平成26年度 固定資産税 課税の仕組みと課税明細書について

平成26年度
固定資産税
課税の仕組みと課税明細書等について
土地、家屋又は償却資産の固定資産課税台帳に、 平成26年1月1日現在の所有者として登録されている方に、固定資産税の納税通知書をお送りしています。納税につきましては、
納税通知書に記載されている納期限までに納付をお願いします。
平成26年度の価格
◎
償却資産について
平成26年度は、3年に1度の評価替えの年(基準年度)に当らないため、原則として、基準年度(平成24年度)の
富士見町内で事業(工業・商業・農業等)のために用いる償却資産は、土地や家屋と同様に固定資産税の課税対象と
価格が据え置かれます。
なります。償却資産を所有する人は、資産の多少に関わらず毎年償却資産の申告が必要です。
ただし、土地については、平成25年7月1日時点において地価が下落している場合に、その下落を反映した価格
・ (償却資産とは)
に修正しています。
事業を営むために使用する構築物・機械・工具・器具・備品など減価償却している物(これらを償却資産といいます)に
なお、価格が修正された場合であっても、負担調整措置により、税額が据え置き又は上昇となることがあります。
も土地や家屋と同様に固定資産税が課税されます。償却資産の課税については申告制度(地方税法第383条)がとら
れています。
◎
土地について
【償却資産の具体例】
○ 構築物 【土地の種類について】
外構工事(門・塀・フェンス・看板・駐輪場・緑化施設・外灯・駐車場の舗装路面など)、受変電設備、予備電源設備、
「不動産登記法」の地目とほぼ同じで、宅地、田、畑、山林、雑種地、その他の土地をいいますが、課税上は登記
野外の給排水設備、移動できる簡易建物(物置)、パイプハウス、暗渠排水、農機具庫など
簿上の地目にかかわりなく、毎年1月1日の利用状況により認定した地目が現況地目となります。
○ 機械及び装置
・ (土地の評価)
太陽光発電設備、冷凍・冷蔵業務用設備、加工・製造機械、ホテル・旅館用設備、コンバイン、トラクター、田植機、
売買実例価格をもとに算定した正常売買価格を基礎として、地目別に定められた評価方法により評価します。
バインダー、管理機、除雪機、その他農機具類など
・ (宅地の評価)
○ 備品 富士見町では「その他の宅地評価法」によって評価を行っています。この評価法は、路線価で評価を行う「市街地
エアコン(ビルドインを除く)、ゴミ置場、室内装飾品、メールボックス、掲示板、パソコン等OA機器、キャビネット、事
宅地評価法」に代わるもので、状況の類似する地区ごとに標準宅地を選定しその適正な時価に比準して各筆を評価
務机、椅子、発電機、冷蔵庫など
します。
【申告対象外の資産】
・ (農地の評価)
○ 取得価格が10万円以上20万円未満の償却資産で、法人税法上又は所得税法上事業年度ごと一括して3年で
状況の類似する地区ごとに、標準的な田、畑、山林を選定し、その適正な時価に比準して各筆を評価します。ただ
償却を行うもの。
し、宅地等への転用許可を受けた農地等については、宅地の評価方法によって求めた価額から造成費を控除した
○ 自動車税、軽自動車税の課税対象となっているもの。(ナンバープレートがついているもの)
価格によって評価します。 【申告の方法】
資産の多少にかかわらず、会社や個人が事業のために機械や備品等を所有する場合は、毎年1月1日現在の状況
◎
家屋について
を1月31日までに申告していただくことになっています。
【実地調査等について】
【家屋とは】
申告書受理後、地方税法第353条及び第408条の規定に基づいて実地調査を行うことがありますので、ご協力を
固定資産税の対象となる「家屋」とは、「不動産登記法」に定める家屋とほぼ同じで、具体的には、以下に掲げる
お願いいたします。また、地方税法第354条の2の規定に基づき所得税及び法人税に関する国税資料(申告書、貸
要件を満たした建物のことです。
借対照表等)を閲覧することがあります。
固定資産税の対象となる家屋
(1) 外気遮断性・・・屋根及び3方向以上の周壁を有し、外界から遮断され独立して風雨をしのげるものであること
(2) 土地定着性・・・コンクリート等の基礎により堅固に定着し、容易に移動できないものであること
(3) 用途性・・・目的とする用途(居住、作業、貯蔵等)に供しうる状態であること
◎
固定資産税の基礎
■ 税額の算出方法
固定資産の課税標準額 × 1.4%(税率) = 固定資産税額
(家屋の評価)
■ 免税点とは
町内に同一人が所有する土地、家屋、償却資産のそれぞれの課税標準額
土 地
再建築価格(評価の対象となった家屋と同一のものを、評価の時点でその場所に新築した場合に必要とされる
の合計が、次の金額に満たない場合には、固定資産税は課税されません。
30万円
建築費)を基礎に、建築後の経過年数に応じた減価を考慮して評価します。
家 屋
償却資産
20万円 150万円
(2) 減額される範囲
◎
固定資産の減額措置について
○ 住宅用地に対する課税標準の特例と申告について
120平方メートル以下の場合
2分の1
120平方メートルを超え280平方メートル以下の場合
120平方メートル相当分について2分の1(120平方
メートルを超える部分は減額されません。)
【住宅用地の特例とは】
住宅用地(人が居住している家屋等がある敷地)については、その税負担を軽減する必要から固定資産税の課税
(3) 減額される期間 住 宅
減 額 期 間
3階建以上の準耐火構造及び耐火構造住宅
新築後5年間
一般の住宅(上記以外)
新築後3年間
標準の特例措置が設けられています。
・軽減割合は下記の小規模住宅用地と一般住宅用地に分けて特例が適用されます。
区 分
土 地 の 利 用 状 況 と 面 積 区 分
課税標準額
小規模住宅用地
200平方メートル以下の部分
住宅の
敷 地 200平方メートルを超える部分(家屋の床面積の10倍まで)
価 格 × 1/6
一般住宅用地
価 格 × 1/3
【認定長期優良住宅に対する減額措置について】
◎ 長期にわたり良好な状態で使用される構造等を備えた良質な住宅の普及を促進するため、新築住宅のうち「長期
優良住宅の普及の促進に関する法律」の規定に基づき認定された住宅に対する固定資産税の減額制度です。
(1) 減額の要件は以下を満たす必要があります。
(1) 「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」の施行の日(平成21年6月4日)から平成26
年3月31日までに新築されたもの
住宅の種類
(2) 同法の規定に基づき、耐久性・安全性等の住宅性能が一定基準を満たすものとして行政
庁の認定を受けて新築された住宅であること
(3) 居住部分の割合が全体の床面積の2分の1以上であること(併用住宅の場合)
【住宅用地の申告について】
土地の所有者は、住宅用地に対する課税標準の特例に関して、次のような場合には申告が必要となります。
床 面 積
(1) 所有の土地の住宅に居住者の異動があった場合や、人が住まなくなった場合
(2) 住宅を新築し、その敷地が新たに住宅用地になった場合
(3) 事務所・店舗などを住宅に改築または用途変更し、その敷地が住宅用地になった場合
専 用 住 宅
50平方メートル以上280平方メートル以下(一戸建て以外の貸家住宅は、
40平方メートル以上280平方メートル以下)
併 用 住 宅
居住部分の床面積が50平方メートル以上280平方メートル以下
認定を受けて新築された住宅であることを証明する書類(通知書又はその写し)を添付して、翌
年の1月31日までに申告書を提出してください。
申告書の提出
(4) 住宅を取り壊し、その敷地が住宅用地でなくなった場合
(5) 住宅を事務所・店舗などに改築または用途変更し、その敷地が住宅用地ではなくなった場合
※ 申告期限等 : 土地の所有者は上記内容に変更があった場合、翌年1月31日までに『住宅用地適用(異動)
申告書』の提出をお願いします。
いちかくち
(2) 減額される範囲
120平方メートル以下の場合
120平方メートルを超え280平方メートル以下の場合
※ 住宅用地とは住宅を維持し、その効用を果たすために使用されている一画地をいいます。したがって、賦課期
日(1月1日)において新たに住宅の建設が予定されている土地、あるいは住宅が建設されつつある土地は住
宅用地とはされません。
2分の1
120平方メートル相当分について2分の1(120平方メートルを
超える部分は減額されません。)
(3) 減額される期間
【新築住宅(建売住宅も含む)に対する固定資産税の減額措置について】
住 宅
減 額 期 間
3階建以上の準耐火構造及び耐火構造住宅
新築後7年間
一般の住宅(上記以外)
新築後5年間
新築された住宅(建売住宅も含む)やアパート・マンションなどの住宅用家屋のうち、一定の要件に該当する場合は、
固定資産税額が減額されます。
(1) 減額される住宅は以下の要件を満たす必要があります。
住宅の種類
床 面 積
専用住宅、併用住宅(居住部分の割合が2分の1以上)
専用住宅
50平方メートル以上280平方メートル以下(一戸建て以外の
貸家住宅は、40平方メートル以上280平方メートル以下)
併用住宅
居住部分の床面積が50平方メートル以上280平方メートル以下
(4) その他
・ この減額と新築住宅の減額を重ねて受けることはできません。
(5) 申告に必要な書類
「認定長期優良住宅・中高層耐火建築住宅に対する固定資産税減額規定の適用申告書」
「長期優良住宅認定通知書」又は「その写し」
◎
町税係では下記の証明書の発行・閲覧・交付等を行っております
■ 各種証明書の発行や地籍図の閲覧・交付について
種 類
所 得 ・ 課 税 ・ 扶 養 証 明 書 300円
固定資産税に関する主な届出書について
■ 固定資産税に関して次のような事由が発生した場合には、町税係へ申告や届出が必要となります。
主 な 使 用 目 的
手数料
◎
届 出 書 等 の 名 称
No.
保証人、資金の借入金、社会保険等の資格調査、授業料免除
申請、保育所幼稚園入所用、奨学金等
提 出 す る 主 な 事 由
1
相続人代表者指定(変更)届出書 固定資産の所有者が亡くなったとき
営 業 証 明 書 ( 所 在 ) 300円 法人の車両購入・登録
2
町
評
価
証
明
書 300円 相続・売買価格の算定等
3
資
産
証
明
書 300円 保証人・資金の借入等
4
公
課
証
明
書 300円 裁判所への提出等
5
住宅用地適用(異動)申告書 住宅用地の所在や地積、所有者の氏名・住所等が変更となったとき
住 宅 用 家 屋 証 明 書 1,300円 登録免許税軽減の添付資料
6
固 定 資 産 縦 覧 申 請 書 土地・家屋の評価額が適正かどうか確認したいとき
評
7
固定資産課税台帳閲覧請求書 固定資産課税台帳に記載された内容を確認したいとき
8
納 税 管 理 人 ( 変 更 ) 申 告 書 海外赴任等により納税管理人を、中部・関東の区域内の人を選任するとき
9
納税管理人(変更)承認申請書 海外赴任等により納税管理人を、中部・関東の区域外の人を選任するとき
価
通
知
種 類
地
地
籍
図
籍
図
の
の
書
無 料
手数料
登録免許税の算出資料として法務局へ提出
種 類
枚数等
閲
覧 300円
交
1枚
付 300円
土
(A3まで)
土 地 ・ 家 屋 名 寄 帳 閲 覧 300円
土 地 ・ 家 屋 名 寄 帳 交 付 300円
1件
1件
1枚
マ
イ
地
ラ
リ
ー
ス
コ
ト
手数料
ピ
閲
ー 500円
覧 300円
地 籍 図 の 複 写 ( 白 図 ) 300円
航空写真のみの複写(カラー) 300円
枚数等
申
請
書 貧困等により公的援助を受けている等、町税の減免要件に該当するとき
新築(住宅・中高層耐火建築住
宅)に対する固定資産税減額 新築住宅等の軽減を受けるとき
規 定 の 適 用 申 告 書
認定長期優良(住宅・中高層耐
長期優良住宅の減額を受けるとき
火建築住宅)に対する固定資
(県が発行した認定通知書の写しを添付)
産 税 減 額 規 定 の 適 用申 告書
10
送 付 先 変 更 届 出 書 納税通知書や納付書・各種通知等の送付先を変更したいとき
11
未登記家屋所有者変更届出書 登記されていない家屋の所有者を変更したいとき
12
家屋の利用状況に関する申告書 所有者の住民票が町外にあり、かつ住宅を居住の用に供しているとき
13
家
屋
滅
失
届
出
書 家屋の一部または全部を取り壊したとき
14
償
却
資
産
申
告
書 毎年1月1日現在の償却資産の状況を申告するとき
1枚
1枚
■ 郵便による証明書等の請求について
・ 郵送で交付請求される方は、「証明書等交付申請書(郵送用)」に必要事項を記入するか、「任意の様式」に
証明書の種類、部数、年度、申請者の住所、氏名、押印および連絡先の電話番号を記入のうえご請求ください。
《申請書又は任意の様式と一緒に同封するもの(右記までご送付ください)》
返 信 用 封 筒 送付者の住所・氏名を記載し、返信用の切手を貼ってください。
料 料金分の郵便小為替を郵便局で購入し、同封してください。
本 人 確 認 書 類 運転免許証等写真付きの身分証明書のコピー
※本人以外の方の請求では、本人の委任状 または本人とのご関係が分かる書類(戸籍謄本、住民票等)が必要
となります。
免
1冊
を持参のうえ、財務課4番窓口へお越しください。
数
減
1件
※ 各種証明書が必要な場合は、印鑑(本人以外の方は委任状)、運転免許証等写真付きの身分証明書
手
税
※ 詳しくは下記ホームページにて申請書・申告書・届出書等の様式がダウンロードできます。
《お問い合わせ先》
〒399-0292
長野県諏訪郡富士見町落合10777
富士見町 財務課 町税係
TEL:0266(62)9124(直通) / FAX:0266(62)4481
富士見町ホームページ : http://www.town.fujimi.lg.jp/
e-mail : zaimu@town.fujimi.lg.jp