九州列車の旅 展

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企画展の御案内
Release
デザイン満開
九州列車の旅 展
写真1:
ソニック883系
撮影/雨宮秀也
「誰も見たことがない列車」という意気込みで、既製品を一切使わずにデザイ
ンされた。全身メタリックブルーの外観から、青ソニックの通称で呼ばれる。
巡回展 会期
名古屋展 INAXギャラリー名古屋
会期:2008 年 9 月 5 日(金)∼11 月 20 日(木)休館日:水曜日
東京展 INAXギャラリー1
会期:2008 年 12 月 3 日(水)∼2009 年 2 月 21 日(土)休館日:日祝日
年末年始
石はきれい、石は不思議展
大阪展 INAXギャラリー大阪
会期:2009 年 3 月 7 日(土)∼5 月 22 日(金)休館日:水曜日
―津軽・石の旅―
http://www.inax.co.jp/culture/
2008 年7月
開催概要
タ イ ト ル :デザイン満開
九州列車の旅
展
英語タイトル:Riding in Style on the Train of Kyushu
企
画 :INAXギャラリー企画委員会
制
作 :株式会社INAX
協
力 :九州旅客鉄道、水戸岡鋭治+ドーンデザイン研究所
入 場
料:無料
開 場 時 間 : 10 時 ∼ 18 時
WEB サ イ ト : http://www.inax.co.jp/gallery/
■
各会場の住所および問合せ先
名古屋展 INAXギャラリー名古屋
TEL:052-201-1716 FAX:052-201-1730
〒460-0003 名古屋市中区錦 1-16-20 INAX名古屋ショールーム 2 階
東京展 INAXギャラリー1
TEL:03-5250-6530 FAX:052-201-1730
〒104-0031 東京都中央区京橋 3-6-18 INAX:GINZA
大阪展 INAXギャラリー大阪
TEL:06-6733-1790 FAX:06-6733-1791
〒541-0056 大阪市中央区久太郎町 4-1-3
2F
伊藤忠ビル 1F
本展について
近年、JR九州の列車に大きな変化が起き、鮮やかな色使い、革張りの座席、フローリング床、木
製のスツール、ブラインドなど高級ホテルやラウンジのような設備が次々に取り入れられています。
また観光地へ向かう列車では、サンルームのように広い窓や読書スペースなど、旅の楽しみを掻き
立てる仕掛けが随所に施されています。九州は車社会の傾向が強く、列車は秀でた魅力がなければ
利用されがたい環境にあると言われています。そのためJR九州は細やかな工夫を重ね、愛される
列車の開発のため独自の挑戦を続けてきました。このような鉄道ルネッサンスともいうべき、今ま
でのイメージを一変させた車両のデザインは、鉄道ファンのみならず多くの人を魅了し注目を集め
ています。本展では、九州を走る列車の中でも、デザイン顧問・水戸岡鋭治氏の手による10種類
の列車の意匠やコンセプトに光を当て、洗練された和の味わいを取り入れた新幹線「つばめ」
、近未
来を想像させる遊び心に満ちたフォルムの特急「ソニック」など、多様な輝きを放つそれぞれの列
車の魅力、そして誕生の背景を紹介します。
会場では水戸岡氏のスケッチやプレゼンテーションのためのイラスト、実際の列車に使用されてい
る部品やその試作品を100点以上にわたり展示します。西陣織のシートが体を包み込む新幹線「つ
ばめ」
、木製の軽快なデザインを備えた観光列車「なのはなDX」は座席の実物を展示、腰を下ろし
てみることによって、人を運ぶ移送機関から一歩も二歩も踏み込む、洗練された乗り心地とデザイ
ンへの追求を体感して頂けます。地元の木材を使用したテーブルや肘掛け、襖を意識した磨りガラ
スの間仕切り、多様な照明器具、座席生地の豊富な見本類、竹を編んだ目に軽やかなくず箱、上質
な制服や備品などのディテールは、実際に乗ってみたいと思わせるような驚きと新鮮さに溢れてい
ます。さらに、迫力ある模型の数々や各種の写真、映像からは、九州の雄大な風景を縦横に駆け抜
ける列車たちの車窓の風景、空間の雰囲気を追体験して頂けるでしょう。
今展で取り上げる、足を踏み入れた途端心の沸き立つような豊かな列車空間は、公共空間の未来へ
の展開、そして希望を感じさせてくれます。この展覧会が「旅の途中が、目的地となりうる」新た
な旅の楽しみ方を感じていただく一助となれば幸いです。
関連企画のご案内 <名古屋展>
講演会『デザイン列車、翔ける
―旅する空間の生み出し方―』
講師:水戸岡鋭治(ドーンデザイン研究所主宰)
、源石和輝(東海ラジオアナウンサー)
日時:2008年10月23日(木)18:30∼20:00
会 場:INAX名古屋ショールーム 2階セミナールーム
要申込(TEL:052-201-1716 FAX:052-201-1730 e-mail:xbn@i2.inax.co.jp)
20年にわたりJR九州の車両デザインに関わり、現在デザイン顧問として同社の車両や駅舎のデザイ
ンを手がけている水戸岡鋭治氏。水戸岡氏が生み出してきた多彩な列車たちの魅力の背景には、公共の
空間こそが何にも先駆けて豊かであるべきという信念がありました。列車に造詣が深い東海ラジオアナ
ウンサー源石和輝氏によるインタビュー形式で、デザイン革命ともいうべき水戸岡氏の挑戦の軌跡、そ
して展望をお話しいただきます。どうぞふるってご参加ください。
☆東京・大阪巡回時にも関連企画を行います。詳細は WEB サイト上でご案内いたします。
INAX ブックレットのご案内
INAX
BOOKLET『デザイン満開 九州列車の旅』
(72 ページ中カラー60 ページ、定価 1575 円, 9 月初旬発刊予定)
目次
[図版構成]
ゆふいんの森、あそ1962、九州横断特急、いさぶろう・しんぺい、
はやとの風、なのはなDX(撮影:雨宮秀也)
[論考]
「公共空間にこそデザインが必要だ」水戸岡鋭冶(ドーンデザイン研究所)
「鉄道遺産に近代をみる」原武史(明治学院大学教授)
[図版構成]新幹線つばめ、リレーつばめ、白いソニック、青いソニック(撮影:雨宮秀也)
[論考]
「ローカル線で長崎へ」野田隆(旅行作家)
「鉄子、九州をめぐる」矢野直美(フォトライター)
天地 205mm×左右 210mm
本文 72 ページ(カラー60 ページ)
−本件に関するお問合わせ−
INAX ギャラリー1(東京) 担当:筧
TEL:03-5250-6530 FAX:052-201-1730
〒104-0031 東京都中央区京橋 3-6-18 INAX:GINZA 2F
INAX ギャラリー大阪 担当:高橋
TEL:06-6733-1790 FAX:06-6733-1791
〒541-0056 大阪市中央区久太郎町 4-1-3 伊藤忠ビル 1F
INAXギャラリー名古屋 担当:大原
TEL:052-201-1716 FAX:052-201-1730
〒460-0003 名古屋市中区錦 1-16-20 INAX名古屋ショールーム 2 階
http://www.inax.co.jp/gallery/ E-mail : xbn@i2.inax.co.jp
※ 取材希望および本展覧会の作品写真借用などは上記へお問合せください。
ご提供可能な画像は次ページをご覧ください。その他についてはお問合せください。
ご提供可能な画像
本展告知以外での使用、転載を禁じます。ご使用に際しては撮影者名をお入れください。
また、ご使用にあたっては上記担当者までご連絡くださいますようお願いいたします。
←写真2: ゆふいんの森1号
内部
撮影/雨宮秀也
景観を楽しめるように座席位置を高くした
ハイデッカー車。先頭の運転席は客室より下
に位置する。
↓写真3
ソニック883系
内部
撮影/雨宮秀也
大きなヘッドレストのついた椅子が並ぶ、S
F映画の中にでもいるような未来的な空間
←写真4
特急リレーつばめ
撮影/雨宮秀也
堂々とした精悍な顔つき、ダークグレーの重厚
感あふれる車体が旅の高揚感をかきたてる。