導入から20年以上が経過したPBXを Avaya Office®で刷新 5年間の維持・管理コストを半分から 3分の 1 程度に削減 課題 • 新し い オフィスへ の 移 転 に伴う 電話システムの再構築 • 導入から20年以上が経過している PBXの刷新 「導入から5年間の維持・管理コストを比較検討したのですが、 Avaya Officeは他社のソリューションに比べ、半分から3分の 1 程度のコストで導入できます。PBXの知識を持った専門の業者に 依頼していた設定変更のためのコストを含めると、効果はさらに • 担 当者と連 絡が 取れない顧客 の 高くなります。想像以上にコスト削減ができました。」 • 移動 体通信と有線 通信の融 合に 「Infinite Ideas」という企業スローガン 修氏は、次のように語る。 に基づき、限りないアイデアで、新しいビ 「コールセンター向けシステムの 分野で ジネス価値を創造する会社を目指す丸紅情 は、アバイアのコンタクトセンターソリュー 報システムズ株式会社(以下、MSYS)。メ ションを 活 用し、お 客 様 の 業 務 や 業 態 に ビウスの輪をモチーフにしたシンボルマー フィットしたCTIシステムを提 案 すること • 簡単な設定変更はPBXの知識が ない技術者でも5分程度で可能 クは、顧客のあらゆるビジネス課題に対し、 で、顧客満足度の向上と顧客拡大を支援し 柔軟に形を変え、無限に広がる可能性を見 ています。また 産 業 用3Dプリンター の 分 • 設定変更を専門の業者に依頼する いだすという企業姿勢を標榜。顧客の期待 野では、20 年以 上 培ってきた 経 験と実 績 を超える新しい価値を提供し、信頼に応え を生かし、販売・サポートからソリューショ る取り組みを推進している。 ンの提案まで、トータルにサービスを提供 フラストレーション解消 よる利便性の向上 効果 ための作業コストを削減 • 5年間の維持管理コストを半分から 3分の 1 程度に削減 • 1 台の端末で、内線、外線、携帯 に対応できるので作業効率が向上 しています。今後も、新たなサービスの創 事 業 内 容としては、お 客 様 の IT 基 盤 を 支えるプラットフォームソリューション、先 端技 術で高付 加価値な“ものづくり”を提 案する製 造ソリューション、確かな技 術と 実績でコンタクトセンター構築を支援する 業種▶情報・通信 展開範囲▶ユニファイド・ コラボレーション・ ソリューション 丸紅情報システムズ株式会社 所 在 地 東京都新宿区大久保三丁目8番2号 新宿ガーデンタワー 設 立 1965年5月19日 資 本 金 15億6,512万円 売 上 高 297億6,821万円 (2015年3月期) 事 業 内 容 コンピュータ、ネットワーク、情 報システムなどにおける最 先 端 技 術を 基 軸として、あらゆる産 業 のITライフサイクル 全 般に 対 するソリューションの 提 供 を事 業として展開。 U R L http://www.marubeni-sys.com/ 出に取り組んでいく計画です」 新オフィスへの移転に伴い 電話システムの刷新を決定 コンタクトセンター/ネットワークソリュー MSYS は 2016 年 5月 初 め に、 新 し い オ ション、最適なソリューションをワンストッ フィスに本社を移転した。これに伴い、電 プ で 提 供 するエ ンタープ ライズ ソリュー 話システムを刷新している。電話システム ションという、4つの事業を展開している。 の刷 新について大 久保 氏は、 「 旧オフィス では、導入 から20 年以 上 が経 過している 2015 年に創立50周年を迎えたMSYSで PBX(構 内交 換 機)を利用していました。 は、さらにその先の100周年を迎えること PBXに大きな問題はなかったのですが、新 ができるIT企業の実現に向けた新たな取り しいオフィスに移転することが決まったの 組みも推進。常に、新しい技術、新しいサー で、新たな電話システムを導入することを ビスの開発に取り組んでいる。その一環と 決めました」と語る。 して現在では、コールセンター向けシステ ムおよび産業 用3Dプリンター の 分野に注 旧オフィスでは、営業担当者にも各机に 力している。それぞれの分野について、常 固定電話が割り当てられていたが、営業担 務取締役 管理部門統轄役員である大久保 当者は外出が多いため、固定電話はほとん avaya.com/jp | 1 MSYSで は、5月 初 め の 連 休 期 間 中 に 新し い オフィス に 移 転 すること が 決 まって い た。そ の ため 4月末 ま で には、 Avaya Officeの構築を完了する必要が あった。もっとも苦労したのは、約 500 名(2016 年 4月1日現 在 )の 従 業 員の 電 話番号・内線番号の決定やオフィスのレ イアウトなどを迅速に決めることである。 番 号 やレイアウトが 決 ま れ ば、Avaya Office の 導入、設 定に関しては 非 常に 容易だった。 大 久保 氏 は、 「総 務 部 の 協 力 の もと、 オフィスのレイアウトや 外線・内 線 番号 などの要件を迅速に決めることができま した。短期間で電話システムを構築でき た最大のポイントは、その後のシステム 「ダイヤルインでも、携 帯 番 号でも、内 線 番号でも、1 台 のモバイル端末で対応できる ので、作業効率が大幅に向上 しています。また音声に特化 したプロトコルの採用で、IP フォンでもデジタル電話とそ ん色のない高音質を実現して い ま す。Avaya Office は、 他 社 の 電 話 システムに 比べ て、かなり先進的です。」 ― 丸紅情報システムズ株式会社 常務取締役 管理部門統轄役員 大久保修氏 ど利用されていなかった。金融・情報サー 導入が非常にスムーズであったことです」 ビスソリューション事業本部 金融・情報 と話している。 サービスソリューション第一部営業二課 課長補佐の國奥佳以氏は、 「お客様がオ フィスに電話をかけてきても、誰もいな いため電話に出られず、迅速にお客様に 対応できませんでした」と話す。 操作性や柔軟性を評価して Avaya Officeの採用を決定 MSYSが 新しい 電 話 システムにAvaya Officeを選定したポイントは、国産メー 「営業 担 当者は、外出していることが カーと同等またはそれ以上の使い勝手、 多いので、普段はスマートフォンなどの モバイル端末との連携性が高いこと、大 モバイル端末しか利用していない状況で 阪および名古屋のオフィスの電話システ す。そこで新しい電 話システムでは、移 ムとの容易な連携、クラウドベースの拡 動体通信と有線通信を融合し、オフィス 張性や使いやすさ、組織変更に容易に対 にい るときには普 段 外 出 先 で 使って い 応できる柔軟性などである。 るモ バイル 端 末 を、固 定 電 話 の 子 機 と して 利 用 で き るFMC(Fixed Mobile 大 久保 氏は、 「管 理部のすべての担当 Convergence)サービスのような仕組 者と、各 部用 に 1台ず つ の 合 計150 台 の みを導入することが必要だと思っていま 固定電話と390台のモバイル端末を導入 した」 (國奥氏)。 することで、顧客からの電話に誰かが対 応できる仕組みを実現しています。営業 新しい電話システムの導入では、旧オ 担当者など、オフィスにいる時間が短い フィスのようにすべての机に固定電話を 担当者には、内線機能付きのモバイル端 設置するのではなく、固定電話とモバイ 末を支給しています」と話す。 ル端末の連携を意識した仕組みを導入す ることを決定。いくつかの製品・機器の また営業担当者が持ち歩くモバイル端 メリット、デメリットを比較検討した結果、 末を、内線電話として利用できる機能や、 2016 年 1月末にAvaya Officeを採用し 外部からかかってくる電話を転 送できる た。大久保氏は、 「旧オフィスと同じ国産 機 能も選 定のポイントの 1 つ。さらに商 メーカーのPBXも最終選考に残った製品 談中など電話に出られない場合に、ボイ の1つでしたが、総合的に判断してAvaya スメールが残せる仕組みも有効だった。 Officeに決めました」と当時を振り返る。 2 | avaya.com/jp 國奥氏は、 「以前は、海外製の電話シ はその日のうちに対応できるようになっ 一方、大 久保 氏は、 「今 後、電 話シス ステムは使いにくいというイメージがあ ている。 テムをデータセンターに移行することも 計画中で、別のアバイア製品の評価とと り、当初は導入に対して抵抗感もありま した。しかし、Avaya Officeに関して、 旧オフィスでは、メインに利用してい もに取り組んでいきたいと思っています。 いろいろと調べてみるとかなり改善され る他社製の電話機のほか、一部でアバイ また今回、構築した電話システムをパッ ており、デモを見て使いやすそうだと感 アの電話機を導入していた。しかし当時 ケージ化したソリューションの拡 販も計 じたことも採用を決めた理由でした」と のアバイアの電話機は、旧型のため操作 画しており、すでに 1 社に納入が決まって 話している。 性に課題があり、当初はAvaya Office います。こうした取り組みに対し、今後 の導入に抵抗する部門もあった。國奥氏 もアバイアの提案力やサポート力に期待 は、 「当時 のアバイアの電 話 機 は、保留 しています」と話している。 .半分から3分の 1 のコストで導入 他社に比べかなり先進的な電話 や転送などの機能が使いにくいという課 Avaya Office の最大の特長といえる 作性が大幅に改善されているので、今で のは、PBXに詳しい 技 術 者が 不 要な 操 はほとんどの利用者が満足しています」 作性である。國奥氏は、 「以前は、PBX と語る。 題がありました。Avaya Officeは、操 の 知 識がなければ設 定 変 更などの 作 業 はできませんでした。そのため専門の業 大久保氏は、 「ダイヤルインでも、携帯 者に設 定 変 更の 作 業を 依 頼しなければ 番号でも、内 線 番号でも、1 台のモバイ ならず、作業コストが発生していました。 ル端末で対応できるので、作業効率が大 Avaya Officeは、簡単な設定変更であ 幅に向上しています。また音声に特化し れば 設 定 変 更などの 作 業は れば、ブラウザベースのツールを利用し たプロトコルの採用により、IPフォンで できませんでした。そのため て、自席から5分程度で設定変更が可能 もデジタル電話とそん色のない高音質を です」と話す。 実現しています。さらに、誰からかかっ 専門 の業 者に設 定 変 更の 作 「以前は、PBXの知識がなけ てきた内線なのか、ディスプレイに表示 業を依 頼しなければならず、 導入コストが他社よりも大幅に削減で されるのも便利です。Avaya Officeは、 きることは、Avaya Officeを導入した 他社の電話システムに比べてもかなり先 作業コストが発生していまし 効果 の 1 つだった。大 久保 氏は、次のよ 進的だと思います」と話している。 うに語る。 「導入から5 年間の維持・管理 コストを比較検討したのですが、Avaya Officeは他 社のソリューションに比べ、 半分から3分の 1 程度のコストで導入でき UC機能でさらにコストを削減 電話システムの拡販も計画中 ます。PBXの知識を持った専門の業者に MSYSでは、今後の取り組み の 1 つと 依頼していた設定変更のための作業コス して、より一層のコスト削減策を模索し トを含めると、効果はさらに高くなりま てい る。國 奥 氏 は、 「 現 在、キャリアの す。想像以上にコスト削減ができました」 FMC サービ スを 利 用していますが、今 後、Avaya one-X Mobile のアプリケー 要 件 変 更 が 容 易 な こ と も Avaya ションを導入し、無線 LANに接続するこ Officeを 導入した 効 果であ る。これま とで、さらなるコスト効果が期待できま で は、要 件 変 更 が 発 生した 場 合、対 応 す。これにより、通信コストをより一層 ま でに 1 ∼2 週 間 かかって い た。Avaya 削減することが期待できます。また、ア た。Avaya Officeは、簡単 な設定変更であれば、ブラウ ザベースのツールを利用して、 自席から5分程度で設定変更 が可能です。」 ― 丸紅情報システムズ株式会社 金融・情報サービスソリューション事業本部 金融・情報サービスソリューション第一部 営業二課 課長補佐 國奥佳以氏 Officeは、少しのトレーニングにより、 バイア製品の強みでもあるユニファイド・ 総 務担 当者でも変 更が 可能 な直 感 的な コラボレーション(UC)機能を活用して、 操作 性 が 評 価されている。たとえば、1 会議システムなどと連携することで、出 度設定されたボタンの機能を、使い勝手 張や移動のためのコストの削減や、迅速 をよくするために変更したいなどの要望 な意思決定など、さらなる効果が期待で が日々発生しているが、ほとんどの要望 きます」と話す。 avaya.com/jp | 3 システム構成図 新宿ガーデンタワー本社 LAN PSTN IPO IP500 V2×1台 PRI 4回線 (内FMC用2回線) 1616 IP電話機×150台 KDDIビジネスコール ダイレクト IPO Server×1台 携帯電話(FMC)×390台 ソリューション Avaya Office ©2016 Avaya Inc. AvayaおよびアバイアのロゴはAvaya Inc.の商標です。 その他のすべての商品は個々の商標権者に帰属します。 ©2016 Avaya Inc. 無断複製を禁ず Avaya の名称、および Avaya ロゴは、Avaya Inc. の商標であり、アメリカ合衆国、および他国におい て登 録 済みです。「®」、 「TM」、あるいは「SM」で 示された、他のすべての商標は、それぞれ、Avaya Inc. の登録商標、商標、およびサービスマークです。 4 | avaya.com/jp 日本アバイア株式会社 〒107-0052 東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー 電話: (03) 5575-8700 ファックス: (03) 5575-8701 URL:http://www.avaya.com/jp mail:jpenquiry@avaya.com
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