意ください。
Ⅰ:留学生別科
◇日本政府の奨学金
○独立行政法人日本学生支援機構「学習奨励費」
【出願資格】1.在留資格が「留学」で、国費外国人留学生または外国政府の派遣する留学生のいず
れにも該当しない方。
2.留学生別科に半年以上在籍し、学業成績が優秀な方。
【給 付 金】月額 48,000 円
【給付期間】6 か月間
-3-
Ⅱ:工学部・大学院工学研究科
◇日本政府の奨学金
○独立行政法人日本学生支援機構「学習奨励費」
【出願資格】1.在留資格が「留学」で、国費外国人留学生または外国政府の派遣する留学生のいず
れにも該当しない方。
2.工学部に1年以上在籍し、学業成績が優秀な方。
【給 付 金】月額 48,000 円
【給付期間】1 年間
◇本学の奨学金
○私費外国人留学生授業料減免奨学金制度
【出願資格】新入生の私費外国人留学生のうち、学業、人物ともに優れ、経済的理由により就学が困
難な方。
【給付期間】入学の時から1ヵ年以内。
【給付方法】上限 20 万円を、入学年度の秋学期授業料から減免。
【対象学生】工学部に入学した学生
【そ の 他】入学した学期に当該奨学金を申し込んだ後、学内の委員会で審査を行い、授業料減免者
を決定。
○日本工業大学学業奨励奨学金(給付)
本学に 1 年以上在籍する学生で、在学中の学業成績および人物を評価し、更に今後の学業の伸長を
奨励することを目的としています。
◆ES奨学金(エクセレントスチューデント):当該学科・年次の学業成績優秀者 年額 50 万円
◆RS奨学金(リマーカブルスチューデント):ES以外の学業成績優秀者
年額 20 万円
【給付期間】1 年間
【給付方法】4 月および 10 月に半額ずつ学費に充当します
【そ の 他】この奨学金は、各学科の選考基準により選考されるものです。学生本人が直接出願する
ことはできません。
○日本工業大学工友会奨学金(給付)
【出願資格】本学に1年以上在籍する学生で、卒業後、工友会(本学同窓会)会員として積極的に活
動し、社会の産業発展に貢献し得る充分な資質を有すると認められる方。
【給付期間】1 年間・在学期間中 1 回限り
【給付方法】年額 20 万円を、9 月と 3 月の 2 回に分けて支給
【対象学生】工学部2年次以降に在籍する学生
◇民間の奨学金
以下に一例を示します。出願資格は主なものとなります。
○ロータリー米山記念奨学金
【出願資格】1.当該奨学金へ応募する時点で、本学工学部 3・4 年次に在籍する方。
2.日本以外の国籍を有し、勉学または研究のための在留資格「留学」で日本に在留し
ている方。
【給 付 金】月額 100,000 円
【給付期間】工学部卒業までの期間(1 年間もしくは 2 年間)
。
○橋本泰彦アジア・アフリカ奨学基金
【出願資格】1.当該奨学金へ応募する時点で、工学部 3 年次に在籍する方。
2.アジア(インド以東)
・アフリカ諸国・地域出身の私費外国人留学生の方。
【給 付 金 】月額 50,000 円
【給付期間】工学部卒業までの期間(2 年間)
。
○本田弁二郎留学生技術者育成奨学基金
【出願資格】1.私費外国人留学生の方。
2.当該奨学金へ応募する時点で工学部3年生、博士前期課程1年生、博士後期課程1
年生に在籍する方。
3.理学、工学を学ぶ方(情報系を除く)
。
【給 付 金】年額 1,000,000 円
【給付期間】卒業するまでの3年以内(工学部、博士前期課程、博士後期課程の最短修業年限まで)
。
-4-
日本工業大学留学生別科日本語研修課程
募 集 要 項
特
典
留学生別科において優秀な成績を修めた方は、日本工業大学工学部へ推薦入学できます。
1.入学定員
40名
2.入学試験日程
【秋季入学】
出 願 時 期
書類審査及び面接
合 格 発 表
入学手続締切
【春季入学】
5 月頃
出 願 時 期
11 月頃
6 月頃
書類審査及び面接
12 月頃
6 月頃
合 格 発 表
1 月頃
7 月頃
入学手続締切
1 月頃
※年により若干の変更が生じる場合があります。ご了承ください。
3.選考方法および選考基準
書類審査※1と面接により、合否を決定します。
面接は、志願者が日本に在住している場合は志願者本人と、志願者が日本に在住していない場合は志願
者の在日保証人と面接を行います※2。協定機関からの推薦による場合は、現地面接を行う場合があります。
学力的な基準と共に、在留資格認定のための審査(以下、
「在留資格審査」という)も行います。
※1 書類審査では、主に、学力(学歴)
・日本語能力、経費支弁能力等について評価します。
(1)記載事項(特に経歴・能力・資格等)に誤りや事実との相違、虚偽がないこと。
(2)学力・学歴及び日本語能力を重視。
・日本語能力試験 4 級(Jテスト F 級)レベル以上の日本語力があること。
(3)経費支弁者の経費支弁能力及び書類の記載内容に誤記がないこと。
(4)就学理由が明確かつ正当なものであること。
※2 在日保証人(協定機関からの推薦の場合は不要)と面接を行う場合、以下の点も重視します。
(1)在日保証人が志願者と日頃から密なコミュニケーションを有し、出願者を入学前及び入学後も
責任をもって指導でき、必要な時に出願者及び本学と円滑に連絡が取れること。
(2)在日保証人が志願者自身、及び提出された書類内容について熟知していること。
4.出願資格
(1)外国において 12 年以上の学校教育を修了(見込み)の方、またはこれに準ずると認められる方。
(2)日本語能力検定試験 4 級以上、またはJテストF級以上の資格を有する方。もしくはそれに相当す
るレベルの日本語能力を有している方。
(3)本学(及び入国管理局)の求める在留資格申請に必要な書類および資料(6 ページ「6.出願書類」
参照)を提出できる方。
5.入学検定料 30,000 円
本学所定の振込用紙を持参して、金融機関(銀行)の窓口で振り込んでください。現金や為替による払
込は受け付けません。
-5-
6.出願書類
出願にあたって必要な書類には、本学が定める所定書式、入国管理局の所定書式、そして志願者自身が
準備する資料があります。
以下を熟読し、出願期日に間に合うよう、余裕をもってご準備ください。
Ⅰ:入学願書等出願書類
以下の書類すべてをご提出ください。
書 類 種 別
備
考
P.12「出願書類記入上の注意」を参照のうえ、黒色ボールペンで記入
A 入学願書
してください。
本
学
が
定
め
る
所
定
書
式
B 入学志願者健康診断書
最近 3 カ月以内に公的医療機関で証明を受けたものを、ご提出してく
ださい。虚偽の記載が発覚したときは、入学を取り消します。
C 留学計画書
志願者本人が、黒色ボールペンを用いて日本語で記入してください。
D 留学経費支弁誓約書
E 誓約書
F 在日保証人引受経緯証書
(協定機関からの推薦の場合は不要)
宛名シール
入
国
管
理
局
の
所
定
書
式
志
願
者
の
皆
さ
ん
が
各
自
準
備
す
る
資
料
等
pp.12-13「出願書類記入上の注意」を参照のうえ、黒色ボールペンで
記入してください。
本学に対する、本国保証人と在日保証人(協定機関からの推薦の場合
は不要)の誓約書です。本国保証人の方と在日保証人の方本人が、黒
色ボールペンで記入、署名し、押印してください。
在日保証人を引き受けるに至った経緯説明を、在日保証人の方が直筆
で記入、署名してください。
本人または在日保証人等、連絡先の住所を記入してください(面接日
時の案内、合格通知・入学許可書等郵送の際、使用します)
。
G 履歴書及び就学理由書
志願者が直筆で記入、署名してください。
(1)他の書類の記載内容をよく確認し、卒業等の時期や住所・校名等、
表記が一致するよう記載してください。
(2)日本への出入国歴がある場合は、パスポート(出入国の状況がわか
る箇所)のコピーを添付してください。
(3)就学理由の欄には、なぜ日本へ留学したいのか、明確かつ納得いく
理由を書いてください。
H 経費支弁書
経費支弁者が直筆でボールペンにて記入、署名、押印してください。
押印も忘れずにお願いします。
学費や毎月の送金額についても、必ず記載してください。
写
入学願書の所定欄に 1 枚貼付し、他に 3 枚を提出してください。
写真は
出願前 3 か月以内に撮影したもの
正面上半身、脱帽、背景なし
縦 4 ㎝×横 3 ㎝
とします。
写真裏面には、氏名をサインペンで記入してください。
真
卒業(見込)証書
成績証明書
母国における最終出身校の卒業証書またはその公証書を提出してくだ
さい※3。
卒業見込の方は、卒業見込証明書または在籍証明書をご提出してくだ
さい。この場合は、卒業証書が発行された時点で、卒業証書の原本ま
たはそのコピーを提出してください。
卒業証書の原本は、入国管理局へ在留資格認定証明書の申請を終了し
た時点で返却します。
※3 中国(本土)ご出身の方については、上記に加え、高等教育学
歴認証報告や高考(大学入学統一試験)
・会考認証報告等の認証
書類が必要です。
母国における最終出身校の成績証明書の原本を提出してください。
全学年の成績及び評価の基準がきちんと記載されているものを提出し
てください。
-6-
書 類 種 別
日本語能力証明書
備
考
以下、①②の書類をご提出ください。
①日本語学校または日本語教育機関等の修了・成績証明書※4
志
願
者
の
皆
さ
ん
が
各
自
準
備
す
る
資
料
等
※4 日本語学校等の学習期間証明書、修(終)了証明書等については、
書類の表記や、時間数・週数・期間などに不整合がないかを確
認してください。
②以下、(1)~(3)いずれかの試験結果を証明する書類※5
(1) 日本語能力試験(日本国際教育支援協会主催)4 級以上の合格
証
(2) J.TEST(日本語検定協会・J.TEST 事務局主催)F 級か E 級以上
の合格(認定)証
(3) その他、NATテスト(専門教育出版主催)4 級相当以上等、
日本語能力を公に証明する試験の合格通知書類。
※5 試験に不合格の場合でも、点数・成績が記載された結果通知書
や、今後の試験の受験票等も参考とします。
戸籍謄本※6
経歴を証明する資料
(戸口簿等、本人の経歴及び ※6 中国(本土)ご出身の方は、履歴や経費支弁関係書類記載内容
と相違がないかなども確認します。職業や所属先、現住所等、
家族関係を立証できるもの)
現状を反映していない部分があれば、予め更新をお願いします。
Ⅱ:経費支弁者に関する書類
(1)海外に居住する方が経費を支弁する場合
経費支弁者に係る、以下の書類をすべてご提出ください。
書 類 種 別
備
考
以下、①②の書類をご提出ください。
①預金残高証明書の原本※6
経費支弁者の銀行預金残高証明書
及び預金通帳
※6 定期預金の場合、解約予定日(到期日)が、入国管理局への在
留資格審査の申請日より後である(通常、春季入学申請の場合
は 3 月頃、秋季入学申請の場合は 7 月頃が目安)ことが求めら
れます。
②上記の残高を形成するに至った、過去の出入金の経緯が明確に分か
る公的資資料(預金通帳の写し等、当該預金の入出金の経緯が明ら
かになるもの)
。
経費支弁者の在職証明書
経費支弁者に係る在職証明書又は(自営業の場合)法人登記簿を提出
してください。
上記証明書は、企業独自のヘッドレターを使用している(住所、電話
番号等連絡先、担当者及代表者氏名、印等がきちんと記載されている)
等、体裁の整ったものとします。
経費支弁者の収入に関する資料
以下、①②③の書類をご提出ください。
①3 年分の収入証明書
②3 年分の納税証明書
③上記資金形成の流れを具体的に説明した文書等、資金形成に至る過
去 3 年間の収入を証明する資料。
志願者と経費支弁者との関係に
関する資料
志願者と経費支弁者との関係を立証する公証書をご提出ください。
(次ページへ続く)
-7-
(2)日本に居住する方が経費を支弁する場合
経費支弁者に係る、以下の書類をすべてご提出ください。
書 類 種 別
備
考
経費支弁者の職業に係る資料を、以下①②③のうちから該当するもの
をご提出ください。
①在職証明書(勤務先の責任者が作成した証明書原本)
経費支弁者の在職証明書
②自営業者の場合は、確定申告書のコピー
③会社経営者や会社役員の場合は、法人登記簿謄本(原本)
経費支弁者の課税証明書
以下①②に示す、経費支弁者の過去 3 年間の所得を立証する資料(年
ごと)をご提出ください。
①区・市役所等の発行による総所得が記載された住民課税証明書
(原本)
②税務署発行の納税証明書その1及びその2(原本)
源泉徴収票は不可。
住民票
経費支弁者の住民票、同一世帯に属する方全員のもの。
在日外国人の方の場合は、在留カードのコピーを提出してください。
(3)志願者本人が経費を支弁する場合
経費支弁者に係る、以下の書類をすべてご提出ください。
本人の在職証明書、または退職証明書
在職証明書
詳細は、上記「経費支弁者の在職証明書」の欄をご参照ください。
本人の過去 3 年間の収入を立証する資料(年ごと)
収入証明書
詳細は、上記「経費支弁者の課税証明書」の欄をご参照ください。
事案により、入国管理局より参考となるべき資料の提出が求められる
その他の参考資料
場合があります。ご協力をお願いします。
6 ページから 8 ページに示した書類は一般的要求事項であり、志願者の国籍・学力(日本語力含む)、
経費支弁能力、その他諸条件によっては、必ずしもこの限りではありません。
詳しくは留学生別科事務室へお問い合わせください。
7.出願上の注意
(1)出願書類は、直接留学生別科事務室へ持参するか、郵送にてご提出ください。
在日保証人の方が、出願書類を持参のうえ直接提出する場合には、本人確認のため身分を証明する資
料(健康保険証、運転免許証、外国人の方の場合は在留カード等)を必ず提示してください。
(2)一旦納付された入学検定料は、理由の如何にかかわらず返金しません。また、提出された出願書類
も一部(卒業証書原本等)を除き、返却しません。
(3)出願書類の記載(記入)言語は、日本語もしくは英語とします。
日本語もしくは英語以外の言語で記載されている書類については、
必ず日本語または英語の翻訳文を
添付してください(説明文・本人記入分両方共)
。翻訳に際しては、日本語か英語の実力を十分に有
する人物または機関が行ってください。
(4)提出された書類の内容に虚為の記載があった場合には、入学を取り消します。健康診断書に虚偽の記
載があった場合も同様に扱います。
(5)保証人とは、当留学生別科に在籍する留学生に関する事項について、本学に対して個人的に保証する
ことができる方で、国外在住の方も含むことができます。
ただし、保証人が国外在住の方となる場合は、別に在日保証人(本邦に在住し、独立の生計を営み、
保証人としての責務を果たすことができる方、協定機関からの推薦の場合は不要)が必要です。
在日保証人の方が志願者に代わって本学で面接を受ける際は、
本人の身分を証明する資料を提示して
ください。
(6)出願書類については、最新内容のものをご提出ください。海外の役所、銀行、学校、企業等から発行
された公的書類(特に証明書類)については、入国管理局への在留資格申請書類提出時において、発
-8-
行日から 6 か月以内の書類の提出が求められます(目安として、春季入学応募の場合は、おおよそ前
年の 10 月以降、秋季入学の場合はその年の 3 月以降に発行された書類となります)。
日本国内諸機関からの公的書類については、発行日から 3 か月以内の書類をご提出ください。
8.合格発表
合格通知書は、出願時に提出した「宛名シール」に記載された住所宛に郵送します。
電話等による合否の問い合わせには、一切応じません。
9.入学手続
次の要領で入学手続を行ってください。
(1)入学手続期間
合格通知書受領から2週間以内とします。
(2)学費等納付金
当募集要項に差し込みの印刷物「入学試験日程及び学費等納付金」を参照してください。
学費等納付金は、本学所定の振込用紙を用いて、金融機関の窓口で振り込んでください。
(3)入学手続書類
入学手続締切日までに、次の書類を留学生別科事務室へ直接提出するか、郵送してください。
・振込連絡票(学費等納付金のもの)
(4)入学手続を完了した方には、入学許可証を交付します。
・国内出願の場合で、在留資格が「留学」以外の方は、在留資格を「留学」に変更する必要があります。
必要書類(別途案内)を揃え、入学前に東京入国管理局で手続きをしてください。
・留学生別科へ入学するために来日する方は、入学許可書、旅券(パスポート)を持参のうえ留学生
別科事務室までお越しください。
10.学費等納付金(平成 27 年度実績、日本円)
・入
学
金…115,000 円
・授
業
料…500,000 円
・実
習
費… 20,000 円
・災害傷害保険料… 2,200 円
合
計…637,200 円
※半期(6か月)で留学生別科を修了後、推薦試験で基準に達した場合は、本学の工学部へ推薦入学
できる特典が与えられます。その際、残り半期分の別科授業料は、工学部の授業料へ充当されます。
※留学生別科から本学工学部・大学院工学研究科へ入学した場合、本学工学部・大学院工学研究科へ
の入学金は 124,000 円に減額されます。
11.入学辞退および学費等の返還
(1)在留資格認定証明書が不交付となり、当留学生別科へ入学できなくなった場合は、速やかに「入学辞
退届」
(別紙様式)を留学生別科事務室に提出してください。この場合、学費等納付金は返還いたし
ます。
(2)査証(ビザ)の発給が受けられず、本邦に入国できなく入学を辞退する場合には、在留資格認定証明
書を添えて「入学辞退届」
(別紙様式)を、留学生別科事務室に提出してください。この場合、学費等
納付金は返還いたします。
(3)私的な理由で入学を辞退する場合は、
次の期日までに入学辞退理由を記した文書及び在留資格認定証
明書を添えて「入学辞退届」
(別紙様式)を提出した者に限り、入学金以外の学費等納付金を返還し
ます。
・春学期
3 月 31 日まで
・秋学期
9 月 20 日まで
※上記納付金等の返還に際し、返還する金額から、金融機関における振込手数料分が差し引かれるこ
とがありますので、ご承知おきください。
-9-
12.入国管理局への申請書類について
在留資格認定証明書交付に係る入国管理局への申請業務は、留学生別科事務室で行います。
申請にあたり、以下の情報をご教示いただきたく、ご協力をお願いいたします。
* 在日親族について
出願時に在日親族(親、兄弟姉妹、従兄弟、伯(叔)父・伯(叔)母、祖父母、義理の兄弟姉妹等)
がいる場合、
・在日親族の方の職業(勤務先企業名、通学先学校名等)
・在留カードの番号(帰化していない場合。帰化している場合その旨も)
をお知らせください。本学から入国管理局への代理申請において、申請書類に必要となります。
本学は確実な在留資格認定(交付)のために責任を持ち、慎重かつ適正に申請業務を行います。
なお、「留学」の在留資格審査は法務省が行うものであり、不許可となった場合の責任を、本学が負うこ
とはできません。
査証(留学ビザ)取得までの流れを次のページに示します。ご参照ください。
13.出願書類等受付、入学手続場所およびお問い合わせ先
日本工業大学 留学生別科事務室
〒345-8501 埼玉県南埼玉郡宮代町学園台 4-1
TEL:
(0480)33-7547(直通)
FAX:
(0480)33-7563(直通)
E-mail:bekka@nit.ac.jp
受付時間 月曜日~金曜日 午前 9 時~11時 午後1時~4時
※土曜日・日曜日・祭日及び大学が定めた休日には、出願書類等の受付および入学手続の業務は行い
ません。
※出願書類を留学生別科事務室へ直接持参される場合には、事前に電話等でお知らせください。
-10-
査証 (留学ビザ) 取得手続きについて
日本へ入国するためには、最終的に査証(留学ビザ)を取得しなければなりません。入学手続後、査証取
得までの流れは、次のとおりです。
入学志願者
選考→合格→入学手続→入学許可
「在留資格認定証明書」交付申請に必要な書類等を提出
留学生別科
在留資格認定証明書交付申請(本学が一括して代理申請します)
入国管理局
(入国管理局による在留資格認定審査。約 1~2 か月を要します)
「在留資格認定証明書」交付
入学志願者
旅券(パスポート)を所有していない方は、
旅券の申請
査証(ビザ)の申請
旅券と「在留資格認定証明書」の提示
在外日本国公館
査証の発給
入学志願者来日
留学生別科事務室で、入学手続完了の申出
-11-
自国政府
出願書類 記入上の注意
・黒のボールペンを使用して、志願者本人が楷書で記入してください。
・
「性別」や「結婚の有無」等、該当する項目は○で囲み、□の欄には ✓ を書き込んでください。
・
「*」欄は、記入しないでください。
・日本語のよくわかる方に内容の確認を受けてから、出願書類をご提出ください。
A.入学願書(本学が定める所定書式。p.6 をご参照ください)
(1)写
真:4枚(うち1枚は入学願書へ貼る)
。出願3か月以内に撮影したもので、正面上半身、
脱帽、背景なしのもの。
写真の裏面には、サインペンで必ず氏名を記入してください。
(2)氏
名:漢字またはカタカナで記入、漢字表記の場合はふりがなをつけてください。
(3)英 文 名:パスポートに記載されている英文名を、正確に記入してください。
(4)国
籍:漢字またはカタカナで記入してください。
(5)本国における住所:国、県、市、町、番地の順番で記入してください。
また、志願者が日本在住の場合は、本国保証人の住所を記入してください。
(6)日本における住所:現在、日本に居住している志願者は、その住所を記入してください。
(7)家族構成:結婚している方は、夫または妻となる方の氏名も必ず記入してください。
(8)学
歴:所在地は、国名と市名を記入してください。
(9)職
歴:職歴がない場合は、空欄のままで結構です。
(10)語学学習経験:入国までに、基本的な日本語が話せるよう努力してください。
(11)学費・滞在費の支弁方法について:
入学試験に合格しても、日本に滞在するための諸費用(学費・滞在費)が準備できなければ留学
するこができません。誰がどのような方法で学費や滞在費を負担するかを明確にする必要があり
ます。
①支 弁 方 法:外国からの送金、在日経費支弁者負担、本人負担の方法があります。
②経 費 支 弁 者:本学に対する保証人と同一人物であることとします。
③出願者との関係:上記①で、外国からの送金、在日経費支弁者負担の場合は学生との関係を記
入してください。
(12) 日付、出願者の署名:書類に記入した年月日と、志願者の氏名を、直筆で記入してください。
B.出願者健康診断書(本学が定める所定書式。p.6 をご参照ください)
最近 3 カ月以内に、公的医療機関の医師から証明を受けたものを、提出してください。
C.留学計画書(本学が定める所定書式。p.6 をご参照ください)
面接の際の参考資料として重要なものです。
(1)志願者本人が、日本語で記入してください。
(2)「自己推薦文」には、自分のことについて、得意教科、特技、取得資格等、できるだけ詳しく記入し
てください。
(3)「別科入学後の計画」については、本学留学生別科でどのような勉強をしたいかを、詳しく書いてく
ださい。
(4)「別科修了後の計画」には、別科修了後進学したいか、帰国するのか、進学を希望する場合どのよう
な分野の勉強をしたいか、等について記入してください。
*母国語で記入した場合には、日本語か英語の訳文をつけてください。
D.留学経費支弁誓約書(本学が定める所定書式。p.6 をご参照ください)
(1)この誓約書は、本学に対して提出するものです。
(2)経費支弁者は、①本国の親族が負担する場合、②日本に在住する親族が負担する場合、③志願者本
人が負担する場合があります。
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また、②の場合の条件としては、在学中の学費や滞在費をすべて支払うことができ、それを証明する
書類が必要です。
E.誓約書(本学が定める所定書式。p.6 をご参照ください)
本国保証人(経費支弁者と同一人物)は、当該留学生別科生が本学に在籍している間、留学生活に関して
責任を持っていただく方です。誓約書には本国保証人が直筆で署名してください。また、在日保証人を
選任し委任してください(在日保証人は、協定機関推薦の場合は不要です)
。
在日保証人は、大学からの連絡受理、本人への直接指導等、一切を責任もって行える方です。誓約書に
は、在日保証人が直筆で署名してください。
在日保証人は、本学工学部等への入学時における保証人としても本国保証人から委任を受け、誓約書に
直筆で署名してください。
※ 団体、企業などは、保証人として選任できません。ご注意ください。
F.在日保証人引受経緯説明書(本学が定める所定書式。p.6 をご参照ください)
在日保証人の方は、保証人を引き受けた経緯を、直筆で詳細に記入してください。
(在日保証人は、協定機関推薦の場合は不要です)
。
G.履歴書・就学理由書(入国管理局の所定書式。p.6 をご参照ください)
本学及び入国管理局の審査資料として、非常に重要なものです。
(1)所定の用紙に、志願者本人の直筆でご記入ください。他の方による代筆は認められません。
①本学留学生別科ホームページ(http://www.nit.ac.jp/gakka/ryugaku.html)から、書式をダウン
ロードしてください。
②海外から郵送する前に、
予め作成した書類を本学留学生別科宛、
電子メールで送信してください。
事前にチェックをさせていただきます(送信先:bekka@nit.ac.jp)
。
③入学・卒業年月日、就職・退職年月日、それらの日時、年数等は他の証明書類と一致するよう、
記載してください。記載内容に誤りがあると、在留資格不交付の原因となります。
④卒業した学校の住所等も、
「~~番地 ○○号」まで正確に記入してください。
(2)就学理由書(部分)
①日本工業大学もしくは留学生別科へ進学し、勉強したい理由の詳細を述べてください。
1)なぜ、日本及び日本語に興味を持ったのか。
2)なぜ、日本工業大学もしくは留学生別科なのか。
3)日本工業大学もしくは留学生別科にて具体的に何を学びたいのか。修了(卒業)後、どのよ
うな進路へ進みたいのか。
以上の内容を、理由書の欄を広く使用し、なるべく具体的に記載してください。
②志望(就学)理由は、学力と共に、
「やる気」を判断するための非常に重要な項目となります。
よく考え、自身のやる気・真剣さを具体的かつ論理的に記してください。
③所定の用紙に、志願者本人の直筆でご記入ください。他の方による代筆はできません。
④基本的には日本語での記述をお願いしておりますが、書けるだけの十分な日本語力が無い方、日
本語で記述しても意思の伝達に不安がある方は、母国語でお書きいただいても結構です。その場
合は、日本語か英語の訳を添付してください。記述言語の判断が難しい場合は、事前に留学生別
科事務室へご相談ください。
(3)書き終えたら、海外から郵送する前に、電子メールで送信し、別科職員のチェックを受けてくだ
さい(送信先:bekka@nit.ac.jp)
。
※日本語か英語以外の母国語で記入した場合には、日本語か英語の訳文を添付してください。
(次ページへ続く)
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H.経費支弁書(入国管理局の所定書式。p.6 をご参照ください)
本学及び入国管理局に対しての提出書類となります。
(1)指定の用紙がありますので、本学留学生別科ホームページ
(http://www.nit.ac.jp/gakka/ryugaku.html)から、ダウンロードしてください。
(2)原則手書きです。訂正が生じた場合は、二重線や修正液は使わず、新たに書き直してください。
(3)
「学費」は「年間」に○を付し、
「637,200 円」とご記入ください。
「生活費」は月額「100,000
円」とする等、妥当かつ必要十分な額(80,000~120,000 円程度)を記入してください。
(4)書式の下部にある、経費支弁者氏名欄への署名・捺印を忘れないでください。
(5)より多く、かつ安定的な経費支弁状況が見込めるのであれば、例えば父親と母親が 2 人で経費
支弁者となる等、連名での記入も可能です(その際は、2 人分の署名・捺印を忘れないでくださ
い)
。
※ 当募集要項は、2015 年 3 月現在のものです。本学の事情や社会情勢等によって内容に変更が生じる場合
がございます。予めご了承ください。
◆ お問い合わせ、出願書類提出先
〒345-8501 埼玉県南埼玉郡宮代町学園台 4-1
日本工業大学 留学生別科事務室
TEL:
(0480)33-7547(直通)
FAX:
(0480)33-7563(直通)
E-mail:bekka@nit.ac.jp
URL: http://www.nit.ac.jp/
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