Pearson ビジネス行動準則

Pearson
ビジネス行動準則
1.
社員
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会社は異なった背景、異なった考え方を持つ社員を採用すべきだと思っている。Pearson の社
員を募集する時、私どもはベストな人材を選択し、その人の性別、年齢、人種、国籍、宗教、
身体障害或いは性趣向を問わない。私どもは同じ基準でサプライヤー、パートナー及び取引先
を選択する。
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当社に勤める社員達は職責を尽くすと同時に、仕事と相応しい報酬を得ることを要求する権利
があり、仕事振りが突出している時、特別な奨励が得られる。社員達は良好な育成訓練を受け、
フィードバックを得られ、安全で心地良い職場を持ち、いじめと不正を免れる権利があり、そ
の上、プライバシー、プライド及び余暇生活が尊重される権利がある。
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当社に興味を持つ方々に対し、同僚、サプライヤー、取引先及び株主を含め、私どもは誠意を
持って、正直に交流する。
2.
会社
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私どもは会社利益と個人利益の衝突を避ける旨である。
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自分の能力の範囲内で、私どもは会社のいかなる活動及び業務と直接或いは間接な競争をしな
い、或いは会社で身につけた知識を当社のライバル会社のために使わないこと。
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私どもはいかなる会社の業務判断に危害を及ぼす個人投資をしない。例えば、Pearson 取締役
会或いは管理所に意思を伝え、しかも彼らの許可を得た以外に(少量の会社の株を公開的に売
買することを含めない)、私どもは会社と競争してはならない、または、Pearson と協力する
会社といかなる個人利益があってはならない。
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私ども或いは私どもの家族が利益を得る可能性がある時、私どもは Pearson 会社を代表して、
その会社といかなるビジネス行為をしてはならない。
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サプライヤー或いは第三者との取引は Pearson の営業成績或いは営業判断に危害を及ぼす場合、
その取引を止めること。
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会社の財産は自分の財産と同じように見ているが、それは自分の財産ではないとはっきり知っ
ている。私どもは気を付けてそれを守り、特別な授権を受けた以外に、会社の財産は個人用途
に使ってはならない。
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仕事の中で、会社の企画及び情報を知った場合、適切に処理すること。必要な場合、且つ授権
を受けた場合しか、上記の情報を会社内部及び外部の人に教えることができない。
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マスコミから会社の業務に取材する要求が来た時、この要求を通信部門に報告すること。管理
部門或いは通信部門の授権を受けた以外に、勝手に返事してはならない。
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公正的に当社の商業取引を反映する帳簿及び記録を大切に保管すること。いかなる形で記録を
隠したり、混ぜたりしてはならない。偽造、或いは誘導的な記録をしないこと。私どもはすべ
ての統制政策と財政政策を順守しなければならない。
3. サプライヤー、共同経営会社とその他のパートナー
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私どもは当社のサプライヤーを自分の仲間とし、当社と取引する時に、かれらが相応しい利益
を得られることを望んでいる。私どもは客観的な基準で、例えば、価格、品質、及び無形資産
の基準で、完全性と信頼性などを含めて、なるべく平等でかれらに接する。
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現有及び将来のサプライヤー、当社と取引する興味を持つ方、及び個人原因或いはビジネス原
因で当社のことが気に入った方から、プレゼント或いは恩恵を受けてはならない。同時に、私
どもは賄賂及びプレゼントを贈る形で、自分或いは Pearson に影響力を勝ち取ることをしては
ならない。互いに交換する或いは会社の利益を損ねない場合、貴重品ではないプレゼントと娯
楽項目を贈与したり、受取ったりすることができる。
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4.
私どもは取引相手の特許、商標、著作権、専有の情報、ビジネス秘密及び機密を尊重する。
取引先
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お客様に提供できる一番大事なことは恒久で抜群な商品とサービスである。
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お客様が質問し、要求を出し、苦情を言う場合、まずかれらの話しが真実であることと仮定す
る。私どもの反応は必ず素早く、気前が良く、友好的で、問題の解決に努める。決して問題を
お客様或いは他人のせいにしてはならない。私どもはいつでもユーモア感を持つこと。
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5.
広告或いは営業をする時、細かいところにも誠実に対応しなければならない。
政府と法律
取引相手の所属国の法律と規定を遵守すること。地元のビジネス慣行に関らず、私どもは影響力を使っ
て、許諾、プレゼント或いは利益となるものを引き取ることをしない。
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私たちは証券の法規を順守し、公開の期間以外に、Pearson の株あるいは、Pearson が所有する
或いはコントロールする会社の株を売買しない。会社の未公開の情報で個人の利益をむさぼっ
てはならない。
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当社は党派の性質がない。当社はかつて教育事業及び言論自由の関連業界に寄付したが、私ど
もの寄付金の金額は関係する個人或いは組織にとって実質の意義があるほどではない。当社は
まず政府の関係部門と連絡し、相手が相応の原則を守ることを確認してから、寄付活動を行う。
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当社はずっと公正と誠実な競争を求めており、すべての適用する反トラスト法と競争法を守る。
6.
社会に対する責任
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当社の多くの業務は信用に関る:例えば、教育出版社として、教育事業に奉仕する責任がある;
新聞出版社として、客観的に事件を報道する責任がある;一つの会社として、作者及び編集の
独立編集権を守る責任がある。公衆の信頼はある程度で当社を支えている。私どもも力を尽く
して、良い信用を守る。
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私どもは慈善機構への賛助と寄付、及び社員が自分の応援している事業への奉献を奨励する形
で、コミュニティに貢献する。
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当社はいかなる違法と非人道的な労働条例を反対し、私どものパートナーとサプライヤーにも
同じ態度とやり方を取ってほしい。
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当社は全世界の人権を支持している、平等な就職権、安全な職場、言論の自由と結社の自由、
文化、経済と社会福祉の自由などを含める。
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当社は製品の環境に対する影響を最低限に抑える理念を私どもの日常経営決裁の経営方式に導
入している。
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当社はサプライヤー及び共同経営会社がそれらの法律責任を守り、それらの社会責任を履行す
ることを望んでおり、当社とより良く協力していく。
Pearson ビジネス行動準則の普及:
1.
ビジネス行動準則が広く理解されることを確保する
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Pearson の社員はこの文書の電子版あるいはプリント版がもらえる。これが新入社員の情報バ
ッグの一部分となり、当社のホームページ、イントラネット及び当社の共同経営会社のホーム
ページ、イントラネットから得られる。www.pearsontopearson.com www.pearson.com
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すべての高級管理者は業務範囲内で議論し、しかも Pearson の CEO へ仕事の進展及び反応を報
告する責任がある。
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いかなる分からない原則があれば、どのように実施すればよいか迷う時、さらに指導をしても
らいたい時、下記のスタッフに援助を求めること:直属の上司以外に、経営会社の人力資源主
任或いは弁護士に問合せる。他の高級管理者も助けてくれる。もし、Pearson 本部の人と交流
したい場合、グループの法律顧問 Bob Dancy へ電話すればよい、電話番号は+201-236-3427、或
いはグループの管理責任者 Robert Harris、電話番号は+212641 2454。また、Pearson の CEO
Marjorie
Scardino
へ メ ー ル を 送 っ て も 良 い 、 メ ー ル ア ド レ ス は
marjorie.scardino@pearson.com、或いは、他のいかなる取締役、或いは、いかなる貴方の信頼
している権威的な方に聞いても良い。
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当社も主なサプライヤーがこの準則のコピーを受け取り、よく理解することを確保する。私ど
もの法律部門と内部監査役が彼たちとの協定が本準則を順守することを確保する。
2.
私どもが本準則を守ることを確保する
o
Pearson 会社の一員になった以上、貴方は本準則のいかなる政策及び関連政策を順守しなけれ
ばならない。
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準則に違反すると、会社の名誉と業務を損害し、社員達にも影響を及ぼす。
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もしだれかの行動が Pearson の慣例に相応しくないと判断した場合、直ちに経営会社の法律顧
問に報告する。もしこのルートに不満を感じる場合、私どもの無料、秘密の専用電話/サイトを
通じて気付いたことを報告できる。下記の URL にクリックしてこのサービスにアクセスしてく
ださい https://secure.ethicspoint.com/domain/en/report_custom.asp?clientid=17545。レ
ポートを提出する時、匿名の形でよいが、お名前と詳細情報も入れたかったら、私どももあな
たの選択を尊重する。Pearson グループ法律顧問とグループ管理責任者は秘密電話/サイトで、
この報告を読み、共同ですべて報告された事件をフォローアップする。
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経営会社の法律顧問或いは Pearson グループの法律顧問/グループ管理責任者が、いかなる内部
或いは外部の資源を使用して、本準則に違反した事件に関する報告を調査する。これらの調査
が秘密で、調査結果は経営会社の取締役員会及び該当する高級管理者に報告する。Pearson 取
締役員会をも含める。
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私どもはいかなる必要な行動を講じて、本準則に違反するビジネス慣例或いは行動を防止した
り阻止したりする。すでに損害をもたらしたかどうかを問わない。
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社員が事実或いは懐疑的な誤りを報告したことに対し、私どもはこれらの社員に対し行動を取
らない。つまり、会社が社員に提供する昇進チャンス、昇給あるいは他のいかなる利益は、事
実或いは潜在する規定違反行為を報告した原因で制限されることはない。
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懲罰を免除することは大きな責任感が必要である。他人の不道徳の行為を訴えるのは厳粛なこ
となので、この権利と義務は個人の原因或いは証拠が足りなくても行動を取ることに使うべき
ではない。
会社管理規則は社員は自分がこのビジネス行動規範を守っているかどうかを留意することを要求している。社員
にとって、本準則が会社の文化と業務方式に溶け込む行動の体現であるため、マネージャーのサインだけで社員
が本規則を守っている証明は十分ではない。毎年、Pearson の CEO が会社の全員に準則と関係する電子メールを
送信し、ある部分をクローズアップし、全員の重視と理解を確保し、各人からの返事を要求する。もしすべて順
調に進展し、皆の仕事振りが良ければ、返事は一行の文字だけで十分である。もしより多くの情報が知りたけれ
ば、或いは心配事があれば、返事の中で説明してください。会社の取締役員会はこれを統制し、社員がこの準則
を業務操作の方式とすることに自信を持つことを確保する。
連絡情報:
グループ管理 - robert.harris@pearson-inc.com
政府関係 - jeff.taylor@pearson.com
法律 - Robert.Dancy@PearsonEd.com
通信 - http://www.pearson.com/media/press_office.htm