広報 南木曽町地域おこし協力隊 活動報告 vol.4 議会だより 伊藤 恵理 南木曽町へ来て、早半年が過ぎようとしています。地域のお祭りや行事を通じてみ なさんとお話しする機会が少しずつ増えてきたように思います。 7月の豪雨災害から8、9月にかけて、雨が多く曇りがちだった空も抜けたような 公民館報 青空が広がるようになりました。もくもくとわたあめのような白い雲も、いつの間に かいわし雲に変わりました。肌にあたる風がやさしく、心地よい温度で過ごせる日々 が続いています。 朝、川の対岸に見える山には薄い空気の膜がかかっていて、 さらに奥には中央アルプスのシルエットがぼんやりと見えま す。陽の光もまだ少し遠いところにあります。それらひとつひ 上段地区から とつが重なって朝の風景になっていることに改めて「南木曽町 の美しさ」を感じます。 8月は、木曽福島で開催された手仕事市に出展させていただ きました。南木曽町の人と、違う場所で合うことに新鮮さを感 じ、新たな交流もできました。また、町の成人式を初めて見る 菱屋さん改修中です! ことができました。9月は、与川の観月会で皆さん楽しそうに お酒を片手に語らい、一緒に満喫させていただきました。 空き家プロジェクト ( 旧菱屋書店さん ) もただ今進行中です。これから皆さんに遊 びに来ていただけるよう、立ち寄っていただけるように準備を進めていきます!どう 金属を叩いています in 妻籠小 ぞよろしくお願いします。 松林 沙紀 8月から9月にかけては、蘭の夏祭りや妻籠の火祭り、与川の観月会な どにお邪魔しました。南木曽でいろいろな行事に参加させて頂くうちに、 「お祭り」というものについて考えるようになりました。私は今までに5 回ほど引っ越しをしていて、 “自分の地域のお祭り”というものにしっか りと参加したことがありません。それぞれ住んだ場所のお祭りに行ったと しても、屋台で買ったものを食べて歩くぐらいでした。そんな私からして 天井のペンキ塗りの作業。まずヤニ止 みると南木曽の方々は、お祭りをはじめ地区の行事を本当に大切にされて いるなぁと感じます。準備や運営などは大変だと思うのですが、それでも めシーラーなるものを塗ってから… 子どもから大人までみんなで楽しみつつやっている、というのが伝わって きます。この文章を書いている時点では、これからまだまだ秋の行事が目白押しなので、とても楽しみです。 現在の協力隊の主な活動としては、旧菱屋書店さんの改修作業を主に進めているところです。大工さんも 入ってくださり、内部の雰囲気が変化している最中です。駅前をよく通ら れる方は、なんかしているなぁ、と見てくださった方も多いのではないで しょうか。これからのワークショップなどでさらに変わっていくと思いま すので、近くまでお越しの際には是非覗いてみてください。また今回の旧 菱屋書店さんの改修に限らず町内の空き家利活用を促進できないかと、県 内外でのワークショップや講演会の参加を通して勉強しています。南木曽 町の空き家について思うところがある方、こんな利活用の方法はどうかと いうアイディアを持っている方、知恵をお貸しいただけたら幸いです。 5 2014.11.1 NAGISO 白ペンキを2度塗りしました。 室内が明るくなりました!
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